JP7389483B2 - アイアンゴルフクラブ及びそのテクスチャー文様金型 - Google Patents

アイアンゴルフクラブ及びそのテクスチャー文様金型 Download PDF

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本発明は、アイアンゴルフクラブ及びそのテクスチャー文様金型に関する。更に詳しくは、フェース面裏側の全てのキャビティ傾斜面においてテクスチャー文様がシームレスに連続して形成されヘッド背面が意匠性に富んだアイアンゴルフクラブ及びそのテクスチャー文様金型に関するものである。
従来、ゴルフクラブに求められる性能として、ドライバーに代表されるウッドは、他のクラブに比較して飛距離を追求したもの(飛距離追求型)である。一方、アイアンは正確性を追求したもの(正確性追求型)である。
一般的なアイアンは、ボールを曲げたり、ボールにスピンをかけやすくするため、ヘッド部が小さく、フェース面の裏側が肉厚に作られており、トップ部に比べソール部の幅が厚く作られている。フェース面の裏側が肉厚に作られているため、ボールをフェース面の芯(スウィートスポット)で打つと、ボールの飛距離が伸びる反面、芯から外れたところで打つ場合、飛距離が極端に落ちる場合がある。
フェース面の芯を外してボールを打つ場合に飛距離が極端に落ちるというアイアンの上記欠点を補うために、フェース面の裏側の肉厚を削って、削った質量をヘッド部の外側に配置した、いわゆるキャビティバックアイアンが知られている(例えば、特許文献1を参照。)。キャビティバックアイアンは、フェース面の面積が一般的なアイアンに比べ大きくなっており、芯を外してボールを打つ場合であっても飛距離が落ちにくくなっている。
キャビティバックアイアンは、フェース面の裏側に窪み(以下「キャビティ」とも言う。)が形成されており、キャビティの表面は、フェース面にほぼ平行で平坦なキャビティ底面と、トウ部、トップ部、ヒール部、及びソール部にそれぞれ連続するキャビティ傾斜面とから構成されている。キャビティ底面にはデザインが施され、意匠性を向上させたキャビティバックアイアンについても知られている(例えば、非特許文献1を参照。)。キャビティ底面にはデザインに対応した銘板等が両面テープ等によって貼り付けられている。
一方、キャビティのデザインについては、細溝または線状凹部で構成された立体感を与えるデザイン(以下「テクスチャー文様」という。)とすることが考えられる。そのテクスチャー文様は、その文様に対応した突起または線状凸部が形成された金型(以下「テクスチャー文様金型」という。)によってプレス加工され、キャビティに形成されることになる。
特開2020-65791号公報
https://www.bs-golf.com/bs-products/club/iron/jgr.html
キャビティ傾斜面が複雑な三次元形状を有する場合、下金型と上金型のプレス加工によって全てのキャビティ傾斜面においてテクスチャー文様をシームレスに連続して形成することは容易ではない。その結果、フェース面裏側のキャビティにおいてテクスチャー文様が形成される範囲は、せいぜいキャビティ底面に限定されている。
そこで、本発明は上記従来技術の問題点に鑑み成されたものであり、その目的は、フェース面裏側の全てのキャビティ傾斜面においてテクスチャー文様がシームレスに連続して形成されヘッド背面が意匠性に富んだアイアンゴルフクラブ及びそのテクスチャー文様金型を提供することにある。
上記目的を達成するための本発明に係るアイアンゴルフクラブは、ヘッド部(20)の正面側にフェース部(10)と、前記フェース部の前側にトウ部(11)と、前記フェース部の上側にトップ部(12)と、前記フェース部の後側にヒール部(13)と、前記フェース部の下側にソール部(14)と、シャフト側にホーゼル部(15)と、前記フェース部(10)の裏側にキャビティ部(16)とを有するアイアンゴルフクラブ(100)であって、前記キャビティ部(16)は、平坦なキャビティ底面(16a)と、傾斜して前記トウ部(11)、前記トップ部(12)、前記ヒール部(13)及び前記ソール部(14)側にそれぞれ連続するキャビティ傾斜面(16b、16c、16d、16e)とから構成され、前記キャビティ部(16)はアンダーカット構造を成し、前記キャビティ傾斜面(16b、16c、16d、16e)において細溝または線状凹部で構成されたテクスチャー文様(17)がシームレスに連続して形成されていることを特徴とする。
