JP7406628B2 - パターン認識及び構造認識による鋳造部材の同定を通じて、自動機械をベースにした鋳造法において品質を向上させるための装置及び方法 - Google Patents

パターン認識及び構造認識による鋳造部材の同定を通じて、自動機械をベースにした鋳造法において品質を向上させるための装置及び方法 Download PDF

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Description

本発明は、パターン認識及び構造認識による鋳造部材の同定を通じて、自動機械をベースにした鋳造法において品質を向上させるための装置及び方法に関する。
金属生産は、新石器時代から青銅器時代への過渡期である銅器時代から始まった。古代において青銅は、最も重要な材料として鉄に置き換えられ、鉄は、ヨーロッパでは中世まで鋳造することができなかった
産業化の間に鋳鉄は、最も重要な構成材料となった。1900年あたりまでに一連の生産部品は、自動車産業においてアルミニウムから既に鋳造されていた。1970年代には近代的なFEMシミュレーション(有限要素法)の発展により、鋳造過程のシミュレート及び最適化が可能となった。
従来技術として、文献DE 10 2015 102 308 A1が現時点で参照される。これは、鋳造部材を識別するための方法に関する。明細書の記載によれば、この方法の目的は、特に即時に使用できる状態で、可読情報を永久に備えた鋳造部材の生産を可能とする方法を提供することである。
特許クレーム1の特性によれば、この目的は、可読情報(IG1、IG2)を備えた鋳造部材(G1、G2)を生産する方法により達成され、この方法は、以下の作業ステップを備える。
a)情報(I1、I2)を有する情報面(15、22)を一面に備え、同情報(I1、I2)を有して鋳造部材(G1、G2)に割り当てられる鋳造部材面(14、21)を他面に備えた識別部(11、20)を与え、
b)鋳造される鋳造部材(G1、G2)を複製するための型穴(7)を画定する鋳型(1)に識別部(11、20)を配置し、識別部(11、20)は、情報面(15、22)が型穴(7)と面し、且つ鋳造部材面(14、21)が型穴(7)と面しないようにして型穴(7)に割り当てられた状態で鋳型面(10)に配置され、
c)識別部(11、20)の鋳造部材面(14、21)を金属融液(M)で濡らした状態で、鋳型(1)に金属融液(M)を注入し、
d)鋳造部材(G1、G2)を形成するために金属融液(M)を固化させ、鋳造部材(G1、G2)への識別部(11、20)の材料-、形状-又は-圧力フィット接続が注入又は固化の間に形成され、鋳造部材面(14、21)上に存在する情報(I1、I2)が、金属融液(M)の注入又は固化の間に鋳造部材(G1、G2)の割り当てられた面(18)上にスタンプの様式で写され、
e)鋳型(1)から鋳造部材(G1、G2)を取り外し、
f)鋳造部材(G1、G2)をクリーニングする。
鋳造部材を同定するために、完成鋳造部材に番号又は番号スタンプを付与しようとする金属鋳造方法は、非常にコストがかかってエラーを受けやすく且つ時間がかかる。そこで、本出願の目的は、すべての金属鋳造法において鋳造部材識別のためにモデルを変更することなく、すなわち、番号を有する部材や連続番号をスタンプするツールをモデルに設置又は配置せずにそれを実現することである。
この目的は、以下の特性を備えるような、パターン認識及び構造認識による鋳造部材の同定を通じて自動機械をベースにした鋳造法において品質を向上させるための装置、
a)所望の鋳型(12)に流し込んで、それをセンサ及びカメラにより監視した後、前記鋳型は破壊され、生じた個々の鋳造部材(24)は、鋳造部材を識別するための可読情報をスタンプするツールをモデルに設置又は配置せずパターン認識及びパターントラッキングにより同定され、フラッシュは取り除かれ、前記鋳造部材(24)はジェットクリーニング(22)に送られ、
