JP2011082789A - 音声付き動画制作・配信サービスシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】静止画を基に手軽、かつ安価に音声付き動画を制作し、インターネット動画配信市場拡大に寄与し得る音声付き動画制作・配信サービスシステムを提供する。
【解決手段】動画制作支援管理装置3は、動画制作側端末2へブラウザ上で動作する静止画ファイル指定、静止画に関連するテキスト文字入力用の支援プログラムの提供を行い、動画制作側端末2から送信される静止画ファイル、関連するテキスト文字を受信して、音声合成及び音声付き動画作成プログラムに基づき音声付き動画を制作し、音声付き動画の前記動画制作側端末2への配信を行うとともに、インターネットNを通じて一般利用者側端末11へ配信する。動画制作側端末2は、前記支援プログラムに基づき指定した静止画ファイル、関連するテキスト文字を動画制作支援管理装置3に送信するとともに、動画制作支援管理装置3から配信される音声付き動画に対する前記支援プログラムによる管理を行う。
【選択図】図1
【解決手段】動画制作支援管理装置3は、動画制作側端末2へブラウザ上で動作する静止画ファイル指定、静止画に関連するテキスト文字入力用の支援プログラムの提供を行い、動画制作側端末2から送信される静止画ファイル、関連するテキスト文字を受信して、音声合成及び音声付き動画作成プログラムに基づき音声付き動画を制作し、音声付き動画の前記動画制作側端末2への配信を行うとともに、インターネットNを通じて一般利用者側端末11へ配信する。動画制作側端末2は、前記支援プログラムに基づき指定した静止画ファイル、関連するテキスト文字を動画制作支援管理装置3に送信するとともに、動画制作支援管理装置3から配信される音声付き動画に対する前記支援プログラムによる管理を行う。
【選択図】図1
Description
本発明は、静止画を基に手軽、かつ、安価に各種の音声付き動画を制作し、配信を行いたいという希望者の要望に沿い、インターネット動画配信市場拡大に寄与し得る音声付き動画制作・配信サービスシステムに関するものである。
近年、有線だけでなく無線での通信インフラの高速化により、動画配信のニーズは高まってきている。しかし、動画を制作するためにアプリケーション操作の知識が必要だったり、音源や映像素材を制作する手間とコストがかかるなどの問題があり、動画制作し、配信を行う人はまだ限られている。
従来では、動画生成のため市販アプリケーションを購入することが行われているが、そのアプリケーションや動画に関する知識がないと動画を製作することは困難であった。
また、動画ファイルを制作するにあたり、ナレーションなどの音声データを準備する場合、録音・編集する手間と時間が掛かり、更に、静止画を動かすなどの映像部分とこの音声データを編集するにも手間隙がかかっていた。
また、動画ファイルを制作するにあたり、ナレーションなどの音声データを準備する場合、録音・編集する手間と時間が掛かり、更に、静止画を動かすなどの映像部分とこの音声データを編集するにも手間隙がかかっていた。
上述したような問題があり、動画制作やパソコン知識が少ない人は、専門家に委託しなければ動画を制作することが難しかった。
専門家に動画制作を依頼する場合には、製作コスト及び配信する動画のライセンスなど高額な費用が掛かってしまう。
特許文献1には、利用者の意図に即したコンテンツを実現し提供するために、テキスト文字の音声データへの変換、選択した動画データと音声データとの合成による合成動画データの生成を行い、受信側に送信するように構成したコンテンツ生成システムが提案されている。
しかし、例えば、一枚の静止画を基に手軽、かつ、安価に各種の音声付き動画を制作して、一般利用者へ配信可能とすることまでは包含していない。
本発明が解決しようとする問題点は、例えば一枚の静止画を基に手軽、かつ、安価に各種の音声付き動画を制作し、配信を行いたいという希望者の要望に沿い、インターネット動画配信市場拡大に寄与し得る音声付き動画制作・配信サービスシステムが存在しない点である。
