JP7391805B2 - 解析装置、解析方法およびプログラム - Google Patents

解析装置、解析方法およびプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP7391805B2
JP7391805B2 JP2020155099A JP2020155099A JP7391805B2 JP 7391805 B2 JP7391805 B2 JP 7391805B2 JP 2020155099 A JP2020155099 A JP 2020155099A JP 2020155099 A JP2020155099 A JP 2020155099A JP 7391805 B2 JP7391805 B2 JP 7391805B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
energy
elements
analysis
data
input data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020155099A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2022049067A (ja
Inventor
明 加納
英晃 上原
賢治 廣畑
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2020155099A priority Critical patent/JP7391805B2/ja
Priority to US17/185,700 priority patent/US20220083713A1/en
Publication of JP2022049067A publication Critical patent/JP2022049067A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7391805B2 publication Critical patent/JP7391805B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F30/00Computer-aided design [CAD]
    • G06F30/20Design optimisation, verification or simulation
    • G06F30/27Design optimisation, verification or simulation using machine learning, e.g. artificial intelligence, neural networks, support vector machines [SVM] or training a model
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F30/00Computer-aided design [CAD]
    • G06F30/20Design optimisation, verification or simulation
    • G06F30/23Design optimisation, verification or simulation using finite element methods [FEM] or finite difference methods [FDM]
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06NCOMPUTING ARRANGEMENTS BASED ON SPECIFIC COMPUTATIONAL MODELS
    • G06N3/00Computing arrangements based on biological models
    • G06N3/02Neural networks
    • G06N3/08Learning methods
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F2119/00Details relating to the type or aim of the analysis or the optimisation
    • G06F2119/06Power analysis or power optimisation
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06NCOMPUTING ARRANGEMENTS BASED ON SPECIFIC COMPUTATIONAL MODELS
    • G06N20/00Machine learning
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06NCOMPUTING ARRANGEMENTS BASED ON SPECIFIC COMPUTATIONAL MODELS
    • G06N3/00Computing arrangements based on biological models
    • G06N3/02Neural networks
    • G06N3/04Architecture, e.g. interconnection topology
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06NCOMPUTING ARRANGEMENTS BASED ON SPECIFIC COMPUTATIONAL MODELS
    • G06N7/00Computing arrangements based on specific mathematical models
    • G06N7/01Probabilistic graphical models, e.g. probabilistic networks

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Evolutionary Computation (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Software Systems (AREA)
  • Artificial Intelligence (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Geometry (AREA)
  • Mathematical Physics (AREA)
  • Data Mining & Analysis (AREA)
  • Computing Systems (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Computational Linguistics (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Computer Vision & Pattern Recognition (AREA)
  • Probability & Statistics with Applications (AREA)
  • Algebra (AREA)
  • Computational Mathematics (AREA)
  • Mathematical Analysis (AREA)
  • Mathematical Optimization (AREA)
  • Pure & Applied Mathematics (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Description

