JP7412784B2 - 動画送信システム、動画送信プログラム、及び動画送信方法 - Google Patents

動画送信システム、動画送信プログラム、及び動画送信方法 Download PDF

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Description

本発明は、動画送信システム、動画送信プログラム、及び動画送信方法に関する。
近年、通信ネットワーク技術の発展による動画配信に関するニーズの高まりを受けて、様々な動画配信サービスが増えている。これに関して、次の技術が開示されている。
第1の技術として、静止画を基に手軽、かつ安価に音声付き動画を制作し、インターネット動画配信市場拡大に寄与し得る音声付き動画制作・配信サービスシステムに関する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2011-082789号公報
従来、来店された客に再来店を促すために、郵送や配送等の手段を用いて、様々な案内のハガキやチラシ等のダイレクトメールを来店された客に直接送り届けている。
しかしながら、どのくらいの客にダイレクトメールが読まれているのか分からない。また、その客が引っ越してしまうとダイレクトメールが差し戻しされるため、その作成費用が無駄になる。また、郵送代、印刷代の他に店舗側スタッフが宛名やコメントを手書きすれば、1通当りのコストが高くなる。
また、マーケティングの世界では、顧客を特定せずに顧客一律に広告宣伝活動を行うよりも、特定の個人をターゲットにして広告宣伝を行うターゲティング広告の方がその広告効果が高いということが知られている。
ここで、動画配信技術を用いて客に案内を出すことが考えられるが、第1の技術では、特定の個人のための文字等を動画に加えて、その特定の個人のためにその動画を配信することができない。
そこで、本発明では、来院された患者に来院を促し、患者の満足度を高める技術を提供する。
本発明の一実施形態に係る動画送信システムは、患者を特定する患者特定情報と、前記患者の治療内容に関する治療情報とを取得する取得部と、前記患者特定情報と、前記治療情報と、1つの動画を構成するパーツとなり得る複数のパーツ動画の組み合わせと、前記治療情報に応じて決定されるセリフとに基づいて生成された前記患者個人を対象にした個人対象動画を、所定のタイミングで前記患者の端末装置に送信する送信制御部と、を備えることを特徴とする。
前記送信制御部は、前記治療情報に基づいて決定された総治療回数と残りの治療回数とに基づいて、前記所定のタイミングを決定することを特徴とする。
前記送信制御部は、前記患者の氏名と残りの治療回数を含む前記個人対象動画を送信することを特徴とする。
前記動画送信システムは、さらに、複数の第1文章と、前記複数の第1文章それぞれに対応する1以上の第2文章と、前記1以上の第2文章それぞれに対応する1以上の第3文章とを格納する格納部と、前記治療情報に基づいて、前記複数の第1文章からいずれかの第1文章を決定し、前記1以上の第2文章からいずれかの第2文章を決定し、前記1以上の第3文章からいずれかの第3文章を決定して、決定した前記第1文章、前記第2文章及び前記第3文章からなる前記セリフの生成を制御するセリフ生成制御部と、を備えることを特徴とする。
本発明の一実施形態に係る動画送信プログラムは、コンピュータに、患者を特定する患者特定情報と、前記患者の治療内容に関する治療情報とを取得し、前記患者特定情報と、前記治療情報と、1つの動画を構成するパーツとなり得る複数のパーツ動画の組み合わせと、前記治療情報に応じて決定されるセリフとに基づいて生成された前記患者個人を対象にした個人対象動画を、所定のタイミングで前記患者の端末装置に送信する処理を実行させる。
本発明の一実施形態に係る動画送信方法は、コンピュータが、患者を特定する患者特定情報と、前記患者の治療内容に関する治療情報とを取得し、前記患者特定情報と、前記治療情報と、1つの動画を構成するパーツとなり得る複数のパーツ動画の組み合わせと、前記治療情報に応じて決定されるセリフとに基づいて生成された前記患者個人を対象にした個人対象動画を、所定のタイミングで前記患者の端末装置に送信する処理を実行する。
本発明の一実施形態に係る動画送信システムは、ユーザを特定するユーザ特定情報と、前記ユーザに関するユーザ情報とを取得する取得部と、前記ユーザ特定情報と、前記ユーザ情報と、1つの動画を構成するパーツとなり得る複数のパーツ動画の組み合わせと、前記ユーザ情報に応じて決定されるセリフとに基づいて生成された前記ユーザ個人を対象にした個人対象動画を、所定のタイミングで前記ユーザの端末装置に送信する送信制御部と、を備えることを特徴とする。
前記送信制御部は、前記ユーザ情報に基づいて決定されたユーザが通う総回数と残りの回数とに基づいて、前記所定のタイミングを決定することを特徴とする。
前記送信制御部は、前記ユーザの氏名と前記残りの回数を含む前記個人対象動画を送信することを特徴とする。
前記動画送信システムは、さらに、複数の第1文章と、前記複数の第1文章それぞれに対応する1以上の第2文章と、前記1以上の第2文章それぞれに対応する1以上の第3文章とを格納する格納部と、前記ユーザ情報に基づいて、前記複数の第1文章からいずれかの第1文章を決定し、前記1以上の第2文章からいずれかの第2文章を決定し、前記1以上の第3文章からいずれかの第3文章を決定して、決定した前記第1文章、前記第2文章及び前記第3文章からなる前記セリフの生成を制御するセリフ生成制御部と、を備えることを特徴とする。
本発明の一実施形態に係る動画送信プログラムは、コンピュータに、ユーザを特定するユーザ特定情報と、前記ユーザに関するユーザ情報とを取得し、前記ユーザ特定情報と、前記ユーザ情報と、1つの動画を構成するパーツとなり得る複数のパーツ動画の組み合わせと、前記ユーザ情報に応じて決定されるセリフとに基づいて生成された前記ユーザ個人を対象にした個人対象動画を、所定のタイミングで前記ユーザの端末装置に送信する処理を実行させる。
