本明細書は、上述の既存の「未確認アイコンバッジ」の短所を克服し得る多様な構成及び方法に関するものである。すなわち、本明細書の多様なデータ処理ターミナルは、既存の未確認アイコンバッジとは異なり、発信者が受信者を指定した「(未確認)指定コンテンツ」の数や内容を表示することができる「(未確認)指定アイコンバッジ」を用いて、上述の既存の未確認アイコンバッジの短所を克服する。特に、本明細書のターミナルは、特定アプリの特定グループに受信された「未確認コンテンツ」のうち、発信者が特別に受信者を指定して提供した「(未確認)指定コンテンツ(相反した説明がない限り、以後「指定コンテンツ」と略称)」の数または内容を視覚的に表示することができる「(未確認)指定アイコンバッジ(相反した説明がない限り、以後「指定アイコンバッジ」と略称)」を生成し、これを多様な方法で表示することにより、受信者はもちろん、発信者に多様な恵沢を提供する。
また、本明細書は、データ処理ターミナルの運営体系、コンピュータプログラム、ソフトウェアアプリケーション(application)(以後、「アプリ」と略称)などの「ソフトウェア要素(以後、「S/W要素」と略称)を用いて有無線電話送受信作業、SNS(social network service)作業、グループウェアソフトウェア(groupware software)作業、メッセンジャー(messenger)作業、電子メール(e-mail)作業、その他の有無線通信作業などの多様な作業を実行する時、前記「指定コンテンツ」または「指定アイコンバッジ」を生成して活用する多様な構成及び方法に関するものである。
より詳細に説明すると、本明細書は、スマートフォン、モバイルフォンなどのデータ処理ターミナルのS/W要素や前記ターミナルのその他のユニットが受信する「プッシュ情報」の数や内容をより効率的に活用できる構成及び方法に関するものである。特に、本明細書は、[1]プッシュ情報に含まれた指定コンテンツ(一例として、発信者が多数の受信者を設定してコンテンツを発送するものの、1以上の特定の受信者を指定して提供するコンテンツ)の数や内容などを表示することができる「指定アイコンバッジ」、[2]プッシュ情報に含まれた「指定コンテンツ」をプッシュ情報に含まれた全体未確認コンテンツまたは「非指定コンテンツ」(すなわち、発信者が多数の受信者を設定したが、受信者のうち誰も特に指定しないで提供するコンテンツ)と互いに区分され得るように表示する「指定アイコンバッジ」、[3]受信者が確認しなければならない必要性が相対的に高い「指定コンテンツ」を、前記必要性が相対的に低い「非指定コンテンツ」と区分して表示できる「指定アイコンバッジ」、[4]「指定コンテンツ」の生成と利用方法、[5]「指定コンテンツ」と「非指定コンテンツ」とを区別することができる「プッシュ通知」方法、または、[6]「指定アイコンバッジ」を用いた「プッシュ通知」方法などに関するものである。
ただし、受信者が特定のコンテンツを確認しなければならない前記必要性は、多様な主体が確立することができる。一例として、前記コンテンツを発信する発信者が、受信者をして、自らが発送するコンテンツを確認しなければならない必要性を確立することができる。すなわち、発信者の判断による、独自の必要性の決定である。これとは異なり、発信者のターミナルが前記必要性を決定することができる。一例として、発信者が特定のコンテンツを発送する時、ターミナルが前記コンテンツの内容を確認したり、または、前記ターミナルもしくはサーバに格納された発信者と受信者がやり取りした過去のコンテンツを分析した後、前記分析の結果に応じて前記必要性を確立することができる。これとは異なり、受信者のターミナルが前記必要性を確立することができる。一例として、受信者が特定のコンテンツを受信する時、ターミナルが前記コンテンツの内容を確認したり、または、前記ターミナルもしくはサーバに格納された発信者と受信者がやり取りした過去のコンテンツを分析した後、これに基づいて前記必要性を確立することができる。これとは異なり、サーバが前記必要性を確立することができる。一例として、サーバは、発信者が発送するコンテンツの内容またはサーバが格納している発信者と受信者が互いにやり取りした過去のコンテンツを分析した後、これに基づいて前記必要性を確立することができる。
言い換えれば、発信者、発信者ターミナルまたは受信者ターミナルが前記必要性が高いと指定した指定コンテンツを受信した受信者は、前記コンテンツを確認した後にこれに対する返答を発信者に発送しても発送しなくてもよい。また、特定アプリまたは特定グループにおいて、指定コンテンツの受信を確認した受信者は、前記グループのグループウィンドウを開いて指定コンテンツを読んでその内容を確認することもあるが、前記アプリや前記グループウィンドウを最初から開かないことで、指定コンテンツを読まなかったりまたは確認しないこともある。一例として、多数の指定コンテンツを受信した特定アプリの特定グループの大部分のメンバーが、ユーザが現在参加していない同好会の会員である場合、受信者は指定コンテンツの受信を容易に認知しても前記グループの未確認コンテンツを確認しないことがある。なぜならば、受信者のターミナルが特定アプリまたは特定グループで受信した指定コンテンツがあることを通知しても、前記グループウィンドウを開いて前記指定コンテンツを読むかどうかは受信者の選択であるためだ。
本明細書の(未確認)指定コンテンツ、前記コンテンツを含む指定データパケット、前記コンテンツの数を表示する指定アイコンバッジなどは、モバイルフォンまたはスマートフォンなどの多様なデータ処理ターミナルに装着されて、発信者と受信者がさらに効率的にコンテンツを交換することができるという恵沢を提供する。したがって、前記指定コンテンツ、指定データパケット及び指定アイコンバッジは、ターミナルに装着されたメッセンジャーアプリ、電子メールアプリ、SNSアプリ、グループウェアソフトウェアアプリなどに効率的に適用されてもよい。また、前記指定コンテンツ、指定データパケット及び指定アイコンバッジは、ターミナルに装着された日程管理(scheduling)アプリ、広告表示アプリ、特定の事件の発生を公知するアプリ、通知(alarm)アプリなどにも適用されてもよい。
本明細書の指定コンテンツ、指定アイコンバッジなどは、モバイルフォン、スマートフォンなどのデータ処理ターミナルのハードウェア要素やソフトウェア要素を制御するのに適用されてもよい。また、本明細書の指定コンテンツ、指定データパケット、指定アイコンバッジなどは、建物、車両、ロボット、ドローン、モノのインターネット網、モノのインターネット網に属する多様な電気機器または前記機器の多様なユニットなどと送受信したり、これを制御するのに適用されてもよい。
本明細書の目的を具現する一番目の手段は、「指定信号」を用いて「(未確認)指定コンテンツ」を生成し使用することができる構成及び方法に関するものである。このため、本明細書の多様なターミナルは、既存のハードウェア要素または既存のソフトウェア要素を用いて指定コンテンツと指定信号を既存のデータパケット形態で生成し発送することができる。ターミナルは、[1]指定信号をデータパケットのヘッダーやテールに含めたり、[2]指定信号を前記パケットのコンテンツに含めたり、または、[3]指定信号に従ってコンテンツを変換させ、前記変換されたコンテンツを前記データパケットに含めることができる。
または、ターミナルは、既存のハードウェア要素やソフトウェア要素を用いて指定コンテンツと指定信号を新規のデータパケット形態で生成、発送することができる。一例として、ターミナルは、[1]コンテンツが含まれたデータパケットに、ヘッド、コンテンツ、テール以外の別途の部分を生成した後、前記別途の部分に指定信号を含めたり、[2]コンテンツが含まれたデータパケットとは別途のデータパケットに指定信号を含めた後、二つのデータパケットを順にまたは同時に発送したり、または、[3]ターミナルは、指定信号と指定信号を含まないデータパケットをそれぞれサーバに伝送し、サーバが前記指定信号を格納するようにすることができる。受信者のターミナルは、サーバから指定信号を回収したり、または、前記サーバが発送する指定信号を受信することができる。本明細書においてサーバは、中央(central)サーバや位置(local)サーバを意味し、以後これらを「サーバ」と通称する。
本明細書の目的を具現する二番目の手段は、「指定信号」を含む「指定データパケット」を生成し使用する構成または方法に関するものである。このため、本明細書の多様なターミナルは、[1]コンテンツを既存のハードウェア要素やソフトウェア要素を用いて指定信号を含む「指定データパケット」の形態で生成し発送もしくは受信したり、または、[2]既存のハードウェア要素やソフトウェア要素などを用いて既存のデータパケットの形態と相違した新規形態のデータパケットに指定信号を含めて発送したり、または受信することができる。または、受信者のターミナルは、[1]指定信号を含まない既存のデータパケットを受信し、前記パケットに含まれたコンテンツが指定コンテンツなのか、または、非指定コンテンツなのかは、サーバに格納された指定信号から、または、その他のデータから確認したり、または、[2]指定信号を含まない既存のデータパケットを受信し、データパケットに含まれたコンテンツの多様な特性(一例として、フォント、大きさ、形、色、背景、透明度、配置など)に従って、前記コンテンツが指定コンテンツなのか、そうでなければ非指定コンテンツなのかを確認することができる。
本明細書の目的を具現する三番目の手段は、未確認コンテンツに含まれている「(未確認)指定コンテンツ」の数や内容を示す「(未確認)指定アイコンバッジ」を生成して用いる構成及び方法に関するものである。このため、本明細書の多様なターミナルは、特定アプリのアイコンを映像ユニットに表示し、[1]未確認コンテンツに含まれた指定コンテンツの数や内容を指定アイコンバッジを用いて共に表示したり、[2]未確認コンテンツが指定コンテンツを含むか否かを指定アイコンバッジを用いて共に表示したり、または、[3]未確認コンテンツに指定コンテンツが含まれない場合、これを表示する指定アイコンバッジを多様な構成で共に表示することができる。
上の段落の[1]または[2]のターミナルは、指定コンテンツの数または有無を表示するために、[1]指定アイコンバッジの文字、数字、イメージ、記号、図形などのような多様な視覚的特性を操作したり、[2]指定アイコンバッジの色、フォント、または背景などを操作したり、[3]指定アイコンバッジの形や大きさを操作したり、または、[4]指定アイコンバッジの位置、向き(orientation)などを操作することができる。上の段落の[3]のターミナルは、[1]指定アイコンバッジを「0」で表示したり、または、指定アイコンバッジに「0」を含めたり、[2]何らの指定コンテンツも含まない未確認コンテンツを示す指定アイコンバッジ(以後、「指定アイコンバッジ(0)」と略称)を1以上の指定コンテンツを含む未確認コンテンツに対する指定アイコンバッジ(以後、「指定アイコンバッジ(N)」と略称)と同一の色、フォント、背景で表示するものの、相違した形、大きさ、位置または向きを有するように構成したり、[3]指定アイコンバッジ(0)を指定アイコンバッジ(N)と同一の形、大きさ、位置または向きで表示するものの、相違した色、フォントまたは背景を有するように構成したり、または、[4]指定アイコンバッジを表示しないまま未確認アイコンバッジのみを表示することができる。
本明細書の目的を具現する四番目の手段は、未確認コンテンツに含まれた「(未確認)指定コンテンツ」の数または内容を示す「指定アイコンバッジ」と共に、[1]未確認コンテンツに含まれた「(未確認)非指定コンテンツ」の数や内容を示す「非指定アイコンバッジ」、または、[2]未確認コンテンツの全体数を示す既存の「未確認アイコンバッジ」と、同時にまたは共に表示したり使用したりする構成と方法に関するものである。一例として、本明細書の多様なターミナルは、映像ユニットに特定アプリのアプリアイコンを表示し、これと共に[1]未確認コンテンツに含まれている指定コンテンツの数や内容を指定アイコンバッジを用いて表示したり、[2]未確認アイコンバッジ及び指定アイコンバッジを多様な配列に従って映像ユニットの多様な位置に共に表示したり、[3]非指定アイコンバッジ及び指定アイコンバッジを多様な配列に従って映像ユニットの多様な位置に表示したり、[4]指定アイコンバッジが未確認アイコンバッジまたは非指定アイコンバッジから容易に区分され得るように表示したり、または、[5]指定アイコンバッジと未確認アイコンバッジ(または、非指定アイコンバッジ)を相違した構成または相違した配列で表示することができる。
ターミナルが指定アイコンバッジと未確認アイコンバッジ(または、非指定アイコンバッジ)を映像ユニットに同時に表示する場合、ターミナルは、それぞれのバッジが互いに容易に区別されるように、前記バッジを、[1]相違したイメージまたは図形で表示したり、[2]相違したフォント、厚さ、色、透明度、背景などで表示したり、[3]相違した形、大きさなどを有するように表示したり、または、[4]相違した位置や向き(orientation)などを有するように表示することができる。
ターミナルは、指定アイコンバッジと未確認(または、非指定)アイコンバッジを多様な方法で映像ユニットに配置することができる。一例として、ターミナルは、それぞれのバッジを、[1]互いに距離をおいて映像ユニットの上下または左右に表示したり、[2]映像ユニットの特定の点や線に対して線対称または点対称になるように配置したり、[3]非対称に表示したり、[4]少なくとも一部分が互いに重なるように表示したり、[5]少なくとも一部分が互いに接触するように表示したり、[6]同心円または同心図形の内部にそれぞれ距離をおいて表示したり、[7]単一の図形やイメージの内部にそれぞれ距離をおいて表示したり、[8]同心円、同心図形の内部に少なくとも一部が互いに重なったりまたは接触するように表示したり、または、[9]単一の図形またはイメージの内部に少なくとも一部が互いに重なったりまたは接触するように表示することができる。
