JP7415381B2 - 情報処理システム及びプログラム - Google Patents
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Description
本発明の目的は、出発地から目的地に移動する際に利用可能であるか否かにかかわらず、目的地周辺の施設の情報を出力する場合と比較して、出発地から目的地に移動する際に利用可能な作業場所を把握し易くすることにある。
請求項2に記載の発明は、前記取得手段は、前記出発時刻及び前記到着時刻の情報を取得し、前記出力手段は、前記出発時刻から前記到着時刻までの総時間から移動時間を除いた残りの時間に利用可能な作業場所の情報を、当該作業場所での作業可能時間の情報とともに出力することを特徴とする請求項1に記載の情報処理システムである。
請求項3に記載の発明は、前記出力手段は、前記作業可能時間の情報として、前記利用可能な作業場所毎に、前記残りの時間内で予約可能な時間の情報を出力することを特徴とする請求項2に記載の情報処理システムである。
請求項4に記載の発明は、前記取得手段は、前記出発時刻及び前記利用時間の情報を取得し、前記出力手段は、前記利用可能な作業場所毎に、前記出発地を前記出発時刻に出発して当該作業場所を前記利用時間利用する場合に前記目的地に到着する到着時刻の情報を出力することを特徴とする請求項1に記載の情報処理システムである。
請求項5に記載の発明は、前記出力手段は、前記到着時刻の情報として、前記利用可能な作業場所毎に、当該作業場所を予約可能な時間帯に前記利用時間利用した後に前記目的地に到着する時刻の情報を出力することを特徴とする請求項4に記載の情報処理システムである。
請求項6に記載の発明は、前記取得手段は、前記到着時刻及び前記利用時間の情報を取得し、前記出力手段は、前記利用可能な作業場所毎に、当該作業場所を前記利用時間利用して前記目的地に前記到着時刻に到着する場合に前記出発地を出発するべき出発時刻の情報を出力することを特徴とする請求項1に記載の情報処理システムである。
請求項7に記載の発明は、前記出力手段は、前記出発時刻の情報として、前記利用可能な作業場所毎に、当該作業場所を予約可能な時間帯に前記利用時間利用する前に前記出発地を出発するべき時刻の情報を出力することを特徴とする請求項6に記載の情報処理システムである。
請求項8に記載の発明は、前記出力手段は、前記利用可能な作業場所の情報として、前記複数の駅の駅毎に、前記取得手段により取得された情報に基づいて前記出発地から前記目的地に移動する際に当該駅から移動可能且つ予約可能な作業場所の情報を出力することを特徴とする請求項1に記載の情報処理システムである。
請求項9に記載の発明は、出発地から目的地に移動する際の情報として、出発時刻、到着時刻、及び作業場所の利用時間の情報を取得する取得手段と、予め定められた複数の作業場所の中から、前記取得手段により取得された情報に基づいて特定される作業場所であって、前記出発地から前記目的地に移動する際に利用可能な作業場所の情報を出力する出力手段とを備え、前記出力手段は、前記出発地から前記目的地に移動するまでの間に存在する複数の駅の駅毎に、前記利用可能な作業場所の情報を出力することを特徴とする情報処理システムである。
請求項10に記載の発明は、コンピュータに、出発地から目的地に移動する際の情報として、出発時刻、到着時刻、及び作業場所の利用時間、のうちの少なくとも2つの情報を取得する機能と、予め定められた複数の作業場所の中から、前記取得する機能により取得された情報に基づいて特定される作業場所であって、前記出発地から前記目的地に移動する際に利用可能な作業場所の情報を、当該作業場所での作業可能時間の情報とともに出力する機能とを実現させ、前記出力する機能は、前記出発地から前記目的地に移動するまでの間に存在する複数の駅の駅毎に、前記利用可能な作業場所の情報を出力することを特徴とするためのプログラムである。
請求項11に記載の発明は、コンピュータに、出発地から目的地に移動する際の情報として、出発時刻、到着時刻、及び作業場所の利用時間の情報を取得する機能と、予め定められた複数の作業場所の中から、前記取得する機能により取得された情報に基づいて特定される作業場所であって、前記出発地から前記目的地に移動する際に利用可能な作業場所の情報を出力する機能とを実現させ、前記出力する機能は、前記出発地から前記目的地に移動するまでの間に存在する複数の駅の駅毎に、前記利用可能な作業場所の情報を出力することを特徴とするためのプログラムである。
