JP7411898B2 - 吸引式の清掃機に取り付けられる吸込具 - Google Patents

吸引式の清掃機に取り付けられる吸込具 Download PDF

Info

Publication number
JP7411898B2
JP7411898B2 JP2020104760A JP2020104760A JP7411898B2 JP 7411898 B2 JP7411898 B2 JP 7411898B2 JP 2020104760 A JP2020104760 A JP 2020104760A JP 2020104760 A JP2020104760 A JP 2020104760A JP 7411898 B2 JP7411898 B2 JP 7411898B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
space
control board
suction
housing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020104760A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021194380A (ja
Inventor
孝一 藤田
裕介 布施野
昭則 大間
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd filed Critical Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority to JP2020104760A priority Critical patent/JP7411898B2/ja
Priority to PCT/JP2021/005931 priority patent/WO2021255999A1/ja
Priority to CN202180042797.XA priority patent/CN115697160A/zh
Priority to TW110105497A priority patent/TW202200063A/zh
Publication of JP2021194380A publication Critical patent/JP2021194380A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7411898B2 publication Critical patent/JP7411898B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47LDOMESTIC WASHING OR CLEANING; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47L9/00Details or accessories of suction cleaners, e.g. mechanical means for controlling the suction or for effecting pulsating action; Storing devices specially adapted to suction cleaners or parts thereof; Carrying-vehicles specially adapted for suction cleaners
    • A47L9/02Nozzles
    • A47L9/04Nozzles with driven brushes or agitators
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47LDOMESTIC WASHING OR CLEANING; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47L9/00Details or accessories of suction cleaners, e.g. mechanical means for controlling the suction or for effecting pulsating action; Storing devices specially adapted to suction cleaners or parts thereof; Carrying-vehicles specially adapted for suction cleaners
    • A47L9/28Installation of the electric equipment, e.g. adaptation or attachment to the suction cleaner; Controlling suction cleaners by electric means

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Nozzles For Electric Vacuum Cleaners (AREA)
  • Electric Vacuum Cleaner (AREA)

