JP7414460B2 - 空調システム、通信装置、空調通信方法、及びプログラム - Google Patents
空調システム、通信装置、空調通信方法、及びプログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP7414460B2 JP7414460B2 JP2019190838A JP2019190838A JP7414460B2 JP 7414460 B2 JP7414460 B2 JP 7414460B2 JP 2019190838 A JP2019190838 A JP 2019190838A JP 2019190838 A JP2019190838 A JP 2019190838A JP 7414460 B2 JP7414460 B2 JP 7414460B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- communication
- modulation
- signal
- air conditioning
- demodulation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000004891 communication Methods 0.000 title claims description 464
- 238000004378 air conditioning Methods 0.000 title claims description 78
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 36
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 120
- 238000012360 testing method Methods 0.000 claims description 100
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 31
- 230000004044 response Effects 0.000 claims description 18
- 230000003321 amplification Effects 0.000 claims description 8
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 claims description 8
- 230000008569 process Effects 0.000 description 21
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 16
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 12
- 239000003507 refrigerant Substances 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 230000010363 phase shift Effects 0.000 description 3
- 230000008901 benefit Effects 0.000 description 2
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 2
- 230000008859 change Effects 0.000 description 2
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 2
- 238000001228 spectrum Methods 0.000 description 2
- 101000741965 Homo sapiens Inactive tyrosine-protein kinase PRAG1 Proteins 0.000 description 1
- 102100038659 Inactive tyrosine-protein kinase PRAG1 Human genes 0.000 description 1
- 238000012790 confirmation Methods 0.000 description 1
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000006870 function Effects 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 description 1
- 238000005057 refrigeration Methods 0.000 description 1
- 230000008054 signal transmission Effects 0.000 description 1
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 1
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 1
- 230000002123 temporal effect Effects 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Air Conditioning Control Device (AREA)
Description
図1は、第1実施形態に係る空調システム100の構成図である。
