JP7393271B2 - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Description

本発明は、空気入りタイヤに関するものである。
例えば自動車等の車両に装着される空気入りタイヤは、トレッドに、トレッドの全周に亘ってタイヤ周方向に延びる周方向主溝と、横溝又はサイプとが刻まれた、トレッドパターンを有することで、駆動力、制動力、排水性、操縦安定性等を向上させるようにした構成とされるのが一般的である(例えば、特許文献1、2参照)。
特開2011-255805号公報 特開平07-276919号公報
空気入りタイヤは、トレッドの路面に接地する接地面の形状が、略楕円形となるように設計されるのが一般的である。この場合、トレッドのタイヤ幅方向の各位置において接地圧が異なることになるので、これがトレッドのタイヤ幅方向の各位置における摩耗性能に影響を与えることになる。
しかし、上記従来の空気入りタイヤでは、トレッドの接地面の形状や接地圧によらずにトレッドパターンの形状を決定するようにしており、この点で、空気入りタイヤの耐摩耗性能の向上に関して改善の余地があった。
本発明の目的は、耐摩耗性能を向上させた空気入りタイヤを提供することにある。
本発明の空気入りタイヤは、トレッドが、前記トレッドの全周に亘ってタイヤ周方向に延びる少なくとも2本の周方向主溝と、横溝又はサイプと、が刻まれた、トレッドパターンを有する、空気入りタイヤであって、前記トレッドが、最もタイヤ幅方向外側の2本の前記周方向主溝に挟まれた、センター陸部と、最もタイヤ幅方向外側の2本の前記周方向主溝よりもタイヤ幅方向外側に配置されたショルダー陸部と、を有し、前記センター陸部において前記トレッドパターンを構成する、第1パターン構成単位の、タイヤ周方向への繰り返しの第1ピッチが、前記ショルダー陸部において前記トレッドパターンを構成する、第2パターン構成単位の、タイヤ周方向への繰り返しの第2ピッチよりも小さくなるように、前記周方向主溝、前記横溝又は前記サイプが刻まれており、前記ショルダー陸部に、タイヤ幅方向外側からタイヤ幅方向内側に向けて延びて前記ショルダー陸部の内部で終端する第1の横溝と、前記周方向主溝からタイヤ幅方向外側に向けて延びて前記ショルダー陸部の内部で終端する第2の横溝と、が設けられていることを特徴とする。
本発明の空気入りタイヤは、前記第1ピッチをAとし、前記第2ピッチをBとしたときに、0.57≦A/B≦0.93を満たすように、前記周方向主溝、前記横溝又は前記サイプが刻まれているのが好ましい。
本発明の空気入りタイヤは、前記第2の横溝のタイヤ幅方向の長さが、前記トレッドの踏面における前記第1の横溝のタイヤ幅方向の長さの、30~70%であるのが好ましい。
本発明の空気入りタイヤは、前記第1の横溝と前記第2の横溝との、タイヤ幅方向についてのオーバーラップ長さが、前記第2の横溝のタイヤ幅方向の長さの、20~70%であるのが好ましい。
本発明の空気入りタイヤは、前記センター陸部に、前記センター陸部をタイヤ幅方向に横断して、2本の前記周方向主溝のそれぞれに連なる前記横溝又は前記サイプが設けられているのが好ましい。
本発明によれば、耐摩耗性能を向上させた空気入りタイヤを提供することができる。
本発明の一実施形態に係る空気入りタイヤの、トレッドの一部をタイヤ周方向に展開して示す展開図である。 実施例に係る空気入りタイヤの、トレッドの一部をタイヤ周方向に展開して示す展開図である。 比較例に係る空気入りタイヤの、トレッドの一部をタイヤ周方向に展開して示す展開図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して詳細に例示説明する。
本発明の一実施形態に係る空気入りタイヤ1は、適用リムに組み付けられ、規定内圧が充填された状態で、例えば乗用自動車に装着して使用されるものである。
