JP7403244B2 - 情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム Download PDF

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Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムに関する。
従来、映画館のシネアド(Cinema Advertising)による映画館側の全体の収益を予測し、予測した収益を映画館側に通知するサービスを提供する技術が知られている(文献1)。例えば、映画館側が新たなチケット料金を設定した場合に、映画館側が得ることができる収益を通知するサービスを提供する技術が知られている。また、従来、興行イベントチケットの属性に基づいて、興行イベントチケットの推奨価格を決定する技術が知られている(文献2)。また、従来、第1販売価格と在庫数の変動とに基づいて、第2販売価格を算出する技術が知られている(文献3)。
特開2015-179472号公報 特表2012-500429号公報 特許第6516802号公報
しかしながら、上述した従来技術では、チケットの販売結果に応じてチケットを適切な価格に決定することができるとは限らなかった。例えば、上述した従来技術は、映画館側の収益に応じて新たなチケット料金の設定を映画館側に促す技術に過ぎない。例えば、上述した従来技術は、属性に応じてチケットの推奨価格を決定する技術に過ぎない。例えば、上述した従来技術は、在庫状況に応じて販売価格を算出することができるが、チケットの販売結果に応じてチケットを適切な価格に決定するための向上の余地があった。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、チケットの販売結果に応じてチケットを適切な価格に決定することを目的とする。
本願に係る情報処理装置は、チケットの価格に対応する第1値と、前記第1値よりも小さい第2値とに基づく範囲の価格で販売された前記チケットの販売結果を示す販売結果情報を取得する取得部と、前記取得部により取得された前記販売結果情報に基づいて、前記第1値と前記第2値との間の値を、前記チケットの価格に対応する適正値を示す第3値に決定する決定部とを備えることを特徴とする。
実施形態の一態様によれば、チケットの販売結果に応じてチケットを適切な価格に決定することができるという効果を奏する。
図1は、実施形態に係る情報処理の一例を示す図である。 図2は、実施形態に係る情報処理の一例を示す図である。 図3は、実施形態に係る情報処理の一例を示す図である。 図4は、実施形態に係る情報処理の一例を示す図である。 図5は、実施形態に係る情報処理システムの構成例を示す図である。 図6は、実施形態に係るチケット販売装置の構成例を示す図である。 図7は、実施形態に係る情報提供装置の構成例を示す図である。 図8は、実施形態に係る情報処理装置の構成例を示す図である。 図9は、実施形態に係るイベント価格履歴情報記憶部の一例を示す図である。 図10は、実施形態に係る販売態様情報記憶部の一例を示す図である。 図11は、実施形態に係る販売結果情報記憶部の一例を示す図である。 図12は、実施形態に係る適正価格情報記憶部の一例を示す図である。 図13は、実施形態に係る情報処理の一例を示すフローチャートである。 図14は、情報処理装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
以下に、本願に係る情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と呼ぶ)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムが限定されるものではない。また、以下の各実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
(実施形態)
〔1.情報処理の一例〕
図1では、情報処理装置100が、チケットの価格と販売結果とに応じて、チケットの適正価格を決定する場合を示す。具体的には、情報処理装置100は、販売結果に応じてチケットの価格の範囲を絞り込むことにより、チケットの適正価格を決定する。また、図1では、チケットに対応する値が価格である場合を示す。例えば、図1に示す第1値及び第2値は、チケットに対応する値であり、価格を示す。なお、第2値は第1値よりも小さい値である。また、図1に示す第3値は、チケットの適正価格に対応する値であり、適宜、「適正値」と呼ぶ。すなわち、図1では、情報処理装置100は、チケットの価格を示す第1値と第2値とに基づいて、チケットの適正価格を示す適正値を決定する。より具体的には、情報処理装置100は、第1値と第2値とに基づく範囲の価格で販売されたチケットの販売結果に基づいて、第1値と第2値との間の値である第3値を決定する。なお、図1では、チケットの価値は同じであるものとする。例えば、対象物からの距離や広さなどの条件に基づくチケットの価値は同じであるものとする。
実施形態に係るチケットは、所定のイベントのチケットであれば、どのようなチケットであってもよい。例えば、実施形態に係るチケットは、所定のイベントに参加(入場)するためのチケットであってもよい。また、実施形態に係るイベントは、例えば、野球のスタジアムや映画館などの会場で行われるイベントに限らず、どのようなイベントであってもよい。例えば、実施形態に係るイベントは、会場などの物理的な空間で行われるイベントに限らず、インターネットなどの仮想的な空間上で行われるイベントであってもよい。また、実施形態に係るイベントが会場などの物理的な空間で行われる場合には、実施形態に係るイベントは、席がある場合のイベントでも、席という概念がない場合のイベントでもよい。また、席がある場合のイベントである場合には、実施形態に係るイベントは、席種がある場合のイベントでも、席種がない場合のイベントでもよい。なお、図1の例では、席種がない場合のイベントのチケットを一例として説明する。また、席種がある場合の処理については後述する。以下、図1を用いて、実施形態に係る情報処理の一例を説明する。
情報処理装置100は、過去に行われたイベントのチケットの価格に関する情報(以下、適宜、「イベント価格履歴情報」と呼ぶ)を取得する(ステップS101)。例えば、情報処理装置100は、価格の変更の対象となるイベント(以下、適宜、「対象イベント」と呼ぶ)に関連する過去のイベントのイベント価格履歴情報を取得する。例えば、情報処理装置100は、対象イベントと所定の関係を有する過去のイベントのイベント価格履歴情報を取得する。ここで、対象イベントと所定の関係を有する過去のイベントとは、例えば、対象イベントと同じカテゴリに属する過去のイベントや、対象イベントと類似する規模の過去のイベントや、対象イベントと同じ場所で開催された過去のイベントや、対象イベントに出演する出演者が出演した過去のイベントなどであってもよい。また、情報処理装置100は、対象イベントの管理者により予め選択された過去のイベントのイベント価格履歴情報を取得してもよい。図1では、情報処理装置100は、情報提供装置50から送信されたイベント価格履歴情報を取得する。具体的には、情報処理装置100は、イベント価格履歴情報LINF1を取得する。
情報処理装置100は、取得したイベント価格履歴情報を所定の記憶部に格納する(ステップS102)。図1では、情報処理装置100は、イベント価格履歴情報LINF1をイベント価格履歴情報記憶部121に格納する。
情報処理装置100は、対象イベントのチケットの第1値と第2値とを決定する(ステップS103)。情報処理装置100は、取得したイベント価格履歴情報に基づいて第1値と第2値とを決定する。図1では、情報処理装置100は、イベント価格履歴情報記憶部121に格納されたイベント価格履歴情報に基づいて、第1値と第2値とを決定する。具体的な処理の例を挙げると、情報処理装置100は、取得したイベント価格履歴情報に含まれる価格のうち最大の価格を第1値に決定し、最小の価格を第2値に決定してもよい。例えば、情報処理装置100は、取得したイベント価格履歴情報に含まれる価格の平均から所定の範囲内の価格のうち最大の価格を第1値に決定し、最小の価格を第2値に決定してもよい。また、図1では、第1値がチケットの価格の上限値を示す値であり、第2値がチケットの価格の下限値を示す値である。図1では、情報処理装置100は、第1値を3万円に決定し、第2値を5千円に決定する。
情報処理装置100は、第1値と第2値とに基づく販売態様に関する情報(以下、適宜、「販売態様情報」と呼ぶ)を決定する。情報処理装置100は、第1値と第2値とに基づく範囲内の複数の価格の各々で販売するための販売態様情報を決定する。例えば、情報処理装置100は、チケットの残りの枚数に基づいて、複数の価格の各々で販売する数量を決定する。図1では、情報処理装置100は、チケットの残りの枚数のうち所定の割合の残りの枚数を等分することにより、複数の価格の各々で販売する数量を決定する。なお、図1の例では、説明を簡単にするために、複数の価格の各々で販売する数量を同じである場合を示すが、複数の価格の各々で販売する数量は異なってもよい。この点についての詳細は後述する。図1では、具体的には、情報処理装置100は、チケットの残りの枚数であるX枚のうち所定の割合の残りの枚数を等分することにより、複数の価格の各々で100枚ずつ販売すると決定する。例えば、情報処理装置100は、チケットの残りの枚数の10%を等分することにより、複数の価格の各々で販売する数量を決定する。なお、所定の割合とは、第3値で販売する枚数が残るような割合であれば、どのような割合であってもよい。また、情報処理装置100は、所定の期間である期間TM1の間で販売すると決定する。なお、販売態様情報SINF1は、ステップS103で決定した第1値と第2値とに基づく販売態様情報を示す。販売態様情報SINF1は、対象イベントのチケットの適正価格を決定するための最初の販売態様情報を示す。すなわち、チケットの枚数X枚とは、対象イベントのチケットの総数である。なお、販売態様情報SINF1に示す残枚数や期間は、イベント価格履歴情報に基づいて情報処理装置100が決定した情報であってもよいし、イベントを管理する管理者(主催者)やチケットを提供する提供者(販売者)によって予め定められた情報であってもよい。