請求項2記載の発明によれば、出発時刻及び到着時刻の情報により、出発地から目的地に移動する際に利用可能な作業場所及び当該作業場所での作業可能時間を把握できるようになる。
請求項3記載の発明によれば、作業場所の予約の状況にかかわらず作業可能時間の情報を出力する場合と比較して、より正確に作業可能時間を把握できるようになる。
請求項4記載の発明によれば、出発時刻及び利用時間の情報により、出発地から目的地に移動する際に利用可能な作業場所及び到着時刻を把握できるようになる。
請求項5記載の発明によれば、作業場所の予約の状況にかかわらず到着時刻の情報を出力する場合と比較して、より正確に到着時刻を把握できるようになる。
請求項6記載の発明によれば、到着時刻及び利用時間の情報により、出発地から目的地に移動する際に利用可能な作業場所及び出発時刻を把握できるようになる。
請求項7記載の発明によれば、作業場所の予約の状況にかかわらず出発時刻の情報を出力する場合と比較して、より正確に出発時刻を把握できるようになる。
請求項8記載の発明によれば、作業場所の予約の状況にかかわらず作業場所の情報を出力する場合と比較して、より正確に、利用可能な作業場所の情報を把握できるようになる。
請求項9記載の発明によれば、出発地から目的地に移動する際に利用可能であるか否かにかかわらず、目的地周辺の施設の情報を出力する場合と比較して、出発地から目的地に移動する際に利用可能な作業場所を把握し易くなる。
請求項10記載の発明によれば、出発地から目的地に移動する際に利用可能であるか否かにかかわらず、目的地周辺の施設の情報を出力する場合と比較して、出発地から目的地に移動する際に利用可能な作業場所を把握し易くする機能を、コンピュータにより実現できる。
請求項11記載の発明によれば、出発地から目的地に移動する際に利用可能であるか否かにかかわらず、目的地周辺の施設の情報を出力する場合と比較して、出発地から目的地に移動する際に利用可能な作業場所を把握し易くする機能を、コンピュータにより実現できる。
図1は、本実施の形態に係る情報処理システム1の全体構成例を示した図である。図示するように、本実施の形態に係る情報処理システム1では、サーバ装置100、ユーザ端末200がネットワーク300を介して接続される。
図2は、本実施の形態に係るサーバ装置100のハードウェア構成例を示した図である。
図示するように、サーバ装置100は、演算手段であるCPU(Central Processing Unit)101と、BIOS(Basic Input Output System)等のプログラムを記憶する記憶領域であるROM(Read Only Memory)102と、プログラムの実行領域であるRAM(Random Access Memory)103とを備える。また、サーバ装置100は、OS(Operating System)やアプリケーション等の各種プログラム、各種プログラムに対する入力データ、各種プログラムからの出力データ等を記憶する記憶領域であるHDD(Hard Disk Drive)104を備える。そして、ROM102やHDD104等に記憶されたプログラムが、RAM103に読み込まれてCPU101に実行されることにより、サーバ装置100の機能が実現される。
さらに、サーバ装置100は、外部との通信を行うための通信インタフェース(通信I/F)105と、ディスプレイ等の表示機構106と、キーボードやマウス、タッチパネル等の入力デバイス107とを備える。
なお、ユーザ端末200についても、一例として、図2に示すハードウェア構成と同様のものが用いられる。
図3は、本実施の形態に係るサーバ装置100の機能構成例を示したブロック図である。サーバ装置100は、検索条件取得部111と、検索部112と、検索結果出力部113と、予約部114とを備える。
以下では、ユーザが検索条件として入力する出発時刻、到着時刻、作業場所の利用時間をそれぞれ、「出発希望時刻」、「到着希望時刻」、「利用希望時間」と称することとする。
また、検索条件に、出発希望時刻、到着希望時刻、及び作業場所の利用希望時間のうちの少なくとも2つの情報が含まれる場合、どの情報が含まれるかによって、検索部112による検索の処理が異なる。
図4は、本実施の形態に係るサーバ装置100の処理手順の一例を示したフローチャートである。図4に示す例では、初期状態として、ユーザ端末200からサーバ装置100にアクセスすることにより、ユーザ端末200に検索サイトが表示されているものとする。
なお、以下では、処理のステップを記号の「S」と表記する。
検索条件に、出発希望時刻、到着希望時刻、及び作業場所の利用希望時間の全てが含まれると判定された場合、検索部112は、出発希望時刻、到着希望時刻、及び作業場所の利用希望時間の全ての条件を満たす移動経路、作業場所を検索する(S106)。
