JP7399524B1 - エクイティ・ファイナンス執行支援システム、エクイティ・ファイナンス執行支援方法及びそのプログラム - Google Patents

エクイティ・ファイナンス執行支援システム、エクイティ・ファイナンス執行支援方法及びそのプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】エクイティ・ファイナンスの執行を支援する。【解決手段】エクイティ・ファイナンス執行支援システム1に、対象となる会社の前提条件を選択する手段と、会社の基本情報、発行決議案件、発行条件、割当先情報、株主総会または取締役会の議案、株主総会の種類・開催方法・開催日程または取締役会の種類・開催方法・開催日程を登録する手段と、決議事項を表示する手段と、取締役会の開催時間、開催場所、および参加者を登録する手段と、取締役会の参加者に、招集を通知する手段と、取締役会の参加者から、議案に対する賛否の第1回答を取得する手段と、第1回答を集計した議事録を作成する手段と、株主総会の開催時間、開催場所、および参加者を登録する手段と、株主総会の参加者に、招集を通知する手段と、株主総会の参加者から、議案に対する賛否の第2回答を取得する手段と、第2回答を集計した議事録、および決議通知を作成する手段と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、エクイティ・ファイナンスの執行を支援する、エクイティ・ファイナンス執行支援システムを提供する技術に関する。
近年、会社法に関する技術が注目されている。例えば、特許文献1では、株主が株主総会で議決権行使を行う際に必要となる議案情報を株主総会招集通知の発行前に予測作成し、予測された議案内容から、最善の議決権行使を行えるよう予め作成された議決権行使ガイドラインを基に議決権行使結果を判断するする技術が提供されている。
また、特許文献2では、機関投資家や株主が議決権を行使する際、議案に対する賛否を決定する場合の支援情報(参考資料や理由等)を与える技術が提供されている。
再表2011/145185号 特開2005-100386号
会社の資金調達の1つに、新株発行を通じて事業のために資金を調達するエクイティ・ファイナンスがある。しかしながら、増資やストックオプション発行などのエクイティ・ファイナンスに関わる事務作業は、紙ベースの手作業で行われているため、非効率であるという問題がある。そのため、エクイティ・ファイナンスの事務作業を、ワンストップで効率良く行う技術が求められている。
しかしながら、特許文献1及び特許文献2に記載の技術では、エクイティ・ファイナンスの事務作業を、ワンストップで支援することはできない。
従って、本発明は、エクイティ・ファイナンスの事務作業を、ワンストップで支援することで、会社の資金調達を効率化することを目的とする。
本発明では、以下のような解決手段を提供する。
第1の特徴に係る発明は、
対象となる会社の前提条件を選択する選択手段と、
前記会社の基本情報、発行決議案件、発行条件、割当先情報、株主総会または取締役会の議案、株主総会の種類・開催方法・開催日程または取締役会の種類・開催方法・開催日程を登録する第1登録手段と、
決議事項を表示する第1表示手段と、
前記取締役会の開催時間、開催場所、および参加者を登録し、更に、前記取締役会の追加議案、添付資料を登録する第2登録手段と、
前記取締役会の参加者に、当該取締役会の招集を通知する第1通知手段と、
増資条件判断シミュレーションを行い、シミュレーション結果を表示するシミュレーション結果表示手段と、
前記取締役会の参加者から、議案に対する賛否の第1回答を取得する第1取得手段と、
前記第1回答を集計した議事録を作成する第1作成手段と、
前記株主総会の開催時間、開催場所、および参加者を登録し、更に、前記株主総会の追加議案、添付資料を登録する第3登録手段と、
前記株主総会の参加者に、当該株主総会の招集を通知する第2通知手段と、
前記株主総会の参加者から、議案に対する賛否の第2回答を取得する第2取得手段と、
前記第2回答を集計した議事録、および決議通知を作成する第2作成手段と、
電子署名が対象の参加者の全員分が完了した場合、前記取締役会及び前記株主総会の議事録を確定する、又は、対象の参加者が議事録を保存、ダウンロードした時点で、議事録に電子署名を付与し、前記取締役会及び前記株主総会の議事録を確定する確定手段と、
前記株主総会の決議内容に基づき、新規に発行する株式の登記申請の書類を作成する書類作成手段と、
を備えるエクイティ・ファイナンス執行支援システムを提供する。
第1の特徴に係る発明によれば、エクイティ・ファイナンスの執行を支援するエクイティ・ファイナンス執行支援システムにおいて、対象となる会社の前提条件を選択する選択手段と、前記会社の基本情報、発行決議案件、発行条件、割当先情報、株主総会または取締役会の議案、株主総会の種類・開催方法・開催日程または取締役会の種類・開催方法・開催日程を登録する第1登録手段と、決議事項を表示する第1表示手段と、前記取締役会の開催時間、開催場所、および参加者を登録し、更に、前記取締役会の追加議案、添付資料を登録する第2登録手段と、前記取締役会の参加者に、当該取締役会の招集を通知する第1通知手段と、増資条件判断シミュレーションを行い、シミュレーション結果を表示するシミュレーション結果表示手段と、前記取締役会の参加者から、議案に対する賛否の第1回答を取得する第1取得手段と、前記第1回答を集計した議事録を作成する第1作成手段と、前記株主総会の開催時間、開催場所、および参加者を登録し、更に、前記株主総会の追加議案、添付資料を登録する第3登録手段と、前記株主総会の参加者に、当該株主総会の招集を通知する第2通知手段と、前記株主総会の参加者から、議案に対する賛否の第2回答を取得する第2取得手段と、前記第2回答を集計した議事録、および決議通知を作成する第2作成手段と、電子署名が対象の参加者の全員分が完了した場合、前記取締役会及び前記株主総会の議事録を確定する、又は、対象の参加者が議事録を保存、ダウンロードした時点で、議事録に電子署名を付与し、前記取締役会及び前記株主総会の議事録を確定する確定手段と、前記株主総会の決議内容に基づき、新規に発行する株式の登記申請の書類を作成する書類作成手段と、を備える。
第1の特徴に係る発明は、エクイティ・ファイナンス執行支援システムのカテゴリであるが、エクイティ・ファイナンス執行支援方法、及びプログラムであっても同様の作用、効果を奏する。
第2の特徴に係る発明は、エクイティ・ファイナンスの執行を支援するエクイティ・ファイナンス執行支援システムであって、
対象となる会社の前提条件を選択する選択手段と、
前記会社の基本情報、発行決議案件、前記割当先情報として新規に発行する株式の割当先が既決である場合には、発行する株式数・株価・割当先を含み、新規に発行する株式の割当先が未決である場合には、発行する株式数の上限・株価の下限を含む発行条件、株主総会または取締役会の議案、株主総会の種類・開催方法・開催日程または取締役会の種類・開催方法・開催日程を登録する第1登録手段と、
決議事項を表示する第1表示手段と、
前記取締役会の開催時間、開催場所、および参加者を登録し、更に、前記取締役会の追加議案、添付資料を登録する第2登録手段と、
前記取締役会の参加者に、当該取締役会の招集を通知する第1通知手段と、