本発明の一実施形態に係る動画送信方法は、コンピュータが、ユーザを特定するユーザ特定情報と、前記ユーザに関するユーザ情報とを取得し、前記ユーザ特定情報と、前記ユーザ情報と、1つの動画を構成するパーツとなり得る複数のパーツ動画の組み合わせと、前記ユーザ情報に応じて決定されるセリフとに基づいて生成された前記ユーザ個人を対象にした個人対象動画を、所定のタイミングで前記ユーザの端末装置に送信する処理を実行する動画送信方法。
本発明の一側面によれば、来院された患者に来院を促し、患者の満足度を高めることができる。
本実施形態における動画送信システムの一例を示す図である。 本実施形態における動画配信システムの一例を示す図である。 本実施形態における動画配信システムのブロック図の一例を示す図である。 本実施形態における音声・テキストデータを説明するための図である。 本実施形態における個別配信用画面(その1)を示す図である。 本実施形態における個別配信用画面(その2)を示す図である。 本実施形態における治療内容設定画面の一例を示す図である。 本実施形態における個別配信用画面(その3)を示す図である。 本実施形態における個別配信用画面(その4)を示す図である。 本実施形態におけるパーソナライズド動画の再生例を示す図である。 本実施形態における管理サーバの処理の一例を示すフローチャートである。 本実施形態における動画生成サーバの処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施形態におけるプログラムを実行するコンピュータのハードウェア環境の構成ブロック図の一例である。
図1は、本実施形態における動画送信システムの一例を示す図である。動画送信システム1は、取得部2、送信制御部3を含む。動画送信システム1の一例として、後述する動画配信システム11または管理サーバ12が挙げられる。端末装置の一例として、後述するユーザ端末15が挙げられる。
取得部2は、患者を特定する患者特定情報と、患者の治療内容に関する治療情報とを取得する。取得部2の一例として、後述する受付部23が挙げられる。
送信制御部3は、患者特定情報と、治療情報と、1つの動画を構成するパーツとなり得る複数のパーツ動画の組み合わせと、治療情報に応じて決定されるセリフとに基づいて生成された患者個人を対象にした個人対象動画(パーソナライズド動画)を、所定のタイミングで患者の端末装置に送信する。所定のタイミングとは、例えば、治療完了後一定期間(例えば、3カ月、6カ月、9カ月等)経過後のタイミングであってもよいし、残りの通院回数に応じて決定されるようにしてもよい。送信制御部3の一例として、後述する配信部26が挙げられる。
このように構成することにより、来院された患者に来院を促し、患者の満足度を高めることができる。
送信制御部3は、治療情報に基づいて決定された総治療回数と残りの治療回数とに基づいて、前記所定のタイミングを決定してもよい。例えば、総通院回数のうち所定の通院回数(例えば、総通院回数のうち1/3や2/3の通院回数)を経過したタイミングであってもよい。
このように構成することにより、治療が一定程度進んだ段階でパーソナライズド動画を送信することができるので、患者は治療が進行していることを実感し、患者の満足度を高めることができる。
送信制御部3は、患者の氏名と残りの治療回数を含む個人対象動画を送信してもよい。このように構成することにより、患者に自分事としてその動画を閲覧させることができると共に、残りの治療回数を確認することで治療が進行していることを実感させることができるので、患者の満足度を高めることができる。
動画送信システム1は、さらに、格納部4と、セリフ生成制御部5を含む。格納部4は、複数の第1文章と、複数の第1文章それぞれに対応する1以上の第2文章と、1以上の第2文章それぞれに対応する1以上の第3文章とを格納する。格納部4の一例としては、後述する音声・テキストデータ44を格納する記憶部42が挙げられる。
セリフ生成制御部5は、治療情報に基づいて、複数の第1文章からいずれかの第1文章を決定し、1以上の第2文章からいずれかの第2文章を決定し、1以上の第3文章からいずれかの第3文章を決定して、決定した第1文章、第2文章及び第3文章からなるセリフの生成を制御する。第1文章の一例としては、後述する音声・テキストデータ44に含まれる「前文」が挙げられる。第2文章の一例としては、後述する音声・テキストデータ44に含まれる「問題提起文」が挙げられる。第3文章の一例としては、後述する音声・テキストデータ44に含まれる「解決策」が挙げられる。セリフ生成制御部5の一例としては、後述する動画生成サーバ13が挙げられる。
このように構成することにより、複数のパターンのセリフを生成して、パーソナライズド動画と組み合わせることができるので、パーソナライズド動画のバリエーションを増やすことができる。
図2は、本実施形態における動画配信システムの一例を示す図である。動画配信システム11は、管理サーバ12、動画生成サーバ13、店舗端末14、ユーザ端末15、通信ネットワーク16を含む。管理サーバ12、動画生成サーバ13、店舗端末14及びユーザ端末15は、通信ネットワーク16を介して、相互に通信可能に接続されている。通信ネットワーク16は、例えば、インターネットであり、携帯電話事業者網や公衆無線LAN(Local Area Network)等の無線通信網を介してインターネット等に接続されている通信網であってもよい。
管理サーバ12は、Webブラウザからの要求に応じてWebブラウザに必要な情報を提供するWebサーバであって、本実施形態に係る動画配信システム11の運営・管理を行う情報処理装置である。管理サーバ12は、店舗端末14からの要求に応じて特定の患者を対象として生成された動画(以下、「パーソナライズド動画」という。)を、その特定の患者に対して個別に配信する。なお、本実施形態では一例として動画を用いるが、これに限定されず、静止画像を用いて本実施形態を適用してもよい。