情報処理装置100は、チケット販売装置40へ販売指示を送信する(ステップS104)。情報処理装置100は、チケット販売装置40へ販売態様情報を提供する。図1では、情報処理装置100は、チケット販売装置40へ販売態様情報SINF1を提供する。
チケット販売装置40は、情報処理装置100から提供された販売態様情報に基づいて、チケットの販売処理を行う(ステップS105)。具体的には、チケット販売装置40は、情報処理装置100から提供された販売態様情報に含まれる販売態様でチケットの販売処理を行う。図1では、チケット販売装置40は、期間TM1の間、販売態様情報SINF1に含まれる販売態様でチケットの販売処理を行う。チケット販売装置40は、チケットの販売結果を示す情報(以下、適宜、「販売結果情報」と呼ぶ)を送信する。図1では、チケット販売装置40は、販売態様情報SINF1に含まれる販売態様に基づく販売結果情報RINF1を送信する。なお、販売結果情報RINF1は、ステップS104で情報処理装置100から提供された販売態様情報SINF1に基づく販売結果情報である。販売結果情報RINF1は、3万円のチケットが1枚、1万円のチケットが100枚売れたことなどを示す。すなわち、販売結果情報RINF1は、3万円のチケットが100枚中1枚、1万円のチケットが100枚中100枚全て売れたことなどを示す。
情報処理装置100は、チケットの販売結果情報を取得する(ステップS106)。情報処理装置100は、チケット販売装置40から送信された販売結果情報を取得する。情報処理装置100は、情報処理装置100が提供した販売態様情報に基づく販売結果情報を取得する。図1では、情報処理装置100は、販売態様情報SINF1に基づく販売結果情報RINF1を取得する。また、情報処理装置100は、取得した販売結果情報を所定の記憶部に格納してもよい。例えば、情報処理装置100は、取得した販売結果情報を販売結果情報記憶部123に格納してもよい。なお、グラフGR1に示すプロットRAR1は、期間TM1での販売結果を示したプロットである。具体的には、プロットRAR1は、期間TM1で売れた購入数を価格ごとに示したプロットである。また、グラフGR1に示すプロットSAR1は、期間TM1で販売した販売枚数を価格ごとに示したプロットである。
情報処理装置100は、第1値の値又は第2値の値を変更する(ステップS107)。情報処理装置100は、ステップS103で決定した第1値の値又は第2値の値を変更する。情報処理装置100は、取得した販売結果情報に基づいて第1値の値又は第2値の値を変更する。ステップS107では、情報処理装置100は、期間TM1において第1値と第2値とに基づく範囲の価格で販売されたチケットの販売結果情報に基づいて、第1値の値又は第2値の値を変更する。例えば、情報処理装置100は、販売結果情報に含まれる複数の価格の各々に対応する購入数に基づいて、第1値の値又は第2値の値を変更する。例えば、情報処理装置100は、販売結果情報に含まれる複数の価格の各々に対応する販売数に対する購入数の割合が所定の条件を満たす価格のうち、価格の上限値を変更後の第1値に決定し、価格の下限値を変更後の第2値に決定する。具体的には、情報処理装置100は、販売数に対する購入数の割合が10%以上である価格のうち最大の価格を第1値に決定する。図1では、例えば、3万円のチケットに対応する割合が1%であり10%未満であることから、情報処理装置100は、3万円を第1値となる価格の選択肢から除外する。例えば、情報処理装置100は、販売数に対する購入数の割合が100%である価格のうち最大の価格を第2値に決定する。図1では、例えば、5千円のチケットに対応する割合が100%であるが、5千円より高い1万円のチケットに対応する割合も100%であることから、情報処理装置100は、5千円を第2値となる価格の選択肢から除外する。
情報処理装置100は、第1値の値を減少又は第2値の値を増加することにより、変更後の第1値と第2値とを決定する。情報処理装置100は、取得した販売結果情報に基づいて、第1値の値を減少又は第2値の値を増加することにより、変更後の第1値と第2値とを決定する。ステップS107では、情報処理装置100は、変更後の第1値を2万5千円に決定し、変更後の第2値を1万円に決定する。このように、情報処理装置100は、第1値の値と第2値の値との範囲を絞り込むことにより、第3値を決定していく。
情報処理装置100は、変更後の第1値の値と第2値の値とに基づいて、適正価格を決定するための範囲の絞り込みを継続するか否かを判定する。すなわち、情報処理装置100は、変更後の第1値の値と第2値の値とが、第3値を決定するための所定の条件を満たすか否かを判定する。例えば、情報処理装置100は、変更後の第1値と第2値との差が所定の閾値以下であるか否かを判定する。情報処理装置100は、所定の条件を満たさないと判定した場合、適正価格を決定するための範囲の絞り込みを継続すると決定する(ステップS108)。例えば、情報処理装置100は、変更後の第1値と第2値との差が3千円以下ではないと判定した場合、適正価格を決定するための範囲の絞り込みを継続すると決定する。ステップS108では、情報処理装置100は、変更後の第1値と第2値との差が5千円であり3千円以下ではないため、所定の条件を満たさないと判定し、範囲の絞り込みを継続すると決定する。
情報処理装置100は、変更後の第1値と第2値とに基づく販売態様情報を決定する。情報処理装置100は、変更後の第1値と第2値とに基づく範囲内の複数の価格の各々で販売するための販売態様情報を決定する。例えば、情報処理装置100は、チケットの残りの枚数に基づいて、複数の価格の各々で販売する数量を決定する。例えば、情報処理装置100は、期間TM1後のチケットの残りの枚数に基づいて、複数の価格の各々で販売する数量を決定する。販売態様情報SINF2は、ステップS107で決定した第1値と第2値とに基づく販売態様情報を示す。販売態様情報SINF2は、情報処理装置100が、チケットの残りの枚数であるY枚のうち所定の割合の残りの枚数を等分することにより、複数の価格の各々で200枚ずつ販売すると決定したことを示す。また、販売態様情報SINF2は、情報処理装置100が、期間TM1よりも後の期間である期間TM2の間で販売すると決定したことを示す。なお、第1値と第2値の変更前及び変更後の販売態様情報に対応する期間を各々、適宜、「第1の期間」、「第2の期間」と呼ぶ。図1の例では、期間TM1が第1の期間であり、期間TM2が第2の期間である。なお、図1に示されていないが、期間TM2よりも後の期間である期間TM3の間で再度販売する場合、期間TM2を第1の期間とし、期間TM3を第2の期間としてもよい。また、第1値と第2値の変更前及び変更後の販売態様情報に含まれる数量を各々、適宜、「第1の数量」、「第2の数量」と呼ぶ。図1の例では、販売態様情報SINF1に含まれる数量が第1の数量であり、販売態様情報SINF2に含まれる数量が第2の数量である。また、第1値と第2値の変更前及び変更後の販売態様情報を各々、適宜、「第1の販売対象情報」、「第2の販売態様情報」と呼ぶ。また、第1値と第2値の変更前及び変更後の販売態様情報に基づく販売結果情報を各々、適宜、「第1の販売結果情報」、「第2の販売結果情報」と呼ぶ。
販売態様情報SINF2は、対象イベントのチケットの適正価格を決定するための第2の販売態様情報を示す。このため、チケットの枚数Y枚は、対象イベントのチケットの総数から販売結果情報RINF1に示す購入数の総数を差し引いた枚数である。すなわち、チケットの枚数Y枚は、チケットの枚数X枚から販売結果情報RINF1に示す購入数の総数を差し引いた枚数である。なお、販売態様情報SINF2に示す期間は、イベント価格履歴情報や販売結果情報RINF1に基づいて情報処理装置100が決定した情報であってもよいし、イベントの管理者やチケットの提供者によって予め定められた情報であってもよい。なお、グラフGR2に示すプロットRAR2は、期間TM2での販売結果を示したプロットである。具体的には、プロットRAR2は、期間TM2で売れた購入数を価格ごとに示したプロットである。また、グラフGR2に示すプロットSAR2は、期間TM2で販売した販売枚数を価格ごとに示したプロットである。
情報処理装置100は、チケット販売装置40へ販売指示を再度送信する(ステップS109)。情報処理装置100は、変更後の第1値と第2値とに基づく販売態様情報を提供する。ステップS109では、情報処理装置100は、販売態様情報SINF2を提供する。
ステップS105と同様に、チケット販売装置40は、情報処理装置100から提供された販売態様情報に基づいて、チケットの販売処理を行う(ステップS110)。具体的には、チケット販売装置40は、情報処理装置100から提供された変更後の第1値と第2値とに基づく販売態様情報に含まれる販売態様でチケットの販売処理を行う。ステップS110では、チケット販売装置40は、期間TM2の間、販売態様情報SINF2に含まれる販売態様でチケットの販売処理を行う。チケット販売装置40は、チケットの販売結果情報を送信する。そして、チケット販売装置40は、販売態様情報SINF2に含まれる販売態様に基づく販売結果情報RINF2を送信する。なお、販売結果情報RINF2は、ステップS109で情報処理装置100から提供された販売態様情報SINF1に基づく販売結果情報である。販売結果情報RINF2は、2万5千円のチケットが1枚、1万2千5百円のチケットが200枚売れたことなどを示す。すなわち、販売結果情報RINF2は、2万5千円のチケットが200枚中1枚、1万2千5百円のチケットが200枚中200枚全て売れたことなどを示す。