更に、検索条件に、出発希望時刻、作業場所の利用希望時間が含まれ、到着希望時刻が含まれないと判定された場合、検索部112は、出発希望時刻、作業場所の利用希望時間の条件を満たす移動経路、作業場所を検索する(S108)。
そして、検索条件に、到着希望時刻、作業場所の利用希望時間が含まれ、出発希望時刻が含まれないと判定された場合、検索部112は、到着希望時刻、作業場所の利用希望時間の条件を満たす移動経路、作業場所を検索する(S109)。
S106~S109の後、検索結果出力部113は、ユーザ端末200に対して、検索部112による検索の結果を出力する(S110)。出力された検索結果は、ユーザ端末200に表示される。そして、本処理フローは終了する。
次に、サーバ装置100の検索部112の処理について、具体例を挙げて説明する。図5~図8は、サーバ装置100の検索部112の処理の具体例を説明するための図である。この例では、出発地から目的地までの移動経路として、鉄道を用いた経路を検索するものとして説明する。なお、鉄道を用いた経路の検索は、予め定められた鉄道の路線図及び鉄道の時刻表に基づいて行われる。
まず、図5を参照しながら、出発希望時刻、到着希望時刻、及び作業場所の利用希望時間を検索条件とする場合について説明する。
この例では、ユーザが、検索サイトにおいて、検索条件として、出発地をA地点、目的地をB地点、と入力する。また、ユーザが、出発希望時刻を2019年7月1日9時、到着希望時刻を2019年7月1日12時、作業場所の利用希望時間を30分、と入力する。
この例では、2019年7月1日9時以降にA地点を出発すること、2019年7月1日12時までにB地点に到着すること、という2つの条件を満たす移動経路として、図5(A)に示すように、ルート1、ルート2、ルート3という3つの移動経路が存在する。
ルート2は、A地点から徒歩でX3駅に移動して電車に乗り、途中でX4駅、X5駅、X6駅を経由して、X7駅から徒歩でB地点に向かうルートである。
ルート3は、A地点から徒歩でX3駅に移動して電車に乗り、途中でX4駅、X8駅、X9駅を経由して、X10駅から徒歩でB地点に向かうルートである。なお、X4は、電車を乗り換える乗換駅である。
例えば、検索部112は、出発地から目的地に移動するまでの間に存在する拠点として、出発地、目的地、ルート上の各駅の各々を特定する。次に、特定した拠点毎に、ユーザがその拠点に滞在可能な時間(以下、「滞在可能時間」と称する)を計算する。そして、滞在可能時間から作業場所の利用希望時間を除いた残りの時間を、拠点から作業場所までの移動が許容される時間(以下、「移動許容時間」と称する)とする。この移動許容時間内に、拠点から作業場所までの往復移動が可能な作業場所を、検索対象とする。
例えば、B地点から作業場所W1まで徒歩5分の場合、11時にB地点を出て作業場所W1に向かうと、作業場所W1に到着するのは11時5分である。また、到着希望時刻12時までにB地点に到着するには、作業場所W1を11時55分までに出なければならない。そこで、作業場所W1では、11時5分~11時55分の間に、予約可能な空き時間があるか否かが判断される。例えば、11時~11時20分まで予約されている場合、11時20分~11時55分は空き時間、即ち、作業場所W1の作業可能時間である。この場合、利用希望時間である30分以上の空きがあるため、作業場所W1は利用可能な作業場所と判断される。同様に、作業場所W2、W3についても、利用可能であるか否かが判断される。
また、拠点から作業場所までの移動時間に、別の条件を設けてもよい。例えば、作業場所までの移動時間の上限を往復20分として、B地点から徒歩10分圏内を検索対象として、作業場所の検索を行ってもよい。
そこで、検索部112は、空き時間のうちのどの時間帯に作業場所を利用するかに応じて、出発時刻、到着時刻、作業場所の作業可能時間を出力してもよい。例えば、検索部112は、空き時間の開始から利用希望時間だけ作業場所を利用する場合に、目的地に到着する見込みの到着時刻の情報を出力する。また、例えば、検索部112は、空き時間の開始から利用希望時間よりも長く作業場所を利用する場合に、その利用時間に応じて、目的地に到着する見込みの到着時刻の情報を出力する。
同様に、作業場所が出発地付近にある場合も、出発地から徒歩で駅に向かう途中に作業場所に立ち寄ってもよい。この場合も、移動時間が短くなる分、作業場所の作業可能時間を長くしたり、目的地への到着時刻を早くしたり、出発地からの出発時刻を遅くしたりしてもよい。