動画生成サーバ13は、本実施形態に係る動画配信システム11において動画の生成を行う情報処理装置である。動画生成サーバ13は、管理サーバ12からの依頼に応じて、予め用意してあるパーツ動画を用いてパーソナライズド動画を生成し、管理サーバ12に提供する。
店舗端末14は、例えば、各クリニックに配置されている情報通信端末であり、例えばパーソナルコンピュータ(PC)、スマートフォン及びタブレットコンピュータ等を含む。本実施形態では、店舗端末14の一例として、パーソナルコンピュータを用いることとする。
店舗端末14には、オペレーティングシステム(OS)及びインターネット上の情報を閲覧するためのWebブラウザがインストールされている。Webブラウザは、Webサーバに接続するためのソフトウェアであり、ウェブページを表示したり、ハイパーリンクをたどったりするなどの機能がある。店舗端末14は、Webブラウザを介して、管理サーバ12に患者を特定する情報及び治療に関する情報を送信する。
ユーザ端末15は、例えば、患者が所有または占有等する通信機能を有する情報通信端末であり、例えばパーソナルコンピュータ(PC)、スマートフォン及びタブレットコンピュータ等を含む。本実施形態では、ユーザ端末15の一例として、タッチパネル上をタッチ操作することにより操作可能なスマートフォンを用いることとする。
ユーザ端末15には、オペレーティングシステム(OS)及びチャットツールがインストールされている。チャットツールは、コンピュータやスマートフォンを介してリアルタイムでコミュニケーションをとることができるアプリケーションプログラムである。
なお、管理サーバ12及び動画生成サーバ13はそれぞれ、1台以上の物理的な情報処理装置により構成されるサーバシステムであってもよいし、1台以上の仮想サーバ装置により構成される仮想サーバシステムであってもよい。また、管理サーバ12は、動画生成サーバ13の機能を含んでいてもよい。
図3は、本実施形態における動画配信システムのブロック図の一例を示す図である。管理サーバ12は、制御部21、記憶部31を含む。制御部21は、管理サーバ12全体の動作を制御する演算装置(プロセッサ)である。制御部21は、例えば、ユーザ端末15からの要求に応じて新規の患者情報(ユーザ情報)を登録したり、店舗端末14からの要求に応じて生成されたパーソナライズド動画を、その特定の患者に対して個別に配信する。
制御部21は、本実施形態に係るプログラムを読み込んで実行することにより、表示制御部22、受付部23、ユーザ登録部24、動画生成依頼部25、及び配信部26として機能する。
表示制御部22は、Webブラウザを介して、店舗端末14の表示画面を制御する。受付部23は、ユーザ端末15からの要求(ユーザ情報を含む。)や店舗端末14からの要求(患者の治療情報)を受け付ける。ユーザ登録部24は、ユーザ端末15から送信されたユーザ情報を患者情報として患者管理データベース(以下、データベースを「DB」と称する。)32に登録する。
動画生成依頼部25は、患者管理DB32を参照して、店舗端末14から送信された患者を特定する情報から患者の氏名を特定する。また、動画生成依頼部25は、その患者の治療情報から、後述するカテゴリー情報を抽出する。カテゴリー情報は、治療内容を、治療内容の種類(または病名、診断名)、その症状、症状が発生している場所、対処の際に用いた素材種類、その対処の処置名等のように階層的に示したものであり、例えば、「虫歯>神経なし>前歯>セラミック>ブリッジ」のように表される。動画生成依頼部25は、その患者の氏名及びカテゴリー情報を動画生成条件として動画生成サーバ13にパーソナライズド動画の動画生成を依頼する。
配信部26は、動画生成サーバ13においてその動画生成条件に基づいて生成されたパーソナライズド動画を、そのパーソナライズド動画に対応する患者個人に配信(個別配信)する。なお、配信部26は、所定のタイミングに基づいて、パーソナライズド動画を、そのパーソナライズド動画に対応する患者個人に配信(個別配信)してもよい。所定のタイミングとは、例えば、予め設定された配信日時であってもよいし、総通院回数のうち1/3や2/3の通院回数を経過したタイミングであってもよいし、治療完了後一定期間(例えば、3カ月、6カ月、9カ月等)経過後のタイミングであってもよい。個別配信後、配信部26は、その配信記録に基づいて、配信履歴DB33を更新する。
記憶部31は、メモリ及び大容量記憶装置等の記憶機能を有するデバイスを含み、OS、本実施形態に係るプログラム、各種情報(テーブル、データベース(DB)等を含む。)、Webサーバプログラム、チャットツールプログラム等が格納されている。各種情報としては、例えば、患者管理DB32、配信履歴DB33等を含む。
患者管理DB32は、患者を特定する情報(患者ID)、患者の氏名、電話番号、年齢、チャットツールにおけるユーザID、通院しているクリニックを特定する情報(店舗ID)等からなる患者情報を格納する。配信履歴DB33は、配信したパーソナライズド動画及び治療内容に関する履歴情報を格納する。
なお、管理サーバ12は、パーソナライズド動画を個別配信したか否かを、配信ステータスを用いて管理している。例えば、患者がユーザ登録した場合、管理サーバ12の管理画面の一覧に配信ステータス「未配信・初診」として表示される。初診後のパーソナライズド動画の個別配信後、その配信ステータスは「未配信・治療中」に更新される。そして、次回来院時、治療中動画を設定後、その配信ステータスは「配信予約済み・治療中」に更新される。次回来院時、治療中のパーソナライズド動画を配信後、その配信ステータスは「未配信・治療後」に更新される。治療完了後、治療後のパーソナライズド動画を設定後、その配信ステータスは「配信予約済み・治療後」に更新される。治療完了後、治療後のパーソナライズド動画を配信後、その配信ステータスは「配信・リコール」に更新される。治療後のパーソナライズド動画を配信後にリコール動画を設定後、その配信ステータスは「配信予約済み・リコール(ステータス+予約月での検索)」に更新される。治療後のパーソナライズド動画を配信後にリコール動画を配信後、そのステータスは「配信済み・リコール」に更新される。このように配信ステータスは、動画の配信が完了すると、次の動画について未配信という状態を示すことになる。