上記構成では、アンダーカット構造を有するキャビティ部(16)の底面(16a)だけでなく、キャビティ傾斜面(16b、16c、16d、16e)においてもテクスチャー文様(17)がシームレスに連続して形成されている。これにより、フェース部(10)の裏側が意匠性に富むようになる。
本発明に係るアイアンゴルフクラブの第2の特徴は、前記テクスチャー文様(17)は前記キャビティ傾斜面(16b、16c、16d、16e)の周方向に沿って形成されていることである。
上記構成では、全体として統一感が生まれフェース部(10)の裏側がさらに意匠性に富むようになる。
上記目的を達成するための本発明に係るテクスチャー文様金型は、上記アイアンゴルフクラブの前記キャビティ部(16)に前記テクスチャー文様(17)を形成するためのテクスチャー文様金型(200)であって、前記テクスチャー文様金型(200)は前記フェース部(10)側に当接する上金型(300)と、前記キャビティ部(16)側に当接する下金型(400)とを備え、前記上金型(300)と前記下金型(400)のプレス面は、前記ソール部(14)が前記トップ部(12)よりも相対的に高い位置に設置されるように傾斜していることを特徴とする。
上記構成では、アンダーカット構造を有するキャビティ部(16)の傾斜面(16e)において、離型が可能となると共に、アンダーカット構造を有するそのキャビティ傾斜面(16e)にプレス荷重を効率良く作用させることが可能となる。
本発明に係るそのテクスチャー文様金型の第2の特徴は、前記上金型(300)と前記下金型(400)は鉛直下向きに所定のプレス荷重で押し下げられることである。
上記構成では、アイアンゴルフクラブ(100)のキャビティ部(16)の全ての面(16a、16b、16c、16d、16e)において殆ど均一にプレス荷重を作用させることが可能となる。
本発明に係るアイアンゴルフクラブによれば、フェース面裏側の全てのキャビティ傾斜面においてテクスチャー文様がシームレスに連続して形成されヘッド背面が意匠性に富んだアイアンゴルフクラブとなることが可能となる。
また、本発明に係るテクスチャー文様金型によればアンダーカット構造を有するキャビティ部(16)の全ての面(16a、16b、16c、16d、16e)においてテクスチャー文様(17)をシームレスに連続して形成することが可能となる。
本発明の一実施形態に係るアイアンゴルフクラブのヘッド部の斜視図である。 本発明の一実施形態に係るアイアンゴルフクラブのヘッド部の断面図である。 図2のA矢視図である。 図2のB矢視図である。 本発明に係るテクスチャー文様金型を示す説明図である。 本発明に係るアイアンゴルフクラブを本発明に係るテクスチャー文様金型に設置した状態を示す説明図である。 本発明に係るテクスチャー文様の他の例を示す説明図である。 本発明に係るテクスチャー文様のキャビティ部における形成範囲の他の例を示す説明図である。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。
図1及び図2は、本発明の一実施形態に係るアイアンゴルフクラブ100のヘッド部20を示す説明図である。なお、図1はアイアンゴルフクラブ100のヘッド部20の斜視図である。図2はアイアンゴルフクラブ100のヘッド部20の断面図である。
図1に示されるように、このアイアンゴルフクラブ100のヘッド部20は、正面にゴルフボールを打撃するフェース部10と、前部にトウ部11と、上部にトップ部12と、後部にヒール部13と、地面に接する下部にソール部14と、シャフト側にシャフト接続部であるホーゼル部15とを具備して構成される。
フェース部10の表面(フェース面21)には、ゴルフボールにスピン(回転)を与えるための複数(例えば15個)のスコアライン28が形成されている。スコアライン28は所定の幅W及び所定の深さDを有し、縦方向(トップ部12からソール部14に到る方向)に沿って所定のピッチPで形成されている。
