JP7405037B2 - 逆入力遮断動力伝達装置 - Google Patents

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Description

本出願において開示された技術は、逆入力遮断動力伝達装置に関する。
例えば車両等において用いられる従来から知られるクラッチ(動力伝達装置)は、一般に、駆動部材から被駆動部材への回転動力の伝達又は遮断を実行するものとして利用されている。他方、車両の電動化、バイワイヤ化の進展に伴って、駆動部材から被駆動部材へ動力を伝達しつつ、被駆動部材から駆動部材への動力伝達を遮断する、いわゆる逆入力遮断クラッチのニーズも高まっている。中でも、車両における電動パーキングロック機構においては、ドライバによるシフトスイッチ操作に対応してアクチュエータを作動させ、直動から回動、及び/又は回動から直動へ動力を変換しながら動力伝達を実行しつつ、被駆動部材から駆動部材への逆入力の動力伝達を遮断する構成が求められている。
特許文献1には、入力部材(参照符号2)と出力部材(参照符号3)とが同軸上に配置され、被押圧部材(参照符号4)と、一対の係合子(参照符号5a及び5b)と、付勢部材(参照符号6)と、ガイド機構(参照符号7)と、を備える逆入力遮断クラッチが開示されている。また、特許文献2にも、特許文献1に開示される構成と同様の逆入力遮断クラッチと回転直動変換機構とを備えるアクチュエータが開示されている。
特開2019-138410号公報 特開2019-190561号公報
特許文献1及び特許文献2に開示される逆入力遮断クラッチは、略半円状の一対の係合子と、該一対の係合子を互いに離れるように径方向外側に向けて付勢する付勢部材と、係合子の移動をガイドするガイド機構と、を必須の構成としているため、構造が複雑で、出力部材の形状等の制約が大きいという課題、及び、用途に応じた構成上のバリエーションが限定的となってしまうという課題がある。
そこで、様々な実施形態により、様々な用途に応じたバリエーションを構成することができ、また出力部材の形状等も多様に調整可能な逆入力遮断動力伝達装置を提供する。
一態様に係る逆入力遮断動力伝達装置は、前記回転中心から径方向に外れた位置を起点に軸方向に延びる複数の爪部、及び該爪部から径方向内方に向かって突設する突設部を有し、前記回転中心周りに回動する入力部材と、前記入力部材と同軸上に設けられ、周方向に延びる第1外径面の少なくとも一部に外歯状の動力伝達部を有し、前記回転中心周りに回動する出力部材と、内歯状の回動規制部を有する円環状の被押圧部材と、径方向において前記出力部材と前記被押圧部材との間に配され、前記動力伝達部に噛合可能な内径側噛合部、前記回動規制部に噛合可能な外径側噛合部、一つの前記爪部の少なくとも一部並びに前記突設部を収容可能な収容孔、及び、前記収容孔の一部を画定し前記突設部が当接するカム面、を有する一つの係合子を、前記周方向に複数配置させて形成される円環状の係合子群と、前記周方向に配置される複数の前記係合子の各々の間に配置され、前記周方向において隣接する2つの前記係合子を互いに離れる方向に付勢する付勢部材と、を具備し、前記入力部材に第1の動力が入力される第1の場合に、前記突設部と前記カム面との当接に基づいて前記入力部材から前記係合子に前記第1の動力が伝達されて前記係合子が前記入力部材とともに回動し、且つ前記内径側噛合部と前記動力伝達部との噛合を介して前記係合子から前記出力部材に前記第1の動力が伝達されて前記出力部材が前記係合子とともに回動し、前記出力部材に第2の動力が逆入力される第2の場合に、前記動力伝達部と前記内径側噛合部との噛合を介して前記出力部材から前記係合子に前記第2の動力が伝達され、且つ前記外径側噛合部と前記回動規制部との噛合により、前記係合子の回動が規制されて前記係合子から前記入力部材への前記第2の動力の伝達が遮断される。
この構成によれば、係合子の数を適宜に調整することで、従来に比して、様々な用途に応じたバリエーションの逆入力遮断動力伝達装置を提供することができる。また、この構成の逆入力遮断動力伝達装置によれば、複数の係合子を円環状に配置させることにより、出力部材の形状を中空状や中実状など、用途に応じて適宜に調整することが可能となる。
また、一態様に係る前記逆入力遮断動力伝達装置において、前記突設部は、一つの前記爪部において複数設けられ、一つの前記係合子は、一つの前記爪部に複数設けられる前記突設部の各々に対応する複数の前記カム面を有する。
