JP7414253B2 - 歯科矯正支援システム - Google Patents

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Description

本発明は、歯科矯正支援システムに関する。
歯科矯正用具であるマウスピースを用いて歯科矯正する場合、矯正希望者は、歯科医院に出向いて歯型が採取される。採取された歯型は、歯科医院から歯科技工所やマウスピース製作会社に送付され、マウスピースの作製に用いられる。製作されたマウスピースは、歯科医院へと送付され、患者へと手渡される。特許文献1には、インターネットを利用して患者の歯肉のスキャンデータからマウスピースを製造することが記載されている。また、予め矯正用の歯列が形成されたマウスピースが市販されていて、当該市販のマウスピースを使用して安価に矯正をすることも行われている。
特表2019-516522号公報
市販のマウスピースによる矯正は、矯正希望者の歯型を採取して理想的な歯列になるように作製されたものではないので矯正力に乏しく、また、歯科医師が介在しないため、矯正に不向きな希望者でも安易に矯正を行えるため、安全性や矯正効果の点で課題がある。
一方、歯科医院経由でマウスピースを購入して矯正をする場合、自身の歯型から理想の歯並びになるマウスピースを作製するので、理想の歯列に近づくことができる反面、コスト面が課題となる。
したがって本発明の課題は、前述した従来技術が有する欠点を解消し得る歯科矯正支援システムを提供することにある。
本発明は、ネットワークを介してユーザーの端末から歯科矯正用具の注文を受ける受注支援手段を備える歯科矯正支援システムであって、前記受注支援手段は、前記ユーザーから送付された該ユーザーの歯型又は歯型データの少なくとも一方を基に、現在の歯並び及び矯正後の歯並びの三次元モデルデータを作製するモデル作製手段と、前記モデル作製手段で作製した三次元モデルデータが、前記歯型又は歯型データを送付したユーザーの情報と関連付けて記憶される第1の記憶部と、第1の記憶部に記憶された三次元モデルデータを画像化した確認画像を、前記歯型又は歯型データを送付したユーザーの端末に提示するモデル提示手段と、提示された確認画像に対する該ユーザーの端末から入力される承認情報に基づき、医師情報が記憶されている第2の記憶部の医師情報を、前記承認情報を入力したユーザーの端末に提示し、提示された医師情報から前記ユーザーによって選択された歯科医師による診察に関する情報を、該歯科医師を選択したユーザーの端末に提示する受診促進手段と、前記受診促進手段で提示された歯科医師による前記ユーザーの診断後に入力される矯正許可情報に基づき、前記ユーザーの端末に前記歯科矯正用具の注文画面を提示する注文画面提示手段と、前記提示された注文画面に対して前記ユーザーの端末に入力される注文情報に基づき、前記歯科矯正用具の注文を受け付ける受注手段とを有する、歯科矯正支援システムを提供するものである。
本発明の歯科矯正支援システムによれば、ユーザーが自らの歯型又は歯型データから作製された三次元モデルデータを画像化した確認画像を確認するとともに、歯科医師による診察を受けて同医師から矯正許可(矯正許可情報)が出た場合に、歯科矯正用具が注文可能となるので、安心して歯科矯正用具の注文が可能であり、且つ低コストで歯科矯正を実現可能である。
図1は、本発明の好ましい一実施形態である歯科矯正支援システムの概略を示す模式図である。 図2は、本発明の好ましい一実施形態である歯科矯正支援システムの示すブロック図である。 図3は、本発明の好ましい一実施形態である歯科矯正支援システムの主要な手順を示すフローチャートである。 図4は、ユーザー毎に作製されるユーザーデータテーブルの一例を示す図である。 図5は、図3に示したユーザー絞り込み処理内容〔第1フェーズ〕の一形態を示すフローチャートである。 図6は、ユーザー絞り込み処理において、ユーザー端末に表示されるweb画面の一形態を示す図である。 図7は、図3に示したユーザー情報登録処理内容〔第2フェーズ〕の一形態を示すフローチャートである。 図8は、歯型データ取得とユーザーと歯科医師とのマッチング処理の一形態を示すフローチャートである。 図9は、歯型データ取得プロセスでのモノの流れを示す図である。 図10は、図3で示したユーザーの発注処理内容〔第4フェーズ〕の一形態を示すフローチャートである。 図11は、受注/製作工程でのモノの流れを示す図である。
以下、本発明の歯科矯正支援システムを、その好ましい実施形態に基づき図面を参照して説明する。
歯科矯正支援システム1は、ユーザー2によって使用されるユーザーの端末(以下「ユーザー端末」と記す)3からインターネット等のネットワークNを介して歯科矯正用具の受注を受ける受注支援手段40を備える歯科矯正支援システム1である。歯科矯正支援システム1は、ネットワークNを介してユーザー端末3と接続された歯科矯正支援サーバー4を備えている。歯科矯正支援サーバー4は、運営会社によって管理運用されている。歯科矯正支援サーバー4には、歯科矯正支援システム1を使用するための会員サイトが構築されている。会員は、当該会員サイトにログインすることで歯科矯正支援システム1が利用可能である。図2に示すように、歯科矯正支援システム1は、第1の記憶部となるユーザー情報データベース7と、第2の記憶部となる医師情報データベース9を備えている。歯科矯正支援サーバー4には、歯科医師5や矯正専門の歯科医師6によってそれぞれ使用される端末がネットワークNを介して各種データの送受信が可能に接続されている。歯科医師5によって操作される端末を医師端末10と記し、矯正専門の歯科医師6によって操作される端末を良否判定者端末11と記す。