b)各々の前記鋳造部材(24)は、前記クリーニング設備(22)を去るときに同定され、同定面(47)は、カメラ(29)により走査されて測定及び試験ステーション(40)に転送され、鋳造部材欠陥がキャプチャされ、
c)厚み及び空洞含有の可能性に関して更に設置された測定装置(42、33)は、最終の前記鋳造部材(24)の品質を記録し、
d)全体の鋳造過程は、該過程の体系的データ解析、評価及びインタラクティブな自己制御のためにビッグデータコンピュータ及びメモリ(61)により制御され、前記ステーション(40)に配置された前記測定装置(42、33)は、鋳造格子欠陥のための測定装置(30)、前記鋳造部材(24)の表面構造のための測定装置(31)及び前記鋳造部材(24)の外郭を測定するための測定装置(32)と更に隣接し、カメラ(29、34)による前記鋳造部材(24)の表面の高解像度3次元構造記録は、グラフェンをベースにした光センサにより可能とされ、前記同定面(47)は、各々の鋳造部材モデルに対して個々に割り当てられ、前記鋳造部材(24)は、分類装置(38)において種々の品質基準に関して分類されることを特徴とする請求項1に記載の装置。
及び、以下の特性を備えるような、鋳造部材を識別するための可読情報をスタンプするツールをモデルに設置又は配置せずパターン認識及び構造認識による鋳造部材の同定を通じて自動機械をベースにした鋳造法において品質を向上させるための方法により達成される。
a)液体金属により所望の鋳造部材(24)を形成するための砂型の形成は、その後の流し込み及び稼働している搬送ベルトにおけるその後の整列を行う手段を更に備え、
b)前記鋳造部材(24)の更なる処理は、種々のセンサ及びカメラを用いた手段を伴い、個々の処理ステップは正確に記録され、個々の詳細は検証可能に保存され、
c)処理過程の各々の時点で、各々の前記鋳造部材(24)の状態及び履歴は、包括的に知られ、
d)全体の鋳造及び製造過程は、個々の処理ステップ及びデータ接続の観点で機能関連カテゴリへとデータ技術的に分類され、その過程の体系的データ解析、評価及びインタラクティブな自己制御のためにビッグデータコンピュータ及びメモリ(61)により制御され、グラフェンをベースにした光センサが、前記鋳造部材(24)の表面を同定するために用いられ、測定ステーション(40)からの前記鋳造部材(24)の測定結果が、鋳造設備のインタラクティブな自己制御及び制御のために用いられ、プログラムがコンピュータで実行される場合に、上記方法ステップを実行するためのプログラムコードを有するコンピュータプログラム、プログラムがコンピュータで実行される場合に、上記方法を実行するためのコンピュータプログラムのプログラムコードを有する機械可読媒体。
本発明は、例として鉄鋳造設備を参照して記載される。
図1は、側面視での鋳型形成、鋳型への流し込み及び鋳型冷却、そして、鋳型破壊開始領域における鋳造設備の概略図を示している。鋳型プレス機器1では、一連の砂プレフォームのフロント及びリアモデル13により、砂プレフォームが鋳物砂7(鋳型材料)からプレスされ、フロント鋳型ハーフ及びリア鋳型ハーフがユニットを形成する。
必要量の砂の供給、個々の砂型の閉合及び砂プレス型の閉合は、センサ及びカメラにより監視される。鋳物砂混合物(鋳型材料)は、鋳物砂保管庫2(鋳型材料)にストックされ、鋳物砂7(鋳型材料)の特性は、砂プレス型への流し込み前に添加剤により調整され得る。
鋳物砂保管庫2における鋳物砂7の充填レベル及びスループットは、ビデオ及びセンサにより監視される。
鋳型形成の後、鋳型12は、搬送路10上の摩擦フィット及び/又はフォームフィットにより鋳造機器へと連続的に搬送される。ここで、フロント鋳型12は、第2の部分であるリア鋳型12と対合する。鋳造機器3は、いわゆる融液(液体金属、鋳鉄では融点が約1400度)のための容器と、砂型12への流し込みのための流し込み機器と、を備える。流し込みは、カメラ及びセンサ、そして、レーザスキャナにより監視される。これら部材は、明確性のためにここでは示されていない。液体金属は、鋳型12への流し込みの前に、いわゆるシーディング処理される。これは、製品特性に対応した影響を与えるために、必要な添加物が液体金属へと側方チャネル(不図示)を通して加えられることを意味する。