Description

本発明は、吸引式の清掃機に取り付けられる吸込具に関する。
吸引式の清掃機に取り付けられる様々な吸込具が開発されている(特許文献1を参照)。特許文献1の吸込具は、床面上の塵埃を吸い込むように下方に開口した吸込空間を区画しているハウジングと、床面上の塵埃を掻き取るように吸込空間内で回転する単一の掻取ローラとを有している。吸込空間は、清掃機からの吸引力が作用する幅広の領域を得るために幅方向に広くなるように形成されている。このため、ハウジングは、前後方向よりも幅方向に大きな形状を有している。
ハウジングの後部(すなわち、吸込空間の後側の部分)には、吸込空間に吸い込まれた塵埃を吸込具の後方の清掃機に流すための流路が形成されている。流路は、吸込具の幅方向における略中心の位置において前方に開口しており、ハウジングの後部を左右に分けている。
ハウジングの後部に、掻取ローラを駆動するためのモータやモータを制御するための制御基板が配置されれば、吸込空間を迂回することなく、これらを後方の清掃機に電気的に接続することができる。たとえば、流路に対して右側の部分にモータを配置し、流路に対して左側の部分に制御基板を配置することができる。このように、モータ及び制御基板を左右に配置すれば、幅方向に広いハウジング内の空間を有効に利用することができる。
特開2011-188951号公報
吸込具に対する設計的な要求(たとえば、掻取ローラからの塵埃の除去能力、掻取ローラによる掻取能力や吸込具の旋回移動能力の向上)から、2つの掻取ローラが求められることがある。この場合、2つの掻取ローラに対応して、2つのモータが必要とされることがある。これらのモータを流路に対して左右のスペースに配置した場合、制御基板を配置するためのスペースがなくなる。制御基板を配置するためのスペースをこれらのモータが収容されるスペースの後方に設けた場合には、ハウジングは前後方向に大型化する。制御基板を配置するためのスペースをこれらのモータが収容されるスペースに対して左側又は右側に設けた場合には、ハウジングは幅方向に大型化する。
本発明は、ハウジングを前後方向及び幅方向に大型化させることなく2つのモータ及びこれらのモータを制御する制御基板を収容することを可能にする構造を有している吸込具を提供することを目的とする。
本発明の一の局面に係る吸込具は、塵埃を吸引する清掃機に取り付けられるように構成されている。吸込具は、幅方向に広く下方に開口した吸込空間を区画するように前記幅方向において長く形成されたハウジングと、前記吸込空間に配置された2つの掻取ローラと、前記2つの掻取ローラを駆動するように前記2つの掻取ローラにそれぞれ対応して設けられた2つのモータと、前記2つのモータを制御する制御基板と、前記2つのモータのうち一方のモータを支持する支持部と、を備えている。前記ハウジングは、前記制御基板及び前記一方のモータが収容される第1収容部と、前記第1収容部に対して前記幅方向に隣り合う位置で他方のモータが収容された第2収容部とを有している。前記支持部は、前記第1収容部を上下に区画するように構成されている。前記制御基板は、前記支持部の下側の空間に配置されている。前記一方のモータは、前記第1収容部内で前記制御基板に対して上下方向において間隔を空けて互いに重なるように前記支持部の上側の空間に配置されている。前記第1収容部には、前記清掃機の作動下で外気が前記上側の空間に流入する流入口と、前記清掃機の作動下で前記第1収容部内の空気が流出する流出口と、が形成されている。前記支持部は、前記清掃機の作動下で前記上側の空間の空気が前記下側の空間に流入することを許容する貫通孔が形成されていることにより、前記貫通孔を通じて前記下側の空間内を流れつつ前記制御基板を冷却する第1流と、前記貫通孔を通過することなく前記上側の空間を流れつつ前記一方のモータを冷却する第2流と、に分流するように構成されている。
上記の構成によれば、ハウジングは、幅方向に広い吸込空間を得るために幅方向において長く形成されているので、2つのモータがそれぞれ収容される第1収容部及び第2収容部が幅方向に並んでも、ハウジングは不必要に大型化しない。第1収容部では、一方のモータ及び制御基板が上下に重なるように配置されているので、ハウジングは、前後方向及び幅方向に大型化しない。また、制御基板は、モータから上下方向において離れた位置に配置されているので、モータから制御基板への熱伝達が抑制される。このモータは、支持部を用いてモータを第1収容部内で支持される。支持部の上側の空間に外気が流入することにより、支持部の上側のモータが空冷される。モータが制御基板よりも先に冷却されるので、モータは比較的効率的に空冷される。支持部は、上側の空間に流入した外気が下側の空間に流れることを許容するので、外気は、モータの冷却の後に下側の空間に流入し、制御基板を冷却する。
上記の構成に関して、吸込具は、前記一方のモータによって駆動される掻取ローラに固定された回転シャフトと、前記一方のモータの駆動力を前記回転シャフトに伝達するように延設された駆動ベルトとを更に備えていてもよい。前記一方のモータは、前記一方のモータのモータシャフトが前記回転シャフトよりも高い位置になるように配置されていてもよい
上記の構成によれば、モータは、モータのモータシャフトが回転シャフトよりも高い位置にあるように配置されている。この場合、モータシャフト及び回転シャフトが同じ高さになっている場合と比べて、駆動ベルトの取付に必要とされる軸間距離を維持しつつモータシャフト及び回転シャフト間の前後方向における距離を短くすることができる。この結果、前後方向におけるハウジングの大型化が抑制される。
モータシャフトが回転シャフトよりも高い位置にあるようにモータが配置されているので、モータの下方に空間を形成することが可能になる。制御基板は、この空間を利用して配置可能になる。
上記の構成に関して、前記制御基板には、電力供給下で発熱する電子部品が搭載されていてもよい。前記流入口は、前記流入口から流入した外気が前記モータに当たる位置に形成されていてもよい。前記流出口は、前記第1収容部からの前記第1流及び前記第2流の流出を許容するように、前記流入口よりも低い位置に形成されていてもよい。
上記の構成によれば、清掃機が作動すると、外気が流入口から第1収容部に流入し、モータを空冷する。流入口は、流出口よりも高い位置に形成されているので、床面から比較的離れた位置にあり、床面上の塵埃が流入口を通じて第1収容部に入り込みにくくなっている。外気の流入により第1収容部内で生じた第1流及び第2流は、流出口よりも低い位置に形成された流出口に向けて流れる。このとき、モータの下側にある制御基板は、第1流に曝され空冷される。この結果、制御基板上の電子部品は熱から保護される。モータ及び制御基板から熱を奪った第2流及び第1流は、流出口を通じて放出されるので、第1収容部内での蓄熱が抑制される。
上記の構成に関して、前記電子部品は、自身の温度が閾値を超えたときに前記2つのモータへの電力供給を遮断するように構成された制御素子を含んでいてもよい。前記支持部は、前記第2流が前記制御素子を冷却することなく前記流出口から流出することを許容するように構成されていてもよい。
上記の構成によれば、制御基板が空冷されることにより、制御基板上の電子部品は熱から保護される。制御素子は、制御基板への過剰な電力供給を防ぐために設けられているけれども、制御素子が過度に空冷されると、過剰な電力が制御基板に供給されている状況下であっても、制御素子の温度が閾値を超えないことが生じうる。このような問題を防ぐために、支持部は、流入口から流入した外気を第1流と第2流とに分流し、第2流が制御基板を冷却することなく流出口から流出することを許容する第2流は、制御素子を冷却することなく流出口から流出するので、制御素子の過度の冷却は生じない。
上記の構成に関して、吸込具は、前記第1流に対して抵抗を与える抵抗部を更に備えていてもよい。
上記の構成によれば、抵抗部が、第1流に対して抵抗を与えるので、制御基板の冷却に用いられる外気の量が減る。したがって、制御素子の過度の冷却が防止される。
上記の構成に関して、吸込具は、前記他方のモータによって駆動される掻取ローラに固定された他の回転シャフトと、前記他方のモータの駆動力を前記他の回転シャフトに伝達するように延設された他の駆動ベルトと、前記他方のモータの下側で前記ハウジングの下面が床面に近接しているか否かを検出するように構成された検出部とを更に備えていてもよい。前記他方のモータは、前記他方のモータのモータシャフトが前記他の回転シャフトよりも高い位置になるように配置されていてもよい。前記検出部は、前記吸込具が床面から離間している状態において前記ハウジングの下面から突出した突出姿勢をとるとともに、前記吸込具が床面に置かれたときにおいて前記ハウジングの下面に対して上方に没入した没入姿勢をとるように構成されていてもよい。前記制御基板は、前記検出部が前記没入姿勢をとっていることを条件として前記2つのモータの作動を許容するように構成されていてもよい。
上記の構成によれば、吸込具が床面から上方に持ち上げられると、検出部の姿勢は、ハウジングの下面に対して上方に没入した没入姿勢からハウジングの下面に対して下方に突出した突出姿勢に変化する。吸込具が床面から持ち上げられた状態では、使用者が掻取ローラに接触可能になるけれども、このとき、制御基板は、モータの作動を許容しないので、掻取ローラは回転しない。したがって、使用者に対する安全性が高くなる。
検出部は、他方のモータの下側に配置されているので、検出部が他方のモータに対して幅方向又は前後方向に並べられるレイアウトと比べて、ハウジングを小さくすることができる。
