JP7399788B2 - 車両用サイレンサー - Google Patents
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Description
尚、上記のような問題は、フロアカーペット用のサイレンサーに限らず、ダッシュサイレンサー等、車体パネルと表皮材との間に設置される種々の車両用サイレンサーについて同様に存在する。
前記繊維材は、
前記表皮材の前記裏面に沿った表面を有する一般部と、
前記表皮材の前記裏面に沿った第一の頂部と、前記表皮材の前記裏面に沿った第二の頂部と、の間で前記表皮材の前記裏面から離れる向きに凹んだ凹面を有する凹凸部と、を備え、
前記凹面は、底部、前記第一の頂部と前記底部との間にある第一の内側面、及び、前記第二の頂部と前記底部との間にある第二の内側面を含み、
前記凹凸部は、前記第一の内側面と前記第二の内側面との間に隙間を有し、
前記凹凸部は、前記一般部よりも薄く、前記一般部よりも密度が高い、態様を有する。
また、本発明は、プレス成形された繊維材を含み、車体パネルと、裏面を有する表皮材と、の間に設置される車両用サイレンサーであって、
前記繊維材は、
前記表皮材の前記裏面に沿った表面を有する一般部と、
前記表皮材の前記裏面に沿った第一の頂部と、前記表皮材の前記裏面に沿った第二の頂部と、の間で前記表皮材の前記裏面から離れる向きに凹んだ凹面を有する凹凸部と、を備え、
前記凹面は、底部、前記第一の頂部と前記底部との間にある第一の内側面、及び、前記第二の頂部と前記底部との間にある第二の内側面を含み、
前記凹凸部は、前記第一の内側面と前記第二の内側面との間に隙間を有し、
前記繊維材は、非溶融成分を含む主繊維、及び、熱可塑性繊維を含み、
前記凹凸部は、前記一般部よりも前記熱可塑性繊維の含有比が高い、態様を有する。
さらに、本発明は、プレス成形された繊維材を含み、車体パネルと、裏面を有する表皮材と、の間に設置される車両用サイレンサーであって、
前記繊維材は、
前記表皮材の前記裏面に沿った表面を有する一般部と、
前記表皮材の前記裏面に沿った第一の頂部と、前記表皮材の前記裏面に沿った第二の頂部と、の間で前記表皮材の前記裏面から離れる向きに凹んだ凹面を有する凹凸部と、を備え、
前記凹面は、底部、前記第一の頂部と前記底部との間にある第一の内側面、及び、前記第二の頂部と前記底部との間にある第二の内側面を含み、
前記凹凸部は、前記第一の内側面と前記第二の内側面との間に隙間を有し、
前記繊維材は、
非溶融成分を含む主繊維を60~99重量%含み、且つ、熱可塑性繊維をP1重量%(含有比率P1は1~40重量%)含む第一繊維層と、
熱可塑性繊維を前記含有比率P1よりも多いP2重量%含む第二繊維層と、を含む、態様を有する。
まず、図1~15に示される例を参照して本発明に含まれる技術の概要を説明する。尚、本願の図は模式的に例を示す図であり、これらの図に示される各方向の拡大率は異なることがあり、各図は整合していないことがある。むろん、本技術の各要素は、符号で示される具体例に限定されない。
また、本願において、数値範囲「Min~Max」は、最小値Min以上、且つ、最大値Max以下を意味する。
本技術の一態様に係る車両用サイレンサー1は、車体パネル80と、裏面51を有する表皮材(例えばカーペット50)と、の間に設置される車両用サイレンサー1であり、プレス成形された繊維材100を含む。前記繊維材100は、一般部20と凹凸部30を備える。前記一般部20は、前記表皮材(50)の前記裏面51に沿った表面21を有する。前記凹凸部30は、前記表皮材(50)の前記裏面51に沿った第一の頂部31aと、前記表皮材(50)の前記裏面51に沿った第二の頂部31bと、の間で前記表皮材(50)の前記裏面51から離れる向きに凹んだ凹面32を有する。前記凹面32は、底部33、前記第一の頂部31aと前記底部33との間にある第一の内側面34、及び、前記第二の頂部31bと前記底部33との間にある第二の内側面35を含む。前記凹凸部30は、前記第一の内側面34と前記第二の内側面35との間に隙間CL1を有する。
