JP7393795B2 - 樹脂封止装置 - Google Patents

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本発明は、液状樹脂を用いる樹脂封止装置に関する。
液状樹脂を用いてトランスファ成形を行うことができる装置が知られている。例えば、特許文献1には、トランスファ成形を行うプレス装置と、プレス装置のポットに液状樹脂を供給する樹脂供給装置と、を備えた樹脂成形装置が開示されている。樹脂供給装置は、ポットと同数のシリンジを備えている。
特開2012-101517号公報
シリンジからポットへ向かう流路は、成形中に樹脂が付着して圧力損失が徐々に変化する。仮に、単一又は少数のシリンジから多数のポットに液状樹脂を分配する構成の場合、圧力損失が他よりも大きい流路で供給が不足したり、圧力損失が他よりも小さい流路で供給が過剰になったりするため、ポットに供給される樹脂量がばらつきやすい。
特許文献1に開示の樹脂供給装置であれば、ポットと同数のシリンジを用いるが故に、複数のポットに均等に液状樹脂を供給できる。反面、特許文献1に開示の樹脂供給装置は、複数のシリンジを用いるが故に、液状樹脂を樹脂供給装置に補充する補充作業において、オペレータが複数のシリンジに個別に液状樹脂を充填しなければならない。補充作業に時間がかかり、樹脂成形装置が停止している時間が長くなるため、生産性が低下する。
そこで、本発明は、液状樹脂を吐出する複数の容器を一括して交換できる樹脂封止装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る樹脂封止装置は、ワークを樹脂で封止するための樹脂封止装置である。樹脂封止装置は、ワークを挟み込み加圧してモールド成形するプレスモジュールのモールド金型に設けられた複数のポットに同数の樹脂供給口から液状樹脂を供給する樹脂供給モジュールを備えている。樹脂供給モジュールは、一括して交換可能な容器ユニットと、容器ユニットから樹脂供給口に液状樹脂を供給する管路部材と、を備えている。容器ユニットは、液状樹脂を吐出可能な複数の容器と、複数の容器を保持するホルダと、を備えている。複数の容器のそれぞれの吐出口に管路部材を一括して接続可能かつ一括して接続解除可能に構成されている。
この態様によれば、容器ユニットのホルダに保持された状態の複数の容器に対して管路部材を一括して接続可能/接続解除可能になり、容器ユニットごと複数の容器を取り外すことができる。例えば、あらかじめ液状樹脂が充填された容器ユニットを用意しておいて空になった容器ユニットと交換することにより、補充作業を素早く行うことができる。補充作業において樹脂封止装置の停止時間が短くなり生産性が向上する。また、樹脂封止装置から取り外した状態で各々の容器に液状樹脂を充填できるため、オペレータがしゃがんだり、装置に合わせた窮屈な姿勢をしたりする必要がない。作業性が向上してオペレータの負担を軽減できる。
上記態様において、複数のポット及び同数の樹脂供給口の配列は、一列又は二列であり、複数の容器の配列は、樹脂供給口の配列と同一であってもよい。
この態様によれば、吐出口から樹脂供給口までの流路の各々を均等な長さに設計しやすい。ただし、複数の容器と複数の樹脂供給口との配列が異なっていても各々の流路を均等な長さに設計することは可能であり、容器の配列は樹脂供給口の配列と同一の配列だけに限定されない。
上記態様において、容器収容部を更に備え、該容器収容部は、複数の容器の並び方向に沿って容器ユニットをスライドさせることにより、該容器ユニットを着脱可能に構成されていてもよい。
この態様によれば、容器収容部から容器ユニットを取り出しやすいため、作業性に優れている。
上記態様において、容器収容部と管路部材とを個別に昇降させる昇降機構を更に備え、容器収容部の上昇及び/又は管路部材の下降により、複数の容器と管路部材とを一括して接続可能に構成され、容器収容部の下降及び/又は管路部材の上昇により、複数の容器と管路部材とを一括して接続解除可能に構成されていてもよい。
この態様によれば、容器収容部と管路部材との距離を自在に調整できるため、両者を近接させることにより流路を一括で接続し、両者を離間させることにより流路を一括して接続解除することができる。
上記態様において、互いに間隔をあけて配置された二台のプレスモジュールを更に備え、樹脂供給モジュールは、二台のプレスモジュールに挟まれるように配置されていてもよい。
この態様によれば、二台のプレスモジュールを結ぶ最短経路に樹脂供給モジュールが配置されるため、一方のプレスモジュールのポットに液状樹脂を供給した後、他方のプレスモジュールのポットに液状樹脂を供給するために樹脂供給口が移動する時間を最小化できる。樹脂封止装置を効率的に稼働させて生産性を向上させることができる。
本発明によれば、液状樹脂を吐出する複数の容器を一括して交換できる樹脂封止装置を提供することができる。
図1は、本発明の一実施形態の樹脂封止装置の一例を示す平面図である。 図2は、図1に示された樹脂供給モジュール及びプレスモジュールを拡大して示す平面図である。 図3は、図2に示されたプレスモジュールをオペレータ側から見た側面図である。 図4は、本実施形態に係る樹脂供給モジュールが複数のプレスモジュールの間を移動して液状樹脂を供給する動作を説明する側面図である。 図5は、図4に連続する図であって、樹脂供給モジュールの動作を説明する側面図である。 図6は、図5に連続する図であって、樹脂供給モジュールの動作を説明する側面図である。 図7は、本実施形態に係る樹脂供給モジュールの一例を示す斜視図である。 図8は、図7に示された容器収容部を一部透過して示す斜視図である。 図9は、図7に示された管路収容部の内部構造を示す断面図である。
添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について説明する。なお、各図において、同一の符号を付したものは、同一又は同様の構成を有する。以下、図面を参照して本発明について詳しく説明する。図1は、本発明の一実施形態の樹脂封止装置1の一例を示す平面図である。
本実施形態の樹脂封止装置1は、ワークWを樹脂で封止するための樹脂封止装置であって、図1に示すように、樹脂供給モジュール2を少なくとも備えている。本実施形態は、任意の構成として、ワーク供給モジュール4、ローダ5、プレスモジュール6、アンローダ7、ディゲータ8、ワーク収納モジュール9等を更に備えていてもよい。
ワーク供給モジュール4は、樹脂封止される前のワークWを供給マガジン3から取り出してローダ5に供給する。ローダ5は、ワーク供給モジュール4から供給されたワークWをプレスモジュール6の金型(モールド金型)60に搬送する。プレスモジュール6は、供給されたワークWを挟み込み加圧して樹脂封止(モールド成形)する。
アンローダ7は、樹脂封止されたワークW´を金型60から取り出してディゲータ8に搬送する。ディゲータ8は、樹脂封止されたワークW´から不要樹脂を分離する。ワーク収納モジュール9は、不要樹脂が分離されたワークW´をディゲータ8から受け取って収納マガジン10に収納する。
図2は、図1に示された樹脂供給モジュール2及びプレスモジュール6を拡大して示す平面図である。図2に示すように、樹脂供給モジュール2を中心にして、その周囲に少なくとも一つのプレスモジュール6が配置される。図示した例では、互いに間隔をあけて配置された二台のプレスモジュール6L,6Rに挟まれるように樹脂供給モジュール2が配置され、後述するガイドレール22がプレスモジュール6L,6Rの一方から他方に向かって敷設されている。
プレスモジュール6は、金型60内のポット64に供給された樹脂をプランジャ63によりキャビティ66へ充填して硬化させるトランスファ成形によりワークWを樹脂封止(モールド成形)する。図示した例では、金型60の下半分を構成する下型61が、中央に配置されたセンターブロック611と、センターブロック611を左右から挟むように配置されたインサートブロック612と、センターブロック611及びインサートブロック612を四方から囲繞するエンドブロック613と、で構成されている。ワークWは、インサートブロック612に載置される。センターブロック611には、樹脂を受ける複数のポット64が設けられている。金型60の構成は図示した例に限定されず、種々の構成を適宜選択できる。
樹脂供給モジュール2は、金型60に設けられた複数のポット64に熱硬化性の液状樹脂を供給する。液状樹脂は、例えば、シリコーン系樹脂やエポキシ系樹脂の組成物であり、トランスファ成形等により硬化させると、優れた封止性を発揮する。図2に示すように、樹脂供給モジュール2は、金型60のポット64と同数の樹脂供給口54を備えている。
複数のポット64の配列は、ディゲータ8で除去される不要樹脂を少なくするため、一列又は二列のマルチプランジャー構成とするのが好ましい。樹脂供給モジュール2は、容器ユニット40と、容器ユニット40から樹脂供給口54に液状樹脂を供給する管路部材50と、を備えている。容器ユニット40は、液状樹脂を吐出可能な複数の容器44を備えている。
複数の容器44の配列は、複数の管路部材50の長さを均等にするため、複数の樹脂供給口54の配列と同一であることが好ましい。図示した例では、四つのポット64がセンターブロック611の長手方向に沿って等間隔かつ一列に配列され、ポット64と同数の樹脂供給口54がポット64と同一のピッチ(中心間距離)で一列に配置されている。ただし、ポット64の配列は、図示した例に限定されず、二列であってもよいし、三列以上であってもよい。あるいは千鳥状の配列であってもよい。
図3は、図2に示されたプレスモジュール6をオペレータ側から見た側面図である。図4に示すように、プレスモジュール6は、下型61及び上型62で構成された金型60と、金型60を開閉するプレス機構70を備えている。プレス機構70は、固定プラテン72、該固定プラテン72に対して上下方向に移動可能な可動プラテン71、固定プラテン72及び可動プラテン71を案内し位置決めするタイバー73等を備えている。
図示した例では、固定プラテン72に上型62が取り付けられ、可動プラテン71に下型61が取り付けられている。下型61が固定側になり、上型62が可動側になるように構成してもよい。上型62には、下型61のポット64に対向する位置に樹脂を加熱するカル65が設けられ、ワークWと対向する位置に樹脂を成形するキャビティ66が設けられている。キャビティ66は、カル65に連通している。
プレスモジュール6は、プレス機構70により金型60を閉じてワークWをクランプしたのち、プランジャ63によりポット66内の液状樹脂をカル65に押し出してキャビティ66内に充填する。充填された樹脂が硬化してから金型60を開くと、樹脂封止されたワークW´をアンローダ7等により取り出すことができる。樹脂封止されたワークW´を封止品W´と呼んでもよい。
樹脂供給モジュール2とプレスモジュール6との間には、熱を遮断するシャッタ74が設けられていてもよい。シャッタ74は、樹脂供給モジュール2の樹脂供給口54が金型60外にあるとき、金型60からの熱を遮断して樹脂供給口54の温度上昇を抑制する。
樹脂供給モジュール2は、複数のプレスモジュール6の間を移動するための進退機構21及び回転機構24を備えている。進退機構21は、工場等の床面に設置可能な筐体状のベース20に架設されたガイドレール22と、ガイドレール22に沿って移動するスライダ23と、を備えている。スライダ23には、回転機構24が設けられている。回転機構24は、ベース20に対して鉛直軸回りに回転する。ベース20に回転機構24を設け、回転機構24の上に進退機構21を設けてもよい。樹脂供給モジュール2は、回転機構24に固定された昇降機構30を備えている。
図4から図6は、本実施形態に係る樹脂供給モジュール2が複数のプレスモジュール6の間を移動して液状樹脂を供給する動作を説明する側面図である。図4は、図3に示された樹脂供給モジュール2が進退機構21により左側のプレスモジュール6Lに向かって移動した状態を示している。図示した状態において、管路部材50の先端側に設けられた樹脂供給口54は、金型60内に進入し、対応するポット64の直上に位置している。後述するプランジャ37を駆動し管路部材50を挟むピンチバルブ56を緩め、各々のポット64に当該ポット64に対応する樹脂供給口54から液状樹脂を滴下させる。
図5は、図4に示された支柱31が回転機構24により鉛直軸回りに180度回転した状態を示している。図示した状態は、樹脂供給口54が金型60外にある待機状態である。このとき、樹脂供給モジュール2とプレスモジュール6との間に設けられたシャッタ74が閉じられていてもよい。樹脂供給口54の温度上昇が抑制できる。樹脂供給口54の直下には、液状樹脂を一時的に貯留する廃液カップ25が配置されていてもよい。例えば、管路部材50内にエアが混入したとき、廃液カップ25内に液状樹脂を廃棄してエアを抜くことができる。
図6は、図5に示された樹脂供給モジュール2が進退機構21によって右側のプレスモジュール6Rに向かって移動した状態を示している。図示した状態において、樹脂供給口54は、金型60内に進入し、対応するポット64の直上に位置している。左側のポット64に液状樹脂を供給した動作と同様に、後述するプランジャ37を駆動し管路部材50を挟むピンチバルブ56を緩め、各々のポット64に当該ポット64に対応する樹脂供給口54から液状樹脂が滴下させる。
