JP7415548B2 - 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法及びプログラムに関する。
商品を陳列する棚において、商品の値札を電子的に表示する電子棚札システムがある。例えば特許文献1では、棚に設けられた電子表示装置であって、予め定められたテンプレートに従い、顧客向けの情報と店員向けの情報とを切り換えて表示する電子表示装置等が開示されている。
特開2018-114404号公報
しかしながら、特許文献1に係る発明はテンプレートに従って情報を表示するのみで、陳列棚に設けられた表示装置における表示を好適に制御しているとは言い難い。
一つの側面では、商品の陳列棚に設けられた表示装置を好適に利用することができる情報処理装置等を提供することを目的とする。
一つの側面に係る情報処理装置は、棚に陳列される商品のサイズを示す商品情報と、前記棚の商品陳列位置に沿って設けられた表示装置に表示される前記商品の関連データとを記憶する記憶部と、前記商品情報に基づき、前記商品の陳列位置と前記陳列位置に対応して表示される前記関連データとを決定する決定部と、前記関連データを少なくとも前記陳列位置と対応した状態を維持してコンテンツを表示可能な空き表示領域を計算する計算部とを備えることを特徴とする。
一つの側面では、商品の陳列棚に設けられた表示装置を好適に利用することができる。
表示システムの構成例を示す模式図である。 サーバの構成例を示すブロック図である。 棚DB、表示装置DB、商品DB、売上DB、棚割DBのレコードレイアウトの一例を示す説明図である。 表示装置の構成例を示すブロック図である。 表示装置の概要を示す説明図である。 売上表示処理に関する説明図である。 サーバが実行する処理手順の一例を示すフローチャートである。 実施の形態2に係るサーバの構成例を示すブロック図である。 実施の形態2に係る商品DB、コンテンツDBのレコードレイアウトの一例を示す説明図である。 実施の形態2の概要を示す説明図である。 空き表示領域の計算処理に関する説明図である。 コンテンツ表示の他例を示す説明図である。 実施の形態2に係るサーバが実行する処理手順の一例を示すフローチャートである。 上述した形態のサーバの動作を示す機能ブロック図である。
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。
(実施の形態1)
図1は、表示システムの構成例を示す模式図である。本実施の形態では、商品を提供する店舗において、商品を陳列する棚3に設けられた表示装置2に、顧客向けに陳列商品の値札データ(関連データ)を表示するほか、商品の棚替え等を行う店員向けに、陳列されている商品に関連する商品情報、及び売上情報を表示する表示システムについて説明する。表示システムは、情報処理装置1、表示装置2、端末4、POS(Point of Sales)サーバ5等を含む。各装置は、インターネット等のネットワークNに通信接続されている。
情報処理装置1は、種々の情報処理、情報の送受信が可能な情報処理装置であり、例えばサーバコンピュータ、パーソナルコンピュータ等である。本実施の形態では情報処理装置1がサーバコンピュータであるものとし、以下では簡潔のためサーバ1と読み替える。サーバ1は、表示装置2に表示する表示データをデータベース上で管理する管理装置であり、商品の値札データを含む表示データを表示装置2に送信して表示させる。本実施の形態でサーバ1は、商品の売上情報をPOSサーバ5から取得し、商品名等の商品情報と共に売上情報を表示装置2に表示させて店員に提示する。
表示装置2は、棚3に設けられた表示装置であり、電子棚札として機能する表示装置である。棚3は、図1に示すように複数の棚板を有する陳列棚であり、商品陳列位置に沿って表示装置2が設けられている。具体的には、棚3には、各棚板の端部に、長手方向(横方向)に沿って延在する表示面(表示部)を有する表示装置2が設けられている。詳細な図示及び説明は省略するが、表示装置2は、棚板端部に設けられた横長の投影スクリーンと、棚板内部に内蔵されたプロジェクタとを備え、棚板内部のプロジェクタからスクリーン背面に画像を投影する。表示装置2は、不図示の中継機器を介してサーバ1と通信を行い、棚3に陳列された各商品の値札データ等を受信して表示する。
なお、本実施の形態では表示装置2が棚板と一体となった表示装置であるものとするが、棚板端部に取り付け可能な横長のディスプレイ装置であってもよい。また、表示装置2は、棚板以外の箇所に取り付けられた表示装置であってもよい。
端末4は、店員等のユーザが操作する端末装置であり、例えばパーソナルコンピュータ、タブレット端末等である。例えば端末4には公知の棚割作成用のソフトウェアがインストールされており、当該ソフトウェアを実行して、棚3に陳列する各商品の陳列位置、つまり商品の棚割(陳列情報)を設定(決定)する。端末4は棚割の設定内容をサーバ1に保存する。サーバ1は、設定された棚割を参照して、棚3に陳列された各商品の位置に対応するように、表示装置2に表示する各商品の値札データの表示位置を制御する。
なお、本実施の形態ではユーザが手動で商品の陳列位置を決定するものとするが、コンピュータ(例えばサーバ1)が自動的に商品の陳列位置を決定してもよい。この場合、例えばサーバ1が、各棚板の長さ、奥行等の情報(後述の棚情報)と、各商品の横幅、高さ等の情報(後述の商品情報)とに基づいて陳列位置の割り当てを行い、棚割を決定する。このように、商品の陳列位置は手動で決定されるものであってもよく、ソフトウェア処理によって自動的に決定されるものであってもよい。