本明細書の目的を具現する五番目の手段は、ユーザがターミナルに機械的なユーザ入力を提供することにより「指定受信者」を選択することができ、前記選択に基づいて「指定信号」と「指定コンテンツ」を生成して用いる構成及び方法に関するものである。一例として、ユーザは、[1]ハードまたはソフトキーボードを操作するユーザ入力を提供することにより指定信号を生成したり、[2]タッチスクリーンをタッチ、操作するユーザ入力を提供して指定信号を生成したり、または、[3]ターミナルのその他のハードボタン形態またはソフトボタン形態の入力ユニットを操作するユーザ入力を提供して指定信号を生成することができる。
本明細書の目的を具現する六番目の手段は、ユーザがターミナルに相違したユーザ入力を提供して「指定受信者」を選択した後、前記選択に基づいて「指定信号」と「指定コンテンツ」を生成して用いる構成及び方法に関するものである。このため、ユーザは、[1]動きまたはジェスチャーなどのユーザ入力を提供することにより指定信号を生成したり、または、[2]電気的、磁気的、電磁的または音響的ユーザ入力を提供して指定信号を生成することができる。特に、本段落の[1]のターミナルは、[3]ユーザの前記動きまたはジェスチャーなどを直接機械的に、電気的に、磁気的に、または、音響的に感知したり、または、[4]ユーザの前記動きやジェスチャーの静的イメージまたは動的イメージを電磁的に確保し、これを分析して指定信号を生成することができる。
本明細書の目的を具現する七番目の手段は、発信者が発送した、または、受信者が受信したコンテンツの内容をターミナルが多様な既存の情報分析アルゴリズムを用いて分析した後、ターミナルがコンテンツに含まれた「指定要請情報」を確認すれば、「指定信号」を生成することにより「指定コンテンツ」を生成して用いる構成及び方法に関するものである。このため、ターミナルは、既存の人工知能、ビッグデータ、自然語処理、マシンラーニング、ディープラーニングなどの分野で使用される多様な情報分析アルゴリズムを用いることにより、発信者や受信者のコンテンツから特定グループの特定メンバーの名前、名称、ニックネームまたは前記メンバーを意味したり指称する単語、文または記号などを検索することができる。ターミナルがこのような指定要請情報を確認する場合、ターミナルは、これに基づいて指定受信者を選択し、前記コンテンツを指定コンテンツに変換することができる。
または、ターミナルは、前記情報分析アルゴリズムを用いて発信者または受信者のコンテンツに添付されたイメージや音などを検索することができる。したがって、前記アルゴリズムは、前記イメージが特定メンバーの写真や動画であるか、特定メンバーの名前、名称、ニックネームなどと関連したイメージであると確認すれば、ターミナルはこれを指定要請情報と見なすことができる。同様に、前記情報分析アルゴリズムは、発信者または受信者のコンテンツに添付された音を分析することができ、前記音を特定メンバーの音声と確認するか、または、前記声が特定メンバーの名前、名称、ニックネームなどと関連したイメージであると確認すれば、ターミナルはこれを指定要請情報と見なすことができる。ターミナルが指定要請情報を確認すれば、ターミナルはこれに基づいて指定受信者を選択し、前記コンテンツを指定コンテンツに変換することができる。
本明細書の目的を具現する八番目の手段は、受信者が未確認コンテンツのうち指定コンテンツを容易に識別できるようにコンテンツを表示する構成及び方法に関するものである。一例として、ターミナルは、未確認コンテンツを映像ユニットに表示する場合、非指定コンテンツのみを選択的に単純化または最小化して表示するか、または、非指定コンテンツを最初から表示しなくてもよい。この時、ターミナルは、指定コンテンツを強調して表示したり強調なしに表示したりすることができる。
または、ターミナルは、未確認コンテンツ及び確認コンテンツを映像ユニットに表示し、(未確認または確認)非指定コンテンツを選択的に単純化または最小化して表示するか、または、表示しなくてもよい。これにより、ターミナルは、映像ユニットに(未確認または確認)指定コンテンツをそのまま、あるいは強調して表示したり、または、指定コンテンツのみを選択的に表示したりすることができる。
本明細書の目的を具現する九番目の手段は、未確認コンテンツのうちユーザと関連した指定コンテンツを選択的に表示する構成及び方法に関するものである。一例として、ターミナルは、映像ユニットに、[1]発信者がユーザを対象に発送した指定コンテンツのみを選択的に表示または格納したり、または、[2]ユーザが発送した指定コンテンツのみを別に表示または格納することができる。
特に、ユーザに発送された指定コンテンツの場合、ターミナルは、[1]未確認指定コンテンツのみを表示または格納したり、[2]確認指定コンテンツのみを表示または格納したり、[3]未確認及び確認指定コンテンツを全て表示または格納したり、[4](未確認または確認)指定コンテンツのうちの1以上の特定メンバーがユーザに発送したコンテンツのみを表示または格納したり、または、[5]確認指定コンテンツのうちの1以上の特定メンバーがユーザに発送したコンテンツ及びこれに対してユーザが返答として発送したコンテンツを別に表示または格納することができる。
ユーザが発送した指定コンテンツの場合、ターミナルは、[1]特定の指定受信者の(未確認または確認)指定コンテンツのみを表示または格納したり、[2]全ての指定受信者の(未確認または確認)指定コンテンツを全て表示または格納したり、[3]指定コンテンツに対して指定受信者が返答として発送した(未確認または確認)コンテンツを別に表示または格納したり、または、[4]ユーザが1以上の特定メンバーに提供した指定コンテンツ及びこれに対して特定メンバーが対応したコンテンツを別に表示または格納することができる。
本明細書の目的を具現する十番目の手段は、ユーザはもちろん、他の発信者や受信者に対する多様なコンテンツを選択的に表示する構成及び方法に関するものである。一例として、ターミナルは、[1]特定メンバーがユーザに発送した未確認指定コンテンツ、確認指定コンテンツ、または、全ての指定コンテンツを映像ユニットに表示したり、または、ターミナル(または、サーバ)に格納したり、[2]特定メンバーが特定グループの全てのメンバーに発送した未確認または確認非指定コンテンツまたは全ての非指定コンテンツを映像ユニットに表示したり、ターミナル(または、サーバ)に格納したり、[3]特定(または、全ての)メンバーを対象としてユーザが発送した確認または未確認(指定または非指定)コンテンツを別に映像ユニットに表示したり、またはターミナル(または、サーバ)に格納したり、または、[4]特定(または、全ての)メンバーを対象として他メンバーが発送した確認または未確認(指定または非指定)コンテンツを別に映像ユニットに表示したり、またはターミナル(または、サーバ)に格納できるものの、本段落の[4]のメンバーはユーザではない。
本明細書の目的を具現する十一番目の手段は、コンテンツの多様な分類に関するものである。このため、ユーザや発信者が発送するコンテンツを非指定コンテンツと指定コンテンツに分類することができる。または、ユーザまたは発信者が発送するコンテンツを非指定コンテンツ、指定コンテンツ及び1以上の一部の指定コンテンツに分類することもできる。したがって、アイコンバッジもやはり非指定アイコンバッジ、指定アイコンバッジまたは一部の指定アイコンバッジなどに分類することもできる。
本明細書の目的を具現する十二番目の手段は、指定アイコンバッジを用いた指定コンテンツの有無、数または内容表示などに関するものである。一例として、ターミナルは、映像ユニットに特定アプリのアイコンを表示し、これと共に未確認コンテンツの数を示す未確認アイコンバッジや指定コンテンツの数を示す指定アイコンバッジを表示することができる。または、ターミナルは、多様な指定信号を用いて多様な指定アイコンバッジを生成することにより、未確認コンテンツに含まれた指定コンテンツがテキストなのか、イメージなのか、または、音なのかを表示したり、前記指定コンテンツの大きさ、前記指定コンテンツの発信または受信時間などを表示することもできる。
本明細書の目的を具現する十三番目の手段は、ユーザが指定した指定受信者にのみユーザが提供した指定コンテンツの表示に関するものである。一例として、前記一番目〜十二番目の手段と異なり、ユーザが特定メンバーを指定受信者として選択すれば、ターミナルは、[1]ユーザが発送する指定コンテンツは指定受信者にのみ発送され、その他のメンバーには発送されなかったり、または、[2]ユーザが発送したコンテンツは全てのメンバーに伝達されるものの、指定受信者のターミナルはこれを表示するが、他のメンバーのターミナルはこれを表示しないようにすることができる。
前記十三番目の手段の具現のために、ターミナルは、[1]上の段落の[1]のために指定データパケットに特別な指定信号を含めたり(これにより、前記パケットに含まれたコンテンツは指定コンテンツ)、[2]サーバは指定受信者にのみ指定コンテンツを含んだ指定データパケットを発送したり、[3]指定受信者のターミナルは指定コンテンツを受信した後にこれを表示するが、残りのメンバーのターミナルは指定コンテンツを最初から受信しなかったり、[4]指定受信者のターミナルは指定コンテンツを受信した後にこれを表示するが、残りのメンバーのターミナルは指定コンテンツを受信するものの、これをアプリに提供しなかったり、または、[5]指定受信者のターミナルのアプリは指定コンテンツを受信した後に表示するが、残りのメンバーのアプリは指定コンテンツを受信するがこれを表示しなくてもよい。
本明細書の目的を具現する十四番目の手段は、指定信号、指定データパケット及び指定アイコンバッジなどを多様な機器に適用する構成及び方法に関するものである。一例として、本明細書の指定信号、指定データパケットまたは指定アイコンバッジなどは、スマートフォン、モバイルフォン、モバイルパッド、ウェブパッド、携帯用情報端末(personal digital assistant)などのデータ処理機器はもちろん、コンピュータ、有無線電話、インターホン、無線機などのような通信機器などに適用されてもよい。また、本明細書の指定信号、指定データパケットまたは指定アイコンバッジなどは、[1]車両、建物、ロボット、ドローンなどに含まれた有無線データ処理ユニット、通信ユニットまたは制御ユニット、[2]モノのインターネット網自体の制御ユニットまたはデータ処理ユニット、または、[3]モノのインターネット網に連結された電子機器または電気機器などに適用されてもよい。
本明細書の目的を具現する十五番目の手段は、特定アプリのグループウィンドウやコンテンツウィンドウを開けなくても、すなわち、より少ない数のステップを経たり、または、より少ない数のユーザ入力を受信しても、未確認指定コンテンツの数を確認する特定の機能を遂行できるターミナルを提供することである。このため、本明細書の多様なターミナルは、未確認コンテンツのうち特定アプリのメンバーがユーザを指定して発送した未確認指定コンテンツが含まれているかどうかを容易に確認することができる向上されたユーザインタフェース(U/I)を提供する。
これにより、ユーザは、特定アプリのアイコンをタッチして前記アプリのグループウィンドウを開くステップを遂行する必要なしに、または、ユーザが特定グループを選択した後に前記グループのコンテンツウィンドウを開くステップを遂行する必要なしに、前記アプリが多数のグループウィンドウのメンバーから受信した、または、特定グループウィンドウのメンバーから受信した未確認コンテンツに未確認指定コンテンツが含まれているかどうか、または、含まれた場合に前記未確認指定コンテンツの数を容易に確認することができる。
これにより、特定の大きさ以下に製作しなければならない本明細書の多様なターミナル及び前記ターミナルの映像ユニットの場合、小さい画面においてもアプリアイコン周辺または内部に小さい大きさの多様なアイコンバッジを用いて未確認コンテンツの数はもちろん、未確認指定コンテンツまたは未確認非指定コンテンツの数を容易に表示することができる。
本明細書の目的を具現する十六番目の手段は、新しい機能性(functionality)を有するアプリアイコン(または、U/I)を既存の機能性を有するアプリアイコンに結合することにより、向上された機能性を有するアプリアイコン(または、U/I)を提供するものである。したがって、本明細書の多様なターミナルは、アプリアイコンを映像ユニットに表示する時、既存の機能性に該当する未確認アイコンバッジを表示すると同時に、新しい機能性に該当する(未確認)指定アイコンバッジを表示することができる。したがって、本明細書の多様なターミナルは、既存の携帯用通信機器が表示する未確認アイコンバッジの問題点または内在的限界に対する解決策を提示する。
(1.手段及び効果)
上述の一番目の手段により、本明細書のターミナルは、既存のモバイルフォン、スマートフォンなどの構成及び作業実行順序を最大限に維持することができる。したがって、本明細書のターミナルの製作費用を最小化することができる。また、ユーザもやはり既存の構成を有するターミナルを既存の作業実行順序に従って容易に駆動することができる。
上述の二番目の手段により、本明細書のターミナルは、既存のデータパケットを用いて指定信号を送信または受信することができる。これにより、本明細書の多様なターミナルは、既存のモバイルフォン、スマートフォンなどの構成及び作業実行順序を最大限に維持することができる。これにより、メーカーは、前記ターミナルの製作費用を最小化することができる。また、ユーザも既存の構成を有するターミナルを既存の作業実行順序に従って容易に駆動することができる。
上述の三番目の手段により、ユーザは、本明細書のターミナルが映像ユニットに表示した特定アプリのアイコンに付着した数字、すなわち指定アイコンバッジのみで未確認コンテンツに指定コンテンツが含まれているかどうか、もし含まれているならばいくつ含まれているのか、容易に確認することができる。同様に、コンテンツ発信者もやはり自らが指定する受信者が、自らが発送したコンテンツに対して注意を払い、かつ、前記コンテンツを確認するように誘導することができる。