この構成によれば、入力部材と係合子との接触箇所を複数とすることにより、係合子の外径側噛合部と被押圧部材の回動規制部との噛合関係を、容易且つ確実に噛合又は解除させることが可能となる。
また、一態様に係る前記逆入力遮断動力伝達装置において、前記内径側噛合部は、前記係合子において、前記外径側噛合部が形成される第1位置に対して、前記周方向に所定角度外れた位相の位置に形成される。
この構成によれば、係合子の外径側噛合部と被押圧部材の回動規制部とを、確実に噛合させることができるため、第2の動力が逆入力される第2の場合において、第2の動力の入力部材への伝達を確実に遮断させることが可能となる。
また、一態様に係る前記逆入力遮断動力伝達装置において、前記出力部材は、前記第1外径面において、前記第1位置と前記回転中心とを結ぶ線上の位置に第1欠歯部をさらに有する。
この構成とすることによって、第1の動力が入力される第1の場合には、入力部材から係合子への第1の動力の動力伝達が円滑なものとなり、第2の動力が逆入力される第2の場合には、出力部材から係合子への第2の動力の動力伝達を通じて係合子の外径側噛合部と被押圧部材の回動規制部とが円滑且つ確実に噛合することができる。
また、一態様に係る前記逆入力遮断動力伝達装置において、複数の前記係合子の各々は、前記周方向に延びる第2外径面において、前記外径側噛合部に隣接して第2欠歯部を有する。
この構成とすることによって、第1の動力が入力される第1の場合に、入力部材から係合子への第1の動力の動力伝達をさらに円滑なものとすることができる。
また、一態様に係る前記逆入力遮断動力伝達装置において、前記入力部材に前記第1の動力が入力されておらず且つ前記出力部材に前記第2の動力が逆入力されていない第3の場合において、前記外径側噛合部は前記回動規制部に噛合し、前記第1の場合において、前記入力部材から前記係合子に前記第1の動力が伝達されることにより、前記外径側噛合部と前記回動規制部との噛合関係が解除される。
この構成とすることによって、第1の動力が入力される第1の場合には、係合子を介して入力部材から出力部材への第1の動力の動力伝達を確実且つ円滑なものとし、他方、第2の動力が逆入力される第2の場合には、出力部材から係合子への第2の動力の動力伝達を通じて係合子の外径側噛合部と被押圧部材の回動規制部とを円滑且つ確実に噛合させて、入力部材への第2の動力の動力伝達を確実に遮断することができる。
また、一態様に係る前記逆入力遮断動力伝達装置において、前記出力部材は、中空状に形成され、回動を直動に変換する回転直動変換機構を内部に収容し、前記入力部材から伝達される前記第1の動力を前記回転直動変換機構へ伝達する。
この構成とすることにより、逆入力遮断動力伝達装置と回転直動変換機構とを、実質的に一体的に形成することができる。したがって、逆入力遮断動力伝達装置と回転直動変換機構とを組み合わせたモジュールを、コンパクトなものとすることができる。
様々な実施形態によれば、様々な用途に応じたバリエーションを構成することができ、また出力部材の形状等も多様に調整可能な逆入力遮断動力伝達装置を提供することができる。
一実施形態に係る逆入力遮断動力伝達装置を含むアクチュエータの構成を模式的に示す概略側面(断面)図である。 図1に示した逆入力遮断動力伝達装置の構成をA-A線から見て模式的に示す概略断面図である。 図2に示した逆入力遮断動力伝達装置における出力部材を拡大して示す概略断面図である。 図2に示した逆入力遮断動力伝達装置における被押圧部材を拡大して示す概略断面図である。 図2に示した逆入力遮断動力伝達装置における係合子及び係合子群を拡大して示す概略断面図である。 図2に示した逆入力遮断動力伝達装置において、入力部材に時計回りで第1の動力が入力される場合の様子を模式的に示す概略断面図である。 図6中の点線で囲った部分を拡大して示す図である。 図2に示した逆入力遮断動力伝達装置において、入力部材に反時計回りで第1の動力が入力される場合の様子を模式的に示す概略断面図である。 図2に示した逆入力遮断動力伝達装置において、出力部材に時計回りで第2の動力が逆入力される場合の様子を模式的に示す概略断面図である。 図9中の点線で囲った部分を拡大して示す図である。 別の実施形態に係る逆入力遮断動力伝達装置の構成を模式的に示す概略断面図である。