増資条件判断シミュレーションを行い、シミュレーション結果を表示するシミュレーション結果表示手段と、
前記取締役会の参加者から、議案に対する賛否の第1回答を取得する第1取得手段と、
前記第1回答を集計した議事録を作成する第1作成手段と、
記発行条件のうち、発行する割当先が決定済であるかどうかを判定し、未決定である場合には前記第1登録手段、前記第1表示手段、前記第2登録手段、前記第1通知手段、前記第1取得手段、前記第1作成手段での処理を繰り返させる発行条件判定手段と、
前記株主総会の開催時間、開催場所、および参加者を登録し、更に、前記株主総会の追加議案、添付資料を登録する第3登録手段と、
前記株主総会の参加者に、当該株主総会の招集を通知する第2通知手段と、
前記株主総会の参加者から、議案に対する賛否の第2回答を取得する第2取得手段と、
前記第2回答を集計した議事録、および決議通知を作成する第2作成手段と、
電子署名が対象の参加者の全員分が完了した場合、前記取締役会及び前記株主総会の議事録を確定する、又は、対象の参加者が議事録を保存、ダウンロードした時点で、議事録に電子署名を付与し、前記取締役会及び前記株主総会の議事録を確定する確定手段と、
前記株主総会の決議内容に基づき、新規に発行する株式の登記申請の書類を作成する書類作成手段と、
を備えるエクイティ・ファイナンス執行支援システムを提供する。
第2の特徴に係る発明によれば、エクイティ・ファイナンスの執行を支援するエクイティ・ファイナンス執行支援システムにおいて、対象となる会社の前提条件を選択する選択手段と、前記会社の基本情報、発行決議案件、前記割当先情報として新規に発行する株式の割当先が既決である場合には、発行する株式数・株価・割当先を含み、新規に発行する株式の割当先が未決である場合には、発行する株式数の上限・株価の下限を含む発行条件、株主総会または取締役会の議案、株主総会の種類・開催方法・開催日程または取締役会の種類・開催方法・開催日程を登録する第1登録手段と、決議事項を表示する第1表示手段と、前記取締役会の開催時間、開催場所、および参加者を登録し、更に、前記取締役会の追加議案、添付資料を登録する第2登録手段と、前記取締役会の参加者に、当該取締役会の招集を通知する第1通知手段と、増資条件判断シミュレーションを行い、シミュレーション結果を表示するシミュレーション結果表示手段と、前記取締役会の参加者から、議案に対する賛否の第1回答を取得する第1取得手段と、前記第1回答を集計した議事録を作成する第1作成手段と、前記発行条件のうち、発行する割当先が決定済であるかどうかを判定し、未決定である場合には前記第1登録手段、前記第1表示手段、前記第2登録手段、前記第1通知手段、前記第1取得手段、前記第1作成手段での処理を繰り返させる発行条件判定手段と、前記株主総会の開催時間、開催場所、および参加者を登録し、更に、前記株主総会の追加議案、添付資料を登録する第3登録手段と、前記株主総会の参加者に、当該株主総会の招集を通知する第2通知手段と、前記株主総会の参加者から、議案に対する賛否の第2回答を取得する第2取得手段と、前記第2回答を集計した議事録、および決議通知を作成する第2作成手段と、電子署名が対象の参加者の全員分が完了した場合、前記取締役会及び前記株主総会の議事録を確定する、又は、対象の参加者が議事録を保存、ダウンロードした時点で、議事録に電子署名を付与し、前記取締役会及び前記株主総会の議事録を確定する確定手段と、前記株主総会の決議内容に基づき、新規に発行する株式の登記申請の書類を作成する書類作成手段と、を備える。
の特徴に係る発明は、第1又はの特徴係る発明であるエクイティ・ファイナンス執行支援システムであって、
前記取締役会の参加者に、前記発行決議案件の内容を判断するための指標を表示する第2表示手段と、
を備えるエクイティ・ファイナンス執行支援システムを提供する。
の特徴に係る発明によれば、第1又はの特徴係る発明であるエクイティ・ファイナンス執行支援システムにおいて、前記取締役会の参加者に、前記発行決議案件の内容を判断するための指標を表示する第2表示手段と、を備える。
の特徴に係る発明は、第1又はの特徴係る発明であるエクイティ・ファイナンス執行支援システムであって、
前記第1通知手段は、さらに、前記第1登録手段に登録した内容に応じて、当該取締役会をオンライン開催する場合には、オンライン会議URLを設定して通知し、
前記第2通知手段は、さらに、前記第1登録手段に登録した内容に応じて、当該株主総会をオンライン開催する場合には、オンライン会議URLを設定して通知するエクイティ・ファイナンス執行支援システムを提供する。
の特徴に係る発明によれば、第1又はの特徴係る発明であるエクイティ・ファイナンス執行支援システムにおいて、前記第1通知手段は、さらに、前記第1登録手段に登録した内容に応じて、当該取締役会をオンライン開催する場合には、オンライン会議URLを設定して通知し、前記第2通知手段は、さらに、前記第1登録手段に登録した内容に応じて、当該株主総会をオンライン開催する場合には、オンライン会議URLを設定して通知する。
の特徴に係る発明は、第1又はの特徴係る発明であるエクイティ・ファイナンス執行支援システムであって、
前記第1登録手段、前記第2登録手段、前記第3登録手段で登録した情報、及び前記第1作成手段、前記第2作成手段で作成した議事録の情報を基に、株主名簿、新株予約権原簿、および株主名簿記載事項証明書を株式発行時及び決算期末に改定し、その変更履歴をブロックチェーンで管理する変更履歴管理手段と、
を備えるエクイティ・ファイナンス執行支援システムを提供する。
の特徴に係る発明によれば、第1又はの特徴係る発明であるエクイティ・ファイナンス執行支援システムにおいて、前記第1登録手段、前記第2登録手段、前記第3登録手段で登録した情報、及び前記第1作成手段、前記第2作成手段で作成した議事録の情報を基に、株主名簿、新株予約権原簿、および株主名簿記載事項証明書を株式発行時及び決算期末に改定し、その変更履歴をブロックチェーンで管理する変更履歴管理手段と、を備える。
の特徴に係る発明は、
エクイティ・ファイナンスの執行を支援するエクイティ・ファイナンス執行支援システムが実行するエクイティ・ファイナンス執行支援方法において、
対象となる会社の前提条件を選択するステップと、
前記会社の基本情報、発行決議案件、発行条件、割当先情報、株主総会または取締役会の議案、株主総会の種類・開催方法・開催日程または取締役会の種類・開催方法・開催日程を登録するステップと、
決議事項を表示するステップと、
前記取締役会の開催時間、開催場所、および参加者を登録し、更に、前記取締役会の追加議案、添付資料を登録するステップと、
前記取締役会の参加者に、当該取締役会の招集を通知するステップと、
増資条件判断シミュレーションを行い、シミュレーション結果を表示するステップと、
前記取締役会の参加者から、議案に対する賛否の第1回答を取得するステップと、
前記第1回答を集計した議事録を作成するステップと、
前記株主総会の開催時間、開催場所、および参加者を登録し、更に、前記株主総会の追加議案、添付資料を登録するステップと、
前記株主総会の参加者に、当該株主総会の招集を通知するステップと、
前記株主総会の参加者から、議案に対する賛否の第2回答を取得するステップと、
前記第2回答を集計した議事録、および決議通知を作成するステップと、
