JP7416093B2 - 無線通信システム、中間処理装置、通信制御方法及び通信制御プログラム - Google Patents

無線通信システム、中間処理装置、通信制御方法及び通信制御プログラム Download PDF

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Description

本発明は、無線通信システム、中間処理装置、通信制御方法及び通信制御プログラムに関する。
近年、ノートパソコンやスマートフォンなどの持ち運び可能で高性能な無線端末の普及により、企業や公共スペースだけではなく、一般家庭でもIEEE802.11標準規格の無線LAN(Local Area Network)が広く使われるようになっている。
IEEE802.11標準規格の無線LANには、2.4GHz帯を用いるIEEE802.11b/g/n規格の無線LANと、5GHz帯を用いるIEEE802.11a/n/ac規格の無線LANがある。
IEEE802.11b規格やIEEE802.11g規格の無線LANでは、2400MHzから2483.5MHzの間に5MHz間隔で13チャネルが用意されている。ただし、同一場所で複数のチャネルを使用する場合には、干渉を避けるためにスペクトルが重ならないようにチャネルを使用することにより、最大で3チャネル、又は4チャネルまで同時に使用することができる。
IEEE802.11a規格の無線LANは、日本では、5170MHzから5330MHzの間と、5490MHzから5710MHzの間で、それぞれ互いに重ならない8チャネル及び11チャネルの合計19チャネルが規定されている。なお、IEEE802.11a規格では、チャネル当たりの帯域幅が20MHzに固定されている。
無線LANの最大伝送速度は、IEEE802.11b規格では11Mbpsであり、IEEE802.11a規格やIEEE802.11g規格では54Mbpsである。ただし、ここでの伝送速度は、物理レイヤ上での伝送速度である。
実際には、MAC(Medium Access Control)レイヤでの伝送効率が50~70%程度であるため、スループットの上限値は、IEEE802.11b規格では5Mbps程度、IEEE802.11a規格やIEEE802.11g規格では30Mbps程度である。また、伝送速度は、情報を送信しようとする無線局が増えればさらに低下する。
一方、有線LANでは、Ethernet(登録商標)の100Base-Tインターフェースをはじめ、各家庭にも光ファイバを用いたFTTH(Fiber to the home)が普及し、100Mbps~1Gbps級の高速回線が提供されている。このため、無線LANにおいても、更なる伝送速度の高速化が求められている。
2009年に標準化が完了したIEEE802.11n規格では、これまで20MHzと固定されていたチャネル帯域幅が最大で40MHzに拡大され、空間多重送信技術(MIMO:Multiple input multiple output)の導入が決定された。IEEE802.11n規格で規定されているすべての機能を適用して送受信を行うと、物理レイヤでは最大で600Mbpsの通信速度を実現可能である。
さらに、2013年に標準化が完了したIEEE802.11ac規格では、チャネル帯域幅を80MHzや最大160MHz(又は80+80MHz)まで拡大することや、空間分割多元接続(SDMA:Space Division Multiple Access)を適用したマルチユーザMIMO(MU-MIMO)の送信方法を導入することが決定している。IEEE802.11ac規格で規定されているすべての機能を適用して送受信を行うと、物理レイヤでは最大で約6.9Gbpsの通信速度を実現可能である。
また、現在策定中のIEEE802.11ax規格では、上述した20MHz,40MHz,80MHz,160MHz,80+80MHzのチャネルを細かいサブチャネルに分け、フレームの送受信をすることができるOFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiple Access)が規定される見込みである。OFDMAを用いると、上述したチャネルを細かいサブチャネルに分け、リソースユニット単位で複数の無線局による同時送信が可能となる。さらに、IEEE802.11ax規格では、キャリアセンス閾値(CCA閾値)制御により、周辺の他セルからの干渉を抑えつつ通信機会を増大する機能が規定される見込みである。
IEEE802.11規格の無線LANは、2.4GHz帯又は5GHz帯の免許不要な周波数帯で運用される。このとき、IEEE802.11規格の基地局は、無線LANセル(BSS:Basic Service Set)を形成する場合、自局で対応可能な周波数チャネルの中から1つの周波数チャネルを選択して運用する。
