JP7400252B2 - 蓄電池導入支援装置、蓄電池導入支援方法、およびコンピュータプログラム - Google Patents

蓄電池導入支援装置、蓄電池導入支援方法、およびコンピュータプログラム Download PDF

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Description

本開示は、蓄電池導入支援装置、蓄電池導入支援方法、およびコンピュータプログラムに関する。
近年の節電意識の高まりにより工場や家庭等の需要家向け蓄電池が普及し始めている。需要家は、蓄電池を導入することにより、コスト面で様々なメリットを得ることができる。例えば、蓄電池を導入することにより最大電力を下げるピークカットが可能となる。このため、契約電力を下げることができる。これに伴い、電力の基本料金を下げることができる。また、昼夜間電力の価格差を利用して、夜間に受電した電力を昼間に利用することにより、電力の従量料金を下げることができる。また、太陽光発電や風力発電などの再生可能エネルギーを利用した発電電力を蓄電することにより受電電力量を減らすことができ、これにより、従量料金を下げることができる。
特許文献1には、蓄電池の入れ替えまたは追加などの判断を補助する電力管理装置が開示されている。
特開2016-095598号公報
ところで、従来の電力管理装置は、現時点をベースとして導入すべき蓄電池の性能(蓄電池の定格出力、定格容量)と、蓄電池を使用した運用プランとを算出するものである。
しかし、蓄電池の価格は技術革新により年々安くなっており、蓄電池の性能も年々上昇している。このため、実際には、少し待ってから蓄電池を導入した方が需要家はコスト面でのメリットを得ることができる場合もある。
本開示は、このような事情に鑑みてなされたものであり、コスト面で有利な蓄電池の導入開始時点を決定することのできる蓄電池導入支援装置、蓄電池導入支援方法、およびコンピュータプログラムを提供することを目的とする。
本開示の一態様に係る蓄電池導入支援装置は、複数の時点における蓄電池のコストに関するコスト関連情報と、需要家の電力需要の実績データとを取得する取得部と、前記取得部が取得した前記コスト関連情報および前記実績データに基づいて、前記需要家への前記蓄電池の導入開始時点の決定を支援するための支援情報を生成する生成部とを備える。
本開示の一態様に係る蓄電池導入支援方法は、複数の時点における蓄電池のコストに関するコスト関連情報と、需要家の電力需要の実績データとを取得するステップと、取得された前記コスト関連情報および前記実績データに基づいて、前記需要家への前記蓄電池の導入開始時点の決定を支援するための支援情報を生成するステップとを含む。
本開示の一態様に係るコンピュータプログラムは、コンピュータを、複数の時点における蓄電池のコストに関するコスト関連情報と、需要家の電力需要の実績データとを取得する取得部と、前記取得部が取得した前記コスト関連情報および前記実績データに基づいて、前記需要家への前記蓄電池の導入開始時点の決定を支援するための支援情報を生成する生成部として機能させる。
なお、コンピュータプログラムを、CD-ROM(Compact Disc-Read Only Memory)等のコンピュータ読取可能な非一時的な記録媒体やインターネット等の通信ネットワークを介して流通させることができるのは、言うまでもない。また、本開示は、蓄電池導入支援装置の一部又は全部を実現する半導体集積回路として実現したり、蓄電池導入支援装置を含むシステムとして実現したりすることもできる。
本開示によると、コスト面で有利な蓄電池の導入開始時点を決定することができる。
図1は、本開示の実施形態1に係る蓄電池導入支援装置の機能的構成を示すブロック図である。 図2は、複数の時点における費用対効果情報の一例を示す図である。 図3は、電力消費コスト情報の一例を示す図である。 図4は、蓄電池の導入開始時点の決定方法について説明するための図である。 図5は、本開示の実施形態1に係る蓄電池導入支援装置の処理手順を示すフローチャートである。 図6は、本開示の実施形態2に係る蓄電池導入支援装置の処理手順を示すフローチャートである。 図7は、表示装置の表示画面の一例を示す図である。 図8は、導入コスト関連情報の一例を示す図である。 図9は、蓄電池の導入開始時点の決定方法について説明するための図である。