電子署名が対象の参加者の全員分が完了した場合、前記取締役会及び前記株主総会の議事録を確定する、又は、対象の参加者が議事録を保存、ダウンロードした時点で、議事録に電子署名を付与し、前記取締役会及び前記株主総会の議事録を確定するステップと、
前記株主総会の決議内容に基づき、新規に発行する株式の登記申請の書類を作成するステップと、
を備えるエクイティ・ファイナンス執行支援方法を提供する。
の特徴に係る発明は、
エクイティ・ファイナンスの執行を支援するエクイティ・ファイナンス執行支援システムと連携するコンピュータに、
対象となる会社の前提条件を選択するステップ、
前記会社の基本情報、発行決議案件、発行条件、割当先情報、株主総会または取締役会の議案、株主総会の種類・開催方法・開催日程または取締役会の種類・開催方法・開催日程を登録するステップ、
決議事項を表示するステップ、
前記取締役会の開催時間、開催場所、および参加者を登録し、更に、前記取締役会の追加議案、添付資料を登録するステップ、
前記取締役会の参加者に、当該取締役会の招集を通知するステップ、
増資条件判断シミュレーションを行い、シミュレーション結果を表示するステップ、
前記取締役会の参加者から、議案に対する賛否の第1回答を取得するステップ、
前記第1回答を集計した議事録を作成するステップ、
前記株主総会の開催時間、開催場所、および参加者を登録し、更に、前記株主総会の追加議案、添付資料を登録するステップ、
前記株主総会の参加者に、当該株主総会の招集を通知するステップ、
前記株主総会の参加者から、議案に対する賛否の第2回答を取得するステップ、
前記第2回答を集計した議事録、および決議通知を作成するステップ、
電子署名が対象の参加者の全員分が完了した場合、前記取締役会及び前記株主総会の議事録を確定する、又は、対象の参加者が議事録を保存、ダウンロードした時点で、議事録に電子署名を付与し、前記取締役会及び前記株主総会の議事録を確定するステップ、
前記株主総会の決議内容に基づき、新規に発行する株式の登記申請の書類を作成するステップ、
を実行させるためのコンピュータ読み取り可能なプログラムを提供する。
本発明によれば、エクイティ・ファイナンスの事務作業を、ワンストップで支援することができるエクイティ・ファイナンス執行支援システム、エクイティ・ファイナンス執行支援方法及びそのプログラムを提供することが可能となる。これにより、増資やストックオプション発行等を、人手をかけずに短期間で行うことができ、会社の資金調達を効率化することが可能となる。
エクイティ・ファイナンス執行支援システム1の概要を説明する図である。 エクイティ・ファイナンス執行支援システム1の機能構成を示す図である。 エクイティ・ファイナンス執行支援システム1が実行するエクイティ・ファイナンス執行支援処理を示すフローチャート図である。 エクイティ・ファイナンス執行支援システム1が発行条件判定処理を行う場合の機能構成を示す図である。 エクイティ・ファイナンス執行支援システム1が発行条件判定処理を実行する場合のフローチャート図である。 エクイティ・ファイナンス執行支援システム1が指標表示処理を行う場合の機能構成を示す図である。 エクイティ・ファイナンス執行支援システム1が書類作成処理を行う場合の機能構成を示す図である。 エクイティ・ファイナンス執行支援システム1が変更履歴管理処理を行う場合の機能構成を示す図である。 エクイティ・ファイナンス執行支援システム1が、議事録に電子署名を付与して発行する場合の利用者端末200の画面の一例である。 エクイティ・ファイナンス執行支援システム1が、増資条件判断シミュレーションを行う場合の利用者端末200の画面の一例である。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための形態(以下、実施形態)について詳細に説明する。以降の図においては、実施形態の説明の全体を通して同じ要素には同じ番号又は符号を付している。
[基本概念/基本構成]
図1は、エクイティ・ファイナンス執行支援システム1の概要を説明するための図である。エクイティ・ファイナンス執行支援システム1は、新株発行を通じて事業のために資金を調達するエクイティ・ファイナンスの事務作業をワンストップで効率よく行うための、エクイティ・ファイナンス執行支援システムである。サポートエクイティ・ファイナンス執行支援システム1は、エクイティ・ファイナンス執行支援システム1を制御するコンピュータ100と、エクイティ・ファイナンス執行支援システム1を利用する利用者2の利用者端末200と、取締役会に参加する取締役会参加者3の取締役会参加者端末300と、株主総会に参加する株主総会参加者4の株主総会参加者端末400と、を少なくとも含むシステムである。図1には図示していないが、コンピュータ100と利用者端末200と取締役会参加者端末300と株主総会参加者端末400とは、ネットワーク5を介して通信可能であるものとする。利用者2と利用者端末200、取締役会参加者3と取締役会参加者端末300、株主総会参加者4と株主総会参加者端末400とは、複数存在してもよいものとする。また、利用者2、取締役会参加者3、株主総会参加者4は重複してもよく、同じように、利用者端末200、取締役会参加者端末300、株主総会参加者端末400は重複してもよい。
まず、コンピュータ100の選択部101は、対象となる会社の前提条件を選択する(ステップS01)。本発明において前提条件とは、会社の形態(株主会社であるかどうか)、種類株の有無(株式譲渡制限があるか)、取締役会の設置の有無(取締役会を設置するかどうか)等であるものとする。対象となる会社の前提条件の選択は、コンピュータ100の選択部101が、利用者2に、利用者端末200を介して選択させることで行う。
次に、コンピュータ100の第1登録部102は、ステップS01で選択した対象となる会社の基本情報、発行決議案件、発行条件、割当先情報、株主総会または取締役会の議案、株主総会の種類・開催方法・開催日程または取締役会の種類・開催方法・開催日程を登録する(ステップS02)。ここでの登録は、コンピュータ100の第1登録部102が、利用者2に、利用者端末200を介して入力させることで行うものとする。本発明において、会社の基本情報には、会社名、役員代表取締役、資本金、取締役会や株主総会の招集ルール、株主名簿、新株予約権原簿のいずれかまたは全てを含むものとする。発行決議案件には、増資をするか、または、ストックオプションの発行をするか等を含むものとする。発行条件には、発行株式数、株価、割当先、発行株式数の条件、株価の下限等を含むものとする。割当先情報には、割当先が既決か未決か、既決の場合には割当先は誰か等を含むものとする。株主総会または取締役会の議案、株主総会の種類、開催方法、開催日程には、定時総会であるか臨時総会であるか、種類総会の有無と種類、通常開催であるか期間短縮であるか書面であるか、日程はいつか等を含むものとする。取締役会の種類、開催方法、開催日程には、取締役会が通常開催であるか期間短縮であるか書面であるか、日程はいつか等を含むものとする。
次に、コンピュータ100の第1表示部103は、決議事項を表示する(ステップS03)。本発明において、決議事項とは、ステップS02で登録した、発行条件や開催する会議の概要や募集条件を含むものとする。第1表示部103が決議事項を表示する先は、利用者2の利用者端末200としてもよい。エクイティ・ファイナンス執行支援システム1の設定に応じて、利用者2の指定するWEBページに同様の表示を行ってもよい。