上述の四番目の手段により、本明細書のターミナルを駆動するユーザは、未確認コンテンツに含まれた指定コンテンツの有無を視覚的に容易に確認することができる。また、ユーザは、未確認コンテンツに含まれた非指定コンテンツや指定コンテンツの有無または数を視覚的に容易に確認することができる。
上述の五番目の手段により、本明細書のターミナルを使用するユーザは、既存のモバイルフォン、スマートフォンの入力ユニットを操作する作業実行順序と同一または類似の作業を介して指定信号を容易に生成することができる。ターミナルのメーカーもやはり、ターミナルの製作費用を最小化することができる。
上述の六番目の手段により、本明細書のターミナルは、既存のハードウェア要素を用いて、前記機械的、電気的、磁気的、電磁的または音響的ユーザ入力を受信することができ、これにより、前記ターミナルの製作費用を最小化することができる。また、ユーザもターミナルを容易に操作することにより、多様な方法でユーザ入力を提供して指定信号を生成することができる。
上述の七番目の手段により、本明細書のターミナルは、発信者が指定信号を生成しない場合にも自動的に未確認コンテンツに指定コンテンツが含まれているかどうか確認することができる。言い換えれば、前記ターミナルを駆動する発信者は、指定信号を生成するための追加(機械的)ユーザ入力を提供せずとも指定信号を生成することができる。または、発信者は、自分自身、指定受信者や他のメンバーと関連したイメージをカメラで確保した後、これをユーザ入力でターミナルに供給したり、または、自らの音声をマイクで確保した後、これをユーザ入力で供給して指定信号を生成することができる。この時、指定受信者のターミナルは、前記コンテンツを指定コンテンツとして表示することができる。発信者のターミナルが前記指定信号を生成しなくても、受信者のターミナルが前記イメージまたは音声から指定信号を生成することもできる。一例として、受信者ターミナルが前記イメージや音声を受信してこれを確認すれば、ターミナルはこれを指定コンテンツとして表示することができる。このような指定信号生成方法は、前記五番目または六番目の手段と並行して使用することもできる。
上述の八番目の手段により、本明細書のターミナルを駆動するユーザは、未確認コンテンツに含まれている指定コンテンツを確認する時、非指定コンテンツによる妨害を除去したりまたは最小化することができる。また、ユーザが確認コンテンツまたは未確認コンテンツに含まれている指定コンテンツを確認する時、非指定コンテンツによる視覚的妨害を除去したりまたは最小化することもできる。
上述の九番目の手段により、本明細書のターミナルを駆動するユーザは、[1]自らを指定受信者に指定しないコンテンツと、自らが指定受信者に指定されたコンテンツを容易に区分したりまたは確認可能であったり、[2]自らが指定受信者に発送した指定コンテンツまたは特定メンバーもしくは全てのメンバーがユーザに発送した指定コンテンツを容易に区分または確認したり、[3]特定メンバーに提供した指定コンテンツに対して前記メンバーが返信したか否かを容易に確認したり、[4]特定メンバーがユーザに発送した指定コンテンツに対してユーザが返信したか否かを容易に区分または確認したり、または、[5]特定メンバーとやり取りしたコンテンツを容易に確認して相互間の意見または関係を容易に把握することができる。
上述の十番目の手段により、本明細書のターミナルを駆動するユーザは、[1]特定メンバーが発信したり受信した非指定コンテンツや指定コンテンツを容易に区分または確認したり、または、[2]特定メンバーが交換したコンテンツを容易に確認することにより、これらの意見または関係を容易に把握することができる。
上述の十一番目の手段により、本明細書のターミナルを駆動するユーザは、特定メンバーが発送したり受信した非指定コンテンツまたは指定コンテンツを容易に区分して確認することができる。したがって、ユーザは、自身と特定メンバーとの間の、または自身を除いた特定メンバーとの間のコンテンツ交換を容易に確認することにより、自身と特定メンバーまたは他のメンバーとの間の意見または関係を容易に把握することができる。
上述の十二番目の手段により、本明細書のターミナルを駆動するユーザは、指定アイコンバッジを用いて未確認コンテンツに含まれた指定コンテンツの内容が何なのか容易に確認することができる。一例として、ユーザは指定コンテンツが文字なのか、ファイルなのか、イメージなのか、または、音声なのか容易に確認することができる。
上述の十三番目の手段により、本明細書のターミナルを駆動する発信者が指定受信者に送るコンテンツを残りのメンバーが分からないようにすることができる。したがって、発信者は、特定グループ内でも指定受信者とのみコンテンツを交換できるようになる。
上述の十四番目の手段により、本明細書のターミナルを駆動するユーザは、ターミナルを用いて前記ターミナル以外の機器とコンテンツを交換して前記機器または前記ユニットを操作することができる。特に、ユーザは、自らのターミナルを前記機器またはユニットに有線、無線で連結して前記機器やユニットを直接操作したり、または、自らのターミナルをリモートコントローラとして使用して前記機器やユニットを遠隔で操作することもできる。
上述の十五番目の手段により、本明細書のターミナルは、ユーザがさらに簡単にまたはさらに少ない数のユーザ入力を加えても、特定の機能を遂行することができる。一例として、既存の携帯用データ処理機器を使用するユーザが未確認コンテンツに含まれている未確認指定コンテンツの数を確認するには、少なくとも二つのユーザ入力を加えなければならない。すなわち、ユーザは、一番目のユーザ入力を加えてオフ状態の機器をロック状態や解除状態に移動させ、未確認コンテンツの数を示す未確認アイコンバッジが付着した特定アプリのU/Iに二番目のユーザ入力を加えてグループウィンドウをポップアップさせ、未確認コンテンツの数を示す未確認アイコンバッジが付着した多数のグループのU/Iのうちの一つに三番目の入力を加えて前記グループのコンテンツウィンドウを開いてこそ、未確認コンテンツに含まれた未確認指定コンテンツが含まれているかどうか確認することができる。また、ユーザは、前記コンテンツウィンドウを開く前までは未確認コンテンツに指定コンテンツが含まれているかどうか知る方法がないという不便さがある。また、特定コンテンツウィンドウを開いて未確認指定コンテンツがあることを確認しても、前記未確認指定コンテンツがいくつかなのか確認するためには、ユーザはこれを一つずつ数えなければならない。
しかし、本明細書のデータ処理ターミナルを使用するユーザは、前記一番目のユーザ入力のみを加えることにより、または、一番目及び二番目のユーザ入力を加えることにより、未確認コンテンツに含まれている未確認指定コンテンツの数を容易に確認することができる。すなわち、本明細書の未確認指定アイコンバッジが付着したアプリアイコンというU/Iは、既存のデータ処理機器のU/Iであるアプリアイコンの前記問題点を簡単に解決することができる。一例として、前記ターミナルがロック状態のロック画面において、アプリアイコンとこれと関連した指定アイコンバッジを表示する場合、前記ターミナルを使用するユーザは、上の段落の一番目のユーザ入力のみを提供しても特定アプリが受信した未確認指定コンテンツの数が分かる。また、上の段落の一番目のユーザ入力を提供した後、前記ターミナルが解除状態でホーム画面を表示する場合、ユーザは、特定アプリが受信した未確認指定コンテンツの数を容易に確認できることになる。また、ユーザが上の段落の一番目のユーザ入力を提供し、画面に表示された多数のアプリのうち特定アプリを選択した後、上の段落の二番目のユーザ入力を提供して前記アプリのグループウィンドウを開くことになれば、ユーザは、前記アプリの多数のグループそれぞれに到着した未確認指定コンテンツの数も確認することができる。したがって、既存のデータ処理機器においてアプリアイコンというU/Iを使用するユーザに比べ、本明細書のターミナルのように未確認指定アイコンバッジが付着した側面において向上したアプリアイコンという新しいU/Iを使用するユーザは、さらに簡単に、さらに少ない数のステップのみを遂行しても、またはさらに少ない数のユーザ入力のみを提供しても、同一またはさらに向上した結果を得ることができる。
上述の十六番目の手段により、本明細書のターミナルのユーザは、既存のデータ処理機器に比べて、前記ターミナルを用いて未確認指定コンテンツの有無または数をさらに簡単に、さらに容易に確認することができる。または、本明細書のターミナルのユーザは、既存の携帯用通信機器が実行できなかった未確認指定コンテンツの数を確認する作業を実行することができる。または、本明細書のターミナルのユーザは、既存の携帯用通信機器に比べて、前記ターミナルを用いてさらに少ない数のステップを実行したり、さらに少ない数のユーザ入力を提供しても、未確認指定コンテンツを確認するなどのさらに向上した機能を遂行することができる。
(2.定義)
本明細書において使用する多様な単語または語句は、下を意味するものとする。
本明細書において、「データ処理ターミナル」または簡略に「ターミナル」は、有線または無線(すなわち、有無線)でデータ(一例として、多様なコンテンツや前記コンテンツを含んだデータパケットなど)を送信または受信し、前記データを処理または格納できる電子機器または電気機器を通称する。前記ターミナルは、モバイル(または、携帯用)の形態で製作されたり、非携帯用の形態で製作されてもよい。
「ターミナル」は「携帯用データ処理ターミナル」であってもよく、前記ターミナルの例としては、[1]スマートフォン、[2]モバイルフォン、[3]モバイルパッド、[4]ウェブパッド、[5]携帯情報端末(personal digital assistant)などがある。また、「ターミナル」は、その他のデータ処理ターミナルであってもよく、前記「ターミナル」の例としては、[1]有無線電話、[2]有無線インターホン、[3]その他の有無線データ処理機器、[4]有無線コンピュータ、[5]有無線通信機器などがある。
「ターミナル」は、多様な電子機器または電気機器であってもよい。このような「ターミナル」の例としては、[1]二輪、三輪、四輪またはそれ以上の車輪を有する個人用、商業的、または軍事用運送手段に含まれたり装着された有無線制御ユニットまたはデータ処理ユニット、[2]飛行機、ヘリコプターなどの個人用、商業的、または軍事用航空運送手段に含まれたり装着された有無線制御ユニットまたはデータ処理ユニット、[3]ヨット、船舶、潜水艇などの個人用、商業的、または軍事用海上運送手段に含まれたり装着された有無線制御ユニットまたはデータ処理ユニット、[4]家、建物などの個人用、商業的、または軍事用空間の建築物に設置されたり装着された有無線制御ユニットまたはデータ処理ユニットなどがある。本明細書では、本段落の[1]〜[3]の多様な運送手段を「車両」と通称することにする。
「ターミナル」は、相違した電子機器や電気機器であってもよい。このような「ターミナル」の例としては、[1]ロボットまたはドローンに含まれたり装着された有無線制御ユニット、データ処理ユニットや通信ユニット、[2]モノのインターネット網自体の有無線制御ユニット、データ処理ユニットまたは通信ユニット、または、[3]モノのインターネット網に連結された電子機器または電気機器の有無線制御ユニット、データ処理ユニットまたは通信ユニットなどがある。上述の有無線制御ユニット、有無線データ処理ユニットまたは有無線通信ユニットを本明細書では「ユニット」と通称することにする。
本明細書の「ターミナルが特定の作業を実行」するという表現は、一般的に、[1]ターミナルに装着された多様なハードウェア要素またはソフトウェア要素が特定の作業を実行したり、[2]ターミナルのソフトウェア要素のうちの一つである運営体系(すなわち、O/S)が特定の作業を実行したり、または、[3]ターミナルに装着され、前記ソフトウェア要素のうちの一つである「ソフトウェアアプリケーション」(すなわち、「アプリ」と略称)が特定の作業を実行する場合などを通称する。したがって、本明細書において「ターミナルまたはアプリが特定の作業を実行」するという表現は、ターミナルのハードウェア要素、運営体系、アプリまたはその他のソフトウェア要素が前記作業を実行することを意味する。ターミナルのメーカーは、ターミナルを製造途中または製造後に前記「アプリ」をターミナルに装着したり、ターミナル配給会社は、ターミナルを販売して前記「アプリ」をターミナルに装着したり、または、ユーザはターミナルを購入した後に前記「アプリ」をターミナルに装着することができる。
本明細書においてターミナルは、多様な「コンテンツ」を多様な「データパケット」の形態でインターネットまたはネットワークを介して発送または受信することができる。既存の「データパケット」は、前記パケットに含まれるコンテンツの種類またはインターネットプロトコルにより多様な構造を有し得る。本明細書では、「データパケット」は、「ヘッダー(header)」、「コンテンツ(contents)」及び「テール(tail)」を含んでもよく、場合によってヘッダーやテールのうちの一つだけを含んでもよい。一般的に、「ヘッダー」は、データパケットに対する概略的情報、サービス、その他の送受信と関連したデータを含んでもよく、「テール」もやはり、前記パケットの送受信と関連したデータ、または、前記コンテンツの種類、特性及び前記コンテンツの処理などに関連したデータを含んでもよい。
本明細書において「コンテンツ」とは、文字、数字、記号などからなる文章、文書などのテキストを指称する。「コンテンツ」は、点、線などの図形や幾何学的物体を含んでもよく、場合によってイメージや音などを含んでもよい。「コンテンツ」は、前記テキスト、図形、物体、イメージまたは音の他にもファイルを添付することができる。また、「コンテンツ」は、上述のテキストなしに、図形、物体、イメージまたは音のみを含んでもよい。
本明細書において「非指定データパケット」とは、発信者が特定の受信者を指定しないまま発送するコンテンツを含んだデータパケットを指称する。本明細書において「非指定データパケット」は、既存の「データパケット」と同一のものとする。したがって、「非指定データパケット」もやはり、ヘッダー、コンテンツ及びテールを含み、場合によってヘッダーやテールのうちの一つのみを含んでもよい。また、本明細書の「非指定データパケット」に含まれたコンテンツは、「非指定コンテンツ」、すなわち、発信者が特定の受信者を指定しないまま発送するコンテンツと指称する。したがって、発信者は、一般的に前記非指定データパケットまたは非指定コンテンツを自らが属したグループの全体(または、多数の)メンバーに発送する。