[本開示の実施形態の概要]
最初に本開示の実施形態の概要を列記して説明する。
(1)本開示の一態様に係る蓄電池導入支援装置は、複数の時点における蓄電池のコストに関するコスト関連情報と、需要家の電力需要の実績データとを取得する取得部と、前記取得部が取得した前記コスト関連情報および前記実績データに基づいて、前記需要家への前記蓄電池の導入開始時点の決定を支援するための支援情報を生成する生成部とを備える。
この構成によると、コスト関連情報と実績データとに基づいて蓄電池の導入開始時点の決定を支援するための支援情報を生成することができる。このため、需要家にとってコスト面で有利な蓄電池の導入開始時点を決定することができる。
(2)好ましくは、前記取得部は、前記コスト関連情報として、前記複数の時点における、前記蓄電池の性能に対する費用対効果を示す費用対効果情報を取得する。
この構成によると、費用対効果情報と実績データとに基づいて蓄電池の導入開始時点の決定を支援するための支援情報を生成することができる。このため、蓄電池を導入することによる費用対効果が従来に比べより大きくなる蓄電池の導入開始時点を決定することができる。
(3)さらに好ましくは、前記生成部は、前記実績データに基づいて、前記蓄電池の性能と前記需要家における電力消費コストとの関係を示す電力消費コスト情報を算出する算出部と、前記費用対効果情報と、前記算出部が算出した前記電力消費コスト情報とに基づいて、前記支援情報として前記導入開始時点を決定する時点決定部とを含む。
この構成によると、費用対効果情報と電力消費コスト情報とに基づいて蓄電池の導入開始時点を決定することができる。このため、電力消費コストを考慮した蓄電池の導入開始時点を決定することができる。
(4)また、前記時点決定部は、前記複数の時点のうち、前記蓄電池の性能の変化に伴う前記電力消費コストの変化が収束し始める前記蓄電池の性能と、前記費用対効果が最大となる前記蓄電池の性能との差が一定の範囲内となる時点を、前記導入開始時点として決定してもよい。
この構成によると、電力消費コストを考慮しつつ、蓄電池を導入することによる費用対効果が最大となる蓄電池の導入開始時点を決定することができる。
(5)また、前記生成部は、さらに、前記時点決定部が決定した前記導入開始時点において前記費用対効果が最大となる前記蓄電池の性能を、前記需要家への導入対象の前記蓄電池の性能と決定する性能決定部を含んでもよい。
この構成によると、費用対効果が最大となるように、導入対象の蓄電池の性能を決定することができる。
(6)また、前記取得部は、前記コスト関連情報として、前記複数の時点における前記蓄電池の導入コストに関連する導入コスト関連情報を取得し、前記生成部は、前記導入コスト関連情報および前記実績データに基づいて、前記支援情報として、前記複数の時点に前記蓄電池を導入した場合の前記蓄電池の投資回収期間を算出する算出部を含んでもよい。
この構成によると複数の時点間で投資回収期間を比較して蓄電池の導入開始時点を決定することができる。
(7)また、上述の蓄電池導入支援装置は、さらに、前記複数の時点のそれぞれに前記蓄電池を導入した場合の前記蓄電池の投資回収期間を示す画像情報を出力する出力部を備えてもよい。
この構成によると、需要家に投資回収期間を示す画像情報を提示することができる。このため、需要家は、画像情報から導入開始時点を決定することができる。
(8)また、前記生成部は、さらに、前記算出部が算出した前記複数の時点の投資回収期間に基づいて、前記導入開始時点を決定する時点決定部を含んでもよい。
この構成によると、投資回収時期の観点から蓄電池の導入開始時点を決定することができる。このため、投資回収時期が最も早くなる導入開始時点を決定することができる。
(9)本開示の一態様に係る蓄電池導入支援方法は、複数の時点における蓄電池のコストに関するコスト関連情報と、需要家の電力需要の実績データとを取得するステップと、取得された前記コスト関連情報および前記実績データに基づいて、前記需要家への前記蓄電池の導入開始時点の決定を支援するための支援情報を生成するステップとを含む。
この構成は、上述の蓄電池導入支援装置が備える特徴的な処理部に対応するステップを含む。このため、この構成によると、上述の蓄電池導入支援装置と同様の作用および効果を奏することができる。