本実施形態において、ユーザー2とは、矯正に興味のあるもの、矯正希望者を含む概念である。ユーザー端末3とは、歯科矯正支援サーバー4にログイン可能な端末であればよく、ユーザーが所有(使用)するスマートフォン、タブレット型のパーソナルコンピューター(以下「タブレット」と記す)、専用端末等の汎用のコンピューター等が挙げられる。ネットカフェに設置されているパソコン、システム運営者が店舗を有する場合、店舗に設置してあるパソコンやタブレット等もユーザー端末となり得る。ユーザー端末3は、表示部、入力部、記憶部、演算部及び通信部等を備えている。表示部は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)、CRT(Cathod-Ray Tube)、ELディスプレイ(Electro Luminescence display)等によって構成され、入力部は、例えばキーボードやタッチパネル等によって構成される。記憶部は、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memoy)、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)等によって構成され、演算部は、CPU(Central Processing Unit)等によって構成され、通信部は、各端末からデータを無線又は有線でインターネット等のネットワークNに接続可能とするインターフェース等から構成されている。医師端末10及び良否判定者端末11も、基本的にはユーザー端末と同様の構成であり、ネットワークNを介して歯科矯正支援サーバー4と通信して各種情報の送受信が可能とされている。
本実施形態において、ネットワークNとは、各端末から歯科矯正支援サーバー4にアクセス可能であればよく、無線、有線の何れであってもよい。インターネット回線の場合は、公衆回線として使用されるもの、専用回線として使用されるものの何れであってもよい。ネットワークNが無線形式の場合、Wi-Fi,ブルートゥース(登録商標)、BLE、ZigBee、赤外線等、特に制限されない。ユーザー端末3、医師端末10及び良否判定者端末11を、インターネット等のネットワークNに接続する方法は、ネットワークに接続可能な任意の方法を用いることができる。
本実施形態において、歯科矯正用具とは、矯正用のマウスピース61の他、保定用マウスピースも含まれる。
本実施形態において、端末に提示するとは、ユーザー端末3、医師端末10、良否判定者端末11から各種情報を見ることが可能な状態を指す。見ることが可能な状態とは、運営会社のWebサイトにアクセスしたユーザーやログインしたユーザーに対し、各フェーズにおいて提示する情報や画像(画像データ)の内容を見せることである。端末に提示するとは、登録されているユーザーの端末、歯科医師、良否判定者の端末に対してメールを送信して内容を知らせることを含まれる。
本実施形態において、ユーザーからの入力とは、ユーザー端末3、医師端末10、良否判定者端末11等に表示される各種画面や、運営会社のWebサイトのWeb画面に表示される各種画面をクリック(タップ)すること、キーボードやタッチパネル、音声認識手段を用いて文字、英数字を入力すること、運営会社のWebサイト(歯科矯正支援サーバー4)に画像データなどを送信すること、運営会社のアドレスにメールを送信することが含まれる。
ユーザー情報データベース7には、ユーザー2に関する情報が、ユーザー毎に用意されたユーザー個別テーブル7a・・として検索可能に記憶される。医師情報データベース9には、登録される医師に関する情報が医師個別テーブル9aとして検索可能に記憶される。医師情報データベース9に記載される医師に関する情報とは、医師の氏名、専門、所在地、所属(勤務医/開業医)連絡先、性別などである。これら医師に関する情報は、医師毎に割り当てられた重複のない一意の医師IDと関連して医師情報データベース9に検索可能に記録される。図4は、ユーザー個別テーブル7aの一例を示す図である。
歯科矯正支援システム1は、図2に示すように、基準判定手段21、判定結果提示手段22、モデル作製手段23、モデル提示手段24、受診促進手段25、注文画面提示手段26、受注手段27、使用状態確認手段28、対応形態選択手段29、製作支援手段30を備えている。これら基準判定手段21から製作支援手段30は、歯科矯正支援サーバー4が機能することで実現するものである。本実施形態において、受注支援手段40は、基準判定手段21から受注手段27を備えている。
歯科矯正支援システム1は、図3に示すように、ユーザー絞り込み処理〔以下、第1フェーズともいう〕、ユーザー情報登録処理〔以下、第2フェーズともいう〕と、歯型データ取得とユーザーと歯科医師とのマッチング処理〔以下、第3フェーズともいう〕、受注/製作処理〔以下、第4フェーズともいう〕、ユーザーサポート処理〔以下、第5フェーズともいう〕を備えている。
第1フェーズで行われるユーザー絞り込み処理は、ユーザー端末3から入力された判定条件に基づき、矯正基準条件を満たすか否かを判定するものであり、図2の示す基準判定手段21によって行われる。第1フェーズでは、ユーザー端末3と歯科矯正支援サーバー4との間でのデータのやり取りがメインとなる。
ユーザー端末3から入力される判定条件とは、例えば年齢、装具やマウスピース(アライナともいう)の使用経験の有無に関する情報である。判定条件としては、歯並びの情報を用いるようにしてもよい。歯並びの情報としては、歯の隙間の状態を示す情報、歯の重なり状態を示す情報〔叢生情報〕等がある。これら情報は、インターネットの矯正や審美歯科などの検索ワードによって検索可能なweb広告サイトに予め閲覧と入力可能に表示されていて、サイトにアクセスしたユーザー端末3に表示される。図6はユーザー端末3に表示される画面の一例を示す。広告サイトにアクセスしたユーザー端末3の画面には、この図6に示すWeb画面G1が表示され、当該表示された内容をユーザー2が閲覧し、表示された内容をユーザー2がユーザー端末3から選択することで、ユーザー端末3から入力された判定条件が歯科矯正支援サーバー4に送信される。
本実施形態では、ユーザー端末3の画面に表示されるWeb画面G1から判定条件を入力するものとして説明したが、入力形態はこのような形態に限定されるものではない。例えば、ユーザー端末3に歯科矯正支援サーバー4を利用するためアプリケーションソフトウェアがインストールされている場合、当該アプリケーションソフトウェアを起動したユーザー端末3の画面に、図6に示すWeb画面G1を表示させて判定条件を入力可能としてもよい。
歯科矯正支援サーバー4では、送信された判定条件に基づき基準判定手段21によって基準条件を判定する。図5は、基準判定手段21による判定処理の一形態を示すフローチャートである。基準判定手段21は、ステップST1において判定条件を取得し、ステップST2~ST3において、取得した判定条件の各項目の判定を行う。基準判定手段21は、ステップST2において年齢条件を確認し、年齢条件が12歳未満の場合には、ステップST6に進んで条件付きで支援システム利用可能と判定してこの制御を終える。
