JP7415115B2 - 加湿装置 - Google Patents

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本発明は、加湿装置に関するものである。
ビル等において室内に湿度を供給するための天井埋込型加湿装置として、特許文献1の図1に記載されているように、加湿用の水を含んだ加湿エレメントに送風機で空気を接触させ、加湿エレメントの水分を含んだ空気を室内に供給するものが知られている。
一般に、加湿装置を稼働させる期間は暖房機器を使用する時期のみであるため、それ以外の期間、例えば4月~9月にかけての約6ヶ月間は、加湿装置を休止させることになる。加湿装置の休止期間中には、加湿エレメントに水を供給するための給水配管内に水が残ったままとなる。この残留水は腐敗する可能性がある。このため、加湿装置の次の稼働時季に残留水がそのまま使用されると、加湿装置の故障や異臭発生の原因となる。
特開2016-109313号公報
本発明は、前記のような事情に鑑みてなされたもので、給水配管内の残留水に起因する加湿装置の故障や異臭の発生を防止し得る加湿装置を提供しようとするものである。
前記課題を解決するため、本発明に係る加湿装置は、水源に接続される給水配管を介して加湿エレメントへと加湿用の水を供給する給水系と、該給水系から分岐して延びる残留水排出系と、前記水の流路を前記加湿エレメント側と前記残留水排出系側とに切り換え可能な切り換え手段と、を備える加湿装置であって、前記残留水排出系に水槽が含まれ、該水槽は、上部に残留水入口を備え、下部に残留水出口を備え、前記残留水入口と前記残留水出口との間にオーバーフロー出口を備え、前記残留水入口と前記オーバーフロー出口との間に非貯水空間が形成されることを特徴とする(請求項1)。
本発明によれば、給水配管を介して供給される加湿用の水の流路が、切り換え手段により、加湿エレメント側と残留水排出系側とに切り換え可能である。したがって、長期にわたって休止していた加湿装置を使用する前に、水の流路を残留水排出系側にすることで、給水配管内に残留していた残留水を排出することができる。その後、水の流路を加湿エレメント側に切り換えることで、加湿装置本来の加湿作用を享受することができる。これにより、長期にわたって給水配管内に残留していた残留水に起因する加湿装置の故障や異臭の発生を防止することができる。また、残留水出口で詰まりが発生しても、オーバーフロー出口から残留水が排出されるので、残留水入口とオーバーフロー出口との間に非貯水空間が保持される。このため、水道法の規定に触れることなく給水配管を水道管に直結することができる。
なお、本発明において、加湿エレメントの具体的態様に限定はなく、供給される水を用いて湿気の創出に関与する要素であれば加湿エレメントに該当する。
好適な実施の一形態として、所定のプログラムに基づいて残留水の排出時間を任意に設定可能としてもよい(請求項2)。これにより、給水配管の長さや太さ等に応じて、残留水が完全に排出されるのに必要な残留水排出時間を設定できる。
本発明の実施の一形態に係る加湿装置の配管系及び制御系の説明図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
図1の加湿装置は、特許文献1のものと同様に、天井裏に配設され、天井パネルの送風口から室内へと湿気を供給するものである。但し、本発明において、加湿装置の具体的態様について限定はなく、図1のものは一例に過ぎない。
図1に示すように、本発明の実施の一形態に係る加湿装置は、水源1に接続される給水配管2を介して加湿エレメント3へと加湿用の水を供給する給水系Aと、該給水系Aから分岐して延びる残留水排出系Bと、前記水の流路を前記加湿エレメント3側と前記残留水排出系B側とに切り換え可能な切り換え手段4,5と、を備える。
給水系Aは、給水配管2と、加湿水管路6と、散水パイプ7と、を備える。給水配管2は、開閉弁2aを介して、貯水タンクや水道管等の水源1に接続される。加湿水管路6は給水配管2に接続され、加湿水管路6に散水パイプ7が接続される。加湿水管路6上には、上流側から順に、ストレーナ8と、給水遮断弁9と、給水制御弁4と、減圧弁10とが配設される。
散水パイプ7は、互いに連通する多数の枝管を備え、この枝管の上面に多数の散水口7aを備える。散水パイプ7の真下に加湿エレメント3が配設される。減圧弁10の作用により散水口7aから水が緩やかに流出し、この水が加湿エレメント3に降りかかる。散水口7aが散水パイプ7の枝管の上面に配設されるので、水に微細な異物が含まれていたとしても散水口7aが詰まりにくい。
図示例の加湿エレメント3は、保水性と通気性とを有するそれ自体公知の要素であり、例えば、保水性を有する不織布等の加湿素材を積層して直方体状に形成される。散水された水は加湿エレメント3を伝って滴り落ち、加湿エレメント3の下方に配設されるドレンパン11に溜まる。
ドレンパン11の内部底面は傾斜しており、ドレンパン11内の傾斜下手位置には、排水ポンプ12が配設される。この排水ポンプ12によって、ドレンパン11内の水が外部へと排出される。ドレンパン11内には、水位制御用の複数本の電極棒13や、溢水警報用のフロートスイッチ14等が配設される。電極棒13は所定の排水開始水位と排水停止水位とを検出する。そして、この検出信号に基づき、マイクロコンピュータを含む制御装置15によって排水ポンプ12が自動制御される。