車両用サイレンサーを設置可能な場所は、車室フロア部、車室側壁部、車室天井部、デッキフロア部、ダッシュボード部、エンジンフード部、フェンダー部、等が含まれ、内装部分でもよいし、外装部分でもよい。
第一の頂部は、凹凸部にあってもよいし、一般部にあってもよい。
第二の頂部は、凹凸部にあってもよいし、一般部にあってもよい。
本願における「第一」、「第二」、「第三」、…は、互いに類似点を有する複数の構成要素に含まれる各構成要素を識別するための用語であり、順番を意味しない。複数の構成要素のうちどの構成要素が「第一」、「第二」、「第三」、…に当てはまるのかは、相対的に決まる。
尚、上述した付言は、以下の態様においても適用される。
前記凹凸部30は、図5,6に例示するように前記一般部20よりも薄くてもよく、前記一般部20よりも密度が高くてもよい。凹凸部30は、一般部20よりも密度が高いことにより、一般部20よりも薄くても高い剛性を有する。従って、本態様は、軽量ながら部分的に高い剛性を有する好適な車両用サイレンサーを提供することができる。
図3,4に例示するように、前記繊維材100は、非溶融成分を含む主繊維115,125,135、及び、熱可塑性繊維116,126,136を含んでいてもよい。前記凹凸部30は、前記一般部20よりも前記熱可塑性繊維116,126,136の含有比が高くてもよい。凹凸部30は、一般部20よりも熱可塑性繊維116,126,136の含有比が高いことにより、高い剛性を有する。従って、本態様は、部分的に高い剛性を有する好適な車両用サイレンサーを提供することができる。
ここで、非溶融成分を含む主繊維には、衣料反毛繊維といった反毛繊維、セルロース系繊維といった非溶融繊維、等が含まれる。この付言は、以下の態様においても適用される。
前記繊維材100は、非溶融成分を含む主繊維115を60~99重量%含み、且つ、熱可塑性繊維116をP1重量%(含有比率P1は1~40重量%)含む第一繊維層110を含んでいてもよい。また、前記繊維材100は、熱可塑性繊維126を前記含有比率P1よりも多いP2重量%含む第二繊維層120を含んでいてもよい。
以上より、上記態様は、軽量化しても適度な圧縮強度を得ることが可能な車両用サイレンサーを提供することができる。
図1は、自動車用のプレス成形されたサイレンサー1、及び、自動車用のプレス成形された表皮材の例であるフロアカーペット50を模式的に例示している。図1中、FRONT、REAR、LEFT、RIGHT、UP、DOWNは、それぞれ、前、後、左、右、上、下を示す。左右の位置関係は、自動車の前を見る方向を基準とする。図2は、凹凸部30を含むサイレンサー1の要部を模式的に例示している。図3は、サイレンサー1の一般部20の構造を車体パネル80及びカーペット50とともに模式的に例示する垂直断面図である。図4は、サイレンサー1の凹凸部30の構造を車体パネル80及びカーペット50とともに模式的に例示している。図4において、凹凸部30は側面が示され、車体パネル80とカーペット50は垂直断面が示されている。図5は、サイレンサー1の頂部31を通る垂直断面において一般部20から凹凸部30にかけての構造を車体パネル80及びカーペット50とともに模式的に例示している。図6は、サイレンサー1の基底部36を通る垂直断面において一般部20から凹凸部30にかけての構造を車体パネル80及びカーペット50とともに模式的に例示している。図7は、サイレンサー1の凹凸部30の要部を模式的に例示する側面図である。
本具体例では、繊維質の車両用サイレンサー1において凹凸部30がフロアカーペット50の離隔部54に対応する部分に存在することにより、別体のスペーサーをフロアカーペットに設定する必要が無く、車両用サイレンサーの重量増加が抑制される。
一般部20の裏面23は、概ね、車体パネル80の表面81に沿っている。繊維質の一般部20は、裏面23において車体パネル表面81に接している。一般部20の裏面23には、巨視的に車体パネル表面81から離れる向きに凹んだ凹面が存在しない。尚、一般部20の裏面23と車体パネル表面81との間には、部分的に若干の隙間が存在してもよい。
