JP7389810B2 - シートフィーダ内のシートパイルを変更する装置及び方法 - Google Patents

シートフィーダ内のシートパイルを変更する装置及び方法 Download PDF

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Description

本発明は、シート処理機のシートフィーダ内のシートパイルを変更する装置であって、メインパイル支持ユニットと、メインパイル支持ユニットを昇降させるメインパイル作動ユニットとを備え、メインパイル支持ユニットが、シートパイルを運ぶパレットを支持するように適合された支持面を含み、残留パイル支持ユニットをさらに備え、残留パイル支持ユニットが、残留パイル支持ユニットを昇降させる残留パイル作動ユニットを含み、残留パイル支持ユニットが、互いに実質的に平行に延びて支持面に対して実質的に平行な複数の残留パイルバーを含み、残留パイルバーが、残留パイルバーをシートパイル領域内に移動させるとともに残留パイルバーをシートパイル領域から後退させるように適合されたバー作動ユニットに結合され、残留パイルバーが、シートパイル領域に存在する時に、メインパイル支持ユニット上に支持されたパレットのそれぞれのスロット内に位置できるように、残留パイル支持ユニット内で熊手状に(rake-like manner)配置される、装置に関する。
本特許出願の意味におけるシート処理機は、例えばシート切断機又はシート印刷機である。当然ながら、本発明は他のタイプのシート処理機にも対応する。
一般に、シート処理機は、あらゆる種類のシート材料に適合することができる。これらの例は、紙、段ボール、プラスチック、金属、複合材及び革である。
残留パイルバーの熊手状の配置とは、共通の基礎から複数の残留パイルバーが実質的に平行に延びることを意味する。これにより、この共通の基礎に各残留パイルバーの一端が接続され、ここからそれぞれの反対端が自由に突出する。この構成を指定する他の単語は、「フォーク状」又は「グリッド」である。本特許出願では、これらの用語が同義語と見なされる。
また、本発明は、シート処理機のシートフィーダ内のシートパイルを変更する方法であって、
a)シートフィーダ内で処理されている、メインパイル支持ユニット上に配置されたパレット上に支持されたシートパイルの限界高さを検出するステップと、
b)パレットのそれぞれのスロット内に複数の残留パイルバーが押し込まれるという点で、シートパイルを残留パイル支持ユニットによって支持するステップと、
c)メインパイル支持ユニット上に配置されたパレットをシートパイルから引き離して、メインパイル支持ユニット上に交換用シートパイルを運ぶ交換用パレットを配置するステップと、
d)シートパイルの下端と交換用シートパイルの上端との間に残留パイルバーが係合するように、交換用シートパイルの上端を残留パイルバーに接触させるステップと、
e)残留パイルバーをパイル領域から後退させて、交換用シートパイル上にシートパイルが支持されるようにするステップと、
を含む方法にも関する。
このような装置及び方法は当業において周知である。例えば、欧州特許第0958215号には、上述したような方法を実行するために使用できる上述したような装置が開示されている。
通常、シートフィーダ内のシートパイルを変更する既知の装置では、メインパイル支持ユニットの動きがパイルから取り込まれるシートに同期する。このことは、シートパイルからシートが取り込まれる度に、メインパイル支持ユニットがシートの厚みに対応する距離だけ上昇することを意味する。別の解決策では、シートパイルから一定数のシートが取り込まれた後に、支持ユニットがこの数のシートの累積的な厚みに対応する距離だけ上昇する。また、通常、残留パイル支持ユニットは、メインパイル支持ユニット上に位置するパレットのスロット内に残留パイルバーが押し込まれた時にメインパイル支持ユニットに同期する。シートパイルが残留パイルバーのみによって支持されている状況では、メインパイル支持ユニットが同期する場合と同様に(上記を参照)、シートパイルから取り込まれるシートに残留パイルバーが同期する。この結果、このようなシートフィーダ内のシートパイルを変更する装置では、シートフィーダからシート処理機に供給されるシートの流れを中断する必要なくシートパイルを、より正確には対応するパレット上に配置されたシートパイルを変更することができる。従って、シート処理機をノンストップで動作させることができる。
欧州特許第0958215号明細書
シートフィーダの分野では、高動作速度と傷つきやすいシートの安全で優しい取り扱いとの間の良好な妥協案を見つけることが常に課題であった。換言すれば、高動作速度は、シートフィーダ内で処理されているシートパイルのシートに一切の損傷又は損害を与えないという要件によって制限される。
従って、上述した目的の不一致を排除又は少なくとも低減することが本発明の目的である。高動作速度でシートを供給できてこれらのシートを損傷するリスクを伴わない、シートフィーダ内のシートパイルを変更する改善された装置を提供すべきである。
