JP7411464B2 - 精度評価装置および精度評価方法 - Google Patents

精度評価装置および精度評価方法 Download PDF

Info

Publication number
JP7411464B2
JP7411464B2 JP2020047324A JP2020047324A JP7411464B2 JP 7411464 B2 JP7411464 B2 JP 7411464B2 JP 2020047324 A JP2020047324 A JP 2020047324A JP 2020047324 A JP2020047324 A JP 2020047324A JP 7411464 B2 JP7411464 B2 JP 7411464B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reference point
design
interference
error
degree
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020047324A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021149376A (ja
Inventor
豊和 熊澤
一郎 河野
隼人 井手
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2020047324A priority Critical patent/JP7411464B2/ja
Priority to CN202110272459.7A priority patent/CN113494899B/zh
Priority to US17/200,814 priority patent/US20210294929A1/en
Priority to CA3112643A priority patent/CA3112643A1/en
Publication of JP2021149376A publication Critical patent/JP2021149376A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7411464B2 publication Critical patent/JP7411464B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F30/00Computer-aided design [CAD]
    • G06F30/10Geometric CAD
    • G06F30/12Geometric CAD characterised by design entry means specially adapted for CAD, e.g. graphical user interfaces [GUI] specially adapted for CAD
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T7/00Image analysis
    • G06T7/0002Inspection of images, e.g. flaw detection
    • G06T7/0004Industrial image inspection
    • G06T7/001Industrial image inspection using an image reference approach
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01BMEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
    • G01B21/00Measuring arrangements or details thereof, where the measuring technique is not covered by the other groups of this subclass, unspecified or not relevant
    • G01B21/20Measuring arrangements or details thereof, where the measuring technique is not covered by the other groups of this subclass, unspecified or not relevant for measuring contours or curvatures, e.g. determining profile
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01BMEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
    • G01B11/00Measuring arrangements characterised by the use of optical techniques
    • G01B11/24Measuring arrangements characterised by the use of optical techniques for measuring contours or curvatures
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F30/00Computer-aided design [CAD]
    • G06F30/10Geometric CAD
    • G06F30/17Mechanical parametric or variational design
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T11/002D [Two Dimensional] image generation
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T2207/00Indexing scheme for image analysis or image enhancement
    • G06T2207/30Subject of image; Context of image processing
    • G06T2207/30108Industrial image inspection
    • G06T2207/30164Workpiece; Machine component