鋳造機器3での鋳型12への流し込みの後、鋳型11の列は、振とう機器8の方向に冷却装置4を通って搬送路10(搬送路10と冷却装置4は、1つのユニットである)の上を鋳型作成1の速度で搬送される。鋳型作成1の速度とセンサ及びカメラによる監視により、搬送路10全体における鋳型11の数及び特定の鋳型11の各位置は既知である。これにより、鋳型11中の鋳造部材24は、各々の特定の鋳型11に帰属され得る。
図2は、側面視での鋳型破壊、鋳型材料除去、フラッシュ及びフィーダ除去、冷却後の残存フラッシュ及びフィーダ除去、そして、ジェットクリーニング装置への搬送領域における鋳造設備の概略図を示している。
左側には、流し込まれた鋳型11の並んだ図1の搬送路10が見られる。鋳型作成1の時間の決まった前送りにより、鋳型11は、振とう機器8の振とうスクリーン上に個々に搬送される。振とう機器8の振動により、鋳型11は、それぞれ砂破壊領域において破壊され、対応するフラッシュ及びフィーダ部材と共に鋳造部材9が、振とうスクリーン上に現れて残る。緩い鋳物砂7は、下方の振とうスクリーン及び搬送ベルトを通って下に廃棄される。鋳物砂7、小さなフラッシュ及びフィーダシステムの小さな部材27は、再生及び再使用のために回収され、生産サーキットに戻される。
上方に位置するカメラ15、16は、緩い鋳物砂7や緩いフラッシュが取り除かれた鋳造部材24を搬送ベルト26まで追跡する。カメラ15、16には、熱探知カメラが好適に用いられる。
搬送ベルト26により、鋳造部材24は第2の冷却装置18を通って搬送され、上方に配置されたカメラ17(CCD)は経路を追跡している。必要に応じて、更なる冷却装置が設備に導入されてもよい。
冷却装置18を通った後、残存したフラッシュ及びフィーダシステムの大きな部材は、6軸ロボット形状の把持機器により除去される。この操作は、マニュアル又はマニピュレータの助けを借りて実行されてもよい。
フラッシュ27は、鋳造部材24の更なる追跡においてビデオカメラ19によって一緒にキャプチャされ、キャプチャされたデータは、残存したフラッシュ及びフィーダ部材の除去20を制御するのに用いられる。
カメラ19により、鋳造部材24は、ジェットクリーニング22の入口へと部材を搬送する搬送ベルト25まで更に追跡される。
搬送ベルト25において上方に位置するビデオカメラ21は、ジェットクリーニング機器22又はジェットクリーニング22の搬送機器23まで部材追跡を引き継ぐ。
図3は、側面視でのジェットクリーニング、鋳造部材走査、測定及び試験、そして、鋳造部材分類領域における鋳造設備の概略図を示している。
左側には、ジェットクリーニング機器22の入口へと鋳造部材24を搬送する搬送ベルト25が見られる。ジェットクリーニング機器22のグリッドベルト23は、ジェットクリーニング機器22を通った更なる搬送を引き継ぐ。
ジェットクリーニングの間に、鋳造部材24は、顆粒の吹き付けにより、例えば、鋳物砂のインクラステーション(張り付き)のような残存コンタミネーションの除去を受ける。これは、搬送グリッドベルト23の上下にそれぞれ位置して、鋳造部材に向けられたスピナホイール又は圧縮空気ジェットノズル28により加速された顆粒を用いて成される。
顆粒の粒子サイズ、材質及び形状に依存して、このクリーニング法は、図7でも見られるように鋳造部材24の表面に構造体を残す。このような構造体は、各々の鋳造部材においては均一な表面であるが、十分に拡大して観察すると鋳造部材24の各位置において鋳造部材24毎に異なる。この特性は、各々の鋳造部材24を再同定する際の同定パラメータとして用いられる。これは、人の指紋と似ている。