図示は省略しているが、図1の加湿装置は送風機を備える。送風機によって供給される気流が加湿エレメント3に接触し、加湿エレメント3が保持している水分を伴って室内に流入する。これにより、室内に湿気が供給される。
前述の通り、図1の加湿装置は本発明の実施の一形態を説明するための一例に過ぎない。したがって、加湿メカニズムの具体的態様を限定するものではない。同様に、加湿エレメントの具体的態様についても限定はなく、供給される水を用いて湿気の創出に関与する要素であれば加湿エレメントに該当する。
残留水排出系Bは、給水系Aから分岐して延びる。具体的には、加湿水管路6上において、給水遮断弁9と給水制御弁4との間の位置に分岐部16が形成され、この分岐部16から残留水排出系Bが延びる。残留水排出系Bは、給水配管2内に残留している残留水を必要に応じて外部に排出させるためのものである。具体的には、例えば、長期にわたり休止していた加湿装置を稼働させる前に、給水配管2内に残留していた残留水を、残留水排出系Bを通じて排出させる。これにより、腐敗している可能性のある残留水が加湿作用に関与することを防止する。
残留水排出系Bは、分岐部16に接続される残留水排出管路17を備える。この残留水排出管路17上には排水制御弁5が配設される。給水制御弁4が閉じ、且つ排水制御弁5が開くことで、残留水排出系Bを通して排水が行われる。逆に、排水制御弁5が閉じ、且つ給水制御弁4が開くことで、加湿エレメント3に水が供給される。このように、給水制御弁4と排水制御弁5は、水の流路を加湿エレメント3側と残留水排出系B側とに切り換え可能な切り換え手段の一例である。切り換え手段の他の例として、給水制御弁4と排水制御弁5とに代えて、分岐部16に切り換え弁を配設してもよい。
給水制御弁4及び排水制御弁5、又はこれらに代わる切り換え弁が制御装置15で自動制御されることで、加湿装置の運転開始時に、給水配管2内の残留水が自動排水される。
好適な実施の一形態として、所定のプログラムに基づいて残留水の排出時間を任意に設定可能としてもよい。具体的には、残留水の排出時間をリモコン18で任意の長さに設定できるようにし、この設定値が実現されるように、制御装置15により給水制御弁4及び排水制御弁5又はこれらに代わる切り換え弁を自動制御する。これにより、給水配管2の長さや太さ等に応じて、残留水が完全に排出されるまで自動排水が実行される。
図示例では、残留水排出管路17が残留水をドレンパン11へと流入させるようになっている。しかしこれには限定されず、加湿装置外へと直接排出してもよいことは勿論である。
図1の例では、好適な実施の一形態として、残留水排出系Bに水槽19が含まれている。この水槽19は、ドレンパン11の上方位置に配設され、上部に残留水入口20を備え、下部に残留水出口21を備え、さらに、残留水入口20と残留水出口21との間にオーバーフロー出口22を備える。残留水入口20とオーバーフロー出口22との間には、水で満たされることのない非貯水空間23が形成される。
水槽19の残留水入口20には、残留水排出管路17が接続される。水槽19の下面には、下向きに延びる排水管24が配設され、この排水管24の下端開口部が残留水出口21となる。水槽19の上下方向の中間位置にはオーバーフロー出口22が形成される。このオーバーフロー出口22には、ドレンパン11に向けて下向きに延びるオーバーフロー排水管25が接続される。
水槽19にオーバーフロー出口22を設けたのは、水で満たされない非貯水空間23が水槽19内に常に確保されるようにするためである。すなわち、何らかの要因で水槽19の排水管24に詰まりが発生しても、水槽19に流入する残留水はオーバーフロー出口22から排出されるので、残留水入口20とオーバーフロー出口22との間に非貯水空間23が保持される。このため、水道法の規定に触れることなく、給水配管2を水源1としての水道管に直結することができる。
以上、本発明の実施の形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこれらの実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれる。また、上述の実施の形態は、その目的及び構成等に特に矛盾や問題がない限り、互いの技術を流用して組み合わせることが可能である。
1 水源
2 給水配管
3 加湿エレメント
4 切り換え手段(給水制御弁)
5 切り換え手段(排水制御弁)
19 水槽
20 残留水入口
21 残留水出口
22 オーバーフロー出口
23 非貯水空間
A 給水系
B 残留水排出系

Claims (2)

  1. 水源に接続される給水配管を介して加湿エレメントへと加湿用の水を供給する給水系と、該給水系から分岐して延びる残留水排出系と、前記水の流路を前記加湿エレメント側と前記残留水排出系側とに切り換え可能な切り換え手段と、を備える加湿装置であって、前記残留水排出系に水槽が含まれ、該水槽は、上部に残留水入口を備え、下部に残留水出口を備え、前記残留水入口と前記残留水出口との間にオーバーフロー出口を備え、前記残留水入口と前記オーバーフロー出口との間に非貯水空間が形成される、加湿装置。
  2. 所定のプログラムに基づいて残留水の排出時間が任意に設定可能とされている、請求項1に記載の加湿装置。
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