Description

本発明は、互いに結合される第1部品と第2部品との結合部の精度を評価する精度評価装置および精度評価方法に関する。
従来より、実際の部品の形状を測定して得られる点群データを、その部品の設計データに関連付けるようにした装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1記載の装置では、着目点周辺の点群データについて形状を表す特徴値を算出し、算出した特徴値を、設計データにより得られた特徴値と対比することで、点群データを設計データの要素ごとにグループ化して関連付ける。
特開2008-76384号公報
しかしながら上記特許文献1記載の装置では、点群データが面などの要素全体に対応して関連付けられるため、部品同士が結合される結合部の精度を評価するにあたり、設計基準位置に対する誤差を容易に把握することができない。
本発明の一態様は、第1結合面を有する第1部品と第2結合面を有する第2部品とを、第1結合面と第2結合面とを介して互いに結合するときの結合部の精度を評価する精度評価装置であって、第1部品および第2部品のそれぞれの設計データと、予め計測された、計測点の点群として表される第1部品および第2部品のそれぞれの計測データと、を取得するデータ取得部と、データ取得部により取得された設計データと計測データとに基づいて、計測点の点群の中から第1結合面上および第2結合面上における設計上の互いに同一位置に定められた設計基準点に対応する点群を抽出し抽出された点群の3次元座標に基づいて、設計基準点に対応する第1結合面上の第1基準点および設計基準点に対応する第2結合面上の第2基準点の3次元座標を算出し、設計基準点の3次元座標と第1基準点および第2基準点の3次元座標との誤差をそれぞれ算出する誤差算出部と、誤差算出部により算出された設計基準点と第1基準点との誤差および設計基準点と第2基準点との誤差に基づいて、第1部品および第2部品の結合時の設計基準点における干渉度合いを算出する干渉度合い算出部と、データ取得部により取得された設計データに基づいて、第1部品および第2部品の設計モデルを表示するとともに、干渉度合い算出部により算出された干渉度合いを表す画像を設計モデルの設計基準点の位置に重畳して表示する表示部と、を備える。
本発明の他の態様は、第1結合面を有する第1部品と第2結合面を有する第2部品とを、第1結合面と第2結合面とを介して互いに結合するときの結合部の精度を評価する精度評価方法であって、第1部品および第2部品のそれぞれの設計データと、予め計測された、計測点の点群として表される第1部品および第2部品のそれぞれの計測データと、を取得するデータ取得ステップと、データ取得ステップで取得された設計データと計測データとに基づいて、計測点の点群の中から第1結合面上および第2結合面上における設計上の互いに同一位置に定められた設計基準点に対応する点群を抽出し抽出された点群の3次元座標に基づいて、設計基準点に対応する第1結合面上の第1基準点および設計基準点に対応する第2結合面上の第2基準点の3次元座標を算出し、設計基準点の3次元座標と第1基準点および第2基準点の3次元座標との誤差をそれぞれ算出する誤差算出ステップと、誤差算出ステップで算出された設計基準点と第1基準点との誤差および設計基準点と第2基準点との誤差に基づいて、第1部品および第2部品の結合時の設計基準点における干渉度合いを算出する干渉度合い算出ステップと、データ取得ステップで取得された設計データに基づいて、第1部品および第2部品の設計モデルを表示するとともに、干渉度合い算出ステップで算出された干渉度合いを表す画像を設計モデルの設計基準点の位置に重畳して表示する表示ステップと、を含む。
本発明によれば、設計基準位置に対する誤差を容易に把握することができる。
本発明の実施形態に係る精度評価装置が適用される結合部の一例を概略的に示す側面図。 設計データおよび計測データについて説明するための図。 本発明の実施形態に係る精度評価装置を含む精度評価システムの全体構成を示すブロック図。 図3の誤差算出部により算出される単品誤差について説明するための図。 本発明の実施形態に係る精度評価装置により実行される誤差算出処理の一例を示すフローチャート。 図3の誤差算出部により算出される第1部品の特徴値の一例を示す図。 図3の誤差算出部により算出される第2部品の特徴値の一例を示す図。 第1、第2部品の単品誤差がいずれも結合部に干渉を発生させる方向の場合の、図3の干渉度合い算出部による干渉度合いの算出について説明するための図。 第1、第2部品の単品誤差がいずれも結合部にギャップを発生させる方向の場合の、図7Aと同様の図。 第1、第2部品の単品誤差がそれぞれ結合部に干渉、ギャップを発生させる方向の場合の、図7Aと同様の図。 第1、第2部品の単品誤差がそれぞれ結合部にギャップ、干渉を発生させる方向の場合の、図7Aと同様の図。 図3の干渉度合い算出部により算出される干渉度合いの一例を示す図。 図3の表示部に表示されるインジケータの表示態様について説明するための図。 図3の表示部に表示されるインジケータの一例を示す図。 本発明の実施形態に係る精度評価装置により実行される干渉度合い算出処理の一例を示すフローチャート。 図3の表示部に表示される統計表示の一例を示す図。 図3の表示部に表示される統計表示の別の例を示す図。
以下、図1~図13を参照して本発明の実施形態について説明する。本発明の実施形態に係る精度評価装置は、互いに結合される第1部品と第2部品との結合部の精度を評価する。図1は、結合部の一例を概略的に示す側面図であり、互いに結合される第1部品1と第2部品2との結合部を示す。第1部品1および第2部品2は、例えば、完成品メーカの工場で製造される完成品を構成する構成部品であり、部品メーカにより製造されて完成品メーカの工場に納入され、完成品の製造に用いられる。
図1に示すように、第1部品1と第2部品2とは、第1部品1の第1結合面1aと第2部品2の第2結合面2aとを介して、例えば、複数の溶接打点3において溶接されることで互いに結合される。より具体的には、予め定められた所定位置に設置された溶接治具4により固定され、所定のプログラムに従って動作する工業用ロボットなどにより、予め定められた複数の溶接打点3において溶接して結合される。