POSサーバ5は、店舗で販売された商品の売上情報を管理するサーバコンピュータであり、店舗側から売上情報を逐次取得してデータベースに記憶する。サーバ1はPOSサーバ5から売上情報を取得し、各商品の陳列位置に対応する表示装置2上の位置に、商品情報及び売上情報を表示させる。
なお、本実施の形態でサーバ1は外部のPOSサーバ5から売上情報を取得するものとするが、個々の店舗のレジシステムから売上情報を直接取得してもよい。このように、売上情報の取得経路は特に問わない。
図2は、サーバ1の構成例を示すブロック図である。サーバ1は、制御部11、主記憶部12、通信部13、及び補助記憶部14を備える。
制御部11は、一又は複数のCPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro-Processing Unit)、GPU(Graphics Processing Unit)等の演算処理装置を有し、補助記憶部14に記憶されたプログラムP1を読み出して実行することにより、種々の情報処理、制御処理等を行う。主記憶部12は、SRAM(Static Random Access Memory)、DRAM(Dynamic Random Access Memory)、フラッシュメモリ等の一時記憶領域であり、制御部11が演算処理を実行するために必要なデータを一時的に記憶する。通信部13は、通信に関する処理を行うための通信モジュールであり、外部と情報の送受信を行う。
補助記憶部14は、大容量メモリ、ハードディスク等の不揮発性記憶領域であり、制御部11が処理を実行するために必要なプログラムP1、その他のデータを記憶している。また、補助記憶部14は、棚DB141、表示装置DB142、商品DB143、売上DB144、棚割DB145を記憶している。棚DB141は、店舗に設置された棚3の情報を格納するデータベースである。表示装置DB142は、棚3に設けられた表示装置2の情報を格納するデータベースである。商品DB143は、店舗で提供する各商品の情報を格納するデータベースである。売上DB144は、各商品の売上情報を格納するデータベースである。棚割DB145は、棚3に陳列された各商品の陳列位置(棚割)に関する情報を格納するデータベースである。
なお、補助記憶部14はサーバ1に接続された外部記憶装置であってもよい。また、サーバ1は複数のコンピュータからなるマルチコンピュータであっても良く、ソフトウェアによって仮想的に構築された仮想マシンであってもよい。
また、本実施の形態においてサーバ1は上記の構成に限られず、例えば操作入力を受け付ける入力部、画像を表示する表示部等を含んでもよい。また、サーバ1は、CD(Compact Disk)-ROM、DVD(Digital Versatile Disc)-ROM等の可搬型記憶媒体1aを読み取る読取部を備え、可搬型記憶媒体1aからプログラムP1を読み取って実行するようにしても良い。あるいはサーバ1は、半導体メモリ1bからプログラムP1を読み込んでも良い。
図3は、棚DB141、表示装置DB142、商品DB143、売上DB144、棚割DB145のレコードレイアウトの一例を示す説明図である。
棚DB141は、棚ID列、店舗列、設置位置列、構造列を含む。棚ID列は、各棚3を識別するための棚IDを記憶している。店舗列、設置位置列、及び構造列はそれぞれ、棚IDと対応付けて、棚3を設置してある店舗、店舗内の棚3の設置位置、及び棚3の構造に関する情報を記憶している。構造列には、例えば棚3の棚板の段数、棚板の横方向の長さ(横幅)、奥行方向の長さ、及び各段の棚板の間の間隔(高さ)が記憶されている。
表示装置DB142は、表示装置ID列、設置棚列、サイズ列を含む。表示装置ID列は、各表示装置2を識別するための表示装置IDを記憶している。設置棚列、及びサイズ列はそれぞれ、表示装置IDと対応付けて、表示装置2が設けられている棚3の設置箇所、及び表示装置2の表示面のサイズが記憶されている。例えば設置棚列には、表示装置2が設けられている棚3の棚ID、及び表示装置2が設けられている棚板の段番号が記憶されている。また、サイズ列には、表示装置2の表示面の横方向及び縦方向それぞれの長さが記憶されている。
商品DB143は、商品ID列、商品名列、価格列、商品サイズ列、値札データ列を含む。商品ID列は、各商品を識別するための商品ID(例えばJANコード)を記憶している。商品名列、価格列、商品サイズ列、及び値札データ列はそれぞれ、商品IDと対応付けて、商品名、商品の価格、商品のサイズ、及び値札データ(画像データ)を記憶している。商品サイズ列には、例えば商品を棚3に陳列した際の正面視での横方向の長さ(横幅)、奥行方向の長さ、及び高さが記憶されている。
売上DB144は、日時列、店舗列、商品列、売上個数列、売上額列、在庫数列を含む。日時列は、日時を記憶している。店舗列、商品列、売上個数列、売上額列、及び在庫数列はそれぞれ、日時と対応付けて、店舗名、店舗で売り上げた商品の商品ID、商品の売上個数、売上額、及び商品の在庫数を記憶している。