本発明は、動画制作側端末と、動画制作支援管理装置と、一般利用者側端末と、これらの間の通信を行うインターネットとを有する音声付き動画制作・配信サービスシステムであって、前記動画制作支援管理装置は、動画制作側端末へブラウザ上で動作する静止画ファイル指定、静止画に関連するテキスト文字入力用の支援プログラムの提供を行い、動画制作側端末から送信される静止画ファイル、関連するテキスト文字を受信して、音声合成プログラム及び音声付き動画作成プログラムに基づき音声付き動画を制作し、制作した音声付き動画の前記動画制作側端末への配信を行うとともに、インターネットを通じて一般利用者側端末への配信を可能にし、前記動画制作側端末は、前記支援プログラムに基づき指定した静止画ファイル、関連するテキスト文字を動画制作支援管理装置に送信するとともに、前記動画制作支援管理装置から配信される音声付き動画に対する前記支援プログラムによる管理を行うように構成したことを最も主要な特徴とする。
請求項1、2記載の発明によれば、静止画、テキスト文字データに基づき、簡単操作で誰でも容易、かつ、安価に音声付き動画を制作し、一般利用者側端末に配信することが可能となり、インターネット動画配信市場拡大に寄与し得る音声付き動画制作・配信サービスシステムを実現し提供することができる。
また、請求項3記載の発明によれば、上記効果を奏することに加え、静止画と音声合成、静止画と音声データ、動画と音声合成、動画と音声データのような音声付き動画の作成源の多様化を図りより使い易い音声付き動画制作・配信サービスシステムを実現し提供することができる。
請求項4、5記載の発明によれば、動作テンプレート、静止画、テキスト文字データに基づき、簡単操作で誰でも容易、かつ、安価に音声付き静止画の動きを伴う動画を制作し、一般利用者側端末に配信することが可能となり、インターネット動画配信市場拡大に寄与し得る音声付き動画制作・配信サービスシステムを実現し提供することができる。
本発明は、静止画を基に手軽、かつ、安価に各種の音声付き動画を制作し、配信を行いたいという希望者の要望に沿い、インターネット動画配信市場拡大に寄与し得る音声付き動画制作・配信サービスシステムを実現し提供するという目的を、動画制作側端末と、動画制作支援管理装置と、一般利用者側端末と、これらの間の通信を行うインターネットとを有する音声付き動画制作・配信サービスシステムであって、前記動画制作支援管理装置は、動画制作側端末へブラウザ上で動作する静止画ファイル指定、静止画に関連するテキスト文字入力用の支援プログラムの提供を行い、動画制作側端末から送信される一枚の静止画ファイル、関連するテキスト文字を受信して、音声合成プログラムによるテキスト文字からの音声合成ファイルの生成、及び音声付き動画作成プログラムによる音声合成ファイル、静止画ファイルからの音声付き動画の制作を行い、制作した音声付き動画の前記動画制作側端末への配信を行うとともに、インターネットを通じてデスクトップパソコン、ノートパソコン、携帯電話のような一般利用者側端末への配信を可能にし、前記動画制作側端末は、前記支援プログラムに基づき指定した静止画ファイル、関連するテキスト文字を動画制作支援管理装置に送信するとともに、前記動画制作支援管理装置から配信される音声付き動画に対する前記支援プログラムによる管理を行うように構成したものである。
以下、本発明の実施例1に係る音声付き動画制作・配信サービスシステムについて、詳細に説明する。
本実施例1に係る音声付き動画制作・配信サービスシステム1は、図1に示すように、動画制作側端末2と、Webサーバー4及び音声合成サーバー5を含む動画制作支援管理装置3と、一般利用者側端末11と、これらの間の通信を行うインターネットNとを有している。
前記動画制作支援管理装置3は、更に動画変換サーバー6、動画配信サーバー7、データサーバー8を有している。
前記Webサーバー4は、動画制作側端末2で利用するアプリケーションが動作し、その他各サーバーとの連携を行い動画を生成する。
前記音声合成サーバー5は、入力されたテキスト文字を、音声合成技術により音声データに変換する。
前記動画変換サーバー6は、携帯電話14の各機種およびデスクトップパソコン12、ノートパソコン13など動画を再生させる利用者側端末11に対応した動画形式にファイルを書式変換する。
前記動画配信サーバー7は、出来上がった動画ファイルを、インターネットNを介して配信する役割を担う。前記データサーバー8は、動画を生成するため基データ(静止画やテキスト)をはじめ生成された動画ファイルや変換された動画ファイル、その他動画のアクセス情報(再生回数)などのデータを管理する機能を有する。