情報処理装置100は、チケットの販売結果情報を取得する(ステップS111)。情報処理装置100は、変更後の第1値と第2値とに基づく販売結果情報を取得する。情報処理装置100は、チケット販売装置40から再度送信された販売結果情報を取得する。情報処理装置100は、ステップS109で情報処理装置100が提供した販売態様情報に基づく販売結果情報を取得する。ステップS111では、情報処理装置100は、販売態様情報SINF2に基づく販売結果情報RINF2を取得する。また、情報処理装置100は、取得した販売結果情報を所定の記憶部に格納してもよい。例えば、情報処理装置100は、取得した販売結果情報を販売結果情報記憶部123に格納してもよい。具体的には、情報処理装置100は、変更後の第1値と第2値とに基づく販売結果情報を販売結果情報記憶部123に格納してもよい。
情報処理装置100は、第1値の値又は第2値の値を再度変更する(ステップS112)。情報処理装置100は、ステップS107で変更した第1値の値又は第2値の値を再度変更する。情報処理装置100は、取得した販売結果情報RINF2に基づいて第1値の値又は第2値の値を再度変更する。ステップS112では、情報処理装置100は、期間TM2において第1値と第2値とに基づく範囲の価格で販売されたチケットの販売結果情報RINF2に基づいて、第1値の値又は第2値の値を再度変更する。情報処理装置100は、ステップS107と同様の処理に基づいて、第1値の値又は第2値の値を再度変更する。具体的には、情報処理装置100は、販売結果情報RINF2に含まれる複数の価格の各々に対応する購入数に基づいて、第1値の値又は第2値の値を再度変更する。具体的には、情報処理装置100は、販売結果情報RINF2に含まれる複数の価格の各々に対応する販売数に対する購入数の割合が所定の条件を満たす価格のうち、価格の上限値を変更後の第1値に決定し、価格の下限値を変更後の第2値に決定する。具体的な例を挙げると、情報処理装置100は、販売数に対する購入数の割合が10%以上である価格のうち最大の価格を第1値に決定する。ステップS112では、例えば、2万5千円のチケットに対応する割合が0.5%であり10%未満であることから、情報処理装置100は、2万5千円を第1値となる価格の選択肢から除外する。例えば、情報処理装置100は、販売数に対する購入数の割合が100%である価格のうち最大の価格を第2値に決定する。ステップS112では、例えば、1万円のチケットに対応する割合が100%であるが、1万円より高い1万2千5百円のチケットに対応する割合も100%であることから、情報処理装置100は、1万円を第2値となる価格の選択肢から除外する。
情報処理装置100は、第1値の値を減少又は第2値の値を増加することにより、変更後の第1値と第2値とを決定する。情報処理装置100は、販売結果情報RINF2に基づいて、第1値の値を減少又は第2値の値を増加することにより、変更後の第1値と第2値とを決定する。ステップS112では、情報処理装置100は、変更後の第1値を1万5千円に決定し、変更後の第2値を1万2千5百円に決定する。
ステップS108と同様に、情報処理装置100は、変更後の第1値の値と第2値の値とに基づいて、適正価格を決定するための範囲の絞り込みを継続するか否かを判定する。情報処理装置100は、変更後の第1値の値と第2値の値とが、第3値を決定するための所定の条件を満たすか否かを判定する。例えば、情報処理装置100は、変更後の第1値と第2値との差が所定の閾値以下であるか否かを判定する。情報処理装置100は、所定の条件を満たすと判定した場合、適正価格を決定する(ステップS113)。例えば、情報処理装置100は、変更後の第1値と第2値との差が3千円以下であると判定した場合、適正価格を決定する。ステップS113では、情報処理装置100は、変更後の第1値と第2値との差が2千5百円であり3千円以下であるため、所定の条件を満たすと判定し、適正価格を決定する。
情報処理装置100は、所定の条件を満たすと判定した場合、変更後の第1値の値と第2値の値とに基づく範囲で、どのように第3値を決定してもよい。例えば、情報処理装置100は、変更後の第1値と第2値との平均値を第3値に決定してもよい。例えば、情報処理装置100は、変更後の第1値を第3値に決定してもよい。また、情報処理装置100は、変更後の第1値で販売されたチケットの販売状況に基づいて、変更後の第1値を第3値に決定してもよい。例えば、情報処理装置100は、変更後の第1値で販売されたチケットの販売状況が所定の条件を満たす場合、変更後の第1値を第3値に決定してもよい。例えば、情報処理装置100は、変更後の第1値で販売されたチケットのうち、ユーザに購入されたチケットが所定の割合以上である場合、変更後の第1値を第3値に決定してもよい。図1では、情報処理装置100は、変更後の第1値を第3値に決定する。図1では、情報処理装置100は、第3値を1万5千円に決定する。
〔2.処理のバリエーション〕
(2-1.数量)
図1に示す例では、チケットの残りの枚数のうち所定の割合の残りの枚数を等分することにより、複数の価格の各々で販売するチケットの数量を決定する場合を示した。すなわち、図1では、全価格で同数量のチケットを販売する場合を示したが、情報処理装置100は、複数の価格の各々で販売するチケットの数量を価格ごとに決定してもよい。図2のグラフGRR1に示すように、情報処理装置100は、第1値と第2値との中央に近いほどチケットの数量が多くなるように、複数の価格の各々で販売するチケットの数量を決定してもよい。例えば、情報処理装置100は、第1値と第2値との中央に近いほど所定の割合ずつチケットの数量が多くなるように、複数の価格の各々で販売するチケットの数量を決定してもよい。また、図2のグラフGRR2に示すように、情報処理装置100は、第2値に近いほどチケットの数量が多くなるように、複数の価格の各々で販売するチケットの数量を決定してもよい。例えば、情報処理装置100は、第2値に近いほど所定の割合ずつチケットの数量が多くなるように、複数の価格の各々で販売するチケットの数量を決定してもよい。なお、プロットSAR11及びプロットSAR22は、所定の期間内に販売する販売枚数を価格ごとに示したプロットである。また、情報処理装置100は、イベントの管理者やチケットの提供者により予め定められた割合で、複数の価格の各々で販売するチケットの数量を決定してもよい。また、情報処理装置100は、複数の価格の各々で販売するチケットの数量を期間ごとに変更してもよい。例えば、情報処理装置100は、価格ごとに決定した複数の価格の各々で販売するチケットの数量を期間ごとに変更してもよい。例えば、情報処理装置100は、最初は均等にチケットを販売し、徐々に真ん中に絞っていくように、期間によって価格ごとに販売するチケットの数量の分布を変えてもよい。具体的には、情報処理装置100は、最初は全価格で同数量のチケットを販売し、所定の期間が経過するごとに、残りのチケットの数量を再分配することにより、複数の価格の各々で販売するチケットの数量を期間ごとに変更してもよい。例えば、情報処理装置100は、所定の期間が経過するごとに、複数の価格の各々で販売する残りのチケットの数量を、第1値と第2値との中央に近いほどチケットの数量が多くなるように複数の価格の各々で再分配することにより、期間によって価格ごとに販売するチケットの数量の分布を変えてもよい。なお、所定の期間は、予め定められた期間に限らず、動的に決められた期間であってもよい。例えば、所定の期間は、チケットの販売状況に応じて動的に決められた期間であってもよい。例えば、所定の期間は、残りのチケットの数量に応じて動的に決められた期間であってもよい。例えば、情報処理装置100は、最初は全価格で同数量のチケットを販売し、動的に決められた期間の経過後、残りのチケットの数量を再分配することにより、複数の価格の各々で販売するチケットの数量を変更してもよい。例えば、情報処理装置100は、最初は第1値と第2値との中央に近いほどチケットの数量が多くなるようにチケットを販売し、徐々に均等になるように、期間によって価格ごとに販売するチケットの数量の分布を変えてもよい。また、情報処理装置100は、ステップS107又はS112と同様の処理に基づいて、変更後の第1値と第2値とを決定する。
(2-2.チケット販売)
図1に示す例では、チケット販売装置40がチケットの販売を行う場合を示したが、情報処理装置100がチケットの販売を行ってもよい。この場合、情報処理装置100は、決定後の第1値と第2値とに基づく販売態様情報に含まれる販売態様でチケットの販売処理を行う。例えば、情報処理装置100は、期間TM1の間、販売態様情報SINF1に含まれる販売態様でチケットの販売処理を行う。また、情報処理装置100は、変更後の第1値と第2値とに基づく販売態様情報に含まれる販売態様でチケットの販売処理を行う。例えば、情報処理装置100は、期間TM2の間、販売態様情報SINF2に含まれる販売態様でチケットの販売処理を行う。そして、情報処理装置100は、各々の販売態様情報に基づく販売結果情報を生成する。例えば、情報処理装置100は、販売態様情報SINF1に含まれる販売態様に基づく販売結果情報RINF1を生成する。例えば、情報処理装置100は、販売態様情報SINF2に含まれる販売態様に基づく販売結果情報RINF2を生成する。また、チケット販売装置40と情報処理装置100とが一体であってもよい。
(2-3.チケット価値)
図1に示す例では、第1値と第2値とに基づく範囲の価格のチケットの価値が同じである場合を示したが、第1値と第2値とに基づく範囲の価格でチケットの価値を変更させてもよい。例えば、情報処理装置100は、対象物からの距離や広さなどの条件に基づくチケットの価値を変更させてもよい。例えば、情報処理装置100は、第1値に近い価格のチケットほど、チケットの価値を向上させてもよい。具体的な例を挙げると、情報処理装置100は、第1値に近いチケットほど、対象物からの距離が短い位置のチケットに変更することにより、チケットの価値を向上させてもよい。
(2-4.第1値と第2値の決定条件)
図1に示す例では、販売数に対する購入数の割合に基づいて、第1値と第2値とを決定する場合を示したが、販売数に対する購入数の割合に限らず、販売結果情報に含まれる情報であれば、どのような情報に基づいて第1値と第2値とを決定してもよい。例えば、情報処理装置100は、購入数に基づいて、第1値と第2値とを決定してもよい。具体的な例を挙げると、情報処理装置100は、チケットの購入数が10以上のチケットの価格のうち最大の価格を第1値に決定してもよい。例えば、情報処理装置100は、チケットの購入数が50以上のチケットの価格のうち最大の価格を第2値に決定してもよい。また、第1値と第2値とを決定する所定の条件は、販売数に対する購入数の割合が10%以上や、購入数が10以上といった数値に基づく条件に限らず、販売数に対する購入数の割合が10%~20%や、購入数が10~20といった範囲に基づく条件であってもよい。
