本出願は、2020年6月9日に出願された米国仮特許出願第63/036,927号明細書、及び2020年6月21日に出願された米国仮特許出願第63/041,994号明細書の優先権を主張し、それらの内容は、全ての目的のためにそれらの全体において参照することによって本明細書に組み込まれる。
実施形態の説明
以下の説明は、例示的な方法、パラメータなどについて記載する。しかしながら、そのような説明は、本開示の範囲に対する限定として意図されるものではなく、代わりに例示的な実施形態の説明として提供されることを認識されたい。
いくつかの実装例では、例示的な電子デバイスは、メッセージングユーザインタフェースを提示する。いくつかの実装例では、メッセージングユーザインタフェースは、ユーザがカスタマイズされた方法でメッセージング会話の表現を編成することを可能にする。いくつかの実装例では、メッセージングユーザインタフェースは、ユーザがメッセージング会話内のメッセージへの返信を閲覧するための容易な方法を可能にする。いくつかの実装例では、メッセージングユーザインタフェースは、ユーザが、会話内の人物をタグ付けするリンク(例えば、リッチリンク)を作成及び閲覧することを可能にする。そのような技術は、例示的な電子デバイスを使用するユーザの認識的負担を軽減することができる。更に、これらの技法は、普通なら冗長なユーザ入力に浪費されるプロセッサ及びバッテリの電力を低減させることができる。
以下の説明では、様々な要素について説明するために、「第1の」、「第2の」などの用語を使用するが、これらの要素は、それらの用語によって限定されるべきではない。これらの用語は、ある要素を別の要素と区別するためにのみ使用される。例えば、記載する様々な実施形態の範囲から逸脱することなく、第1のタッチを第2のタッチと呼ぶこともでき、同様に第2のタッチを第1のタッチと呼ぶこともできる。第1のタッチ及び第2のタッチはどちらもタッチであるが、これらは同じタッチではない。
本明細書に記載する様々な実施形態の説明で使用される術語は、特定の実施形態を説明することのみを目的とし、限定的であることは意図されていない。記載する様々な実施形態の説明及び添付の特許請求の範囲では、単数形の「a(1つ、一)」、「an(1つ、一)」、及び「the(その、この)」は、文脈上別途明白に記載しない限り、複数形も同様に含むことが意図される。また、本明細書で使用されるとき、用語「及び/又は」は、関連する列挙された項目のうちの1つ以上のいずれか及び全ての考えられる組み合わせを指し、かつこれを含むことを理解されたい。用語「includes(含む)」、「including(含む)」、「comprises(含む、備える)」、及び/又は「comprising(含む、備える)」は、本明細書で使用する場合、述べられた特徴、整数、ステップ、動作、要素、及び/又は構成要素の存在を指定するが、1つ以上の他の特徴、整数、ステップ、動作、要素、構成要素、及び/又はそれらのグループの存在又は追加を除外しないことが更に理解されるであろう。
「~の場合(if)」という用語は、任意選択的に、文脈に応じて、「~とき(when)」若しくは「~とき(upon)」、又は「~と判定したことに応じて(in response to determining)」若しくは「~を検出したことに応じて(in response to detecting)」を意味すると解釈される。同様に、「~と判定された場合(if it is determined)」又は「[記載の状態又はイベント]が検出された場合(if [a stated condition or event] is detected)」という語句は、任意選択的に、文脈に応じて、「~と判定したとき(upon determining)」若しくは「~と判定したことに応じて(in response to determining)」、又は「[記載の状態又はイベント]を検出したとき(upon detecting [the stated condition or event])」若しくは「[記載の状態又はイベント]を検出したことに応じて(in response to detecting [the stated condition or event])」を意味すると解釈される。
電子デバイス、そのようなデバイス用のユーザインタフェース、及びそのようなデバイスを使用する関連するプロセスの実施形態が説明される。いくつかの実施形態では、デバイスは、PDA機能及び/又は音楽プレーヤ機能などの他の機能も含む、携帯電話などのポータブル通信デバイスである。ポータブル多機能デバイスの例示的な実施形態としては、カリフォルニア州クパチーノのApple Inc.からのiPhone(登録商標)、iPod Touch(登録商標)、及びiPad(登録商標)のデバイスが挙げられるが、これらに限定されない。任意選択的に、タッチ感知面(例えば、タッチスクリーンディスプレイ及び/又はタッチパッド)を有するラップトップ又はタブレットコンピュータなどの他のポータブル電子デバイスも使用される。また、いくつかの実施形態では、デバイスはポータブル通信デバイスではなく、タッチ感知面(例えば、タッチスクリーンディスプレイ及び/又はタッチパッド)を有するデスクトップコンピュータであることも理解されたい。いくつかの実施形態では、電子デバイスは、ディスプレイ生成構成要素と通信する(例えば、無線通信を介して、有線通信を介して)コンピュータシステムである。ディスプレイ生成構成要素は、CRTディスプレイを介した表示、LEDディスプレイを介した表示、又は画像投影を介した表示などの視覚出力を提供するように構成されている。いくつかの実施形態では、ディスプレイ生成構成要素は、コンピュータシステムと一体化される。いくつかの実施形態では、ディスプレイ生成構成要素は、コンピュータシステムとは別個である。本明細書において使用される場合、コンテンツを「表示すること」は、有線又は無線接続を介して、データ(例えば、画像データ又はビデオデータ)を、一体化された又は外部のディスプレイ生成構成要素に送信してコンテンツを視覚的に生成することによって、コンテンツ(例えば、ディスプレイコントローラ156によってレンダリング又はデコードされたビデオデータ)を表示させることを含む。
以下の論考では、ディスプレイ及びタッチ感知面を含む電子デバイスについて説明する。しかしながら、電子デバイスは、任意選択的に、物理キーボード、マウス、及び/又はジョイスティックなどの1つ以上の他の物理ユーザインタフェースデバイスを含むことを理解されたい。
デバイスは、典型的には、描画アプリケーション、プレゼンテーションアプリケーション、ワードプロセッシングアプリケーション、ウェブサイト作成アプリケーション、ディスクオーサリングアプリケーション、スプレッドシートアプリケーション、ゲームアプリケーション、電話アプリケーション、テレビ会議アプリケーション、電子メールアプリケーション、インスタントメッセージングアプリケーション、トレーニングサポートアプリケーション、写真管理アプリケーション、デジタルカメラアプリケーション、デジタルビデオカメラアプリケーション、ウェブブラウジングアプリケーション、デジタル音楽プレーヤアプリケーション、及び/又はデジタルビデオプレーヤアプリケーションのうちの1つ以上などの様々なアプリケーションに対応する。
本デバイス上で実行される様々なアプリケーションは、タッチ感知面などの、少なくとも1つの共通の物理ユーザインタフェースデバイスを、任意選択的に使用する。タッチ感知面の1つ以上の機能、並びにデバイス上に表示される対応する情報は、アプリケーションごとに、及び/又はそれぞれのアプリケーション内で、任意選択的に、調整及び/又は変更される。このように、デバイスの共通の物理アーキテクチャ(タッチ感知面など)は、任意選択的に、ユーザにとって直観的かつ透明なユーザインタフェースを備える様々なアプリケーションをサポートする。
ここで、タッチ感知ディスプレイを備えるポータブルデバイスの実施形態に注意を向ける。図1Aは、いくつかの実施形態に係るタッチ感知ディスプレイシステム112を有するポータブル多機能デバイス100を示すブロック図である。タッチ感知ディスプレイ112は、便宜上「タッチスクリーン」と呼ばれることがあり、「タッチ感知ディスプレイシステム」として知られている又は呼ばれることがある。デバイス100は、メモリ102(任意選択的に、1つ以上のコンピュータ可読記憶媒体を含む)、メモリコントローラ122、1つ以上の処理ユニット(CPU)120、周辺機器インタフェース118、RF回路108、オーディオ回路110、スピーカ111、マイクロフォン113、入出力(I/O)サブシステム106、他の入力コントロールデバイス116、及び外部ポート124を含む。デバイス100は、任意選択的に、1つ以上の光センサ164を含む。デバイス100は、任意選択的に、デバイス100上の接触の強度を検出する1つ以上の接触強度センサ165(例えば、デバイス100のタッチ感知ディスプレイシステム112などのタッチ感知面)を含む。デバイス100は、任意選択的に、デバイス100上で触知出力を生成する(例えばデバイス100のタッチ感知ディスプレイシステム112又はデバイス300のタッチパッド355などのタッチ感知面上で触知出力を生成する)1つ以上の触知出力生成器167を含む。これらの構成要素は、任意選択的に、1つ以上の通信バス又は信号ライン103を介して通信する。
本明細書及び特許請求の範囲では、タッチ感知面上の接触の「強度」という用語は、タッチ感知面上の接触(例えば、指の接触)の力若しくは圧力(単位面積当たりの力)、又はタッチ感知面上の接触の力若しくは圧力に対する代理(プロキシ)を指す。接触の強度は、少なくとも4つの別個の値を含み、より典型的には、数百の(例えば、少なくとも256の)別個の値を含む、値の範囲を有する。接触の強度は、任意選択的に、様々な手法、及び様々なセンサ又はセンサの組み合わせを使用して、判定(又は測定)される。例えば、タッチ感知面の下又はそれに隣接する1つ以上の力センサは、任意選択的に、タッチ感知面上の様々なポイントにおける力を測定するために使用される。いくつかの実装例では、複数の力センサからの力測定値は、接触の推定される力を判定するために組み合わされる(例えば、加重平均)。同様に、スタイラスの感圧性先端部は、任意選択的に、タッチ感知面上のスタイラスの圧力を判定するために使用される。あるいは、タッチ感知面上で検出される接触エリアのサイズ及び/若しくはその変化、接触に近接するタッチ感知面の電気容量及び/若しくはその変化、並びに/又は、接触に近接するタッチ感知面の抵抗及び/若しくはその変化は、任意選択的に、タッチ感知面上の接触の力又は圧力の代替物として使用される。いくつかの実装例では、接触の力又は圧力のための代替測定値は、強度閾値を超えているかどうかを判定するために直接使用される(例えば、強度閾値は、代替測定値に対応する単位で記述される)。いくつかの実装例では、接触力又は圧力に対する代理測定は、推定される力又は圧力に変換され、推定される力又は圧力は、強度閾値を超過したかどうかを判定するために使用される(例えば、強度閾値は、圧力の単位で測定される圧力閾値である)。接触の強度をユーザ入力の属性として使用することにより、アフォーダンスを(例えば、タッチ感知ディスプレイ上に)表示するための、及び/又は、ユーザ入力を(例えば、タッチ感知ディスプレイ、タッチ感知面、又は、ノブ若しくはボタンなどの物理的/機械的制御部を介して)受信するための面積が制限されている、低減されたサイズのデバイス上で、通常であればユーザによってアクセスすることが不可能であり得る追加のデバイス機能への、ユーザのアクセスが可能となる。
本明細書及び特許請求の範囲において使用される場合、用語「触知出力」は、ユーザの触覚でユーザによって検出されることになる、デバイスの従前の位置に対するそのデバイスの物理的変位、デバイスの構成要素(例えば、タッチ感知面)の、そのデバイスの別の構成要素(例えば、筐体)に対する物理的変位、又は、デバイスの質量中心に対する構成要素の変位を指す。例えば、デバイス又はデバイスの構成要素が、タッチに敏感なユーザの表面(例えば、ユーザの手の指、手のひら、又は他の部分)に接触している状況では、物理的変位によって生成された触知出力は、そのデバイス又はデバイスの構成要素の物理的特性の認識される変化に相当する触感として、ユーザによって解釈されることになる。例えば、タッチ感知面(例えば、タッチ感知ディスプレイ又はトラックパッド)の移動は、ユーザによって、物理アクチュエータボタンの「ダウンクリック」又は「アップクリック」として、任意選択的に解釈される。場合によっては、ユーザの動作により物理的に押された(例えば、変位された)タッチ感知面に関連付けられた物理アクチュエータボタンの移動がないときでさえ、ユーザは「ダウンクリック」又は「アップクリック」などの触感を感じる。別の例として、タッチ感知面の移動は、タッチ感知面の平滑度に変化がない場合であっても、ユーザによって、そのタッチ感知面の「粗さ」として、任意選択的に解釈又は感知される。そのようなユーザによるタッチの解釈は、ユーザの個人的な感覚認知に左右されるが、大多数のユーザに共通する、多くのタッチの感覚認知が存在する。したがって、触知出力が、ユーザの特定の感覚認知(例えば、「アップクリック」「ダウンクリック」、「粗さ」)に対応するものと記述される場合、別途記載のない限り、生成された触知出力は、典型的な(又は、平均的な)ユーザの記述された感覚認知を生成するデバイス、又はデバイスの構成要素の物理的変位に対応する。
デバイス100は、ポータブル多機能デバイスの一例に過ぎず、デバイス100は、任意選択的に、示されているものよりも多くの構成要素又は少ない構成要素を有するものであり、任意選択的に、2つ以上の構成要素を組み合わせるものであり、又は、任意選択的に、それらの構成要素の異なる構成若しくは配置を有するものであることを理解されたい。図1Aに示す様々な構成要素は、1つ以上の信号処理回路及び/又は特定用途向け集積回路を含む、ハードウェア、ソフトウェア、又はハードウェアとソフトウェアの両方の組み合わせで実施される。
メモリ102は、任意選択的に、高速ランダムアクセスメモリを含み、また任意選択的に、1つ以上の磁気ディスク記憶デバイス、フラッシュメモリデバイス、又は他の不揮発性ソリッドステートメモリデバイスなどの不揮発性メモリを含む。メモリコントローラ122は、任意選択的に、デバイス100の他の構成要素によるメモリ102へのアクセスを制御する。
周辺機器インタフェース118は、デバイスの入力及び出力周辺機器をCPU120及びメモリ102に結合するために使用することができる。1つ以上のプロセッサ120は、メモリ102に記憶された様々なソフトウェアプログラム及び/又は命令セットを動作させる又は実行して、デバイス100のための様々な機能を実行し、データを処理する。いくつかの実施形態では、周辺機器インタフェース118、CPU120、及びメモリコントローラ122は、任意選択的に、チップ104などの単一のチップ上で実施される。いくつかの他の実施形態では、それらは別々のチップ上に任意選択的に実装される。
RF(radio frequency)(無線周波数)回路108は、電磁信号とも呼ばれるRF信号を送受信する。RF回路108は、電気信号を電磁信号に、又は電磁信号を電気信号に変換し、電磁信号を介して通信ネットワーク及び他の通信デバイスと通信する。RF回路108は、任意選択的に、これらの機能を実行するための周知の回路を含み、それらの回路としては、限定するものではないが、アンテナシステム、RF送受信機、1つ以上の増幅器、同調器、1つ以上の発振器、デジタル信号プロセッサ、CODECチップセット、加入者識別モジュール(subscriber identity module、SIM)カード、メモリなどが挙げられる。RF回路108は、任意選択的に、ワールドワイドウェブ(World Wide Web、WWW)とも呼ばれるインターネット、イントラネット、並びに/又はセルラー電話ネットワーク、無線ローカルエリアネットワーク(local area network、LAN)及び/若しくはメトロポリタンエリアネットワーク(metropolitan area network、MAN)などの無線ネットワークなどのネットワークと、また他のデバイスと、無線通信によって通信する。RF回路108は、任意選択的に、短距離通信無線機などによって近距離通信(near field Communication、NFC)フィールドを検出するよく知られている回路を含む。無線通信は、任意選択的に、それだけに限定されるものではないが、動き通信用のグローバルシステム(Global System for Mobile Communications、GSM)、拡張データGSM環境(Enhanced Data GSM Environment、EDGE)、高速ダウンリンクパケットアクセス(high-speed downlink packet access、HSDPA)、高速アップリンクパケットアクセス(high-speed uplink packet access、HSUPA)、エボリューションデータオンリ(Evolution, Data-Only、EV-DO)、HSPA、HSPA+、デュアルセルHSPA(Dual-Cell HSPA、DC-HSPDA)、ロングタームエボリューション(long term evolution、LTE)、近距離通信(NFC)、広帯域符号分割多元接続(wideband code division multiple access、W-CDMA)、符号分割多元接続(code division multiple access、CDMA)、時分割多元接続(time division multiple access、TDMA)、Bluetooth(登録商標)、Bluetoothローエネルギ(Bluetooth Low Energy、BTLE(登録商標))、ワイヤレスフィデリティ(Wireless Fidelity、Wi-Fi(登録商標))(例えば、IEEE 802.11a、IEEE 802.11b、IEEE 802.11g、IEEE 802.11n、及び/若しくはIEEE 802.11ac)、ボイスオーバインターネットプロトコル(voice over Internet Protocol、VoIP)、Wi-MAX(登録商標)、電子メール用プロトコル(例えば、インターネットメッセージアクセスプロトコル(Internet message access protocol、IMAP)及び/若しくはポストオフィスプロトコル(post office protocol、POP))、インスタントメッセージング(例えば、拡張可能なメッセージング及びプレゼンスプロトコル(extensible messaging and presence protocol、XMPP)、インスタントメッセージング及びプレゼンスレベレイジングエクステンションのためのセッション開始プロトコル(Session Initiation Protocol for Instant Messaging and Presence Leveraging Extensions、SIMPLE)、インスタントメッセージング及びプレゼンスサービス(Instant Messaging and Presence Service、IMPS))、並びに/若しくはショートメッセージサービス(Short Message Service、SMS)、又は本明細書の出願日の時点でまだ開発されていない通信プロトコルを含む任意の他の適した通信プロトコルを含む、複数の通信規格、プロトコル、及び技術のうちのいずれかを使用する。
オーディオ回路110、スピーカ111、及びマイクロフォン113は、ユーザとデバイス100との間のオーディオインタフェースを提供する。オーディオ回路110は、周辺機器インタフェース118からオーディオデータを受信し、このオーディオデータを電気信号に変換し、この電気信号をスピーカ111に送信する。スピーカ111は、電気信号を人間の可聴音波に変換する。また、オーディオ回路110は、マイクロフォン113によって音波から変換された電気信号を受信する。オーディオ回路110は、電気信号をオーディオデータに変換し、このオーディオデータを処理のために周辺機器インタフェース118に送信する。オーディオデータは、任意選択的に、周辺機器インタフェース118によって、メモリ102及び/若しくはRF回路108から取得され、かつ/又はメモリ102及び/若しくはRF回路108に伝送される。いくつかの実施形態では、オーディオ回路110はまた、ヘッドセットジャック(例えば、図2の212)を含む。ヘッドセットジャックは、オーディオ回路110と、出力専用ヘッドホン又は出力(例えば片耳又は両耳用のヘッドホン)及び入力(例えばマイクロフォン)の両方を備えるヘッドセットなどの着脱可能なオーディオ入出力周辺機器との間のインタフェースを提供する。
I/Oサブシステム106は、タッチスクリーン112及び他の入力コントロールデバイス116などのデバイス100上の入出力周辺機器を、周辺機器インタフェース118に結合する。I/Oサブシステム106は、任意選択的に、ディスプレイコントローラ156、光センサコントローラ158、強度センサコントローラ159、触覚フィードバックコントローラ161、及び他の入力若しくは制御デバイスのための1つ以上の入力コントローラ160を含む。1つ以上の入力コントローラ160は、他の入力コントロールデバイス116からの電気信号の受信/他の入力コントロールデバイス116への電気信号の送信を行う。他の入力コントロールデバイス116は、任意選択的に、物理ボタン(例えば、プッシュボタン、ロッカボタンなど)、ダイヤル、スライダスイッチ、ジョイスティック、クリックホイールなどを含む。いくつかの実施形態では、入力コントローラ(単数又は複数)160は、任意選択的に、キーボード、赤外線ポート、USBポート、及びマウスなどのポインタデバイスのうちのいずれかに結合される(又はいずれにも結合されない)。1つ以上のボタン(例えば、図2の208)は、任意選択的に、スピーカ111及び/又はマイクロフォン113の音量コントロールのための上下ボタンを含む。1つ以上のボタンは、任意選択的に、プッシュボタン(例えば、図2の206)を含む。いくつかの実施形態では、電子デバイスは、1つ以上の入力デバイスと通信する(例えば、無線通信を介して、有線通信を介して)コンピュータシステムである。いくつかの実施形態では、1つ以上の入力デバイスは、タッチ感知面(例えば、タッチ感知ディスプレイの一部としてのトラックパッド)を含む。いくつかの実施形態では、1つ以上の入力デバイスは、入力としてユーザのジェスチャ(例えば、ハンドジェスチャ)を追跡するためなど、1つ以上のカメラセンサ(例えば、1つ以上の光学センサ164及び/又は1つ以上の深度カメラセンサ175)を含む。いくつかの実施形態では、1つ以上の入力デバイスは、コンピュータシステムと一体化される。いくつかの実施形態では、1つ以上の入力デバイスは、コンピュータシステムとは別個である。
全体として参照により本明細書に組み込まれている、2005年12月23日出願の米国特許出願第11/322,549号、「Unlocking a Device by Performing Gestures on an Unlock Image」、米国特許第7,657,849号に記載されているように、プッシュボタンの素早い押下は、任意選択的に、タッチスクリーン112のロックを係合解除し、又は任意選択的に、タッチスクリーン上のジェスチャを使用してデバイスをアンロックするプロセスを開始する。プッシュボタン(例えば、206)のより長い押下は、任意選択的に、デバイス100への電力をオン又はオフにする。ボタンのうちの1つ以上の機能性は、任意選択的に、ユーザによってカスタマイズ可能である。タッチスクリーン112は、仮想又はソフトボタン及び1つ以上のソフトキーボードを実装するために使用される。
タッチ感知ディスプレイ112は、デバイスとユーザとの間の入力インタフェース及び出力インタフェースを提供する。ディスプレイコントローラ156は、タッチスクリーン112からの電気信号の受信、及び/又はタッチスクリーン112への電気信号の送信を行う。タッチスクリーン112は、ユーザに対して視覚出力を表示する。この視覚出力は、グラフィック、テキスト、アイコン、ビデオ、及びそれらの任意の組み合わせ(総称して「グラフィック」)を任意選択的に含む。いくつかの実施形態では、視覚出力の一部又は全ては、任意選択的に、ユーザインタフェースオブジェクトに対応する。
タッチスクリーン112は、触覚及び/又は触知接触に基づくユーザからの入力を受け入れるタッチ感知面、センサ、又はセンサのセットを有する。タッチスクリーン112及びディスプレイコントローラ156は(メモリ102内の任意の関連モジュール及び/又は命令セットと共に)、タッチスクリーン112上で接触(及び任意の接触の移動又は中断)を検出し、検出された接触をタッチスクリーン112上に表示されたユーザインタフェースオブジェクト(例えば、1つ以上のソフトキー、アイコン、ウェブページ又は画像)との対話に変換する。例示的な実施形態では、タッチスクリーン112とユーザとの間の接触点は、ユーザの指に対応する。
タッチスクリーン112は、任意選択的に、LCD(液晶ディスプレイ)技術、LPD(発光ポリマーディスプレイ)技術、又はLED(発光ダイオード)技術を使用するが、他の実施形態では、他のディスプレイ技術も使用される。タッチスクリーン112及びディスプレイコントローラ156は、任意選択的に、それだけに限定されるものではないが、容量性、抵抗性、赤外線、及び表面音波の技術、並びにタッチスクリーン112との1つ以上の接触点を判定する他の近接センサアレイ又は他の要素を含む、現在知られている又は今後開発される複数のタッチ感知技術のうちのいずれかを使用して、接触及びそのあらゆる動き又は中断を検出する。例示的な実施形態では、カリフォルニア州クパチーノのApple Inc.からのiPhone(登録商標)及びiPod Touch(登録商標)に見られるものなどの、投影型相互静電容量感知技術が使用される。
タッチスクリーン112のいくつかの実施形態におけるタッチ感知ディスプレイは、任意選択的に、それぞれ全体として参照により本明細書に組み込まれている、米国特許第6,323,846号(Westermanら)、第6,570,557号(Westermanら)、及び/若しくは第6,677,932号(Westerman)、並びに/又は米国特許公報第2002/0015024(A1)号という米国特許に記載されているマルチタッチ感知タッチパッドに類似している。しかしながら、タッチスクリーン112はデバイス100からの視覚出力を表示するのに対して、タッチ感知タッチパッドは視覚出力を提供しない。
タッチスクリーン112のいくつかの実施形態におけるタッチ感知ディスプレイは、(1)2006年5月2日出願の米国特許出願第11/381,313号、「Multipoint Touch Surface Controller」、(2)2004年5月6日出願の米国特許出願第10/840,862号、「Multipoint Touchscreen」、(3)2004年7月30日出願の米国特許出願第10/903,964号、「Gestures For Touch Sensitive Input Devices」、(4)2005年1月31日出願の米国特許出願第11/048,264号、「Gestures For Touch Sensitive Input Devices」、(5)2005年1月18日出願の米国特許出願第11/038,590号、「Mode-Based Graphical User Interfaces For Touch Sensitive Input Devices」、(6)2005年9月16日出願の米国特許出願第11/228,758号、「Virtual Input Device Placement On A Touch Screen User Interface」、(7)2005年9月16日出願の米国特許出願第11/228,700号、「Operation Of A Computer With A Touch Screen Interface」、(8)2005年9月16日出願の米国特許出願第11/228,737号、「Activating Virtual Keys Of A Touch-Screen Virtual Keyboard」、及び(9)2006年3月3日出願の米国特許出願第11/367,749号、「Multi-Functional Hand-Held Device」という出願に記載されている。これらの出願は全て、全体として参照により本明細書に組み込まれている。
タッチスクリーン112は、任意選択的に、100dpiを超えるビデオ解像度を有する。いくつかの実施形態では、タッチスクリーンは、約160dpiのビデオ解像度を有する。ユーザは、任意選択的に、スタイラス、指などの任意の適した物体又は付属物を使用して、タッチスクリーン112に接触する。いくつかの実施形態では、ユーザインタフェースは、指による接触及びジェスチャを主に扱うように設計されるが、これは、タッチスクリーン上の指の接触面積がより大きいため、スタイラスベースの入力ほど精密でない可能性がある。いくつかの実施形態では、デバイスは、指による粗い入力を、ユーザによって所望されているアクションを実行するための、正確なポインタ/カーソルの位置又はコマンドに変換する。
いくつかの実施形態では、タッチスクリーンに加えて、デバイス100は、任意選択的に、特定の機能をアクティブ化又は非アクティブ化するためのタッチパッド(図示せず)を含む。いくつかの実施形態では、タッチパッドは、タッチスクリーンとは異なり、視覚出力を表示しない、デバイスのタッチ感知エリアである。タッチパッドは、任意選択的に、タッチスクリーン112又はタッチスクリーンによって形成されるタッチ感知面の拡張部とは別個のタッチ感知面である。
デバイス100は、様々な構成要素に電力を供給する電力システム162も含む。電力システム162は、任意選択的に、電力管理システム、1つ以上の電源(例えば、バッテリ、交流(AC))、再充電システム、停電検出回路、電力コンバータ又はインバータ、電力状態インジケータ(例えば、発光ダイオード(LED))、並びにポータブルデバイス内での電力の生成、管理、及び分配に関連付けられた任意の他の構成要素を含む。
また、デバイス100は、任意選択的に、1つ以上の光センサ164を含む。図1Aは、I/Oサブシステム106内の光センサコントローラ158に結合された光センサを示す。光センサ164は、任意選択的に、電荷結合デバイス(charge-coupled device、CCD)又は相補的金属酸化物半導体(complementary metal-oxide semiconductor、CMOS)フォトトランジスタを含む。光センサ164は、1つ以上のレンズを通って投影された環境からの光を受信し、その光を、画像を表すデータに変換する。光センサ164は、撮像モジュール143(カメラモジュールとも呼ばれる)と連携して、任意選択的に、静止画像又はビデオをキャプチャする。いくつかの実施形態では、光センサは、デバイスの前面にあるタッチスクリーンディスプレイ112とは反対に、デバイス100の裏面に位置し、したがってタッチスクリーンディスプレイは、静止画像及び/又はビデオ画像の取得のためのビューファインダとして使用することが有効である。いくつかの実施形態では、光センサは、デバイスの前面に位置し、したがってユーザの画像が、任意選択的に、テレビ会議のために入手され、ユーザは、他のテレビ会議参加者をタッチスクリーンディスプレイ上で見る。いくつかの実施形態では、光センサ164の位置は、ユーザによって(例えば、デバイス筐体内でレンズ及びセンサを回転させることによって)変更することができ、したがって単一の光センサ164が、タッチスクリーンディスプレイと共に、テレビ会議にも静止画像及び/又はビデオ画像の取得にも使用される。
デバイス100はまた、任意選択的に、1つ以上の接触強度センサ165を含む。図1Aは、I/Oサブシステム106内の強度センサコントローラ159に結合された接触強度センサを示す。接触強度センサ165は、任意選択的に、1つ以上のピエゾ抵抗ひずみゲージ、容量性力センサ、電気力センサ、圧電力センサ、光学力センサ、容量性タッチ感知面、又は他の強度センサ(例えば、タッチ感知面上の接触の力(若しくは圧力)を測定するために使用されるセンサ)を含む。接触強度センサ165は、接触強度情報(例えば、圧力情報、又は圧力情報に対するプロキシ)を環境から受信する。いくつかの実施形態では、少なくとも1つの接触強度センサは、タッチ感知面(例えばタッチ感知ディスプレイシステム112)と並置される、又はそれに近接される。いくつかの実施形態では、少なくとも1つの接触強度センサが、デバイス100の前面に配置されたタッチスクリーンディスプレイ112の反対側である、デバイス100の背面に配置されている。
また、デバイス100は、任意選択的に、1つ以上の近接センサ166を含む。図1Aは、周辺機器インタフェース118に結合された近接センサ166を示す。代わりに、近接センサ166は、任意選択的に、I/Oサブシステム106内の入力コントローラ160に結合される。近接センサ166は、任意選択的に、全体として参照により本明細書に組み込まれている、米国特許出願第11/241,839号、「Proximity Detector In Handheld Device」、第11/240,788号、「Proximity Detector In Handheld Device」第11/620,702号、「Using Ambient Light Sensor To Augment Proximity Sensor Output」、第11/586,862号、「Automated Response To And Sensing Of User Activity In Portable Devices」、及び同第11/638,251号、「Methods And Systems For Automatic Configuration Of Peripherals」で説明されるように機能するものであり、これらの出願は、全体が参照により本明細書に組み込まれる。いくつかの実施形態では、多機能デバイスが、ユーザの耳の近くに配置される場合(例えば、ユーザが電話通話を行っている場合)、近接センサは、タッチスクリーン112をオフにして無効化する。
デバイス100はまた、任意選択的に、1つ以上の触知出力生成器167を含む。図1Aは、I/Oサブシステム106内の触覚フィードバックコントローラ161に結合された触知出力生成器を示す。触知出力生成器167は、任意選択的に、スピーカ若しくは他のオーディオ構成要素などの1つ以上の電気音響デバイス、及び/又はモータ、ソレノイド、電気活性ポリマー、圧電アクチュエータ、静電アクチュエータ、若しくは他の触知出力生成構成要素(例えば、デバイス上で電気信号を触知出力に変換する構成要素)などのエネルギを直線の動きに変換する電気機械デバイスを含む。接触強度センサ165は、触覚フィードバックモジュール133から触知フィードバック生成命令を受信し、デバイス100のユーザが感知することが可能な触知出力をデバイス100上に生成する。いくつかの実施形態では、少なくとも1つの触知出力生成器は、タッチ感知面(例えば、タッチ感知ディスプレイシステム112)と並置される、又はそれに近接しており、任意選択的に、タッチ感知面を垂直方向(例えば、デバイス100の表面の内/外)に、又は水平方向(例えば、デバイス100の表面と同じ平面内の前後)に移動させることによって、触知出力を生成する。いくつかの実施形態では、少なくとも1つの触知出力生成器センサが、デバイス100の前面に配置されたタッチスクリーンディスプレイ112の反対側である、デバイス100の背面に配置されている。
また、デバイス100は、任意選択的に、1つ以上の加速度計168を含む。図1Aは、周辺機器インタフェース118に結合された加速度計168を示す。代わりに、加速度計168は、任意選択的に、I/Oサブシステム106内の入力コントローラ160に結合される。加速度計168は、任意選択的に、どちらも全体として参照により本明細書に組み込まれている、米国特許公開第20050190059号、「Acceleration-based Theft Detection System for Portable Electronic Devices」、及び米国特許公開第20060017692号、「Methods And Apparatuses For Operating A Portable Device Based On An Accelerometer」に記載されているように機能する。いくつかの実施形態では、情報は、1つ以上の加速度計から受信したデータの分析に基づいて、ポートレートビュー又はランドスケープビューでタッチスクリーンディスプレイ上に表示される。デバイス100は、任意選択的に、加速度計(単数又は複数)168に加えて、磁気計(図示せず)、並びにデバイス100の位置及び向き(例えば、縦向き又は横向き)に関する情報を取得するためのGPS(又はGLONASS若しくは他のグローバルナビゲーションシステム)受信機(図示せず)を含む。
いくつかの実施形態では、メモリ102内に記憶されているソフトウェア構成要素は、オペレーティングシステム126、通信モジュール(又は命令セット)128、接触/動きモジュール(又は命令セット)130、グラフィックモジュール(又は命令セット)132、テキスト入力モジュール(又は命令セット)134、全地球測位システム(Global Positioning System、GPS)モジュール(又は命令セット)135、及びアプリケーション(又は命令セット)136を含む。更に、いくつかの実施形態では、メモリ102(図1A)又は370(図3)は、図1A及び図3に示すように、デバイス/グローバル内部状態157を記憶する。デバイス/グローバル内部状態157は、現在アクティブ状態のアプリケーションがある場合に、どのアプリケーションがアクティブであるかを示すアクティブアプリケーション状態、どのアプリケーション、ビュー、又は他の情報がタッチスクリーンディスプレイ112の様々な領域を占めているかを示す表示状態、デバイスの様々なセンサ及び入力コントロールデバイス116から取得した情報を含むセンサ状態、並びにデバイスの位置及び/又は姿勢に関する位置情報、のうちの1つ以上を含む。
オペレーティングシステム126(例えば、Darwin(登録商標)、RTXC(登録商標)、LINUX(登録商標)、UNIX(登録商標)、OS X(登録商標)、iOS(登録商標)、WINDOWS(登録商標)、又はVxWorks(登録商標)などの組み込み型オペレーティングシステム)は、一般的なシステムタスク(例えば、メモリ管理、記憶デバイスの制御、電力管理など)を制御及び管理する様々なソフトウェア構成要素及び/又はドライバを含み、様々なハードウェア構成要素とソフトウェア構成要素との間の通信を容易にする。
通信モジュール128は、1つ以上の外部ポート124を介して他のデバイスとの通信を容易にし、RF回路108及び/又は外部ポート124が受信したデータを処理するための様々なソフトウェア構成要素をも含む。外部ポート124(例えば、ユニバーサルシリアルバス(Universal Serial Bus、USB)、FIREWIRE(登録商標)など)は、直接的に、又はネットワーク(例えばインターネット、無線LANなど)を介して間接的に、他のデバイスに結合するように適合されている。いくつかの実施形態では、外部ポートは、iPod(登録商標)(Apple Inc.の商標)デバイス上で使用される30ピンコネクタと同じ若しくは類似であり、かつ/又はそれに適合しているマルチピン(例えば、30ピン)コネクタである。
接触/動きモジュール130は、任意選択的に、タッチスクリーン112(ディスプレイコントローラ156と連携して)及び他のタッチ感知デバイス(例えば、タッチパッド又は物理クリックホイール)との接触を検出する。接触/動きモジュール130は、接触が生じたか否かを判定すること(例えば、指を下ろすイベントを検出すること)、接触の強度(例えば、接触の力若しくは圧力、又は接触の力若しくは圧力の代替物)を判定すること、接触の移動が存在するか否かを判定し、タッチ感知面を横断する移動を追跡すること(例えば、指をドラッグする1つ以上のイベントを検出すること)、及び接触が停止したか否かを判定すること(例えば、指を上げるイベント又は接触の中断を検出すること)などの、接触の検出に関する様々な動作を実行するための、様々なソフトウェア構成要素を含む。接触/動きモジュール130は、タッチ感知面から接触データを受信する。一連の接触データによって表される、接触点の移動を判定することは、任意選択的に、接触点の速さ(大きさ)、速度(大きさ及び方向)、及び/又は加速度(大きさ及び/又は方向の変化)を判定することを含む。これらの動作は、任意選択的に、単一の接触(例えば、1本の指の接触)又は複数の同時接触(例えば、「マルチタッチ」/複数の指の接触)に適用される。いくつかの実施形態では、接触/動きモジュール130及びディスプレイコントローラ156は、タッチパッド上の接触を検出する。
いくつかの実施形態では、接触/動きモジュール130は、ユーザによって動作が実行されたか否かを判定するための(例えば、ユーザがアイコン上で「クリック」したか否かを判定するための)、1つ以上の強度閾値のセットを使用する。いくつかの実施形態では、強度閾値の少なくとも1つのサブセットが、ソフトウェアパラメータに従って判定される(例えば、強度閾値は、特定の物理アクチュエータのアクティブ化閾値によって判定されるのではなく、デバイス100の物理ハードウェアを変化させることなく調整することができる)。例えば、トラックパッド又はタッチスクリーンディスプレイのマウス「クリック」閾値は、トラックパッド又はタッチスクリーンディスプレイハードウェアを変化させることなく、広範囲の既定閾値のうちのいずれかに設定することができる。加えて、いくつかの実装例では、デバイスのユーザは、強度閾値のセットのうちの1つ以上を調整するソフトウェア設定が提供される(例えば、システムレベルのクリック「強度」パラメータによって、個々の強度閾値を調整すること、及び/又は複数の強度閾値を一度に調整することによる)。
接触/動きモジュール130は、任意選択的に、ユーザによるジェスチャ入力を検出する。タッチ感知面上の異なるジェスチャは、異なる接触パターンを有する(例えば検出される接触の動き、タイミング、及び/又は強度が異なる)。したがって、ジェスチャは、任意選択的に、特定の接触パターンを検出することによって検出される。例えば、指タップジェスチャを検出することは、指ダウンイベントを検出し、それに続いて指ダウンイベントと同じ位置(又は実質的に同じ位置)(例えば、アイコンの位置)で指アップ(リフトオフ)イベントを検出することを含む。別の例として、タッチ感知面上で指スワイプジェスチャを検出することは、指ダウンイベントを検出し、それに続いて1つ以上の指ドラッグイベントを検出し、その後それに続いて指アップ(リフトオフ)イベントを検出することを含む。
グラフィックモジュール132は、表示されるグラフィックの視覚的な影響(例えば、輝度、透明度、彩度、コントラスト、又は他の視覚的特性)を変化させる構成要素を含めて、タッチスクリーン112又は他のディスプレイ上にグラフィックをレンダリング及び表示する様々な既知のソフトウェア構成要素を含む。本明細書では、「グラフィック」という用語は、それだけに限定されるものではないが、文字、ウェブページ、アイコン(ソフトキーを含むユーザインタフェースオブジェクトなど)、デジタル画像、ビデオ、アニメーションなどを含む、ユーザに表示することができる任意のオブジェクトを含む。
いくつかの実施形態では、グラフィックモジュール132は、使用されることになるグラフィックを表すデータを記憶する。各グラフィックには、任意選択的に、対応するコードが割り当てられる。グラフィックモジュール132は、アプリケーションなどから、必要に応じて、座標データ及び他のグラフィック特性データと共に、表示されることとなるグラフィックを指定する1つ以上のコードを受信し、次にディスプレイコントローラ156に出力する画面の画像データを生成する。
触覚フィードバックモジュール133は、デバイス100とのユーザ対話に応じて、デバイス100上の1つ以上の場所で触知出力を生成するために、触知出力生成器(単数又は複数)167によって使用される命令を生成するための、様々なソフトウェア構成要素を含む。
テキスト入力モジュール134は、任意選択で、グラフィックモジュール132の構成要素であり、様々なアプリケーション(例えば、連絡先137、電子メール140、IM141、ブラウザ147、及びテキスト入力を必要とする任意の他のアプリケーション)でテキストを入力するためのソフトキーボードを提供する。
GPSモジュール135は、デバイスの位置を判定し、この情報を様々なアプリケーションで使用するために(例えば、位置に基づくダイヤル発呼で使用するために電話138へ、写真/ビデオのメタデータとしてカメラ143へ、並びに、気象ウィジェット、地域のイエローページウィジェット、及び地図/ナビゲーションウィジェットなどの、位置に基づくサービスを提供するアプリケーションへ)提供する。
アプリケーション136は、任意選択的に、以下のモジュール(又は命令セット)又はそれらのサブセット若しくはスーパーセットを含む。
●連絡先モジュール137(アドレス帳又は連絡先リストと呼ばれることもある)、
●電話モジュール138、
●テレビ会議モジュール139、
●電子メールクライアントモジュール140、
●インスタントメッセージング(Instant messaging、IM)モジュール141、
●トレーニングサポートモジュール142、
●静止画像及び/又はビデオ画像用のカメラモジュール143、
●画像管理モジュール144、
●ビデオプレーヤモジュール、
●音楽プレーヤモジュール、
●ブラウザモジュール147、
●カレンダモジュール148、
●任意選択的に気象ウィジェット149-1、株式ウィジェット149-2、計算機ウィジェット149-3、アラーム時計ウィジェット149-4、辞書ウィジェット149-5、及びユーザによって入手された他のウィジェット、並びにユーザ作成ウィジェット149-6のうちの1つ以上を含むウィジェットモジュール149、
●ユーザ作成ウィジェット149-6を作成するためのウィジェット作成モジュール150、
●検索モジュール151、
●ビデオプレーヤモジュール及び音楽プレーヤモジュールを一体化したビデオ及び音楽プレーヤモジュール152、
●メモモジュール153、
●地図モジュール154、並びに/又は、
●オンラインビデオモジュール155。
任意選択的にメモリ102に記憶される他のアプリケーション136の例としては、他のワードプロセッシングアプリケーション、他の画像編集アプリケーション、描画アプリケーション、プレゼンテーションアプリケーション、JAVA(登録商標)対応アプリケーション、暗号化、デジタル著作権管理、音声認識、及び音声複製が挙げられる。
タッチスクリーン112、ディスプレイコントローラ156、接触/動きモジュール130、グラフィックモジュール132、及びテキスト入力モジュール134と連携して、連絡先モジュール137は、任意選択的に、アドレス帳に名前(単数又は複数)を追加すること、アドレス帳から名前(単数又は複数)を削除すること、電話番号(単数又は複数)、電子メールアドレス(単数又は複数)、実際の住所(単数又は複数)、又は他の情報を名前に関連付けること、画像を名前に関連付けること、名前を分類して並べ替えること、電話番号又は電子メールアドレスを提供して、電話138、テレビ会議モジュール139、電子メール140、又はIM141による通信を開始及び/又は促進することなどを含めて、アドレス帳又は連絡先リスト(例えば、メモリ102又はメモリ370内の連絡先モジュール137のアプリケーション内部状態192内に記憶される)を管理するために使用される。
RF回路108、オーディオ回路110、スピーカ111、マイクロフォン113、タッチスクリーン112、ディスプレイコントローラ156、接触/動きモジュール130、グラフィックモジュール132、及びテキスト入力モジュール134と連携して、電話モジュール138は、任意選択的に、電話番号に対応する文字シーケンスの入力、連絡先モジュール137内の1つ以上の電話番号へのアクセス、入力された電話番号の修正、それぞれの電話番号のダイヤル、会話の実施、会話が終了したときの通話停止又はハングアップのために使用される。前述したように、無線通信は、任意選択的に、複数の通信規格、プロトコル、及び技術のうちのいずれかを使用する。
RF回路108、オーディオ回路110、スピーカ111、マイクロフォン113、タッチスクリーン112、ディスプレイコントローラ156、光センサ164、光センサコントローラ158、接触/動きモジュール130、グラフィックモジュール132、テキスト入力モジュール134、連絡先モジュール137、及び電話モジュール138と連携して、テレビ会議モジュール139は、ユーザ命令に従ってユーザと1人以上の他の参加者との間のテレビ会議を開始、実行、及び終了するための実行可能な命令を含む。
RF回路108、タッチスクリーン112、ディスプレイコントローラ156、接触/動きモジュール130、グラフィックモジュール132、及びテキスト入力モジュール134と連携して、電子メールクライアントモジュール140は、ユーザ命令に応じて電子メールを作成、送信、受信、及び管理するための実行可能な命令を含む。画像管理モジュール144と連携して、電子メールクライアントモジュール140は、カメラモジュール143で撮影された静止画像又はビデオ画像を有する電子メールの作成及び送信を非常に容易にする。
RF回路108、タッチスクリーン112、ディスプレイコントローラ156、接触/動きモジュール130、グラフィックモジュール132、及びテキスト入力モジュール134と連携して、インスタントメッセージングモジュール141は、インスタントメッセージに対応する文字シーケンスの入力、以前に入力された文字の修正、それぞれのインスタントメッセージの送信(例えば、電話通信ベースのインスタントメッセージ向けのショートメッセージサービス(Short Message Service、SMS)若しくはマルチメディアメッセージサービス(Multimedia Message Service、MMS)プロトコル、又はインターネットベースのインスタントメッセージ向けのXMPP、SIMPLE、若しくはIMPSを使用する)、インスタントメッセージの受信、及び受信したインスタントメッセージの閲覧のための実行可能な命令を含む。いくつかの実施形態では、送信及び/又は受信されるインスタントメッセージは、任意選択的に、MMS及び/又は拡張メッセージングサービス(Enhanced Messaging Service、EMS)でサポートされるグラフィック、写真、オーディオファイル、ビデオファイル、及び/又は他の添付ファイルを含む。本明細書では、「インスタントメッセージング」とは、電話通信ベースのメッセージ(例えば、SMS又はMMSを使用して送信されるメッセージ)と、インターネットベースのメッセージ(例えば、XMPP、SIMPLE、又はIMPSを使用して送信されるメッセージ)との両方を指す。
RF回路108、タッチスクリーン112、ディスプレイコントローラ156、接触/動きモジュール130、グラフィックモジュール132、テキスト入力モジュール134、GPSモジュール135、地図モジュール154、及び音楽プレーヤモジュールと連携して、トレーニングサポートモジュール142は、トレーニング(例えば、時間、距離、及び/又はカロリー燃焼目標を有する)を作成し、トレーニングセンサ(スポーツデバイス)と通信し、トレーニングセンサデータを受信し、トレーニングをモニタするために使用されるセンサを較正し、トレーニングのための音楽を選択及び再生し、並びに、トレーニングデータを表示、記憶、及び送信するための実行可能な命令を含む。
タッチスクリーン112、ディスプレイコントローラ156、光センサ(単数又は複数)164、光センサコントローラ158、接触/動きモジュール130、グラフィックモジュール132、及び画像管理モジュール144と連携して、カメラモジュール143は、静止画像若しくはビデオ(ビデオストリームを含む)のキャプチャ及びメモリ102内への記憶、静止画像若しくはビデオの特性の修正、又はメモリ102からの静止画像若しくはビデオの削除のための実行可能な命令を含む。
タッチスクリーン112、ディスプレイコントローラ156、接触/動きモジュール130、グラフィックモジュール132、テキスト入力モジュール134、及びカメラモジュール143と連携して、画像管理モジュール144は、静止画像及び/又はビデオ画像の配置、修正(例えば、編集)、あるいはその他の操作、ラベル付け、削除、提示(例えば、デジタルスライドショー又はアルバムにおける)、及び記憶のための実行可能な命令を含む。
RF回路108、タッチスクリーン112、ディスプレイコントローラ156、接触/動きモジュール130、グラフィックモジュール132、及びテキスト入力モジュール134と連携して、ブラウザモジュール147は、ウェブページ又はその一部分、並びにウェブページにリンクされた添付ファイル及び他のファイルの検索、リンク、受信、及び表示を含めて、ユーザ命令に従ってインターネットをブラウジングするための実行可能な命令を含む。
RF回路108、タッチスクリーン112、ディスプレイコントローラ156、接触/動きモジュール130、グラフィックモジュール132、テキスト入力モジュール134、電子メールクライアントモジュール140、及びブラウザモジュール147と連携して、カレンダモジュール148は、ユーザの指示に従い、カレンダ及びカレンダに関連付けられたデータ(例えば、カレンダアイテム、to doリストなど)を作成し、表示し、修正し、記憶するための実行可能な命令を含む。
RF回路108、タッチスクリーン112、ディスプレイコントローラ156、接触/動きモジュール130、グラフィックモジュール132、テキスト入力モジュール134、及びブラウザモジュール147と連携して、ウィジェットモジュール149は、任意選択的にユーザによってダウンロード及び使用されるミニアプリケーション(例えば、気象ウィジェット149-1、株式ウィジェット149-2、計算機ウィジェット149-3、アラーム時計ウィジェット149-4、及び辞書ウィジェット149-5)、又はユーザによって作成されるミニアプリケーション(例えば、ユーザ作成ウィジェット149-6)である。いくつかの実施形態では、ウィジェットは、HTML(Hypertext Markup Language、ハイパーテキストマークアップ言語)ファイル、CSS(Cascading Style Sheets、カスケーディングスタイルシート)ファイル、及びJavaScriptファイルを含む。いくつかの実施形態では、ウィジェットは、XML(Extensible Markup Language、拡張可能マークアップ言語)ファイル及びJavaScriptファイル(例えば、Yahoo!ウィジェット)を含む。
RF回路108、タッチスクリーン112、ディスプレイコントローラ156、接触/動きモジュール130、グラフィックモジュール132、テキスト入力モジュール134、及びブラウザモジュール147と連携して、ウィジェットクリエータモジュール150は、任意選択的に、ウィジェットを作成する(例えば、ウェブページのユーザ指定部分をウィジェットにする)ために、ユーザによって使用される。
タッチスクリーン112、ディスプレイコントローラ156、接触/動きモジュール130、グラフィックモジュール132、及びテキスト入力モジュール134と連携して、検索モジュール151は、ユーザ命令に従って1つ以上の検索基準(例えば、1つ以上のユーザ指定検索語)に一致するメモリ102内の文字、音楽、サウンド、画像、ビデオ、及び/又は他のファイルを検索するための実行可能な命令を含む。
タッチスクリーン112、ディスプレイコントローラ156、接触/動きモジュール130、グラフィックモジュール132、オーディオ回路110、スピーカ111、RF回路108、及びブラウザモジュール147と連携して、ビデオ及び音楽プレーヤモジュール152は、MP3又はAACファイルなどの1つ以上のファイル形式で記憶された録音済みの音楽及び他のサウンドファイルをユーザがダウンロード及び再生できるようにする実行可能な命令、並びにビデオを(例えば、タッチスクリーン112上又は外部ポート124を介して接続された外部のディスプレイ上に)表示、提示、又は別の方法で再生するための実行可能な命令を含む。いくつかの実施形態では、デバイス100は、任意選択的に、iPod(Apple Inc.の商標)などのMP3プレーヤの機能を含む。
タッチスクリーン112、ディスプレイコントローラ156、接触/動きモジュール130、グラフィックモジュール132、及びテキスト入力モジュール134と連携して、メモモジュール153は、ユーザ命令に従ってメモ、やることリストなどを作成及び管理するための実行可能な命令を含む。
RF回路108、タッチスクリーン112、ディスプレイコントローラ156、接触/動きモジュール130、グラフィックモジュール132、テキスト入力モジュール134、GPSモジュール135、及びブラウザモジュール147と連携して、地図モジュール154は、任意選択的に、ユーザ命令に従って、地図及び地図に関連付けられたデータ(例えば、運転方向、特定の場所又はその付近の店舗及び他の対象地点に関するデータ、並びに他の場所ベースのデータ)を受信、表示、修正、及び記憶するために使用される。
タッチスクリーン112、ディスプレイコントローラ156、接触/動きモジュール130、グラフィックモジュール132、オーディオ回路110、スピーカ111、RF回路108、テキスト入力モジュール134、電子メールクライアントモジュール140、及びブラウザモジュール147と連携して、オンラインビデオモジュール155は、ユーザが特定のオンラインビデオへのアクセス、特定のオンラインビデオのブラウジング、受信(例えば、ストリーミング及び/又はダウンロードによる)、再生(例えば、タッチスクリーン上又は外部ポート124を介して接続された外部ディスプレイ上)、特定のオンラインビデオへのリンクを有する電子メールの送信、並びにH.264などの1つ以上のファイル形式のオンラインビデオの他の管理を行うことを可能にする命令を含む。いくつかの実施形態では、特定のオンラインビデオへのリンクを送信するために、電子メールクライアントモジュール140ではなく、インスタントメッセージングモジュール141が使用される。オンラインビデオアプリケーションについての追加の説明は、その内容が全体として参照により本明細書に組み込まれている、2007年6月20日出願の米国仮特許出願第60/936,562号、「Portable Multifunction Device,Method,and Graphical User Interface for Playing Online Videos」、及び2007年12月31日出願の米国特許出願第11/968,067号、「Portable Multifunction Device,Method,and Graphical User Interface for Playing Online Videos」において見ることができる。
上記で特定したモジュール及びアプリケーションはそれぞれ、前述した1つ以上の機能及び本出願に記載する方法(例えば、本明細書に記載するコンピュータにより実装される方法及び他の情報処理方法)を実行する実行可能な命令のセットに対応する。これらのモジュール(例えば、命令セット)は、別個のソフトウェアプログラム、手順、又はモジュールとして実施する必要はなく、したがって、様々な実施形態において、これらのモジュールの様々なサブセットが、任意選択的に、組み合わされ、又は他の形で再構成される。例えば、ビデオプレーヤモジュールは、任意選択的に、音楽プレーヤモジュールと組み合わされて、単一のモジュール(例えば、図1Aのビデオ及び音楽プレーヤモジュール152)にされる。いくつかの実施形態では、メモリ102は、任意選択で、上記で特定されたモジュール及びデータ構造のサブセットを記憶する。更に、メモリ102は、上記で説明されていない追加のモジュール及びデータ構造を任意選択的に記憶する。
いくつかの実施形態では、デバイス100は、そのデバイスにおける既定の機能のセットの動作がタッチスクリーン及び/又はタッチパッドのみを介して実行されるデバイスである。デバイス100が動作するための主要な入力コントロールデバイスとしてタッチスクリーン及び/又はタッチパッドを使用することにより、任意選択的に、デバイス100上の物理的な入力コントロールデバイス(プッシュボタン、ダイヤルなど)の数が削減される。
タッチスクリーン及び/又はタッチパッドを通じてのみ実行される既定の機能のセットは、任意選択的に、ユーザインタフェース間のナビゲーションを含む。いくつかの実施形態では、タッチパッドは、ユーザによってタッチされたときに、デバイス100上に表示される任意のユーザインタフェースから、メインメニュー、ホームメニュー、又はルートメニューにデバイス100をナビゲートする。このような実施形態では、「メニューボタン」は、タッチパッドを使用して実装される。いくつかの他の実施形態では、メニューボタンは、タッチパッドではなく、物理プッシュボタン又はその他の物理入力コントロールデバイスである。
図1Bは、いくつかの実施形態に係るイベント処理のための例示的な構成要素を示すブロック図である。いくつかの実施形態では、メモリ102(図1A)又は370(図3)は、イベントソータ170(例えば、オペレーティングシステム126内)と、それぞれのアプリケーション136-1(例えば、前述のアプリケーション137~151、155、380~390のうちのいずれか)とを含む。
イベントソータ170は、イベント情報を受信し、イベント情報が配信されるアプリケーション136-1、及びアプリケーション136-1のアプリケーションビュー191を判定する。イベントソータ170は、イベントモニタ171及びイベントディスパッチャモジュール174を含む。いくつかの実施形態では、アプリケーション136-1は、アプリケーションがアクティブ又は実行中であるときにタッチ感知ディスプレイ112上に表示される現在のアプリケーションビュー(単数又は複数)を示すアプリケーション内部状態192を含む。いくつかの実施形態では、デバイス/グローバル内部状態157は、どのアプリケーション(単数又は複数)が現在アクティブであるかを判定するためにイベントソータ170によって使用され、アプリケーション内部状態192は、イベント情報が配信されるアプリケーションビュー191を判定するためにイベントソータ170によって使用される。
いくつかの実施形態では、アプリケーション内部状態192は、アプリケーション136-1が実行を再開するときに使用すべき再開情報、アプリケーション136-1によって表示されている情報を示す又は表示する準備ができたユーザインタフェース状態情報、ユーザがアプリケーション136-1の前の状態又はビューに戻ることを可能にする状態キュー、及びユーザによって行われた前のアクションのリドゥ/アンドゥキューのうちの1つ以上などの追加の情報を含む。
イベントモニタ171は、周辺機器インタフェース118からイベント情報を受信する。イベント情報は、サブイベント(例えば、マルチタッチジェスチャの一部としてのタッチ感知ディスプレイ112上のユーザタッチ)に関する情報を含む。周辺機器インタフェース118は、I/Oサブシステム106、又は近接センサ166、加速度計(単数又は複数)168、及び/若しくは(オーディオ回路110を介した)マイクロフォン113などのセンサから受信する情報を送信する。周辺機器インタフェース118がI/Oサブシステム106から受信する情報は、タッチ感知ディスプレイ112又はタッチ感知面からの情報を含む。
いくつかの実施形態では、イベントモニタ171は、所定の間隔で周辺機器インタフェース118に要求を送信する。それに応じて、周辺機器インタフェース118は、イベント情報を送信する。他の実施形態では、周辺機器インタフェース118は、重要なイベント(例えば、所定のノイズ閾値を上回る及び/又は所定の持続時間を超える入力の受信)があるときのみイベント情報を送信する。
いくつかの実施形態では、イベントソータ170はまた、ヒットビュー判定モジュール172及び/又はアクティブイベント認識部判定モジュール173を含む。
ヒットビュー判定モジュール172は、タッチ感知ディスプレイ112が2つ以上のビューを表示するとき、サブイベントが1つ以上のビュー内のどこで行われたかを判定するソフトウェア手順を提供する。ビューは、ユーザがディスプレイ上で見ることができる制御装置及び他の要素から構成されている。
アプリケーションに関連付けられたユーザインタフェースの別の態様は、本明細書ではアプリケーションビュー又はユーザインタフェースウインドウと呼ばれることもあるビューのセットであり、その中で情報が表示され、タッチに基づくジェスチャが生じる。タッチが検出される(それぞれのアプリケーションの)アプリケーションビューは、任意選択的に、アプリケーションのプログラム階層又はビュー階層内のプログラムレベルに対応する。例えば、タッチが検出される最下位レベルビューは、任意選択的に、ヒットビューと呼ばれ、また、適切な入力として認識されるイベントのセットは、任意選択的に、タッチによるジェスチャを開始する初期タッチのヒットビューに少なくとも部分的に基づいて決定される。
ヒットビュー判定モジュール172は、タッチに基づくジェスチャのサブイベントに関連する情報を受信する。アプリケーションが階層状に構成された複数のビューを有するとき、ヒットビュー判定モジュール172は、サブイベントを処理すべき階層内の最下位のビューとして、ヒットビューを特定する。ほとんどの状況では、ヒットビューは、開始サブイベント(例えば、イベント又は潜在的イベントを形成するサブイベントシーケンス内の第1のサブイベント)が行われる最も低いレベルのビューである。ヒットビューがヒットビュー判定モジュール172によって特定されると、このヒットビューは、典型的には、ヒットビューとして特定されたのと同じタッチ又は入力ソースに関係する全てのサブイベントを受信する。
アクティブイベント認識部判定モジュール173は、ビュー階層内のどのビュー(単数又は複数)がサブイベントの特定のシーケンスを受信すべきかを判定する。いくつかの実施形態では、アクティブイベント認識部判定モジュール173は、ヒットビューのみがサブイベントの特定のシーケンスを受信すべきであると判定する。他の実施形態では、アクティブイベント認識部判定モジュール173は、サブイベントの物理位置を含む全てのビューがアクティブに関わりがあるビューであると判定し、したがって、全てのアクティブに関わりがあるビューが、サブイベントの特定のシーケンスを受信すべきであると判定する。他の実施形態では、タッチサブイベントが1つの特定のビューに関連付けられたエリアに完全に限定された場合でも、階層内の上位のビューは、依然としてアクティブに関わりがあるビューであり続ける。
イベントディスパッチャモジュール174は、イベント情報をイベント認識部(例えばイベント認識部180)にディスパッチする。アクティブイベント認識部判定モジュール173を含む実施形態では、イベントディスパッチャモジュール174は、アクティブイベント認識部判定モジュール173により判定されたイベント認識部にイベント情報を配信する。いくつかの実施形態では、イベントディスパッチャモジュール174は、それぞれのイベント受信部182によって取得されるイベント情報をイベントキューに記憶する。
いくつかの実施形態では、オペレーティングシステム126は、イベントソータ170を含む。あるいは、アプリケーション136-1がイベントソータ170を含む。更に他の実施形態では、イベントソータ170は、独立型のモジュールであり、又は接触/動きモジュール130などのメモリ102内に記憶されている別のモジュールの一部分である。