自セルで使用するチャネル、帯域幅及びそれ以外のパラメータの設定値、並びに自局において対応可能なその他のパラメータは、定期的に送信するBeaconフレームや、無線端末から受信するProbe Requestフレームに対するProbe responseフレームなどに記載される。そして、基地局は、運用を決定した周波数チャネル上でフレームを送信し、配下の無線端末及び周辺の他無線局に通知することにより、セルの運用を行う。
基地局において、周波数チャネル、帯域幅及びその他のパラメータの選択と、その設定方法には、次の4つの方法がある。
(1)基地局に予め設定されたデフォルトのパラメータ値をそのまま使用する方法
(2)基地局を運用するユーザが手動で設定した値を使用する方法
(3)各基地局が起動時に検知する無線環境情報に基づいて自律的にパラメータ値を選択して設定する方法
(4)無線LANコントローラなどの集中制御局が決定したパラメータ値を設定する方法
また、同一場所で同時に使えるチャネル数は、通信に用いるチャネル帯域幅に応じて、2.4GHz帯の無線LANでは3つ、5GHz帯の無線LANでは2つ,4つ,9つ,又は19のチャネルになる。よって、実際に無線LANを導入するときには、基地局が自BSS内で使用するチャネルを選択する必要がある(例えば、非特許文献1参照)。
チャネル帯域幅を40MHz、80MHz、160MHz又は80+80MHzと広くする場合、5GHz帯において同一場所で同時に使えるチャネル数は、チャネル帯域幅が20MHzでは19チャネルであったが、9チャネル、4チャネル、2チャネルと少なくなる。すなわち、チャネル帯域幅が増加するにつれて、使えるチャネル数が低減することになる。
使用可能なチャネル数よりもBSS数が多い無線LANの稠密環境では、複数のBSSが同一チャネルを使うことになる(OBSS:Overlapping BSS)。そのため、無線LANでは、CSMA/CA(Carrier Sense Multiple Access with Collision Avoidance)を用いて、キャリアセンスによりチャネルが空いているときにのみデータの送信を行う自律分散的なアクセス制御が使われている。
具体的には、送信要求が発生した無線局は、まず所定のセンシング期間(DIFS:Distributed Inter-Frame Space)だけキャリアセンスを行って無線媒体の状態を監視し、この間に他の無線局による送信信号が存在しなければ、ランダム・バックオフを行う。無線局は、引き続きランダム・バックオフ期間中もキャリアセンスを行うが、この間にも他の無線局による送信信号が存在しない場合に、チャネルの利用権を得る。
なお、他の無線局による送受信は、予め設定されたキャリアセンス閾値よりも大きな信号を受信するか否かで判断される。チャネルの利用権を得た無線局は、同一BSS内の他の無線局にデータを送信することができ、これらの他の無線局からデータを受信することができる。
このようなCSMA/CA制御を行う場合、同一チャネルを使用する無線LANの稠密環境では、キャリアセンスによりチャネルがビジーになる頻度が高くなるため、スループットが低下する。したがって、周辺環境をモニタリングし、適切なチャネルを選択し、同時送受信を可能とする送信電力値及びキャリアセンス閾値を選択することが重要となる。
また、基地局の運用周波数帯である2.4GHz又は5GHzの種別や、運用周波数帯における利用チャネルの選択などの上述したパラメータの選択方法は、IEEE802.11標準規格では定められていないため、基地局を供給する各ベンダーが独自の方法を採用している。
また、各無線局が自律分散的に上述のパラメータを選択するため、システム全体としても最適化はできなく、特に無線局数が多い環境では、ユーザ品質が大きく劣化することがあった。
さらに、近年では、複数の無線モジュールが搭載された無線局が増えてきている。同一筐体の中に複数の無線モジュールを搭載し、周波数帯や利用チャネルを使い分けることにより、使用帯域を広くして、サービスエリア内のユーザスループットを高めるためである。
守倉正博、久保田周治監修、「802.11高速無線LAN教科書」改訂三版、インプレスR&D、2008年3月
しかしながら、例えば搭載する各無線モジュールの利用周波数帯や利用チャネルを適切に設定しなければ、周辺の他の無線局との間でだけでなく、互いの無線モジュールが干渉してしまい、想定するサービス提供をすることができなくなるという問題があった。
また、無線通信システムにおいて、基地局を製造するメーカが異なる場合など、特性上の能力や機能が異なる複数の基地局を収容するときには、基地局それぞれを集中制御する基地局制御装置が複数の基地局それぞれから収集可能な情報に差異が生じてしまう。また、基地局制御装置は、基地局それぞれの異なる特性上の能力や機能に応じて異なるパラメータ設定などを個別に行わなければ、各基地局を集中制御することができなかった。