前記動画制作支援管理装置3は、更に動画変換サーバー6、動画配信サーバー7、データサーバー8を有している。
前記Webサーバー4は、動画制作側端末2で利用するアプリケーションが動作し、その他各サーバーとの連携を行い動画を生成する。
前記音声合成サーバー5は、入力されたテキスト文字を、音声合成技術により音声データに変換する。
前記動画変換サーバー6は、携帯電話14の各機種およびデスクトップパソコン12、ノートパソコン13など動画を再生させる利用者側端末11に対応した動画形式にファイルを書式変換する。
前記動画配信サーバー7は、出来上がった動画ファイルを、インターネットNを介して配信する役割を担う。前記データサーバー8は、動画を生成するため基データ(静止画やテキスト)をはじめ生成された動画ファイルや変換された動画ファイル、その他動画のアクセス情報(再生回数)などのデータを管理する機能を有する。
前記動画制作支援管理装置3は、全体として、アプリケーションサービスプロバイダ(ASP)として機能し、前記Webサーバー4によりインターネットNを通じて動画制作側端末2へそのブラウザ上で動作する静止画ファイル指定、静止画に関連するテキスト文字入力用の支援プログラムの提供を行い、また、動画制作側端末2から送信される静止画ファイル、関連するテキスト文字を受信して、音声合成サーバー5に搭載した音声合成プログラム、及び前記Webサーバー4に搭載した音声付き動画作成プログラムに基づき音声付き動画を制作し、制作した音声付き動画を前記動画制作側端末2へ配信し、更に、制作した音声付き動画をインターネットNを通じて一般利用者側端末11への配信を可能としている。
前記動画制作側端末2は、前記支援プログラムに基づき指定した静止画ファイル、関連するテキスト文字を動画制作支援管理装置3に送信するとともに、前記動画制作支援管理装置3から配信される音声付き動画に対する前記支援プログラムによる管理をそのブラウザ上で行うように構成している。
前記動画制作側端末2は、前記支援プログラムに基づき指定した静止画ファイル、関連するテキスト文字を動画制作支援管理装置3に送信するとともに、前記動画制作支援管理装置3から配信される音声付き動画に対する前記支援プログラムによる管理をそのブラウザ上で行うように構成している。
前記一般利用者側端末11としては、デスクトップパソコン12、ノートパソコン13、携帯電話14等を挙げることができる。
前記音声合成プログラムは、テキスト文字を認識し、公知の音声エンジンによりテキスト文字に対応した合成音声データを生成し、音声合成サーバー5の記憶部(ハードディスク)に音源ファイルとして記憶する。例えば、合成音声データは、例えば「あ」や「い」などの音節単位ごとの波形データとして生成される。また、合成音声データは、各動画データごとに対応付けて生成される。
前記音声付き動画作成プログラムは、例えば、静止画像データに静止画の切り替わりを示す差分データを付加することによって、静止画が切り替わってゆく動画データを生成する処理、動画・合成音声の時間軸でのマッチング処理等を行い、前記静止画、テキスト文字データに対応する音声付き動画を生成する処理等を行い、データサーバー8の記憶部(ハードディスク)に記憶する。
更に、この音声付き動画は、動画配信サーバー7により前記動画制作側端末2へ配信されて、一般利用者側端末11からのアクセスに応じて一般利用者側端末11へも配信される。
次に、動画制作側端末2において、前記支援プログラムに基づいたブラウザ画面上での静止画ファイル指定、関連するテキスト文字入力処理のイメージについて図2を参照して説明する。
これは、1枚の静止画ファイルと音声合成音源ファイルから動画ファイルを生成するための、動画制作側端末2側の入力処理である。
図2に示すブラウザ画面上の静止画ファイル指定欄は、例えば、画像1(D:\v-link\動画制作\0100222.jpg)を選択指定する欄である。
また、テキスト文字入力領域は、静止画に関連する所望のテキスト文字を入力する領域である。
また、テキスト文字入力領域は、静止画に関連する所望のテキスト文字を入力する領域である。
図2に示すブラウザ画面上で、動画作成ボタンがクリックされた場合、動画制作側端末2のハードディスク上に記憶されている静止画ファイル、テキスト文字データは、前記Webサーバー4にアップロードされる。