本明細書において「指定データパケット」は、特定の受信者が確認することを望んだり要請したりして発信者が発送するコンテンツを含むデータパケット、すなわち、発信者が特定の受信者を指定して発送するコンテンツを含むデータパケットを指称する。前記「指定データパケット」は、ヘッダー、コンテンツ及びテールの他にも「指定信号」を含み、場合によってヘッダーやテールのうちの一つのみを含んでもよい。また、本明細書の「指定データパケット」に含まれたコンテンツは、「指定コンテンツ」、すなわち、発信者が特定の受信者を「指定受信者」に指定したコンテンツと指称する。
したがって、発信者は、一般的に自らが属したグループの1以上のメンバーを指定受信者に指定し、指定受信者に指定データパケットまたは指定コンテンツを発送し、指定コンテンツを前記指定受信者はもちろん、前記グループの全て(または、全部ではないが多数)のメンバーに発送する。これとは異なり、ターミナル、アプリもしくはサーバの構成またはネットワークの特性などにより、発信者は前記指定データパケットまたは指定コンテンツを前記グループの指定受信者にのみ発送する一方、前記グループの残りのメンバーには発送しなくてもよい。
ただし、本明細書の「非指定データパケット」に含まれたコンテンツ(すなわち、「非指定コンテンツ」)の構成または形態は、一般的に「指定データパケット」に含まれたコンテンツ(すなわち、「指定コンテンツ」)の構成または形態などと同一であるか、または類似してもよい。ただし、前記コンテンツが「非指定データパケット」に含まれれば、これを「非指定コンテンツ」と指称する反面、同一または類似したコンテンツが「指定データパケット」に含まれれば、前記コンテンツは「指定コンテンツ」と指称することにする。
ターミナルは、前記「指定信号」を指定データパケットのヘッダー、コンテンツ、またはテールに含めてもよい。または、ターミナルは、前記「指定信号」をコンテンツを含むデータパケットに含めなくてもよい。この場合、ターミナルは、前記データパケット及び「指定信号」をそれぞれ別途に送信したり受信したりすることができ、この時、ターミナルは、前記「指定信号」を信号自体で送受信したり、前記「指定信号」を別途のデータパケットに含めて送受信することができる。すなわち、ターミナルは、既存のデータパケットと相違した形態を有する「指定データパケット」を使用することもでき、この場合、「指定データパケット」は、上述と下述の多様な形態で指定信号や指定コンテンツを含んでもよい。または、ターミナルは、多様な方法で指定信号または指定コンテンツを受信者ターミナルに送信したり、または、これに対する情報を送信することができる。
本明細書の多様なターミナルを駆動するユーザは、ターミナルに装着された特定アプリを用いて、単一または多数の他のユーザとコンテンツを交換するために、多数のメンバーで構成された特定グループを結成することができる。本明細書において、「(一般)設定」または簡略に「設定」とは、グループの発信者が前記グループの残りのメンバーをコンテンツ発送の対象(すなわち、「一般受信者」)に選定する作業を指称する。したがって、発信者が特定グループの全てのメンバーを対象に前記コンテンツ(すなわち、「非指定データパケット」に含まれた「非指定コンテンツ」)を発送すれば、全てのメンバーはコンテンツを同一の形態のデータパケットで受信し、コンテンツを同一の形態で映像ユニットに表示することができる。
受信者ターミナルは、発信者が発送したコンテンツを受信すれば、受信者ターミナルは前記アプリのコンテンツウィンドウに発信者が発送したコンテンツを表示することができる。また、発信者のターミナルは、便宜上、発信者が発送したコンテンツを前記コンテンツウィンドウに表示するか、または表示しなくてもよい。したがって、相反した説明がない限り、本明細書のターミナルまたは前記ターミナルに装着されたアプリは、特定グループの発信者がコンテンツを発送すれば、前記コンテンツを発信者ターミナルのコンテンツウィンドウにも表示するものとする。ただし、発信者ターミナルは、前記コンテンツを相違した形態で表示することができ、これにより、発信者は前記コンテンツが自らが発送したコンテンツであることを容易に確認することができる。
反面、本明細書において「指定」とは、発信者が特定アプリの特定グループにおいて自らが発送するコンテンツを確認するように特別に要請する単一または多数のメンバー(すなわち、「指定受信者」)を指定して選択する作業を指称する。発信者(または、ターミナル)は、下述の多様な方法を介して「指定信号」を生成し、ターミナルは前記信号を含む「指定データパケット」を生成する。発信者が特定グループの指定受信者を選択し、指定コンテンツを含む指定データパケットを発送すれば、前記グループの指定受信者はもちろん、残りのメンバーは指定コンテンツを受信することができる。その後、指定受信者を除いた残りメンバーのターミナルは、受信した指定コンテンツを映像ユニットに前記非指定コンテンツの形態で表示するが、指定受信者のターミナルは、受信した指定コンテンツを映像ユニットに非指定コンテンツとは相違した形態で表示することができる。その結果、指定受信者は、発信者が指定受信者をして、指定コンテンツを確認するように要請することを容易に認知することができる。
発信者のターミナルは、コンテンツと指定信号を多様な形態で発送することができる。一例として、ターミナルは、[1]コンテンツと指定信号を指定データパケットに含めた後に前記パケットを発送したり、[2]コンテンツを含む非指定データパケットと指定信号を別に発送するものの、前記指定信号を前記非指定データパケットに連動できる情報を非指定データパケットに含めたり、または、[3]コンテンツを含む非指定データパケットと指定信号を別に発送するものの、指定信号を非指定データパケットに連動させることができる情報はサーバに格納することができる。受信者のターミナルも指定信号を多様な形態で受信することができる。一例として、ターミナルは、[1]指定データパケットを受信した後、前記パケットに含まれたコンテンツ及び指定信号を抽出したり、または、[2]指定信号を受信した後、指定信号に該当する非指定データパケットを確認してから、これより指定コンテンツを抽出することができる。
本明細書において、「プッシュ情報」は、サーバやインターネットパブリッシャーなどの多様な発信者が、インターネット、ネットワークなどを介して受信者に発送する多様なコンテンツ、データパケット、指定信号などを通称する。したがって、「プッシュ情報」は、ユーザの要求によって開始され、プル/ゲット(pull/get)形態で伝達される情報とは反対と見なすことができる。プッシュ情報は、多様なデータパケットまたはコンテンツを意味し、したがって、プッシュ情報の例としては、[1]「非指定データパケット」、[2]「指定データパケット」、[3]「指定コンテンツ」、または、[4]「非指定コンテンツ」などがあり、各コンテンツは上で定義したコンテンツと同一である。発信者ターミナルが指定信号をデータパケットとは別途に発送する場合、前記指定信号もプッシュ情報と見なすことができる。
より詳しく説明すると、多様な発信者が前記プッシュ情報を発送することができる。一例として、特定アプリの特定グループの多数のメンバーとの間のコンテンツ交換が可能な場合、前記グループのメンバーであるユーザが発信者であってもよい。この時、ターミナルやアプリは、前記コンテンツをユーザから受信した後、前記コンテンツを前記グループに設定された残りのメンバーにプッシュ情報の形態で発送することができる。この時、ターミナルやアプリは、前記ユーザにもコンテンツを発送することができる。反面、ユーザではないかもしれない、前記グループの他のメンバーが前記プッシュ情報の発信者であってもよい。この時、ターミナルまたはアプリは、前記コンテンツを前記メンバーから受信し、その後全てのメンバーに前記コンテンツをプッシュ情報の形態で発送することができ、前記全てのメンバーにはユーザが含まれてもよい。
特定アプリの目的が多数のメンバーの間のコンテンツ交換でない場合、ターミナルまたはアプリは、自らが生成したりまたは外部のソースから提供されたコンテンツをユーザに提供することができる。この時、前記プッシュ情報の提供者は、ターミナルまたはアプリであってもよい。または、上述の多様な電子機器または多様な電気機器が生成したコンテンツを前記機器が受信者のターミナルに直接発送する場合には、前記機器がプッシュ情報の提供者であってもよい。しかし、前記機器がコンテンツを生成した後にこれをサーバに発送し、前記サーバがコンテンツを受信者ターミナルに発送する場合、前記電子機器または電気機器をプッシュ情報の提供者と見なすことができたり、これとは異なり、前記サーバをプッシュ情報の提供者と見なすこともできる。
このように、プッシュ情報は、相違した提供者によって発送されてもよい。一例として、サーバやインターネットパブリッシャーが独自にユーザの命令なしにプッシュ情報を発送することができる。ターミナルもやはり、ユーザの命令なしに独自にプッシュ情報を発送することができる。同様に、車両、飛行機、建物、ドローンまたはロボットの制御ユニットやデータ処理ユニットがユーザの命令なしに独自にプッシュ情報を発送することができる。または、モノのインターネット網に属する多様な電気機器の制御ユニット、データ処理ユニットまたは通信ユニットがユーザの命令なしに、または、モノのインターネットネットワークまたはネットワーク管理者の命令なしに独自に情報を生成し、これをプッシュ情報の形態で受信者のターミナルに発送することができる。
本明細書において「プッシュ通知(push notification)」とは、特定アプリの特定グループの受信者が受信した多様な「プッシュ情報」の「数」または「内容」を示したり表示する数字、文字、記号、テキスト、イメージまたは音などの情報を指称する。
上述のように、ターミナル、サーバ、アプリなどのような多様な提供者が多様な方法でプッシュ情報を提供することができる。この一番目の詳細な形態は、提供者がプッシュ情報を提供すれば、受信者のターミナルまたはアプリは、ユーザに前記プッシュ情報をプッシュ通知の形態で知らせることができ、特に、未確認アイコンバッジまたは(未確認)指定アイコンバッジの形態で知らせることができる。したがって、ユーザが映像ユニットをつければ、ターミナルはアプリアイコンを表示し、これと共に未確認アイコンバッジや指定アイコンバッジを表示することができる。ユーザがアプリアイコンに追加のユーザ入力を提供すれば、ターミナルはグループウィンドウを表示し、ユーザは前記グループウィンドウに表示されたそれぞれのグループに受信された未確認コンテンツの数が分かることになる。すなわち、前記詳細な形態の場合、ユーザは映像ユニットをつける前までは自らが読んだり確認しなければならないプッシュ情報が到着しているか否かが分からない。
この二番目の詳細な形態の場合、提供者がプッシュ情報を提供すれば、受信者ターミナルまたはアプリは、ユーザに前記プッシュ情報を上の段落の表示通知を介して知らせるものの、これを解除状態はもちろん、ロック状態(すなわち、映像ユニットはついているが、ユーザが認証に成功できなかったり、または、正確な暗号を入力しなかった状態)やオフ状態(すなわち、映像ユニットが消えている状態)でも表示することができる。特に、ターミナルまたはアプリは、前記未確認アイコンバッジや(未確認)指定アイコンバッジをロック状態で表示したり、または(日常的にデータの表示を除いた)オフ状態で表示することができる。したがって、ユーザは、オフ状態やロック状態でも容易に未確認非指定コンテンツまたは未確認指定コンテンツの受信が分かる。
上述の日常的データは多様な情報を通称し、日常的データの例としては、日付、時間、時計、ストップウォッチ、バッテリー残量、温度、天気、無線通信接続、アラームの有無、新規メールまたはメッセージ到着の通知、着信電話または差し迫った日程の通知などがある。ターミナルが上述の日常的データまたは他の情報を映像ユニットに表示する場合、本明細書では、映像ユニットのピクセルのうち全体の80%以上が消えている場合、前記映像ユニットは消えている、すなわちオフ状態であると見なす。
ターミナルは、上述のプッシュ通知を提供し、これと共に視覚的、聴覚的または触覚的信号を提供することができる。言い換えれば、ターミナルは、上の3つの段落で説明した多様なプッシュ通知を提供し、視覚的、聴覚的や触覚的信号を提供することにより、ユーザに未確認コンテンツの受信を知らせることができる。一例として、ターミナルは、未確認コンテンツを受信することにより、映像ユニットやその他の出力ユニットをつけたり、音を出したり、または振動を発生することができる。また、ターミナルは、上述の信号をユーザにプッシュ通知を提供する前、提供している途中、または、提供後に前記信号を提供することができる。
前記プッシュ通知は、一般的に目的に応じて相違することがある。したがって、プッシュ通知の詳細事項は、前記通知の目的はもちろん、それぞれのアプリの特性によって変わり得る。下では相違したアプリに対するプッシュ通知の詳細事項に対する例示である。ただし、下では合計10個の相違したアプリに対するプッシュ通知を例示したが、下の例示は他のアプリにも適用されてもよく、好ましい場合、前記プッシュ通知と共に上述の視覚的、聴覚的または触覚的信号を提供することもできる。
一例として、「有無線電話送受信アプリ」の場合、「プッシュ通知」の例としては、[1]ユーザが応答できなかった着信呼出の数、[2]本段落の[1]の呼出の呼出者、呼出者の電話番号または呼出時間などの情報、[3]ユーザが特定の期間中(または、特定の時間以降)に応答した着信呼出の数、[4]本段落の[3]の呼出の呼出者、呼出者の電話番号や呼出時間などの情報、[5]本段落の[1]及び[2]のユーザに残された音声や文字メッセージの数、[6]本段落の[5]のメッセージの呼出者、呼出者の電話番号やメッセージが録音された時間などの情報、または、[7]有無線電話機器の作動状態またはエラー状態などの情報などがある。または、プッシュ通知は、[8]本段落の[1]〜[7]の情報またはこれに対するコンテンツのうち受信者がまだ確認できていない未確認情報または未確認コンテンツに局限されたり、または、[9]本段落の[1]〜[7]の情報やこれに対するコンテンツのうち特定の時間以降に受信した全ての未確認情報や未確認コンテンツ及び確認情報または確認コンテンツに関したものであってもよい。