(2-5.第3値の決定条件)
図1に示す例では、変更後の第1値と第2値との差が所定の閾値以下である場合、第3値を決定すると判定した場合を示したが、第1値と第2値との差に限らず、どのような条件に基づいて、第3値を決定すると判定してもよい。例えば、情報処理装置100は、販売態様情報に含まれる残枚数が所定の閾値以下となった場合、第3値を決定すると判定してもよい。図1の例を用いると、情報処理装置100は、チケットの枚数Z枚が所定の閾値以下である場合、第3値を決定すると判定してもよい。例えば、情報処理装置100は、対象イベントの全ての販売態様情報に含まれる全ての期間の合計が所定の閾値以上となった場合、第3値を決定すると判定してもよい。図1の例を用いると、情報処理装置100は、販売態様情報SINF1の期間TM1と販売態様情報SINF2の期間TM2との合計が所定の閾値以上である場合、第3値を決定すると判定してもよい。この場合、情報処理装置100は、販売態様情報SINF3の第1値と第2値とに基づいて第3値を決定してもよい。例えば、情報処理装置100は、第1値と第2値の変更の処理の回数が所定の閾値を満たした場合、第3値を決定すると判定してもよい。
(2-6.席種)
図1に示す例では、席種がない場合のチケットの適正価格の決定を一例として示したが、情報処理装置100は、席種がある場合のチケットの適正価格を決定してもよい。席種がある場合、情報処理装置100は、席種ごとにチケットの適正価格を決定してもよいし、席種全体でチケットの適正価格を決定してもよい。ここで、席種ごとにチケットの適正価格を決定する場合、情報処理装置100は、席種ごとの販売態様情報や席種ごとの販売結果情報に基づいて、ステップS101乃至S113と同様の処理を行ってもよい。例えば、情報処理装置100は、席種ごとに販売態様情報を生成し、席種ごとの販売態様情報に基づく販売結果情報に基づいて、席種ごとにチケットの適正価格を決定してもよい。また、席種全体でチケットの適正価格を決定する場合、情報処理装置100は、席種全体のチケットの適正価格に関するスコアを決定してもよい。図1に示す例では、チケットの適正価格の決定を一例として示したが、情報処理装置100は、席種全体のチケットの適正価格に関するスコアを決定してもよい。また、情報処理装置100は、席種ごとに予め定められた重みに基づいて、席種ごとのチケットの適正価格を算出してもよい。例えば、情報処理装置100は、席種全体のチケットの適正価格に関するスコアに、所定の席種の重みを乗算することにより、所定の席種の適正価格を算出してもよい。
図3は、席種ごとにチケットの適正価格を算出する場合を示す。図3に示すスタジアムには、スタジアムで最もグレードの高いランクSのS席と、ランクSの次にグレードの高いランクAのA席と、ランクAの次にグレードの高いランクBのB席と、ランクBの次にグレードの高いランクCのC席と、スタジアムで最もグレードの低いランクDのD席が含まれ、各々のランクに対して席種ごとの重みが定められているものとする。図3に示す例では、情報処理装置100は、例えば、席種全体のチケットの適正価格に関するスコアとS席の重みとを乗算することにより、S席の適正価格を算出する。具体的には、情報処理装置100は、席種全体のチケットの適正価格に関するスコアである1万円と、S席の重みである1.5とを乗算することにより、S席の適正価格を1万5千円と決定する。また、情報処理装置100は、席ごとのチケットの適正価格を算出してもよい。例えば、情報処理装置100は、席種全体のチケットの適正価格に関するスコアに所定の席の重みを乗算することにより、所定の席の適正価格を算出してもよい。図4は、席ごとにチケットの適正価格を算出する場合を示す。図4に示す客席には、ステージに近い前列のシートである席S1~席S8と、後列のシートである席S9~席S16があり、前列及び後列の各々の席に対して席ごとの重みが定められているものとする。なお、図4では、席S4及び席S5が前列のシートの中央であり、席S12及び席S13が後列のシートの中央であるものとする。図4に示す例では、例えば、情報処理装置100は、席種全体のチケットの適正価格に関するスコアと席S3の重みとを乗算することにより、席S3の適正価格を算出する。具体的には、情報処理装置100は、席種全体のチケットの適正価格に関するスコアである1万円と、席S3の重みである1とを乗算することにより、席S3の適正価格を1万円と決定する。このように、情報処理装置100は、席種全体のチケットの適正価格に関するスコアと、席種ごと又は席ごとの重みとに基づいて、席種ごと又は席ごとのチケットの適正価格を算出してもよい。
(2-7.席種の重み)
情報処理装置100は、イベントの種別に応じた席種ごとの重みを決定してもよい。具体的な例を挙げると、情報処理装置100は、イベントの種別がスタジアムでの試合の観戦である場合には、見やすいエリアの席種の重みが高くなるように席種ごとの重みを決定してもよい。例えば、情報処理装置100は、イベントの種別がクラシックコンサートである場合には、ピアノに近いエリアの席種の重みが高くなるように席種ごとの重みを決定してもよい。例えば、情報処理装置100は、イベントの種別がライブである場合には、ライブ前方の席種の重みが高くなるように席種ごとの重みを決定してもよい。また、情報処理装置100は、席ごとに重みを決定してもよい。例えば、情報処理装置100は、所定の席の周囲に空席が多いほど所定の席の重みが高くなるように席ごとの重みを決定してもよい。具体的には、情報処理装置100は、所定の席の周囲に空席がなく一人しか座れない席より、カップルやファミリーなど複数が並んで座れる席ほど重みが高くなるように席ごとの重みを決定してもよい。例えば、情報処理装置100は、前列かつ中央の席ほど重みが高くなるように席ごとの重みを決定してもよい。例えば、情報処理装置100は、人気が高い席や、売れ易い席ほど重みが高くなるように席ごとの重みを決定してもよい。
(2-8.スコア)
図1に示す例では、チケットに対応する値が価格である場合を示したが、チケットに対応する値はスコアであってもよい。図1に示す例では、情報処理装置100が、第1値と第2値とに基づく範囲の価格で第3値を決定する場合を示したが、第1スコアと第2スコアとに基づく範囲のスコアで、適正値である第3スコアを決定してもよい。なお、第1スコアと第2スコアは、各々、図1に示す第1値と第2値に対応するものとする。この場合、情報処理装置100は、図1と同様の処理に基づいて、第3スコアを決定する。例えば、情報処理装置100は、第1スコアと第2スコアとに基づく範囲のスコアで販売された販売結果情報に基づいて、変更後の第1スコアと第2スコアとを決定する。また、情報処理装置100は、第3スコアに、席種ごと又は席ごとの重みを乗算することにより、席種ごと又は席ごとの適正価格を決定してもよい。これにより、情報処理装置100は、チケットの価値が異なる場合であっても、スコアに基づいて第3スコアを決定することにより、価値が異なるチケットの適正価格を決定することができる。例えば、情報処理装置100は、席種ごとに価値が異なる場合であっても、席種ごとに価値が異なるチケットの席種ごとの適正価格を決定することができる。
〔3.情報処理システムの構成〕
図5に示す情報処理システム1について説明する。図5に示すように、情報処理システム1は、端末装置10と、チケット販売装置40と、情報提供装置50と、情報処理装置100とが含まれる。端末装置10と、チケット販売装置40と、情報提供装置50と、情報処理装置100とは所定の通信網(ネットワークN)を介して、有線または無線により通信可能に接続される。図5は、実施形態に係る情報処理システムの構成例を示す図である。なお、図5に示した情報処理システム1には、複数台の端末装置10や、複数台のチケット販売装置40や、複数台の情報提供装置50や、複数台の情報処理装置100が含まれてもよい。
端末装置10は、ユーザ(利用者)によって利用される情報処理装置である。端末装置10は、チケットを購入するユーザによって利用される情報処理装置である。端末装置10は、実施形態における処理を実現可能であれば、どのような装置であってもよい。また、端末装置10は、スマートフォンや、タブレット型端末や、ノート型PCや、デスクトップPCや、携帯電話機や、PDA等の装置であってもよい。
チケット販売装置40は、チケットを販売するサーバ装置である。チケット販売装置40は、ユーザの要求に応じてチケットを販売するサーバ装置である。
情報提供装置50は、情報処理装置100にイベント価格履歴情報を提供するサーバ装置である。
情報処理装置100は、チケットの適正価格を決定するために用いられる。情報処理装置100は、例えば、PC、WS(Work Station)等の情報処理装置であり、チケット販売装置40等からネットワークNを介して送信されてきた情報に基づいて処理を行う。
〔4.チケット販売装置の構成〕
次に、図6を用いて、実施形態に係るチケット販売装置40の構成について説明する。図6は、実施形態に係るチケット販売装置40の構成例を示す図である。図6に示すように、チケット販売装置40は、通信部41と、記憶部42と、制御部43とを有する。なお、チケット販売装置40は、チケット販売装置40の管理者から各種操作を受け付ける入力部(例えば、キーボードやマウス等)や、各種情報を表示するための表示部(例えば、液晶ディスプレイ等)を有してもよい。
(通信部41)
通信部41は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。そして、通信部41は、所定のネットワークNと有線又は無線で接続され、所定のネットワークNを介して、情報処理装置100等との間で情報の送受信を行う。
(記憶部42)
記憶部42は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。記憶部42は、チケットの販売状況に関する情報を記憶する。