以下、添付図面を参照して本発明の様々な実施形態を説明する。なお、図面において共通した構成要件には同一の参照符号が付されている。また、或る図面に表現された構成要素が、説明の便宜上、別の図面においては省略されていることがある点に留意されたい。さらにまた、添付した図面が必ずしも正確な縮尺で記載されている訳ではないということに注意されたい。
1.逆入力遮断動力伝達装置を含むアクチュエータの構成
一実施形態に係る逆入力遮断動力伝達装置と該逆入力遮断動力伝達装置を含むアクチュエータの全体構成の概要について、図1乃至図5を参照しつつ説明する。図1は、一実施形態に係る逆入力遮断動力伝達装置100を含むアクチュエータ1の構成を模式的に示す概略側面(断面)図である。図2は、図1に示した逆入力遮断動力伝達装置100の構成をA-A線から見て模式的に示す概略断面図である。図3は、図2に示した逆入力遮断動力伝達装置100における出力部材300を拡大して示す図である。図4は、図2に示した逆入力遮断動力伝達装置100における被押圧部材400を拡大して示す図である。図5は、図2に示した逆入力遮断動力伝達装置100における係合子500及び係合子群550を拡大して示す図である。なお、本明細書において軸方向とは、入力部材200(及び出力部材300)の回転中心Oが延びる方向(例えば、図1においては、紙面左右方向)を意味する。また、本明細書において径方向とは、回転中心Oを中心として径をなす方向を意味する。さらにまた、本明細書において周方向とは、回転中心Oを中心とする回転方向を意味する。
一実施形態に係る逆入力遮断動力伝達装置100は、入力部材200から出力部材300への動力伝達を許容しつつ、出力部材300から入力部材200への逆入力に係る動力伝達を遮断するものである。また、一実施形態に係る逆入力遮断動力伝達装置100をハウジング20内に含むアクチュエータ1は、例えば、車両の電動パーキングロック機構の一構成要素として適用されうる。
一実施形態に係る逆入力遮断動力伝達装置100は、主に、入力部材200と、出力部材300と、被押圧部材400と、複数の係合子500から構成される係合子群550と、付勢部材600とを構成要素として含む。また、一実施形態に係る逆入力遮断動力伝達装置100を含むアクチュエータ1は、逆入力遮断動力伝達装置100に加えて、駆動源としての電動モータ10と、出力部材300に接続し該出力部材300から動力伝達される回転直動変換機構50と、を主に含むことができる。以下、一実施形態に係る逆入力遮断動力伝達装置100の各構成要素、及びアクチュエータ1の構成要素である回転直動変換機構50の詳細を説明する。なお、アクチュエータ1の構成要素である電動モータ10は、ロータとステータとから構成される一般的に知られるモータを用いることができるため、その詳細な説明は省略する。
1-1.入力部材200
入力部材200は、図1に示すように、電動モータ10の出力軸に接続されて(又は電動モータ10の出力軸と一体的に形成されて)おり、電動モータ10に由来する回転動力が伝達される(入力される)と、回転中心O周りに回動することができる。入力部材200は、入力基部202と、回転中心Oから径方向に外れた位置P1を起点にして入力基部201から軸方向に延びる複数の爪部205と、有する。入力基部202は、電動モータ10の出力軸に接続されている。
複数の爪部205は、図1におけるA-A線断面で見て、周方向に等間隔となるように、各々が入力基部202から軸方向に延在している。また、一実施形態に係る逆入力遮断動力伝達装置100においては、図1及び図2に示すように、各々の爪部205の少なくとも一部(例えば、爪部205の先端部のみ)が、後述する係合子500に形成される収容孔510に収容されるように配置されている。
各々の爪部205には、該爪部205から径方向内方に向かって突設する複数の突設部207が設けられている。ここで、本明細書において径方向内方とは、例えば図2に示されるA-A線断面において、爪部205から概ね回転中心Oに向かう方向(厳密に回転中心Oに向かう方向だけでなく、多少のずれがあっても概ね回転中心Oに向かう方向も含む)を意味するものとする。