むろん、主繊維115,125,135には、複数の種類の繊維が組み合わされてもよい。
むろん、熱可塑性繊維116,126,136には、複数の種類の繊維が組み合わされてもよい。
また、第二繊維層120の熱可塑性繊維126は、200℃以下の低融点の熱可塑性繊維と200℃を超える高融点の熱可塑性繊維との混合繊維でもよい。熱可塑性繊維126の一部が高融点熱可塑性繊維である場合、一般部20の嵩を出し易い。第二繊維層120が高融点熱可塑性繊維を含む場合、第二繊維層120における低融点熱可塑性繊維の含有比率は、第二繊維層120の形状を良好に保持する点で20重量%以上が好ましい。尚、200℃以下の低融点の成分を含むコンジュゲート繊維は、前述の低融点熱可塑性繊維に含まれる。
むろん、主繊維115の含有比率と主繊維135の含有比率は、同じでもよいし、異なっていてもよい。
図8に示すサイレンサー1は、カーペット50に面する第一の成形面11が形成された第一繊維層110、及び、車体パネル80に面する第二の成形面12が形成された第二繊維層120を含む繊維材100である。第二繊維層120は、第一繊維層110が接着された接着面121を含んでいる。図8に示すサイレンサー1は、第二繊維層120が車体パネルに支えられることにより、カーペット50から柔軟な第一繊維層110に伝わった圧縮荷重が高い剛性の第二繊維層120に支えられる。従って、図8に示すサイレンサー1は、厚さ方向へ押した時の感触(例えば足踏み性)が良好であり、軽量化しても適度な圧縮強度を得ることができる。また、表皮材(例えばカーペット50)が厚さ方向への通気性を有する場合、車室C1から音波が表皮材を介してサイレンサー1に入ることによりサイレンサー1が吸音機能を発揮する。従って、第一繊維層110によって車室C1側の流れ抵抗値を制御することができ、吸音性を向上させることができる。
また、第三繊維層130の無いサイレンサーも、本技術に含まれる。
図11は、車両用サイレンサー1を製造するためのサイレンサー製造装置の例を模式的に示している。図11の上部には、サイレンサー製造装置400を上から見た模式的な平面図を例示している。図12はプレス成形機200の垂直端面を模式的に例示している。
繊維質のサイレンサー1に含まれる凹凸部30は、凹凸形状により高い剛性を有する。これにより、カーペット50の面剛性を部分的に補うための別体のスペーサーをカーペット50の裏側に設定しなくても当該部分におけるカーペット50の面剛性が補われる。また、凹凸部30は第一の内側面34と第二の内側面35との間に隙間CL1を有するので、サイレンサー1の重量増加が抑制される。従って、本具体例のサイレンサー1は、繊維材を含み部分的に高い剛性を有する軽量の車両用サイレンサーである。
本発明は、種々の変形例が考えられる。
例えば、本発明を適用可能な車両用サイレンサーは、車室用のフロアサイレンサー以外にも、荷室用のサイレンサー、ドア部のサイレンサー、天井部のサイレンサー、ダッシュサイレンサー、エンジン部のサイレンサー、フェンダー部のサイレンサー、等でもよい。
また、車両用サイレンサーは、プレス成形された繊維材100に限定されず、繊維材に積層された熱可塑性樹脂層を含む等、繊維材と付加的な要素とを含んでいてもよい。
以上より、図13に示すサイレンサー1も、繊維材を含み部分的に高い剛性を有する軽量の車両用サイレンサーである。
プレス成形された繊維材100を含み、車体パネル80と、裏面51を有する表皮材(50)と、の間に設置される車両用サイレンサー1であって、
前記繊維材100は、
前記表皮材(50)の前記裏面51に沿った表面21を有する一般部20と、
前記表皮材(50)の前記裏面51から離れる向きに凹んだ凹面32を有する凹凸部30と、を備え、
前記繊維材100は、前記表皮材(50)の前記裏面51に沿った第一の頂部31a、及び、前記表皮材(50)の前記裏面51に沿った第二の頂部31bを有し、
前記凹面32は、底部33、前記第一の頂部31aと前記底部33との間にある第一の内側面34、及び、前記第二の頂部31bと前記底部33との間にある第二の内側面35を含み、
