JP7413876B2 - 貯水タンク装置、および水洗大便器 - Google Patents

貯水タンク装置、および水洗大便器 Download PDF

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Description

開示の実施形態は、貯水タンク装置、および水洗大便器に関する。
従来、貯水タンクから便器本体に洗浄水を流すための操作レバーを貯水タンクの側面から前方に延ばすことが知られている(例えば、特許文献1参照)。また、便器本体に洗浄水を流すための操作レバーとしてフラッシュバルブが知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開平10-37267号公報 特開平9-242912号公報
しかし、貯水タンクの側面から前方に延ばした操作レバーの操作は、上下・前後・左右など貯水タンク装置で定められた方向への回動操作に制限され、洗浄操作に関する操作性について改善の余地がある。また、フラッシュバルブは、給水条件の制約があることから取り付け箇所が制限され、任意の箇所に設置することができず、洗浄操作に関する操作性について改善の余地がある。
実施形態の一態様は、洗浄水を便器本体に流すための洗浄操作の操作性を向上させ、特に身体障害者や高齢者などの操作に制限のあるユーザに対応することを目的とする。
実施形態の一態様に係る貯水タンク装置は、便器本体を洗浄する洗浄水を溜める貯水タンクと、前記貯水タンクから前記便器本体に前記洗浄水を排出させる洗浄動作を行う洗浄制御機構と、ユーザによる傾倒操作を受け付けて前記洗浄制御機構に前記洗浄動作を開始させる操作レバーと、前記操作レバーと前記洗浄制御機構とを連結する連結部とを備える。前記操作レバーは、任意の方向に前記傾倒操作されることによって、前記連結部に引っ張り力を生じさせて前記洗浄動作を開始させる。
これにより、例えば、水洗大便器を使用するユーザが通常の操作レバーを操作することが困難な場合であっても、ユーザは、操作レバーを手に限らず様々な手段で任意の方向に傾倒することによって、洗浄動作を容易に開始することができる。すなわち、貯水タンク装置は、洗浄水を便器本体に流すための洗浄操作の操作性を向上させることができる。
また、貯水タンク装置は、連結部に引っ張り力を発生させることによって洗浄動作を開始するため、操作レバーの設定場所の自由度を高めることができる。そのため、操作レバーを、ユーザが操作し易い箇所に設置することができ、ユーザは、洗浄動作を容易に開始することができる。
前記連結部は、ワイヤである。前記操作レバーは、前記ワイヤの一端が接続され、前記傾倒操作を受け付ける操作部と、前記操作部を前記任意の方向に傾倒可能に支持する支持部とを備える。前記操作部は、前記支持部に対し突出するように設けられる。
これにより、操作部は、支持部に支持される箇所を支点に傾倒する。そのため、ユーザは、小さい力によって操作部を傾倒させることができる。
前記操作部には、前記ワイヤの一端が挿入される孔が形成される。前記孔の端部は、前記支持部側となるにつれて拡径するように形成される。
これにより、操作部が傾倒し、孔を形成する壁面とワイヤとが当接する場合に、貯水タンク装置は、ワイヤが壁面に擦れてワイヤが摩耗することやワイヤ壁面を支点に折れてキンクすることを抑制することができる。そのため、貯水タンク装置は、ワイヤの破断を抑制することができる。
前記操作部は、R形状に形成される第1摺動面を有する。前記支持部は、R形状に形成され、前記第1摺動面が摺動可能な第2摺動面を有する。
これにより、操作部に傾倒操作が行われた場合に、操作部が支持部に対し滑らかに傾倒する。そのため、ユーザは、小さい力によって操作部を傾倒させることができる。また、操作部に傾倒操作が行われた場合に、貯水タンク装置は、操作部と支持部との摩耗を抑制し、第2操作レバーの耐久性を向上させることができる。
前記操作部、および前記支持部の一方は、誘導リブを備える。前記操作部、および前記支持部の他方には、前記誘導リブが挿入される誘導溝が形成される。