各々の爪部205には、図2に示すように、一例として2つの突設部207(突設部207a及び突設部207b)が設けられているが、これに限定されず、例えば、各々の爪部205に3つ以上の突設部207が設けられてもよい。突設部207の各々は、後述する係合子500におけるカム面511に当接可能に配置されており、突設部207とカム面511との当接によって、入力部材200から係合子500への動力伝達が実現される。したがって、突設部207からカム面511への動力伝達の効率性及び確実性の観点から、突設部207におけるカム面511に当接する当接面207xの形状は、カム面511に対応するように形成される。具体的には、後述するとおり、カム面511が曲率Rの曲面形状とされる場合においては、当接面207xの形状は、カム面511の曲率Rとは異なる曲率rを有する曲面形状、またはその曲面形状に近似のテーパ形状とすることができる。また、カム面511の形状に対応する限りにおいて、当接面207xの形状は、曲面形状及びテーパ形状に限定されず他の形状としてもよい。
1-2.出力部材300
出力部材300は、入力部材200と同軸上に設けられ、回転中心O周りに回動する。一実施形態に係る逆入力遮断動力伝達装置100において、出力部材300は、入力部材200(及び後述する係合子500並びに係合子群550)よりも径方向内側に配置される。図1に示すように、出力部材300は、例えば、後述する回転直動変換機構50に接続されて、入力部材200及び係合子500(係合子群550)を介して伝達される電動モータ10に由来する回転動力を、当該回転直動変換機構50へと出力することができる。
出力部材300は、図2及び図3に示すように、周方向に延びる第1外径面301の少なくとも一部に外歯状の動力伝達部303を複数有する(図2及び図3には、一例として、3つの動力伝達部303が示されている)。また、一実施形態に係る逆入力遮断動力伝達装置100における出力部材300は、第1外径面301において第1欠歯部304が複数形成される。
出力部材300は、その外径となる第1外径面301が、後述する係合子500の内径に対向するように配置されている。したがって、動力伝達部303は、図2に示すように、後述する係合子500に形成される内径側噛合部502に噛合可能とされている。
第1欠歯部304は、図2及び図3に示すように、第1外径面301において、複数の動力伝達部303の間に設けられる。より具体的には、第1欠歯部304は、第1外径面301において、後述する係合子500に形成される外径側噛合部504が形成される位置T1(第1位置T1)と回転中心Oとを結ぶ線(例えば、図2に示される線Z1、線Z2、及び線Z3)上に設けられる。
出力部材300は、図1乃至図3に示すように、中空状の形状を呈して、その内部に回転直動変換機構50を収容することが可能とされる。この構成とすることにより、逆入力遮断動力伝達装置100から回転直動変換機構50への動力伝達を、入力部材200から出力部材300への動力伝達と、径方向において実質的に同一平面上で実行することが可能となるため、逆入力遮断動力伝達装置100と回転直動変換機構50とを組み合わせたアクチュエータ1を、コンパクト(少なくとも、軸方向においてコンパクト)なものとすることが可能となる。
1-3.被押圧部材400
被押圧部材400は、図2及び図4に示すように、内歯状の回動規制部410を有する円環状の形状を有する。つまり、被押圧部材400は、実質的にリングギアと捉えることができる。回動規制部410は、後述する係合子500に形成される外径側噛合部504が噛合可能とされている。
1-4.係合子500及び係合子群550
係合子群550は、図5に示すように、複数の係合子500が周方向に複数配置されて円環状に形成される。一実施形態に係る逆入力遮断動力伝達装置100においては、図5に示すように、一例として、3つの係合子500が周方向に配置されて形成される。
各係合子500は、図2及び図5に示すように、径方向において出力部材300と被押圧部材400との間に配置される。各係合子500は、その内径側(内径面501)に出力部材300の動力伝達部303と噛合可能な内歯状の内径側噛合部502と、その外径側(第2外径面503)に被押圧部材400の回動規制部410と噛合可能な外歯状の外径側噛合部504と、を有する。さらに、各係合子500は、入力部材200の爪部205の少なくとも一部(例えば、爪部205の先端部のみ)と、爪部205に設けられる突設部207を収容する収容孔510を有する。収容孔510の径方向内側を画定する面は、入力部材200の突設部207が当接するカム面511となるように設計されている。