空調システム100は、冷房や暖房等の空調を行うシステムであり、ビル等の建物に設置されている。図1では、既設空調設備Gから高速通信空調設備Hへの設備更新を段階的に行う過程で、既設空調設備Gと高速通信空調設備Hとが併存している状態を図示している。
以下の例では、図2に示す「既設室内機」が、m台のうちの既設室内機21(図1参照)であり、また、「高速通信室内機」が、n台のうちの高速通信室内機41(図1参照)であるものとして説明する。
図3に示すように、高速通信室内機41は、前記したOFDM通信部41b(図1参照)に含まれる構成として、制御部1と、OFDM通信モデム2(変復調通信部)と、可変利得送信増幅器3(可変利得送信増幅部)と、OFDM受信回路4と、OFDM空きチャネル検出器5(第2空きチャネル検出部)と、記憶部6と、を備えている。
また、制御部1は、OFDM通信モデム2やOFDM空きチャネル検出器5の他、AMIデータ通信回路7やAMI空きチャネル検出器10との間で所定のデータをやり取りする。このようなデータのやり取りに関して、まず、OFDM通信モデム2へのOFDM送信データの出力について説明し、残りの各信号の入出力については順を追って説明する。
OFDM空きチャネル検出器5は、OFDM通信(変復調通信)の空きチャネルを検出する。前記したように、OFDM通信の「空きチャネル」とは、通信線fvを介してOFDM通信(変復調通信)の信号が伝送されているか否かを示すものである。すなわち、OFDM空きチャネル検出器5は、OFDM受信回路4から自身に入力される差動信号に所定のOFDM信号が含まれているか否かを検出する。
AMI受信回路9は、通信線fvp,fvnを介して入力される差動信号を受信して増幅し、増幅後の差動信号をAMI送信回路8に出力するとともに、後記するAMI空きチャネル検出器10にも出力する。
AMI空きチャネル検出器10は、シリアルデータ通信の空きチャネルを検出する。すなわち、AMI空きチャネル検出器10は、AMI受信回路9から自身に入力される差動信号に所定のAMI信号が含まれているか否かを検出する。なお、シリアルデータ通信の「空きチャネル」とは、通信線fvを介してシリアルデータ通信の信号が伝送されているか否かを示すものである。
なお、電源の投入をトリガとして、図4に示す一連の処理が開始されるようにしてもよい。ステップS101において、高速通信室内機41の制御部1は、AMI空きチャネルが“Empty”であるか否かを判定する。AMI空きチャネルが“Empty”ではなく、“Busy”である場合(S101:No)、制御部1の処理はステップS101に戻る。この場合、通信線fvを介してAMI信号が伝送されている最中だからである。
ステップS106において制御部1は、可変利得送信増幅器3の利得を増加させる。なお、ステップS106における利得の増加幅は、予め設定されている。ステップS106の処理を行った後、制御部1の処理はステップS105に戻る。
ステップS107において制御部1は、可変利得送信増幅器3の利得を現状の値で設定し、利得の設定に関する一連の処理を終了する(END)。このように、制御部1は、AMIテストデータ(第1テスト信号)及びOFDMテストデータ(第2テスト信号)の送信中(S102,S103)、受信S/N比検出器2a(受信S/N比検出部)によって検出される受信S/N比が所定閾値以上となるように、可変利得送信増幅器3(可変利得送信増幅部)における利得を設定する(S105~S107:利得設定ステップ)。
なお、図5の各横軸は時刻である。また、図5の縦軸には、高速通信室内機41で送受信される複数の信号を示している。また、図5に示す時刻t21の直前に電源が投入されたものとする。電源投入時において、可変利得送信増幅器3の利得は、所定の初期値に設定される。
OFDM通信では、複数の変調モードに対応して、通信速度の他、所要受信S/N比が予め設定されている。なお、所要受信S/N比とは、AMI信号と、所定の変調モードに基づくOFDM信号と、が通信線fv等で衝突した場合でも、OFDM信号が送信先で適切に受信されるように予め設定された受信S/N比である。
なお、図7に示す高速通信室外機31の各構成に付した符号は、説明の便宜上、高速通信室内機41(図3参照)のものと同一にしている。
図7に示すように、通信に関する構成としては、高速通信室外機31も高速通信室内機41(図3参照)と同様の構成を備えている。また、高速通信室外機31が実行する処理についても、高速通信室内機41の処理(図4~図6)と同様であるため、詳細な説明は省略する。
第1実施形態によれば、通信線fv等においてAMIテストデータとOFDMテストデータとを衝突させた状態で(図4のS101~S103)、OFDM受信S/N比が所定閾値以上となるように、可変利得送信増幅器3の利得が調整される(図4のS104~S107)。これによって、例えば、高速通信室外機31からOFDM信号が送信されているとき、既設室外機11(図1参照)からAMI信号が送信されて、OFDM信号とAMI信号が通信線fv等で衝突しても、OFDM信号が送信先で適切に受信される。
第2実施形態(図8参照)は、高速通信室外機31の配置が異なっている点が、第1実施形態(図1参照)とは異なっている。また、第2実施形態は、通信線fu,fv,fr,fsの長さに基づいて、OFDM受信S/N比の所定閾値が設定される点が、第1実施形態とは異なっている。なお、その他の点(高速通信室外機31や高速通信室内機41~4nの構成等:図3、図4、図7参照)については、第1実施形態と同様である。したがって、第1実施形態とは異なる部分について説明し、重複する部分については説明を省略する。