基準判定手段21は、ステップST2で年齢条件が12歳以上の場合には、ステップST3に進んで矯正経験の有無を判定する。ステップST3で矯正経験ありの場合には、ステップST4において歯並びの確認を行った後、ステップST5へと進み、基準判定手段21はステップST5において支援システム利用可能と判定してこの制御を終える。
一方、ステップST3において矯正経験なしの場合には、ステップST4において歯並びの確認を行った後、ステップST5へと進んで、矯正経験のないユーザーでも、基準判定手段21は、ステップST5において支援システム利用可能と判定してこの制御を終える。
ステップST3での歯並びの確認とは、図6に示したWeb画面G1から入力される歯の間隔の情報及び歯の重なり情報(叢生情報)の確認である。図6のWeb画面G1には、歯の隙間の情報を入力する入力部G2と、歯の重なり情報を入力する入力部G3が表示される。歯の間隔の情報及び歯の重なり情報は、ここでは3つにランク分けされていて、それぞれ3つの入力部がある。
入力部G2は、歯の隙間なし又は少しある状態の画像が表示される入力タブG2a、歯の隙間が目立つ状態の画像が表示される入力タブG2b、歯の隙間がすごく目立つ状態の画像が表示される入力タブG2cを備えている。基準判定手段21は、入力タブG2aが選択されて隙間情報が入力されると、歯の間隔が「ない又は軽度」と判定し、入力タブG2aが選択されて隙間情報が入力されると、歯の間隔が「中程度」と判定し、入力タブG2cが選択されて歯の隙間情報が入力されると、間隔が「ひどい」と判定する。
入力部G3は、歯の重なりなし又は一部ある状態の画像が表示される入力タブG3a、部分的に歯の重なりがある状態の画像が表示される入力タブG3b、歯の重なりが多くある状態の画像が表示される入力タブG3cを備えている。基準判定手段21は、入力タブG3aが選択されて歯の重なり情報が入力されると、歯の重なりが「ない又は軽度」と判定し、入力タブG3aが選択されて歯の重なり情報が入力されると、歯の重なりが「中程度」と判定し、入力タブG3cが選択されて歯の重なり情報が入力されると、歯の重なりが「ひどい」と判定する。Web画面G1から入力される情報としては、ユーザー2が最も気にしている情報も含まれている。
ユーザー2が最も気にしている情報とは、例えば、見た目、費用、期間、入力部G2、G3に表示された事例とは異なる状態(その他)などが挙げられる。これら情報はWeb画面G1から入力される。
これら歯の隙間と重なりの判定結果は、一旦、ユーザー情報データベース7に、情報を入力したユーザー端末3の情報と関連付けて記憶される。ここでのユーザー端末3の情報とは、例えば、端末のIPアドレス、端末ごとに付与されているMACアドレスなどが挙げられる。そして、この判定結果は、後述する矯正プランの作成時に利用される。
すなわち、歯科矯正支援サーバー4の記憶部には、ステップST2,ST3での判定項目と判定基準が予め記憶されている。歯科矯正支援サーバー4は、ユーザー端末3から送信された判定条件と判定項目の判定基準とを比較し、判定条件が判定基準を満たす場合には支援システム利用可能と判定し、判定条件が判定基準を満たさない場合には条件付きで支援システム利用可能と判定する。条件付きで支援システム利用可能となる条件とは、例えば、ユーザー2の年齢が12歳未満の場合、親の承諾を得ることが条件となる。
歯科矯正支援サーバー4は、基準判定手段21でユーザー絞り込み処理が修了すると、図3の第1フェーズから次のステップであるユーザー情報登録処理〔第2フェーズ〕へと移行する。
第2フェーズで行われるユーザー情報登録処理は、判定条件を入力したユーザー端末3に対し、会員サイトへの登録誘導と、ユーザー登録したユーザー端末3に判定結果を提示する処理であり、判定結果提示手段22によって実行される。
図7はユーザー情報登録処理の一形態を示すフローチャートである。判定結果提示手段22は、ステップST11において、基準判定手段21での判定結果の有無を判断し、判定結果が出ている場合にはステップST12へと進む。判定結果提示手段22は、ステップST12おいて、判定結果が出たユーザー端末3に会員サイトへの登録を促す情報を提示し、ユーザー端末3から会員登録情報が入力された場合に、ステップST13において会員登録情報を取得し、ステップST14において会員情報を入力したユーザー端末3に、基準判定手段21による判定結果を提示する。
登録を促す情報とは、例えば「会員登録すると判定結果が表示されます」というような判定結果と会員登録とを関係づけてユーザー2に登録を促すものであり、このような登録を促す情報は、歯科矯正支援サーバー4からユーザー端末3に提示される。ここでいう提示とは、例えば第1フェーズ終了後に判定条件を入力したユーザー端末3の画面に登録を促す情報が表示されているwebサイト(画面)を表示することである。
会員登録情報とは、ユーザー端末3から入力される情報であり、個人情報となる氏名、住所、年齢、性別、連絡先(メールアドレス/電話番号/SNS(SocialNetworkingService)のIDと、過去の矯正の有無〔矯正歴〕である。歯科矯正支援サーバー4には、これら会員登録情報を入力するための入力フォームがあらかじめ設定、記憶されていて、判定結果提示手段22によってユーザー端末3に提示する。ここでいう提示とは、例えば、第1フェーズ終了後に判定情報を提示したユーザー端末3の画面に入力フォームが表示されているwebサイト(画面)を表示することである。
歯科矯正支援サーバー4は、会員登録情報が入力されて、当該情報を取得すると、入力したユーザー2に、ユーザー毎に重複のない一意のユーザーIDを割り当てるとともに、割り当てたユーザーIDと会員登録情報とを関連付けてユーザー情報データベース7のユーザー個別テーブル7aに記憶(登録)する。なお、ユーザーIDは、例えば、ユーザー端末3のMACアドレス毎に付与される。登録されたユーザー2のユーザー端末3から入力されて送信される各種情報は、逐次、ユーザーIDと関係づけられてユーザー情報データベース7のユーザー個別テーブル7aに記録される(更新される)。
ユーザー情報データベース7に各情報が登録されたユーザー2のユーザー端末3の画面には、判定結果を示すweb画面が判定結果提示手段22で提示される。ここでは、例えば「歯型採取キット使用可能です。」という判定結果と、「条件付きで歯型採取キット使用可能です。」という判定結果とをweb画面上に表示する。