以上の動作を繰り返して、樹脂供給モジュール2は、プレスモジュール6のポット64に液状樹脂を供給する。やがて、容器ユニット40の液状樹脂の残量が少なくなり、樹脂供給装置2を停止して液状樹脂を補充する作業が必要になる。本実施形態に係る樹脂供給モジュール2は、液状樹脂を吐出する複数の容器44を一括して交換できることが特徴の一つである。図7から9を参照して、複数の容器44の交換に関する構成について説明する。
図7は、本実施形態に係る樹脂供給モジュール2の一例を示す斜視図である。図7に示すように、昇降機構30は、支柱31と、支柱31に沿って個別に昇降可能な第1昇降部32、第2昇降部33及び第3昇降部34と、を備えている。図9に示すように、第1昇降部32には、複数の管路部材50が固定されている。複数の管路部材50は、管路収容部35に覆われている。第2昇降部33には、容器ユニット40を収容する容器収容部36が固定されている。第3昇降部34には、容器収容部36に下方から対向する複数のプランジャ37が固定されている。昇降機構30は、管路収容部35内の管路部材50と、容器収容部36内の容器ユニット40と、複数のプランジャ37と、を個別に昇降させることができる。
図8は、図7に示された容器収容部36を一部透過して示す斜視図である。図8に示すように、容器ユニット40は、前述した複数の容器44に加えて、複数の容器44を並べて保持するホルダ43を更に備えている。図示した例では、六本の容器44が一列に配列された状態でホルダ43に保持されている。
各々の容器44には、液状樹脂が充填されている。容器44の先端には、液状樹脂を吐出可能な吐出口45が設けられている。容器44は、吐出口45に装着されたOリング等の気密部材を備えている。容器ユニット40が容器収容部36に取り付けられた状態において、各々のプランジャ37は、対応する容器44に対して吐出口45とは反対側から対向している。プランジャ37により容器44を押圧すれば、各々の容器44の吐出口45から液状樹脂を吐出させることができる。
容器ユニット40は、容器収容部36に着脱可能に構成されている。図示した例では、容器ユニット40が、複数の容器44が一列に並んだ方向Dに沿ってスライド可能であり、ホルダ43に設けられた把持部を持って押し込んで容器収容部36に容器ユニット40を取り付けたり、把持部を持って引っ張って容器収容部36から容器ユニット40を取り外したりできる。例えば、外に向かうに従い間口が広くなるような誘い込み形状(ラフガイド)361等を容器収容部36に設けて、容器ユニット40をスライドさせれば、容器収容部36と容器ユニット40とを簡単に位置合わせできる。
図9は、図7に示された管路収容部35の内部構造を示す断面図である。各々の管路部材50は、可撓性を有したチューブで構成されている。管路部材50の先端側には、前述した樹脂供給口54が設けられている。図示した例では、樹脂供給口54にピンチバルブ56が設けられている。ピンチバルブ56は、管路部材50を構成するチューブを挟むことにより流路を絞り、樹脂供給口54から供給される流量を調整したり、流路を閉じたりすることができる。
樹脂供給モジュール2は、樹脂供給モジュール2内を流れる液状樹脂を所定の温度域に保つ温度調節機構38を更に備えていてもよい。温度調節機構38は、空気や水のような冷媒を流通させる熱交換器であってもよいし、ペルチェ素子のような熱電変換素子であってもよい。
管路部材50の基端側には、容器44の吐出口45と同数のコネクタ55が設けられている。なお、樹脂供給口54の数とコネクタ55の数とは必ずしも一致しない。例えば、管路部材50を二股に分岐させ、コネクタ55の二倍の樹脂供給口54を設けることもできる。
コネクタ55は、容器44の先端のOリング等と嵌合可能に構成されている。前述したホルダ43は、複数の容器44の配列が位置ずれしないように保持できる。前述した昇降機構30は、各々の容器44と当該容器44に対応するコネクタ55について、水平方向の相対位置が変化せず、かつ鉛直方向の距離が変化するようにそれらを昇降させる。
容器収容部36の上昇及び/又は管路部材50の下降によって、複数の容器44の吐出口45と同数のコネクタ55との距離を近づけると、各々の吐出口45の気密部材に当該吐出口45に対応する直上のコネクタ55が挿入される。これにより、複数の容器44と複数の管路部材50とを一括して接続できる。