また、他方のモータは、他方のモータのモータシャフトが他方の掻取ローラの回転シャフトよりも高い位置になるように配置されているので、他方のモータの下側に空間が形成される。この空間を利用して、検出部を上方に没入させるための空間を形成することができる。
上述の吸込具は、ハウジングを前後方向及び幅方向に大型化させることなく2つのモータ及びこれらのモータを制御する制御基板を収容することを可能にする構造を有している。
清掃機の概略的な側面図である。 清掃機に取付可能に構成された吸込具の概略的な展開斜視図である。 吸込具の内部構造の概略的な平面図である。 吸込具の後側部分の概略的な縦断面図である。 吸込具の前側部分の概略的な縦断面図である。 吸込具の内部構造の概略的な側面図である。 吸込具の右側部分の内部構造の概略的な縦断面図である。 吸込具に対する制御の概略的なフローチャートである。 吸込具の後側部分の概略的な縦断面図である。 吸込具の後側部分の概略的な縦断面図である。 吸込具の掻取ローラの他のレイアウトの概略図である。
図1は、吸込具100が取り付けられた清掃機101の概略的な側面図である。図2は、吸込具100の概略的な展開斜視図である。図3は、吸込具100の内部構造を表す概略的な平面図である。図4及び図5は、吸込具100の概略的な縦断面図である。図1乃至図5を参照して、清掃機101及び吸込具100が説明される。
清掃機101は、塵埃を吸引するように構成されている。清掃機101は、吸引ファン(図示せず)や吸引ファンを駆動するモータ(図示せず)を内蔵する清掃本体部102と、清掃本体部102から吸込具100へ延設されたホース103と、ホース103に設けられた操作部104とを備えている。ホース103の先端部は、吸込具100に接続可能に構成されている。操作部104は、ユーザの操作を受けて、清掃本体部102及び吸込具100を作動させるように構成されている。清掃本体部102及び吸込具100から操作部104への電気的な配線は、ホース103に沿って行われている。
吸込具100は、ホース103の内部空間よりも幅広の吸引領域を得るためにホース103の先端に取り付けられている。吸込具100は、床面上の塵埃を掻き取りながら吸い込むように構成されている。
吸込具100は、床面上の塵埃を吸い込むように下方に開口した吸込空間110を区画しているハウジング120と、ハウジング120によって保持された回転シャフト320,321(図3を参照)をそれぞれ有している掻取ローラ131,132とを有している。加えて、吸込具100は、回転シャフト320,321に駆動力を伝達するように構成された駆動機構150(図3を参照)と、駆動機構150を制御する制御部350(図4を参照)とを有している。
ハウジング120は、図2に示されるように、吸込具100の幅方向に広い吸込空間110を得るために前後方向よりも幅方向に広い形状を有している。吸込空間110は、ハウジング120の前側に形成されている。
ハウジング120は、平面視において前方に開口した略C字形状を有している本体部121と、本体部121に対して着脱可能に構成されたカバー部材122とを含んでいる。
本体部121は、吸込空間110を幅方向に挟むように互いに離間した位置に設けられた一対の側部123,124と、側部123,124及び吸込空間110の後側(すなわち、清掃本体部102側)に設けられた後部125とを含んでいる。側部123,124及び後部125は、中空構造を有している。側部123,124及び後部125の内部空間は、駆動機構150を本体部121内に収容するために利用される。
後部125は、本体部121の両側面を形成している外側壁部126,127の後側部分と、本体部121の下面を形成している下壁部128の後側部分(図4を参照)と、上壁部191と、後壁部192と、接続凹部193とにより構成されている。
外側壁部126,127の後側部分は、後部125の内部空間を側方から塞ぐように立設されている。外側壁部126は、本体部121の左側面を形成している。外側壁部127は、本体部121の右側面を形成している。
下壁部128は、底面視において前方に開口した略C字形状の板状の部分であり、下壁部128の後部は、後部125の内部空間を下側から塞ぐように外側壁部126,127の後側部分の間で略水平な姿勢で設けられている。
上壁部191は、後部125の内部空間を上側から塞ぐように、略水平な姿勢で吸込具100の幅方向に延設された板状の部分である。
後壁部192は、後部125の内部空間を後側から塞ぐように、立設した姿勢で上壁部191の後端に接続され、上壁部191と角隅部を形成している。
接続凹部193は、ハウジング120の幅方向における略中央位置において、後壁部192と上壁部191とによって形成された角隅部に対して前方及び下方に凹没するように形成されている。接続凹部193は、吸込具100とホース103との接続に用いられる。
接続凹部193は、吸込具100の幅方向において互いに離間した一対の側壁部194,195と、これらの側壁部194,195間において略水平な姿勢で設けられた下壁部196とを含んでいる。接続凹部193を形成している下壁部196は、高さ方向において側壁部194,195の略中間位置に接続され、本体部121の下面を形成している下壁部128よりも上側に位置している。下壁部196には、開口部197(図3を参照)が形成されている。開口部197から延設され吸込空間110に繋がる流路241が、後部125内において形成されている。開口部197は、ホース103の内部空間に繋がる部分である。
側壁部194,195は、図4に示されるように、後部125の内部空間内で流路241を幅方向に区画している。詳細には、側壁部194は、後部125の内部空間内で流路241の左側を区画している。側壁部195は、後部125の内部空間内で流路241の右側を区画している。側壁部194に対して左側の第1収容空間281を構成している部分(すなわち、上壁部191の左側部分、下壁部128の左側部分、外側壁部126の後側部分及び側壁部194)は、以下の説明において、「第1収容部283」と称される。側壁部195に対して右側の第2収容空間282を構成している部分(すなわち、上壁部191の右側部分、下壁部128の右側部分及び外側壁部127の後側部分及び側壁部195の後側部分)は、以下の説明において、「第2収容部284」と称される。第1収容部283及び第2収容部284は、駆動機構150及び制御部350を収容するために利用される。第1収容部283及び第2収容部284の構造は、別途詳述される。
流路241は、後部125の前壁部240(図5を参照)において終端している。前壁部240は、吸込空間110から後部125の内部空間を仕切るように立設されており、流路241は、吸込具100の幅方向における略中央位置において、前壁部240上で吸込空間110に向けて開口している。
後部125の左右の端部から前方に突出するように、側部123,124が設けられている(図2を参照)。
側部123は、後部125の左端部分から前方に突出するように設けられ、吸込空間110の左端を区画している。側部123は、外側壁部126及び下壁部128の前側部分と、湾曲壁部181と、内側壁部172とにより構成されている。
湾曲壁部181は、側部123の内部空間を上側から塞ぐように構成されている。詳細には、湾曲壁部181は、後部125の上壁部191の前縁面から前方且つ下方に湾曲しながら延設されている。湾曲壁部181は、カバー部材122が載置される部分である。
前壁部182は、側部123の内部空間を前側から塞ぐように湾曲壁部181の下側において立設した姿勢で設けられている。前壁部182は、前後方向に所定の厚さを有しており、湾曲壁部181の下端から前方に突出した上端面183を有している。前壁部182の上端面183は、カバー部材122の下端を支持するために用いられている。
内側壁部172は、吸込空間110の左側で立設した姿勢で設けられ、吸込空間110の左端を形成している。内側壁部172は、吸込具100の幅方向に所定の厚さを有している。内側壁部172の外周面185の上部は、湾曲壁部181に対して右側に隣接し、前壁部182と同様の湾曲形状を有している。外周面185の下部は、前壁部182に対して右側に隣接し、前壁部182と同様に立設した姿勢をとっている。
内側壁部172には、貫通孔及び凹部が設けられている。内側壁部172の貫通孔には、掻取ローラ131の回転シャフト320が挿通されている。内側壁部172の凹部には、回転シャフト320用の軸受380が吸込空間110側からはめ込まれている。内側壁部172の貫通孔及び凹部は、回転シャフト320の先端(吸込空間110側の端部)が回転シャフト320の基端よりも前方且つ下方に位置する傾斜姿勢を回転シャフト320がとるように形成されている。
右側の側部124は、左側の側部123に対して左右対称的な構造を有している。側部123の説明は、これらの側部123,124の対称性を考慮して、側部124に援用される。
側部123,124にカバー部材122の左端部分及び右端部分が載置されるように、カバー部材122は、本体部121に取り付けられる(図2を参照)。
カバー部材122は、吸込空間110を上側及び前側から塞ぐように構成された主板部211と、主板部211の両側縁からそれぞれ突出した一対の固定フラップ部212,213とを有している。