第1部品1および第2部品2を含む完成品は、3次元CAD装置などの設計装置を用いて設計され、第1部品1および第2部品2を含む完成品の設計形状(設計モデル)を示す設計データが生成される。例えば、完成品の重心を原点、水平方向をX軸およびY軸、鉛直方向をZ軸とする3次元固定座標系において、第1部品1および第2部品2を含む完成品の設計形状が規定される。図1に示す溶接打点3および溶接治具4の設置位置も、設計データにより固定座標系において規定される。
したがって、図1に示す第1部品1と第2部品2との結合部の精度は、固定座標系における第1部品1および第2部品2それぞれの設計形状に対する実際の形状の誤差(単品誤差)が小さいほど高く、単品誤差が大きいほど低くなる。また、結合部の精度が低くなる場合の態様として、第1部品1および第2部品2の単品誤差が結合部に向かう方向に生じる場合は結合部に干渉が発生し、第1部品1および第2部品2の単品誤差が結合部から離れる方向に生じる場合は結合部にギャップが発生する。
第1部品1および第2部品2それぞれの単品誤差は、レーザ式や光学式の3次元測定器などの計測装置を用いて計測され、第1部品1および第2部品2それぞれの実際の形状を示す計測データが生成される。より具体的には、図1に示すように、溶接治具4により溶接時と同様に固定された状態での第1部品1および第2部品2それぞれの表面形状が計測装置により計測され、固定座標系における形状を示す計測データが生成される。
図2は、設計データおよび計測データについて説明するための図であり、第1部品1の第1結合面1aについての設計データおよび計測データの一例を示す。図2に示すように、設計データは、設計モデルである第1部品M1の第1結合面M1aとして表される。また、計測データは、実際の第1部品1の第1結合面1aを計測装置により計測したときの、固定座標系における3次元座標(X,Y,Z)を有する計測点の点群P(点群データ)として表される。
点群データには、計測装置の分解能に応じた膨大な数の計測点の3次元座標の情報が含まれるため、点群データのデータ容量は大きく、点群Pをディスプレイ上に表示する場合は時間を要する。したがって、例えば、各計測点の設計モデルに対する誤差を算出し、誤差に応じたカラーマップ表示などを行って第1部品1と第2部品2との結合部の精度を視覚的に評価する場合は、1組の第1部品1および第2部品2の結合部の精度を評価する度に時間を要する。
しかしながら、例えば工場における完成品の試作段階では、限られた期間内に複数組の第1部品1と第2部品2との結合部の精度を評価する必要があるため、1組の第1部品1および第2部品2の結合部の精度を評価するときの所要時間を短縮する必要がある。そこで、本実施形態では、互いに結合される第1部品と第2部品との結合部の精度を視覚的に評価するときの所要時間を短縮して設計基準位置に対する誤差を容易に把握できるよう、以下のように精度評価装置を構成する。
図3は、本発明の実施形態に係る精度評価装置(以下、装置)10を含む精度評価システム100の全体構成を示すブロック図である。図3に示すように、精度評価システム100は、第1部品1および第2部品2を含む完成品の設計データを生成する設計装置5と、実際の第1部品1および第2部品2の形状を計測する計測装置6と、装置10とを有する。
装置10は、第1部品1および第2部品2の単品誤差および結合部の精度を評価する。装置10は、CPU11、ROM,RAMなどのメモリ12、およびI/Oその他の周辺回路などを有するコンピュータを含んで構成されるとともに、キーボードやマウス、タッチパネルなどの入力部13と、液晶ディスプレイなどの表示部14とを有する。CPU11は、データ取得部15と、誤差算出部16と、干渉度合い算出部17と、表示制御部18として機能する。なお、干渉度合い算出部17、表示制御部18などのCPU11の各機能は、メモリ12を共有する別のシステムのCPUの機能として構成してもよい。
データ取得部15は、設計装置5により生成された設計データと、計測装置6により生成された計測データとを取得する。データ取得部15により取得された設計データおよび計測データは、メモリ12に記憶される。
図4は、誤差算出部16により算出される単品誤差について説明するための図であり、第1部品1についての設計データおよび計測データの一例を示す。誤差算出部16は、データ取得部15により取得された設計データおよび計測データに基づいて、固定座標系における第1部品1および第2部品2それぞれの単品誤差を算出する。
図4に示すように、設計データ上の第1部品M1の第1結合面M1aには、n個(複数)の溶接打点3に対応するn個(1点のみ図示)の設計基準点M30が設定される。各設計基準点M30には、固定座標系における溶接目標位置として、3次元座標(X0,Y0,Z0)が設定される。また、固定座標系における溶接目標方向として、設計基準点M30における第1結合面M1aの法線NL0に沿って第1結合面M1aから離間する方向の単位法線ベクトルN0(i0,j0,k0)が設定される。
図4に示すように、誤差算出部16は、すべての計測点の点群Pの中から設計基準点M30に対応する点群P30を抽出する。具体的には、法線NL0から所定距離R(例えば2.5mm)以内、かつ、第1結合面M1aから所定距離(例えば10mm)D以内となる点群を抽出する。さらに、抽出された点群の各計測点について、計測点における第1結合面1aの法線に沿った第1結合面1aから離間する方向の各点群単位法線ベクトルN(i,j,k)を算出する。例えば、その計測点を含む近傍の3つの計測点を通る平面の法線に沿った各点群単位法線ベクトルNを算出する。そして、単位法線ベクトルN0と各点群単位法線ベクトルNとのなす角θ1が所定角度α(例えば45°)以内となる点群を、設計基準点M30に対応する点群P30として抽出する。
誤差算出部16は、抽出された点群P30の各計測点の3次元座標(X,Y,Z)に基づいて、設計基準点M30に対応する第1結合面1a上の第1基準点M31の3次元座標(X1,Y1,Z1)を算出する。例えば、点群P30の各計測点の3次元座標の相加平均値を第1基準点M31の3次元座標として算出する。