動画生成サーバ13は、管理サーバ12からの依頼に基づいて、パーソナライズド動画を生成し、管理サーバ12に提供する。動画生成サーバ13は、制御部41、記憶部42を含む。
制御部41は、管理サーバ12の動画生成依頼部25より送信された動画生成条件情報(目的の患者に関する患者情報及びその治療情報)を受け付ける。すると、制御部41は、予め準備されているパーツ動画43の中から、動画生成条件情報によって使う動画を組み合わせ、さらに音声やテキスト情報を動画に重ねてパーソナライズド動画を生成する。このとき、制御部41は、動画生成条件情報に基づいて、予め用意された複数の「前文」、複数の「問題提起文」及び複数の「解決策」の文章パーツの組み合わせからセリフを生成し、そのセリフの音声とテキストをパーソナライズド動画に加える。
記憶部42は、パーツ動画43、音声・テキストデータ44を格納する。パーツ動画43は、パーソナライズド動画を構成する動画要素であり、例えば、複数のパターンのオープニング動画、複数のパターンの治療解説動画、複数のパターンのデンタルケア解説動画、複数のパターンのクロージング動画がある。音声・テキストデータ44は、動画に重畳させるセリフを音声とテキストで表したデータである。音声・テキストデータ44については、図4で説明する。
図4は、本実施形態における音声・テキストデータを説明するための図である。図4(A)は、動画生成条件例を示す。上述したように、治療情報から抽出されたカテゴリー情報が動画生成条件とされる。
図4(B)は、音声・テキストデータ(その1)を示す。図4(C)は、音声・テキストデータ(その2)を示す。音声・テキストデータ44は、動画に重畳させるセリフを音声及びテキスト形式で格納したものであり、図4(B)(C)で説明するセリフは、一部のパートのセリフのパターンに関するものである。
図4(B)では、セリフが前文部分、問題提起部分、解決策部分から構成されている。前文は、動画生成情報に含まれるカテゴリー情報の組み合わせによって一意に決まるように設定されている。その前文に対して、問題提起文が1以上設定されている。この例では、前文「前回型を取り、被せ物をしました」に対して、A1~A3の問題提起文が設定されている。動画生成サーバ13は、A1~A3からいずれかの問題提起文を選択する。そして、各問題提起文に対して、解決策が1以上設定されている。この例では、例えば、A1の問題提起文「金属の性質上、経年的に段差ができ汚れが溜まりやすくなる部位が生じます」に対して、B1~B3の解決策が設定されている。解決策の具体的な内容(セリフ)は、図4(C)に示す。この例では、動画生成サーバ13は、B1~B3からいずれかの解決策を選択する。これにより、前文、問題提起文、解決策からなるセリフが生成する。動画生成サーバ13は、パーソナライズド動画の生成において、この生成されたセリフを動画の所定のパートに組み込む。
これにより、例えば、1つの前文に対して、4パターンの問題提起文と、5パターンの解決策がある場合、20通りのセリフを生成することができる。
次に、店舗端末14における画面操作について説明する。なお、以下では、患者は事前にユーザ端末15を操作してチャットツールを起動させ、動画配信システム11にユーザ登録(患者登録)して、その患者についての情報が患者管理DB32に登録されているものとする。
図5~図9は、本実施形態における店舗端末に表示される一連の操作画面の表示例を示す図である。店舗の担当者は、店舗端末14にインストールされたWebブラウザを介して管理サーバ12にアクセスし、動画配信システムにログインする。ログイン完了後、店舗端末14において所定の操作が行われると、患者一覧が表示され、その中から対象とする患者を選択すると、その選択した患者に対する個別配信用画面51(図5)が表示される。
図5は、本実施形態における個別配信用画面(その1)を示す図である。個別配信用画面51aは、複数の配信種別ボタン52、「キャンセル」ボタン53、「戻る」ボタン54、「次へ」ボタン55を含む。配信種別ボタン52は、配信する動画の種別を選択するボタンであり、「初診」ボタン52a、「治療中」ボタン52b、「治療後」52c、「リコール」52d等が設けられている。例えば、「初診」ボタン52aが押下された場合、「初診後」の状況に対応する内容のパーソナライズド動画を配信することができる。「治療中」ボタン52bが押下された場合、「治療中」の状況に対応する内容のパーソナライズド動画を配信することができる。「治療後」ボタン52cが押下された場合、「治療後(治療完了直後)」の状況に対応する内容のパーソナライズド動画を配信することができる。「リコール」ボタン52dが押下された場合、再来院を促す内容のパーソナライズド動画を配信することができる。
「キャンセル」ボタン53は、個別配信用画面51での操作をキャンセルして、ホーム画面に戻るためのボタンである。「戻る」ボタン54は、前の画面に戻るためのボタンである。「次へ」ボタン55は、次の画面に進むためのボタンである。この例では、「治療中」ボタン52bが選択されて、「次へ」ボタン55が押下されたものとする。すると、図6の画面に進む。
図6は、本実施形態における個別配信用画面(その2)を示す図である。個別配信用画面51bは、患者名表示欄61、通院回数表示欄62、残りの通院回数表示欄63、「治療内容を追加する」ボタン64、「キャンセル」ボタン65、「戻る」ボタン66、「次へ」ボタン67を含む。「キャンセル」ボタン65、「戻る」ボタン66、「次へ」ボタン67は、図5で説明した「キャンセル」ボタン53、「戻る」ボタン54、「次へ」ボタン55と同様なのでその説明を省略する。
