JP7413229B2 - 開放検知装置 - Google Patents
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Description
本開示に係る開放検知装置は、原子炉建屋の開口部を閉塞するブローアウトパネルの開放検知装置であって、前記原子炉建屋の内側で前記原子炉建屋側に設けられた基部と、前記開口部の内外方向に進退可能となるように前記基部に設けられ、先端が前記ブローアウトパネルに当接可能な移動体と、前記先端が前記ブローアウトパネルに当接するように、前記移動体を前記基部から前記ブローアウトパネルに向かって付勢する付勢部材と、前記移動体の移動を検知するリミットスイッチと、を備え、前記移動体の前記先端は、前記移動体が前記進退方向における前記原子炉建屋の外側にスライドした状態で、前記開口部よりも前記原子炉建屋の内側に位置している。
図1に示すように、原子炉建屋1は、内部に原子炉を格納する箱状の建造物である。原子炉建屋1の側壁1Sには、有事の際に内圧を開放するための開口部Hが形成されている。開口部Hは一例として4m四方の矩形をなしている。なお、図1では1つのみの開口部Hが形成されている例について示しているが、開口部Hの数は2つ以上であってもよい。この開口部Hは、通常時はブローアウトパネル2によって閉塞されている。
本実施形態に係る開放検知装置90は、上記の横梁1Bの上面に配置されている。つまり、この開放検知装置90は、横梁1B上で上記の強制開放装置80に併設されている。開放検知装置90は、支持部材3と、基部4と、移動体5と、付勢部材6と、複数(一例として2つ)のリミットスイッチ7と、を有している。
続いて、図3を参照して、開放検知装置90の詳細な構成について説明する。同図は、ブローアウトパネル2が開口部Hを閉塞している状態を示している。
基部4は、支持板41と、基部本体42と、リブ43と、台車部44と、スイッチ基板45と、を有している。支持板41は、上記の第四部材34の下面から下方に向かって延びる板状の部材である。支持板41は、進退方向Dsに直交する面内に広がっている。基部本体42は、支持板41の下端から進退方向Dsの開放側S1に向かって延びる板状の部材である。つまり、基部本体42は、支持板41に対して直交する面内に広がっている。
移動体5は、当接部51と、移動体本体52と、接続部53と、レール部54と、を有している。当接部51は、伸縮部51Aと、当接部本体51Bと、を有している。伸縮部51Aは進退方向Dsに延びるとともに、当該進退方向Dsに伸縮可能なインロー構造を有している。言い換えると、伸縮部51Aは、径の異なる複数の筒状部材が入れ子状をなしており、一方の端部を引っ張ったり押したりするとこれら筒状部材が出没することで全体の長さが変化する。伸縮部51Aの基端は、上記の支持板41に固定されている。つまり、伸縮部51Aは、基部4側である支持板41を基準として進退方向Dsに伸縮することが可能とされている。
付勢部材6は、上記の伸縮部51Aを外周側から囲うように配置された圧縮コイルばねである。つまり、付勢部材6は進退方向Dsに延びている。付勢部材6の閉塞側S2の端部は支持板41に当接している。付勢部材6の開放側S1の端部は当接部本体51Bの閉塞側S2の端面に当接している。これにより、付勢部材6は、基部4(支持板41)から開放側S1に向かって移動体5を付勢する。
リミットスイッチ7は、上記の移動体5のスライドに伴ってオンオフ状態が切り替わるように構成された電装部品である。リミットスイッチ7は、上述のようにスイッチ基板45上で進退方向Dsに間隔をあけて2つ配列されている。ここでは、閉塞側S2に位置するリミットスイッチ7を第一リミットスイッチ71とし、開放側S1に位置するリミットスイッチ7を第二リミットスイッチ72とする。
強制開放装置80は、上述の横梁1Bに設けられている。詳しくは図示しないが、一例としての強制開放装置80は、ブローアウトパネル2の内面2Aを押圧可能な油圧シリンダである。油圧シリンダのロッドを進出させることによって、ブローアウトパネル2を開放側S1に向かって押圧することが可能とされている。これにより、ブローアウトパネル2を開口部Hから脱離させ、当該開口部Hを開放する。