さらに、誤差算出部16は、設計基準点M30の3次元座標(X0,Y0,Z0)と第1基準点M31の3次元座標(X1,Y1,Z1)とに基づいて、第1部品1の単品誤差を算出する。すなわち、下式(i)により、設計基準点M30と第1基準点M31との間の距離aを、第1部品1の単品誤差の大きさとして算出する。また、下式(ii)~(iv)により、設計基準点M30から第1基準点M31に向かう方向の単位法線ベクトルN1(i1,j1,k1)を、第1部品1の単品誤差の方向として算出する。
a=((X1-X0)2+(Y1-Y0)2+(Z1-Z0)21/2 ・・・(i)
i1=(1/a)(X1-X0) ・・・(ii)
j1=(1/a)(Y1-Y0) ・・・(iii)
k1=(1/a)(Z1-Z0) ・・・(iv)
誤差算出部16は、n個の溶接打点3に対応する設計基準点M30(1)~M30(n)について、対応する第1結合面1a上の第1基準点M31(1)~M31(n)の3次元座標を算出する。また、第1部品1の単品誤差の大きさa(1)~a(n)および方向N1(1)~N1(n)を算出する。第2部品2についても同様に、設計基準点M30(1)~M30(n)に対応する第2結合面2a上の第2基準点M32(1)~M32(n)の3次元座標を算出し、第2部品2の単品誤差の大きさb(1)~b(n)および方向N2(1)~N2(n)を算出する。
図5は、装置10により実行される誤差算出処理の一例を示すフローチャートであり、予めメモリ12に記憶されたプログラムに従い、CPU11で実行される、第1部品1の単品誤差を算出する処理の一例を示す。図5のフローチャートに示す処理は、例えば、装置10に第1部品1の設計データおよび計測データが入力されると開始される。
図5に示すように、先ずステップS1で、第1部品1の設計データおよび計測データを取得する。次いでステップS2で、1番目の溶接打点3に対応する設計基準点M30(1)を特定する。次いでステップS3で、設計基準点M30(1)に対応する点群P30(1)を抽出する。次いでステップS4で、第1基準点M31(1)の3次元座標(X1(1),Y1(1),Z1(1))を算出する。次いでステップS5で、第1基準点M31(1)における設計基準点M30(1)に対する単品誤差の大きさa(1)および方向N1(1)を算出する。次いでステップS6で、n個すべての溶接打点3についての算出が完了したか否かを判定する。ステップS6で否定されるとステップS7で次の溶接打点3に対応する設計基準点M30(n)を特定してステップS3に戻る。一方、ステップS6で肯定されると処理を終了する。
誤差算出部16により算出された第1基準点M31、第2基準点M32の3次元座標、第1部品1、第2部品2の単品誤差の大きさa,bおよび方向N1,N2は、n個の溶接打点3ごとの特徴値としてメモリ12に記憶される。図6Aおよび図6Bは、誤差算出部16により算出されてメモリ12に記憶される第1部品1および第2部品2それぞれの、n個の溶接打点3ごとの特徴値の一例を示す図である。図4に示すように膨大な数の点群Pの中から溶接打点3周辺の点群P30のみが抽出され、図6A、図6Bに示すようにn個の溶接打点3ごとの特徴値に変換してメモリ12に記憶されるため、点群データのデータ容量を圧縮することができる。
図3の干渉度合い算出部17は、誤差算出部16により算出されてメモリ12に記憶された第1部品1および第2部品2の特徴値(図6Aおよび図6B)に基づいて、第1部品1および第2部品2の結合時の設計基準点M30における干渉度合いIを算出する。すなわち、n個の溶接打点3に対応する設計基準点M30(1)~M30(n)について、第1部品1および第2部品2の結合時の干渉度合いI(1)~I(n)を算出する。
干渉度合いIは、図1に示す第1部品1と第2部品2との結合時に第1結合面1aと第2結合面2aとの間に発生するギャップの大きさ(距離)を示す値であり、結合部の精度を示す。干渉度合いIの絶対値が小さいほど結合部の精度が高く、干渉度合いIの絶対値が大きいほど結合部の精度が低い。正の干渉度合いIは、結合部にギャップが発生することを示し、負の干渉度合いIは、結合部に干渉が発生することを示す。
図7A~図7Dは、干渉度合い算出部17による干渉度合いIの算出について説明するための図であり、設計データ上の第1部品M1および第2部品M2の結合部、設計基準点M30、第1部品1および第2部品2の単品誤差の方向N1,N2を示す。なお、図7A~図7Dでは、単品誤差の方向N1(i1,j1,k1),N2(i2,j2,k2)の各成分のうち、設計基準点M30における結合面に直交する成分k1,k2のみを示し、方向N1と方向N2との正逆などの関係について説明する。
図7Aに示すように、第1部品1、第2部品2の単品誤差の方向N1,N2が逆で、いずれも結合部に干渉を発生させる方向の場合、干渉度合い算出部17は下式(v)により干渉度合いIを算出する。
I=(-a)+(-b) ・・・(v)
図7Bに示すように、第1部品1、第2部品2の単品誤差の方向N1,N2が逆で、いずれも結合部にギャップを発生させる方向の場合、干渉度合い算出部17は下式(vi)により干渉度合いIを算出する。
I=a+b ・・・(vi)
図7Cに示すように、第1部品1、第2部品2の単品誤差の方向N1,N2が同じで、方向N1が結合部に干渉を発生させる方向、方向N2が結合部にギャップを発生させる方向の場合、干渉度合い算出部17は下式(vii)により干渉度合いIを算出する。
I=(-a)+b ・・・(vii)
図7Dに示すように、第1部品1、第2部品2の単品誤差の方向N1,N2が同じで、方向N1が結合部にギャップを発生させる方向、方向N2が結合部に干渉を発生させる方向の場合、干渉度合い算出部17は下式(viii)により干渉度合いIを算出する。
I=a+(-b) ・・・(viii)
干渉度合い算出部17は、n個の溶接打点3に対応する設計基準点M30(1)~M30(n)について、第1部品1および第2部品2の結合時の干渉度合いI(1)~I(n)を算出する。すなわち、設計基準点M30(1)~M30(n)に対応する第1部品1の単品誤差の方向N1(1)~N1(n)と第2部品2の単品誤差の方向N2(1)~N2(n)との関係に基づいて、n個の溶接打点3に対応する干渉度合いI(1)~I(n)を算出する。
図8は、干渉度合い算出部17により算出されてメモリ12に記憶される第1部品1および第2部品2の結合時の、n個の溶接打点3ごとの干渉度合いI(1)~I(n)の一例を示す図である。図8に示すように、干渉度合い算出部17により算出された干渉度合いIは、溶接打点3ごとの特徴値としてメモリ12に記憶される。