図8の例では、空調システム100Aの設備更新を段階的に行う過程で、高速通信室外機31が、既設室外機11や既設室内機21~2mを挟んで、高速通信室内機41~4nから離れた場所に設置されている。図8に示すように、高速通信室外機31は、通信線frを介して、既設室外機11に接続されている。また、既設空調設備Gに最も近い位置に配置された高速通信室内機41は、通信線fsを介して、既設室内機2mに接続されている。つまり、高速通信室外機31、既設室外機11、既設室内機21~2m、及び高速通信室内機41~4nが順次に、各通信線を介してバス接続されている。
図9に示すように、通信線の種類や断面積によって、通信線の長さの上限値Dmaxにおける伝送損失Lmaxの大きさが異なっている。
第2実施形態によれば、通信線fu,fv,fr,fsの長さに基づいて、OFDM受信S/N比の所定閾値(図4のS105)が設定される。したがって、高速通信室外機31と高速通信内機4nとを接続する通信線fu,fv,fr,fsの全長が比較的長い場合でも、OFDM通信を適切に行うことができる。
第3実施形態は、可変利得送信増幅器3の利得を設定する際のAMIテストデータ(第1テスト信号)にPN符号(疑似ランダム雑音信号)が含まれている点が、第1実施形態とは異なっている。なお、その他の点(高速通信室外機31や高速通信室内機41~4nの構成等:図3、図4、図7参照)については、第1実施形態と同様である。したがって、第1実施形態とは異なる部分について説明し、重複する部分については説明を省略する。
図10に示すように、AMIテストデータにおいて、宛先ユニットアドレス、発信元ユニットアドレス、及び、複数のPN符号が順次に配列されている。なお、宛先ユニットアドレスや発信元ユニットアドレスの他、複数のPN符号の各データの前には、所定のスタートビット(ST)が挿入され、各データの末尾には所定のストップビット(SP)が挿入されている。
第3実施形態によれば、AMIテストデータにPN符号を含めることで、信号スペクトラムが拡散し、OFDM周波数帯域に干渉する高調波レベルを平均化できる。したがって、受信S/N比検出器2a(図3参照)において、第1実施形態よりもOFDM受信S/N比を高精度に検出できる。
第4実施形態は、OFDM受信S/N比が所定閾値以上になった後、OFDM信号の送信時・受信時において所定のユニークワードが一致しているかを制御部1が確認する点が、第1実施形態とは異なっている。なお、その他の点(高速通信室外機31や高速通信室内機41~4nの構成等:図3、図4、図7参照)については、第1実施形態と同様である。したがって、第1実施形態とは異なる部分について説明し、重複する部分については説明を省略する。
図11に示すように、OFDMテストデータは、ヘッダと、このヘッダに続くペイロードと、を含んでいる。ヘッダは、所定のプリアンブル、宛先ユニットアドレス、発信元ユニットアドレス、変調モード、及びペイロードサイズを示すデータが順次に配列されている。
第4実施形態によれば、ユニークワードが一致していることに基づき、AMI信号とOFDM信号とが衝突してもビット誤りが生じていないことを制御部1が確認できる。これによって、制御部1は、可変利得送信増幅器3の利得を適切な値に設定できるため、空調運転時の通信に関する信頼性をさらに高めることができる。
第5実施形態は、可変利得送信増幅器3の利得の設定後、制御部1が、シリアルデータ通信を行う他の機器(例えば、既設室外機11)に問合せ信号を送信し、その後に応答信号を受信できることを確認する点が、第1実施形態とは異なっている。なお、その他の点(高速通信室外機31や高速通信室内機41~4nの構成等:図3、図7参照)については、第1実施形態と同様である。したがって、第1実施形態とは異なる部分について説明し、重複する部分については説明を省略する。
なお、図12において、第1実施形態で説明した図4と同様の処理(S101~S107)には、同一のステップ番号を付している。
ステップS107において可変利得送信増幅器3の利得を設定した後、ステップS108において、高速通信室内機41の制御部1は、AMIデータ通信回路7を介して、AMI通信に基づく問合せ信号(確認要求信号ともいう)を送信する。すなわち、制御部1は、可変利得送信増幅器3における利得の設定後、通信線fv等を介してシリアルデータ通信を行う他の機器(例えば、既設室外機11:図1参照)に、シリアルデータ通信に基づく所定の問合せ信号を送信する。この問合せ信号には、所定の送信先アドレスの他に、高速通信室内機41自身のアドレスも含まれている。
第5実施形態によれば、AMI通信の問合せ信号に対する応答信号を正常に受信できたか否かに基づいて(S110)、可変利得送信増幅器3の利得が適切であったか否かを制御部1が確認できる。これによって、AMI信号とOFDM信号とが通信線fv等で衝突しても、OFDM通信の他に、AMI通信もビット誤りなく正常に行われることを制御部1が確認できる。したがって、第5実施形態によれば、通信に関する信頼性をさらに高めることができる。
以上、本発明に係る空調システム100等について各実施形態で説明したが、本発明はこれらの記載に限定されるものではなく、種々の変更を行うことができる。
例えば、各実施形態では、電源が投入されるたびに、可変利得送信増幅器3(図3参照)の利得を設定する処理(図4参照)が行われる場合について説明したが、これに限らない。すなわち、可変利得送信増幅器3の利得を試運転段階で制御部1が設定し、設定後の利得を記憶部6(不揮発性メモリ)に格納するようにしてもよい。そして、電源が投入された場合、制御部1は、記憶部6から読みだした所定の利得に基づいて、可変利得送信増幅器3を制御する。
また、各実施形態で説明した空調システムは、ビル用マルチエアコン(Variable Refrigerant Flow:VRF)の他、様々な種類の空調システムに適用可能である。