つまり、従来は、特性上の能力や機能が異なる基地局ごとに、個別に制御サーバ(制御エンジン、又はコントローラ)などを設ける必要があった。
本発明は、複数の基地局それぞれの特性上の能力又は機能のいずれかが異なっていても、一括した制御を可能にする無線通信システム、中間処理装置、通信制御方法及び通信制御プログラムを提供することを目的とする。
本発明の一態様にかかる無線通信システムは、端末局が接続可能な複数の基地局と、前記基地局それぞれを制御する基地局制御装置との間で処理を行う中間処理装置を備えた無線通信システムにおいて、前記中間処理装置は、前記基地局に接続された前記端末局に関する情報を含み、前記基地局及び前記端末局の周囲の無線環境を示す無線環境情報を、前記基地局それぞれから収集する情報収集部と、前記情報収集部が収集した無線環境情報を、前記基地局ごとに区別することなく前記基地局制御装置が一律に処理可能な第1情報に変換する第1変換部と、前記第1情報を前記基地局制御装置へ送信する送信部と、前記第1情報に基づいて前記基地局制御装置が算出したパラメータを受信する受信部と、前記受信部が受信したパラメータを、前記基地局それぞれに応じた個別の第2情報に変換する第2変換部とを有し、前記基地局それぞれは、前記第2情報を受信する受信部と、前記第2情報に基づいて前記端末局と通信を行うように設定する設定部とを有することを特徴とする。
また、本発明の一態様にかかる中間処理装置は、端末局が接続可能な複数の基地局と、前記基地局それぞれを制御する基地局制御装置との間で処理を行う中間処理装置において、前記基地局に接続された前記端末局に関する情報を含み、前記基地局及び前記端末局の周囲の無線環境を示す無線環境情報を、前記基地局それぞれから収集する情報収集部と、前記情報収集部が収集した無線環境情報を、前記基地局ごとに区別することなく前記基地局制御装置が一律に処理可能な第1情報に変換する第1変換部と、前記第1情報を前記基地局制御装置へ送信する第1送信部と、前記第1情報に基づいて前記基地局制御装置が算出したパラメータを受信する受信部と、前記受信部が受信したパラメータを、前記基地局それぞれに応じた個別の第2情報に変換する第2変換部と、個別の前記第2情報を前記基地局それぞれに対して送信する第2送信部とを有することを特徴とする。
また、本発明の一態様にかかる通信制御方法は、端末局が接続可能な複数の基地局と、前記基地局それぞれを制御する基地局制御装置との間で処理を行う中間処理装置を備えた無線通信システムを制御する通信制御方法において、前記中間処理装置は、前記基地局に接続された前記端末局に関する情報を含み、前記基地局及び前記端末局の周囲の無線環境を示す無線環境情報を、前記基地局それぞれから収集する情報収集工程と、収集した無線環境情報を、前記基地局ごとに区別することなく前記基地局制御装置が一律に処理可能な第1情報に変換する第1変換工程と、前記第1情報を前記基地局制御装置へ送信する第1送信工程と、前記第1情報に基づいて前記基地局制御装置が算出したパラメータを受信する受信工程と、受信したパラメータを、前記基地局それぞれに応じた個別の第2情報に変換する第2変換工程と、個別の前記第2情報を前記基地局それぞれに対して送信する第2送信工程とを実行することを特徴とする。
本発明によれば、複数の基地局それぞれの特性上の能力又は機能のいずれかが異なっていても、一括した制御を可能にすることができる。
一実施形態にかかる無線通信システムの構成例を示す図である。 端末局が有する機能を例示する機能ブロック図である。 基地局が有する機能を例示する機能ブロック図である。 一実施形態にかかる中間処理装置が有する機能を例示する機能ブロック図である。 基地局制御装置が有する機能を例示する機能ブロック図である。 一実施形態にかかる中間処理装置のハードウェア構成例を示す図である。 一実施形態にかかる無線通信システムの変形例を示す図である。
以下に、図面を用いて無線通信システムの一実施形態を説明する。図1は、一実施形態にかかる無線通信システム1の構成例を示す図である。図1に示すように、無線通信システム1は、例えば、n台の基地局(AP)2-1~2-n、基地局制御装置4、及び中間処理装置8を有し、基地局2-1~2-nの周囲には、例えばm台の端末局6-1~6-mが位置している。
基地局2-1~2-nは、ネットワーク10を介して中間処理装置8に接続されている。また、基地局2-1~2-nは、中間処理装置8を介して基地局制御装置4に接続されている。そして、端末局6-1~6-mは、基地局2-1~2-nの少なくともいずれかに接続可能となっている。そして、中間処理装置8は、基地局2-1~2-nと、基地局2-1~2-nを制御する基地局制御装置4との間で後述する処理を行う。