次に、コンピュータ100の第2登録部104は、ステップS02で取締役会の開催を登録した場合、取締役会の開催時間、開催場所、および参加者を登録する(ステップS04)。ここでの登録は、コンピュータ100の第1登録部102が、利用者2に、利用者端末200を介して入力させることで行うものとする。
次に、コンピュータ100の第1通知部105は、取締役会の参加者(取締役会参加者3)に、当該取締役会の招集を通知する(ステップS05)。ここでは、ステップS04で登録した取締役会参加者3に取締役会の開催時間、開催場所と議案を通知する。取締役会では、新株の割当候補を承認するか、どのような議題で株主総会を開催するのか、株主総会の議案内容はどうするか、等が議題なるため、取締役会の議事内容についても、招集時に通知してもよい。招集の通知は、物理的な文書の発送であってもよいし、電子メール等の送付であってもよいし、その両方であってもよい。招集の通知方法は、エクイティ・ファイナンス執行支援システム1で設定可能とする。
次に、取締役会の開催後、コンピュータ100の第1取得部106は、前記取締役会参加者3から、議案に対する賛否の第1回答を取得する(ステップS06)。これは、取締役会の開催時に議事進行に併せて取得してもよいし、取締役会の終了後に改めて習得してもよい。終了後に取得する場合、第1号議案に賛成、第2号議案に不賛成等、議案毎に賛否を取得するものとする。取締役会参加者3の取締役会参加者端末300に議案を表示して、それぞれに賛否を入力させることとしてもよい。
次に、コンピュータ100の第1作成部107は、ステップS06で取得した回答をもとに、第1回答を集計した議事録を作成する(ステップS07)。第1作成部107は、ここであわせて、作成した議事録を前記取締役会参加者3に対して発行してもよいものとする。また、作成した議事録は、利用者2や取締役会参加者3によって出力可能であるものとする。
次に、コンピュータ100の第3登録部108は、ステップS02で株主総会の開催を登録した場合、株主総会の開催時間、開催場所、および参加者を登録する(ステップS08)。ここでの登録は、コンピュータ100の第1登録部102が、利用者2に、利用者端末200を介して入力させることで行うものとする。
次に、コンピュータ100の第2通知部109は、株主総会の参加者(株主総会参加者4)に、当該株主総会の招集を通知する(ステップS09)。ここでは、ステップS08で登録した株主総会参加者4に株主総会の開催時間、開催場所を通知する。株主総会では、取締役会で決議された議案を承認するか、等が議題なるため、株主総会の議事内容についても、招集時に通知してもよい。招集の通知は、物理的な文書の発送であってもよいし、電子メール等の送付であってもよいし、その両方であってもよい。招集の通知方法は、エクイティ・ファイナンス執行支援システム1で設定可能とする。
次に、株主総会の開催後、コンピュータ100の第2取得部110は、前記株主総会参加者4から、議案に対する賛否の第2回答を取得する(ステップS10)。これは、株主総会に実際に出席している出席者は、賛否の投票結果を事務局等が入力することで、第2取得部110が第2回答を取得する。一方、株主総会に出席せず委任した株主(事前に、委任が選択されコンピュータ100に委任であるデータが送信された株主)の賛否は、委任された株主総会参加者4が株主総会参加者端末400で投票することで、第2取得部110が第2回答を取得する。株主総会に欠席で、委任もされていない場合は、処理を行わない。なお、いずれの場合でも投票は議案毎に行われる。
最後に、コンピュータ100の第2作成部111は、ステップS10で取得した回答をもとに、第2回答を集計した議事録、および決議通知を作成する(ステップS11)。第2作成部111は、ここであわせて、作成した議事録、および決議通知を前記株主総会参加者4に対して発行してもよいものとする。また、作成した議事録は、利用者2や株主総会参加者4によって出力可能であるものとする。
このように、本発明によれば、エクイティ・ファイナンスの事務作業を、ワンストップで支援することができるエクイティ・ファイナンス執行支援システム、エクイティ・ファイナンス執行支援方法及びそのプログラムを提供することが可能となる。これにより、増資やストックオプション発行等を、人手をかけずに短期間で行うことができ、会社の資金調達を効率化できる等の利点を得ることができる。
[機能構成]
図2に基づいて、エクイティ・ファイナンス執行支援システム1の機能構成について説明する。エクイティ・ファイナンス執行支援システム1は、コンピュータ100と、このコンピュータ100とネットワーク5を介して通信可能に接続された利用者端末200と、取締役会参加者端末300と、株主総会参加者端末400と、を備える。コンピュータ100は、実在する装置に限らず、仮想的な装置であってもよい。
コンピュータ100は、エクイティ・ファイナンス執行支援システム1を提供する管理者により管理されるサーバ機能を有するコンピュータやパーソナルコンピュータ等であり、上述した利用者端末200と、取締役会参加者端末300と、株主総会参加者端末400と、インターネット等のネットワーク5を介してデータ通信可能に接続されており、必要なデータの送受信や各種処理を実行する。
コンピュータ100は、例えば、1台のコンピュータで実現されてもよいし、クラウドコンピュータのように、複数のコンピュータで実現されてもよい。本明細書におけるクラウドコンピュータとは、ある特定の機能を果たす際に、任意のコンピュータをスケーラブルに用いるものや、あるシステムを実現するために複数の機能構成を含み、その機能を自由に組み合わせて用いるものの何れであってもよい。
コンピュータ100は、制御部(非図示)として、CPU(Central Processing Unit)、GPU(Graphics Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等を備え、通信部(非図示)として、他の端末や装置等と通信可能にするためのデバイス、例えば、IEEE802.11に準拠したWi―Fi(Wireless―Fidelity)対応デバイス等を備える。また、コンピュータ100は、記憶部(非図示)として、ハードディスクや半導体メモリ、記憶媒体、メモリカード等によるデータのストレージ部を備える。また、コンピュータ100は、処理部(非図示)として、各種処理を実行する各種デバイス等を備える。
コンピュータ100において、制御部が所定のプログラムを読み込むことにより、通信部、記憶部、処理部と協働して、選択部101、第1登録部102、第1表示部103、第2登録部104、第1登録部105、第1取得部106、第1作成部107、第3登録部108、第2通知部109、第2取得部110、第2作成部111を実現する。
利用者端末200は、利用者2の所持するコンピュータ、スマートフォン、タブレット端末等の電子デバイスであり、上述したコンピュータ100と、ネットワーク5を介してデータ通信可能に接続されている。利用者端末200は1台である必要はなく、複数台あってもよい。
利用者端末200は、端末制御部(非図示)として、上述したコンピュータ100における制御部と同様に、CPU、GPU、RAM、ROM等を備える。利用者端末200は、通信部(非図示)として、他の端末や装置等と通信可能にするためのデバイスを備える。また、利用者端末200は、入出力部(非図示)として、データや画像や音声等を入出力する入出力デバイス等を備える。また、利用者端末200は、記憶部(非図示)として、ハードディスクや半導体メモリ、記憶媒体、メモリカード等によるデータのストレージ部を備える。また、利用者端末200は、処理部(非図示)として、各種処理を実行する各種デバイス等を備える。
取締役会参加者端末300は、取締役会参加者3の所持するコンピュータ、スマートフォン、タブレット端末等の電子デバイスであり、上述したコンピュータ100と、ネットワーク5を介してデータ通信可能に接続されている。取締役会参加者3は複数であってもよい。また、取締役会参加者端末300も1台である必要はなく、複数台あってもよい。
取締役会参加者端末300は、端末制御部(非図示)として、上述したコンピュータ100における制御部と同様に、CPU、GPU、RAM、ROM等を備える。取締役会参加者端末300は、通信部(非図示)として、他の端末や装置等と通信可能にするためのデバイスを備える。また、取締役会参加者端末300は、入出力部(非図示)として、データや画像や音声等を入出力する入出力デバイス等を備える。また、取締役会参加者端末300は、記憶部(非図示)として、ハードディスクや半導体メモリ、記憶媒体、メモリカード等によるデータのストレージ部を備える。また、取締役会参加者端末300は、処理部(非図示)として、各種処理を実行する各種デバイス等を備える。
株主総会参加者端末400は、株主総会参加者4の所持するコンピュータ、スマートフォン、タブレット端末等の電子デバイスであり、上述したコンピュータ100と、ネットワーク5を介してデータ通信可能に接続されている。株主総会参加者4は複数であってもよい。また、株主総会参加者端末400も1台である必要はなく、複数台あってもよい。
株主総会参加者端末400は、端末制御部(非図示)として、上述したコンピュータ100における制御部と同様に、CPU、GPU、RAM、ROM等を備える。株主総会参加者端末400は、通信部(非図示)として、他の端末や装置等と通信可能にするためのデバイスを備える。また、株主総会参加者端末400は、入出力部(非図示)として、データや画像や音声等を入出力する入出力デバイス等を備える。また、株主総会参加者端末400は、記憶部(非図示)として、ハードディスクや半導体メモリ、記憶媒体、メモリカード等によるデータのストレージ部を備える。また、株主総会参加者端末400は、処理部(非図示)として、各種処理を実行する各種デバイス等を備える。
[エクイティ・ファイナンス執行支援処理]
図3に基づいて、コンピュータ100が実行するエクイティ・ファイナンス執行支援処理について説明する。図3は、エクイティ・ファイナンス執行支援システム1が実行するエクイティ・ファイナンス執行支援処理を示すフローチャート図である。上述した各部が実行する処理について、本処理にあわせて説明する。
まず、コンピュータ100の選択部101は、対象となる会社の前提条件を選択する(ステップS301)。本発明において前提条件とは、会社の形態(株主会社であるかどうか)、種類株の有無(株式譲渡制限があるか)、取締役会の設置の有無(取締役会を設置するかどうか)等であるものとする。対象となる会社の前提条件の選択は、コンピュータ100の選択部101が、利用者2に、利用者端末200を介して選択させることで行う。
次に、コンピュータ100の第1登録部102は、ステップS301で選択した対象となる会社の基本情報、発行決議案件、発行条件、割当先情報、株主総会または取締役会の議案、株主総会の種類・開催方法・開催日程または取締役会の種類・開催方法・開催日程を登録する(ステップS302)。ここでの登録は、コンピュータ100の第1登録部102が、利用者2に、利用者端末200を介して入力させることで行うものとする。本発明において、会社の基本情報には、会社名、役員代表取締役、資本金、取締役会や株主総会の招集ルール、株主名簿、新株予約権原簿のいずれかまたは全てを含むものとする。発行決議案件には、増資をするか、または、ストックオプションの発行をするか等を含むものとする。発行条件には、発行株式数、株価、割当先、発行株式数の条件、株価の下限等を含むものとする。発行する株式は、種類株式であってもよいものとする。割当先情報には、割当先が既決か未決か、既決の場合には割当先は誰か等を含むものとする。株主総会または取締役会の議案、株主総会の種類、開催方法、開催日程には、定時総会であるか臨時総会であるか、種類総会の有無と種類、通常開催であるか期間短縮であるか書面であるか、日程はいつか等を含むものとする。取締役会の種類、開催方法、開催日程には、取締役会が通常開催であるか期間短縮であるか書面であるか、日程はいつか等を含むものとする。取締役会が通常開催であるか期間短縮であるか書面であるかを入力することで、その情報をもとに、開催方法を自動で入力するようにしてもよい。
次に、コンピュータ100の第1表示部103は、決議事項を利用者端末200に表示する(ステップS303)。本発明において、決議事項とは、ステップS302で登録した、発行条件や開催する会議の概要や募集条件を含むものとする。第1表示部103で決議事項を表示する先は、利用者2の利用者端末200としてもよい。エクイティ・ファイナンス執行支援システム1の設定に応じて、利用者2の指定するWEBページに同様の表示を行ってもよい。
次に、コンピュータ100の第2登録部104は、ステップS302で取締役会の開催を登録した場合、取締役会の開催時間、開催場所、および参加者を登録する(ステップS304)。ここでの登録は、コンピュータ100の第2登録部104が、利用者2に、利用者端末200を介して入力させることで行うものとする。ここで、第2登録部104は、取締役会の開催前であれば、さらに、前記取締役会の追加議案や添付資料を登録可能であるものとする。
次に、コンピュータ100の第1通知部105は、取締役会の参加者(取締役会参加者3)に、当該取締役会の招集を通知する(ステップS305)。ここでは、ステップS304で登録した取締役会参加者3に取締役会の開催時間、開催場所を通知する。取締役会では、新株の割当候補を承認するか、どのような議題で株主総会を開催するのか、株主総会の議案内容はどうするか、等が議題なるため、取締役会の議事内容についても、招集時に通知してもよい。招集の通知は、物理的な文書の発送であってもよいし、電子メール等の送付であってもよいし、その両方であってもよい。招集の通知方法は、エクイティ・ファイナンス執行支援システム1で設定可能とする。さらに、ステップS302において、第2登録部104で登録した内容に応じて、当該取締役会をオンライン開催する場合には、あわせてオンライン会議URLを設定して通知することとしてもよい。
次に、取締役会の開催後、コンピュータ100の第1取得部106は、前記取締役会参加者3から、議案に対する賛否の第1回答を取得する(ステップS306)。これは、取締役会の開催時に議事進行に併せて取得してもよいし、取締役会の終了後に改めて習得してもよい。終了後に取得する場合、第1号議案に賛成、第2号議案に不賛成等、議案毎に賛否を取得してもよい。取締役会参加者3の取締役会参加者端末300に議案を表示して、それぞれに賛否を入力させることとしてもよい。
次に、コンピュータ100の第1作成部107は、ステップS306で取得した回答をもとに、第1回答を集計した議事録を作成する(ステップS307)。第1作成部107は、ここであわせて、作成した議事録に電子署名し、前記取締役会参加者3に対して発行してもよいものとする。電子署名の方法としては、外部の電子署名サービスと連携することで電子署名を行ってもよいし、電子証明書を付与する形式としてもよい。電子署名は、合意された議事録に対して各参加者が付したうえで行ってもよい。
図9は、エクイティ・ファイナンス執行支援システム1が、議事録に電子署名を付与して発行する場合の利用者端末200の画面の一例である。ここでは、ステップS307で作成した取締役会の議事録を、利用者2の利用者端末200に表示する例を示している。利用者2が利用者端末200により議事録案を作成し、取締役会参加者3に取締役会参加者に送信902を押して議事録案を送信する。取締役会参加者3の各自はこれを受信して、修正がある場合、各自の利用者端末200にて議事録案を編集(議事録を編集901)し、議案を確定する。確定した議事録はダウンロードを行うことが可能である。次に、取締役参加者3(議事録作成者を含む利用者2を含んでもよい)が各自、議事録に電子署名を行う(電子署名903)。電子署名が全員分完了すると議事録が確定する。なお、電子署名は、署名者が電子署名の指示をすることなく、議事録を保存、ダウンロードを選択した場合に、その時点で、電子署名を付与し、議事録を確定してもよい。
図3に戻り、次に、コンピュータ100の第3登録部108は、ステップS302で株主総会の開催を登録した場合、株主総会の開催時間、開催場所、および参加者を登録する(ステップS308)。ここでの登録は、コンピュータ100の第3登録部108が、利用者2に、利用者端末200を介して入力させることで行うものとする。ここで、第3登録部108は、株主総会の開催前であれば、さらに、前記株主総会の追加議案や添付資料を登録可能であるものとする。本発明において、株主総会は種類株主総会であってもよい。
次に、コンピュータ100の第2通知部109は、株主総会の参加者に、当該株主総会の招集を通知する(ステップS309)。ここでは、ステップS308で登録した株主総会参加者4に株主総会の開催時間、開催場所を通知する。株主総会では、取締役会で決議された議案を承認するか、等が議題なるため、株主総会の議事内容についても、招集時に通知してもよい。召集の通知は、物理的な文書の発送であってもよいし、電子メール等の送付であってもよいし、その両方であってもよい。召集の通知方法は、エクイティ・ファイナンス執行支援システム1で設定可能とする。さらに、ステップS302において、第2登録部104で登録した内容に応じて、当該株主総会をオンライン開催する場合には、あわせてオンライン会議URLを設定して通知することとしてもよい。
次に、株主総会の開催後、コンピュータ100の第2取得部110は、前記株主総会参加者4から、議案に対する賛否の第2回答を取得する(ステップS310)。これは、株主総会の開催時に議事進行に併せて取得してもよいし、株主総会の終了後に改めて習得してもよい。終了後に取得する場合、第1号議案に賛成、第2号議案に不賛成等、議案毎に賛否を取得するものとする。株主総会参加者4の株主総会参加者端末400に議案を表示して、それぞれに賛否を入力させることとしてもよい。
最後に、コンピュータ100の第2作成部111は、ステップS310で取得した回答をもとに、第2回答を集計した議事録、および決議通知を作成する(ステップS311)。第2作成部111は、ここであわせて、作成した議事録、および決議通知を前記株主総会参加者4に対して発行してもよいものとする。
以上が、エクイティ・ファイナンス執行支援処理である。
このようなエクイティ・ファイナンス執行支援システム1によれば、エクイティ・ファイナンスの事務作業を、ワンストップで支援することができるエクイティ・ファイナンス執行支援システム、エクイティ・ファイナンス執行支援方法及びそのプログラムを提供することが可能となる。これにより、増資やストックオプション発行等を、人手をかけずに短期間で行うことができ、会社の資金調達を効率化できる等の利点を得ることができる。また、ステップS303までの決議事項についての入力処理と、ステップS304以降の会議開催のための入力処理とを分けることで、取締役会や株主総会といった会議を招集直前まで柔軟に設定することができる。
[発行条件判定処理]
図4は、エクイティ・ファイナンス執行支援システム1が発行条件判定処理を行う場合の機能構成を示す図である。コンピュータ100は、図2の構成に加えて、制御部が所定のプログラムを読み込むことにより、通信部、記憶部、処理部と協働して、発行条件判定部112を実現する。
図5は、エクイティ・ファイナンス執行支援システム1が発行条件判定処理を実行する場合のフローチャート図である。図5のステップS501からステップS507は、図3のステップS301からステップS307の処理に相当するため、ここでは説明を省略する。ただし、図5のステップS501-2で、コンピュータ100は、発行する株式の割当先が既決であるか否かを、利用者端末200を介して取得する。そして、各処理を行い、株主総会:ステップS512により、第2回答を集計した結果、既決となれば処理を終了(ステップS513:「YES」)するが、未決である場合(ステップS513:「未決」)は、ステップS503に処理を戻す。そして、第3回答を取得し(ステップS506)、第3回答を集計した議事録を作成(ステップS507)して、処理を終了する(ステップS508:「YES」)。
以上が、発行条件判定処理である。この判定処理を行うことで、取締役会で発行する株式数・株価・割当先が決定済である場合にのみ、株主総会を開催する手順へと進むことができ、ステップS509で入力する予定で、株主総会を確実に開催することが可能となるという利点がある。
なお、S508にて、割当先が未決であっても、ステップS509の株主総会が開催される場合があってもよく、その場合は、利用者2が利用者端末200を介して、未決であっても、株主総会を開催する処理に移行する指示を入力する。
[指標表示処理]
図6は、エクイティ・ファイナンス執行支援システム1が指標表示処理を行う場合の機能構成を示す図である。コンピュータ100は、図2の構成に加えて、制御部が所定のプログラムを読み込むことにより、通信部、記憶部、処理部と協働して、第2表示部113を実現する。
第2表示部113は、図3のステップS305の後、当該取締役会の開催まで、取締役会参加者3に、前記発行決議案件の内容を判断するための指標を表示する。また、利用者2に対しては、利用者2の望むタイミングで、発行決議案件の内容を判断するための指標を表示可能とする。発行決議案件の内容を判断するための指標とは、例えば、増資条件を判断するための指標であるものとする。増資条件を判断するためには、株主構成のシミュレーション機能等が役に立つ。また、上場企業から業種別に類似企業を検索し、IPO時の株価や増資時の株価水準を算出・試算できるようにしてもよい。
図10は、エクイティ・ファイナンス執行支援システム1が、増資条件判断シミュレーションを行う場合の利用者端末200の画面の一例である。ここでは、利用者2が利用者端末200を使用してシミュレーションを行う例を示しているが、取締役会参加者3が取締役会参加者端末300を使用して行ってもよい。図10では、新規発行株数をダイアログ1001に、予定株価をダイアログ1002に入力して、シミュレーション実行ボタン1003を押下することで、シミュレーション結果表示部1004に結果を表示する例を示している。ここでは、シミュレーション結果表示部1004に株主構成予想を表示している。
第2表示部113による、発行決議案件の内容を判断するための指標を表示はこの例に限らず、現時点での株価やシェア等を表示してもよいし、類似企業の情報を表示してもよいし、過去の増資時の株価の動き等を表示してもよい。また、増資をする場合とストックオプションを発行する場合で、注意すべき事項が違うため、発行決議案件にあわせて注意事項を表示してもよい。また、ステップS305の後に限らず、利用者2や取締役会参加者3に対して、増資前後の評価額、投資家の属性別の持株シェア等を表示できるようにしてもよい。タームシートを作成して表示できるようにしてもよい。また、増資時の株価を試算するために、独自キーワードを設定して、類似の上場企業を抽出し、PERやPSR等の指標を利用者3や取締役会参加者3に選択させて、予想株価を算出できるようにしてもよい。
以上が、指標表示処理である。この指標表示処理を行うことで、取締役会参加者3による意思決定のための調査を効率化するとともに、より会社の経営に有利な判断を行うことが可能となるという利点がある。また、指標表示処理を、会社法上の議案単位でなく、必要な会議も含めたプロジェクト単位として設定することで、単に「法律上の手続きをなぞるシステム」ではなく、増資を必要とする会社経営者の機動的な利用ニーズに応えられるという利点がある。
[書類作成処理]
図7は、エクイティ・ファイナンス執行支援システム1が書類作成処理を行う場合の機能構成を示す図である。コンピュータ100は、図2の構成に加えて、制御部が所定のプログラムを読み込むことにより、通信部、記憶部、処理部と協働して、書類作成部114を実現する。
書類作成部114は、図3のステップS303、S307及びS311の後、株主総会の決議内容に基づき、新規に発行する株式の登記申請の書類を作成する。書類の作成の際には、ステップS301からステップS311の間に、登録、取得、作成したデータを使用するものとする。なお、書類は全プロセス終了後に、アーカイブされる。
以上が、書類作成処理である。この、書類作成処理を行うことで、利用者2は、増資やストックオプション発行等に伴う事務的手続きを、人手をかけずに短期間で行うことが可能となる。
[変更履歴管理処理]
図8は、エクイティ・ファイナンス執行支援システム1が変更履歴管理処理を行う場合の機能構成を示す図である。コンピュータ100は、図2の構成に加えて、制御部が所定のプログラムを読み込むことにより、通信部、記憶部、処理部と協働して、変更履歴管理部115を実現する。
変更履歴管理部115は、図3のステップS311の後、第1登録部102、第2登録部104、第3登録部108で登録した情報、及び第1作成部107、第2作成部111で作成した議事録の情報を基に、株主名簿、新株予約権原簿、および株主名簿記載事項証明書を株式発行時及び決算期末に改定し、その変更履歴をブロックチェーンで管理する。株主名簿、新株予約権原簿、および株主名簿記載事項証明書を、増資時、ストックオプション発行時や決算期末に自動的に改訂することで、いつでも最新の情報を利用可能とする。また、ブロックチェーンで履歴を管理することで、変更履歴の真正性を証明することが可能となる。
以上が、変更履歴管理処理である。この、変更履歴管理処理を行うことで、株主名簿、新株予約権原簿、および株主名簿記載事項証明書を適切に管理することが可能となる。
なお、株主総会の決議通知への電子署名はオプションであってよく、株主総会議事録に電子署名を行う場合、議事録作成者は必ず電子署名を行う。その他の出席者が電子署名を行うか否かは、会社の指定になる。
上述した手段、機能は、コンピュータ(CPU、情報処理装置、各種端末を含む)が、所定のプログラムを読み込んで、実行することによって実現される。プログラムは、例えば、コンピュータからネットワーク経由で提供される(SaaS:ソフトウェア・アズ・ア・サービス)形態やクラウドサービスで提供されてよい。また、プログラムは、コンピュータ読取可能な記録媒体に記録された形態で提供される。この場合、コンピュータはその記録媒体からプログラムを読み取って内部記録装置又は外部記録装置に転送し記録して実行する。また、そのプログラムを、例えば、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク等の記録装置(記録媒体)に予め記録しておき、その記録装置から通信回線を介してコンピュータに提供するようにしてもよい。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述したこれらの実施形態に限るものではない。また、本発明の実施形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本発明の実施形態に記載されたものに限定されるものではない。
1 エクイティ・ファイナンス執行支援システム
2 利用者
3 取締役会参加者
4 株主総会参加者
5 ネットワーク
100 コンピュータ
101 選択部
102 第1登録部
103 第1表示部
104 第2登録部
105 第1通知部
106 第1取得部
107 第1作成部
108 第3登録部
109 第2通知部
110 第2取得部
111 第2作成部
112 発行条件判定部
113 第2表示部
114 書類作成部
115 変更履歴管理部
200 利用者端末
300 取締役会参加者端末
400 株主総会参加者端末

Claims (7)

  1. エクイティ・ファイナンスの執行を支援するエクイティ・ファイナンス執行支援システムであって、
    対象となる会社の前提条件を選択する選択手段と、
    前記会社の基本情報、発行決議案件、発行条件、割当先情報、株主総会または取締役会の議案、株主総会の種類・開催方法・開催日程または取締役会の種類・開催方法・開催日程を登録する第1登録手段と、
    決議事項を表示する第1表示手段と、
    前記取締役会の開催時間、開催場所、および参加者を登録し、更に、前記取締役会の追加議案、添付資料を登録する第2登録手段と、
    前記取締役会の参加者に、当該取締役会の招集を通知する第1通知手段と、
    増資条件判断シミュレーションを行い、シミュレーション結果を表示するシミュレーション結果表示手段と、
    前記取締役会の参加者から、議案に対する賛否の第1回答を取得する第1取得手段と、
    前記第1回答を集計した議事録を作成する第1作成手段と、
    前記株主総会の開催時間、開催場所、および参加者を登録し、更に、前記株主総会の追加議案、添付資料を登録する第3登録手段と、
    前記株主総会の参加者に、当該株主総会の招集を通知する第2通知手段と、
    前記株主総会の参加者から、議案に対する賛否の第2回答を取得する第2取得手段と、
    前記第2回答を集計した議事録、および決議通知を作成する第2作成手段と、
    電子署名が対象の参加者の全員分が完了した場合、前記取締役会の議事録を確定する、又は、対象の参加者が議事録を保存、ダウンロードした時点で、議事録に電子署名を付与し、前記取締役会の議事録を確定する確定手段と、