図3の表示制御部18は、データ取得部15により取得されてメモリ12に記憶された設計データに基づいて、第1部品1および第2部品2を含む完成品の設計モデルを表示するように表示部14の表示を制御する。また、干渉度合い算出部17により算出されてメモリ12に記憶された溶接打点3ごとの特徴値に基づいて、溶接打点3ごとの干渉度合いIを表すインジケータMIを、設計モデルの設計基準点M30の位置に重畳して表示するように表示部14の表示を制御する。
図9は、表示部14に表示されるインジケータMIの表示態様について説明するための図である。インジケータMIは、溶接打点3ごとの干渉度合いIに応じて異なる態様で表示される。例えば、図9に示すように、結合部に干渉が発生することを示す負の干渉度合いIが暖色系の表示色、結合部にギャップが発生することを示す正の干渉度合いIが寒色系の表示色で表わされ、干渉度合いIの絶対値が大きくなるほど濃い表示色で表わされる。
図10は、表示部14に表示されるインジケータMIの一例を示す図であり、3次元固定座標系における設計モデルの複数(図では2つ)の設計基準点M30に重畳して同時に表示される複数(図では2つ)のインジケータMIを示す。図10に示すように、インジケータMIは、干渉度合いIに応じた表示色で、固定座標系における設計基準点M30を中心とするとともに設計基準点M30における結合面に平行な側面を有する立方体などの3次元図形として表示される。
図10に示すように、複数の溶接打点3ごとの干渉度合いIを示すインジケータMIが第1部品1および第2部品2を含む完成品の設計モデル上に重畳して表示されるため、結合部の精度を直感的に把握して評価することができる。また、設計モデルを表示するときの視点や各構成部品の表示、非表示を切り換えることで、各構成部品の裏側に位置する結合部の精度についても容易に把握することができる。
図11は、装置10により実行される干渉度合い算出処理の一例を示すフローチャートであり、予めメモリ12に記憶されたプログラムに従い、CPU11で実行される、第1部品1および第2部品2の結合時の干渉度合いIを算出する処理の一例を示す。図11のフローチャートに示す処理は、例えば、図5のフローチャートに示す処理に続いて実行される。
図11に示すように、先ずステップS10で、1番目の溶接打点3に対応する第1基準点M31(1)を特定する。次いでステップS11で、第1基準点M31(1)に対応する第2基準点M32(1)を決定する。次いでステップS12で、第1部品1の単品誤差の方向N1(1)と第2部品2の単品誤差の方向N2(1)とが逆であるか否かを判定する。ステップS12で肯定されるとステップS13に進み、否定されるとステップS14に進む。
ステップS13では、第1部品1および第2部品2の単品誤差の方向N1(1),N2(1)がいずれも結合部に干渉を発生させる方向であるか否かを判定する。ステップS13で肯定されるとステップS15に進み、式(v)により干渉度合いI(1)を算出する。一方、ステップS13で否定されるとステップS16に進み、式(vi)により干渉度合いI(1)を算出する。
ステップS14では、第1部品1の単品誤差の方向N1(1)が結合部に干渉を発生させる方向であるか否かを判定する。ステップS14で肯定されるとステップS17に進み、式(vii)により干渉度合いI(1)を算出する。一方、ステップS14で否定されるとステップS18に進み、式(viii)により干渉度合いI(1)を算出する。
次いでステップS19で、n個すべての溶接打点3に対応する第1基準点M31についての算出が完了したか否かを判定する。ステップS19で否定されるとステップS20で次の溶接打点3に対応する第1基準点M31(n)を特定してステップS11に戻る。ステップS19で肯定されるとステップS21に進み、ステップS15~S18で算出された溶接打点3ごとの干渉度合いIを表すインジケータMIを設計モデルに重畳して表示するように表示部14の表示を制御する。
誤差算出部16により算出される各構成部品の単品誤差と、干渉度合い算出部17により算出される結合部の干渉度合いIとは、第1部品1および第2部品2の製造ロットごとに統計処理し、統計表示することができる。例えば、部品メーカにより製造される第1部品1および第2部品2の製造ロットごとに統計表示される。
図12および図13は、表示部14に表示される統計表示の一例を示す図である。図12に示すように、表示部14には、第1表示エリアDP1に設計モデルが3次元表示されるとともに、第2表示エリアDP2に製造ロットごとの干渉度合いIまたは各構成部品の単品誤差がヒストグラム表示される。例えば、マウス(入力部)13を介して第1表示エリアDP1に表示されたインジケータMIのいずれかをクリックして選択すると、対応する結合部における干渉度合いIまたは各構成部品の単品誤差が第2表示エリアDP2にヒストグラム表示される。
第2表示エリアDP2のヒストグラム表示は、例えばラジオボタンBTなどを介して、干渉度合いI、第1部品1の単品誤差、第2部品2の単品誤差の間で切り換えることができる。第2表示エリアDP2のヒストグラム表示が各構成部品の単品誤差に切り換えられると、それに連動して、第1表示エリアDP1のインジケータMIの表示が該当する構成部品の単品誤差に応じた表示態様に切り換わる。例えば、結合部に干渉を発生させる単品誤差の方向N1,N2が暖色系の表示色、結合部にギャップを発生させる単品誤差の方向N1,N2が寒色系の表示色で表わされ、単品誤差の大きさa,bが大きくなるほど濃い表示色で表わされる。
図13に示すように、製造ロットごとの干渉度合いIまたは各構成部品の単品誤差の統計表示は、第2表示エリアDP2のヒストグラム表示とともに、第3表示エリアDP3に時系列で表示することもできる。図12および図13に示すように、製造ロットごとの干渉度合いIや各構成部品の単品誤差をヒストグラムや時系列で統計表示することで、完成品や各構成部品の設計基準位置に対する誤差を製造ロットごとに定量的に評価することができる。