この課題は、請求項1の序文による、残留パイルバーの各々が支持面に対して実質的に直交する方向に所定の動作範囲内で互いに独立して移動可能である装置によって解決される。本発明は、高動作速度と優しいシートの取り扱いとを組み合わせるには、残留パイルバーがシートパイル領域から後退する際の状況が極めて重要であるとの所見に基づく。換言すれば、上述した目的の不一致は、残留パイルバーがシートパイル領域から後退する際の状況についてこの目的の不一致が解決した時にしか低減又は排除することができない。この状況に見られるように、残留パイルバーは、交換用パイルの上端と現在処理されている残留パイルの下端との間に係合し、残留パイルも交換用パイルも一切の損傷又は損害を受けないように後退する必要がある。一般に、支持面は水平面であり、すなわち垂直面法線(vertical surface normal)を有する表面であるため、残留パイルバーをシートパイル領域内に至らしめる動きは概ね水平の動きである。また、残留パイルバーを後退させる動きも概ね水平である。この結果、本発明の装置の残留パイルバーは、概ね垂直の自由度を有するようになる。残留パイルバーが互いに独立して移動可能であるという事実は、この垂直自由度に関連する。残留パイルバーがその垂直位置を残留パイルの最下部及び/又は交換用パイルの最上部の位置に適合できる理由は、この垂直自由度又は動作範囲にある。このことは、個々の残留パイルバーについても、そのグループについても同様である。従って、残留パイルバーに作用する垂直力が最小限に抑えられる。理想的な事例では、残留パイルバーに、残留パイルバー上に配置された残留パイルの重量しか加わらない。この結果、残留パイルバーと残留パイル及び交換用パイルのシートとの間の摩擦力が最小化される。従って、残留パイルバーがシートパイル領域から後退する際には、最低限の抵抗に打ち勝つだけでよい。このことは、残留パイルバーに接触したシートを損傷させるリスクも最小化されることを意味する。従って、本発明による装置は、非常に傷つきやすいシートを高動作速度で処理することに特に適する。上述した効果及び利点は、交換用パイルの上面又は残留パイルの下面が完全に均一ではなく波形部分などを含む場合に特に重要である。この場合、残留パイルバーは、その位置をこの波形形状に適合させることができる。
上述した効果及び利点は、センサを使用して交換用パイルが動作状態に達した状況を検出する、シート処理機のシートフィーダ内のシートパイルを変更する装置にも当てはまる。例示的な装置では、この状態が、交換用パイルが残留パイルバーに接触することに起因する残留パイルバーの上昇をモニタすることによって検出される。残留パイルバーは、交換用パイルが動作した時点でシートパイル領域から後退することができる。センサ信号は時間範囲の不正確性の影響を受ける場合があるので、本発明による装置はこの事例においても有利である。この結果、残留パイルバーを後退させるプロセスの開始が遅くなりすぎてしまうことがある。本発明による装置では、この不完全性が残留パイルバーの垂直可動性によって補償され、そこにさらなる力は加わらない。センサ誤差の場合にも同様である。
好ましい実施形態では、残留パイルバーが、シートパイル領域に位置している間、及びシートパイル領域から後退している間に、支持面に対して実質的に直交する方向にしか移動することができない。換言すれば、本発明による垂直可動性はこの状況でしか実現されない。他の全ての状況では、この種の可動性が阻止される。
好ましい動作範囲は、好ましくは15mm~150mmであり、特に20mm~120mmである。この動作範囲は、装置が使用される特定の条件に従って適合することができる。動作範囲は、例えば40mm、70mm又は100mmとすることができる。
バー作動ユニットは、電気式、空気圧式又は油圧式バー作動ユニットとすることができる。好ましい例では、バー作動ユニットが線形電気駆動装置である。
好ましい実施形態によれば、各残留パイルバーに最も低い位置及び最も高い位置があり、シートパイルを変更する装置は、残留パイルバーを全て最も低い位置にロックするように適合されたロックユニットを含む。この結果、ロック状態では残留パイルバーが垂直方向に移動できないが、残留パイル作動ユニットに対する可動性を評価すべきである。当然ながら、残留パイル作動ユニットは依然として垂直方向に移動可能であり、従って残留パイルバーは残留パイル作動ユニットと共に移動可能である。従って、ロック状態では、残留パイルバーを非常に正確に垂直方向に位置付けることができる。このことは、残留パイルバーをシートパイル領域内に、特にメインパイル支持ユニット上に支持されているパレットのそれぞれのスロット内に移動すべき時に重要である。
ロックユニットは、電気式、油圧式又は空気圧式ロック駆動装置を含むことが好ましい。
バー作動ユニットは、残留パイルバーに対して実質的に直交する方向に延びて支持面に対して実質的に平行な第1の支持バーを含むことができ、第1の支持バーには残留パイルバーの各々のそれぞれの第1の端部が結合される。第1の支持バーは、第1の支持バー作動ユニットによって移動可能であることが好ましい。従って、第1の支持バーを移動させることによって残留パイルバーも移動する。この結果、第1の支持バーを移動させることにより、これに対応して残留パイルバーもシートパイル領域内に移動することができる。同様に、残留パイルバーをシートパイル領域から後退させることもできる。全ての残留パイルバーが第1の支持バーに結合されると、残留パイルバーは共に移動することしかできない。このような設計は構造が単純であり、従って取り付け及び維持が容易である。また、生産コストも低い。