空気入りタイヤ1は、トレッド2と、トレッド2の両側部に連なる一対のサイドウォール3とを備えており、その主要な構成部分は合成ゴムを主体とした材料で形成されている。また、空気入りタイヤ1は、その内部構造として、サイドウォール3の内周縁部分に設けられた一対のビード部、一方のビード部からトレッド2の内部を通して他方のビード部にまで延びるトロイダル形状のカーカス、カーカスの径方向外側に配置される補強用のベルト等、を備えた構成とすることができる。
空気入りタイヤ1のトレッド2には、周方向溝、横溝、サイプ等が刻まれることで、トレッドパターンTPが設けられている。
ここで、トレッド2に設けられた「溝(横溝)」とは、幅が0.8mm以上、20.0mm以下の溝を意味するものとする。
また、トレッド2に設けられる「サイプ」とは、幅が0.8mm未満の溝であって、トレッド2の踏面2aの路面への接地時ないし制動時に、接地面内において開口が閉じる形状のものを意味するものとする。
本実施の形態では、トレッドパターンTPは、所謂、対称パターンとなっている。すなわち、トレッドパターンTPは、タイヤ赤道面CLを挟んだタイヤ幅方向の一方側と他方側とが、タイヤ赤道面CL上の点を中心として互いに点対称な形状のものとなっている。
トレッド2には、トレッドパターンTPを構成する、少なくとも2本の周方向主溝10が設けられる。本実施の形態では、トレッド2の踏面2aは、タイヤ赤道面(タイヤ幅方向中央部)CLに沿って配置された第1の周方向主溝10aと、第1の周方向主溝10aに対してタイヤ幅方向の一方側に間隔を空けて配置された第2の周方向主溝10bと、第1の周方向主溝10aに対してタイヤ幅方向の他方側に間隔を空けて配置された第3の周方向主溝10cと、の3本の周方向主溝10が設けられている。第1の周方向主溝10a、第2の周方向主溝10b及び第3の周方向主溝10cは、それぞれトレッド2の全周に亘ってタイヤ周方向に沿って真っすぐに連続して延びており、トレッド2の踏面2aに開口している。
ここで、「トレッド2の踏面2a」は、空気入りタイヤ1を適用リムに組み付け、その内部に規定内圧を充填し、最大負荷能力に対応した荷重を加えた状態で、路面上で転動させた際に、当該路面に接触する部分である。
また、「適用リム」とは、タイヤが生産され、使用される地域に有効な産業規格であって、日本ではJATMA(日本自動車タイヤ協会)のJATMA YEAR BOOK、欧州ではETRTO(The European Tyre and Rim Technical Organisation)のSTANDARDS MANUAL、米国ではTRA(The Tire and Rim Association,Inc.)のYEAR BOOK等に記載されている、又は将来的に記載される、適用サイズにおける標準リム(ETRTOのSTANDARDS MANUALではMeasuring Rim、TRAのYEAR BOOKではDesign Rim)を指す(即ち、上記の「適用リム」には、現行サイズに加えて将来的に上記産業規格に含まれ得るサイズも含む。「将来的に記載されるサイズ」の例としては、ETRTO Experimental Standardとして記載されているサイズを挙げることができる。)が、上記産業規格に記載のないサイズの場合は、タイヤのビード幅に対応した幅のリムをいう。
さらに、「規定内圧」とは、上記JATMA等に記載されている、適用サイズ・プライレーティングにおける単輪の最大負荷能力に対応する空気圧(最高空気圧)を指し、上記産業規格に記載のないサイズの場合は、「規定内圧」は、タイヤを装着する車両毎に規定される最大負荷能力に対応する空気圧(最高空気圧)をいう。
周方向主溝10の溝幅(第1の周方向主溝10a、第2の周方向主溝10b及び第3の周方向主溝10cの溝幅)は、特に限定されないが、0.8mm以上、20.0mm以下であるのが好ましい。これにより、トレッド2の踏面2aの面積を確保しつつトレッドパターンTPを排水性が良好なものとすることができる。