本発明の実施形態は、解析装置、解析方法およびプログラムに関する。
産業システムおよびインフラ構造物において、ヘルスモニタリングのセンシングデータまたは構造設計最適化の解析条件を用いて、3次元物理シミュレーションまたは非線形力学シミュレーションにより、異常度合または損傷度合に関する物理量を推定する技術が知られている。
特許第4439533号公報
Sam Greydanus et al., "Hamiltonian Neural Networks", in arXiv: 1906.01563 5 Sep 2019. Miles Cranmer et al., "LAGRANGIAN NEURAL NETWORKS", in arXiv: 2003.04630 30 Jul 2020.
しかしながら、従来技術では、物理量の推定に多大な時間(例えば数時間以上)を要する場合がある。このため、信頼性および安全性の問題が生じる前に、システムの緊急停止および構造設計最適化などの対策を行うことが困難となる恐れがある。
実施形態の解析装置は、取得部と、算出部と、を備える。取得部は、解析領域を離散化した複数の要素ごとの物理量をそれぞれ表す複数の入力データを取得する。算出部は、複数の入力データを推定モデルに入力し、推定モデルが出力する、複数の要素のエネルギを表すエネルギ汎関数の推定値である出力データを算出する。
実施形態にかかる解析装置のブロック図。 解析領域に含まれる要素の例を示す図。 実施形態における解析処理のフローチャート。 FEM-LNNモデルを用いた解析の概念を説明するための図。 FEM-LNNモデルの構成例を示す図。 FEM-LNNモデルの構成例を示す図。 損失関数で用いられる各勾配の差を説明するための図。 実施形態における学習処理のフローチャート。 実施形態の適用例を示す図。 実施形態の適用例を示す図。 実施形態にかかる解析装置のハードウェア構成図。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる解析装置の好適な実施形態を詳細に説明する。
本実施形態では、サイバーフィジカルシステム(Cyber Physical Systems)におけるヘルスモニタリングおよびデジタルツインを行う際に、センシングデータ(計測、センシングまたはモニタリングしたデータ)から、対象とする系(対象システム)の故障予兆および異常の検知に関する物理量(変位場および変位速度場など)を推定する解析手法の例を説明する。
具体的には、偏微分方程式の離散化数値計算手法、および、機械学習手法であるラグランジアン・ニューラルネットワーク(Lagrangian Neural Networks)を導入することにより、ヘルスモニタリング等で必要となるセンシングデータから時間的および空間的な物理量分布への変換を高速化および高精度化する。なお適用可能な技術はヘルスモニタリングおよびデジタルツインに限られない。
離散化数値計算手法は、例えば有限要素法、有限体積法および差分法である。以下では、有限要素法(FEM:Finite Element Method)を活用したラグラジアン・ニューラルネットワークモデル(以下、FEM-LNNモデルという)を用いる例を主に説明する。
図1は、本実施形態にかかる解析装置100の構成の一例を示すブロック図である。図1に示すように、解析装置100は、取得部101と、演算処理部110と、出力制御部102と、記憶部121と、を備えている。
取得部101は、解析装置100で用いられる各種データを取得する。データの取得方法はどのような方法であってもよいが、例えば、ネットワークを介して接続された外部装置から受信することにより取得する方法、および、記憶媒体に記憶されたデータを読み出して取得する方法などを適用できる。
例えば取得部101は、FEM-LNNモデルに入力する複数の入力データ、および、FEM-LNNモデルの学習に用いる学習データを取得する。複数の入力データそれぞれは、例えば、解析領域を離散化した複数の要素ごとの物理量を表す。
図2は、解析領域に含まれる要素の例を示す図である。各要素は、曲面で囲まれた解析領域201を空間的に離散化した情報に相当する。節点は、各要素を構成する多次元空間上(図2では3次元空間)の点である。
以下では、解析領域201の各節点の空間的な変位をuと表す。uの微分が変位速度(速度ベクトル)である。以下では、ある変数の上にドットを付すことにより、その変数の微分を表す。例えば変位速度は、uの上にドットを付した記号で表される。
本実施形態では、要素ごとにエネルギ汎関数が算出される。例えばエネルギ汎関数は、以下の(1)式のように、蓄積エネルギ、損失エネルギ、および、仕事量により表される。
Figure 0007391805000001
σは相当応力、εは相当ひずみ、Fは境界に作用する外力ベクトル、Vは物体の体積、Sは表面積を示す。第2項は、相当応力と、相当ひずみ速度の増分と、の積分に相当する。第3項は、物体が外力に対してなす仕事(外力ベクトルと速度との積)に相当する。
図1に戻り、ヘルスモニタリングに適用する場合、取得部101は、ヘルスモニタリングのセンシングデータを入力データとしてさらに取得してもよい。
センシングデータは、例えば、温度、加速度、変位、電流、電圧、振動、および、ひずみなどを示すデータである。これらのセンシングデータを検出するセンサは、例えば、解析対象とする構造の予め定められた個数のサンプル点に配置される。
センシングデータは、解析対象とする構造のパフォーマンス特性であってもよい。例えば解析対象がエレクトロニクス実装基板の場合、パフォーマンス特性は、以下のようなデータである。