続いて、上記のブローアウトパネル2の脱離(開口部Hの開放作業)に伴う開放検知装置90の動作について、図3から図5を参照して説明する。
以上、本開示の実施形態について説明した。なお、本開示の要旨を逸脱しない限りにおいて、上記の構成に種々の変更や改修を施すことが可能である。例えば、上記実施形態で説明した縦梁1A、横梁1B、及び支持部材3の構成は一例であり、開口部Hの配置される位置に合わせてこれらの部材の構成を適宜変更することが可能である。
上記実施形態に記載の開放検知装置90は、例えば以下のように把握される。
1A 縦梁
1B 横梁
1S 側壁
2 ブローアウトパネル
2F 加圧フレーム
3 支持部材
4 基部
5 移動体
6 付勢部材
7 リミットスイッチ
31 第一部材
32 第二部材
33 第三部材
34 第四部材
41 支持板
42 基部本体
43 リブ
44 台車部
45 スイッチ基板
51 当接部
51A 伸縮部
51B 当接部本体
52 移動体本体
53 接続部
54 レール部
71 第一リミットスイッチ
71A アーム
71H 筐体
72 第二リミットスイッチ
72A アーム
72H 筐体
80,80B,80C,80D 強制開放装置
81 ウィンチ
82,82B ジャッキ
90 開放検知装置
C 切り欠き
H 開口部
Claims (7)
- 原子炉建屋の開口部を閉塞するブローアウトパネルの開放検知装置であって、
前記原子炉建屋の内側で前記原子炉建屋側に設けられた基部と、
前記開口部の内外方向に進退可能となるように前記基部に設けられ、先端が前記ブローアウトパネルに当接可能な移動体と、
前記先端が前記ブローアウトパネルに当接するように、前記移動体を前記基部から前記ブローアウトパネルに向かって付勢する付勢部材と、
前記移動体の移動を検知するリミットスイッチと、
を備え、
前記移動体は、
先端が前記ブローアウトパネルに当接可能な当接部と、
前記基部に対して前記進退方向にスライド可能に設けられた移動体本体と、
前記当接部と前記移動体本体を相対移動不能に接続する接続部と、
を有し、
前記当接部と前記移動体本体とは、前記進退方向に交差する方向に併設されている開放検知装置。 - 前記当接部は、前記基部側の端部を基端として前記進退方向に伸縮可能なインロー構造を有する請求項1に記載の開放検知装置。
- 前記リミットスイッチは、前記進退方向に間隔をあけて複数設けられている請求項1又は2に記載の開放検知装置。
- 前記基部は、
前記原子炉建屋の一部である基部本体と、
前記基部本体から前記進退方向に延びるとともに前記移動体を前記進退方向に案内するレール部を有する請求項1から3のいずれか一項に記載の開放検知装置。 - 前記移動体の前記先端は、前記移動体が前記進退方向における前記原子炉建屋の外側にスライドした状態で、前記開口部よりも前記原子炉建屋の内側に位置している請求項1から4のいずれか一項に記載の開放検知装置。
- 原子炉建屋の開口部を閉塞するブローアウトパネルの開放検知装置であって、
前記原子炉建屋の内側で前記原子炉建屋側に設けられた基部と、
前記開口部の内外方向に進退可能となるように前記基部に設けられ、先端が前記ブローアウトパネルに当接可能な移動体と、
前記先端が前記ブローアウトパネルに当接するように、前記移動体を前記基部から前記ブローアウトパネルに向かって付勢する付勢部材と、
前記移動体の移動を検知するリミットスイッチと、
を備え、
前記移動体の前記先端は、前記移動体が前記進退方向における前記原子炉建屋の外側にスライドした状態で、前記開口部よりも前記原子炉建屋の内側に位置している開放検知装置。 - 前記基部が設けられる前記原子炉建屋の一部には、前記ブローアウトパネルを前記開口部から脱離させる強制開放装置が併設されている請求項1から6のいずれか一項に記載の開放検知装置。
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