周方向主溝10の形状(第1の周方向主溝10a、第2の周方向主溝10b及び第3の周方向主溝10cの形状)は、上記のように、トレッド2の全周に亘ってタイヤ周方向に沿って真っすぐに連続して延びる形状であるのが好ましいが、タイヤ周方向にジグザグ状ないし波形に延びる形態とすることもできる。
トレッド2の、最もタイヤ幅方向外側の2本の周方向主溝10に挟まれた陸部は、センター陸部20となっている。本実施の形態では、3本の周方向主溝10が設けられることにより、トレッド2には、第1の周方向主溝10aと第2の周方向主溝10bとに挟まれた第1のセンター陸部20aと、第1の周方向主溝10aと第3の周方向主溝10cとに挟まれた第2のセンター陸部20bとの、2つのセンター陸部20が設けられている。第1のセンター陸部20aと第2のセンター陸部20bは、それぞれタイヤ周方向に真っすぐに延びた形状となっている。
一方、トレッド2の、最もタイヤ幅方向外側の2本の周方向主溝10よりもタイヤ幅方向外側に配置された陸部は、ショルダー陸部30となっている。すなわち、トレッド2の、第2の周方向主溝10bよりもタイヤ幅方向外側(図1中で左側)の陸部は第1のショルダー陸部30aとなっており、トレッド2の、第3の周方向主溝10cよりもタイヤ幅方向外側(図1中で右側)の陸部は第2のショルダー陸部30bとなっている。第1のショルダー陸部30aは、トレッド2の踏面2aの部分から一方のサイドウォール3に向けて延び、第2のショルダー陸部30bは、トレッド2の踏面2aの部分から他方のサイドウォール3に向けて延びている。
センター陸部20には、複数の第1のサイプ21が設けられている。なお、図1においては、便宜上、第1のセンター陸部20a及び第2のセンター陸部20bにおいて、1つの第1のサイプ21にのみ符号を付してある。
本実施の形態では、複数の第1のサイプ21は、それぞれセンター陸部20をタイヤ幅方向に横断し、その両端が当該センター陸部20を区画形成する2本の周方向主溝10に連なる構成とされている。
より具体的には、第1のセンター陸部20aには、それぞれタイヤ幅方向に対して45度以下の角度で傾斜して延びるとともに、第1のセンター陸部20aをタイヤ幅方向に横断して、一端において第1の周方向主溝10aに連なるとともに他端において第2の周方向主溝10bに連なる複数の第1のサイプ21が設けられている。第1のセンター陸部20aに設けられた複数の第1のサイプ21は、タイヤ周方向に、一定の間隔を空けて並べて設けられている。
同様に、第2のセンター陸部20bには、それぞれタイヤ幅方向に対して45度以下の角度で傾斜して延びるとともに、第2のセンター陸部20bをタイヤ幅方向に横断して、一端において第1の周方向主溝10aに連なるとともに他端において第3の周方向主溝10cに連なる複数の第1のサイプ21が設けられている。また、第2のセンター陸部20bに設けられた複数の第1のサイプ21は、タイヤ周方向に、第1のセンター陸部20aに設けられた複数の第1のサイプ21の場合と同一の一定の間隔を空けて並べて設けられている。
上記の通り、トレッドパターンTPは対称パターンとなっているので、第1のセンター陸部20aに設けられた複数の第1のサイプ21の形状ないし配置と、第2のセンター陸部20bに設けられた複数の第1のサイプ21の形状ないし配置とは、互いに点対称の関係にある。
本実施の形態では、第1のサイプ21を、2本の周方向主溝10に連なるように、センター陸部20をタイヤ幅方向に横断する構成としたが、これに限らず、一端のみが周方向主溝10に連なる形態としてもよく、あるいは両端がともにセンター陸部20の内部で終端して周方向主溝10に連ならない形態としてもよい。また、第1のサイプ21は、タイヤ幅方向に対して45度以下の角度で傾斜して延びる形態に限らず、タイヤ幅方向に平行に延びる形態としてもよい。