いくつかの実施形態では、アプリケーション136-1は、それぞれがアプリケーションのユーザインタフェースのそれぞれのビュー内で発生するタッチイベントを処理するための命令を含む、複数のイベント処理部190及び1つ以上のアプリケーションビュー191を含む。アプリケーション136-1の各アプリケーションビュー191は、1つ以上のイベント認識部180を含む。典型的には、それぞれのアプリケーションビュー191は、複数のイベント認識部180を含む。他の実施形態では、イベント認識部180のうちの1つ以上は、ユーザインタフェースキット(図示せず)又はアプリケーション136-1が方法及び他の特性を継承する上位レベルのオブジェクトなどの、別個のモジュールの一部である。いくつかの実施形態では、それぞれのイベント処理部190は、データ更新部176、オブジェクト更新部177、GUI更新部178、及び/又はイベントソータ170から受信されたイベントデータ179、のうちの1つ以上を含む。イベント処理部190は、任意選択的に、データ更新部176、オブジェクト更新部177、又はGUI更新部178を利用し又は呼び出して、アプリケーション内部状態192を更新する。あるいは、アプリケーションビュー191のうちの1つ以上が、1つ以上のそれぞれのイベント処理部190を含む。また、いくつかの実施形態では、データ更新部176、オブジェクト更新部177、及びGUI更新部178のうちの1つ以上は、それぞれのアプリケーションビュー191に含まれる。
それぞれのイベント認識部180は、イベントソータ170からイベント情報(例えば、イベントデータ179)を受信し、このイベント情報からイベントを特定する。イベント認識部180は、イベント受信部182及びイベント比較部184を含む。いくつかの実施形態では、イベント認識部180はまた、メタデータ183及びイベント配信命令188(任意選択的にサブイベント配信命令を含む)の少なくともサブセットも含む。
イベント受信部182は、イベントソータ170からイベント情報を受信する。イベント情報は、サブイベント、例えば、タッチ又はタッチの移動についての情報を含む。サブイベントに応じて、イベント情報はまた、サブイベントの位置などの追加の情報を含む。サブイベントがタッチの動きに関わるとき、イベント情報はまた任意選択的に、サブイベントの速さ及び方向を含む。いくつかの実施形態では、イベントは、1つの向きから別の向きへの(例えば、縦向きから横向きへ、又はその逆の)デバイスの回転を含み、イベント情報は、デバイスの現在の向き(デバイスの姿勢とも呼ぶ)についての対応する情報を含む。
イベント比較部184は、イベント情報を、定義済みのイベント又はサブイベントの定義と比較し、その比較に基づいて、イベント又はサブイベントを判定するか、あるいはイベント又はサブイベントの状態を判定若しくは更新する。いくつかの実施形態では、イベント比較部184は、イベント定義186を含む。イベント定義186は、例えばイベント1(187-1)及びイベント2(187-2)などのイベント(例えば、既定のサブイベントのシーケンス)の定義を含む。いくつかの実施形態では、イベント(187)内のサブイベントは、例えば、タッチの開始、タッチの終了、タッチの移動、タッチの取り消し、及び複数のタッチを含む。一実施例では、イベント1(187-1)についての定義は、表示されたオブジェクト上のダブルタップである。ダブルタップは、例えば、所定の段階に対する表示オブジェクト上の第1のタッチ(タッチ開始)、所定の段階に対する第1のリフトオフ(タッチ終了)、所定の段階に対する表示オブジェクト上の第2のタッチ(タッチ開始)、及び所定の段階に対する第2のリフトオフ(タッチ終了)を含む。別の実施例では、イベント2(187-2)の定義は、表示されたオブジェクト上のドラッグである。ドラッグは、例えば、所定の段階に対する表示オブジェクト上のタッチ(又は接触)、タッチ感知ディスプレイ112にわたるタッチの移動、及びタッチのリフトオフ(タッチ終了)を含む。いくつかの実施形態では、イベントは、1つ以上の関連付けられたイベント処理部190に関する情報も含む。
いくつかの実施形態では、イベント定義187は、それぞれのユーザインタフェースオブジェクトについてのイベントの定義を含む。いくつかの実施形態では、イベント比較部184は、どのユーザインタフェースオブジェクトがサブイベントに関連付けられているかを判定するヒットテストを実行する。例えば、タッチ感知ディスプレイ112上に3つのユーザインタフェースオブジェクトが表示されているアプリケーションビュー内で、タッチ感知ディスプレイ112上でタッチが検出されたとき、イベント比較部184は、ヒットテストを実行して、3つのユーザインタフェースオブジェクトのうちのどれがタッチ(サブイベント)に関連付けられているかを判定する。表示された各オブジェクトが、それぞれのイベント処理部190に関連付けられている場合、イベント比較部は、ヒットテストの結果を用いて、どのイベント処理部190をアクティブ化すべきかを判定する。例えば、イベント比較部184は、ヒットテストをトリガするサブイベント及びオブジェクトに関連付けられたイベント処理部を選択する。
いくつかの実施形態では、それぞれのイベント187の定義は、サブイベントのシーケンスがイベント認識部のイベントタイプに対応するか否かが判定されるまで、イベント情報の配信を遅らせる遅延アクションも含む。
それぞれのイベント認識部180が一連のサブイベントがイベント定義186のイベントのいずれとも一致しないと判断した場合、それぞれのイベント認識部180は、イベント不可能、イベント失敗、又はイベント終了の状態に入り、その後は、タッチに基づくジェスチャの次のサブイベントを無視する。この状況では、ヒットビューについてアクティブのままである他のイベント認識部があれば、そのイベント認識部は、進行中のタッチによるジェスチャのサブイベントの追跡及び処理を続行する。
いくつかの実施形態では、それぞれのイベント認識部180は、イベント配信システムがどのようにサブイベント配信を実行すべきかをアクティブに関与しているイベント認識部に示す構成可能なプロパティ、フラグ、及び/又はリストを有するメタデータ183を含む。いくつかの実施形態では、メタデータ183は、イベント認識部が互いにどのように対話するか、又はイベント認識部が互いにどのように対話することが可能となるかを示す構成可能なプロパティ、フラグ、及び/又はリストを含む。いくつかの実施形態では、メタデータ183は、サブイベントがビュー階層又はプログラム階層における多様なレベルに配信されるかを示す構成可能なプロパティ、フラグ、及び/又はリストを含む。
いくつかの実施形態では、それぞれのイベント認識部180は、イベントの1つ以上の特定のサブイベントが認識されるときに、イベントに関連付けられたイベント処理部190をアクティブ化する。いくつかの実施形態では、それぞれのイベント認識部180は、イベントに関連付けられたイベント情報をイベント処理部190に配信する。イベント処理部190をアクティブ化することは、それぞれのヒットビューにサブイベントを送信する(及び、送信を延期する)こととは別個である。いくつかの実施形態では、イベント認識部180は、認識したイベントに関連付けられたフラグを投入し、そのフラグに関連付けられたイベント処理部190は、そのフラグを捕らえ、既定のプロセスを実行する。
いくつかの実施形態では、イベント配信命令188は、イベント処理部をアクティブ化することなくサブイベントについてのイベント情報を配信するサブイベント配信命令を含む。代わりに、サブイベント配信命令は、一連のサブイベントと関連付けられたイベント処理部に、又はアクティブに関与しているビューにイベント情報を配信する。一連のサブイベント又はアクティブに関与しているビューと関連付けられたイベント処理部は、イベント情報を受信し、所定の処理を実行する。
いくつかの実施形態では、データ更新部176は、アプリケーション136-1で使用されるデータを作成及び更新する。例えば、データ更新部176は、連絡先モジュール137で使用される電話番号を更新し、又はビデオプレーヤモジュールで使用されるビデオファイルを記憶する。いくつかの実施形態では、オブジェクト更新部177は、アプリケーション136-1で使用されるオブジェクトを作成及び更新する。例えば、オブジェクト更新部177は、新たなユーザインタフェースオブジェクトを作成し、又はユーザインタフェースオブジェクトの位置を更新する。GUI更新部178は、GUIを更新する。例えば、GUI更新部178は、表示情報を準備し、タッチ感知ディスプレイ上に表示するために表示情報をグラフィックモジュール132に送る。
いくつかの実施形態では、イベント処理部(単数又は複数)190は、データ更新部176、オブジェクト更新部177、及びGUI更新部178を含む又はそれらへのアクセスを有する。いくつかの実施形態では、データ更新部176、オブジェクト更新部177、及びGUI更新部178は、それぞれのアプリケーション136-1又はアプリケーションビュー191の単一モジュールに含まれる。他の実施形態では、それらは、2つ以上のソフトウェアモジュールに含まれる。
タッチ感知ディスプレイ上のユーザのタッチのイベント処理に関する前述の記載は、入力デバイスを用いて多機能デバイス100を動作させるための他の形態のユーザ入力にも適用されるが、その全てがタッチスクリーン上で開始されるわけではないことを理解されたい。例えば、キーボードの単一又は複数の押圧若しくは保持と任意選択的に連携される、マウスの移動及びマウスボタンの押圧、タッチパッド上のタップ、ドラッグ、スクロールなどの接触の移動、ペンスタイラス入力、デバイスの移動、口頭による命令、検出された眼球運動、バイオメトリック入力、並びに/又はそれらの任意の組み合わせを、任意選択的に、認識するイベントを定義するサブイベントに対応する入力として利用する。
図2は、いくつかの実施形態に係る、タッチスクリーン112を有するポータブル多機能デバイス100を示す。タッチスクリーンは、任意選択的に、ユーザインタフェース(user interface、UI)200内に1つ以上のグラフィックを表示する。本実施形態、並びに以下で説明される他の実施形態では、ユーザは、例えば、1本以上の指202(図には正確な縮尺では描かれていない)又は1つ以上のスタイラス203(図には正確な縮尺では描かれていない)を使用して、グラフィック上でジェスチャを実施することによって、それらのグラフィックのうちの1つ以上を選択することが可能となる。いくつかの実施形態では、1つ以上のグラフィックの選択は、ユーザが、その1つ以上のグラフィックとの接触を中断する場合に実施される。いくつかの実施形態では、ジェスチャは、1回以上のタップ、1回以上のスワイプ(左から右へ、右から左へ、上向きに及び/若しくは下向きに)、並びに/又は、デバイス100と接触した指のローリング(右から左へ、左から右へ、上向きに及び/若しくは下向きに)を、任意選択で含む。いくつかの実装例又は状況では、グラフィックとの不測の接触は、そのグラフィックを選択するものではない。例えば、選択に対応するジェスチャがタップである場合、アプリケーションアイコンの上をスイープするスワイプジェスチャは、任意選択的に、対応するアプリケーションを選択するものではない。
デバイス100はまた、任意選択的に、「ホーム」ボタン又はメニューボタン204などの1つ以上の物理ボタンを含む。前述したように、メニューボタン204は、任意選択的に、任意選択的にデバイス100上で実行される1組のアプリケーション内の任意のアプリケーション136へナビゲートするために使用される。あるいは、いくつかの実施形態では、メニューボタンは、タッチスクリーン112上に表示されるGUI内のソフトキーとして実装される。
いくつかの実施形態では、デバイス100は、タッチスクリーン112、メニューボタン204、デバイスの電源をオン/オフにしてデバイスをロックするプッシュボタン206、音量調整ボタン208、加入者識別モジュール(SIM)カードスロット210、ヘッドセットジャック212、及びドッキング/充電用外部ポート124を含む。プッシュボタン206は、任意選択的に、ボタンを押し下げて、既定の期間にわたってボタンを押し下げた状態に保持することによって、デバイスの電源をオン/オフするため、ボタンを押し下げて、既定の時間が経過する前にボタンを解放することによってデバイスをロックするため、及び/又はデバイスをロック解除する、若しくはロック解除プロセスを開始するために、使用される。代替的実施形態では、デバイス100はまた、マイクロフォン113を介して、一部の機能をアクティブ化又は非アクティブ化するための口頭入力も受け入れる。デバイス100はまた、任意選択的に、タッチスクリーン112上の接触の強度を検出する1つ以上の接触強度センサ165、及び/又はデバイス100のユーザに対する触知出力を生成する1つ以上の触知出力生成器167を含む。
図3は、いくつかの実施形態に係る、ディスプレイ及びタッチ感知面を有する例示的な多機能デバイスのブロック図である。デバイス300は、ポータブル型である必要はない。いくつかの実施形態では、デバイス300は、ラップトップコンピュータ、デスクトップコンピュータ、タブレットコンピュータ、マルチメディアプレーヤデバイス、ナビゲーションデバイス、教育的デバイス(子供の学習玩具など)、ゲームシステム、又は制御デバイス(例えば、家庭用又は業務用コントローラ)である。デバイス300は、典型的には、1つ以上の処理ユニット(CPU)310、1つ以上のネットワーク又は他の通信インタフェース360、メモリ370、及びこれらの構成要素を相互接続する1つ以上の通信バス320を含む。通信バス320は、任意選択的に、システム構成要素間の通信を相互接続及び制御する回路(チップセットと呼ばれることもある)を含む。デバイス300は、ディスプレイ340を含む入出力(I/O)インタフェース330を含み、ディスプレイ340は、典型的には、タッチスクリーンディスプレイである。I/Oインタフェース330はまた、任意選択的に、キーボード及び/又はマウス(若しくは他のポインティングデバイス)350と、タッチパッド355と、デバイス300上に触知出力を生成する触知出力生成器357(例えば、図1Aを参照して前述した触知出力生成器167に類似している)と、センサ359(例えば、図1Aを参照して前述した接触強度センサ165に類似している光、加速度、近接、タッチ感知、及び/又は接触強度センサ)とを含む。メモリ370は、DRAM、SRAM、DDR RAM、又は他のランダムアクセスソリッドステートメモリデバイスなどの高速ランダムアクセスメモリを含み、任意選択的に、1つ以上の磁気ディスク記憶デバイス、光ディスク記憶デバイス、フラッシュメモリデバイス、又は他の不揮発性ソリッドステート記憶デバイスなどの不揮発性メモリを含む。メモリ370は、任意選択で、CPU(単数又は複数)310からリモートに位置する1つ以上の記憶デバイスを含む。いくつかの実施形態では、メモリ370は、ポータブル多機能デバイス100(図1A)のメモリ102内に記憶されているプログラム、モジュール、及びデータ構造に類似したプログラム、モジュール、及びデータ構造、又はそのサブセットを記憶する。更に、メモリ370は、任意選択で、ポータブル多機能デバイス100のメモリ102に存在しない追加のプログラム、モジュール、及びデータ構造を記憶する。例えば、デバイス300のメモリ370は、任意選択的に、描画モジュール380、プレゼンテーションモジュール382、ワードプロセッシングモジュール384、ウェブサイト作成モジュール386、ディスクオーサリングモジュール388、及び/又はスプレッドシートモジュール390を記憶するのに対して、ポータブル多機能デバイス100(図1A)のメモリ102は、任意選択的に、これらのモジュールを記憶しない。
図3の上記で特定した要素はそれぞれ、任意選択的に、前述したメモリデバイスのうちの1つ以上の中に記憶される。上記で特定したモジュールはそれぞれ、前述した機能を実行する命令セットに対応する。上記で特定したモジュール又はプログラム(例えば、命令セット)は、別個のソフトウェアプログラム、手順、又はモジュールとして実施する必要はなく、したがって様々な実施形態では、これらのモジュールの様々なサブセットは、任意選択的に、組み合わされ、又は他の形で再構成される。いくつかの実施形態では、メモリ370は、任意選択で、上記で特定されたモジュール及びデータ構造のサブセットを記憶する。更に、メモリ370は、上記で説明されていない追加のモジュール及びデータ構造を任意選択的に記憶する。
次に、任意選択的に例えばポータブル多機能デバイス100上で実施されるユーザインタフェースの実施形態に注意を向ける。
図4Aは、いくつかの実施形態に係るポータブル多機能デバイス100上のアプリケーションのメニューの例示的なユーザインタフェースを示す。同様のユーザインタフェースは、デバイス300上に任意選択的に実装される。いくつかの実施形態では、ユーザインタフェース400は、以下の要素、又はそれらのサブセット若しくはスーパーセットを含む。
●セルラー信号及びWi-Fi(登録商標)信号などの無線通信(単数又は複数)のための信号強度インジケータ(単数又は複数)402、
●時刻404、
●Bluetooth(登録商標)インジケータ405、
●バッテリ状態インジケータ406、
●以下のような、頻繁に使用されるアプリケーションのアイコンを有するトレイ408:
○不在着信又はボイスメールメッセージの数のインジケータ414を任意選択的に含む、「電話」とラベル付けされた、電話モジュール138のアイコン416、
○未読電子メールの数のインジケータ410を任意選択的に含む、「メール」とラベル付けされた、電子メールクライアントモジュール140のアイコン418、
○「ブラウザ」とラベル付けされた、ブラウザモジュール147のアイコン420、及び
○「iPod」とラベル付けされた、iPod(Apple Inc.の商標)モジュール152とも呼ばれるビデオ及び音楽プレーヤモジュール152のアイコン422、及び
●以下のような、他のアプリケーションのアイコン:
○「メッセージ」とラベル付けされた、IMモジュール141のアイコン424、
○「カレンダ」とラベル付けされた、カレンダモジュール148のアイコン426、
○「写真」とラベル付けされた、画像管理モジュール144のアイコン428、
○「カメラ」とラベル付けされた、カメラモジュール143のアイコン430、
○「オンラインビデオ」とラベル付けされた、オンラインビデオモジュール155のアイコン432、
○「株式」とラベル付けされた、株式ウィジェット149-2のアイコン434、
○「地図」とラベル付けされた、地図モジュール154のアイコン436、
○「天気」とラベル付けされた、気象ウィジェット149-1のアイコン438、
○「時計」とラベル付けされた、アラーム時計ウィジェット149-4のアイコン440、
○「トレーニングサポート」とラベル付けされた、トレーニングサポートモジュール142のアイコン442、
○「メモ」とラベル付けされた、メモモジュール153のアイコン444、及び
○デバイス100及びその様々なアプリケーション136についての設定へのアクセスを提供する、「設定」とラベル付けされた、設定アプリケーション又はモジュールのアイコン446。
図4Aに示すアイコンラベルは、単なる例示であることに留意されたい。例えば、ビデオ及び音楽プレーヤモジュール152のためのアイコン422は、「音楽」又は「音楽プレーヤ」と表示される。他のラベルが、様々なアプリケーションアイコンのために、任意選択的に使用される。いくつかの実施形態では、それぞれのアプリケーションアイコンに関するラベルは、それぞれのアプリケーションアイコンに対応するアプリケーションの名前を含む。いくつかの実施形態では、特定のアプリケーションアイコンのラベルは、その特定のアプリケーションアイコンに対応するアプリケーションの名前とは異なる。
図4Bは、ディスプレイ450(例えば、タッチスクリーンディスプレイ112)とは別個のタッチ感知面451(例えば、図3のタブレット又はタッチパッド355)を有するデバイス(例えば、図3のデバイス300)上の例示的なユーザインタフェースを示す。デバイス300はまた、任意選択的に、タッチ感知面451上の接触の強度を検出する1つ以上の接触強度センサ(例えば、センサ359のうちの1つ以上)、及び/又はデバイス300のユーザに対する触知出力を生成する1つ以上の触知出力生成器357を含む。
以下の例のうちのいくつかは、タッチスクリーンディスプレイ112(タッチ感知面及びディスプレイが組み合わされている)上の入力を参照して与えられるが、いくつかの実施形態では、デバイスは、図4Bに示すディスプレイとは別個のタッチ感知面上の入力を検出する。いくつかの実施形態では、タッチ感知面(例えば、図4Bの451)は、ディスプレイ(例えば、450)上の1次軸(例えば、図4Bの453)に対応する1次軸(例えば、図4Bの452)を有する。これらの実施形態によれば、デバイスは、ディスプレイ上のそれぞれの場所に対応する場所(例えば、図4Bでは、460は468に対応し、462は470に対応する)で、タッチ感知面451との接触(例えば、図4Bの460及び462)を検出する。このようにして、タッチ感知面(例えば、図4Bの451)上でデバイスによって検出されるユーザ入力(例えば、接触460及び462、並びにこれらの動き)は、タッチ感知面がディスプレイとは別個であるとき、多機能デバイスのディスプレイ(例えば、図4Bの450)上のユーザインタフェースを操作するために、デバイスによって使用される。同様の方法が、本明細書に記載の他のユーザインタフェースに任意選択的に使用されることを理解されたい。
加えて、以下の例は、主に指入力(例えば、指接触、指タップジェスチャ、指スワイプジェスチャ)を参照して与えられるが、一部の実施形態では、指入力のうちの1つ以上は、別の入力デバイスからの入力(例えば、マウスベースの入力又はスタイラス入力)に置き換えられることを理解されたい。例えば、スワイプジェスチャは、(例えば、接触の代わりの)マウスクリックに続けた、(例えば、接触の移動の代わりの)スワイプの経路に沿ったカーソルの移動によって、任意選択的に置き換えられる。別の例として、タップジェスチャは、任意選択的に、カーソルがタップジェスチャの位置の上に位置する間はマウスクリックと置き換えられる(例えば、接触を検出して、それに続いて接触の検出を停止する代わりに)。同様に、複数のユーザ入力が同時に検出されるとき、複数のコンピュータマウスが、任意選択的に、同時に使用され、又はマウス及び指の接触が、任意選択的に、同時に使用されることを理解されたい。
図5Aは、例示的なパーソナル電子デバイス500を示す。デバイス500は、本体502を含む。いくつかの実施形態では、デバイス500は、デバイス100及び300(例えば、図1A~4B)に関して説明する特徴のうちのいくつか又は全てを含むことができる。いくつかの実施形態では、デバイス500は、タッチ感知ディスプレイスクリーン504、以下ではタッチスクリーン504、を有する。あるいは、又はタッチスクリーン504に加えて、デバイス500は、ディスプレイ及びタッチ感知面を有する。デバイス100及び300と同様に、いくつかの実施形態では、タッチスクリーン504(又はタッチ感知面)は、任意選択的に、加えられている接触(例えば、タッチ)の強度を検出する1つ以上の強度センサを含む。タッチスクリーン504(又はタッチ感知面)の1つ以上の強度センサは、タッチの強度を表す出力データを提供することができる。デバイス500のユーザインタフェースは、タッチの強度に基づいてタッチに応答することができ、これは、異なる強度のタッチが、デバイス500上で異なるユーザインタフェース動作を呼び出すことができることを意味する。
タッチ強度を検出及び処理する例示的な技法は、例えば、それぞれ全体として参照により本明細書に組み込まれている、国際特許第WO/2013/169849号として公開された、2013年5月8日出願の国際特許出願第PCT/US2013/040061号、「Device,Method,and Graphical User Interface for Displaying User Interface Objects Corresponding to an Application」、及び国際特許第WO/2014/105276号として公開された、2013年11月11日出願の国際特許出願第PCT/US2013/069483号、「Device,Method,and Graphical User Interface for Transitioning Between Touch Input to Display Output Relationships」という関連出願に見られる。
いくつかの実施形態では、デバイス500は、1つ以上の入力機構506及び508を有する。入力機構506及び508は、含まれる場合、物理的機構とすることができる。物理的入力機構の例としては、プッシュボタン及び回転可能機構が挙げられる。いくつかの実施形態では、デバイス500は、1つ以上のアタッチメント機構を有する。そのようなアタッチメント機構は、含まれる場合、例えば帽子、アイウェア、イアリング、ネックレス、シャツ、ジャケット、ブレスレット、腕時計のバンド、チェーン、ズボン、ベルト、靴、財布、バックパックなどにデバイス500を取り付けることを可能にすることができる。これらのアタッチメント機構は、ユーザがデバイス500を着用することを可能にする。
図5Bは、例示的なパーソナル電子デバイス500を示す。いくつかの実施形態では、デバイス500は、図1A、図1B、及び図3に関して説明した構成要素のうちのいくつか又は全てを含むことができる。デバイス500は、I/Oセクション514を1つ以上のコンピュータプロセッサ516及びメモリ518に動作可能に結合するバス512を有する。I/Oセクション514は、ディスプレイ504に接続することができ、ディスプレイ504は、タッチ感知構成要素522と、任意選択的に強度センサ524(例えば、接触強度センサ)とを有することができる。加えて、I/Oセクション514は、Wi-Fi、Bluetooth(登録商標)、近距離通信(NFC)、セルラー、及び/又は他の無線通信技法を使用してアプリケーション及びオペレーティングシステムデータを受信する通信ユニット530に接続することができる。デバイス500は、入力機構506及び/又は508を含むことができる。入力機構506は、任意選択的に、例えば回転可能入力デバイス又は押下可能及び回転可能入力デバイスである。いくつかの例では、入力機構508は、任意選択的にボタンである。
いくつかの例では、入力機構508は、任意選択的にマイクロフォンである。パーソナル電子デバイス500は、任意選択的に、GPSセンサ532、加速度計534、方向センサ540(例えば、コンパス)、ジャイロスコープ536、動きセンサ538、及び/又はこれらの組み合わせなどの様々なセンサを含み、これらのセンサは全て、I/Oセクション514に動作可能に接続することができる。
パーソナル電子デバイス500のメモリ518は、コンピュータ実行可能命令を記憶するための1つ以上の非一時的コンピュータ可読記憶媒体を含むことができ、それらの命令は、1つ以上のコンピュータプロセッサ516によって実行されると、例えば、コンピュータプロセッサに、プロセス700、900、1100、1300、及び1500(図7、図9、図11、図13、及び図15)を含めた、後述の技術を実行させることができる。コンピュータ可読記憶媒体は、命令実行システム、装置、又はデバイスによって使用するための、又は命令実行システム、装置、又はデバイスに接続されているコンピュータ実行可能命令を、有形に含み又は記憶することができる任意の媒体とすることができる。いくつかの実施例では、記憶媒体は、一時的コンピュータ可読記憶媒体である。いくつかの実施例では、記憶媒体は、非一時的コンピュータ可読記憶媒体である。非一時的コンピュータ可読記憶媒体は、それだけに限定されるものではないが、磁気、光学、及び/又は半導体記憶装置を含むことができる。そのような記憶装置の例としては、磁気ディスク、CD、DVD、又はBlu-ray技術に基づく光学ディスク、並びにフラッシュ、ソリッドステートドライブなどの常駐ソリッドステートメモリなどが挙げられる。パーソナル電子デバイス500は、図5Bの構成要素及び構成に限定されるものではなく、他の又は追加の構成要素を複数の構成で含むことができる。
本明細書では、「アフォーダンス」という用語は、任意選択的にデバイス100、300、及び/又は500(図1A、図3、及び図5A~5B)のディスプレイスクリーン上に表示されるユーザ対話グラフィカルユーザインタフェースオブジェクトを指す。例えば、画像(例えば、アイコン)、ボタン、及び文字(例えば、ハイパーリンク)はそれぞれ、意選択的に、アフォーダンスを構成する。
本明細書で使用される「フォーカスセレクタ」という用語は、ユーザが対話しているユーザインタフェースの現在の部分を示す入力要素を指す。カーソル又は他の場所マーカーを含むいくつかの実装形態では、カーソルが「フォーカスセレクタ」として作用し、したがってカーソルが特定のユーザインタフェース要素(例えば、ボタン、ウインドウ、スライダ、又は他のユーザインタフェース要素)の上に位置する間に、タッチ感知面(例えば、図3のタッチパッド355又は図4Bのタッチ感知面451)上で入力(例えば、押下入力)が検出されたとき、特定のユーザインタフェース要素が、検出された入力に従って調整される。タッチスクリーンディスプレイ上のユーザインタフェース要素との直接対話を有効化するタッチスクリーンディスプレイ(例えば、図1Aのタッチ感知ディスプレイシステム112又は図4Aのタッチスクリーン112)を含むいくつかの実装形態では、タッチスクリーン上の検出された接触が「フォーカスセレクタ」として作用し、したがってタッチスクリーンディスプレイ上の特定のユーザインタフェース要素(例えば、ボタン、ウインドウ、スライダ、又は他のユーザインタフェース要素)の場所で入力(例えば、接触による押下入力)が検出されたとき、特定のユーザインタフェース要素が、検出された入力に従って調整される。いくつかの実装例では、タッチスクリーンディスプレイ上の対応するカーソルの移動又は接触の移動(例えば、フォーカスを1つのボタンから別のボタンへ動かすためにタブキー又は矢印キーを使用することによる)なく、フォーカスがユーザインタフェースの1つの領域からユーザインタフェースの別の領域へ動かされ、これらの実装例では、フォーカスセレクタは、ユーザインタフェースの種々の領域間でのフォーカスの移動に従って移動する。フォーカスセレクタがとる特有の形態に関わらず、フォーカスセレクタは、概して、ユーザインタフェース要素(又はタッチスクリーンディスプレイ上の接触)であり、ユーザの意図する対話をユーザインタフェースによって通信するように、ユーザによって制御される(例えば、ユーザが対話することを意図しているユーザインタフェースの要素をデバイスに示すことによる)。例えば、タッチ感知面(例えば、タッチパッド又はタッチスクリーン)上で押圧入力が検出されている間の、対応のボタンの上のフォーカスセレクタ(例えば、カーソル、接触、又は選択ボックス)の位置は、その対応のボタンを(そのデバイスのディスプレイ上に示される他のユーザインタフェース要素ではなく)アクティブ化することをユーザが意図していることを示すものである。
本明細書及び特許請求の範囲で使用される、接触の「特性強度」という用語は、接触の1つ以上の強度に基づく、その接触の特性を指す。いくつかの実施形態では、特性強度は複数の強度サンプルに基づく。特性強度は、任意選択的に、既定の数の強度サンプル、すなわち、既定のイベント(例えば、接触を検出した後、接触のリフトオフを検出する前、接触の移動の開始を検出する前若しくは後、接触の終了を検出する前、接触の強度の増大を検出する前若しくは後、及び/又は、接触の強度の減少を検出する前若しくは後の)に関連する既定の期間(例えば、0.05、0.1、0.2、0.5、1、2、5、10秒)の間に収集された強度サンプルのセットに基づく。接触の特性強度は、任意選択的に、接触の強度の最大値、接触の強度の平均(mean)値、接触の強度の平均(average)値、接触の強度の上位10パーセンタイル値、接触の強度の最大の2分の1の値、接触の強度の最大の90パーセントの値などのうちの1つ以上に基づいている。いくつかの実施形態では、特性強度を判定する際に(例えば、特性強度が経時的な接触の強度の平均であるときに)、接触の持続期間が使用される。いくつかの実施形態では、特性強度は、ユーザによって動作が実行されたかどうかを判定するために、1つ以上の強度閾値のセットと比較される。例えば、1組の1つ以上の強度閾値は、任意選択的に、第1の強度閾値及び第2の強度閾値を含む。この例では、第1の閾値を超過しない特性強度を有する接触は、第1の動作をもたらし、第1の強度閾値を超過するが第2の強度閾値を超過しない特性強度を有する接触は、第2の動作をもたらし、第2の閾値を超過する特性強度を有する接触は、第3の動作をもたらす。いくつかの実施形態では、特性強度と1つ以上の閾値との間の比較は、第1の動作を実行するべきか、それとも第2の動作を実行するべきかを判定するために使用されるのではなく、1つ以上の動作を実行するべきか否か(例えば、それぞれの動作を実行するべきか、それともそれぞれの動作を実行するのを取り止めるべきか)を判定するために使用される。
図5Cは、複数の強度センサ524A~524Dによってタッチ感知ディスプレイスクリーン504上で複数の接触552A~552Eを検出することを示す。図5Cは、追加として、強度単位に対する強度センサ524A~524Dの現在の強度測定値を示す強度ダイアグラムを含む。この例では、強度センサ524A及び524Dの強度測定値はそれぞれ9強度単位であり、強度センサ524B及び524Cの強度測定値はそれぞれ7強度単位である。いくつかの実装形態では、集約強度は、複数の強度センサ524A~524Dの強度測定値の和であり、この例では32強度単位である。いくつかの実施形態では、各接触に、集約強度の一部分であるそれぞれの強度が割り当てられる。図5Dは、力の中心554からの距離に基づいて、集約強度を接触552A~552Eに割り当てることを示す。この例では、接触552A、552B、及び552Eのそれぞれに、集約強度の8強度単位の接触の強度が割り当てられ、接触552C及び552Dのそれぞれに、集約強度の4強度単位の接触の強度が割り当てられる。より一般的には、いくつかの実装例では、各接触jは、所定の数学関数Ij=A・(Dj/ΣDi)に従って、合計の強度Aの一部分である、それぞれの強度Ijが割り当てられ、ここで、Djは、力の中心からそれぞれの接触jまでの距離であり、ΣDiは、力の中心から全てのそれぞれ接触(例えば、i=1から最後まで)までの距離の和である。図5C~図5Dを参照して説明した動作は、デバイス100、300又は500と類似若しくは同一の電子デバイスを使用して行うことができる。いくつかの実施形態では、接触の特性強度は、接触の1つ以上の強度に基づいている。いくつかの実施形態では、強度センサは、単一の特性強度(例えば、単一の接触の単一の特性強度)を判定するために使用される。強度ダイアグラムは、表示ユーザインタフェースの一部ではなく、読み手の助けになるように図5C~図5Dに含まれていることに留意されたい。
いくつかの実施形態では、特性強度を判定する目的のために、ジェスチャの一部分が特定される。例えば、タッチ感知面は、任意選択的に、開始場所から遷移して終了場所に到達する連続するスワイプ接触を受信し、その時点で接触の強度が増大する。この例では、終了場所での接触の特性強度は、任意選択的に、スワイプ接触全体ではなく、連続するスワイプ接触の一部分のみ(例えば、スワイプ接触のうち終了場所の部分のみ)に基づいている。いくつかの実施形態では、任意選択的に、接触の特性強度を判定する前に、平滑化アルゴリズムがスワイプ接触の強度に適用される。例えば、平滑化アルゴリズムは、任意選択的に、非加重移動平均平滑化アルゴリズム、三角平滑化アルゴリズム、中央値フィルタ平滑化アルゴリズム、及び/又は指数平滑化アルゴリズムのうちの1つ以上を含む。いくつかの状況では、これらの平滑化アルゴリズムは、特性強度を判定する目的のために、スワイプ接触の強度の小幅な上昇又は降下を排除する。
タッチ感知面上の接触の強度は、任意選択的に、接触検出強度閾値、軽い押下の強度閾値、深い押下の強度閾値、及び/又は1つ以上の他の強度閾値などの1つ以上の強度閾値に対して特徴付けられる。いくつかの実施形態では、軽い押圧強度閾値は、通常、物理マウスのボタン又はトラックパッドをクリックすることに関連付けられた動作をデバイスが実行する強度に相当する。いくつかの実施形態では、深い押圧強度閾値は、通常、物理マウスのボタン又はトラックパッドをクリックすることに関連付けられた動作とは異なる動作をデバイスが実行する強度に相当する。いくつかの実施形態では、軽い押圧強度閾値を下回る(例えば、それを下回ると接触が検出されなくなる公称接触検出強度閾値を上回る)特性強度を有する接触が検出されたとき、デバイスは、軽い押圧強度閾値又は深い押圧強度閾値に関連付けられた動作を実行することなく、タッチ感知面上の接触の移動に従ってフォーカスセレクタを動かす。一般に、特に明記しない限り、これらの強度閾値は、ユーザインタフェース図の様々なセットの間で一貫している。
軽い押圧強度閾値を下回る強度から、軽い押圧強度閾値と深い押圧強度閾値との間の強度への、接触の特性強度の増大は、「軽い押圧」の入力と呼ばれることがある。深い押圧強度閾値を下回る強度から、深い押圧強度閾値を上回る強度への、接触の特性強度の増大は、「深い押圧」の入力と呼ばれることがある。接触検出強度閾値を下回る強度から、接触検出強度閾値と軽い押圧強度閾値との間の強度への、接触の特性強度の増大は、タッチ面上の接触の検出と呼ばれることがある。接触検出強度閾値を上回る強度から、接触検出強度閾値を下回る強度への、接触の特性強度の減少は、タッチ面からの接触のリフトオフの検出と呼ばれることがある。いくつかの実施形態では、接触検出強度閾値はゼロである。いくつかの実施形態では、接触検出強度閾値は、ゼロより大きい。
本明細書に記載する一部の実施形態では、それぞれの押圧入力を含むジェスチャを検出したことに応じて、又はそれぞれの接触(若しくは複数の接触)によって実行されたそれぞれの押圧入力を検出したことに応じて、1つ以上の動作が実行され、それぞれの押圧入力は、押圧入力強度閾値を上回る接触(又は複数の接触)の強度の増大を検出したことに少なくとも部分的に基づいて検出される。いくつかの実施形態では、それぞれの動作は、押圧入力強度閾値を上回るそれぞれの接触の強度の増大(例えば、それぞれの押圧入力の「ダウンストローク」)を検出したことに応じて実行される。いくつかの実施形態では、押圧入力は、押圧入力強度閾値を上回るそれぞれの接触の強度の増大、及びそれに続く押圧入力強度閾値を下回る接触の強度の減少を含み、それぞれの動作は、それに続く押圧入力閾値を下回るそれぞれの接触の強度の減少(例えば、それぞれの押圧入力の「アップストローク」)を検出したことに応じて実行される。
図5E~5Hは、図5Eの軽い押圧の強度閾値(例えば、「ITL」)を下回る強度から、図5Hの深い押圧の強度閾値(例えば、「ITD」)を上回る強度への、接触562の強度の増大に対応する押圧入力を含むジェスチャの検出を示す。接触562によって実行されるジェスチャは、タッチ感知面560上で検出され、既定領域574内に表示されたアプリケーションアイコン572A~572Dを含む表示ユーザインタフェース570上では、アプリ2に対応するアプリケーションアイコン572Bの上にカーソル576が表示される。いくつかの実施形態では、ジェスチャは、タッチ感知ディスプレイ504上に検出される。強度センサは、タッチ感知面560上の接触の強度を検出する。デバイスは、接触562の強度が深い押圧の強度閾値(例えば、「ITD」)を上回ってピークに達したと判定する。接触562は、タッチ感知面560上で維持される。ジェスチャの検出に応答して、ジェスチャ中に深い押圧の強度閾値(例えば、「ITD」)を上回る強度を有する接触562に従って、図5F~5Hに示すように、アプリ2に対して最近開いた文書の縮尺が低減された表現578A~578C(例えば、サムネイル)が表示される。いくつかの実施形態では、1つ以上の強度閾値と比較される強度は、接触の特性強度である。接触562に対する強度ダイアグラムは、表示ユーザインタフェースの一部ではなく、読み手の助けになるように図5E~5Hに含まれていることに留意されたい。
いくつかの実施形態では、表現578A~578Cの表示は、アニメーションを含む。例えば、図5Fに示すように、表現578Aが、アプリケーションアイコン572Bに近接して最初に表示される。アニメーションが進むにつれて、図5Gに示すように、表現578Aは上方へ動き、表現578Bが、アプリケーションアイコン572Bに近接して表示される。次いで、図5Hに示すように、表現578Aが上方へ動き、表現578Bが表現578Aに向かって上方へ動き、表現578Cが、アプリケーションアイコン572Bに近接して表示される。表現578A~578Cは、アイコン572Bの上にアレイを形成する。いくつかの実施形態では、アニメーションは、図5F~5Gに示すように、接触562の強度に従って進行し、接触562の強度が深い押圧の強度閾値(例えば、「ITD」)に向かって増大するにつれて、表現578A~578Cが現れ、上方へ動く。いくつかの実施形態では、アニメーションの進行が基づいている強度は、接触の特性強度である。図5E~5Hを参照して説明する動作は、デバイス100、300、又は500に類似又は同一の電子デバイスを使用して実行することができる。
一部の実施形態では、デバイスは、「ジッタ」と呼ばれる場合がある偶発的な入力を回避するために強度ヒステリシスを採用し、デバイスは、押圧入力強度閾値との所定の関係を有するヒステリシス強度閾値を定義又は選択する(例えば、ヒステリシス強度閾値は、押圧入力強度閾値よりも低いX強度単位であり、又はヒステリシス強度閾値は、押圧入力強度閾値の75%、90%、若しくは何らかの妥当な割合である)。したがって、一部の実施形態では、押圧入力は、押圧入力強度閾値を上回るそれぞれの接触の強度の増大、及びそれに続く押圧入力強度閾値に対応するヒステリシス強度閾値を下回る接触の強度の減少を含み、それぞれの動作は、それに続くヒステリシス強度閾値を下回るそれぞれの接触の強度の減少(例えば、それぞれの押圧入力の「アップストローク」)を検出したことに応答して実行される。類似して、一部の実施形態では、押圧入力は、デバイスが、ヒステリシス強度閾値以下の強度から押圧入力強度閾値以上の強度への接触の強度の増大、及び任意選択的に、その後のヒステリシス強度以下の強度への接触の強度の減少を検出するときにのみ検出され、それぞれの動作は、押圧入力(例えば、状況に依存して、接触の強度の増大又は接触の強度の減少)を検出したことに応答して実行される。
説明を容易にするために、押圧入力強度閾値に関連付けられた押圧入力、又は押圧入力を含むジェスチャに応答して実行される動作の説明は、任意選択的に、押圧入力強度閾値を上回る接触の強度の増大、ヒステリシス強度閾値を下回る強度から押圧入力強度閾値を上回る強度への接触の強度の増大、押圧入力強度閾値を下回る接触の強度の減少、及び/又は押圧入力強度閾値に対応するヒステリシス強度閾値を下回る接触の強度の減少のいずれかを検出したことに応答してトリガされる。更に、押圧入力強度閾値を下回る接触の強度の減少を検出したことに応答して実行されるように動作が記載される例では、動作は、任意選択的に、押圧入力強度閾値に対応し、かつそれよりも低いヒステリシス強度閾値を下回る接触の強度の減少を検出したことに応答して実行される。
本明細書では、「インストール済みアプリケーション」は、電子デバイス(例えば、デバイス100、300、及び/又は500)上へダウンロードされ、デバイス上で起動する準備ができた(例えば、開かれた)ソフトウェアアプリケーションを指す。いくつかの実施形態では、ダウンロードされたアプリケーションは、ダウンロードされたパッケージからプログラム部分を抽出し、抽出された部分をコンピュータシステムのオペレーティングシステムと統合するインストールプログラムによって、インストール済みアプリケーションになる。
本明細書では、「開いているアプリケーション」又は「実行中のアプリケーション」という用語は、保持された状態情報(例えば、デバイス/グローバル内部状態157及び/又はアプリケーション内部状態192の一部として)を有するソフトウェアアプリケーションを指す。開いている又は実行中のアプリケーションは、任意選択的に、以下のタイプのアプリケーションのうちのいずれか1つである。
●アプリケーションが使用されているデバイスのディスプレイスクリーン上に現在表示されているアクティブアプリケーション、
●現在表示されていないが、アプリケーション用の1つ以上のプロセスが1つ以上のプロセッサによって処理されている背景アプリケーション(又は背景プロセス)、並びに
●稼働していないが、メモリ(揮発性及び不揮発性それぞれ)に記憶されており、かつアプリケーションの実行を再開するために使用することができる状態情報を有する、中断又は休止状態アプリケーション。
本明細書では、「閉じているアプリケーション」という用語は、保持された状態情報を有していないソフトウェアアプリケーションを指す(例えば、閉じているアプリケーション用の状態情報は、デバイスのメモリ内に記憶されていない)。したがって、アプリケーションを閉じることは、アプリケーション用のアプリケーションプロセスを停止及び/又は除去し、アプリケーションに対する状態情報をデバイスのメモリから除去することを含む。概して、第1のアプリケーション中に第2のアプリケーションを開いても、第1のアプリケーションは閉じない。第2のアプリケーションが表示されており、かつ第1のアプリケーションが表示を中止されたとき、第1のアプリケーションは背景アプリケーションになる。
次に、ポータブル多機能デバイス100、デバイス300、又はデバイス500などの電子デバイス上で実装されるユーザインタフェース(「UI」)及び関連付けるプロセスの実施形態に注意を向ける。
ユーザインタフェース及び関連付けるプロセス
メッセージング対話の表現を表示するためのユーザインタフェース
ユーザは、電子デバイスと、メッセージング対話を検視するために電子デバイスを使用することを含めて多くの異なる方法で対話する。以下に説明する実施形態は、選択されたときに、電子デバイスに、選択された表現に関連付けられたメッセージング対話を表示させる、メッセージング対話の表現を表示する方法を提供する。いくつかの実施形態では、電子デバイスは、ユーザ定義の順序に従って、ユーザインタフェースの「ピン留め」領域のメッセージング対話の1つ以上の表現を表示する。ユーザ定義の順序におけるメッセージング対話の表現を表示することは、ユーザが特定の対話の表現を特定することをより容易にすることなどによって、デバイスとの双方向作用を強化し、したがって、ユーザがナビゲーション動作を実行する必要がある時間を低減し、デバイスの電力使用量を低減することによって、バッテリ駆動デバイスのバッテリ寿命を増大させる。人々がデバイスを使用することが理解される。人がデバイスを使用するとき、その人は、任意選択的にそのデバイスのユーザと呼ばれる。
いくつかの実施形態では、電子デバイスは、1つ以上のメッセージング対話を時系列的に(例えば、それらの対話のメッセージングアクティビティの新近性に基づいて)ソートする。ユーザは、メッセージングアクティビティの時系列から独立した、ユーザインタフェースの所定の場所でのメッセージング対話の1つ以上の表現を表示するように電子デバイスを構成することを望む場合がある。図6A~図6SSは、いくつかの実施形態に従って、電子デバイス500がメッセージング対話の表現を表示する例示的な方法を示す。これらの図中の実施形態は、図7を参照して説明するプロセスを含め、以下に説明するプロセスを例示するために使用される。図6A~図6SSは、電子デバイスが、図7を参照して以下に説明されるプロセスを実行することが可能な方法の様々な実施例を示すが、これらの実施例は限定することを意図するものではなく、電子デバイスは、図7を参照して以下に説明する1つ以上のプロセスを、図6A~6SSを参照して明示的に説明しない方法で実行することができることを理解されたい。
図6Aは、メッセージングアプリケーションのピン留めされた対話機能を設定するための例示的なユーザインタフェース602を表示する電子デバイス500を示す。いくつかの実施形態では、ピン留めされた対話機能のアクティブ化を検出することに応答して(例えば、ピン留めされた対話を構成するためのユーザ入力に応答して、ピン留めされた対話機能を含む電子デバイス上にメッセージングアプリケーションの更新されたバージョンをインストールすることに応答して)、ユーザインタフェース602が表示される。いくつかの実施形態では、対話をピン留めすることにより、ユーザは、対話がピン留めされている限り、容易にアクセス可能な場所に表示するように、ユーザインタフェースの目立つ場所に対話の表現を置くことを可能にする。例えば、ユーザは、自分の最良の友人に対して毎日メッセージすることができる。ユーザは、ユーザがメッセージングアプリケーションに入ると、ユーザは、ピン留めされた対話を容易に見ることができるように、メッセージングアプリケーションのユーザインタフェースの最上部にメッセージング対話の表現をピン留めすることを望む場合がある。メッセージングアプリケーションは任意選択的に、電子デバイス500にインストールされたアプリケーションで、それによって電子デバイスは電子メッセージを送受信することができ、本明細書に説明されるようなメッセージに関連する情報を表示することができる。いくつかの実施形態では、ピン留めされた対話機能は、電子デバイス500に、メッセージングアプリケーションの固定場所での対話の1つ以上の表現を表示させ、一方、ピン留めされていない対話の表現は、例えば、古いメッセージがリストの底部に表示されるように、最近の新しいメッセージングアクティビティがどのように対話に受信されたかに基づいて、リスト形式でソートされる。いくつかの実施形態では、ピン留めされたメッセージ及びピン留めされていないメッセージの一方又は両方が、異なる基準に従ってソートされる。いくつかの実施形態では、ピン留めされたメッセージ及びピン留めされていないメッセージの両方が、同じ基準に従ってソートされる。例えば、両方のタイプのメッセージはそれぞれ、時系列的に又は所定の順序でソートすることができる。
図6Aに示すように、いくつかの実施形態では、ユーザは、ピン留めされた対話を構成するために続行するオプション604を選択する(例えば、接触603を用いて)。図6Aのユーザの選択に応答して、電子デバイス500は、ピン留めされた対話をカスタマイズするために、ユーザインタフェース、例えば、図6Bに示すユーザインタフェースを提示する。
図6Bは、メッセージングアプリケーションユーザインタフェースのピン留めされた対話領域に表示されるメッセージング対話の表現606a~606cと、メッセージユーザインタフェースのピン留めされていないメッセージ領域に表示される対話の表現610a~610dとを含む、メッセージングアプリケーションユーザインタフェースの一例を示す。いくつかの実施形態では、メッセージングアプリケーションは、ピン留めされる異なる数の対話を推奨することができる。いくつかの実施形態では、ユーザは、ピン留めされる異なる対話(例えば、610a~d)の表現を選択することができる。表現606a~cによって表されるメッセージング対話は任意選択的に、どの頻度及び/又は最近のメッセージが対話に受信されたかに基づいて、並びに/あるいは対話の参加者が電子デバイス500のお気に入りの連絡先リスト上にあるかに基づいて、電子デバイス500によって選択される。いくつかの実施形態では、電子デバイス500は、ピン留めされる対話を示唆しない。
表現606a~606cは任意選択的に、選択されると、電子デバイス500に、ピン留めされた対話領域から対話を除去させる(例えば、表現610としてピン留めされていない領域に移動される)選択可能なオプション608と共に表示される。表現610a~dは任意選択的に、選択されたときに、電子デバイス500に、それぞれの対話をピン留めされた対話領域に追加させる(例えば、及びピン留めされていない領域から表現610として除去される)選択可能なオプション612と共に表示される。いくつかの実施形態では、ユーザは、どの表現をピン留めされた対話領域に表示すべきか、及びどの表現をピン留めされていない対話領域に表示されるべきかを選択することができる。いくつかの実施形態では、ピン留めされていないメッセージング対話の表現610a~dは、最近の新しいメッセージングアクティビティが対話にどのように受信されたかに基づいてソートされる。いくつかの実施形態では、ピン留めされた対話の表現606aは、メッセージング対話又は他の基準で、多くの場合、新しいメッセージングアクティビティがどのように受信されるかなどの他の基準に基づいてソートされる。
いくつかの実施形態では、図6Bに示されるユーザインタフェースは、選択されたときに、電子デバイス500に、メッセージングユーザインタフェースのピン留めされた対話領域にあらゆる対話を追加しないで済むようにさせる選択可能なオプション614a、並びに選択されると、電子デバイス500に、ピン留めされた対話及びピン留めされていない対話の表示された配置を保存し、メッセージユーザインタフェースを表示させる選択可能なオプション614bを更に含む。
図6Bに示すように、いくつかの実施形態では、ユーザは、例えば、図6Cに示すように、ピン留め及びピン留めされていない対話の構成を保存し、構成に従って表示されたピン留めされた対話及びピン留めされていない対話を有するメッセージングユーザインタフェースを表示するためにオプション614bを(例えば、接触603で)選択する。
図6Cは、ピン留めされた対話の表現606a~cと、ピン留めされていない対話の表現616a~fとを含む、例示的なメッセージングユーザインタフェースを示す。図6Cのように、表現606a~c及び616a~fの配置は図6Bで同じである。したがって、いくつかの実施形態では、ユーザは、例えば、どの対話がピン留めされるべきか、どの対話がピン留めされないべきか、及び表示されるユーザインタフェースのピン留めされた対話の配置を選択することによって、メッセージングユーザインタフェースを構成するために、図6Bに示されるユーザインタフェースを使用することができる。次に、電子デバイス500は、例えば、図6Cに示すように、構成に従ってメッセージングユーザインタフェースを表示する。ユーザインタフェースは任意選択的に、選択されると、電子デバイス500にメッセージングユーザインタフェースに関連する1つ以上の設定を表示させる選択可能なオプション622aと、選択されると、電子デバイス500に新しいメッセージを作成するためのプロセスを開始させる選択可能なオプション622bとを含む。いくつかの実施形態では、オプション622aの選択に応答して表示されるメッセージングユーザインタフェースに関する1つ以上の設定は、ユーザインタフェースのピン留めされた対話領域に現在表示されている対話を再配置及び変更するオプションを含む。
ピン留めされたメッセージング対話の表現606a~cは任意選択的に、各メッセージング対話に参加している1人以上のユーザを表す画像(例えば、アバター)を含む。いくつかの実施態様では、対話参加者の画像は電子デバイス500のユーザを含まない。いくつかの実施態様では、メッセージング対話の各表現は、対話のユーザの名前を示すテキストを含む。いくつかの実施形態では、グループ対話は、対話の参加者の名前の代わりに表示されるニックネームを与えられる。いくつかの実施形態では、画像はグループ対話(例えば、対話のユーザに関連付けられた画像以外)に関連付けられ、画像はグループメッセージング対話を表すために使用され、例えば、対話のユーザに関連付けられた画像は、図6Iを参照して以下でより詳細に説明するように、対話に関連付けられた画像と置き換えられる。
いくつかの実施形態では、ピン留めされていないメッセージング対話の表現616a~fはそれぞれ、電子デバイス500のユーザ以外の対話に含まれるユーザ又は複数のユーザを表す画像618a、電子デバイス500のユーザ以外の対話の1人以上のユーザの名前の指示618b、及び対話の直近のメッセージングアクティビティの指示618cを含む。表現616a~b及び616d~fは任意選択的に、電子デバイス500のユーザに加えて1人の他のユーザを含む対話を表し、表現616cは、電子デバイス500のユーザに加えて2人のユーザを含む対話を表す。いくつかの実施形態では、画像が、対話のユーザを表す画像以外の画像であるグループ対話に関連付けられている場合、電子デバイス500は、対話のユーザに関連付けられた画像の代わりに、表現616のグループに関連付けられた画像を(例えば、表現616cで)表示する。
いくつかの実施形態では、ピン留めされた対話の表現606a~cは、例えば、電子デバイス500のユーザによって読み取られないそれらの対話にはメッセージングアクティビティがないため、直近の、それらの対話でのメッセージングアクティビティの通知を含まない。これに対して、いくつかの実施形態では、ピン留めされていない対話の表現616a~fは、例えば、それらの対話でのメッセージングアクティビティがユーザによって「読み取られる」ため、直近の、対話でのメッセージングアクティビティの通知が含まれる。いくつかの実施形態では、メッセージングアクティビティは、メッセージ(例えば、テキストメッセージ、音声メッセージ、画像又は他のメディアを含むメッセージ)及びメッセージに追加されたタグ(例えば、心臓タグ、サムアップタグ、サムダウンタグ、ラウドタグ、強調タグなど)を含む。
図6Dでは、電子デバイス500は任意選択的に、ユーザがメッセージングアプリケーションユーザインタフェースにピン留めされた電子デバイス500のユーザとのメッセージング対話に参加している接触(例えば、アリス)から受信されたメッセージングアクティビティの指示624dを検出する。アリスのメッセージの受信の指示624を検出したことに応答して、電子デバイス500は任意選択的に、受信した未読メッセージングアクティビティの表現626aを表示し、これは、対話のメッセージのうちの1つへのタグ(例えば、「ハート」タグ)の追加で、メッセージング対話の表現606a上に重ね合わせて表示される。電子デバイス500は任意選択的に、メッセージング対話の表現606aに近接する対話に、未読のメッセージングアクティビティが存在するという指示620aを更に表示する。
図6Eでは、電子デバイス500は、ユーザ(例えば、ボブ)が、対話のうちの1つにメッセージングアクティビティを作成するための入力(例えば、メッセージングを送信する前に現在メッセージをタイピングする)を供給しているという指示624eを受信する。指示624eに応答して、電子デバイス500は任意選択的に、ユーザが入力を供給しているメッセージング対話の表現606b上に重ね合わされた入力の指示626bを表示する。図6Eに示すように、他の(例えば、アリス)対話でのメッセージングアクティビティの指示626aは任意選択的に、図6Dに表示された指示626aと同じサイズ及び/又は場所で表示されたままである。いくつかの実施形態では、指示626aは、指示624eを受信したことに応答して、より小さいサイズで表示される。
図6Fでは、電子デバイス500は任意選択的に、対話のうちの1つに受信されたメッセージングアクティビティの指示624f(例えば、ボブとの対話)を受信する。図6Fに示すように、対話に追加された新しいメッセージ、指示624fを受信したことに応答して、電子デバイス500は、新しい未読メッセージの表現626cを表示する。表現626cのコンテンツは任意選択的に、メッセージのコンテンツであり、表現626cは任意選択的に、メッセージング対話の表現606b上に重ね合わせて表示される。いくつかの実施形態では、着信メッセージの長さが所定の閾値を超える場合、メッセージ626cの通知は、メッセージテキストの最初の部分を含み、続いてメッセージが継続する(例えば、「...」)という通知を含む。電子デバイス500は任意選択的に、対話の表現606bに近接する表現606bによって表される対話に未読のメッセージングアクティビティが存在するという指示620bを更に表示する。図6Fに示すように、いくつかの実施形態では、新しいメッセージの指示、例えば、指示624fの受信に応答して、電子デバイス500は、ピン留めされた対話の以前に受信した未読のメッセージのサイズ(例えば、サイズを縮小)及び/又は場所を変更する。例えば、図6Fに示すように、表現606bによって表されるメッセージング対話のために指示626cが受信されたとき、以前に受信した、アリスとの対話の未読のメッセージングアクティビティの指示626aは、サイズが縮小される。いくつかの実施形態では、未読メッセージの通知の場所は、各ピン留めされた対話に対して同じ相対位置で表示される。例えば、図6Fに示すように、指示626cは、表現606aに対する指示626aの位置のように表現606b対して同じである。いくつかの実施形態では、電子デバイス500は、特定のメッセージング対話のために新しい未読メッセージが受信されたとき、他のピン留めされた対話の未読メッセージの通知を表示することを中止する。代わりに、直近に受信された新しい未読メッセージのための通知のみが表示される。例えば、図6Fでは、指示626bは、指示624fを受信したことに応答してピン留めされた対話領域に示された唯一の指示であってもよい。
図6Gでは、電子デバイス500は任意選択的に、メッセージング対話のうちの1つのメッセージングアクティビティの指示624g(例えば、アリスとの対話)を受信する。指示624gに応答して、電子デバイス500は任意選択的に、メッセージング対話の表現606a上に重ね合わされたメッセージングアクティビティの指示626dを表示し、(同じ位置を維持しながら)サイズを減少させ、及び/又は以前に受信されたメッセージングアクティビティの指示626cの位置を変更する。いくつかの実施形態では、メッセージングアクティビティの指示626dは、メッセージの少なくとも一部分を含む。メッセージの長さが所定の閾値を超える場合、電子デバイス500は、メッセージが継続する(例えば、「...」)という通知を有するメッセージの第1の部分を表示する。いくつかの実施形態では、指示626aは、指示624gに応答して表示され続ける。いくつかの実施形態では、指示626dは、指示626aが表示された同じ場所に表示される。いくつかの実施形態では、指示626dは、指示626aが表示された場所とは異なる場所に表示される。電子デバイス500は任意選択的に、メッセージング対話の未読メッセージングアクティビティの指示620aを表示し続ける。いくつかの実施形態では、電子デバイス500は、同じメッセージング対話に以前に受信されたメッセージングアクティビティの図6Fに示される表現626aの表示を中止する。
図6Hでは、電子デバイス500は任意選択的に、ピン留めされていない対話(例えば、母との対話)のうちの1つにメッセージングアクティビティの指示624hを受信する。いくつかの実施形態では、電子デバイス500は、対話の表現616fを更新して、対話の直近のメッセージングアクティビティの指示618f及び対話に未読のメッセージングアクティビティが存在するという指示620cを含む。図6Hに示すように、指示620cは、メッセージが受信された対話のユーザを表す画像618dの隣に表示されるドットであり得る。いくつかの実施形態では、指示620cを表示するのではなく、電子デバイス500は、表現616fの色、サイズ、半透明性を変更する、又はメッセージの対話又はテキスト618fのユーザの名前618eのサイズ及び/若しくはテキストスタイリングを変更するなどのメッセージング対話の表現616fを更新することができる。いくつかの実施形態では、電子デバイス500は、ピン留めされていないメッセージング対話の表現618a~fを再順序付けして、表現616fを、ピン留めされていない領域の表現のリストの最上部で母から表示する。図6Hに示すように、ピン留めされた対話に受信されたメッセージングアクティビティの指示626c~dのサイズは任意選択的に、ピン留めされた対話に受信されたメッセージングアクティビティの指示624hに応答して変化しない。しかしながら、いくつかの実施形態では、指示626c~dは、指示624hに応答する前よりも小さいサイズで表示される。いくつかの実施形態では、通知626c~dのサイズは、ピン留め又はピン留めされていない対話のいずれかにおいて、新たに受信されたメッセージングアクティビティに関係なく、時間と共に(例えば、それらの通知626c~dに対するメッセージングアクティビティが受信されたため、時間が経過するにつれて)小さくなる。
図6Iに示すように、いくつかの実施形態では、電子デバイス500は、(例えば、クリス、アレックス、及びイブ対話のクリスから)ピン留めされたグループ対話に受信された新しいメッセージングアクティビティの指示624iを受信する。指示624iに応答して、電子デバイス500は任意選択的に、クリスに関連付けられた画像に近接する対話の表現606c上に重ね合わされたメッセージングアクティビティの指示622eを表示し、対話の表現606cに近接する未読のメッセージングアクティビティの指示620dを表示する。電子デバイス500は任意選択的に、対話の表現606cを更新して、メッセージを表現606cの残りの側(例えば、左側)に送信した接触に対応する画像を表示する(例えば、クリスのアバターが表現606c内から表現606cの外側部分へと移動する)。図6Iに示すように、いくつかの実施形態では、指示622eは、クリスのアバターに近接して表示される。いくつかの実施形態では、グループ対話の他のユーザの表現は、表現606cの内側に留まる。いくつかの実施形態では、グループ対話の表現606cが対話のユーザに関連付けられた画像以外の画像である場合、電子デバイス500は任意選択的に、図6Iに示すように受信メッセージを送信したユーザに対応する画像(例えば、アバター)を含むように、表現606cを更新するが、表示は、(例えば、図6Iに示すように)対話の他のユーザを表す画像を有する容器の外側部分上に重ね合わされるのではなく、グループを表す画像の外側部分上に重ね合わされる。いくつかの実施形態では、指示622eは、メッセージのコンテンツの少なくとも一部分を含む。メッセージが閾値長さ未満である場合、指示622eは任意選択的に、メッセージのコンテンツ全体を含む。メッセージが閾値長さよりも大きい場合、指示622eは任意選択的に、メッセージの第1の部分、及びメッセージが継続する(例えば、「...」)という指示を含む。
図6Iにも示すように、いくつかの実施形態では、ピン留めされた対話の他のメッセージングアクティビティの指示626c~dは、指示624iに応答して(例えば、同じ位置に残っている間に)サイズが縮小される。指示626c~dのサイズは、指示624iを受信する前の図6Hの指示626c~dのサイズよりも小さい。
図6Iに示すように、いくつかの実施形態では、ユーザは、対話のうちの1つの表現606aを(例えば、接触603を用いて)選択する。図6Iのユーザの選択に応答して、電子デバイス500は任意選択的に、図6Jに示すように、表現606aに対応するメッセージング対話を表示する。
図6Jに示すように、電子デバイス500は任意選択的に、図6Dに受信されたメッセージのうちの1つに追加されたタグの通知、及び図6Gに受信したメッセージの表現を含む、メッセージング対話のメッセージングアクティビティの通知を含むユーザインタフェース626を表示する。図6Jに示すように、いくつかの実施形態では、ユーザは、図6Kに示すユーザインタフェースに戻る(例えば、接触603を用いて)。図6Kに示すように、いくつかの実施形態では、電子デバイス500がメッセージングユーザインタフェースを再度表示するとき、電子デバイス500は任意選択的に、表現626dに関連付けられたメッセージが電子デバイス500のユーザによって読み取られ(例えば、メッセージング対話のコンテンツは図6Jのデバイス500によって表示されている)、アリスとのメッセージ対話に関連付けられた新しい未読のメッセージがないので、指示626d及び620aなしの表現606aを表示する。
いくつかの実施形態では、電子デバイス500は、ユーザがメッセージングユーザインタフェースのメッセージング対話の表現を再配置して、ピン留めされていない対話をピン留めされた対話のグループへ移動させる及びその逆の方法を提供する。
図6Kでは、ユーザは、例えば、ピン留めされていない対話の表現616cのうちの1つを(例えば、接触603を用いて)選択する。いくつかの実施形態では、接触603は、接触の移動が検出される前に所定の閾値(例えば、0.25秒又は0.5秒又は1秒)を超える期間、表現616c上で検出され、それによって、図6Lに示すように、対話の表現をドラッグする。いくつかの実施形態では、接触603が、接触の移動が検出される前に所定の閾値よりも長い間に検出されない場合、入力は任意選択的に、ピン留めされていない対話をピン留めされた領域に移動させる入力ではなく、ピン留めされていない対話をスクロールするためのスクロール入力として解釈される。
いくつかの実施形態では、所定の閾値の後に(例えば、ユーザが接触603を移動し始めると)、デバイス500は任意選択的に、ピン留めされていない領域に表現616cを表示することを中止し、図6Lに示すように、表現606d(例えば、ピン留めされた領域表現)への対話の表現を変更する。図6Lでは、ユーザは、任意選択的に現在、ピン留めされた対話の表現である、対話の表現606dを、ピン留めされた対話の他の表現606a~cに向かって(例えば、接触603を用いて)任意選択的にドラッグし続ける。いくつかの実施形態では、電子デバイス500が表現606dを表示し始めると、電子デバイス500は、表現616a~b及び616d~gを下方に移動させて、ユーザインタフェースのピン留めされた領域に開いた行を作成し(例えば、表現606cが図6Mに表示される行、メッセージ648が図6FFに表示される領域など)、それは、ユーザがそのようにすることを選択した場合、そこに向かってユーザが表現606dをドラッグすることができる領域である。いくつかの実施形態では、表現616cは、ユーザインタフェースのピン留めされた対話領域にドラッグされるまで表示され続ける。いくつかの実施形態では、一旦表現616cがユーザインタフェースのピン留めされた対話領域にドラッグされると、電子デバイス500は、表現616cを、ピン留めされた対話の表現606dで置き換える。
図6Mでは、ユーザは、ピン留めされた対話の他の表現606a~cとメッセージング対話の表現606dを配置している(例えば、リフトオフが検出されたとき、接触603の場所で接触603のリフトオフを検出すると、表現606dが任意選択的に配置される)。図6Mに示すように、いくつかの実施形態では、ユーザは、表現606dを配置するピン留めされた対話領域内の場所を選択することができる。図6Mでは、ユーザは、表現606dを表現606cであると判定された場所(例えば、別の表現、例えば、表現606bより表現606cに近い場所)に表現606dを移動させ、表現606cの代わりに表現606dを任意選択的に表示させた、接触603をリフトオフし、表現606cをピン留めされた領域の表示の第2の線まで下方に移動させる(例えば、表現606dの追加及びピン留めされた表現の第1の線のオーバーフローを検出すると、デバイス500によって自動的に作成される)。ピン留めされた対話の順序とは対照的に、いくつかの実施形態では、ピン留めされていない対話の表現616a~616b及び616d~fは、対話の直近のメッセージングアクティビティが受信された順序に従って配置される。
図6Mにも示すように、いくつかの実施形態では、ユーザは、別のピン留めされた対話の表現606aを(例えば、接触603を用いて)選択する。いくつかの実施形態では、接触603は、接触の移動が検出される前に所定の閾値(例えば、0.25秒又は0.5秒又は1秒)を超える期間、表現606a上で検出され、それによって、図6Nに示すように、対話の表現をドラッグする。
いくつかの実施形態では、ピン留めされた領域の外側及びピン留めされていない領域への表現606aの移動を検出すると、デバイス500は、図6Nに示すように、表現606aをピン留めされていない表現616hに変更する(例えば、表現606aをもはや表示しない)。図6Nでは、ユーザは、現在、ピン留めされていない対話の表現616hとして表示されている、メッセージング対話の表現616hを、例えば、ユーザインタフェースのピン留めされていない対話領域に(例えば、接触603を用いて)ドラッグし続ける。したがって、図6Nに示すように、いくつかの実施形態では、ユーザがユーザインタフェースのピン留めされている領域からユーザインタフェースのピン留めされていない領域に表現606aをドラッグするとすぐに、対話の表現は、ピン留めされていない対話の表現616hとして表示される。しかしながら、いくつかの実施形態では、電子デバイス500は、ユーザがユーザインタフェースのピン留めされていない領域に表現をドラッグし続け、図6Nに示す接触603のリフトオフを検出することに応答して、表現をピン留めされていない対話の表現616hに更新する間、ピン留めされた対話の表現606aを表示する。
図6Oに示すように、接触603のリフトオフが検出されると、電子デバイス500は、ピン留めされていない対話の他の表現616a~b及び616d~fの間でメッセージング対話の表現616hを表示する。接触603のリフトオフが検出された場所で表現616hを表示するのではなく、電子デバイス500は、各対話の最後のメッセージングアクティビティがどのように受信されたかに従って、ピン留めされていない対話の表現616をソートする。したがって、いくつかの実施形態では、接触603のリフトオフを検出することに応答して、表現616hが表現616aの下に表示された間に接触603のリフトオフが検出されたけれども、表現616hに対応する対話の最後のメッセージングアクティビティが表現616aに対応する対話の最後のメッセージングアクティビティよりも最近であったため、表現616hは、ピン留めされていない対話領域の表現616aの上に表示される。
また、図6Oに示すように、ユーザは、メッセージユーザインタフェースに関連するアクションを実行するための1つ以上の選択可能なオプションを示すオプション622aを(例えば、接触603を用いて)選択することができる(例えば、1つ以上のメッセージング対話を選択すること、電子デバイスのユーザアカウントに関連付けられた情報を編集すること、ピン留めされた及びピン留めされていない対話を編集すること)。いくつかの実施形態では、ユーザは、電子デバイス500に、どの対話がピン留めされている及びピン留めされていないかを編集するためのユーザインタフェースを表示させるオプション(図示せず)を選択することができる。
図6Pは、どの対話がピン留めされている及びピン留めされていないかを編集するための例示的なユーザインタフェースを示す。図6Pに示すユーザインタフェースは、図6Bを参照して上述したユーザインタフェースと任意選択的に類似している。ピン留めされた対話の表現606b~dは、選択されると、電子デバイス500に、ピン留めされた対話から関連付けられた表現606を除去する(例えば、及び対話をピン留めされていない領域に移動させる)選択可能なオプション608を含んでもよい。電子デバイスは、表現606b~dの位置が変更され得、どの対話がピン留めされており、どの対話がピン留めされていないかを変更できることを示すため、ピン留めされた対話の表現606b~dをくねくねする又は他の動きでアニメーション化することができる。ピン留めされていない対話の表現610a~b、610d、610f、及び610hは任意選択的に、選択されると、電子デバイス500に、関連付けられた表現610をピン留めされた対話に追加させる(例えば、及びピン留めされていない領域から対話を除去する)選択可能なオプション612を含む。したがって、いくつかの実施形態では、電子デバイス500は、そのように行うための1つ以上のユーザ入力に従って、ユーザインタフェースのピン留めされた対話セクションとピン留めされていない対話セクションの間の表現を移動させる。図6Pに示すように、いくつかの実施形態では、ユーザは、ピン留めされた対話への変更を保存し、図6Qに示すユーザインタフェースに戻るオプションを選択する(例えば、接触603を用いて)。
図6Qで、いくつかの実施形態では、ユーザは、表現616fに含まれる指示620cによって示されるように、未読のメッセージとの対話の表現616fを(例えば、接触603を用いて)選択する。ユーザの選択に応答して、電子デバイス500は任意選択的に、図6Jが異なるメッセージング対話を示す方法と類似した方法でメッセージング対話を表示する。ユーザがメッセージング対話から戻った後、電子デバイス500は、図6Rに示すように、メッセージがユーザによって読み取られているため、電子デバイス500は任意選択的に、未読のメッセージの指示620cなしのメッセージング対話の表現616fを表示する。
図6Sは、(電子デバイス500のユーザを含む)(例えば、対話の他の表現に加えて、その詳細は図6A~6Rを参照して説明されている)3人以上のユーザを含む、グループ対話の表現606e、606g、616i、及び616jを有する例示的なメッセージングユーザインタフェースを表示する電子デバイス500を示す。
表現606e及び616iは任意選択的に、グループ対話に含まれる他のユーザの画像(例えば、アバター)630a~630fを含む。表現630a~630fは任意選択的に、各ユーザがグループ対話にメッセージングアクティビティをどのくらい最近、送信したかに基づいてサイズが決定される。表現606eに関連付けられた対話では、表現630fは任意選択的に、その表現630fに関連付けられたユーザが、電子デバイス500のユーザ以外の直近のユーザなので、グループ対話にメッセージングアクティビティを送信するために、対話の他の表現の中で最大のサイズで表示される。表現630dに関連付けられたユーザは任意選択的に、グループ対話にメッセージングアクティビティを送信するための電子デバイス500のユーザ以外の少なくとも最近のユーザであり、そのため、表現630dは任意選択的に、グループ対話の表現606eに含まれるユーザの最小表現である。いくつかの実施形態では、ピン留めされていないグループの対話の表現616iは、類似して、グループ対話のユーザのアバター630a~cを含む。いくつかの実施形態では、ピン留めされている及びピン留めされていないグループ対話の表現は、類似の方法で表示される。いくつかの実施形態では、電子デバイス500は、図6Sに示すユーザインタフェースのユーザの表現の最大数(例えば、5人又は6人又は7人又は8人又は9人のユーザ)までのユーザの表現を表示する。表示されているユーザの表現の最大数よりも多くのユーザが対話に存在する場合、電子デバイス500は任意選択的に、グループ対話の表現で、メッセージングアクティビティをメッセージング対話に直近に追加したユーザの最大数を表示する。いくつかの実施形態では、グループ対話のメッセージング対話を表示している間(例えば、図6Jに示すユーザインタフェースに類似するユーザインタフェースに)、電子デバイス500は、図6Sに示すユーザインタフェースのグループ対話の表現に表示することができるユーザの表現の最大数よりも多いか、又はそれ未満のいずれかであるユーザインタフェースの最上部にユーザの表現の異なる最大数(例えば、4又は5又は6又は7又は8又は9又は10又は11又は12又は13)を表示することができる。いくつかの実施態様では、グループメッセージの他のものに関連付けられた画像を表示するメッセージの表現は、テンプレートに基づいている。各テンプレートは、グループメッセージの他のものと関連付けられた画像のサイズ及び位置を変更することができる。画像のサイズ及び位置の変更は、グループの各人物によって受信されたメッセージの新近性に基づいてもよい。グループメッセージの人々の数に基づいて特定のテンプレートであってもよい。例えば、電子デバイスのユーザ以外に3人の人々を含むグループメッセージは、グループメッセージの他の人々を表す3つの画像のための空間を有してもよい。電子デバイスのユーザ以外に3人の人々を含む各グループメッセージは、各グループメッセージ表現が均一な方法で画像を示すように、同じテンプレート(例えば、同じ方法でサイズ及び位置を変更する)を使用することができる。例えば、直近のメッセージを送信した人物を表す画像は、グループ表現の右側に、グループメンバーの表現の最大サイズで示すことができる。
表現606g及び616jは、例えば、グループ対話に関連付けられた画像628a及び628bを含む。これらのグループ対話は、それぞれの対話のそれぞれのユーザによって設定された関連付けられた画像628a及び628bを有するため、画像628a及び628bは任意選択的に、対話のユーザに関連付けられた画像(例えば、アバター)の代わりに表示される。したがって、いくつかの実施形態では、関連付けられた画像(例えば、グループ対話のユーザのアバター以外)を有するピン留めされた及びピン留めされていないグループ対話の表現は、類似の方法で表示される。
図6Tでは、電子デバイス500は、表現606eに関連付けられたグループ対話に受信されたメッセージの指示624tを検出する。表現624tに応答して、電子デバイス500は任意選択的に、表現606eの周辺部(例えば、外側部分)でメッセージを送信したユーザの表現630d(例えば、表現630dを表現606eの周辺部に移動させる)、表現630dと共に(例えば、の一部に重ね合わさせて)表示されたメッセージのコンテンツの表現626e、及び対話に未読のメッセージが存在するという指示620eを表示する。
いくつかの実施形態では、表現630dは、図6Sのものよりも図6Tにおいて大きいサイズで表示される。いくつかの実施形態では、ユーザが、表現606eに関連付けられたメッセージング対話を検視し、図6Tに示されるユーザインタフェースに復帰する場合、電子デバイス500は、表現630dを表現606e内に含むように表現606eを更新する。いくつかの実施形態では、直近のメッセージが表現630fに関連付けられたユーザからであるため、表現630dは、表現内の他の表現630e及び630fよりも大きいサイズで表示されるはずで、表現630fは、表現630fに関連付けられたユーザが表現630eに関連付けられたユーザよりも最近の対話にメッセージングアクティビティを提供しているため、表現630eよりも大きく表示されるはずである。
上述のように、いくつかの実施形態では、対話のユーザの数が所定の閾値(例えば、5又は6又は7又は8又は9など)を超える場合、グループ対話の表現で直近のメッセージングアクティビティを有するユーザの最大数のみが表示される。その表現がグループ対話の表現に含まれていないユーザからのメッセージングアクティビティの受信に応答して(例えば、ユーザが最近では対話にメッセージングアクティビティを提供していないため)、電子デバイス500は任意選択的に、グループ対話の表現の縁部にユーザの表現を表示し、グループの表現でのユーザの最小表現が表示されなくなる。
いくつかの実施形態では、メッセージが表現606gに関連付けられた対話に受信された場合、電子デバイス500は、電子デバイス500が対話606eでメッセージを送信したユーザの表現630dを表示する方法と類似の方法でメッセージを送信したユーザの表現を表示する。例えば、電子デバイス500は、受信したメッセージの表現を用いて画像606gの周辺部でユーザの表現を表示する(例えば、追加する)。
いくつかの実施形態では、メッセージが、表現616i及び表現616jに関連付けられたいずれかの対話(例えば、メッセージングアプリケーションユーザインタフェースのピン留めされていないメッセージング領域のピン留めされていないメッセージ対話)で受信される場合、電子デバイス500は、画像628bの周辺部でメッセージを送信したユーザの表現、又は表現630a~cが表示された円を表示しないようにする。代わりに、電子デバイス500は任意選択的に、前述のように、直近のメッセージの通知を含むように、表現616i又は616jのテキストを更新する。いくつかの実施形態では、表現630b又は630cに関連付けられたユーザのうちの1人が、表現616iに関連付けられた対話にメッセージを送信する場合、電子デバイス500は任意選択的に、他のユーザの表現と比較して最大サイズで直近のメッセージを送信したユーザの表現を表示するために対話の表現616iを更新する。対話のユーザの数がグループ対話の表現で同時に表示されるユーザ表現の最大数を超えて、直近のメッセージングアクティビティを提供したユーザがグループの表現に現在表示されていない場合、電子デバイスは、グループ表現を更新して表現のユーザの最小表現を除去し、他のユーザ表現のサイズを縮小し、直近に送信したユーザの表現をグループメッセージの表現に追加し、そのユーザ表現を最大サイズで表示する。
図6Uでは、電子デバイス500は任意選択的に、画像630e(例えば、アリス)に関連付けられたユーザからの表現606eに関連付けられた対話の別の着信メッセージの指示624uを検出する。指示624uを検出したことに応答して、電子デバイス500は、対話の表現606eの周辺部(例えば、外側部分)に画像630eを表示し、画像630e上に重ね合わされた受信したメッセージの指示626fを表示する。電子デバイス500は任意選択的に、指示624uに応答して、画像630d及び指示626eのサイズを低減する。いくつかの実施形態では、電子デバイス500は、指示624uに応答して、表現606eの周辺部から離れて(例えば、表現606e内で完全に)画像630dを表示するようにユーザインタフェースを更新する。
図6Uは、いくつかの実施形態では、指示624uに応答して指示626eのサイズを減少させることを示すが、電子デバイス500は、図6Vに示されるような指示624uに応答して指示626eの表示を中止する。図6Vに示すように、メッセージの指示624uを受信したことに応答して、電子デバイス500は、メッセージの表現626fとのグループ対話の表現606eの周辺部でメッセージを送信した接触の表現630eを表示する。以前に受信したメッセージを送信した接触の表現630dは任意選択的に、図6Tに表現630dが表示されたサイズよりも小さいサイズで表示される。いくつかの実施形態では、電子デバイス500は、表現606gがピン留めされた対話の表現であるため、図6T~6Vを参照して説明した実施例と類似の表現606gの着信メッセージの通知を表示する。いくつかの実施形態では、電子デバイス500は、表現616i及び616jは、ピン留めされていない対話の表現であるため、表現616i及び表現616jの図6T~6Vを参照して説明した方法で受信したメッセージの通知を表示することを取り止める。図6Vに示すように、より多くのメッセージングアクティビティがグループ対話に受信されると、メッセージを送信した接触の表現は、図6II~6LLを参照して以下でより詳細に説明するように、表現606eの周辺部の交互の側で表示される。
いくつかの実施形態では、上述したように、ユーザは、どの対話がメッセージユーザインタフェースの上部にピン留めされるかを編集することを望む場合がある。いくつかの実施形態では、電子デバイス500は、次に説明するように、ユーザインタフェースのピン留めされていない領域からユーザインタフェースのピン留めされている領域への対話の表現を移動させる追加のプロセスを開始することができる。
図6Wに示すように、ユーザは、ピン留めされていない対話の表現616hにわたって右にスワイプする(例えば、接触603を用いて)。いくつかの実施形態では、1つ以上の基準(例えば、閾値を上回る速度又は閾値を上回る長さなどの速度又は長さベースの基準)を満足する右のスワイプに応答して、電子デバイス500は、図6Zに示すように、追加の入力なしに対話をピン留めする(例えば、表現606aとしてピン留めする)。いくつかの実施形態では、1つ以上の基準(例えば、速度又は長さベースの基準、それぞれの閾値を下回る速度又は長さなど)を満たすことができない右のスワイプに応答して、電子デバイス500は、図6Xに示すように、対話をピン留めするオプションを表示する。
図6Xでは、図6Wに示すスワイプ入力などの1つ以上の基準を満たさないスワイプ入力に応答して、電子デバイス500は、選択されたときに、電子デバイス500に、表現616hに関連付けられた対話をピン留めするオプション632を表示させる、表現616hに隣接したオプション632を表示する。図6Yに示すように、ユーザはオプション632を選択し(例えば、接触603を用いて)、表現616hに関連付けられた対話をピン留めする。
図6Zは、図6W~6Yに示す表現616hに関連付けられた対話の後のユーザインタフェースがピン留めされていることを示す。電子デバイス500は、図6Wに示すスワイプ入力などの基準を満たすスワイプ入力、又は図6Yに示すように、対話をピン留めするオプション632の選択のいずれかに応答して、ピン留めされている対話領域の対話の表現606aを表示する。図6Zに示すように、表現616hは任意選択的に、ピン留めされていない対話領域に表示されなくなる。いくつかの実施形態では、表現606aは、ピン留めされた対話の端部に追加される。
いくつかの実施形態では、電子デバイス500は、第1の特別な特性(例えば、タッチアンドホールド入力などの所定の時間にわたって定位置に留まる接触)を有する対話の表現の選択を検出することに応答して、対話をピン留めされた対話に追加するオプションを含む、メッセージング対話に関連付けられたメニューを表示する。例えば、図6Zは、ユーザが対話の表現616bを(例えば、接触603を用いて)選択することを示す。いくつかの実施形態では、選択(例えば、接触603を用いて)は、所定の閾値(例えば、0.5秒、1秒、2秒)を超える時間で検出される。
図6Zのユーザの選択に応答して、電子デバイス500は任意選択的に、図6AAに示すユーザインタフェースを表示する。図6AAに示すように、電子デバイス500は任意選択的に、表現616bに対応するメッセージング対話の表現642a、並びに選択されたときに、電子デバイス500に、選択されたオプションによって示されたコンテンツとメッセージをメッセージング対話に送信させる複数の選択可能オプション644a~c、選択されたときに、電子デバイス500に、カスタムメッセージをメッセージング対話に送信させるオプション644d、及び選択されたときに、電子デバイス500に、表現616bに関連付けられたメッセージング対話をピン留めさせるオプション646aを表示する。図6AAでは、ユーザは(例えば、接触603を用いて)オプション646aを選択して、対話をピン留めする。
いくつかの実施形態では、図6AAのユーザの選択に応答して、電子デバイス500は、図6BBに示すように、ユーザインタフェースのピン留めされた対話領域のメッセージング対話の表現606hを提示するユーザインタフェースを更新する(例えば、及びユーザインタフェースのピン留めされていない対話領域に表現616bをもはや表示しない)。いくつかの実施形態では、表現606hは、ユーザインタフェースのピン留めされた対話セクションの端部に表示される。
図6BBにも示すように、ユーザは、ピン留めされた対話の表現606aのうちの1つを(例えば、接触603を用いて)選択する。いくつかの実施形態では、電子デバイス500は、所定の閾値(例えば、0.5秒、1秒、2秒)を超える時間にわたって接触603を検出する。いくつかの実施形態では、閾値を超える時間にわたり図6BBに示す接触603を検出したことに応答して、電子デバイス500は、図6CCに示すユーザインタフェースを表示する。
図6CCに示すように、電子デバイス500は任意選択的に、表現606aに対応するメッセージング対話の表現642b、並びに選択されたときに、電子デバイス500に、選択されたオプションによって示されるメッセージング対話にメッセージを送信させる複数の選択可能オプション644e~g、カスタムメッセージを対話に送信するオプション644h、及び対話のピン留めを解除するオプション646bを表示する。図6CCに示すように、ユーザはオプション646bを選択し(例えば、接触603を用いて)、対話のピン留めを解除する。
いくつかの実施形態では、図6CCのユーザの選択に応答して、電子デバイス500は、図6BBに示す表現606aの表示を停止し、代わりに、図6DDに示すように、ユーザインタフェースのピン留めされていない対話領域の対話の表現616hを表示するメッセージングユーザインタフェースを更新する。
いくつかの実施形態では、電子デバイス500がユーザインタフェースのピン留めされている領域のメッセージング対話の表現を表示することなく、ユーザインタフェースのピン留めされていない領域のメッセージング対話の表現を表示する間(例えば、対話がまだユーザによってピン留めされた領域に配置されていないため)、ユーザは、表現のうちの任意の1つ以上をユーザインタフェースのピン留めされている領域に移動させることを望む場合がある。ピン留めされていないメッセージング対話の表現をドラッグし始める入力に応答して、電子デバイス500は任意選択的に、図6EE~6HHを参照して次に説明されるように、ユーザインタフェースにピン留めされていない対話が存在しないとき、ピン留めされていない対話の表現をドラッグアンドドロップして対話をピン留めする場所の通知を表示する。
いくつかの実施形態では、図6EEに示すように、電子デバイス500は、メッセージング対話の表現616を含むメッセージングユーザインタフェースを表示する。電子デバイス500は任意選択的に、直近のメッセージングアクティビティとの対話の表現616がユーザインタフェースの上部に向かって表示されるように、表現616を表示する。例えば、表現616iに関連付けられた対話は、直近のメッセージングアクティビティを有し、表現616lに関連付けられた対話は、表現616が現在表示されている対話の間で少なくとも最近のメッセージングアクティビティを有する。いくつかの実施形態では、ユーザは、ピン留めされていない対話の追加の表現を明瞭化するために、メッセージングユーザインタフェースで下方にスクロールすることができる。図6EEでは、対話はまだピン留めされていない。図6EEに示すように、ユーザは、例えば、メッセージング対話の表現616hのうちの1つを(例えば、接触603を用いて)選択する。電子デバイス500は任意選択的に、所定の閾値(例えば、0.5秒、1秒、2秒)を超える時間にわたって接触603を検出する。いくつかの実施形態では、電子デバイス500は、所定の閾値を超える時間にわたって接触603を検出したことに応答して、図6FFに示すように、電子デバイス500は、対話をピン留めするために表現をドラッグする場所の通知を表示する(例えば、メッセージングユーザインタフェース上部、ピン留めされている対話が表示される場所に対応するエリア内)。
図6FFに示すように、電子デバイス500は任意選択的に、表現606a及びユーザインタフェースのピン留めされた対話領域に対応するユーザインタフェースの領域の指示648を表示する。いくつかの実施形態では、図6EEに示す表現616hは、ユーザが対話の表現606aをドラッグし始める前に、所定の時間閾値を超える時間の間、図6EEに示す接触603を検出したことに応答して、図6FFに示す表現606aと置き換えられる。いくつかの実施形態では、図6EEに示す表現616hは、ユーザが少なくとも閾値距離で表現606aをドラッグしたことに応答して、図6FFに示す表現606aと置き換えられる。ユーザが表現606aを領域648にドラッグする(例えば、接触を用いて)ことを検出したことに応答して、電子デバイス500は任意選択的に、図6GG~6HHに示すように、ユーザインタフェースのピン留めされた対話領域に表現606aを表示する。
いくつかの実施形態では、図6GGに示すように、ユーザは、表現606aを接触603で指示648にドラッグする。図6GGに示す場所(又は任意の他の場所重畳指示648)での接触603のリフトオフを検出したことに応答して、電子デバイス500は任意選択的に、図6HHに示すように、ユーザインタフェースのピン留めされている対話領域の対話の表現606aを表示する。
いくつかの実施形態では、図6HHに示すように、ユーザが図6EE~6GGに示すように、表現606aを指示648bにドラッグアンドドロップすることに応答して、電子デバイス500は、ユーザインタフェースのピン留めされている対話領域の所定の位置(例えば、左側、ピン留めされている領域の第1の位置など)に表現606aを表示する。いくつかの実施形態では、表現606aは任意選択的にピン留めされている領域に表示された第1の表現であるため、表現606aがドロップされる領域内の場所に関係なく、電子デバイス500は表現606aを、ピン留めされている対話領域の所定の場所(例えば、左側)に表示する。
いくつかの実施形態では、図6HHに示すように、ピン留めされている対話領域の所定の場所(例えば、左側)に表現606aを表示するのではなく、電子デバイス500は、表現606aがドロップされた場所に近接して(例えば、接触603のリフトオフを検出したことに応答して)表現606aを表示する。例えば、図6GGに示す場所で表現606aがドロップされていることを検出したことに応答して、電子デバイス500は任意選択的に、ピン留めされた対話領域の中央に表現606aを表示する。
前述のように、いくつかの実施形態では、電子デバイス500は、グループ対話に受信した最後のメッセージの通知を表示し、グループ対話の表現の周辺部で最後のグループメッセージを送信したユーザの表現を表示することを含む。電子デバイス500は任意選択的に、別のメッセージが対話に受信された場合にメッセージの通知を表示することを中止するが、メッセージングアクティビティをメッセージング対話に最近提供したユーザの表現を任意選択的に表示し続ける。いくつかの実施形態では、2つ又は3つ又は4つなどの、グループ対話の表現の周辺部に表示されるユーザの表現の最大数が存在する。次に、これら及び他の例示的な詳細について説明する。
図6IIは、グループ対話の表現606eの一例を示す。表現606eは、例えば、図6T~6Vを参照して上述したものと同じ対話履歴を有する同じ表現とすることができる。図6IIでは、電子デバイス500は任意選択的に、表現630dによって表されるユーザが、電子デバイス500のユーザによってまだ読み取られていない対話にメッセージングアクティビティを以前送信しているため、表現606eの周辺部に表示630d(例えば、アバター)を表示する。電子デバイス500は任意選択的に、対話に送信された直近のメッセージングアクティビティの指示626fを表示し、表現606eの周辺部で指示626fに関連付けられたメッセージを送信したユーザの表現630eを任意選択的に表示する(例えば、指示626fは任意選択的に、表現630eの一部分上に重ね合わされる)。いくつかの実施形態では、表現630eに関連付けられたユーザが、対話にメッセージングアクティビティを送信した表現630dに関連付けられたユーザよりも最近の対話にメッセージングアクティビティを送信したので、表現630eは、両方の表現が表現606eの周辺部(例えば、外側部分)に表示されていても、表現630dのサイズよりも大きいサイズで表示される。
図6JJでは、電子デバイス500は任意選択的に、表現630gに関連付けられたユーザがメッセージング対話のメッセージングアクティビティを構成する入力を現在提供している(例えば、タイピングしているが、メッセージングアクティビティをまだ送信していない)指示624jjを検出する。いくつかの実施形態では、指示624jjに応答して、電子デバイス500は、ユーザが、表現606eの周辺部に表示された表現630gとのメッセージング対話への入力を提供しているという指示626hを表示する(例えば、指示626hは任意選択的に、表現630fの一部分を重ね合わせ、表現630fは表現606eの内側部分から外側部分へと移動する)。いくつかの実施形態では、表現630eが周辺部で表示される直近のユーザアバターであったため、表現630fは、表現630eが表示される側の反対側の表現606eの側に表示される。いくつかの実施形態では、表現630fは、表現630fに関連付けられたメッセージングアクティビティが、表現630dに関連付けられたメッセージングアクティビティよりも最近受信されたため、表現630dの上に表示される。いくつかの実施形態では、表現630fを表示することに応答して、電子デバイス500は表現630dを移動させる(例えば、表現630dを下に移動させて、表現630fのための余地を作成する)。電子デバイス500は任意選択的に、表現630eと同じサイズで表現630fを表示し、図6IIに示す表現626fの表示を中止する。いくつかの実施形態では、指示624jjに対応する入力に関連付けられたメッセージがまだ送信されていないため、電子デバイス500は、指示624jjに応答して、メッセージングアクティビティをメッセージング対話に最近提供した他のユーザの表現630e及び表現630dのサイズを減少させない。いくつかの実施形態では、電子デバイス500は、指示624jjに応答して、メッセージングアクティビティをメッセージング対話に最近提供した他のユーザの表現630e及び表現630dのサイズを減少させ(例えば、それらの相対的サイズを維持しながら)、表現630e又は630dよりも大きいサイズで表現630fを表示する。
図6KKでは、ユーザは、メッセージング対話でメッセージングアクティビティを構成するための入力を提供することを中止する(例えば、メッセージを送信することなくメッセージをタイピングすることを中止する)。いくつかの実施形態では、図6JJに示すメッセージングアクティビティを構成するユーザの指示624jjを検出することを中止したことに応答して、電子デバイス500は、指示626hの表示を停止し、メッセージング対話の表現606eの周辺部ではなくメッセージング対話の表現606eの内側にユーザの指示630gを表示し、対話の直近の未読のメッセージの表現626fを再表示する。
図6LLでは、電子デバイス500は、表現630gに関連付けられたユーザによって送信されたメッセージの指示624llを検出する。指示624llに応答して、電子デバイス500は任意選択的に、メッセージの指示626gを表示し(例えば、表現630gの一部分を重ね合わせる)、メッセージング対話の表現606eの周辺部にメッセージを設定するユーザの表現630gを表示し、対話にメッセージングアクティビティを最近提供した他のユーザの指示630e及び630dのサイズを縮小し、図6KKに示す別のメッセージの表現626fの表示を中止する。いくつかの実施形態では、表現630eが周辺部で表示される直近のユーザアバターであったため、表現630fは、表現630eが表示される側の反対側の表現606eの側に表示される。いくつかの実施形態では、表現630fは、表現630fに関連付けられたメッセージングアクティビティが、表現630dに関連付けられたメッセージングアクティビティよりも最近受信されたため、表現630dの上に表示される。いくつかの実施形態では、表現630fを表示することに応答して、電子デバイス500は表現630dを移動させる(例えば、表現630dを下に移動させて、表現630fのための余地を作成する)。
上述のように、いくつかの実施形態では、電子デバイス500がグループ対話の表現の周辺部に表示するユーザの表現の最大数が存在する。電子デバイス500がユーザの最大3つの表現を表示する実施例が説明されるが、最大値は、2又は4又は5又は任意の他の好適な数などの異なる数であり得ることを理解されたい。この実施例では、グループ対話の表現の周辺部で3人のユーザの表現を表示している間に、電子デバイス500は、対話の表現の周辺部にアバターが現在表示されていないユーザから対話に受信された追加メッセージの表示を受信する。この例では、新しいメッセージの通知に応答して、電子デバイス500は、表現606eの周辺部で表示された別のユーザの最小表現(例えば、図6LLの表現630d)の表示を中止し、対話の表現606eの周辺部で表示されるユーザの他の表現のサイズを縮小し、グループ対話の表現の周辺部で直近のメッセージを送信したユーザの表現を表示する。いくつかの実施形態では、ユーザの表現は、グループ対話の表現の反対側に交互に表示される。例えば、直近のメッセージを対話に送信したユーザの表現がグループメッセージの表現の右側に表示される場合、電子デバイス500は任意選択的に、グループ対話の表現の左側にメッセージを送信するために次のユーザの表現を表示するなどである。いくつかの実施形態では、電子デバイス500は、より最近ではないメッセージングアクティビティを有するユーザの表現の上の垂直場所に直近のメッセージング対話を有するユーザの表現を表示する。例えば、図6LLでは、表現630gは表現630dの上の垂直場所に表示され、その理由は、表現630gに関連付けられたユーザが、表現630dに関連付けられたユーザがより最近の対話にメッセージを送信したためである。
図6LLに戻ると、ユーザは、メッセージング対話の表現606aを(例えば、接触603を用いて)選択する。いくつかの実施形態では、接触603は、所定の閾値(例えば、0.5秒、1秒、2秒、3秒)を超える時間で検出される。いくつかの実施形態では、この所定の閾値は、図6Z及び6BBを参照して上述した所定の閾値よりも長い。
いくつかの実施形態では、接触603が所定の閾値を超える時間にわたって検出される、図6LLのユーザの選択に応答して、電子デバイス500は、図6MMに示すように、ピン留めされた対話を編集するためのユーザインタフェースを表示する。いくつかの実施形態では、ピン留めされた対話を編集するためのユーザインタフェースを表示している間に、ユーザは、ピン留めされていない対話の表現616をピン留めされた対話領域にドラッグしてピン留めし、ピン留めされた対話の表現606をピン留めされていない対話にドラッグダウンしてピン留め解除し、及び/又はピン留めされた対話の表現606の順序を再配列することができる。図6MMに示すように、ユーザは、ピン留めされた対話の表現606aを(例えば、接触603を用いて)選択及びドラッグして、他のピン留めされた対話内のその位置を再配置する。
いくつかの実施形態では、図6NNに示すように、図6MMに示す入力に応答して、電子デバイス500は、表現606aがユーザによってドラッグされた場所に表現606aを表示する。電子デバイス500は任意選択的に、ピン留めされた対話の第1の行に表現606aを収容するように、表示606gをピン留めされた対話の第2の列に移動させる。図6NNに示すように、ユーザは、(例えば、接触603を用いて)オプション612を選択して、表現616bに関連付けられた対話をピン留めされている対話に追加する。
いくつかの実施形態では、図6OOに示すように、図6NNに示すユーザ入力に応答して、電子デバイス500は、ユーザインタフェースのピン留めされた対話領域の終了時にユーザによって選択された対話の表現606hを表示し、ユーザインタフェースのピン留めされていない領域の対話の表示616bの表示を中止する。図6OOでは、ユーザは、例えば、ピン留めされた対話の編集を停止するオプションを(例えば、接触603を用いて)選択する。
図6PPに示すように、図6OOのユーザの選択に応答して、電子デバイス500は任意選択的に、ピン留めされた対話を編集するためのユーザインタフェースの表示を中止し、図66MM~6OOのユーザによって作成された変更に従って配置されたピン留めされた対話を有するメッセージングユーザインタフェースを表示する。
いくつかの実施形態では、メッセージングユーザインタフェースは、ピン留めされた対話をスクロールすることを含め、スクロール可能である。図6PPでは、ユーザは、(例えば、ピン留めされていない領域又はピン留めされている領域で検出された接触603を用いて、しかし以前に説明した所定の時間閾値にわたり固定状態のままではなく)スワイプして、例えば、ユーザインタフェースを下方にスクロールする。図6QQに示すように、いくつかの実施形態では、ユーザインタフェースをスクロールするための入力に応答して、電子デバイス500は、ピン留めされた対話(例えば、オフタッチスクリーン504)の表現606をスクロールすることを含むユーザインタフェースをスクロールする。いくつかの実施形態では、ピン留めされた対話の表現606がもはや表示されないようにユーザインタフェースを下方にスクロールすることが可能である(例えば、タッチスクリーン504から完全にスクロールした場合)。しかしながら、いくつかの実施形態では、ピン留めされた対話の表現606は、ユーザインタフェースの所定の位置に固定されるので、ピン留めされた対話の表現606が表示され続けている間、スクロールしても、ピン留めされていない対話の表現616のスクロールのみが行われる。
図6RR~図6SSは、対話の着信メッセージの通知624rr及び624ssの受信に応答してグループ対話の表現606eを更新する電子デバイス500の別の例を示す。いくつかの実施形態では、電子デバイス500は、表現606eの周辺部で直近のメッセージを送信したユーザに関連付けられた画像を表示する。いくつかの実施形態では、電子デバイス500は、電子デバイス500のユーザがメッセージの受信間のメッセージング対話を読むことがない場合であっても、異なるユーザからのメッセージング対話に別のメッセージを受信したことに応答して、表現606eの周辺部から表現606eの内部にユーザの表現を移動させる。
図6RRに示すように、表現606eに関連付けられた対話のメッセージの指示624rrを受信したことに応答して、電子デバイス500は、メッセージング対話の表現606eの周辺部でメッセージを送信したユーザの表現630dを表示する。いくつかの実施形態では、電子デバイス500はまた、上述の方法と類似の方法でメッセージのコンテンツの指示626eを表示する。
図6SSに示すように、表現606eに関連付けられた対話の後続のメッセージの指示624ssを受信したことに応答して、電子デバイス500は、メッセージング対話の表現606eの周辺部で後続のメッセージを送信したユーザの表現630fを表示する。いくつかの実施形態では、図6SSに示すように、電子デバイス500はまた、指示606eの内側へ図6RRで受信したメッセージを送信したユーザの表現630dを移動させ、ユーザが指示624rrと指示624ssの受信の間にメッセージング対話を検視していない場合であっても、指示624ssに応答して、図6RRで受信したメッセージのコンテンツの指示626eの表示を中止する。図6SSに示すように、表現630fは、例えば、表現630dよりも大きいサイズで表示される。いくつかの実施形態では、電子デバイス500はまた、指示624ssに関連付けられたメッセージのコンテンツの指示626hを表示する。
図7は、本開示の実施形態に従った、メッセージング対話の表現を提示する方法700を示すフロー図である。方法700は、任意選択的に、図1A~1B、2~3、4A~4B、及び5A~5Hを参照して上述したようなデバイス100、デバイス300、又はデバイス500などの電子デバイスで実行される。方法700における一部の動作は、任意選択で組み合わされ、及び/又は、一部の動作の順序は、任意選択で変更される。
以下に説明するように、方法700は、電子デバイスがメッセージング対話の表現を提示する方法を提供する。この方法は、本開示のデバイスのユーザインタフェースと対話するときのユーザの認識的負担を軽減し、それによって、より効率的なヒューマンマシンインタフェースを作り出す。バッテリ動作電子デバイスに関しては、ユーザインタフェースとのユーザ対話の効率を向上させることにより、節電され、バッテリ充電の間隔が増大する。
いくつかの実施形態では、方法700は、ディスプレイ生成構成要素及び1つ以上の入力デバイス(例えば、モバイル機器(例えば、タブレット、スマートフォン、メディアプレーヤ)、コンピュータ(例えば、デスクトップコンピュータ、ラップトップコンピュータ)、又はウェアラブルデバイス(例えば、携帯時計、ヘッドマウントデバイス)と通信する電子デバイスによって実行される。いくつかの実施形態では、ディスプレイ生成構成要素は、電子デバイス(任意選択的にタッチスクリーンディスプレイ)及び/又はモニタ、プロジェクタ、テレビなどの外部ディスプレイと一体化されたディスプレイである。いくつかの実施形態では、電子デバイス500は、ディスプレイ生成構成要素を介して、(1)第1のメッセージング対話に関連付けられた第1の視覚的表現606aと、(2)図6Cなどの第2のメッセージング対話に関連付けられた第2の視覚的表現606bを含むユーザインタフェースを表示する(702)。いくつかの実施形態では、第1の視覚的表現606aは、図6Cなどのユーザインタフェース(704)の第1の場所に表示される。いくつかの実施形態では、第2の視覚的表現606bは、図6Cなどのユーザインタフェース(706)の第2の場所に表示される。図6Cなどのいくつかの実施形態では、第2の場所は、第1の場所(708)とは異なる。いくつかの実施形態では、それぞれのメッセージング対話に関連付けられた各それぞれの視覚的表現は、メッセージング対話に含まれる1つ以上の接触の表現を任意選択的に含む。例えば、それぞれの視覚的表現は、対話の1つ以上の接触の接触カードに関連付けられた画像及び/又は対話に関連付けられた画像を含む。いくつかの実施形態では、ユーザインタフェースは、ユーザインタフェースのそれぞれの領域(例えば、ユーザインタフェースの上部)に「ピン留めされた」対話の複数の表現、及び「ピン留めされていない」対話の複数の表現を含む。ピン留めされた対話の表現は任意選択的に、ピン留めされていない対話の表現のものとは異なる設計、フォーマットなどを有する。いくつかの実施形態では、ピン留めされた対話の表現は、グリッドに配置され、それぞれが、対話の1人以上の参加者を表す画像、及びメッセージング対話の接触の名前を示すテキスト、又はグループ対話に関連付けられた名前を示す。ピン留めされていない対話の表現は任意選択的に、ピン留めされた対話の表現の全ての要素を含み、最後のアクティビティが受信されたために電子デバイスのユーザが対話を開いているかどうかに関わらず(例えば、最後のアクティビティが「読み取られている」かどうかに関わらず)、対話の最後のメッセージングアクティビティのタイムスタンプ及び対話の最後のメッセージングアクティビティの通知を任意選択的に更に含む。いくつかの実施形態では、ピン留めされた対話の表現は、ユーザがメッセージング対話を検視したことから受信されたメッセージングアクティビティの通知のみ含む(例えば、ピン留めされた対話の表現は未読のメッセージングアクティビティの通知のみを含む)。いくつかの実施形態では、メッセージングアクティビティは、対話でのメッセージの送信、及び/又は既存のメッセージへのタグの追加の送信(例えば、「好き」、「気に入る」、「嫌い」、笑い、強調、又は質問マークなどの反応)、及び/又はグループのメンバーへの変更(例えば、対話に対する接触の追加若しくは除去)及び/又は対話の名前への変更を含む。
図6Dなどのいくつかの実施形態では、ユーザインタフェースの第1の場所に第1の視覚的表現606cを表示している間(例えば、第1の視覚的表現を移動することなく)(710)、電子デバイス500は、第1のメッセージング対話(712)に関連付けられた第1のメッセージングアクティビティの指示624dを受信する。いくつかの実施形態では、メッセージングアクティビティは、対話でのメッセージの送信、及び/又は既存のメッセージへのタグの追加の送信(例えば、「好き」、「気に入る」、「嫌い」、笑い、強調、又は質問マークなどの反応)、及び/又はグループのメンバーへの変更(例えば、対話に対する接触の追加若しくは除去)及び/又は対話の名前への変更を含む。
図6Dなどのいくつかの実施形態では、第1のメッセージングアクティビティの指示624dを受信したことに応答して、電子デバイス500は、第1のメッセージングアクティビティの視覚的指示626aを含むように第1の視覚的表現606aを更新し(714)、第1のメッセージングアクティビティの視覚的指示626aは、第1の視覚的特性で表示される。いくつかの実施形態では、第1のメッセージング対話は、ピン留めされた対話であり、第1のメッセージングアクティビティの視覚的指示は、第1のメッセージング対話の視覚的表現上に重ね合わされて表示される。第1のメッセージングアクティビティは任意選択的に、第1のメッセージング対話のメッセージを受信し、メッセージの視覚的指示は、メッセージのテキストの一部又は全てを含む。いくつかの実施形態では、メッセージの視覚的指示は、最初に第1のサイズで表示される。
図6Fなどのいくつかの実施形態では、電子デバイス500は、第2のメッセージング対話に関連付けられた第2のメッセージングアクティビティの通知を受信する(716)。いくつかの実施形態では、メッセージングアクティビティは、対話でのメッセージの送信、及び/又は既存のメッセージへのタグの追加の送信(例えば、「好き」、「気に入る」、「嫌い」、笑い、強調、又は質問マークなどの反応)、及び/又はグループのメンバーへの変更(例えば、対話に対する接触の追加若しくは除去)及び/又は対話の名前への変更を含む。いくつかの実施形態では、第2のメッセージング対話は、第1のメッセージング対話とは異なる対話であり、第1のメッセージング対話と第2のメッセージング対話の両方は、ユーザインタフェースのそれぞれの領域に「ピン留め」される。
図6Fなどのいくつかの実施形態では、第2のメッセージングアクティビティの指示624fを受信したことに応答して、電子デバイス500は、第1の視覚的特性とは異なる第2の視覚的特性で表示されるように第1のメッセージングアクティビティの視覚的指示626aを更新する(718)。いくつかの実施形態では、第1のメッセージング対話での第1のメッセージングアクティビティの視覚的指示の視覚的特性を変更することは、視覚的指示のサイズを縮小すること、視覚的指示の色スキームを変更すること(例えば、色で表示されているものから黒及び白又はグレースケールで表示されるように変更する)、視覚的指示の半透明性を変更することなど)を含む。いくつかの実施形態では、第2のメッセージング対話に関連付けられた第2のメッセージングアクティビティの通知を受信したことに応答して、電子デバイスは、ディスプレイ生成構成要素を介して、第2のメッセージング対話に関連付けられた第2の視覚的表現に対する第2のメッセージングアクティビティの視覚的指示を表示する。
第2のメッセージングアクティビティの通知の受信に応答して、第1の値とは異なる第2の値を有する視覚的特性を有する第1のメッセージングアクティビティの視覚的指示を表示するようにディスプレイを更新する上記の方法によって、電子デバイスは、第1のメッセージングアクティビティが受信されたために、他のメッセージングアクティビティが受信されたことを効率的に通信する方法で、第1のメッセージングアクティビティの通知を引き続き表示することが可能になり、それは、ユーザと電子デバイスの間の相互作用を簡略化し、電子デバイスの動作性を強化し、ユーザデバイスインタフェースをより効率的にし(例えば、ユーザが、第1のメッセージングアクティビティ又は第2のメッセージングアクティビティに関するより多くの情報を要求する入力を入力することなく、第1のメッセージングアクティビティの新近性を判定することを可能にすることによって)、それは、ユーザが電子デバイスをより素早くかつ効率的に使用することを有効化することによって、電子デバイスの電力使用を更に削減し、バッテリ寿命を改善する。
図6Fなどのいくつかの実施形態では、視覚的指示626aが第2の視覚的特性と共に表示されるように更新された後、第1の視覚的表現606aは、第1の場所に依然として表示される。いくつかの実施形態では、第1のメッセージング対話に関連付けられた第1の視覚的表現及び第2のメッセージング対話に関連付けられた第2の視覚的表現の場所は、ユーザインタフェースの固定された場所に表示される。第2の視覚的特性と共に表示される第1の視覚的指示を更新することは任意選択的に、第1の視覚的表現の場所を変更することなく、第1のメッセージング対話の視覚的表現のサイズ、色、又は半透明性を更新することのうちの1つを含む。いくつかの実施形態では、第1のメッセージング対話の後続のメッセージングアクティビティの通知を受信したことに応答して、電子デバイスは、後続のメッセージングアクティビティの視覚的通知を表示し、第1のメッセージング対話の表現内の第1のメッセージングアクティビティの視覚的指示の場所を変更するが、第1のメッセージング対話自体の視覚的表現の場所を変更しない。視覚的指示の視覚的特性を更新すると、第1の視覚的表現の場所を維持する上記の方法は、電子デバイスが、第1の視覚的表現を表示する効率的な方法を提供することを可能にし、それはユーザと電子デバイスの間の双方向作用を簡略化し、電子デバイスの動作性を強化し、ユーザデバイスインタフェースをより効率的にし(例えば、第1の視覚的表現を配置して第1のメッセージング対話にアクセスするために必要とされる入力の時間及び数を低減することにより)、それはユーザが電子デバイスをより素早くかつ効率的に使用することを可能にすることによって、電子デバイスの電力使用を更に削減し、バッテリ寿命を改善する。
いくつかの実施形態では、第2の視覚的表現は、第1のメッセージングアクティビティの通知を受信したことに応答し、かつ第2のメッセージングアクティビティの通知を受信したことに応答して、ユーザインタフェースの第2の場所に表示され続ける。例えば、第2の視覚的表現のユーザインタフェースの場所は、第2の対話又は任意の他の対話でのメッセージングアクティビティの通知を受信したことに応答して変化しない。いくつかの実施形態では、第1のメッセージング対話及び第2のメッセージング対話の表現は、ユーザインタフェースの「ピン留めされた対話」領域に表示される。任意選択的に、メッセージングアクティビティが検出されると、ピン留めされた対話の各それぞれの表現の場所は変化しない。いくつかの実施形態では、メッセージングユーザインタフェースは、ピン留めされていない追加のメッセージング対話の表現を更に含む。任意選択的に、追加のメッセージング対話の表現は、対話の直近のメッセージングアクティビティの逆時系列順で表示される。例えば、ピン留めされていないそれぞれの対話に関連付けられたメッセージングアクティビティの通知が検出された場合、電子デバイスは、それぞれの対話の表現がユーザインタフェースで最も高い優先度で(例えば、メッセージング対話の表現の列の最上部に)表示されるように、ピン留めされていないメッセージング対話の表現の場所を更新する。
図6Hなどのいくつかの実施形態では、ユーザインタフェースは、第3のメッセージング対話に関連付けられた第3の視覚的表現616fを更に含む。いくつかの実施形態では、ユーザインタフェースに第1、第2、及び第3の視覚的表現606a~b及び616fを表示している間に、電子デバイス500は、第3のメッセージング対話に関連付けられた第3のメッセージングアクティビティの表示624hを受信する(例えば、新しいメッセージ(例えば、画像、音声などのテキスト及び/又はメディアを含む)が対話に追加され、及び/又はタグが対話の既存のメッセージに追加される)。図6Hなどのいくつかの実施形態では、第3のメッセージングアクティビティの指示624hを受信したことに応答して、1つ以上の基準が満たされているとの判定に従って(例えば、既にピン止めされていないメッセージのリストの最上部ではない)という判定に従って、第1の視覚的表現606aの第1の場所及び第2の視覚的表現606bの第2の場所を更新することなく、ユーザインタフェースの第3の視覚的表現616fの位置を更新する。いくつかの実施形態では、第3のメッセージングアクティビティの通知を受信する前に、ピン留めされていない対話間の直近に受信されたメッセージングアクティビティは、異なるメッセージング対話に関連付けられた。任意選択的に、第3のメッセージングアクティビティの通知を受信する前に、異なるメッセージング対話の表現は、ユーザインタフェースのピン留めされていないメッセージング対話の最も高い優先度領域で表示される。いくつかの実施形態では、第3のメッセージングアクティビティの表示を受信したことに応答して、電子デバイスは、ピン留めされていないメッセージング対話の最も高い優先度領域における第3のメッセージング対話の表現を表示し、ピン留めされていないメッセージング対話の残りの表現を優先度で下方に移動させる。例えば、第3のメッセージングアクティビティの通知が受信される前に、ユーザインタフェースのピン留めされていないメッセージ領域の上部に第4のメッセージング対話の表現が、以下に表示される他のメッセージング対話の表現と共に表示される。この例では、第3のメッセージングアクティビティの通知を受信したことに応答して、電子デバイスは、ユーザインタフェースのピン留めされていないメッセージ領域の上部に第3の対話の表現を表示し、他のピン留めされていない対話の表現を下方に移動させる。いくつかの実施形態では、1つ以上の基準が満たされないとの判定に従って、電子デバイスは、第3の視覚的表現の場所を更新しない。例えば、ピン留めされていない対話間の直近に受信されたメッセージングアクティビティが、第3のメッセージングアクティビティを受信する前に第3の対話にあった場合、電子デバイスは任意選択的に、ユーザインタフェースのピン留めされていない対話領域の上部に第3の視覚的表現を表示し、第3のメッセージングアクティビティの表示を受信したことに応答して、その場所に第3の視覚的表現を表示し続ける。)いくつかの実施形態では、第3のメッセージングアクティビティの通知を受信したことに応答して、電子デバイスは、第1の視覚的表現及び第2の視覚的表現を更新することなく、第3のメッセージングアクティビティを示すように、第3の視覚的表現を更新する。いくつかの実施形態では、第3の視覚的表現を更新することは、受信されたメッセージングアクティビティの視覚的表現を含むように視覚的表現を更新することなどによって、第3のメッセージングアクティビティの通知を表示することを含む。例えば、第3のメッセージングアクティビティがテキストメッセージである場合、第3の視覚的表現は、テキストメッセージの送信者及びメッセージのテキストの少なくとも一部の表示を含むように更新される。いくつかの実施形態では、ピン留めされていない対話に関連付けられたメッセージングアクティビティを受信したことに応答して、ピン留めされた対話の表現は変更されない。いくつかの実施形態では、第3の視覚的表現は、1つ以上の基準が満たされているかどうかに関わらず更新される。第1の視覚的表現及び第2の視覚的表現を更新することなく、第3のメッセージングアクティビティを示すために第3の視覚的表現を更新する上記の方法は、電子デバイスが、第1又は第2のメッセージング対話での更なるメッセージングアクティビティが受信されていないことをユーザに効率的に通信することを可能にし、それはユーザと電子デバイスの間の双方向作用を簡略化し、電子デバイスの動作性を強化し、ユーザデバイスインタフェースをより効率的にし(例えば、ユーザに、どの対話が最近のメッセージングアクティビティを受信したかを判定するのにかかる時間を短縮することによって)、それはユーザが電子デバイスをより素早くかつ効率的に使用することを可能にすることによって、電子デバイスの電力使用を更に削減し、バッテリ寿命を改善する。
図6Iなどのいくつかの実施形態では、ユーザインタフェースは、第3のメッセージング対話に関連付けられた第3の視覚的表現606cを更に含み、第2のメッセージングアクティビティの視覚的指示626cは、第3の視覚的特性(例えば、サイズ、色、半透明など)と共に表示される。図6Iなどのいくつかの実施形態では、ユーザインタフェースに第1、第2、及び第3の視覚的表現606a~cを表示している間に、第3のメッセージング対話に関連付けられた第3のメッセージングアクティビティの指示624iを受信する(例えば、第3のメッセージング対話の新しいメッセージ又は第3のメッセージング対話の既存のメッセージに追加されている新しいタグの受信)。図6Iなどのいくつかの実施形態では、第3のメッセージングアクティビティの指示を受信したことに応答して、1つ以上の基準が満たされている(例えば、第3のメッセージング対話は「ピン留めされた」対話である)という判定に従って、電子デバイス500は、第1のメッセージングアクティビティ626dの視覚的指示を更新し、第2の視覚的特性とは異なる第4の視覚的特性で表示し、第2のメッセージングアクティビティの視覚的指示626cを更新して、第3の視覚的特性とは異なる第5の視覚的特性を有するように更新する。いくつかの実施形態では、それぞれのメッセージング対話の第1、第2、及び第3の表現のそれぞれの場所は、第3のメッセージングアクティビティの通知が受信された後、第3のメッセージングアクティビティの通知がそれぞれのメッセージング対話の第1、第2、及び第3の表現のそれぞれの場所として受信される前に同じである。電子デバイスは任意選択的に、他のメッセージングアクティビティの他の視覚的指示と比較して、最も大きいサイズで直近に受信されたメッセージングアクティビティの視覚的指示を表示し、新しいメッセージングアクティビティの新しい通知が受信されると、電子デバイスは、以前に受信されたメッセージングアクティビティの視覚的指示のサイズを低減する。いくつかの実施形態では、電子デバイスは、メッセージングアクティビティがユーザによって読み取られていない間に、ピン留めされた対話のメッセージングアクティビティの視覚的指示のみを表示する。いくつかの実施形態では、ユーザがそれぞれのメッセージングアクティビティを有すると(例えば、メッセージングアクティビティが受信された後にメッセージング対話を検視するためにメッセージングアクティビティが受信されたメッセージング対話の表現を選択することによって)、電子デバイスは、メッセージングアクティビティの視覚的指示をメッセージングアクティビティの表現と共に表示することを中止する。それぞれのメッセージングアクティビティの第1及び第2の視覚的指示の視覚的特性を更新する上記の方法は、電子デバイスが、異なる対話にわたってメッセージングアクティビティが受信された順序を効率的に通信することを可能にし、それはユーザと電子デバイスの間の双方向作用を簡略化し、電子デバイスの動作性を強化し、ユーザデバイスインタフェースをより効率的にし(例えば、メッセージングアクティビティが受信された順序の通知を有するメッセージングアクティビティの全ての通知を検視するために必要な入力を低減することにより)、それは、ユーザが電子デバイスをより素早くかつ効率的に使用することを可能にすることによって、電子デバイスの電力使用を更に削減し、バッテリ寿命を改善する。
図6Iなどのいくつかの実施形態では、第1のメッセージングアクティビティの視覚的指示を含む第1の視覚的表現606aを表示している間に、1つ以上の入力デバイスを介して、第1のメッセージング対話内に第1のメッセージングアクティビティを表示するための入力を(例えば、コンタクト603を介して)受信することと、を含む。いくつかの実施形態では、電子デバイスは、第1の視覚的表現の選択を検出する。いくつかの実施形態では、第1のメッセージング対話内に第1のメッセージングアクティビティを表示することは、メッセージング対話に含まれる追加のメッセージを表示することを含む。いくつかの実施形態では、図6Iのような第1のメッセージング対話内に第1のメッセージングアクティビティを表示するための入力を受信したことに応答して、電子デバイス500は、ディスプレイ生成構成要素を介して、第1のメッセージングアクティビティ(例えば、第1のメッセージング対話における他のメッセージングアクティビティの表現、及び第1のメッセージングアクティビティの表現を含む、第1のメッセージング対話を表示する。図6Kなどのいくつかの実施形態では、第1のメッセージングアクティビティを含む第1のメッセージング対話のコンテンツを表示した後、電子デバイスは、ディスプレイ生成構成要素を介して、第1のメッセージング対話に関連付けられた第1の視覚的表現606aと、第2のメッセージング対話に関連付けられた第2の視覚的表現606bとを含むユーザインタフェースを表示し、第1の視覚的表現606bは、図6Iのような第1のメッセージングアクティビティの視覚的指示626bを含まない。例えば、第1の視覚的表現から、第1のメッセージングアクティビティの視覚的指示を除去する。いくつかの実施形態では、電子デバイスが第1のメッセージング対話のコンテンツを表示している間は、第1の視覚的表現は表示されない。電子デバイスは、第1のメッセージングアクティビティの視覚的指示なしに、第1の視覚的表現を含むメッセージング対話の表現を含むユーザインタフェースへのユーザインタフェース内をナビゲートする要求に対応する入力を受信したことに応答して、第1の視覚的表現を任意選択的に表示する。いくつかの実施形態では、電子デバイスは、ユーザがそれぞれのピン留めされた対話の内容を見た最後の時間から受信されたメッセージングアクティビティの視覚的指示を含む、ピン留めされた対話の視覚的表現を表示する。電子デバイスは、メッセージングアクティビティが受信されてからユーザがそれぞれのピン留めメッセージング対話の内容を見たことを検出したことに応答して、ピン留めされた対話の視覚的表現におけるメッセージングアクティビティの視覚的指示の表示を任意選択的に停止する。いくつかの実施形態では、ピン留めされていない対話の表現は、直近のメッセージングアクティビティが受信されてからユーザがメッセージング対話のコンテンツを見たかどうかに関わらず、直近のメッセージングアクティビティの視覚的指示を常に含む。いくつかの実施形態では、電子デバイスは、電子デバイスに関連付けられたユーザアカウントによって直近のメッセージングアクティビティが生成された場合であっても、対話内の最後に受信されたメッセージングアクティビティの視覚的指示を含む、非ピン留め対話の表現を表示する。電子デバイスは、任意選択的に、ピン留めされた対話の視覚的表現を有する電子デバイスのユーザアカウントによって生成されたメッセージングアクティビティの指示を表示しない。第1のメッセージング対話のコンテンツを表示するための入力に応答して第1のメッセージングアクティビティの視覚的指示を除去する方法により、電子デバイスは、第1のメッセージング対話と関連付けられた未読メッセージングアクティビティがあるかどうかをユーザに効率的に示すことが可能になる。このことはユーザと電子デバイスとの間の相互作用を簡略化し、電子デバイスの動作性を強化し、ユーザデバイスインタフェースをより効率的に(例えば、第1のメッセージング対話に関連付けられた新しいメッセージングアクティビティが受信されたかどうかを判定するのにユーザが必要な時間と入力数を減らすことにより)し、それに加えて、ユーザが電子デバイスをより素早くかつ効率的に使用することを可能にすることによって、電子デバイスの電力使用を削減しバッテリ寿命を改善する。
図6Cなどのいくつかの実施形態では、ユーザインタフェースは、第3のメッセージング対話に関連付けられた第3の視覚的表現616aを更に含む。図6Cなどのいくつかの実施形態では、第1及び第2の位置は、ユーザインタフェースの第1の領域(例えば、ユーザインタフェースのピン留めされた対話領域)内にある。いくつかの実施形態では、例えば、図6Cのように、第3の位置は、ユーザインタフェースの第2の領域(例えば、ユーザインタフェースのピン留めされていない対話領域)内にあり、第2の領域は、ユーザインタフェース内の第1の領域よりも低い優先度で(例えば、下に)表示される。図6Cなどのいくつかの実施形態では、第3のメッセージング対話の第3の視覚的表現616aを含む、第1のそれぞれのメッセージング対話の第1のそれぞれの視覚的表現は、第1のそれぞれのメッセージング対話におけるメッセージングアクティビティの新近性に基づく順序で、ユーザインタフェースの第2の領域内に表示される(例えば、それぞれのメッセージング対話のうちの1つで新しいメッセージングアクティビティを受信したことに応答して、それぞれのメッセージング対話のそれぞれの視覚的表現が表示される優先度が更新されて、新しいメッセージングアクティビティが最も高い優先度で受信されたそれぞれのメッセージング対話を表示する。電子デバイスは、任意選択的に、第2の領域の最上部で直近のアクティビティを有する第2の領域内のメッセージング対話の表現を表示し、最も最近から最も古いアクティビティの順に表示されるメッセージング対話の残りの表現を表示する。いくつかの実施形態では、第1のメッセージング対話の第1の視覚的表現606c及び第2のメッセージング対話の第2の視覚的表現606bを含む、第2のそれぞれのメッセージング対話の第2のそれぞれの視覚的表現は、第2のそれぞれのメッセージング対話におけるメッセージングアクティビティの新近性に基づいていない順序で、ユーザインタフェースの第1の領域内に表示される。いくつかの実施形態では、ユーザインタフェースの第1の領域における対話の視覚的表現は、ユーザ定義の順序に従って配列される。いくつかの実施形態では、ユーザインタフェースの第2の領域における対話の視覚的表現は、直近のアクティビティを有するメッセージング対話がそれより古いアクティビティを有するメッセージング対話よりも高い優先度で表示されるという順序で表示される(例えば、表現は逆時系列順に配列される)。異なる順序に基づいて異なる領域内で対話の表現を表示する上記の方法により、電子デバイスは、特定の対話への効率的なアクセスを提供することが可能になり、これにより、ユーザと電子デバイスとの間の相互対話が単純化され、電子デバイスの動作性を強化してユーザデバイスインタフェースをより効率的にする(例えば、ピン留めされた対話の内容を見るために必要とされる入力の数を低減することによって)。これによって追加的に、ユーザが電子デバイスをより素早くかつ効率的に使用することを可能にすることによって、電子デバイスの電力使用を削減しバッテリ寿命を改善する。
図6Kなどのいくつかの実施形態では、ユーザインタフェースは、第3のメッセージング対話に関連付けられた第3の視覚的表現616cを更に含み、第3の視覚的表現616cは、ユーザインタフェース内の第3の位置に表示される。図6Kなどのいくつかの実施形態では、第1及び第2の位置は、ユーザインタフェースの第1の領域(例えば、ユーザインタフェースのピン留めされた対話領域)内にある。図6Kなどのいくつかの実施形態では、第3の位置は、ユーザインタフェースの第2の領域(例えば、ユーザインタフェースのピン留めされていない対話領域)内にある。いくつかの実施形態では、ユーザインタフェースの第2の領域内で第3のメッセージング対話の第3の視覚的表現616cを表示している間に、電子デバイス500は、1つ以上の入力デバイスを介して、第3の視覚的表現を第2の領域から第1の領域へ移動せよとの要求に対応する入力を(例えば、コンタクト603を用いて)受信する。いくつかの実施形態では、電子デバイスは、第3の視覚的表現の選択及び第2の領域から第1の領域への移動を検出する(例えば、電子デバイスは、第3の表現をユーザが第2の領域から第1の領域に「ドラッグ」することを検出する)。いくつかの実施形態では、第3の視覚的表現616cを第2の領域から第1の領域へ移動せよとの要求に対応する入力を受信したことに応答して、図6Kのように、第3の表現を第2の領域から第1の領域内の第3の位置に移動させ、第3の位置は、第1の位置及び第2の位置とは異なり、第3の位置は、図6Mなどの電子デバイスにおけるメッセージングアクティビティの検出に応答して変化しない。いくつかの実施形態では、第3の視覚的表現の第1の領域への移動を検出することに応答して、電子デバイスは、ピン留めされた対話のグループの終わりに第3の視覚的表現を表示する。いくつかの実施形態では、第3の視覚的表現の第1の領域への移動を検出することに応答して、電子デバイスは、ユーザによって選択された位置に第3の視覚的表現を表示する(例えば、ユーザが第3の表現をドラッグする位置によって定義される)。第1、第2、及び第3の視覚的表現が第1の領域内に表示されている間、第1、第2、及び第3の視覚的表現の位置は、新しいメッセージングアクティビティの検出された受信に応答して変化しないままである。入力に応答して第3の表現を第1の領域に移動させる上記の方法により、電子デバイスは、ピン留めされた対話領域に対話を追加する効率的な方法を提供することが可能になり、ユーザと電子デバイスとの間の相互作用を簡略化し、電子デバイスの動作性を強化し、ユーザデバイスインタフェースをより効率的にする(例えば、ピン留めされた対話領域に対話を加えるために必要とされる入力の数を低減することによって)。これにより追加的に、ユーザが電子デバイスをより素早くかつ効率的に使用することを可能にすることによって、電子デバイスの電力使用を削減しバッテリ寿命を改善する。
図6Mのようないくつかの実施形態では、第1及び第2の位置は、ユーザインタフェースの第1の領域(例えば、ユーザインタフェースのピン留めされた対話領域)内にある。図6Mなどのいくつかの実施形態では、ユーザインタフェースは、ユーザインタフェースの第2の領域(例えば、ユーザインタフェースのピン留めされていない対話領域)を含む。図6Mなどのいくつかの実施形態では、ユーザインタフェースの第1の領域内に第1の視覚的表現606aを表示している間に、電子デバイス500は、1つ以上の入力デバイスを介して、第1の視覚的表現を第1の領域から第2の領域へ移動せよとの要求に対応する入力を受信する。いくつかの実施形態では、電子デバイスは、第1の視覚的表現の選択及び第1の領域から第2の領域への移動を検出する(例えば、電子デバイスは、第1の領域から第2の領域へ第1の表示をユーザが「ドラッグする」ことを検出する)。いくつかの実施形態では、第1の視覚的表現606aを第1の領域から第2の領域へ移動せよとの要求に対応する入力を受信したことに応答して、図6Mのように、電子デバイス500は、第1の領域から第2の領域内の第3の位置に第1の表現を移動させ、第3の位置は、図6Nなどの、ユーザインタフェースの第2の領域内に表示された視覚的表現を有する他のメッセージング対話に対する、第1のメッセージング対話におけるメッセージングアクティビティの新近性に基づく。いくつかの実施形態では、第1の表現の第2の領域への移動を検出したことに応答して、電子デバイスは、第1の視覚的表現を移動させる入力が終了するユーザインタフェース内の位置(例えば、ユーザが第2の領域内の第1の視覚的表現を「ドロップ」する位置)とは独立したピン留めされていない各対話においてメッセージングアクティビティが受信された順序の逆時系列順に従って、他のピン留めされていない対話の表現内に第1の視覚的表現を表示する。電子デバイスは、非ピン留め対話に関連付けられたメッセージングアクティビティを受信したことに応答して、メッセージング対話の表現が表示される順序を任意選択的に更新する。入力に応答して第3の表現を第2の領域に移動させる上記の方法により、電子デバイスは、ピン留めされた対話領域から対話を除去する効率的な方法を提供することが可能になり、ユーザと電子デバイスとの間の相互作用を簡略化し、電子デバイスの動作性を強化し、ユーザデバイスインタフェースをより効率的にする(例えば、ピン留めされた対話領域から対話を除去するために必要とされる入力の数を低減することによって)。これにより追加的に、ユーザが電子デバイスをより素早くかつ効率的に使用することを可能にすることによって、電子デバイスの電力使用を削減しバッテリ寿命を改善する。
図6Eなどのいくつかの実施形態では、第1のメッセージングアクティビティの視覚的指示は、第1のメッセージング対話に関連付けられた別のデバイスが、1つ以上の文字を第1のメッセージング対話に送信する要求を受信することなく、1つ以上の入力文字を受信する第1のそれぞれの指示626bを含む。例えば、第1のメッセージング対話に含まれる電子デバイスのユーザ以外のそれぞれのユーザは、現在、第1のメッセージング対話に対する入力を提供する。いくつかの実施形態では、第1のそれぞれの指示は、それぞれのユーザによって第1のメッセージング対話に提供されている入力のタイプ(例えば、音声入力、タイピングなど)又はメッセージングアクティビティ(例えば、テキストメッセージ対タグ対画像など)を指示しない。電子デバイスは、任意選択的に、ユーザによって提供される入力のタイプ又はメッセージのタイプとは無関係に、同じタイピングインジケータを表示する。例えば、タイピングインジケータは、ユーザがソフトキーボードでテキストを入力しているという指示を検出したことに応答して示される。別の例として、タイピングインジケータは、ユーザがメッセージ内でメッセージング対話に送信するための画像を選択しているという指示を検出することに応答して示される。いくつかの実施形態では、それぞれのユーザが第1のメッセージング対話への入力の入力を停止したことを検出したことに応答して、電子デバイスは、視覚的指示の表示を停止する。例えば、それぞれのユーザが第1のメッセージング対話に送信されるメッセージをタイプ入力しているという指示を検出したことに応答して、電子デバイスは、視覚的指示を表示する。第1のメッセージング対話への入力を提供するユーザの視覚的指示を表示する上記の方法により、電子デバイスは、メッセージング対話の内容を見るよう要求する入力を受信することなく、ユーザが入力を提供していることを効率的に示すことを可能にし、これによりユーザと電子デバイスとの間の相互作用を簡略化し、電子デバイスの動作性を強化し、ユーザデバイスインタフェースをより効率的にする(例えば、指示を見るために必要とされる入力の数を低減することによって)。これに加えて、ユーザが電子デバイスをより素早くかつ効率的に使用することを可能にすることによって、電子デバイスの電力使用を削減しバッテリ寿命を改善する。
いくつかの実施形態では、図6Fのように、第1のメッセージング対話に関連付けられた他のデバイスが、1つ以上の文字を第1のメッセージング対話に送信する要求を受信した指示への応答として(例えば、メッセージング対話に構成されたメッセージを送信するための入力など、それぞれのユーザによって提供された第1のメッセージング対話への入力の終了)、図6Eのような第1のそれぞれの指示626bを、図6Fのような第2のそれぞれの指示636cで置き換えることにより、それぞれのユーザによって第1のメッセージング対話に提供されたメッセージングアクティビティのタイプ(例えば、任意選択的なコンテンツ)を示す。いくつかの実施形態では、可能な種類のメッセージングアクティビティは、対話にテキストを送信すること、対話に画像を送信すること、対話に音声を送信すること、又はタグ(例えば、いいねタグ、よくないねタグなど)を対話内の既存メッセージに追加することを含む。例えば、メッセージングコンテンツが、対話内の既存メッセージにタグを追加することを含む場合、第2のそれぞれの指示はタグに対応する画像である。別の例として、メッセージングコンテンツがテキストを含むメッセージを含む場合、第2のそれぞれの指示は、そのメッセージのテキストの少なくとも一部分を含む。いくつかの実施形態では、それぞれのユーザがメッセージングアクティビティを送信することなくメッセージング対話への入力の提供を停止する場合、第1のそれぞれの指示は、第2のそれぞれの指示を表示することなく表示されることを中止する。第1のそれぞれの指示を、メッセージングアクティビティの種類を示す第2のそれぞれの指示と置き換える上記の方法により、電子デバイスは、対話に追加されたメッセージングコンテンツの種類を見る効率的な方法を提供することを可能にし、これによりユーザと電子デバイスとの間の相互作用を簡略化し、電子デバイスの動作性を強化し、ユーザデバイスインタフェースをより効率的にする(例えば、対話に追加されたメッセージングアクティビティの種類を見るために必要とされる入力の数を低減することによって)。加えて、ユーザが電子デバイスをより素早くかつ効率的に使用することを可能にすることによって、電子デバイスの電力使用を削減しバッテリ寿命を改善する。
いくつかの実施形態では、第1のメッセージングアクティビティの視覚的指示626cは、図6Fなどの第1のメッセージング対話における直近の未読メッセージの少なくとも一部分を含む。いくつかの実施形態では、メッセージング対話における直近の未読メッセージが閾値未満の長さを有する場合、メッセージのコンテンツ全体が表示される。いくつかの実施形態では、メッセージング対話における直近の未読メッセージが閾値を超える長さを有する場合、メッセージの一部分が表示される。電子デバイスは、任意選択的に、第1のメッセージング対話において読み取られたメッセージングアクティビティの視覚的指示を表示しない。直近の未読メッセージの少なくとも一部分を含む上記の方法により、電子デバイスは、メッセージング対話の内容を見るための入力を受信することなく、メッセージングアクティビティの内容を効率的に提供することを可能にし、これによりユーザと電子デバイスとの間の相互作用を簡略化し、電子デバイスの動作性を強化し、ユーザデバイスインタフェースをより効率的にする(例えば、メッセージングアクティビティの一部を見るために必要とされる入力の数を低減することによって)。これに加えて、ユーザが電子デバイスをより素早くかつ効率的に使用することを可能にすることによって、電子デバイスの電力使用を削減しバッテリ寿命を改善する。
図6Uなどのいくつかの実施形態では、第1のメッセージングアクティビティの視覚的指示626eを含む第1の視覚的表現606eを表示している間に(例えば、第1のメッセージングアクティビティを含む第1のメッセージング対話の内容を表示する前に)、電子デバイス500は、第1のメッセージング対話に関連付けられた第3のメッセージングアクティビティの表示624uを受信する。図6Uなどのいくつかの実施形態では、第1のメッセージング対話に関連付けられた第3のメッセージングアクティビティの表示624uを受信したことに応答して、電子デバイスは、第1のメッセージングアクティビティの視覚的指示626e及び第3のメッセージングアクティビティの視覚的指示626fを同時に含むように、第1の視覚的表現626eを更新する。いくつかの実施形態では、電子デバイスは、ピン留めされた対話において受信された、2つ以上の未読メッセージングアクティビティの視覚的指示を表示する。いくつかの実施形態では、電子デバイスが表示する単一の対話内の、未読のメッセージングアクティビティの指示数に制限がある。ユーザが第1のメッセージング対話の内容を見たことを検出したことに応答して、電子デバイスは、第1のメッセージング対話の視覚的表現の一部として、第1及び第3のメッセージングアクティビティの指示を表示することを任意選択的に中止する。第1及び第3のメッセージングアクティビティの視覚的指示を同時に表示する上記の方法によって、電子デバイスは、第1のメッセージング対話の内容を提示する入力を受信せずに、第1のメッセージング対話に追加された複数のメッセージングアクティビティの指示を表示することができ、これによりユーザと電子デバイスとの間の相互作用を簡略化し、電子デバイスの動作性を強化し、ユーザデバイスインタフェースをより効率的にする(例えば、対話に複数の未読メッセージがあることを判定するのに必要な入力の数を低減することによって)。これに加えて、ユーザが電子デバイスをより素早くかつ効率的に使用することを可能にすることによって、電子デバイスの電力使用を削減しバッテリ寿命を改善する。
いくつかの実施形態では、図6Uのように、第1のメッセージングアクティビティの視覚的指示のサイズは、第1のメッセージングアクティビティの新近性に基づくものであり、第3のメッセージングアクティビティの視覚的指示のサイズは、第3のメッセージングアクティビティの新近性に基づく。いくつかの実施形態では、メッセージングアクティビティがより直近であるほど、メッセージングアクティビティの指示がより大きくなる。第1のメッセージングアクティビティの視覚的指示を表示している間に、第3のメッセージングアクティビティの指示を受信したことに応答して、電子デバイスは、第3のメッセージングアクティビティの指示よりも小さいサイズで、第1のメッセージングアクティビティの指示を任意選択的に表示する。いくつかの実施形態では、第2の対話に関連付けられた第4のメッセージングアクティビティの指示を受信したことに応答して、電子デバイスは、任意選択的に、第1及び第3のメッセージングアクティビティの視覚的指示のサイズを低減する。いくつかの実施形態では、第2の対話に関連付けられた第4のメッセージングアクティビティの指示を受信したことに応答して、電子デバイスは、任意選択的に、第1及び第3のメッセージングアクティビティの視覚的指示のサイズを更新しない。メッセージングアクティビティの新近性に基づいたサイズで視覚的指示を表示する上記の方法によって、電子デバイスは、メッセージングアクティビティが受信された順序を効率的に通信することを可能にする。これによりユーザと電子デバイスとの間の相互作用を簡略化し、電子デバイスの動作性を強化し、ユーザデバイスインタフェースをより効率的にする(例えば、メッセージングアクティビティが受信された順序を見るために必要とされる入力の数を低減することによって)。これに加えて、ユーザが電子デバイスをより素早くかつ効率的に使用することを可能にすることによって、電子デバイスの電力使用を削減しバッテリ寿命を改善する。
図6Tなどのいくつかの実施形態では、第3のメッセージングアクティビティの指示を受信する前に、第1のメッセージングアクティビティの視覚的指示626eは、第1のサイズを有する。図6Uなどのいくつかの実施形態では、第3のメッセージングアクティビティの指示624uを受信した後、第1のメッセージングアクティビティの視覚的指示626eは、第1のサイズよりも小さい第2のサイズを有する(例えば、第3のメッセージングアクティビティの視覚的指示は、第2のサイズよりも大きい第3のサイズを有する)。いくつかの実施形態では、新しいメッセージングアクティビティの受信を検出することに応答して、電子デバイスは、同じ(又は異なる)対話に関連付けられた他のメッセージングアクティビティの指示のサイズを低減し、他のメッセージングアクティビティの表現のサイズよりも大きいサイズで、新しいメッセージングアクティビティの指示を表示する。いくつかの実施形態では、第1のメッセージングアクティビティの視覚的指示のサイズを低減するのではなく、電子デバイスは、第3のメッセージングアクティビティの指示を受信したことに応答して、第1のメッセージングアクティビティの視覚的指示の表示を停止する。第3のメッセージングアクティビティの指示を受信したことに応答して、第1のメッセージングアクティビティの視覚的指示のサイズを低減する上記の方法によって、電子デバイスは、メッセージングアクティビティが受信された順序を効率的に示すことを可能にする。これによりユーザと電子デバイスとの間の相互作用を簡略化し、電子デバイスの動作性を強化し、ユーザデバイスインタフェースをより効率的にする(例えば、メッセージングアクティビティが受信された順序を見るために必要とされる入力の数を低減することによって)。これに加えて、ユーザが電子デバイスをより素早くかつ効率的に使用することを可能にすることによって、電子デバイスの電力使用を削減しバッテリ寿命を改善する。
いくつかの実施形態では、第3のメッセージングアクティビティの指示を受信する前に、第1のメッセージングアクティビティの視覚的指示は、第1の視覚的表現内の第1のそれぞれの位置にある。いくつかの実施形態では、第3のメッセージングアクティビティの指示を受信した後、第1のメッセージングアクティビティの視覚的指示は、第1のそれぞれの位置とは異なる、第1の視覚的表現内の第2のそれぞれの位置を有し、第3のメッセージングアクティビティの視覚的指示は、第2のそれぞれの位置とは異なる、第1の視覚的表現内の第3のそれぞれの位置を有する。いくつかの実施形態では、ピン留めされた対話におけるメッセージングアクティビティの視覚的表現の位置は、ピン留めされた対話における追加のメッセージングアクティビティが受信されるにつれて変化する。いくつかの実施形態では、位置は、1つの視覚的表現に表示される指示の数、及び指示に対応するメッセージングアクティビティが受信される順序に基づいて既定される。いくつかの実施形態では、位置はランダムである。第3のメッセージングアクティビティの指示を受信したことに応答して、第1のメッセージングアクティビティの視覚的指示の位置を変える上記の方法によって、電子デバイスは、ユーザが容易に見るために重なり合わない位置でのメッセージングアクティビティの指示を表示することを可能にし、これによりユーザと電子デバイスとの間の相互作用を簡略化し、電子デバイスの動作性を強化し、ユーザデバイスインタフェースをより効率的にする(例えば、ユーザが指示を見ることを可能にすることによって、メッセージングアクティビティの指示を見るためにユーザがメッセージング対話のコンテンツを見るための入力を提供する必要性を低減することによって)。これに加えて、ユーザが電子デバイスをより素早くかつ効率的に使用することを可能にすることによって、電子デバイスの電力使用を削減しバッテリ寿命を改善する。
いくつかの実施形態では、メッセージングアクティビティの視覚的指示のサイズは、より下位のサイズ閾値及びより上位のサイズ閾値によって設定される範囲内にある。いくつかの実施形態では、電子デバイスは、ピン留めされた対話におけるテキストメッセージングアクティビティの視覚的指示を表示する際に、最大で2行のテキストを表示する。電子デバイスは、メッセージが最大視覚指示サイズを超過した場合にメッセージが追加のコンテンツを有するという指示を、メッセージの開始時に、メッセージの一部に任意選択的に表示する。
いくつかの実施形態では、それぞれのピン留めされたメッセージング対話のそれぞれの視覚的表現におけるメッセージングアクティビティの複数の視覚的指示を表示している間に、電子デバイスは、ユーザインタフェース内の異なる垂直位置におけるメッセージングアクティビティの視覚的指示を表示する。
図6Dなどのいくつかの実施形態では、第1のメッセージングアクティビティの指示624dを受信したことに応答して、電子デバイス500は、第1のメッセージング対話における見えないメッセージングアクティビティの存在を示す第1の視覚的表現に関連付けられた視覚的指示620aを含むようにユーザインタフェースを更新する。いくつかの実施形態では、メッセージングアクティビティの視覚的指示を表示することに加えて、ピン留めされた対話における新しいメッセージングアクティビティの受信を検出することに応答して、電子デバイスは、ユーザがメッセージング対話の内容を見てから新しいメッセージングアクティビティが対話に追加されたという視覚的指示を表示する。視覚的指示は、ピン留めされた対話に関連付けられた、未読のメッセージングアクティビティのタイプ、コンテンツ、又は数に関係なく、任意選択的に同じである。いくつかの実施形態では、第1の視覚的表現に関連して表示される視覚的指示は、対話の視覚的表現と重なり合わない位置で表示される。いくつかの実施形態では、それぞれのメッセージングアクティビティのそれぞれの視覚的指示は、対話の視覚的表現上に重ね合わされて表示される。表示されていないメッセージングアクティビティの存在を示す視覚的表現を表示する上記の方法によって、電子デバイスは、メッセージング対話が見えないアクティビティを含むことを効率的に示すことを可能にする。このことはユーザと電子デバイスとの間の相互作用を簡略化し、電子デバイスの動作性を強化し、ユーザデバイスインタフェースをより効率的にする(例えば、新しいメッセージングアクティビティが対話に追加されているかどうかを判定するために、ユーザがメッセージング対話の内容を見る必要性を排除することなどによって、見えないメッセージングアクティビティが存在することを判定するために必要な入力の数を低減することによって)。それに加えて、ユーザが電子デバイスをより素早くかつ効率的に使用することを可能にすることによって、電子デバイスの電力使用を削減しバッテリ寿命を改善する。
いくつかの実施形態では、1つ以上の基準が満たされているとの判定(例えば、電子デバイスは、メッセージングアクティビティのピン留めされた対話特徴を設定していないという判定)に従って、電子デバイスは、メッセージングアプリケーションのピン留めされた対話特徴を任意選択的に構成し、これは、1つ以上の基準に基づいて(例えば、対話におけるメッセージングアクティビティの新近性、対話内でメッセージングアクティビティが受信される頻度、どのくらい過去にメッセージング対話が開始されたか、メッセージング対話における1人以上の参加者がお気に入りコンタクトリスト上にあるかどうか)、1つ以上の「ピン留めする」対話を自動的に選択することを含む。
いくつかの実施形態では、ピン留めされた対話設定ユーザインタフェースにおいて、電子デバイスは、選択されたときにピン留めされた対話領域からそれぞれの対話を除去する選択可能なオプションにそれぞれ関連付けられた複数のピン留め対象の対話の表現を表示する。電子デバイスは、選択されると、電子デバイスにそれぞれの対話をピン留めされた対話に追加させる選択可能なオプションでまだピン留めされていない追加のメッセージング対話の表現を表示する。
いくつかの実施形態では、自動的に選択されたピン留め対話の指示を表示している間に、電子デバイスは、対話がピン留めされるべきであることを確認する入力を受信する。入力に応答して、電子デバイスは、任意選択的に、ユーザインタフェースのピン留めされた対話領域内に表示された自動的に選択されたピン留め対話の表現と、ピン留めされていない対話ユーザインタフェース内の他のメッセージング対話の表現とで、メッセージングユーザインタフェースを表示する。
いくつかの実施形態では、自動的に選択されたピン留め対話の指示を表示している間に、電子デバイスは、対話がピン留めされるべきであることを否定する入力を受信する。入力に応答して、電子デバイスは、任意選択的に、ユーザインタフェースのピン留めされていない対話領域内に表示された自動的に選択されたピン留め対話の表現でメッセージングユーザインタフェースを表示する。
いくつかの実施形態では、メッセージユーザインタフェースを表示している間に、電子デバイスは、どの対話がピン留め対話であるかの選択を編集する要求に対応する入力を検出する。入力に応答して、電子デバイスは、選択されると、ピン留めされた対話領域からそれぞれの対話を除去し、ピン留めされていない対話領域内にそれらを配置する選択可能なオプションにそれぞれ関連付けられた第1の領域内のピン留めされた対話の表現を表示する。電子デバイスは、選択されると、電子デバイスにそれぞれの対話をピン留めされた対話領域に追加させる選択可能なオプションでピン留めされていない対話領域における追加のメッセージング対話の表現を表示する。
いくつかの実施形態では、例えば、図6Iのように、第1のメッセージング対話はグループメッセージング対話であり(例えば、電子デバイスを含む3つ以上の参加電子デバイスを含む)、第1のメッセージングアクティビティは、第1のメッセージング対話内の第1のそれぞれのコンタクトによって第1のメッセージング対話に提供される。第1のメッセージングアクティビティの指示を受信したことに応答して第1の視覚的表現606cを更新することは、第1のメッセージングアクティビティの視覚的指示622eに関連して表示される第1のそれぞれのコンタクトの視覚的表現を含むように、第1の視覚的表現606cを更新することを含む。いくつかの実施形態では、第1の視覚的表現は、第1のメッセージング対話に参加している複数のコンタクトの表現を含み、第1のメッセージングアクティビティの指示に応答して、第1のそれぞれのコンタクトの表現は、第1のメッセージング対話の第1の表現内の更新された位置に表示される。電子デバイスは、任意選択的に、第1のそれぞれのコンタクトの表現と第1のメッセージング対話の表現の縁部における第1のメッセージの視覚的指示を表示する。いくつかの実施形態では、第1のメッセージング対話の視覚的表現は、メッセージング対話に含まれるコンタクトに関連付けられた画像を含まないメッセージング対話に関連付けられた画像を含む。任意選択的に、第1のメッセージングアクティビティの指示を受信したことに応答して、電子デバイスは、第1のメッセージの視覚的指示に近接して表示された第1のそれぞれのコンタクトに関連付けられた画像を含むように第1の視覚的表現を更新する。第1のメッセージングアクティビティの視覚的指示と関連付けて表示された第1のそれぞれのコンタクトの視覚的表現を含むように第1の視覚的表現を更新する上記の方法によって、電子デバイスは、グループ対話内のどのユーザが第1のメッセージングアクティビティを送信したか通信することを可能にし、これによりユーザと電子デバイスとの間の相互作用を簡略化し、電子デバイスの動作性を強化し、ユーザデバイスインタフェースをより効率的にする(例えば、第1のメッセージングアクティビティを誰が送信したかを判定するために必要とされる入力の数を低減することにより)。加えて、ユーザが電子デバイスをより素早くかつ効率的に使用することを可能にすることによって、電子デバイスの電力使用を削減しバッテリ寿命を改善する。
いくつかの実施形態では、例えば、図6Tのように、第1のメッセージング対話は、グループメッセージング対話である(例えば、電子デバイスを含む3つ以上の参加電子デバイスを含む)。いくつかの実施形態では、例えば、図6Tのように、第1のメッセージングアクティビティは、第1のメッセージング対話における第1のそれぞれのコンタクトによって第1のメッセージング対話に提供される。図6Tなどのいくつかの実施形態では、第1の視覚的表現606eは、電子デバイスにおいて見えないメッセージングアクティビティを有しない第1のメッセージング対話に含まれるそれぞれのコンタクトの1つ以上の表現630e~fを含むように構成された第1の領域を含む。いくつかの実施形態では、電子デバイスにおいて見えないメッセージングアクティビティを有しない第1のメッセージング対話に含まれるそれぞれのコンタクトの1つ以上の表現を表示する代わりに、第1の視覚的表現は、メッセージング対話に含まれる1つ以上のコンタクトに関連付けられた画像とは異なる、グループ対話に関連付けられた画像を含む。それぞれのコンタクトの表現は、任意選択的に、1つ以上のコンタクトのコンタクトカードに関連付けられた画像を含む。いくつかの実施形態では、第1の視覚的表現の第1の領域は、任意選択的に、円などの領域の輪郭の視覚的指示内にある。図6Tなどのいくつかの実施形態では、第1の視覚的表現606eは、第1の領域とは異なる第2の領域を含み、第2の領域は、電子デバイスにおいて見えないメッセージングアクティビティを有する第1のメッセージング対話に含まれるそれぞれのコンタクトの1つ以上の表現630dを含むように構成されている。いくつかの実施形態では、電子デバイスにおいて新しいメッセージングアクティビティを受信したことに応答して、及びユーザがメッセージング対話の内容内のメッセージングアクティビティを見る前に、電子デバイスは、新しいメッセージングアクティビティを送信した1つ以上のコンタクトの視覚的表現を表示する。第2の領域は、任意選択的に、領域の視覚的輪郭(例えば、見えないメッセージングアクティビティを有しない1人以上のユーザの視覚的表現を取り囲む円、又はメッセージング対話に含まれるコンタクトに関連付けられた1つ以上の画像とは異なるメッセージングアクティビティの視覚的指示を取り囲む円)の周辺部にある。図6Tなどのいくつかの実施形態では、第1のメッセージングアクティビティの指示624tを受信することに応答して第1の視覚的表現606eを更新することは、第1の視覚的表現内の第1の領域から第2の領域へ、第1のそれぞれのコンタクトの視覚的表現630dを移動させることを含む。例えば、ユーザがメッセージング対話の内容を見てから第1の対話における新しいメッセージングアクティビティを受信する前に、電子デバイスは、第1のメッセージング対話の表現の一部である円内のメッセージング対話内のコンタクトの複数の表現を表示する。この例では、複数のユーザのうちの第1のユーザから第1のメッセージングアクティビティを受信したことに応答して、電子デバイスは、第1のメッセージング対話の視覚的表現を更新して、第1のユーザの表現を円内から円の外周に移動させる。いくつかの実施形態では、第1のメッセージングアクティビティを送信した第1のコンタクトの表現は、第1のメッセージングアクティビティの視覚的指示に近接して表示される。第1の視覚的表現を更新して、第1の領域から第2の領域へ第1のそれぞれのコンタクトの視覚的表現を移動させる上記の方法により、電子デバイスは、ユーザが第1のメッセージングアクティビティを送信する前にユーザが対話にいたことを効率的に通信し、第1のメッセージングアクティビティが受信された後にどのユーザが第1のメッセージングアクティビティを提供したかを効率的に通信することができる。これにより、ユーザと電子デバイスとの間の相互作用を簡略化し、電子デバイスの動作性を強化し、ユーザデバイスインタフェースをより効率的にする(例えば、対話内のユーザ及び第1のメッセージングアクティビティを送信したユーザを見るために必要とされる入力の数を削減することによって)。加えて、ユーザが電子デバイスをより素早くかつ効率的に使用することを可能にすることによって、電子デバイスの電力使用を削減しバッテリ寿命を改善する。
いくつかの実施形態では、第1のメッセージングアクティビティの視覚的指示626e及び第1のそれぞれのコンタクトの視覚的表現630dを含む第1の視覚的表現606eを表示している間に、図6Tのように、電子デバイス500は、図6Uのように、第1のそれぞれのコンタクトとは異なる第2のそれぞれのコンタクトによって第1のメッセージング対話に提供された第3のメッセージングアクティビティの指示624tを受信する。図6Uなどのいくつかの実施形態では、第3のメッセージングアクティビティを受信したことに応答して、電子デバイスは、第1の視覚的表現内に表示された第1のそれぞれのコンタクトの視覚的表現630dのサイズを縮小することを含む第1の視覚的表現(例えば、いくつかの実施形態では、第1のメッセージングアクティビティの視覚的指示のサイズもまた、第3のメッセージングアクティビティの受信に応答して低減される)。いくつかの実施形態では、第1のメッセージングアクティビティの視覚的指示のサイズ及び第1のそれぞれのコンタクトの視覚的表現を縮小するのではなく、電子デバイスは、第1のメッセージングアクティビティの視覚的指示及び/又は第1のそれぞれのコンタクトの視覚的表現の表示を停止する。いくつかの実施形態では、第1のそれぞれのコンタクトの視覚的表現及び/又は第1のメッセージングアクティビティの視覚的指示のサイズを変更することに加えて、電子デバイスは、第1のメッセージング対話の視覚的表現内の第1のそれぞれのコンタクトの視覚的表現の位置及び/又は第1のメッセージングアクティビティの視覚的指示の位置を更新する。図6Uなどのいくつかの実施形態では、電子デバイス500は、第2のそれぞれのコンタクトの視覚的表現630eを第1の視覚的表現に追加する(例えば、第2のそれぞれのコンタクトの視覚的表現は、第1のそれぞれのコンタクトの視覚的表現よりも大きいサイズで表示される)。いくつかの実施形態では、電子デバイス500は、第2のそれぞれのコンタクトの視覚的表現630eに関連して、第1の視覚的表現内の第3のメッセージングアクティビティの視覚的指示626fを表示する。いくつかの実施形態では、第3のメッセージングアクティビティの視覚的指示は、第2のそれぞれのコンタクトの視覚的表現に物理的に近接して表示される。第3のメッセージングアクティビティの受信に応答して第1のそれぞれのコンタクトの視覚的表現のサイズを縮小し、第2のそれぞれのコンタクトの視覚的表現及び第3のメッセージングアクティビティの視覚的指示を追加することにより、電子デバイスは、以前に受信したメッセージングアクティビティの視覚的表現及び以前に受信したメッセージングアクティビティを送信したユーザを表示し続ける間に、着信メッセージングアクティビティが受信されると着信メッセージングアクティビティの追加の指示を表示するようにスペースを空け、これによりユーザと電子デバイスとの間の相互作用を簡略化し、電子デバイスの動作性を強化し、ユーザデバイスインタフェースをより効率的にする(例えば、受信されたメッセージングアクティビティの指示を見るために必要とされる入力の数を低減することによって)。加えて、ユーザが電子デバイスをより素早くかつ効率的に使用することを可能にすることによって、電子デバイスの電力使用を削減しバッテリ寿命を改善する。
図6Sなどのいくつかの実施形態では、第1のメッセージング対話はグループメッセージング対話であり(例えば、電子デバイスを含む3つ以上の参加電子デバイスを含む)、第1の視覚的表現606eは、第1のメッセージング対話に含まれる複数のそれぞれのコンタクトの複数の表現630d~fを含み、複数のそれぞれのコンタクトの複数の表現630d~fは、第1のメッセージング対話におけるそれぞれのコンタクトのメッセージングアクティビティの新近性に基づいて、異なるサイズで表示される。いくつかの実施形態では、メッセージングアクティビティを第1のメッセージング対話に直近に送信したユーザの表現は、第1のメッセージング対話の表現内で最大サイズで表示され、表現が表示されているユーザの中で最も過去に第1のメッセージング対話にメッセージングアクティビティを送信したユーザは、第1のメッセージング対話の表現内で最小サイズで表示される。いくつかの実施形態では、電子デバイスは、対話内の直近にアクティブなユーザの最大数である、第1のメッセージング対話に含まれるコンタクトの表現の最大所定数(例えば、6又は7又は8)を表示する。例えば、メッセージング対話に含まれる電子デバイスのユーザ以外の10人のユーザが存在する場合、メッセージング対話の表現は、メッセージングアクティビティを直近に対話に送信した7人のユーザの指示を含む。この指示は、ユーザがメッセージングアクティビティを対話に送信した新近性に基づいてサイズ決定され、最も直近にメッセージングアクティビティをメッセージング対話に送信したユーザの表現が最も大きく、他のユーザの表現サイズは、メッセージングアクティビティを対話に提供した時期が過去になるに従って小さくなる。いくつかの実施形態では、グループメッセージング対話の第1の視覚的表現は、現在の電子デバイス(例えば、第1の視覚的表現が表示されているデバイス)のユーザの表現を含まない(そのグループメッセージング対話における現在の電子デバイスのメッセージングアクティビティに関わらず)。どのくらい直近にコンタクトが対話にメッセージングアクティビティを提供したかに基づいてサイズ決定された他のコンタクトの表現を表示する上記の方法によって、電子デバイスは、最近メッセージングアクティビティを対話に送信したユーザに基づいて対話を識別することが可能になり、これによってユーザと電子デバイスとの間の相互作用を簡略化し、電子デバイスの動作性を強化し、ユーザデバイスインタフェースをより効率的にする(例えば、ユーザにとって迅速に認識可能な方法で対話の表現を表示することによって、所望のメッセージング対話を見るために必要とされる入力の数を削減することによって)。それに加えて、ユーザが電子デバイスをより素早くかつ効率的に使用することを可能にすることによって、電子デバイスの電力使用を削減しバッテリ寿命を改善する。
図7における動作について説明された特定の順序は単なる例示であり、説明された順序は、動作を実行することができる唯一の順序であることを示すことを意図するものではないことを理解されたい。当業者であれば、本明細書に記載される動作を再順序付けるための様々な方法を認識するであろう。加えて、本明細書に記載される他の方法(例えば、方法900、1100、1300、及び1500)に関して本明細書に記載される他のプロセスの詳細はまた、図7に関して上記した方法700にも、類似の様式で適用可能であることに留意されたい。例えば、方法700を参照して上述したメッセージング対話の表現を提示する方法は、本明細書に記載される他の方法(例えば、方法900、1100、1300、1500)を参照して本明細書に記載される、メンションを作成及び提示する方法、対話における他のメッセージへの返信であるメッセージの指示を提示する方法等の特性のうちの1つ以上を任意選択的に有する。簡潔にするために、それらの詳細はここでは繰り返さない。
上述の情報処理方法での動作は、汎用プロセッサ(例えば、図1A~1B、3、5A~5Hに関連して上述したような)又は特定用途向けチップなどの、情報処理装置内の1つ以上の機能モジュールを稼働することによって任意選択的に実行される。更に、図7を参照して上述した動作は、図1A~1Bに示す構成要素によって任意選択的に実行される。例えば、表示する動作702、並びに受信する動作712及び716は、任意選択的に、イベントソータ170、イベント認識部180、及びイベントハンドラ190により実施される。イベントソータ170のイベントモニタ171は、タッチスクリーン504上のコンタクトを検出し、イベントディスパッチャモジュール174は、イベント情報をアプリケーション136-1に配信する。アプリケーション136-1のそれぞれのイベント認識部180は、イベント情報をそれぞれのイベント定義186と比較し、タッチスクリーン上の第1の位置の第1のコンタクトがユーザインタフェース上のオブジェクトの選択などの、既定のイベント又はサブイベントに対応するかどうかを判定する。対応する既定のイベント又はサブイベントが検出されると、イベント認識部180は、そのイベント又はサブイベントの検出に関連付けられたイベントハンドラ190をアクティブ化する。イベントハンドラ190は、アプリケーション内部状態192を更新するために、データ更新部176又はオブジェクト更新部177を、任意選択的に利用又は呼び出す。いくつかの実施形態では、イベントハンドラ190は、アプリケーションにより表示されるものを更新するために、対応するGUI更新部178にアクセスする。同様に、当業者にとって、他のプロセスが、図1A~1Bに示す構成要素に基づいて、どのように実施され得るかは明らかであろう。
他のメッセージへの返信であるメッセージを指示するユーザインタフェース
ユーザは、電子デバイスを使用してメッセージング対話内にメッセージの表現を表示することを含む、多くの異なる方法で電子デバイスと対話する。以下に説明する実施形態は、電子デバイスが、他のメッセージへの返信であるメッセージの指示を提示する方法を提供する。本明細書に記載されている方法で他のメッセージへの返信であるメッセージの指示を提示することは、同じ返信スレッド中のメッセージを見るためにユーザが必要とする時間及び入力を低減することによって、デバイスとの対話を強化し、したがって、ユーザが動作を実行するために必要とされる時間を低減することにより、デバイスの電力使用量を低減させ、バッテリ駆動装置のバッテリ寿命を延ばす。人々がデバイスを使用することが理解される。人がデバイスを使用するとき、その人は、任意選択的にそのデバイスのユーザと呼ばれる。
図8A~図8AAは、いくつかの実施形態に係る、電子デバイス500が、対話内のそれぞれの他のメッセージへの返信である対話内のメッセージの表現を表示する例示的な方法を示す。これらの図中の実施形態は、図9を参照して説明するプロセスを含め、以下に説明するプロセスを例示するために使用される。図8A~8AAは、電子デバイスが、図9を参照して以下に説明されるプロセスを実行することが可能な方法の様々な実施例を示するが、これらの実施例は限定することを意図するものではなく、電子デバイスは、図9を参照して以下に説明する1つ以上のプロセスを図8A~8AAを参照して明示的に説明しない方法で実行することができることを理解されたい。
図8Aは、電子デバイス500のユーザと、アリス及びボブと名付けられた2つのコンタクトとの間のメッセージング対話802を含む例示的なユーザインタフェースを示す。いくつかの実施形態では、電子デバイス500は、図6A~7を参照して上述したメッセージング対話の表現のうちの1つなどの、対話の表現の選択を検出することに応答してメッセージング対話802を表示する。メッセージング対話802は、任意選択的に、対話内の任意の特定のメッセージへの返信ではない電子デバイスのユーザからのメッセージの表現804aと、対話内の任意の特定のメッセージへの返信ではない別のユーザからのメッセージの表現808aと、表現808aに関連付けられたメッセージへの返信である電子デバイス500のユーザからのメッセージの表現806aと、対話内の特定のメッセージへの返信ではない電子デバイス500のユーザ以外のユーザからの別のメッセージの表現808bとを含む。表現808aは、任意選択的に、(例えば、電子デバイス500のユーザから)1つのメッセージが表現808aに対応するメッセージに返信して受信されたことを示す指示814aを伴って表示される。いくつかの実施形態では、電子デバイス500は、返信の表現806aがメッセージの表現808aに近接して(例えば、直後に他の介在メッセージなしで)表示されるため、指示814aを表示しない。表現808a及び表現806aは、表現806aに対応するメッセージが表現808aに対応するメッセージへの返信であることを示す線844aによって任意選択的に接続される。図8Aに示すように、いくつかの実施形態では、線844aは、表現808aに関連して表示されたコンタクトアリスの表現、例えばアバターを表示806aに接続する。ユーザインタフェースは、任意選択的に、メッセージを構成する入力が指示されるテキスト入力フィールド822と、選択されたときに電子デバイス500にドラフトメッセージをメッセージング対話に送信させる選択可能なオプション848と、を更に含む。図8Aに示すように、いくつかの実施形態では、電子デバイス500のユーザによって送信されたメッセージの表現804a及び806aは、電子デバイス500のユーザ以外のユーザから受信したメッセージの表現808a及び808bとは異なる色で表示される。いくつかの実施形態では、表現804a及び806aは、白色又は別の色のテキストを有する緑色、青色、又は他の着色背景で表示され、表現808a及び808bは、黒色のテキストを有する白色、灰色若しくは他の着色背景、又は白色のテキストを有する黒色若しくは他の着色背景上に表示される。更に、いくつかの実施形態では、電子デバイス500のユーザからのメッセージの表現804a及び806aは、ユーザインタフェースの一方の側(例えば、右側)に表示され、他のユーザによって送信されたメッセージの表現808a及び808bは、ユーザインタフェースの他方の側(例えば、左側)に表示される。
図8Bでは、電子デバイス500は、電子デバイス500のユーザ以外の対話のユーザ(例えば、ボブ)からの着信メッセージの指示842bを任意選択的に検出する。指示842bに応答して、電子デバイス500は、メッセージの表現812aを任意選択的に表示する。いくつかの実施形態では、着信メッセージの表現812aは、メッセージを送信したユーザの指示、及びメッセージの返信先であるユーザの指示(例えば、「アリスに返信するボブ」)を含む。表現812aに対応するメッセージは対話内の別のメッセージへの返信であるため、電子デバイス500は、直近のメッセージの返信先であるメッセージの指示810aを任意選択的に表示する。表現810a及び表現808aは、同じメッセージに対応してもよい。表現810a及び表現808aは、視覚特性の1つ以上の違いを有することができる。例えば、表現810aのサイズは、表現808a.のサイズよりも小さくてもよい。別の例として、表現810aの色及び/又は不透明度は、表現808aの色及び/又は不透明度と異なり得る。表現808aに対応するメッセージへの返信ではない可能性がある表現808bに対応するメッセージは、表現812aに対応するメッセージを受信する前に任意選択的に受信されたため、電子デバイス500は、任意選択的に、直近のメッセージが、表現808aに関連付けられたメッセージの内容及び表現812aに対応するメッセージの内容を見るために必要とされる入力の数を低減するための返信である、メッセージの第2の表現810aを表示する。いくつかの実施形態では、表現808bに対応するメッセージが表現808aに対応するメッセージと表現812aに対応するメッセージとの間に受信されなかった場合でも、電子デバイス500は依然として、表現808aに対応するメッセージの第2の表現810aを表示する。
直近のメッセージが返信であるメッセージの表現810aは、表現808aに対応するメッセージと表現812aに対応するメッセージとの間に受信された返信メッセージの数の指示816aを任意選択的に含む。例えば、表現806aに対応するメッセージはまた、表現808aに対応するメッセージへの返信である。表現810aに対応するメッセージへの返信である表現812aに対応するメッセージ以外の1つの他の返信(例えば、表現806aに対応するメッセージ)が存在するため、表示816aは、1つの追加の返信を示す。いくつかの実施形態では、表現810aに対応するメッセージと表現812aに対応するメッセージとの間に受信された返信の数を表示する代わりに、電子デバイス500は、表現810aの後に受信されたメッセージの数の指示を表示する。例えば、表現812aに対応するメッセージを受信した後に別のメッセージが受信され、新しいメッセージが表現810aに対応するメッセージへの返信である場合、表現は、表現810aを表示してから受信された2つの返信を示すように更新される。しかしながら、いくつかの実施形態では、指示816aは、表現808a及び810aに対応するメッセージへの返信の総数を反映する(例えば、この例では2つの返信)。
図8Bでは、電子デバイス500は、指示842bに応答して、表現808aに対応するメッセージへの返信の数の指示814bを任意選択的に更新する。いくつかの実施形態では、電子デバイス500は指示814bを表示しない。いくつかの実施形態では、電子デバイス500は、表現806aに対応するメッセージ(例えば、この例では1つのメッセージ)以外の表現808aに対応するメッセージへの返信の数の指示を表示する。いくつかの実施形態では、表現806aに対応するメッセージ以外の表現808aに対応するメッセージへの返信の数の指示は、指示814bの位置又は他の位置(例えば、表現806aの下)に表示される。
図8Bに示すように、いくつかの実施形態では、ユーザは、指示808aに対応するメッセージへの返信の数の指示814bを(例えば、コンタクト803を用いて)選択する。図8Bのユーザの選択に応答して、電子デバイス500は、表現808aに対応するメッセージへの返信ではない対話内の他のメッセージの表現を表示することなく、表現808aに対応するメッセージの表現と、そのメッセージへの返信であるメッセージの表現とを含むユーザインタフェースを任意選択的に表示する。図8Cは、図8Bの表現808a及び810aによって表されるメッセージの表現838aと、表現838aに対応するメッセージへの返信である対話内の後続メッセージの表現840a及び838bとを含む例示的なユーザインタフェースを示す。図8Cに示されるユーザインタフェースは、任意選択的に、表現808bなどの同じ返信スレッド内にないメッセージの表現を含まない。
いくつかの実施形態では、表現838a、838b及び840aは、図8Bに示されるメッセージングユーザインタフェース上に重ねられて表示される。しかしながら、いくつかの実施形態では、表現838a、838b及び840aは、メッセージングユーザインタフェース上に重ねられず、代わりに、何らかの他のバックグラウンド(例えば、プレーン背景又は画像など)上に表示される。表現838a、840a及び838bは、図8Bに示される表現808a、806a及び812aと同じ色スキームを有するものとして示されているが、いくつかの実施形態では、表現838a、840a及び838bは、表現808a、806a及び812aとは異なる色で表示される。いくつかの実施形態では、表現808a、806a及び812aと表現838a、840a及び838bとの間で異なる視覚的特性(例えば、サイズ、フォント、輪郭色、半透明性など)が変更される。ユーザインタフェースは、テキスト入力フィールド824へ入力されたメッセージングコンテンツが、表現838aに対応するメッセージへの返信でもあるメッセージを作成することを示すように更新されたテキスト入力フィールド824を更に含む。いくつかの実施形態では、テキスト入力フィールド824は更新されない(例えば、「返信」の代わりにテキスト「メッセージ」を含む)。
図8Cに示すように、いくつかの実施形態では、返信ユーザインタフェースが同じスレッドに返信するメッセージのみを含むため、返信ユーザインタフェースは、返信スレッド内のメッセージの表現838a、840a及び838bを接続する線を含まない。したがって、表現840a及び838bに対応するメッセージは、表現を接続する線を含むことなく、表現838aに対応するメッセージへの返信であることは明らかである。いくつかの実施形態では、図8Cに示されるように、表現838aに関連付けられたメッセージへの返信ではない対話内の介在メッセージは、返信ユーザインタフェース内には示されないため、表現838aに対応するメッセージの1つの表現838aのみが存在する。したがって、いくつかの実施形態では、ユーザが対話内のメッセージの内容を容易に見るために、表現838aに対応するメッセージの追加の表現は必要とされない。図8Cに示すように、電子デバイス500のユーザ以外のユーザからのメッセージの表現838a及び838bは、ユーザインタフェースの一方の側(例えば、左側)に表示され、電子デバイス500のユーザからのメッセージの表現840aは、ユーザインタフェースの他方の側(例えば、右側)に表示される。
図8Cに示すように、いくつかの実施形態では、ユーザはテキスト入力フィールド803を選択する(例えば、コンタクト803を用いて)。図8Cのユーザの選択に応答して、電子デバイス500は、図8Dに示すように、図8Cの返信ユーザインタフェース内に残っている間に、ソフトキーボード846を任意選択的に表示する。
図8Dは、更新されたユーザインタフェースを示し、このユーザインタフェースは、入力が、表現838aに対応するメッセージへの返信であるメッセージを構成するように指示されるソフトキーボード846を含んでもよい。図8Dに示すように、いくつかの実施形態では、ユーザは、メッセージ入力を開始する文字に対応するソフトキーボード846の領域を選択する(例えば、コンタクト803を用いて)。
図8Eにおいて、いくつかの実施形態では、ユーザはテキスト入力フィールド826内にテキストを入力し終え、これが表現838aに対応するメッセージへの返信となる。ユーザは、任意選択的に、オプション848を(例えば、コンタクト803を用いて)選択して、返信メッセージをメッセージング対話に送信する。
いくつかの実施形態では、図8Eのユーザの選択に応答して、電子デバイス500は、図8Fに示すように、メッセージを送信し、ユーザインタフェースを更新する。
図8Fに示すように、いくつかの実施形態では、電子デバイス500は、ユーザインタフェース内のユーザによって送信されたメッセージの表現840bを、表現838aに対応するメッセージへの返信であるメッセージの表現840a及び838bと共に表示する。例えば、表現840bは、電子デバイス500のユーザによって送信された別のメッセージの表現840aとユーザインタフェースの同じ側に表示される。電子デバイス500は、任意選択的に、ユーザインタフェースの背景内のメッセージングユーザインタフェースを更新して、曲線を有する表現838aに対応するメッセージの表現に接続された表現840bに対応するユーザのメッセージの別の表現を含む。表現838aに対応するメッセージへの返信ではないメッセージは、表現838bに対応するメッセージ及び表現840bに対応するメッセージの受信の間に受信されているため、表現838aに対応するメッセージの追加表現を表示することができる。表現838aに対応するメッセージの表現と表現840bに対応するメッセージの表現とを接続する曲線は、図12A~13を参照して以下により詳細に記載されるように、任意選択的に表示される。
図8Gに示すように、いくつかの実施形態では、電子デバイス500は、デバイス500が返信ユーザインタフェースを表示している間に、対話内の別のユーザから受信したメッセージの指示842gを検出する。メッセージは、任意選択的に、表現838aに対応するメッセージへの返信である。したがって、電子デバイス500のユーザ以外のユーザによってメッセージが送信されたため、電子デバイス500は、ユーザインタフェースの左側の返信ユーザインタフェース内のメッセージの表現838cを任意選択的に表示する。いくつかの実施形態では、電子デバイス500はまた、受信されたメッセージの追加の表現を含むように、バックグラウンド内のユーザインタフェースを更新する。
図8Gに示すように、ユーザは、返信ユーザインタフェースの背景を(例えば、コンタクト803を用いて)選択する。図8Gのユーザの選択に応答して、電子デバイス500は、図8Hに示すユーザインタフェースを任意選択的に表示する。いくつかの実施形態では、電子デバイス500はまた、ユーザインタフェース内のメッセージの表現838a~c又は840a~bの選択を検出したことに応答して、図8Gに示されるユーザインタフェースから離れる方向にナビゲートする。いくつかの実施形態では、電子デバイス500はまた、メッセージングアプリケーションユーザインタフェースの表示を停止するための入力を検出したことに応答して、図8Gに示されるユーザインタフェースから離れる方向にナビゲートする。いくつかの実施形態では、電子デバイス500はまた、メッセージングアプリケーションを閉じるための入力を検出したことに応答して、図8Gに示すユーザインタフェースから離れる方向にナビゲートする。
図8Hは、図8Gにおける表現838aに対応するメッセージへの返信ではないメッセージ(例えば、図8Bの表現808aに対応するメッセージ)を含む、対話内の全てのメッセージの表現を有する、例示的なメッセージユーザインタフェースを示す。表現は、図8Eにおけるユーザによって送信されたメッセージの表現806bと、図8Gで受信したメッセージの表現812bとを含んでもよい。いくつかの実施形態では、表示806bは、メッセージが電子デバイスのユーザによって送信されたため、右側に表示される。いくつかの実施形態では、電子デバイス500のユーザ以外のユーザによってメッセージが送信されたため、表現812bはユーザインタフェースの左側に表示される。図8Hに示すように、いくつかの実施形態では、表現806b及び812bは、表現806b及び812bに対応するメッセージが返信となるメッセージの第2の表現810bと関連付けて表示されてもよい。ループ線844cは、表現810b及び812bを任意選択的に接続する。ループ線844cのループは、表現806bと一致してもよく、したがって、表現806bに対応するメッセージも表現810bに対応するメッセージへの返信であることを示す。ループ線844cの表示に関する更なる詳細は、図12A~13を参照して以下に記載される。
いくつかの実施形態では、電子デバイス500が表現810bの選択を検出すると、電子デバイス500は、表現810bに対応するメッセージへの返信であるメッセージを構成する入力を受信するようにテキストボックス822を構成する。図8Hに示されるように、表現812bは、ユーザがメッセージを表現810bに対応するメッセージへの返信として送信するという指示を含む。いくつかの実施形態では、表現812bは、ユーザが、電子デバイス500のユーザによって送信されたメッセージ(例えば、「アリスに返信するアリス。」)への返信としてメッセージを送信したという指示を含む。例えば、表現812bに対応するメッセージは、電子デバイス500のユーザによって送信されたメッセージに返信して送信されたメッセージ(例えば、「あなたに返信するアリス」)に返信して送信されてもよい。
図8Hに示すように、いくつかの実施形態では、ユーザは、表現810aに関連付けられたメッセージ(例えば、図8Bの表現808aに関連付けられたメッセージ)への返信であるメッセージの表現812aを(例えば、コンタクト803を用いて)選択する。図8Hのユーザの選択に応答して、電子デバイス500は、図8Iに示すユーザインタフェースを任意選択的に表示する。図8Iに示すユーザインタフェースは、図8Gに示すユーザインタフェースと同じであってもよい。したがって、図8I及び8Gに示されるユーザインタフェースは、図8Hに示されるようなメッセージの表現812aを選択することに応答して、又は図8Bに示すように指示814bを選択することに応答してアクセスすることができる。図8Iに示すように、いくつかの実施形態では、ユーザは、返信ユーザインタフェースの背景を(例えば、コンタクト803を用いて)選択する。図8Iのユーザの選択に応答して、電子デバイス500は、図8Jに示すユーザインタフェースを任意選択的に表示する。図8Jに示すユーザインタフェースは、図8Hに示すユーザインタフェースと同じであってもよい。
図8Kにおいて、いくつかの実施形態では、電子デバイス500は、対話内の着信メッセージの指示842kを(例えば、アリスから)受信する。いくつかの実施形態では、指示842kに応答して、電子デバイス500は、表現808cに対応するメッセージへの返信であるメッセージの表現812cを表示する。表現806b及び812bに対応するメッセージは、表現808cに対応するメッセージと表現812cに対応するメッセージとの間に受信されたため、電子デバイス500は任意選択的に、表現808cに対応するメッセージの追加表現810cを表示する。ユーザ表現、例えば、表現809h及び809iは、表現812cによって表されるメッセージが表現810cによって表されるメッセージへの返信であることを示す線844dによって接続されてもよい。表現808cは、任意選択的に、表現808cに対応するメッセージへの返信が受信された(例えば、誰からの応答が受信された)という指示814cを含むように更新される。
図8Kに示すように、いくつかの実施形態では、ユーザは、返信メッセージの表現812bを(例えば、コンタクト803を用いて)選択する。いくつかの実施形態では、コンタクト803は、所定の閾値(例えば、0.25、0.5又は1秒)を超える時間量で検出される。コンタクト803が所定の閾値を超える時間量で検出される、図8Kのユーザの選択に応答して、電子デバイス500は、任意選択的に、図8Lに示すユーザインタフェースを表示する。いくつかの実施形態では、コンタクト803は、互いの(例えば、「ダブルタップ」)第2の閾値時間(例えば、0.1、0.25、0.5又は1秒)内で検出される所定の閾値未満で検出された2つのコンタクトのうちの1つである。2つのコンタクト803が互いの第2の閾値時間内で検出される、図8Kのユーザの選択に応答して、電子デバイス500は、任意選択的に、図8Mに示すユーザインタフェースを表示する。
図8Lにおいて、いくつかの実施形態では、電子デバイス500は、メッセージング対話のぼかしバージョンに重なった図8Kのユーザによって(例えば、コンタクト803を用いて)選択された表現812bを表示する。いくつかの実施形態では、表現812bは、メッセージング対話のぼかしバージョン以外のブランク背景又は別の背景上に表示される。表現812bは、任意選択的に、表現812bに対応するメッセージにタグを追加するための複数のオプション850、メッセージをコピーするオプション852a、メッセージに返信するオプション852b、及びメッセージに関連付けられた追加オプションを見るオプション852cと共に表示される。図8Lでは、ユーザは(例えば、コンタクト803を用いて)オプション852bを選択して、表現812bに対応するメッセージに返信する。
図8Mにおいて、いくつかの実施形態では、オプション812bに対応するメッセージに返信するオプション852bは、メッセージをコピーするオプション852a又はメッセージに関連付けられた追加オプションを見るオプション852cなしで表示される。電子デバイス500は、任意選択的に、複数のオプション850を表示して、表現812bに対応するメッセージにタグを追加する。いくつかの実施形態では、図8Mにおいて、ユーザは(例えば、コンタクト803を用いて)オプション852bを選択して、表現812bに対応するメッセージに返信する。
いくつかの実施形態では、図8L又は8Mのいずれかのユーザの選択に応答して、電子デバイス500は、図8Nに示すように(例えば、図8Iの返信ユーザインタフェースに遷移することなく)、メッセージングユーザインタフェース内にソフトキーボード846を表示する。いくつかの実施形態では、図8Nに示すユーザインタフェース内にソフトキーボード846を表示する代わりに、図8L又は8Mのいずれかのユーザの選択に応答して、電子デバイス500は、図8C~8G又は8Iに示されるユーザインタフェースに同様の返信ユーザインタフェース内にソフトキーボード846を表示する。
図8Nに示すように、メッセージングユーザインタフェースは、任意選択的に、ソフトキーボード846の真上にあるユーザインタフェースの底部に、直近に受信されたメッセージの表現を表示する。いくつかの実施形態では、ユーザが返信するメッセージとして表現812bを選択し、表現812bに対応するメッセージが表現810bに対応するメッセージへの返信であるため、電子デバイス500は、表現812b及び/又は表現810b(図8Kを参照)をソフトキーボード846の真上に表示するようにユーザインタフェースをスクロールする。
図8Nにおいて、いくつかの実施形態では、ユーザは、表現810bに対応するメッセージへの返信である、表現812bに対応するメッセージへの返信であるメッセージを構成する文字に対応するソフトキーボード846の領域のうちの1つを(例えば、コンタクト803を用いて)選択する。
図8Oにおいて、いくつかの実施形態では、テキストをソフトキーボード846を介してテキスト入力フィールド826に提供した後、ユーザは、メッセージをメッセージング対話に送信するオプション848を(例えば、コンタクト803を用いて)選択する。
図8Oのユーザの選択に応答して、いくつかの実施形態では、電子デバイス500は、図8Pに示すユーザインタフェースを表示する。
図8Pにおいて、いくつかの実施形態では、電子デバイス500のユーザからのメッセージがユーザインタフェースの右側に表示されるため、電子デバイス500は、任意選択的に、ユーザインタフェースの右側に図8Oでユーザによって送信されたメッセージの表現806cを表示する。表現806cは、線844eによって表現810dに接続されて表示されてもよい。表現806cに対応するメッセージの直前に受信されたメッセージは、表現810dに関連付けられたメッセージへの返信ではないので、表現810dは任意選択的に表示される。いくつかの実施形態では、表現812bに対応するメッセージが表現810dに対応するメッセージへの返信であるため、電子デバイス500は、表現812bに対応するメッセージの表現の代わりに表現810dを表示する。したがって、いくつかの実施形態では、ユーザが、対話内の第2のメッセージへの返信である、第1のメッセージへの返信である新しいメッセージを送信する場合、新しいメッセージは、第2のメッセージへの返信として処理される。いくつかの実施形態では、ユーザが、対話内の第2のメッセージへの返信である、第1のメッセージへの返信である新しいメッセージを送信する場合、新しいメッセージは、第1のメッセージへの返信として処理される。したがって、いくつかの実施形態では、電子デバイス500は、表現810dの代わりに又はそれに加えて、表現812bに対応するメッセージの新しい表現を表示する(例えば、「イェイ!待ちきれない!」)。図8Pに示すように、表現810dは、表現806cに対応するメッセージの前に受信した表現810dに対応するメッセージへの返信の数の指示816dを含む。
図8Qにおいて、いくつかの実施形態では、電子デバイス500は、メッセージング対話への着信メッセージの指示842qを検出する。指示842qに応答して、電子デバイス500は、メッセージが電子デバイスのユーザ以外のユーザによって送信されたため、ユーザインタフェースの左側にメッセージの表現812dを表示する。表現812dに対応するメッセージは、表現810dに対応するメッセージへの返信であってもよく、そのため、表現812dは、ループ線844fによって表現810dに接続されて表示されてもよい。ループ線844fのループは、表現806cと整列されてもよく、このことは、表現806cに対応するメッセージもまた、表現810dに対応するメッセージへの返信であることを示す。いくつかの実施形態では、図8Qに示されるように、ループ線844fは、メッセージの内容の容器と位置合わせされるのではなく、表現810d及び812dによって表されるメッセージを送信した人の表現809j及び809kと整列される。いくつかの実施形態では、ループ線844fを表示する代わりに、電子デバイス500は、表現810d及び表現806cを接続する曲線を(例えば、表現810d及び806cに対応するメッセージを送信したユーザの関連付けられた表現809j及び809kを接続することによって)表示し、表現806c及び812dを接続する別の曲線を表示する。いくつかの実施形態では、これらの曲線はまた、メッセージの内容を収容する容器と位置合わせされる代わりに、表現810d及び812dのアバターと整列される。表現810dは、表現806cに対応するメッセージの前に受信した返信メッセージの数の指示816eを含むことができる。
図8Rにおいて、いくつかの実施形態では、電子デバイス500は、電子デバイス500のユーザと1人の他のユーザとの間のメッセージング対話を(例えば、3人以上の総ユーザとのグループ対話とは対照的に)表示する。メッセージング対話は、任意選択的に、ユーザインタフェースの左側の他のユーザからのメッセージの表現808dと、ユーザインタフェースの右側のデバイス500のユーザからのメッセージの表現804b及び804cとを含む。
いくつかの実施形態では、図8Sに示すように、電子デバイス500は、他のユーザからのメッセージの指示842sを検出する。指示842sに応答して、上述のように、他のユーザからのメッセージの表現がユーザインタフェースの左側に表示されるため、電子デバイス500は、任意選択的に、ユーザインタフェースの左側にメッセージの表現812eを表示する。表現812eに対応するメッセージは、表現804bに対応するメッセージへの返信であり得、表現804cに対応するメッセージは、表現804b及び表現812eに対応するメッセージの間に受信されたため、電子デバイス500は、表現818(表現804bに対応するメッセージの第2の表現)に接続された表現812eを線844gによって表示する。表現818は、電子デバイス500のユーザによって送信されたメッセージの表現であり、上述のように、電子デバイス500のユーザによって送信されたメッセージがユーザインタフェースの右側に表示されるため、表現818は、ユーザインタフェースの右側に表示することができる。図8Sに示すように、表現818は、メッセージへの返信の受信に応答して表示される同じメッセージの第2の表現であるため、表現818は、表現804bと比較して反対の色で表示される。
図8Tに示すように、いくつかの実施形態では、電子デバイス500は、アニメーションコンテンツ(例えば、アニメーションされた絵文字)を含むメッセージの指示842tを受信する。指示842tに応答して、電子デバイス500は、図8Tに示すように、メッセージユーザインタフェース内のアニメーションコンテンツを含むメッセージの指示表現812fを任意選択的に表示する。一例として、図8Uは、ある程度の時間の経過後のアニメーションの別のフレームを示す。いくつかの実施形態では、図8T~8Uに示されるアニメーションを表示している間に、電子デバイス500は、表現812fに含まれるアニメーションに関連付けられたオーディオコンテンツを再生する。
いくつかの実施形態では、図8Vに示すように、電子デバイス500は、表現812fに対応するアニメーションコンテンツの後にユーザによってメッセージング対話に追加されたメッセージの表現804dを表示する。いくつかの実施形態では、表現804dに関連付けられたメッセージは、表現812fに関連付けられたメッセージへの返信ではないため、電子デバイス500は、表現804dに関連付けられたメッセージが、表現812fに関連付けられたメッセージ(例えば、表現812f及び804dを接続する曲線)への返信であるという指示を表示しない。いくつかの実施形態では、表現812fに含まれるアニメーションは、ループ上で再生され続ける。いくつかの実施形態では、表現812fの選択が検出されるまで、表現812fに含まれるアニメーションが一時停止される。
図8Wに示すように、いくつかの実施形態では、電子デバイス500は、表示された表現804dを有した後に、表現812fに関連付けられたメッセージへの返信であるメッセージを受信する。いくつかの実施形態では、電子デバイス500は、表現812fに関連付けられたメッセージの第2の表現である表現810eに、線844gによって接続されたメッセージの表現812gを表示する。図8Wに示すように、いくつかの実施形態では、表現810eは、表現812fよりも小さいサイズで表示される。いくつかの実施形態では、表現810e及び812fは、同じサイズで表示される。表現812fは、上述のように、電子デバイス500のユーザ以外のユーザからのメッセージの表現であるため、表現812fは、電子デバイス500のユーザ以外のユーザからのメッセージの他の表現としてユーザインタフェースの同じ側に表示することができる。上述のように、いくつかの実施形態では、表現812f及び表現812gに対応するメッセージの間に表現804dに対応するメッセージが受信されたため、表現812fに対応するメッセージの追加表現810eが表示される。
図8Xに示すように、いくつかの実施形態では、表現810eは、表現812fに含まれるアニメーションと同じアニメーションを含む。いくつかの実施形態では、表現812fに関連して再生される音声は、表現810eに関連して再生されない。図8Xに示すように、ユーザは、表現810eを(例えば、コンタクト803を用いて)選択することができる。
図8Yに示すように、いくつかの実施形態では、図8Xにおけるユーザの選択に応答して、電子デバイス500は、表現812f全体が表示されることを可能にする位置にメッセージング対話をスクロールする。いくつかの実施形態では、図8Yに示すユーザインタフェースを表示している間に、電子デバイス500は、表現812fに含まれるアニメーションに関連付けられた音声を再生する。いくつかの実施形態では、図8Xにおけるユーザの選択に応答して、電子デバイス500は、図8Cに示す返信ユーザインタフェースに類似した返信ユーザインタフェースを表示し、この返信ユーザインタフェースは、表現812f及び812gに対応するメッセージの表現を含み、表現804dに対応するメッセージの表現を含まない。いくつかの実施形態では、返信ユーザインタフェースを表示している間に、電子デバイス500は、表現812fに対応するメッセージのアニメーションに関連付けられた音声を再生し、アニメーションを再生する。
いくつかの実施形態では、上述のように、電子デバイス500は、メッセージの表現と共にそれぞれのメッセージを送信するユーザの表現を表示する。いくつかの実施形態では、上述のように、電子デバイス500は、それぞれのメッセージの受信から、対応メッセージへの返信でない1つ以上の他のメッセージが受信された後に、対応メッセージへの返信であるメッセージが受信されたときに、それぞれのメッセージの追加表現を表示する。いくつかの実施形態では、上述のように、それぞれのメッセージの追加表現は、それぞれのメッセージの受信に応答して最初に表示されたそれぞれのメッセージの表現よりも小さいサイズで表示される。ここで図8Z~8AAを参照して説明すると、いくつかの実施形態では、電子デバイス500はまた、メッセージの元の表現であるメッセージの表現に関連付けられたユーザの表現よりも小さいサイズで、それぞれのメッセージの追加表現に関連付けられたそれぞれのメッセージを送信したユーザの表現も表示する(例えば、メッセージの追加表現とは対照的に)。
図8Zは、メッセージング対話ユーザインタフェースの例を示す。メッセージの表現808a及び808bは、メッセージを送信するユーザの関連付けられた表現809a及び809bと共に表示される。一部の実施形態では、表現809a及び809bは、メッセージの表現808a及び808bが両方ともメッセージの初期表現であるため(例えば、上述のメッセージの追加表現とは対照的に)、同じサイズで表示される。
図8ZZは、表現808aに関連付けられたメッセージへの返信であるメッセージの指示842aaを受信したことに応答して更新されたユーザインタフェースの例を示す。いくつかの実施形態では、指示842aaに応答して、電子デバイス500は、表現808aに関連付けられたメッセージの追加表現810aを表示する。メッセージの追加表現810aは、表現808a及び表現810aに関連付けられたメッセージを送信したユーザの表現809qを含むことができる。いくつかの実施形態では、表現809qは、表現809qが表現809aよりも小さいサイズで表示されることを除いて、表現809aと同じである。更に、いくつかの実施形態では、表現809qは、表現808a及び表現810aに関連付けられたメッセージへの返信であるメッセージの表現812aと関連付けて表示される表現809dよりも小さい。いくつかの実施形態では、表現809qは、表現809a及び表現809dの色、半透明性又は他の視覚効果とは異なる色、半透明性又は他の視覚効果で表示されるなど、ユーザの他の表現809a及び809dからの追加の違いを有する。
図9は、いくつかの実施形態に係る、メッセージング対話におけるメッセージのいずれが他のメッセージへの返信であるかを示す方法900を示すフロー図である。方法900は、任意選択的に、図1A~1B、2~3、4A~4B、及び5A~5Hを参照して上述したようなデバイス100、デバイス300、又はデバイス500などの電子デバイスで実行される。方法900における一部の動作は、任意選択で組み合わされ、及び/又は、一部の動作の順序は、任意選択で変更される。
以下に説明するように、方法900は、電子デバイスが、他のメッセージへの返信であるメッセージの指示を提示する方法を提供する。この方法は、本開示のデバイスのユーザインタフェースと対話するときのユーザの認識的負担を軽減し、それによって、より効率的なヒューマンマシンインタフェースを作り出す。バッテリ動作電子デバイスに関しては、ユーザインタフェースとのユーザの対話の効率を向上させることにより、電力が節約され、バッテリを充電する間隔が増大する。
いくつかの実施形態では、方法900は、ディスプレイ生成構成要素及び1つ以上の入力デバイス(例えば、モバイルデバイス(例えば、タブレット、スマートフォン、メディアプレーヤ)、コンピュータ(例えば、デスクトップコンピュータ、ラップトップコンピュータ)、又はウェアラブルデバイス(例えば、腕時計、ヘッドマウントデバイス)と通信する電子デバイス500で実行される。いくつかの実施形態では、ディスプレイ生成構成要素は、電子デバイス(任意選択的にタッチスクリーンディスプレイ)及び/又はモニタ、プロジェクタ、テレビなどの外部ディスプレイ)と一体化されたディスプレイである。
いくつかの実施形態では、方法900は、ディスプレイ生成構成要素及び1つ以上の入力デバイス(例えば、モバイルデバイス(例えば、タブレット、スマートフォン、メディアプレーヤ)、コンピュータ(例えば、デスクトップコンピュータ、ラップトップコンピュータ)、又はウェアラブルデバイス(例えば、腕時計、ヘッドマウントデバイス)と通信する電子デバイスで実行される。いくつかの実施形態では、ディスプレイ生成構成要素は、電子デバイス(任意選択的にタッチスクリーンディスプレイ)及び/又はモニタ、プロジェクタ、テレビなどの外部ディスプレイ)と一体化されたディスプレイである。図8Aなどのいくつかの実施形態では、電子デバイス500は(902)、ディスプレイ生成構成要素を介して、メッセージング対話内の第1の複数のメッセージの第1の複数の表現804a、808a、806a及び808bを含むメッセージングユーザインタフェースを表示し、第1の複数の表現は、第1のメッセージの第1の表現808aと、第1のメッセージへの返信である1つ以上の第2のメッセージの1つ以上の表現806aの第1のセットと、第1のメッセージへの返信ではない1つ以上の第3のメッセージの1つ以上の表現804a及び808bの第2のセットと、を含み、1つ以上の第3のメッセージは、第1のメッセージと1つ以上の第2のメッセージとの間に時間的に位置する。いくつかの実施形態では、第1のメッセージの第1の表現は、メッセージ及びメッセージのコンテンツ(例えば、テキスト、静止画又はビデオ画像、音声、リンク、リッチリンク)を送信するコンタクトの指示を含む。第1のメッセージは、任意選択的に、電子デバイスのユーザのユーザアカウント又は異なるユーザのユーザアカウント(例えば、電子デバイスのユーザのコンタクト又は別のユーザアカウント)によって送信された。いくつかの実施形態では、1つ以上の第2のメッセージの1つ以上の表現は、1つ以上の第2のメッセージが第1のメッセージへの返信であることを示す。例えば、それぞれの第2のメッセージの表現は、対応する第2のメッセージの内容を第1のメッセージの表現に接続する線を含む。いくつかの実施形態では、1つ以上の第3のメッセージは、第1のメッセージと1つ以上の第2のメッセージとの間に時間的に位置するため、電子デバイスは、第1のメッセージの少なくとも2つの表現を表示する:(1)メッセージング対話において第1のメッセージがいつ受信されたかに基づいて時間的に位置する第1のメッセージの指示、及び(2)1つ以上の第2のメッセージの表現に関連付けられた1つ以上の第3のメッセージの表現の後に表示される第1のメッセージの指示。
図8Bなどのいくつかの実施形態では、メッセージングユーザインタフェースを表示している間に、電子デバイス500は、1つ以上の入力デバイスを介して、第1のメッセージへの返信を見る要求に対応する入力を受信する(904)。いくつかの実施形態では、第1のメッセージの表現は、第1のメッセージへの返信であるメッセージの数の指示を含む。いくつかの実施形態では、第1のメッセージの表現は、選択されると、電子デバイスに、第1のメッセージへの返信ではない対話内にメッセージを表示することを停止させ、第1のメッセージ及び第1のメッセージへの返信であるメッセージを表示させる選択可能なオプションを含む。任意選択的に、第1のメッセージへの返信であるメッセージの数の指示は、選択可能なオプションである。いくつかの実施形態では、第1のメッセージへの返信を見る要求に対応する入力は、選択可能なオプションの選択である。図8Cなどのいくつかの実施形態では、第1のメッセージ(906)への返信を見る要求に対応する入力を受信したことに応答して、電子デバイス500は、ディスプレイ生成構成要素を介して、第2の複数のメッセージの第2の複数の表現838a、840a及び838bを含む返信ユーザインタフェースを表示する(908)。第2の複数のメッセージは、第1の複数のメッセージのサブセットである(例えば、返信ユーザインタフェースは、メッセージング対話におけるメッセージのサブセットの表現を含む。いくつかの実施形態では、返信ユーザインタフェースは、第1のメッセージの表現と、第1のメッセージへの返信であるメッセージの表現とを含み、第1のメッセージへの返信ではない対話内のメッセージの表現を含まない。図8Cなどのいくつかの実施形態では、返信ユーザインタフェースは(910)、第1のメッセージの第2の表現838aと、第1のメッセージへの返信である1つ以上の第2のメッセージのうちの1つ以上の表現840a及び838bの第2のセットとを含み、第1のメッセージへの返信ではない1つ以上の第3のメッセージの表現808bを含まない(912)。いくつかの実施形態では、メッセージング対話は、第4のメッセージと、第4のメッセージへの返信である1つ以上の第5のメッセージとを含む。いくつかの実施形態では、第4のメッセージへの返信を見る要求に対応する入力を検出したことに応答して、電子デバイスは、メッセージング対話内の他のメッセージを含むことなく、第4のメッセージ及び1つ以上の第5のメッセージを含む返信ユーザインタフェースを表示する。第1のメッセージ及び1つ以上の第2のメッセージの表現を含むが、第3のメッセージの表現を含まない返信ユーザインタフェースを表示する上記の方法によって、電子デバイスは、第1のメッセージへの返信であるメッセージのみの表現及び第1のメッセージ自体を効率的に表示することが可能になり、これによってユーザと電子デバイスとの間の相互作用を簡略化し、電子デバイスの動作性を強化し、ユーザデバイスインタフェースをより効率的にする(例えば、第1のメッセージへの返信の全てを見るのに必要な入力の数を削減することによって)。加えて、ユーザが電子デバイスをより素早くかつ効率的に使用することを可能にすることによって、電子デバイスの電力使用を削減しバッテリ寿命を改善する。
いくつかの実施形態では、メッセージの内容の入力に対応する1つ以上の入力を受信する前に、電子デバイスは、メッセージを第1のメッセージへの返信にする要求に対応する入力を検出する。いくつかの実施形態では、1つ以上の入力は、第1のメッセージの閾値時間(例えば、0.5秒、1秒)又は二重選択(例えば、ダブルクリック)を超える時間継続する第1のメッセージの選択を含む。
いくつかの実施形態では、それぞれの第2のメッセージの表現は、それぞれの第2のメッセージが第1のメッセージへの返信であるという指示を含む。それぞれの第2のメッセージが第1のメッセージへの返信であるという指示は、任意選択的に、第2のそれぞれのメッセージの作成者が第1のメッセージの作成者に返信していることを示すテキストである。例えば、アリスのメッセージがボブのメッセージへの返信である場合、アリスのメッセージの表現は、「ボブに返信するアリス」というテキストを含む。
いくつかの実施形態では、それぞれの第3のメッセージは、第1のメッセージの後、及び1つ以上の第2のメッセージのそれぞれの第2のメッセージの前に受信される。それぞれの第2のメッセージの表現は、任意選択的に、第1のメッセージの第2の表現と、第1のメッセージの第2の表現をそれぞれの第2のメッセージの表現に接続する線とを含む。いくつかの実施形態では、第1のメッセージの第2の表現は、第1のメッセージの元の表現よりもより小さいサイズで、より高い半透明性で、及び/又はより明るい色で表示される。
図8Bなどのいくつかの実施形態では、第1のメッセージの第1の表現808aを含むメッセージングユーザインタフェースを表示している間に(メッセージングユーザインタフェースは、メッセージング対話における直近のメッセージである第1のメッセージとは異なる第1のそれぞれのメッセージの第1のそれぞれの表現808bを含む)、電子デバイス500は、第1のメッセージへの返信である第2のそれぞれのメッセージがメッセージング対話に追加されたという指示842bを受信する。いくつかの実施形態では、メッセージング対話における直近のメッセージは第1のメッセージではないが、第1のメッセージへの返信であるメッセージが対話内に受信される。第2のそれぞれのメッセージが対話に追加されたという指示は、任意選択的に、電子デバイスに関連付けられたユーザアカウント以外のユーザアカウントからのメッセージが受信されたことの指示である(例えば、第2のそれぞれのメッセージは別の電子デバイスによって送信される)。いくつかの実施形態では、第2のそれぞれのメッセージが対話に追加されたという指示は、任意選択的に、電子デバイスが、第1のメッセージへの返信であるメッセージの入力に対応する1つ以上の入力を受信したことの指示である(例えば、それぞれの第2のメッセージは、第1の電子デバイスによって送信される)。
図8Bなどのいくつかの実施形態では、第2のそれぞれのメッセージがメッセージング対話に追加されたという指示842bを受信したことに応答して、第1の対応メッセージが第1のメッセージへの返信ではないとの判定に従って、電子デバイス500は、メッセージングユーザインタフェースを更新して、第2のそれぞれのメッセージの表現812aと、第2のそれぞれのメッセージの表現に関連付けられて表示された第1のメッセージの第2の表現816aとを含む。いくつかの実施形態では、第1のメッセージの第2の表現は、第1のメッセージの元の表現よりもより小さいサイズで、より高い半透明性で、及び/又はより明るい色で表示される。電子デバイスは、任意選択的に、第1のメッセージの第2の表現と第1のそれぞれのメッセージの表現との間の間隔よりも小さい、第2のそれぞれのメッセージの表現間の間隔を有する第1のメッセージの第2の表現を表示する。いくつかの実施形態では、電子デバイスは、同じメッセージへの返信であるメッセージの表現(例えば、第1のメッセージへの返信である1つ以上のメッセージの表現)を、同じメッセージへの返信ではないメッセージの表現(例えば、第1のメッセージへの返信であるメッセージ、及び第1のメッセージへの返信ではないメッセージの表現)間の間隔よりも小さい間隔で対話内に表示する。いくつかの実施形態では、電子デバイスは、第1のメッセージの第2の表現を第2のそれぞれのメッセージの表現に接続する線を表示する。図8Qなどのいくつかの実施形態では、第1のそれぞれのメッセージが第1のメッセージへの返信であるとの判定に従って、電子デバイス500は、第1のメッセージの第2の表示を含むことなく、第2のそれぞれのメッセージの表現812dを含むように、メッセージングユーザインタフェースを更新する。いくつかの実施形態では、第1のメッセージ、第1のそれぞれのメッセージ、及び第2のそれぞれのメッセージの表現は、互いに関連付けて表示される(例えば、初めの2つを接続する線、及び次の2つを接続する線で)。したがって、いくつかの実施形態では、直近のメッセージが以前のメッセージへの返信である場合、直近のメッセージの返信先となる以前のメッセージの新しい表現は、ユーザインタフェースに追加されない。いくつかの実施形態では、ユーザインタフェース内の直近のメッセージが以前のメッセージへの返信ではない場合、以前のメッセージへの後続の返信は、電子デバイスに、後続の返信に関連して以前のメッセージの新しい表現を任意選択的に表示させる。第1のそれぞれのメッセージが第1のメッセージへの返信ではないとの判定に従って、第1のメッセージの第2の表現を第2のそれぞれのメッセージに関連付けて表示する上記の方法により、電子デバイスは、第1のメッセージへの返信である第2のそれぞれのメッセージの表現にごく近接して第1のメッセージの表現を表示することが可能になり、これによりユーザと電子デバイスとの間の相互作用を簡略化し、電子デバイスの操作性を強化し、ユーザ-デバイスインタフェースをより効率的にする(例えば、第2のそれぞれのメッセージのコンテンツを見る間に第1のメッセージのコンテンツを見るために必要とされる入力の数を低減することによって)。加えて、ユーザが電子デバイスをより素早くかつ効率的に使用することを可能にすることによって、電子デバイスの電力使用を削減しバッテリ寿命を改善する。
図8Bなどのいくつかの実施形態では、第1のメッセージへの返信を見る要求に対応する入力は、メッセージングユーザインタフェース内の第1のメッセージの第1の表示に関連付けて表示される選択可能なオプション814bの選択を含む。いくつかの実施形態では、第1のメッセージの表現は、第1のメッセージへの返信であるメッセージの数の指示を含む。いくつかの実施形態では、第1のメッセージの表現は、選択されると、電子デバイスに、第1のメッセージへの返信ではない対話内にメッセージを表示することを停止させ、第1のメッセージ及び第1のメッセージへの返信であるメッセージを表示させる選択可能なオプションを含む。任意選択的に、第1のメッセージへの返信であるメッセージの数の指示は、選択可能なオプションである。第1のメッセージの第1の表現に関連して選択可能なオプションを表示する上記の方法により、電子デバイスは、対話内の他のメッセージを見ることなく、第1のメッセージへの返信を見る効率的な方法を提供することを可能にし、これによりユーザと電子デバイスとの間の相互作用を簡略化し、電子デバイスの動作性を強化し、ユーザデバイスインタフェースをより効率的にする(例えば、第1のメッセージへの返信を見るために必要とされる入力の数を低減することによって)。加えて、ユーザが電子デバイスをより素早くかつ効率的に使用することを可能にすることによって、電子デバイスの電力使用を削減しバッテリ寿命を改善する。
図8Bなどのいくつかの実施形態では、選択可能なオプション814bは、メッセージング対話における第1のメッセージへの返信の数の視覚的指示を含む。いくつかの実施形態では、選択可能なオプションは、テキスト「x個の返信を見る」を含み、xは、受信された第1のメッセージへの返信の数である。例えば、1つの返信が第1のメッセージに受信された場合、選択可能なオプションのテキストは「1個の返信を見る」となる。別の例として、4つの返信が第1のメッセージに受信された場合、選択可能なオプションのテキストは「4個の返信を見る」となる。第1のメッセージへの返信を見るための選択可能なオプションにおける第1のメッセージへの返信の数の指示を含む上記の方法により、電子デバイスは、返信を見るための入力を受信する前に第1のメッセージに受信された返信の数を効率的に示すことが可能になり、これによりユーザと電子デバイスとの間の相互作用を簡略化し、電子デバイスの動作性を強化し、ユーザデバイスインタフェースをより効率的にする(例えば、第1のメッセージに受信された返信の数を決定するために必要とされる入力の数を減らすことによって)。加えて、ユーザが電子デバイスをより素早くかつ効率的に使用することを可能にすることによって、電子デバイスの電力使用を削減しバッテリ寿命を改善する。
いくつかの実施形態では、図8Cのように、返信ユーザインタフェースを表示することは、メッセージングユーザインタフェース上に重ねられた返信ユーザインタフェースを表示することを含む(例えば、返信ユーザインタフェースの背景はメッセージングユーザインタフェースである)。いくつかの実施形態では、返信ユーザインタフェースを表示している間に、電子デバイスは、返信ユーザインタフェースが表示されないときに、メッセージングユーザインタフェースの外観と比較して、より低いコントラスト、異なる色、及び/又はより高い半透明性でもってメッセージングユーザインタフェースを表示する。いくつかの実施形態では、例えば図8Bのように、第1のメッセージへの返信を見る要求に対応する入力を受信する前に、メッセージングユーザインタフェースは、第1の値(例えば、第1のコントラスト、第1の色、第1のぼやけ(例えば、ぼやけていない)及び/又は第1の半透明性)を有する視覚的特性で表示される。図8Cなどのいくつかの実施形態では、メッセージングユーザインタフェース上に重ねられた返信ユーザインタフェースを表示している間に、メッセージングユーザインタフェースは、第1の値とは異なる第2の値(例えば、第1のコントラストよりもコントラストが小さく、第1の色とは異なる色、第1のぼやけよりもぼやけ、及び/又は第1の半透明性よりも高い半透明性)を有する視覚的特性で表示される。第2の値を有する視覚的特性を有するメッセージングユーザインタフェース上に重ねられた返信ユーザインタフェースを表示する上記の方法により、電子デバイスは、返信ユーザインタフェースをメッセージングユーザインタフェースと視覚的に関連付けることが可能になり、これによりユーザと電子デバイスとの間の相互作用を簡略化し、電子デバイスの動作性を強化し、ユーザデバイスインタフェースをより効率的にする(例えば、返信ユーザインタフェースとメッセージングユーザインタフェースとの間の関連付けを確認するために必要とされる入力の数を低減することによって)。これに加えて、ユーザが電子デバイスをより素早くかつ効率的に使用することを可能にすることによって、電子デバイスの電力使用を削減しバッテリ寿命を改善する。
図8Aなどのいくつかの実施形態では、メッセージングユーザインタフェースにおいて、1つ以上の表現808a及び806aの第1のセットは、1つ以上の第2のメッセージが第1のメッセージに対する返信であるという1つ以上の視覚的指示844aと関連付けて表示される(例えば、1つ以上の視覚的指示は、それぞれの第2のメッセージの送信者が第1のメッセージの送信者に返信していることを示すテキストを含む)。例えば、ボブがアリスのメッセージへ返信する場合、ボブのメッセージの表現は、テキスト「アリスに返信するボブ」を含む。図8Cなどのいくつかの実施形態では、返信ユーザインタフェースにおいて、1つ以上の表現838a、840a及び838bの第2のセットは、1つ以上の第2のメッセージが第1のメッセージへの返信であるという1つ以上の視覚的指示と関連付けて表示されない。いくつかの実施形態では、第2のメッセージの表現は、第2のメッセージが第1のメッセージへの返信であるという視覚的指示に関連して表示されないが、それは、返信ユーザインタフェースが第1のメッセージ及び第1のメッセージへの返信であるメッセージのみを含むことが明らかだからである。いくつかの実施形態では、返信ユーザインタフェースを表示する際には、1つ以上の第2のメッセージが第1のメッセージへの返信であるという視覚的指示は必要ではない。1つ以上の第2のメッセージが第1のメッセージへの返信であるという視覚的指示を表示しない上記の方法は、電子デバイスが、より多くの第2のメッセージを同時に表示することを可能にし、これによりユーザと電子デバイスとの間の相互作用を簡略化し、電子デバイスの動作性を強化し、ユーザデバイスインタフェースをより効率的にする(例えば、第2のメッセージの全てを見るために必要とされる入力の数を削減することによって)。加えて、ユーザが電子デバイスをより素早くかつ効率的に使用することを可能にすることによって、電子デバイスの電力使用を削減しバッテリ寿命を改善する。
いくつかの実施形態では、図8Gなどのメッセージングユーザインタフェース上に重ねられた返信ユーザインタフェースを表示している間に、電子デバイス500は、第1のそれぞれのメッセージがメッセージング対話に追加されたという指示842gを受信する(例えば、第1のそれぞれのメッセージは別の電子デバイスから受信される)。いくつかの実施形態では、第1のそれぞれのメッセージがメッセージング対話に追加されたという指示842gを受信したことに応答して、電子デバイス500は、メッセージングユーザインタフェース上に重ねられた返信ユーザインタフェースの表示を維持しながら、第1のそれぞれのメッセージの第1のそれぞれの表現838cを含むように、メッセージングユーザインタフェースを更新する。いくつかの実施形態では、第1のそれぞれのメッセージの第1のそれぞれの表現は、第2の値(例えば、返信ユーザインタフェースが表示されていない間のメッセージングユーザインタフェースの外観と比較して増大した半透明性、異なる色、及び/又は減少したコントラスト)を有する視覚的特性を伴って表示される。いくつかの実施形態では、第1のそれぞれのメッセージが第1のメッセージへの返信ではない場合、電子デバイスは、返信ユーザインタフェース内の第1のそれぞれのメッセージの表現を表示しない。いくつかの実施形態では、第1のそれぞれのメッセージが第1のメッセージへの返信である場合、電子デバイスは、返信ユーザインタフェースがメッセージングユーザインタフェース上に重ねられたままである間に、返信ユーザインタフェース内に第1のそれぞれのメッセージの表現を表示する。メッセージングユーザインタフェース上に重ねられた返信ユーザインタフェースの表示を維持しつつ第1のそれぞれのメッセージの第1のそれぞれの表現を含むようにメッセージングユーザインタフェースを更新する上記の方法は、ユーザが返信ユーザインタフェースから離れるようにナビゲートする必要なく、第1のそれぞれのメッセージが受信されたことを、電子デバイスがユーザに指示することを可能にし、これによりユーザと電子デバイスとの間の相互作用を簡略化し、電子デバイスの動作性を強化し、ユーザデバイスインタフェースをより効率的にし、それに加えて、ユーザが電子デバイスをより素早くかつ効率的に使用することを可能にすることによって、電子デバイスの電力使用を削減しバッテリ寿命を改善する。
図8Gなどのいくつかの実施形態では、返信ユーザインタフェースは、メッセージング対話内の第1のメッセージへの返信であるプロセスを開始するために選択可能な選択可能なオプション824を含む。いくつかの実施形態では、選択可能なオプションの選択を検出したことに応答して、電子デバイスは、第1のメッセージへの返信であるメッセージを作成するための1つ以上のオプション(例えば、ソフトキーボード、返信を入力するためのテキスト入力フィールド、対話に返信を追加するための選択可能なアフォーダンス)を表示する。メッセージを作成するための1つ以上のオプションは、任意選択的に、ソフトキーボード及び/又は音声及び/又は画像をメッセージに追加するための1つ以上のオプションを含む。いくつかの実施形態では、電子デバイスが返信ユーザインタフェースを表示せよとの要求を検出した場合に、メッセージを作成するための1つ以上のオプションが表示された場合、電子デバイスは、第1のメッセージに返信するプロセスを開始するために選択可能なオプションの選択を検出することなく、返信ユーザインタフェースを表示している間に、メッセージを作成するための1つ以上のオプションを表示し続ける。選択可能なオプションを表示して返信ユーザインタフェース内の第1のメッセージに返信する上記の方法により、電子デバイスは、返信ユーザインタフェースから離れてナビゲートすることなく、第1のメッセージに返信する効率的な方法を提供することができ、これによりユーザと電子デバイスとの間の相互作用を簡略化し、電子デバイスの動作性を強化し、ユーザデバイスインタフェースをより効率的にする(例えば、第1のメッセージへの返信であるメッセージを作成するために必要とされる入力の数を低減することによって)。加えて、ユーザが電子デバイスをより素早くかつ効率的に使用することを可能にすることによって、電子デバイスの電力使用を削減しバッテリ寿命を改善する。
図8Gのようないくつかの実施形態では、返信ユーザインタフェースを表示している間に、電子デバイス500は、第1のメッセージへの返信として第1のそれぞれのメッセージがメッセージング対話に追加されたという指示842gを受信する(例えば、電子デバイスは、別の電子デバイスによって送信されたメッセージの指示を受信するか、又は電子デバイスは、第1のメッセージへの返信であるメッセージの入力を検出する)。図8Gのようないくつかの実施形態では、第1のメッセージへの返信として第1のそれぞれのメッセージがメッセージング対話に追加されたという指示842gを受信したことに応答して、電子デバイス500は、第1のそれぞれのメッセージの第1のそれぞれの表現838cを含むように、返信ユーザインタフェースを更新する。いくつかの実施形態では、第1のそれぞれのメッセージの第1のそれぞれの表現は、返信ユーザインタフェースが表示されている間に、返信ユーザインタフェースに追加される。返信ユーザインタフェースは、メッセージングユーザインタフェース上に重ねられて任意選択的に表示され、電子デバイスは、任意選択的に、返信ユーザインタフェース内の第1のそれぞれのメッセージの第1のそれぞれの表現を表示している間に、メッセージングユーザインタフェース内の第1のそれぞれのメッセージの第2のそれぞれの表現を表示する。第1のそれぞれのメッセージの第1のそれぞれの表現を含むように返信ユーザインタフェースを更新する上記の方法により、電子デバイスは、ユーザが返信ユーザインタフェースをリフレッシュする入力を入力することを必要とせずに又はメッセージングユーザインタフェースにナビゲートする必要なく、第1のそれぞれのメッセージのコンテンツを効率的に表示することができ、これによりユーザと電子デバイスとの間の相互作用を簡略化し、電子デバイスの動作性を強化し、ユーザデバイスインタフェースをより効率的にする(例えば、第1のそれぞれのメッセージを見るために必要とされる入力の数を削減することによって)。それに加えて、ユーザが電子デバイスをより素早くかつ効率的に使用することを可能にすることによって、電子デバイスの電力使用を削減しバッテリ寿命を改善する。
いくつかの実施形態では、メッセージングユーザインタフェースは、メッセージを構成する1つ以上の入力(例えば、ソフトキーボード上のキーの選択)を検出したことに応答して、ドラフトメッセージが表示されるテキストボックスを含む。メッセージを構成する1つ以上の入力を受信する前に、電子デバイスは、送信されるメッセージのタイプを示すテキストをテキストボックスに任意選択的に表示する。例えば、メッセージがテキストメッセージとして送信される場合、テキストボックスは「テキストメッセージ」と表示され、メッセージが拡張されたデータベースのメッセージとして送信される場合、テキストは、拡張されたデータベースのメッセージングサービスの名前を示す。第1のメッセージへ返信するよう要求する入力を検出したことに応答して、電子デバイスは、テキストボックスが「返信する」と表示されるように任意選択的に更新する。
図8Bなどのいくつかの実施形態では、返信ユーザインタフェースは、1つ以上の第1の基準又は1つ以上の第2の基準を満たす第1のメッセージへの返信を見る要求に対応する入力に応答して表示される(例えば、返信ユーザインタフェースは、第1のメッセージの表現に関連付けて表示された選択可能オプションの選択を検出したことに応答して、又は、それぞれの第2のメッセージの1つ以上の表現の第1のセットのうちの1つの選択を検出することに応答して表示される)。図8Bなどのいくつかの実施形態では、1つ以上の第1の基準は、入力が、メッセージングユーザインタフェース内の第1のメッセージの第1の表示に関連付けて表示される選択可能オプション814bの選択を含むときに満たされる。図8Hなどのいくつかの実施形態では、1つ以上の第2の基準は、入力が、1つ以上の表現の第1のセットのそれぞれの表現812aの選択を含むときに満たされる。いくつかの実施形態では、電子デバイスは、メッセージングユーザインタフェース内のメッセージへの返信ではないメッセージングユーザインタフェース内のメッセージの表現の選択を検出したことに応答して、返信ユーザインタフェースを表示しない。第1のメッセージの表現に関連付けられて表示された選択可能オプションの選択を検出したことに応答して、又は第2のメッセージの1つ以上の表現の第1のセットのそれぞれの表現の選択を検出すること応答して、返信ユーザインタフェースを表示する上記の方法により、電子デバイスは、返信ユーザインタフェースにアクセスする効率的な方法を提供することが可能になり、これによりユーザと電子デバイスとの間の相互作用を簡略化し、電子デバイスの動作性を強化し、ユーザデバイスインタフェースをより効率的にする(例えば、返信ユーザインタフェースにアクセスするために必要とされる入力の数を削減することによって)。加えて、ユーザが電子デバイスをより素早くかつ効率的に使用することを可能にすることによって、電子デバイスの電力使用を削減しバッテリ寿命を改善する。
いくつかの実施形態では、メッセージングユーザインタフェース上に重ねられた返信ユーザインタフェースを表示している間に、電子デバイスは、メッセージングユーザインタフェースに再びナビゲートする要求に対応する入力を検出する。入力は、任意選択的に、第1のメッセージのそれぞれの第2の表現、第2のメッセージのうちの1つ、又はメッセージングユーザインタフェースの選択(例えば、返信ユーザインタフェースの背景上のタップ)である。いくつかの実施形態では、入力を検出したことに応答して、電子デバイスは、返信ユーザインタフェースを表示することなくメッセージングユーザインタフェースを表示する。
図8Kなどのいくつかの実施形態では、1つ以上の表現の第1のセットは、第1のそれぞれのメッセージのそれぞれの表現812bを含む。図8Bのようないくつかの実施形態では、第1のそれぞれのメッセージが第1のメッセージへの直接返信であるとの判定に従って(例えば、第1のそれぞれのメッセージのライターは、第1のメッセージを第1のそれぞれのメッセージが返信であるメッセージとして選択する入力を提供する)。それぞれの表現806aは、第1のそれぞれのメッセージが第1のメッセージへの返信であることを示す視覚的指示に関連付けて表示される(例えば、それぞれの表現は、第1のメッセージのそれぞれの表現と関連付けて表示され、及び/又は第1のそれぞれのメッセージが第1のメッセージへの返信であることを示すテキストと関連付けられて表示される)。図8Bなどのいくつかの実施形態では、第1のそれぞれのメッセージが、第1のメッセージへの返信である第2のそれぞれのメッセージへの返信であり(例えば、第1のそれぞれのメッセージのライターは、第1のそれぞれのメッセージが返信であるメッセージとして第2のそれぞれのメッセージを選択する入力を提供し)、第1のメッセージへの直接返信ではないとの判定に従って、それぞれの表現812aは、第1のそれぞれのメッセージが第1のメッセージへの返信であることを示す視覚的指示と関連付けて表示される(例えば、それぞれの表現は、第1のメッセージのそれぞれの表現と関連付けて表示され、及び/又は第1のそれぞれのメッセージが第1のメッセージへの返信であることを示すテキストと関連付けられて表示される)。第1のそれぞれのメッセージが第1のメッセージへの返信であるという指示を用いて第2のそれぞれのメッセージへの返信である第1のそれぞれのメッセージのそれぞれの表現を表示する上記の方法は、電子デバイスが、メッセージング対話における返信スレッドの数を低減することを可能にし、これによりユーザと電子デバイスとの間の相互作用を簡略化し、電子デバイスの動作性を強化し、ユーザデバイスインタフェースをより効率的にする(例えば、ユーザが、第1のそれぞれのメッセージが返信される第1のメッセージへの返信のスレッド中のどのメッセージが応答であるかに関わらず、時系列順で返信を見ることを可能にすることによって)。加えて、ユーザが電子デバイスをより素早くかつ効率的に使用することを可能にすることによって、電子デバイスの電力使用を削減しバッテリ寿命を改善する。
いくつかの実施形態では、メッセージングユーザインタフェースは、ユーザインタフェースの右側の電子デバイスに関連付けられたユーザアカウントによって生成されたメッセージの表現と、ユーザインタフェースの左側の他のユーザアカウントによって生成されたメッセージの表現と、を含む。いくつかの実施形態では、どのユーザアカウントが第1のメッセージを生成したかに関わらず、第2のそれぞれのメッセージが第1のメッセージへの返信であるという指示を伴い表示されたそれぞれの第2のメッセージの表現が、どのユーザアカウントが第2のそれぞれのメッセージを生成したかに従って、ユーザインタフェースの側に表示される。例えば、電子デバイスのユーザが第1のメッセージを生成し、異なるユーザが第1のメッセージへの返信であるそれぞれの第2のメッセージを生成する場合、第1のメッセージが電子デバイスに関連付けられたユーザアカウントによって生成され、逆もまた同様であっても、それぞれの第2のメッセージの表現及び第1のメッセージの第2の表現は、メッセージングユーザインタフェースの左側に完全に表示される。
いくつかの実施形態では、対話内のそれぞれのメッセージにタグ(例えば、「いいね」、「よくないね」等)を追加せよとの要求に対応する入力に応答して、電子デバイスは、それぞれ対応するタグに関連付けられた複数の選択可能オプションと、それぞれのメッセージへの返信であるメッセージを作成する選択可能なオプションとを表示する。
いくつかの実施形態では、それぞれの第2のメッセージの表現は、第1のメッセージの元の表現と比較して、より小さいサイズ、異なる色、及び/又はより高い半透明性で表示される第1のメッセージの第2の表現のような第1のメッセージの指示と共に表示される。いくつかの実施形態では、それぞれの第2のメッセージの表現は、それぞれの第2のメッセージの作成者が第1のメッセージの作成者に返信していることを示すテキストを含む。例えば、ボブのメッセージへのアリスの返信の表現は、テキスト「ボブに返信するアリス」を含む。
図9における動作について説明された特定の順序は単なる例示であり、説明された順序は、動作を実行することができる唯一の順序であることを示すことを意図するものではないことを理解されたい。当業者であれば、本明細書に記載される動作を再順序付けるための様々な方法を認識するであろう。加えて、本明細書に記載される他の方法(例えば、方法700、1100、1300、及び1500)に関して本明細書に記載される他のプロセスの詳細はまた、図9に関して上記した方法900にも、類似の様式で適用可能であることに留意されたい。例えば、方法900を参照して上述された、どのメッセージが他のメッセージへの返信であるかの指示を提示する方法は、本明細書に記載される他の方法(例えば、方法700、1100、1300及び1500)を参照して本明細書に記載されるメッセージング対話の表現を提示する方法、メンションを作成し提示する方法、他のメッセージへの返信であるメッセージの指示を提示する方法等の特性のうちの1つ以上を任意選択的に有する。簡潔にするために、それらの詳細はここでは繰り返さない。
上述の情報処理方法での動作は、汎用プロセッサ(例えば、図1A~1B、3、5A~5Hに関連して上述したような)又は特定用途向けチップなどの、情報処理装置内の1つ以上の機能モジュールを稼働することによって任意選択的に実行される。更に、図9を参照して上述した動作は、図1A~1Bに示す構成要素によって任意選択的に実行される。例えば、表示する動作902及び908、並びに受信する動作904は、任意選択的に、イベントソータ170、イベント認識部180、及びイベントハンドラ190により実施される。イベントソータ170のイベントモニタ171は、タッチスクリーン504上のコンタクトを検出し、イベントディスパッチャモジュール174は、イベント情報をアプリケーション136-1に配信する。アプリケーション136-1のそれぞれのイベント認識部180は、イベント情報をそれぞれのイベント定義186と比較し、タッチスクリーン上の第1の位置の第1のコンタクトがユーザインタフェース上のオブジェクトの選択などの、既定のイベント又はサブイベントに対応するかどうかを判定する。対応する既定のイベント又はサブイベントが検出されると、イベント認識部180は、そのイベント又はサブイベントの検出に関連付けられたイベントハンドラ190をアクティブ化する。イベントハンドラ190は、アプリケーション内部状態192を更新するために、データ更新部176又はオブジェクト更新部177を、任意選択的に利用又は呼び出す。いくつかの実施形態では、イベントハンドラ190は、アプリケーションにより表示されるものを更新するために、対応するGUI更新部178にアクセスする。同様に、当業者にとって、他のプロセスが、図1A~1Bに示す構成要素に基づいて、どのように実施され得るかは明らかであろう。
メンションを作成及び提示するためのユーザインタフェース
ユーザは、電子デバイスを使用してメッセージを送受信することを含む、多くの異なる方法で電子デバイスと対話する。以下に説明する実施形態は、電子デバイスが、メッセージング対話(例えば、「メンション」)内のコンタクトにリンク(例えば、リッチリンク)を作成及び提示する方法を提供する。本明細書に記載されている方法でメンションを提示及び作成することは、メンションを作成するためにユーザが必要とする時間及び入力を低減することによって、デバイスとの対話を強化し、したがって、ユーザが動作を実行するために必要とされる時間を低減することにより、デバイスの電力使用量を低減させ、バッテリ駆動装置のバッテリ寿命を延ばす。人々がデバイスを使用することが理解される。人がデバイスを使用するとき、その人は、任意選択的にそのデバイスのユーザと呼ばれる。
図10A~10TTTは、いくつかの実施形態に係る、電子デバイス500が、メッセージング対話内のユーザアカウントに関連付けられたリンク(例えば、リッチリンク)の指示を表示する例示的な方法を示す。図10A~10TTTにおける実施形態は、図11A~11Bを参照して説明するプロセスを含め、以下に説明するプロセスを例示するために使用される。図10A~10TTTは、電子デバイスが、図11A~11Bを参照して以下に説明されるプロセスを実行することが可能な方法の様々な実施例を示するが、これらの実施例は限定することを意図するものではなく、電子デバイスは、図11A~11Bを参照して以下に説明する1つ以上のプロセスを図10A~10TTTを参照して明示的に説明しない方法で実行することができることを理解されたい。
いくつかの実施形態では、電子デバイス500は、ユーザアカウント(例えば、ユーザアカウントに指示された「メンション」)に関連付けられたリンク(例えば、リッチリンク)を、発信メッセージに追加し、電子デバイス500のユーザ及びメッセージング対話における他のユーザのメンションの指示を提示することができる。いくつかの実施形態では、電子デバイス500が、メンションを含む1つ以上の他の電子デバイスにメッセージを送信するとき、電子デバイス500は、言及されているユーザに関連付けられた少なくとも1つの通信識別子(例えば、電話番号、電子メールアドレス、ユーザ名、又は一意の識別子)を用いてメンションを符号化する。いくつかの実施形態では、通信識別子は、メンションとして表示されるテキストで符号化される。例えば、メッセージデータは、メンションとして提示されるテキストの周りに1つ以上の区切り(例えば、{}、[]など)と、テキストがメンションとして提示されることを示すメンション属性と、メンション属性の値としてのコンタクトに関連付けられた通信識別子とを含む。具体的には、一例では、「Emily」が言及されている「Hi Emily,I miss you!」のメッセージについて、電子デバイス500は、「Hi{}Emily{「mention」=「emily@email.com」;},I miss you!{}.」のような属性文字列を作成する。
属性文字列が送信されると、テキストがメンションとして提示されるべきであることを示す属性が識別され、属性の値が符号化され、メッセージ辞書に配置される。いくつかの実施態様では、通信識別子は、メンション属性の値と見なすことができる。上記の例では、「Emily」が言及されている「Hi Emily,I miss you!」のメッセージについて、メンション属性「メンション」は、属性の値として関連付けられた通信識別子「emily@email.com」を有する。
いくつかの実施態様では、メッセージ辞書は、<key,value>対のメンション及び通信識別子を範囲で記憶する。通信識別子は、メッセージ内にメンションが表示されるべき範囲と共に、メンションキーの下でメッセージ辞書内に配置される。メッセージ例を再度参照すると、「Emily」がメンションである「Hi Emily,I miss you!」のメッセージについて、「Emily」のメンションは、メッセージの第3の位置において開始し、5の長さを有して、名前「Emily」の全ての文字を包含する。したがって、メンションの範囲は{3、5}である。メンションのための符号化された文字列は、メンションの「m」のキー並びに範囲及び通信識別子の「{3,5}|emily@email.com」の値で記憶されてもよい。この例では、範囲は、{開始、長さ}として符号化され、パイプ文字「|」によって通信識別子から分離されるが、当業者であれば、識別子から範囲を分離するために他の文字を使用することが知られている。
いくつかの実施態様では、メッセージは複数のメンションを含んでもよい。例えば、「Emily」及び「Kaden」の両方が言及されている「Hey Emily & Kaden,time for dinner!」というメッセージが送信されてもよい。電子デバイス500は、次に、「Hey{}Emily{「mention」=「emily@email.com」;}&{}Kaden{「mention」=「kaden@email.com」;},time for dinner!{}.」のような属性付き文字列を作成することができる。この実施例では、2つのメンション属性があり、そのうち1つは「Emily」と関連付けられ、もう1つは「Kaden」と関連付けられている。メッセージ辞書に記憶されている符号化された文字列に関して、メンション属性は、(1)メンションとすべきメッセージの範囲(例えば、サブ文字列の開始及び長さ)、及び(2)メンションに関連付けられた通信識別子(例えば、ハンドル)を使用して作成されてもよい。各メンション属性は、「範囲|通信識別子」の形式であってもよい。複数のメンションに関して、メンション属性は、セミコロンによって接合されてもよい。「Emily」及び「Kaden」の両方がメンションである「Hey Emily & Kaden,time for dinner!」の例示的メッセージを使用して、メンション属性は「Emily」及び「Kaden」の両方が言及され、言及属性は、「{4,5}|emily@email.com;{12,5}|kaden@email.com.」として示されてもよい。いくつかの実施形態では、電子デバイス500が、メンションを含むメッセージを受信すると、電子デバイスは、通信識別子を電子デバイス500上に記憶された情報(例えば、電子デバイス500に記憶されたアドレス帳内のコンタクトのコンタクトカード内)に適合させることによって、メンションをデコードする。通信識別子が連絡先情報と一致するとの判定に従って、電子デバイス500は、メンションを連絡先情報と関連付ける。いくつかの実施形態では、メンションを含むメッセージを受信したことに応答して、電子デバイス500は、以下により詳細に記載されるように、メンションであることを示すためにスタイルと共に表示されるそれぞれのテキストを識別する。電子デバイス500は、メンションとして表示されるテキストと、言及されるコンタクトの通信識別子との関連付けを記憶することができる。いくつかの実施形態では、電子デバイス500が、メンションに関連付けられるべきコンタクトを決定し、そのメンションをスタイリングと共に表示してメンションであることを示すと、電子デバイス500は、言及されたコンタクトに固有の、メンションとのユーザ対話を可能にする。例えば、メンションとコンタクトとの間の関連付けが記憶されると、メンションの選択を検出することに応答して、電子デバイス500は、それぞれのコンタクトのコンタクトカードを提示する。別の例として、メンションに関連付けられた通信識別子に基づいて、電子デバイスは、メンションとして表示されるテキスト(例えば、名前)に基づいたマッチングではなく、ユーザの通信識別子に基づいて言及されたユーザとメンションとして表示されたテキストとを関連付けることによって、電子デバイスのユーザが言及されているかどうか、又は電子デバイスのユーザと同じ名前を有する別のユーザが言及されているかどうかを判定することができる。
図10A~10TTTを参照してより詳細に説明するが、いくつかの実施形態では、電子デバイス500は、入力されたテキストをコンタクトのコンタクトカードに含まれるコンタクトの名前(例えば、名、姓、ニックネーム)と一致させることによって、テキストをコンタクトと関連付けてメンションを作成する。いくつかの実施形態では、それぞれのコンタクトは、2つの異なる電子デバイスのコンタクトカード内に、異なる名前に関連付けて記憶され得る。例えば、バーナデットの友人は、バーナデットの連絡先情報(例えば、電話番号、電子メールアドレスなど)を、名前「バーナデット」(例えば、コンタクトカードは、名前「バーナデット」を含む)と関連付けて記憶する一方で、バーナデットの息子は、バーナデットの連絡先情報(例えば、電話番号、電子メールアドレス)を名前「母」(例えば、コンタクトカードは名前「母」を含む)に関連付けて記憶してもよい。この例では、バーナデットの友人及びバーナデットの息子は、異なる名前(例えば、「バーナデット」又は「母」)を含むコンタクトカード内に同じ電子メールアドレス及び/又は電話番号を保存することができる。いくつかの実施形態では、メンションに関連付けられるコンタクトは、通信識別子(例えば、電話番号、電子メールアドレス、他のユーザ名)をそれぞれのコンタクトの通信識別子に一致させることによって識別される。通信識別子を使用してコンタクトを識別することによって、電子デバイス500は、それぞれのコンタクトのメンションとして提示されたテキストが電子デバイス上に記憶されたコンタクトの名前と一致しない場合であっても、メンションとコンタクトとを適切に関連付けることができる。
いくつかの実施形態では、電子デバイス500が、テキストがメンションとして提示されるべきかどうかを判定している間に、電子デバイス500は、入力されたテキスト及びコンタクトのコンタクトカードに含まれる名前が異なる名前形式を有する場合であっても、コンタクトの名前に入力されたテキストを一致させることができる。例えば、いくつかの言語(例えば、ロシア語)では、名前は、コンテキストに基づいて選択された複数の変形に関連付けられる。別の例として、電子デバイス500は、名前の1つの変型が1つ以上の強調文字を含み、他の変形が強調文字を含まない名前の変形を一致させることができる(例えば、「Chloe」と「Chloe」とを一致)。別の例として、いくつかの実施形態では、電子デバイス500は、第1のアルファベットシステムを使用する名前の音標綴りと第2のアルファベットシステムを使用する名前の綴りとを一致させることができる。いくつかの実施形態では、同じ名前の異なる変形である名前を一致させるこの方法は、辞書、関数、及び/又はアプリケーションプログラミングインタフェース(API)によって容易になる。
図10Aなどのいくつかの実施形態では、電子デバイス500は、電子デバイス500のユーザのメンションを含む着信メッセージの指示1006aを受信する。指示1006aに応答して、電子デバイス500は、メッセージのテキスト、又はメッセージのテキストの少なくとも一部分を含むメッセージの指示1002a(例えば、通知)を任意選択的に提示する。いくつかの実施形態では、指示1002aは、メッセージングアプリケーションのユーザインタフェース以外のユーザインタフェース内に表示される(例えば、デバイス500がホームスクリーンユーザインタフェースを表示している間に表示される)。いくつかの実施形態では、指示1002aに含まれるメッセージのテキスト又はメッセージのテキストの一部分は、指示1002a内に表示されたメッセージのテキストの残りの部分とは異なる視覚的特性で表示される、電子デバイスのユーザのメンション1004を含む。図10Aに示されるように、いくつかの実施形態では、メンション1004は太字型及び下線付きタイプで表示されるが、いくつかの実施形態では、メンション1004は、メッセージのテキストの残りの色とは異なる色で表示される。メッセージのテキストの残りの部分からメンション1004を区別する他の方法が可能である。指示1002aは、いくつかの実施形態では、ユーザが対話において言及されたことを示すテキスト(例えば、「you were mentioned」)を更に含むことができる。
図10Aに示すように、いくつかの実施形態では、ユーザはメッセージの指示1002aを(例えば、コンタクト1003を用いて)選択する。図10Aのユーザの選択に応答して、電子デバイス500は、任意選択的に、メッセージングユーザインタフェース(例えば、図6A~9を参照して上述したユーザインタフェースを含むメッセージングアプリケーション)内にメッセージの表現1008aを表示する。いくつかの実施形態では、図10Bに示すメッセージング対話における他のメッセージは存在しないが、対話内の以前のメッセージもまた、図10Aに示すメッセージの指示1002aの選択に応答してユーザインタフェース内に表示される。
図10Bに示すように、いくつかの実施形態では、メッセージの指示1008aは、電子デバイスのユーザのメンション1004を含むメッセージのテキストを含む。メッセージングユーザインタフェースは、任意選択的に、返信メッセージを構成する入力が指示されるテキスト入力フィールド1014と、ユーザが返信メッセージのテキストを提供することができるソフトキーボード1012と、選択されたときに電子デバイス500にメッセージを対話内の他のユーザに送信させるオプション1016とを更に含む。図10Bに示すように、テキスト入力フィールド1014は、例えば、ソフトキーボード1012又は別の入力機構を任意選択的に使用してユーザによって提供されたテキストを含む。テキストは任意選択的に、対話内の他のユーザの名前に対応するテキストの部分1018aを任意選択的に含む。ユーザは、文字に対応するソフトキーボードの領域を(例えば、コンタクト1003を用いて)選択して文字をテキスト入力領域1014に入力することができる。
図10Cにおいて、いくつかの実施形態では、テキスト入力フィールド1014は、対話内の他のユーザの名前に対応する可能性のあるテキストの部分1018bを含む、ユーザによって提供される更なるテキストを含むように更新されてもよい。テキストの部分1018bは、他のユーザの名前の第1の部分に一致し、所定の長さ(例えば、2又は3文字など)を超える長さを有するため、いくつかの実施形態では、テキストの部分1018bは、異なる視覚的特性を有する「B」を表示することを含む、テキスト入力フィールド1014内の他のテキストとは異なる視覚的特性(例えば、「Hi」)と共に表示される。図10Cに示すように、部分1018bは、他のテキストよりも大きいサイズで、及び/又はイタリック体で表示されてもよいが、いくつかの実施形態では、別の視覚的特性、例えば太字又はテキスト入力フィールド1014内のテキストの残りの色とは異なる色が使用される。例えば、テキスト1018b以外のテキスト入力フィールド内のテキストは、黒色又は白色で表示されてもよく、テキスト1018bは、灰色、青色、別の色、及び/又は特殊な視覚効果を有する色(例えば、シマー、色シフトなど)で表示されてもよい。図10Cに示すように、ユーザは、(例えば、コンタクト1003を用いて)ソフトキーボードでテキストを任意選択的に入力し続ける。
いくつかの実施形態では、図10Dに示すように、ユーザがテキスト入力フィールド1014により多くのテキストを入力するための更なる入力を提供した後に、電子デバイス500は、図10Cを参照して上述したように、より大きいサイズ及びイタリック文字での対話における他のユーザの名前に対応するテキストの部分1018cを表示し続ける。いくつかの実施形態では、図10Dに示すように、ユーザは、メッセージング対話内の他のユーザの名前に対応するテキストの部分1018cを(例えば、コンタクト1003を用いて)選択する。
図10Dのユーザの選択に応答して、電子デバイス500は、図10Eに示すように、太字であり、イタリックではないテキスト内のテキスト1018dの部分を任意選択的に表示する。図10Dに示すテキスト1018c及び図10Eに示すテキスト1018dは同じテキストコンテンツを有し、同じテキストであるが、図10Dに示すユーザ入力に応答して異なるスタイルで表示されることを理解されたい。図10Eのテキストのスタイルは、テキスト1018aの一部分が、メッセージが送信されたときのメッセージング対話内の他のユーザに対応するメンション(例えば、リンク、リッチリンク)であることをユーザに示す。図10Eは、テキストに太字で表示されているテキスト1018dを示しているが、いくつかの実施形態では、テキストは、テキスト入力フィールド1014内のテキストの残りの色とは異なる色で表示される。例えば、テキストの残りは黒色又は白色で表示され、テキスト1018dは、青色、灰色、又は別の色、又は特殊な視覚効果(例えば、シマー、色シフトなど)を有する色などの異なる色で表示される。いくつかの実施形態では、テキスト1018dは、他の色及び太字で表示される。
いくつかの実施形態では、コンタクトの名前に対応しないテキスト(テキストが対話内のコンタクトの名前と一致しないため、テキストが対話内のコンタクトの名前の開始と一致するが長さ閾値を満たさないため、テキストが対話内のコンタクトの名前と一致しないため)が、第1の外観を有して表示される。本明細書に示されるように、対話内のコンタクトの名前に対応しないテキストは、太字又はイタリックのスタイリングなしに示される。いくつかの実施形態では、対話内のコンタクトの名前に対応しないテキストは、第1の色(例えば、黒又は白)で表示される。
いくつかの実施形態では、対話内のコンタクトの名前に対応するが、メンションとして指定されていないテキスト(名前をメンションに変える入力を受信する前に対話内のコンタクトの名前の名前と一致するテキスト又は対話内のコンタクトの名前の開始部分と一致するテキスト)は、第2の外観と共に表示される。いくつかの実施形態では、名前をメンションに変える要求に対応する入力は、対話内のコンタクトに対応するがまだメンションではないテキストの選択、テキストをメンションに変えるオプションの選択、対話内のコンタクトの名前を有する所定の文字(例えば、「@」シンボル)の入力(例えば、「@Bernadette」などの名前の前に「@」シンボルをタイプ入力する)を含む。本明細書に示されるように、対話内のコンタクトの名前に対応しないテキストは、イタリックのスタイリングで示されている。いくつかの実施形態では、対話内のコンタクトの名前に対応するが、まだメンションになっていないテキストは、第2の色(例えば、灰色、青色、別の色、特殊な視覚効果を有する任意の色(例えば、シマリング、色変化、スパーク、グローなど)を有する任意の色)で表示される。
いくつかの実施形態では、メッセージが送信されたときにメンションになるテキスト入力フィールド内のテキストは、第3の外観と共に表示される。本明細書には、テキストをメンションに変えることができる多くの方法が記載される。本明細書に示されるように、メンションになるテキスト入力フィールド内のテキストは、太字スタイルで表示される。いくつかの実施形態では、メンションになるテキスト入力フィールド内のテキストは、第3の色(例えば、青色、灰色、別の色)で表示される。
メッセージが送信されると、いくつかの実施形態では、メッセージは、メンションではないメッセージ内の他のテキストのスタイリングとは異なるテキストスタイリングで表示される1つ以上のメンションを含むことができる。本明細書に示されるように、メンションでなない送信メッセージ内のテキストは、太字書体では表示されない。いくつかの実施形態では、メンションではない送信メッセージ内のテキストは、太字の書体ではなく、それぞれの色(例えば、黒、白など)で表示される。本明細書に示されるように、電子デバイスのユーザ以外のユーザのメンションは、太字書体で表示される。いくつかの実施形態では、電子デバイスのユーザ以外のユーザのメンションは、メッセージのテキストの残りの部分(例えば、黒又は白)に一致する色で太字書体で表示されるか、又はいくつかの実施形態では、異なる色(例えば、青色、緑色、灰色など)で表示される。いくつかの実施形態では、異なるテキストスタイリングが、電子デバイスのユーザ以外のユーザのメンションを指定するために使用される。本明細書に示されるように、電子デバイスのユーザのメンションは、太字及び下線付き書体で表示される。いくつかの実施形態では、電子デバイスのユーザのメンションは、メッセージのテキストの残りの色(例えば、黒、白など)とは異なる色(例えば、青色、緑色、灰色など)で太字書体で表示される。いくつかの実施形態では、異なるテキストスタイリングが、電子デバイスのユーザのメンションを指定するために使用される。いくつかの実施形態では、電子デバイスのユーザ以外のユーザのメンション及び電子デバイスのユーザのメンションは、異なる色又は別の違いなどの異なるテキストスタイリングで表示される。
図10Fにおいて、いくつかの実施形態では、ユーザは、ソフトキーボード1012を介して(例えば、コンタクト1003で)テキスト入力フィールド1014にテキストを入力し続ける。図10Gでは、テキスト入力フィールド1014は、ユーザによって提供された更なるテキストを含むように任意選択的に更新され、ユーザは、図10Fを参照して説明したのと同じ方法でテキストを入力し続ける。