Webサーバー4にリンクしている音声合成サーバー5は、音声合成プログラムを使用して入力されたテキスト文字データについて音声合成処理を行い、音源ファイルを生成し、記憶部(ハードディスク)に記憶する。
Webサーバー4上の音声付き動画作成プログラムは、上述した処理が完了後、音源ファイルに記憶した音源データの再生時間の長さに合わせてアップロードした静止画を連続ファイルにし、音声付き動画ファイルを生成し、記憶部(ハードディスク)に記憶する。
図3は、音声付き動画の作成画面のイメージを示すものであり、この作成画面において、作成パターン選択欄では、静止画+音声合成、静止画+音声データ、動画+音声合成、動画+音声データ、動画のみのいずれかを選択する。
映像データ選択欄では、使用する静止画(例えばd:\写真データ\20090000.jpg)を選択する。
音声データ選択欄では、使用する音声データ(例えばd:\音声データ\20090000.mp3)等を選択する。ただし、音声合成を利用する場合は選択できないように構成している。
音声合成用テキスト入力欄では、所望のテキスト文字を入力する。ただし、既存の音声ファイルを利用する場合は選択できないように構成している。
音声合成用テキスト入力欄では、所望のテキスト文字を入力する。ただし、既存の音声ファイルを利用する場合は選択できないように構成している。
この作成画面において、完了ボタンをクリックすると、この作成画面で指定されたデータまでで上述したような処理により音声付き動画が生成される。
そして、この作成画面において、次へボタンをクリックすると、この画面で指定されたデータで音声付き動画を生成し、再度同一の画面が表示され、次の画面で制作された動画と結合した動画が生成される。また、この動作は繰り返し行うように構成している。
次に、本実施例1において音声付き動画ファイルを生成する処理の流れの2例について図4、図5を参照して説明する。
図4は、静止画と音声合成から音声付き動画ファイルを生成する処理の流れを示すものであり、指定された静止画をWebサーバー4へアップロードする。
Webサーバー4は、入力されたテキストデータ(テキスト文字データ)を音声合成サーバー5に送信する。
音声合成サーバー5は音声合成処理により生成したデータ(音声ファイル)を所定の記憶部(ハードディスク)に記憶する。
Webサーバー4上の音声付き動画作成プログラムは、アップロードされた静止画を音声合成サーバーにて生成した音声合成データ(音声ファイル)の再生時間分の長さだけ繰り返し連続する映像データとし、この映像データと音声合成データを結合し1つの音声付きの動画ファイルを生成し、データサーバー8に記憶する。
図5は、動画ファイルと音声合成から別の動画ファイルを生成する処理の流れを示すものであり、まず、指定された動画がWebサーバー4へアップロードされ、Webサーバー4上のプログラムは、アップロードされた動画ファイルを、動画データと音声データに分離し、入力されたテキストデータを音声合成サーバー5に送信する。
音声合成サーバー5は音声合成処理により生成された音声データを記憶部の所定のディレクトリに格納する。
Webサーバー4上の音声付き動画作成プログラムは、分離して生成された動画データと音声合成データを結合し1つの音声付きの別の動画ファイルを生成する。
次に、図6乃至図11を参照して、音声付き動画ファイルの各種の結合生成パターンについて説明する。
図6は、静止画ファイルと、音声合成(音源ファイル)から動画ファイルAを生成する例であり、静止画(写真などの画像ファイル)と、音声合成(音源ファイル)とを結合し、音声付き動画ファイルAを生成するものである。
図7は、静止画ファイルと、音楽やナレーションなどの音源データから音声付き動画ファイルBを生成する例を示すものであり、静止画(写真などの画像ファイル)と音楽やナレーションとを結合し、動画ファイルBを生成するものである。
図8は、前記動画ファイルAと、動画ファイルBとを結合し新たな音声付き動画ファイルCを生成する例を示すものである。
図9は、前記動画ファイルCと、自作動画ファイルDとを結合し新たな動画ファイルEを生成する例を示すものである。
図10は、動画ファイルの音源データを音声合成ファイルのデータと差し替え、1つの動画ファイルGとして生成する例を示すものである。