    前記株主総会の決議内容に基づき、新規に発行する株式の登記申請の書類を作成する書類作成手段と、
    を備えるエクイティ・ファイナンス執行支援システム。
  2. エクイティ・ファイナンスの執行を支援するエクイティ・ファイナンス執行支援システムであって、
    対象となる会社の前提条件を選択する選択手段と、
    前記会社の基本情報、発行決議案件、前記割当先情報として新規に発行する株式の割当先が既決である場合には、発行する株式数・株価・割当先を含み、新規に発行する株式の割当先が未決である場合には、発行する株式数の上限・株価の下限を含む発行条件、株主総会または取締役会の議案、株主総会の種類・開催方法・開催日程または取締役会の種類・開催方法・開催日程を登録する第1登録手段と、
    決議事項を表示する第1表示手段と、
    前記取締役会の開催時間、開催場所、および参加者を登録し、更に、前記取締役会の追加議案、添付資料を登録する第2登録手段と、
    前記取締役会の参加者に、当該取締役会の招集を通知する第1通知手段と、
    増資条件判断シミュレーションを行い、シミュレーション結果を表示するシミュレーション結果表示手段と、
    前記取締役会の参加者から、議案に対する賛否の第1回答を取得する第1取得手段と、
    前記第1回答を集計した議事録を作成する第1作成手段と、
    前記発行条件のうち、発行する割当先が決定済であるかどうかを判定し、未決定である場合には前記第1登録手段、前記第1表示手段、前記第2登録手段、前記第1通知手段、前記第1取得手段、前記第1作成手段での処理を繰り返させる発行条件判定手段と、
    前記株主総会の開催時間、開催場所、および参加者を登録し、更に、前記株主総会の追加議案、添付資料を登録する第3登録手段と、
    前記株主総会の参加者に、当該株主総会の招集を通知する第2通知手段と、
    前記株主総会の参加者から、議案に対する賛否の第2回答を取得する第2取得手段と、
    前記第2回答を集計した議事録、および決議通知を作成する第2作成手段と、
    電子署名が対象の参加者の全員分が完了した場合、前記取締役会の議事録を確定する、又は、対象の参加者が議事録を保存、ダウンロードした時点で、議事録に電子署名を付与し、前記取締役会の議事録を確定する確定手段と、
    前記株主総会の決議内容に基づき、新規に発行する株式の登記申請の書類を作成する書類作成手段と、
    を備えるエクイティ・ファイナンス執行支援システム。
  3. 前記取締役会の参加者に、前記発行決議案件の内容を判断するための指標を表示する第2表示手段と、
    を備える請求項1又は請求項2に記載のエクイティ・ファイナンス執行支援システム。
  4. 前記第1通知手段は、さらに、前記第1登録手段に登録した内容に応じて、当該取締役会をオンライン開催する場合には、オンライン会議URLを設定して通知し、
    前記第2通知手段は、さらに、前記第1登録手段に登録した内容に応じて、当該株主総会をオンライン開催する場合には、オンライン会議URLを設定して通知する
    請求項1又は請求項2に記載のエクイティ・ファイナンス執行支援システム。
  5. 前記第1登録手段、前記第2登録手段、前記第3登録手段で登録した情報、及び前記第1作成手段、前記第2作成手段で作成した議事録の情報を基に、株主名簿、新株予約権原簿、および株主名簿記載事項証明書を株式発行時及び決算期末に改定し、その変更履歴をブロックチェーンで管理する変更履歴管理手段と、
    を備える請求項1又は請求項2に記載のエクイティ・ファイナンス執行支援システム。
  6. エクイティ・ファイナンスの執行を支援するエクイティ・ファイナンス執行支援システムが実行するエクイティ・ファイナンス執行支援方法において、
    対象となる会社の前提条件を選択するステップと、
    前記会社の基本情報、発行決議案件、発行条件、割当先情報、株主総会または取締役会の議案、株主総会の種類・開催方法・開催日程または取締役会の種類・開催方法・開催日程を登録するステップと、
    決議事項を表示するステップと、
    前記取締役会の開催時間、開催場所、および参加者を登録し、更に、前記取締役会の追加議案、添付資料を登録するステップと、
    前記取締役会の参加者に、当該取締役会の招集を通知するステップと、
    増資条件判断シミュレーションを行い、シミュレーション結果を表示するステップと、
    前記取締役会の参加者から、議案に対する賛否の第1回答を取得するステップと、
    前記第1回答を集計した議事録を作成するステップと、
    前記株主総会の開催時間、開催場所、および参加者を登録し、更に、前記株主総会の追加議案、添付資料を登録するステップと、
    前記株主総会の参加者に、当該株主総会の招集を通知するステップと、
    前記株主総会の参加者から、議案に対する賛否の第2回答を取得するステップと、
    前記第2回答を集計した議事録、および決議通知を作成するステップと、
    電子署名が対象の参加者の全員分が完了した場合、前記取締役会の議事録を確定する、又は、対象の参加者が議事録を保存、ダウンロードした時点で、議事録に電子署名を付与し、前記取締役会の議事録を確定するステップと、
    前記株主総会の決議内容に基づき、新規に発行する株式の登記申請の書類を作成するステップと、
    を備えるエクイティ・ファイナンス執行支援方法。
  7. エクイティ・ファイナンスの執行を支援するエクイティ・ファイナンス執行支援システムと連携するコンピュータに、
    対象となる会社の前提条件を選択するステップ、
    前記会社の基本情報、発行決議案件、発行条件、割当先情報、株主総会または取締役会の議案、株主総会の種類・開催方法・開催日程または取締役会の種類・開催方法・開催日程を登録するステップ、
    決議事項を表示するステップ、
    前記取締役会の開催時間、開催場所、および参加者を登録し、更に、前記取締役会の追加議案、添付資料を登録するステップ、
    前記取締役会の参加者に、当該取締役会の招集を通知するステップ、
    増資条件判断シミュレーションを行い、シミュレーション結果を表示するステップ、
    前記取締役会の参加者から、議案に対する賛否の第1回答を取得するステップ、
    前記第1回答を集計した議事録を作成するステップ、
    前記株主総会の開催時間、開催場所、および参加者を登録し、更に、前記株主総会の追加議案、添付資料を登録するステップ、
    前記株主総会の参加者に、当該株主総会の招集を通知するステップ、
    前記株主総会の参加者から、議案に対する賛否の第2回答を取得するステップ、
    前記第2回答を集計した議事録、および決議通知を作成するステップ、
    電子署名が対象の参加者の全員分が完了した場合、前記取締役会の議事録を確定する、又は、対象の参加者が議事録を保存、ダウンロードした時点で、議事録に電子署名を付与し、前記取締役会の議事録を確定するステップ、
    前記株主総会の決議内容に基づき、新規に発行する株式の登記申請の書類を作成するステップ、
    を実行させるためのコンピュータ読み取り可能なプログラム。
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