主板部211は、吸込空間110の前側及び上側を塞ぐように湾曲した板状の部分である。固定フラップ部212は、上板部221の左縁から左方に突出し、左側の側部123上で固定されるように構成されている。固定フラップ部213は、上板部221の右縁から左方に突出し、右側の側部124上で固定されるように構成されている。
カバー部材122の下側の吸込空間110において床面上の塵埃を掻き取るように掻取ローラ131,132が配置されている(図2を参照)。
掻取ローラ131は、上述の回転シャフト320に加えて、吸込空間110内で回転シャフト320とともに回転するテーパ筒部311と、テーパ筒部311の外周面に設けられた複数のブラシ部312とを有している。
テーパ筒部311は、内側壁部172に対して右側に隣接した基端から幅方向における吸込空間110の中央位置に向けて延設されている。テーパ筒部311の先端は、吸込空間110の中央位置に対して左側に位置している。
テーパ筒部311は、基端から先端に向けて徐々に細くなるテーパ形状を有している。テーパ筒部311の基端は、内側壁部172に向けて開口しており、回転シャフト320の先端部分は、基端の開口を通じてテーパ筒部311の内部に挿入されている。テーパ筒部311は、テーパ筒部311が回転シャフト320と同軸回転するように回転シャフト320と接続される内部構造(たとえば、スプライン結合)を有している。テーパ筒部311は、回転シャフト320と接続されることにより、回転シャフト320を介してハウジング120に保持される。
テーパ筒部311は、回転シャフト320と同様の傾斜姿勢をとっている。すなわち、テーパ筒部311は、テーパ筒部311の先端の回転中心がテーパ筒部311の基端の回転中心に対して前方且つ下方に位置するような傾斜姿勢をとっている。
ブラシ部312は、掻取ローラ131が図2の矢印の方向に回転されたときに、床面に対して後方に擦れる線状の部材である。これらのブラシ部312は、床面と擦れたときに床面を傷つけない程度に軟質の部材から構成されている。
ブラシ部312は、テーパ筒部311の外周面上でテーパ筒部311の基端から先端に向けて延設されており、テーパ筒部311の外周面から突出している。テーパ筒部311の外周面からのブラシ部312の突出量は、ブラシ部312の全長に亘って略一定である。ブラシ部312は、螺旋状に捩じれた姿勢でテーパ筒部311の外周面に固定されている。
掻取ローラ132は、掻取ローラ131と左右対称的な構造を有している。掻取ローラ131の説明は、対称性を考慮して、掻取ローラ132に援用される。
掻取ローラ131の先端は、幅方向における吸込空間110の中央位置に対して左側に位置しているのに対して、掻取ローラ132の先端は、幅方向における吸込空間110の中央位置に対して右側に位置している。したがって、掻取ローラ131,132の先端間には空隙が形成されている。この空隙の後側で、ハウジング120の後部125に形成された流路241が開口している(図5を参照)。
掻取ローラ131,132を駆動する駆動機構150が、ハウジング120の本体部121内において構築されている(図3を参照)。
駆動機構150は、一対のモータ151,152と一対の駆動ベルト153,154とを有している。モータ151及び駆動ベルト153は、掻取ローラ131の駆動用に設けられている。モータ152及び駆動ベルト154は、掻取ローラ132の駆動用に設けられている。
モータ151は、第1収容部283内に収容されている。モータ151は、本体部155と、本体部155から左側の外側壁部126に向けて突出したモータシャフト156とを有している。モータ151は、モータシャフト156が回転シャフト320と略平行となる姿勢で第1収容部283内において固定されている。モータシャフト156の先端部分及び回転シャフト320の基端部分には、プーリ157,340が取り付けられている。プーリ157,340には、駆動ベルト153が掛け回されている。第1収容部283内におけるモータ151のレイアウトは、別途詳述される。
モータ152及び駆動ベルト154は、第2収容部284及び側部124の内部に配置されている。右側のモータ152及び駆動ベルト154は、左側のモータ151及び駆動ベルト153に対して左右対称的な構造を有している。左側のモータ151及び駆動ベルト153の説明は、対称性を考慮して、右側のモータ152及び駆動ベルト154に援用される。
モータ151,152を制御するために制御部350が設けられている(図4を参照)。制御部350は、操作部104が操作され、清掃機101が作動したときにモータ151,152を作動させるように構成されている。詳細には、制御部350は、吸込具100が床面に設置されていることを条件として、モータ151,152を作動させるように構成されている。加えて、制御部350は、過度の大きな電力供給があった場合に、電力供給を遮断するように構成されている。
制御部350は、吸込具100が床面から近接しているか否かを検出するように構成された検出部352と、検出部352、操作部104及びモータ151,152に電気的に接続された制御基板351とを含んでいる。検出部352は、第2収容部284に設けられている一方で、制御基板351は、第1収容部283に設けられている。検出部352及び制御基板351の構成及びレイアウトは、別途詳述される。
制御基板351及びモータ151が配置される第1収容部283の構造が図4及び図6を参照して説明される。
第1収容部283内の第1収容空間281は、立壁部331及び支持部332によって左右及び上下に区画されている。支持部332は、モータ151の支持に利用される。立壁部331は、モータ151の配置領域への塵埃の流入を抑制するために設けられている。
立壁部331は、外側壁部126と側壁部194との間の位置で立設され、第1収容空間281を左右に仕切っている。立壁部331の上部には、貫通孔333が形成されている。貫通孔333には、モータ151の本体部155の端部が挿入されている。
貫通孔333に挿入されたモータ151の本体部155の端部からモータシャフト156が外側壁部126に向けて突出している。モータシャフト156は、立壁部331と外側壁部126との間の空間内で回転する。立壁部331と外側壁部126との間の空間は、左側の側部123の内部空間に繋がり、これらの空間内において駆動ベルト153が延設されている。
支持部332は、立壁部331よりも側壁部194に近い位置において第1収容空間281を部分的に上下に仕切るように、立壁部331から側壁部194に向けて延設されている。支持部332は、貫通孔333よりも下側且つ下壁部128よりも上側において立壁部331に接続されている。支持部332の右端は、側壁部194から左方に離間した位置にある。
支持部332に対して上側の空間は、モータ151の本体部155を配置するために利用される。支持部332は、モータ151の本体部155を固定可能に構成されている。
モータ151は、第1収容空間281において比較的高い位置に配置されている。したがって、図6に示されるように、モータ151のモータシャフト156は、回転シャフト320よりも高い位置にある。
モータ151が第1収容空間281において比較的高い位置に配置されているので、モータ151の下側の空間は、制御基板351を配置するために利用可能である。制御基板351は、図4に示されるように、支持部332に対して下側の空間に配置されている。すなわち、制御基板351は、モータ151に対して、上下方向において間隔を空けて重なるように配置されている。
制御基板351には、モータ151,152を制御するための様々な電子部品が搭載されている。制御基板351は、これらの電子部品が搭載される面が上向き及び/又は下向きになるように固定されている。この場合、制御基板351は、吸込具100の幅方向及び前後方向に比べて厚さ方向において小さなサイズを有する。
制御基板351に搭載される電子部品のうち少なくとも一部は、制御基板351への電力供給下で発熱する特性を有している。これらの電子部品には、制御基板351に過度に大きな電力供給がなされたときに、モータ151,152への電力供給を遮断する制御素子356が含まれている。制御素子356は、供給された電力が大きくなると自身の温度が上昇する特性を有し、自身の温度が閾値よりも大きくなると電力供給回路を遮断するように構成されている。たとえば、制御素子356として、ポジスタが利用可能である。
制御基板351及びモータ151を熱から保護するために、第1収容部283は、制御基板351及びモータ151が空冷されるように構成されている。第1収容部283の空冷構造が図4を参照して以下に説明される。
第1収容部283の第1収容空間281に外気が流入できるように、外側壁部126には、流入口286が形成されている。流入口286を通じた塵埃の流入が抑制されるように、流入口286は、床面から離れた位置(すなわち、外側壁部126の上部)に形成されている。流入口286は、立壁部331の貫通孔333と略等しい高さ位置に形成されており、吸込具100の幅方向において貫通孔333と対向している。
第1収容空間281に流入した外気が、流路241に流出するように、側壁部194の下部には流出口285が形成されている。流出口285は、流入口286よりも低い位置に形成されている。詳細には、流出口285は、支持部332よりも低い位置に形成されている。
流入口286及び貫通孔333を通じて支持部332の上側の空間に流入した外気の一部を支持部332の下側の空間に流すために、支持部332には、貫通孔334が形成されている。