(10)本開示の一態様に係るコンピュータプログラムは、コンピュータを、複数の時点における蓄電池のコストに関するコスト関連情報と、需要家の電力需要の実績データとを取得する取得部と、前記取得部が取得した前記コスト関連情報および前記実績データに基づいて、前記需要家への前記蓄電池の導入開始時点の決定を支援するための支援情報を生成する生成部として機能させる。
この構成によると、コンピュータを、上述の蓄電池導入支援装置として機能させることができる。このため、上述の蓄電池導入支援装置と同様の作用および効果を奏することができる。
[本開示の実施形態の詳細]
以下、本開示の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下で説明する実施形態は、いずれも本開示の一具体例を示すものである。以下の実施形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置および接続形態、ステップ、ステップの順序などは、一例であり、本開示を限定するものではない。また、以下の実施形態における構成要素のうち、独立請求項に記載されていない構成要素については、任意に付加可能な構成要素である。また、各図は、模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。
また、同一の構成要素には同一の符号を付す。それらの機能および名称も同様であるため、それらの説明は適宜省略する。
[実施形態1]
<蓄電池導入支援装置の構成>
図1は、本開示の実施形態1に係る蓄電池導入支援装置の機能的構成を示すブロック図である。
図1を参照して、蓄電池導入支援装置1は、取得部10と、記憶部12と、生成部20と、出力部30と備える。
取得部10は、需要家の電力需要の実績データと、複数の時点における蓄電池のコストに関するコスト関連情報とを取得する。
例えば、取得部10は、キーボードやマウス等の入力手段を利用して需要家より入力された電力需要の実績データを受け付ける。電力需要の実績データは、例えば、需要家での1年間の電力需要におけるピーク電力、平均電力、夜間電力(夜間使用電力)、電力契約のタイプを示す電力タイプなどを含む。
また、取得部10は、コスト関連情報として、複数の時点における、蓄電池の性能に対する費用対効果を示す費用対効果情報を取得する。取得部10は、例えば、記憶部12にあらかじめ記憶されている費用対効果情報を読み出すことにより、費用対効果情報を取得する。
図2は、複数の時点における費用対効果情報の一例を示す図である。図2の横軸は蓄電池性能(ここでは、蓄電池の定格出力)を示し、縦軸は蓄電池性能に対するコストパフォーマンス(費用対効果)を示す。図2は、一例として2019年、2020年、2021年のコストパフォーマンスを示す曲線44を示している。なお、費用対効果情報は、他の年の曲線44を含んでいてもよい。各曲線44は、上に凸のグラフとなる。例えば、2021年においてコストパフォーマンスが最大となる蓄電池の定格出力は1400kWである。なお、一般的には、時間の経過とともに蓄電池性能が向上する。このため、コストパフォーマンスが最大となる蓄電池の定格出力も時間の経過とともに大きくなる。
なお、取得部10は、費用対効果情報を算出することもできる。つまり、取得部10は、以下の式1に従ってコストパフォーマンスを算出することができる。
コストパフォーマンス=Y/(A/P+α+βX+γP) …(式1)
ここで、Y:蓄電池の耐用年数[年]
A:蓄電池の定格出力や定格容量にかかわらずに発生する固定費[円]
P:蓄電池の定格出力[kW]
α:蓄電池の定格出力に対するコスト[円/kW]
β:蓄電池の定格容量に対するコスト[円/kWh]
X:蓄電池の時間容量(定格出力での出力時間)[h]
γ:筐体およびパワーコンディショナーの費用[円/kW
生成部20は、取得部10が取得した費用対効果情報(コスト関連情報)および実績データに基づいて、需要家への蓄電池の導入開始時点の決定を支援するための支援情報と、需要家へ導入する蓄電池の性能とを決定する。生成部20は、算出部21と、時点決定部22と、性能決定部23とを含む。