残留パイルバーの各々は、それぞれの第1の端部に接続されたガイドロッドを含み、ガイドロッドは、第1の支持バー上に配置された対応するガイド開口部内に案内され、ガイドロッド及びガイド開口部は、支持面に対して実質的に直角に延びることが好ましい。換言すれば、ガイドロッド及びガイド開口部は、実質的に垂直方向に延びる。この文脈では、ガイドロッドという用語に最も広い意味を帰属させるべきである。このようなガイドロッドは、例えばガイドバー又はガイドチューブとすることができる。ガイドロッド及びガイド開口部のシステムは、上記で既に説明した残留パイルバーの各々の垂直可動性を可能にする。このシステムは、そのようにして他の全ての自由度を除外するための信頼できる効率的な方法を表す。
残留パイルバーの各々は、最も高い位置にある時よりも最も低い位置にある時の方が第1の支持バーに近いことが好ましい。このような実施形態では、第1の支持バーが、残留パイルバーが最も低い位置にある時に当接する下端停止部(lower end stop)を表すこともできる。
別の実施形態では、ガイドロッドが、その外周上に、第1の支持バーに接続されたピンと相互作用するスロットを含む。ピンは、互いに対向して配置された2つの端部間でスロットに対して動くことができる。当然ながら、このピン及びスロットのシステムは映画的に(cinematically)反転することもできる。このように、残留パイルバーの所定の動作範囲を容易かつ信頼できる形で実装することができる。
ロックユニットは、ロック位置及びロック解除位置に移動可能なロックプロファイル(locking profile)を含み、このロックプロファイルは、第1の支持バー上に摺動可能に支持されて第1の支持バーに対して実質的に平行に延びることが有利である。ロック位置では、ロックプロファイルのロック部分が残留パイルバー上に配置されることにより、残留パイルバーの垂直方向の動きが阻止されるようになる。上述したように、残留パイルバーは、その最も低い位置にある時にロックされることが好ましい。ロック解除位置では、ロック部分が残留パイルバーとの係合を解除されて垂直方向に自由に動くようになる。
ロックプロファイルは、金属板から形成することができ、好ましくはガイドレール上に支持される。
好ましい実施形態によれば、ガイドロッドの各々は、対応する残留パイルバーが最も高い位置に存在し、かつシートパイル領域に存在する時に、それぞれのガイド開口部に対してわずかに傾斜することによって、それぞれのガイド開口部内で傾斜するようになる。この結果、残留パイルバーは最も高い位置にロックされる。このロック機構は、自己ロック機構として設計することができる。この場合、各残留パイルバー及びこれに接続されたガイドロッドは残留パイルバーアセンブリを形成し、残留パイルバーアセンブリの各々の重心はそれぞれのガイドロッドから離間する。この結果、残留パイルバーアセンブリは、対応するガイド開口部に対して重力の影響で傾斜し、従ってその内部でガイドロッドを傾斜させる。
シートパイルを変更する装置は、ガイドロッドのうちの1つ又は2つ以上をそれぞれのガイド開口部又は複数のガイド開口部に対して非傾斜位置に至らしめるように適合されたロック解除手段を含むことが好ましい。非傾斜位置では、ガイドロッドが、対応するガイド開口部内でもはや傾斜しない。この位置では、ガイドロッドがガイド開口部内で自由に移動可能である。このようなロック解除手段の例は、ロック解除レバー及びロック解除プロファイルである。これらの手段は、いずれもロック解除すべき1又は2以上の残留パイルバーに対して枢動することによって、残留パイルバーを非傾斜位置に移動させる。
残留パイルバーの最も高い位置から最も低い位置への滑らかな移行を可能にするために、残留パイルバーの各々にショックアブソーバを割り当てることができる。これらのショックアブソーバは、残留パイルバーが滑らかな一貫した動きで最も低い位置に到達することを確実にすることができる。ショックアブソーバは、第1の支持バー、ガイドロッド又は残留パイルバー上に配置することができる。
代替例では、バー作動ユニットが複数の残留パイルバー作動ユニットを含み、残留パイルバーの各々が1つの残留パイルバー作動ユニットに結合され、これによって残留パイルバーが互いに独立してシートパイル領域内に移動し、及び/又は互いに独立してシートパイル領域から後退するように適合される。当然ながら、この実施形態でも、残留パイルバーは、支持面に対して実質的に直交する方向の所定の動作範囲に関して互いに無関係である。この結果、残留パイルバーをシートパイル領域から1つずつ又は自由に定義可能なグループで後退させることができる。残留パイルバーをシートパイル領域内に移動させる場合も同様である。
特に好ましい実施形態では、残留パイルバーが、結合された依存的な形でシートパイル領域内に移動し、すなわち全ての残留パイルバーが共にシートパイル領域内に移動するが、そこからは互いに無関係に後退する。
残留パイルバー作動ユニットの例は、線形車軸、線形電気駆動装置、空気圧式駆動装置及び油圧式駆動装置を含む。
変形例によれば、残留パイルバー作動ユニットの各々がスライダキャリッジを含み、対応する残留パイルバーがスライダキャリッジに結合される。この実施形態では、各スライダキャリッジが、対応する残留パイルバーを対応する残留パイルバー作動ユニットに結合させる手段である。スライダキャリッジは、水平方向の正確な動きを考慮する。さらに、スライダキャリッジは、対応する残留パイルバー作動ユニットに対する残留パイルバーの確実な結合を保証する。