・部品間の信号伝送特性
・ノイズ特性
・冷却構造(筐体を含む)の放熱特性
・使用頻度
・素子性能
・ファン回転数
・バッテリ残量
・素子負荷率
パフォーマンス特性は、例えば、Bios(Basic input/output system)等とのコミュニケーションを行うプロファイリングツールまたはモニタリングツール(監視ツール)により取得することができる。
センシングデータは、負荷条件に相当する。取得部101は、センシングデータとともに、解析対象とする構造の設計変数を取得してもよい。設計変数は、例えば、境界条件、材料特性、および、構造変数(構造の形状および寸法など)などを示す情報である。以下では、センシングデータおよび設計変数を条件データという。
演算処理部110は、取得部101により取得された入力データに対して、FEM-LNNモデルを用いた演算を行い、異常検知などに関する物理量を推定する。演算処理部110は、算出部111と、学習部112と、を備える。
算出部111は、取得された複数の入力データから、異常検知などに用いることができる物理量を表す出力データを算出する。例えば算出部111は、複数の入力データを推定モデルに入力し、推定モデルが出力する出力データを算出する。出力データは、解析領域を離散化した複数の要素のエネルギを表すエネルギ汎関数の推定値である。推定モデルは、統計モデル、確率モデル、および、機械学習モデルとして構成することができる。推定モデルは、FEM-LNNモデルなどのニューラルネットワークモデルに限られず、階層ベイズモデルなどであってもよい。
算出部111は、さらに、出力データを用いて、解析領域の異常を表す指標を算出してもよい。
例えば、パワーエレクトロニクス、産業機器、エネルギ機器、および、インフラ構造物におけるシステムの劣化および損傷に関する予兆および異常を検知する場合、算出部111は、センシングデータから、FEM-LNNモデルにより、対象とする構造変形の時間的および空間的分布(変位場、速度場)、並びに、応力・ひずみ場、および、その速度場を推定することができる。
そして算出部111は、例えば、変位場および変位速度場から、形状関数を活用し、ひずみの適合条件(積分可能条件)を満たすように、ひずみ場と応力場を算出することができる。算出部111は、推定した変位場および変位速度場から、応力・ひずみ集中領域における劣化および損傷の指標である非弾性ひずみ範囲を抽出し、疲労寿命分布および破損リスクを算出する。算出結果を用いることにより、異常および故障予兆検知を行うことが可能となる。
学習部112は、演算処理部110が用いる推定モデルを学習する。学習部112は、取得部101により取得された学習データを用いて、FEM-LNNモデルを学習する。学習部112は、例えば、出力データの勾配と、正解データである勾配との差を最小化するように推定モデルを学習する。
出力制御部102は、解析装置100により処理される各種データの出力を制御する。例えば出力制御部102は、推定モデルによる出力データ、または、算出された異常の指標などを、例えば表示装置などの出力装置に出力する。
上記各部(取得部101、演算処理部110、および、出力制御部102)は、例えば、1または複数のプロセッサにより実現される。例えば上記各部は、CPU(Central Processing Unit)などのプロセッサにプログラムを実行させること、すなわちソフトウェアにより実現してもよい。上記各部は、専用のIC(Integrated Circuit)などのプロセッサ、すなわちハードウェアにより実現してもよい。上記各部は、ソフトウェアおよびハードウェアを併用して実現してもよい。複数のプロセッサを用いる場合、各プロセッサは、各部のうち1つを実現してもよいし、各部のうち2以上を実現してもよい。
記憶部121は、解析装置100による各種処理で用いられる各種データを記憶する。例えば記憶部121は、取得部101により取得された入力データ、演算処理部110による演算結果などを記憶する。
記憶部121は、フラッシュメモリ、メモリカード、RAM(Random Access Memory)、HDD(Hard Disk Drive)、および、光ディスクなどの一般的に利用されているあらゆる記憶媒体により構成することができる。
次に、このように構成された本実施形態にかかる解析装置100による解析処理について説明する。図3は、本実施形態における解析処理の一例を示すフローチャートである。
取得部101は、解析領域を離散化した複数の要素ごとの入力データを取得する(ステップS101)。算出部111は、入力データを推定モデルに入力し、物理量を表す出力データを算出する(ステップS102)。算出部111は、出力データから異常の指標を算出する(ステップS103)。出力制御部102は、算出結果を例えば表示装置に表示し(ステップS104)。解析処理を終了する。
次に、FEM-LNNモデルの詳細について説明する。図4は、FEM-LNNモデルを用いた解析の概念を説明するための図である。FEM-LNNモデルの出力データであるエネルギ汎関数は、変分原理とのアナロジーから、例えば連続体力学シミュレーション(非弾性応力シミュレーションなど)の場合には、離散化した各要素における蓄積エネルギ、損失エネルギ、および、仕事量により表される。非弾性応力シミュレーションの変位場および変位速度場(ひずみ場およびひずみ速度場)は、変分原理により、これらのエネルギ汎関数の総和が極小となる経路(動的可容速度場)として決まる。図4の矢印は、初期状態から、エネルギ汎関数の総和が極小となるように決定される経路の例を示す。