算出部21は、電力需要の実績データに基づいて、蓄電池の性能と需要家における電力消費コストとの関係を示す電力消費コスト情報を算出する。なお、需要家に設置されている電力設備は既知であるものとする。
図3は、電力消費コスト情報の一例を示す図である。図3の横軸は蓄電池性能(ここでは、蓄電池の定格出力)を示し、縦軸は年間の電力消費コスト[円]を示す。例えば、算出部21は、電力需要の実績データ(ピーク電力、平均電力、夜間電力、電力タイプ)に基づいて、需要家の1年間の電力需要を予測する。算出部21は、予測した電力需要に基づいて、予め定められた複数の定格出力の蓄電池を需要家に導入した場合の年間の電力消費コストを推定する。点40は、推定された電力消費コストを示している。算出部21は、複数の点40から電力消費コストの近似曲線41を算出することにより、電力消費コスト情報を算出する。なお、図3の電力消費情報から分かるように、蓄電池の定格出力が大きくなるにつれ電力消費コストは下がるものの、一定の定格出力を超えると電力消費コストの下がり方が緩やかになる。
時点決定部22は、費用対効果情報と、算出部21が算出した電力消費コスト情報とに基づいて、上記の支援情報として導入開始時点を決定する。具体的には、時点決定部22は、複数の時点のうち、蓄電池の性能の変化に伴う電力消費コストの変化が収束し始める蓄電池の性能と、費用対効果が最大となる蓄電池の性能とが一致する時点を、導入開始時点として決定する。なお、性能の一致とは、性能の完全一致のみならず、性能の差が一定の範囲に含まれる場合も性能の一致とする。
導入開始時点の決定方法について、詳細に説明する。
図4は、蓄電池の導入開始時点の決定方法について説明するための図である。図4の横軸は、蓄電池性能(ここでは、蓄電池の定格出力)を示し、縦軸は電力消費コストの近似曲線の微分値を示す。微分曲線42は、図3に示した近似曲線41を微分した曲線である。近似直線43は、微分曲線42を直線近似したものである。時点決定部22は、微分曲線42の値から近似直線43の値を減算した差分Δy(x)を各定格出力xについて算出する。時点決定部22は、差分Δy(x)が最大値(Δy_max(x))を取るときの定格出力(ここでは、1400kW)を算出する。この定格出力1400kWは、電力消費コストの変化が収束し始める定格出力を示している。つまり、これ以上、定格出力を増加させても、定格出力の増加の割に電力消費コストが低減しない定格出力を示している。よって、需要家にとって最適な蓄電池の定格出力と考えられる。
時点決定部22は、図2に示した費用対効果情報を参照して、コストパフォーマンスが最大となる定格出力が、需要家にとって最適な蓄電池の定格出力1400kWに最も近い時点の曲線44を選択する。ここでは、2021年の曲線44のコストパフォーマンスが最大となるときの定格出力が1400kWであり、両定格出力の差が予め定められた一定の範囲(例えば、100kW)に含まれるため、この曲線44が選択される。時点決定部22は、選択した曲線44の時点が2021年であるため、2021年を需要家への蓄電池の導入開始時点と決定する。
性能決定部23は、費用対効果情報に基づいて、時点決定部22が決定した導入開始時点において費用対効果が最大となる蓄電池の性能を、需要家への導入対象の蓄電池の性能と決定する。つまり、上述の例では、性能決定部23は、2021年において費用対効果が最大となる蓄電池の定格出力1400kWを、需要家への導入対象の蓄電池の性能と決定する。
なお、性能決定部23は、電力消費コスト情報に基づいて、需要家への導入対象の蓄電池の性能を決定してもよい。つまり、図4を参照して、時点決定部22は、差分Δy(x)が最大値(Δy_max(x))を取るときの定格出力(ここでは、1400kW)を算出した。性能決定部23は、これと同様に定格出力1400kWを算出し、需要家への導入対象の蓄電池の性能としてもよい。
出力部30は、性能決定部23が決定した蓄電池性能の情報と時点決定部22が決定した蓄電池の導入開始時点の情報とを外部に出力する。例えば、出力部30は、これらの情報を表示装置に出力することにより、表示装置に蓄電池性能および導入開始時点を表示させることができる。
記憶部12は、蓄電池導入支援装置1の処理のためのコンピュータプログラムや各種データを記憶している。