これにより、貯水タンク装置は、操作部が支持部に対して周方向に回転することを抑制することができる。そのため、貯水タンク装置は、ワイヤにねじれが生じることを抑制し、ワイヤの長さの変化、およびワイヤの破断を抑制することができる。
前記誘導溝を形成する壁面と前記誘導リブとの間に形成される隙間は、前記支持部の基端側となるにつれて大きくなる。
これにより、貯水タンク装置は、操作部が支持部に対して周方向に回転することを抑制しつつ、操作部の傾倒操作が妨げられることを抑制することができる。
前記貯水タンク装置は、前記貯水タンクに取り付けられ、回動操作によって前記洗浄動作を開始させる回動操作レバーを備える。前記洗浄制御機構は、前記操作レバーの前記傾倒操作、または前記回動操作レバーの前記回動操作に応じて前記洗浄動作を行う。
これにより、ユーザは、回動操作レバー、または操作レバーを操作することによって、洗浄動作を開始することができる。すなわち、ユーザは、様々な状況に応じて手による操作に限らず傾倒操作を行うことにより、洗浄動作を開始することができる。
前記洗浄制御機構は、前記洗浄動作を開始させる作動ロッドと、前記作動ロッドを進退させる操作ピストンとを備える。前記操作ピストンは、前記操作レバーの前記傾倒操作に応じて直進運動する場合に、前記作動ロッドを進退させるテーパ部と、前記回動操作レバーの前記回動操作に応じて回動運動する場合に、前記作動ロッドを進退させるカム部とを備える。
これにより、貯水タンク装置は、1つの洗浄制御機構によって、回動操作レバーの回動操作、または操作レバーの傾倒操作に応じて洗浄動作を開始させることができる。
実施形態の一態様に係る水洗大便器は、前記貯水タンク装置と、前記便器本体とを備える。
これにより、水洗大便器は、洗浄水を便器本体に流すための洗浄操作の操作性を向上させることができる。
実施形態の一態様によれば、洗浄水を便器本体に流すための洗浄操作の操作性を向上させることができる。
図1は、第1実施形態に係る水洗大便器の概略を示す斜視図である。 図2は、第1実施形態に係る洗浄制御機構を示す図である。 図3は、図2のIII-III断面図である。 図4は、図3のIV-IV断面における洗浄制御機構の断面図である。 図5は、第1実施形態に係る第2操作レバーを示す図である。 図6は、図5のVI-VI断面図である。 図7Aは、第1実施形態に係る第2操作レバーが傾倒操作されていない初期状態を示す図である。 図7Bは、第1実施形態に係る第2操作レバーが傾倒操作された状態を示す図である。 図8は、第2実施形態に係る第2操作レバーを示す図である。 図9は、図8のIX-IX断面図である。 図10は、第2実施形態に係る支持部を前方側から見た図である。
以下、添付図面を参照して、本願の開示する貯水タンク装置、および水洗大便器の実施形態を詳細に説明する。なお、以下に示す実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、図面は模式的なものであり、各要素の寸法の関係、各要素の比率などは、現実と異なる場合があることに留意する必要がある。図面の相互間においても、互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれている場合がある。
<第1実施形態>
(水洗大便器の構成)
まず、水洗大便器1の全体構成について図1を参照して説明する。図1は、第1実施形態に係る水洗大便器1の概略を示す斜視図である。
図1においては、説明の便宜上、鉛直上向きを正方向とするZ軸を含む3次元の直交座標系を図示している。なお、直交座標系は、他の図においても図示している場合がある。
直交座標系は、X軸の正方向視を「右側面」、X軸の負方向視を「左側面」と規定し、X軸の正方向を右側(右方)、およびX軸の負方向を左側(左方)と規定している。また、直交座標系は、Y軸の正方向視を「正面」と規定し、Y軸の正方向を前側(前方)、およびY軸の負方向を後側(後方)と規定している。また、直交座標系は、Z軸の正方向を上側(上方)、およびZ軸の負方向を下側(下方)と規定している。このため、以下の説明では、X軸方向を左右方向、Y軸方向を前後方向、Z軸方向を上下方向という場合がある。
水洗大便器1は、便器本体2と、貯水タンク装置3とを備える。図1において、貯水タンク装置3の一部を点線で示す。