図3の干渉度合い算出部17は、第1部品1および第2部品2の製造ロットの組み合わせを変えて結合するときの結合部の干渉度合いIを算出することもできる。例えば、実際の完成品の試作段階で製造ロット1Aの第1部品1と製造ロット2Aの第2部品2とを組み合わせ、製造ロット1Bの第1部品1と製造ロット2Bの第2部品2とを組み合わせて試作、単品誤差の計測および算出を行う。
この場合、誤差算出部16により算出されてメモリ12に記憶された各構成部品の単品誤差に基づいて、例えば、製造ロット1Aの第1部品1と製造ロット2Bの第2部品2とを組み合わせた場合の干渉度合いIを算出することができる。これにより、実際の完成品の試作段階では組み合わされていない製造ロットの構成部品同士を結合するときの結合部の精度を推定して評価することができる。
本発明の実施形態によれば以下のような作用効果を奏することができる。
(1)装置10は、第1結合面1aを有する第1部品1と第2結合面2aを有する第2部品2とを、第1結合面1aと第2結合面2aとを介して互いに結合するときの結合部の精度を評価する。装置10は、第1部品1および第2部品2のそれぞれの設計データと、予め計測された第1部品1および第2部品2のそれぞれの計測データとを取得するデータ取得部15と、データ取得部15により取得された設計データと計測データとに基づいて、第1結合面1a上および第2結合面2a上における設計上の互いに同一位置に定められた設計基準点M30の設計データと、設計基準点M30に対応する第1結合面1a上の第1基準点M31における計測データおよび設計基準点M30に対応する第2結合面2a上の第2基準点M32における計測データとの単品誤差をそれぞれ算出する誤差算出部16と、誤差算出部16により算出された設計基準点M30と第1基準点M31との単品誤差および設計基準点M30と第2基準点M32との単品誤差に基づいて、第1部品1および第2部品2の結合時の設計基準点M30における干渉度合いIを算出する干渉度合い算出部17と、データ取得部15により取得された設計データに基づいて、第1部品1および第2部品2の設計モデルを表示するとともに、干渉度合い算出部17により算出された干渉度合いIを表すインジケータMIを設計モデルの設計基準点M30の位置に重畳して表示する表示部14とを備える(図3)。
これにより、第1部品1と第2部品2とを結合するときの結合部における設計基準点M30に対する各構成部品の単品誤差および構成部品同士の干渉度合いIを直感的に把握し、結合部の精度を直感的に把握して評価することができる。また、点群データを設計基準点M30ごとの単品誤差(特徴値)に変換してデータ容量を圧縮するため、結合部の精度を視覚的に評価するときの表示にかかる所要時間を短縮することができる。
(2)表示部14は、さらに、誤差算出部16により算出された設計基準点M30と第1基準点M31との単品誤差および設計基準点M30と第2基準点M32との単品誤差について、製造ロットごとの統計表示を行う(図12、図13)。これにより、各構成部品の単品誤差を製造ロットごとに評価することができる。
(3)干渉度合い算出部17は、誤差算出部16により製造ロットごとに算出された設計基準点M30と第1基準点M31との単品誤差および設計基準点M30と第2基準点M32との単品誤差に基づいて干渉度合いIを算出する。さらに、第1部品1および第2部品2の製造ロットの組み合わせを変えて干渉度合いIを算出する。これにより、実際には組み合わされていない製造ロットの構成部品同士を結合するときの結合部の精度を推定して評価することができる。
(4)表示部14は、干渉度合いIを表すインジケータMIを設計モデルの複数の設計基準点M30の位置に重畳して同時に表示する(図10)。これにより、複数の溶接打点3ごとの結合部の精度を一度に把握できるため、結合部全体の精度を直感的に把握して評価することができる。
上記実施形態では、第1部品1と第2部品2とが溶接して結合される例を説明したが、第1部品1と第2部品2とを互いに結合する手法は溶接に限定されない。例えば、ボルトナットによる締結や接着剤による接着などにより第1部品1と第2部品2とを結合してもよい。
以上では、本発明を精度評価装置として説明したが、本発明は、第1結合面1aを有する第1部品1と第2結合面2aを有する第2部品2とを、第1結合面1aと第2結合面2aとを介して互いに結合するときの結合部の精度を評価する精度評価方法として用いることもできる。すなわち、精度評価方法は、第1部品1および第2部品2のそれぞれの設計データと、予め計測された第1部品1および第2部品2のそれぞれの計測データとを取得するデータ取得ステップS1と、データ取得ステップS1で取得された設計データと計測データとに基づいて、第1結合面1a上および第2結合面2a上における設計上の互いに同一位置に定められた設計基準点M30の設計データと、設計基準点M30に対応する第1結合面1a上の第1基準点M31における計測データおよび設計基準点M30に対応する第2結合面2a上の第2基準点M32における計測データとの単品誤差をそれぞれ算出する誤差算出ステップS5と、誤差算出ステップS5で算出された設計基準点M30と第1基準点M31との単品誤差および設計基準点M30と第2基準点M32との単品誤差に基づいて、第1部品1および第2部品2の結合時の設計基準点M30における干渉度合いIを算出する干渉度合い算出ステップS14,S16,S17と、データ取得ステップS1で取得された設計データに基づいて、第1部品1および第2部品2の設計モデルを表示するとともに、干渉度合い算出ステップS14,S16,S17で算出された干渉度合いIを表すインジケータMIを設計モデルの設計基準点M30の位置に重畳して表示する表示ステップS20とを含む(図5、図11)。
以上の説明はあくまで一例であり、本発明の特徴を損なわない限り、上述した実施形態および変形例により本発明が限定されるものではない。上記実施形態と変形例の1つまたは複数を任意に組み合わせることも可能であり、変形例同士を組み合わせることも可能である。
1 第1部品、1a 第1結合面、2 第2部品、2a 第2結合面、3 溶接打点、4 溶接治具、5 設計装置、6 計測装置、10 精度評価装置(装置)、11 CPU、12 メモリ、13 入力部、14 表示部、15 データ取得部、16 誤差算出部、17 干渉度合い算出部、18 表示制御部、100 精度評価システム、M30 設計基準点、M31 第1基準点、M32 第2基準点、MI インジケータ