なお、基地局2-1~2-nには、特性上の能力や機能が異なる複数の基地局が含まれている。例えば、基地局2-1と基地局2-2とは、製造するメーカ又は機種などが異なっており、特性上の能力や機能に差異がある。
ここで、特性上の能力の差異とは、例えば、基地局2-1と基地局2-2とが同一の通信規格に対応する受信機能を備えていても、それぞれのRSSI(Received Signal Strength Indicator)における感度(収集方法・算出方法を含む)などの特性が異なることをいう。
また、機能の差異とは、例えば、基地局2-1と基地局2-2とが同一の通信規格に対応する受信機能を備えていても、基地局2-1が受信できるアンテナの数と、基地局2-2が受信できるアンテナの数とが異なる場合など、それぞれ自局が備えている機能の有無などが異なることをいう。さらに、基地局2-1と基地局2-2とは、他の装置とのインターフェースや、外部からの制御コマンドなども異なっている。
なお、無線通信システム1は、例えばIEEE802.11ax規格に準拠して動作する場合を例に説明するが、これに限定されることなく、他の通信規格に準拠して動作するシステムであってもよい。以下、基地局2-1~2-nのように複数ある構成のいずれかを特定しない場合には、単に基地局2などと略記する。
まず、端末局6について説明する。図2は、端末局6が有する機能を例示する機能ブロック図である。図2に示すように、端末局6は、例えば複数の無線通信部60、収集部62、記憶部64、及び制御部66を有する。
無線通信部60は、受信部(取得部)600及び送信部(通知部)602を有し、基地局2及び他の端末局6との間で無線通信を行う。
受信部600は、例えば基地局2及び他の端末局6が送信する信号を受信して情報を取得し、収集部62に対して出力する。送信部602は、例えば記憶部64が記憶している情報を示す信号を基地局2及び他の端末局6に対して送信(通知)する。なお、無線通信部60は、使用する周波数帯や通信方式がそれぞれ異なるものであってもよいし、同一の通信方式によって通信を行うものであってもよい。
収集部62は、例えば基地局2及び他の端末局6の周囲の無線環境を示す無線環境情報などを、無線通信部60を介して収集し、記憶部64に対して出力する。記憶部64は、収集部62が収集した無線環境情報などを記憶する。
制御部66は、設定部660を有し、端末局6を構成する各部を制御する。例えば、設定部660は、無線通信部60が基地局2から取得した情報に基づいて当該端末局6の動作に対する設定を行う。
次に、基地局2について説明する。図3は、基地局2が有する機能を例示する機能ブロック図である。図3に示すように、基地局2は、例えば複数の無線通信部20、収集部21、記憶部22、自局情報保持部23、ネットワーク通信部24、及び制御部25を有する。
無線通信部20は、受信部(取得部)200及び送信部(通知部)202を有し、他の基地局2及び端末局6との間で無線通信を行う。
受信部200は、例えば他の基地局2及び端末局6が送信する信号を受信して情報を取得し、収集部21に対して出力する。送信部202は、例えば記憶部64が記憶している情報、自局情報保持部23が保持している自局情報(後述)、及びネットワーク通信部24が中間処理装置8を介して基地局制御装置4から取得した情報などを示す信号を他の基地局2及び端末局6に対して送信(通知)する。なお、無線通信部20は、使用する周波数帯や通信方式がそれぞれ異なるものであってもよいし、同一の通信方式によって通信を行うものであってもよい。
収集部21は、例えば他の基地局2及び端末局6の周囲の無線環境を示す複数の情報項目を含む無線環境情報などを、無線通信部20を介して他の基地局2及び端末局6から収集し、記憶部22に対して出力する。なお、無線環境情報には、基地局2と端末局6との間の通信に関する情報、及び基地局2の動作状態に関する情報を含んでいてもよい。記憶部22は、収集部21が収集した無線環境情報などを記憶する。
自局情報保持部23は、当該基地局2に関する情報を保持する。例えば、自局情報保持部23は、当該基地局2が使用する周波数帯や通信方式、接続可能な端末局数、及び無線通信部20の数など、自局の仕様・機能などを含む自局情報を保持する。
ネットワーク通信部24は、送信部(通知部)240及び受信部(取得部)242を有し、ネットワーク10を介して基地局制御装置4との間で有線通信又は無線通信を行う。
送信部240は、例えば記憶部22が記憶している情報、及び自局情報保持部23が保持している自局情報を示す信号を基地局制御装置4に対して送信(通知)する。受信部242は、基地局制御装置4が送信する信号を、中間処理装置8を介して受信して情報(例えば後述するパラメータなどの個別の第2情報)を取得する。また、受信部242は、基地局制御装置4から受信して端末局6へ送信すべき情報を無線通信部20に対して出力する。