便器本体2は、トイレ室の床面に設置される。水洗大便器1は、ユーザの局部に向けて洗浄水を吐水する吐水ノズルなどを有する衛生洗浄装置を備えてもよい。
(貯水タンク装置の構成)
貯水タンク装置3は、貯水タンク4と、洗浄制御機構5と、第1操作レバー6(回動操作レバー)と、第2操作レバー7(操作レバー)とを備える。
貯水タンク4は、便器本体2の上部に設置される。貯水タンク4は、便器本体2を洗浄する洗浄水を溜める。
洗浄制御機構5は、貯水タンク4から便器本体2に洗浄水を排出させる洗浄動作を行う。洗浄制御機構5は、貯水タンク4内に設けられる。洗浄制御機構5は、第1操作レバー6、または第2操作レバー7が操作されることによって、洗浄動作を行う。洗浄制御機構5の構成は、後述する。
第1操作レバー6は、例えば、貯水タンク4の右側面に設けられる。第1操作レバー6は、貯水タンク4に対し、左右方向に延びる軸を中心に回動可能である。第1操作レバー6は、後述する回動部11を介して洗浄制御機構5の洗浄動作を開始させる。
第2操作レバー7は、取付部材8に取り付けられる。取付部材8は、例えば、トイレ室の側壁に設けられる。なお、第2操作レバー7は、これに限られることはなく、貯水タンク4に設けられてもよい。例えば、第2操作レバー7は、貯水タンク4の左側面に設けられてもよい。第2操作レバー7は、ユーザによる傾倒操作を受け付け、取付部材8に対して任意の方向に傾倒可能である。すなわち、第2操作レバー7は、取付部材8に対して、X軸の負方向視において、全方向に傾倒可能である。第2操作レバー7は、ワイヤカバー9に収容されたワイヤ30(連結部、図3参照)を介して洗浄制御機構5の洗浄動作を開始させる。第2操作レバー7の構成は後述する。
(洗浄制御機構の構成)
次に、第1実施形態に係る洗浄制御機構5について、図2~図4を参照し説明する。図2は、第1実施形態に係る洗浄制御機構5を示す図である。図3は、図2のIII-III断面図である。図4は、図3のIV-IV断面における洗浄制御機構5の断面図である。
洗浄制御機構5は、ケース10と、回動部11と、操作ピストン12と、作動ロッド13と、保持部14と、第1固定部15と、第2固定部16とを備える。
ケース10は、第1収容部20と、第2収容部21と、第3収容部22とを備える。第1収容部20は、略円筒状である。第1収容部20は、左右方向に延びるように設けられる。第1収容部20の一端側、具体的には、第1収容部20の右端側には、第1固定部15が取り付けられる。第1収容部20の他端側、具体的には、第1収容部20の左端側は、第2収容部21が接続される。第1収容部20の前方側の壁部には、孔20aが形成される。孔20aには、作動ロッド13の軸部13aが挿入される。
第2収容部21は、略円筒状である。第2収容部21は、左右方向に延びるように設けられる。第2収容部21の一端側、具体的には、第2収容部21の右端側は、第1収容部20に接続される。第2収容部21の他端側、具体的には、第2収容部21の左端側には、第2固定部16が取り付けられる。第2収容部21の左端側には、保持部14が収容される。
第1収容部20、および第2収容部21によって、回動部11の一部、および操作ピストン12が収容される室10aが形成される。
第3収容部22は、第1収容部20から前方に向けて突出する。第3収容部22は、略円筒状であり、作動ロッド13が収容される。
回動部11は、左右方向に延びるように設けられる。回動部11の一端側、具体的には、回動部11の右端側は、第1操作レバー6(図1参照)に接続される。回動部11は、第1操作レバー6が回動された場合に、第1操作レバー6と一体となり回動する。回動部11の他端側、具体的には、回動部11の左端側は、第1収容部20に挿入される。回動部11の他端は、操作ピストン12に挿入され、操作ピストン12とスプライン結合される。回動部11には、回動部11が右側に抜けることを防止する突出部11aが設けられる。突出部11aは、第1収容部20に収容される箇所に設けられる。
操作ピストン12は、左右方向に延びるように設けられる。操作ピストン12は、第1収容部20、および第2収容部21によって形成される室10aに収容される。操作ピストン12は、ケース10に対し、左右方向に移動可能であり、かつケース10に対し、左右方向に沿った軸を中心に回動可能である。