搬送ベルト25の開始位置に亘って、ジェットクリーニング22の前で鋳造部材のパターントラッキングを終了するカメラ21が設けられている。ビデオパターン認識及びビデオパターントラッキングにより、鋳造部材がどの鋳型に由来し、どの鋳造ネストに属していたかに関する各々の鋳造部材24のデータが、クリーニング設備22に入るまでに既知となる。
鋳造部材24は、グリッドベルト23に引き取られ、ジェットクリーニング機器22を通って正確に定義された速度で搬送される。このようにして各々の鋳造部材24は、クリーニング設備22を去るまでカメラにより再同定される。
クリーニング設備の後には、カメラ29及び搬送装置41を備えた構造走査装置が続く。カメラ29は、高解像度ステレオビデオカメラ及び/又は高解像度グラフェン光センサを装備した走査機器である。
搬送装置41は、走査記録品質を向上させるために除振してマウントされている。
鋳造部材24を再同定するためのカメラ29による走査及び構造走査面47(図6参照)のデータ保存の後、鋳造部材24は、測定及び試験ステーション40に正確に定義された速度で搬送ベルト39によって更に搬送される。搬送速度が既知であるので、各々の鋳造部材24の搬送移行時間が、搬送ベルト39の最後においてカメラ34により同定面47を検査するのに用いられ得る。カメラ29、34は、グラフェン光センサを有していてもよい。これにより、鋳造部材の同定を向上させるための高品質な3D構造記録が可能となる。グラフェン光センサは、通常の光センサよりも1000倍高い光感度を持ち、その層構成によりリアルタイムで表面の3次元高解像度記録を可能とする。
ステーション40では、すべての測定が連続スループット試験法により行われる。
まず、鋳造部材24は、渦電流測定装置30により鋳造格子欠陥に関して検査される。この場合、印加した電場の変化が、鋳造部材24の格子構造の推定に利用される。得られたデータは、解析及び保存され、個々の鋳造部材24へと後に帰属され得る。
次に、表面構造測定31が、表面の不規則性に関して鋳造部材の表面を検査するためにレーザを用いて実行される。互いに向かい合った2つのレーザが、1点に対して個々の鋳造部材の表面に対して特定角度Xで向けられ、鋳造部材24の表面を同調して走査する。これにより、解析される個々の表面の3Dプロファイルが作成される。測定データは、鋳造部材24に帰属されて保存される。高精度レーザ走査データは、走査データマーキング47を検査するのにも同様に用いられ得る。
鋳造部材24は、更に搬送され、外郭の平面性および曲率に関してレーザ測定装置32により検査される。対応するデータは、各々の鋳造部材について評価及び保存される。
鋳造部材24は、ベルト39上を更に搬送され、空洞含有に関して超音波測定機器33により検査される。各々の鋳造部材24についてのデータは、評価及び保存される。
鋳造部材24は、ベルト39上を更に搬送され、寸法精度に関してレーザ厚み測定設備42により検査される。レーザは、各々の鋳造部材24の上端及び下端をそれぞれ走査する。得られたデータは、評価及び保存される。鋳造部材24は、分類設備38へと搬送ベルト39上を更に搬送される。
分類設備38に入る前に、部材は、カメラ34によりキャプチャされ、保存された構造データ(参照パターン)との比較により構造走査面47を用いて同定される。最終検査は、各々の鋳造部材24について保存された測定データを参照データと比較することにより実行される。
分類設備38において、鋳造部材24は種々の品質カテゴリに分類される。
例示的に、カテゴリ35には外郭及び厚みに欠陥のある鋳造部材が分類され、カテゴリ36、37には格子及び含有物に欠陥のある鋳造部材が分類される。これらは、例えば、公差内にあって良品に分類される鋳造部材となる。
図4は、正面視における空の砂鋳型11の背面部分を示している。