次に、図6を参照しながら、出発希望時刻、到着希望時刻を検索条件とする場合について説明する。
この例では、ユーザが、検索サイトにおいて、検索条件として、出発地をA地点、目的地をB地点、と入力する。また、ユーザが、出発希望時刻を2019年7月1日9時、到着希望時刻を2019年7月1日12時、と入力する。
この例では、2019年7月1日9時以降にA地点を出発すること、2019年7月1日12時までにB地点に到着すること、という2つの条件を満たす移動経路として、図5に示す例と同様に、ルート1~ルート3という3つの移動経路が存在する。
例えば、検索部112は、図5に示す例と同様に、ルート毎に、出発地、目的地、ルート上の各駅を拠点とする。次に、拠点毎に滞在可能時間を計算する。そして、滞在可能時間、拠点から作業場所への往復の移動時間、作業場所での予約状況に基づいて、作業場所の空き時間を算出する。
例えば、B地点から作業場所W1まで徒歩5分の場合、11時にB地点を出て作業場所W1に向かうと、作業場所W1に到着するのは11時5分である。また、到着希望時刻12時までにB地点に到着するには、作業場所W1を11時55分までに出なければならない。そこで、作業場所W1では、11時5分~11時55分までの間に予約可能な空き時間があるか否かが判断される。例えば、11時~11時20分まで予約されている場合、11時20分~11時55分の35分は空き時間、即ち、作業場所W1の作業可能時間である。同様にして、作業場所W2~W6についても、作業可能時間が計算される。
次に、図7を参照しながら、出発希望時刻、作業場所の利用希望時間を検索条件とする場合について説明する。
この例では、ユーザが、検索サイトにおいて、検索条件として、出発地をA地点、目的地をB地点、と入力する。また、ユーザが、出発希望時刻を2019年7月1日9時、作業場所の利用希望時間を30分、と入力する。
この例では、A地点からB地点までの移動経路として、図7(A)に示すように、ルート1~ルート5という5つの移動経路が存在する。付言すると、図5に示す例と異なり、到着時刻に制限がないため、A地点を出発してB地点に到着するための全ての移動経路が対象になる。ただし、多くの移動経路が存在する場合もあるため、特定の条件を満たす移動経路に絞ってもよい。特定の条件とは、例えば、移動時間の短い上位の数個(例えば5個)を対象にするという条件や、移動時間が特定時間以内(例えば5時間以内)のものを対象にするという条件である。この例では、特定の条件を満たす移動経路として、5つの移動経路が対象となる。
例えば、検索部112は、図5に示す例と同様に、ルート毎に、出発地、目的地、ルート上の各駅を拠点とする。次に、拠点毎に、拠点の付近にある作業場所を抽出する。拠点の付近とは、例えば、拠点から徒歩15分圏内や、拠点から1km以内である。そして、抽出した作業場所毎に、到着時刻を計算する。
例えば、11時~11時20分、12時30分~13時に予約されている場合、11時20分~12時30分が空き時間、即ち、作業場所W1の作業可能時間である。この場合、利用希望時間である30分以上の空きがあるため、この空き時間に利用可能と判断される。また、例えば、作業場所W1を11時20分~11時50分の30分利用し、11時50分に作業場所W1を出発すると、B地点への到着時刻は11時55分である。作業場所W2、W3についても同様に、B地点への到着時刻を計算する。
次に、図8を参照しながら、到着希望時刻、作業場所の利用希望時間を検索条件とする場合について説明する。
この例では、ユーザが、検索サイトにおいて、検索条件として、出発地をA地点、目的地をB地点、と入力する。また、ユーザが、到着希望時刻を2019年7月1日12時、作業場所の利用希望時間を30分、と入力する。
この例では、A地点からB地点までの移動経路として、図7に示す例と同様に、ルート1~ルート5という5つの移動経路が存在する。付言すると、この例では、図5に示す例と異なり、出発時刻に制限がないため、A地点を出発してB地点に到着するための全ての移動経路が対象になる。ただし、図7に示す例と同様に、特定の条件を満たす移動経路に絞ってもよい。この例では、特定の条件を満たす移動経路として、5つの移動経路が対象となる。
例えば、検索部112は、図5に示す例と同様に、ルート毎に、出発地、目的地、ルート上の各駅を拠点とする。次に、拠点毎に、拠点の付近にある作業場所を抽出する。そして、抽出した作業場所毎に、出発時刻を計算する。