他の例として、「SNSアプリ」の場合、「プッシュ通知」の例としては、[1]文字、記号またはテキストなどで構成されたメッセージの数、[2]本段落の[1]のメッセージの発信者情報や、または受信時間などの情報、[3]受信されたイメージファイルの数、[4]本段落の[3]のイメージファイルの大きさ、イメージファイルの発信者または受信時間などの情報、[5]受信された音声ファイルの数、[6]本段落の[5]の音声ファイルの発信者情報や受信時間などの情報、[7]ユーザが応答できなかったSNSコンテンツの数、または、[8]本段落の[7]のコンテンツの発信者情報、受信時間などに関連した情報などがある。または、プッシュ通知は、[9]本段落の[1]〜[8]の情報(または、これと関連したコンテンツ)のうち受信者がまだ確認できていない未確認情報(または、これと関連したコンテンツ)などに局限されたり、または、[10]本段落の[1]〜[8]の情報(または、コンテンツ)のうち特定の時間以降に受信した全ての未確認及び確認情報(または、これと関連したコンテンツ)に関するものであってもよい。
また、他の例として、「グループウェアソフトウェアアプリ」の場合、「プッシュ通知」の例としては、[1]文字、記号またはテキストなどを含むメッセージの数、[2]本段落の[1]のメッセージの発信者情報または受信時間などの情報、[3]受信されたイメージファイルの数、[4]本段落の[3]のイメージファイルの大きさ、発信者情報または受信時間などの情報、[5]受信された音声ファイルの数、[6]本段落の[5]の音声ファイルの発信者情報や受信時間などの情報、[7]ユーザが応答できなかったグループウェアメッセージの数、[8]本段落の[7]のメッセージの発信者情報または受信時間などの情報、[9]特定グループの管理者が公知したメッセージの数、または、[10]本段落の[9]のメッセージの受信時間などに関連した情報などがある。または、プッシュ通知は、[11]本段落の[1]〜[10]の情報(または、これと関連したコンテンツ)のうち受信者がまだ確認できていない未確認情報(または、これと関連したコンテンツ)にのみ局限されたり、または、[12]本段落の[1]〜[10]の情報(または、これと関連したコンテンツ)のうち特定の時間以降に受信した全ての未確認及び確認情報(または、これと関連したコンテンツ)に関するものであってもよい。
また、他の例として、「メッセンジャーアプリ」の場合、「プッシュ通知」の例としては、[1]文字、記号、テキストなどで構成されたメッセージの数、[2]本段落の[1]のメッセージの発信者情報または受信時間などの情報、[3]受信されたイメージファイルの数、[4]本段落の[3]のファイルの大きさ、発信者情報や受信時間などの情報、[5]受信された音声ファイルの数、または、[6]本段落の[5]のファイルの発信者情報または受信時間等の情報などがある。または、プッシュ通知は、[7]本段落の[1]〜[6]の情報(または、これと関連したコンテンツ)のうち受信者が確認できなかった未確認情報(または、これと関連したコンテンツ)にのみ局限されたり、または、[8]本段落の[1]〜[6]の情報(または、これと関連したコンテンツ)のうち特定の時間以降に受信した全ての未確認及び確認情報に関したものであってもよい。
また、他の例として、「電子メールアプリ」の場合、「プッシュ通知」の例としては、[1]文字、記号またはテキストなどを含む電子メールの数、[2]本段落の[1]の電子メールの発信者情報または受信時間などの情報、[3]受信されたイメージファイルの数、[4]本段落の[3]のイメージファイルの大きさ、発信者情報または受信時間などの情報、[5]受信された音声ファイルの数、[6]本段落の[5]のファイルの発信者情報や受信時間などの情報、[7]ファイルが添付された(または、添付ファイルがない)電子メールの数、または、[8]本段落の[7]の電子メールの発信者情報や受信時間などに関連した情報などがある。または、前記プッシュ通知は、[9]本段落の[1]〜[8]の情報(または、これと関連したコンテンツ)のうち受信者が確認できていない未確認情報(または、これと関連したコンテンツ)にのみ局限されたり、または、[10]本段落の[1]〜[8]の情報(または、これと関連したコンテンツ)のうち特定の時間以降に受信した全ての未確認及び確認情報(または、これと関連したコンテンツ)に関するものであってもよい。
また、他の例として、「日程管理アプリ」の場合、「プッシュ通知」の例としては、[1]差し迫った日程の数、[2]本段落の[1]の日程の時間、場所または出席者などの情報、[3]確定した日程の数、[4]本段落の[3]の日程の時間、場所や出席者などの情報、[5]日程は確定したがユーザが出席できなかった日程の数、[6]本段落の[5]の日程の時間、場所や案件などの情報、[7]前記日程のうちユーザが特別に担当した課業がある日程の数、または、[8]本段落の[7]の日程の時間または場所などに関連した情報などがある。または、前記プッシュ通知は、[9]本段落の[1]〜[8]の情報(または、これと関連したコンテンツ)のうち受信者が確認できなかった未確認情報(または、これと関連したコンテンツ)に局限されたり、または、[10]本段落の[1]〜[8]の情報(または、これと関連したコンテンツ)のうち特定の時間以降に受信した全ての未確認及び確認情報に関したものであってもよい。
また、他の例として、「広告表示アプリ」の場合、「プッシュ通知」の例としては、[1]広告と関連した文字、記号やテキストなどを含むメッセージの数、[2]広告と関連したイメージファイルの数、[3]広告と関連した音声ファイルの数、[4]本段落の[1]〜[3]の広告の発信者または受信時間に対する情報、[5]受信者があらかじめ申請したり、または、予約した物やサービスと関連した広告の数、[6]本段落の[5]の広告発信者または受信時間に対する情報、[7]特別割引またはその他の恵沢が含まれた広告の数、[8]本段落の[7]の広告発信者や受信時間に対する情報、[9]受信者があらかじめ入力した自らの選好度と関連した広告の数、[10]本段落の[9]の広告発信者や受信時間などの情報、[11]受信者の現在の位置または到着予定位置などに関連した広告の数、または、[12]本段落の[11]の広告発信者または受信時間に対する情報などがある。または、プッシュ通知は、[13]本段落の[1]〜[12]の情報(または、これと関連したコンテンツ)のうち受信者が確認しなかった未確認情報(または、これと関連したコンテンツ)にのみ局限されたり、または、[14]本段落の[1]〜[12]の情報(または、これと関連したコンテンツ)のうち特定の時間以降に受信した全ての未確認及び確認情報(または、これと関連したコンテンツ)に関するものであってもよい。
また、他の例として、「事件公知アプリ」の場合、「プッシュ通知」の例としては、[1]受信者があらかじめ選定した特定の事件またはこれと類似の事件と関連した文字、記号やテキストなどのメッセージ、[2]本段落の[1]の事件と関連したイメージファイルや音声ファイルの数、[3]本段落の[1]と[2]の事件の発生位置や発生時間などの情報、[4]特定の事件を引き起こし得る、すなわち経済的または政治的に前記事件の原因になり得る事件と関連した文字、記号またはテキストなどのメッセージの数、[5]本段落の[4]の事件と関連したイメージファイル、音声ファイルなどの数、または、[6]本段落の[4]の事件発生位置または発生時間などに関連した情報などがある。一例として、前記事件の関連情報の例は、[7]受信者の安全、健康などに関連した事件の情報、[8]受信者の株式、証券または不動産投資などに関連した経済的事件の情報、または、[9]受信者または受信者の家族や友人と関連した事件の情報などがある。または、プッシュ通知は、[10]本段落の[1]〜[9]の情報(または、これと関連したコンテンツ)のうち受信者が確認できなかった未確認情報(または、これと関連したコンテンツ)にのみ局限されたり、または、[11]本段落の[1]〜[9]の情報(または、これと関連したコンテンツ)のうち特定の時間以降に受信した未確認及び確認情報(または、これと関連したコンテンツ)の全てに関したものであってもよい。
また、他の例として、「通知アプリ」の場合、「プッシュ通知」の例としては、[1]特定の時間に対する情報、[2]特定の時間に到達する時までの残りの時間に対する情報、[3]約束の時間に到達する時までの残りの時間に対する情報、または、[4]本段落の[1]〜[3]の時間に対する場所、案件等に対する情報などがある。または、前記プッシュ通知は、[5]本段落の[1]〜[4]の情報(または、これと関連したコンテンツ)のうち受信者がまだ確認できていない未確認情報(または、これと関連したコンテンツ)などに局限されたり、または、[6]本段落の[1]〜[4]の情報(または、これと関連したコンテンツ)のうちユーザが特定の時間以降に受信した全ての未確認及び確認情報(または、これと関連したコンテンツ)に関するものであってもよい。
また、他の例として、前記多様な電子機器または電気機器に対する「管理アプリ」の場合、「プッシュ通知」の例としては、[1]前記機器がユーザに要請する制御または指示の数、[2]本段落の[1]の制御や指示の種類、[3]ユーザ制御または指示に従って前記機器が遂行した作業の進行程度を示す数字、[4]ユーザの制御を必要とする前記機器の部品、作業などの数、[5]前記機器の部品や作業中に誤作動した部品または作業の数、[6]前記機器の作動状態を示す数字、[7]差し迫ったユーザの制御または指示の数、または、[8]一定期間の間または一定時間以降に実行した作業の数などに関連した情報などがある。または、プッシュ通知は、[9]本段落の[1]〜[8]の情報(または、これと関連したコンテンツ)のうち受信者が確認できなかった未確認情報(または、これと関連したコンテンツ)に局限されたり、または、[10]本段落の[1]〜[8]の情報(または、これと関連したコンテンツ)のうち特定の時間以降に受信した全ての未確認または確認情報(または、これと関連したコンテンツ)に関するものであってもよい。
本明細書において発信者、受信者及びユーザは、各自の携帯用データ処理ターミナルを使用し、前記ターミナルに装着された特定アプリの特定グループのメンバーである。本明細書の「発信者」は、前記アプリの前記グループのメンバーのうちの一つであり、発信者は、本明細書のターミナルのユーザであってもよい。一般的に、発信者は、前記グループの全てのメンバーを受信者として設定し、全てのメンバーに、[1]非指定データパケットを発送することで非指定コンテンツを発送したり、または、[2]指定データパケットを発送することで指定受信者には指定コンテンツを、しかし、前記グループの残りの受信者には非指定コンテンツを発送することができる。
本明細書の「受信者」もやはり前記アプリの前記グループのメンバーのうちの一つであり、受信者は本明細書のターミナルのユーザであってもよい。受信者は、一般的に発信者が伝達するコンテンツを前記グループの残りのメンバーと共に受信する者である。受信者は、受信するデータパケットまたはコンテンツの性格により「非指定(または、一般)受信者」または「指定受信者」に区分することができる。
本明細書において「非指定(または、一般)受信者」は、受信者のうちの一つである。非指定受信者は、発信者が発送した非指定データパケットを受信することができ、したがって、非指定コンテンツを受信することができる。すなわち、非指定受信者は、発信者が発送する非指定データパケットと非指定コンテンツとを指定受信者を除いた全てのメンバーと同一の条件で受信することができる。したがって、相反した説明がない限り、特定アプリの特定グループの全ての「非指定受信者」は、(指定受信者を除けば)前記アプリの前記グループの全ての「メンバー」と同一なものとする。
本明細書において「指定受信者」は、受信者のうちの一つである。指定受信者は、発信者が発送した指定データパケットを受信することができ、したがって、指定コンテンツを受信することができる。一例として、発信者が指定データパケットを発送すれば、前記グループの残りのメンバーは、指定信号を含まない非指定データパケットを受信するが、指定受信者は、指定信号を含む指定データパケットを受信することができる。したがって、相反した説明がない限り、「受信者」のうち1以上の受信者、すなわち前記メンバーのうちの1以上のメンバーが「指定受信者」になり得る。しかし、他の例の場合、発信者が指定データパケットを発送すれば、前記グループの全てのメンバーのターミナルは、サーバを介して、または、ユーザターミナルから直接指定信号を含む指定データパケットを受信することができる。指定受信者のターミナルまたはアプリは、指定データパケットにおいて前記受信者を指定受信者に指定した指定信号を確認した後、前記パケットに含まれたコンテンツを前記ターミナルの映像ユニットに指定コンテンツとして表示することができる。しかし、その他のメンバー、すなわち非指定受信者のターミナルまたはアプリは、前記データパケットから指定信号を確認し、指定信号が非指定受信者を指定しないことを確認することにより、映像ユニットに前記コンテンツを非指定コンテンツとして表示することができる。
一般的に、本明細書は、発信者またはターミナルが単一の指定受信者を選択した場合の多様な構成と作業実行順序を説明する。しかし、本明細書の前記多様な構成と作業実行順序は、発信者やターミナルが多数の指定受信者を選択する場合にも適用されてもよい。また、本明細書は、指定信号の発送や受信などについて、上の文章の二つの例のうちの一つを説明する。しかし、前記二つの例に対するターミナルまたはアプリの構成は、前記二つの例の相違点を除けば同一または類似するので、互いに互換されてもよい。