また、判定結果提示手段22は、判定結果に応じて、ユーザー端末3に対してユーザー2から歯型採取キット送付依頼を促すとともに、決済の情報が表示されたweb画面をユーザー端末3の画面に提示する。歯科矯正支援サーバー4は、判定結果提示手段22により判定結果の提示が行われると、図3の第2フェーズから歯型データ取得とユーザーと歯科医師とのマッチング処理を行う第3フェーズへと移行する。
図8は、歯型データ取得とユーザーと歯科医師とのマッチング処理の一形態を示すフローチャートであり、図9は、歯型データ取得プロセスにおけるモノの流れを示す図である。
マッチング処理では、ユーザー端末3から歯型採取キット50の送付依頼と決済の入力が行われ、当該情報が歯科矯正支援サーバー4へと送信される。すると、歯科矯正支援サーバー4は、ステップST21において、送付依頼と決済情報を送信したユーザー2をユーザー情報データベース7で検索して特定し、ユーザー個別テーブル7aに送付依頼と決済情報を記憶する。
歯科矯正支援サーバー4は、特定されたユーザー2へ歯型採取キット50を送付することを運営会社側に促す。図9に示すように、運営会社側から歯型採取キット50がユーザー2に送付されて送付情報(送付の有無)が入力されると、歯科矯正支援サーバー4は、ステップST22において、歯型採取キット50を送付した情報を当該ユーザーIDと関連付けてユーザー個別テーブル7aに記憶する。
ユーザー2へ送付する歯型採取キット50は、説明書、型取り用の材料、歯型取り用トレー、返信用ボックスが1つにパッケージされたものである。
ユーザー2は、届いた歯型採取キット50を用いてユーザー自身でユーザーの歯型51を採取して運営会社に返送する。運営会社は返送されたユーザーの歯型51を用いて矯正プランを立案する。矯正プランは、現在の歯並びから理想の歯並びになるまでに使用するマウスピース61の形状、個数、装着期間をユーザー毎に定めるものである。立案された矯正プランで使用するマウスピース61の三次元モデルデータ52は、モデル作製手段23で作製する。モデル作製手段23はコンピューターにインストールして機能する3DCADソフトである。矯正に用いるマウスピース61は1つではなく、ユーザー2の歯並び状態や要望に応じて数個から数十個に及ぶため、モデル作製手段23を用いて作製する三次元モデルデータ52は複数となる。ユーザーの歯並び情報は、第1フェーズで入力されてユーザー情報データベース7に記憶されている情報を用いることができる。矯正プラン立案時に、ユーザー2が一番悩んでいる内容を考慮して矯正プランを立案することで、ユーザー2の要望にマッチしたプラン内容とすることができ、ユーザーが安心するとともに満足感も得られるので好ましい。
また、作製された三次元モデルデータ52は、3DCADの世界では汎用性のあるSTL形式で、ユーザーIDと関連付けて記憶される。三次元モデルデータ作製時には、最初と中間と最終の主だったマウスピース61の三次元モデルデータを作製してもよいが、精度を考慮すると、すべての個数分の三次元モデルデータを作製するのが好ましい。
歯科矯正支援サーバー4は、図8のステップST23において、モデル作製手段23で作製した三次元モデルデータ52を、歯型51を送付したユーザー2のユーザーIDと関連付けてユーザー個別テーブル7aに記憶する。
マッチング処理では、三次元モデルデータ52を画像化した確認画像をモデル提示手段24によってユーザー端末3に提示する前に、ステップST24において、専門家である良否判定者となる矯正専門の歯科医師6が使用する良否判定者端末11に当該三次元モデルデータ52を提示し、矯正専門の歯科医師6による助言、アドバイスが得られるようになっている。ここでの提示とは、良否判定者端末11に、三次元モデルデータ52で描いた画像データを矯正専門の歯科医師6が視覚的に認識可能な状態を示す。良否判定者とは三次元モデルデータ52から、ユーザー2に適したマウスピース61が作製可能か否かを判定する者である。本実施形態では、良否判定者として矯正専門の歯科医師6としているが、例えば歯科技工士を良否判定者としてもよい。
矯正専門の歯科医師6は、送付された三次元モデルデータ52を確認し、作製上問題ないと判断した場合には、三次元モデルデータ52と同じ画面に表示される確認スイッチ(図示せず)をクリックしてオン操作する。すると、良否判定者端末11からは歯科矯正支援サーバー4へ確認通知が送信される。
マッチング処理では、歯科矯正支援サーバー4がステップST25において当該確認通知を取得すると、ステップST26においてユーザー端末3に三次元モデルデータ52を画像化した確認画像を提示する。この三次元モデルデータ52は、ユーザー情報データベース7に記憶された三次元モデルデータであって、歯型を送付したユーザー2のユーザー端末3にモデル提示手段24で提示する。モデル提示手段24では、少なくとも現在の歯並びの三次元モデルデータ52を画像化した確認画像と、矯正後の最終的な歯並びの三次元モデルデータ52を画像化した確認画像を比較可能に並べてweb経由でユーザー端末3に覧可能に表示して提示する。ユーザー端末3に提示する三次元モデルデータ52を画像化した確認画像とは、3次元CADソフトによって作製された歯並びの描画データであり、ユーザー2が視覚的に認識可能とされている。
マッチング処理では、提示された三次元モデルデータ52に対するユーザー端末3から入力される承認情報に基づき、医師情報データベース9に記憶されている医師情報を、承認情報を入力したユーザー端末3に提示する。ユーザー端末3から入力される承認情報とは、提示された確認画像をユーザー2が視覚的に確認し、「この仕上がりなら矯正してもよい」という確認と意思表示を意味するものである。この承認情報は、確認画像と同じ画面に表示される承認スイッチをユーザー2がクリックやタップしてオン操作することでユーザー端末3から歯科矯正支援サーバー4へと送信される。
歯科矯正支援サーバー4は、ステップST27において、当該承認情報を取得すると、ステップST28において、医師情報の一覧を、承認情報を送信したユーザー端末3に提示する。医師情報の一覧は、ユーザー端末3の画面上で歯科医師毎に選択可能とされていて、ユーザー2が特定の医師情報をクリックまたはタップなどのオン操作することで、ユーザーによって選択された歯科医師の情報がユーザー端末3から歯科矯正支援サーバー4に送信される。
マッチング処理では、図8のステップST29において、ユーザー2によって選択されたことを選択された歯科医師の医師端末10に受診促進手段25を用いて通知するとともに、ユーザー2によって選択された歯科医師5による診察に関する情報を、当該歯科医師5を選択したユーザー端末3に提示する。これらは受診促進手段25によって実行される。歯科医師5による診察に関する情報とは、診察予約可能な曜日や時間帯などの情報である。歯科医師を選択したユーザー端末3からは受診関連情報となる診察希望日時が入力される。