(制御部43)
制御部43は、コントローラ(controller)であり、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、チケット販売装置40内部の記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部43は、コントローラであり、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。
図6に示すように、制御部43は、受信部431と、送信部432と、販売部433とを有し、以下に説明する情報処理の作用を実現または実行する。なお、制御部43の内部構成は、図6に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。
(受信部431)
受信部431は、各種情報を受信する。受信部431は、外部の情報処理装置から各種情報を受信する。受信部431は、情報処理装置100等の他の情報処理装置から各種情報を受信する。例えば、受信部431は、チケットの販売指示を受信する。例えば、受信部431は、チケットの販売態様情報を受信する。
(送信部432)
送信部432は、各種情報を送信する。送信部432は、外部の情報処理装置へ各種情報を提供する。送信部432は、外部の情報処理装置へ各種情報を送信する。送信部432は、外部の情報処理装置へ各種情報を通知する。送信部432は、情報処理装置100等の他の情報処理装置へ各種情報を送信する。例えば、送信部432は、チケットの販売結果情報を送信する。
(販売部433)
販売部433は、チケットの販売に関する処理を行う。販売部433は、外部の情報処理装置から受信した各種情報に応じてチケットの販売に関する処理を行う。例えば、販売部433は、端末装置10から送信されたユーザの要求に応じてチケットの販売に関する処理を行う。例えば、販売部433は、情報処理装置100から送信された販売指示に応じてチケットの販売に関する処理を行う。
〔5.情報提供装置の構成〕
次に、図7を用いて、実施形態に係る情報提供装置50の構成について説明する。図7は、実施形態に係る情報提供装置50の構成例を示す図である。図7に示すように、情報提供装置50は、通信部51と、記憶部52と、制御部53とを有する。なお、情報提供装置50は、情報提供装置50の管理者から各種操作を受け付ける入力部(例えば、キーボードやマウス等)や、各種情報を表示するための表示部(例えば、液晶ディスプレイ等)を有してもよい。
(通信部51)
通信部51は、例えば、NIC等によって実現される。そして、通信部51は、ネットワークNと有線又は無線で接続され、ネットワークNを介して、情報処理装置100等との間で情報の送受信を行う。
(記憶部52)
記憶部52は、例えば、RAM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。記憶部52は、イベント価格履歴情報を記憶する。
(制御部53)
制御部53は、コントローラであり、例えば、CPUやMPU等によって、情報提供装置50内部の記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部53は、コントローラであり、例えば、ASICやFPGA等の集積回路により実現される。
図7に示すように、制御部53は、送信部531を有し、以下に説明する情報処理の作用を実現または実行する。なお、制御部53の内部構成は、図7に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。
(送信部531)
送信部531は、外部の情報処理装置へ各種情報を提供する。送信部531は、外部の情報処理装置へ各種情報を送信する。送信部531は、外部の情報処理装置へ各種情報を通知する。送信部531は、情報処理装置100等の他の情報処理装置へ各種情報を送信する。例えば、送信部531は、イベント価格履歴情報を送信する。
〔6.情報処理装置の構成〕
次に、図8を用いて、実施形態に係る情報処理装置100の構成について説明する。図8は、実施形態に係る情報処理装置100の構成例を示す図である。図8に示すように、情報処理装置100は、通信部110と、記憶部120と、制御部130とを有する。なお、情報処理装置100は、情報処理装置100の管理者から各種操作を受け付ける入力部(例えば、キーボードやマウス等)や、各種情報を表示するための表示部(例えば、液晶ディスプレイ等)を有してもよい。
(通信部110)
通信部110は、例えば、NIC等によって実現される。そして、通信部110は、ネットワークNと有線又は無線で接続され、ネットワークNを介して、チケット販売装置40等との間で情報の送受信を行う。
(記憶部120)
記憶部120は、例えば、RAM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。図8に示すように、記憶部120は、イベント価格履歴情報記憶部121と、販売態様情報記憶部122と、販売結果情報記憶部123と、適正価格情報記憶部124とを有する。
イベント価格履歴情報記憶部121は、イベント価格履歴情報を記憶する。ここで、図9に、実施形態に係るイベント価格履歴情報記憶部121の一例を示す。図9に示すように、イベント価格履歴情報記憶部121は、「過去イベントID」、「過去イベント」、「会場」、「価格履歴」といった項目を有する。
「過去イベントID」は、過去のイベントを識別するための識別情報を示す。「過去イベント」は、過去に行われたイベントの名称を示す。例えば、イベントPIV1により識別される過去に行われたイベントの名称がイベントPであることを示す。「会場」は、過去のイベントが行われた会場の名称を示す。例えば、イベントPが施設Pで行われたことを示す。「価格履歴」は、過去に行われたイベントのチケットの価格の履歴に関する情報を示す。「価格履歴」は、過去に行われたイベントのチケットの価格の履歴に関する情報であれば、どのような情報を示してもよい。例えば、「価格履歴」は、チケットの初期価格の履歴に関する情報を示してもよい。例えば、「価格履歴」は、日時ごとのチケットの価格の履歴に関する情報を示してもよい。例えば、「価格履歴」は、席種ごとのチケットの価格の履歴に関する情報を示してもよい。図9に示す例では、「価格履歴」に「価格履歴#1」や「価格履歴#2」といった概念的な情報が格納される例を示したが、実際には、円やドルなどにより示されるデータが格納される。
販売態様情報記憶部122は、販売態様情報を記憶する。ここで、図10に、実施形態に係る販売態様情報記憶部122の一例を示す。図10に示すように、販売態様情報記憶部122は、「イベントID」、「販売態様情報1」、「販売態様情報2」といった項目を有する。なお、販売態様情報記憶部122が有する販売態様情報の項目の数に限りはないものとする。例えば、販売態様情報記憶部122は、「販売態様情報1」、「販売態様情報2」、・・・、「販売態様情報ZX」といった数の項目を有してもよい。なお、「販売態様情報2」、「販売態様情報3」・・・、「販売態様情報ZX」は、「販売態様情報1」と同様の情報を示すため説明を省略する。
「イベントID」は、対象イベントを識別するための識別情報を示す。「販売態様情報1」は、販売態様情報を示す。例えば、「販売態様情報1」は、第1の販売態様情報を示してもよい。図10に示すように、「販売態様情報1」は、「残枚数」、「期間」、「第1値」、「第2値」、「販売態様」といった項目を有する。「残枚数」は、チケットの残枚数を示す。例えば、「残枚数」は、イベントIV1により識別される対象イベントのチケットの残枚数がX枚であることを示す。「期間」は、対応する所定の販売態様でチケットを販売する期間を示す。この場合、「期間」は、「販売態様」に示す態様でチケットを販売する期間を示す。「第1値」は、チケットの第1値を示す。「第2値」は、チケットの第2値を示す。「販売態様」は、販売態様を示す。図10に示すように、「販売態様」は、「価格(円)」、「数量」といった項目を有する。「価格(円)」は、チケットの複数の価格の各々を示す。「数量」は、複数の価格の各々に対応するチケットの販売数を示す。
販売結果情報記憶部123は、販売結果情報を記憶する。ここで、図11に、実施形態に係る販売結果情報記憶部123の一例を示す。図11に示すように、販売結果情報記憶部123は、「イベントID」、「販売結果情報1」、「販売結果情報2」といった項目を有する。なお、販売結果情報記憶部123が有する販売結果情報の項目の数に限りはないものとする。例えば、販売結果情報記憶部123は、「販売結果情報1」、「販売結果情報2」、・・・、「販売結果情報ZY」といった数の項目を有してもよい。なお、「販売結果情報2」、「販売結果情報3」・・・、「販売結果情報ZY」は、「販売結果情報1」と同様の情報を示すため説明を省略する。
「イベントID」は、対象イベントを識別するための識別情報を示す。「販売結果情報1」は、販売結果情報を示す。例えば、「販売結果情報1」は、第1の販売結果情報を示してもよい。図11に示すように、「販売結果情報1」は、「販売結果」といった項目を有する。「販売結果」は、販売結果を示す。図11に示すように、「販売結果」は、「価格(円)」、「購入数」といった項目を有する。「価格(円)」は、チケットの複数の価格の各々を示す。「購入数」は、複数の価格の各々に対応するチケットの購入数を示す。
適正価格情報記憶部124は、チケットの適正価格に関する情報を記憶する。ここで、図12に、実施形態に係る適正価格情報記憶部124の一例を示す。図12に示すように、適正価格情報記憶部124は、「イベントID」、「第3値(適正値)」といった項目を有する。
「イベントID」は、対象イベントを識別するための識別情報を示す。「第3値(適正値)」は、チケットの第3値を示す。「第3値(適正値)」は、チケットの適正価格を示す。例えば、「第3値(適正値)」は、イベントIV1により識別される対象イベントのチケットの適正価格が1万5千円であることを示す。
(制御部130)