制御部25は、設定部250を有し、基地局2を構成する各部を制御する。例えば、設定部250は、ネットワーク通信部24が中間処理装置8から取得した後述する第2情報、及び無線通信部20が端末局6から取得した情報などに基づいて端末局6と通信を行うように、当該基地局2の動作に対する設定を行う。
例えば、設定部250は、受信部242が受信した個別の第2情報(パラメータ)に基づいて、例えば他の基地局との電波干渉関係を補正するように、当該基地局2の動作に対する設定を行う。また、設定部250は、端末局6の動作に対する設定を行うように構成されてもよい。
次に、中間処理装置8について説明する。図4は、一実施形態にかかる中間処理装置8が有する機能を例示する機能ブロック図である。図4に示すように、中間処理装置8は、第1通信部80、情報収集部81、記憶部82、変換部83、第2通信部84、及び制御部85を有し、基地局2-1~2-nと基地局制御装置4との間で処理を行う。
第1通信部80は、第1受信部(取得部)800及び第2送信部(通知部)802を有し、ネットワーク10を介して基地局2-1~2-nそれぞれとの間で有線通信又は無線通信を行う。
第1受信部800は、基地局2-1~2-nが送信する信号を受信して情報を取得し、情報収集部81に対して出力する。第2送信部802は、第2変換部832が変換した情報を基地局2-1~2-nに対して送信する。例えば、第2送信部802は、基地局2それぞれに個別の後述する第2情報を基地局2それぞれに対して送信する。
情報収集部81は、第1受信部800が受信した無線環境情報などを収集し、記憶部82に対して出力する。情報収集部81が収集する無線環境情報は、基地局2に接続された端末局6に関する情報を含み、基地局2及び端末局6の周囲の無線環境を示す情報である。
記憶部82は、情報収集部81が収集した無線環境情報などと、後述する第2情報などを記憶する。また、記憶部82は、基地局制御装置4が後述する第1情報に基づいてパラメータを算出することを可能にするように第1情報を一時記憶する。また、記憶部82は、基地局2それぞれが第2情報に基づく設定をすることを可能にするように第2情報を一時記憶する。
変換部83は、第1変換部830及び第2変換部832を有する。第1変換部830は、記憶部82が記憶した無線環境情報を、基地局2ごとに区別することなく基地局制御装置4が一律に処理可能な第1情報に変換する。例えば、第1変換部830は、基地局2それぞれの機能の差異に基づくデータのフォーマットなどを統一化するだけでなく、基地局2それぞれの特性上の能力の差異、制御情報の種類を補正・調整により統一化することなどによって第1情報を生成し、第2通信部84に対して出力する。
第2変換部832は、選択部833及びコマンド発行部834を有し、第2通信部84が基地局制御装置4から受信したパラメータなどの情報を、基地局2それぞれに応じた個別の第2情報に変換し、第1通信部80及び記憶部82に対して出力する。
例えば、選択部833は、第2通信部84が基地局制御装置4から受信したパラメータを、基地局2それぞれが有する機能及び特性上の能力に応じて選択する。コマンド発行部834は、基地局2それぞれが有する機能に応じた制御コマンドを発行する。そして、第2変換部832は、選択部833及びコマンド発行部834が処理した結果を含む基地局2それぞれに個別の第2情報を生成し、第1通信部80及び記憶部82に対して出力する。
第2通信部84は、第1送信部(通知部)840及び第2受信部(取得部)842を有し、基地局制御装置4との間で有線通信又は無線通信を行う。
第1送信部840は、第1変換部830が変換した第1情報を基地局制御装置4へ送信する。第2受信部842は、第1情報に基づいて基地局制御装置4が算出したパラメータなどを受信する。
制御部85は、設定部850を有し、中間処理装置8を構成する各部を制御する。設定部850は、例えば、第2通信部84が基地局制御装置4から取得した情報に基づいて、第2変換部832及び第1通信部80を介し、基地局2それぞれに対する設定を行ってもよい。
次に、基地局制御装置4について説明する。図5は、基地局制御装置4が有する機能を例示する機能ブロック図である。図5に示すように、基地局制御装置4は、例えば入力部40、出力部41、ネットワーク通信部42、情報収集部43、記憶部44、パラメータ算出部45及び制御部46を有し、中間処理装置8を介して基地局2-1~2-nを制御する。
入力部40は、基地局制御装置4に対する作業者の入力(指示・設定など)を受け入れる。出力部41は、基地局制御装置4が処理した結果などを作業者に対して示すように出力する。
ネットワーク通信部42は、受信部(取得部)420及び送信部(通知部)422を有し、中間処理装置8及びネットワーク10を介して基地局2-1~2-nとの間で有線通信又は無線通信を行う。