受診促進手段25には、ステップST30において、歯科医師5の医師端末10から入力された歯科医師5による診察に関する情報と、歯科医師を選択したユーザー端末3から入力される診察希望日時とに基づき受診開始日時を判定する。この判定は、ユーザー端末3と医師端末10から入力された診察可能日時と診察希望日時の内、一致した日時を受診促進手段25で抽出して日程調整し、両者に共通の受診開始日時(日程調整結果通知)をユーザー端末3と医師端末10にそれぞれステップST31で受診促進手段25が提示することで、ユーザー2と歯科医師5とをマッチングする。例えば、ここでの提示とは、連絡先として登録されているSNSIDやメールアドレスに通知することを指す。
日程調整結果通知後、ユーザー端末3と医師端末10から日程調整結果に対する承諾を示す情報が入力されると、受診促進手段25はステップST32において受診開始日時を確定する。そして、ユーザー個別テーブル7aには受診開始日時の情報と医師情報とが記憶され、歯科医師用の医師個別テーブル9aには、ユーザーIDと関連付けて受診開始日時の情報が記憶される。受診促進手段25によるマッチング処理が修了すると、図3に示す第3フェーズからマウスピースの受注/製作処理である第4フェーズへと移行する。
受注/製作処理は、受診促進手段25で提示された歯科医師によるユーザー2への診断後に入力される矯正許可情報に基づき、ユーザー端末3にマウスピース61の注文画面の提示が注文画面提示手段26によって行われる。また、受注/製作処理は、提示された注文画面に対してユーザー端末3から入力される注文情報に基づき、マウスピース61の注文を受注手段27で受け付ける。
図10は、受注/製作処理の一形態を示すフローチャートであり、図11は、受注/製作工程でのモノの流れを示す図である。
日程調整後、ユーザー2は、受診開始日時にマッチングされた歯科医師の診察(初診)を受ける。この時に矯正に関する相談、口腔内の状態を歯科医師5に診察してもらう。歯科医師5は診察結果を、口頭でユーザー2に知らせるとともに、医師端末10から歯科矯正支援サーバー4へと送信する。診察結果は、矯正してもよいという矯正許可情報又は、矯正は好ましくないという矯正不可情報の何れかをユーザー情報と一緒に送信する。
歯科矯正支援サーバー4は、図10のステップST41において、歯科医師の医師端末10から送信された矯正許可情報又は矯正不可情報を取得し、ユーザーIDと関連付けてユーザー個別テーブル7aへと記憶する。注文画面提示手段26では、ユーザー情報データベース7に記憶された矯正許可情報を検索し、ステップST42において、矯正許可情報が記憶されている(医師端末10から矯正許可情報を送信された)ユーザー端末3にマウスピース61の発注画面を提示する。発注画面には、マウスピース61の注依頼内容や決済金額等の決済するために必要な項目を有する入力画面が表示される。
受注/製作処理では、ユーザー端末3の画面に提示された発注画面から発注画面に応じてマウスピースを発注依頼と決済の入力が行われて、当該情報が送信されると、歯科矯正支援サーバー4は、ステップST43においてマウスピース61の作製依頼と決済内容をユーザーIDと関連付けてユーザー個別テーブル7aに記憶する。
運営者側は図11に示すように、発注依頼と決済を終えたユーザー2の矯正に必要な個数のマウスピース61を作製するための型60とマウスピース61を製作する。図11では、型60が複数であるのに対しマウスピース61は1つだけ記載している。この1つのマウスピース61は、何れか1つの型60から成型されたものを示す。本実施形態では、8つの段階で矯正をすることを前提としているため、三次元モデルデータ52から8つの異なる形状〔歯列〕の型60と、8つの異なるマウスピース61が作製される。
製作支援手段30は、矯正用具作製手段31又はマウスピース61の作製者端末35に三次元モデルデータ52を送信する機能を備えている。三次元モデルデータ52から作製される型60と、型60に基づき作製されるマウスピース61の作製パターンには、幾つかのパターンがある。
運営者側は、受注手段27で注文を受け付けたユーザー2と対応した三次元モデルデータに基づき、マウスピース61を作製する情報〔ここでは8つの型60を作製するための三次元モデルデータ52〕を、製作支援手段30を介して、矯正用具作製手段31又は作製者端末35に送信する。運営者側とは、運営会社又は運営会社と関係のある者、例えば運営会社との間に矯正用具製作に関する契約を有する法人や個人等である。
矯正用具作製手段31を、運営会社が所有又は使用してマウスピース61を製作する場合は、歯科矯正支援サーバー4と矯正用具作製手段31とを通信可能に接続し、ステップST44において、発注/決済を終えたユーザーの三次元モデルデータ52をユーザー情報データベース7から検索して矯正用具作製手段31に送信してマウスピース61を製作するのが1つ目のパターンである。
矯正用具作製手段31を、国内又は海外のマウスピース製作会社が所有または使用する場合、発注依頼と決済を終えたユーザー2のユーザーIDに基づき、ユーザー情報データベース7から該当するユーザーの三次元モデルデータ52を検索する。そして、製作支援手段30は、検索された三次元モデルデータ52をネットワークN経由で矯正用具作製手段31を用いるマウスピース製作会社の作製者端末35に送信し、マウスピース61を製作するのが2つ目のパターンである。
矯正用具作製手段31は、図11に示したように、前段階で三次元モデルデータ52を基に各矯正段階における型60をすべて製作する。型60は例えば比較的安価な熱溶融3Dプリンターで樹脂を噴射して作製することができる。マウスピース61は、3Dプリンターで製作した各段階の型60を用いて、合成樹脂製のシート材をそれぞれの型60の上にセットし、真空成型機(図示せず)を用いて成型することで作製できる。
運営会社側は、製作したマウスピース61を、矯正プランで予め決められた日数間隔でユーザー2に送付する。送付は、国内又は海外のマウスピース製作会社で製作した場合、直接、ユーザー2に送付してもよいが、検品の観点から一旦運営会社で製品となるマウスピース61を受け取り、検品後に運営会社経由でユーザー2に送付するのが好ましい。ユーザー情報データベース7には、製品(マウスピース61)をユーザー2に送付するたびに、送付したユーザーIDの送信履歴が記憶(更新)される。