制御部130は、コントローラであり、例えば、CPUやMPU等によって、情報処理装置100内部の記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部130は、コントローラであり、例えば、ASICやFPGA等の集積回路により実現される。
図8に示すように、制御部130は、取得部131と、決定部132と、判定部133と、変更部134と、提供部135とを有し、以下に説明する情報処理の作用を実現または実行する。なお、制御部130の内部構成は、図8に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。
(取得部131)
取得部131は、各種情報を取得する。取得部131は、外部の情報処理装置から各種情報を取得する。取得部131は、チケット販売装置40等の他の情報処理装置から各種情報を取得する。
取得部131は、記憶部120から各種情報を取得する。取得部131は、イベント価格履歴情報記憶部121や販売態様情報記憶部122や販売結果情報記憶部123や適正価格情報記憶部124から各種情報を取得する。
取得部131は、取得した各種情報を記憶部120に格納する。取得部131は、イベント価格履歴情報記憶部121や販売態様情報記憶部122や販売結果情報記憶部123や適正価格情報記憶部124に各種情報を格納する。
取得部131は、他の機能構成により決定、判定、変更された各種情報を取得する。
取得部131は、イベント価格履歴情報を取得する。取得部131は、対象イベントのイベント価格履歴情報を取得する。例えば、取得部131は、情報提供装置50から提供されたイベント価格履歴情報を取得する。
取得部131は、販売態様情報を取得する。取得部131は、対象イベントの販売態様情報を取得する。例えば、取得部131は、販売態様情報記憶部122に格納された販売態様情報を取得する。
取得部131は、販売結果情報を取得する。取得部131は、対象イベントのチケットの販売結果情報を取得する。例えば、取得部131は、チケット販売装置40から提供された販売結果情報を取得する。
取得部131は、チケットの価格に対応する第1値と、第1値よりも小さい第2値とに基づく範囲の価格で販売されたチケットの販売結果情報を取得する。取得部131は、チケットの価格の上限値を示す第1値と、チケットの価格の下限値を示す第2値に基づく範囲の価格で販売されたチケットの販売結果情報を取得する。取得部131は、第1値と第2値とに基づく範囲内の複数の価格の各々で販売されたチケットの販売結果情報を取得する。
取得部131は、変更部134により値が変更された変更後の第1値又は第2値に基づく範囲の価格で販売されたチケットの販売結果情報を取得する。取得部131は、第1の期間よりも後の第2の期間において、変更部134により値が変更された変更後の第1値又は第2値に基づく範囲の価格で販売されたチケットの販売結果情報を取得する。取得部131は、変更部134により値が変更された変更後の第1値又は第2値に基づく範囲の価格で販売された第2の数量のチケットの販売結果情報を取得する。
取得部131は、変更部134により値が減少された変更後の第1値に基づく範囲の価格で販売されたチケットの販売結果情報を取得する。取得部131は、変更部134により値が増加された変更後の第2値に基づく範囲の価格で販売されたチケットの販売結果情報を取得する。
取得部131は、所定のイベントのチケットの価格に対応する第1値と第2値とに基づく範囲の価格で販売されたチケットの販売結果情報を取得する。取得部131は、チケットの価格を示す第1値と第2値との間の範囲の価格で販売されたチケットの販売結果情報を取得する。取得部131は、チケットの価格に関するスコアである第1値と第2値とに基づく範囲の価格で販売されたチケットの販売結果情報を取得する。
(決定部132)
決定部132は、各種情報を決定する。決定部132は、各種情報を算出する。決定部132は、記憶部120から各種情報を決定する。決定部132は、イベント価格履歴情報記憶部121や販売態様情報記憶部122や販売結果情報記憶部123や適正価格情報記憶部124から各種情報を決定する。
決定部132は、決定した各種情報を記憶部120に格納する。決定部132は、算出した各種情報を記憶部120に格納する。決定部132は、イベント価格履歴情報記憶部121や販売態様情報記憶部122や販売結果情報記憶部123や適正価格情報記憶部124に各種情報を格納する。
決定部132は、他の機能構成により取得、判定、変更された各種情報を決定する。また、決定部132は、他の機能構成により取得、判定、変更された各種情報を算出する。
決定部132は、イベント価格履歴情報に基づいて、第1値と第2値とを決定する。決定部132は、イベント価格履歴情報に基づいて、第1の期間の第1値と第2値とを決定する。決定部132は、販売結果情報に基づいて、第1値と第2値とを決定する。決定部132は、第1の期間において販売された販売結果情報に基づいて、第2の期間の第1値と第2値とを決定する。
決定部132は、販売態様情報を決定する。決定部132は、イベント価格履歴情報に基づいて、販売態様情報を決定する。決定部132は、イベント価格履歴情報に基づいて、第1の期間の販売態様情報を決定する。決定部132は、販売結果情報に基づいて、販売態様情報を決定する。決定部132は、第1の期間において販売された販売結果情報に基づいて、第2の期間の販売態様情報を決定する。
決定部132は、第3値を決定する。決定部132は、チケットの価格に対応する適正値を示す第3値を決定する。決定部132は、販売結果情報に基づいて、第1値と第2値との間の値を、第3値に決定する。決定部132は、第1値と第2値との差が閾値以下である場合、第3値を決定する。決定部132は、第1値と第2値との平均値を第3値に決定する。決定部132は、第1値を第3値に決定する。決定部132は、第1値で販売されたチケットの販売状況が所定の条件を満たす場合、第1値を第3値に決定する。決定部132は、第1値で販売されたチケットのうち、ユーザに購入されたチケットが所定の割合以上である場合、第1値を第3値に決定する。
(判定部133)
判定部133は、各種情報を判定する。判定部133は、記憶部120から各種情報を判定する。判定部133は、イベント価格履歴情報記憶部121や販売態様情報記憶部122や販売結果情報記憶部123や適正価格情報記憶部124から各種情報を判定する。
判定部133は、他の機能構成により取得、決定、変更された各種情報を判定する。
判定部133は、販売結果情報を判定する。判定部133は、販売結果情報に含まれる複数の価格の各々に対応する情報が所定の条件を満たすか否かを判定する。例えば、判定部133は、販売結果情報に含まれる複数の価格の各々に対応する購入数が所定の条件を満たすか否かを判定する。判定部133は、所定の条件を満たす複数の価格を判定する。判定部133は、所定の条件を満たす複数の価格のうち、価格の上限値を第1値と判定し、価格の下限値を第2値と判定する。
判定部133は、第3値を決定するか否かを判定する。判定部133は、第3値を決定するための範囲の絞り込みを継続するか否かを判定する。判定部133は、変更後の第1値と第2値とに基づいて、第3値を決定するための範囲の絞り込みを継続するか否かを判定する。判定部133は、変更後の第1値と第2値とが第3値を決定するための所定の条件を満たすか否かを判定する。例えば、判定部133は、変更後の第1値と第2値との差が所定の条件を満たすか否かを判定する。判定部133は、変更後の第1値と第2値とが第3値を決定するための所定の条件を満たすと判定した場合、第3値を決定するための範囲の絞り込みを継続しないと判定する。判定部133は、第3値を決定するための範囲の絞り込みを継続しないと判定した場合、第3値を決定すると判定する。
(変更部134)
変更部134は、各種情報を変更する。変更部134は、記憶部120から各種情報を変更する。変更部134は、イベント価格履歴情報記憶部121や販売態様情報記憶部122や販売結果情報記憶部123や適正価格情報記憶部124から各種情報を変更する。
変更部134は、変更した各種情報を記憶部120に格納する。変更部134は、イベント価格履歴情報記憶部121や販売態様情報記憶部122や販売結果情報記憶部123や適正価格情報記憶部124に各種情報を格納する。
変更部134は、他の機能構成により取得、決定、判定された各種情報を変更する。
変更部134は、第1値の値又は第2値の値を変更する。変更部134は、販売結果情報に基づいて、第1値の値又は第2値の値を変更する。変更部134は、第1の期間において第1値と第2値とに基づく範囲の価格で販売されたチケットの販売結果情報に基づいて、第1値の値又は第2値の値を変更する。変更部134は、第1値と第2値とに基づく範囲の価格で販売された第1の数量のチケットの販売結果情報に基づいて、第1値の値又は第2値の値を変更する。
変更部134は、販売結果情報に基づいて、第1値の値を減少させる。変更部134は、販売結果情報に基づいて、第2値の値を増加させる。変更部134は、販売結果情報に基づいて、第1値の値を減少又は第2値の値を増加することにより、範囲を絞り込む。
(提供部135)
提供部135は、外部の情報処理装置へ各種情報を提供する。提供部135は、外部の情報処理装置へ各種情報を送信する。提供部135は、外部の情報処理装置へ各種情報を通知する。提供部135は、外部の情報処理装置へ各種情報を配信する。提供部135は、チケット販売装置40等の他の情報処理装置へ各種情報を提供する。
提供部135は、他の機能構成により取得、決定、判定、変更された各種情報を提供する。
提供部135は、販売態様情報を提供する。提供部135は、対象イベントのチケットの販売態様情報を提供する。提供部135は、チケットの複数の価格の各々に対応する数量と価格との組み合わせに関する情報を提供する。提供部135は、販売指示を送信する。提供部135は、第1値と第2値とに基づく範囲の価格での販売指示を送信する。
〔7.情報処理のフロー〕
次に、図13を用いて、実施形態に係る情報処理システム1による情報処理の手順について説明する。図13は、実施形態に係る情報処理システム1による情報処理の手順を示すフローチャートである。