また、前記した機構や構成は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての機構や構成を示しているとは限らない。
11 既設室外機
21,22,・・・,2m 既設室内機
31 高速通信室外機(室外機、通信装置)
41,42,・・・,4n 高速通信室内機(室内機、通信装置)
1 制御部
2 OFDM通信モデム(変復調通信部)
2a 受信S/N比検出器(受信S/N比検出部)
3 可変利得送信増幅器(可変利得送信増幅部)
4 OFDM受信回路
5 OFDM空きチャネル検出器(第2空きチャネル検出部)
6 記憶部
7 AMIデータ通信回路(シリアルデータ通信部)
8 AMI送信回路
9 AMI受信回路
10 AMI空きチャネル検出器(第1空きチャネル検出部)
fu,fv,fw,fr,fs 通信線
Claims (15)
- 室外機と複数の室内機とが通信線を介して接続される空調システムであって、
前記室内機は、
シリアルデータ通信を行うシリアルデータ通信部と、
前記通信線を介してシリアルデータ通信の信号が伝送されているか否かを示す空きチャネルを検出する第1空きチャネル検出部と、
変復調通信の搬送信号を変復調する変復調通信部と、
前記変復調通信部の出力信号を所定の利得に基づいて増幅する可変利得送信増幅部と、
変復調通信の受信S/N比を検出する受信S/N比検出部と、
前記シリアルデータ通信部との間でデータを入出力するとともに、前記変復調通信部との間でデータを入出力する制御部と、を備え、
前記制御部は、
前記第1空きチャネル検出部によって検出される前記空きチャネルが、前記通信線を介してシリアルデータ通信が行われていないことを示すものである場合、シリアルデータ通信に基づく第1テスト信号を送信した後、前記第1テスト信号の送信を継続しつつ、変復調通信に基づく第2テスト信号を送信し、
前記第1テスト信号及び前記第2テスト信号の送信中、前記受信S/N比検出部によって検出される受信S/N比が所定閾値以上となるように、前記可変利得送信増幅部における前記利得を設定する空調システム。 - 前記制御部は、電源投入の直後に前記利得の設定を行い、空調運転中、設定後の前記利得に基づいて、変復調通信を行うこと
を特徴とする請求項1に記載の空調システム。 - 前記制御部は、前記利得の設定後の空調運転中、前記第1空きチャネル検出部によって検出される前記空きチャネルが、前記通信線を介してシリアルデータ通信が行われていることを示すものであっても、設定後の前記利得に基づいて、変復調通信を行うこと
を特徴とする請求項2に記載の空調システム。 - 前記制御部は、前記利得の設定後の空調運転中、他の機器から受信するシリアルデータ通信の信号の値が変化するタイミングにおいても、設定後の前記利得に基づいて、変復調通信を行うこと
を特徴とする請求項3に記載の空調システム。 - 前記通信線を介して変復調通信の信号が伝送されているか否かを示す空きチャネルを検出する第2空きチャネル検出部を備え、
前記制御部は、空調運転中、前記第2空きチャネル検出部によって検出される前記空きチャネルが、前記通信線を介して変復調通信が行われていないことを示すものである場合、設定後の前記利得に基づいて、変復調通信を行うこと
を特徴とする請求項2に記載の空調システム。 - 複数の所要受信S/N比が、変復調通信における複数の変調モードに一対一で予め対応付けられており、
前記制御部は、変復調通信における現状の変調モードに対応する前記所要受信S/N比に基づいて、前記所定閾値を設定すること
を特徴とする請求項1に記載の空調システム。 - 前記制御部は、変復調通信における現状の変調モードに対応する前記所要受信S/N比に所定の信号減衰量を加算した値に基づいて、前記所定閾値を設定し、前記信号減衰量は、前記通信線の長さが所定の上限値である場合での前記通信線における変復調通信の信号減衰量であること
を特徴とする請求項6に記載の空調システム。 - 前記第1テスト信号には、疑似ランダム雑音符号が含まれていること
を特徴とする請求項1に記載の空調システム。 - 前記第2テスト信号には、疑似ランダム雑音符号が含まれていること
を特徴とする請求項1に記載の空調システム。 - 前記制御部は、
前記第2テスト信号に所定のユニークワードを含めるようにし、
前記第1テスト信号及び前記第2テスト信号の送信中、前記受信S/N比検出部によって検出される受信S/N比が前記所定閾値以上になった場合において、前記送信中に前記変復調通信部で受信した信号に含まれるユニークワードが、前記第2テスト信号に含まれていた前記所定のユニークワードに一致しているとき、現状の前記利得を維持すること
を特徴とする請求項1に記載の空調システム。 - 前記制御部は、前記利得の設定後、前記通信線を介してシリアルデータ通信を行う他の機器に、シリアルデータ通信に基づく所定の問合せ信号を送信した後、当該問合せ信号の送信を継続しつつ、変復調通信に基づく前記第2テスト信号を送信し、前記機器から前記問合せ信号に対する応答信号を正常に受信した場合、現状の前記利得を維持すること
を特徴とする請求項1に記載の空調システム。 - 室外機と複数の室内機とが通信線を介して接続される空調システムであって、
前記室外機は、
シリアルデータ通信を行うシリアルデータ通信部と、
前記通信線を介してシリアルデータ通信の信号が伝送されているか否かを示す空きチャネルを検出する第1空きチャネル検出部と、
変復調通信の搬送信号を変復調する変復調通信部と、
前記変復調通信部の出力信号を所定の利得に基づいて増幅する可変利得送信増幅部と、
変復調通信の受信S/N比を検出する受信S/N比検出部と、