Claims (5)

  1. 第1結合面を有する第1部品と第2結合面を有する第2部品とを、前記第1結合面と前記第2結合面とを介して互いに結合するときの結合部の精度を評価する精度評価装置であって、
    前記第1部品および前記第2部品のそれぞれの設計データと、予め計測された、計測点の点群として表される前記第1部品および前記第2部品のそれぞれの計測データと、を取得するデータ取得部と、
    前記データ取得部により取得された設計データと計測データとに基づいて、前記計測点の点群の中から前記第1結合面上および前記第2結合面上における設計上の互いに同一位置に定められた設計基準点に対応する点群を抽出し抽出された点群の3次元座標に基づいて、前記設計基準点に対応する前記第1結合面上の第1基準点および前記設計基準点に対応する前記第2結合面上の第2基準点の3次元座標を算出し、前記設計基準点の3次元座標と前記第1基準点および前記第2基準点の3次元座標との誤差をそれぞれ算出する誤差算出部と、
    前記誤差算出部により算出された前記設計基準点と前記第1基準点との誤差および前記設計基準点と前記第2基準点との誤差に基づいて、前記第1部品および前記第2部品の結合時の前記設計基準点における干渉度合いを算出する干渉度合い算出部と、
    前記データ取得部により取得された設計データに基づいて、前記第1部品および前記第2部品の設計モデルを表示するとともに、前記干渉度合い算出部により算出された干渉度合いを表す画像を前記設計モデルの前記設計基準点の位置に重畳して表示する表示部と、を備えることを特徴とする精度評価装置。
  2. 請求項1に記載の精度評価装置において、
    前記表示部は、さらに、前記誤差算出部により算出された前記設計基準点と前記第1基準点との誤差および前記設計基準点と前記第2基準点との誤差の少なくとも一方について、製造ロットごとの統計表示を行うことを特徴とする精度評価装置。
  3. 請求項2に記載の精度評価装置において、
    前記干渉度合い算出部は、前記誤差算出部により製造ロットごとに算出された前記設計基準点と前記第1基準点との誤差および前記設計基準点と前記第2基準点との誤差に基づいて前記干渉度合いを算出し、さらに、前記第1部品および前記第2部品の製造ロットの組み合わせを変えて前記干渉度合いを算出することを特徴とする精度評価装置。
  4. 請求項1~3のいずれか1項に記載の精度評価装置において、
    前記表示部は、前記干渉度合いを表す画像を前記設計モデルの複数の前記設計基準点の位置に重畳して同時に表示することを特徴とする精度評価装置。
  5. 第1結合面を有する第1部品と第2結合面を有する第2部品とを、前記第1結合面と前記第2結合面とを介して互いに結合するときの結合部の精度を評価する精度評価方法であって、
    前記第1部品および前記第2部品のそれぞれの設計データと、予め計測された、計測点の点群として表される前記第1部品および前記第2部品のそれぞれの計測データと、を取得するデータ取得ステップと、
    前記データ取得ステップで取得された設計データと計測データとに基づいて、前記計測点の点群の中から前記第1結合面上および前記第2結合面上における設計上の互いに同一位置に定められた設計基準点に対応する点群を抽出し抽出された点群の3次元座標に基づいて、前記設計基準点に対応する前記第1結合面上の第1基準点および前記設計基準点に対応する前記第2結合面上の第2基準点の3次元座標を算出し、前記設計基準点の3次元座標と前記第1基準点および前記第2基準点の3次元座標との誤差をそれぞれ算出する誤差算出ステップと、
    前記誤差算出ステップで算出された前記設計基準点と前記第1基準点との誤差および前記設計基準点と前記第2基準点との誤差に基づいて、前記第1部品および前記第2部品の結合時の前記設計基準点における干渉度合いを算出する干渉度合い算出ステップと、
    前記データ取得ステップで取得された設計データに基づいて、前記第1部品および前記第2部品の設計モデルを表示するとともに、前記干渉度合い算出ステップで算出された干渉度合いを表す画像を前記設計モデルの前記設計基準点の位置に重畳して表示する表示ステップと、を含むことを特徴とする精度評価方法。
JP2020047324A 2020-03-18 2020-03-18 精度評価装置および精度評価方法 Active JP7411464B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020047324A JP7411464B2 (ja) 2020-03-18 2020-03-18 精度評価装置および精度評価方法
CN202110272459.7A CN113494899B (zh) 2020-03-18 2021-03-12 精度评价装置及精度评价方法
US17/200,814 US20210294929A1 (en) 2020-03-18 2021-03-13 Accuracy evaluation apparatus and accuracy evaluation method
CA3112643A CA3112643A1 (en) 2020-03-18 2021-03-18 Accuracy evaluation apparatus and accuracy evaluation method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020047324A JP7411464B2 (ja) 2020-03-18 2020-03-18 精度評価装置および精度評価方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021149376A JP2021149376A (ja) 2021-09-27
JP7411464B2 true JP7411464B2 (ja) 2024-01-11