棚割DB145は、棚ID列、段番号列、列数列、商品ID列、フェイス数列、個数列を含む。棚ID列は、商品が陳列されている棚3を示す棚IDを記憶している。段番号列、列数列、商品ID列、フェイス数列、及び個数列はそれぞれ、棚IDと対応付けて、棚3の棚板を示す段番号、棚板に陳列されている商品の列番号、当該列番号で陳列されている商品の商品ID、当該商品のフェイス数(正面から見た場合の列数)、及び1フェイス当たりの陳列個数を記憶している。例えば棚ID「10001」の棚3には、「1」段目の棚板の「1」列目に、商品ID「123***789」の商品が、1フェイス当たり5個で2フェイス陳列されている。
図4は、表示装置2の構成例を示すブロック図である。表示装置2は、制御部21、主記憶部22、補助記憶部23、通信部24、表示部25を備える。
制御部21は、CPU、MPU等の演算処理装置を有し、補助記憶部23に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、表示装置2に係る種々の情報処理、制御処理等を行う。主記憶部22は、RAM等の一時記憶領域であり、制御部21が演算処理を実行するために必要なデータを一時的に記憶する。補助記憶部23は、ROM等の不揮発性記憶領域であり、制御部21が処理を実行するために必要なプログラム、その他のデータを記憶している。通信部24は通信モジュールであり、外部と情報の送受信を行う。表示部25は、棚板端部に設けられた表示面であり、上述の如く、プロジェクタによって画像が投影される投影スクリーンである。
図5は、表示装置2の概要を示す説明図である。図5では、棚3の棚板に陳列されている商品の陳列位置に対応して、表示装置2の表示面の所定位置に値札データが表示されている様子を図示している。図5に基づき、表示システムの概要を説明する。
図5に示すように、棚3の棚板には正面視で複数種類の商品が横方向(長手方向)に沿って陳列されている。そしてサーバ1は、棚3における商品の陳列位置(棚割)を示す陳列情報を棚割DB145に記憶している。陳列情報は、例えば各商品が陳列されている棚3の棚ID、陳列されている棚板を示す段番号、正面視で左から何番目に陳列されているかを示す列番号、各商品のフェイス数等を示すデータである。陳列情報は、例えば端末4が公知の棚割作成用のソフトウェアを実行して、店員等のユーザにより手動で、あるいはソフトウェアによって自動で設定される。サーバ1は、端末4で設定された陳列情報を棚割DB145に記憶してある。
サーバ1は、棚割DB145に記憶してある陳列情報に基づき、表示装置2において各商品の値札データを表示する表示位置を決定し、当該表示位置に値札データを表示させる。具体的には、サーバ1は、各商品の陳列位置を示す陳列情報のほかに、棚3のサイズを示す棚情報、各商品のサイズを示す商品情報などに基づき、値札データの表示位置を決定する。
例えばサーバ1は、各商品の陳列位置、サイズ、棚板の長さ等に基づいて、正面視で各種類の商品が横方向に占める各陳列領域を特定する。そしてサーバ1は、横方向に並ぶ各商品の陳列領域に対応して、表示装置2の表示面を横方向に沿って複数の表示領域に分割し、分割した各表示領域に値札データを表示させる。
図5では便宜的に、商品A、B、C…に対応する陳列領域及び表示領域の境界を点線で図示する。サーバ1は、各種類の商品A、B、C…の一個当たりの横幅、フェイス数等に基づいて、各種類の商品A、B、C…が正面視で棚板上に占める陳列領域の横幅(点線間の距離)を計算する。さらにサーバ1は、商品が棚板上に陳列されている位置を示す陳列情報と、棚3の棚板の長さを示す棚情報とを参照して、商品A、B、C…の陳列領域が、横方向に沿って棚板のどこからどこまでの範囲を占めるかを特定する。
サーバ1は、特定した陳列領域と正面視で略同一の横幅及び位置となるように、横方向に沿って表示装置2の表示面を複数に分割し、商品A、B、C…の表示領域を決定する。サーバ1は、各表示領域内に商品A、B、C…の値札データが収まるように、値札データの表示位置を決定する。例えばサーバ1は、各表示領域の中央を値札データの表示位置に決定する。サーバ1は、各表示領域の中央に値札データを表示させ、商品の価格を顧客に提示する。
なお、表示装置2は商品に関連する関連データを表示可能であればよく、その表示内容は値札に限定されない。例えば後述する実施の形態2のように、陳列商品の広告などを表示装置2に表示してもよい。
上述の如く、サーバ1は表示装置2を電子棚札として機能させ、顧客向けに値札データを表示装置2に表示させる。本実施の形態ではさらに、商品の棚替え等を行う店員向けに、陳列商品の売上情報を表示装置2に表示する。
図6は、売上表示処理に関する説明図である。図6では、売上情報の表示例を図示している。図6に基づき、本実施の形態の概要を説明する。
サーバ1は、POSサーバ5から商品の売上情報を定期的に取得し、売上DB144に記憶してある。サーバ1は、値札データの表示時と同様に、各商品の陳列位置、商品サイズ、棚板の長さ等を参照して表示装置2の表示面を複数の表示領域に分割し、各表示領域に各商品の商品情報及び売上情報を表示させる。
例えば表示装置2は、陳列商品の商品名、商品ID(JANコード等)といった基本的な商品情報のほかに、売上金額、売上個数、在庫数等を売上情報として表示する。さらに表示装置2は、各商品の商品情報及び売上情報の表示態様を、各商品の売上の高低に応じて異なる表示態様に決定する。