本明細書において「ユーザ」は、前記アプリの前記グループのメンバーのうちの一つとして、発信者または受信者である。相反した説明がない以上、ユーザが発信者からコンテンツを受信する場合、ユーザは「指定受信者」であるか、または「非指定受信者」である。すなわち、ユーザが受信者であれば、下述のようにユーザはデータパケットまたは指定信号の種類または有無に応じて、指定受信者及び非指定受信者のうちの一つのみであってもよい。
本明細書において、ユーザがコンテンツを特定グループの「全てのメンバー」に発送するという表現において、「全てのメンバー」は、ユーザを含む前記グループの全てのメンバーを意味するものとする。その結果、ユーザターミナルのコンテンツウィンドウには、ユーザ自身が作成したコンテンツも表示されてもよい。ただし、ユーザターミナルは、多様な方法を介してユーザのコンテンツウィンドウにユーザが生成したコンテンツを表示することができる。この一番目の方法は、発信による表示である。すなわち、ユーザがコンテンツを生成した後にこれをサーバに発送したり、または、受信者のターミナルに直接発送すれば、ユーザターミナルは、たった今ユーザが発送したコンテンツを直接コンテンツウィンドウに表示することができる。この時、サーバは前記コンテンツをユーザターミナルに再び送信することもできるが、これを送信しなくてもよい。これとは相違した二番目の方法は、受信による表示である。すなわち、ユーザがコンテンツを生成した後にこれをサーバに発送すれば、サーバは前記コンテンツをユーザを含む前記グループのメンバー全員に発送する。したがって、ユーザターミナルは、前記コンテンツを受信した後、これをコンテンツウィンドウに「一種の受信コンテンツ」として表示することもできる。
したがって、本明細書において、ユーザがコンテンツを特定グループの「全てのメンバー」に発送するという表現は、ユーザが前記コンテンツを自らを含めた前記グループの全てのメンバーに前記コンテンツを発送するものの、ユーザのターミナルは、上の段落の一番目または二番目の方法を介して前記コンテンツをコンテンツウィンドウに表示できるものとする。
相反した説明がない以上、本明細書のターミナルが遂行する多様な作業についての説明は、「ユーザ」の観点から叙述することにする。ただし、ユーザが発信者であってもよく、受信者であってもよいので、下述の説明は、発信者または受信者の観点からも解釈することができる。
本明細書においては、特定アプリの特定グループの特定の受信者を「指定受信者」に指定するか否かによって「コンテンツ」の種類を区分することができる。
本明細書において、「非指定コンテンツ(undesignated contentsまたはunlabeled contents)」とは、発信者がプッシュ情報の形態で前記グループの全てのメンバーを「非指定受信者」に設定して発送する非指定データパケットに含まれたコンテンツである。非指定データパケットは「指定信号」を含まず、コンテンツ、ヘッダーまたはテールに、[1]前記グループの全てのメンバーを設定する単語、文、イメージ、音などを含んだり、または、[2]特定メンバーを指定する単語、文、イメージ、音などを含まないコンテンツであってもよい。参考までに、ユーザが指定コンテンツの受信者ではない場合、前記ユーザは、[1]発信者が発送する非指定コンテンツの非指定受信者であるか、または、[2]非指定コンテンツの発信者である。すなわち、非指定コンテンツを含む非指定データパケットは、ヘッダー、コンテンツ及びテールを含むものの、[1]ヘッダー、コンテンツまたはテールが「指定信号」を含まないか、または、[2]前記データパケットは「指定信号」を含む他のデータパケットと共に提供されない。
言い換えれば、ユーザが発信する「非指定コンテンツ」は、[1]データパケットが「指定信号」を含まず、ユーザがグループの全てのメンバーを受信者に設定して提供するコンテンツであったり、[2]データパケットが「指定信号」を含まず、ユーザがグループの全てのメンバーを受信者に設定しなくても、コンテンツがグループの全てのメンバーを意味する単語、文、イメージ、音などを含むコンテンツであったり、または、[3]データパケットが「指定信号」を含まず、ユーザがグループの全てのメンバーを受信者に設定しないものの、前記コンテンツが特定メンバーを指定する単語、文、イメージ、音などを含まないコンテンツである。
これに反して、ユーザが受信する「非指定コンテンツ」は、データパケットが「指定信号」を含まず、[1]発信者がグループの全てのメンバーを受信者に設定して提供するコンテンツ、[2]発信者がグループの全てのメンバーを受信者に設定しなかったが、コンテンツが前記グループの全てのメンバーを意味する文、イメージ、音などを含むコンテンツ、または、[3]発信者がグループの全てのメンバーを受信者に設定しなかったが、コンテンツが特定メンバーを指定する文、イメージ、音などを含まないコンテンツである。
本明細書において、「指定コンテンツ(designated contentsまたはlabeled contents)」とは、発信者がプッシュ情報の形態で特定グループの全てのメンバーを「非指定受信者」に設定すると同時に、発信者が「指定信号」を直接生成することにより、前記グループの単一のメンバーや多数のメンバーを「指定受信者」に指定して発送する「指定データパケット」に含まれたコンテンツを指称する。したがって、指定データパケットは、コンテンツ、ヘッダー、テール及び「指定信号」を含むものの、ヘッダーやテールのうちの一つのみを含んでもよい。指定コンテンツの発信者は、[1]直接指定受信者を選択することにより指定信号を生成したり、または、[2]直接指定信号を生成することにより「指定受信者」を選択することができる。
これとは異なり、指定コンテンツの発信者が直接指定信号を生成しなくても、ターミナルが事前に「指定信号」を生成することもできる。一例として、発信者が前記グループの全てのメンバーを受信者に設定して前記指定コンテンツを発送する時、前記コンテンツを発送する発信者は、直接「指定信号」を生成はしないが、前記コンテンツが、[1]前記グループの特定メンバーの名前、名称またはニックネーム、または、[2]前記グループの特定メンバーを意味する文、イメージ、音などの「指定要請情報」を含んでもよい。ターミナルは、多様な既存の情報分析アルゴリズムを用いて「指定要請情報」が含まれているか否かを確認することができ、ターミナルが前記コンテンツに含まれた指定要請情報を確認すれば、ターミナルは「指定信号」を生成し、これをデータパケットに含める。これにより、ターミナルは、前記データパケットを「指定データパケット」に生成することができ、前記パケットに含まれたコンテンツは「指定コンテンツ」として生成される。
ひとまず指定データパケットが生成されれば、発信者(または、ターミナル)は、指定受信者に指定コンテンツを発送して指定コンテンツを確認するように強調することができ、指定受信者もやはり自身に指定された指定コンテンツを容易に把握することができる。参考として、ユーザは、[1]指定コンテンツの発信者であったり、[2]指定コンテンツの「非指定受信者」であって「指定受信者」でなかったり、または、[3]指定コンテンツの「非指定受信者」であると同時に「指定受信者」であってもよい。しかし、下述の説明のように、データパケットや指定信号の種類により、ユーザは「指定受信者」であるが「非指定受信者」でなくてもよい。
言い換えれば、ユーザが発信する「指定コンテンツ」は、[1]特定グループの全てのメンバーを「非指定受信者」に設定し、特定メンバーを「指定受信者」に指定して提供するコンテンツであったり、[2]前記グループの特定メンバーを「指定受信者」に指定しないまま、全てのメンバーを「非指定受信者」に設定して提供するものの、「指定要請情報」が含まれているコンテンツであったり、または、[3]前記グループの特定メンバーを「指定受信者」に指定しないままコンテンツを提供するものの、全てのメンバーを非指定受信者に設定する文字、単語、テキスト、イメージ、音などを含まないコンテンツなどであってもよい。
これに反し、ユーザが受信する「指定コンテンツ」は、[1]発信者が全てのメンバーを「非指定受信者」に設定すると同時に、発信者がユーザを直接「指定受信者」に指定して発送するコンテンツであったり、または、[2]発信者が全てのメンバーを「非指定受信者」にのみ設定し、特定メンバーを「指定受信者」に指定せずにコンテンツを提供するが、前記コンテンツに「指定要請情報」を含むコンテンツである。
本明細書の「部分指定コンテンツ(partly designated contentsまたはpartly labeled contents)」とは、受信者指定の側面から見た時、指定コンテンツでなくてもよく、非指定コンテンツでなくてもよいコンテンツを指称する。一例として、特定アプリの特定グループの発信者の立場から見た部分指定コンテンツの例としては、[1]発信者が前記グループの全てのメンバーを「非指定受信者」に設定して提供するものの、全てのメンバーではない1以上のメンバーを「指定受信者」に指定して提供するコンテンツ、[2]発信者が前記グループの全てのメンバーではないが、1以上のメンバーを「非指定受信者」に設定して提供するものの、前記「非指定受信者」のうち特定メンバーを「指定受信者」に指定して提供するコンテンツ、または、[3]発信者が前記グループの全てのメンバーではない多数のメンバーを「非指定受信者」に設定して提供するが、「非指定受信者」のうち多数メンバーを「指定受信者」に指定して提供するコンテンツなどを意味する。
また、他の例として、特定アプリの特定グループのユーザの立場から見た部分指定コンテンツの例としては、[1]ユーザが前記グループの全てのメンバーを「非指定受信者」に設定して発送するが、前記グループの全てのメンバーではない多数のメンバーを「指定受信者」に指定して発送するコンテンツ、[2]ユーザが前記グループの全てのメンバーではないが多数のメンバーを「非指定受信者」に設定して提供するものの、「非指定受信者」のうち特定メンバーを「指定受信者」に指定して提供するコンテンツ、または、[3]ユーザが前記グループの全てのメンバーではないが多数のメンバーを「非指定受信者」に設定して提供するものの、「非指定受信者」のうち多数のメンバーを「指定受信者」に指定して提供するコンテンツなどを意味する。
本明細書は、下述でコンテンツを指定コンテンツと非指定コンテンツとに両分した場合を説明する。したがって、相反した説明がない限り、下述の説明では、上述の部分指定コンテンツは一般的に指定コンテンツと見なすことができる。
本明細書においては、特定アプリの特定グループの受信者が受信したコンテンツを確認したか否かにより、「コンテンツ」の種類を区分することができる。本明細書の「未確認コンテンツ(unread contents)」とは、特定アプリの特定グループの発信者が受信者にコンテンツを発送したが、受信者は発信者のコンテンツを受信した後に前記アプリを駆動せず、したがって、受信者がまだ確認できていないコンテンツを指称する。すなわち、未確認コンテンツは、単一または多数の発信者が受信者に提供したコンテンツとして、「未確認コンテンツ」は「0」個以上の「(未確認)非指定コンテンツ」及び「0」個以上の「(未確認)指定コンテンツ」を含んでもよい。
これに反し、「確認コンテンツ(read contents)」とは、特定アプリの特定グループの単一または多数の発信者が受信者にコンテンツを発送し、受信者は発信者のコンテンツを受信した後に前記アプリを駆動することにより、その内容を確認したコンテンツを指称する。したがって、「確認コンテンツ」には「0」個以上の「(確認)非指定コンテンツ」及び「0」個以上の「(確認)指定コンテンツ」が含まれる。
本明細書において「アイコンバッジ」は、ターミナルに装着された特定アプリが受信したプッシュ情報と関連した「プッシュ通知」を示すバッジを指称する。アイコンバッジは、プッシュ情報の数または内容などを示すことができる。一例として、アイコンバッジは、プッシュ情報の数を示すために、[1]数字、文字または図形、[2]数字、文字や図形のフォントや太さ、[3]数字、文字や図形の大きさ、形または背景、[4]数字、文字や図形などの位置、配置または向き、または、[5]数字、文字、または、図形の色、明度、彩度、透明度、または、明るさなどを操作することができる。
これと類似するように、アイコンバッジは、プッシュ情報の内容または類型を表示するため、[1]コードの数字(一例として、数字1はテキスト、数字2はイメージ、数字3は音を示すなど)、[2]コード数字または文字のフォントや太さ、[3]コードの数字、文字または図形の大きさ、形または背景、[4]コードの数字、文字または図形の位置、配置または向き、または、[5]数字、文字、または、図形の色、明度、彩度または明るさなどを操作することができる。
本明細書においては、特定アプリの特定グループの受信者が受信したコンテンツを確認したか否かにより、「コンテンツ」の種類を区分することができる。本明細書において「未確認アイコンバッジ」とは、特定アプリ(または、グループ)の未確認コンテンツの数、類型または内容を表示するバッジを指称するものの、未確認コンテンツとは、上述の定義のように特定アプリまたは特定グループの単一または多数の発信者が受信者にコンテンツを発送したが、受信者は発信者のコンテンツを受信した後に前記アプリを駆動せず、したがって、受信者がまだ確認できていないコンテンツを指称する。ターミナルは、上述または下述の多様なアイコンバッジの操作方法を介して「未確認アイコンバッジ」を表示することができる。
これに反し、「確認アイコンバッジ」とは、特定アプリ(または、グループ)の確認コンテンツの数、類型または内容を表示するバッジを指称するものの、確認コンテンツとは、特定アプリまたは特定グループの単一または多数の発信者が受信者にコンテンツを発送し、受信者は発信者のコンテンツを受信した後に前記アプリを駆動し、その内容を確認したコンテンツを指称する。確認アイコンバッジは、[1]一定期間の間に受信者が確認したコンテンツの数、類型、内容などを表示したり、[2]特定の発信者が発送したコンテンツのうちで受信者が確認したコンテンツの数、類型、内容などを表示したり、または、[3]特定グループの多数の発信者が発送したコンテンツのうち受信者が確認したコンテンツの数、類型または内容を表示することができる。ターミナルは、確認アイコンバッジを表示するか、または表示しなくてもよい。また、ターミナルは、上述または下述の多様なアイコンバッジの操作方法を介して「確認アイコンバッジ」を表示することができる。