逆に、容器収容部36の下降及び/又は管路部材50の上昇によって、複数の容器44の吐出口45と同数のコネクタ55との距離を遠ざけると、各々の吐出口45の気密部材から当該吐出口45に対応するコネクタ55が引き抜かれる。また、プランジャ37を容器44から引き抜かれる。これにより、複数の容器44と複数の管路部材50とを一括して接続解除できる。
以上のように構成された本実施形態の樹脂封止装置1によれば、複数の管路部材50と一括して接続可能かつ接続解除可能な容器ユニット40を用いて、容器ユニット40に保持された複数の容器44を一括して交換できる。これにより、液状樹脂の補充作業を内段取りから外段取りにすることができるようになり、補充作業における樹脂封止装置1の停止時間を短縮できる。
以上説明した実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。実施形態が備える各要素並びにその配置、材料、条件、形状及びサイズ等は、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。また、異なる実施形態で示した構成同士を部分的に置換し又は組み合わせることが可能である。
1…樹脂封止装置、2…樹脂供給モジュール、3…供給マガジン、4…ワーク供給モジュール、5…ローダ、6,6L,6R…プレスモジュール、7…アンローダ、8…ディゲータ、9…ワーク収納モジュール、10…収納マガジン、20…ベース、21…進退機構、22…ガイドレール、23…スライダ、24…回転機構、25…廃液カップ、30…昇降機構、31…支柱、32…第1昇降部、33…第2昇降部、34…第3昇降部、35…管路収容部、36…容器収容部、37…プランジャ、38…温度調節機構、40…容器ユニット、43…ホルダ、44…容器、45…吐出口、50…管路部材、54…樹脂供給口、55…コネクタ、56…ピンチバルブ、60…モールド金型、61…下型、62…上型、63…プランジャ、64…ポット、65…カル、66…キャビティ、70…プレス機構、71…可動プラテン、72…固定プラテン、73…タイバー、74…シャッタ、361…誘い込み形状、431…把持部、611…センターブロック、612…インサートブロック、613…エンドブロック、D…並び方向、W,W´…ワーク。

Claims (5)

  1. ワークを樹脂で封止するための樹脂封止装置であって、
    ワークを挟み込み加圧してモールド成形するプレスモジュールのモールド金型に設けられた複数のポットに同数の樹脂供給口から液状樹脂を供給する樹脂供給モジュールを備え、
    前記樹脂供給モジュールは、
    一括して交換可能な容器ユニットと、
    前記容器ユニットから前記樹脂供給口に液状樹脂を供給する管路部材と、を備え、
    前記容器ユニットは、
    液状樹脂を吐出可能な複数の容器と、
    前記複数の容器を保持するホルダと、を備え、
    前記複数の容器のそれぞれの吐出口に前記管路部材を一括して接続可能かつ一括して接続解除可能に構成されている、
    樹脂封止装置。
  2. 前記複数のポット及び同数の前記樹脂供給口の配列は、一列又は二列であり、
    前記複数の容器の配列は、前記樹脂供給口の配列と同一である、
    請求項1に記載の樹脂封止装置。
  3. 容器収容部を更に備え、該容器収容部は、前記複数の容器の並び方向に沿って前記容器ユニットをスライドさせることにより、該容器ユニットを着脱可能に構成されている、
    請求項1又は2に記載の樹脂封止装置。
  4. 前記容器収容部と前記管路部材とを個別に昇降させる昇降機構を更に備え、
    前記容器収容部の上昇及び/又は前記管路部材の下降により、前記複数の容器と前記管路部材とを一括して接続可能に構成され、
    前記容器収容部の下降及び/又は前記管路部材の上昇により、前記複数の容器と前記管路部材とを一括して接続解除可能に構成されている、
    請求項3に記載の樹脂封止装置。
  5. 互いに間隔をあけて配置された二台のプレスモジュールを更に備え、
    前記樹脂供給モジュールは、前記二台のプレスモジュールに挟まれるように配置されている、
    請求項1から4のいずれか一項に記載の樹脂封止装置。
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