受注手段27によるマウスピースの受注と、矯正用具作製手段31による製作処理が修了すると、図3に示す第4フェーズからユーザーサポート処理をする第5フェーズへと移行する。
ユーザーサポート処理では、矯正用具作製手段31で作製されたマウスピース61のユーザー2への送付後に、マウスピース61の使用状態の確認情報を、マウスピース61を送付したユーザー端末3に使用状態確認手段28で提示する。また、ユーザーサポート処理では、ユーザー2が使用状態の確認情報を確認してユーザー端末3から入力される使用状態返信情報に基づき、ユーザー2への対応形態を対応形態選択手段29で選択する。これら使用状態確認手段28と対応形態選択手段29は、歯科矯正支援サーバー4によって実現される。
使用状態確認手段28でユーザー端末3の画面に提示する使用状態の確認情報とは、使用開始後のマウスピース61の使用感、痛みの有無を問う情報であり、これら情報が選択あるいは入力するためのweb画面が使用状態確認手段28でユーザー端末3の画面に表示される。使用状態返信情報とは、ユーザー端末3から入力されて送信される使用感、痛みの有無を含む情報である。
対応形態選択手段29には、痛みの有無又は使用感に応じた判定情報と、判定結果に応じた対応形態が予め記憶されている。対応形態としては、ユーザー2へ送付するマウスピース61の送付間隔を変更する場合と、新たな歯型51(図9参照)の採取を促す場合がある。マウスピース61の送付間隔は、痛みが増す方向の返信内容の場合、当初設定された送付間隔よりも段階的に長くなるように設定されている。判定結果は、痛みのレベル値として判定する。対応形態選択手段29は、判定したレベル値が設定したレベルの最高値もしくはそれに類似するレベルの場合、マウスピース61の送付間隔の変更ではなく、新たな歯型51の採取を促す内容を選択するように設定されている。
つまり、歯科矯正支援サーバー4は、最初のマウスピース61が送付された使用開始後に、例えばユーザー端末3に使用状態を確認するメール等を送信し、送信内容に返信された内容〔使用状態返信情報〕を返信したユーザー端末3のユーザーIDと関連付けてユーザー個別テーブル7aに記憶する。そして、ユーザー個別テーブル7aに記憶した使用状態返信情報の内容に応じて対応形態を選択し、選択した対応形態に基づいて、次回以降のマウスピース61の送付間隔を変更して送付する旨の内容または、新たな歯型51を採取する歯型採取キット50を送付する内容をユーザー端末3に提示する。
以上説明したようには、本実施形態の歯科矯正支援システム1によれば、ユーザー2が三次元モデルデータ52を画像した確認画像を確認するとともに、歯科医師5による診察を受けて同医師から矯正許可(矯正許可情報)が出た場合に、歯科矯正用のマウスピース61が注文可能となるので、ユーザー2は低コスト、且つ、安心してマウスピース61を注文することができるとともに歯科矯正を行える。また、運営会社側は、低コストで安心なマウスピース61をユーザー2に提供することができる。
本実施形態の歯科矯正支援システム1によれば、ユーザー2と選択された歯科医師5との日程調整がなされて、受診開始日時がユーザー端末3と医師端末10に提示されることで、ユーザー2が受診し易くなるので、ユーザー2はより安心してマウスピース61を注文することができるとともに歯科矯正を行える。運営会社側は、より安心なマウスピース61をユーザー2に提供することができる。
本実施形態の歯科矯正支援システム1によれば、歯科矯正の機会やマウスピース61を直接、ユーザー2に提供し、かつ、ユーザー2と歯科医師5とのマッチングをして診察を促し、ユーザー2の診察を可能とした新たなプラットフォームを提供することができる。
本実施形態の歯科矯正支援システム1によれば、矯正専門の歯科医師6等の良否判定者がチェックした三次元モデルデータ52を画像化した確認画像がユーザー端末3に提示されるので、ユーザー2はより安心感を高めてマウスピース61の注文と歯科矯正を行える。運営会社側は、安心感を高めてマウスピース61をユーザー2に提供することができる。
本実施形態の歯科矯正支援システム1によれば、判定条件を満たすか否かの判定結果を、会員サイトに登録したユーザー端末3に提示するので、マウスピース61の発注に繋がるユーザー2を絞り込め、効率的な集客につながることから、よりコストを抑えてマウスピース61をユーザー2に提供することができる。
本実施形態の歯科矯正支援システム1によれば、ユーザー2からの注文情報と決済情報に基づき受注したマウスピース61が作製可能であるので、作業ロスが少なくなり、よりコストを抑えてマウスピース61をユーザー2に提供することができる。
本実施形態の歯科矯正支援システム1によれば、ユーザー2に送付したマウスピース61の使用状態に応じて、マウスピース61の送付時期の変更、歯型51の再採取をユーザー2に促せるので、ユーザー2の安心感を高められる。
本実施形態の歯科矯正支援システム1は、ユーザー2、歯科医師5、マウスピース製作会社が利用するため、1つのシステム上で、ユーザー2と歯科医師5とのマッチング、マウスピース61の受注から製作までをワンストップサービスで行える。このため、ユーザー2、歯科医師5、マウスピース製作会社などの利便性が向上する。
さらに、ワンストップサービスが可能であることから、歯科矯正支援に必要な各フェーズや各フェーズ内での工程における作業時間の短縮、各フェーズ間、各工程間での連携が図りやすくなり、ユーザー2へマウスピース61を提供するまでの効率化を図れる。
本実施形態の歯科矯正支援システム1、同システムで使用するソフトウェアまたはマウスピース61のうちの少なくとも1つを運営者側が作製する場合、運営者側は、マウスピース矯正を支援する歯科矯正支援システムベンダー、歯科矯正支援ソフトベンダー又はマウスピース製造業者として歯科矯正支援システム1を利用した歯科矯正支援ビジネスに参画することができる。
運営者側(特に運営会社)が、これら歯科矯正支援システムベンダー、歯科矯正支援ソフトベンダー及びマウスピース製造業者のすべてを行うことで、1つのシステム上で、ユーザー2と歯科医師5とのマッチング、マウスピース61の受注から製作までを一元管理できる。このため、より作業時間の短縮とともに、各フェーズ間、各工程間での連携が図りやすくなるので、ユーザー2へのマウスピース61の提供をより効率化して低コストで行うことができる。