FEM-LNNモデルは、以下のように構築できる。
(S1)FEM-LNNモデルの定義:
・時間的および空間的に離散化された変位場および変位速度場をモデルへの入力データとする。このとき、条件データを入力データとして加えてもよい。モデルの出力データは、対象システムにおける各要素のエネルギ汎関数とする。このとき、次の時間ステップ(次の時刻)の変位場および変位速度場を出力として加えてもよい。
・入力データから出力データへ変換するモデル(変換モデル)、または、入力データから出力データを推定するモデル(推定モデル)を定義する。ニューラルネットワークの場合は、モデルを定義するパラメータは、層数、各層の素子数、および、各素子の活性化関数の構成などが挙げられる。なお、階層ベイズモデルの場合は、モデルを定義するパラメータは、中間層の潜在変数、データ分布、事前分布、および、ハイパーパラメータの構成などが挙げられる。
(S2)FEM-LNNモデルの学習データの準備:
・対象システムを記述する偏微分方程式を離散化し、条件データに関する解析条件を設定する。学習用の入力データに対して、変位場、変位速度場、エネルギ汎関数、および、エネルギ汎関数の勾配を、離散化した各要素および各節点について時間ステップごとに数値計算する。数値計算の結果を、FEM-LNNモデルにおける損失関数を算出するための正解データとして準備する。ここで、条件データに関してパラメータサーベイを行った数値解析結果を正解データとしてもよい。入力データ、および、正解データを含む学習データが学習処理で使用される。
(S3)FEM-LNNモデルの学習:
・FEM-LNNモデルによりエネルギ汎関数近似モデル(パラメータθ)を作成する。
・FEM-LNNモデルにより、学習データに含まれる入力データに対して、エネルギ汎関数のスカラー値φθ、並びに、次の時間ステップの変位場および変位速度場を出力する。φθは、パラメータθにより定められるFEM-LNNモデルにより出力されるエネルギ汎関数の値を表す。
・FEM-LNNモデルを用いて、以下の(2)式および(3)式でそれぞれ表される勾配を算出する。
Figure 0007391805000002
Figure 0007391805000003
・FEM-LNNモデルを用いて次の時間ステップの変位場および変位速度場の時間微分を算出する。
・エネルギ汎関数、変位場の勾配、および、変位速度場の勾配を用いて、損失関数を最小化するようにFEM-LNNモデルのパラメータを学習する。
次に、FEM-LNNモデルの構成例について説明する。図5は、FEM-LNNモデルの構成例N1を示す図である。構成例N1は、エネルギ汎関数(蓄積エネルギ、損失エネルギ、仕事量)と、次の時間ステップにおける変位場および変位速度場との両方が出力データに含まれる構成の例である。図6は、FEM-LNNモデルの構成例N2を示す図である。構成例N2は、エネルギ汎関数のみが出力データに含まれる構成の例である。
出力データがエネルギ汎関数のみの場合は、次の時間ステップの変位場および変位速度場は、FEM-LNNモデルの出力のエネルギ汎関数から、変分原理により推定することで算出される。
λは、材料特性および構造変数についての条件データを示す。λは、負荷条件および境界条件についての条件データを示す。これらの条件データのうち一部が入力されるように構成してもよい。
図5に示すように、構成例N1のFEM-LNNモデルは、入力層と、2つの中間層と、出力層と、を含む。なお中間数の個数は2個に限られず、1個または3個以上であってもよい。
入力層は、要素ごとおよび節点ごとの変位場および変位速度場、並びに、条件データλが、入力データとして入力される。出力層は、要素ごとのエネルギ汎関数と、要素ごとおよび節点ごとの次の時間ステップにおける変位場および変位速度場と、を出力データとして出力する。
次に、FEM-LNNモデルの学習に用いられる損失関数について説明する。損失関数は、例えば以下のように定義される。
・FEM-LNNモデルから算出した勾配と、事前のFEM解析結果(離散化要素または離散化節点ごとに算出)である正解データの勾配と、の差を最小にできる関数
図7は、損失関数で用いられる各勾配の差を説明するための図である。図7に示すように、勾配は、エネルギ汎関数のスカラー値φθの変位場についての偏微分、エネルギ汎関数のスカラー値φθの変位速度場についての偏微分、変位速度場の時間についての偏微分、および、変位場の時間についての偏微分を含む。これらの勾配それぞれについて、FEM-LNNモデルから算出された勾配の値(勾配値)と、正解データの勾配値との差が算出される。
損失関数は、例えば、解析領域における各要素または各節点の勾配値の差の二乗和の総和などである。正解データの勾配値は、例えば、離散化要素または離散化節点ごとに算出した勾配値の集合データである。正解データの勾配値は、以下のような関係モデルを用いて算出されてもよい。
・変位場を変数としたエネルギ汎関数に関する近似モデルなどの関係モデル
・時間を変数とした変位場に関する近似モデルなどの関係モデル
損失関数には、エネルギ汎関数に関する制約を加えてもよい。例えば、対象システムがなす仕事量が蓄積エネルギと損失エネルギとの和に等しくなるという制約条件に基づく損失関数である。
また、損失関数は、エネルギ汎関数についてもFEM-LNNモデルから算出したエネルギ汎関数値と、事前のFEM解析結果から取得したエネルギ汎関数値との差を最小にできる関数を含んでもよい。