患者名表示欄61には、個別配信用画面51a(図5)の前段階で表示された患者一覧において選択された患者(対象患者)の氏名が表示される。通院回数表示欄62には、対象患者の通院回数が表示される。残りの通院回数表示欄63には、当該治療が完了までに必要と想定される総通院回数から通院回数を引いた回数が一定の幅(例えば、図6に示すように、残り12回~15回)を持たせて表示される。「治療内容を追加する」ボタン64が押下されると、図7の画面が表示される。
図7は、本実施形態における治療内容設定画面の一例を示す図である。治療内容設定画面71は、治療内容設定欄72、解決策選択欄73、「設定ボタン」74を含む。
治療内容設定欄72は、治療内容をカテゴリー(1)~(5)の5階層で設定する欄である。カテゴリー(1)には、病名や診断名等の治療種別(大項目)をコンボボックスから選択して設定することが可能である。カテゴリー(2)には、カテゴリー(1)で選択した内容の配下に位置する項目(中項目)をコンボボックスから選択して設定することが可能である。カテゴリー(3)には、カテゴリー(2)で選択した内容の配下に位置する項目(小項目)をコンボボックスから選択して設定することが可能である。カテゴリー(4)には、カテゴリー(3)で選択した内容の配下に位置する項目(細小項目)をコンボボックスから選択して設定することが可能である。カテゴリー(5)には、カテゴリー(4)で選択した内容の配下に位置する項目(細々小項目)をコンボボックスから選択して設定することが可能である。
解決策選択欄73には、カテゴリー(1)~(5)の組み合わせにより選択可能な複数の「解決策」が表示され、店舗端末14を操作する担当者は、その中から任意に「解決策」を選択することができる。ここで、解決策とは、図4(C)で説明した解決策である。「設定ボタン」74を押下すると、個別配信用画面が図8のようになる。これについて、図8を用いて説明する。
図8は、本実施形態における個別配信用画面(その3)を示す図である。「設定ボタン」74を押下すると、治療内容設定画面71が閉じて、図8に示すように、個別配信用画面51の治療内容表示欄68に、治療内容設定画面71で設定した内容が表示される。治療内容表示欄68の内容を編集する場合には、「編集」ボタン69を押下して編集することができる。図8において「次へ」ボタン67を押下すると、図9の画面が表示される。
図9は、本実施形態における個別配信用画面(その4)を示す図である。個別配信用画面51dは、配信設定欄81、編集ボタン86、配信メッセージ内容欄87、「キャンセル」ボタン88、「戻る」ボタン89、「次へ」ボタン90を含む。「キャンセル」ボタン88、「戻る」ボタン89、「次へ」ボタン90は、図5で説明した「キャンセル」ボタン53、「戻る」ボタン54、「次へ」ボタン55と同様なのでその説明を省略する。
配信設定欄81では、「今すぐ送信」82、「送信時間を指定」83、「動画を送らない」84の選択項目からいずれを選択することができる。「今すぐ送信」82が選択された場合、その後「次へ」ボタン90が押下されると、そのタイミングでパーソナライズド動画が対象患者宛てに送信(個別配信)される。
「送信時間を指定」83が選択された場合、配信日設定欄85に配信日時を設定することができ、配信日時の設定後「次へ」ボタン90が押下されると、その配信日時にパーソナライズド動画が対象患者宛てに送信(個別配信)される。
「動画を送らない」84が選択された場合、その後「次へ」ボタン90が押下されると、今回はパーソナライズド動画は送信されない。配信メッセージ内容欄87は、チャットツールを介してパーソナライズド動画と共に送信するメッセージの内容が表示される。編集ボタン86を押下すると、配信メッセージ内容欄87の内容を編集することができる。
なお、この例では、「今すぐ送信」82が選択されて、「次へ」ボタン90が押下され、パーソナライズド動画が対象患者宛てに送信(個別配信)されたとする。
図10は、本実施形態におけるパーソナライズド動画の再生例を示す図である。図9においてパーソナライズド動画の個別配信がされた後、対象患者が自身のユーザ端末15を操作してチャットツールを起動させると、動画配信システム11よりメッセージと共にパーソナライズド動画が送信されていることを確認する。対象患者がユーザ端末15の画面上でそのパーソナライズド動画をタップすると、パーソナライズド動画の再生が開始される。
この例では、図10(A)に示すように、「○○○さん 今日はご来院ありがとうございました。」というように、対象患者の名前を特定して、来院のお礼が表示されている。次のシーンの例では、歯科医役の演者が現れて、対象患者の今日の治療内容についての説明が音声と共にテキストが再生される(図10(B))。その次のシーンでは、対象患者の次回の治療内容についての説明が音声と共にテキストが再生される(図10(C))。最後のシーンでは、対象患者の次回の予約に関する説明が音声と共にテキストが再生される(図10(D))。
なお、図4で説明したように、前文、問題提起文及び解決策からなるセリフも、いずれかのシーンで音声及びテキスト(テロップ)で出力される。また、いずれかのシーンで残りの通院回数も音声及び/又はテキスト(テロップ)で出力されるようにしてもよい。
図11は、本実施形態における管理サーバの処理の一例を示すフローチャートである。図9において配信設定がされて「次へ」ボタン90が押下されると、店舗端末14から管理サーバ12へ個別配信要求が送信される。個別配信要求は、対象患者を特定する患者特定情報と、図5~図9で設定した内容(治療情報)とを含む。
管理サーバ12の受付部23は、店舗端末14から送信された個別配信要求(患者特定情報、治療情報を含む。)を受け付ける(S1)。