各スライダキャリッジは、カム機構を介して対応する残留パイルバーに結合されることが好ましい。この文脈では、カム機構を最も一般的な意味で理解すべきである。このようなカム機構のカムは、内部カム面の外部カム面を含むことができ、すなわちカム面は、いずれかの種類の突出部上に、或いは凹部又は開口部の境界面として設けることができる。カム機構は、支持面に対して実質的に直交する方向の所定の動作範囲を可能にするように設計される。また、カム機構は、残留パイルバーをシートパイル領域内に移動させてシートパイル領域から後退させるのに必要な力及び/又はトルクを伝えるように適合される。
この場合、ロックユニットは、各カム機構の一部であるロック凹部を含むことができる。従って、ロック状態では、カム機構の対応する要素がロック凹部内に配置されて、対応する残留パイルバーの垂直方向の動きを阻止する。対応する要素がロック凹部から離れると、対応する残留パイルバーは所定の動作範囲内で移動できるようになる。
さらなる実施形態では、残留パイルバーがシートパイル領域に存在する場合、バー作動ユニットから離れた方を向いた残留パイルバーの端部が第2の支持バー上に支持される。この場合、第2の支持バーは、第1の支持バーに対して実質的に平行に、及び/又は残留パイルバーに対して実質的に直角に配置することができる。この結果、残留パイルバーは、シートパイル領域に存在する時に明確に定められた安定位置に保持される。
第2の支持バーは、第2の支持バーに支持された残留パイルバーの端部の存在を検出できるセンサを備えることができる。同じセンサ又は追加のセンサを、交換用シートパイルの上端に接触した時点での残留パイルバーの上昇を検出することによって残留パイルバーの下方の交換用シートパイルの存在を検出するように適合させることもできる。その後、残留パイルバーの後退を開始することができる。
さらなる実施形態では、残留パイルバーを水平位置決めユニットに結合することができる。この水平位置決めユニットを使用して、残留パイルバーを、残留パイルバーの一般的延長部(general extension)に対して直交する方向に移動させることができる。これにより、残留パイルバーとパレットの対応するスロットとの間の相対的位置を適合させることができる。従って、残留パイルバーを対応するスロット内に明確に定められた形で配置できることが保証される。
また、上記課題は、後退中にパレット面に対して直交する方向に自由に移動可能な残留パイルバーをパイル領域から後退させてシートパイルが交換用シートパイル上に支持されるようにするステップを含む、シート処理機のシートフィーダ内のシートパイルを変更する上述したような方法によっても解決される。この方法については、シート処理機のシートフィーダ内のシートパイルを変更する装置に関して言及した効果及び利点を準用する。
残留パイルバーは、ステップb)~c)中に全て最も低い位置にロックされることが好ましい。この結果、残留パイルバーをパレットの対応するスロット内に正確に配置することができる。
ステップd)中又はその後に、残留パイルバーをロック解除することができ、ステップd)及び/又はe)中に、残留パイルバーのうちの1つ又は2つ以上が最も低い位置から抜け出ることができる。上述した効果及び利点を参照されたい。
ある実施形態では、ステップd)中に、残留パイルバーの各々について交換用シートパイルの上端と残留パイルバーとの間の接触が個別に検出される。この目的のために、各残留パイルバーに1つのセンサを帰属させることができる。上述したように、このようなセンサは、交換用シートパイルに接触することに起因する対応する残留パイルバーの上昇を検出するように適合することができる。その後、残留パイルバーをシートパイル領域から後退させることができる。
ステップe)中に、残留パイルバーが互いに独立して後退することができる。残留パイルバーは、個別に、すなわち1つずつ又は自由に定義可能なグループで後退することができる。個々のバーの後退動作は時間的に重複することができ、すなわち複数の残留パイルバーが同時に移動することもできる。例えば、1つの残留パイルバーが後退動作の終了に近く、異なる残留パイルバーが後退し始めたばかりとすることもできる。全ての残留パイルバーが同時に後退するとは限らないことが好ましい。
ステップe)後には、残留パイルバーが全てそのそれぞれの最も低い位置に移動することが有利である。この動きは、重力のみによって駆動することができる。また、これらの残留パイルバーは、最も低い位置にロックすることができる。
以下、添付図を参照しながら本発明の実施形態を説明する。