操作ピストン12には、第1孔12a、第2孔12b、および第3孔12cが形成される。第1孔12a、第2孔12b、および第3孔12cは、右方から左方に連続して形成される。具体的には、第1孔12aは、操作ピストン12の右端側に形成される。第3孔は12c、操作ピストン12の左端側に形成される。第2孔12bは、第1孔12aと第3孔12cとの間に形成される。
第1孔12aには、回動部11の他端が挿入される。操作ピストン12は、回動部11の他端が第1孔12aに挿入されることによって、回動部11とスプライン結合される。操作ピストン12は、回動部11とスプライン結合されることによって、回動部11と一体となり回動可能となる。
第3孔12cには、ワイヤ30が挿入される。第2孔12bの外径は、第3孔12cの径よりも大きい。第2孔12bには、ワイヤ30の先端に取り付けられたストッパー31が収容される。操作ピストン12では、第3孔12cの外径と第2孔12bの径との差によって生じる段部12dにストッパー31が係止される。操作ピストン12は、ワイヤ30に左方に引っ張り力が発生した場合に、ストッパー31が段部12dに係合するため左方に向けて移動する。
操作ピストン12は、テーパ部40と、カム部41とを備える。テーパ部40は、操作ピストン12の外周壁に設けられる。テーパ部40は、操作ピストン12が左右方向に直進運動する場合に、作動ロッド13を進退させる。テーパ部40は、操作ピストン12が左方に移動する場合に、作動ロッド13の軸部13aに当接し、作動ロッド13を押し上げるように設けられる。
カム部41は、操作ピストン12の外周壁に設けられる。カム部41は、操作ピストンが左右方向に沿った軸を中心に回動する場合に、作動ロッド13を進退させる。カム部41は、左右方向に沿った軸を中心に操作ピストン12が回動する場合に、作動ロッド13の軸部13aに当接し、作動ロッド13を押し上げるように設けられる。
操作ピストン12の左端には、バネ17の一端が当接する。操作ピストン12は、バネ17によって右方に向けて付勢される。
作動ロッド13は、第3収容部22に収容される。作動ロッド13の軸部13aは、第1収容部20の孔20aに挿入される。作動ロッド13の軸部13aの先端は、第1収容部20内、すなわち室10aに突出する。作動ロッド13は、第3収容部22を前後方向に移動可能である。作動ロッド13は、操作ピストン12によって前方に押し上げられることによって、洗浄動作を開始させる。例えば、作動ロッド13が前方に押し上げられることによって、ダイヤフラムが作動し、排水弁が開き、洗浄動作が開始される。
保持部14は、第2収容部21の左端側に収容され、第2固定部16によって固定される。保持部14には、孔14aが形成される。孔14aは、左右方向に沿って形成される。孔14aには、固定部材14bを介してワイヤカバー9の一端が固定される。ワイヤ30は、ワイヤカバー9の一端から突出し、孔14aから室10aに挿入される。保持部14には、バネ17の他端が当接する。
第1固定部15は、ケース10の第1収容部20の右端側に取り付けられる。第1固定部15の右側壁15aには、孔15bが形成される。孔15bは、左右方向に沿って形成され、回動部11が挿入される。孔15bは、回動部11の突出部11aよりも径が小さい。第1固定部15の右側壁15aは、回動部11が右方に抜けることを防止する。
第2固定部16は、ケース10の第2収容部21の左端側に取り付けられる。第2固定部16の左側壁16aには、孔16bが形成される。孔16bは、左右方向に沿って形成され、保持部14の左端部、ワイヤ30、ワイヤカバー9が挿入される。孔15bは、保持部14の外周径よりも小さい。第2固定部16の左側壁16aは、保持部14が左方の抜けることを防止する。
(第2操作レバーの構成)
次に、第1実施形態に係る第2操作レバー7について、図5、および図6を参照し説明する。図5は、第1実施形態に係る第2操作レバー7を示す図である。図6は、図5のVI-VI断面図である。