すなわち、動画ファイルXのデータを、音声があればこの音声を分離して音声データYと動画データとに分離し、音声データYは使用せず、動画データにより動画ファイルFを作成し、この動画ファイルFの動画データと音声合成ファイルのデータとを結合して1つの動画ファイルGとして生成するものである。
すなわち、動画ファイルXのデータを、音声があればこの音声を分離して音声データYと動画データとに分離し、音声データYは使用せず、動画データにより動画ファイルFを作成し、この動画ファイルFの動画データと音声合成ファイルのデータとを結合して1つの動画ファイルGとして生成するものである。
図11は、動画ファイルの音源データを予め制作した音楽やナレーションデータと差し替え、1つの動画ファイルIとして生成する例を示すものである。
すなわち、動画ファイルZのデータを、音声があればこの音声を分離して音声データY’と動画データとに分離し、音声データY’は使用せず、動画データにより動画ファイルHを作成し、この動画ファイルHの動画データと音楽やナレーションを含む音源データとを結合して1つの動画ファイルGとして生成するものである。
すなわち、動画ファイルZのデータを、音声があればこの音声を分離して音声データY’と動画データとに分離し、音声データY’は使用せず、動画データにより動画ファイルHを作成し、この動画ファイルHの動画データと音楽やナレーションを含む音源データとを結合して1つの動画ファイルGとして生成するものである。
上述した静止画データ、音声データ、動画データに各対応ファイル形式としては、例えば、
静止画データ:jpeg/bmp/png/gif/TIF
音声データ:mp3/wav/WMA/MP2/AC3//OGG/RA/AAC
動画データ:avi/wmv/mpeg/mov/mp4/3gp/3gp2/divx/xvid/FLV
等を挙げることができる。
静止画データ:jpeg/bmp/png/gif/TIF
音声データ:mp3/wav/WMA/MP2/AC3//OGG/RA/AAC
動画データ:avi/wmv/mpeg/mov/mp4/3gp/3gp2/divx/xvid/FLV
等を挙げることができる。
本実施例1の音声付き動画制作・配信サービスシステム1によれば、動画制作側端末2において静止画があれば、この静止画と入力したテキスト文字データとを動画制作支援管理装置3に送信するだけの簡単操作で誰でも容易に音声付き動画を制作できる。
また、対応する音声付き動画の配信を受け管理したり、あるいは音声付き動画を一般利用者側端末11に配信することが可能となり、これにより、例えば一般顧客への商品をネット販売する場合の音声付き動画による商品説明用として活用できる。
また、本実施例1の音声付き動画制作・配信サービスシステム1によれば、配信するための動画を動画制作側端末2で編集したり、音声(ナレーション)の収録等の制作の手間がまったく必要でなくなり、ナレーションの収録を外部に依頼した場合に比べ、大幅なコスト削減を図ることができる。
本実施例1の音声付き動画制作・配信サービスシステム1によれば、音声合成を活用することで、音声付き動画における音声に関して後からの修正も納得がいくまで可能である利点もある。
次に、図12、図13、図14を参照して、本発明の実施例2に係る音声付き動画制作・配信サービスシステム1Aについて説明する。
本実施例2に係る音声付き動画制作・配信サービスシステム1Aは、図12に示すように、実施例1の場合と同様な動画制作側端末2と、実施例1の場合と同様な構成の動画制作支援管理装置3と、一般利用者側端末11と、これらの間の通信を行うインターネットNとを有し、音声付き静止画の動きを伴う動画を制作し、配信するように構成したことが特徴である。
本実施例2に係る音声付き動画制作・配信サービスシステム1Aにおいては、基本的構成、作用は実施例1の場合と同様であるが、前記動画制作支援管理装置3は、動画制作側端末2へブラウザ上で動作する静止画に基づく動画生成用の複数の動作テンプレート(静止画、音声、テキストの動作を規定するためのテンプレート)指定、静止画ファイル指定、静止画に関連するテキスト文字入力用、動画管理用のプログラムからなる支援プログラムの提供を行い、前記動画制作側端末2は、前記支援プログラムに基づき指定した動作テンプレート、静止画ファイル、関連するテキスト文字を動画制作支援管理装置3に送信するように構成している。