以上、本発明をその好ましい実施形態に基づいて説明したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、上述の説明で特に限定していない限り、特許請求の範囲に記載された本発明の趣旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
例えば、ユーザー情報データベース7と医師情報データベース9は、歯科矯正支援サーバー4と個別に設け、ネットワークN等を介して接続して、歯科矯正支援サーバー4との間でデータを送受信可能にした形態であってもよい。
第1フェーズでは、歯並び情報として、歯の隙間情報及び歯の重なり情報等がユーザー端末3から入力されているが、歯並び情報としては、これら2つの情報に限定されるものではない。例えば、ユーザー2の口内の写真をユーザー端末3から歯科矯正支援サーバー4に送信し、当該口内の写真のデータと、歯科矯正支援サーバー4に記憶した歯の隙間や歯の重なり状態を示す複数の画像データとを、歯科矯正支援サーバー4で画像判定し、当該判定結果を判定結果として用いてもよい。
第3フェーズにおいて、モデル提示手段24は、ユーザー2から送付された歯型51を基にモデル作製手段23で三次元モデルデータ52を作製するが、このような形態に限定されるものではない。
例えば、第2フェーズでユーザー2が自らの歯型51を採取するのではなく、口腔及び/又は顔貌をデジタルカメラで撮影し、撮影した口腔、顔貌の画像データの少なくとも一方を、ユーザー端末3からネットワークNを介して歯科矯正支援サーバー4へと送信する。歯科矯正支援サーバー4は、送信された画像データを送信したユーザー2のユーザーIDと関連付けてユーザー情報データベース7(ユーザー個別テーブル7a)に記憶する。
そして、歯科矯正支援サーバー4は、良否判定者端末11に三次元モデルデータ52を提示し、良否判定者端末11から、口腔又は顔貌の画像データに対するデータ確認通知が入力された場合に、口腔、顔貌の画像データを送付したユーザー端末3に、当該ユーザーの三次元モデルデータを画像化した確認画像を提示するようにしてもよい。
この場合、歯科医師5、良否判定者(矯正専門の歯科医師6)が口腔内画像データ又は顔貌画像データをチェックしたユーザー端末3に三次元モデルデータ52を画像化した確認画像が提示されるので、ユーザー2の安心感をより高めることができる。
あるいは、三次元モデルデータ52を作製する際に、歯型51からではなく、ユーザー2の口腔内を3Dスキャナでスキャニングし、当該スキャニングした口腔内データをユーザー端末3経由で歯科矯正支援サーバー4に送信し、送信された口腔内データをユーザーIDと関連付けてユーザー情報データベース7(ユーザー個別テーブル7a)に記憶するとともに、口腔内データから三次元モデルデータ52を作製してもよい。
この場合、ユーザー2が歯型51を取る必要がなくなるので、ユーザー2の身体的な負担が軽減されるとともに、ユーザーの歯型51を送付する際の金銭的な負担もなくなるため、コスト低減につながるので好ましい。
3Dスキャナは、希望のユーザー2に貸与してもよいし、運営会社がネットワークNに接続可能な端末を配置した店舗を運営する場合、当該店舗に3Dスキャナを端末と接続して配し、3Dスキャナで取り込んだユーザー2の口腔内データを歯科矯正支援サーバー4に端末経由で送信するようにしてもよい。
このようにしてもユーザー2が歯型51を取る必要がなくなるので、ユーザー2の身体的な負担が軽減されるとともに、ユーザーの歯型51を送付する際の金銭的な負担がなくなるため、コスト低減につながるので好ましい。
第4フェーズにおいて、日程調整通知を歯科矯正支援サーバー4から受けたユーザー2は、選択した歯科医師5の診察を直接受診しているが、オンライン診療に準ずる場合、歯科矯正支援サーバー4から日程調整通知を受けたユーザー2と歯科医師5とは、SNS等のチャット機能を互いに利用して問診を受けることも可能である。この場合、ユーザー2は、歯科医師5の居る医療機関へ出向く必要がないので、便利である。
第5フェーズにおいて最後の矯正用のマウスピース61(前記実施形態では、8つ目)をユーザー2へ送付後に、第6フェーズでアフターケアー処理を行うようにしてもよい。アフターケアー処理では、矯正終了後の状態確認と、ユーザー2からの使用感の返信内容に応じて送付する保定用のマウスピースを選択する処理を行う。これら処理は、歯科矯正支援サーバー4によって実行される。
歯科矯正支援サーバー4は、最後のマウスピース61がユーザー2に送付されると、送付されたユーザー2のユーザー個別テーブル7aの送付履歴が更新される。歯科矯正支援サーバー4は、最後のマウスピース61が送付されたユーザーを送付履歴から検索し、該当するユーザー情報を抽出する。
歯科矯正支援サーバー4は、抽出したユーザー端末3に矯正終了後の状態確認の内容を記載したメッセージを送信する。矯正終了後の状態確認の内容とは、1.よい、2.普通、3.よくない、4痛みがある、というように、数字と用語の組み合わせた内容となっていて、何れかの数字をユーザー2に選択させる内容となっている。歯科矯正支援サーバー4は、送信したメッセージに対するユーザー2から返信メールを受信すると、返信メールに記載された使用感の情報〔数字〕を抽出し、ユーザー情報データベース7のユーザー個別テーブル7aに記憶する。
歯科矯正支援サーバー4は、返信された使用感の情報から送付する保定用マウスピースを選択する。例えばユーザー2の使用感が1,2の場合、最後のマウスピース61がユーザーの歯並びに合っているものとして、最後のマウスピース61を保定用マウスピースとして使用することを促すか、最後のマウスピース61と同一のマウスピース61を送付することを選択する。一方、ユーザー2の使用感が3又は4の場合、保定用のマウスピースの使用を控えるように促すか、保定用のマウスピースを送付しない、を選択する。
このため、矯正終了後のユーザー2の歯並びの状態に合わせて保定用マウスピースの送付の有無を選択することができるので、ユーザー2は安心する。また、第6フェーズは、矯正終了後から一定期間毎に実行することで、時間の経過に応じて変化するユーザー2の歯並びの状態に対応することができるので好ましい。
本実施形態において、良否判定者には、矯正専門の歯科医師6を想定して説明したが、人工知能を用いてもよい。この場合、矯正専門の歯科医師6が判断や診断に用いる各種データ〔三次元モデルデータや口腔や顔貌の画像データ〕を人工知能に学習させ、学習結果に基づいて三次元モデルデータの修正指示などを歯科矯正支援サーバー4に送信するようにしてもよい。