第1のサイプ21を、タイヤ幅方向に対して45度以下の角度で傾斜して延びる形態とした場合には、第1のサイプ21の周方向主溝10に連なる端部に、面取り部22を設けた構成とするのが好ましい。この場合、面取り部22は、センター陸部20の、第1のサイプ21と周方向主溝10とが成す角度が鋭角となる角部分に、センター陸部20の当該角部分を斜めに切り欠く形態で設けられる。このような面取り部22を設けることで、センター陸部20の、第1のサイプ21と周方向主溝10とが成す角度が鋭角となる角部分が欠けることを防止することができるとともに、センター陸部20と路面との間に生じた水膜の周方向主溝10への排水を促進することができる。
ショルダー陸部30には、タイヤ幅方向外側からタイヤ幅方向内側に向けて延びてショルダー陸部30の内部で終端する第1の横溝31と、第2の周方向主溝10bないし第3の周方向主溝10cからタイヤ幅方向外側に向けて延びて、ショルダー陸部30の内部で終端する第2の横溝32と、が設けられている。
第1の横溝31は、トレッド2の踏面2aよりもタイヤ幅方向外側から、タイヤ幅方向内側に向けてタイヤ幅方向に略平行に延びた形態を有しており、そのタイヤ幅方向内側の端部は、第2の周方向主溝10bないし第3の周方向主溝10cから所定の距離だけ離れて配置されている。
第2の横溝32は、第2の周方向主溝10bないし第3の周方向主溝10cからタイヤ幅方向外側に向けて延びるとともに、タイヤ幅方向外側に向かうに連れて溝幅が狭くなる形態を有し、そのタイヤ幅方向外側の端部は、トレッド2の踏面2aにおいて第1の横溝31のタイヤ幅方向内側の端部よりもタイヤ幅方向外側に配置されている。
なお、第1の横溝31及び第2の横溝32は、タイヤ幅方向に対して傾斜して延びる形態とすることもできるが、この場合、それぞれタイヤ幅方向に対して45度以下の角度で傾斜して延びる形態とするのが好ましい。
本実施の形態では、ショルダー陸部30のトレッド2の踏面2aよりもタイヤ幅方向外側の部分には、隣り合う一対の第1の横溝31の間の範囲でタイヤ周方向に延びる複数の縦溝33と、それぞれ対応する縦溝33に連なるとともに縦溝33からタイヤ幅方向内側に向けて曲がりながら延びる複数の第2のサイプ34とが設けられている。
第1のショルダー陸部30aには、複数の第1の横溝31、第1の横溝31と同数の第2の横溝32、第1の横溝31と同数の縦溝33及び第1の横溝31と同数の第2のサイプ34が、タイヤ周方向に、互いに同一となる一定の間隔を空けて並べて設けられている。同様に、第2のショルダー陸部30bにも、第1のショルダー陸部30aに設けられたのと同数の、第1の横溝31、第2の横溝32、縦溝33及び第2のサイプ34が、タイヤ周方向に、互いに同一となる一定の間隔を空けて並べて設けられている。
上記の通り、トレッドパターンTPは対称パターンとなっているので、第1のショルダー陸部30aに設けられた複数の第1の横溝31、第2の横溝32、縦溝33及び第2のサイプ34の形状ないし配置と、第2のショルダー陸部30bに設けられた複数の第1の横溝31、第2の横溝32、縦溝33及び第2のサイプ34の形状ないし配置とは、互いに点対称の関係にある。
なお、図1においては、便宜上、それぞれのショルダー陸部30において、1つの第1の横溝31、第2の横溝32、縦溝33及び第2のサイプ34にのみ符号を付してある。
本実施の形態の空気入りタイヤ1では、トレッドパターンTPは、センター陸部20においてトレッドパターンTPを構成する第1パターン構成単位20Aの、タイヤ周方向への繰り返しの第1ピッチAが、ショルダー陸部30においてトレッドパターンTPを構成する第2パターン構成単位30Aの、タイヤ周方向への繰り返しの第2ピッチBよりも小さくなるように、周方向主溝10、第1のサイプ21、第1の横溝31、第2の横溝32、縦溝33及び第2のサイプ34が刻まれた構成となっている。