本発明の第1の実施形態による、シート処理機のシートフィーダ内のシートパイルを変更する装置を示す図である。 残留パイルバーがシートパイル領域外にある図1の詳細を示す図である。 残留パイルバーがシートパイル領域内にある図2に対応する図1の詳細を示す図である。 図3の細部IVを示す図である。 残留パイルバーが最も低い位置にある図3の細部Vを示す図である。 残留パイルバーが最も高い位置にある図3の細部Vを示す図である。 残留パイルバーが最も高い位置にロックされた図3の細部Vを示す図である。 残留パイルバーが最も低い位置にロックされた図3の細部Vを示す図である。 残留パイルバーが最も高い位置からロック解除されようとしている図3の細部Vを示す図である。 本発明の第2の実施形態による、シート処理機のシートフィーダ内のシートパイルを変更する装置を示す図である。 残留パイルバーがシートパイル領域内にある図10の詳細を示す図である。 シートの当接を示していない図11の詳細を示す図である。 シートパイル領域内で1つの残留パイルバーのみが延びる図11及び図12の詳細を示す図である。 残留パイルバーがシートパイル領域外にある図11~図13の詳細を示す図である。 図13の細部XVを示す図である。 図14の断面XVI~XVIを示す図である。 残留パイルバーが最も低い位置にロックされた図16の細部XVIIを示す図である。 残留パイルバーが垂直方向に移動可能であって最も低い位置に位置する図16の細部XVIIを示す図である。 残留パイルバーが垂直方向に移動可能であって最も高い位置に位置する図16の細部XVIIを示す図である。 残留パイルバーが最も高い位置に位置してスライダキャリッジに当接した図16の細部XVIIを示す図である。 残留パイルバーが最も低い位置からロック解除されようとしている図16の細部XVIIを示す図である。
図1に、パレット16上に配置された単一シート14によって表すシートパイルを変更する装置12を含むシートフィーダ10を示す。
パレット16は、メインパイル支持ユニット18を昇降させるメインパイル作動ユニット20に結合されたメインパイル支持ユニット18上に支持される。より正確に言えば、パレット16は、メインパイル支持ユニット18の支持面22上に支持される。
装置12は、残留パイルバー支持ユニット24を昇降させる残留パイル作動ユニット26に結合された残留パイル支持ユニット24をさらに含む。
図2及び図3から最も良く分かるように、残留パイル支持ユニット24は複数の残留パイルバー28を含む。これらは互いに実質的に平行に延びるとともに、支持面22に対しても実質的に平行に延びる。
残留パイルバー28は、シートパイル領域30内に移動可能であり(図3を参照)、またシートパイル領域30から後退することができる(図1及び図2を参照)。
この動きを可能にするために、残留パイルバー28は、第1の支持バー34を含むバー作動ユニット32に結合される。より正確に言えば、残留パイルバー28のそれぞれの第1の端部28aが第1の支持バー34に結合される。
第1の支持バー34は、残留パイルバー28に対して実質的に直角に、かつ支持面22に対して平行に配置される。
従って、残留パイルバー28は、残留パイル支持ユニット24内に熊手状に配置される。この結果、これらはパレット16のそれぞれのスロット36内に位置することができる(図1を参照)。
図示の例では、第1の支持バー34が金属板から形成される。
さらに、図1では、いくつかのスロット36のみを非常に概略的に表している。
原則として、スロット36の数は残留パイルバー28の数と無関係である。
好ましい実施形態では、パレット16を、標準的なパレットにとって通常の数のスロット36を有する標準的なパレットとすることができる。
残留パイルバー28の数は、シートフィーダ10の設計時の選択事項である。図示の例では、10本の残留パイルバー28が使用される。
通常、残留パイルバー28の数はスロット36の数よりも少ない。
図5~図9から最も良く分かるように、残留パイルバー28の各々は、それぞれの残留パイルバー28の第1の端部28aに接続されたガイドロッド38を含む。
ガイドロッド38の各々は、第1の支持バー34上に設けられた対応するガイド開口部40内に案内される。
ガイドロッド38及びガイド開口部40は、いずれも支持面22に対して実質的に直角に、従って実質的に垂直方向に延びる。
例えば、図5及び図6の比較からは、残留パイルバーの各々が所定の動作範囲内で支持面22に対して実質的に直角の方向に、すなわち図示の例では実質的に垂直方向に移動可能であることが分かる。
この可動性は、常に残留パイル支持ユニット24に対する動きとして理解される。
図5では、残留パイルバーが最も低い位置を取っており、図6では最も高い位置を取っている。
残留パイルバーの各々は、このような動きを独立して行うことができる。換言すれば、第1の支持バー34に対する残留パイルバー28の垂直方向の動きが連動することは決してない。
残留パイルバー28は、最も高い位置にロックすることができる(図7を参照)。このようにするために、残留パイルバー28は、それぞれのガイド開口部40の延長部に対してわずかに傾斜する。この結果、ガイドロッド38はガイド開口部40内で傾斜するようになる。この傾動を、図7の矢印42によって示す。
図示の例では、残留パイルバー28とこれに取り付けられたガイドロッド38とを含むアセンブリの重心44が、ガイド開口部40の一定の距離内に位置する。
この結果、残留パイルバー28がシートパイル領域30の最も高い位置に来た時点で傾動が生じるようになる。
残留パイルバー28を移動可能状態にしてそこから最も低い位置に戻すために、ロック解除手段46が設けられる。
ロック解除手段46は、第1の支持バー34の下方に配置され、後方に傾斜してガイド開口部40の延長部と実質的に平行に延びるようにガイドロッド38に係合することができる。その後に、残留パイルバー28を最も低い位置に移動させることができる(図5を参照)。