受信部420は、中間処理装置8を介して基地局2-1~2-nがそれぞれ送信する情報を受信し、受信した情報を情報収集部43に対して出力する。例えば、受信部420は、中間処理装置8が送信する第1情報を受信し、情報収集部43に対して出力する。送信部422は、基地局制御装置4が処理した情報などを、中間処理装置8を介して基地局2-1~2-nに対して送信する。例えば、送信部422は、パラメータ算出部45が算出したパラメータを、中間処理装置8を介して基地局2-1~2-nへ送信する。
情報収集部43は、受信部420が受信した情報(第1情報など)を収集し、記憶部44に対して出力する。例えば、情報収集部43は、各基地局2及び各端末局6の周囲の無線環境を示す複数の情報項目を含む運用ログなどの無線環境情報を、基地局2-1~2-nそれぞれから中間処理装置8を介して収集し、収集した結果を記憶部44に記憶させる。
無線環境情報に含まれる情報項目には、例えばRSSIの強度、トラヒック、基地局2に対して接続している端末局6の数(接続端末数)、チャネル利用率、データレート、チャネル遷移ログなどがある。
パラメータ算出部45は、記憶部44が記憶している無線環境情報、及び基地局2-1~2-nに対して予め設定された優先度に基づいて、基地局間の電波干渉関係を補正するパラメータを算出する。例えば、パラメータ算出部45は、優先度が高い基地局における通信を、優先度が低い基地局における通信よりも優先させるようにパラメータを算出する。
具体的には、パラメータ算出部45は、優先度が最も高い基地局を基準として、基地局それぞれの電波強度を換算することにより、基地局間の電波干渉関係を補正するパラメータを算出する。例えば、パラメータ算出部45は、補正後の電波干渉関係におけるSINRを最大化、又はINR(Interference to Noise power Ratio)を最小化するように、チャネル及び帯域幅をパラメータの一部として算出する。
また、パラメータ算出部45は、他の基地局に対して干渉する基地局それぞれに予め設定された重みに基づいて、基地局それぞれの電波強度を換算することにより、基地局間の電波干渉関係を補正するパラメータを算出してもよい。
制御部46は、設定部460を有し、基地局制御装置4を構成する各部を制御する。また、制御部46は、基地局制御装置4を構成する各部が情報を処理した結果を記憶部44に対して記憶させる。
設定部460は、基地局制御装置4を構成する各部に対する設定を行う。例えば、設定部460は、入力部40を介して作業者が入力した設定に基づいて、情報収集部43及びパラメータ算出部45に対する設定を行う。
つまり、中間処理装置8は、基地局2それぞれが送信した無線環境情報などを、基地局制御装置4が一律に処理可能な第1情報に変換し、第1情報を基地局制御装置4に対して送信する。また、中間処理装置8は、基地局制御装置4が送信したパラメータなどの情報を、基地局2それぞれに応じた個別の第2情報に変換し、個別の第2情報を基地局2それぞれに対して送信する。
このように、無線通信システム1は、中間処理装置8が基地局制御装置4によって一律に処理可能な第1情報への変換と、基地局2それぞれに応じた個別の第2情報への変換とを行うので、複数の基地局2それぞれの特性上の能力又は機能のいずれかが異なっていても、一括した基地局制御装置4による制御を可能にする。
なお、中間処理装置8、基地局2、基地局制御装置4、及び端末局6が有する各機能は、それぞれ一部又は全部がPLD(Programmable Logic Device)やFPGA(Field Programmable Gate Array)などのハードウェアによって構成されてもよいし、CPUなどのプロセッサが実行するプログラムとして構成されてもよい。
例えば、本発明にかかる中間処理装置8は、コンピュータとプログラムを用いて実現することができ、プログラムを記憶媒体に記録することも、ネットワークを通して提供することも可能である。
図6は、一実施形態にかかる中間処理装置8(基地局制御装置4、基地局2、端末局6)のハードウェア構成例を示す図である。図6に示すように、例えば中間処理装置8は、入力部500、出力部510、通信部520、CPU530、メモリ540及びHDD550がバス560を介して接続され、コンピュータとしての機能を備える。また、中間処理装置8は、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体570との間でデータを入出力することができるようにされている。
入力部500は、例えばキーボード及びマウスなどである。出力部510は、例えばディスプレイなどの表示装置である。通信部520は、例えば有線又は無線のネットワークインターフェースであり、複数の無線通信を行うことができるようにされている。