前記シリアルデータ通信部との間でデータを入出力するとともに、前記変復調通信部との間でデータを入出力する制御部と、を備え、
前記制御部は、
前記第1空きチャネル検出部によって検出される前記空きチャネルが、前記通信線を介してシリアルデータ通信が行われていないことを示すものである場合、シリアルデータ通信に基づく第1テスト信号を送信した後、前記第1テスト信号の送信を継続しつつ、変復調通信に基づく第2テスト信号を送信し、
前記第1テスト信号及び前記第2テスト信号の送信中、前記受信S/N比検出部によって検出される受信S/N比が所定閾値以上となるように、前記可変利得送信増幅部における前記利得を設定する空調システム。 - 室外機と複数の室内機とが通信線を介して接続される空調システムに適用されて、少なくとも前記室外機と複数の前記室内機との間での通信を行う通信装置であって、
前記通信装置は、
シリアルデータ通信を行うシリアルデータ通信部と、
前記通信線を介してシリアルデータ通信の信号が伝送されているか否かを示す空きチャネルを検出する第1空きチャネル検出部と、
変復調通信の搬送信号を変復調する変復調通信部と、
前記変復調通信部の出力信号を所定の利得に基づいて増幅する可変利得送信増幅部と、
変復調通信の受信S/N比を検出する受信S/N比検出部と、
前記シリアルデータ通信部との間でデータを入出力するとともに、前記変復調通信部との間でデータを入出力する制御部と、を備え、
前記制御部は、
前記第1空きチャネル検出部によって検出される前記空きチャネルが、前記通信線を介してシリアルデータ通信が行われていないことを示すものである場合、シリアルデータ通信に基づく第1テスト信号を送信した後、前記第1テスト信号の送信を継続しつつ、変復調通信に基づく第2テスト信号を送信し、
前記第1テスト信号及び前記第2テスト信号の送信中、前記受信S/N比検出部によって検出される受信S/N比が所定閾値以上となるように、前記可変利得送信増幅部における前記利得を設定する通信装置。 - 室外機と複数の室内機とが通信線を介して行う空調通信方法であって、
前記室外機又は前記室内機が、
前記通信線を介してシリアルデータ通信の信号が伝送されていないことを示す空きチャネルを検出した場合、シリアルデータ通信に基づく第1テスト信号を送信した後、前記第1テスト信号の送信を継続しつつ、変復調通信に基づく第2テスト信号を送信する送信ステップと、
前記第1テスト信号及び前記第2テスト信号の送信中、変復調通信の受信S/N比が所定閾値以上となるように、変復調通信の出力信号を増幅する際の利得を設定する利得設定ステップと、を含む空調通信方法。 - 請求項14に記載の空調通信方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019190838A JP7414460B2 (ja) | 2019-10-18 | 2019-10-18 | 空調システム、通信装置、空調通信方法、及びプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019190838A JP7414460B2 (ja) | 2019-10-18 | 2019-10-18 | 空調システム、通信装置、空調通信方法、及びプログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021067375A JP2021067375A (ja) | 2021-04-30 |
JP7414460B2 true JP7414460B2 (ja) | 2024-01-16 |
Family
ID=75638711
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019190838A Active JP7414460B2 (ja) | 2019-10-18 | 2019-10-18 | 空調システム、通信装置、空調通信方法、及びプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7414460B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113432207A (zh) * | 2021-06-21 | 2021-09-24 | Tcl空调器(中山)有限公司 | 空调器内外机通讯控制方法、装置、空调器和存储介质 |
WO2023233632A1 (ja) * | 2022-06-02 | 2023-12-07 | 三菱電機株式会社 | 通信システム、通信装置、及び、空気調和システム |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005136509A (ja) | 2003-10-28 | 2005-05-26 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 電力制御装置および電力制御方法 |
JP2019004216A (ja) | 2017-06-12 | 2019-01-10 | 日立ジョンソンコントロールズ空調株式会社 | 通信制御装置、および、設備通信システム |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11196456A (ja) * | 1998-01-05 | 1999-07-21 | Oki Electric Ind Co Ltd | 送信電力制御装置 |
-
2019
- 2019-10-18 JP JP2019190838A patent/JP7414460B2/ja active Active