蓄電池導入支援装置1は、具体的は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、入出力I/F等を備えるコンピュータ(サーバ装置またはクライアント装置)やタブレット端末等により実現することができる。記憶部12は、ROMまたはRAM等により構成され、記憶部12に記憶されたコンピュータプログラムをCPU上で実行することにより、処理部10、20および30が機能的に実現される。なお、コンピュータプログラムは、特定のソフトウェア上で動作するプログラム(例えば、表計算ソフトウェア上で動作するマクロ)であってもよい。
<蓄電池導入支援装置1の処理手順>
図5は、本開示の実施形態1に係る蓄電池導入支援装置1の処理手順を示すフローチャートである。
図5を参照して、取得部10は、需要家より入力された1年間の電力需要の実績データを取得する(S1)。
算出部21は、ステップS1で取得された電力需要の実績データに基づいて、1年間の電力消費コスト(図3参照)を算出する(S2)。
取得部10は、記憶部12から、記憶部12にあらかじめ記憶されている費用対効果情報(図2参照)を読み出す(S3)。
時点決定部22は、ステップS3で読みだされた費用対効果情報とステップS2で算出された電力消費コストとに基づいて、需要家への蓄電池の導入開始時点を決定する(S4)。
性能決定部23は、費用対効果情報に基づいて、ステップS4で決定された導入開始時点において費用対効果が最大となる蓄電池性能を、需要家への導入対象の蓄電池性能と決定する(S5)。
出力部30は、ステップS5で決定された蓄電池性能およびステップS4で決定された導入開始時点を外部に出力する(S6)。
<実施形態1の効果>
以上説明したように、実施形態1によると、費用対効果情報(コスト関連情報)と需要家の電力需要の実績データとに基づいて蓄電池の導入開始時点の決定を支援するための支援情報を生成することができる。このため、需要家にとってコスト面で有利な蓄電池の導入開始時点を決定することができる。つまり、蓄電池を導入することによる費用対効果が従来に比べより大きくなる蓄電池の導入開始時点を決定することができる。
具体的には、時点決定部22は、費用対効果情報と電力消費コスト情報とに基づいて蓄電池の導入開始時点を決定する。このため、電力消費コストを考慮した蓄電池の導入開始時点を決定することができる。
また、時点決定部22は、複数の時点のうち、蓄電池の性能の変化に伴う電力消費コストの変化が収束し始める蓄電池の性能と、費用対効果が最大となる蓄電池の性能とが一致する時点を、蓄電池の導入開始時点として決定している。このため、電力消費コストを考慮しつつ、蓄電池を導入することによる費用対効果が最大となる蓄電池の導入開始時点を決定することができる。
また、性能決定部23は、時点決定部22が決定した導入開始時点において費用対効果が最大となる蓄電池の性能を、需要家への導入対象の蓄電池の性能と決定している。このため、費用対効果が最大となるように、導入対象の蓄電池の性能を決定することができる。
[実施形態2]
実施形態2では、需要家に蓄電池を導入した場合の蓄電池の投資回収期間に基づいて、需要家への蓄電池の導入開始時点を決定する。
実施形態2に係る蓄電池導入支援装置の機能的構成は、図1に示した実施形態1に係る蓄電池導入支援装置1の機能的構成と同様である。ただし、蓄電池導入支援装置1を構成する処理部の動作が一部異なる。以下では、実施形態1と異なる点を中心に説明する。
<蓄電池導入支援装置1の処理手順>
図6は、本開示の実施形態2に係る蓄電池導入支援装置1の処理手順を示すフローチャートである。
図6を参照して、取得部10は、需要家より入力された1年間の電力需要の実績データを取得する(S1)。
図7は、表示装置の表示画面の一例を示す図である。蓄電池導入支援装置1に接続された表示画面には、実績データ入力欄61と、需要パターン出力欄62と、結果表示欄63とが表示される。取得部10は、需要家が実績データ入力欄61に入力した需要家での1年間の電力需要におけるピーク電力、平均電力、夜間電力、および電力タイプを、実績データとして取得する。
算出部21は、ステップS1で取得された電力需要の実績データに基づいて、1年間の電力消費コストを算出する(S2)。