CPU530は、中間処理装置8を構成する各部を制御し、上述した計算などを行う。メモリ540及びHDD550は、データを記憶する上述した記憶部44を構成する。特に、メモリ540は、上述した計算に用いる各データを記憶する。記憶媒体570は、中間処理装置8が有する機能を実行させる無線通信プログラムなどを記憶可能にされている。なお、中間処理装置8(基地局制御装置4、基地局2、端末局6)を構成するアーキテクチャは図6に示した例に限定されない。
すなわち、ここでいう「コンピュータ」とは、OSや周辺機器などのハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記憶媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD-ROMなどの可搬媒体などの記憶装置のことをいう。
さらに「コンピュータ読み取り可能な記憶媒体」とは、インターネットなどのネットワークや電話回線などの通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するものや、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータ内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものを含んでもよい。
次に、無線通信システム1の変形例について説明する。図7は、無線通信システム1の変形例(無線通信システム1a)を示す図である。図7に示すように、無線通信システム1aは、基地局2a~2c、基地局制御装置4a~4c、及びサーバ8aを有する。
基地局2a~2cは、それぞれ機能やインターフェースの性能などが異なり、端末局6が接続可能にされている。例えば、基地局2aは、所定のAPI(Application Programming Interface)を介してサーバ8aに接続されている。基地局2bは、ネットワーク10aを介し、HTTP(Hypertext Transfer Protocol)/HTTPS(Hypertext Transfer Protocol Secure)を用いて制御される。基地局2cは、SSH(Secure Shell)によって遠隔操作を可能にされたCLI(Command line interface)を備えている。
サーバ8aは、中間処理装置8b、データベース8c、及び大容量エンジン8dを有する。中間処理装置8bは、上述した中間処理装置8と同様の機能を備える。例えば、中間処理装置8bは、基地局2a~2cそれぞれ個別のインターフェースに応じて、基地局2a~2cとの間で通信を行う。また、中間処理装置8bは、HTTP/HTTPSを用いて基地局制御装置4a~4cとの間で通信を行う。
データベース8cは、基地局2a~2c及び基地局制御装置4a~4cの特性上の能力や機能に関する情報を記憶し、中間処理装置8bの動作を補助する。大容量エンジン8dは、基地局制御装置4a~4cが並列して処理を実行できるようにデータの一時記憶とタイミング制御を行う。
基地局制御装置4a~4cそれぞれは、例えば上述した基地局制御装置4と同様の機能を備える。
つまり、無線通信システム1aは、基地局2a~2cそれぞれの特性上の能力又は機能のいずれかが異なっていても、基地局制御装置4a~4cが一括した制御をすることができるように、サーバ8aが基地局2a~2cそれぞれの差異を吸収する変換を行う。
以上、図面を参照して本発明の実施形態を説明してきたが、上述の実施形態は、本発明の例示に過ぎず、本発明が上述の実施形態に限定されるものではないことは明らかである。したがって、本発明の技術思想及び範囲を逸脱しない範囲で、構成要素の追加、省略、置換、その他の変更が行われてもよい。
1,1a・・・無線通信システム、2-1~2-n,2a~2c・・・基地局、4,4a~4c・・・基地局制御装置、6-1~6-m・・・端末局、8,8b・・・中間処理装置、8a・・・サーバ、8c・・・データベース、8d・・・大容量エンジン、10,10a・・・ネットワーク、20・・・無線通信部、21・・・収集部、22・・・記憶部、23・・・自局情報保持部、24・・・ネットワーク通信部、25・・・制御部、40・・・入力部、41・・・出力部、42・・・ネットワーク通信部、43・・・情報収集部、44・・・記憶部、45・・・パラメータ算出部、46・・・制御部、60・・・無線通信部、62・・・収集部、64・・・記憶部、66・・・制御部、80・・・第1通信部、81・・・情報収集部、82・・・記憶部、83・・・変換部、84・・・第2通信部、85・・・制御部、200,242,420,600・・・受信部(取得部)、202,240,422,602・・・送信部(通知部)、250,460,660・・・設定部、500・・・入力部、510・・・出力部、520・・・通信部、530・・・CPU、540・・・メモリ、550・・・HDD、560・・・バス、570・・・記憶媒体、800・・・第1受信部、802・・・第2送信部、830・・・第1変換部、832・・・第2変換部、833・・・選択部、834・・・コマンド発行部、840・・・第1送信部、842・・・第2受信部