また、この位置では、残留パイルバー28をロックすることもできる。この目的のために、ロックプロファイル50を含むロックユニット48が設けられる。
ロックプロファイル50は、ロック解除位置(図5、図6、図7及び図9を参照)又はロック位置(図8を参照)にあることができる。ロックプロファイル50は、位置を変更するために第1の支持バー34上に摺動可能に支持されて、第1の支持バー34に対して実質的に平行に延びる。ロック位置では、残留パイルバー28が最も低い位置から移動できないように、ロックプロファイル50の一部が残留パイルバー28の第1の端部28a上に配置される。
残留パイルバー28がシートパイル領域30に延びると、そのそれぞれの第2の端部28bを、第1の支持バー34に対して概ね平行に延びる第2の支持バー51上に支持することができる。
残留パイルバー28をその一般的延長部に対して直角に延びる水平方向に位置決めするために、位置決めユニット52が設けられる(図4を参照)。主にこの位置決めユニット52を使用して、残留パイルバー16をパレット16の対応するスロット36に整列させる。
図10~図21に、第2の実施形態によるシートパイルを変更する装置12を含むシートフィーダ10を示す。以下では、第2の実施形態と第1の実施形態との間の相違点のみを詳細に説明する。加えて、上記の説明も参照されたい。
ここでも、シートパイルを単一シート14によって表す。図11から分かるように、シートパイルを正確に位置付けるためにパイル当接部(pile abutment)53を使用することができる。
さらに、残留パイルバー28の後退時には、パイル当接部53の、特に垂直バーを含むその上側部分を使用してシートを食い止める。これらのシートは、パイル当接部53に当接すると、残留パイルバー28と共に移動せずに実質的に固定される。
第2の実施形態による装置12では、主にバー作動ユニット32と、これに対する残留パイルバー28の対応する結合とが第1の実施形態と異なる(図11~図14を参照)。ここでは、バー作動ユニット32が複数のバー作動ユニット54を含み、1つの残留パイルバー作動ユニット54に残留パイルバー28の各々が結合される。このため、残留パイルバー28の各々は、他の残留パイルバー28とは無関係にシートパイル領域30に移動することができる。シートパイル領域30からの残留パイルバー28の後退についても同様である。
残留パイルバー作動ユニット54の各々は、スライダキャリッジ56を含む。
対応する残留パイルバー28は、カム機構58を介してスライダキャリッジに結合される。
図示の例では、カム機構58が、スライダキャリッジ56に取り付けられたピン60と、残留パイルバー28に接続されたカム開口部62とを含む。ピン60は、カム開口部62内に受け取られる。
カム開口部62は概ね三角型を有し、三角形の1辺が対応する残留パイルバー28に対して実質的に平行に延びる。
三角形の隅部は、対応する残留パイルバー28のそれぞれの第2の端部28bから離れた領域ではカム開口部62内でピン60が実質的に垂直方向に移動できるようにさらに配置される。
対応する残留パイルバーのそれぞれの第2の端部28bに隣接して配置される隅部には、ロック凹部64が配置される。
ピン60がロック凹部64内に配置されると、対応する残留パイルバーの垂直方向の動きが阻止される。従って、ロック凹部64は、残留パイルバーを最も低い位置にロックできるロックユニット48の一部である。
ピン60は、残留パイルバー28をシートパイル領域30の方向にわずかに押すことによって残留パイルバー28とスライダキャリッジ56との間の相対的な動きを生じるロック解除手段46によって、ロック凹部64から抜け出して動くことができる(図21を参照)。
カム機構58は、スライダキャリッジ56と残留パイルバー28との間の枢支連結(pivot connection)を形成するものにすぎないため、スライダキャリッジ56上には、スライダキャリッジに対する残留パイルバー28の相対的回転動作を阻止する当接部56aが設けられる。この様子は、特に図20で確認することができる。
以下では、第1及び第2の実施形態によるシートパイルを変更する装置を有するシートフィーダ10の動作について説明する。
シートフィーダ10の動作中には、単一シート14によって表すシートパイルの残りの高さがモニタされる。上述したように、シートパイルは、メインパイル支持ユニット18の支持面22上に配置されたパレット16上に位置する。
シートパイルの所定の限界高さが検出されると、シートフィーダ10内に交換用シートパイルを提供する必要があるとの結論が下される。
この目的のために、残留シートパイルと呼ぶ現在処理中のシートパイルは、残留パイルバー28がパレット16のそれぞれのスロット36内に移動するという点で残留パイル支持ユニット24によって支持される。これにより、残留パイルバー28がシートパイル領域30に進出する。
残留パイルバー28は、シートパイル領域30内に移動しながら最も低い位置にロックされる。
この動きは、第1の支持バー34(第1の実施形態)又は残留パイルバー作動ユニット54(第2の実施形態)によって駆動される。