ヘッド部20は、S20C等の低炭素鋼を熱間鍛造加工して作られる。鍛造加工後、熱処理(なまし)をすることにより、未だテクスチャー文様17(図3、図4)が形成されていないヘッド部20の素ボディが作られる。その後、下金型にテクスチャー文様17に対応した凸部が形成されプレス面が傾斜したテクスチャー文様金型200(図5)によってヘッド部20の素ボディをプレス加工することにより、ヘッド部20の裏側に所望のテクスチャー文様17(図3、図4)が形成されることになる。このテクスチャー文様金型200の詳細については図5及び図6を参照しながら後述する。
ヘッド部20の裏側にテクスチャー文様17を形成した後、上金型に上記スコアライン28に対応した凸ライン(図示せず)が形成されプレス面が平坦なスコアライン金型(図示せず)によってヘッド部20をプレス加工することにより、フェース部10のフェース面21に複数の上記スコアライン28が形成される。なお、ここで言う「テクスチャー文様」とは、表面が凹(溝)又は凸(突起)或いは凹凸によって構成された表面凹凸デザインを意味している。以降においても同様である。以下、各構成について説明する。
図2に示されるように、フェース部10(フェース面21)の裏側にはキャビティ部16が形成されている。キャビティ部16の表面は、フェース面21に平行な底面16aと、トウ部11に連続する第1傾斜面16b(図3)と、トップ部12に連続する第2傾斜面16cと、ヒール部13に連続する第3傾斜面16dと、ソール部14に連続する第4傾斜面16eとから構成される。
特に、第1傾斜面16b、第2傾斜面16c、第3傾斜面16d及び第4傾斜面16eには、テクスチャー文様17が周方向に沿ってシームレスに連続して形成されている。このテクスチャー文様17は、後述するテクスチャー文様金型200によって形成される。
また、底面16aから計った場合の第2傾斜面16cの傾斜角θ2(底面接線L0と第2傾斜面接線L2との成す角)は90°より大きい鈍角である。なお、第1傾斜面16bの傾斜角θ1(図示せず)及び第3傾斜面16dの傾斜角θ3(図示せず)についても90°より大きい鈍角である。
他方、第4傾斜面16eの傾斜角θ4(底面接線L0と第4傾斜面接線L4との成す角)は、90°より小さい鋭角である。従って、キャビティ部16の第4傾斜面16eはアンダーカット構造を成している。そのため、従来は第1傾斜面16b、第2傾斜面16c、第3傾斜面16dおよび第4傾斜面16eの全ての傾斜面において周方向に沿ってテクスチャー文様17をシームレスに連続して形成することは容易ではなかった。
本発明に係るアイアンゴルフクラブ100のヘッド部20については、後述するプレス面が傾斜したテクスチャー文様金型200(図5)によって、第1傾斜面16b、第2傾斜面16c、第3傾斜面16dおよび第4傾斜面16eの全ての傾斜面においてテクスチャー文様17が周方向に沿ってシームレスに連続して形成されている。その結果、ヘッド部20(フェース面21)の裏側が意匠性に富んだ構造になっている。以下、ヘッド部20の裏側について更に説明する。
図3は、図2のA矢視図である。
図3に示されるように、トウ部11側の第1傾斜面16b、トップ部12側の第2傾斜面16c、並びにヒール部13側の第3傾斜面16dにおいてテクスチャー文様17が周方向に沿ってシームレスに連続して形成されている。なお、ここで言う「周方向」とは、キャビティ傾斜面16b,16c,16d,16eを一周する方向ということを意味している。また、ここで言う「シームレス」とは、テクスチャー文様17に継ぎ目がないことを意味し、これはテクスチャー文様17に金型と金型の継ぎ目痕がないこと、即ちテクスチャー文様17を形成する金型は1つであることも同時に意味している。
テクスチャー文様17は、所定ピッチで形成された複数の傾斜曲線溝17aと、傾斜曲線溝17aと線対称の関係にあり所定ピッチで形成された複数の逆傾斜曲線溝17bとが交差したデザインとなっている。
図4は、図2のB矢視図である。図4に示されるように、ソール部14側の第4傾斜面16eにおいてもテクスチャー文様17が周方向に沿ってシームレスに連続して形成されている。これにより、キャビティ部16の全ての傾斜面16b,16c,16d,16eにおいてテクスチャー文様17が周方向に沿ってシームレスに連続して形成されている。その結果、全体として統一感が生まれヘッド部20(フェース面21)の裏側が意匠性に富んだ構造となっている。以下、キャビティ部16にテクスチャー文様17を形成するテクスチャー文様金型200について説明する。
図5は、本発明に係るテクスチャー文様金型200を示す説明図である。このテクスチャー文様金型200は、フェース面21側に当接する上金型300と、フェース面21の裏側(キャビティ部16)に当接する下金型400とから構成されている。また、上金型300のキャビティ底面310と、キャビティ底面310に対向する下金型400のキャビティ底面410がそれぞれ所定角度だけ傾斜している。上金型300のキャビティ底面310にはアイアンゴルフクラブ100のフェース面21が当接し、下金型400のキャビティ底面410にはフェース面21裏側のキャビティ部16の底面16aが当接する。
下金型400のキャビティ420にはアイアンゴルフクラブ100のソール部14が設置される一方、下金型400のキャビティ430にはアイアンゴルフクラブ100のトップ部12が設置される。
また、下金型400のキャビティ440にはアイアンゴルフクラブ100のヒール部13が設置される一方、キャビティ420のキャビティ傾斜面420aには、アイアンゴルフクラブ100のキャビティ部16のテクスチャー文様17を模した傾斜曲線凸部(図示せず)と逆傾斜曲線凸部(図示せず)がそれぞれ形成されている。
同様に、キャビティ410のキャビティ傾斜面410aにはテクスチャー文様17を模した傾斜曲線凸部(図示せず)と逆傾斜曲線凸部(図示せず)がそれぞれ形成されている。
なお、プレス方向は鉛直下向きである。プレス荷重については、アイアンゴルフクラブ100のヘッド部20の材質に応じて、例えば100トンから200トンの間で適宜選定される。
図6は、本発明に係るアイアンゴルフクラブ100を本発明に係るテクスチャー文様金型200に設置した状態を示す説明図である。
図6に示されるように、アイアンゴルフクラブ100は、ソール部14がトップ部12に対し相対的に高い位置に設置されるように、フェース面21が水平面に対し図上右肩上がりになるようにテクスチャー文様金型200に設置されている。
従って、図5に戻って、下金型400のキャビティ420にはアイアンゴルフクラブ100のソール部14が嵌まり、同キャビティ430にはトップ部12が嵌まり、同キャビティ440にはヒール部13が嵌まることになる。また。図5の上金型300のキャビティ底面310には、アイアンゴルフクラブ100のフェース面21が嵌まることになる。
このように、上金型300のキャビティ底面310と下金型400のキャビティ底面410が所定角度だけ傾斜していることにより、アイアンゴルフクラブ100のキャビティ部16の第4傾斜面16eがアンダーカット構造であっても、下金型400を離型することにより、アイアンゴルフクラブ100を取り出すことが可能になる。
それに加えて、プレス荷重を鉛直方向からキャビティ部16に作用させる場合、アンダーカット構造であるキャビティ部16の第4傾斜面16eにプレス荷重を有効に作用させることが可能になる。これにより、キャビティ部16の全ての傾斜面16b,16c,16d,16eにおいてテクスチャー文様17の深さが十分なものとなり、テクスチャー文様17が立体感を与えるものになる。その結果、アイアンゴルフクラブ100のヘッド部20の裏側が意匠性に富むようになる。
以上、図面を参照しながら、本発明の一実施形態に係るアイアンゴルフクラブ100及びそのテクスチャー文様金型200について説明してきたが、本発明は上記実施形態だけに限定されるものではない。すなわち、本発明の技術的範囲を逸脱しない範囲内において種々の変更・修正を加えることが可能である。例えば、図7に示されるように、テクスチャー文様17のデザインについては、図7(a)に示されるように、六角形が周方向に沿ってシームレスに連続して形成されたハニカム状デザインであってもよい。或いは、図7(b)に示されるように、平行な傾斜直線と平行な逆傾斜直線が直角で交差して形成される矩形が、4辺を共有する形態でシームレスに連続して周方向に沿って形成されたデザインであってもよい。或いは、図7(c)に示されるように、平行な傾斜直線と平行な逆傾斜直線が鈍角または鋭角で交差して形成される平行四辺形が、4辺を共有する形態でシームレスに連続して周方向に沿って形成されたデザインであってもよい。
また、図8に示されるように、テクスチャー文様17についてはキャビティ部16の傾斜面16b,16c,16d,16eに加えて底面16aについても形成されていてもよい。この場合、下金型400のキャビティ傾斜面410(図5)にテクスチャー文様17を模した傾斜曲線凸部(図示せず)と逆傾斜曲線凸部(図示せず)がそれぞれ形成されることになる。
また、キャビティ部16の傾斜面16b,16c,16dの一部分、或いはキャビティ部16の底面16aの一部分にテクスチャー文様17がシームレスに連続して形成されていてもよい。
10 フェース部
11 トウ部
12 トップ部
13 ヒール部
14 ソール部
15 ホーゼル部
16 キャビティ部
16a 底面(キャビティ底面)
16b 第1傾斜面(キャビティ傾斜面)
16c 第2傾斜面(キャビティ傾斜面)
16d 第3傾斜面(キャビティ傾斜面)
16e 第4傾斜面(キャビティ傾斜面)
17 テクスチャー文様
L0 底面接線
L2 第2傾斜面接線
L4 第4傾斜面接線
θ2 第2傾斜角
θ4 第4傾斜角
20 ヘッド部
28 スコアライン
100 アイアンゴルフクラブ
200 テクスチャー文様金型
300 上金型
310 キャビティ底面
400 下金型
410 キャビティ底面
410a キャビティ傾斜面
420 キャビティ
430 キャビティ
440 キャビティ
420a キャビティ傾斜面

Claims (1)

  1. ヘッド部(20)の正面側にフェース部(10)と、前記フェース部の前側にトウ部(11)と、前記フェース部の上側にトップ部(12)と、前記フェース部の後側にヒール部(13)と、前記フェース部の下側にソール部(14)と、シャフト側にホーゼル部(15)と、前記フェース部(10)の裏側にキャビティ部(16)とを有するアイアンゴルフクラブ(100)であって、
    前記キャビティ部(16)は、平坦なキャビティ底面(16a)と、傾斜して前記トウ部(11)、前記トップ部(12)、前記ヒール部(13)及び前記ソール部(14)側にそれぞれ連続するキャビティ傾斜面(16b、16c、16d、16e)とから構成され、
    前記キャビティ部(16)は、一部の前記キャビティ傾斜面(16e)の前記キャビティ底面(16a)に対する傾斜角(θ4)が90°より小さい且つ他部の前記キャビティ傾斜面(16b、16c、16d)の傾斜角(θ1、θ2、θ3)は90°より大きいアンダーカット構造を成し、
    前記キャビティ傾斜面(16b、16c、16d、16e)において細溝または線状凹部で構成されたテクスチャー文様(17)が前記キャビティ傾斜面(16b、16c、16d、16e)を一周する周方向に沿ってシームレスに連続して形成されている」アイアンゴルフクラブの前記キャビティ部(16)に前記テクスチャー文様(17)を形成するためのテクスチャー文様金型(200)であって、
    前記テクスチャー文様金型(200)は前記フェース部(10)側に当接する上金型(300)と、
    前記キャビティ部(16)側に当接する下金型(400)とを備え、
    前記上金型(300)と前記下金型(400)のプレス面は、前記ソール部(14)が前記トップ部(12)よりも相対的に高い位置に設置されるように傾斜し、
    前記上金型(300)と前記下金型(400)は鉛直下向きに所定の荷重で押し下げられる
    ことを特徴とするテクスチャー文様金型
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003102881A (ja) 2001-09-28 2003-04-08 Mizuno Corp アイアン型ゴルフクラブヘッドの製造方法

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