ここで、作業場所W1が11時~11時20分に予約されている場合、11時20分~11時55分が空き時間、即ち、作業場所W1の作業可能時間である。この場合、利用希望時間である30分以上の空きがあるため、この空き時間に利用可能と判断される。例えば、作業場所W1を11時25分~11時55分の30分利用する場合、作業場所W1に11時25分に到着すればよい。即ち、B地点に立ち寄って11時20分にB地点を出発して、作業場所W1に向かえばよい。そして、ルート1を利用する場合の鉄道の移動時間を考慮して、B地点に11時20分に到着するためにA地点を出発するべき出発時刻は、例えば、9時20分と計算される。作業場所W2、W3についても同様に、A地点を出発するべき出発時刻を計算する。
更に、ユーザが複数の目的地を設定してもよい。例えば、ユーザは、出発地を出発した後、目的地に行き、更に別の目的地に行く場合もある。また、出発地を出発して目的地に行き、更に出発地に戻る場合もある。例えば、ユーザは、2つの目的地を設定する場合、出発地~1つ目の目的地の移動の場合と同様に、1つ目の目的地~2つ目の目的地の移動の検索条件として、1つ目の目的地の出発希望時刻、2つ目の目的地への到着希望時刻、作業場所の利用希望時間、のうちの少なくとも2つの情報を設定する。
次に、検索部112による検索結果の表示例について説明する。図9~図12は、検索結果の表示例を示す図である。ここでは、図5~図8で説明した検索条件で検索した場合について説明する。
まず、図9を参照しながら、出発希望時刻、到着希望時刻、及び作業場所の利用希望時間を検索条件とする場合について説明する。ここでは、図5に示す検索条件で検索を行った結果、検索サイト上で、ルート1~ルート3の各ルートについて、拠点毎に、作業場所の情報が表示される。
なお、作業場所W3では、すでに2名の優先予約がされており、検索条件を満たす空き時間が存在しない。そこで、予約不可となっている。
次に、図10を参照しながら、出発希望時刻、到着希望時刻を検索条件とする場合について説明する。ここでは、図6に示す検索条件で検索を行った結果、検索サイト上で、ルート1~ルート3の各ルートについて、拠点毎に、作業場所の情報が表示される。
例えば、ルート1において、B地点を拠点とする場合、作業場所W1~W6が存在するため、作業場所W1~W6の各々の情報が表示される。なお、作業場所の情報は、図9に示す例と同様であるため、ここでは説明を省略する。
次に、図11を参照しながら、出発希望時刻、作業場所の利用希望時間を検索条件とする場合について説明する。ここでは、図7に示す検索条件で検索を行った結果、検索サイト上で、ルート1~ルート5の各ルートについて、拠点毎に、作業場所の情報が表示される。
その他の点は図9に示す例と同様であるため、ここでは説明を省略する。
次に、図12を参照しながら、到着希望時刻、作業場所の利用希望時間を検索条件とする場合について説明する。ここでは、図8に示す検索条件で検索を行った結果、検索サイト上で、ルート1~ルート5の各ルートについて、拠点毎に、作業場所の情報が表示される。
その他の点は図9に示す例と同様であるため、ここでは説明を省略する。
本実施の形態では、検索結果として、作業場所の位置を地図上に表示してもよい。図13は、作業場所の位置を地図上に表示する場合の表示例を示す図である。
この例では、作業場所の位置に、その作業場所の種類を示す画像が配置される。例えば、飲食店、カフェ、ワークスペースの各々を示す画像が用意されており、作業場所の種類に応じて、飲食店、カフェ、ワークスペースの何れかの画像が配置される。画像14は、作業場所W10の位置を示す画像である。この画像14は、カフェを示す画像であり、作業場所W10がカフェであることを示している。
なお、図13に示す地図は、図9~図12に示す作業場所の情報とともに表示される。また、図9~図12に示す画面から切り替えて、図13に示す地図を表示してもよい。
次に、本実施の形態の他の構成例について説明する。
更に、移動に用いる交通機関は、公共交通機関に限られない。例えば、ユーザ自身が運転する自動車や自転車によって移動する場合に、その移動経路や作業場所を検索してもよい。
なお、複数の種類の交通機関を用いて移動することとしてもよい。また、交通機関を用いずに、ユーザが徒歩で移動する場合に、その移動経路や作業場所を検索してもよい。
また、本開示は上記の実施形態に何ら限定されるものではなく、本開示の要旨を逸脱しない範囲で種々の形態で実施することができる。
Claims (11)
- 出発地から目的地に移動する際の情報として、出発時刻、到着時刻、及び作業場所の利用時間、のうちの少なくとも2つの情報を取得する取得手段と、