内径側噛合部502は、外径側噛合部504が形成される位置(第1位置T1)に対して、所定角度外れた位相の位置に形成される。つまり、図5に示すように、例えば、外径側噛合部504が、周方向において「12時の位置」にある場合、内径側噛合部502は、「11時の位置」、及び「1時の位置」となるように設計される。なお、一実施形態に係る逆入力遮断動力伝達装置100において、外径側噛合部504は、その第2外径面503において、周方向に延びる各係合子500の略中央付近に形成され、内径側噛合部502は、その内径面501において、周方向に延びる各係合子500の周方向端部付近に形成される。なお、内径側噛合部502及び外径側噛合部504は、前述のとおり、周方向において、所定角度外れた位相の相対位置となる場所となるように形成する限りにおいて、各係合子500の内径面501及び第2外径面503におけるいずれの位置に形成されてもよい。
なお、内径側噛合部502の歯数は、図2及び図5に示すように、対応する動力伝達部303の歯数と同数設けられればよい。外径側噛合部504の歯数は、特に制限はないが、各係合子500のカム面511に入力部材200の突設部207から動力が伝達されて、回転中心O周りに各係合子500が入力部材200と一体回転することを阻害することがないよう、適宜に調整される。逆にいえば、各係合子500の第2外径面503には、図2及び図5に示すように、外径側噛合部504に隣接して第2欠歯部506が形成されている。
カム面511は、各係合子500において、収容孔510に収容する突設部207に対応して設けられる。つまり、図2及び図5に示すように、各収容孔510に2つの突設部
207(突設部207a及び突設部207b)が収容される場合においては、各突設部207に対応して、2つのカム面511(カム面511a及びカム面511b)が形成される。なお、各カム面511(カム面511a及びカム面511b)は、例えば図2及び図5に示すように、回転中心Oに向かって凸となる円弧形状を呈し、所定の曲率Rを有する曲面形状としてもよいし、この曲面形状に近似のテーパ形状や他の形状としてもよい。
1-5.付勢部材600
付勢部材600は、図2に示すように、周方向に配置される複数の係合子500の各々の間に所定程度予圧縮された状態で配置され、周方向において、隣接する2つの係合子500を互いに離れる方向に付勢している。つまり、付勢部材600は、各係合子500を被押圧部材400に押し付ける方向に付勢している。付勢部材600は、一般的に知られるコイルスプリングを用いることができる。
1-6.回転直動変換機構50
回転直動変換機構50は、前述のとおり、中空状の出力部材300の内部を挿通するように設けられ、出力部材300に接続されて、出力部材300から動力伝達されるように構成される。回転直動変換機構50の具体的構成は、一般的に知られる構成のものを用いることができ、例えば、図1に示すように、出力部材300からの回動が入力されるボールねじ構造のものや、台形ねじ構造等のものを制限なく用いることができる。
一実施形態に係る逆入力遮断動力伝達装置100を含むアクチュエータ1は、逆入力遮断動力伝達装置100から回転直動変換機構50への動力伝達を、入力部材200から出力部材300への動力伝達と、径方向において実質的に同一平面上で実行することが可能となるため、逆入力遮断動力伝達装置100と回転直動変換機構50とを組み合わせたアクチュエータ1を、コンパクト(少なくとも、軸方向においてコンパクト)なものとすることが可能となる。
2.逆入力遮断動力伝達装置100の動作
次に、一実施形態に係る逆入力遮断動力伝達装置100の動作の詳細について、図2、及び図6乃至図10を参照しつつ説明する。図6は、図2に示した逆入力遮断動力伝達装置100において、入力部材200に時計回りで第1の動力が入力される場合の様子を模式的に示す概略断面図である。図7は、図6中の点線で囲った部分を拡大して示す図である。図8は、図2に示した逆入力遮断動力伝達装置100において、入力部材200に反時計回りで第1の動力が入力される場合の様子を模式的に示す概略断面図である。図9は、図2に示した逆入力遮断動力伝達装置100において、出力部材300に時計回りで第2の動力が逆入力される場合の様子を模式的に示す概略断面図である。図10は、図9中の点線で囲った部分を拡大して示す図である。なお、第1の動力とは、本明細書において、電動モータ10から入力部材200に入力される動力を意味し、第2の動力とは、回転直動変換機構50から出力部材300に逆入力される動力を意味する。