具体的には、サーバ1は、売上情報から各商品の売上比率を計算し、計算した売上比率に応じて表示態様を決定する。売上比率は、全体の売上に占める各商品の売上の割合であり、例えば売上金額を基準に計算される。例えばサーバ1は、店舗全体での売上から個々の商品の売上比率を計算してもよく、あるいは表示装置2が設けられた棚3毎(又は棚板毎)の売上から個々の商品の売上比率を計算してもよい。
サーバ1は、直近の所定期間(例えば直近1ヶ月間)の売上金額を商品毎に算出し、算出した売上金額に基づいて各商品の売上比率を計算する。なお、サーバ1は、売上金額に代えて、あるいは売上金額に加えて、売上個数、粗利益等に基づいて売上比率を計算してもよい。また、サーバ1は、売上情報に加えて、商品の陳列位置なども参照し、売上比率の重み付けを行ってもよい。
また、上記では売上金額等の累計値に基づいて売上を評価したが、本実施の形態はこれに限定されるものではなく、売上金額等の時系列変化に基づいて売上を評価してもよい。例えばサーバ1は、一定期間毎(例えば一週間毎)の売上金額を商品別に集計し、売上の増減率を算出する。サーバ1は、算出した各商品の売上金額の増減率を売上比率として計算する。これにより、サーバ1は、単なる売上の高低だけでなく、売上の変動傾向を考慮して売上の実績値を評価することができる。
サーバ1は、計算した売上比率に基づき、表示装置2に各商品の商品情報及び売上情報を表示する際の表示態様を、色分け等によって変更する。なお、図6では便宜上、色分け表示をしている様子をハッチングの種類で図示している。サーバ1は、各商品に対応する表示領域の表示色を、売上比率の高低に応じて変更する。
本実施の形態ではさらに、現在の陳列位置(棚割)に対応する商品情報及び売上情報を表示装置2に表示するだけでなく、上記で計算した売上比率に基づき、商品の陳列位置を現在の陳列位置から変更した第2陳列情報(棚替案)を生成して表示装置2に表示する。
例えばサーバ1は、表示装置2の表示面を、各商品が並ぶ横方向と直交する上下方向(短手方向)に沿って2つの表示領域(第1及び第2の表示領域)に分割し、上下の各表示領域を、陳列位置の変更(棚替え)前後の各商品の陳列領域に対応して、複数の表示領域に分割する。図6の例では、表示面の上側が変更前の表示領域(第1の表示領域)に、下側が変更後の表示領域(第2の表示領域)に対応する。サーバ1は、上側の表示領域を、変更前(現在)の各商品の陳列領域と略同一の横幅及び位置となるように、横方向に沿って複数の表示領域に分割する。また、サーバ1は下側の表示領域を、変更後(棚替え後)の各商品の陳列領域と略同一の横幅及び位置となるように、横方向に沿って複数の表示領域に分割する。そしてサーバ1は、上側の各表示領域には、陳列位置を変更前の各商品の商品情報及び売上情報を表示させる。また、サーバ1は、下側の各表示領域には、陳列位置の変更後に陳列される各商品の情報を表示させる。
第2陳列情報の生成方法は特に限定されないが、例えばサーバ1は、各商品のフェイス数を増減させるシミュレーションを行い、全体での売上が最大化するように第2陳列情報を生成する。サーバ1は、売上比率が高い商品を優先的に陳列するように、売上比率が高い商品のフェイス数を増加させ、売上比率が低い商品のフェイス数を減少させる。サーバ1は、各商品の横幅、及び棚板の長さを参照して、横方向に沿って過不足なく商品が陳列されるように各商品のフェイス数を調整する。
さらにサーバ1は、陳列位置を変更する棚替えのシミュレーションを行うだけでなく、陳列位置を変更後の売上比率を予測するシミュレーションを行い、予測結果に応じて各商品の情報を表示する際の表示態様を決定する。具体的には、サーバ1は、変更前の売上情報と、変更前後の各商品の陳列情報及び第2陳列情報とに基づき、変更後の売上比率の予測値を算出する。
例えばサーバ1は、陳列位置を変更前の各商品の売上金額に、変更後の商品の陳列数を変更前の陳列数で除算した値を乗算することで、変更後の各商品の売上金額を予測する。サーバ1は、予測した各商品の売上金額を、全ての商品の売上金額の総計で除算することで、各商品の売上比率の予測値を算出する。
サーバ1は、算出した売上比率の予測値に応じて、画面下側の各表示領域の表示態様を決定する。例えばサーバ1は、売上比率に応じて表示色を変更する。サーバ1は、表示態様を異ならせた各表示領域に、対応する商品の商品情報(商品名等)のほか、上記で予測した売上金額を表示させる。これにより、図6に示すように、店員は棚替案の是非を容易に判断することができる。
以上より、本実施の形態によれば、電子棚札として機能する表示装置2を利用して、店員向けに売上情報を提示する。これにより、店員による棚替え等を好適に支援することができる。
図7は、サーバ1が実行する処理手順の一例を示すフローチャートである。図7に基づき、表示システムが実行する処理内容について説明する。
サーバ1の制御部11は、POSサーバ5から商品の売上情報を取得し、売上DB144に記憶する(ステップS11)。制御部11は、棚3のサイズを示す棚情報、商品に関連する商品情報、各商品の陳列位置を示す陳列情報などを各データベースから読み出す(ステップS12)。棚情報は、各棚3の棚板の数などのほか、棚板の長手方向(横方向)の長さを含む。商品情報は、商品の高さ、奥行の幅などのほか、棚3に商品を陳列した際の正面視での横幅を含む。陳列情報は、各商品が陳列されている棚3の棚ID、棚板を示す段番号、棚板上での陳列位置を示す列番号、フェイス数などを含む。