いくつかの実施形態では、図10Hに示すように、テキスト入力フィールド1014は、テキストがメッセージング対話内の他のユーザに対応することができることを示すために、イタリック体で表示されたテキスト1020aの一部分を含むように再度更新される(例えば、テキスト1020aがユーザ名の開始部分に一致するため)。図10Hに示すように、ユーザは、テキスト入力フィールド1014にテキストを入力し続けるために、ソフトキーボード1012の別の領域を(例えば、コンタクト1003を用いて)選択する。いくつかの実施形態では、図10Hに示す入力に応答して、電子デバイス500は、図10Iに示すようにテキスト入力フィールド1014を更新する。
いくつかの実施形態では、図10Iにおいて、電子デバイス500は、メッセージング対話における他のユーザの名前にもはや対応しないテキスト1020bの部分を表示する。テキスト1020bは対話内の他のユーザに対応しないため、電子デバイス500は、図6Hのイタリック体で表示された部分「ber」を含むテキスト1020bの部分を、テキスト入力フィールド1014内の他のテキストと同じスタイルで任意選択的に表示する。ユーザは、テキスト入力フィールドにテキストを入力し続けるために、ソフトキーボード1012の別の領域を(例えば、コンタクト1003を用いて)選択する。図10Jでは、ユーザは、ソフトキーボード1012を介してテキスト入力フィールド1014にテキストを入力し続ける。
図10Kは、ユーザが、例えば、テキスト入力フィールド1014に追加のテキストを入力した後のユーザインタフェースを示す。テキストの一部分1022aがメッセージング対話内の他のユーザの名前の開始と一致するため、テキスト入力フィールド1014は、任意選択的に、対話内の他のユーザの名前に対応し得るテキストの部分1022aを含む。テキスト1022aは対話内の他のユーザの名前に対応することができるため、電子デバイス500は、テキスト入力フィールド内の他のテキスト(メンション1018d以外)より大きいフォント及びイタリック体でテキスト1022aの一部分を任意選択的に表示する。ユーザがテキスト1022aを選択した場合には、任意選択的に、メンション1018dと同様のメンションになる。ユーザは、テキスト入力フィールド1014にテキストを入力し続けるために、ソフトキーボード1012の領域を(例えば、コンタクト1003を用いて)選択する。
図10Lは、例えば、追加のテキストがテキスト入力フィールド1014に入力された後のメッセージングユーザインタフェースを示す。いくつかの実施形態では、メッセージング対話内の他のユーザの名前に対応し続けるテキスト1022bの部分は、選択された場合、テキスト1022bの部分が対話内の他のユーザのメンションに変わることを示すために、イタリック体で表示され続ける。
いくつかの実施形態では、例えば、図10Mのように、ユーザは、対話内の他のユーザの名前に対応するテキストの部分1022bを選択する(例えば、コンタクト1003を用いて)。図10Mのユーザの選択に応答して、電子デバイス500は、図10Nに示すようにテキスト入力フィールド1014を任意選択的に更新して、テキスト1022cの一部分を太字で表示し、したがって、テキスト1022cの一部分が、メッセージが送信されたときに対話内の他のユーザのメンションとなることを示す。いくつかの実施形態では、図10Mに示すテキスト1022bの部分を図10Nに示すテキスト1022cの部分に変換するとき、電子デバイス500は、対話内の他のユーザの名前の大文字小文字を訂正する(例えば、「bernadette」を「Bernadette」に置き換える)。いくつかの実施形態では、名前の大文字小文字は、コンタクトに関連付けられたコンタクトカード上に現れるように、コンタクトカードの名前の大文字小文字一致するように修正される。
いくつかの実施形態では、電子デバイス500は、1つ以上のコンタクトの連絡先情報を「コンタクトカード」として記憶及び表示する。コンタクトカードは、コンタクトの1つ以上の名前(例えば、名、姓、ニックネーム)、連絡先情報(例えば、電話番号、電子メールアドレス、住所、ソーシャルメディアアカウント)、コンタクトに関連付けられた画像(例えば、コンタクトによって提供された写真、又は電子デバイスのユーザによって提供される写真、ユーザによって画像が提供されない場合、電子デバイスは、任意選択的に、ユーザの名前のイニシャルなどのデフォルト画像を使用する)を含む。いくつかの実施形態では、電子デバイスは、テキストをコンタクトカード上のコンタクトに関連付けられた名前と比較することによって、それぞれのメッセージング対話内のユーザの名前にテキストが対応するか否かを判定する。いくつかの実施形態では、テキストは、テキストがコンタクトの名前に一致する場合には、コンタクトの名前に対応する(及び、テキストが名前の開始部分にのみ一致する場合には、コンタクトの名前に対応しない)。いくつかの実施形態では、テキストは、テキストがコンタクトの名前の開始部分に一致し、所定の閾値(例えば、2文字、3文字、4文字又は5文字)を超える場合に、コンタクトの名前に対応する。いくつかの実施形態では、所定の閾値は、コンタクトの名前内の文字数に依存する(例えば、2文字を有するテキストは、3文字を有するコンタクトの名前に「対応」することがあり、しかし、2文字を有するテキストは、テキストが名前の最初の2文字に一致する場合であっても、より長い名前を有するコンタクトの名前に「対応」しない場合があるが、3つ以上の文字を有するテキストは、より長い名前のコンタクトの名前に「対応」することがある)。
図10Nに戻ると、ユーザは、テキスト入力フィールド1014にテキストを入力し続けるために、ソフトキーボードの領域を(例えば、コンタクト1003を用いて)選択する。
いくつかの実施形態では、図10Oに示すように、ユーザは、ソフトキーボード1012のスペースバーを(例えば、コンタクト1003を用いて)選択する。いくつかの実施形態では、少なくとも所定の閾値(例えば、0.25又は0.5又は1秒)の時間のコンタクト1003を検出したことに応答して、電子デバイス500は、ユーザが、テキスト入力フィールド1014内に表示された挿入マーカーを移動させることを可能にする。
図10Pにおいて、いくつかの実施形態では、電子デバイス500は、図10Oに示す選択1003の後にユーザによって提供された更なる入力に従って移動されたテキスト入力フィールドの挿入マーカーをユーザインタフェースに表示する。挿入マーカーは、メッセージング対話における他のユーザのメンションに対応するテキスト1022cの部分の直後に表示される。図10Pに示すように、ユーザは、ソフトキーボード1012に含まれるバックスペースオプションを(例えば、コンタクト1003を用いて)選択する。
いくつかの実施形態では、図10Qに示すように、テキスト1022dの一部分内の最後の文字を削除する代わりに、図10Pのユーザの選択に応答して、電子デバイス500はテキスト1022dの一部分からメンションを削除する。テキスト1022dの一部分は、テキストがメッセージング対話における他のユーザのメンションに対応し得ることを示すために、イタリック体で表示されるように更新されてもよい。テキスト1022dの一部分からメンション機能を除去することに加えて、電子デバイス500は、「bernadette」の大文字小文字を任意選択的にアンドゥする。いくつかの実施形態では、メンション機能がテキストから削除されると、メンションテキスト(例えば、「Bernadette」)は、メンションに変更されたテキスト(例えば、「bernadette」)に置き換えられる。図10Qに示すように、いくつかの実施形態では、ユーザは、テキスト1022dの一部分の後にスペースを追加するためにソフトキーボード1012のスペースバーを(例えば、コンタクト1003を用いて)選択する。
図10Rに示すように、いくつかの実施形態では、図10Rのユーザの選択に応答して、電子デバイス500は、テキスト1022eの一部分の後にスペースを挿入する。テキスト1022eの部分は、テキスト1022eの一部分をメンションに変更することをユーザが拒否した(例えば、テキスト1022dを選択する代わりにテキストの一部分1022dの後にスペースを挿入することによって)ため、特殊なスタイリングなしに表示されてもよい。ユーザは、(例えば、コンタクト1003を用いて)ソフトキーボード1012のバックスペースオプションを選択して、スペースを除去する。
図10Rに示すユーザ入力に応答して、挿入マーカーは、図10Sに示すように、テキスト1022dの直後の位置に移動される。いくつかの実施形態では、挿入マーカーは、対話内のコンタクトの名前に対応し得るテキスト1022dの直後にあるため、電子デバイス500はテキスト1022dをイタリック体で表示して、テキスト1022dをメンションに変えることが可能であることを示す。図10Sにおいて、いくつかの実施形態では、ユーザはオプション1016を選択し(例えば、コンタクト1003で)、メッセージを対話に送信する。いくつかの実施形態では、図10Sのユーザの選択に応答して、電子デバイス500は、図10Tに示すように、ユーザによって送信されたメッセージの表現1010aを表示する。
図10Tに示すように、いくつかの実施形態では、メッセージの表現1010aは、メッセージング対話における他のユーザのメンション1005aを含む。メンション1005aは、任意選択的に、メッセージのテキストの残りの部分から区別するために、太字書体で表示される。ユーザがメンション1005aを選択した場合、電子デバイス500は、いくつかの実施形態では、選択に応答して、メッセージング対話内の他のユーザに関連付けられた連絡先情報を表示する。図10Tに示すように、ユーザは、図10Uに示すように電子デバイス500がアクセス可能な他のメッセージング対話の表現を示すユーザインタフェースにナビゲートするオプションを(例えば、コンタクト1003を用いて)任意選択的に選択する。
図10Uにおいて、いくつかの実施形態では、電子デバイス500は、図6A~7を参照して上述した方法のうちの1つ以上に類似した方法で表示される他のメッセージング対話の表現を含むメッセージングユーザインタフェースを表示する。図10Uに示すように、いくつかの実施形態では、ユーザは、別のメッセージング対話の表現1038のうちの1つを(例えば、コンタクト1003を用いて)選択する。いくつかの実施形態では、図10Uのユーザの選択に応答して、電子デバイス500は、図10Vに示すメッセージングユーザインタフェースを表示する。
図10Vに示すように、いくつかの実施形態では、ユーザインタフェースは、電子デバイス500のユーザによって以前に送信されたメッセージの表現1010b及び1010cと、対話内の他のユーザによって送信されたメッセージの表現1008bとを含む。テキスト入力フィールド1014は、任意選択的に、図10B~10Tに示される対話内のユーザの名前の一部分に一致するテキストの部分1024aを含む、ユーザによって以前に入力されたテキストを含む。ユーザは、ソフトキーボード1012上のコンタクト1003でテキストを入力し続けることができる。
図10Wは、例えば、図10Kに示す対話内の他のユーザに対応するテキストの部分1022aに一致するテキストの部分124bを含むテキスト入力フィールド1014内の更新されたテキストを示す。しかしながら、ユーザは、図10Wに示す対話の一部ではないため、電子デバイス500は、テキスト入力フィールド内の他のテキストと同じスタイルを有するテキストの部分1024bを任意選択的に表示する(例えば、デバイス500は、図10Kに示されたように、テキストの一部分1024bを可能なメンションとしてイタリック体で表示しない)。いくつかの実施形態では、電子デバイス500は、アクセスを有しない(又は部品ではない)対話におけるユーザのメンションを作成しないか、又はその作成を容易にしない。したがって、図10Wのバーナデット(Bernadette)に対応するテキストは、任意選択的に、デバイス500によってイタリック体で表示されない。図10Wに示すように、ユーザは、(例えば、コンタクト1003を用いて)ソフトキーボード1012の別の領域を選択して、テキスト入力フィールド1014にテキストを入力し続ける。
図10Xは、例えば、テキスト入力フィールド1014に入力されたテキストの残りを示す。テキストの部分1024cは、他のユーザの名前と一致してもよいが、他のユーザがこの対話の一部ではないため、メッセージの残りと同じスタイルで表示される。いくつかの実施形態では、テキスト1024cの選択を検出したことに応答して、電子デバイス500は、選択されたときに、電子デバイス500にテキスト1024c(例えば、バーナデット)に対応するユーザを対話に追加するプロセスを開始させるオプションを任意選択的に表示する。いくつかの実施形態では、ユーザが対話に追加されると、テキスト1024cを、本明細書に記載される1つ以上の実施例に従ってユーザのメンションに変えることが可能である。図10Xに示すように、いくつかの実施形態では、ユーザはオプション1016を選択し(例えば、コンタクト1003で)、メッセージを対話に送信する。図10Xのユーザの選択に応答して、電子デバイス500は、任意選択的に、図10Yに示すようにメッセージを対話に送信し、メッセージの表現1010dを表示する。
いくつかの実施形態では、図10Yに示すように、電子デバイス500は、図10Xのユーザによって送信されたメッセージの表現1010dを表示する。いくつかの実施形態では、表現1010dは、図10B~10Tに示される対話からのユーザのメンションを含まない。これは、ユーザが図10Yに示す対話内にいないためである。図10Yのテキスト入力フィールド1014は、「@」シンボルを含む、ユーザによって入力されたテキストを任意選択的に含む。「@」シンボルは、図10Y~10EEを参照して実証されるように、メッセージング対話における他のユーザのメンションを作成する別の方法として使用されてもよい。更に図10Yを参照すると、ユーザは、テキスト入力フィールド1014にテキストを入力し続けるために、ソフトキーボード1012の領域を(例えば、コンタクト1003を用いて)任意選択的に選択する。
図10Zなどのいくつかの実施形態では、電子デバイス500は、テキスト入力フィールド1014内に、ユーザによって入力されたテキスト1026bを表示する。テキスト1026bは、対話内の他のユーザの姓(例えば、Even SmithのSmith)に対応するため、電子デバイス500は、テキスト1026bを他のユーザのメンションに変更するための入力をユーザが提供することができることを示すために、テキスト1026bをイタリック体で任意選択的に表示する。
図10Zに示すように、いくつかの実施形態では、ユーザはテキスト1026bを(例えば、コンタクト1003を用いて)選択する。いくつかの実施形態では、図10Zのユーザの選択に応答して、電子デバイス500は、図10AAに示されるように、テキストをメンション1026cに変更する。メンション1026cのテキストは、任意選択的に、「@」シンボルを有しない他のユーザの姓である(例えば、デバイス500は、テキストをメンションに変えることに応答して@シンボルを削除する)。ユーザが他のユーザの姓を入力したため、いくつかの実施形態では、メンション1026cのテキストは他のユーザの姓であり、他のユーザの名又はフルネームなどの他のテキストと置き換えられない。いくつかの実施形態では、ユーザが「@」シンボル後にコンタクトの名又はニックネームを入力した場合には、メンションのテキストは、「@」シンボルの後にユーザによって入力されたテキスト(例えば、名又はニックネーム)であって、テキストを他のユーザの名、姓、及び/又はニックネームのうちの他のものに置き換えることなく、入力されたテキストである。
図10BBは、別の例として再び図10Zに示すテキスト1026bを示す。図10BBでは、テキスト1026bを選択する代わりに、ユーザは、例えば、ソフトキーボード1012のスペースバーを(例えば、コンタクト1003を用いて)選択する。図10BBにおけるユーザの選択に応答して、電子デバイス500は、任意選択的に、対話内の他のユーザの姓に対応するテキストの後にスペースを入力し、テキストを図10CCに示されるようにメンション1026cに変える(例えば、テキストをメンションに変えることに応答して@シンボルを削除することを含む)。メンション1026cは、例えば、図10AAを参照して上でより詳細に説明された。
図10DDは、例えば、ユーザがテキスト入力フィールド1014に更なるテキストを提供した後のメッセージングユーザインタフェースを示す。メンション1026cは、任意選択的に太字のテキストで表示されるが、テキスト入力フィールド1014内のテキストの残りは、任意選択的に太字で表示されない。図10DDに示すように、ユーザは、メッセージとしてテキスト入力フィールド1014に示されたテキストをメッセージング対話に送信するために、オプション1016を(例えば、コンタクト1003を用いて)選択する。
図10DDでのユーザの選択に応答して、電子デバイス500は、図10EEに示されるようにメッセージング対話内にメッセージの指示1010eを表示する。
図10EEでは、電子デバイス500は、図10DDでユーザによって送信されたメッセージの表現1010eを表示する。メッセージの指示1010eは、太字書体で示されている対話内の他のユーザのメンション1005bを含む。いくつかの実施形態では、メンション1005bは、太字書体で示されていないメッセージ内のテキストの残りの部分と区別される。電子デバイス500がメンション1005bの選択を検出すると、電子デバイス500は、対話内の他のユーザに関連付けられた連絡先情報を表示する。
図10FFは、電子デバイス500のユーザと2人の他のユーザとの間の例示的なメッセージング対話を示す。電子デバイス500は、対話内の他のユーザによって送信されたメッセージの表現1008c及び1008dと、電子デバイス500のユーザによって送信されたメッセージの表現1010fとを任意選択的に表示する。表現1010fは、任意選択的に、電子デバイス500が、図8A~9を参照して上述した返信メッセージの指示を表示する方法と同様の方法で、表現1008dに対応するメッセージへの返信である。図10FFに示すように、いくつかの実施形態では、ユーザは、メッセージング対話に関連付けられた設定ユーザインタフェースにアクセスするオプション1040を(例えば、コンタクト1003を用いて)選択する。
図10GGは、メッセージング対話に関連付けられた例示的な設定ユーザインタフェースを示す。ユーザインタフェースは、任意選択的に、各ユーザにメッセージを送る又は各ユーザを呼び出すオプションを含む、対話内の他のユーザの表現を含む。ユーザは、任意選択的に、メッセージング対話に関連するアラートを隠すオプション1042を(例えば、コンタクト1003を用いて)選択する。「アラート非表示」設定がアクティブ化されると、電子デバイス500は、新しいメッセージが電子デバイス500のユーザのメンションを含まない限り、メッセージ対話内の新しいメッセージの通知の指示を提示することを任意選択的に見合わせる。いくつかの実施形態では、電子デバイス500に(例えば、メッセージングアプリケーションを介してではなくグローバル設定アプリケーションを介してアクセス可能である)グローバル設定が存在し、その結果、電子デバイス500は、アラートが隠されている対話内にメッセージがあるときに、メンションを含むメッセージの通知の提示を取り止める。いくつかの実施形態では、図10HHでは、図10GGの選択に応答して、電子デバイス500は、アラートを隠す設定がアクティブ化されていることを示す視覚的スタイリングを有するオプション1042を提示する。
図10IIにおいて、いくつかの実施形態では、電子デバイス500は、(例えば、ホームスクリーンユーザインタフェースなどのメッセージングアプリケーションのユーザインタフェース以外のユーザインタフェースを表示している間に)図10FFに示されるメッセージング対話内に受信された新しいメッセージの指示1006iiを受信する。ユーザは、対話内に受信された新しいメッセージのアラートを隠すために設定をアクティブ化し、新しいメッセージは、電子デバイスのユーザのメンションを含まないため、いくつかの実施形態では、電子デバイス500は、図10IIに示すように、指示1006iiの視覚的指示を提示しない。
図10JJにおいて、いくつかの実施形態では、電子デバイス500は、(例えば、ホームスクリーンユーザインタフェースなどのメッセージングアプリケーションのユーザインタフェース以外のユーザインタフェースを表示している間に)図10FFに示される対話内に受信された新しいメッセージの指示1006jjを受信する。このメッセージは、電子デバイス500のユーザのメンションを含むため、電子デバイス500は、任意選択的に、メッセージの視覚的指示1002bを表示する。視覚的指示は、電子デバイス500のユーザのメンション1004(例えば、アレックス)を含むメッセージのテキストを任意選択的に含む。いくつかの実施形態では、指示1002bは、図10Aを参照して指示1002aについて上述された方法と同様の方法で表示される。
いくつかの実施形態では、図10KKに示すように、ユーザは、電子デバイス500上に通知ユーザインタフェースを提示するための入力(例えば、ホームスクリーンユーザインタフェースの上部からのコンタクト1003を用いての下方へのスワイプ)を提供する。図10KKに示す入力に応答して、いくつかの実施形態では、電子デバイス500は、図10LLに示すユーザインタフェースを表示する。
図10LLでは、電子デバイス500は、例えば、図10JJで受信したメッセージの視覚的指示1002bを表示する。いくつかの実施形態では、図10LLに示されるユーザインタフェースは、図10IIで受信したメッセージの視覚的指示を含む、電子デバイス500上に受信された他の通知の他の視覚的指示を含む。図10LLに示すように、ユーザはメッセージの視覚的指示1002bを(例えば、コンタクト1003を用いて)選択する。
図10MMに示すように、図10LLのユーザの選択に応答して、電子デバイス500は、図10LLにおける視覚的指示1002bに対応するメッセージの表現1008gを含む対話内の位置(例えば、対話の終了とは異なる)にスクロールされたメッセージング対話を表示する。いくつかの実施形態では、図10MMに示されるユーザインタフェースはまた、視覚的指示1002bが図10JJに示されるユーザインタフェース内に表示されている間に、ユーザが視覚的指示1002bを選択した場合にも表示される。いくつかの実施形態では、電子デバイス500のユーザのメンションを含まないメッセージの視覚的指示の選択を検出したことに応答して、電子デバイス500は、選択された視覚的指示に対応するメッセージにメッセージの表現をスクロールすることなくメッセージングユーザインタフェースを表示する(例えば、デバイス500は、メッセージングユーザインタフェースを、メッセージング対話の終了に対応するスクロール位置で表示する)。したがって、いくつかの実施形態では、(例えば、デバイス500のユーザ又は対話内の別のユーザの)メンションを含むメッセージの通知を選択することにより、デバイス500に、メンションに対応するスクロール位置におけるメッセージング対話の内容を任意選択的に表示させる。
いくつかの実施形態では、電子デバイス500のユーザのコンタクトは、ユーザのコンタクトカードに含まれる名、姓、又はニックネームなどの複数の名前に関連付けられる。いくつかの実施形態では、電子デバイス500は、図10NN~10UUを参照して以下で更に詳細に説明するように、コンタクトに関連付けられた名前のいずれかを使用して、コンタクトに対応するメンションを作成することができる。更に、いくつかの実施形態では、電子デバイス500は、コンタクトに関連付けられた名前に対応するテキストの選択を検出したことに応答して、メンションの指示を表示する。
例えば、図10NNに示すように、ユーザは、メッセージング対話と共に表示されたテキスト入力フィールド1014内に「@」シンボルを入力している。ユーザは、任意選択的に、それぞれの文字に関連付けられたソフトキーボード1012の領域を(例えば、コンタクト1003を用いて)選択して文字をテキスト入力フィールド1014。
いくつかの実施形態では、図10OOに示されるように、ユーザは、コンタクトのコンタクトカード(例えば、Eve Smith)に含まれるニックネーム(例えば、「kitty」)に対応するテキストの部分1028bを入力している。テキストの部分1028bがコンタクト(例えば、Eve Smith)のニックネームに対応することを検出したことに応答して、いくつかの実施形態では、電子デバイス500は、選択されたときに、電子デバイス500にテキストの一部分1028bをメンションに変える選択可能なオプション1046a(例えば、テキスト入力フィールドの上に表示される)を提示する。図10OOに示されるように、ユーザは、(例えば、コンタクト1003により)オプション1046aを選択する。
図10PPでは、例えば、図10OOにおけるユーザの選択に応答して、電子デバイス500は、メンション1028cを表示する。メンション1028cは、太字のテキストで表示されてもよく、コンタクトのニックネームに対応する。メンション1028cは、本明細書に記載される他のメンションの特徴及び特性のうちの1つ以上を有することができる。この例では、小文字「k」を有するニックネーム「kitty」は、コンタクトの連絡先情報に関連して記憶されているため、電子機器500は、テキストをメンション1028cに変更する際に「kitty」を大文字にしない。いくつかの実施形態では、ユーザが、大文字「K」でテキスト「Kitty」を入力した場合、電子デバイス500は、コンタクトカードの大文字小文字に一致するように大文字小文字を変更する(例えば、テキストを小文字「k」付きの「kitty」に変更する)。図10PPのテキストは、コンタクトカード上のテキストと同じ大文字小文字を有するため、電子デバイス500は、例えば、大文字小文字を変更しない。コンタクトカード内のニックネーム「Kitty」が大文字「K」を有していた場合、テキスト1028cは、コンタクトカード内のニックネームの大文字小文字に一致するように更新される(例えば、大文字「K」を有する「Kitty」)。
一例として、図10QQでは、ユーザは、テキスト入力フィールド1014に再びテキストを入力し始める。図10RRは、一例として、ユーザによってテキスト入力フィールド1014に提供されたテキストを示す。テキストの部分1030a(「Smi」)は、コンタクトの姓(例えば、「Smith」)の開始部分に対応するため、電子デバイス500は、テキスト1030aがコンタクトに対応することが可能であることを示すために、テキストの一部分1030aをイタリック体で任意選択的に表示する。イタリック体は、任意選択的に、テキストの一部分1030aを、コンタクトに関連付けられたメンションに変更することが可能であることを示す。
いくつかの実施形態では、図10SSに示すように、ユーザは、テキストの部分1030aを(例えば、コンタクト1003を用いて)選択する。図10SSにおけるユーザの選択に応答して、電子デバイス500は、選択されたときに、図10TTに示されるように、電子デバイス500にテキストの一部分1030aをコンタクトに関連付けられたメンションに変更させる選択可能なオプション1046aを(例えば、テキスト入力フィールドの上に)任意選択的に提示する。
図10TTにおいて、いくつかの実施形態では、電子デバイス500はオプション1046aを表示し、ユーザはオプション1046aを(例えば、コンタクト1003で)選択する。オプション1046aは、対話内のコンタクトの名前、及びコンタクトのコンタクトカードに関連付けられた画像を含むことができる。いくつかの実施形態では、コンタクトのニックネーム(例えば、「kitty」)も表示される。いくつかの実施形態では、コンタクトカードに関連付けられたニックネームが存在する場合であっても、オプション1046aは、ニックネームなしのコンタクトの名及び姓を含む。いくつかの実施形態では、電子デバイス500は、図10D、10M及び/又は10Zに示される入力に応答してオプション1046aと同様のオプションを表示する。いくつかの実施形態では、ユーザによって選択されたテキストの部分1026bが、テキストがメンションに変わるべきであることを示す「@」文字を含むため、電子デバイス500は、図10Zに示される入力に応答して、オプション1046aと同様のオプションを表示しない。
いくつかの実施形態では、図10TTのユーザの選択に応答して、電子デバイス500は、図10UUに示すように、テキストの一部分1030aをメンション1030bに変更する。図10UUに示すように、図10RRに示されるテキスト1030aは、コンタクトの姓に対応するため、メンション1030bは、任意選択的に、ユーザの姓のテキストに対応する。
図10VVでは、一例として、ユーザは、テキスト入力フィールド1014にテキストを入力する文字に対応するソフトキーボード1012の領域を選択する(例えば、コンタクト1003を用いて)。
図10WWでは、電子デバイス500は、ユーザによって入力されたテキスト1032aの一部分を表示する。テキスト1032aがコンタクトの名に対応するため、電子デバイス500は、テキスト1032aをコンタクトに関連付けられたメンションに変更することが可能であることを示すために、テキスト1032aをイタリック体で表示する。いくつかの実施形態では、電子デバイス500は、テキストが名前の第1の部分に一致しても、テキストが対話内のコンタクトの名前全体(例えば、名又は姓、ニックネーム)と一致しない限り、テキストをイタリック体で表示しない。
図10WWに示すように、ユーザは、任意選択的に、(例えば、コンタクト1003を用いて)ソフトキーボード1003の領域を選択して、テキスト入力フィールド1014にテキストを入力し続ける。図10XXに示すように、ユーザがテキスト入力フィールド1014内にメッセージをタイピングし続けた後、電子デバイス500は、ユーザが、図10WWに示されるテキスト1032aをコンタクトに関連付けられたメンションに変更する代わりにタイピングし続けたため、メッセージの残りの部分と同じスタイルでテキストの部分1032bを任意選択的に表示する。図10XXに示すように、いくつかの実施形態では、ユーザは、ソフトキーボード1012のスペースバーを選択する(例えば、コンタクト1003を用いて)。いくつかの実施形態では、少なくとも所定の閾値(0.25又は0.5又は1秒)である時間量のコンタクト1003を検出したことに応答して、電子デバイス500は、ユーザが、テキスト入力フィールド1014内の挿入マーカーの位置を移動させることを可能にする。いくつかの実施形態では、電子デバイス500はまた、上述のようにソフトキーボード1012のスペースバーを選択する代わりに、ユーザがテキスト1032bの直後にディスプレイの領域を選択した場合に、挿入マーカーを移動させる。
図10YYに示されるように、いくつかの実施形態では、テキスト1032cの一部分の直後の位置への挿入マーカーの移動を検出することに応答して、電子デバイス500は、任意選択的に、テキスト1032cをイタリック体で表示して、テキスト1032cをコンタクトに関連付けられたメンションに変更することが可能であることを示す。
図10ZZにおいて、いくつかの実施形態では、テキスト1034aの直後の位置への挿入マーカーの移動の検出に応答して、電子デバイス500は、任意選択的に、テキスト1034aに対応する名前(例えば、Grace)がメッセージング対話にアクセスする人の名前ではない(例えば、対話に含まれる人物の名前ではない)ため、テキスト1034aをイタリック体で表示しない。
いくつかの実施形態では、グループ対話内の2人以上のユーザは、同じ名、姓、又はニックネームを有する。図10AAAに示すように、例えば、電子デバイス500が対話内の1人を超える人物に対応するテキスト1036aの入力を検出すると、電子デバイス500は、テキスト1036aを、テキスト1036aに対応する名前のユーザのいずれかに関連付けられたメンションに変更するオプション1046b及び1046cを提示する。いくつかの実施形態では、オプション1046bは、対話内のコンタクトのうちの1つのコンタクトカード(例えば、「Erin A」)に関連付けられた名前及び画像を含む。いくつかの実施形態では、オプション1046cは、対話内の他のコンタクトのコンタクトカード(例えば、「Erin W」)に関連付けられた名前及び画像を含む。オプション1046b又は1046cのうちの1つの選択を検出したことに応答して、電子デバイス500は、テキスト1036aを選択されたユーザに対応するメンションに変換する。いくつかの実施形態では、同じ名、姓、又はニックネームを有するユーザが1つのメッセージング対話内に多く存在しすぎて、各ユーザについてのメンションを作成するオプションの全てがディスプレイ504に並列に入らない場合、電子デバイス500は、水平スクロール可能な配置でオプションを表示し、それにより、オプションの全てが並行して同時表示され得ない場合であっても、ユーザが全ての選択肢から選択することを可能にする。
いくつかの実施形態では、電子デバイス500は、テキストが名前の少なくとも一部分に一致するテキストに応答する代わりに、テキストがメッセージング対話内のコンタクトの名前と一致したときに、テキストをメンションに変更することを示唆する。例えば、図10BBBでは、ユーザは、テキスト入力フィールド1014にテキストを入力するためにそれぞれの文字に対応するソフトキーボード1012の領域を選択する(例えば、コンタクト1003を用いて)。この例では、図10CCCに示すように、電子デバイス500はテキスト入力フィールド1014内にテキスト1048aを表示する。テキスト1048aは、メッセージング対話内のコンタクトの名の開始部分(例えば、Eve)に対応するが、いくつかの実施形態では、テキスト1048aは、テキスト1048aがユーザの完全な名にまだ一致していないため、テキスト1048aは非イタリック非太字テキストでまだ表示されている。図10CCCに示すように、ユーザは、テキスト入力フィールド1014にテキストを入力し続けるために、ソフトキーボード1012の領域を選択する(例えば、コンタクト1003を用いて)。
図10DDDでは、電子デバイス500は、例えば、テキスト入力フィールド1014を更新する。ここで、テキスト1048bは、例えば、メッセージング対話内のコンタクトの完全な名と一致する。いくつかの実施形態では、テキスト1048bが対話内のコンタクトの名に一致することを検出したことに応答して、電子デバイス500は、テキスト1048bがメンションに変わることができることを示すために、テキスト入力フィールド1014内のテキストの残りの部分よりも大きなテキストで及び/又はイタリック体でテキスト1048bを表示する。図10DDDに示すように、ユーザは、例えば、テキスト1048bを(例えば、コンタクト1003で)選択する。
いくつかの実施形態では、図10DDDに示されるテキスト1048bの選択を検出したことに応答して、電子デバイス500は、図10EEEに示すように、テキスト入力フィールドの上にオプション1046dを表示して、テキスト1048bをメンションに変える。いくつかの実施形態では、オプション1046dは、コンタクトのフルネームと、コンタクトに関連付けられた画像とを含む。図10EEEに示すように、ユーザはオプション1046dを選択し(例えば、コンタクト1003で)、テキスト1048bをメンションに変更する。
図10FFFに示すように、いくつかの実施形態では、図10EEEに示されるオプション1046dの選択を検出したことに応答して、電子デバイス500は、テキスト1048bをテキスト1048cに置き換え、テキスト1048cは、テキスト入力フィールド1014内の他のテキストよりも大きなサイズで、及び/又は太字で表示される。いくつかの実施形態では、太字テキスト及びより大きいサイズは、メッセージがメッセージング対話に送信されたときにテキスト1048cがメンションになることをユーザに示す。
いくつかの実施形態では、テキスト1048bをメンションに変更するオプション1046dを表示している間に、電子デバイス500は、図10EEEに示されるようなオプション1046dの選択を検出する代わりに、追加のテキストをメッセージに追加する入力を検出する。
図10GGGは、例えば、図10EEEに例示されるユーザインタフェースを示す。図10GGGに示すように、いくつかの実施形態では、電子デバイス500は、ソフトキーボード1012のスペースバーの選択をオプション1046dを表示しながら(例えば、コンタクト1003を介して)検出する。いくつかの実施形態では、図10HHHに示すように、図10GGGに示すソフトキーボード1012のスペースバーの選択を検出したことに応答して、電子デバイス500は、テキスト1048dの後にスペースを入力する。いくつかの実施形態では、図10HHHに示すように、テキスト1048dは、ここでテキスト入力フィールド1014内の他のテキストと同じサイズで表示されるように変更され、太字又はイタリックではない。いくつかの実施形態では、太字又はイタリックではないテキスト1048dは、テキスト1048dがメンションではないか、又はもはやアクティブな潜在メンションではないことを示す。
いくつかの実施形態では、ユーザの名が入力され、メンションに変更されていない後、電子デバイス500は、ユーザの姓の入力を検出する。ユーザのフルネームを検出したことに応答して、いくつかの実施形態では、電子デバイス500は、ユーザの名及び姓がユーザのメンションに変わることができることを示す方法で、ユーザの名及び姓を表示する。例えば、図10IIIでは、ユーザは、ユーザの名1048dと、ユーザの姓の開始部分に一致するテキスト1050aの一部分とを入力している。テキスト1050aの部分は、任意選択的に、ユーザの完全な姓に一致しないため、いくつかの実施形態では、テキスト1050aは、ユーザの名前に対応しない他のテキストと同じ方式で表示される(例えば、太字又はイタリックではない)。図10IIIに示すように、ユーザは、文字に対応するソフトキーボード1012の領域を(例えば、コンタクト1003を用いて)選択して文字をテキスト入力フィールド1014に入力する。
いくつかの実施形態では、図10JJJに示すように、テキスト入力フィールド1014内のユーザの名及び姓を検出したことに応答して、電子デバイス500は、ユーザの名及び姓がユーザのメンションに変わることができることを示すために、ユーザの名及び姓をイタリック体で表示する。例えば、テキスト1048bの一部分はユーザの名と一致し、テキスト1050bの一部分は、ユーザの姓と一致する。いくつかの実施形態では、部分1048b及び1050bは、テキスト入力フィールド1014内の他のテキストよりも大きいサイズで、及び/又はイタリック体で表示される。いくつかの実施形態では、ユーザは、テキスト1048b~1050b(又はテキスト1048b又はテキスト1050bのうちのいずれか1つ)を(例えば、コンタクト1003で)選択する。
図10JJJのユーザの選択に応答して、いくつかの実施形態では、電子デバイス500は、図10KKKに示すように、テキスト1048b及び1050bをユーザのメンションに変えるオプション1046dを表示する。いくつかの実施形態では、オプション1046dの選択を検出したことに応答して、電子デバイス500は、テキスト1048b及び1050bを太字で表示されるように更新して、メッセージが送信されたときにテキスト1048b及び1050bがメンションに変わることを示す。いくつかの実施形態では、図10KKKに示すように、ユーザは、テキスト入力フィールド1014にテキストを入力し続けるために、ソフトキーボード1012の領域を選択する(例えば、コンタクト1003を用いて)。
図10LLLは、ユーザがテキスト入力フィールド1014に追加のテキストを追加した後の例示的なユーザインタフェースを示す。いくつかの実施形態では、ユーザは、ソフトキーボード1012のスペースバーを選択する(例えば、コンタクト1003を用いて)。コンタクト1003は、任意選択的に、所定の閾値(例えば、0.5秒、1秒、2秒)を超える時間にわたって検出される。所定の閾値を超える時間にわたってコンタクト1003を検出したことに応答して、電子デバイス500は、ユーザがコンタクト1003を移動させて、テキスト入力フィールド1014内の挿入マーカーの移動を制御することができるモードに入る。
いくつかの実施形態では、図10MMMに示すように、ユーザの名前(例えば、姓)の直後のテキスト入力フィールド1014内の位置への挿入マーカーの移動を検出したことに応答して、電子デバイス500は、テキスト1048c及び1050cをメンションに変えるオプション1046dを表示する。いくつかの実施形態では、テキスト1048c及び1050cは、テキスト入力フィールド1014内の他のテキストよりも大きいサイズで、及び/又はイタリック体で表示される。いくつかの実施形態では、挿入マーカーは、テキスト1050cの直後のユーザインタフェースの領域の選択を検出することによって、図10MMMに示す位置に移動させることができる。いくつかの実施形態では、テキスト1048c及び1050cをメンションに変えるオプション1046dは、追加の入力(例えば、テキスト1048c及び/又は1050cの選択)を伴わずに挿入マーカーの移動に応答して表示される。オプション1046dの選択を検出したことに応答して、電子デバイス500は、テキスト1048c及び1050cが、メッセージが送信されたときにメンションに変わることを示すテキスト1048c及び1050cを太字で任意選択的に表示する。
いくつかの実施形態では、メンションであると示されていないユーザの名前の選択を検出したことに応答して、電子デバイス500は、名前をメンションに変えるオプションを表示する。例えば、図10NNNでは、ユーザは、対話内のユーザの名及び姓に一致するが、入力時にメンションに変換されなかったテキスト1048d及び1050dを選択する。図10NNNに示すように、いくつかの実施形態では、テキスト1048d及び1050dは、テキスト入力フィールド1014内のテキストの残りと同じスタイルで表示されるが、それは、電子デバイス500が現在、メッセージが送信されたときに、テキスト1048d及び1050dをメンションに置き換えるように構成されていないためである。図10NNNにおいて、いくつかの実施形態では、ユーザは、テキスト1048d及び1050d(又はテキスト1048d又は1050dのいずれか)を(例えば、コンタクト1003で)選択する。
図10NNNのユーザの選択に応答して、いくつかの実施形態では、図10OOOに示すように、電子デバイス500は、オプション1046dを表示して、図10OOO内のテキスト1048c及び1050cをメンションに変更する。電子デバイス500は、任意選択的に、テキスト1048c及び1050cをイタリック体及び/又はより大きなサイズで表示して、テキスト1048c及び1050cがオプション1048dの選択を検出したことに応答してメンションになることを示す。
一部の状況では、ユーザは、メンションからテキストを切り離すことを望む。図10PPPは、ユーザがテキスト入力フィールド内にそれぞれのテキスト1090a(「@Eve」)を入力した後のメッセージングユーザインタフェースの例を示す。図10PPPに示すように、テキストは、「@」シンボル、続いて対話内のコンタクトの名前を含むことができる。図10PPPに示すように、電子デバイス500は、ソフトキーボード1012に含まれるスペースバーの選択を(例えば、コンタクト1003pppを介して)検出することができる。それぞれのテキスト1090a(「@Eve」)の後のスペースの入力を検出したことに応答して、電子デバイス500は、図10QQQに示すように及び前述のように、コンタクトの名前(例えば、「Eve」)によって示されるメンションを作成することができる。
図10QQQは、ユーザがテキスト入力フィールド1014にメンション1090b(「Eve」)を入力した後のメッセージングユーザインタフェースの例を示す。いくつかの実施形態では、メンション1090bは、図10PPPを参照して上述した一連の入力に応答して作成される。図10RRRでは、テキストボックス1014に含まれる挿入マーカーがメンション1090b(「Eve」)に隣接している間に、電子デバイス500は、ソフトキーボード1012に含まれる削除オプションの選択を(例えば、コンタクト1003rrrを介して)検出する。いくつかの実施形態では、テキスト入力フィールド1014からコンテンツを削除せよとの要求に対応する異なる入力が代わりに検出される。入力に応答して、電子デバイス500は、図10SSSに示されるように、テキスト入力フィールド1014からメンション1090bを削除し、ユーザによって入力されたプレーンテキストを再び表示することができる。
図10SSSは、図10RRRを参照して上述したように、ユーザがメンション1090bを除去した後のメッセージングユーザインタフェースの一例を示す。テキスト入力フィールド1014は、図10RRRに示されるメンション1090bをもはや含まないように更新することができ、代わりに、ユーザによって元々入力された「@」シンボルを再表示することを含むが、図10QQQのデバイス500によって表示から除去されるメンション1090bを作成するために、ユーザによって入力されたテキスト1090aを含む。
いくつかの実施形態では、ユーザは、テキスト1090aの後のスペースを含むテキスト入力フィールド1014にテキストを入力し続けることを望む場合がある。したがって、いくつかの実施形態では、メンション1090bが除去された後のテキスト1090aに続くスペースの入力を検出することに応答してテキスト1090aをメンション1090bに変換する代わりに、電子デバイス500は、テキスト1090aをメンション1090bに変換することなくスペースを入力する。図10SSSに示すように、電子デバイス500は、テキスト入力フィールド1014内にテキスト「@Eve」が含まれている間に、ソフトキーボード1012に含まれるスペースバーの選択を(例えば、コンタクト1003sssを介して)検出する。選択に応答して、いくつかの実施形態では、電子デバイス500は、テキスト1090aをメンション1090bに変換することなく、テキスト1090aの後にスペースを入力する。
図10TTTは、図10SSSにおけるユーザの選択後のメッセージングユーザインタフェースの例を示す。電子デバイス500は、図10SSSに示される入力に応答してテキスト1090aの後に入力されたスペースを用いてテキスト入力フィールド1014内にテキスト1090aを表示することができる。
いくつかの実施形態では、図10SSSに示される入力に応答してテキスト1090aからメンション機能を除去した後、電子デバイス500は、テキスト1090aから文字を削除するための1つ以上の要求に対応する1つ以上の追加入力を検出する。例えば、図10SSSに示すユーザインタフェースを表示している間に文字を削除する入力を受信したことに応答して、電子デバイス500は、「Hi@Eve」の代わりに「Hi@Ev」を含むように、テキスト入力フィールド1014を更新する。いくつかの実施形態では、図10RRR~10SSSを参照して説明したように、テキスト1090aからメンション機能を除去した後にテキスト入力フィールド1014内にテキスト「Hi@Ev」を表示している間に、電子デバイス500は、スペースが後に続く文字「e」の入力を検出する。この一連の入力に応答して、電子デバイス500は、テキスト「Hi@Eve」、続いてテキスト入力フィールド1014内のスペースを表示することができるが、いくつかの実施形態では、テキスト「Eve」(例えば、メンション1090b)を含むメンションにより、「@Eve」のプレーンテキストバージョンを置き換えることはない。すなわち、いくつかの実施形態では、一旦メンション1090bがテキスト入力フィールド1014から除去されると、電子デバイス500は、テキスト1090aの一部が削除された後にテキスト1090aを完了する1つ以上の入力に応答して、テキスト1090aをメンション1090bに変換しない。
いくつかの実施形態では、図10PPP~10TTTを参照して説明される一連の入力の後に、ユーザが、図10RRRに示される位置で、メンション1090bの入力を望むことを決定することができる。いくつかの実施形態では、図10TTTに示されるテキスト1090aの選択を検出したことに応答して(例えば、テキスト1090aで検出されたタップによって)、電子デバイス500は、選択に応答してテキスト1090aをメンション1090bに変換することによって、又は選択に応答してメンションを作成するオプションを表示することによって(例えば、前述のように「@」シンボルを除去することを含む)、テキスト1090aをメンション1090bで置き換えるプロセスを開始する。追加的に又は代替的に、ユーザは、テキスト1090a(例えば、「@Eve」)を完全に削除し、図10PPPに示すようにテキスト1090aを再入力することができる。いくつかの実施形態では、テキスト1090aが完全に削除され、完全に再入力された後、テキスト1090aの後のスペースの入力を検出したことに応答して、電子デバイス500は、図10PPP~10QQQを参照して上述したように、テキスト1090aをメンション1090bに変換する。
図11A~11Bは、いくつかの実施形態に係る、メッセージング対話(例えば、「メンション」)内のコンタクトにリンク(例えば、リッチリンク)を作成及び提示する方法1100を示すフロー図である。方法1100は、任意選択的に、図1A~1B、2~3、4A~4B、及び5A~5Hを参照して上述したようなデバイス100、デバイス300、又はデバイス500などの電子デバイスで実行される。方法1100における一部の動作は、任意選択で組み合わされ、及び/又は、一部の動作の順序は、任意選択で変更される。
以下に説明するように、方法1100は、電子デバイスがメッセージングユーザインタフェース内にメンションを作成し提示する方法を提供する。この方法は、本開示のデバイスのユーザインタフェースと対話するときのユーザの認識的負担を軽減し、それによって、より効率的なヒューマンマシンインタフェースを作り出す。バッテリ動作電子デバイスに関しては、ユーザインタフェースとのユーザの対話の効率を向上させることにより、電力が節約され、バッテリを充電する間隔が増大する。
いくつかの実施形態では、方法1100は、ディスプレイ生成構成要素及び1つ以上の入力デバイス(例えば、モバイルデバイス(例えば、タブレット、スマートフォン、メディアプレーヤ)、コンピュータ(例えば、デスクトップコンピュータ、ラップトップコンピュータ)、又はウェアラブルデバイス(例えば、腕時計、ヘッドマウントデバイス)と通信する電子デバイスにおいて実行される。いくつかの実施形態では、ディスプレイ生成構成要素は、電子デバイス(任意選択的にタッチスクリーンディスプレイ)及び/又はモニタ、プロジェクタ、テレビなどの外部ディスプレイ)と一体化されたディスプレイである。
図10BBBなどのいくつかの実施形態では、電子デバイス500は、ディスプレイ生成構成要素を介して、対話のメッセージの1つ以上の指示1008h、1010h及び1010eを含むメッセージングユーザインタフェースと、テキスト入力フィールド1014とを表示する(1102)。いくつかの実施形態では、メッセージの1つ以上の指示は、電子デバイスのユーザのユーザアカウントから送信されたメッセージ及び/又は他のユーザによって送信されるメッセージ(例えば、電子デバイスのユーザのコンタクト)を含む、対話のメッセージのコンテンツ(例えば、テキスト、静止画像又はビデオ画像、音声、リンク、リッチリンクなど)を含む。テキスト入力フィールドは、任意選択的に、メッセージコンテンツの作成を要求する入力が向けられるユーザインタフェースの領域である。
図10CCCなどのいくつかの実施形態では、メッセージングユーザインタフェースを表示している間に、電子デバイス500は、1つ以上の入力デバイスを介して、第1のテキスト1048aのテキスト入力フィールド1014に入力の指示を受信する(1104)(例えば、ユーザは、キーボード、ソフトキーボード、音声入力、又は電子デバイスと通信する別の入力デバイスを介してテキスト入力を入力する)。
図10CCCなどのいくつかの実施形態では、第1のテキストの入力の指示を受信したことに応答して、電子デバイス500は、メッセージングユーザインタフェースのテキスト入力フィールド1014内に、第1のテキスト1048a(例えば、電子デバイスは、ユーザによって入力されたテキストを表示する)を表示する(1106)。
図10CCCなどのいくつかの実施形態では、第1のテキスト1048aを表示することは、第1のテキストの第1の部分を受信した後、かつ第1のテキストの第2の部分を受信する前に(例えば、ユーザは、単語又は名前の1つ以上の文字に対応するテキストを入力するが、完全な単語又は名前は入力しない)、第1の値を有する視覚的特性を有する第1のテキストの第1の部分1048aを表示する(1108)ことを含む(例えば、第1のテキストは、第1の色、サイズ、不透明度、フォント、又はテキストスタイルで表示される)。いくつかの実施形態では、単語又は名前が不完全である間、電子デバイスは、対話内のコンタクト(例えば、「メンション」)に関連付けられたリンク(例えば、リッチリンク)に対応しない外観でテキストを表示する。例えば、アレキサンダーは、メッセージをバーナデットにタイピングし、テキスト「Hi Be」(例えば、「ハイ バーナデット(Hi Bernadette)」の開始)を入力する。この例では、テキスト「Hi Be」は全て、同じ色で表示される。
いくつかの実施形態では、図10DDDのように、第1のテキスト1048bの第2の部分を受信した後、及びテキストの第1の部分及び第2の部分がそれぞれのコンタクトに対応するとの判定に従って(例えば、テキストの第1の部分及び第2の部分はコンタクトの名前(名、姓又はニックネーム)に一致する)、電子デバイス500は、第1の値とは異なる第2の値を有する視覚的特性を有する第1のテキスト1048bの第1の部分及び第2の部分を表示する(1112)(例えば、第1のテキストは、第2の色、サイズ、不透明度、フォント、又はテキストスタイルで表示される)。いくつかの実施形態では、テキストがコンタクトの名前と一致すると、電子デバイスは、メッセージング対話内のコンタクト(例えば、「メンション」)に関連付けられたリンク(例えば、リッチリンク)を作成するオプションに対応する外観でテキストを表示する。例えば、アレキサンダーは、メッセージをバーナデットにタイピングし続け、テキスト「ハイ バーナデット(Hi Bernadette)」を入力する。この例では、「バーナデット」がコンタクトの名と一致するため、テキスト「ハイ」は第1の色で表示され、テキスト「バーナデット」は、第1の色とは異なる第2の色で表示される。いくつかの実施形態では、テキストがコンタクトの姓又はニックネーム(例えば、コンタクトのコンタクトカードに含まれる姓又はニックネーム)と一致するとの判定に従って、電子デバイスは、第2の値を有する視覚的特性でテキストを表示する。
図10Jなどのいくつかの実施形態では、第1のテキスト1020cの第1の部分及び第2の部分は、コンタクトに対応しない(例えば、コンタクトがメッセージング対話の一部であるかに関わらず、メッセージング対話内の任意のコンタクトに対応しない、又は電子デバイスの任意のコンタクトに対応しない)という判定に従って、電子デバイス500は、第1の値を有する視覚的特性を有する第1のテキスト1020cの第1の部分及び第2の部分を表示する(1114)。いくつかの実施形態では、メッセージング対話内のコンタクトの名前に対応しないテキストは、第1の値を有する視覚的特性と共に表示される。いくつかの実施形態では、メッセージング対話に含まれない電子デバイスのコンタクトの名前に対応するテキストもまた、第1の値を有する視覚的特性と共に表示される。例えば、アレキサンダーは、メッセージをバーナデットにタイプし、テキスト「ハイ ビーグル(Hi Beagles)」を入力する。この例では、「ハイ」及び「ビーグル」は、メッセージング対話に含まれるコンタクトの名前に対応しないため、電子デバイスは、全て同じ色でテキスト「ハイ ビーグル」を表示する。
いくつかの実施形態では、第1のテキスト1048bの第2の部分を受信した後、かつ第1のテキスト1048bの第1の部分及び第2の部分がそれぞれのコンタクト(1116)に対応するとの判定に従って(例えば、第1のテキストの第1の部分及び第2の部分は、メッセージング対話内のコンタクトの名前(名、姓、又はニックネーム)の全てに一致する)、図10EEEのように第1のテキスト1048bをそれぞれのコンタクトに関連付ける入力が受信されたとの判定に従って(例えば、選択されたときに、電子デバイスに、対話内のコンタクト(例えば、「メンション」)に関連付けられたリンク(例えば、リッチリンク)として第1のテキストを提示させる選択可能なオプションの選択、又は続くテキストがメンションに変わることを示す文字の入力の選択(例えば、テキストの第1の部分及び第2の部分の前の「@」シンボルの入力))、電子デバイス500は、図10FFFのように、第1の値及び第2の値とは異なる第3の値を有する視覚的特性を有する第1のテキスト1048cを表示する(1118)(例えば、第1のテキストは、第3の色、サイズ、不透明度、フォント、又はテキストスタイルで表示される)。いくつかの実施形態では、第1のテキストをコンタクトに関連付ける入力は、第1のテキストの選択及び/又は第1のテキストに関連付けられたオプションの選択、及び対話内のそれぞれのコンタクトである。例えば、アレキサンダーは、テキスト「ハイ バーナデット」を含むメッセージをバーナデットにタイプする。この例では、電子デバイスは、アレキサンダーがワード「バーナデット」を選択するまで、第1の色で「ハイ」を表示し、「バーナデット」の第2の色で表示する。この例では、アレキサンダーの選択に応答して、電子デバイスは、選択されたときに、電子デバイスにテキストをメンションに変えさせるオプションを表示する。この例では、アレキサンダーはオプションを選択し、選択に応答して、電子デバイスは、テキスト「バーナデット」を、バーナデットのユーザアカウント(例えば、連絡先情報)に関連付けられたリンク(例えば、リッチリンク)に変換し、第1の色で「ハイ」を表示し続ける間に、第3の色で「バーナデット」を表示するようにディスプレイを更新する。
図10GGGなどのいくつかの実施形態では、第1のテキスト1048bをそれぞれのコンタクトと切り離す入力が受信されたという判定に従って(例えば、第1のテキストをコンタクトと切り離す入力は、スペース文字、句読点文字、又は関連付けを確認せずに第1のテキストを入力した後に入力されるテキストの第1及び第2の部分の後に追加される別の文字を含む(例えば、第2の色で表示されている間のテキストの選択は検出されない))、電子デバイス500は、第1のテキスト1048dを、図10HHHのような第1の値を有する視覚的特性で表示する(1120)。いくつかの実施形態では、電子デバイスは、第1のテキストを表示し、第1のテキストをメンションに変えるための入力以外の入力に応答して、第1の値を有する視覚的特性を有する第1のテキストを表示する。ユーザが、コンタクトの名前のテキストを入力した後にテキストを入力し続ける場合(例えば、名前が第2の値を有する視覚的特性で表示されている間に名前の後のスペースをタイピングする、名前の後に別の文字を追加する)、電子デバイスは、第1の値を有する視覚的特性を有する第1のテキストを表示する。例えば、「イブ(Eve)」と命名されたコンタクトとの対話において、ユーザは「Eve」とタイプし、電子デバイスは、第2の値を有する視覚的特性を有する「Eve」を表示する。次に、この実施例では、ユーザは、単語「Eve」を「Even」に変更し続け、電子デバイスは、第2の値を有する視覚的特性を有する単語「Even」を表示する(名、姓、又はニックネームとしての「Even」のコンタクトが対話内にないと仮定して)。例えば、電子デバイスは、第1のテキストをコンタクトと関連付ける入力は受信されなかったため、第1の色、サイズ、不透明度、フォント、又はテキストスタイリングを有するコンタクトに対応したため、第2の色、サイズ、不透明度、フォント、又はテキストスタイリングを有する第1のテキストを表示されている間に元に戻す。いくつかの実施形態では、第3の値を有する視覚的特性(例えば、メンション)で表示されたテキストの選択を検出したことに応答して、電子デバイスは、コンタクトカードユーザインタフェース内の第3の値を有する視覚的特性を有するテキストに関連付けられたコンタクトに関連付けれた連絡先情報を表示する。
テキストがコンタクトの名前に対応するかどうか、及びテキストがコンタクトに関連付けられているかどうかに基づいて、視覚的特性の値を更新する上記の方法は、電子デバイスが、対話内のコンタクトと関連付けたり切り離したりする効率的な方法を提供することを可能にし、これによりユーザと電子デバイスとの間の相互作用を簡略化し、電子デバイスの動作性を強化し、ユーザデバイスインタフェースをより効率的にする(例えば、対話内のコンタクトとの関連付けを作成し除去するのに必要な入力数を削減することによって)。加えて、ユーザが電子デバイスをより素早くかつ効率的に使用することを可能にすることによって、電子デバイスの電力使用を削減しバッテリ寿命を改善する。
図10FFFなどのいくつかの実施形態では、それぞれのコンタクトは、対話に含まれるコンタクトである(例えば、対話内のメッセージは、コンタクトのユーザアカウントに送信される)。いくつかの実施形態では、第1のテキスト1034aを表示することは、第1のテキスト1034aの第1の部分及び第2の部分が、対話に含まれていない第2のそれぞれのコンタクトに対応するとの判定に従って、第1のテキスト1034aの第2の部分を受信した後に、電子デバイス500は、第1の値を有する視覚的特性を有する第1のテキスト1034aの第1の部分及び第2の部分を表示する。いくつかの実施形態では、電子デバイスがそれぞれの対話内の対話に含まれるコンタクトに関連付けられたリンク(例えば、リッチリンク)のみを作成するため、電子デバイスは、テキストがメッセージング対話に含まれるコンタクトの名前に対応する場合、第2の値を有する視覚的特性を有する第1のテキストのみを表示する。例えば、アレキサンダーは、バーナデットとの対話においてバーナデットにリンク(例えば、リッチリンク)を作成することができるが、エバンがその対話内にいない場合、バーナデットとの対話においてエバンに関連付けられたリンク(例えば、リッチリンク)を作成することができない。別の実施例として、アレキサンダーは、イブとの対話においてイブに関連付けられたリンク(例えば、リッチリンク)を作成することができるが、バーナデットが対話内にいない場合、イブとの対話においてバーナデットと関連付けられたリンク(例えば、リッチリンク)を作成することができない。第1のテキストが対話に含まれていないコンタクトの名前に対応するときに、第1のテキストを第1の値を有する視覚的特性で表示する上記の方法は、電子デバイスが、コンタクトに関連付けられたリンク(例えば、リッチリンク)が対話内のコンタクトのためにのみ作成されることをユーザに通信すること可能にし、これによりユーザと電子デバイスとの間の対話を簡略化し、電子デバイスの動作性を強化し、ユーザデバイスインタフェースをより効率的にする(例えば、コンタクトへのリンク(例えば、リッチリンク)なしで第1のテキストを表示するために必要とされる入力の数を削減することによって)。加えて、ユーザが電子デバイスをより素早くかつ効率的に使用することを可能にすることによって、電子デバイスの電力使用を削減しバッテリ寿命を改善する。
図10EEEなどのいくつかの実施形態では、第1のテキストをそれぞれのコンタクトに関連付ける入力は、選択可能な任意選択1046dの選択を含み、一方、第1のテキスト1048bは、第2の値を有する視覚的特性と共に表示される。いくつかの実施形態では、第2の値を有する視覚的特性は、第1のテキストとのそれぞれのコンタクトに関連付けられたライケ(例えば、リッチリンク)を関連付けることが可能であることを示す。いくつかの実施形態では、第1のテキストが対話内のちょうど1つのコンタクトに対応する場合、第1のテキストの選択は、電子デバイスに、第1のテキストをそれぞれのコンタクトに関連付ける任意選択を表示させる。いくつかの実施形態では、第1のテキストが対話内の複数のコンタクトに対応する場合、電子デバイスは、テキストを、第1のテキストに対応する名前を有するコンタクトのそれぞれのうちの1つと関連付けるための複数の任意選択を表示する。第2の値を有する視覚的特性と共に表示された第1のテキストの選択を検出したことに応答して、第1のテキストをコンタクトと関連付ける上記の方法は、電子デバイスが、テキストをコンタクトと関連付ける効率的な方法を提供することを可能にし、これによりユーザと電子デバイスとの間の相互作用を簡略化し、電子デバイスの動作性を強化し、ユーザデバイスインタフェースをより効率的にする(例えば、テキストをコンタクトと関連付けるために必要とされる入力の数を削減することによって)。加えて、ユーザが電子デバイスをより素早くかつ効率的に使用することを可能にすることによって、電子デバイスの電力使用を削減しバッテリ寿命を改善する。
図10BBなどのいくつかの実施形態では、第1のテキスト1026bをそれぞれのコンタクトに関連付ける入力は、第1のテキスト1026bで既定の文字を入力することを含む。いくつかの実施形態では、第1のテキストが、それぞれのコンタクトの名前に対応する所定の文字+テキストを含む場合、それぞれのコンタクトの名前に対応するテキストが1つ以上の基準(例えば、複数の文字に関連する基準、対話内のコンタクトの数に関する基準、それぞれのコンタクトの名前に一致する第1のテキストが対応することが可能なコンタクトの数に関連する基準)を満たすと、電子デバイスは、第1のテキストを第3の視覚的特性で自動的に表示し、第1のテキストをそれぞれのコンタクトに関連付ける。例えば、アレキサンダーが「ハイ @バーナデット」というメッセージをバーナデットに入力する場合、電子デバイスは、選択されたときにバーナデットの連絡先情報を表示する第3の値を有する視覚的特性を有するテキスト「バーナデット」を表示する。この実施例では、「バーナデット」は、「バーナデット」の前に「@」文字をタイプ入力する以外の任意の追加入力を伴わずに、バーナデットの連絡先情報へのリンクとして、第3の値を有する視覚的特性で表示される。いくつかの実施形態では、所定の文字が第1のテキストに含まれる場合、電子デバイスが第1のテキストが対応するコンタクトを判定することができると、第1のテキストをコンタクトに関連付けるために追加の入力は必要ではない。いくつかの実施形態では、電子デバイスは、メッセージが送信される前に(例えば、メッセージがメッセージング対話に送信される前に、かつテキストがテキスト入力フィールド内に表示されている間)第1のテキストが対応するそれぞれのコンタクトを判定し、第1のテキストを第3の値を有する視覚的特性で表示する。第1のテキストを所定の文字で入力したことに応答して、第1のテキストをそれぞれのコンタクトに関連付ける上記の方法は、電子デバイスが、第1のテキストをそれぞれのコンタクトと関連付ける効率的な方法を提供することを可能にし、これによりユーザと電子デバイスとの間の相互作用を簡略化し、電子デバイスの動作性を強化し、ユーザデバイスインタフェースをより効率的にする(例えば、コンタクトを第1のテキストと関連付けるために必要とされる入力の数を削減することによって)。加えて、ユーザが電子デバイスをより素早くかつ効率的に使用することを可能にすることによって、電子デバイスの電力使用を削減しバッテリ寿命を改善する。