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005136509A (ja) | 2003-10-28 | 2005-05-26 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 電力制御装置および電力制御方法 |
JP2019004216A (ja) | 2017-06-12 | 2019-01-10 | 日立ジョンソンコントロールズ空調株式会社 | 通信制御装置、および、設備通信システム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2021067375A (ja) | 2021-04-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP7414460B2 (ja) | 空調システム、通信装置、空調通信方法、及びプログラム | |
JP5758360B2 (ja) | 通信方法、及び電力線通信システム | |
US20050099974A1 (en) | Timely organized ad hoc network and protocol for timely organized ad hoc network | |
US8335531B2 (en) | Wireless communication device, wireless communication method, and computer program | |
US20030181992A1 (en) | Home appliance networking system and method for controlling the same | |
JP2005510956A (ja) | アドホック無線ネットワークのためのネットワークプロトコル | |
JPH10505733A (ja) | 周波数スライド通信装置、およびこの装置のためのトランシーバ | |
US8245093B2 (en) | Apparatus and method for transmitting and receiving automatic retransmission request feedback information element in a communication system | |
US11473802B2 (en) | Auto addressing for HVAC secondary units | |
JP2008099289A (ja) | フレーム衝突処理方法及びシステム | |
KR20170140618A (ko) | 공기조화기 및 이의 통신방법 | |
JP2002516037A (ja) | ノードのネットワークにおいてメッセージを経路指定するための方法および装置 | |
US9026878B2 (en) | Apparatus and method for fast retransmission in a power line communication network | |
KR20130037116A (ko) | 공기조화기 및 이의 통신방법 | |
US7359988B2 (en) | Subnet of power line communication network, method for setting up the same, electronic appliance connected to the same, and communication module used in electronic appliance | |
JP5517677B2 (ja) | 無線通信システム、及び、無線通信方法 | |
US8493855B2 (en) | Network retransmission protocols using a proxy node | |
EP0598297B1 (en) | A polled communications network | |
US7130277B2 (en) | Communication system and communication method | |
US7158561B2 (en) | Communication system, communication device, and communication method | |
JP2016161188A (ja) | 空気調和機システム、及びプログラム | |
CN112312373A (zh) | 信道优化方法、系统及计算机可读存储介质 | |
KR20100094672A (ko) | 멀티형 공기조화기 및 그 통신 방법 | |
US9319279B2 (en) | Topographical display generator for ad hoc network | |
JP5794811B2 (ja) | データ伝送装置およびそれを備えた空気調和機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20221007 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20231122 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20231205 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20231228 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7414460 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |