JP7396084B2 - 細胞保存容器 - Google Patents

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本発明は、細胞懸濁液やタンパク質、核酸等の生体試料を保存する細胞保存容器に関する。
従来、再生医療分野においては、生体試料から採取された幹細胞が、例えば、造血幹細胞移植や各種組織の再構築等の様々な用途に用いられている。幹細胞は、生体試料から採取された後、再生医療に用いられるまでの間、細胞保存容器に収容された状態で凍結保存される(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1で提案された細胞保存容器は、可撓性を有する樹脂部材により構成され、比較的多量(例えば20ml)の細胞を収容可能な第1収容室と、比較的少量(例えば5ml)の細胞を収容可能な第2収容室と、これら第1収容室と第2収容室とを区画する区画領域と、この区画領域に設けられ第1収容室と第2収容室とを連通させる連通部と、を備える。
特許文献1で提案された細胞保存容器によれば、第1収容室及び第2収容室に細胞を収容した後に、連通部を溶着等により遮断することで、第1収容室と第2収容室とを分離できる。これにより、第1収容室又は第2収容室のみを解凍して細胞を使用できるので、必要な細胞の量に応じて、凍結保存した細胞を有効利用できる。
また、凍結保存した細胞を、少量ずつ複数回に亘って解凍して使用できるように、比較的少量の細胞を収容可能な3以上の細胞収容室を備える細胞保存容器も提案されている。
特表2001-517103号公報
以上のような複数の細胞収容室を備える細胞保存容器に細胞を収容する場合、一つの細胞収容室に設けた細胞注入口から複数の細胞収容室に細胞を注入していくが、複数の細胞収容室に存在する空気が適切に排出できず、それぞれの細胞収容室に空気が残存してしまう。また、複数の細胞収容室の空気の残存を防ぐためには、細胞保存容器を傾けて空気を排出しながら細胞を注入する必要があり、煩雑な操作を要する。
従って、本発明は、複数の細胞収容室に空気を残存させないように容易に細胞を注入できる細胞保存容器を提供することを目的とする。
本発明は、第1方向に直列に並ぶ複数の細胞収容室と、隣り合って配置される2つの前記細胞収容室を前記第1方向に連通させる連通路と、複数の前記細胞収容室のうち、前記第1方向の一端部に配置される第1端部細胞収容室に設けられる細胞導入路と、複数の前記細胞収容室のうち、前記第1方向の他端部に配置される第2端部細胞収容室に設けられる排気路と、を備える細胞保存容器に関する。
また、前記細胞導入路は、前記第1端部細胞収容室の一端部側に前記第1方向に延びて形成され、前記排気路は、前記第2端部細胞収容室の他端部側に前記第1方向に延びて形成されることが好ましい。
また、細胞保存容器は、複数の前記細胞収容室における前記第1方向に交差する第2方向側の端部に配置される複数の細胞取出口を更に備えることが好ましい。
また、複数の前記細胞収容室は、平面視において楕円形状に形成され、短径方向が前記第1方向に沿うように配置されることが好ましい。
また、細胞保存容器は、シート状部材が重ね合わせられると共に周縁部が接合されて形成されることが好ましい。
また、細胞保存容器は、重ね合わせられる前記シート状部材の間に配置される複数のチューブを更に備え、前記連通路、前記細胞導入路及び前記排気路は、該チューブを含んで構成されることが好ましい。
また、前記複数の細胞収容室は、前記シート状部材が立体形状を有するように成形されて構成されることが好ましい。
本発明の細胞保存容器によれば、複数の細胞収容室に空気を残存させないように容易に細胞を注入できる。
本発明の第1実施形態に係る細胞保存容器を示す平面図である。 第1実施形態に係る細胞保存容器を示す分解斜視図である。 図1のX-X線断面図である。 第1実施形態の細胞保存容器に細胞を注入している状態を示す図である。 細胞を注入した細胞保存容器の細胞導入路、連通路、排気路を閉鎖した状態を示す図である。 複数の細胞収容室が分離された状態の細胞保存容器を示す平面図である。 本発明の第2実施形態に係る細胞保存容器を示す平面図である。 本発明の第1変形例に係る細胞保存容器を示す平面図である。 本発明の第2変形例に係る細胞保存容器を示す平面図である。 本発明の第3変形例に係る細胞保存容器を示す平面図である。
以下、本発明の細胞保存容器の好ましい各実施形態について、図面を参照しながら説明する。細胞保存容器は、生体試料から採取された幹細胞等の細胞を複数の細胞収容室に分注して収容し、凍結保存する場合等に用いられる。
本明細書において、細胞とは、生体試料から採取された間葉系細胞を含む組織由来細胞、造血幹細胞を含む血液細胞、それらの細胞を培養した細胞や遺伝子改変された細胞を含む細胞浮遊液及び血漿を含む体液やそれらの抽出物を総称していう。
まず、第1実施形態の細胞保存容器1について、図1~図3を参照しながら説明する。
第1実施形態の細胞保存容器1は、複数の細胞収容室10と、複数の細胞収容室10それぞれに設けられる細胞取出口11と、隣り合って配置される2つの細胞収容室10を連通させる連通路20と、細胞導入路30と、排気路40と、を備える。
複数の細胞収容室10は、図1に示すように、第1方向Xに所定の間隔をあけて直列に配置される。第1実施形態では、細胞保存容器1は、5つの細胞収容室10を有して構成される。複数の細胞収容室10は、平面視で楕円形に形成され、短径方向が第1方向Xに沿って配置される。
本明細書において、細胞保存容器1における複数の細胞収容室10が並ぶ方向を第1方向X、細胞保存容器1を、複数の細胞収容室10が並んだ状態を平面視した場合における第1方向Xに平面方向に直交する方向を第2方向Y、第1方向X及び第2方向Yに直交する方向を第3方向Z又は厚さ方向Zという。
細胞収容室10は、細胞保存容器1の厚さ方向Zの断面における内壁側が曲線形状になるように立体的に形成される。第1実施形態では、細胞保存容器1の厚さ方向Zの断面は楕円形状に形成される(図3参照)。複数の細胞収容室10の第1方向Xの間隔は、後述する連通路20を好適に形成する観点から、5mm~50mmであることが好ましく、10mm~30mmであることがより好ましい。細胞収容室10の容量は、例えば、1mL~10mLの比較的小容量に設定される。
細胞取出口11は、複数の細胞収容室10それぞれの第2方向Yの一端側、つまり、楕円形状の細胞収容室10の長径側の端部に配置される。細胞取出口11は、細胞収容室10に収容された細胞を使用する場合に、取出口として用いられる。第1実施形態では、複数の細胞取出口11は、細胞保存容器1において、第2方向Yの同じ側に配置される。細胞取出口11は、厚さ方向Zの断面形状が円形に形成され、第2方向Yに所定長さ延びる。細胞取出口11の端部は、閉鎖されている。
連通路20は、隣り合って配置される2つの細胞収容室10を連通させる。連通路20は、楕円形の細胞収容室10の第2方向Yにおける中央部(第1方向Xにおける頂部)に配置され、第1方向Xに延びる。第1実施形態では、細胞保存容器1は、4つの連通路20を有して構成され、これら4つの連通路20は、第1方向Xに延びる同一直線上に配置される。
細胞導入路30は、複数の細胞収容室10のうち、第1方向Xの一端部に配置される細胞収容室10である第1端部細胞収容室101に設けられる。細胞導入路30は、第1端部細胞収容室101における第1方向Xの端部側に配置されて第1方向Xに延び、第1端部細胞収容室101と外部とを連通させる。細胞導入路30は、複数の連通路20と同一直線上に配置される。
排気路40は、複数の細胞収容室10のうち、第1方向Xの他端部に配置される細胞収容室10である第2端部細胞収容室102に設けられる。細胞導入路30は、第2端部細胞収容室102における第1方向Xの端部側に配置されて第1方向Xに延び、第2端部細胞収容室102と外部とを連通させる。排気路40は、複数の連通路20と同一直線上に配置される。
以上の細胞保存容器1は、EVA樹脂(エチレン-酢酸ビニル共重合樹脂)等の可撓性を有する熱可塑性樹脂部材を主体として構成される。より具体的には、細胞保存容器1は、熱可塑性樹脂からなる第1シート状部材50及び第2シート状部材60と、熱可塑性樹脂からなる複数のチューブ70及び複数の隔膜付チューブ80と、を含んで構成される。
第1シート状部材50及び第2シート状部材60は、まず、所定の形状(細胞収容室10、細胞取出口11、連通路20、細胞導入路30及び排気路40に対応する形状)を有するように立体成形される。ここで、第1シート状部材50及び第2シート状部材60における連通路20が形成される部分には、チューブ70の外径に略等しい太溝形状部21と、この太溝形状部21の一端側及び他端側それぞれに配置され太溝形状部21よりも細い細溝形状部22と、が立体成形される。細溝形状部22は、チューブ70の内径と略等しい大きさに形成されることが好ましい。また、第1シート状部材50及び第2シート状部材60における細胞導入路30が形成される部分には、チューブ70の外径に略等しい太溝形状部31と、この太溝形状部31の細胞収容室10側に配置され太溝形状部31よりも細い細溝形状部32と、が立体成形される。同様に、第1シート状部材50及び第2シート状部材60における排気路40が形成される部分には、チューブ70の外径に略等しい太溝形状部41と、この太溝形状部41の細胞収容室10側に配置され太溝形状部41よりも細い細溝形状部42と、が立体成形される。
次いで、第1シート状部材50及び第2シート状部材60の間における、連通路20、細胞導入路30及び排気路40に対応する位置にそれぞれチューブ70が配置される。また、細胞取出口11に対応する位置には、隔膜付チューブ80が配置される。隔膜付チューブ80は、図2に示すように、チューブ本体81と、このチューブ本体81の一端部を閉鎖する隔膜82と、を含んで構成される。そして、隔膜付チューブ80は、隔膜82が配置された一端部が細胞収容室10の第2方向Yにおける頂部近傍に位置するように配置される。
ここで、チューブ70は、太溝形状部21,31,41に対応する位置に配置される。
そして、この状態で、第1シート状部材50及び第2シート状部材60が重ね合わせられ、それぞれの周縁部の大部分がヒートシールや超音波シールにより接合される。ここで、細胞取出口11の先端側は第1シート状部材50及び第2シート状部材60が接合されることで閉鎖され、細胞導入路30及び排気路40の端部は、チューブ70が第1シート状部材50及び第2シート状部材60から突出している。
次に、第1実施形態の細胞保存容器1の使用方法について図4~図6を参照しながら説明する。
細胞保存容器1に細胞を収容する場合、まず、図4に示すように、細胞が充填されたシリンジ等の細胞導入具90を細胞導入路30に接続する。また、細胞保存容器1を、細胞導入路30が下に、排気路40が上に位置するように配置する。
次いで、図4に示すように、細胞導入具90に充填された細胞を、細胞導入路30を通じて細胞収容室10に注入する。すると、注入された細胞は、細胞導入路30から第1端部細胞収容室101、連通路20、細胞収容室10の順に下方から充填されていく。ここで、上方に排気路40が位置しているため、細胞保存容器1の内部に存在する空気は、下方から細胞が注入されることで上方に押し出されて排気路40から外部に排出される。これにより、複数の細胞収容室10及び連通路20に、空気を残存させることなく細胞が注入される。
複数の細胞収容室10のすべて及び排気路40に細胞が注入された後、図5に示すように、細胞導入路30及び排気路40は、ヒートシールや超音波シールにより接合され、閉止される。また、隣り合う2つの細胞収容室10の間においても、連通路20がヒートシールや超音波シールにより接合されて閉止され、複数の細胞収容室10は区画される。そして、複数の細胞収容室10は、連通路20が閉止された部分において切断され、それぞれ小分けされた状態で凍結保存等される。
細胞保存容器1に保存された細胞を使用する場合は、図6に示すように、必要な細胞の量に応じて必要な数の細胞収容室10を解凍する。次いで、はさみ等で細胞取出口11が露出するように第1シート状部材51及び第2シート状部材60を切断し、細胞取出口11にシリンジ等を接続して隔膜付チューブ80の隔膜82を穿刺することで細胞収容室10に収容された細胞を取り出す。
以上説明した第1実施形態の細胞保存容器1によれば、以下のような効果を奏する。
(1)細胞保存容器1を、第1方向Xに直列に並ぶ複数の細胞収容室10と、隣り合って配置される2つの細胞収容室10を第1方向Xに連通させる連通路20と、第1端部細胞収容室101に設けられる細胞導入路30と、第2端部細胞収容室102に設けられる排気路40と、を含んで構成した。これにより、第1端部細胞収容室101が下方に位置し、第2端部細胞収容室102が上方に位置するように細胞保存容器1を位置させた状態で、細胞導入路30から細胞を導入することで、複数の細胞収容室10に空気だまりを作ることなく容易に細胞を注入できる。また、複数の細胞収容室10に細胞を注入した後に、連通路20、細胞導入路30及び排気路40を閉鎖することで、複数の細胞収容室10を容易に区画して分離できる。また、分離された後に細胞収容室10に収容された細胞を利用する場合に、連通路20に存在する細胞も利用できるので、導入された細胞を無駄なく利用できる。
(2)細胞導入路30を、第1端部細胞収容室101の一端部側に第1方向Xに延びるように形成し、排気路40を第2端部細胞収容室102の他端部側に第1方向に延びるように形成した。これにより、細胞を導入する場合に、より空気だまりを作りにくくできる。
(3)細胞保存容器1を、複数の細胞収容室10それぞれにおける第2方向Yの端部に配置される細胞取出口11を含んで構成した。これにより、複数の細胞収容室10を区画して分離した後に、それぞれの細胞収容室10から容易に細胞を導出できる。
(4)細胞収容室10を楕円形状に形成し、短径方向を第1方向Xに沿うように配置した。これにより、細胞取出口11を楕円形状の長径側の端部に配置できる。よって、楕円形状の細胞収容室10に収容された細胞を使用する場合に、細胞収容室10を楕円形状の長径に沿うように細胞取出口11から取り出すことで、収容した細胞を無駄なく利用できる。
(5)細胞保存容器1を、第1シート状部材50及び第2シート状部材60を重ね合わせ、周縁部を接合することで形成した。これにより、細胞保存容器1を複雑な構成を経ることなく製造できる。
(6)細胞保存容器1を、重ね合わせられる第1シート状部材50及び第2シート状部材60の間に配置されるチューブ70を含んで構成し、連通路20、細胞導入路30及び排気路40を、チューブ70を含んで構成した。これにより、細胞を注入した後に、連通路20、細胞導入路30及び排気路40を、例えばヒートシールや超音波シールにより接合して分離することで、液密状態を好適に保ちつつ、複数の細胞収容室10を区画及び分離できる。
(7)複数の細胞収容室10を、第1シート状部材50及び第2シート状部材60が立体形状を有するように成形して構成した。これにより、複数の細胞収容室10の容量を精度よく設定できる。
次に、第2実施形態の細胞保存容器について、図7を参照しながら説明する。第2実施形態の細胞保存容器1Aは、細胞収容室10Aの配置において、第1実施形態と異なる。第2実施形態の説明にあたって、同一構成要件については同一符号を付し、その説明を省略もしくは簡略化する。
第2実施形態では、複数の細胞収容室10Aは、平面視で楕円形に形成され、長径方向が第1方向Xに沿って配置される。また、細胞取出口11は、複数の細胞収容室10Aそれぞれの第2方向Yの一端側、つまり、楕円形状の細胞収容室10Aの短径側の端部に配置される。
第2実施形態の細胞保存容器1Aによれば、上述の(1)~(3)、(5)~(7)の効果を奏する。
以上、本発明の細胞保存容器の好ましい各実施形態につき説明したが、本発明は、上述の実施形態に制限されるものではなく、適宜変更が可能である。
例えば、第1実施形態及び第2実施形態では、細胞収容室10,10Aを、第1シート状部材50及び第2シート状部材60を立体成形して構成したが、これに限らない。即ち、細胞収容室を、一方のシート状部材のみを立体的に形成し、平面状の他方のシート状部材と重ね合わせて構成してもよい。
また、第1実施形態及び第2実施形態では、細胞保存容器1,1Aを、細胞取出口11を有する複数の細胞収容室10,10Aを含んで構成したが、これに限らない。即ち、図8に示すように、細胞保存容器1Bを、細胞取出口を有さない複数の細胞収容室10Bを含んで構成してもよい。また、複数の細胞収容室10Bを、シート状部材に覆われていないチューブ70により接続してもよい。
また、第1実施形態及び第2実施形態では、細胞収容室10,10Aを楕円形状に形成したが、これに限らない。例えば、図9及び図10に示すように、細胞収容室10C,10Dを、平面視において多角形状に形成してもよい。また、この場合、細胞導入路30が下方に位置し、排気路40が上方に位置するように細胞保存容器1C,1Dを配置した状態で、細胞収容室10C,10Dの頂部となる位置に連通路20の下端部が配置されることが好ましい。これにより、複数の細胞収容室10C,10Dに細胞を導入する場合に、より空気だまりを作りにくくできる。
1,1A,1B,1C,1D 細胞保存容器
10,10A,10B,10C,10D 細胞収容室
20 連通路
30 細胞導入路
40 排気路
50 第1シート状部材(シート状部材)
60 第2シート状部材(シート状部材)
70 チューブ
101 第1端部細胞収容室
102 第2端部細胞収容室

Claims (6)

  1. 第1方向に直列に並ぶ複数の細胞収容室と、
    隣り合って配置される2つの前記細胞収容室を前記第1方向に連通させる連通路と、
    複数の前記細胞収容室のうち、前記第1方向の一端部に配置される第1端部細胞収容室に設けられる細胞導入路と、
    複数の前記細胞収容室のうち、前記第1方向の他端部に配置される第2端部細胞収容室に設けられる排気路と、を備え
    シート状部材が重ね合わせられると共に周縁部が接合されて形成され、
    重ね合わせられる前記シート状部材の間に配置される複数のチューブを更に備え、
    少なくとも前記連通路は、該チューブを含んで構成される細胞保存容器。
  2. 前記細胞導入路は、前記第1端部細胞収容室の一端部側に前記第1方向に延びて形成され、
    前記排気路は、前記第2端部細胞収容室の他端部側に前記第1方向に延びて形成される請求項1に記載の細胞保存容器。
  3. 複数の前記細胞収容室における前記第1方向に交差する第2方向側の端部に配置される複数の細胞取出口を更に備える請求項1又は2に記載の細胞保存容器。
  4. 複数の前記細胞収容室は、平面視において楕円形状に形成され、短径方向が前記第1方向に沿うように配置される請求項1~3のいずれかに記載の細胞保存容器。
  5. 記細胞導入路及び前記排気路は、前記チューブを含んで構成される請求項1~4のいずれかに記載の細胞保存容器。
  6. 前記複数の細胞収容室は、前記シート状部材が立体形状を有するように成形されて構成される請求項1~5のいずれかに記載の細胞保存容器。
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