支持部332に貫通孔334が形成される結果、第1収容空間281には2つの外気の流れが作り出される。これらの流れのうち1つは、支持部332の上側の空間に流入した後に支持部332の貫通孔334を通じて支持部332の下側の空間に流入し、流出口285に到達する流れである。この流れは、以下の説明において、「第1流」と称される。第1流は、モータ151だけでなく、制御基板351の空冷にも利用される。他の外気流は、支持部332の上側の空間を流れた後、支持部332の右端と側壁部194との間の空間を通じて流出口285に到達する流れであり、この流れは、以下の説明において「第2流」と称される。第2流は、モータ151の空冷に専ら利用される。
制御基板351が過度に空冷されると、制御素子356による電力供給回路の遮断機能が得られないことがある。このような事態を回避するために、第1収容部283は、第1流を構成している外気の量を減らすように構成されている。すなわち、第1収容部283には、第1流に対して抵抗を与える抵抗部335が設けられている。
抵抗部335は、支持部332の右端から下方に突出した板状に形成されている。抵抗部335により、支持部332の下側の空間は、抵抗部335と側壁部194との間の空間から部分的に仕切られている。抵抗部335と側壁部194との間の空間を通じて、上述の第2流を構成している外気は、流出口285に到達する。
抵抗部335の上端は、支持部332の右端に接続されている一方で、抵抗部335の下端は、下壁部128から上方に離間した位置にある。このため、抵抗部335の下側の間隙は、支持部332の下側の空間に連通しており、支持部332の下側の空間を流れる外気(すなわち、上述の第1流を構成している外気)が通過することが許容される。抵抗部335の下部は、流出口285から左方に離間した位置にあり、流出口285の上部と吸込具100の幅方向において対向している。
第1収容部283に対して、接続凹部193及び流路241を挟んで幅方向に隣り合うように第2収容部284が設けられている。第2収容部284の第2収容空間282は、モータ152を収容するために利用される。
第2収容部284には、立壁部337及び支持部338が配置されている。第2収容部284の立壁部337は、第1収容部283の立壁部331と左右対称の構造を有している。第1収容部283の立壁部331の説明は、対称性を考慮して第2収容部284の立壁部337に援用される。
第2収容部284の支持部338は、第1収容部283の支持部332と左右対称に設けられているけれども、第1収容部283の支持部332とは異なり、支持部338には貫通孔は形成されていない。この点を除いて、第1収容部283の支持部332の説明は、対称性を考慮して第2収容部284の支持部338に援用される。
第2収容部284内には、モータ152が配置されているので、第2収容部284は、モータ152を空冷するための空冷構造を有している。第2収容部284の外側壁部127及び側壁部195には、流入口286及び流出口285がそれぞれ形成されている。第2収容部284の流入口286及び流出口285は、第1収容部283の流入口286及び流出口285とは左右対称である。第1収容部283の流入口286及び流出口285の説明は、対称性を考慮して第2収容部284の流入口286及び流出口285に援用される。
第2収容部284においても、外気は、流入口286から流出口285へ流れるけれども、支持部338に貫通孔が形成されていないので、第2収容部284においては第1収容空間281の第2流に相当する外気流が主に発生する。すなわち、支持部338の上側の空間を流れる外気流は、支持部338の下側の空間にほとんど流れ込むことなく、流出口285から流出する。
第2収容部284において、モータ152は、比較的高い位置に配置されており、モータ152の下側の空間は、制御部350の検出部352を配置するために利用可能である。検出部352を配置するために、第2収容部284に対応する位置(すなわち、流路241の右側)において下壁部128には、凹部336が形成されている(図4を参照)。
凹部336は、下壁部128の下面に対して上方に凹設されている。凹部336は、支持部332の下側に形成され、支持部332の下側の空間に入り込んでいる。凹部336を利用して配置された検出部352の構造が、図4及び図7を参照して説明される。
検出部352は、ローラ353と、ローラ353の上下動を許容するようにローラ353を支持する可動支持部354と、可動支持部354の姿勢を検出する姿勢検出部355とを含んでいる。
可動支持部354は、凹部336において吸込具100の幅方向に延設された第1シャフト361と、第1シャフト361によって基端部が支持された支持アーム363と、を含んでいる。支持アーム363の先端部には、ローラ353を支持する第2シャフト362が取り付けられている。
第1シャフト361は、前壁部240よりも後壁部192に近い位置で吸込具100の幅方向に延設されている。第1シャフト361は、凹部336の両側壁によって回転可能に両持ち支持されている。第1シャフト361の一端部は、第2収容部284内に突出している。第2収容部284の内部に突出した第1シャフト361の部分は、姿勢検出部355による可動支持部354の姿勢検出に利用される。
支持アーム363の基端部は、第1シャフト361に固定されている。したがって、支持アーム363は、第1シャフト361が回転すると、第1シャフト361周りに回動する。
支持アーム363は、吸込具100が床面から離間しているときに支持アーム363の先端部が凹部336から下方に突出するように構成されている。すなわち、吸込具100が床面から離間しているとき、支持アーム363は、図7に示されている突出姿勢をとる。その後、吸込具100が床面に設置されると、図7の矢印で示されるように、支持アーム363は第1シャフト361周りに上方に回動し、凹部336内に没入する没入姿勢(凹部336内において前後方向に延びる姿勢)をとる。
第2シャフト362は、支持アーム363の先端部において吸込具100の幅方向に延設されている。第2シャフト362には、ローラ353が回転可能に取り付けられている。吸込具100が床面から離間しているとき、ローラ353は、凹部336から全体的に露出している(図7を参照)。吸込具100が床面に設置されているとき、ローラ353の上部は、凹部336内に収容されている一方で、ローラ353の下部は、凹部336から突出し、床面に接触している。ユーザが、吸込具100を前後方向に移動させると、ローラ353は、床面上を転動し吸込具100の前後方向の移動を補助する。
姿勢検出部355は、第1シャフト361の回転位置を検出するように構成されている。たとえば、姿勢検出部355として、リミットスイッチが利用されてもよい。この場合、第2収容部284の内部に突出した第1シャフト361の部分は、可動支持部354が図7に示される姿勢を取ったときに、リミットスイッチに接触し、リミットスイッチから信号が制御基板351に出力されるように構成されている。制御基板351上の回路は、リミットスイッチからの信号の入力の有無に基づき、所定の判定処理を行うように構成されている。制御基板351による判定処理は、別途詳述される。
吸込具100及び清掃機101の動作が以下に説明される。
操作部104が操作されると、清掃機101が作動し、吸引力がホース103及び吸込具100の後部125に形成された流路241を通じて吸込空間110に作用する。この結果、床面上の塵埃が吸込空間110の下向きの開口を通じて、吸込空間110に流入する。その後、塵埃は、流路241及びホース103を通じて清掃機101内に集塵される。
この間、吸込具100に内蔵されたモータ151が作動し、モータ151の駆動力は、駆動ベルト153を通じて回転シャフト320に伝達される。回転シャフト320の先端部分は、掻取ローラ131の内部で掻取ローラ131に連結されているので、掻取ローラ131は、回転シャフト320とともに回転する。
このとき、掻取ローラ131のブラシ部312は床面に接触しながら、床面上の塵埃を掻き取り後方に送り出す。ブラシ部312の後方において流路241が形成されているので、掻取ローラ131の後側では、比較的強い吸引力が作用している。したがって、ブラシ部312によって後方に送り出された塵埃は、比較的強い吸引作用を受け、清掃機101内に吸い込まれる。
清掃機101の作動時における清掃機101からの吸引力は、流出口285を通じて第1収容部283及び第2収容部284内に作用する。
第1収容部283に吸引力が作用すると、外気は、流入口286を通じて、第1収容部283内に流入する。その後、立壁部331の貫通孔333を通じて、外気は、立壁部331と側壁部194との間の空間に流入する。貫通孔333は、支持部332よりも高い位置に形成されているので、外気は、支持部332の上側の空間に流入する。支持部332上にはモータ151が配置されているので、外気は、まず、モータ151を冷却する。
支持部332に貫通孔334が形成され、且つ、支持部332は、側壁部194から左方に離間している。したがって、モータ151の冷却後の空気の一部は、貫通孔334を通じて支持部332の下側の空間に流入し(第1流)、残りの外気は、支持部332の右端と側壁部194との間の空隙に流入する(第2流)。第1流及び第2流を構成する外気は、流出口285を通じて流路241に流出する。
貫通孔334を通じて支持部332の下側の空間に流入した外気の流れ(すなわち、第1流)は、支持部332の下側の空間に配置された制御基板351に接触し、制御基板351を冷却する。なお、支持部332の下側の空間を流れる外気に対して、抵抗部335が抵抗を与えるので、第1流の外気の量は、第2流の外気の量よりも少なくなっている。