図13に示すように、情報処理装置100は、第1値と第2値とに基づく範囲の価格で販売されたチケットの販売結果情報を取得する(ステップS201)。例えば、情報処理装置100は、第1の期間において第1値と第2値とに基づく範囲の価格で販売されたチケットの販売結果情報を取得する。情報処理装置100は、取得した販売結果情報に基づいて、第1値の値又は第2値の値を変更する(ステップS202)。情報処理装置100は、変更後の第1値と第2値との差が所定の条件を満たすか否かを判定する(ステップS203)。情報処理装置100は、変更後の第1値と第2値との差が所定の条件を満たさない場合(ステップS203;NO)、第1値の値又は第2値の値を変更する処理を継続すると決定する(ステップS204)。この場合、情報処理装置100は、ステップS201乃至S203の処理を繰り返す。また、情報処理装置100は、変更後の第1値と第2値との差が所定の条件を満たす場合(ステップS203;YES)、変更後の第1値と第2値とに基づいて、第3値を決定する(ステップS205)。例えば、情報処理装置100は、変更後の第1値と第2値との平均値を第3値に決定する。
〔8.効果〕
上述してきたように、実施形態に係る情報処理装置100は、取得部131と、決定部132とを有する。取得部131は、チケットの価格に対応する第1値と、第1値よりも小さい第2値とに基づく範囲の価格で販売されたチケットの販売結果を示す販売結果情報を取得する。また、決定部132は、取得部131により取得された販売結果情報に基づいて、第1値と第2値との間の値を、チケットの価格に対応する適正値を示す第3値に決定する。
これにより、実施形態に係る情報処理装置100は、チケットの販売結果に応じてチケットを適切な価格に決定することができる。また、実施形態に係る情報処理装置100は、例えば、チケットを提供する提供者にとって収益が向上するようにチケットの価格を決定することができる。また、実施形態に係る情報処理装置100は、チケットの売上の向上を促進させることができる。
また、取得部131は、チケットの価格の上限値を示す第1値と、チケットの価格の下限値を示す第2値に基づく範囲の価格で販売されたチケットの販売結果情報を取得する。
これにより、実施形態に係る情報処理装置100は、第1値と第2値とに基づく範囲で適切にチケットの価格を決定することができる。
また、取得部131は、第1値と第2値とに基づく範囲内の複数の価格の各々で販売されたチケットの販売結果を示す販売結果情報を取得する。
これにより、実施形態に係る情報処理装置100は、複数の価格の各々の販売結果に応じてチケットを適切な価格に決定することができる。
また、実施形態に係る情報処理装置100は、取得部131により取得された販売結果情報に基づいて、第1値の値または第2値の値を変更する変更部134を有する。また、取得部131は、変更部134により値が変更された変更後の第1値または第2値に基づく範囲の価格で販売されたチケットの販売結果情報を取得する。
これにより、実施形態に係る情報処理装置100は、変更後の第1値と第2値とに基づく範囲で適切にチケットの価格を決定することができる。
また、変更部134は、第1の期間において第1値と第2値とに基づく範囲の価格で販売されたチケットの販売結果情報に基づいて、第1値の値または第2値の値を変更する。また、取得部131は、第1の期間よりも後の第2の期間において、変更部134により値が変更された変更後の第1値または第2値に基づく範囲の価格で販売されたチケットの販売結果情報を取得する。
これにより、実施形態に係る情報処理装置100は、第1の期間よりも後の第2の期間において販売されたチケットの販売結果に応じてチケットを適切な価格に決定することができる。
また、変更部134は、第1値と第2値とに基づく範囲の価格で販売された第1の数量のチケットの販売結果情報に基づいて、第1値の値または第2値の値を変更する。また、取得部131は、変更部134により値が変更された変更後の第1値または第2値に基づく範囲の価格で販売された第2の数量のチケットの販売結果情報を取得する。
これにより、実施形態に係る情報処理装置100は、第1値と第2値とに基づく範囲の価格で販売されたチケットの数量に基づいて、チケットを適切な価格に決定することができる。
また、変更部134は、取得部131により取得された販売結果情報に基づいて、第1値の値を減少させる。また、取得部131は、変更部134により値が減少された変更後の第1値に基づく範囲の価格で販売されたチケットの販売結果情報を取得する。
これにより、実施形態に係る情報処理装置100は、第1値の値を減少させることにより、変更後の第1値に基づく範囲で適切にチケットの価格を決定することができる。
また、変更部134は、取得部131により取得された販売結果情報に基づいて、第2値の値を増加させる。また、取得部131は、変更部134により値が増加された変更後の第2値に基づく範囲の価格で販売されたチケットの販売結果情報を取得する。
これにより、実施形態に係る情報処理装置100は、第2値の値を増加させることにより、変更後の第2値に基づく範囲で適切にチケットの価格を決定することができる。
また、変更部134は、取得部131により取得された販売結果情報に基づいて、第1値の値を減少、または第2値の値を増加することにより、範囲を絞り込む。
これにより、実施形態に係る情報処理装置100は、変更後の第1値と第2値とに基づく範囲を絞り込むことにより、チケットを適切な価格に決定することができる。
また、決定部132は、第1値と第2値との差が閾値以下である場合、第3値を決定する。
これにより、実施形態に係る情報処理装置100は、チケットの価格の適正値を示す第3値を適切に決定することができる。
また、決定部132は、第1値と第2値との平均値を、第3値に決定する。
これにより、実施形態に係る情報処理装置100は、チケットの価格の適正値を示す第3値を適切に決定することができる。
また、決定部132は、第1値を第3値に決定する。
これにより、実施形態に係る情報処理装置100は、チケットの価格の適正値を示す第3値を適切に決定することができる。
また、決定部132は、第1値で販売されたチケットの販売状況が所定の条件を満たす場合、第1値を第3値に決定する。
これにより、実施形態に係る情報処理装置100は、第1値の販売状況に応じて、チケットの価格の適正値を示す第3値を適切に決定することができる。
また、決定部132は、第1値で販売されたチケットのうち、ユーザに購入されたチケットが所定の割合以上である場合、第1値を第3値に決定する。
これにより、実施形態に係る情報処理装置100は、第1値の販売状況に応じて、チケットの価格の適正値を示す第3値を適切に決定することができる。
また、取得部131は、所定のイベントのチケットの価格に対応する第1値と、第2値とに基づく範囲の価格で販売されたチケットの販売結果情報を取得する。
これにより、実施形態に係る情報処理装置100は、所定のイベントのチケットを適切な価格に決定することができる。
また、取得部131は、チケットの価格を示す第1値と第2値との間の範囲の価格で販売されたチケットの販売結果情報を取得する。
これにより、実施形態に係る情報処理装置100は、チケットの価格を示す第1値と第2値とに基づく範囲で適切にチケットの価格を決定することができる。
また、取得部131は、チケットの価格に関するスコアである第1値と、第2値とに基づく範囲の価格で販売されたチケットの販売結果情報を取得する。
これにより、実施形態に係る情報処理装置100は、チケットの価格に関するスコアである第1値と第2値とに基づく範囲で適切にチケットの価格を決定することができる。
〔9.ハードウェア構成〕
また、上述してきた実施形態に係るチケット販売装置40、情報提供装置50および情報処理装置100は、例えば、図14に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。図14は、チケット販売装置40、情報提供装置50および情報処理装置100の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。コンピュータ1000は、CPU1100、RAM1200、ROM1300、HDD1400、通信インターフェイス(I/F)1500、入出力インターフェイス(I/F)1600、及びメディアインターフェイス(I/F)1700を有する。
CPU1100は、ROM1300またはHDD1400に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。ROM1300は、コンピュータ1000の起動時にCPU1100によって実行されるブートプログラムや、コンピュータ1000のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。
HDD1400は、CPU1100によって実行されるプログラム、及び、かかるプログラムによって使用されるデータ等を格納する。通信インターフェイス1500は、所定の通信網を介して他の機器からデータを受信してCPU1100へ送り、CPU1100が生成したデータを所定の通信網を介して他の機器へ送信する。
CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、ディスプレイやプリンタ等の出力装置、及び、キーボードやマウス等の入力装置を制御する。CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、入力装置からデータを取得する。また、CPU1100は、生成したデータを入出力インターフェイス1600を介して出力装置へ出力する。
メディアインターフェイス1700は、記録媒体1800に格納されたプログラムまたはデータを読み取り、RAM1200を介してCPU1100に提供する。CPU1100は、かかるプログラムを、メディアインターフェイス1700を介して記録媒体1800からRAM1200上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。記録媒体1800は、例えばDVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等である。