いくつかの実施形態では、第1のテキスト1026bの第2の部分を受信した後、かつ第1のテキスト1026bがそれぞれのコンタクトに対応するとの判定に従って、第1のテキストをそれぞれのコンタクトと関連付ける入力が受信されたという判定に従って、図10CCなどの、メッセージングユーザインタフェースから既定の文字の表示を除去する。いくつかの実施形態では、電子デバイスは、既定の文字、第1のテキストの第1の部分、及び第2の値を有する視覚的特性を有する第1のテキストの第2の部分を表示することから遷移して、既定の文字を表示せずに、第3の値を有する視覚的特性を有する第1のテキストの第1及び第2の部分を表示する。例えば、アレキサンダーはテキスト「ハイ @バーナデット」を入力し、電子デバイスは、第1の値を有する視覚的特性と共に「ハイ」を表示し、第2の値を有する視覚的特性と共に「@バーナデット」を表示する。この例では、アレキサンダーが「ハイ @バーナデット(Hi Bernadette)」を入力することを終了すると(例えば、最後の「e」の後のスペースを検出することに応答して)電子デバイスは、第1の値を有する視覚的特性で「ハイ」を表示し、第3の値を有する視覚的特性で「バーナデット」を表示し、「@」文字を表示しない。第1のテキストの第2の部分を受信した後に、既定の文字の表示を除去する上記の方法により、電子デバイスは、第1のテキストが第3の値を有する視覚的特性と共に表示されることによって、コンタクトと関連付けられていることが明確な場合、メッセージ内の文字数を低減することを可能にし、これによりユーザと電子デバイスとの間の相互作用を簡略化し、電子デバイスの動作性を強化し、ユーザデバイスインタフェースをより効率的にする(例えば、メッセージ全体を見るために必要とされる入力を低減することによって)。加えて、ユーザが電子デバイスをより素早くかつ効率的に使用することを可能にすることによって、電子デバイスの電力使用を削減しバッテリ寿命を改善する。
いくつかの実施形態では、それぞれのコンタクトは、コンタクトに関連付けられた名、姓、及び/又はニックネームを含むコンタクトカードと関連付けられる。第1のテキストは、任意選択的に、コンタクトに関連付けられた名、姓、又はニックネームのうちのいずれか1つに対応する。
図10DDなどのいくつかの実施形態では、それぞれのコンタクトは、電子デバイス500上の第2のテキストとの組み合わせで第1のテキスト1026cによって識別され、入力された第1のテキスト1026cは、第2のテキストを伴わない(例えば、電子デバイスの連絡先情報に記憶されているコンタクトのフルネームは「ボブ スミス」であるが、入力された第1のテキストは「スミス」なしの「ボブ」のみであるか、又はその逆である)。図10DDなどのいくつかの実施形態では、第1のテキスト1026cの第2の部分を受信した後、及び第1のテキスト1026cがそれぞれのコンタクトに対応するとの判定に従って(例えば、第1のテキストは、メッセージング対話内のそれぞれのコンタクトに対応する名前又は名前の一部に一致する)、第1のテキストをそれぞれのコンタクトと関連付ける入力が受信されたという判定に従って、電子デバイス500は、第2のテキストをメッセージングユーザインタフェースに追加することなく、第3の値を有する視覚的特性で第1のテキスト1026cを表示する。いくつかの実施形態では、電子デバイスが第1のテキストをコンタクトと関連付けると、電子デバイスは第1のテキストを変更しない。例えば、アレキサンダーがメッセージ「ハイ バーナデット」を入力する場合、テキスト「バーナデット」は、第3の値を有する視覚的特性と共に表示され、バーナデットのユーザアカウントに関連付けられ、電子デバイスは、テキスト「バーナデット」に「@」記号又はバーナデットの連絡先情報に任意選択的に記憶されるバーナデットの姓などの追加の文字を付加しない。第1のテキストを、メッセージングユーザインタフェースに第2のテキストを追加することなく、第3の値を有する視覚的特性で表示する上記の方法は、電子デバイスが、ユーザによって入力されたものを維持することを可能にし、これによりユーザと電子デバイスとの間の相互作用を簡略化し、電子デバイスの動作性を強化し、ユーザデバイスインタフェースをより効率的にする(例えば、ユーザデバイス対話におけるエラーをもたらし得るユーザインタフェースへの変更を回避することによって)。加えて、ユーザが電子デバイスをより素早くかつ効率的に使用することを可能にすることによって、電子デバイスの電力使用を削減しバッテリ寿命を改善する。
いくつかの実施形態では、第1のテキストを第3の値を有する視覚的特性で表示することは、第1のテキストを太字書体で表示することを含む(例えば、第1の値を有する視覚的特性を有する第1のテキストを表示することは、第1のテキストを太字書体で表示することを含まない)。電子デバイスは、第1のテキストを含むメッセージがメッセージング対話に送信されると、任意選択的に、第1のテキストを太字書体で表示する。いくつかの実施形態では、対話へのアクセスを有する第1の電子デバイス以外の電子デバイスはまた、第1のテキストを太字書体で表示する。
いくつかの実施形態では、コンタクトに関連付けられたテキストの選択を検出したことに応答して、電子デバイスは、コンタクトに関連付けられた連絡先情報を含むコンタクトカードユーザインタフェースを表示する。
図10IIなどのいくつかの実施形態では、対話は、対話内のメッセージングアクティビティの指示が、電子デバイス500におけるメッセージングアクティビティの通知の提示を引き起こさないモードにある間(例えば、電子デバイスのユーザは、対話に関連付けられた通知(例えば、ユーザが対話を「ミュート」にする)を抑制する設定をアクティブ化し)、電子デバイス500は、それぞれのメッセージングアクティビティが対話に追加されたという指示1006iiを受信する。いくつかの実施形態では、それぞれのメッセージングアクティビティが対話に追加されたという指示を受信したことに応答して、それぞれのメッセージングアクティビティが、図10IIなどの電子デバイスのユーザに関連付けられたテキストに関連付けられていないという判定に従って、電子デバイスにおけるそれぞれのメッセージングアクティビティのそれぞれの通知を提示することを見合わせる。例えば、ユーザは、それぞれのメッセージング対話に関連付けられた通知を抑制する設定をアクティブ化し、ユーザのユーザアカウントに関連付けられたテキストを含まないそれぞれのメッセージング対話におけるメッセージの指示を受信したことに応答して(例えば、他のユーザは、そのユーザのメッセージ内のテキストのいずれの部分も電子デバイスのユーザの連絡先情報とリンクさせていない)、電子デバイスは、通知を抑制する設定がアクティブ化されるため、メッセージの通知を提示することを取り止める。図10JJなどのいくつかの実施形態では、それぞれのメッセージングアクティビティが、電子デバイスのユーザに関連付けられたテキストに関連付けられているとの判定に従って、電子デバイス500は、電子デバイスにおけるそれぞれのメッセージングアクティビティのそれぞれの通知1002bを提示する。例えば、ユーザは、それぞれのメッセージング対話に関連付けられた通知を抑制するために設定をアクティブ化し、ユーザのユーザアカウントに関連付けられたテキストを含むそれぞれのメッセージング対話におけるメッセージの指示を受信することに応答して(例えば、他のユーザは、そのユーザのメッセージ内のテキストの一部分を電子デバイスのユーザの連絡先情報とリンクさせている)、電子デバイスは、メッセージがユーザのユーザアカウントに関連付けられたテキストを含むため、通知を抑制する設定がアクティブ化されたとしても、メッセージの通知を提示する。いくつかの実施形態では、電子デバイスは、メッセージングアクティビティがユーザのメンションを含む場合であっても、ユーザが設定をアクティブ化して通知を抑制した対話におけるメッセージングアクティビティの通知を提示することを電子デバイスにさせない設定を有する。対話におけるメッセージングアクティビティの指示が通知の提示を発生させないモードの間に、それぞれのメッセージングアクティビティが、電子デバイスのユーザに関連付けられたテキストと関連付けられているとの判定に従って、メッセージングアクティビティのそれぞれの通知を提示する上記の方法は、電子デバイスが、ユーザに関連しない可能性が高いメッセージの通知を抑制し、ユーザに関連する可能性が高いメッセージの通知を提示することを可能にし、これによりユーザと電子デバイスとの間の相互作用を簡略化し、電子デバイスの動作性を強化し、ユーザデバイスインタフェースをより効率的にする(例えば、提示される通知の数を低減することによって)。それに加えて、ユーザが電子デバイスをより素早くかつ効率的に使用することを可能にすることによって、電子デバイスの電力使用を削減しバッテリ寿命を改善する。
いくつかの実施形態では、メッセージング対話における電子デバイスのユーザに関連付けられたテキストを含むメッセージングアクティビティの指示が通知の提示を引き起こさないとのモードの判定に従って、電子デバイスは、電子デバイスのユーザに関連付けられたテキストに関連付けられたメッセージを受信したことに応答して通知の提示を取り辞める。例えば、ユーザが、メッセージがユーザのユーザアカウントに関連付けられたテキストを含む場合であっても、対話内の通知を抑制する設定をアクティブ化する場合、電子デバイスは、メッセージがユーザのユーザアカウントに関連付けられたテキストを含む場合であっても、対話にメッセージの通知を一切提示しない。
図10JJなどのいくつかの実施形態では、電子デバイス500は、それぞれのメッセージングアクティビティが対話に追加されたという指示1006jjを受信し、メッセージングアクティビティは、電子デバイスのユーザにリンクされたテキストを含む(例えば、テキストは、第3の値を有する視覚的特性を伴って表示されたテキストがコンタクトに関連付けられる方法と同様の方法で電子デバイスのユーザに関連付けられる。)いくつかの実施形態では、それぞれのメッセージングアクティビティが対話に追加されたという指示1006jjの受信に応答して、電子デバイス500は、電子デバイスにおいてそれぞれのメッセージングアクティビティのそれぞれの通知を提示し、それぞれの通知が、それぞれの通知の視覚的指示1002bを含み、視覚的指示が、ディスプレイ生成構成要素を介して表示され、メッセージングユーザインタフェースが表示されていない間に表示される(例えば、電子デバイスは、ディスプレイ生成構成要素を介して、通知ユーザインタフェースなどのメッセージングユーザインタフェース以外のユーザインタフェース内のそれぞれの通知の視覚的指示を表示するか、又は電子デバイスによって表示される任意の他のユーザインタフェース上に重ねられる)。いくつかの実施形態では、それぞれの通知の視覚的指示1002bを表示してメッセージングユーザインタフェースを表示していない間に、電子デバイス500は、1つ以上の入力デバイスを介して、それぞれの通知の視覚的指示1002bを対象とする入力1003を受信する(例えば、電子デバイスは、通知の視覚的指示又は通知自体の視覚的指示の選択に含まれる選択可能なオプションの選択を検出する)。いくつかの実施形態では、それぞれの通知の視覚的指示を対象とする入力603を受信したことに応答して、電子デバイス500は、ディスプレイ生成構成要素を介して、図10MMなどのメッセージングユーザインタフェースを表示し、メッセージングユーザインタフェースは、それぞれのメッセージングアクティビティの表現1008gを表示するようにナビゲートされる。いくつかの実施形態では、電子デバイスは、電子デバイスのユーザのユーザアカウントに関連付けられたテキストを含むメッセージの位置にスクロールされたメッセージング対話を表示する。いくつかの実施形態では、電子デバイスは、電子デバイスのユーザにリンクされたテキストを含まない他のメッセージングアクティビティが受信されたという指示を受信する。いくつかの実施形態では、他のメッセージングアクティビティの通知の選択を検出したことに応答して、電子デバイスはメッセージング対話をメッセージング対話の終了までスクロールする。それぞれの通知の視覚的指示に向けられた入力を検出したことに応答して、それぞれのメッセージングアクティビティの表現を表示するようにナビゲートされたメッセージングユーザインタフェースを表示する上記の方法は、電子デバイスが、通知に関連付けられたメッセージを効率的に提示することを可能にし、これによりユーザと電子デバイスとの間の相互作用を簡略化し、電子デバイスの動作性を強化し、ユーザデバイスインタフェースをより効率的にする(例えば、通知に関連付けられたメッセージを見るために必要とされる入力の数を削減することによって)。それに加えて、ユーザが電子デバイスをより素早くかつ効率的に使用することを可能にすることによって、電子デバイスの電力使用を削減しバッテリ寿命を改善する。
図10Tなどのいくつかの実施形態では、メッセージングユーザインタフェースは、それぞれのユーザに関連付けられたそれぞれのテキスト1008aを含む。図10Tなどのいくつかの実施形態では、それぞれのユーザが電子デバイスのユーザであるとの判定に従って、それぞれのテキスト1008aは、第1のそれぞれの値を有するそれぞれの視覚的特性と共に表示される。図10Tのようないくつかの実施形態では、それぞれのユーザが、電子デバイスとは異なる第2の電子デバイスのユーザであるとの判定に従って、それぞれのテキスト1005aは、第1のそれぞれの値とは異なる第2のそれぞれの値を有する、それぞれの視覚的特性と共に表示される。いくつかの実施形態では、対話に送信されたメッセージに含まれる電子デバイスのユーザではない対話内のコンタクトに対応するテキストは、コンタクトに関連付けられていないテキストの視覚的特性の値とは異なるそれぞれの値を有する視覚的特性と共に表示される。いくつかの実施形態では、対話内のメッセージに含まれる電子デバイスのユーザに対応するテキストは、それぞれの値の視覚的特性、及び電子デバイスのユーザに関連付けられていないテキストのそれぞれの視覚的特性の値とは異なるそれぞれの値を有する別のそれぞれの視覚的特性で表示される。例えば、ユーザに関連付けられていないテキストは、第1の色(例えば、黒色)で表示され、太字表示しておらず、電子デバイスのユーザ以外のユーザに関連付けられたテキストは、太字書体及び第1の色(例えば、黒色)で表示され、電子デバイスのユーザに関連付けられたテキストは、第2の色(例えば、青色)及び太字書体で表示される。第1のそれぞれの値を有するそれぞれの視覚的特性で電子デバイスのユーザに関連付けられたテキストを表示し、第2のそれぞれの値を有するそれぞれの視覚的特性で第2の電子デバイスのユーザに関連付けられたテキストを表示する上述の方法により、電子デバイスは、コンタクトに関連付けられていないテキストからコンタクトに関連付けられたテキストを、電子デバイスのユーザに関連付けられたテキストを、他のユーザに関連付けられたテキストと区別することを可能にし、これによりユーザと電子デバイスとの間の相互作用を簡略化し、電子デバイスの動作性を強化し、ユーザデバイスインタフェースをより効率的にする(例えば、容易に理解できる方法でテキストを提示することによって、ユーザが、どのテキストが他のコンタクトに関連付けられているか、及びそのテキストが関連付けられているかを理解するのに必要な時間を短縮することによって)。それに加えて、ユーザが電子デバイスをより素早くかつ効率的に使用することを可能にすることによって、電子デバイスの電力使用を削減しバッテリ寿命を改善する。
メッセージングユーザインタフェースを表示している間の図10Xなどのいくつかの実施形態では、電子デバイス500は、1つ以上の入力デバイスを介して、入力の指示を含む一連の1つ以上の入力を、対話に含まれない第2のそれぞれのコンタクトに対応する第2のテキストのテキスト入力フィールド1014に受信する(例えば、入力のシーケンスは、第2のテキスト及び第2のそれぞれのコンタクトに第2のテキストを関連付ける入力、例えば、第2のそれぞれのコンタクトの名前の前に「@」文字をタイプ入力すること、第2のそれぞれのコンタクトの名前の第2のテキストを選択すること、又は選択されたときに、電子デバイスに第2のテキストをそれぞれのコンタクトに関連付ける、選択可能なオプションを選択することを含む)。いくつかの実施形態では、1つ以上の入力のシーケンスの受信に応答して、電子デバイス500は、メッセージングユーザインタフェースのテキスト入力フィールド1014内に、第2のテキスト1024cを表示する。いくつかの実施形態では、電子デバイス500は、電子デバイスに関連付けられた1つ以上のコンタクトに対応するそれぞれのユーザインタフェースをメッセージングユーザインタフェース内に表示し、ユーザインタフェースは、第2のそれぞれのコンタクトを対話に追加するプロセスを開始するために選択可能な選択可能なオプションを含む。いくつかの実施形態では、それぞれのユーザインタフェースは、メッセージング対話内に既に表示されたコンタクトの表現と、選択されたときに、電子デバイスに、それぞれのコンタクトを対話に追加するプロセスを開始させる選択可能なオプションと関連付けて表示される第2のそれぞれのコンタクトの表現とを含む。いくつかの実施形態では、それぞれのコンタクトがメッセージング対話に追加されると、それぞれのコンタクトはメッセージング対話へのアクセスを与えられ、ユーザは、第2のテキストをそれぞれのコンタクトと関連付けることができる。いくつかの実施形態では、ユーザが第2のそれぞれのコンタクトをメッセージング対話に追加しない場合、電子デバイスは、第2のテキストを第2のそれぞれのコンタクトに関連付けることができない。それぞれのコンタクトをメッセージング対話に追加するプロセスを開始させる選択可能なオプションを表示する上記の方法は、電子デバイスが、第2のテキストをそれぞれのコンタクトに関連付けるためのユーザの要求に応答して、対話にコンタクトを効率的に追加することを可能にし、これによりユーザと電子デバイスとの間の相互作用を簡略化し、電子デバイスの動作性を強化し、ユーザデバイスインタフェースをより効率的にする(例えば、ユーザがそうすることを望む可能性がある状況において、メッセージング対話にコンタクトを追加するために必要とされる入力の数を低減することによって)。加えて、ユーザが電子デバイスをより素早くかつ効率的に使用することを可能にすることによって、電子デバイスの電力使用を削減しバッテリ寿命を改善する。
いくつかの実施形態では、第1のテキストがそれぞれのコンタクトに関連付けられている間に、電子デバイス500は、1つ以上の入力デバイスを介して、第1のテキストを含むそれぞれのメッセージを対話に送信せよとの要求に対応する入力を受信する(1122)(例えば、電子デバイスは、第1のテキストがメンションとして指定された後にメッセージング対話内の他の電子デバイスにメッセージを送信するための選択可能なオプションの選択を検出する)。いくつかの実施形態では、第1のテキストを含むそれぞれのメッセージを対話に送信する要求に対応する入力を受信したことに応答して、電子デバイス500は、第2の電子デバイスに、第1のテキストを含む文字列を送信し(1124)、この文字列が、電子デバイスによって決定されたそれぞれのコンタクトのための通信識別子で符号化される。いくつかの実施形態では、文字列は、文字(例えば、文字、数字、記号)の順序付けられたリストである。いくつかの実施形態では、通信識別子は、電話番号、電子メールアドレス、又は他のユーザ名などのそれぞれのコンタクトに関連付けられたユーザアカウントである。いくつかの実施形態では、文字列は、第1のテキストがメンションとして表示されることを符号化するために第1のテキストの前及び第1のテキストの後に所定の一連の文字、第2の電子デバイスにテキストをメンションに変えるように命令する文字列、及びメンションに関連付けられるユーザアカウントに関連付けられた通信識別子を含む。そのため、それぞれのコンタクトの通信識別子がメッセージ文字列自体にコードされるため、任意の受信デバイス(例えば、メッセージング対話内の他のデバイス)は、第1のテキスト(例えば、コンタクトの名前)と受信デバイスにおけるコンタクトデータベース内のコンタクトとの一致に依存する必要はなく、メッセージ文字列自体から通信識別子を取得することができる。この通信識別子は非存在であってもよく、及び/又は受信デバイスに記憶されたコンタクトの名前と正確に一致しない場合がある。いくつかの実施形態では、送信デバイスがメッセージ内にエンコードする通信識別子は、送信デバイスに記憶されたコンタクトの通信識別子(例えば、連絡先ディレクトリ)であるか、単純に、コンタクト及び/又はコンタクトの通信識別子が送信デバイス上に(例えば、連絡先ディレクトリ内に)記憶されているかに関わらず、対話に使用されているそのコンタクトの通信識別子である。それぞれのコンタクトのための通信識別子を用いて文字列を符号化する上述の方法は、第1のテキストをそれぞれのユーザと関連付ける効率的かつ曖昧でない方法を提供し、これは、ユーザと電子デバイスとの間の相互作用を簡略化し、電子デバイスの動作性を強化し、ユーザデバイスインタフェースをより効率的にする(例えば、テキストが関連付けられるユーザと、それぞれのユーザと同じ名前の別のユーザとを明確に区別するために必要な入力を削減することによって)。加えて、ユーザが電子デバイスをより素早くかつ効率的に使用することを可能にすることによって、電子デバイスの電力使用を削減しバッテリ寿命を改善する。
いくつかの実施形態では、電子デバイス500は、電子デバイスにおいて、それぞれのメッセージに対応する文字列を受信し(1126)、それぞれのメッセージは、第2のそれぞれのコンタクトに関連付けられたそれぞれのテキストを含み、文字列は、第2のそれぞれのコンタクトの通信識別子で符号化される。いくつかの実施形態では、文字列は、文字(例えば、文字、数字、句読点、記号)の順序付けられたリストである。いくつかの実施形態では、エンコードは、それぞれのテキストの前及び/又は後に特殊文字(例えば、{}、[]、又は他の区切りなどのブラケット)、電子デバイスにメンションとして第1のテキストを提示するように命令する機能に対応する文字列、並びに第2のそれぞれのコンタクトに関連付けられた通信識別子を含む。いくつかの実施形態では、通信識別子は、電話番号、電子メールアドレス、又は他のユーザ名などのユーザアカウントである。いくつかの実施形態では、電子デバイス500がメッセージングユーザインタフェース内にメンションを提示するように構成されていない場合(例えば、電子デバイス500は、符号化されたメンションを解釈することができない)、電子デバイス500は、通信識別子を表示することなく、平易なテキストとしてメンションとして提示されるべきテキストを表示する。文字列は、任意選択的に、メンションを含むメッセージのテキストの残りを含む。いくつかの実施形態では、文字列を受信したことに応答して、電子デバイス500は、それぞれのテキストを、第2のそれぞれのコンタクトの通信識別子を使用して、電子デバイス上に記憶されたコンタクト入力と関連付ける(1128)。いくつかの実施形態では、電子デバイスは、電子デバイス上に記憶された連絡先エントリがそれぞれのテキストを第2のそれぞれのコンタクトの通信識別子に関連付けるかどうかに関係なく、第2のそれぞれのテキストの通信識別子を使用して、テキストと電子デバイス上に記憶された連絡先エントリとを関連付ける。いくつかの実施形態では、文字列が受信された電子デバイスは、第2のそれぞれのコンタクトを、電子デバイスが第2のそれぞれのコンタクトを関連付ける名前とは異なる名前(単数又は複数)と関連付ける。電子デバイスは、任意選択的に、文字列内の通信識別子を第2のそれぞれのコンタクトの連絡先情報に一致させることができる。例えば、電子デバイスは、コンタクトバーナデットに関連付けられたメンションを含むメッセージを受信し、「母」(例えば、バーナデットの通信識別子、Bernadette@123.comで符号化されたメッセージに含まれるそれぞれのテキスト)は、バーナデットに関連付けられたメンションとして提示される。この例では、電子デバイスは、電子デバイスの連絡先ディレクトリ内のコンタクトバーナデットに関連付けられた名前「母」を含まないが(例えば、電子デバイスの連絡先ディレクトリにおいて、名前「バーナデット」は、通信識別子Bernadette@123.comと任意選択的に関連付けられており、「母」という名前は、任意選択的に、通信識別子Bernadette@123.comと関連付けられない)、電子デバイスは、バーナデットに関連付けられた通信識別子と一致し、連絡先ディレクトリにテキスト「母」(例えば、Bernadette@123.com)で符号化され、受信したメッセージにコードされた通信識別子を使用してバーナデットに適切にリンクされた、バーナデットのメンションとしてテキスト「母」を提示する。いくつかの実施形態では、電子デバイスは、メンションに関連付けられたコンタクトを識別する際に、それ自体の連絡先ディレクトリを全く利用せず、代わりに、メンションに関連付けられた通信識別子として、メンション文字列内に符号化された通信識別子を利用し、また、メンション文字列のそれぞれのテキストをコンタクトの名前として利用する。そのため、いくつかの実施形態では、メンションに関連付けられたコンタクトは、電子デバイスの連絡先ディレクトリに記憶される必要はない。電子デバイスにおけるコンタクト入力が、それぞれのテキストを通信識別子と関連付けているかどうかに関係なく、それぞれのテキストをコンタクト入力と関連付ける上記の方法は、コンタクトとメンションとを正しく関連付ける効率的な方法を提供し、これによりユーザと電子デバイスとの間の相互作用を簡略化し、電子デバイスの動作性を強化し、ユーザデバイスインタフェースをより効率的にする(例えば、メンションにコンタクトを一致させるために必要とされる入力を低減することによって)。加えて、ユーザが電子デバイスをより素早くかつ効率的に使用することを可能にすることによって、電子デバイスの電力使用を削減しバッテリ寿命を改善する。
図10PPPなどのいくつかの実施形態では、第1のテキスト1090aをそれぞれのコンタクトと関連付ける入力は、既定の文字がテキスト入力フィールド1014内に第1のテキストと共に表示されている間に受信される第1のタイプの第1の入力である(例えば、スペース)(例えば、電子デバイスは、所定の文字の入力を検出し、続いて第1のテキストが続き、そして第1のタイプの第1の入力が続く。例えば、電子デバイスは、「@バーナデット」の入力、続いてスペースバーを検出し、テキスト「バーナデット」を、コンタクトバーナデットに関連するメンションとして表示する)。図10RRRなどのいくつかの実施形態では、第1のテキスト1090bは、それぞれのコンタクトに関連付けられ、メッセージングユーザインタフェースから既定の文字の表示を除去した後に、電子デバイス500は、1つ以上の入力デバイスを介して、テキスト入力フィールド1014に向けられた削除入力を受信する。例えば、電子デバイスは、任意選択的に、メッセージを構成する入力が検出されるテキスト入力フィールド内の挿入マーカーに直接隣接する文字を削除するオプションの選択を検出する。図10SSSなどのいくつかの実施形態では、テキスト入力フィールド1014に指示された削除入力を受信したことに応答して、電子デバイス500は、それぞれのコンタクトから第1のテキスト1090aを解離させる。いくつかの実施形態では、電子デバイスは、所定の文字及び第1のテキストを、メンションではない他のテキストと同じ外観で表示し、ユーザがメッセージを送信した場合、所定の文字及び第1のテキストは、メンションの代わりにプレーンテキストとして送信される。図10SSSなどのいくつかの実施形態では、電子デバイス500は、テキスト入力フィールド1014内の第1のテキスト1090aの少なくともそれぞれの部分を有する既定の文字を再表示する。いくつかの実施形態では、電子デバイスは、単一の削除入力に応答して第1のテキストの文字を削除し、コンタクトから第1のテキストを切り離す。いくつかの実施形態では、電子デバイスは、複数の文字を削除するための入力を検出し、入力に応答して、第1のテキストの1つ以上の文字を削除し、コンタクトから第1のテキストを切り離す。いくつかの実施形態では、電子デバイスは、第1のテキストのそれぞれの部分のヘッドに「@」シンボルを再表示する。図10SSSなどのいくつかの実施形態では、第1のテキスト1090aをそれぞれのコンタクトで解離させた後、及びテキスト入力フィールド1014内に第1のテキスト1090aを用いて既定の文字を表示している間(例えば、削除入力は、第1のテキストから任意の文字を削除しなかった、又は削除入力は、第1のテキストから文字を削除したが、後続のテキスト入力は、第1のテキストから削除された文字を再入力するために提供された)、電子デバイス500は、1つ以上の入力を介して、第1のタイプの第2の入力を受信する。第1のテキスト及び所定の文字(例えば、「@バーナデット」)を表示している間に、電子デバイスは、第1のテキストの後にスペースを追加する入力を受信する。いくつかの実施形態では、第1のテキストが以前にコンタクトに関連付けられていなければ、電子デバイスは、スペースの入力を検出したことに応答して、第1のテキストをコンタクトと関連付ける。図10TTTなどのいくつかの実施形態では、第1のタイプの第2の入力を受信したことに応答して、電子デバイス500は、第1のテキスト1090aをそれぞれのコンタクトに関連付けることなく、またテキスト入力フィールド1014.から既定の文字の表示を削除することなく、テキスト入力フィールド1014のコンテンツを、第1のタイプの第2の入力に従って更新する。いくつかの実施形態では、第1のコンタクトとの関連付けが第1のテキスト及び既定の文字から除去されると、電子デバイスは、第1の入力に応答して、第1のテキストをそれぞれのコンタクトと関連付けない。いくつかの実施形態では、第1のテキスト及び既定の文字全体を削除するための1つ以上の入力、続いて既定の文字、第1のテキスト、及び第1の入力の再入力を検出したことに応答して、電子デバイスは、第1のテキストをメンションとして提示する。第1のテキストがそれぞれのコンタクトと以前に解離した後の第1のタイプの入力に応答して、第1のテキストをそれぞれのコンタクトと関連付けることを止める上記の方法は、第1のテキストからのそれぞれのコンタクトとの関連付けの除去及び除去を維持する効率的な方法を提供し、これによりユーザと電子デバイスとの間の相互作用を簡略化し、電子デバイスの動作性を強化し、ユーザデバイスインタフェースをより効率的にする(例えば、第1のテキストを再びコンタクトと偶発的に関連付けることを修正するために必要な入力を低減することによって)。加えて、ユーザが電子デバイスをより素早くかつ効率的に使用することを可能にすることによって、電子デバイスの電力使用を削減しバッテリ寿命を改善する。
図11A~11Bにおける動作について記載された特定の順序は単なる例示あり、記載された順序は、動作を実行することができる唯一の順序であることを示すことを意図するものではないことを理解されたい。当業者であれば、本明細書に記載される動作を再順序付けるための様々な方法を認識するであろう。加えて、本明細書に記載される他の方法(例えば、方法700、900、1300、及び1500)に関して本明細書に記載される他のプロセスの詳細はまた、図11A~図11Bに関して上記した方法1100にも、類似の様式で適用可能であることに留意されたい。例えば、方法1100を参照して上述されたメンションを作成及び提示する方法は、本明細書に記載される他の方法(例えば、方法700、900、1300及び1500)を参照して本明細書に記載される、メッセージング対話の表現を提示する方法、他のメッセージへの返信であるメッセージの指示を提示する方法、メンションを作成及び提示する方法等の特性のうちの1つ以上を任意選択的に有する。簡潔にするために、それらの詳細はここでは繰り返さない。
上述の情報処理方法での動作は、汎用プロセッサ(例えば、図1A~1B、3、5A~5Hに関連して上述したような)又は特定用途向けチップなどの、情報処理装置内の1つ以上の機能モジュールを稼働することによって任意選択的に実行される。更に、図11A~11Bを参照して上述した動作は、図1A~1Bに示す構成要素によって任意選択的に実行される。例えば、表示動作1102及び受信動作1104は、イベントソータ170、イベント認識部180、及びイベントハンドラ190によって、任意選択的に実施される。イベントソータ170のイベントモニタ171は、タッチスクリーン504上のコンタクトを検出し、イベントディスパッチャモジュール174は、イベント情報をアプリケーション136-1に配信する。アプリケーション136-1のそれぞれのイベント認識部180は、イベント情報をそれぞれのイベント定義186と比較し、タッチスクリーン上の第1の位置の第1のコンタクトがユーザインタフェース上のオブジェクトの選択などの、既定のイベント又はサブイベントに対応するかどうかを判定する。対応する既定のイベント又はサブイベントが検出されると、イベント認識部180は、そのイベント又はサブイベントの検出に関連付けられたイベントハンドラ190をアクティブ化する。イベントハンドラ190は、アプリケーション内部状態192を更新するために、データ更新部176又はオブジェクト更新部177を、任意選択的に利用又は呼び出す。いくつかの実施形態では、イベントハンドラ190は、アプリケーションにより表示されるものを更新するために、対応するGUI更新部178にアクセスする。同様に、当業者にとって、他のプロセスが、図1A~1Bに示す構成要素に基づいて、どのように実施され得るかは明らかであろう。
返信メッセージの指示を提示するためのユーザインタフェース
ユーザは、電子デバイスを使用してメッセージング対話内にメッセージの表現を表示することを含む、多くの異なる方法で電子デバイスと対話する。以下に説明する実施形態は、電子デバイスが、他のメッセージへの返信であるメッセージの指示を提示する方法を提供する。本明細書に記載されている方法で他のメッセージへの返信であるメッセージの指示を提示することは、返信対話中のメッセージを見るために必要となる時間及び入力を低減することによって、デバイスとの対話を強化し、したがって、ユーザが動作を実行するために必要とされる時間を低減することにより、デバイスの電力使用量を低減させ、バッテリ駆動装置のバッテリ寿命を延ばす。人々がデバイスを使用することが理解される。人がデバイスを使用するとき、その人は、任意選択的にそのデバイスのユーザと呼ばれる。
図12A~12Yは、いくつかの実施形態に係る、電子デバイス500が、互いに関連付けられた返信メッセージの表現を表示する例示的な方法を示す。図12A~12Y中の実施形態は、図13を参照して説明するプロセスを含め、以下に説明するプロセスを例示するために使用される。図12A~12Yは、電子デバイスが、図13を参照して以下に説明されるプロセスを実行することが可能な方法の様々な実施例を示すが、これらの実施例は限定することを意図するものではなく、電子デバイスは、図13を参照して以下に説明する1つ以上のプロセスを図12A~12Yを参照して明示的に説明しない方法で実行することができることを理解されたい。
図12Aにおいて、いくつかの実施形態では、電子デバイス500はメッセージング対話を表示する。いくつかの実施形態では、メッセージング対話は、図6A~7を参照して上述したメッセージング対話の表現のうちの1つの選択を検出したことに応答して表示されるか、又は、図10A~10TTT及び11A~11Bを参照して上述した通知の指示の選択の検出に応答して表示される。いくつかの実施形態では、メッセージング対話は、図8A~11を参照して上述した1つ以上の特徴を含む。
図12Aの例では、メッセージング対話は、電子デバイス500のユーザによって送信されたメッセージの表現1202a及び1202b、並びに対話内の他のユーザによって送信されたメッセージの表現1204a及び1204bを任意選択的に含む。図12Aの例では、メッセージング対話は、電子デバイス500のユーザと、「アリス」と名付けられた1つのコンタクトとを含む。いくつかの実施形態では、電子デバイス500のユーザによって送信されたメッセージの表現は、ユーザインタフェースの第1の側(例えば、右側)に表示され、アリスからのメッセージの表現は、ユーザインタフェースの他方の側(例えば、左側)に表示されて、各メッセージを送信した者を区別する。また、いくつかの実施形態では、図12Aに示すように、ユーザによって送信されるメッセージの表現1202a及び1202bは、対話内で他のユーザによって送信されたメッセージの表現1204a及び1204bの色(例えば、黒、白、灰色など)とは異なる色(例えば、青色、緑色など)で陰影付きで表示される。図12Aに示すように、いくつかの実施形態では、ユーザは、対話内の他のユーザによって送信されたメッセージのうちの1つの表現1204bを(例えば、コンタクト1203を用いて)選択する。いくつかの実施形態では、選択はタップである。いくつかの実施形態では、選択は長い押圧(例えば、0.5秒、1秒、2秒などの時間閾値より長いタップ)であり、いくつかの実施形態では、選択は、ダブルタップ(第1のタップのリフトオフと第2のタップのタッチダウンとの間の閾値時間量(例えば、0.5秒、1秒、2秒)未満で受信される2回のタップ)である。
いくつかの実施形態では、図12Bに示すように、図12Aのユーザの選択に応答して、電子デバイス500は、ぼかしをかけた背景上でユーザによって選択されたメッセージの表現1204bを表示する。電子デバイス500は、選択されると、電子デバイス500に、表現1204bに関連付けられたメッセージを有するアクションを実行させる複数のオプション1220a~cと、選択されると、電子デバイス500に、図8L~8Mを参照して上述した方法と同様の方法で、選択されたタグを表現1204bに関連付けられたメッセージに追加させる複数のオプション1222とを任意選択的に表示する。図12Bに示すように、いくつかの実施形態では、ユーザはオプション1220bを選択(例えば、コンタクト1203を用いて)して、表現1204bに関連付けられたメッセージへ返信する。ユーザの選択に応答して、いくつかの実施形態では、電子デバイス500は、表現1204bに対応するメッセージへの返信であるメッセージを作成するプロセスを開始する。いくつかの実施形態では、表現1204bに対応するメッセージへの返信であるメッセージを作成するプロセスを開始することは、ユーザがメッセージを構成することができるソフトキーボード又は他の入力機構を提示することを含む。いくつかの実施形態では、電子デバイス500は、ソフトキーボードを表示している間に、図12Aに示すメッセージングユーザインタフェースを表示する。いくつかの実施形態では、電子デバイス500は、ソフトキーボードと、図8A~9を参照して上述したような他のメッセージの表現を含むことなく、表現1204bを含む返信ユーザインタフェース内でメッセージを作成するための1つ以上の他の選択可能オプションとを表示する。
図12Cは、ユーザが、例として表現1206aに対応するメッセージへの返信であるメッセージ(図12A~12Bに示される表現1204bに対応するメッセージと同じメッセージ)を作成した後のメッセージングユーザインタフェースを示す。ユーザによって構成されるメッセージは、ユーザインタフェースの右側の表現1210aによって任意選択的に表現される。表現1210aは、表現1210aを表現1206aに接続する線1226aで任意選択的に表示される。いくつかの実施形態では、表現1206aに対応するメッセージと表現1210aに対応するメッセージとの間に他のメッセージが受信されなかったため、電子デバイス500は、表現1206aに対応するメッセージの追加表現を表示するのではなく、表現1206aに関連付けられた表現1210aを表示する(例えば、図8B、8H、8K、8P、8S、及び8Wを参照して説明されるように)。
図12Dに示すように、いくつかの実施形態では、電子デバイス500は、対話内の他のユーザ(例えば、アリス)によって送信されたメッセージの指示1224dを受信する。いくつかの実施形態では、指示1224dに応答して、電子デバイス500は、ユーザインタフェースの左側のメッセージの表現1208aを表示し、これもまた、表現1206aに対応するメッセージへの返信である。表現1208aは、任意選択的に、ループ線1226bによって表現1206aに接続される。ループ線1226bのループは、任意選択的に、ユーザによって送信された返信メッセージの表現1210aと整列される。ループ線1226bは、表現1210aに関連付けられたメッセージ及び表現1208aに関連付けられたメッセージが、異なるユーザによって送信されたためにユーザインタフェースの異なる側に表示されていたとしても、両方とも表現1206aに関連付けられたメッセージへの返信であることを任意選択的に示す。いくつかの実施形態では、ループ線1226bを表示する代わりに、電子デバイス500は、表現1206a、1210a及び表現1208aに対応するメッセージが、表現1206a及び1210aを接続する曲線、並びに表現1210a及び1208aを接続する曲線を表示するなど、同じ返信スレッドの一部であるという異なる指示を提示する。
図12Eは、いくつかの実施形態に係る、別のメッセージがデバイス500のユーザによって送信された後のメッセージングユーザインタフェースを示す。ユーザがメッセージを送信したことに応答して、電子デバイス500は、ユーザインタフェースの右側にメッセージの表現1210bを任意選択的に表示する。表現1210bに関連付けられたメッセージはまた、例えば、表現1206aに関連付けられたメッセージへの返信でもあり、そのため、表現1210bは、曲線1226cによって表現1208a(表現1206aに関連付けられたメッセージへの返信でもあるメッセージを表す)に接続されて表示される。
図12Fは、別のメッセージがデバイス500のユーザによって送信された後のメッセージングユーザインタフェースを示す。メッセージを作成及び送信するユーザの入力を検出したことに応答して、いくつかの実施形態では、電子デバイス500は、ユーザインタフェースの右側にユーザによって送信されたメッセージの表現1210cを表示する。表現1210cに関連付けられたメッセージは、任意選択的に、表現1206aに関連付けられたメッセージへの返信であり、曲線1226dによって表現1208a(表現1206aに関連付けられたメッセージへの返信でもあるメッセージを表す)に接続されて表示される。表現1210bは、表現1206a又は表現1206aに関連付けられたメッセージへの返信である別のメッセージの表現に接続されて表示されなくなるが、表現1210bに関連付けられたメッセージは、一部の実施形態では線1226dの一部と水平に整列しているため、表現1206aに関連付けられたメッセージへの返信であると示されている。いくつかの実施形態では、表現1208a、1210b及び1210cは、図12Fに示される方法で(例えば、表現1208a及び表現1210cを接続する曲線1226dを有して)表示される。これは、表現1208a、1210b及び1210cが全て、表現1206aに対応するメッセージへの返信であり、表現1206aに対応するメッセージへの返信ではない表現1208a及び1210cに対応するメッセージ間にはメッセージが存在しないからである。
図12Gにおいて、いくつかの実施形態では、電子デバイス500は、対話内で他のユーザ(例えば、アリス)によって送信された別のメッセージの指示1224gを受信する。指示1224gに応答して、電子デバイス500は、電子デバイス500のユーザ以外のユーザからのメッセージに関連付けられたユーザインタフェースの側(例えば、左側)に受信したメッセージの表現1208bを任意選択的に表示する。受信されたメッセージは、任意選択的に、表現1208aに関連付けられたメッセージが返信である同じメッセージへの返信であり、そのため、表現1208bは、図12Dを参照して説明したように、ループ線1226bと同様の方法で、ループ線1226eによって表現1208aに接続される。表現1210cは、任意選択的に、表現1208a及び1208bに対応するメッセージ間でデバイス500のユーザによって送信された直近のメッセージに任意選択的に対応するため、ループ線1226eのループは、任意選択的に、表現1210cと水平に整列される。
図12Hでは、電子デバイス500は、電子デバイス500のユーザからのメッセージに関連付けられたユーザインタフェースの側(例えば、右側)に電子デバイス500のユーザによって送信された別のメッセージの表現1202cを任意選択的に表示する。表現1202cに関連付けられたメッセージは、任意選択的に、対話内の既存のメッセージへの返信ではなく、そのため、表現1202cは、任意選択的に、表現1202cを別のメッセージの表現に接続する曲線なしで表示される。いくつかの実施形態では、同じ返信対話内にない表現間の距離は、同じ返信対話内の表現間の距離よりも大きい。例えば、図12Hに示すように、表現1208a、1210b、1210c及び1208bの間に存在するよりも、表現1202cと1208bとの間により多くのスペースが存在する。
図12Iは、デバイス500のユーザが、例えば、表現1202cに関連付けられたメッセージへの返信である別のメッセージを追加した後のメッセージングユーザインタフェースを示す。新しいメッセージは、電子デバイス500のユーザからのメッセージに関連付けられたユーザインタフェースの側(例えば、右側)に表示された表現1210dによって任意選択的に表現される。表現1210dに関連付けられたメッセージは、表現1202cによって表されるメッセージへの返信であるため、電子デバイス500は、曲線1226kによって表現1202cに接続された表現1210dを表示する。いくつかの実施形態では、同じ返信対話にあるメッセージを接続する線(例えば、図12A~12Iに記載の線1226a~k)は、表現が表示されるユーザインタフェースの側(例えば、メッセージが電子デバイス500のユーザからか又は異なるユーザからのものかに関わらず)メッセージの表現の左側のメッセージの表現に接続される。図12Iに示すように、いくつかの実施形態では、ユーザは、ユーザインタフェースをコンタクト1203でスワイプして、ユーザインタフェースをスクロールする。
図12Jは、いくつかの実施形態に係る、スワイプの開始に応答したユーザインタフェースを示す。ループ線1226eは、任意選択的に、表現1210b及び1210cが移動する前に下方に移動する表現1208b及び1202cとして示される延伸挙動(例えば、ばねのような)を呈する。いくつかの実施形態では、ループ線1226eは、スワイプが始まるにつれて延伸する。図12Kは、例えば、コンタクト1203を用いるスワイプの継続を示す。図12Kに示されるように、いくつかの実施形態では、ループ線1226eは、その元の長さに「跳ね」戻る。いくつかの実施形態では、ループ線1226eは、本明細書に記載される方法とは異なる方法で移動する。いくつかの実施形態では、ループ線1226eは、跳ね又は伸張挙動を呈さず、ユーザインタフェース内のコンテンツの残りの部分と同じようにスクロールされる。いくつかの実施形態では、ループ線1226eがスクロールされる方法は、コンテンツの残りの部分とは異なり、本明細書に記載される方法とは異なる。
図12Lにおいて、いくつかの実施形態では、ユーザは、電子デバイス500がアクセス可能な複数のメッセージング対話の表現を含むメッセージングユーザインタフェース内のグループ対話の表現1228を(例えば、コンタクト1203を用いて)選択する。メッセージング対話の表現は、任意選択的に、図6A~7を参照して上述した方法と同様の様式で表示される。
いくつかの実施形態では、図12Lのユーザの選択に応答して、電子デバイス500は、図12Mに示すメッセージング対話を表示する。
図12Mは、表現1210eによって表現されたメッセージが返信であるメッセージの表現1212aと、返信メッセージではなく、返信メッセージが受信されていない追加メッセージの表現1204cとを含むメッセージング対話を示す。図12Mに示されるメッセージング対話は、電子デバイス500のユーザ、及びアリス及びボブと命名された2つのコンタクトを含むことができる。いくつかの実施形態では、電子デバイス500のユーザからのメッセージの表現(例えば、表現1210e)は、ユーザインタフェースの第1の側(例えば、右側)に表示され、電子デバイス500のユーザ以外のユーザからのメッセージの表現(例えば、表現1212a及び1204c)は、ユーザインタフェースの第2の側(例えば、左側)に表示される。
図12Nでは、電子デバイス500は、いくつかの実施形態に係る対話内の別のユーザ(例えば、ボブ)からのメッセージの指示1224nを受信する。指示1224nに応答して、電子デバイス500は、電子デバイス500のユーザ以外のユーザからのメッセージに関連付けられたユーザインタフェースの側(例えば、左側)に受信したメッセージの表現1204dを任意選択的に表示し、これは、任意選択的に、対話内の既存メッセージへの返信ではない。図12Nにおいて、いくつかの実施形態では、ユーザは、図12Bを参照して上述した方法と同様の方法で表現1204cに関連付けられたメッセージに返信するプロセスを開始するために、表現1204cを選択する(例えば、コンタクト1203を用いて)。
いくつかの実施形態では、図12Oにおいて、図12Nに示す入力を含む一連の入力に応答して、電子デバイス500は、テキスト入力フィールド1214を更新して、メッセージを構成するためにテキスト入力フィールド1214に向けられた1つ以上の入力が別のメッセージ(例えば、図12Nのユーザによって選択された指示1204cに関連付けられたメッセージ)への返信であるメッセージを構成することを示す。図12Oに示すように、いくつかの実施形態では、ユーザは、ソフトキーボード1218の領域を(例えば、コンタクト1203を用いて)選択して、表現1204cに対応するメッセージへの返信であるメッセージのテキストを入力する。
図12Pにおいて、いくつかの実施形態では、ユーザがテキスト入力フィールド1214にテキストを入力した後、ユーザは、メッセージをメッセージング対話に送信するオプション1216を選択する(例えば、コンタクト1203を用いて)。ユーザの選択に応答して、いくつかの実施形態では、電子デバイス500は、図12Qに示すようなメッセージの表現1210fを表示する。
いくつかの実施形態では、図12Qに示すように、ユーザによって送信されたメッセージの表現1210fは、ユーザのメッセージが曲線1226gを介した返信であるメッセージの表現1212bに接続されて表示される。図12Qの例では、電子デバイスのユーザからのメッセージを表すために表示1210fは右側に表示され、電子デバイス500のユーザ以外のユーザからのメッセージを表すために表現1212bはユーザインタフェースの左側に表示される。表現1204dに関連付けられたメッセージは、ユーザが返信したメッセージ及びユーザのメッセージの受信の間に受信されたため、電子デバイス500は、ユーザが返信したメッセージの追加の指示1212bを任意選択的に表示する。
本明細書に示されるように、ユーザアバターを含むメッセージ表現(例えば、グループ対話での電子デバイス500のユーザ以外のユーザからのメッセージの表現)を電子デバイス500のユーザからのメッセージの表現に接続する曲線は、アバターを、電子デバイス500のユーザからのメッセージの表現に接続するように表示される。例えば、図12Qでは、曲線1226gはアバター1213cを表現1210fに接続する。いくつかの実施形態では、同じ返信スレッド内のメッセージを接続する線は、メッセージ自体の表現を接続する(例えば、曲線1226gは、アバター1213cの代わりに表現1212bに接続する)。図12Rを参照して以下で説明するように、いくつかの実施形態では、本明細書に示されるように、アバターに関連付けられたメッセージの2つの表現を接続する線は、アバターを接続するように表示される。いくつかの実施形態では、代わりに、線は、アバターを接続する代わりに、表現自体を接続する。
図12Rでは、電子デバイス500は、メッセージング対話における別のユーザ(例えば、ボブ)からの別のメッセージの指示1224rを任意選択的に検出する。いくつかの実施形態では、表示1224rに応答して、電子デバイス500は、電子デバイスのユーザ以外のユーザからのメッセージに関連付けられたユーザインタフェースの側(例えば、左側)に受信されたメッセージの表現1226hを表示する。受信したメッセージは、対話内の直近のメッセージではないメッセージング対話における別のメッセージへの返信であるため、電子デバイス500は、任意選択的に、直近のメッセージが返信であるメッセージの追加の指示1212cを任意選択的に表示する。直近のメッセージの指示1208cは、例えば、線1226hを介して表現1212cに接続されて表示される。図12Rの例では、表現1208c及び1226hは両方ともユーザインタフェースの左側に表示されるが、これは、表現1208c及び1226hに関連付けられたメッセージは、電子デバイス500のユーザ以外のユーザからのものであるためである。いくつかの実施形態では、表現1210f及び1212cは、それらが異なる返信対話にあるため、線で接続されていない。
図12Sでは、電子デバイス500は、メッセージング対話内で別のユーザ(例えば、アリス)によって送信された別のメッセージの指示1224sを任意選択的に検出する。いくつかの実施形態では、指示1224sに応答して、電子デバイス500は、電子デバイス500のユーザ以外のユーザからのメッセージに関連付けられたユーザインタフェースの側(例えば、ユーザインタフェースの左側)に、受信されたメッセージの指示1208dを表示する。受信メッセージは、任意選択的に、表現1208cに関連付けられたメッセージが返信である同じメッセージへの返信である。したがって、表現1208dは、任意選択的に、線1226iによって表現1208cに接続されて表示され、表現1212cに関連付けられたメッセージへの返信ではない表現1208c及び1208dに対応するメッセージ間に受信されたメッセージはない。図12Sに示すように、いくつかの実施形態では、デバイス500のユーザは、別のメッセージをメッセージング対話に送信するために文字に関連付けられたソフトキーボード1218の領域を選択する(例えば、コンタクト1203を用いて)。
例えば、図12Tでは、電子デバイス500は、ユーザによって入力されたテキストをテキスト入力フィールド1214に表示する。ユーザは、いくつかの実施形態に係る、メッセージを対話に送信するオプション1216を(例えば、コンタクト1203を用いて)選択する。ユーザの選択に応答して、電子デバイス500は、図12Uに示すように、ユーザインタフェースを任意選択的に更新する。
図12Uは、電子デバイス500のユーザからのメッセージに関連付けられたユーザインタフェースの側(例えば、右側)に表示されたユーザによって送信されたメッセージの表現1202dを含む、更新されたユーザインタフェースを示す。表現1202dに関連付けられたメッセージは、対話内の既存のメッセージへの返信ではなく、そのため、表現1202dは、線又は曲線を有するメッセージの任意の他の表現に接続されない。
図12Vにおいて、いくつかの実施形態では、電子デバイス500は、メッセージング対話内に受信された新しいメッセージの指示1224vを検出する。指示1224vに応答して、電子デバイス500は、任意選択的に、電子デバイス500のユーザ以外のユーザからのメッセージに関連付けられたユーザインタフェースの側(例えば、左側)に受信されたメッセージの表現1208eを任意選択的に表示し、これは、表現1202dに関連付けられたメッセージへの返信である。したがって、いくつかの実施形態では、表現1202d及び1208eに関連付けられたメッセージの間に追加のメッセージが受信されないため、表現1208eは曲線1226jによって表現1202dに接続されて表示される。例えば、図12Vに示すように、ユーザは、例えば、図12Tに示される表現1212cに対応するメッセージへの返信であるメッセージの表現1208dを(例えば、コンタクト1203を用いて)選択する。
図12Wは、いくつかの実施形態に係る、図12Vのユーザの選択に応答して表示されるユーザインタフェースを示す。ユーザインタフェースは、任意選択的に、表現1230aに関連付けられたメッセージへの返信ではないメッセージの表現を含むことなく、ユーザによって選択された表現に関連付けられたメッセージが返信であるメッセージへの返信であるメッセージの全ての表現を任意選択的に含む(例えば、表現1230a~1230cは、図12Tに示される表現1212c及び1226h~Iと同じメッセージに対応する)。表現1230a~cは、図12Vに示されるメッセージングユーザインタフェースのぼかされたバージョン上に重ね合わせて任意選択的に表示されるが、いくつかの実施形態では、表現は、平易な背景上に表示される。ユーザは、任意選択的に、ナビゲートし直すためにユーザインタフェースの背景を(例えば、コンタクト1203を用いて)選択する。
図12Xに示すように、図12Wのユーザの選択に応答して、いくつかの実施形態では、電子デバイス500は、メッセージング対話内の全てのメッセージの全ての表現を再び提示する。ユーザは、図12Xの対話内の別のメッセージの表現1202dを選択する。
いくつかの実施形態では、図12Yに示すように、図12Xのユーザの選択に応答して、電子デバイス500は、図12Xのユーザによって選択された表現と同じメッセージに関連付けられた表現1232aと、表現1232aに関連付けられたメッセージへの返信であるメッセージの表現1230dとを表示する。図12Yに示す返信ユーザインタフェースは、図12Wに示す返信ユーザインタフェースと同様であり得る。これらの返信ユーザインタフェースは、図12Wが、1つの返信対話のための返信ユーザインタフェースを示し、図12Yが、例えば、異なる返信対話のための返信ユーザインタフェースを示すという点で異なる場合がある。いくつかの実施形態では、任意の返信メッセージの選択(又は、任意の返信対話における初期メッセージへの返信の数の指示)を検出したことに応答して、電子デバイス500は、図12W及び12Yに示されるものと同様の返信ユーザインタフェースを表示する。これは、返信対話の一部ではないメッセージング対話における他のメッセージの表現を含むことなく、選択された表現(又は指示)の返信対話におけるメッセージの表現のみを含む。
図13は、いくつかの実施形態に係る、他のメッセージへの返信であるメッセージの指示を提示する方法1300を示すフロー図である。方法1300は、任意選択的に、図1A~1B、2~3、4A~4B、及び5A~5Hを参照して上述したようなデバイス100、デバイス300、又はデバイス500などの電子デバイスで実行される。方法1300における一部の動作は、任意選択で組み合わされ、及び/又は、一部の動作の順序は、任意選択で変更される。
以下に説明するように、方法1300は、電子デバイスが、メッセージング対話内の他のメッセージへの返信であるメッセージの指示を提示する方法を提供する。この方法は、本開示のデバイスのユーザインタフェースと対話するときのユーザの認識的負担を軽減し、それによって、より効率的なヒューマンマシンインタフェースを作り出す。バッテリ動作電子デバイスに関しては、ユーザインタフェースとのユーザの対話の効率を向上させることにより、電力が節約され、バッテリを充電する間隔が増大する。
いくつかの実施形態では、方法1300は、ディスプレイ生成構成要素及び1つ以上の入力デバイス(例えば、モバイルデバイス(例えば、タブレット、スマートフォン、メディアプレーヤ)、コンピュータ(例えば、デスクトップコンピュータ、ラップトップコンピュータ)、又はウェアラブルデバイス(例えば、腕時計、ヘッドマウントデバイス)と通信する第1の電子デバイスにおいて実行される。いくつかの実施形態では、ディスプレイ生成構成要素は、電子デバイス(任意選択的にタッチスクリーンディスプレイ)及び/又はモニタ、プロジェクタ、テレビなどの外部ディスプレイ)と一体化されたディスプレイである。
いくつかの実施形態では、例えば図12Aのように、電子デバイス500は、表示生成構成要素を介して、メッセージング対話内の複数のメッセージの複数の表現1204a~b及び1202a~bを含むメッセージングユーザインタフェースを表示し(1302)、第1のメッセージの表現1204aを含み、第1のメッセージは、それぞれの電子デバイス(例えば、対話へのアクセスを有する第1の電子デバイス又は別の電子デバイス)によってメッセージング対話に追加された。いくつかの実施形態では、第1の電子デバイスのユーザアカウントからのメッセージは、メッセージングユーザインタフェースの第1の側(例えば、右側)に表示され、異なる電子デバイスのユーザアカウントからのメッセージは、メッセージングユーザインタフェースの第2の側(例えば、左側)上に表示される。
メッセージングユーザインタフェースを表示している間に、図12Bなどのいくつかの実施形態では、電子デバイス500は、1つ以上の入力デバイスを介して、第1のメッセージへの返信として第2のメッセージをメッセージング対話に追加するための一連の1つ以上の入力を受信する(1304)(例えば、電子デバイスは、第2のメッセージが返信であるメッセージとして第1のメッセージを識別する一連の1つ以上の入力、及びメッセージの内容を入力する1つ以上の入力のシーケンスを検出する)。いくつかの実施形態では、電子デバイスが、第1のメッセージへの返信として第2のメッセージをメッセージング対話に追加するための1つ以上の入力を受信する方法は、方法900を参照して上述した1つ以上の特徴と同様である。
図12Cのようないくつかの実施形態では、第1のメッセージ(1306)への返信として第2のメッセージをメッセージング対話に追加するための1つ以上の一連の入力を受信したことに応答して、電子デバイス500は、第2のメッセージの表現1210aを追加するためにメッセージングユーザインタフェースを更新する(1308)。図12Iのようないくつかの実施形態では、それぞれの電子デバイスが第1の電子デバイスであるとの判定に従って、電子デバイス500は、第1のメッセージの表現1202cと第2のメッセージの表現1210dとを接続する第1の視覚的指示1226kをメッセージングユーザインタフェース内に表示する(1310)(例えば、視覚的指示は、任意選択的に、第1のメッセージの表現及び第2のメッセージの表現を接続する曲線である)。いくつかの実施形態では、両方のメッセージが第1の電子デバイスによって送信されたため、第1のメッセージの表現及び第2のメッセージの表現は両方ともユーザインタフェースの同じ側(例えば、右側)に表示される。いくつかの実施形態では、第1のメッセージの表現と第2のメッセージの表現とを接続する線は、曲線である。いくつかの実施形態では、返信を含むメッセージの表現を接続する線(例えば、第1のメッセージの表現及び第1のメッセージへの返信であるメッセージの表現、又は両方が同じ対応のメッセージへの返信であるメッセージの表現)は、どの電子デバイスがメッセージを送信したかに関わらず、メッセージの表現の同じ側に常に表示される。例えば、第1の電子デバイスによって送信されたメッセージの表現は、ユーザインタフェースの右側に表示され、曲線はメッセージの表現の左側を接続する。別の例として、他のユーザによって送信されたメッセージの表現は、ユーザインタフェースの左側に表示され、それらの表現を接続する線は、メッセージの表現の左側の垂直線である。別の例として、第1の電子デバイスによって送信されたメッセージを別の電子デバイスによって送信されたメッセージに接続する曲線は、表現の左側を接続する。
図12Cのようないくつかの実施形態では、それぞれの電子デバイスが第1の電子デバイスとは異なる第2の電子デバイスであるとの判定に従って、電子デバイス500は、メッセージングユーザインタフェース内で、第1の視覚的指示とは異なる第2の視覚的指示1226aを、第1のメッセージの表現1206aと第2のメッセージの表現1210aとを接続させて表示する(1308)。視覚的指示は、任意選択的に、第1のメッセージの表現を第2のメッセージの表現に接続する線である。いくつかの実施形態では、第1のメッセージの表現は、第1の電子デバイスからのものであるためユーザインタフェースの一方の側(例えば、右側)に表示され、第2のメッセージの表現は、異なる電子デバイスからのものであるため、ユーザインタフェースの他方の側(例えば、左側)に表示される。いくつかの実施形態では、第1のメッセージへの返信ではないメッセージが受信された場合、メッセージの表現は、メッセージの表現を第1のメッセージの表現に接続する視覚的指示なしに表示される。それぞれの電子デバイスが第1の電子デバイスであるとの判定に従って第1の視覚的指示を表示し、それぞれの電子デバイスが第2の電子デバイスであるという判定に従って第2の視覚的指示を表示する上述の方法により、電子デバイスは、第1の電子デバイスによって送信されたメッセージを、第2の電子デバイスから送信されたメッセージと効率的に識別することを可能にし、これによりユーザと電子デバイスとの間の相互作用を簡略化し、電子デバイスの動作性を強化し、ユーザデバイスインタフェースをより効率的にする(例えば、メッセージの送信者を判定するために必要とされる入力の時間及び数を削減することによって)。加えて、ユーザが電子デバイスをより素早くかつ効率的に使用することを可能にすることによって、電子デバイスの電力使用を削減しバッテリ寿命を改善する。
第1のメッセージの表現1206a及び第2のメッセージの表現1226aを含むメッセージングユーザインタフェース並びに第1のメッセージの表現1206aと第2のメッセージの表現1210aとを接続するそれぞれの視覚的指示1226aを表示している間に、図12Dなどのいくつかの実施形態では、メッセージング対話に追加された第3のメッセージの指示1224d(例えば、第1の電子デバイスによって入力された別のデバイスからのメッセージ)を受信する。いくつかの実施形態では、図12Dのように、メッセージング対話に追加された第3のメッセージの指示1224dを受信したことに応答して、電子デバイス500は、メッセージングユーザインタフェースを更新して、第3のメッセージの表現1208a(例えば、第3のメッセージのコンテンツを含む視覚的指示)を追加する。いくつかの実施形態では、第3のメッセージが第1のメッセージ(例えば、又は第2のメッセージ)への返信であるとの判定に従って、メッセージングユーザインタフェース内に、第3のメッセージの表現1208a及び第2のメッセージの表現1210aに関連付けられた第3の視覚的指示1226bを表示する。いくつかの実施形態では、視覚的指示は、第2の表現を第3の表現に接続する曲線である。いくつかの実施形態では、視覚的指示は、ループが第2の表現と水平に整列された状態で、第1の表現及び第3の表現を接続するループ線である。いくつかの実施形態では、視覚的指示は、第1の表現と第3の表現とを接続する曲線であり、曲線は、水平位置を第2の表現と共有する(例えば、曲線の一部分が第2の表現に水平に隣接する)。いくつかの実施形態では、第3のメッセージが第1のメッセージ又は第2のメッセージへの返信ではないとの判定に従って、電子デバイスは、第2及び第3の表現に関連付けられた指示なしに第3の表現を表示する。第3及び第2のメッセージの表現に関連付けられた第3の視覚的指示を表示する上記の方法は、電子デバイスが、第3のメッセージが返信メッセージであることを効率的に示すことを可能にし、ユーザと電子デバイスとの間の対話を単純化し、電子デバイスの動作性を強化し、ユーザデバイスインタフェースをより効率的にする(例えば、第3のメッセージが返信メッセージであることを示すために必要とされる表示領域を低減することにより、対話内のメッセージの表現の全てを見るために必要とされる入力の数を削減することによって)。加えて、ユーザが電子デバイスをより素早くかつ効率的に使用することを可能にすることによって、電子デバイスの電力使用を削減しバッテリ寿命を改善する。