すなわち、第1のセンター陸部20aと第2のセンター陸部20bとに設けられる複数の第1のサイプ21及び面取り部22は、全て、タイヤ周方向に同一の間隔を空けて(同一のピッチで)並べて配置されているので、センター陸部20におけるトレッドパターンTPは、第1のセンター陸部20a及び第2のセンター陸部20bのそれぞれが、1つ分の第1のサイプ21及び面取り部22を含む形状の第1パターン構成単位20Aを最小単位とし、当該第1パターン構成単位20Aをタイヤ周方向に複数回繰り返したものとなっている。すなわち、本実施の形態の空気入りタイヤ1では、センター陸部20におけるトレッドパターンTPは、同じパターンないし形状が繰り返される最小の単位が、1つ分の第1のサイプ21及び面取り部22を含む形状の第1パターン構成単位20Aであるとともに、複数の第1パターン構成単位20Aが、タイヤ周方向に隣接する2つの第1のサイプ21のタイヤ周方向の間隔と同一の第1ピッチAでタイヤ周方向に並ぶ形態となっている。
また、第1のショルダー陸部30aと第2のショルダー陸部30bとに設けられる複数の第1の横溝31、第2の横溝32、縦溝33及び第2のサイプ34は、全て、タイヤ周方向に同一の間隔を空けて(同一のピッチで)並べて配置されているので、ショルダー陸部30におけるトレッドパターンTPは、第1のショルダー陸部30a及び第2のショルダー陸部30bのそれぞれにおいて、1つ分の第1の横溝31、第2の横溝32、縦溝33及び第2のサイプ34を含む形状の第2パターン構成単位30Aを最小単位とし、当該第2パターン構成単位30Aをタイヤ周方向に複数回繰り返したものとなっている。すなわち、本実施の形態の空気入りタイヤ1では、ショルダー陸部30におけるトレッドパターンTPは、同じパターンないし形状が繰り返される最小の単位が、1つ分の第1の横溝31、第2の横溝32、縦溝33及び第2のサイプ34を含む形状の第2パターン構成単位30Aであるとともに、複数の第2パターン構成単位30Aが、タイヤ周方向に隣接する2つの第1の横溝31のタイヤ周方向の間隔と同一の第2ピッチBでタイヤ周方向に並ぶ形態となっている。
そして、本実施の形態の空気入りタイヤ1では、トレッドパターンTPは、センター陸部20における第1パターン構成単位20Aのタイヤ周方向への第1ピッチAが、ショルダー陸部30における第2パターン構成単位30Aの、タイヤ周方向への繰り返しの第2ピッチBよりも小さくなるように、周方向主溝10、第1のサイプ21、第1の横溝31、第2の横溝32、縦溝33及び第2のサイプ34がトレッド2に刻まれた構成となっている。
このように、本実施の形態の空気入りタイヤ1では、トレッドパターンTPを、センター陸部20においてトレッドパターンTPを構成する第1パターン構成単位20Aの、タイヤ周方向への繰り返しの第1ピッチAが、ショルダー陸部30においてトレッドパターンTPを構成する第2パターン構成単位30Aの、タイヤ周方向への繰り返しの第2ピッチBよりも小さくなるように、周方向主溝10、第1のサイプ21、第1の横溝31、第2の横溝32、縦溝33及び第2のサイプ34が刻まれた構成としたので、第1ピッチAと第2ピッチBとを同一とした場合に比べて、センター陸部20の剛性を、ショルダー陸部30の剛性に対して、相対的に低下させることができる。これにより、トレッド2の路面に接地する接地面の形状が略楕円形となるように設計された空気入りタイヤ1において、走行時、特に加減速時に、センター陸部20とショルダー陸部30とに加わるタイヤ周方向の力を均一化して、センター陸部20とショルダー陸部30とが均一に摩耗するようにすることができる。よって、トレッド2の全体に均一に摩耗されるようにして、空気入りタイヤ1の耐摩耗性能を向上させることができる。
空気入りタイヤ1は、トレッドパターンTPが、第1ピッチAの値をAとし、第2ピッチBの値をBとしたときに、0.57≦A/B≦0.93、を満たすように、周方向主溝10、第1のサイプ21、第1の横溝31、第2の横溝32、縦溝33及び第2のサイプ34がトレッド2に刻まれた構成とするのが好ましい。本実施の形態では、A/Bは2/3となっている。