例えば、コンピュータ1000が実施形態に係るチケット販売装置40、情報提供装置50および情報処理装置100として機能する場合、コンピュータ1000のCPU1100は、RAM1200上にロードされたプログラムを実行することにより、制御部43、53および130の機能を実現する。コンピュータ1000のCPU1100は、これらのプログラムを記録媒体1800から読み取って実行するが、他の例として、他の装置から所定の通信網を介してこれらのプログラムを取得してもよい。
〔10.その他〕
また、上記実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、各図に示した各種情報は、図示した情報に限られない。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
また、上述してきた実施形態は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
以上、本願の実施形態のいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
また、上述してきた「部(section、module、unit)」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、取得部は、取得手段や取得回路に読み替えることができる。
1 情報処理システム
10 端末装置
40 チケット販売装置
50 情報提供装置
100 情報処理装置
110 通信部
120 記憶部
121 イベント価格履歴情報記憶部
122 販売態様情報記憶部
123 販売結果情報記憶部
124 適正価格情報記憶部
130 制御部
131 取得部
132 決定部
133 判定部
134 変更部
135 提供部
N ネットワーク

Claims (19)

  1. チケットの価格に対応する第1値と、前記第1値よりも小さい第2値とに基づく範囲の価格で販売された前記チケットの販売結果を示す販売結果情報を取得する取得部と、
    前記取得部により取得された前記販売結果情報が示す前記第1値と前記第2値との差が所定の閾値以下であると判定された場合に、前記第1値と前記第2値との間の値を、前記チケットの価格に対応する適正値を示す第3値に決定し、前記取得部により取得された前記販売結果情報が示す前記第1値と前記第2値との差が所定の閾値以下でないと判定された場合は、当該第3値を決定するための範囲の絞り込みのための処理を行うと決定する決定部と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記取得部は、
    前記チケットの価格の上限値を示す前記第1値と、前記チケットの価格の下限値を示す前記第2値に基づく前記範囲の価格で販売された前記チケットの前記販売結果情報を取得する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記取得部は、
    前記第1値と前記第2値とに基づく前記範囲内の複数の価格の各々で販売された前記チケットの販売結果を示す販売結果情報を取得する
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記取得部により取得された前記販売結果情報に基づいて、前記第1値の値または前記第2値の値を変更する変更部、
    をさらに備え、
    前記取得部は、
    前記変更部により値が変更された変更後の前記第1値または前記第2値に基づく前記範囲の価格で販売された前記チケットの前記販売結果情報を取得する
    ことを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記変更部は、
    第1の期間において前記第1値と前記第2値とに基づく前記範囲の価格で販売された前記チケットの販売結果情報に基づいて、前記第1値の値または前記第2値の値を変更し、
    前記取得部は、
    前記第1の期間よりも後の第2の期間において、前記変更部により値が変更された変更後の前記第1値または前記第2値に基づく前記範囲の価格で販売された前記チケットの前記販売結果情報を取得する
    ことを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記変更部は、
    前記第1値と前記第2値とに基づく前記範囲の価格で販売された第1の数量の前記チケットの販売結果情報に基づいて、前記第1値の値または前記第2値の値を変更し、
    前記取得部は、
    前記変更部により値が変更された変更後の前記第1値または前記第2値に基づく前記範囲の価格で販売された第2の数量の前記チケットの前記販売結果情報を取得する
    ことを特徴とする請求項4または請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記変更部は、
    前記取得部により取得された前記販売結果情報に基づいて、前記第1値の値を減少させ、
    前記取得部は、
    前記変更部により値が減少された変更後の前記第1値に基づく前記範囲の価格で販売された前記チケットの前記販売結果情報を取得する
    ことを特徴とする請求項4~6のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  8. 前記変更部は、
    前記取得部により取得された前記販売結果情報に基づいて、前記第2値の値を増加させ、
    前記取得部は、
    前記変更部により値が増加された変更後の前記第2値に基づく前記範囲の価格で販売された前記チケットの前記販売結果情報を取得する
    ことを特徴とする請求項4~7のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  9. 前記変更部は、
    前記取得部により取得された前記販売結果情報に基づいて、前記第1値の値を減少、または前記第2値の値を増加することにより、前記範囲を絞り込む
    ことを特徴とする請求項8に記載の情報処理装置。
  10. 前記決定部は、
    前記第1値と前記第2値との差が閾値以下である場合、前記第3値を決定する
    ことを特徴とする請求項1~9のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  11. 前記決定部は、
    前記第1値と前記第2値との平均値を、前記第3値に決定する
    ことを特徴とする請求項1~10のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  12. 前記決定部は、
    前記第1値を前記第3値に決定する
    ことを特徴とする請求項1~10のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  13. 前記決定部は、
    前記第1値で販売されたチケットの販売状況が所定の条件を満たす場合、前記第1値を前記第3値に決定する
    ことを特徴とする請求項12に記載の情報処理装置。
  14. 前記決定部は、
    前記第1値で販売されたチケットのうち、ユーザに購入されたチケットが所定の割合以上である場合、前記第1値を前記第3値に決定する
    ことを特徴とする請求項12または請求項13に記載の情報処理装置。
  15. 前記取得部は、
    所定のイベントの前記チケットの前記価格に対応する前記第1値と、前記第2値とに基づく前記範囲の価格で販売された前記チケットの前記販売結果情報を取得する
    ことを特徴とする請求項1~14のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  16. 前記取得部は、
    前記チケットの前記価格を示す前記第1値と前記第2値との間の前記範囲の価格で販売された前記チケットの前記販売結果情報を取得する
    ことを特徴とする請求項1~15のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  17. 前記取得部は、
    前記チケットの前記価格に関するスコアである前記第1値と、前記第2値とに基づく前記範囲の価格で販売された前記チケットの前記販売結果情報を取得する
    ことを特徴とする請求項1~15のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  18. コンピュータが実行する情報処理方法であって、
    チケットの価格に対応する第1値と、前記第1値よりも小さい第2値とに基づく範囲の価格で販売された前記チケットの販売結果を示す販売結果情報を取得する取得工程と、
    前記取得工程により取得された前記販売結果情報が示す前記第1値と前記第2値との差が所定の閾値以下であると判定された場合に、前記第1値と前記第2値との間の値を、前記チケットの価格に対応する適正値を示す第3値に決定し、前記取得工程により取得された前記販売結果情報が示す前記第1値と前記第2値との差が所定の閾値以下でないと判定された場合は、当該第3値を決定するための範囲の絞り込みのための処理を行うと決定する決定工程と、
    を含むことを特徴とする情報処理方法。
  19. チケットの価格に対応する第1値と、前記第1値よりも小さい第2値とに基づく範囲の価格で販売された前記チケットの販売結果を示す販売結果情報を取得する取得手順と、
    前記取得手順により取得された前記販売結果情報が示す前記第1値と前記第2値との差が所定の閾値以下であると判定された場合に、前記第1値と前記第2値との間の値を、前記チケットの価格に対応する適正値を示す第3値に決定し、前記取得手順により取得された前記販売結果情報が示す前記第1値と前記第2値との差が所定の閾値以下でないと判定された場合は、当該第3値を決定するための範囲の絞り込みのための処理を行うと決定する決定手順と、
    をコンピュータに実行させることを特徴とする情報処理プログラム。
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