本明細書においては、特定アプリの特定グループの発信者がコンテンツを生成したり、または、発送してコンテンツの受信者を指定したか否かにより、「コンテンツ」の種類を区分することができる。一例として、本明細書において「非指定アイコンバッジ」とは、発信者が受信者を特に指定しないまま生成したり発送したりする「非指定コンテンツ」の数、内容または類型を表示するバッジを指称する。これとは異なり、本明細書の「指定アイコンバッジ」とは、発信者やターミナルが1以上の受信者を特別に指定受信者に指定して生成したり発送したりする「指定コンテンツ」の数、内容、類型などを表示するバッジを指称する。ターミナルは、上述の多様なアイコンバッジの操作方法を介して「非指定アイコンバッジ」または「指定アイコンバッジ」を表示することができる。
参考までに、本明細書において相反した説明がない以上、前記「非指定コンテンツ」と「指定コンテンツ」は、それぞれ「未確認非指定コンテンツ」と「未確認指定コンテンツ」を意味するものとする。また、相反した説明がない以上、前記「部分指定コンテンツ」もやはり「未確認部分指定コンテンツ」を意味するものとする。同様に、本明細書において相反した説明がない以上、「非指定アイコンバッジ」と「指定アイコンバッジ」もやはり、それぞれ「未確認非指定アイコンバッジ」と「未確認指定アイコンバッジ」を意味するものとする。
本明細書において「ユーザ入力」とは、ユーザがターミナルの入力ユニットの1以上の部位を直接的または間接的に操作することにより、前記入力ユニットに直接的または間接的に提供する多様な類型の入力を通称する。ユーザは、多様な方法でユーザ入力を提供することができる。一例として、ユーザは、[1]1以上の身体部位を用いてユーザ入力を提供したり、[2]1以上の非ユーザ物体または簡略に「物体」(一例として、特殊ペン、スタイラスなど)を操作してユーザ入力を提供したり、[3]下述の機械的、電気的、磁気的、電磁的または音響的方法でユーザ入力を提供することができる。
説明の便宜のため、ユーザがターミナルの1以上の入力ユニットに「ユーザ入力を提供する」という語句は、[1]ユーザが自身の1以上の身体部位を用いてユーザ入力を提供したり、[2]ユーザがターミナルの多様な入力ユニットが認知できる1以上の物体(すなわち、非ユーザ物体)を操作してユーザ入力を提供したり、[3]ターミナルがユーザの生体情報を事前に(一例として、ユーザが認知できない間)取得したり、または、[4]ターミナルがユーザまたは非ユーザ物体と関連した電磁波または音波を取得したりすることを通称する。
本明細書において「機械的ユーザ入力」は、ユーザが入力ユニットの1以上の部位を直接機械的に操作して提供する入力である。機械的ユーザ入力の例としては、[1]入力ユニットの1以上の部位の操作を介した前記部位の「動き」(一例として、上下または左右にクリック、ドラッグ、スクロール、回す、中心軸を中心に回転、その他の方法による動きなど)、[2]ユーザ部位と入力ユニットの部位との「接触(またはタッチ)」、または、[3]前記動きと接触の混合などがある。
機械的ユーザ入力のまた他の例は、ユーザの「機械的生体情報」であり、前記生体情報の例としては、ユーザの特定部位で測定した血圧や心拍数、特定部位で測定した血流(blood flow rate)、その他の心臓循環器情報、休息または運動時の呼吸数、呼吸流量、その他の呼吸器情報、筋肉または骨格関連の生体情報などがある。
機械的ユーザ入力は、上述の機械的ユーザ入力の静的特性または動的特性と関連し得る。前記機械的ユーザ入力の例としては、[1]入力ユニットの特定部位の動きや前記部位との接触と関連した(スカラーまたはベクトル)力、[2]前記動きの(スカラーまたはベクトル)速度、[3]前記動きの(スカラーまたはベクトル)加速度、[4]前記動きによる(スカラーまたはベクトル)変位、[5]前記力、速度、加速度または変位の方向、[6]前記接触の方向、[7]前の[1]〜[6]の期間、[8]前の[1]〜[6]の回数、[9]前の[1]〜[6]の間の時間的重複(temporal overlap)、または、[10]前の[1]〜[6]の間の時間的空白(temporal gap)などがある。
機械的ユーザ入力は、入力ユニットの前記部位に前記入力を提供するユーザの身体部位や物体の「機械的特徴」も含めることができ、前記ユーザ入力の例としては、弾性、粗さ(roughness)、多様なモジュラス(modulus)などがある。一例として、入力ユニットのセンサに加えられた力の大きさや周波数も、このような入力の例である。
本明細書において「電気的ユーザ入力」とは、前記入力を受信できる入力ユニットの1以上の部位に提供される電気的信号に該当する。一例として、ユーザは、[1]特定のペン、ウェラブル機器、その他の移動式機器などの非ユーザ物体を用いて直流や交流の電気的信号を入力ユニットに提供したり、または、[2]他のターミナルを用いて電気的信号を提供することができる。ユーザは、身体部位の電気的生体情報を電気的ユーザ入力で提供することができ、前記生体情報の例としては、心電図(ECG)、筋電図(EMG)、脳電図(EEG)、身体の特定部位で測定したその他の電気的信号などがある。
電気的ユーザ入力は、前記電気的入力の静的または動的特性と関連し得る。このような電気的ユーザ入力の例としては、[1]電流、[2]電圧、[3]電力、[3]前の[1]〜[3]の大きさ(または、振幅)、[5]これらの位相角、[6]これらの位相遅延、[7]これらの周波数、[8]これらの波長、または、[9]これらの(スカラーまたはベクトル)流動(flux)などがある。電気的ユーザ入力は、入力ユニットの適合した部位にユーザ入力を提供できる身体部位または非ユーザ物体の「電気的特徴」も含めることができ、このようなユーザ入力の例としては、前記部位や物体の電気抵抗、電気電導度、静電容量、誘電率(permittivity)、熱電気(thermoelectricity)、誘電特性(dielectric property)などがあり、前記電気的特性は、静的(または、動的)電場や磁場で測定することができる。一例として、静電容量型入力ユニットの静電容量センサを用いて測定したユーザ指紋もやはり電気的ユーザ入力に属する。
本明細書において、「磁気的ユーザ入力」とは、前記入力を受信できる入力ユニットの1以上の部位に提供される磁気的信号に該当する。一例として、ユーザは、[1]特定のペン、ウェラブル機器、その他の移動式機器などの非ユーザ物体を用いて直流や交流の磁気的信号を入力ユニットに提供したり、または、[2]他のターミナルを用いて前記磁気的信号を提供することができる。ユーザは、身体部位の磁気的生体情報を磁気的ユーザ入力で提供することもでき、多様な生体情報の例としては、心磁図(MCG、magnetocardiogram)、筋磁図(MMG、magnetomyogram)、脳磁図(MEG、magnetoencephalogram)、身体の特定部位で測定したその他の磁気的信号などがある。
磁気的ユーザ入力は、前記入力の静的または動的特性とも関連し得る。前記磁気的ユーザ入力の例としては、B−磁場またはH−磁場の大きさまたは方向、刺激(magnetic pole)の磁性や数、位相角、位相遅延、周波数、波長、(スカラーまたはベクトル)流動などがある。磁気的ユーザ入力は、入力ユニットの1以上の部位に磁気的ユーザ入力を提供するのにユーザが用いる身体部位または非ユーザ物体の「磁気的特性」も含み、磁気的特性の例としては、前記部位や物体の磁気極性、磁気透過性(permeability)、磁気感度(susceptibility)などがあり、前記特性は、静的(または、動的)磁場(または、電場)で測定され得る。
本明細書において「電磁的ユーザ入力」は、これを受信できる入力ユニットの1以上の部位に提供される多様な電磁的波動に該当する。一例として、ユーザは、[1]特定のペンまたはスタイラス、[2]時計、[3]ウェラブル機器(一例として、電子機器が装着されたメガネ、ゴーグル、レンズ、リストバンド、ヘッドバンドなど)、[4]ウェラブルアクセサリー(一例として、レンズ、メガネ、ゴーグル、帽子、ヘッドバンド、耳当て、マスク、手袋、ベルトなど)、または、[5]ウェラブル装身具(一例として、ネイルチップ、指輪、ブレスレット、リストバンド、前腕バンド、ネックレス、イヤリング、ペンダント、ブローチなど)などの多様な物体に装着され得たり、または、前記多様な物体と連動できる移動式機器を用いることにより、多様な波長の電磁波を入力ユニットに提供することができる。または、ユーザは、他のターミナルを用いて発生させた前記電磁的波動を提供することもできる。
ユーザは、可視光線帯域、UV帯域、IR帯域、または、その他の周波数帯域の電磁波を用いて、顔、目、紅彩、網膜、耳、鼻などの身体部位の「イメージ」または「非ユーザ物体」の「イメージ」を入力ユニットに提供することができ、前記イメージは、静的イメージや動画またはこの組み合わせなどであってもよい。電磁的ユーザ入力を可視光線帯域の電磁波で提供する場合、前記入力は「光学的ユーザ入力」と指称することができる。
「電磁的ユーザ入力」は、ターミナルに装着されたカメラ、固体撮像素子(CCDまたはcharge-coupled device)、または、その他のイメージ確保が可能なハードウェア要素が確保したユーザの身体部位のイメージを含む。一例として、ユーザの身体部位によって反射した日の光や照明機器の光、ターミナルが照らした後にユーザの身体部位によって反射した光などを前記ハードウェア要素が確保した場合、前記光なども全て前記イメージに含まれ、前記電磁的ユーザ入力にも含まれる。また、前記光は、可視光線はもちろん、赤外線や紫外線なども含み、前記光は、カラーフィルタを介したり介さない光、偏光であったり偏光でなくてもよい。
電磁的ユーザ入力は、この静的または動的特性に関連し得る。前記ユーザ入力の例としては、電磁波の振幅、位相角、位相遅延、波長、周波数、(スカラーまたはベクトル)流動などがある。電磁的ユーザ入力がイメージの場合、電磁的ユーザ入力は、イメージの色調(hue)、イメージの明度(color value)、イメージの彩度(intensity)などのカラー、色の対比、前記イメージの大きさ、前記イメージに含まれた図形または内容、前記イメージの配列や向き(orientation)などである。
本明細書において、「音響的ユーザ入力」とは、これを受信できる入力ユニットの1以上の部位に提供される音波(acoustic wave)に該当する。一例として、ユーザは、[1]特定のペン、多様なウェラブル機器、ウェラブルアクセサリ、ウェラブル装身具、その他の着用可能な機器などの非ユーザ物体を用いて発生させた音波を入力ユニットに提供したり、または、[2]他のターミナルを用いて前記音波を提供することができる。また、ユーザは、自らの音声や自らの身体部位で生成した音(一例として、拍手、フィンガースナップなど)を入力ユニットに提供することもできる。ユーザは、自らの身体部位と関係ない音を入力ユニットに提供することができ、前記音は、可聴周波数以内の音波、超音波またはその他の特定周波数帯域の音波であってもよい。
音響的ユーザ入力は、この静的または動的特性とも関連し得る。このような音響的ユーザ入力の例としては、音波の振幅、位相角、位相遅延、波長、周波数、流動などがある。音響的ユーザ入力がユーザの音声や身体部位による音の場合、前記ユーザ入力は、音声や音の長さ(duration)、トーン(tone)、エンベロープ(envelope)、前記音声や音のソースの位置などであってもよい。
前記機械的、電気的、磁気的、電磁的または音響的ユーザ入力は、上述の多様なユーザ入力の時間による変化であってもよく、一例として、時間による前記動きの変化、時間による入力ユニットに提供する力の大きさの変化などが前記ユーザ入力の例である。ユーザ入力は、上述の多様なユーザ入力の空間的変化であってもよく、一例として、ユーザの身体部位が入力ユニットを接触する位置の変化、ユーザが入力ユニットの特定部位に提供する力の分布の変化などが前記ユーザ入力の例である。
本明細書において、「ユーザインタフェース(user interface)」は「U/I」と略称する。前記U/Iの種類は、[1]グラフィック(graphic)U/I、[2]タッチ(touch)U/I、[3]テキスト基盤(text-based)U/I、[4]直接操作(direct manipulation)U/I、[5]ウェブ基盤(web-based)U/I、[6]コマンドライン(command line)U/I、[7]ハードウェアU/I、または、ファームウェア(firmware)U/I、[8]アテンティブ(attentive)U/I、[9]バッチ(batch)U/I、[10]対話形(conversational)U/I、[11]交換基盤(crossing-based)U/I、[12]ジェスチャー(gesture)U/I、[13]ホログラムU/I、[14]行動追跡(motion-tracking)U/I、[15]多重画面(multi-screen)U/I、[16]反射型(reflective)U/Iなどがある。本明細書の下述の説明は、主にグラフィックU/IまたはタッチU/Iを使用する構成や方法に該当するが、前記構成または方法は、本段落の相違したU/Iが装着されたデータ処理ターミナルにも容易に適用することができる。
本明細書においてターミナルの「ソフトウェア要素」とは、運営体系(すなわち、O/S)、(ソフトウェア)アプリケーション、コンピュータ命令体系、コンピュータプログラム及びコンピュータプログラムセットなどを通称する。本明細書において「ソフトウェアアプリケーション」または簡略に「アプリ」は、ターミナルのソフトウェア要素のうちの一つであり、特定作業の実行や特定機能の遂行のために設計されたコンピュータ命令体系やコンピュータプログラムのセットを意味する。前記アプリは、CPUユニット、運営体系または他のアプリによって駆動されてもよく、ユーザまたはターミナルは、前記アプリを駆動することによって特定の作業を実行できたり、または、特定機能を遂行することができる。また、ユーザまたはターミナルがアプリを駆動すれば、ターミナルの1以上のハードウェア要素を駆動することもできる。