外縁46は、砂鋳型の側方境界を形成している。鋳型11への流し込みの間に、液体状の鋳鉄又は異種金属合金及び添加剤は、メイン鋳造チャネルを通って鋳型11に流れ込み、後の鋳造部材24を規定する空洞である鋳造ネスト43に行き渡る。各々の鋳型には、例えば、8つの鋳造ネストが設けられている。砂鋳型(11、12、14)における各々の鋳造ネスト43には、鋳造ネスト番号44が付されている。鋳造ネスト番号44により、個々の砂鋳型(11、12、14)における鋳造ネスト43及び後の鋳造された鋳造部材24の配置又は位置を知ることができる。この鋳造ネスト番号44の特性は、パターン認識及びパターン追跡、そして、鋳造欠陥の解析に重要である。このようにして、砂型12の破壊の後にすべての鋳造部材24は、個々の砂鋳型に帰属され得る。
図5は、平面図での鋳型搬送経路10とジェットクリーニング搬送ベルト23との間の領域における鋳造部材のパターン追跡を模式的に示している。
例えば、鋳型11の破壊6の後、振とうスクリーン8、冷却設備の搬送ベルト26及びジェットクリーニング設備への搬送ベルト25の領域を通った搬送経路における鋳造ネスト番号44が「8」の鋳造部材24の配置が示される。明確性のため、ここでは1つの鋳造部材24のパターントラッキング及び対象物トラッキングについてのみ示す。
振とうスクリーン8での鋳型11の破壊の後、鋳造部材は、フラッシュ及びフィーダシステム部材9とまだ接続されている。鋳造部材24は、ビデオ熱探知カメラ5によりキャプチャされ、プログラム及び位置パラメータに保存された形状と比較される(分類)。デジタルイメージの内容を分類システムでのクラスに帰属させる技術は、イメージ解析法である。これは、区分け、対象物認識及びイメージ解釈という3つのサブ領域に分けられ得る。パターン認識又は対象物認識は、端部又は不連続点に基づいた外郭セグメンテーションにより実行される。このようにして同定された鋳造部材24は、振とうスクリーン8、冷却設備の搬送ベルト26及びジェットクリーニング設備の搬送ベルト23までの搬送ベルト25の領域において、カメラ15、16、17、21を用いたプログラムに帰属される分類器に従ってパターントラッキングプログラムで観察及び検出される。ここでは、ジェットクリーニング設備22の搬送ベルト23までの経路における、鋳造ネスト番号「8」の鋳造部材の搬送位置変化が示されている。
図6は、例として、ブレーキパッド用の支持プレート形状の鋳造部材24を平面図で示している。鋳造部材24がジェットクリーニング設備22(図3参照)を去って、カメラ29によりキャプチャされることで高解像度イメージとしてデータ処理設備に伝送されるとヒューリスティックアプローチが適用され、各鋳造部材24の表面構造の参照パターンがコンパイルされる。イメージ処理及び解析プログラムは、鋳造部材24の表面において以前に位置決定及びサイズ定義されたセクション47(同定面)を選択し、その表面構造から参照パターンをコンパイルする。同定面47の位置は、各々の鋳造部材モデル13に対して前もって確立されている。それは、参照として同様に保存されている同定されたモデル番号48により決定される。同定面47のサイズは、鋳造部材24の表面構造及び生成されるデータ量に依存している。微細な構造の場合には、荒い構造の場合に比べて、より多くのデータが同じ面から生成される。データセットのサイズは調節され、同定面47は十分な大きさまで低減される。参照パターンにより、同定面47の次の走査の間に鋳造部材を同定するため、各々の鋳造部材に対していわゆる分類器が生成されて保存される。同定される鋳造ネスト番号44は、図4で記載したような情報を含み、分類器と共に保存される。測定ステーション40からの各鋳造部材24の測定データは、個々の鋳造部材24について分類器と共にメモリに同様に保存される。
図7は、ジェットクリーニングされた鋳造部材24において、様々なジェット顆粒により形成された種々の表面構造を例示的に示している。