このように、トレッドパターンTPを、第1ピッチAの値をAとし、第2ピッチBの値をBとしたときに、0.57≦A/B≦0.93、を満たすように、周方向主溝10、第1のサイプ21、第1の横溝31、第2の横溝32、縦溝33及び第2のサイプ34がトレッド2に刻まれた構成とすることにより、トレッド2の路面に接地する接地面の形状が略楕円形となるように設計された空気入りタイヤ1において、走行時、特に加減速時に、センター陸部20とショルダー陸部30とに加わるタイヤ周方向の力をさらに均一化することができる。これにより、センター陸部20とショルダー陸部30とがさらに均一に摩耗するようにして、空気入りタイヤ1の耐摩耗性能をさらに向上させることができる。
また、本実施の形態の空気入りタイヤ1では、上記の通り、センター陸部20に、センター陸部20をタイヤ幅方向に横断して、2本の周方向主溝10のそれぞれに連なる第1のサイプ21を設けた構成としたので、センター陸部20の剛性をさらに低下させることができる。これにより、センター陸部20とショルダー陸部30とがさらに均一に摩耗するようにして、空気入りタイヤ1の耐摩耗性能をさらに向上させることができる。
さらに、本実施の形態の空気入りタイヤ1では、上記の通り、ショルダー陸部30に、タイヤ幅方向外側からタイヤ幅方向内側に向けて延びてショルダー陸部30の内部で終端する第1の横溝31と、周方向主溝10からタイヤ幅方向外側に向けて延びてショルダー陸部30の内部で終端する第2の横溝32と、を設けた構成としたので、ショルダー陸部30における排水性を高めることができる。また、ショルダー陸部30に当該ショルダー陸部30をタイヤ幅方向に横断する横溝を設けることなく、上記構成の第1の横溝31と第2の横溝32とによって排水性を確保することができるので、ショルダー陸部30の剛性を高めることができる。これにより、排水性を高めつつ、センター陸部20とショルダー陸部30とがさらに均一に摩耗するようにして、空気入りタイヤ1の耐摩耗性能をさらに向上させることができる。
ショルダー陸部30に、第1の横溝31と第2の横溝32とを設けた構成とした場合には、第2の横溝32のタイヤ幅方向の長さを、トレッド2の踏面2aにおける第1の横溝のタイヤ幅方向の長さの、30~70%とした構成とするのが好ましく、40~60%とした構成とするのがより好ましい。
ここで、トレッド2の踏面2aにおける第1の横溝31のタイヤ幅方向の長さCとは、トレッド2の踏面2aのタイヤ幅方向外側端と、第1の横溝31のショルダー陸部30の内部における終端との間の、タイヤ幅方向に沿った方向の長さである。また、第2の横溝32のタイヤ幅方向の長さDとは、第2の周方向主溝10bないし第3の周方向主溝10cと、第2の横溝32のショルダー陸部30の内部における終端との間の、タイヤ幅方向に沿った方向の長さである。
このように、第2の横溝32のタイヤ幅方向の長さDを、トレッド2の踏面2aにおける第1の横溝のタイヤ幅方向の長さCの30~70%とした構成とすることにより、ショルダー陸部30における排水性をより高めつつ、ショルダー陸部30の剛性をより高めて、空気入りタイヤ1の耐摩耗性能をさらに向上させることができる。また、第2の横溝32のタイヤ幅方向の長さDを、トレッド2の踏面2aにおける第1の横溝のタイヤ幅方向の長さCの40~60%とした構成とした場合には、ショルダー陸部30における排水性をさらに高めつつ、ショルダー陸部30の剛性をより高めて、空気入りタイヤ1の耐摩耗性能をさらに向上させることができる。
また、ショルダー陸部30に、第1の横溝31と第2の横溝32とを設けた構成とした場合には、上記のように、第2の横溝32のタイヤ幅方向の長さDを、トレッド2の踏面2aにおける第1の横溝のタイヤ幅方向の長さCの30~70%とした構成としつつ、第1の横溝31と第2の横溝32との、タイヤ幅方向についてのオーバーラップ長さEを、第2の横溝32のタイヤ幅方向の長さの、20~70%とした構成とするのが好ましく、30~60%とした構成とするのがより好ましい。