そして、動画制作支援管理装置3は、動画制作側端末2から送信される特定の動作テンプレート情報(どのテンプレートを選択したかの情報)、静止画ファイル、関連するテキスト文字を受信して、音声合成プログラム及び映像・音楽再生用プログラムにより音声付きで静止画の動きを伴う動画を制作し、制作した音声付きで静止画の動きを伴う動画の前記動画制作側端末2への配信を行うとともに、インターネットNを通じて一般利用者側端末への配信を可能にし、更に、動画制作側端末2は、配信される音声付きで静止画の動きを伴う動画に対する前記支援プログラムによる管理を行うように構成したことが特徴である。
そして、動画制作支援管理装置3は、動画制作側端末2から送信される特定の動作テンプレート情報(どのテンプレートを選択したかの情報)、静止画ファイル、関連するテキスト文字を受信して、音声合成プログラム及び映像・音楽再生用プログラムにより音声付きで静止画の動きを伴う動画を制作し、制作した音声付きで静止画の動きを伴う動画の前記動画制作側端末2への配信を行うとともに、インターネットNを通じて一般利用者側端末への配信を可能にし、更に、動画制作側端末2は、配信される音声付きで静止画の動きを伴う動画に対する前記支援プログラムによる管理を行うように構成したことが特徴である。
次に、本実施例2に係る音声付き動画制作・配信サービスシステム1Aにおける動画制作側端末2において、前記支援プログラムに基づいたブラウザ画面上でのテンプレート指定、静止画ファイル指定、関連するテキスト文字入力処理について図13を参照して説明する。
これは、静止画ファイルのデータと音声合成音源ファイルの音源データから動画ファイルを生成するための、動画制作側端末2側の入力処理である。
図13に示すブラウザ画面において、テンプレート指定領域欄は、静止画の動作などを設定したテンプレート(テンプレート1、2、・・・・)(以下「テンプレートプログラム1、テンプレートプログラム2、・・・」ともいう)を選択指定する欄である。
静止画ファイル指定欄は、例えば、画像1(D:\v-link\動画制作\0100222.jpg)・・・画像n(D:\v-link\動画制作\0100222.jpg)を選択指定する欄である。
静止画ファイル指定欄は、例えば、画像1(D:\v-link\動画制作\0100222.jpg)・・・画像n(D:\v-link\動画制作\0100222.jpg)を選択指定する欄である。
テキスト文字入力領域は、静止画に関連する所望のテキスト文字を入力する領域である。
そして、ブラウザ画面において、動画制作ボタンがクリックされた以降の処理は、動画制作側端末2の記憶部(ハードディスク)上の静止画ファイル、テキスト文字データをWebサーバー4にアップロードする。
Webサーバー4にリンクしている音声合成サーバー5は、音声合成プログラムを使用して入力されたテキスト文字データについて音声合成処理を行い、音声ファイルを生成する。
Webサーバー4上では、例えば複数のテンプレートと関連付けたテンプレートプログラムが静止画ファイルのデータ、音声合成データを基に音声付きで静止画の動きを伴う動画を生成し、前記データサーバー8に記憶して配信可能とする。
ここで、前記テンプレートについて図14をも参照して説明する。一般に、動画とは映像データと音源データとにより成立している。
例えば、テンプレート1プログラムは、静止画データや音声合成データをそれぞれ外部のファイルとして読み込みながら再生する動作を行い、動画を配信するプログラムである。
そこで、再生する際に静止画を「右から左に移動させながら再生したい」「下から上に移動させながら再生したい」「再生と同時にテロップを流したい」などの要請が生じる。
この静止画の動きやパターンをテロップを流すなどの表示パターンを予め設定することで、動画作成時に動作パターンを選択するだけで静止画の動きを調整することが可能となるものであり、このようなパターンを記述したプログラムを本実施例2では「テンプレートプログラム」と称するものとする。
図14は、前記動画制作支援管理装置3は、動画制作側端末2から送信される特定の動作テンプレート情報(どのテンプレートを選択したかの情報)、静止画ファイル、関連するテキスト文字を受信して、音声合成プログラム及びテンプレート1プログラムにより音声付きで静止画の動きを伴う動画を制作し、一般利用者側端末11であるデスクトップパソコン12、ノートパソコン13、携帯電話14に配信する構成を示すものである。