第2操作レバー7は、支持部50と、操作部60とを備える。支持部50は、操作部60を任意の方向に傾倒可能に支持する。支持部50は、基端部51と、先端部52とを備える。
基端部51は、トイレ室の側壁に設けられる取付部材8(図1参照)に取り付けられる。基端部51には、孔51aが形成される。孔51aは、左右方向に沿って形成される。孔51aには、ワイヤ30、およびワイヤカバー9が挿入され、ワイヤカバー9の他端がカバー取付部材54を介して取り付けられる。
先端部52は、基端部51の左端から左方に突出するように設けられる。先端部52は、側面視において円形に形成され、先端側に摺動面52a(第2摺動面)を有する。摺動面52aは、R形状に形成される。摺動面52aは、全周に形成される。先端部52は、基端部51側にテーパ面52bを有する。テーパ面52bは、全周に形成される。テーパ面52bは、基端部51側となるにつれて、先端部52が縮径するように形成される。先端部52には、凹部52cが形成される。凹部52cには、操作部60の一部が収容される。
操作部60は、支持部50に対し左方側に突出するように設けられる。操作部60は、ユーザによる傾倒操作を受け付ける。操作部60には、孔60aが形成される。孔60aには、ワイヤ30が挿入される。孔60aに挿入されたワイヤ30は、例えば、ネジ65によって操作部60に固定される。操作部60は、ワイヤ30を介して洗浄制御機構5の操作ピストン12(図3参照)に連結される。
孔60aの端部は、支持部50側となるにつれて拡径するように形成される。具体的には、支持部50の基端部51側の開口付近の孔60aは、支持部50側となるにつれて拡径するように形成される。すなわち、操作部60は、孔60aを形成し、かつ支持部50の基端部51側となるにつれて拡径する拡径面60bを有する。
操作部60は、支持部50に摺動可能な摺動部61を備える。摺動部61は、支持部50の先端部52を覆うように形成される。摺動部61には、支持部50の摺動面52aに向かい合う箇所に摺動面61a(第1摺動面)が形成される。摺動面61aは、R形状に形成される。摺動面61aは、全周に形成される。摺動面61aは、操作部60が傾倒操作された場合に、支持部50の摺動面52aに摺動するように形成される。なお、摺動部61は、先端部52の一部を覆うように形成されてもよい。そうすることにより、ユーザが操作部60と支持部50の隙間に指を挟むことや異物が侵入し傾倒操作に支障をきたすことを抑制することができる。
(第2操作レバーの傾倒操作)
次に、第2操作レバー7の傾倒操作について図7A、および図7Bを参照し説明する。図7Aは、第1実施形態に係る第2操作レバー7が傾倒操作されていない初期状態を示す図である。図7Bは、第1実施形態に係る第2操作レバー7が傾倒操作された状態を示す図である。なお、図7A、および図7Bでは、ワイヤカバー9、およびカバー取付部材54を省略している。
第2操作レバー7が、図7Aに示す初期状態から、ユーザによって図7Bに示すように操作部60が任意の方向に傾倒操作されると、支持部50の摺動面52aに、摺動部61の摺動面61aが摺動しつつ、操作部60が支持部50に対し傾倒する。操作部60が傾倒することによって、ワイヤ30には、引っ張り力が生じる。なお、操作部60が傾倒する場合に、ワイヤ30は、孔60aを形成する拡径面60bに当接し、拡径面60bに支持される。
ワイヤ30は、第2操作レバー7と洗浄制御機構5とを連結する。そのため、ワイヤ30の引っ張り力は、洗浄制御機構5の操作ピストン12(図3参照)に伝達され、ワイヤ30の引っ張り力に応じて操作ピストン12が左方に向けて移動する。操作ピストン12が左方に移動すると、操作ピストン12のテーパ部40が作動ロッド13に当接した後に、作動ロッド13を押し上げる。これによって、例えば、ダイヤフラムが作動し、排水弁が開き、洗浄動作が開始される。
ユーザによる傾倒操作が終了すると、操作ピストン12に伝達されていた引っ張り力がなくなるため、操作ピストン12は、バネ17の付勢力によって右方に移動する。バネ17による付勢力は、ワイヤ30を介して第2操作レバー7の操作部60に伝達され、操作部60は、初期状態に戻る。
第2操作レバー7が傾倒操作されることによって、操作ピストン12は、左右方向に沿って直進運動し、テーパ部40によって作動ロッド13を進退させる。