このように、第2の横溝32のタイヤ幅方向の長さDを、トレッド2の踏面2aにおける第1の横溝のタイヤ幅方向の長さCの30~70%とした構成とするとともに、第1の横溝31と第2の横溝32との、タイヤ幅方向についてのオーバーラップ長さEを、第2の横溝32のタイヤ幅方向の長さの、20~70%とした構成とすることにより、第1の横溝31と第2の横溝32とのタイヤ幅方向におけるオーバーラップ部分を、センター陸部20寄りに配置することができるので、ショルダー陸部30の、センター陸部20寄りの部分の剛性を、タイヤ幅方向外側の部分の剛性よりも相対的に低下させることができる。これにより、センター陸部20とショルダー陸部30とがさらに均一に摩耗するようにして、空気入りタイヤ1の耐摩耗性能をさらに向上させることができる。
また、ショルダー陸部30と路面との間に生じた水膜が、第1の横溝31及び第2の横溝32の何れか一方を通して効果的に排水されるようにして、空気入りタイヤ1の排水性を高めることができる。
本発明の効果を検証するために、図2に示す形状のトレッドパターンをトレッドに有する実施例の空気入りタイヤと、図3に示す形状のトレッドパターンをトレッドに有する比較例の空気入りタイヤと、を用意し、耐摩耗性能を測定する走行試験を行った。
図2に示す実施例の空気入りタイヤは、図1に示す空気入りタイヤと同様に、トレッドに、3本の周方向主溝、第1のサイプ及び面取り部、第1の横溝、第2の横溝、縦溝及び第2のサイプを有するトレッドパターンが設けられたものである。実施例の空気入りタイヤでは、センター陸部における第1パターン構成単位の繰り返しの第1ピッチの値Aと、ショルダー陸部における第2パターン構成単位の繰り返しの第2ピッチの値Bとの関係が、A:B=2:3、すなわち、A/B=2/3となるように、第1ピッチが第2ピッチよりも小さくされている。
これに対し、図3に示す比較例の空気入りタイヤも、図1に示す空気入りタイヤと同様に、トレッドに、3本の周方向主溝、第1のサイプ及び面取り部、第1の横溝、第2の横溝、縦溝及び第2のサイプを有するトレッドパターンが設けられたものであるが、比較例の空気入りタイヤでは、センター陸部における第1パターン構成単位の繰り返しの第1ピッチの値Aと、ショルダー陸部における第2パターン構成単位の繰り返しの第2ピッチの値Bとの関係が、A:B=1:1、すなわち、A/B=1に設定されている。すなわち、比較例の空気入りタイヤでは、第1ピッチと第2ピッチは同じ値に設定されている。
実施例の空気入りタイヤ及び比較例の空気入りタイヤの何れにおいても、第1の横溝のタイヤ幅方向の長さは31.18mm、第2の横溝のタイヤ幅方向の長さは13.70mm、第1の横溝のタイヤ幅方向の長さCと第2の横溝のタイヤ幅方向の長さDとの関係が、C/D=0.44となっている。
なお、実施例の空気入りタイヤ及び比較例の空気入りタイヤは、何れも、タイヤサイズは、195/65R15である。
上記構成の実施例の空気入りタイヤと比較例の空気入りタイヤを、それぞれ乗用自動車の前後左右の4輪に装着して、所定の経路を同一の条件で8000km走行したときの、トレッドの摩耗量を測定した。表1にその測定結果を示す。
Figure 0007393271000001
上記の実験結果から、空気入りタイヤにおいて、トレッドパターンを、センター陸部における第1パターン構成単位の繰り返しの第1ピッチの値Aが、ショルダー陸部における第2パターン構成単位の繰り返しの第2ピッチの値Bよりも小さい構成とすることで、トレッドの摩耗量を低減して、空気入りタイヤの耐摩耗性能を向上することができることが確認された。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上記の実施形態に何ら限定されるものではない。
例えば、前記実施形態において、空気入りタイヤ1を、乗用自動車に装着して使用されるものとしたが、これに限らず、タイヤは、例えば、ライトトラック、バス、二輪車、トラクター等の農業用車両、ダンプカー等の工事用又は建設用車両、電動自転車などの、種々の自動車に装着して用いられるものであってもよい。