算出部21は、ステップS1で取得された電力需要の実績データに基づいて、需要家の電力の需要パターンを算出する(S11)。需要パターンの算出方法は限定されるものではないが、例えば、算出部21は、事前に設定された一般的な需要家の電力の需要パターンを、需要家の実績データに基づいて修正することにより、需要家の電力の需要パターンを算出する。
出力部30は、算出された需要パターンを表示装置に出力することにより、需要パターンを表示装置に表示させる(S12)。これにより、例えば、図7の需要パターン出力欄62に示されるような需要パターンの表示が行われる。需要パターンの横軸は時間を示し、縦軸は需要家での需要電力を示している。需要パターン出力欄62には、ある一日の需要パターンを示しているが、需要パターンが日毎に異なっていてもよい。
取得部10は、コスト関連情報として、複数の時点における蓄電池の導入コストに関連する導入コスト関連情報を取得する(S13)。取得部10は、例えば、記憶部12にあらかじめ記憶されている導入コスト関連情報を読み出すことにより、導入コスト関連情報を取得する。導入コスト関連情報は、例えば、年毎の蓄電池価格を示す。
図8は、導入コスト関連情報の一例を示す図である。図8の横軸は年を示し、縦軸は蓄電池価格[ドル/kWh]を示す。導入コスト関連情報は、例えば、2013年から2019年までの蓄電池価格51と、2020年から2022年までの予測蓄電池価格53とを示している。予測蓄電池価格53は、蓄電池価格51を近似した近似曲線52に基づいて算出される。なお、図8は、2022年までのリチウム蓄電池価格を示しているが、2023年以降の蓄電池価格についても同様に予測可能である。また、異なる原理の蓄電池に対しても、同様の手法により近似曲線を得ることが可能である。
算出部21は、導入コスト関連情報および実績データに基づいて、蓄電池の導入開始時点の決定を支援するための支援情報として、複数の時点に蓄電池を導入した場合の蓄電池の投資回収期間を算出する(S14)。つまり、算出部21は、ステップS11で実績データに基づいて算出された需要パターンとステップS13で取得された導入コスト関連情報とに基づいて、複数の時点に蓄電池を導入した場合の蓄電池の投資回収期間を算出する。
投資回収期間T(t)は、例えば、以下の式2により算出される。
T(t)=C(t,P)/D(P) …(式2)
ここで、t :蓄電池の導入開始時点
T(t) :最適な性能の蓄電池による投資回収期間(投資回収年数)
P :投資回収に最適な蓄電池性能
C(t,P):蓄電池の導入コスト
D(P) :1年間当たりのコストメリット
投資回収期間T(t)は、蓄電池の導入コストC(t,P)が回収されるまでの期間を示す。なお、C(t,P)で示される蓄電池の導入コストには、蓄電池の価格以外に、蓄電池の搬送費および設置費等の付帯費用が含まれていてもよい。つまり、導入コストには、蓄電池を導入するにあたり必要な費用のすべてが含まれていてもよい。
なお、投資回収期間の厳密解は、数理計画法を用いた最適運用シミュレーションを行うことにより求めることが可能である。
時点決定部22は、算出部21が算出した複数の時点tに蓄電池を導入した場合の投資回収期間T(t)に基づいて、蓄電池の導入開始時点を決定する(S15)。つまり、時点決定部22は、以下の式3に基づいて、複数の時点tに蓄電池を導入した場合の投資回収時期t´を算出する。
t´=t+T(t) …(式3)
時点決定部22は、複数の投資回収時期t´の中から投資回収時期が最も早い投資回収時期t´に対応した時点tを、蓄電池の導入開始時点と決定する。
図9は、蓄電池の導入開始時点の決定方法について説明するための図である。横軸は年を示し、縦軸は、蓄電池の導入開始時点の異なるパターンを示している。パターンA、B、CおよびDは、それぞれ、2019年、2020年、2021年および2022年を、蓄電池の導入開始時点とする。各パターンの投資回収期間54に基づいて投資回収時期を比較すると、パターンCの投資回収時期が2026年初頭ごろであり最も早い。このため、時点決定部22は、2021年を蓄電池の導入開始時点と決定する。
性能決定部23は、ステップS2で算出された電力消費コスト情報に基づいて、需要家への導入対象の蓄電池の性能を決定する(S16)。例えば、図4を参照して、時点決定部22は、差分Δy(x)が最大値(Δy_max(x))を取るときの定格出力(ここでは、1400kW)を、需要家への導入対象の蓄電池の性能と決定する。