第2収容部284に吸引力が作用すると、外気は、流入口286を通じて、第2収容部284内に流入する。その後、立壁部331の貫通孔339を通じて、外気は、立壁部331の右側の空間に流入し、流出口285を通じて流路241に流入する。この間、モータ152は、第2収容部284内を流れる外気によって空冷される。
モータ151,152は、制御部350によって所定の停止制御を受ける。制御部350の停止制御が、図7及び図8を参照して以下に説明される。図8は、制御部350による制御の概略的なフローチャートである。
操作部104が操作されると、制御部350は、姿勢検出部355からの信号に基づいて、吸込具100が床面から離間しているか否かを判定する(ステップS110)。上述の如く、可動支持部354が図7に示される突出姿勢をとっているとき、信号が姿勢検出部355から制御基板351に出力されている。この場合、制御基板351は、モータ151,152を起動しない(ステップS110:No)。一方、姿勢検出部355から制御基板351への信号の出力がない場合(ステップS110:Yes)、制御基板351は、ユーザによる操作部104への操作に応じて、モータ151,152を起動する(ステップS120)。
モータ151,152の起動の後、モータ151,152の作動状態を維持するか否かの判定処理が行われる(ステップS130)。制御素子356の温度が閾値を超えておらず、且つ、姿勢検出部355から制御基板351への信号の出力がない場合(ステップS130:Yes)、モータ151,152の作動状態が維持される(ステップS140)。
制御素子356の温度が閾値を超えている場合(ステップS130:No)、制御基板351への供給電力が過大になっている。たとえば、掻取ローラ131,132と周囲の壁部(すなわち、カバー部材122及び前壁部240)との間に異物が挟まっている場合、モータ151,152のトルクを増すために制御基板351への供給電力が大きくなることがある。制御基板351への供給電力の増加の結果、制御素子356の温度が閾値を超えると、制御素子356は、制御基板351からモータ151,152への電力供給回路を遮断し、モータ151,152を停止させる。
モータ151,152の起動の後、吸込具100が床面から離れると(ステップS130:No)、姿勢検出部355から制御基板351へ信号が出力される。この場合においても、制御基板351は、モータ151,152を停止させる。すなわち、モータ151,152の起動の後、制御素子356の温度が閾値を超えていること及び吸込具100が床面から離れることのいずれかの条件が成立すると、モータ151,152が停止される。言い換えると、上述の2つの条件のいずれもが成立していないことを条件として(ステップS130:Yes)、モータ151,152の作動状態が維持される(ステップS140)。
モータ151,152が作動している間において、ユーザが操作部104を操作し、清掃機101を停止させなければ(ステップS150:No)、上述の判定処理(ステップS130)が実行される。ユーザが操作部104を操作し、清掃機101を停止させると(ステップS150:Yes)、モータ151,152が停止される。
上述の実施形態に関して、第1収容部283において、モータ151及び制御基板351は上下方向に並べられるレイアウトが採用されている。したがって、モータ151に対して制御基板351が吸込具100の前後方向又は幅方向に並べられるレイアウトと比べて、第1収容部283(ひいては、吸込具100)は、前後方向及び幅方向に大きくならない。
電子部品が搭載される制御基板351の面が上向き又は下向きになるように制御基板351が配置されている。したがって、支持部332の下側の空間の上下方向におけるサイズは、制御基板351の厚さ及び制御基板351に搭載される電子部品の高さよりもわずかに大きくなっていればよく、過度に大きくならない。したがって、第1収容部283(ひいては、吸込具100)は、上下方向においても過度に大きくならない。
第2収容部284においては、モータ152は、モータ151と略左右対称となるように第2収容部284内に配置されており、下壁部128から離れた位置で固定されている。したがって、モータ152の下側の空間を利用して、検出部352を収容するための凹部336を形成することが可能になる。
前後方向における吸込具100のサイズを小さくするために、モータ151は、モータシャフト156が回転シャフト320よりも高い位置になるように配置されている。このレイアウトの下では、モータシャフト156及び回転シャフト320が同高さとなるレイアウトと比べて、モータシャフト156と回転シャフト320との間の前後方向における距離を短くしつつ、駆動ベルト153の張設に必要な軸間距離を得ることができる。
モータ151,152は、外側壁部126,127の流入口286及び立壁部331,337の貫通孔333,339を通じて第1収容部283及び第2収容部284に流入した外気によって空冷される。したがって、モータ151,152は、熱から保護される。
第1収容部283においては、モータ151だけでなく制御基板351も配置されており、制御基板351もある程度熱から保護される必要がある。なお、制御基板351には、過度の冷却が望ましくない制御素子356が搭載されているので、制御基板351は、モータ151ほどには冷却される必要はない。このため、制御基板351は、モータ151の冷却後の外気によって冷却されるように配置されている。
すなわち、流出口285は、流入口286よりも低い位置に形成されているので、制御部350の貫通孔334を通じた下向きの外気流(すなわち、第1流)を第1収容部283内に形成することができる。モータ151を冷却した外気の一部は、貫通孔334を通じて、支持部332の下側の空間を流れ、流出口285に到達する。支持部332の下側に制御基板351が配置されているので、制御基板351は、貫通孔334から流出口285に向けて流れる外気によって空冷される。
支持部332の下側の空間を流れる外気は、抵抗部335によって抵抗を受けるので、抵抗部335による抵抗の分だけ、支持部332の下側の空間を流れる外気(第1流)の量が減る一方で、支持部332の上側の空間を流れる外気(第2流)の量が増える。したがって、制御基板351の過度の冷却が防止される一方で、モータ151に対する空冷効果が高まっている。
上述の如く、制御基板351(ひいては、制御素子356)の過度の冷却が防止されているので、図8を参照して説明されたステップS130の判定処理において、制御基板351への電力供給が過度に大きくなっているにも関わらず、制御素子356の温度が閾値を超えないというような事態が回避される。
制御基板351の過度の冷却が生じないことが保証されていれば、図9に示されるように、抵抗部335が設けられていなくてもよい。たとえば、支持部332の貫通孔334が小さければ、支持部332の下側の空間に流入する外気の量は少なくなる。この場合、抵抗部335を用いることなく、制御基板351の過度の冷却を防ぐことができる。
上述の実施形態に関して、支持部332には貫通孔334が形成されている。代替的に、支持部332には貫通孔334が形成されていなくてもよい。たとえば、貫通孔334に代えて、支持部332と周囲の壁部(すなわち、後壁部192、前壁部240及び立壁部331)と支持部332の周縁との間に空隙が形成されていてもよい。
上述の実施形態に関して、第1収容空間281は、支持部332によって上側の空間と下側の空間とに部分的に仕切られている。代替的に、第1収容空間281は、支持部332によって仕切られなくてもよい(図10を参照)。流入口286が流出口285よりも上側に形成されているので、流入口286から流入した外気は、斜め下方に流れる。モータ151及び制御基板351は、上下方向に並べられているので、これらは、斜め下方に流れる外気に触れ、冷却され得る。
上述の実施形態に関して、モータ151は、制御基板351に対して上側に配置されている。代替的に、制御基板351が、モータ151の上側に配置されていてもよい。
上述の実施形態に関して、掻取ローラ131,132は、テーパ形状を有している。代替的に、掻取ローラ131,132は、長手方向において略一定の直径を有する円筒形状であってもよい。
上述の実施形態に関して、掻取ローラ131,132は、吸込具100の幅方向に並べられている。代替的に、掻取ローラ131,132は、図11に示されるように、吸込具100の前後方向に並べられていてもよい。
本実施形態の原理は、清掃作業に用いられる装置に好適に利用される。
100・・・・・・・・・・吸込具
101・・・・・・・・・・清掃機
110・・・・・・・・・・吸込空間
120・・・・・・・・・・ハウジング
131,132・・・・・・掻取ローラ
151,152・・・・・・モータ
153,154・・・・・・駆動ベルト
156・・・・・・・・・・モータシャフト
283・・・・・・・・・・第1収容部
284・・・・・・・・・・第2収容部
285・・・・・・・・・・流出口
286・・・・・・・・・・流入口
320,321・・・・・・回転シャフト
332・・・・・・・・・・支持部
335・・・・・・・・・・抵抗部
351・・・・・・・・・・制御基板
352・・・・・・・・・・検出部
356・・・・・・・・・・制御素子