また、前記実施形態において、トレッド2に、周方向主溝10を3本設けるようにしているが、周方向主溝10の本数は、2本あるいは4本以上としてもよい。
さらに、前記実施の形態では、センター陸部20に、複数の第1のサイプ21を設けるようにしているが、第1のサイプ21に替えて、複数の横溝を設けるようにしてもよい。この場合、複数の横溝の配置は、上記した複数の第1のサイプ21におけるのと同様の配置とすることができるが、溝に適した他の配置とすることもできる。
さらに、前記実施の形態では、トレッド2に、周方向主溝10、第1のサイプ21及び面取り部22、第1の横溝31、第2の横溝32、縦溝33及び第2のサイプ34を有するトレッドパターンTPを設けるようにしているが、トレッドパターンTPは、少なくとも2本の周方向主溝と、横溝又はサイプと、が刻まれたものであって、第1パターン構成単位20Aのタイヤ周方向への繰り返しの第1ピッチAが、第2パターン構成単位30Aのタイヤ周方向への繰り返しの第2ピッチBよりも小さくなるように構成されたものであれば、これらの横溝ないしサイプの形状、配置等は種々変更可能である。
1 空気入りタイヤ
2 トレッド
2a 踏面
3 サイドウォール
10 周方向主溝
10a 第1の周方向主溝
10b 第2の周方向主溝
10c 第3の周方向主溝
20 センター陸部
20A 第1パターン構成単位
20a 第1のセンター陸部
20b 第2のセンター陸部
21 第1のサイプ
22 面取り部
30 ショルダー陸部
30A 第2パターン構成単位
30a 第1のショルダー陸部
30b 第2のショルダー陸部
31 第1の横溝
32 第2の横溝
33 縦溝
34 第2のサイプ
TP トレッドパターン
CL タイヤ赤道面
A 第1ピッチ
B 第2ピッチ
C 長さ
D 長さ
E 長さ

Claims (5)

  1. トレッドが、前記トレッドの全周に亘ってタイヤ周方向に延びる少なくとも2本の周方向主溝と、横溝又はサイプと、が刻まれた、トレッドパターンを有する、空気入りタイヤであって、
    前記トレッドが、
    最もタイヤ幅方向外側の2本の前記周方向主溝に挟まれた、センター陸部と、
    最もタイヤ幅方向外側の2本の前記周方向主溝よりもタイヤ幅方向外側に配置されたショルダー陸部と、を有し、
    前記センター陸部において前記トレッドパターンを構成する、第1パターン構成単位の、タイヤ周方向への繰り返しの第1ピッチが、前記ショルダー陸部において前記トレッドパターンを構成する、第2パターン構成単位の、タイヤ周方向への繰り返しの第2ピッチよりも小さくなるように、前記周方向主溝、前記横溝又は前記サイプが刻まれており、
    前記ショルダー陸部に、
    タイヤ幅方向外側からタイヤ幅方向内側に向けて延びて前記ショルダー陸部の内部で終端する第1の横溝と、
    前記周方向主溝からタイヤ幅方向外側に向けて延びて前記ショルダー陸部の内部で終端する第2の横溝と、が設けられていることを特徴とする、空気入りタイヤ。
  2. 前記第1ピッチをAとし、前記第2ピッチをBとしたときに、
    0.57≦A/B≦0.93を満たすように、前記周方向主溝、前記横溝又は前記サイプが刻まれている、請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記第2の横溝のタイヤ幅方向の長さが、前記トレッドの踏面における前記第1の横溝のタイヤ幅方向の長さの、30~70%である、請求項1または2に記載の空気入りタイヤ。
  4. 前記第1の横溝と前記第2の横溝との、タイヤ幅方向についてのオーバーラップ長さが、前記第2の横溝のタイヤ幅方向の長さの、20~70%である、請求項に記載の空気入りタイヤ。
  5. 前記センター陸部に、前記センター陸部をタイヤ幅方向に横断して、2本の前記周方向主溝のそれぞれに連なる前記横溝又は前記サイプが設けられている、請求項1~の何れか1項に記載の空気入りタイヤ。
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