図2には、入力部材200に第1の動力が入力されておらず、且つ出力部材300に第2の動力が逆入力されていない無負荷状態の一実施形態に係る逆入力遮断動力伝達装置100が示されている。この無負荷状態においては、各係合子500が付勢部材600によって径方向外方に向かって付勢されるため、各係合子500に設けられる外径側噛合部504は、被押圧部材400の回動規制部410と噛合する。一方、各係合子500の内径側噛合部502と出力部材300の動力伝達部303との間には、所定の隙間が形成される。
次に、図2に示される状態を起点にして、入力部材200に時計回りで第1の動力が入力されると、図6に示すように、入力部材200の突設部207から、各係合子500のカム面511に第1の動力が伝達される。
ここで、突設部207とカム面511との当接に基づく第1の動力の動力伝達に着目する。図7に示すように、入力部材200に時計回りで第1の動力が入力されると、一実施形態に係る逆入力遮断動力伝達装置100においては、各係合子500において、2つの突設部207(突設部207a及び突設部207b)と、各々に対応するカム面511(カム面511a及びカム面511b)との当接によって、入力部材200から各係合子500に第1の動力が伝達される。
より具体的には、突設部207aとカム面511aとの当接部X1においては、突設部207aからカム面511aに対する接線力Fx1が作用すると同時に、当接部X1におけるカム面511aと直交する方向に、接線力Fx1の分力としての法線力Fy1が作用する。同様に、突設部207bとカム面511bとの当接部X2においては、突設部207bからカム面511bに対する接線力Fx2が作用すると同時に、当接部X2におけるカム面511bと直交する方向に、接線力Fx2の分力としての法線力Fy2が作用する。
各係合子500は、この法線力Fy1及び法線力Fy2によって、付勢部材600から受ける付勢力Fz(厳密には、付勢力Fzの径方向外方のベクトル成分)に抗して、径方向内方に移動する。これにより、図7に示すように、係合子500における外径側噛合部504と被押圧部材400における回動規制部410との噛合関係が解消されると同時に、各係合子500は出力部材300に押し付けられる。この際、各係合子500の内径側噛合部502と出力部材300の動力伝達部303とが噛合する。これにより、入力部材200に第1の動力が入力される場合、係合子500を介して、該第1の動力が出力部材300へと伝達され、入力部材200、出力部材300、及び係合子500(各係合子群550)が一体的に回動することができる。
なお、無負荷状態(図2に示される状態)から入力部材200に第1の動力が入力される状態(図6及び図7に示される状態)へと移行するに際し、前述のとおり、各係合子500が径方向内方へ移動することに伴って、円環状の係合子群550としての外径が小さくなる。
図2に示される状態を起点にして、入力部材200に反時計回りで第1の動力が入力される場合(図8参照)においても、前述の原理と同様に、各係合子500が径方向内方へ移動するため、第1の動力は出力部材300へと伝達されて、入力部材200、出力部材300、及び係合子500(各係合子群550)が一体的に回動することができる。
なお、一実施形態に係る逆入力遮断動力伝達装置100においては、前述のとおり、入力部材200と係合子500との一体回転が阻害されることのないよう、各係合子500の第2外径面503に第2欠歯部506が形成されている。また、第2欠歯部506を設けることにより、各係合子500の径方向内方への移動が僅かなものであっても、外径側噛合部504と回動規制部410との噛合関係を確実に解消することができ、結果として、第1の動力を出力部材300へと確実に伝達させることができる。
次に、図2に示される状態を起点にして、出力部材300に時計回りで第2の動力が逆入力されると、図9に示すように、出力部材300の動力伝達部303と各係合子500の内径側噛合部502とが噛合して、出力部材300の動力伝達部303から各係合子500の内径側噛合部502に第2の動力が伝達される。
ここで、動力伝達部303と内径側噛合部502との噛合(当接)に基づく第2の動力の動力伝達に着目する。図10に示すように、出力部材300に時計回りで第2の動力が逆入力されると、一実施形態に係る逆入力遮断動力伝達装置100においては、各係合子500における内径側噛合部502に出力部材300の動力伝達部303が噛み合うように噛合する。