残留シートパイルが完全に残留パイルバー28上に支持されると、メインパイル支持ユニット18を下降させることによってパレット16を引き戻すことができる。その後、交換用シートパイルを運ぶ交換用パレット16がメインパイル支持ユニット18上に配置される。
その後、メインパイル支持ユニット18を、交換用シートパイルの上端が残留パイルバー28に接触するまで上昇させる。この接触は、交換用シートパイルに接触した時の残留パイルバー28のわずかな上昇を検出できる特定のセンサによって検出することができる。
好ましい実施形態では、残留パイルバー28の前端に1つのセンサが使用される。このセンサは、残留パイルバー28の前端又は先端の動きを検出するように適合される。
残留パイルバーの後端には別のセンサが使用される。このセンサは、残留パイルバーの後端の動きを検出するように適合される。
別の解決策では、残留パイルバー28の各々が、それぞれの前端に1つとそれぞれの後端に1つの2つのセンサを備える。
この全体的な目的は、交換用シートパイルに接触した後に動いている残留パイルバー28の第1を検出することである。
その後、残留パイルバーは、シートパイルの下端部と交換用シートパイルの上端部との間に係合する。
残留パイルバー28は、交換用シートパイルが残留パイルバー28に接触する直前に、最も低い位置に留まったままロック解除される。
この目的のために、第1の実施形態ではロックプロファイル50がロック解除位置に移動する。
第2の実施形態では、ロック解除手段46によって残留パイルバー28がシートパイル領域30に向かってわずかに移動する。これにより、残留パイルバー28がスライダキャリッジ56に対して動くことによって、ピン60がロック凹部64から抜け出して動くようになる。
この時点で、残留パイルバー28は、支持面22に対して実質的に直交する方向に所定の動作範囲内で移動することができる。この結果、これらの残留パイルバー28は、その垂直位置を交換用シートパイルの最上部及び残留シートパイルの最下部の形状に適合させることができる。
その後、残留パイルバー28がシートパイル領域30から後退して、残留シートパイルが交換用シートパイルに上に支持されるようになる。
残留パイルバー28は、後退中にも依然として所定の動作範囲内で移動可能である。
第1の実施形態では、全ての残留パイルバー28が共に後退し、第2の実施形態では、ダイ残留パイルバー28が、例えば所定のパターンに従って互いに独立して後退する。
残留パイルバー28は、シートパイル領域30から完全に後退すると、最も低い位置に移動する。
図示のシートフィーダ10は、例えばシート切断機又はシート印刷機などの(図示していない)いずれかのタイプのシート処理機と組み合わせて使用することができる。
10 シートフィーダ
12 シートパイルを変更する装置
14 単一シート
16 パレット
18 メインパイル支持ユニット
20 メインパイル作動ユニット
22 支持面
24 残留パイルバー支持ユニット
26 残留パイル作動ユニット
28 残留パイルバー
30 シートパイル領域
32 バー作動ユニット
34 第1の支持バー
36 スロット
51 第2の支持バー
53 パイル当接部

Claims (18)

  1. シート処理機のシートフィーダ(10)内のシートパイルを変更する装置(12)であって、
    メインパイル支持ユニット(18)と、該メインパイル支持ユニット(18)を昇降させるメインパイル作動ユニット(20)とを備え、前記メインパイル支持ユニット(18)は、シートパイルを運ぶパレット(16)を支持するように適合された支持面(22)を含み、
    残留パイル支持ユニット(24)をさらに備え、該残留パイル支持ユニット(24)は、該残留パイル支持ユニット(24)を昇降させる残留パイル作動ユニット(26)を含み、
    前記残留パイル支持ユニット(24)は、互いに実質的に平行に延びて前記支持面(22)に対して実質的に平行な複数の残留パイルバー(28)を含み、
    前記残留パイルバー(28)は、前記残留パイルバー(28)をシートパイル領域(30)内に移動させるとともに前記残留パイルバー(28)を前記シートパイル領域(30)から後退させるように適合されたバー作動ユニット(32)に結合され、
    前記残留パイルバー(28)は、前記シートパイル領域(30)に存在する時に、前記メインパイル支持ユニット(18)上に支持されたパレット(16)のそれぞれのスロット(36)内に位置できるように、前記残留パイル支持ユニット(24)内で熊手状に配置され、
    前記残留パイルバー(28)の各々は、前記支持面(22)に対して実質的に直交する方向に所定の動作範囲内で互いに独立して移動可能である、
    ことを特徴とする装置(12)。
  2. 前記残留パイルバー(28)の各々に最も低い位置及び最も高い位置があり、前記装置(12)は、前記残留パイルバー(28)を全て前記最も低い位置にロックするように適合されたロックユニット(48)を備える、
    請求項1に記載の装置(12)。
  3. 前記バー作動ユニット(32)は、前記残留パイルバー(28)に対して実質的に直交する方向に延びて前記支持面(22)に対して実質的に平行な第1の支持バー(34)を含み、該第1の支持バー(34)に、前記残留パイルバー(28)の各々のそれぞれの第1の端部(28a)が結合される、
    請求項1又は2に記載の装置(12)。