ここで重要なことは、ジェット顆粒粒子の大きさ、形状及び硬度である。左側のカラムに示した表面は、微細アモルファスケイ酸粒子により生成されたものである。真ん中のカラムに示した表面は、小さくて丸いジェット球体により生成されたものである。右側のカラムに示した表面は、荒いアモルファスケイ酸粒子により生成されたものである。表面の構造パターンに関連した同定面47の大きさは、構造写真の一番上の行に示されている。
図8は、鋳造過程のためのデータ処理モジュールに対するデータ接続及び制御接続、そして、鋳造設備におけるすべての関連コンポーネントのブロック図を示している。明確性のため、これらコンポーネントは、全体の機械鋳造過程において5つのカテゴリに分けられている。
カテゴリ1は、以下のコンポーネントを備えた鋳造部材形成過程である。制御モジュール49を備え設備1、2、13、14から成る鋳型形成コンポーネント、コントローラ50を備えた鋳造コンポーネント3、コントローラ51を備えた冷却コンポーネント4、17、コントローラ62を備えた鋳型開放コンポーネント8、コントローラ54を備えた残存フラッシュ除去20及びコントローラ52を備えた個々の搬送機器10、26、25、23、41、39。鋳物砂の湿度、圧縮率、鋳型材料組成、鋳型材料温度、圧縮圧力、(一般の鋳造設備の調節パラメータ)、鋳型閉合モニタリングのためのビデオセンサ、フィーダ温度モニタリングのための温度センサ、そして、鋳型流し込みモニタリングのためのレーザセンサ。
冷却温度センサ、搬送機器及び振とう機器8の位置センサ、音センサ、残存フラッシュ除去20のセンサ、クリーニング機器22の空気圧センサ及び顆粒スループットセンサ、搬送機器の回転速度センサ、そして、製造過程における他のモニタリング装置は、明確性のために表示されていない。
カテゴリ2は、以下のコンポーネントを備えた鋳造部材測定及び試験過程である。コントローラ55を備えた材料格子試験30、33、表面試験31、外郭試験32、厚み試験42、そして、化学分析の材料組成、前回処理温度及び融液源に関する保存されたデータ。
カテゴリ3は、コンポーネント5、15、16、17、19、21及びイメージ処理モジュール60及びコントローラ57を備えた鋳造部材認識及び追跡過程である。
カテゴリ4は、コンポーネント29、34及びコントローラ59による過程での鋳造部材マーキング及び同定である。
カテゴリ5は、以下のコンポーネントを備えた鋳造部材分類過程である。分類設備38及びコントローラ56、搬送位置モニタリングのためのセンサ、ドライブモニタリング、分類機能モニタリングの走査センサ(明確性のために不図示)。カテゴリ1のセンサデータは、データ処理(ここでは破線で示す)を経てデータ61に伝送され、現在の製造設備の実際の状態に関する情報を含む。
カテゴリ2のセンサデータは、データプロセシング61に伝送され(破線)、試験されている鋳造部材24の各状態に関する情報を含む。カテゴリ3のカメラのビデオデータは、イメージプロセシング60に伝送され、鋳造部材24は、図5で記載したように外郭セグメンテーションに基づいたパターン認識プログラムの助けを借りて同定される。更に、ビデオデータは、コンポーネント22(ジェットクリーニング)までポーラーチェック法に基づいたパターントラッキングプログラムの助けを借りて観察及び決定される。ポーラーチェック法は、パターン認識及びパターントラッキングのための非常に信頼性の高い方法である。ポーラーチェック法は、対象物の重心の周りに1つ又は複数の円を描き、その円の外郭との交点を決定することを含む。分類能力の必要性に応じて、特徴は2つの様式で見いだされ得る。方法1では、個々の半径との交点の数がより正確で、交点の数が参照パターンのものと比較される。ポーラーチェック法の方法2は、交点を対象物の重心と結んだときに生じる角度差を利用し、対象物の角度差シークエンスと参照対象物のものとの最大相関が求められる。イメージプロセシング60から抽出されたデータは、解析、評価及び制御のためにデータプロセシング61へとデータ接続を介して伝送される。パターン同定のためのカテゴリ4からの各鋳造部材24の走査データは、図6にも示されるように、特別なプログラムによりイメージプロセシング59で抽出され、解析、評価、保存及び制御のためにデータプロセシングへと伝送される。コンポーネント38及びコントローラを備えたカテゴリ5の分類過程のセンサデータは、解析、評価及び制御のためにデータプロセシング61へとデータ接続を介して伝送される。