ここで、内径側噛合部502と動力伝達部303とは、互いの歯数分の接点(動力伝達点)が存在する。一実施形態に係る逆入力遮断動力伝達装置100においては、図2に示すように、一例として、出力部材300の第1外径面301において、合計9つの外歯が形成されている(図2及び図3には、出力部材300に3つの動力伝達部303が形成され、各々の動力伝達部303には3つの外歯が形成されている)。
図10に戻り、内径側噛合部502と動力伝達部303との或る一の当接部X3においては、動力伝達部303から内径側噛合部502に対する接線力Fx3が作用すると同時に、当接部X3における内径側噛合部502(を構成する歯面)と直交する方向に、接線力Fx3の分力としての法線力Fy3が作用する。
同様に、内径側噛合部502と動力伝達部303との或る一の当接部X4においては、動力伝達部303から内径側噛合部502に対する接線力Fx4が作用すると同時に、当接部X4における内径側噛合部502(を構成する歯面)と直交する方向に、接線力Fx4の分力としての法線力Fy4が作用する。内径側噛合部502と動力伝達部303との他の歯面同士の当接部においても、同様の接線力及び法線力が作用する。
係合子500には、少なくとも、前述の法線力Fy3及び法線力Fy4と、付勢部材600による付勢力Fzの径方向外方の分力が作用する。これにより、係合子500は、少なくとも法線力Fy3、法線力Fy4、付勢力Fzの分力の合力によって被押圧部材400に押し付けられることとなる。これにより、係合子500の外径側噛合部504と被押圧部材400の回動規制部410とが強く噛合されて、係合子500の回動が規制されると同時に、出力部材300の回動も規制されることとなる。こうして、出力部材300に逆入力される第2の動力の入力部材200への動力伝達が遮断される。
なお、図2に示される状態を起点にして、入力部材200に反時計回りで第2の動力が逆入力される場合においても、前述の原理と同様に、係合子500が被押圧部材400に押し付けられることで、外径側噛合部504と回動規制部410とが強く噛合することで、第2の動力の入力部材200への動力伝達が遮断されることとなる。
以上のとおり、一実施形態に係る逆入力遮断動力伝達装置100は、第1の動力を入力部材200から出力部材300へと伝達しつつ、出力部材300から逆入力される第2の動力の入力部材200への動力伝達を確実に遮断することができる。
3.変形例
次に、別の実施形態に係る逆入力遮断動力伝達装置の構成について、図11を参照しつつ説明する。図11は、別の実施形態に係る逆入力遮断動力伝達装置100の構成を模式的に示す概略断面図である。
別の実施形態に係る逆入力遮断動力伝達装置100は、図11に示すように、前述した一実施形態に係る逆入力遮断動力伝達装置100と概ね同様の構成であるが、一実施形態においては、3つの係合子500を周方向に配置して係合子群550を形成していたが、別の実施形態においては、4つの係合子500を周方向に配置して係合子群550が形成されている。
別の実施形態に係る逆入力遮断動力伝達装置100は、一実施形態に係る逆入力遮断動力伝達装置100よりも係合子の数が多いため、外径側噛合部504と被押圧部材400の回動規制部410との噛合場所が増えるため、出力部材300に第2の動力が逆入力された場合に、入力部材200への第2の動力の動力伝達をより効率的に遮断することが可能となる。
なお、係合子群550を構成する係合子500の数は、逆入力遮断動力伝達装置100又は逆入力遮断動力伝達装置100を含むアクチュエータ1の用途に応じて、適宜に設定、調整することができる。
また、一実施形態に係る逆入力遮断動力伝達装置100、及び別の実施形態に係る逆入力遮断動力伝達装置100においても、出力部材300に設けられる第1欠歯部304の範囲、各係合子500に設けられる第2欠歯部506の範囲も、使用用途に応じて、適宜に調整すればよい。
また、図11に示される別の実施形態に係る逆入力遮断動力伝達装置100における出力部材300は、一実施形態と同様に中空状として、内部に前述の回転直動変換機構50を収容させてもよいし、一実施形態とは異なり中実状としてもよい。
以上、前述の通り、様々な実施形態を例示したが、上記実施形態はあくまで一例であって、発明の範囲を限定することは意図していない。上記実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置換、変更を行うことができる。また、各構成や、形状、大きさ、長さ、幅、厚さ、高さ、数等は適宜変更して実施することができる。