図12Dなどのいくつかの実施形態では、それぞれの電子デバイスは第2の電子デバイスであり(例えば、第1のメッセージは第2の電子デバイスによって対話に追加された)、第3のメッセージは、第1のメッセージへの返信である(例えば、第2のメッセージ)。第3のメッセージが第1の電子デバイスとは異なる第3の電子デバイスによってメッセージング対話に追加されたとの判定に従って(例えば、第2の電子デバイス又は別の電子デバイス)、第3のメッセージの表現1208a及び第2のメッセージ1210aの表現に関連付けられた第3の視覚的指示1226bは、メッセージングユーザインタフェース内の第2のメッセージと整列されたそれぞれの指示を含む第1のメッセージ及び第3のメッセージを接続する視覚的指示である。いくつかの実施形態では、視覚的指示は、第1のメッセージの表現と第3のメッセージの表現とを接続するループ線であり、ループは、第2のメッセージの表現と水平に整列される。いくつかの実施形態では、メッセージング対話が、第1又は第2のメッセージへの返信である第1の電子デバイスによって送信された第1のメッセージと第3のメッセージとの間に受信された第4のメッセージを含む場合(例えば、直前又は直後のいずれか)、ループ線は、第1の電子デバイスからの、より最近受信されたメッセージの表現と水平に整列された単一のループを含む。いくつかの実施形態では、第3のメッセージが第1の電子デバイスによってメッセージング対話に追加されたとの判定に従って、電子デバイスは、ユーザインタフェースを更新して、第1のメッセージの表現と第3のメッセージの表現とを接続するループを含まない曲線を表示する。第1のメッセージと、第2のメッセージと整合されたそれぞれの指示を含む第3のメッセージとを接続する視覚的指示を表示する上記の方法は、電子デバイスが、第2及び第3のメッセージが同じ返信スレッド内にあることを効率的に示すことを可能にし、ユーザと電子デバイスとの間の相互作用を簡略化し、電子デバイスの動作性を強化し、ユーザデバイスインタフェースをより効率的にする(例えば、メッセージが同じ返信スレッドにあることを示すために必要とされる表示領域の量を低減することによって、対話内の全てのメッセージを見るために必要とされる入力の数を削減することによって)。加えて、ユーザが電子デバイスをより素早くかつ効率的に使用することを可能にすることによって、電子デバイスの電力使用を削減しバッテリ寿命を改善する。
図12Fなどのいくつかの実施形態では、それぞれの電子デバイスは第2の電子デバイスである(例えば、第1のメッセージは、第2の電子デバイスにより対話に追加された)。いくつかの実施形態では、第1のメッセージの表現1208a、第2のメッセージの表現1210a、及び第1のメッセージの表現1208aと第2のメッセージの表現1210aとを接続する第2の視覚的指示1226cとを含むメッセージングユーザインタフェースを表示している間に、図12Eのように、電子デバイス500は、1つ以上の入力デバイスを介して、第1のメッセージ(例えば、又は第2のメッセージ)への返信として第3のメッセージをメッセージング対話に追加するための一連の1つ以上の入力を受信する。いくつかの実施形態では、電子デバイスは、第1のメッセージ又は第2のメッセージへの返信として第3のメッセージを対話に送信する。いくつかの実施形態では、第1のメッセージへの返信として第3のメッセージをメッセージング対話に追加するための1つ以上の入力のシーケンスを受信したことに応答して、電子デバイス500は、メッセージングユーザインタフェースを更新して、第3のメッセージの表現1210cを追加し(例えば、第3のメッセージの内容を含む視覚的な表示)、図12Fのように、第2の視覚的指示を、第1のメッセージの表現及び第3のメッセージの表現を接続する第3の視覚的指示1226dで置き換える。いくつかの実施形態では、第3の視覚的指示は、第1のメッセージの表現を第3のメッセージの表現に接続する曲線であり、第2のメッセージの表現は、もはや第1のメッセージの表現に線で接続されない。いくつかの実施形態では、第2のメッセージの表現は、第3の視覚的指示の一部分が第2のメッセージの表現と水平に整列するように、第1及び第3のメッセージの表現の間に表示される。第2の視覚的指示を、第1のメッセージの表現と第3のメッセージの表現とを接続する第3の視覚的指示と置き換える上記の方法は、電子デバイスが、第2及び第3のメッセージが第1のメッセージへの返信であることを電子デバイスが効率的に示すことを可能にし、ユーザと電子デバイスとの間の相互作用を簡略化し、電子デバイスの動作性を強化し、ユーザデバイスインタフェースをより効率的にする(例えば、第1、第2、及び第3のメッセージが同じ返信スレッドにあることを示すために必要とされる表示領域を低減することによって、対話内の全てのメッセージを見るために必要な入力を減らすことによって)。加えて、ユーザが電子デバイスをより素早くかつ効率的に使用することを可能にすることによって、電子デバイスの電力使用を削減しバッテリ寿命を改善する。
図12Qなどのいくつかの実施形態では、メッセージング対話は、第3のメッセージを含む(例えば、第3のメッセージは、第1の電子デバイスによって、又はメッセージング対話にアクセスする別の電子デバイスによって対話に追加される)。いくつかの実施形態では、例えば、図12Qのように、電子デバイス500は、第3のメッセージへの返信であるメッセージング対話に追加された第4のメッセージの表示を受信する(例えば、第4のメッセージは、第1の電子デバイスによって、又はメッセージング対話へのアクセスを有する別の電子デバイスによってメッセージング対話に追加される)。いくつかの実施形態では、例えば、図12Qのように、メッセージング対話に追加された第4のメッセージの指示を受信したことに応答して、電子デバイス500は、メッセージングユーザインタフェース内に、第4のメッセージの表現1210fと、第3のメッセージの第1の表現1212bと第4のメッセージの表現1210fとを接続するそれぞれの視覚的指示1226gと、を表示する。いくつかの実施形態では、例えば、図12Qのように、メッセージング対話は、第3のメッセージと第3のメッセージへの返信ではない第4のメッセージとの間の1つ以上のメッセージを含むとの判定に従って、第3のメッセージの第1の表示1212bは、メッセージングユーザインタフェースに追加された第4のメッセージの指示を受信する前にメッセージングユーザインタフェース内に含まれていなかったメッセージングユーザインタフェース内の第3のメッセージの追加表現であり、メッセージングユーザインタフェースに追加された第4のメッセージの指示を受信したことに応答して、メッセージングユーザインタフェースに追加された。いくつかの実施形態では、メッセージング対話が、第3のメッセージと第4のメッセージとの間の1つ以上のメッセージを含まないとの判定に従って、第3のメッセージの第1の表示は、第3のメッセージの受信の指示を検出したことに応答して表示された第3のメッセージの唯一の表現である。いくつかの実施形態では、第3のメッセージと第4のメッセージとの間の1つ以上のメッセージが第3のメッセージに返信しているとの判定に従って、電子デバイスは、第3のメッセージの第1の表現を第3のメッセージと第4のメッセージとの間の1つ以上のメッセージの表現と関連付ける視覚的指示を含むことから、第3のメッセージの第1の表現、第3のメッセージと第4のメッセージとの間に受信された1つ以上のメッセージの表現、及び第4のメッセージの表現を関連付ける視覚的指示を含むようにユーザインタフェースを更新する。いくつかの実施形態では、直近のメッセージが(1)着信メッセージが返信であるメッセージ、又は(2)着信メッセージが返信である同じメッセージへの返信、の1つでない場合に返信メッセージを受信することに応答して、電子デバイス500は、着信メッセージが返信であるメッセージ(又は着信メッセージが返信であるメッセージの返信スレッドにおける第1のメッセージ)であるメッセージの追加の指示を表示する。メッセージの追加的な指示は、メッセージの受信に応答して最初に表示されたメッセージの指示の1つ以上の視覚的特性とは異なる1つ以上の視覚的特性で任意選択的に表示される。例えば、追加の指示は、メッセージの元の指示よりも高い半透明性、サイズの減少、又は異なる色で表示される。第4のメッセージに応答して第3のメッセージの追加表現を表示する上記の方法は、メッセージング対話が第3のメッセージと第4のメッセージとの間の1つ以上の他のメッセージを含む場合であっても、電子デバイスが第3及び第4のメッセージの表現を同時に表示することを可能にし、ユーザと電子デバイスとの間の相互作用を簡略化し、電子デバイスの動作性を強化し、ユーザデバイスインタフェースをより効率的にする(例えば、第3のメッセージの第1の表現を見るために必要な入力を第4のメッセージの表現を見ることと共に低減することによって)。加えて、ユーザが電子デバイスをより素早くかつ効率的に使用することを可能にすることによって、電子デバイスの電力使用を削減しバッテリ寿命を改善する。
いくつかの実施形態では、例えば、図12Rのように、メッセージングユーザインタフェースは、第3のメッセージの表現1212cと、第3のメッセージへの返信である第4のメッセージの表現1208cとを含む。第3のメッセージ及び第4のメッセージが第2の電子デバイスによるメッセージング対話に追加されたという判定に従って、図12Rのようないくつかの実施形態では、メッセージングユーザインタフェースは、第2の視覚的指示とは異なる第3の視覚的指示1226hを含み(例えば、第3及び第4のメッセージの表現を接続する直線)、第3のメッセージの表現1212cと第4のメッセージの表現1208cとを接続する。いくつかの実施形態では、第3の視覚的指示は、第3及び第4のメッセージが第1の電子デバイス以外の電子デバイスによって送信されるときに、第3のメッセージの表現を第4のメッセージの表現に接続する垂直線である。第3及び第4のメッセージの表現を接続する第3の視覚的指示を表示する上記の方法は、電子デバイスが、第4のメッセージが第3のメッセージへの返信であることを効率的に示すことを可能にし、ユーザと電子デバイスとの間の相互作用を簡略化し、電子デバイスの動作性を強化し、ユーザデバイスインタフェースをより効率的にする(例えば、第4のメッセージが第3のメッセージへの返信であることを示すために必要な表示領域を低減することによって、対話内のメッセージの全てを見るために必要とされるユーザ入力の数を削減することによって)。加えて、ユーザが電子デバイスをより素早くかつ効率的に使用することを可能にすることによって、電子デバイスの電力使用を削減しバッテリ寿命を改善する。
第2の電子デバイスによるメッセージング対話に第3のメッセージが追加され、第4のメッセージは、第1及び第2の電子デバイスとは異なる第3の電子デバイスによってメッセージング対話に追加されたという判定に従って、図12Rのようないくつかの実施形態では、メッセージングユーザインタフェースは、第3のメッセージの表現1212cと第4のメッセージの表現1208cとを接続する第3の視覚的指示1226hを含む。いくつかの実施形態では、電子デバイスは、メッセージングユーザインタフェースの第1の側(例えば、右側)に第1の電子デバイスによって送信されたメッセージの表現を表示し、ユーザインタフェースの他方の側(例えば、左側)に他の全ての電子デバイスによって送信されたメッセージの表現を表示する。電子デバイスは、第3のメッセージの表現及び第4のメッセージの表現を接続する垂直線を任意選択的に表示する。第3のメッセージの表現及び第4のメッセージの表現を接続する第3の視覚的指示を表示する上記の方法は、電子デバイスが、第4のメッセージが第3のメッセージへの返信であることを効率的に示すことを可能にし、ユーザと電子デバイスとの間の相互作用を簡略化し、電子デバイスの動作性を強化し、ユーザデバイスインタフェースをより効率的にする(例えば、第4のメッセージが第3のメッセージへの返信であることを示すために必要な表示領域を低減することによって、対話内のメッセージの全てを見るために必要とされるユーザ入力の数を削減することによって)。加えて、ユーザが電子デバイスをより素早くかつ効率的に使用することを可能にすることによって、電子デバイスの電力使用を削減しバッテリ寿命を改善する。
いくつかの実施形態では、例えば、図12Cのように、メッセージング対話が2つの参加者(例えば、第1の電子デバイス及び第2の電子デバイス)を含むという判定に従って、第1のメッセージの表現1206aと第2のメッセージの表現1210aとを接続する第1の視覚的指示1226aは、第1のメッセージの表現及び第2のメッセージの表現と整列される。いくつかの実施形態では、第1の電子デバイスは、第2の電子デバイスからのメッセージの表現に関連付けられた第2の電子デバイスのユーザの表現を表示することを見合わせる。これは、第2の電子デバイスは、メッセージング対話へのアクセスを有する第1の電子デバイス以外の唯一の電子デバイスであるため、メッセージは第2の電子デバイスからのものであることが明らかであるためである。電子デバイスは、第1のメッセージの表現に関連付けられた第2の電子デバイスのユーザの表示を表示しないため、電子デバイスは、第1の視覚的指示を、第1のメッセージの表現(例えば、視覚的指示を形成する線が、それらのメッセージに関連付けられたユーザの表現ではなく、メッセージの実際の表現に接続する)に整列する。いくつかの実施形態では、図12Mのように、メッセージング対話が3つ以上の参加者(例えば、第1及び第2の電子デバイス及び1つ以上の第3の電子デバイス)を含むとの判定に従って、第1のメッセージの表現1212aと第2のメッセージの表現1210eとを接続する第1の視覚的指示1226fは、第1のメッセージの表現1212a及び第2のメッセージの表現1210eと関連付けられた参加者の視覚的表現と整列される。いくつかの実施形態では、第1の電子デバイスは、第1の電子デバイス以外の電子デバイスによって送信されたそれぞれのメッセージの表現と関連付けて、それぞれのメッセージを送信したユーザの表現を表示する。電子デバイスは、任意選択的に、第1のメッセージの表現及び第2のメッセージの表現に関連付けられた参加者の表現と第2のメッセージの表現とを接続する曲線を任意選択的に表示する(例えば、いくつかの実施形態では、第2のメッセージは、現在の電子デバイスによって提供されたため、現在のユーザの表現は、そのメッセージと関連付けて表示されない。いくつかの実施形態では、他の電子デバイスによって対話に提供される表現のみが、それらのメッセージを送信したユーザと関連付けて表示される)。参加者の視覚的指示を接続する第1の視覚的指示を表示する方法は、メッセージング対話が3人以上の参加者を含むとの判定に従って、電子デバイスが、メッセージを送信し得る複数の可能なユーザが存在する場合に、第1のメッセージを送信するユーザの表示を提供することを可能にし、ユーザと電子デバイスとの間の相互作用を簡略化し、電子デバイスの動作性を強化し、ユーザデバイスインタフェースをより効率的にする(例えば、各メッセージの送信者を判定するために必要とされる入力の数を削減することによって)。加えて、ユーザが電子デバイスをより素早くかつ効率的に使用することを可能にすることによって、電子デバイスの電力使用を削減しバッテリ寿命を改善する。
図13における動作について説明された特定の順序は単なる例示であり、説明された順序は、動作を実行することができる唯一の順序であることを示すことを意図するものではないことを理解されたい。当業者であれば、本明細書に記載される動作を再順序付けるための様々な方法を認識するであろう。加えて、本明細書に記載される他の方法(例えば、方法700、900、1100、及び1500)に関して本明細書に記載される他のプロセスの詳細はまた、図13に関して上記した方法1300にも、類似の様式で適用可能であることに留意されたい。例えば、方法1300を参照して上述された、どのメッセージが他のメッセージへの返信であるかの指示を提示する方法は、本明細書に記載される他の方法(例えば、方法700、900、1100及び1500)を参照して本明細書に記載されるメッセージング対話の表現を提示する方法、メンションを作成し提示する方法、他のメッセージへの返信であるメッセージの指示を提示する方法等の特性のうちの1つ以上を任意選択的に有する。簡潔にするために、それらの詳細はここでは繰り返さない。
上述の情報処理方法での動作は、汎用プロセッサ(例えば、図1A~1B、3、5A~5Hに関連して上述したような)又は特定用途向けチップなどの、情報処理装置内の1つ以上の機能モジュールを稼働することによって任意選択的に実行される。更に、図13を参照して上述した動作は、図1A~1Bに示す構成要素によって任意選択的に実行される。例えば、表示動作1302、受信動作1304、及び更新動作1308は、イベントソータ170、イベント認識部180、及びイベントハンドラ190によって任意選択的に実施される。イベントソータ170のイベントモニタ171は、タッチスクリーン504上のコンタクトを検出し、イベントディスパッチャモジュール174は、イベント情報をアプリケーション136-1に配信する。アプリケーション136-1のそれぞれのイベント認識部180は、イベント情報をそれぞれのイベント定義186と比較し、タッチスクリーン上の第1の位置の第1のコンタクトがユーザインタフェース上のオブジェクトの選択などの、既定のイベント又はサブイベントに対応するかどうかを判定する。対応する既定のイベント又はサブイベントが検出されると、イベント認識部180は、そのイベント又はサブイベントの検出に関連付けられたイベントハンドラ190をアクティブ化する。イベントハンドラ190は、アプリケーション内部状態192を更新するために、データ更新部176又はオブジェクト更新部177を、任意選択的に利用又は呼び出す。いくつかの実施形態では、イベントハンドラ190は、アプリケーションにより表示されるものを更新するために、対応するGUI更新部178にアクセスする。同様に、当業者にとって、他のプロセスが、図1A~1Bに示す構成要素に基づいて、どのように実施され得るかは明らかであろう。
メッセージング対話におけるメンションを作成及び提示するためのユーザインタフェース
ユーザは、電子デバイスを使用してメッセージを送受信することを含む、多くの異なる方法で電子デバイスと対話する。以下に説明する実施形態は、電子デバイスが、メッセージング対話(例えば、「メンション」)内のユーザにリンク(例えば、リッチリンク)を作成及び提示する方法を提供する。本明細書に記載されている方法でメンションを提示及び作成することは、メンションを作成するためにユーザが必要とする時間及び入力数を低減することによって、デバイスとの対話を強化し、したがって、ユーザが動作を実行するために必要とされる時間を低減することにより、デバイスの電力使用量を低減させ、バッテリ駆動装置のバッテリ寿命を延ばす。人々がデバイスを使用することが理解される。人がデバイスを使用するとき、その人は、任意選択的にそのデバイスのユーザと呼ばれる。
図14A~14Kは、いくつかの実施形態に係る、メッセージング対話内のユーザアカウントに関連付けられたリンク(例えば、リッチリンク)を挿入するための選択可能なオプションを電子デバイス500が表示する例示的な方法を示す。図14A~14K中の実施形態は、図15を参照して説明するプロセスを含め、以下に説明するプロセスを例示するために使用される。図14A~14Kは、電子デバイスが、図15を参照して以下に説明されるプロセスを実行することが可能な方法の様々な実施例を示するが、これらの実施例は限定することを意図するものではなく、電子デバイスは、図15を参照して以下に説明する1つ以上のプロセスを図14A~14Kを参照して明示的に説明しない方法で実行することができることを理解されたい。
いくつかの実施形態では、電子デバイス500は、ユーザアカウント(例えば、ユーザアカウントに指示された「メンション」)に関連付けられたリンク(例えば、リッチリンク)を、発信メッセージに追加し、図8A~9と同様の方法で電子デバイス500のユーザ及びメッセージング対話における他のユーザのメンションの指示を提示することができる。
図14Aのようないくつかの実施形態では、電子デバイス500は、対話内の他のユーザ(例えば、バーナデット)によって送信されたメッセージの指示1402aを含むメッセージングユーザインタフェースを表示する。メッセージングユーザインタフェースは、図6A~13を参照して上述した1つ以上のメッセージングユーザインタフェースと同様であり得る。更に、いくつかの実施形態では、図14A~15を参照して説明されたユーザインタフェースを表示するメッセージアプリケーションはまた、図6A~13を参照して上述したユーザインタフェースを表示することができる。指示1402aは、電子デバイス500のユーザ(例えば、アレックス)のメンション1418を任意選択的に含む。メンション1418は、任意選択的に、図10A~10TTT及び11A~11Bを参照して上述した電子デバイス500のユーザのメンションと同様である。
いくつかの実施形態では、図14Aに示すように、メッセージングユーザインタフェースは、テキスト入力フィールド1414と、ソフトキーボード1408と、選択されると、電子デバイス500に、テキスト入力フィールド1414内に表示されたコンテンツを新しいメッセージとしてメッセージング対話に送信させる選択可能なオプション1416と、を更に含む。いくつかの実施形態では、メッセージングユーザインタフェースはまた、選択されると、電子デバイス500に、選択されたオプションに関連付けられたそれぞれのアプリに関連付けられた、多くのメッセージングコンテンツを挿入させる、複数のオプションを含む領域1406を含む。図14Aに示すように、いくつかの実施形態では、ユーザは、それぞれの文字に関連付けられたソフトキーボード1408の領域を(例えば、コンタクト1403を用いて)選択して文字をテキスト入力フィールド1414に文字を入力する。
図14Bにおいて、いくつかの実施形態では、テキスト入力フィールド1414は、テキストの第1の部分1422aを含む、ユーザによって入力されたテキストを含む(例えば、ソフトキーボードを使用する)。いくつかの実施形態では、ユーザがテキスト入力フィールド1414にテキストを入力している間に、電子デバイス500は、図14Aに示すように、領域1406が以前に表示されたユーザインタフェース内の場所に、提案された入力ユーザインタフェース要素1410を表示する。
提案された入力ユーザインタフェース要素1410は、選択されると、電子デバイス500に、テキストの第1の部分1422aの代わりに、選択されたオプションに関連付けられたそれぞれのテキストを入力させる、複数のオプション1412a~cを含む。いくつかの実施形態では、図14Bに示されるように、提案された入力ユーザインタフェース要素1410は、テキストの第1の部分1422a(「be」)をそのまま入力する(例えば、テキストの第1の部分1422aをそのままにする)オプション1412aと、提案された対応の他のテキスト(例えば、「berry」又は「berries」)にテキストの第1の部分1422aを置き換えるための2つのオプション1412b及び1412cとを含む。いくつかの実施形態では、2つのオプション1412b及び1412cは、テキストの第1の部分1422a(例えば、「be」)から始まるテキスト(例えば、「ベリー(berry)」又は「ベリー(berries)」)を含む。いくつかの実施形態では、提案された入力ユーザインタフェース要素1410は、最近入力されたテキスト文字列に対応するテキストを入力するオプション(例えば、スペースによって中断されていない直近の文字列)に対応するテキストを入力するオプションを含み、テキストの最後に入力された文字列で開始する単語、テキストの文字列の修正されたバージョン、テキストの文字列の修正されたバージョンを綴じることなどが挙げられる。いくつかの実施形態では、テキスト入力フィールド1414内に入力された最後の文字がスペースである場合、提案された入力ユーザインタフェース要素1410は、テキスト入力フィールド1414内に入力された最後のスペースの前に入力された単語(単数又は複数)の後に来る可能性が高い提案ワードを含むことができる。
図14Bに示すように、いくつかの実施形態では、ユーザは、テキストの第1の部分1422a(「be」)で始まるがテキストの第1の部分1422aに一致しないテキスト(「ベリー(berries)」)に関連付けられたオプション1412cのうちの1つを(例えば、コンタクト1403を用いて)選択する。ユーザの選択に応答して、電子デバイス500は、オプション1412cによって示されたテキストをテキスト入力フィールド1414に入力する。
図14Cは、図14Bのユーザの選択に応答して電子デバイス500がテキストの一部分1422bに入り、ユーザがテキスト入力フィールド1414にテキストを入力し続ける後のメッセージングユーザインタフェースを示す。テキスト入力フィールド1414のテキストは、対話内の他のユーザ(例えば、バーナデット)に対応し得るテキストの部分1424aを任意選択的に含む。テキスト1424aの一部分は、テキストの一部分1424aが対話内の他のユーザの名前の開始と一致するため、対話内の他のユーザに対応してもよい。
いくつかの実施形態では、テキストの部分1424aが対話内の他のユーザに対応し得るという判定に従って、電子デバイス500は、選択されたときに、電子デバイス500に他のユーザのメンションをテキスト入力フィールド1414に挿入させるオプション1412fを提案された入力ユーザインタフェース要素1410に表示する。例えば、ユーザがタイピングを継続しているため、オプション1412fは、図14Bに示すオプション1412cの代わりに表示され、それにより、電子デバイス500は、提案された入力ユーザインタフェース要素1410を更新して、更新されたテキスト1424aに対応する更新された提案されたエントリのオプションを含む。オプション1412fは、任意選択的に、ユーザの名前のテキストをボールドタイプの顔に含み、画像1413aはユーザに関連付けられている。図14Cは、太字書体におけるオプション1412fのテキストを示すが、いくつかの実施形態では、電子デバイス500は、オプション1412fがメッセージング対話において他のユーザに関連付けられたメンションを作成するよう選択可能であることを示すために、ユーザインタフェース内のテキストの残りとは異なる色でオプション1412fのテキストを表示する。いくつかの実施形態では、画像1413aは、メッセージング対話における他のユーザのコンタクトカードに含まれる画像である。いくつかの実施形態では、電子デバイス500は、ユーザによって入力されたテキストがコンタクトの名前と一致するまで(例えば、コンタクトの名前の開始部分を一致させる代わりに)テキスト1424aをメンションに変更するオプション1412fを表示しない。
いくつかの実施形態では、提案された入力ユーザインタフェース要素1410は、選択されると、電子デバイス500に、対話内の他のユーザに関連付けられたメンションではないテキストを入力させるオプション1412d及び1412eを更に含む。オプション1412dのうちの1つは、テキスト1424aの一部分に一致するテキストを入力するか、又はテキスト1424aをそのままにするために選択可能である(ただし、ユーザがテキスト1424aをメンションに変更しない場合には、ユーザがスペース又は句読点を入力した後、及び/又はメッセージを送信した後に、イタリック体なしで表示される)。他のオプション1412eは、対話内の他のユーザの名前のプレーンテキスト形式を入力するように選択可能である。いくつかの実施形態では、オプション1412eの選択を検出したことに応答して、電子デバイス500は、対話内の他のユーザのメンションではないプレーンテキストとして対話内の他のユーザの名前のテキストを入力する。いくつかの実施形態では、オプション1412e及びオプション1412fに関連付けられたテキストの文字は、同じである。オプション1412eの選択を検出したことに応答して入力されたテキストは、オプション1412fの選択を検出したことに応答して入力されるテキストの平易なテキストバージョンである。
図14Cでは、テキストの部分1424aはまた、任意選択的に、テキスト入力フィールド1414内のテキストの残りの部分とは異なる視覚的特性を伴って表示されて、図8A~9を参照して説明されたのと同様の方法で、それが対話内の他のユーザに対応し得ることを示す。図14Cは、イタリック体で表示されているテキストの部分1424aを示すが、いくつかの実施形態では、電子機器500は、テキスト入力フィールド1414内のテキストの残りの部分とは異なる色で表示することによって、対話内のユーザに対応し得るテキストを区別する。
図14Dにおいて、いくつかの実施形態では、ユーザはオプション1412fを選択して、他のユーザの名前のテキストをテキスト入力フィールド1414内に表示されたメッセージに挿入するためにオプション1412fを選択する(例えば、コンタクト1403を用いて)。
図14Eに示すように、いくつかの実施形態では、図14Dのユーザの選択に応答して、電子デバイス500はテキスト1424aをテキスト1424bに置き換える。テキスト1424bは、任意選択的に、メッセージが送信されると、テキスト1424bは、図8A~9を参照して説明されたのと同様の方法で、メッセージが送信されたときにテキスト1424bが対話内の他のユーザのメンションであることを示す。図14Eに示すように、いくつかの実施形態では、ユーザは、句読点の文字に関連付けられたソフトキーボード1408の領域を選択する(例えば、コンタクト1403を用いて)。
図14Fにおいて、いくつかの実施形態では、電子デバイス500は、図14Eに示す入力を含む1つ以上の入力に応答してテキスト入力フィールド1414内に質問マークを入力している。ユーザは、メッセージをメッセージング対話に送信するオプション1416を(例えば、コンタクト1403を用いて)選択する。
図14Gにおいて、いくつかの実施形態では、電子デバイス500は、図14Fのユーザによって入力された入力に応答して送信されたメッセージの表現1404aを表示する。表現1404aは、任意選択的に、図14Fに示すテキスト1424bに対応する対話内の他のユーザのメンション1420を含む。メンション1420は、例えば、図14Gにおいて太字で表示され、テキストの残りは、図8A~9を参照して上述した方法と同様の様式で太字ではない。
図14Hは、いくつかの実施形態に係る、電子デバイス500にアクセス可能な別のメッセージング対話を示す。図14Hの例では、メッセージング対話は、電子デバイス500のユーザと、Erin A及びErin Wと命名された2つのコンタクトとを含む。メッセージング対話は、任意選択的に、ユーザインタフェースの左側の対話内で別のユーザによって送信されたメッセージの表現1402b及び表現1402cと、ユーザインタフェースの右側の電子デバイス500によって送信されるメッセージの表現1404b及び1404cとを含む。図14Hに示すように、いくつかの実施形態では、ユーザは、それぞれの文字に関連付けられたソフトキーボード1408の領域を(例えば、コンタクト1403を用いて)選択して文字をテキスト入力フィールド1414に文字を入力する。
図14Iにおいて、いくつかの実施形態では、電子デバイス500は、対話内の他のコンタクトの名前に対応するテキストの部分1426aを含むテキスト入力フィールド1414内にユーザによって入力されたテキストを表示する。この実施例では、対話内の他のコンタクトは同じ名前を有し、テキスト1426aは、対話内の他のコンタクトの両方の名前に対応する。テキスト1426aは、例えば、対話内の少なくとも1つのコンタクトの名前に対応するため、テキスト1426aは、テキストボックス1414内の他のテキストからテキスト1426aを区別するためにイタリック体で表示され、提案された入力ユーザインタフェース要素1410は、テキスト1426aを対話内のコンタクトのうちの1つのメンションと置き換えるオプション1412hと、テキスト1426aを対話内の他のコンタクトで置き換えるオプション1412iとを含む。オプション1412hは、オプション1412hに対応するコンタクトに関連付けられた画像1413bを任意選択的に含み、オプション1412iはオプション1412iに対応するコンタクトに関連付けられた画像1413cを含む。いくつかの実施形態では、選択を行う(例えば、ディスプレイ504上の)コンタクトが閾値(0.5秒、1秒、2秒)を超える時間検出される場合に、選択を行うオプション1412h又は1412iのうちの1つの選択を検出したことに応答して、電子デバイス500は、選択されたオプションに関連付けられたコンタクトに関連付けられた連絡先情報を表示する(例えば、対応するテキストをメンションに置き換える代わりに)。
図14Jにおいて、いくつかの実施形態では、ユーザは(例えば、コンタクト1403を用いて)オプション1412iを選択して、テキスト1426aを対話内のコンタクトのうちの1つのメンションで置き換える。ユーザの選択に応答して、いくつかの実施形態では、電子デバイス500は、図14Kに示すテキスト1426bでテキスト1426aを置き換える。図14Kに示されるように、テキスト1426a及びテキスト1426b内の文字は同じである(例えば、電子デバイス500は、例えば、テキスト1426bのスタイルへの更新時にテキスト1426aのテキストコンテンツを変更しない)。
図14Kにおいて、いくつかの実施形態では、電子デバイス500は、図14Jに示す選択に応答して挿入されたテキスト1426b、及びユーザによって入力された追加のテキストを(例えば、ソフトキーボード又は別の入力機構を介して)表示する。テキスト1426bは、任意選択的に、テキストの残りの部分よりも大きなサイズ及び/又は太字で表示され、テキスト1426bが、メッセージが送信されたときに選択されたオプション1412iに関連付けられたコンタクトのメンションと置き換えられることを示す。ユーザによって入力されたテキストはまた、例えば、メッセージング対話へのアクセスを有しないユーザに対応するテキスト1428の一部分も含む(例えば、メッセージング対話の一部ではない)。テキスト1428に対応するユーザはメッセージング対話へのアクセスを有しないため、電子デバイス500は、テキスト1428を提案された入力ユーザインタフェース要素1410内のメンションに変換するオプションを表示せず、代わりに、いくつかの実施形態では、テキスト1428の一部分に対応する平文に入力するオプション1412j及び1412kを表示する。いくつかの実施形態では、メッセージング対話内にいないユーザに対応するテキストの部分1428を検出したことに応答して、電子デバイスは、ユーザを対話に追加するプロセスを開始するために選択可能なオプションを表示する。ユーザが対話に追加されると、いくつかの実施形態では、次に、(例えば、本明細書に記載されるような提案された入力ユーザインタフェース要素1410を介して)対話内のメッセージにユーザのメンションを追加することが可能である。
図15は、提案された入力ユーザインタフェース要素を使用してメッセージング会話(例えば、「メンション」)内の連絡先にリンク(例えば、リッチリンク)を作成するためのオプションを提示する方法を示すフロー図である。方法1500は、任意選択的に、図1A~1B、2~3、4A~4B、及び5A~5Hを参照して上述したようなデバイス100、デバイス300、又はデバイス500などの電子デバイスで実行される。方法1500における一部の動作は、任意選択で組み合わされ、及び/又は、一部の動作の順序は、任意選択で変更される。
以下に説明するように、方法1500は、電子デバイスがメッセージングユーザインタフェース内にメンションを作成し提示する方法を提供する。この方法は、本開示のデバイスのユーザインタフェースと対話するときのユーザの認識的負担を軽減し、それによって、より効率的なヒューマンマシンインタフェースを作り出す。バッテリ動作電子デバイスに関しては、ユーザインタフェースとのユーザの対話の効率を向上させることにより、電力が節約され、バッテリを充電する間隔が増大する。
いくつかの実施形態では、方法1500は、ディスプレイ生成構成要素及び1つ以上の入力デバイス(例えば、モバイルデバイス(例えば、タブレット、スマートフォン、メディアプレーヤ)、コンピュータ(例えば、デスクトップコンピュータ、ラップトップコンピュータ)、又はウェアラブルデバイス(例えば、腕時計、ヘッドマウントデバイス)と通信する電子デバイスにおいて実行される。いくつかの実施形態では、ディスプレイ生成構成要素は、電子デバイス(任意選択的にタッチスクリーンディスプレイ)及び/又はモニタ、プロジェクタ、テレビなどの外部ディスプレイ)と一体化されたディスプレイである。
図14Aなどのいくつかの実施形態では、電子デバイス500は、ディスプレイ生成構成要素を介して、対話のメッセージの1つ以上の表示1402aを含むメッセージングユーザインタフェースと、テキスト入力フィールド1414(例えば、メッセージの指示はメッセージの内容を含む)とを表示する(1502)。いくつかの実施形態では、テキスト入力フィールドは、メッセージを構成する1つ以上の入力が指示されるユーザインタフェースの領域である。
メッセージングユーザインタフェースを表示している間の図14Bなどのいくつかの実施形態では、電子デバイス500は、1つ以上の入力デバイスを介して、第1のそれぞれのテキスト1422aのテキスト入力フィールド1414に入力の指示を受信する(1504)(例えば、第1のそれぞれのテキストは、キーボード、ソフトキーボード、又は音声入力のうちの1つ以上を介して入力される)。
第1の対応のテキスト1422a(1506)の入力の指示を受信したことに応答して、図14Bなどのいくつかの実施形態では、電子デバイス500は、メッセージングユーザインタフェースのテキスト入力フィールド1414内に、第1のそれぞれのテキスト1422aを表示する(1507)。
図14Dなどのいくつかの実施形態では、電子デバイス500は、第1のそれぞれのテキスト1424aがコンタクトに対応するとの判定に従って、第1のテキスト1412fが第1の値(1510)(例えば、第1の色、サイズ、フォント、又はテキストスタイル)を有する視覚的特性を有する第1のテキスト1412fと、テキスト入力フィールド1414内の第1のそれぞれのテキスト1424aを置き換えるように選択可能な第1の選択可能オプション1412fを提案された入力ユーザインタフェース要素1410(1508)内に表示する。いくつかの実施形態では、提案された入力ユーザインタフェース要素は、電子デバイスがテキスト入力フィールド内に入力されたテキストに対応するテキストの1つ以上の提案を表示するユーザインタフェースの領域であり、テキスト入力フィールドに入力されたテキストから始まる1つ以上の単語、テキスト入力フィールド内に入力されたテキストに対応する1つ以上の訂正された綴り提案、テキスト入力フィールド内に入力されたテキストに対応する1つ以上のUnicode画像(例えば、絵文字)などが挙げられる。例えば、文字「Hel」の入力を検出したことに応答して、電子デバイスは、提案された入力ユーザインタフェース要素内に「ハロー(Hello)」を表示する。いくつかの実施形態では、単語「ハロー」の選択を検出したことに応答して、電子デバイスは、テキスト入力フィールド内に「Hello」を入力する。いくつかの実施形態では、電子デバイスは、テキスト入力フィールド内に以前に入力されたテキストに従う可能性があると識別される、提案された入力ユーザインタフェース内に1つ以上の提案された単語を表示する。例えば、アリスが「ハロー、私の名前は(Hello,my name is)」とテキスト入力フィールドに入力すると、電子デバイスは、提案入力ユーザインタフェース要素内に「アリス」を表示する。これは、アリスが、「ハロー、私の名前は」の後に「アリス」を入力する可能性が高いからである。いくつかの実施形態では、提案された入力ユーザインタフェース要素内に表示された単語又は画像の選択を検出したことに応答して、電子デバイスは、選択された単語又は画像をテキスト入力フィールドに入力する。いくつかの実施形態では、第1のそれぞれのテキストは、メッセージング対話内のコンタクトに関連付けられた名前の少なくとも一部分である。第1のテキストの選択を検出したことに応答して、電子デバイスは、第1の値を有する視覚的特性を有する第1のテキストを入力し、方法1100の1つ以上のステップと同様の方法で、第1のテキストをコンタクトと関連付ける。例えば、アレキサンダーは、「Bern」のエントリを含むバーナデット(Bernadette)にメッセージをタイプする。この例では、電子デバイスは、テキストがバーナデットの名前に対応する可能性が高いため、提案された入力ユーザインタフェース要素に「バーナデット」を表示する(例えば、第1の値を有する視覚的特性で)。いくつかの実施形態では、電子デバイスは、第1のテキストがコンタクトの名前と一致する場合、提案された入力ユーザインタフェース要素内に第1のテキストのみを表示する(例えば、第1の値を有する視覚的特性で)。例えば、電子デバイスは、アレキサンダーがテキスト「バーナデット」を入力するまで「バーナデット」を示唆しない。
第1のそれぞれのテキスト1422aが接触(1512)に対応しないとの判定に従って、図14Bのようないくつかの実施形態では、電子デバイス500は、提案されたユーザインタフェース要素1410(1508)内に、テキスト入力フィールド1414内の第1のそれぞれのテキスト1422aを第1のテキストとは異なる第2のテキスト1412cで置き換えるように選択可能な第2の選択可能なオプション1412cを表示する。第2のテキスト1412cは、第1の値(1514)とは異なる第2の値(例えば、第2のサイズ、色、フォント、又はテキストスタイル)を有し、提案されたユーザインタフェース内に第1の選択可能なオプションを表示しない(1516)。例えば、第1のそれぞれのテキストは、メッセージング対話内のコンタクトの名前の一部分ではなく、又はメッセージング対話内のコンタクトの名前の一部ではない。いくつかの実施形態では、テキストが長さの閾値数(例えば、2文字又は3文字又は4文字)未満である間、電子デバイスは、提案された入力ユーザインタフェース要素内のコンタクトの名前を表示しない。例えば、アレキサンダーは、文字「B」の入力を含む、バーナデット(Bernadette)にメッセージをタイプする。この実施例では、電子デバイスは、テキストが「バーナデット」以外の多くの語に対応することができるため、提案された入力ユーザインタフェース要素内に「バーナデット」を表示しない。いくつかの実施形態では、メッセージング対話内のコンタクトに対応しないテキストは、メッセージング対話に入力されると、第2の値を有する視覚的特性が表示される。いくつかの実施形態では、第2のテキストは、第1のテキストの綴り訂正、第1のテキストに対応する完了ワード、及び/又は第1のテキストの前に入力されたテキストに基づく予測ワードのうちの1つ以上である。いくつかの実施形態では、メッセージング対話内のコンタクトに対応するテキストを含まないテキストの入力を検出したことに応答して、電子デバイスは、第1の対応のテキストを第1の値との視覚的特性を有する第1のテキストと置き換えるために選択可能な第1の選択可能なオプションを表示しない。いくつかの実施形態では、ユーザは、(例えば、ユーザインタフェースの提案された入力領域以外のソフトキーボード又は他の入力機構を用いて)テキストを入力し、入力されたテキストが、提案された入力ユーザインタフェース要素内に表示されたテキストにもはや対応しないとの判定に従って、電子デバイスは、提案された入力ユーザインタフェース要素を更新して、テキスト入力フィールド内の更新されたテキストに対応するテキストを入力するオプションを表示する。いくつかの実施形態では、電子デバイスは、更新されたテキストが、提案された入力ユーザインタフェース要素内に表示されたオプションに依然として対応する場合、提案された入力ユーザインタフェース要素内に同じオプションを表示し続ける。第1のそれぞれのテキストがコンタクトに対応するとの判定に従って、提案された入力ユーザインタフェース要素内に第1の選択可能なオプションを表示する上記の方法は、電子デバイスが、第1のそれぞれのテキストをコンタクトと関連付ける効率的な方法を提供することを可能にし、ユーザと電子デバイスとの間の相互作用を簡略化し、電子デバイスの動作性を強化し、ユーザデバイスインタフェースをより効率的にする(例えば、第1のそれぞれのテキストをコンタクトに関連付けるために必要とされる入力の数を削減することによって)。加えて、ユーザが電子デバイスをより素早くかつ効率的に使用することを可能にすることによって、電子デバイスの電力使用を削減しバッテリ寿命を改善する。
図14Jのようにいくつかの実施形態では、第1のそれぞれのテキスト1426aが第1のコンタクトに対応するとの判定に従って、第1のそれぞれのテキスト1426aの入力の指示を受信したことに応答して、提案された入力ユーザインタフェース要素1410では、テキスト入力フィールド1414内の第1のそれぞれのテキスト1426aを、第1のコンタクトに対応する第3のテキストと置き換えるために選択可能な第1のそれぞれの選択可能オプション1412hと、第1の値を有する視覚的特性と、テキスト入力フィールド1414内の第1のそれぞれのテキスト1426aを、第2のコンタクトに対応する第4のテキストで置き換えるために選択可能な第2のそれぞれの選択可能オプション1412iと、を有し、第4のテキストは第1の値を有する視覚的特性を有する(例えば、第1のコンタクト及び第2のコンタクトの名前は両方とも第1のそれぞれのテキストを含む)。例えば、第1のコンタクト及び第2のコンタクトは同じ名を有し、第1のそれぞれのテキストは第1のコンタクト及び第2のコンタクトの名であるか、又は、第1のそれぞれのテキストは、両方のコンタクトの名の一部分に対応する(例えば、「Mary」及び「Mario」に対応する「Mar」)。いくつかの実施形態では、第1のそれぞれの選択可能なオプションは、第1のコンタクトのコンタクトカード内に含まれる画像などの第1のコンタクトに関連付けられた視覚的指示(例えば、第1のコンタクトの視覚的表現)を含む。第1の選択可能なオプションの選択を検出したことに応答して、電子デバイスは、第1のコンタクトに関連付けられたテキストを入力する。いくつかの実施形態では、第2のそれぞれの選択可能なオプションは、第2のコンタクトのコンタクトカード内に含まれる画像などの第2のコンタクトの視覚的指示を含む。第1の選択可能なオプションの選択を検出したことに応答して、電子デバイスは、第2のコンタクトに関連付けられたテキストを入力する。第1のコンタクト及び第2のコンタクトの両方に関連付けられた選択可能なオプションを表示する上記の方法により、電子デバイスは、ユーザが、ユーザが参照することを望むコンタクトと関連付けられる機構を効率的に提供することを可能にし、ユーザと電子デバイスとの間の相互作用を簡略化し、電子デバイスの動作性を強化し、ユーザデバイスインタフェースをより効率的にする(例えば、テキストを、テキストが対応する2つのコンタクトのうちの所望の1つに関連付けるために必要とされる入力の数を低減することにより)。加えて、ユーザが電子デバイスをより素早くかつ効率的に使用することを可能にすることによって、電子デバイスの電力使用を削減しバッテリ寿命を改善する。
図14Jなどのいくつかの実施形態では、それぞれのコンタクトは対話に含まれる(例えば、それぞれのコンタクトはメッセージング対話のコンテンツへのアクセスを有する)。図14Kのようにいくつかの実施形態では、第1のそれぞれのテキスト1428が対話に含まれていない第2のそれぞれのコンタクトに対応するとの判定に従って、第1のそれぞれのテキスト1428の入力の指示を受信したことに応答して(第2のそれぞれのコンタクトは、メッセージング対話のコンテンツへのアクセスを有しない)、電子デバイス500は、提案された入力ユーザインタフェース要素1410内に、テキスト入力フィールド内の第1のそれぞれのテキスト1428を第2のそれぞれのコンタクトに対応する第3のテキストで置き換えるように選択可能な選択可能なオプションを表示することを取り止める。いくつかの実施形態では、電子デバイスは、対話に含まれないコンタクトとテキストを対話に含まれないコンタクトと関連付けることができないため、対話に含まれないコンタクトとテキストを関連付けることはできないため、対話に含まれないコンタクトとテキストを関連付けることができない。いくつかの実施形態では、選択された入力ユーザインタフェース要素は選択可能なオプションを含み、選択されると、電子デバイスは、第2のそれぞれのコンタクトに関連付けられたリンク(例えば、リッチリンク)ではない第2のそれぞれのコンタクトの名前に対応するテキストを入力させる選択可能なオプションを含む。選択可能なオプションを表示して、メッセージング対話に含まれない第2のそれぞれのコンタクトに対応するテキストで第1の対応のテキストを置き換えることを取り止める上記の方法は、電子デバイスが、メッセージング対話のコンテンツを見ることができるユーザとテキストを関連付けることを可能にし、ユーザと電子デバイスとの間の相互作用を簡略化し、電子デバイスの動作性を強化し、ユーザデバイスインタフェースをより効率的にする(例えば、メッセージのテキストをメッセージを見ることができないコンタクトと関連付けることを試みるユーザエラーを訂正するために必要とされるユーザ入力を低減することにより)。加えて、ユーザが電子デバイスをより素早くかつ効率的に使用することを可能にすることによって、電子デバイスの電力使用を削減しバッテリ寿命を改善する。
いくつかの実施形態では、第2のテキスト1412eは、図14Cのような第1のそれぞれのテキスト1424aのスペリング訂正版である。いくつかの実施形態では、電子デバイスは、辞書に含まれていない第1のそれぞれのテキストに対応する辞書内に含まれるワードを、提案された入力ユーザインタフェース要素内に表示する。いくつかの実施形態では、電子デバイスは、第1のそれぞれのテキストのスペリナントバージョンを、それぞれのコンタクトに対応する第1のテキストで置き換えるために選択可能な選択可能オプションを同時に表示する。提案された入力ユーザインタフェース要素内に第1のそれぞれのテキストのスペリナント訂正されたバージョンを表示する上記の方法は、電子デバイスが、第1のそれぞれのテキストのスペリリングバージョンに入力する効率的な方法を提供することを可能にし、ユーザと電子デバイスとの間の相互作用を簡略化し、電子デバイスの動作性を強化し、ユーザデバイスインタフェースをより効率的にする(例えば、第1のそれぞれのテキストの綴りを訂正するために必要とされる入力の数を削減することによって)。加えて、ユーザが電子デバイスをより素早くかつ効率的に使用することを可能にすることによって、電子デバイスの電力使用を削減しバッテリ寿命を改善する。
図14Cなどのいくつかの実施形態では、第1のテキスト1412dは、第1のそれぞれのテキスト1424aと同じである。いくつかの実施形態では、第1のそれぞれのテキストのテキストは、それぞれのコンタクトに対応する第1のテキストのテキストに一致する。それぞれのコンタクトに対応する第1のテキストは、第1のテキストがそれぞれのコンタクトに関連付けられたリンク(例えば、リッチリンク)であることを示すために、第1のそれぞれのテキストの視覚的特性とは異なる視覚的特性を伴い任意選択的に表示される。例えば、イブ スミスと命名されたコンタクトとの対話において、第1のそれぞれのテキストが「イブ」である場合、コンタクトイブ スミスに関連付けられた第1のテキストも「イブ」となるが、対話内のコンタクトに関連付けられていない対話内の他のテキストとは異なる色で表示される。この例では、第1のそれぞれのテキストが「スミス」である場合、コンタクトイブ スミスに関連付けられた第1のそれぞれのテキストもまた、「スミス」となる。いくつかの実施形態では、コンタクトの名前(例えば、名、姓、又はニックネーム)と一致するテキストの入力を検出したことに応答して、電子デバイスは、テキストのコンテンツを更新することなく、テキストに関連付けられたテキストのバージョンでテキストを置き換えるための選択可能なオプションを提示する(例えば、コンタクトのフルネームで名、姓、又はニット名を置き換えることなく)。第1のテキストが第1のそれぞれのテキストと同じである上記の方法により、電子デバイスは、ユーザが既にコンタクトの名前を入力した場合であっても、テキストとのコンタクトを関連付ける効率的な方法を提供することを可能にし、ユーザと電子デバイスとの間の相互作用を簡略化し、電子デバイスの動作性を強化し、ユーザデバイスインタフェースをより効率的にする(例えば、コンタクトに関連付けられるべきテキストをカスタマイズするために必要とされる入力の数を削減することによって)。加えて、ユーザが電子デバイスをより素早くかつ効率的に使用することを可能にすることによって、電子デバイスの電力使用を削減しバッテリ寿命を改善する。
図14Cなどのいくつかの実施形態では、第2のテキスト1412eは、第1のそれぞれのテキスト1424aとは異なる。いくつかの実施形態では、第2のテキストは、第1のそれぞれのテキストから始まる第1のそれぞれのテキスト又はテキストのスペリリン訂正版である。例えば、第1のそれぞれのテキストが「ber」である場合、第2のテキストは「ベリー(berry)」であり、第1のテキストは「バーナデット(Bernadette)」である。提案された入力ユーザインタフェース要素内の第1のそれぞれのテキストとは異なる第2のテキストを表示する上記の方法は、電子デバイスが、それぞれのコンタクトに結び付けられていないエントリのテキストを提案し続ける効率的な方法を提供することを可能にし、ユーザと電子デバイスとの間の相互作用を簡略化し、電子デバイスの動作性を強化し、ユーザデバイスインタフェースをより効率的にする(例えば、第2のテキストに入力するために必要とされる入力を低減することによって)。加えて、ユーザが電子デバイスをより素早くかつ効率的に使用することを可能にすることによって、電子デバイスの電力使用を削減しバッテリ寿命を改善する。
図14Cなどのいくつかの実施形態では、第1の選択可能なオプション1412fは、第1のテキストの表現及び第1のテキスト1424aに対応するそれぞれのコンタクトの表現1413aを含み、それぞれのコンタクトの表現1413aは、第1のテキストの表現とは異なる。いくつかの実施形態では、それぞれのコンタクトの表現は、コンタクトのコンタクトカードに関連付けられた画像である。いくつかの実施形態では、第1の選択可能なオプションの選択は、それぞれのコンタクトの表現を入力することなく、第1のテキストを入力する。いくつかの実施形態では、電子デバイスは、コンタクトの表現(例えば、第1のテキストと同じテキスト)の名前にも対応する、コンタクトの名前(例えば、第1のテキストと同じテキスト)を同時に表示し、選択された場合には、テキストをコンタクトに関連付けることなく、コンタクトの名前のテキストに入力する。いくつかの実施形態では、電子デバイスは、第1の選択可能オプションを同時に表示することなく、他の選択可能オプションを表示する。第1の選択可能なオプションとのコンタクトの表現を表示する上記の方法は、電子デバイスが、第1の選択可能オプションの選択を検出したことに応答して、テキストが関連付けられるコンタクトを効率的に表示することを可能にし、ユーザと電子デバイスとの間の相互作用を簡略化し、電子デバイスの動作性を強化し、ユーザデバイスインタフェースをより効率的にする(例えば、第1の選択可能なオプションに関連付けられたコンタクトを判定するために必要とされる入力の数を削減することによって)。加えて、ユーザが電子デバイスをより素早くかつ効率的に使用することを可能にすることによって、電子デバイスの電力使用を削減しバッテリ寿命を改善する。
図14Dのようにいくつかの実施形態では、第1のそれぞれのテキスト1424aがコンタクトに対応するとの判定に従って、第1のそれぞれのテキスト1424aの入力の指示を受信したことに応答して、電子デバイス500は、提案された入力ユーザインタフェース要素1410内に、テキスト入力フィールド内の第1のそれぞれのテキスト1424aをそれぞれのコンタクトに対応する第1のテキストと置き換えるように選択可能である、第1の選択可能オプション1412fと(第1のテキストは、第1の値を有する視覚的特性を有する)、テキスト入力フィールド内の第1のそれぞれのテキスト1424aを第2のテキストで置き換えるように選択可能な第2の選択可能なオプション1412eと(第2のテキストは、第2の値を有する視覚的特性を有する)を同時に表示する。いくつかの実施形態では、電子デバイスは、それぞれのコンタクトに関連付けられたテキストを入力し、提案された入力ユーザインタフェース要素内のそれぞれのコンタクトに関連付けられていない第2のテキストに入力するオプションを同時に表示する。第1の選択可能オプション及び第2の選択可能なオプションを同時に表示する上記の方法により、電子デバイスは、第1のテキストを、それぞれのコンタクトに関連付けられたテキスト、又はコンタクトに関連付けられていない他のテキストと置き換えるオプションをユーザに効率的に提供することを可能にし、ユーザと電子デバイスとの間の相互作用を簡略化し、電子デバイスの動作性を強化し、ユーザデバイスインタフェースをより効率的にする(例えば、両方のオプションにアクセスするために必要とされる入力の数を削減することによって)。加えて、ユーザが電子デバイスをより素早くかつ効率的に使用することを可能にすることによって、電子デバイスの電力使用を削減しバッテリ寿命を改善する。
いくつかの実施形態では、例えば、図14Dのように、第1のテキスト1412eは、それぞれのコンタクトの名前に対応し、第2のテキスト1412fは、それぞれのコンタクトの名前に対応する。いくつかの実施形態では、それぞれのコンタクトの名前は、それぞれのコンタクトのコンタクトカードに関連付けられた名、姓、又はニックネームである。第2のテキストは、任意選択的に、第1のテキストと同じであるが、コンタクトに関連付けられていない(例えば、コンタクトの名前をコンタクトと関連付けることなく、コンタクトの名前の入力を生じさせる)。コンタクトに関連付けられていないコンタクトの名前を追加するオプションを表示する、又はコンタクトに関連付けられていないコンタクトの名前を追加するためのオプションを表示する上記の方法により、電子デバイスは、コンタクト(例えば、リッチリンク)を、コンタクトの名前のコンタクト又は平易なテキストバージョンに追加することを可能にし、ユーザと電子デバイスとの間の相互作用を簡略化し、電子デバイスの動作性を強化し、ユーザデバイスインタフェースをより効率的にする(例えば、両方のオプションを見ていずれかのテキストをメッセージに追加するために必要な入力数を削減することによって)。加えて、ユーザが電子デバイスをより素早くかつ効率的に使用することを可能にすることによって、電子デバイスの電力使用を削減しバッテリ寿命を改善する。
図15における動作について説明された特定の順序は単なる例示であり、説明された順序は、動作を実行することができる唯一の順序であることを示すことを意図するものではないことを理解されたい。当業者であれば、本明細書に記載される動作を再順序付けるための様々な方法を認識するであろう。加えて、本明細書に記載される他の方法(例えば、方法700、900、1100、及び1300)に関して本明細書に記載される他のプロセスの詳細はまた、図15に関して上記した方法1500にも、類似の様式で適用可能であることに留意されたい。例えば、方法1500を参照して上述されたメンションを作成及び提示する方法は、本明細書に記載される他の方法(例えば、方法700、900、1100及び1300)を参照して本明細書に記載される、メッセージング対話の表現を提示する方法、メッセージング対話内の他のメッセージへの返信であるメッセージの指示を提示する方法、メンションを作成及び提示する方法等の特性のうちの1つ以上を任意選択的に有する。簡潔にするために、それらの詳細はここでは繰り返さない。
上述の情報処理方法での動作は、汎用プロセッサ(例えば、図1A~1B、3、5A~5Hに関連して上述したような)又は特定用途向けチップなどの、情報処理装置内の1つ以上の機能モジュールを稼働することによって任意選択的に実行される。更に、図15を参照して上述した動作は、図1A~1Bに示す構成要素によって任意選択的に実行される。例えば、表示動作1502及び受信動作1504は、イベントソータ170、イベント認識部180、及びイベントハンドラ190によって、任意選択的に実施される。イベントソータ170のイベントモニタ171は、タッチスクリーン504上のコンタクトを検出し、イベントディスパッチャモジュール174は、イベント情報をアプリケーション136-1に配信する。アプリケーション136-1のそれぞれのイベント認識部180は、イベント情報をそれぞれのイベント定義186と比較し、タッチスクリーン上の第1の位置の第1のコンタクトがユーザインタフェース上のオブジェクトの選択などの、既定のイベント又はサブイベントに対応するかどうかを判定する。対応する既定のイベント又はサブイベントが検出されると、イベント認識部180は、そのイベント又はサブイベントの検出に関連付けられたイベントハンドラ190をアクティブ化する。イベントハンドラ190は、アプリケーション内部状態192を更新するために、データ更新部176又はオブジェクト更新部177を、任意選択的に利用又は呼び出す。いくつかの実施形態では、イベントハンドラ190は、アプリケーションにより表示されるものを更新するために、対応するGUI更新部178にアクセスする。同様に、当業者にとって、他のプロセスが、図1A~1Bに示す構成要素に基づいて、どのように実施され得るかは明らかであろう。
上述のように、本技術の一態様は、本明細書で説明するように、仮想アシスタントで使用するための、特定の正当なソースから利用可能なデータを収集及び使用することである。本開示は、場合によっては、この収集されたデータは、特定の人物を一意的に特定する、又は特定するために使用できる、個人情報データを含み得ることを意図している。そのような個人情報データは、人口統計データ、位置ベースのデータ、オンライン識別子、電話番号、電子メールアドレス、ホームアドレス、ユーザの健康又はフィットネスレベル(例えば、バイタルサイン測定、服薬情報、運動情報)に関するデータ若しくは記録、生年月日、又は任意の他の個人情報を含むことができる。
本開示は、本技術におけるそのような個人情報データの使用がユーザの利益になる使用であり得る点を認識するものである。例えば、ユーザの連絡先情報にアクセスすることにより、電子デバイスはメッセージを送信及び受信すること、及び/又はリンク(例えば、リッチリンク又は「メンション」)機能を提供することを可能にする。これにより、そのような個人情報データの使用は、そのような通信を向上させることをユーザに可能にさせる。更には、ユーザに利益をもたらす、個人情報データに関する他の使用もまた、本開示によって想到される。
本開示は、そのような個人情報データの収集、分析、開示、転送、記憶、又は他の使用に関与するそれらエンティティが、確固たるプライバシーポリシー及び/又はプライバシー慣行を遵守するものとなることを意図している。具体的には、そのようなエンティティは、ユーザのプライバシーを維持するための業界又は政府の要件を満たす又は上回ると一般に認識されるプライバシー慣行を実現し、一貫して適用することが予想されるであろう。個人データの使用に関するそのような情報は目立つべきであり、ユーザによって容易にアクセス可能とするべきであり、データの収集及び/又は使用が変化するにつれて更新されるべきである。ユーザからの個人情報は、正当な使用のためのみに収集されるべきである。更に、そのような収集/共有は、ユーザの承諾を受けた後に、又は適用可能な法律に明記された他の正当な根拠に基づいて行われるべきである。更には、そのようなエンティティは、そのような個人情報データへのアクセスを保護して安全化し、その個人情報データへのアクセスを有する他者が、それらのプライバシーポリシー及び手順を遵守することを保証するための、あらゆる必要な措置を講じることを考慮するべきである。更には、そのようなエンティティは、広く受け入れられているプライバシーのポリシー及び慣行に対する自身の遵守を証明するために、第三者による評価を自らが受けることができる。加えて、ポリシー及び慣行は、収集及び/又はアクセスされる具体的な個人情報データのタイプに適合されるべきであり、また、より高い基準を課す役割を担い得る管轄権固有の考慮事項を含めた、適用可能な法令及び基準に適合されるべきである。例えば、アメリカ合衆国では、特定の健康データの収集又はアクセスは、医療保険の相互運用性と説明責任に関する法律(Health Insurance Portability and Accountability Act、HIPAA)などの、連邦法及び/又は州法によって管理することができ、その一方で、他国における健康データは、他の規制及びポリシーの対象となり得るものであり、それに従って対処されるべきである。
前述のことがらにも関わらず、本開示はまた、個人情報データの使用又は個人情報データへのアクセスを、ユーザが選択的に阻止する実施形態も想到する。すなわち、本開示は、そのような個人情報データへのアクセスを防止又は阻止するように、ハードウェア要素及び/又はソフトウェア要素を提供することができると想到する。例えば、本技術は、ユーザが、サービスの登録中又はその後のいつでも、個人情報データの収集への参加の「オプトイン」又は「オプトアウト」を選択することを可能にするように構成することができる。例えば、ユーザは、メンションを作成及び提示する際、又は対話中に他のものによって言及されているときに、個人情報の共有を制限することができる。
更には、本開示の意図は、個人情報データを、非意図的若しくは無許可アクセス又は使用の危険性を最小限に抑える方法で、管理及び処理するべきであるという点である。データの収集を制限し、データがもはや必要とされなくなった時点で削除することによって、危険性を最小限に抑えることができる。更には、適用可能な場合、特定の健康関連アプリケーションにおいて、ユーザのプライバシーを保護するために、データの非特定化を使用することができる。非特定化は、適切な場合には、識別子を除去すること、記憶されたデータの量又は特異性を制御すること(例えば、位置データを住所レベルよりも都市レベルで収集すること)、データがどのように記憶されるかを制御すること(例えば、データをユーザ全体にわたって集約すること)、及び/又は差分プライバシーなどの他の方法によって、容易にしてもよい。
それゆえ、本開示は、1つ以上の様々な開示された実施形態を実施するための、個人情報データの使用を広範に網羅するものではあるが、本開示はまた、そのような個人情報データにアクセスすることを必要とせずに、それらの様々な実施形態を実施することもまた可能であることを想到している。すなわち、本技術の様々な実施形態は、そのような個人情報データの全て又は一部分が欠如することにより、実施不可能となるものではない。例えば、ユーザは、メンションを作成し提示する間、又は対話内で別のユーザによって言及されている間に、連絡先情報又は他の個人情報の共有をブロックすることができる。
上記は、説明を目的として、特定の実施形態を参照して記述されている。しかしながら、上記の例示的な論考は、網羅的であること、又は開示される厳密な形態に本発明を限定することを意図するものではない。上記の教示を考慮して、多くの修正及び変形が可能である。本発明の原理及びその実際的な応用を最良の形で説明し、それによって他の当業者が、想到される特定の用途に適した様々な変更で本発明及び様々な記載された実施形態を最良の形で使用することを有効化するために、これらの実施形態を選択し記載した。