ビッグデータとも言われるカテゴリ1から5のすべてのデータは、データプロセシング61に集約され、全製造プロセスの特別プログラムによる能動的な制御及び調節並びにインタラクティブな自己調節に用いられるために、評価システムを有する体系的データ解析プログラムにより抽出データとして生産データセットに供給される。
1 鋳造機器
2 鋳物砂(鋳型材料)保管庫
3 鋳造機器
4 冷却(予冷)
5 パターン認識の第1カメラ
6 鋳型破壊
7 鋳物砂(鋳型材料)
8 振とう及びスクリーニング装置
9 フラッシュ及びフィーダシステム部材を有する鋳造部材
10 搬送経路
11 流し込まれた鋳型
12 空の鋳型
13 モデル
14 圧力をかけられた砂型
15 パターン認識及びパターントラッキングの第2カメラ
16 パターン認識及びパターントラッキングの第3カメラ
17 パターン認識及びパターントラッキングの第4カメラ
18 冷却(最終冷却)
19 パターン認識及びパターントラッキングの第5カメラ
20 残存フラッシュ及びフィーダシステム部材除去のための機器
21 パターン認識及びパターントラッキングの第6カメラ
22 鋳造部材ジェットクリーニング機器
23 ジェットクリーニング機器への搬送ベルト
24 鋳造部材
25 ジェット機器22への搬送ベルト
26 冷却設備の搬送ベルト
27 小さなフラッシュ
28 ジェットノズル/スピナホイール
29 第7カメラ(走査、構造記録、グラフェン光センサ)
30 格子測定装置(渦電流測定)
31 表面構造測定装置(レーザ)
32 外郭測定装置(レーザ)
33 格子及び空洞同定(超音波)
34 第8カメラ(最終検査、グラフェン光センサ)
35 外郭欠陥、厚み欠陥を有する鋳造部材
36 格子欠陥を有する鋳造部材
37 欠陥無しの鋳造部材
38 鋳造部材のための分類装置
39 測定ステーション(40)の搬送ベルト
40 品質制御のための測定ステーション
41 停止機能を有する走査装置の搬送ベルト
42 厚み測定装置(レーザ)
43 鋳造ネスト
44 ネスト番号
45 鋳造チャネル(フィーダ)
46 砂鋳型(外縁)
47 構造走査面(同定面)
48 モデル番号
49 コンポーネント1、2、13、14を有する鋳型形成の制御モジュール
50 鋳造設備3の制御モジュール
51 冷却設備4、17の制御モジュール
52 搬送機器10、26、25、23、41、39の制御モジュール
53 ジェットクリーニング機器22の制御モジュール
54 残存フラッシュ除去の制御モジュール
55 測定機器30、31、32、33、41の制御モジュール
56 分類機器38の制御モジュール
57 ビデオカメラ5、15、16、17、19、21の制御モジュール
58 走査機器29、34の制御モジュール
59 走査機器29、34のためのイメージプロセシング
60 カメラ5、15、16、17、19、21のデータのパターン認識及びパターントラッキングのためのイメージプロセシング
61 プロセスのシステムデータ解析、評価及びインタラクティブ自己調節のためのビッグデータコンピュータ及びメモリ
62 振とう及びスクリーニング装置の制御モジュール


Claims (10)

  1. パターン認識及び構造認識による鋳造部材の同定を通じて、自動機械をベースにした鋳造法において品質を向上させるための装置であって、