本実施例2の音声付き動画制作・配信サービスシステム1Aによれば、実施例1の場合と同様、動画制作側端末2において静止画があれば、この静止画と入力したテキスト文字データとを動画制作支援管理装置3に送信するだけの簡単操作で誰でも容易に音声付きで静止画の動きを伴う動画を制作できる。
また、対応する音声付きで静止画の動きを伴う動画の配信を受け管理したり、或いは前記動画を一般利用者側端末11に配信することが可能となり、これにより、例えば一般顧客への商品をネット販売する場合の音声付きで静止画の動きを伴う動画による商品説明用として活用できる。
また、本実施例2の音声付き動画制作・配信サービスシステム1Aによれば、配信するための動画を動画制作側端末2で編集したり、音声(ナレーション)の収録等の制作の手間がまったく必要でなくなり、ナレーションの収録を外部に依頼した場合に比べ、大幅なコスト削減を図ることができる。
本実施例2の音声付き動画制作・配信サービスシステム1によれば、音声合成を活用することで、音声付き動画における音声に関して後からの修正も納得がいくまで可能である利点もある。
なお、上述した実施例1、2の音声付き動画制作・配信サービスシステムのシステム構成は、これらに限定されるものではなく、例えば動画配信部分に他社サーバーを利用する場合等においては、所要のシステム変更を行っても上述した場合と同様な作用、効果を発揮させることができる。
本発明は、金融関係のチャート、ニュース、商品説明、商品コマーシャル、サービス説明、店舗・企業コマーシャル、お店メニュー、料理レシピ、eラーニング、天気図の解説、旅行ツアー説明、建設施工報告等に関する音声付き動画制作、配信の分野に広範に適用可能である。
1 音声付き動画制作・配信サービスシステム
1A 音声付き動画制作・配信サービスシステム
2 動画制作側端末
3 動画制作支援管理装置
4 Webサーバー
5 音声合成サーバー
6 動画変換サーバー
7 動画配信サーバー
8 データサーバー
11 一般利用者側端末
12 デスクトップパソコン
13 ノートパソコン
14 携帯電話
1A 音声付き動画制作・配信サービスシステム
2 動画制作側端末
3 動画制作支援管理装置
4 Webサーバー
5 音声合成サーバー
6 動画変換サーバー
7 動画配信サーバー
8 データサーバー
11 一般利用者側端末
12 デスクトップパソコン
13 ノートパソコン
14 携帯電話
Claims (5)
- 動画制作側端末と、動画制作支援管理装置と、一般利用者側端末と、これらの間の通信を行うインターネットとを有する音声付き動画制作・配信サービスシステムであって、
前記動画制作支援管理装置は、動画制作側端末へブラウザ上で動作する静止画ファイル指定、静止画に関連するテキスト文字入力用の支援プログラムの提供を行い、動画制作側端末から送信される静止画ファイル、関連するテキスト文字を受信して、音声合成プログラム及び音声付き動画作成プログラムに基づき音声付き動画を制作し、制作した音声付き動画の前記動画制作側端末への配信を行うとともに、インターネットを通じて一般利用者側端末への配信を可能にし、
前記動画制作側端末は、前記支援プログラムに基づき指定した静止画ファイル、関連するテキスト文字を動画制作支援管理装置に送信するとともに、前記動画制作支援管理装置から配信される音声付き動画に対する前記支援プログラムによる管理を行うように構成したことを特徴とする音声付き動画制作・配信サービスシステム。 - 動画制作側端末と、動画制作支援管理装置と、一般利用者側端末と、これらの間の通信を行うインターネットとを有する音声付き動画制作・配信サービスシステムであって、
前記動画制作支援管理装置は、動画制作側端末へブラウザ上で動作する静止画ファイル指定、静止画に関連するテキスト文字入力用の支援プログラムの提供を行い、動画制作側端末から送信される一枚の静止画ファイル、関連するテキスト文字を受信して、音声合成プログラムによるテキスト文字からの音声合成ファイルの生成、及び音声付き動画作成プログラムによる音声合成ファイル、静止画ファイルからの音声付き動画の制作を行い、制作した音声付き動画の前記動画制作側端末への配信を行うとともに、インターネットを通じてデスクトップパソコン、ノートパソコン、携帯電話のような一般利用者側端末への配信を可能にし、