動画生成依頼部25は、患者管理DB32から、患者特定情報に対応する患者の氏名を特定する。また、動画生成依頼部25は、その患者の治療情報からカテゴリー情報を抽出する。動画生成依頼部25は、その患者の氏名及びカテゴリー情報を動画生成条件として動画生成サーバ13にパーソナライズド動画の動画生成を依頼する(S2)。パーソナライズド動画の生成後、動画生成依頼部25は、動画生成サーバ13によりそのパーソナライズド動画を受け取る(S3)。
配信部26は、治療情報に含まれる配信設定を参照し、配信タイミングを取得する。配信タイミングが到来した場合、配信部26は、患者管理DB32から患者特定情報に対応するチャットツール上のユーザIDを取得する(S4)。配信部26は、取得したユーザIDに基づいて、チャットツールを介して、パーソナライズド動画を対象患者に個別配信する(S5)。個別配信後、配信部26は、その配信記録に基づいて、配信履歴DB33を更新する。
なお、配信タイミングは治療情報に含まれる配信設定から決定されるだけに限定されず、例えば、総通院回数のうち所定の通院回数(例えば、総通院回数のうち1/3や2/3の通院回数)を経過したタイミングであってもよいし、治療完了後一定期間(例えば、3カ月、6カ月、9カ月等)経過後のタイミングであってもよい。また、配信タイミングは、残りの通院回数に応じて決定されるようにしてもよい。
図12は、本実施形態における動画生成サーバの処理の一例を示すフローチャートである。動画生成サーバ13は、管理サーバ12から、動画生成依頼(動画生成条件)を取得する(S11)。
動画生成サーバ13は、予め準備されているパーツ動画の中から、動画生成条件によって使うパーツ動画を組み合わせ、さらに音声やテキスト情報を動画に重ねてパーソナライズド動画を生成する(S12)。このとき、動画生成サーバ13は、図4で説明したように、音声・テキストデータ44を参照して、動画生成条件に含まれるカテゴリー情報の組み合わせに対応する「前文」を検索し、その「前文」に対応する1以上の「問題提起文」からいずれかを決定し、決定した「問題提起文」に対応する1以上の「解決策」からいずれかを決定する。治療情報中に、図7の解決策選択欄73で選択した解決策が含まれている場合には、それに対応する解決策が決定される。
なお、「問題提起文」の決定は、ランダムに決定してもよいし、予め設定した優先順により決定してもよいし、登録順に決定してもよい。また、治療情報中に図7の解決策選択欄73の解決策が含まれていない場合には、「解決策」の決定は、ランダムに決定してもよいし、予め設定した優先順により決定してもよいし、登録順に決定してもよい。
動画生成サーバ13は、そのようにして生成されたセリフ(音声、テキスト)と、そのセリフに対応するパーツ動画を組み合わせ、さらに患者の氏名(テキスト)を組み合わせてパーソナライズド動画を生成する。動画生成サーバ13は、生成したパーソナライズド動画を管理サーバ12に送信する。
なお、本実施形態では、図12の処理の全部を動画生成サーバ13で行ったが、これに限定されず、図12の処理の一部または全部を管理サーバ12が行ってもよい。図12の処理の一部を管理サーバ12が行う例としては、カテゴリー情報の組み合わせに応じて「前文」、「問題提起文」及び「解決策」からなるセリフの生成の指示を管理サーバ12が動画生成サーバ13に対して行ってもよいし、管理サーバ12が自身でそのセリフを生成してもよい。このとき、音声・テキストデータ44は管理サーバ12の記憶部31に格納されていてもよい。
図13は、本発明の実施形態におけるプログラムを実行するコンピュータのハードウェア環境の構成ブロック図の一例である。コンピュータ91は、管理サーバ12として機能してもよいし、動画生成サーバ13として機能してもよい。コンピュータ91は、CPU92、ROM93、RAM94、記憶装置95、入力I/F96、出力I/F97、通信I/F98、読取装置99、バス100によって構成されている。
ここで、CPUは、中央演算装置を示す。ROMは、リードオンリメモリを示す。RAMは、ランダムアクセスメモリを示す。I/Fは、インターフェースを示す。バス100には、CPU92、ROM93、RAM94、記憶装置95、入力I/F96、出力I/F97、通信I/F98、及び読取装置99が接続されている。
CPU92は、記憶装置95から本実施形態に係るプログラムを読み出し、制御部21または41として当該プログラムを実行する。ROM93は、読み出し専用のメモリを示す。RAM94は、一時的に記憶するメモリである。
記憶装置95は、大容量の情報を記憶する装置である。記憶装置95としては、ハードディスク、ソリッドステートドライブ(SSD)、フラッシュメモリカードなど様々な形式の記憶装置を使用することができる。記憶装置95には、本発明の実施形態に係るプログラムが格納されている。
入力I/F96は、キーボード、マウス、電子カメラ、ウェブカメラ、マイク、スキャナ、センサ、タブレット端末、タッチパネルデバイス等の入力装置と接続することが可能である。また、出力I/F97は、ディスプレイ、タッチパネルデバイス、プリンタ、スピーカ等の出力装置と接続することが可能である。
通信I/F98は、通信ネットワーク16と接続して他の装置と通信するためのポート等のインターフェースである。通信ネットワーク16は、インターネット、ローカルエリアネットワーク(LAN)、ワイドエリアネットワーク(WAN)、携帯電話事業者網、専用線、有線、無線等の通信網であってよい。読取装置99は、可搬型記録媒体を読み出す装置である。
上記実施形態で説明した処理を実現するプログラムは、プログラム提供者側から通信ネットワーク16、および通信I/F98を介して、例えば記憶装置95に格納されてもよい。また、上記実施形態で説明した処理を実現するプログラムは、市販され、流通している可搬型記憶媒体に格納されていてもよい。この場合、この可搬型記憶媒体は読取装置99にセットされて、CPU92によってそのプログラムが読み出されて、実行されてもよい。可搬型記憶媒体としてはCD-ROM、フレキシブルディスク、光ディスク、光磁気ディスク、ICカード、USBメモリ装置、半導体メモリカードなど様々な形式の記憶媒体を使用することができる。このような記憶媒体に格納されたプログラムが読取装置99によって読み取られる。