なお、第1操作レバー6が回動され、回動部11が回動すると、回動部11にスプライン結合された操作ピストン12が回動し、カム部41によって作動ロッド13が押し上げられる。これによって、例えば、ダイヤフラムが作動し、排水弁が開き、洗浄動作が開始される。第1操作レバー6が回動操作されることによって、操作ピストン12は、左右方向に沿った軸を中心に回動運動し、カム部41によって作動ロッド13を進退させる。
(効果)
貯水タンク装置3は、貯水タンク4と、洗浄制御機構5と、第2操作レバー7と、ワイヤ30とを備える。貯水タンク4は、便器本体2を洗浄する洗浄水を溜める。洗浄制御機構5は、貯水タンク4から便器本体2に洗浄水を排出させる洗浄動作を行う。第2操作レバー7は、ユーザによる傾倒操作を受け付けて洗浄制御機構5に洗浄動作を開始させる。ワイヤ30は、第2操作レバー7と洗浄制御機構5とを連結する。第2操作レバー7は、任意の方向に傾倒操作されることによって、ワイヤ30に引っ張り力を生じさせて洗浄動作を開始させる。
これにより、例えば、水洗大便器1を使用するユーザが通常の操作レバー(例えば、第1操作レバー6)を操作することが困難な場合であっても、ユーザは、第2操作レバー7を手に限られず様々な手段で任意の方向に傾倒することによって、洗浄動作を容易に開始することができる。すなわち、貯水タンク装置3は、洗浄水を便器本体2に流すための洗浄操作の操作性を向上させることができる。貯水タンク装置3は、特に身体障害者や高齢者などの操作に制限のあるユーザに対し、洗浄操作の操作性を向上させることができる。
また、貯水タンク装置3は、ワイヤ30を介して洗浄制御機構5に洗浄動作を開始させるため、第2操作レバー7の設置場所の自由度を高めることができる。そのため、第2操作レバー7を、ユーザが操作し易い箇所に設置することができ、ユーザは、洗浄動作を容易に開始することができる。
第2操作レバー7は、操作部60と、支持部50とを備える。支持部50は、操作部60を任意の方向に傾倒可能に支持する。操作部60は、ワイヤ30の一端が接続され、傾倒操作を受け付ける。操作部60は、支持部50に対し突出するように設けられる。
これにより、操作部60は、支持部50に支持される箇所を支点に傾倒する。そのため、ユーザは、小さい力によって操作部60を傾倒させることができる。
操作部60には、ワイヤ30の一端が挿入される孔51aが形成される。孔51aの端部は、支持部50側となるにつれて拡径するように形成される。
これにより、操作部60が傾倒し、孔51aを形成する拡径面60bとワイヤ30とが当接する場合に、貯水タンク装置3は、ワイヤ30が摩耗することやキンクすることを抑制することができる。そのため、貯水タンク装置3は、ワイヤ30の破断を抑制することができる。
操作部60は、R形状に形成される摺動面61aを有する。支持部50は、R形状に形成され、操作部60の摺動面61aが摺動可能な摺動面52aを有する。
これにより、操作部60に傾倒操作が行われた場合に、操作部60が支持部50に対し滑らかに傾倒する。そのため、ユーザは、小さい力によって操作部60を傾倒させることができる。また、操作部60に傾倒操作が行われた場合に、貯水タンク装置3は、操作部60と支持部50との摩耗を抑制し、第2操作レバー7の耐久性を向上させることができる。
貯水タンク装置3は、第1操作レバー6を備える。第1操作レバー6は、貯水タンク4に取り付けられ、回動操作によって洗浄動作を開始させる。洗浄制御機構5は、第1操作レバー6の回動操作、または第2操作レバー7の傾倒操作に応じて洗浄動作を行う。
これにより、ユーザは、第1操作レバー6、または第2操作レバー7を操作することによって、洗浄動作を開始することができる。すなわち、ユーザは、様々な状況に応じて手による操作に限らず傾倒操作を行うことにより、洗浄動作を開始することができる。
洗浄制御機構5は、作動ロッド13と、操作ピストン12とを備える。作動ロッド13は、洗浄動作を開始させる。操作ピストン12は、作動ロッド13を進退させる。操作ピストン12は、テーパ部40と、カム部41とを備える。テーパ部40は、第2操作レバー7の傾倒操作に応じて直進運動する場合に、作動ロッド13を進退させる。カム部41は、第1操作レバー6の回動操作に応じて回動運動する場合に、作動ロッド13を進退させる。
これにより、貯水タンク装置3は、1つの洗浄制御機構5によって、第1操作レバー6の回動操作、または第2操作レバー7の傾倒操作に応じて洗浄動作を開始させることができる。
<第2実施形態>
(第2操作レバーの構成)
次に、第2実施形態に係る第2操作レバー70について図8~図10を参照し説明する。ここでは、第1実施形態と同じ構成の説明は省略する。図8は、第2実施形態に係る第2操作レバー70を示す図である。図9は、図8のIX-IX断面図である。図10は、第2実施形態に係る支持部71を前方側から見た図である。
第2操作レバー70の支持部71には、複数の誘導溝72が形成される。複数の誘導溝72は、支持部71の周方向に沿って等間隔に形成される。誘導溝72は、基端部51側となるにつれて、溝幅が広くなるように形成される。溝幅は、支持部71の周方向における幅である。
第2操作レバー70の操作部73は、複数の誘導リブ74を備える。複数の誘導リブ74は、操作部73の摺動部75から内側に向けて突出する。誘導リブ74は、誘導溝72に挿入される。誘導リブ74の幅は、一定である。幅は、操作部73の周方向における幅である。誘導リブ74の幅は、誘導溝72の溝幅よりも小さい。
第2操作レバー70では、誘導溝72と誘導リブ74との間に隙間76が形成される。具体的には、隙間76は、誘導溝72を形成する支持部71の壁面72a~72cと、誘導リブ74との間に形成される。隙間76は、支持部71の基端部51側となるにつれて大きくなる。隙間76は、操作部73が任意の方向に傾倒された場合に、誘導リブ74と誘導溝72を形成する支持部71の壁面72a~72cとが当接しないように形成される。具体的には、隙間76は、操作部73が任意の方向に傾倒された場合に、洗浄制御機構5(図3参照)による洗浄動作が開始されるまで、誘導リブ74と誘導溝72を形成する支持部71の壁面72a~72cとが当接しないように形成される。
第2操作レバー70では、操作部73が回動された場合に、誘導リブ74が誘導溝72を形成する支持部71の壁面72a、72bに当接する。すなわち、第2操作レバー70は、操作部73が任意の方向に傾倒可能としつつ、操作部73の回動を規制する。
上記実施形態では、第2操作レバー70の支持部71に誘導溝72を形成し、第2操作レバー70の操作部73に誘導リブ74を設けた一例を説明したが、これに限られることはない。第2操作レバー70の支持部71に誘導リブを設け、第2操作レバー70の操作部73に誘導溝を形成してもよい。
また、誘導リブ74の幅は、基端部51側となるにつれて小さくなってもよい。これにより、隙間76は、支持部71の基端部51側となるにつれて大きくなる。
(効果)
操作部73は、誘導リブ74を備える。支持部71には、誘導リブ74が挿入される誘導溝72が形成される。
これにより、貯水タンク装置3は、操作部73が支持部71に対して周方向に回転することを抑制することができる。そのため、貯水タンク装置3は、ワイヤ30にねじれが生じることを抑制し、ワイヤ30の長さの変化、およびワイヤ30の破断を抑制することができる。
誘導リブ74と、誘導溝72を形成する壁面72a~72cとの間には、隙間76が形成される。隙間76は、支持部71の基端部51側となるにつれて大きくなる。
これにより、貯水タンク装置3は、操作部73が支持部71に対して周方向に回転することを抑制しつつ、操作部73の傾倒操作が妨げられることを抑制することができる。
<変形例>
変形例に係る貯水タンク装置3は、第2操作レバー70のみを設けてもよい。
変形例に係る貯水タンク装置3は、第1操作レバー6の回動操作に応じて洗浄動作を行う洗浄制御機構と、第2操作レバー70の傾倒操作に応じて洗浄動作を行う洗浄制御機構とを別体として設けてもよい。
変形例に係る貯水タンク装置3は、例えば、摺動部61を設けずに、支持部50の凹部52cに摺動面52aを有し、支持部50の操作部60の端部に摺動面61aを有してもよい。また、凹部52cにユーザの指が接触しないよう操作部60の上からカバー部材を設け支持部50を外側から触れられないように保護してもよい。
さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。このため、本発明のより広範な態様は、以上のように表しかつ記述した特定の詳細および代表的な実施形態に限定されるものではない。したがって、添付の特許請求の範囲およびその均等物によって定義される総括的な発明の概念の精神または範囲から逸脱することなく、様々な変更が可能である。
1 水洗大便器
2 便器本体
3 貯水タンク装置
4 貯水タンク
5 洗浄制御機構
6 第1操作レバー(回動操作レバー)
7、70 第2操作レバー(操作レバー)
12 操作ピストン
13 作動ロッド
30 ワイヤ(連結部)
40 テーパ部
41 カム部
50、71 支持部
51 基端部
52 先端部
52a 摺動面(第2摺動面)
60、73 操作部
60b 拡径面
61、75 摺動部
61a 摺動面(第1摺動面)
72 誘導溝
72a 壁面
72b 壁面
72c 壁面
74 誘導リブ
76 隙間

Claims (9)

  1. 便器本体を洗浄する洗浄水を溜める貯水タンクと、
    前記貯水タンクから前記便器本体に前記洗浄水を排出させる洗浄動作を行う洗浄制御機構と、
    ユーザによる傾倒操作を受け付けて前記洗浄制御機構に前記洗浄動作を開始させる操作レバーと、
    前記操作レバーと前記洗浄制御機構とを連結する連結部と
    を備え、
    前記操作レバーは、任意の方向に前記傾倒操作されることによって、前記連結部に引っ張り力を生じさせて前記洗浄動作を開始させる
    ことを特徴とする貯水タンク装置。
  2. 前記連結部は、ワイヤであり、
    前記操作レバーは、
    前記ワイヤの一端が接続され、前記傾倒操作を受け付ける操作部と、
    前記操作部を前記任意の方向に傾倒可能に支持する支持部と
    を備え、
    前記操作部は、前記支持部に対し突出するように設けられる
    ことを特徴とする請求項1に記載の貯水タンク装置。
  3. 前記操作部には、前記ワイヤの一端が挿入される孔が形成され、
    前記孔の端部は、前記支持部側となるにつれて拡径するように形成される
    ことを特徴とする請求項2に記載の貯水タンク装置。
  4. 前記操作部は、R形状に形成される第1摺動面を有し、
    前記支持部は、R形状に形成され、前記第1摺動面が摺動可能な第2摺動面を有する
    ことを特徴とする請求項2または3に記載の貯水タンク装置。
  5. 前記操作部、および前記支持部の一方は、誘導リブ
    を備え、
    前記操作部、および前記支持部の他方には、前記誘導リブが挿入される誘導溝が形成される
    ことを特徴とする請求項2~4のいずれか1つに記載の貯水タンク装置。
  6. 前記誘導溝を形成する壁面と前記誘導リブとの間に形成される隙間は、前記支持部の基端側となるにつれて大きくなる
    ことを特徴とする請求項5に記載の貯水タンク装置。
  7. 前記貯水タンクに取り付けられ、回動操作によって前記洗浄動作を開始させる回動操作レバー
    を備え、
    前記洗浄制御機構は、前記操作レバーの前記傾倒操作、または前記回動操作レバーの前記回動操作に応じて前記洗浄動作を行う
    ことを特徴とする請求項1~6のいずれか1つに記載の貯水タンク装置。
  8. 前記洗浄制御機構は、
    前記洗浄動作を開始させる作動ロッドと、
    前記作動ロッドを進退させる操作ピストンと
    を備え、
    前記操作ピストンは、
    前記操作レバーの前記傾倒操作に応じて直進運動する場合に、前記作動ロッドを進退させるテーパ部と、
    前記回動操作レバーの前記回動操作に応じて回動運動する場合に、前記作動ロッドを進退させるカム部と
    を備える
    ことを特徴とする請求項7に記載の貯水タンク装置。
  9. 請求項1~8のいずれか1つに記載の貯水タンク装置と、
    前記便器本体と
    を備える水洗大便器。
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