1 アクチュエータ
50 回転直動変換機構
100 逆入力遮断動力伝達装置
200 入力部材
205 爪部
207、207a、207b 突設部
300 出力部材
301 第1外径面
303 動力伝達部
304 第1欠歯部
400 被押圧部材
410 回動規制部
500 係合子
501 内径面
502 内径側噛合部
503 第2外径面
504 外径側噛合部
506 第2欠歯部
510 収容孔
511、511a、511b カム面
550 係合子群
600 付勢部材
O 回転中心
T1 第1位置

Claims (7)

  1. 回転中心から径方向に外れた位置を起点に軸方向に延びる複数の爪部、及び該爪部から径方向内方に向かって突設する突設部を有し、前記回転中心周りに回動する入力部材と、
    前記入力部材と同軸上に設けられ、周方向に延びる第1外径面の少なくとも一部に外歯状の動力伝達部を有し、前記回転中心周りに回動する出力部材と、
    内歯状の回動規制部を有する円環状の被押圧部材と、
    径方向において前記出力部材と前記被押圧部材との間に配され、前記動力伝達部に噛合可能な内径側噛合部、前記回動規制部に噛合可能な外径側噛合部、一つの前記爪部の少なくとも一部並びに前記突設部を収容可能な収容孔、及び、前記収容孔の一部を画定し前記突設部が当接するカム面、を有する一つの係合子を、前記周方向に複数配置させて形成される円環状の係合子群と、
    前記周方向に配置される複数の前記係合子の各々の間に配置され、前記周方向において隣接する2つの前記係合子を互いに離れる方向に付勢する付勢部材と、
    を具備し、
    前記入力部材に第1の動力が入力される第1の場合に、前記突設部と前記カム面との当接に基づいて前記入力部材から前記係合子に前記第1の動力が伝達されて前記係合子が前記入力部材とともに回動し、且つ前記内径側噛合部と前記動力伝達部との噛合を介して前記係合子から前記出力部材に前記第1の動力が伝達されて前記出力部材が前記係合子とともに回動し、
    前記出力部材に第2の動力が逆入力される第2の場合に、前記動力伝達部と前記内径側噛合部との噛合を介して前記出力部材から前記係合子に前記第2の動力が伝達され、且つ前記外径側噛合部と前記回動規制部との噛合により、前記係合子の回動が規制されて前記係合子から前記入力部材への前記第2の動力の伝達が遮断される、逆入力遮断動力伝達装置。
  2. 前記突設部は、一つの前記爪部において複数設けられ、
    一つの前記係合子は、一つの前記爪部に複数設けられる前記突設部の各々に対応する複数の前記カム面を有する、請求項1に記載の逆入力遮断動力伝達装置。
  3. 前記内径側噛合部は、前記係合子において、前記外径側噛合部が形成される第1位置に対して、前記周方向に所定角度外れた位相の位置に形成される、請求項1又は2に記載の逆入力遮断動力伝達装置。
  4. 前記出力部材は、前記第1外径面において、前記第1位置と前記回転中心とを結ぶ線上の位置に第1欠歯部をさらに有する、請求項3に記載の逆入力遮断動力伝達装置。
  5. 複数の前記係合子の各々は、前記周方向に延びる第2外径面において、前記外径側噛合部に隣接して第2欠歯部を有する、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の逆入力遮断動力伝達装置。
  6. 前記入力部材に前記第1の動力が入力されておらず且つ前記出力部材に前記第2の動力が逆入力されていない第3の場合において、前記外径側噛合部は前記回動規制部に噛合し、
    前記第1の場合において、前記入力部材から前記係合子に前記第1の動力が伝達されることにより、前記外径側噛合部と前記回動規制部との噛合関係が解除される、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の逆入力遮断動力伝達装置。
  7. 前記出力部材は、中空状に形成され、回動を直動に変換する回転直動変換機構を内部に収容し、前記入力部材から伝達される前記第1の動力を前記回転直動変換機構へ伝達する、請求項1乃至6のいずれか一項に記載の逆入力遮断動力伝達装置。
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