また、当該プログラムは、スタンドアローン型のコンピュータにインストールされてもよいし、クラウドコンピュータによりインストールされて機能のみをユーザに提供してもよい。また、本実施形態では、ユーザ端末15にインストールされたWebブラウザを用いて、管理サーバ12にアクセスし、管理サーバ12側で運用されている本実施形態に係る動画配信システムの制御を行ったが、これに限定されない。例えば、ユーザ端末15に管理サーバ12と通信可能なアプリケーションプログラムをインストールして、本実施形態における動画配信システムの制御を行ってもよい。
なお、上記の実施形態に係る動画配信システムでは、歯科医院に通院する患者を配信のターゲットとする動画配信例について説明したが、これに限定されず、本実施形態を多業種の施設に通うユーザ(客)をターゲットとして動画や静止画を配信してもよい。例えば、本実施形態に係る動画配信システムを診療所や病院、美容クリニック、薬局(調剤薬局も含む。)、ドラッグストア等に適用してもよいし、自動車販売店(中古車販売店も含む。)や自動二輪車販売店(中古車販売店も含む。)等に適用してもよいし、保険会社、料理教室等のカルチャースクールに適用してもよい。
この場合、動画配信のターゲットは、診療所や病院、美容クリニック等の患者であったり、薬局やドラッグストアにて薬剤や生活用品を購入する客であったり、自動車販売店や自動二輪車販売店等に来店する客であったり、保険や金融商品等の契約をする客であったり、料理教室等のカルチャースクールに通う人であってもよい。
多業種の施設に通うユーザ(客)をターゲットとして動画や静止画を配信する場合でも、動画送信システム1は、取得部2と、送信制御部3とを含んでいてもよい。取得部2は、ユーザを特定するユーザ特定情報と、ユーザに関するユーザ情報とを取得してもよい。
ユーザ特定情報は、例えば、ユーザID、電話番号、電子メールアドレス等であってよい。ユーザ情報は、診療所や病院、美容クリニック等であれば患者の治療内容や施術内容に関する情報であり、薬局やドラッグストアであれば処方された薬剤、客が購入した薬剤、生活用品等に関する情報であり、自動車販売店や自動二輪車販売店であれば顧客の来店履歴や自動車車等の購入・メンテナンス履歴に関する情報であり、保険会社であれば顧客が契約した保険・金融商品に関する情報であり、料理教室等のカルチャースクールであれば通学履歴やそのときに行った内容に関する情報である。
送信制御部3は、ユーザ情報と、1つの動画を構成するパーツとなり得る複数のパーツ動画の組み合わせと、ユーザ情報に応じて決定されるセリフとに基づいて生成されたユーザ個人を対象にした個人対象動画(パーソナライズド動画)を、所定のタイミングでユーザの端末装置に送信してもよい。例えば、上記実施形態の場合、管理サーバ12は、診療所や病院、美容クリニック、薬局(調剤薬局も含む。)、ドラッグストア、自動車販売店、自動二輪車販売店(中古車販売店も含む。)、保険会社、カルチャースクール等に配置された店舗端末からの要求に応じて特定のユーザを対象として生成されたパーソナライズド動画を、その特定のユーザに対して個別に配信する。なお、生成される画像は、動画(パーソナライズド動画)に限定されず、これに限定されず、静止画像(パーソナライズド静止画)であってもよい。
所定のタイミングとは、例えば、治療完了後、来店後、購入後、保険契約後または通学後から一定期間(例えば、3カ月、6カ月、9カ月等)経過後のタイミングであってもよいし、残りの通院回数等に応じて決定されるようにしてもよい。
このように構成することにより、客(ユーザ)に再来店を促し、客の満足度を高めることができる。
送信制御部3は、ユーザ情報に基づいて決定されたユーザが通う総回数と残りの回数とに基づいて、所定のタイミングを決定してもよい。例えば、総回数のうち所定の回数(例えば、総来店回数のうち1/3や2/3の来店回数)を経過したタイミングであってもよい。
このように構成することにより、数回来店等後にパーソナライズド動画を送信することができるので、次も来店しようとするモチベーションになるので、客の満足度を高めることができる。
送信制御部3は、ユーザの氏名と残りの回数を含む個人対象動画を送信してもよい。このように構成することにより、ユーザ(客)に自分事としてその動画を閲覧させることができると共に、残りの回数を確認することで治療等が進行していることを実感させることができるので、ユーザの満足度を高めることができる。
動画送信システム1は、さらに、格納部4、セリフ生成制御部5を含んでもよい。格納部4は、複数の第1文章と、複数の第1文章それぞれに対応する1以上の第2文章と、1以上の第2文章それぞれに対応する1以上の第3文章とを格納してもよい。
セリフ生成制御部5は、ユーザ情報に基づいて、複数の第1文章からいずれかの第1文章を決定し、1以上の第2文章からいずれかの第2文章を決定し、1以上の第3文章からいずれかの第3文章を決定して、決定した第1文章、第2文章及び第3文章からなるセリフの生成を制御してもよい。複数の第1文章、1以上の第2文章、及び1以上の第3文章は、適用する業種やターゲットに応じて調整可能である。
例えば、薬局の場合、音声・テキストデータ(図4(B)(C))として、「前文:前回、総合風邪薬〇〇を購入されました。」等、「問題提起:A1.総合風邪薬は一般的に風邪の初期症状時に飲むが推奨されています。」「問題提起:A2.総合風邪薬は微熱時にも飲むことができます。」等、「解決策(音声・テキストデータ):風邪の初期症状時には、総合風邪薬を飲み、十分に睡眠をとるのがよいでしょう。」等のデータが格納されており、セリフ生成制御部5は、これらの文章を組み合わせてセリフを生成してもよい。