Family

ID=77745906

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020047324A Active JP7411464B2 (ja) 2020-03-18 2020-03-18 精度評価装置および精度評価方法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US20210294929A1 (ja)
JP (1) JP7411464B2 (ja)
CN (1) CN113494899B (ja)
CA (1) CA3112643A1 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007048004A (ja) 2005-08-09 2007-02-22 Sharp Corp 設計支援装置および設計支援方法

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3234708B2 (ja) * 1994-03-02 2001-12-04 川崎製鉄株式会社 溶接管の突き合わせ部オフセット量計測方法
US6144896A (en) * 1998-03-04 2000-11-07 Amada Metrecs Company, Limited Method and apparatus for designing sheet metal parts
US7024032B2 (en) * 2002-10-31 2006-04-04 Perceptron, Inc. Method for assessing fit and alignment of a manufactured part
CN204194443U (zh) * 2014-09-19 2015-03-11 鞍钢股份有限公司 碳化钨辊环入口滑板对中装置
JP7125286B2 (ja) * 2018-06-22 2022-08-24 本田技研工業株式会社 行動予測装置及び自動運転装置
CN110095060A (zh) * 2019-03-12 2019-08-06 中建三局第一建设工程有限责任公司 基于三维扫描技术的钢结构快速质量检测方法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007048004A (ja) 2005-08-09 2007-02-22 Sharp Corp 設計支援装置および設計支援方法

Also Published As

Publication number Publication date
CN113494899B (zh) 2023-06-13
JP2021149376A (ja) 2021-09-27
CA3112643A1 (en) 2021-09-18
US20210294929A1 (en) 2021-09-23
CN113494899A (zh) 2021-10-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN104908038B (zh) 对工件的取出工序进行仿真的机器人仿真装置
KR101126808B1 (ko) 다축 제어 기계의 오차 평가 방법 및 장치
JP6497953B2 (ja) オフライン教示装置、オフライン教示方法及びロボットシステム
CN107111297A (zh) 用于由至少一台计算机数控机器加工的工件的部件分析的计算机实现方法
JP5113666B2 (ja) ロボット教示システム及びロボットの動作のシミュレーション結果の表示方法
CN104346830A (zh) 在三维场景中设计连接第一点到第二点的路径
Pai et al. Virtual planning, control, and machining for a modular-based automated factory operation in an augmented reality environment
TW202020698A (zh) 利用動態位置誤差模擬切削方法
Gotlih et al. Determination of accuracy contour and optimization of workpiece positioning for robot milling.
US6662610B1 (en) Method and system for bending
JP7411464B2 (ja) 精度評価装置および精度評価方法
TWI492080B (zh) 三次元安全面建立系統及方法
US20210132570A1 (en) Display unit
US10685147B2 (en) Non-conformance mapping and visualization
CN105205292A (zh) 一种仿真计算汽车分总成公差的方法
JP2001273025A (ja) 作業不良発生度評価方法並びに製造職場の不良の起こし易さ評価方法及びその装置
JP4357156B2 (ja) 3次元物体測定評価システム
JP2017041241A (ja) 設計支援装置および設計支援方法
KR101052672B1 (ko) 기계부품 자동설계방법
JP5594088B2 (ja) 製造ラインの検討システム
JPH10269260A (ja) 形状データ検証方法
JP2001222305A (ja) 板金統合支援システム及び図形データ生成管理プログラムを記憶した記憶媒体
JPH10269263A (ja) 形状データ検証方法
TWI734641B (zh) 鍛造成形道次預估方法及使用該方法的鍛造成形設計系統
CN109491327A (zh) 三维模型制作装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20221128

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230919

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20231011

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20231219

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20231225

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7411464

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150