前記動画制作側端末は、前記支援プログラムに基づき指定した静止画ファイル、関連するテキスト文字を動画制作支援管理装置に送信するとともに、前記動画制作支援管理装置から配信される音声付き動画に対する前記支援プログラムによる管理を行うように構成したことを特徴とする音声付き動画制作・配信サービスシステム。 - 動画制作側端末と、動画制作支援管理装置と、一般利用者側端末と、これらの間の通信を行うインターネットとを有する音声付き動画制作・配信サービスシステムであって、
前記動画制作支援管理装置は、動画制作側端末へブラウザ上で動作する支援プログラムであって、静止画と音声合成、静止画と音声データ、動画と音声合成、動画と音声データのような作成パターン指定、静止画ファイル指定、静止画に関連するテキスト文字入力用の支援プログラムの提供を行い、動画制作側端末から送信される作成パターンに応じた静止画ファイル又は動画ファイル、関連するテキスト文字又は音声データを受信して、音声合成プログラムと音声付き動画作成プログラムにより、前記各作成パターンに応じた音声付き動画の制作を行い、制作した音声付き動画の前記動画制作側端末への配信を行うとともに、インターネットを通じてデスクトップパソコン、ノートパソコン、携帯電話のような一般利用者側端末への配信を可能にし、
前記動画制作側端末は、前記支援プログラムに基づき指定した静止画ファイル、関連するテキスト文字を動画制作支援管理装置に送信するとともに、前記動画制作支援管理装置から配信される音声付き動画に対する前記支援プログラムによる管理を行うように構成したことを特徴とする音声付き動画制作・配信サービスシステム。 - 動画制作側端末と、動画制作支援管理装置と、一般利用者側端末と、これらの間の通信を行うインターネットとを有する音声付き動画制作・配信サービスシステムであって、
前記動画制作支援管理装置は、動画制作側端末へブラウザ上で動作する映像・音声再生用の複数の静止画の動きを規定する動作テンプレート指定、静止画ファイル指定、静止画に関連するテキスト文字入力用及び動画管理用の支援プログラムの提供を行い、動画制作側端末から送信される指定された動作テンプレート情報、静止画ファイル、関連するテキスト文字を受信して、音声合成プログラム及び映像・音声再生用プログラムに基づき音声付きで動きを伴う動画を制作し、制作した音声付きで静止画の動きを伴う動画の前記動画制作側端末への配信を行うとともに、インターネットを通じて一般利用者側端末への配信を可能にし、
前記動画制作側端末は、前記支援プログラムに基づいて指定した指定した動作テンプレート情報、静止画ファイル、関連するテキスト文字を動画制作支援管理装置に送信するとともに、前記動画制作支援管理装置から配信される音声付きで静止画の動きを伴う動画に対する前記支援プログラムによる管理を行うように構成したことを特徴とする音声付き動画制作・配信サービスシステム。 - 動画制作側端末と、動画制作支援管理装置と、一般利用者側端末と、これらの間の通信を行うインターネットとを有する音声付き動画制作・配信サービスシステムであって、
前記動画制作支援管理装置は、動画制作側端末へブラウザ上で動作する映像・音声再生用の複数の静止画の動きを規定する動作テンプレート指定、静止画ファイル指定、静止画に関連するテキスト文字入力用及び動画管理用の支援プログラムの提供を行い、動画制作側端末から送信される指定された動作テンプレート情報、静止画ファイル、関連するテキスト文字を受信して、音声合成プログラム及び映像・音声再生用プログラムに基づき音声付きで動きを伴う動画を制作し、制作した音声付きで動きを伴う動画の前記動画制作側端末への配信を行うとともに、インターネットを通じてデスクトップパソコン、ノートパソコン、携帯電話のような一般利用者側端末への配信を可能にし、
前記動画制作側端末は、前記支援プログラムに基づいて指定した指定した動作テンプレート情報、静止画ファイル、関連するテキスト文字を動画制作支援管理装置に送信するとともに、前記動画制作支援管理装置から配信される音声付きで動きを伴う動画に対する前記支援プログラムによる管理を行うように構成したことを特徴とする音声付き動画制作・配信サービスシステム。
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