制御部11は、売上情報に基づき、表示装置2に表示される商品情報に関連する商品の店舗内、又は表示装置2内での売上比率を算出する(ステップS13)。売上比率は、店舗全体、又は商品が陳列される個々の棚3(あるいは棚板毎)全体での売上に占める各商品の売上の割合である。制御部11は、売上情報が示す各商品の売上金額(あるいは売上個数等)に基づいて売上比率を算出する。
制御部11は、ステップS13で算出した売上比率のほかに、ステップS12で読み出した棚情報、商品情報等に基づいて、棚3に陳列された商品の陳列位置を変更する第2陳列情報を生成する(ステップS14)。例えば制御部11は、ステップS13で算出した売上比率に応じて、各商品のフェイス数(正面視での各商品の列数)を増減させて売上を最大化するシミュレーションを行い、第2陳列情報を生成する。
制御部11は、第2陳列情報に従って陳列位置を変更した場合の売上比率の予測値を算出する(ステップS15)。具体的には、制御部11は、陳列位置を変更前の売上情報と、変更前後での陳列情報及び第2陳列情報とに基づいて各商品の売上金額を予測し、予測した各商品の売上金額から売上比率の予測値を算出する。
制御部11は、棚情報が示す棚3のサイズ、商品情報が示す商品のサイズ、及び陳列情報が示す各商品の陳列位置などに基づき、各商品が陳列される陳列領域に対応して、各商品の情報を表示する各表示領域を決定する(ステップS16)。具体的には、制御部11は、棚3において商品が陳列される棚板の長さ、棚板に商品が陳列された際の正面視での商品の横幅、及び棚板に陳列された各商品の列番号、フェイス数等に基づき、正面視で棚板上に占める各商品の陳列領域を特定する。制御部11は、正面視で各商品の陳列領域と略同一の幅及び位置となるように、棚板端部に沿って延在する表示装置2の表示面を、横方向に沿って複数の表示領域に分割する。
制御部11は、表示面を上下方向に沿って2つの表示領域(第1及び第2の表示領域)に分割し、上側の表示領域を現在の陳列商品の商品情報及び売上情報を表示する領域に、下側の表示領域を変更後の商品の情報を表示する領域とする。制御部11は、上側の表示領域を、陳列位置の変更前(現在)の各商品の陳列領域に対応して、横方向に沿って複数の表示領域に分割する。また、制御部11は、下側の表示領域を、陳列位置の変更後(棚替え後)の各商品の陳列領域に対応して、横方向に沿って複数の表示領域に分割する。
制御部11は、ステップS16で決定した各表示領域に、現在の各商品の商品情報及び売上情報、並びに陳列位置を変更後に陳列される各商品の情報を表示するように決定する(ステップS17)。具体的には上述の如く、上側の各表示領域には現在の各商品の商品情報及び売上情報を、下側の各表示領域には陳列位置を変更後に陳列される各商品の情報(例えば商品情報及び売上の予測値)を表示させる。制御部11は、表示装置2の各表示領域に対応する各情報を表示させ(ステップS18)、一連の処理を終了する。
以上より、本実施の形態1によれば、棚3に陳列された各商品の商品情報及び売上情報を表示装置2に表示する。これにより、商品の棚替え等を行う店員を好適に支援することができる。
また、本実施の形態1によれば、各商品の売上に応じて表示態様を変更することで、売上情報をより好適に提示することができる。
また、本実施の形態1によれば、表示装置2を棚板端部に設けられた横長の表示装置とし、各商品の売上情報を表示する表示領域を、棚板上に陳列された各商品の陳列領域に応じて割り当てていくことで、商品情報及び売上情報をより好適に提示することができる。
また、本実施の形態1によれば、商品の棚替案を併せて提示することができる。
また、本実施の形態1によれば、棚替え後の商品の売上を予測し、予測結果に応じて各表示領域の表示態様を変更することで、棚替案が妥当であるか否か、店員は好適に判断することができる。
また、本実施の形態1によれば、現在の売上情報と、売上を最適化するための商品配置の棚替案とを上下に並べて表示することで、棚替え等をより好適に支援することができる。
(実施の形態2)
本実施の形態では顧客向けに、値札データ(関連データ)と同時に商品広告等のコンテンツを表示装置2に表示する形態について述べる。なお、実施の形態1と重複する内容については同一の符号を付して説明を省略する。
図8は、実施の形態2に係るサーバ1の構成例を示すブロック図である。本実施の形態に係るサーバ1の補助記憶部14は、コンテンツDB146を記憶している。コンテンツDB146は、商品広告のように、棚3に陳列される商品に関連する表示コンテンツであって、値札データ(関連データ)以外のコンテンツを格納するデータベースである。
図9は、実施の形態2に係る商品DB143、コンテンツDB146のレコードレイアウトの一例を示す説明図である。本実施の形態に係る商品DB143は、値札最小サイズ列、値札規定サイズ列を含む。値札最小サイズ列、値札規定サイズ列はそれぞれ、値札データと対応付けて、値札データの最小表示サイズ、値札データの規定表示サイズを記憶している。
コンテンツDB146は、コンテンツID列、コンテンツ列、商品列、サイズ列を含む。コンテンツID列は、各コンテンツを識別するためのコンテンツIDを記憶している。コンテンツ列、商品列、サイズ列はそれぞれ、コンテンツID列と対応付けて、コンテンツのデータ(画像データ)、コンテンツに関連する商品の商品ID、及びコンテンツの表示サイズを記憶している。
図10は、実施の形態2の概要を示す説明図である。図10に基づき、本実施の形態の概要を説明する。