前記凹凸部30は、前記第一の内側面34と前記第二の内側面35との間に隙間CL1を有する、車両用サイレンサー1。
以上説明したように、本発明によると、種々の態様により、繊維材を含み部分的に高い剛性を有する軽量の車両用サイレンサー等の技術を提供することができる。むろん、独立請求項に係る構成要件のみからなる技術でも、上述した基本的な作用、効果が得られる。
また、上述した例の中で開示した各構成を相互に置換したり組み合わせを変更したりした構成、公知技術及び上述した例の中で開示した各構成を相互に置換したり組み合わせを変更したりした構成、等も実施可能である。本発明は、これらの構成等も含まれる。
20…一般部、21…表面、22…凹凸形状、23…裏面、
30…凹凸部、
31…頂部、31a…第一の頂部、31b…第二の頂部、
32…凹面、33…底部、34…第一の内側面、35…第二の内側面、
36…基底部、36a…第一の基底部、36b…第二の基底部、
37…裏向き凹面、38…天井部、39…第三の内側面、40…第四の内側面、
50…カーペット(表皮材)、51…裏面、52…凹凸形状、54…離隔部、
80…車体パネル、81…表面、
100…繊維材、
110…第一繊維層、114…繊維、115…主繊維、116…熱可塑性繊維、
120…第二繊維層、124…繊維、125…主繊維、126…熱可塑性繊維、
130…第三繊維層、134…繊維、135…主繊維、136…熱可塑性繊維、
CL1,CL2…隙間、
D3…厚さ方向、
T0…一般部の厚さ、T1…凹凸部の厚さ、
W1,W2…隙間の幅、d1,d2…隙間の深さ。
Claims (3)
- プレス成形された繊維材を含み、車体パネルと、裏面を有する表皮材と、の間に設置される車両用サイレンサーであって、
前記繊維材は、
前記表皮材の前記裏面に沿った表面を有する一般部と、
前記表皮材の前記裏面に沿った第一の頂部と、前記表皮材の前記裏面に沿った第二の頂部と、の間で前記表皮材の前記裏面から離れる向きに凹んだ凹面を有する凹凸部と、を備え、
前記凹面は、底部、前記第一の頂部と前記底部との間にある第一の内側面、及び、前記第二の頂部と前記底部との間にある第二の内側面を含み、
前記凹凸部は、前記第一の内側面と前記第二の内側面との間に隙間を有し、
前記凹凸部は、前記一般部よりも薄く、前記一般部よりも密度が高い、車両用サイレンサー。 - プレス成形された繊維材を含み、車体パネルと、裏面を有する表皮材と、の間に設置される車両用サイレンサーであって、
前記繊維材は、
前記表皮材の前記裏面に沿った表面を有する一般部と、
前記表皮材の前記裏面に沿った第一の頂部と、前記表皮材の前記裏面に沿った第二の頂部と、の間で前記表皮材の前記裏面から離れる向きに凹んだ凹面を有する凹凸部と、を備え、
前記凹面は、底部、前記第一の頂部と前記底部との間にある第一の内側面、及び、前記第二の頂部と前記底部との間にある第二の内側面を含み、
前記凹凸部は、前記第一の内側面と前記第二の内側面との間に隙間を有し、
前記繊維材は、非溶融成分を含む主繊維、及び、熱可塑性繊維を含み、
前記凹凸部は、前記一般部よりも前記熱可塑性繊維の含有比が高い、車両用サイレンサー。 - プレス成形された繊維材を含み、車体パネルと、裏面を有する表皮材と、の間に設置される車両用サイレンサーであって、
前記繊維材は、
前記表皮材の前記裏面に沿った表面を有する一般部と、
前記表皮材の前記裏面に沿った第一の頂部と、前記表皮材の前記裏面に沿った第二の頂部と、の間で前記表皮材の前記裏面から離れる向きに凹んだ凹面を有する凹凸部と、を備え、
前記凹面は、底部、前記第一の頂部と前記底部との間にある第一の内側面、及び、前記第二の頂部と前記底部との間にある第二の内側面を含み、
前記凹凸部は、前記第一の内側面と前記第二の内側面との間に隙間を有し、
前記繊維材は、
非溶融成分を含む主繊維を60~99重量%含み、且つ、熱可塑性繊維をP1重量%(含有比率P1は1~40重量%)含む第一繊維層と、
熱可塑性繊維を前記含有比率P1よりも多いP2重量%含む第二繊維層と、を含む、車両用サイレンサー。
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