出力部30は、複数の時点のそれぞれに蓄電池を導入した場合の投資回収期間および1年当たりのコストメリットを示す画像情報を表示装置に出力する(S17)。これにより、表示装置は、例えば、図7の結果表示欄63に示す画像を表示する。結果表示欄63は、投資回収グラフ64と、年間コストメリット65とを含む。投資回収グラフ64は、パターンA~Fに示される蓄電池の導入開始時点のパターンごとに、蓄電池を導入した場合の投資回収期間を示している。横軸は年を示し、縦軸はパターンを示す。投資回収グラフ64から分かるように、パターンA→パターンC→パターンB→パターンD→パターンE→パターンFの順に投資回収時期が早い。年間コストメリット65は、パターンF→パターンE→パターンD→パターンC→パターンB→パターンAの順に高い。つまり、蓄電池の導入開始時点が遅いほど1年間のコストメリットは高いことを示している。
出力部30は、ステップS15で決定された導入開始時点を表示装置に出力し、表示装置が導入開始時点を表示するものであってもよい。これにより、需要家は、投資回収時期の最も早い蓄電池の導入開始時点を知ることができる。
また、需要家は、図7に示された結果表示欄63を見て、投資回収時期と年間コストメリットとを比較衡量して蓄電池の導入開始時点を決定してもよい。
<実施形態2の効果>
以上説明したように、実施形態2によると、複数の時点に蓄電池を導入した場合の投資回収期間を比較して蓄電池の導入開始時点を決定することができる。
また、需要家に投資回収期間を示す画像情報を提示することができる。このため、需要家は、画像情報から導入開始時点を決定することができる。
また、投資回収時期の観点から蓄電池の導入開始時点を決定することができる。このため、投資回収時期が最も早くなる導入開始時点を決定することができる。
[付記]
以上、本開示の実施形態に係る蓄電池導入支援装置1について説明したが、本開示は、この実施形態に限定されるものではない。
例えば、上述の実施形態では、蓄電池性能を蓄電池の定格出力として説明したが、蓄電池性能はこれに限定されるものではない。例えば、蓄電池の定格容量を蓄電池性能とすることもできる。
また、蓄電池導入支援装置1は、複数のコンピュータにより実現されてもよい。
また、蓄電池導入支援装置1の一部または全部の機能がクラウドコンピューティングによって提供されてもよい。
さらに、上記実施形態の少なくとも一部を任意に組み合わせるとしてもよい。例えば、本開示は以下の付記1として実現可能である。
<付記1>
複数の時点における蓄電池のコストに関するコスト関連情報と、需要家の電力需要の実績データとを取得する取得部と、
前記取得部が取得した前記コスト関連情報および前記実績データに基づいて、前記需要家への前記蓄電池の導入開始時点を決定する決定部とを備え、
前記取得部は、前記コスト関連情報として、前記複数の時点における、前記蓄電池の性能に対する費用対効果を示す費用対効果情報を取得し、
前記決定部は、
前記実績データに基づいて、前記蓄電池の性能と前記需要家における電力消費コストとの関係を示す電力消費コスト情報を算出する算出部と、
前記費用対効果情報と、前記算出部が算出した前記電力消費コスト情報とに基づいて、前記導入開始時点を決定する時点決定部とを含み、
前記時点決定部は、前記複数の時点のうち、前記蓄電池の性能の変化に伴う前記電力消費コストの変化が収束し始める前記蓄電池の性能と、前記費用対効果が最大となる前記蓄電池の性能とが一致する時点を、前記導入開始時点として決定し、
前記決定部は、さらに、前記蓄電池の性能の変化に伴う前記電力消費コストの変化が収束し始める前記蓄電池の性能を、前記需要家への導入対象の前記蓄電池の性能と決定する性能決定部を含む、蓄電池導入支援装置。
今回開示された実施形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本開示の範囲は、上記した意味ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 蓄電池導入支援装置
10 取得部
20 生成部
21 算出部
22 時点決定部
23 性能決定部
30 出力部
41 近似曲線
42 微分曲線
43 近似直線
51 蓄電池価格