上述の如く、本実施の形態では表示装置2に商品の値札データを表示すると同時に、商品に関連するコンテンツを表示する。当該コンテンツは、例えば商品の広告動画などであるが、その内容は特に限定されない。また、コンテンツは商品に関連するものに限定されず、陳列商品と無関係なものであってもよい。
図10に、コンテンツの表示例を図示する。実施の形態1でも説明したように、サーバ1は、棚3の棚板の長さ、棚板に陳列されている各商品の横幅、及び商品の陳列位置などに応じて、各商品の情報を表示する表示領域を決定する。そしてサーバ1は、各商品に対応する表示領域に値札データを表示させると共に、商品に関連するコンテンツを表示する。
本実施の形態でサーバ1は、値札データ及びコンテンツを同時に表示すべく、商品の陳列位置に対応する位置に値札データを配置した状態で、コンテンツを表示可能な空き表示領域を計算する処理を行う。コンテンツを表示可能な空き表示領域を確保できた場合、サーバ1は陳列商品に関連するコンテンツを空き表示領域に表示させる。
図11は、空き表示領域の計算処理に関する説明図である。図11では、空き表示領域を計算する際の処理過程を概念的に図示している。
サーバ1はまず、実施の形態1と同様に、各商品の陳列領域に対応して、表示装置2の表示面を横方向に沿って複数の表示領域に分割する。そしてサーバ1は、分割した各表示領域に値札データが収まるように、値札データの表示位置を決定する。例えばサーバ1はまず、値札データの表示位置を各表示領域の略中央に定める。なお、図11では図示の便宜上、値札データに対応する座標領域をハッチングで示し、各領域に商品名を表す記号A、B、C、Dを付してある。
次にサーバ1は、上記で決定した位置に値札データを配置した状態で、値札データ以外にコンテンツを表示可能な空き表示領域を計算する。具体的には、サーバ1は、横方向に沿って隣り合う値札データの間に確保可能な距離を計算する。サーバ1は、各値札データの表示サイズ(横幅)と、表示面の横方向(長手方向)の長さとを参照して、空き表示領域として確保可能な距離を計算する。
例えばサーバ1はまず、図11の2段目に示すように、値札データの表示サイズを予め定められた最小表示サイズに変更する。次にサーバ1は、図11の3段目に示すように、最小化した各値札データの表示位置を、対応する表示領域に収まる範囲内で横方向に沿って変更する。サーバ1は、値札データを最小表示サイズとした上で、値札データの表示位置を変更し、値札データの間に確保可能な距離の最大値、すなわち最大限確保可能な空き表示領域を計算する。図11では、空き表示領域に相当するスペースを矢印で示す。
サーバ1は、コンテンツDB146に記憶されているコンテンツの表示サイズを参照して、空き表示領域にコンテンツを表示可能であるか否かを判定する。具体的には、サーバ1は、コンテンツの横幅が、値札データの間に確保可能な距離の最大値未満であるか否かを判定する。コンテンツを表示可能であると判定した場合、サーバ1は、当該空き表示領域をコンテンツの表示スペースとして割り当てる。例えばサーバ1は、値札データの間の空き表示領域の内、コンテンツに関連する陳列商品の表示領域に収まるよう表示スペースを割り当てる。図11の4段目の例では、商品Bのコンテンツの表示スペースを、商品Bに対応する表示領域内に割り当てている。
次にサーバ1は、上記で割り当てたコンテンツに応じて、空き表示領域を調整する。例えばサーバ1は、コンテンツの表示サイズ等を参照して、コンテンツの表示スペースと重複しない範囲で値札データの表示位置を元の位置(各表示領域の中央)に戻す。図11の4段目の例では、商品Cの値札データは重複しないため中央の位置に戻す一方で、商品Bの値札データはコンテンツの表示スペースと重複するため戻していない。さらにサーバ1は、コンテンツの表示スペースと重複しない範囲において、各値札データの表示サイズを、規定表示サイズを上限として拡大する。図11の5段目の例では、全ての商品の値札データについて規定表示サイズまで拡大してもコンテンツの表示スペースと重複しないため、各値札データを規定表示サイズまで拡大している。
サーバ1は、各商品の値札データの間について上記の処理を行い、値札データの表示サイズ及び表示位置を変更しながら空き表示領域を計算して、コンテンツの表示スペースを割り当てていく。なお、上記の計算方法は一例であって、値札データの表示サイズ、表示位置などを変更する手順は上記の手順に限定されない。
なお、空き表示領域を計算する上で、表示装置2の略中央で空き表示領域が最大となるように調整すると好適である。例えば図11の3段目に示すように、サーバ1はまず、横方向において中央近傍に存在する2つの値札データ(図11では商品B、Cの値札)の表示位置を外側に変更し、中央に空き表示領域を確保する。その後、他の値札データの間の空き表示領域(商品A、Bの間、及び商品C、Dの間)を計算する場合、中央に確保した空き表示領域よりも小さくする。これにより、中央に広告等の表示スペースが確保され、顧客に対する販売促進をより効果的に行うことができる。
また、上記とは異なり、各値札データの間の空き表示領域をそれぞれ等間隔となるように調整してもよい。例えばサーバ1は、図11の2段目に示すように値札データの表示サイズを最小表示サイズに変更した後、各値札データの間の間隔が等しくなるように値札データの表示位置を変更する(不図示)。その後、サーバ1は各値札データの間にコンテンツを割り当て、値札データの表示サイズを規定サイズに戻す。これにより、各値札データの間にコンテンツを均等に割り当てることができる。