  4. 前記残留パイルバー(28)の各々は、前記それぞれの第1の端部(28a)に接続されたガイドロッド(38)を含み、該ガイドロッド(38)は、前記第1の支持バー(34)上に配置された対応するガイド開口部(40)内に案内され、前記ガイドロッド(38)及び前記ガイド開口部(40)は、前記支持面(22)に対して実質的に直角に延びる、
    請求項3に記載の装置(12)。
  5. 前記ロックユニット(48)は、ロック位置及びロック解除位置に移動可能なロックプロファイル(50)を含み、前記ロックプロファイル(50)は、前記第1の支持バー(34)上に摺動可能に支持されて前記第1の支持バー(34)に対して実質的に平行に延びる、
    請求項2に従属する請求項3又は請求項2に従属する請求項4に記載の装置(12)。
  6. 前記ガイドロッド(38)の各々は、対応する前記残留パイルバー(28)が前記最も高い位置に存在し、かつ前記シートパイル領域(30)に存在する時に、それぞれの前記ガイド開口部(40)に対してわずかに傾斜することによって、それぞれの前記ガイド開口部(40)内で傾斜するようになる、
    請求項2に従属する請求項4に記載の装置(12)。
  7. 前記装置(12)は、前記ガイドロッド(38)のうちの1つ又は2つ以上を前記それぞれのガイド開口部(40)又は複数のガイド開口部(40)に対して非傾斜位置に至らしめるように適合されたロック解除手段(46)を備える、
    請求項6に記載の装置(12)。
  8. 前記バー作動ユニット(32)は、複数の残留パイルバー作動ユニット(54)を含み、前記残留パイルバー(28)の各々は1つの残留パイルバー作動ユニット(54)に結合され、これによって前記残留パイルバー(28)は、互いに独立してシートパイル領域(30)内に移動し、及び/又は互いに独立して前記シートパイル領域(30)から後退するように適合される、
    請求項1又は2に記載の装置(12)。
  9. 前記残留パイルバー作動ユニット(54)の各々はスライダキャリッジ(56)を含み、該スライダキャリッジ(56)に前記対応する残留パイルバー(28)が結合される、
    請求項8に記載の装置(12)。
  10. 各スライダキャリッジ(56)は、カム機構(58)を介して前記対応する残留パイルバー(28)に結合される、
    請求項9に記載の装置(12)。
  11. 前記ロックユニット(48)は、前記カム機構(58)の各々の一部であるロック凹部(64)を含む、
    請求項2に従属する請求項10に記載の装置(12)。
  12. 前記残留パイルバー(28)が前記シートパイル領域(30)に存在する場合、前記バー作動ユニット(32)から離れた方を向いた前記残留パイルバー(28)の端部(28b)が第2の支持バー(51)上に支持される、
    請求項1から11のいずれか一項に記載の装置(12)。
  13. シート処理機のシートフィーダ(10)内のシートパイルを変更する方法であって、
    a)前記シートフィーダ(10)内で処理されている、メインパイル支持ユニット(18)上に配置されたパレット(16)上に支持されたシートパイルの限界高さを検出するステップと、
    b)前記パレット(16)のそれぞれのスロット(36)内に複数の残留パイルバー(28)が押し込まれるという点で、前記シートパイルを残留パイル支持ユニット(24)によって支持するステップと、
    c)前記メインパイル支持ユニット(18)上に配置された前記パレット(16)を前記シートパイルから引き離して、前記メインパイル支持ユニット(18)上に交換用シートパイルを運ぶ交換用パレットを配置するステップと、
    d)前記シートパイルの下端と前記交換用シートパイルの上端との間に前記残留パイルバー(28)が係合するように、前記交換用シートパイルの上端を前記残留パイルバー(28)に接触させるステップと、
    e)前記残留パイルバー(28)をシートパイル領域(30)から後退させて、前記交換用シートパイル上に前記残留パイルバー(28)上の残留シートパイルが支持されるようにするステップと、
    を含み、前記残留パイルバー(28)は、互いに独立して移動可能であり、後退中にパレット面に対して直交する方向に自由に移動可能である、
    ことを特徴とする方法。
  14. ステップb)~c)中に、前記残留パイルバー(28)は全て最も低い位置にロックされる、
    請求項13に記載の方法。
  15. ステップd)中又はその後に、前記残留パイルバー(28)がロック解除され、ステップd)及び/又はe)中に、前記残留パイルバー(28)のうちの1つ又は2つ以上が前記最も低い位置から抜け出る、
    請求項14に記載の方法。
  16. ステップd)中に、前記残留パイルバー(28)の各々について前記交換用シートパイルの前記上端と前記残留パイルバー(28)との間の接触が個別に検出される、
    請求項13から15に記載の方法。
  17. ステップe)中に、前記残留パイルバー(28)は互いに独立して後退する、
    請求項13から16に記載の方法。
  18. ステップe)後に、前記残留パイルバー(28)は全てそのそれぞれの最も低い位置に移動する、
    請求項13から17に記載の方法。
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