また、FEM-LNNモデルの出力データが変位および変位速度などの物理量を含む構成(構成例N1)については、変位および変位速度などの物理量についてもFEM-LNNモデルから算出した値と事前のFEM解析結果から取得した値との差を最小にできる関数を損失関数として追加してもよい。これらの各損失関数の和における各項の重み係数を変えてもよい。
また、損失関数におけるエネルギ汎関数の変位場または変位速度場に関する勾配について、以下の(4)式および(5)式で表される、条件データλに関する偏微分の連鎖律を適用してもよい。
Figure 0007391805000004
Figure 0007391805000005
エネルギ汎関数の条件データλに関する偏微分データと、条件データλの変位場および変位速度場に関する偏微分データは、事前に学習データ(正解データ)として準備される。FEM-LNNモデルの学習の際には、エネルギ汎関数の条件データλに関する偏微分データ(以下の(6)式)、条件データλの変位場に関する偏微分データ(以下の(7)式)、および、条件データλの変位速度場に関する偏微分データ(以下の(8)式)も算出される。
Figure 0007391805000006
Figure 0007391805000007
Figure 0007391805000008
また、損失関数は、エネルギ汎関数の条件データλに関する偏微分データと、条件データλの変位場および変位速度場に関する偏微分データについて、FEM-LNNモデルから推定される勾配と、事前の学習データの整合性に関する損失関数を含んでもよい。
次に、本実施形態にかかる解析装置100によるFEM-LNNモデルの学習処理の流れについて説明する。図8は、本実施形態における学習処理の一例を示すフローチャートである。
取得部101は、学習に用いる学習データを取得する(ステップS201)。例えば取得部101は、上記(S2)で説明したような手順で準備された学習データを取得する。
算出部111は、取得された学習データに含まれる入力データをFEM-LNNモデルに入力し、FEM-LNNモデルが出力する出力データを得る(ステップS202)。例えば出力データは、エネルギ汎関数の値、次の時間ステップの変位場および変位速度場を含む。算出部111は、エネルギ汎関数の値、変位場および変位速度場の勾配をそれぞれ算出する(ステップS203)。
学習部112は、算出された勾配と、学習データに含まれる正解データの勾配との差に基づく損失関数を最小化するように、FEM-LNNモデルを学習する(ステップS204)。
学習部112は、学習が終了したか否かを判定する(ステップS205)。例えば学習部112は、勾配の差が閾値より小さくなったか、および、学習の回数が上限値に達したか否か、などにより、学習の終了を判定する。
学習が終了していない場合(ステップS205:No)、ステップS202に戻り、新たな学習データに対して処理が繰り返される。学習が終了したと判定された場合(ステップS205:Yes)、学習処理を終了する。
以上のように、本実施形態では、離散化の各要素から構成されたエネルギ汎関数のラグラジアンを活用した変分原理に基づく考え方で、ニューラルネットワークの出力層にエネルギ汎関数が組み込まれる。そして、ラグラジアンの変位場および変位速度場の勾配が、変位場および変位速度場の時間的変化と整合(事前に物理現象シミュレーションした数値実験の結果集合との整合など)するように、FEM-LNNモデルが学習される。このようにして構築されたFEM-LNNモデルにより、時間依存性の物理現象にも活用できる超高速シミュレーション手法を実現できる。
FEM-LNNモデルに基づく超高速シミュレーションを行う際には、FEM-LNNモデルにおける出力の蓄積エネルギと損失エネルギの和が仕事量に等しくなるという制約を設けて、入力データの組み合わせを事前に選定してもよい。または、超高速シミュレーションの入出力データの組み合わせは事前に設定されてもよい。
図9および図10は、本実施形態の適用例を示す図である。図9は、解析の対象とする領域の全体について、本実施形態を適用する例を示す。対象とする系(対象システム)の解析モデルは、物理現象シミュレーション、または、最適化シミュレーションのためのモデルである。現象解析モデルとして、本実施形態のFEM-LNNモデルなどの推定モデルが適用される。
図10は、解析の対象とする領域(全体領域)のうち、FEMなどのシミュレーションにおいて多大な時間を要する一部の領域のみに本実施形態を適用する例を示す。一部の領域に適用するモデル(部分モデル)として、本実施形態のFEM-LNNモデルなどの推定モデルが適用される。この場合、解析装置100は、全体領域のシミュレーションと、条件データ(境界変位、負荷条件など)をやり取りするインターフェース(データ取得部)を備えればよい。
(変形例)
これまでは連続体力学問題の解析に適用した例を説明したが、適用可能な解析処理はこれに限られない。例えば、偏微分方程式の数理モデルで記述される、以下のような物理現象の解析に本実施形態の手法を適用できる。
・電磁場解析
・構造および磁場の連成解析
・Ginzburg-Landau現象問題(超伝導現象などの相転移現象解析)
・デバイスシミュレーション(半導体の電子密度およびホール密度挙動解析など)
以下、各解析で用いられるエネルギ汎関数について説明する。
(A1)電磁場解析で使用するエネルギ汎関数:以下の(9)式
Figure 0007391805000009
変位誘起誘導電流による外部仕事:W=J×(u×B) [W]
発熱エネルギ:W=J/σ [W]
ポインティングベクトル:S=E×H[W/m
磁束密度:B[T]
磁場:H[A/m]
電束密度:D[Cm-2
電場:E[N/C]
時間:t[s]
体積:Ω[m