Claims (7)

  1. 端末局が接続可能な複数の基地局と、前記基地局それぞれを制御する基地局制御装置との間で処理を行う中間処理装置を備えた無線通信システムにおいて、
    前記中間処理装置は、
    前記基地局に接続された前記端末局に関する情報を含み、前記基地局及び前記端末局の周囲の無線環境を示す無線環境情報を、前記基地局それぞれから収集する情報収集部と、
    前記情報収集部が収集した無線環境情報を、前記基地局ごとに区別することなく前記基地局制御装置が一律に処理可能な第1情報に変換する第1変換部と、
    前記第1情報を前記基地局制御装置へ送信する送信部と、
    前記第1情報に基づいて前記基地局制御装置が算出したパラメータを受信する受信部と、
    前記受信部が受信したパラメータを、前記基地局それぞれに応じた個別の第2情報に変換する第2変換部と
    を有し、
    前記基地局それぞれは、
    前記第2情報を受信する受信部と、
    前記第2情報に基づいて前記端末局と通信を行うように設定する設定部と
    を有することを特徴とする無線通信システム。
  2. 前記中間処理装置は、
    前記基地局制御装置が前記第1情報に基づいてパラメータを算出することを可能にするように前記第1情報を一時記憶し、前記基地局それぞれが前記第2情報に基づく設定をすることを可能にするように前記第2情報を一時記憶する記憶部をさらに有すること
    を特徴とする請求項1に記載の無線通信システム。
  3. 端末局が接続可能な複数の基地局と、前記基地局それぞれを制御する基地局制御装置との間で処理を行う中間処理装置において、
    前記基地局に接続された前記端末局に関する情報を含み、前記基地局及び前記端末局の周囲の無線環境を示す無線環境情報を、前記基地局それぞれから収集する情報収集部と、
    前記情報収集部が収集した無線環境情報を、前記基地局ごとに区別することなく前記基地局制御装置が一律に処理可能な第1情報に変換する第1変換部と、
    前記第1情報を前記基地局制御装置へ送信する第1送信部と、
    前記第1情報に基づいて前記基地局制御装置が算出したパラメータを受信する受信部と、
    前記受信部が受信したパラメータを、前記基地局それぞれに応じた個別の第2情報に変換する第2変換部と、
    個別の前記第2情報を前記基地局それぞれに対して送信する第2送信部と
    を有することを特徴とする中間処理装置。
  4. 前記基地局制御装置が前記第1情報に基づいてパラメータを算出することを可能にするように前記第1情報を一時記憶し、前記基地局それぞれが前記第2情報に基づく設定をすることを可能にするように前記第2情報を一時記憶する記憶部をさらに有すること
    を特徴とする請求項3に記載の中間処理装置。
  5. 端末局が接続可能な複数の基地局と、前記基地局それぞれを制御する基地局制御装置との間で処理を行う中間処理装置を備えた無線通信システムを制御する通信制御方法において、
    前記中間処理装置は、
    前記基地局に接続された前記端末局に関する情報を含み、前記基地局及び前記端末局の周囲の無線環境を示す無線環境情報を、前記基地局それぞれから収集する情報収集工程と、
    収集した無線環境情報を、前記基地局ごとに区別することなく前記基地局制御装置が一律に処理可能な第1情報に変換する第1変換工程と、
    前記第1情報を前記基地局制御装置へ送信する第1送信工程と、
    前記第1情報に基づいて前記基地局制御装置が算出したパラメータを受信する受信工程と、
    受信したパラメータを、前記基地局それぞれに応じた個別の第2情報に変換する第2変換工程と、
    個別の前記第2情報を前記基地局それぞれに対して送信する第2送信工程と
    実行することを特徴とする通信制御方法。
  6. 前記中間処理装置は、
    前記基地局制御装置が前記第1情報に基づいてパラメータを算出することを可能にするように前記第1情報を一時記憶する第1記憶工程と、
    前記基地局それぞれが前記第2情報に基づく設定をすることを可能にするように前記第2情報を一時記憶する第2記憶工程と
    さらに実行することを特徴とする請求項5に記載の通信制御方法。
  7. 請求項1又は2に記載の無線通信システムの各部としてコンピュータを機能させるための通信制御プログラム。
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