本実施形態において、モデル作製手段23は、運営会社側が所持している端末をモデル作製手段23として用いるようにしているが、歯科矯正支援サーバー4にモデル作製用の3DCADソフトをインストールして、歯科矯正支援サーバー4にモデル作製手段23としての機能を持たせるようにしてもよい。
本実施形態において、受注手段27は、ユーザー端末3に提示された注文画面からの注文情報に基づきマウスピース61の注文を受け付けるようになっているが、例えば歯科医師5の医師端末10から入力されるマウスピース61の注文情報を受け付けるようにしてもよい。
歯科矯正支援システム1は、受診促進手段25で提示された歯科医師によるユーザーの診断後に入力される矯正許可情報に基づき、ユーザー端末3又は矯正許可情報を入力した医師端末10の少なくとも一方に歯科矯正用具の注文画面を提示する注文画面提示手段26と、提示された注文画面に対して入力される注文情報に基づき、歯科矯正用具の注文を受け付ける受注手段27とを有する構成であってもよい。
このような構成の場合、歯科医師から矯正許可の出たユーザー2からのマウスピース61の注文だけでなく、矯正許可を出した歯科医師5からのマウスピース61の注文を受けることができ、ユーザー2はより安心して歯科矯正を行うことができる。
1 歯科矯正支援システム
3 ユーザー端末
5 歯科医師
6 良否判定者
7 第1の記憶部
9 第2の記憶部
10 歯科医師の端末
11 良否判定者の端末
21 基準判定手段
22 判定結果提示手段
23 モデル作製手段
24 モデル提示手段
25 受診促進手段
26 注文画面提示手段
27 受注手段
28 使用状態確認手段
29 対応形態選択手段
30 製作支援手段
31 矯正用具作製手段
35 作製者端末
40 受注支援手段
51 ユーザーの歯型
52 三次元モデルデータ
61 歯科矯正用具(マウスピース)
N ネットワーク

Claims (7)

  1. ネットワークを介してユーザーの端末から歯科矯正用具の注文を受ける受注支援手段を備える歯科矯正支援システムであって、
    前記受注支援手段は、
    前記ユーザーから送付された該ユーザーの歯型又は歯型データの少なくとも一方を基に、現在の歯並び及び矯正後の歯並びの三次元モデルデータを作製するモデル作製手段と、
    前記モデル作製手段で作製した三次元モデルデータが、前記歯型又は歯型データを送付したユーザーの情報と関連付けて記憶される第1の記憶部と、
    第1の記憶部に記憶された三次元モデルデータを画像化した確認画像を、前記歯型又は歯型データを送付したユーザーの端末に提示するモデル提示手段と、
    提示された確認画像に対する該ユーザーの端末から入力される承認情報に基づき、医師情報が記憶されている第2の記憶部の医師情報を、前記承認情報を入力したユーザーの端末に提示し、提示された医師情報から前記ユーザーによって選択された歯科医師による診察に関する情報を、該歯科医師を選択したユーザーの端末に提示する受診促進手段と、
    前記受診促進手段で提示された歯科医師による前記ユーザーの診断後に入力される矯正許可情報に基づき、前記ユーザーの端末に前記歯科矯正用具の注文画面を提示する注文画面提示手段と、
    前記提示された注文画面に対して前記ユーザーの端末に入力される注文情報に基づき、前記歯科矯正用具の注文を受け付ける受注手段とを有する、歯科矯正支援システム。
  2. 前記受診促進手段は、前記ユーザーによって選択されたことを選択された歯科医師の端末に通知し、通知された歯科医師の端末及び該歯科医師を選択したユーザーの端末から入力される受診関連情報に基づき受診開始日時を判定し、該判定結果に基づき設定される受診開始日時の情報を、前記通知した歯科医師の端末及び該歯科医師を選択したユーザーの端末にそれぞれ提示することで、前記ユーザーと前記歯科医師とをマッチングする、請求項1に記載の歯科矯正支援システム。
  3. 前記歯科矯正支援システムは、前記ネットワークを介してユーザーの端末と接続されるサーバーを備えており、
    前記モデル提示手段は、前記モデル作製手段で作製された三次元モデルデータを、前記ネットワークを介して前記サーバーに接続可能な良否判定者の端末に提示し、前記良否判定者の端末から、前記三次元モデルデータに対するデータ確認通知が入力された場合に、前記ユーザーの端末に前記確認画像を提示する、請求項1又は2に記載の歯科矯正支援システム。
  4. 前記歯科矯正支援システムは、前記ネットワークを介してユーザーの端末と接続されるサーバーを備えており、
    前記モデル提示手段は、前記ユーザーから送付された口腔又は顔貌の画像データの少なくとも一方を、前記ネットワークを介して前記サーバーに接続可能な良否判定者の端末に提示し、前記良否判定者の端末から、前記口腔又は顔貌の画像データに対するデータ確認通知が入力された場合に、前記口腔又は顔貌の画像データを送付したユーザーの端末に、前記確認画像を提示する、請求項1又は2に記載の歯科矯正支援システム。
  5. 前記受注手段で受け付けたユーザーに対応した三次元モデルデータを、矯正用具作製手段又は歯科矯正用具の作製者端末に送信する製作支援手段を有する、請求項1~4の何れか一項に記載の歯科矯正支援システム。
  6. 前記矯正用具作製手段で作製された歯科矯正用具の前記ユーザーへの送付後に、前記歯科矯正用具の使用状態の確認情報を、前記歯科矯正用具を送付したユーザーの端末に提示する使用状態確認手段と、
    前記使用状態の確認情報を前記ユーザーが確認し、確認した前記ユーザーが端末から入力した使用状態返信情報に基づき、前記ユーザーへの対応形態を選択する対応形態選択手段を有する、請求項5に記載の歯科矯正支援システム。
  7. 前記ユーザーの端末から入力された判定条件に基づき、基準条件を満たすか否かを判定する基準判定手段と、
    前記ユーザーの端末から判定条件が入力された後、前記ユーザーの端末に会員サイトへの登録を促す情報を提示し、該ユーザーの端末から会員登録情報が入力された場合に、前記会員登録情報を入力したユーザーの端末に、前記基準判定手段による判定結果を提示する判定結果提示手段を有する、請求項1~6の何れか一項に記載の歯科矯正支援システム。
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