表面積:dΩ[m
外向き単位法線ベクトル:n
(A2)構造および磁場の連成解析で使用するエネルギ汎関数:以下の(10)式
Figure 0007391805000010
弾性ひずみエネルギ:E=σij×εij/2 [J]
運動エネルギ:E=ρui,t×ui,t/2 [J]
構造減衰による散逸エネルギ:
=α×ρui,t×ui,t+β×σij,t×εij [W]
コイルの渦電流などによるによる外部仕事:W=F×ui,t [W]
変位:u[m]
応力:σ[Pa]
密度:ρ
ひずみ:ε
レイリー減衰の係数:α[s-1
レイリー減衰の係数:β[s]
i方向の力:F
(A3)Ginzburg-Landau方程式:以下の(11)式((11)式内の「i」は虚数を表す)、(12)式
Figure 0007391805000011
Figure 0007391805000012
Ginzburg-Landau方程式で使用するエネルギ汎関数:以下の(13)式
Figure 0007391805000013
超伝導エネルギ:以下の(14)式
Figure 0007391805000014
磁場によるエネルギ:以下の(15)式
Figure 0007391805000015
相互作用エネルギ:以下の(16)式
Figure 0007391805000016
外部磁場:Ba
磁場のベクトルポテンシャル:A
Ginzburg-Landau パラメータ:κ
超伝導状態を表す秩序変数;ψ
常伝導状態の電気伝導率:σ
(A4)デバイスシミュレーション:
半導体のデバイスシミュレーションにおける結晶欠陥挙動解析で用いられるエネルギ汎関数のHelmholtz自由エネルギFは以下の(17)式のように表現できる。
Figure 0007391805000017
ケミカルポテンシャル:fchem
欠陥エネルギ:fssf
弾性ひずみエネルギ:felast
勾配エネルギ:fgrad
結晶学的エネルギ:fcryst
外部応力からの仕事量:W
位置ベクトルxに関して対象とする領域Ωにおいて、それぞれの離散化要素のエネルギ汎関数fの総和(積分)をとることにより、全体のエネルギ汎関数を求めることができる。
半導体のデバイシミュレーションにおける電子密度およびホール密度分布の挙動解析は時間を要するため、結晶欠陥挙動解析におけるケミカルポテンシャル計算のための電子密度およびホール密度分布の挙動解析のみにFEM-LNNモデルを適用することも可能である(上記図10の例)。
ケミカポテンシャルfchemは、以下の(18)式、(19)式により算出される。
Figure 0007391805000018
Figure 0007391805000019
ケミカルポテンシャル関数:μ
結晶欠陥有無の状態量:φ
電子密度とホール密度のケミカルポテンシャル関数は以下の(20)式および(21)式で算出できる。
Figure 0007391805000020
Figure 0007391805000021
電場Eにおける電子密度:D(E)
電場Eにおけるホール密度:D(E)
電子のFermi-Dirac分布関数:F(E)
ホールのFermi-Dirac分布関数:F(E)
電子密度:n
ホール密度:p
ボルツマン定数:k
温度:T
伝導帯:E
価電子帯:E
真性半導体バンド:E
電子密度分布およびホール密度分布は、ボルツマン方程式、ポアソン方程式、および、電流連続方程式をセルフコンシステントに解くことにより求めることができる。
このように、本実施形態にかかる解析装置では、異常度合または損傷度合などの推定に用いることができる物理量をより高速に推定することができる。
次に、本実施形態にかかる解析装置のハードウェア構成について図11を用いて説明する。図11は、本実施形態にかかる解析装置のハードウェア構成例を示す説明図である。
本実施形態にかかる解析装置は、CPU51などの制御装置と、ROM(Read Only Memory)52やRAM53などの記憶装置と、ネットワークに接続して通信を行う通信I/F54と、各部を接続するバス61を備えている。
本実施形態にかかる解析装置で実行されるプログラムは、ROM52等に予め組み込まれて提供される。
本実施形態にかかる解析装置で実行されるプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD-ROM(Compact Disk Read Only Memory)、フレキシブルディスク(FD)、CD-R(Compact Disk Recordable)、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録してコンピュータプログラムプロダクトとして提供されるように構成してもよい。
さらに、本実施形態にかかる解析装置で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成してもよい。また、本実施形態にかかる解析装置で実行されるプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成してもよい。
本実施形態にかかる解析装置で実行されるプログラムは、コンピュータを上述した解析装置の各部として機能させうる。このコンピュータは、CPU51がコンピュータ読取可能な記憶媒体からプログラムを主記憶装置上に読み出して実行することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
100 解析装置
101 取得部
102 出力制御部
110 演算処理部
111 算出部
112 学習部
121 記憶部