Claims (6)

  1. 塵埃を吸引する清掃機に取り付けられる吸込具であって、
    幅方向に広く下方に開口した吸込空間を区画するように前記幅方向において長く形成されたハウジングと、
    前記吸込空間に配置された2つの掻取ローラと、
    前記2つの掻取ローラを駆動するように前記2つの掻取ローラにそれぞれ対応して設けられた2つのモータと、
    前記2つのモータを制御する制御基板と、
    前記2つのモータのうち一方のモータを支持する支持部と、を備え、
    前記ハウジングは、前記制御基板及び前記一方のモータが収容される第1収容部と、前記第1収容部に対して前記幅方向に隣り合う位置で他方のモータが収容された第2収容部と、を有し、
    前記支持部は、前記第1収容部を上下に区画するように構成されており、
    前記制御基板は、前記支持部の下側の空間に配置されており、
    記一方のモータは、前記第1収容部内で前記制御基板に対して上下方向において間隔を空けて互いに重なるように前記支持部の上側の空間に配置されており、
    前記第1収容部には、前記清掃機の作動下で外気が前記上側の空間に流入する流入口と、前記清掃機の作動下で前記第1収容部内の空気が流出する流出口と、が形成され、
    前記支持部は、前記清掃機の作動下で前記上側の空間の空気が前記下側の空間に流入することを許容する貫通孔が形成されていることにより、前記貫通孔を通じて前記下側の空間内を流れつつ前記制御基板を冷却する第1流と、前記貫通孔を通過することなく前記上側の空間を流れつつ前記一方のモータを冷却する第2流と、に分流するように構成されている、吸込具。
  2. 前記一方のモータによって駆動される掻取ローラに固定された回転シャフトと、
    前記一方のモータの駆動力を前記回転シャフトに伝達するように延設された駆動ベルトと、を更に備え、
    前記一方のモータは、前記一方のモータのモータシャフトが前記回転シャフトよりも高い位置になるように配置されている、請求項1に記載の吸込具。
  3. 前記制御基板には、電力供給下で発熱する電子部品が搭載され
    記流入口は、前記流入口から流入した外気が前記モータに当たる位置に形成され、
    前記流出口は、前記第1収容部からの前記第1流及び前記第2流の流出を許容するように、前記流入口よりも低い位置に形成されている、請求項1又は2に記載の吸込具。
  4. 前記電子部品は、自身の温度が閾値を超えたときに前記2つのモータへの電力供給を遮断するように構成された制御素子を含み、
    前記支持部は、前記第2流が前記制御素子を冷却することなく前記流出口から流出することを許容するように構成されている、請求項に記載の吸込具。
  5. 前記第1流に対して抵抗を与える抵抗部を更に備えている、請求項に記載の吸込具。
  6. 前記他方のモータによって駆動される掻取ローラに固定された他の回転シャフトと、
    前記他方のモータの駆動力を前記他の回転シャフトに伝達するように延設された他の駆動ベルトと、
    前記他方のモータの下側で前記ハウジングの下面が床面に近接しているか否かを検出するように構成された検出部と、を更に備え、
    前記他方のモータは、前記他方のモータのモータシャフトが前記他の回転シャフトよりも高い位置になるように配置されており、
    前記検出部は、前記吸込具が床面から離間している状態において前記ハウジングの下面から突出した突出姿勢をとるとともに、前記吸込具が床面に置かれたときにおいて前記ハウジングの下面に対して上方に没入した没入姿勢をとるように構成され、
    前記制御基板は、前記検出部が前記没入姿勢をとっていることを条件として前記2つのモータの作動を許容するように構成されている、請求項1乃至のいずれか1項に記載の吸込具。
JP2020104760A 2020-06-17 2020-06-17 吸引式の清掃機に取り付けられる吸込具 Active JP7411898B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020104760A JP7411898B2 (ja) 2020-06-17 2020-06-17 吸引式の清掃機に取り付けられる吸込具
PCT/JP2021/005931 WO2021255999A1 (ja) 2020-06-17 2021-02-17 吸引式の清掃機に取り付けられる吸込具
CN202180042797.XA CN115697160A (zh) 2020-06-17 2021-02-17 安装于抽吸式清洁机的吸入器具
TW110105497A TW202200063A (zh) 2020-06-17 2021-02-18 安裝在吸引式之吸塵器的吸入具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020104760A JP7411898B2 (ja) 2020-06-17 2020-06-17 吸引式の清掃機に取り付けられる吸込具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021194380A JP2021194380A (ja) 2021-12-27
JP7411898B2 true JP7411898B2 (ja) 2024-01-12