52 近似曲線
53 予測蓄電池価格
54 投資回収期間
61 実績データ入力欄
62 需要パターン出力欄
63 結果表示欄
64 投資回収グラフ
65 年間コストメリット

Claims (7)

  1. 複数の時点における蓄電池の性能に対する費用対効果を示す費用対効果情報と、需要家の電力需要の実績データとを取得する取得部と、
    前記実績データに基づいて、前記蓄電池の性能と前記需要家における電力消費コストとの関係を示す電力消費コスト情報を算出する算出部と、
    前記費用対効果情報と、前記算出部が算出した前記電力消費コスト情報とに基づいて、前記複数の時点のうち、前記蓄電池の性能の変化に伴う前記電力消費コストの変化が収束し始める前記蓄電池の性能と、前記費用対効果が最大となる前記蓄電池の性能との差が一定の範囲内となる時点を、前記需要家への前記蓄電池の導入開始時点として決定する時点決定部とを備える、蓄電池導入支援装置。
  2. さらに、
    前記時点決定部が決定した前記導入開始時点において前記費用対効果が最大となる前記蓄電池の性能を、前記需要家への導入対象の前記蓄電池の性能と決定する性能決定部を含む、請求項1に記載の蓄電池導入支援装置。
  3. 複数の時点における蓄電池の導入コストに関する導入コスト関連情報と、需要家の電力需要の実績データとを取得する取得部と、
    前記導入コスト関連情報および前記実績データに基づいて、前記複数の時点に前記蓄電池を導入した場合の前記蓄電池の投資回収期間を算出する算出部とを備え、
    前記算出部は、前記複数の時点の各々について、当該時点における前記蓄電池の導入コストを、前記実績データに基づいて決定される所定期間あたりのコストメリットで除することにより、当該時点に前記蓄電池を導入した場合の前記投資回収期間を算出する、蓄電池導入支援装置。
  4. さらに、
    前記複数の時点のそれぞれに前記蓄電池を導入した場合の前記蓄電池の投資回収期間を示す画像情報を出力する出力部を備える、請求項3に記載の蓄電池導入支援装置。
  5. さらに、
    前記算出部が算出した前記複数の時点の投資回収期間に基づいて、前記複数の時点の各々に、当該時点に前記蓄電池を導入した場合の投資回収期間を加算することにより、前記複数の時点のそれぞれに前記蓄電池を導入した場合の前記蓄電池の投資回収時期を算出し、前記複数の時点に対する投資回収時期のうち、最も早い前記投資回収時期の算出の元となった前記時点を、前記需要家への前記蓄電池の導入開始時点として決定する時点決定部を備える、請求項3または請求項4に記載の蓄電池導入支援装置。
  6. 蓄電池導入支援装置が、複数の時点における蓄電池の性能に対する費用対効果を示す費用対効果情報と、需要家の電力需要の実績データとを取得するステップと、
    前記蓄電池導入支援装置が、前記実績データに基づいて、前記蓄電池の性能と前記需要家における電力消費コストとの関係を示す電力消費コスト情報を算出するステップと、
    前記蓄電池導入支援装置が、前記費用対効果情報と、前記電力消費コスト情報とに基づいて、前記複数の時点のうち、前記蓄電池の性能の変化に伴う前記電力消費コストの変化が収束し始める前記蓄電池の性能と、前記費用対効果が最大となる前記蓄電池の性能との差が一定の範囲内となる時点を、前記需要家への前記蓄電池の導入開始時点として決定するステップとを含む、蓄電池導入支援方法。
  7. コンピュータを、
    複数の時点における蓄電池の性能に対する費用対効果を示す費用対効果情報と、需要家の電力需要の実績データとを取得する取得部と、
    前記実績データに基づいて、前記蓄電池の性能と前記需要家における電力消費コストとの関係を示す電力消費コスト情報を算出する算出部と、
    前記費用対効果情報と、前記算出部が算出した前記電力消費コスト情報とに基づいて、前記複数の時点のうち、前記蓄電池の性能の変化に伴う前記電力消費コストの変化が収束し始める前記蓄電池の性能と、前記費用対効果が最大となる前記蓄電池の性能との差が一定の範囲内となる時点を、前記需要家への前記蓄電池の導入開始時点として決定する時点決定部として機能させるための、コンピュータプログラム。
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