Claims (13)

  1. 解析領域を離散化した複数の要素ごとの物理量をそれぞれ表す複数の学習用の入力データと複数の前記学習用の入力データそれぞれに対して数値計算により算出した複数の前記要素のエネルギを表すエネルギ汎関数の値とを含む正解データに基づき学習された推定モデルに、複数の前記要素ごとの物理量をそれぞれ表す複数の入力データを入力し、前記推定モデルが出力する、複数の前記要素のエネルギを表すエネルギ汎関数の値である出力データを出力する処理部を備え、
    前記推定モデルは、第1時刻の複数の前記入力データを入力し、前記第1時刻の次の第2時刻の複数の前記要素ごとの物理量をさらに含む前記出力データを出力する、
    析装置。
  2. 前記出力データである前記エネルギ汎関数の値の前記物理量についての偏微分を含む勾配と、前記勾配の正解データとの差を最小化するように前記推定モデルを学習する学習部をさらに備える、
    請求項1に記載の解析装置。
  3. 前記学習部は、さらに、前記出力データと、前記出力データの正解データとの差を最小化するように前記推定モデルを学習する、
    請求項2に記載の解析装置。
  4. 前記推定モデルは、ニューラルネットワークモデル、または、階層ベイズモデルである、
    請求項1に記載の解析装置。
  5. 前記エネルギ汎関数は、連続体力学の解析に用いられるエネルギ汎関数であって、複数の前記要素ごとの、蓄積エネルギ、損失エネルギ、および、与えられる仕事量により算出されるエネルギを表す、
    請求項1に記載の解析装置。
  6. 前記エネルギ汎関数は、電磁場解析に用いられるエネルギ汎関数であって、複数の前記要素ごとの、発熱エネルギ、および、誘導電流による仕事量により算出されるエネルギを表す、
    請求項1に記載の解析装置。
  7. 前記エネルギ汎関数は、構造および磁場の連成解析に用いられるエネルギ汎関数であって、複数の前記要素ごとの、弾性ひずみエネルギ、運動エネルギ、散逸エネルギ、および、渦電流による仕事量により算出されるエネルギを表す、
    請求項1に記載の解析装置。
  8. 前記エネルギ汎関数は、相転移現象の解析に用いられるエネルギ汎関数であって、複数の前記要素ごとの、超電導エネルギ、磁場によるエネルギ、および、相互作用エネルギにより算出されるエネルギを表す、
    請求項1に記載の解析装置。
  9. 前記エネルギ汎関数は、電子密度およびホール密度の解析に用いられるエネルギ汎関数であって、複数の前記要素ごとの、ケミカルポテンシャル、欠陥エネルギ、弾性ひずみエネルギ、勾配エネルギ、結晶学的エネルギ、および、外部応力からの仕事量により算出されるエネルギを表す、
    請求項1に記載の解析装置。
  10. 前記処理部は、さらに、前記出力データから前記解析領域の異常を表す指標を算出する、
    請求項1に記載の解析装置。
  11. 複数の前記入力データを取得する取得部をさらに備え、
    前記処理部は、取得された複数の前記入力データを前記推定モデルに入力する、
    請求項1に記載の解析装置。
  12. 解析装置が実行する解析方法であって、
    解析領域を離散化した複数の要素ごとの物理量をそれぞれ表す複数の学習用の入力データと複数の前記学習用の入力データそれぞれに対して数値計算により算出した複数の前記要素のエネルギを表すエネルギ汎関数の値とを含む正解データに基づき学習された推定モデルに、複数の前記要素ごとの物理量をそれぞれ表す複数の入力データを入力し、前記推定モデルが出力する、複数の前記要素のエネルギを表すエネルギ汎関数の値である出力データを出力するステップを含み、
    前記推定モデルは、第1時刻の複数の前記入力データを入力し、前記第1時刻の次の第2時刻の複数の前記要素ごとの物理量をさらに含む前記出力データを出力する、
    析方法。
  13. コンピュータに、
    解析領域を離散化した複数の要素ごとの物理量をそれぞれ表す複数の学習用の入力データと複数の前記学習用の入力データそれぞれに対して数値計算により算出した複数の前記要素のエネルギを表すエネルギ汎関数の値とを含む正解データに基づき学習された推定モデルに、複数の前記要素ごとの物理量をそれぞれ表す複数の入力データを入力し、前記推定モデルが出力する、複数の前記要素のエネルギを表すエネルギ汎関数の値である出力データを出力するステップを実行させ、
    前記推定モデルは、第1時刻の複数の前記入力データを入力し、前記第1時刻の次の第2時刻の複数の前記要素ごとの物理量をさらに含む前記出力データを出力する、
    ログラム。
JP2020155099A 2020-09-16 2020-09-16 解析装置、解析方法およびプログラム Active JP7391805B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020155099A JP7391805B2 (ja) 2020-09-16 2020-09-16 解析装置、解析方法およびプログラム
US17/185,700 US20220083713A1 (en) 2020-09-16 2021-02-25 Analysis apparatus, analysis method, and computer program product