    e)所望の鋳型(12)に流し込んで、それをセンサ及びカメラにより監視した後、前記鋳型は破壊され、生じた個々の鋳造部材(24)は、鋳造部材を識別するための可読情報をスタンプするツールをモデルに設置又は配置せずパターン認識及びパターントラッキングにより同定され、フラッシュは取り除かれ、前記鋳造部材(24)はジェットクリーニング(22)に送られ、
    f)各々の前記鋳造部材(24)は、前記クリーニング設備(22)を去るときに同定され、同定面(47)は、カメラ(29)により走査されて測定及び試験ステーション(40)に転送され、鋳造部材欠陥がキャプチャされ、
    g)厚み及び空洞含有の可能性に関して更に設置された測定装置(42、33)は、最終の前記鋳造部材(24)の品質を記録し、
    h)全体の鋳造過程は、該過程の体系的データ解析、評価及びインタラクティブな自己制御のためにビッグデータコンピュータ及びメモリ(61)により制御されることを特徴とする装置。
  2. 前記ステーション(40)に配置された前記測定装置(42、33)は、鋳造格子欠陥のための測定装置(30)、前記鋳造部材(24)の表面構造のための測定装置(31)及び前記鋳造部材(24)の外郭を測定するための測定装置(32)と更に隣接していることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. カメラ(29、34)による前記鋳造部材(24)の表面の高解像度3次元構造記録は、グラフェンをベースにした光センサにより可能とされることを特徴とする請求項2に記載の装置。
  4. 前記同定面(47)は、各々の鋳造部材モデルに対して個々に割り当てられることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  5. 前記鋳造部材(24)は、分類装置(38)において種々の品質基準に関して分類されることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  6. 鋳造部材を識別するための可読情報をスタンプするツールをモデルに設置又は配置せずパターン認識及び構造認識による鋳造部材の同定を通じて、自動機械をベースにした鋳造法において品質を向上させるための方法であって、
    e)液体金属により所望の鋳造部材(24)を形成するための砂型の形成は、その後の流し込み及び稼働している搬送ベルトにおけるその後の整列を行う手段を更に備え、
    f)前記鋳造部材(24)の更なる処理は、種々のセンサ及びカメラを用いた手段を伴い、個々の処理ステップは正確に記録され、個々の詳細は検証可能に保存され、
    g)処理過程の各々の時点で、各々の前記鋳造部材(24)の状態及び履歴は、包括的に知られ、
    h)全体の鋳造及び製造過程は、個々の処理ステップ及びデータ接続の観点で機能関連カテゴリへとデータ技術的に分類され、その過程の体系的データ解析、評価及びインタラクティブな自己制御のためにビッグデータコンピュータ及びメモリ(61)により制御されることを特徴とする方法。
  7. グラフェンをベースにした光センサが、前記鋳造部材(24)の表面を同定するために用いられることを特徴とする請求項6に記載の方法。
  8. 測定ステーション(40)からの前記鋳造部材(24)の測定結果が、鋳造設備のインタラクティブな自己制御及び制御のために用いられることを特徴とする請求項7に記載の方法。
  9. プログラムがコンピュータで実行される場合に、請求項6乃至請求項8のいずれか一項に記載の方法ステップを実行するためのプログラムコードを有するコンピュータプログラム。
  10. プログラムがコンピュータで実行される場合に、請求項6乃至請求項8のいずれか一項に記載の方法を実行するためのコンピュータプログラムのプログラムコードを有する機械可読媒体。
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