Family

ID=79196676

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020104760A Active JP7411898B2 (ja) 2020-06-17 2020-06-17 吸引式の清掃機に取り付けられる吸込具

Country Status (4)

Country Link
JP (1) JP7411898B2 (ja)
CN (1) CN115697160A (ja)
TW (1) TW202200063A (ja)
WO (1) WO2021255999A1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7233623B1 (ja) * 2022-06-10 2023-03-06 三菱電機株式会社 モータ制御装置およびモータ制御システム
JP2024079293A (ja) * 2022-11-30 2024-06-11 株式会社コーワ 掃除機用吸込具

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003275153A (ja) 2002-01-15 2003-09-30 Mitsubishi Electric Corp 電気掃除機の吸込口体
US20090119871A1 (en) 2007-11-14 2009-05-14 Horst Dilger Electric vacuum head
JP2011055921A (ja) 2009-09-08 2011-03-24 Sharp Corp 電気掃除機用吸込口体及び電気掃除機
JP2011188951A (ja) 2010-03-12 2011-09-29 Toshiba Corp 吸込口体及び電気掃除機
JP2012245179A (ja) 2011-05-27 2012-12-13 Hitachi Appliances Inc 電気掃除機および吸込具

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02209117A (ja) * 1989-02-08 1990-08-20 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電気掃除機の床ノズル

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003275153A (ja) 2002-01-15 2003-09-30 Mitsubishi Electric Corp 電気掃除機の吸込口体
US20090119871A1 (en) 2007-11-14 2009-05-14 Horst Dilger Electric vacuum head
JP2011055921A (ja) 2009-09-08 2011-03-24 Sharp Corp 電気掃除機用吸込口体及び電気掃除機
JP2011188951A (ja) 2010-03-12 2011-09-29 Toshiba Corp 吸込口体及び電気掃除機
JP2012245179A (ja) 2011-05-27 2012-12-13 Hitachi Appliances Inc 電気掃除機および吸込具

Also Published As

Publication number Publication date
CN115697160A (zh) 2023-02-03
TW202200063A (zh) 2022-01-01
JP2021194380A (ja) 2021-12-27
WO2021255999A1 (ja) 2021-12-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7411898B2 (ja) 吸引式の清掃機に取り付けられる吸込具
JP2006296684A (ja) 自走式電気掃除機および電気掃除機
US11554476B2 (en) Power tool
JP5484812B2 (ja) 電気掃除機
JP2006183996A (ja) 空気調和機
JP4823875B2 (ja) 電気掃除機の吸込口体
JP2006183996A6 (ja) 空気調和機
JP2006081925A (ja) 手乾燥装置
JP2016202465A (ja) 電気掃除機の吸口体及びこれを備えた電気掃除機
JP3992722B2 (ja) 空気調和機
JP6669232B2 (ja) コンバインの原動部構造
JP2006183997A6 (ja) 空気調和機
JP6623114B2 (ja) 電気掃除機の吸込具及びこれを備える電気掃除機
TW202308708A (zh) 吸塵器用之吸入嘴及具備吸入嘴之吸塵器
JP7488668B2 (ja) 吸込口体および電気掃除機
JP2663343B2 (ja) スクータ型自動二輪車
JP4436785B2 (ja) 電気掃除機用吸込具
JP6258268B2 (ja) 電気掃除機
US20240032748A1 (en) Nozzle and cleaner
JP2021023698A (ja) 電気掃除機
JP7462221B2 (ja) 吸込具
JP4088482B2 (ja) 電気掃除機
JP6669231B2 (ja) コンバインの原動部構造
JP2573478B2 (ja) 電気掃除機の吸込口
JP2005131188A (ja) 電気掃除機及びその吸込具

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20230210

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20231003

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20231020

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20231212

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20231213

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 7411898

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151