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020155099A JP7391805B2 (ja) 2020-09-16 2020-09-16 解析装置、解析方法およびプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2022049067A JP2022049067A (ja) 2022-03-29
JP7391805B2 true JP7391805B2 (ja) 2023-12-05

Family

ID=80626704

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020155099A Active JP7391805B2 (ja) 2020-09-16 2020-09-16 解析装置、解析方法およびプログラム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US20220083713A1 (ja)
JP (1) JP7391805B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7467376B2 (ja) 2021-03-16 2024-04-15 株式会社東芝 制御装置、制御方法およびプログラム
CN116542051B (zh) * 2023-05-08 2023-11-10 中国人民解放军陆军装甲兵学院 极高压条件下发射药爆轰产物电子密度测试方法

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000148817A (ja) 1998-11-09 2000-05-30 Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd 設計方法
JP2005258813A (ja) 2004-03-11 2005-09-22 Canon Inc 情報処理装置及び情報処理方法並びにプログラム
JP2019128815A (ja) 2018-01-25 2019-08-01 トヨタ自動車株式会社 物理量予測装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04296968A (ja) * 1991-03-26 1992-10-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd 有限要素法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000148817A (ja) 1998-11-09 2000-05-30 Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd 設計方法
JP2005258813A (ja) 2004-03-11 2005-09-22 Canon Inc 情報処理装置及び情報処理方法並びにプログラム
JP2019128815A (ja) 2018-01-25 2019-08-01 トヨタ自動車株式会社 物理量予測装置

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
CRANMER, M. et al.,LAGRANGIAN NEURAL NETWORKS [online],2020年03月10日,pp. 1-9,[検索日 2023.06.22], インターネット,URL:https://arxiv.org/pdf/2003.04630v1.pdf

Also Published As

Publication number Publication date
JP2022049067A (ja) 2022-03-29
US20220083713A1 (en) 2022-03-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Hamdia et al. Sensitivity and uncertainty analysis for flexoelectric nanostructures
Sandoval et al. Sensitivity study of dynamic systems using polynomial chaos
Seyedpoor A two stage method for structural damage detection using a modal strain energy based index and particle swarm optimization
JP7391805B2 (ja) 解析装置、解析方法およびプログラム
Ranković et al. Modelling of dam behaviour based on neuro-fuzzy identification
Wang et al. Research on novel bearing fault diagnosis method based on improved krill herd algorithm and kernel extreme learning machine
Dinh-Cong et al. Damage assessment in truss structures with limited sensors using a two-stage method and model reduction
Hu et al. Non-probabilistic convex models and interval analysis method for dynamic response of a beam with bounded uncertainty
US20150095000A1 (en) Optimal sensor and actuator deployment for system design and control
TWI630400B (zh) 用於判定電路故障率之方法及系統
Ouyang et al. Correlation propagation for uncertainty analysis of structures based on a non-probabilistic ellipsoidal model
Das et al. Social group optimization algorithm for civil engineering structural health monitoring
Kapoor et al. Physics-informed neural networks for solving forward and inverse problems in complex beam systems
Bai et al. Prognostics using an adaptive self-cognizant dynamic system approach
US20220101198A1 (en) Automated generation of a machine learning model from computational simulation data
Djedidi et al. Remaining useful life prediction in embedded systems using an online auto-updated machine learning based modeling
Liu et al. Load-independent multi-objective sensor placement method for localization and reconstruction of external excitations under interval uncertainties
Li et al. Performance of Fitness Functions Based on Natural Frequencies in Defect Detection Using the Standard PSO‐FEM Approach
JP2022167097A (ja) 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
Chadaram et al. Identification of cracks length by XFEM and machine learning algorithm
Meo et al. Damage assessment on plate-like structures using a global-local optimization approach
Li et al. Parameter identification of fractional‐order Wiener system based on FF‐ESG and GI algorithms
Milewski Semi-analytical Monte Carlo optimisation method applied to the inverse Poisson problem
Yi et al. Structural damage localisation based on generalised flexibility change rate curvature and data fusion technology
Yang et al. Optimal sensor placement methodology for uncertainty reduction in the assessment of structural condition

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220824

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230616

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230704

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230825

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20231024

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20231122

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 7391805

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151