また、上記では各商品のコンテンツの表示スペースを、対応する商品の表示領域(陳列領域)に収まるように割り当てたが、本実施の形態はこれに限定されない。図12は、コンテンツ表示の他例を示す説明図である。図12の例では、商品Bのコンテンツの表示スペースが、商品Bに対応する表示領域だけでなく、商品Cに対応する表示領域にまで跨る形で割り当てられている。例えばサーバ1は、コンテンツに関連する商品の表示領域単独では表示スペースを確保できない場合、隣り合う複数の表示領域に跨って表示スペースを割り当てる。このように、各商品のコンテンツは、必ずしも商品が陳列されている陳列領域の横幅に収める必要はなく、隣の商品の領域にまで跨ってもよい。
また、上記では各商品の陳列領域の幅に応じて表示面を複数の表示領域に分割し、各表示領域に収まるよう値札データの表示位置を定めたが、値札データの表示位置を陳列領域の横幅に合わせる構成は必須ではない。例えばサーバ1は、各商品の直下に位置するよう値札データの表示位置を適宜に決定し、決定した位置を中心として、陳列領域の横幅と関係なく予め定められた一定距離内で表示位置を左右に変更するようにしてもよい。このように、少なくとも商品の陳列位置に対応して値札データの表示位置を決定し、決定した位置に値札データを配置した状態を維持して空き表示領域を計算可能であればよく、商品の陳列領域に応じて値札データの表示領域を定める構成は必須ではない。
図13は、実施の形態2に係るサーバ1が実行する処理手順の一例を示すフローチャートである。
サーバ1の制御部11は、棚3のサイズを示す棚情報、商品のサイズを示す商品情報、棚3において横方向(一方向)に並ぶ各商品の陳列位置を示す陳列情報などを各データベースから読み出す(ステップS201)。制御部11は、読み出した各情報に基づき、各商品の陳列位置と、当該陳列位置に対応して表示装置2に表示する値札データとを決定する(ステップS202)。
制御部11は、各商品の陳列位置、各商品のサイズ、棚3の棚板の長さ、表示装置2の表示面の長さ等に基づき、各商品の陳列位置に対応して、各商品の情報を表示する表示領域を決定する(ステップS203)。制御部11は、ステップS202で決定した表示領域に、対応する商品の値札データを配置した状態でコンテンツを表示可能な空き表示領域を計算する(ステップS204)。具体的には、制御部11は、隣り合う2つの値札データの間に確保可能な距離を計算する。
制御部11は、ステップS204の処理の結果、コンテンツを表示可能な空き表示領域があるか否かを判定する(ステップS205)。空き表示領域がないと判定した場合(S205:NO)、制御部11は一連の処理を終了する。空き表示領域があると判定した場合(S205:YES)、制御部11は、空き表示領域にコンテンツを割り当てると共に、当該コンテンツに応じて空き表示領域を調整する(ステップS206)。具体的には、制御部11は、コンテンツの表示スペースと重複しない範囲で値札データの表示位置や表示サイズを変更する。制御部11は空き表示領域にコンテンツを表示させ(ステップS207)、一連の処理を終了する。
以上より、本実施の形態2によれば、値札データと商品に関連するコンテンツとの同時表示を好適に行うことができる。
また、本実施の形態2によれば、表示すべきコンテンツに応じて空き領域を調整することで、値札データとコンテンツとのバランスを整えることができる。
また、本実施の形態2によれば、略中央で最大となるように空き表示領域を調整することで、中央に広告等の表示スペースが確保され、顧客に対する販売促進をより効果的に行うことができる。
また、本実施の形態2によれば、空き表示領域を値札データ間で等間隔となるように調整することで、各値札データの間にコンテンツを均等に割り当てることができる。
また、本実施の形態2によれば、値札データの表示サイズを調整することで、コンテンツの表示スペースを好適に確保することができる。
また、本実施の形態2によれば、値札データの表示位置を調整することで、コンテンツの表示スペースを好適に確保することができる。
(実施の形態3)
図14は、上述した形態のサーバ1の動作を示す機能ブロック図である。制御部11がプログラムPを実行することにより、サーバ1は以下のように動作する。
記憶部1401は、棚3に陳列される商品のサイズを示す商品情報と、前記棚3の商品陳列位置に沿って設けられた表示装置2に表示される前記商品の関連データとを記憶する。決定部1402は、前記商品情報に基づき、前記商品の陳列位置と前記陳列位置に対応して表示される前記関連データとを決定する。計算部1403は、前記関連データを少なくとも前記陳列位置と対応した状態を維持してコンテンツを表示可能な空き表示領域を計算する。
本実施の形態3は以上の如きであり、その他は実施の形態1及び2と同様であるので、対応する部分には同一の符号を付してその詳細な説明を省略する。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した意味ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 サーバ(情報処理装置)
11 制御部
12 主記憶部
13 通信部
14 補助記憶部
P プログラム