また、例えば、自動車販売店の場合、音声・テキストデータ(図4(B)(C))として、「前文:前回、車種XXXXを購入されました。」等、「問題提起:A1.XXXXの場合、より快適なドライビングを追求される方が多くいらっしゃいます。」「問題提起:A2.インテリアを追求される方が多くいらっしゃいます。」等、「解決策(音声・テキストデータ):エンジンオイルをYYYYに交換することで、より快適なドライビングを楽しむことができます。」等のデータが格納されており、セリフ生成制御部5は、これらの文章を組み合わせてセリフを生成してもよい。
このように構成することにより、適用する業種やターゲットに応じてセリフを生成する場合、複数のパターンのセリフを生成して、パーソナライズド動画と組み合わせることができるので、パーソナライズド動画のバリエーションを増やすことができる。
以上、実施形態、変形例に基づき本態様について説明してきたが、上記した態様の実施の形態は、本態様の理解を容易にするためのものであり、本態様を限定するものではない。本態様は、その趣旨並びに特許請求の範囲を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本態様にはその等価物が含まれる。また、その技術的特徴が本明細書中に必須なものとして説明されていなければ、適宜、削除することができる。
1 動画送信システム
2 取得部
3 送信制御部
4 格納部
5 セリフ生成制御部
11 動画配信システム
12 管理サーバ
13 動画生成サーバ
14 店舗端末
15 ユーザ端末
21 制御部
22 表示制御部
23 受付部
24 ユーザ登録部
25 動画生成依頼部
26 配信部
31 記憶部
32 患者管理DB
33 配信履歴DB
41 制御部
42 記憶部
43 パーツ動画
44 音声・テキストデータ

Claims (3)

  1. ユーザを特定するユーザ特定情報と、前記ユーザに関するユーザ情報とを取得する取得部とを有する動画送信システムであって、
    前記ユーザ特定情報と、前記ユーザ情報と、1つの動画を構成するパーツとなり得る複数のパーツ動画の組み合わせと、前記ユーザ情報に応じて決定されるセリフとに基づいて生成された前記ユーザ個人を対象にした個人対象動画を、所定のタイミングで前記ユーザの端末装置に送信する送信制御部とを備え、
    前記ユーザの端末装置に前記個人対象動画と共にテキストを表示させ、
    動画送信システムは、さらに、
    複数の第1文章と、前記複数の第1文章それぞれに対応する1以上の第2文章と、前記1以上の第2文章それぞれに対応する1以上の第3文章とを格納する格納部と、
    前記ユーザ情報に基づいて、前記複数の第1文章からいずれかの第1文章を決定し、前記1以上の第2文章からいずれかの第2文章を決定し、前記1以上の第3文章からいずれかの第3文章を決定して、決定した前記第1文章、前記第2文章及び前記第3文章からなる前記セリフの生成を制御するセリフ生成制御部と、
    を備えることを特徴とする動画送信システム。
  2. ユーザを特定するユーザ特定情報と、前記ユーザに関するユーザ情報とを取得する取得部とを有する動画送信システムであって、
    前記ユーザ特定情報と、前記ユーザ情報と、1つの動画を構成するパーツとなり得る複数のパーツ動画の組み合わせと、前記ユーザ情報に応じて決定されるセリフとに基づいて生成された前記ユーザ個人を対象にした個人対象動画を、所定のタイミングで前記ユーザの端末装置に送信する送信制御部とを備え、
    前記ユーザの端末装置に前記個人対象動画と共にテキストを表示させ、
    前記送信制御部は、前記ユーザ情報に基づいて決定されたユーザが通う総回数と残りの回数とに基づいて、前記所定のタイミングを決定し、
    前記動画送信システムは、さらに、
    複数の第1文章と、前記複数の第1文章それぞれに対応する1以上の第2文章と、前記1以上の第2文章それぞれに対応する1以上の第3文章とを格納する格納部と、
    前記ユーザ情報に基づいて、前記複数の第1文章からいずれかの第1文章を決定し、前記1以上の第2文章からいずれかの第2文章を決定し、前記1以上の第3文章からいずれかの第3文章を決定して、決定した前記第1文章、前記第2文章及び前記第3文章からなる前記セリフの生成を制御するセリフ生成制御部と、
    を備えることを特徴とする動画送信システム。
  3. ユーザを特定するユーザ特定情報と、前記ユーザに関するユーザ情報とを取得する取得部とを有する動画送信システムであって、
    前記ユーザ特定情報と、前記ユーザ情報と、1つの動画を構成するパーツとなり得る複数のパーツ動画の組み合わせと、前記ユーザ情報に応じて決定されるセリフとに基づいて生成された前記ユーザ個人を対象にした個人対象動画を、所定のタイミングで前記ユーザの端末装置に送信する送信制御部とを備え、
    前記ユーザの端末装置に前記個人対象動画と共にテキストを表示させ、
    前記送信制御部は、前記ユーザ情報に基づいて決定されたユーザが通う総回数と残りの回数とに基づいて、前記所定のタイミングを決定し、
    前記送信制御部は、前記ユーザの氏名と前記残りの回数を含む前記個人対象動画を送信し、
    前記動画送信システムは、さらに、
    複数の第1文章と、前記複数の第1文章それぞれに対応する1以上の第2文章と、前記1以上の第2文章それぞれに対応する1以上の第3文章とを格納する格納部と、
    前記ユーザ情報に基づいて、前記複数の第1文章からいずれかの第1文章を決定し、前記1以上の第2文章からいずれかの第2文章を決定し、前記1以上の第3文章からいずれかの第3文章を決定して、決定した前記第1文章、前記第2文章及び前記第3文章からなる前記セリフの生成を制御するセリフ生成制御部と、
    を備えることを特徴とする動画送信システム。
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