予め定められた複数の作業場所の中から、前記取得手段により取得された情報に基づいて特定される作業場所であって、前記出発地から前記目的地に移動する際に利用可能な作業場所の情報を、当該作業場所での作業可能時間の情報とともに出力する出力手段と
を備え、
前記出力手段は、前記出発地から前記目的地に移動するまでの間に存在する複数の駅の駅毎に、前記利用可能な作業場所の情報を出力すること
を特徴とする情報処理システム。 - 前記取得手段は、前記出発時刻及び前記到着時刻の情報を取得し、
前記出力手段は、前記出発時刻から前記到着時刻までの総時間から移動時間を除いた残りの時間に利用可能な作業場所の情報を、当該作業場所での作業可能時間の情報とともに出力すること
を特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。 - 前記出力手段は、前記作業可能時間の情報として、前記利用可能な作業場所毎に、前記残りの時間内で予約可能な時間の情報を出力すること
を特徴とする請求項2に記載の情報処理システム。 - 前記取得手段は、前記出発時刻及び前記利用時間の情報を取得し、
前記出力手段は、前記利用可能な作業場所毎に、前記出発地を前記出発時刻に出発して当該作業場所を前記利用時間利用する場合に前記目的地に到着する到着時刻の情報を出力すること
を特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。 - 前記出力手段は、前記到着時刻の情報として、前記利用可能な作業場所毎に、当該作業場所を予約可能な時間帯に前記利用時間利用した後に前記目的地に到着する時刻の情報を出力すること
を特徴とする請求項4に記載の情報処理システム。 - 前記取得手段は、前記到着時刻及び前記利用時間の情報を取得し、
前記出力手段は、前記利用可能な作業場所毎に、当該作業場所を前記利用時間利用して前記目的地に前記到着時刻に到着する場合に前記出発地を出発するべき出発時刻の情報を出力すること
を特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。 - 前記出力手段は、前記出発時刻の情報として、前記利用可能な作業場所毎に、当該作業場所を予約可能な時間帯に前記利用時間利用する前に前記出発地を出発するべき時刻の情報を出力すること
を特徴とする請求項6に記載の情報処理システム。 - 前記出力手段は、前記利用可能な作業場所の情報として、前記複数の駅の駅毎に、前記取得手段により取得された情報に基づいて前記出発地から前記目的地に移動する際に当該駅から移動可能且つ予約可能な作業場所の情報を出力すること
を特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。 - 出発地から目的地に移動する際の情報として、出発時刻、到着時刻、及び作業場所の利用時間の情報を取得する取得手段と、
予め定められた複数の作業場所の中から、前記取得手段により取得された情報に基づいて特定される作業場所であって、前記出発地から前記目的地に移動する際に利用可能な作業場所の情報を出力する出力手段と
を備え、
前記出力手段は、前記出発地から前記目的地に移動するまでの間に存在する複数の駅の駅毎に、前記利用可能な作業場所の情報を出力すること
を特徴とする情報処理システム。 - コンピュータに、
出発地から目的地に移動する際の情報として、出発時刻、到着時刻、及び作業場所の利用時間、のうちの少なくとも2つの情報を取得する機能と、
予め定められた複数の作業場所の中から、前記取得する機能により取得された情報に基づいて特定される作業場所であって、前記出発地から前記目的地に移動する際に利用可能な作業場所の情報を、当該作業場所での作業可能時間の情報とともに出力する機能と
を実現させ、
前記出力する機能は、前記出発地から前記目的地に移動するまでの間に存在する複数の駅の駅毎に、前記利用可能な作業場所の情報を出力すること
を特徴とするためのプログラム。 - コンピュータに、
出発地から目的地に移動する際の情報として、出発時刻、到着時刻、及び作業場所の利用時間の情報を取得する機能と、
予め定められた複数の作業場所の中から、前記取得する機能により取得された情報に基づいて特定される作業場所であって、前記出発地から前記目的地に移動する際に利用可能な作業場所の情報を出力する機能と
を実現させ、
前記出力する機能は、前記出発地から前記目的地に移動するまでの間に存在する複数の駅の駅毎に、前記利用可能な作業場所の情報を出力すること
を特徴とするためのプログラム。
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