141 棚DB
142 表示装置DB
143 商品DB
144 売上DB
145 棚割DB
146 コンテンツDB
2 表示装置
21 制御部
22 主記憶部
23 補助記憶部
24 通信部
25 表示部
3 棚
4 端末
5 POSサーバ

Claims (8)

  1. 棚に陳列される商品のサイズを示す商品情報と、前記棚の商品陳列位置に沿って設けられた表示装置に表示される前記商品の関連データとを記憶する記憶部と、
    前記商品情報に基づき、前記商品の陳列位置と前記陳列位置に対応して表示される前記関連データとを決定する決定部と、
    前記関連データを少なくとも前記陳列位置と対応した状態を維持してコンテンツを表示可能な空き表示領域を計算する計算部と
    を備え
    前記記憶部はさらに、前記棚のサイズを示す棚情報と、前記コンテンツの表示サイズとを記憶してあり、
    前記決定部は、
    前記商品情報及び棚情報に基づいて前記陳列位置及び関連データを決定し、
    各前記商品の前記陳列位置及びサイズに基づき、前記表示装置の表示領域を前記棚の商品陳列位置に沿って複数に分割し、
    分割した各前記表示領域に収まるように、各前記商品の前記関連データの表示位置を決定し、
    前記計算部は、
    分割した各前記表示領域に各前記商品の前記関連データが収まる範囲で、前記空き表示領域を計算し、
    表示する前記コンテンツの表示サイズを参照して前記空き表示領域を調整する
    ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 複数の前記コンテンツを記憶するデータベースを参照して、前記空き表示領域に前記コンテンツを表示させる表示制御部を備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記計算部は、前記空き表示領域が前記表示装置の略中央で最大となるように調整する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記計算部は、前記空き表示領域を前記関連データ間でそれぞれ等間隔となるように調整する
    ことを特徴とする請求項1~のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記計算部は、前記関連データの表示サイズを、予め定められた上限値及び下限値の間で変更しながら前記空き表示領域を計算する
    ことを特徴とする請求項1~のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記計算部は、前記関連データを表示する表示位置を前記棚の商品陳列位置に沿って変更しながら前記空き表示領域を計算する
    ことを特徴とする請求項1~のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  7. 棚に陳列される商品のサイズを示す商品情報と、前記棚の商品陳列位置に沿って設けられた表示装置に表示される前記商品の関連データとを取得し、
    前記商品情報に基づき、前記商品の陳列位置と前記陳列位置に対応して表示される前記関連データとを決定し、
    前記関連データを少なくとも前記陳列位置と対応した状態を維持してコンテンツを表示可能な空き表示領域を計算する処理であって、
    前記棚のサイズを示す棚情報と、前記コンテンツの表示サイズとを更に取得し、
    前記商品情報及び棚情報に基づいて前記陳列位置及び関連データを決定し、
    各前記商品の前記陳列位置及びサイズに基づき、前記表示装置の表示領域を前記棚の商品陳列位置に沿って複数に分割し、
    分割した各前記表示領域に収まるように、各前記商品の前記関連データの表示位置を決定し、
    分割した各前記表示領域に各前記商品の前記関連データが収まる範囲で、前記空き表示領域を計算し、
    表示する前記コンテンツの表示サイズを参照して前記空き表示領域を調整する
    処理をコンピュータが実行することを特徴とする情報処理方法。
  8. 棚に陳列される商品のサイズを示す商品情報と、前記棚の商品陳列位置に沿って設けられた表示装置に表示される前記商品の関連データとを取得し、
    前記商品情報に基づき、前記商品の陳列位置と前記陳列位置に対応して表示される前記関連データとを決定し、
    前記関連データを少なくとも前記陳列位置と対応した状態を維持してコンテンツを表示可能な空き表示領域を計算する処理であって、
    前記棚のサイズを示す棚情報と、前記コンテンツの表示サイズとを更に取得し、
    前記商品情報及び棚情報に基づいて前記陳列位置及び関連データを決定し、
    各前記商品の前記陳列位置及びサイズに基づき、前記表示装置の表示領域を前記棚の商品陳列位置に沿って複数に分割し、
    分割した各前記表示領域に収まるように、各前記商品の前記関連データの表示位置を決定し、
    分割した各前記表示領域に各前記商品の前記関連データが収まる範囲で、前記空き表示領域を計算し、
    表示する前記コンテンツの表示サイズを参照して前記空き表示領域を調整する
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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