本明細書において「アプリ」は、運営体系に属しないものと定義し、したがって前記アプリは運営体系と相違したものと定義する。ターミナルのメーカーまたは配給会社は、ターミナルの販売前に1以上のアプリを前記ターミナルに装着することができる。または、ユーザは、ターミナルを購入した後に1以上のアプリをダウンロードすることができる。また、運営体系、ターミナルまたは前記ターミナルにすでに装着されたアプリは、外部メモリー機器、外部ウェブサイトなどから新規の「アプリ」をダウンロードすることができる。
(3.詳細側面)
本明細書の第1の詳細な側面は、コンテンツを生成した後に発送する発信者と、映像ユニットを含むデータ処理ターミナルを用いて前記コンテンツを無線で受信する受信者において、発信者は、前記コンテンツのうちの1以上を前記受信者を受信対象に指定した指定コンテンツとして発送し、前記ターミナルが前記コンテンツを無線で受信すれば前記コンテンツを前記映像ユニットに表示するアプリに対するものである。特に、前記アプリは、受信後に前記受信者が確認せずに未確認状態であるコンテンツの数を示す第1の数字を自らのアプリアイコンと共に前記映像ユニットに表示し、前記アプリは、前記未確認コンテンツのうち前記発信者が指定した前記指定コンテンツの数を示す第2の数字を前記アプリアイコンと前記第1の数字と共に前記映像ユニットに表示するものの、前記第1の数字は第2の数字よりも小さくなく、これにより、前記受信者は、前記第1の数字及び第2の数字のみで前記未確認コンテンツの数及び前記未確認コンテンツに含まれた前記指定コンテンツの数を容易に確認することができる。
本明細書の第2の詳細な側面は、発信者が多数のコンテンツを生成した後にこれを受信者に発送するものの、前記発信者は、前記コンテンツのうちの1以上を前記受信者を受信対象に指定した指定コンテンツの形態で発送し、受信者が映像ユニットを含むデータ処理ターミナルを用いて前記コンテンツを無線で受信すれば、前記映像ユニットに前記コンテンツを表示できるアプリに対するものである。特に、前記アプリは、受信者が受信した後にまだ確認していない未確認状態であるコンテンツの数を示す第1の数字を自らのアプリアイコンと共に前記映像ユニットに表示し、前記アプリは、前記第1の多数のコンテンツに含まれた指定コンテンツの数を示す第2の数字を前記アプリアイコン及び前記第1の数字と共に前記映像ユニットに表示するものの、前記第1の数字は前記第2の数字よりも小さくなく、したがって、前記受信者は、前記第1の数字及び第2の数字のみでも自らが受信した前記未確認コンテンツの数はもちろん、前記未確認コンテンツに含まれた前記指定コンテンツの数を容易に確認することができる。
前記第1及び第2の詳細な側面において、前記アプリは、前記第1の数字と第2の数字のうちの1以上を前記アプリアイコンの周囲や内部に表示することができる。前記アプリは、前記ターミナルに装着されるか、前記ターミナルが接続できるサーバに装着されるか、または、前記ターミナルが接続できるクラウド格納領域に装着されてもよい。前記アプリは、前記第1の数字の大きさ、形、色、フォント、背景、位置、向きの1以上を前記第2の数字の大きさ、形、色、フォント、背景、位置、向きの1以上と互いに相違するように表示することもできる。前記アプリは、前記第1の数字を前記第2の数字の右側または下に表示することができる。
本明細書の第3の詳細な側面は、コンテンツを生成した後に、発送する発信者と、映像ユニットを含むデータ処理ターミナルを用いて前記コンテンツを無線で受信する受信者において、前記発信者は、前記コンテンツのうちの1以上を受信者を受信対象者に指定した指定コンテンツとして発送し、前記ターミナルが前記コンテンツを無線で受信すれば、前記コンテンツを前記映像ユニットに表示するアプリに対するものである。特に、前記アプリは、受信後に前記受信者が確認せずに未確認状態であるコンテンツが1以上存在する場合、未確認アイコンバッジを自らのアプリアイコンと共に前記映像ユニットに表示し、前記アプリは、前記未確認コンテンツの数を示す第1の数字を前記アプリアイコンと共に前記映像ユニットに表示し、前記アプリは、前記未確認コンテンツのうち発信者が指定した前記指定コンテンツが含まれれば指定アイコンバッジを前記未確認アイコンバッジと共に前記映像ユニットに表示し、また、前記指定コンテンツの数を示す第2の数字を前記指定アイコンバッジと共に前記映像ユニットに表示するものの、前記第1の数字は前記第2の数字よりも小さくなく、これにより、前記受信者は、前記第1の数字及び前記第2の数字のみで前記未確認コンテンツの数及び前記未確認コンテンツに含まれた前記指定コンテンツの数を容易に確認することができる。
本明細書の第4の詳細な側面は、発信者が多数のコンテンツを生成した後にこれを受信者に発送するものの、前記発信者は前記コンテンツのうちの1以上のコンテンツを受信者を受信対象に指定した指定コンテンツの形態で発送し、受信者が映像ユニットを含むデータ処理ターミナルで前記コンテンツを無線で受信すれば、前記映像ユニットに前記コンテンツを表示することができるアプリに対するものである。特に、前記アプリは、受信後に前記受信者が確認せずに未確認状態であるコンテンツが存在する場合、前記アプリのアプリアイコンと共に未確認アイコンバッジを前記映像ユニットに表示し、前記アプリは、前記未確認コンテンツの数を示す第1の数字を自らの前記未確認アイコンバッジと共に前記映像ユニットに表示し、前記アプリは、前記未確認コンテンツに前記指定コンテンツが含まれる場合、前記アプリアイコンと共に指定アイコンバッジを前記映像ユニットに表示し、前記アプリは、前記指定コンテンツの数を示す第2の数字を前記未確認アイコンバッジと共に前記映像ユニットに表示するものの、前記第1の数字は前記第2の数字よりも小さくなく、したがって、受信者は、前記第1の数字または第2の数字のみで自らが受信した前記未確認コンテンツの数はもちろん、前記未確認コンテンツに含まれた前記指定コンテンツの数を容易に確認することができる。
前記第3及び第4の詳細な側面において、前記アプリは、前記未確認アイコンバッジまたは指定アイコンバッジを前記アプリアイコンの周囲や内部のうちの一つに表示することができる。前記アプリは、前記第1の数字と第2の数字のうちの1以上をそれぞれ前記未確認アイコンバッジ及び指定アイコンバッジの周囲や内部に表示することができる。前記アプリは、前記ターミナルに装着されるか、前記ターミナルが接続できるサーバに装着されるか、前記ターミナルが接続できるクラウド格納領域に装着されてもよい。前記アプリは、前記第1の数字の大きさ、形、色、フォント、背景、位置、向きの1以上を前記第2の数字の大きさ、形、色、フォント、背景、位置、向きの1以上と互いに相違するように表示することもできる。前記アプリは、前記第1の数字を前記第2の数字の右側または下に表示することができる。
本明細書の第5の詳細な側面は、発信者が第3の多数のコンテンツと第2の多数の指定信号を生成した後に1以上の前記コンテンツを第1の多数のデータパケットのそれぞれに含めて受信者に発送するものの、前記第3の多数は第2の多数よりも小さくなく、前記第2の多数のデータパケットは前記指定信号と1以上の前記コンテンツを含む指定データパケットの形態で前記受信者に発送するものの、前記第1の多数は前記第2の多数よりも小さくなく、受信者が映像ユニットを含むデータ処理ターミナルを用いて前記第1の多数のデータパケットを無線で受信すれば、前記データパケットに含まれた前記コンテンツを前記映像ユニットに表示するアプリに対するものである。特に、前記アプリは、受信者のデータ処理ターミナル及び前記発信者から前記第1の多数のデータパケットを受信した後にこれを前記受信者に発送するサーバのうちの1以上に装着され、前記アプリは、自らのアプリアイコンと共に前記第1の多数を示す第1の数字と前記第2の多数を示す第2の数字を前記映像ユニットに表示し、したがって、前記受信者は、前記第1の数字または前記第2の数字のみでも自らが受信した前記データパケットの数または前記指定データパケットの数を容易に確認することができる。
本明細書の第6の詳細な側面は、発信者は、第3の多数のコンテンツと第2の多数の指定信号を生成した後に1以上の前記コンテンツを第1の多数のデータパケットのそれぞれに含めて受信者に発送するものの、前記第3の多数は第2の多数よりも小さくなく、前記第2の多数のデータパケットは前記指定信号と1以上の前記コンテンツを含む指定データパケットの形態で前記受信者に発送するものの、前記第1の多数は前記第2の多数よりも小さくなく、前記第1の多数のデータパケットに含まれた前記コンテンツを表示するアプリに対するものである。特に、前記アプリは、前記受信者のデータ処理ターミナル及び前記発信者から前記第1の多数のデータパケットを受信した後にこれを前記受信者に発送するサーバのうちの1以上に装着され、前記アプリは、前記ターミナルが前記第1の多数のデータパケットを無線で受信する場合、前記データパケットに含まれた前記コンテンツを前記映像ユニットに表示し、前記アプリは、前記第1の多数を示す第1の数字と前記第2の多数を示す第2の数字を自らのアプリアイコンと共に前記映像ユニットに表示し、したがって、受信者は、前記第1の数字と前記第2の数字のみで自らが受信した全てのデータパケット及び前記指定データパケットの数を容易に確認することができる。
前記第5及び第6の詳細な側面において、前記アプリは、前記第1の数字と前記第2の数字のうちの1以上をそれぞれ前記アプリアイコンの周囲及び内部のうちの一つに表示することができる。前記アプリは、前記第1の数字の大きさ、形、色、フォント、背景、位置、向きの1以上を前記第2の数字の大きさ、形、色、フォント、背景、位置、向きの1以上と互いに相違するように表示することができる。前記アプリは、前記第1の数字を前記第2の数字の右側または下に表示することができる。
本明細書の第7の詳細な側面は、発信者が第3の多数のコンテンツと第2の多数の指定信号を生成した後に1以上の前記コンテンツを第1の多数のデータパケットのそれぞれに含めて受信者に発送するものの、前記第3の多数は前記第2の多数よりも小さくなく、前記第2の多数のデータパケットは、前記指定信号と1以上の前記コンテンツを含む指定データパケットの形態で受信者に発送するものの、前記第1の多数は前記第2の多数よりも小さくなく、前記受信者が映像ユニットを含むデータ処理ターミナルを用いて前記第1の多数のデータパケットを無線で受信すれば、前記データパケットに含まれた前記コンテンツを前記映像ユニットに表示するアプリに対するものである。特に、前記アプリは、受信者のデータ処理ターミナル及び前記発信者から前記第1の多数のデータパケットを受信し、これを前記受信者に発送するサーバのうちの一つに装着され、前記第1の多数の数が0でなければ前記アプリは自らのアプリアイコンと共に未確認アイコンバッジを前記映像ユニットに表示し、前記アプリは、前記第1の多数を示す第1の数字を前記未確認アイコンバッジと共に前記映像ユニットに表示する反面、前記第2の多数の数が0でなければ前記アプリは指定アイコンバッジと共に前記未確認アイコンバッジを前記映像ユニットに表示し、前記アプリは、前記第2の多数を示す第2の数字を前記指定アイコンバッジと共に前記映像ユニットに表示し、これにより、前記受信者は、前記第1の数字及び前記第2の数字のみで自らが受信した全てのデータパケット及び前記指定データパケットの数を容易に確認することができる。
本明細書の第8の詳細な側面は、発信者が多数のコンテンツ及び多数の指定信号を生成した後に1以上の前記コンテンツを多数の未確認データパケットのそれぞれに含めて受信者に発送するものの、1以上の前記未確認データパケットは前記コンテンツ及び前記指定信号を含む指定データパケットの形態で前記受信者に発送し、受信者が映像ユニットを含むデータ処理ターミナルを用いて前記多数の未確認データパケットを無線で受信すれば、前記未確認データパケットに含まれた前記コンテンツを前記映像ユニットに表示するアプリに対するものである。特に、前記アプリは、受信者のターミナル及び発信者から前記未確認データパケットを受信し、これを受信者に発送できるサーバのうちの一つに装着され、前記アプリは、前記未確認データパケットを受信すればこれを示す未確認アイコンバッジを前記アプリのアプリアイコンと共に前記映像ユニットに表示し、前記アプリは、前記未確認データパケットの数を確保した後、これを示す第1の数字を前記未確認アイコンバッジと共に前記映像ユニットに表示し、前記アプリは、受信された前記未確認データパケットに前記指定データパケットが含まれる場合、これを示す指定アイコンバッジを映像ユニットに表示し、前記アプリは前記指定データパケットの数を確保した後、これを示す第2の数字を前記指定アイコンバッジと共に前記映像ユニットに表示し、したがって、受信者は、前記第1の数字及び前記第2の数字のみで自らが受信した全てのデータパケットの数や前記指定データパケットの数を容易に確認することができる。
前記第7及び第8の詳細な側面において、前記アプリは、前記未確認アイコンバッジと指定アイコンバッジのうちの1以上を前記アプリアイコンの周囲及び内部のうちの一つに表示することができる。前記アプリは、前記第1の数字と前記第2の数字のうちの1以上をそれぞれ前記未確認アイコンバッジ及び指定アイコンバッジの周囲及び内部のうちの一つに表示することができる。前記アプリは、前記第1の数字の大きさ、形、色、フォント、背景、位置、向きの1以上を前記第2の数字の大きさ、形、色、フォント、背景、位置、向きの1以上と互いに相違するように表示することができる。前記アプリは、前記第1の数字を前記第2の数字の右側または下に表示することができる。
本明細書の第9の詳細な側面は、映像ユニットと受信ユニットを含むデータ処理ターミナルに装着され、前記受信ユニットがコンテンツを含むデータパケットを受信すれば、前記パケットから前記コンテンツを抽出できるアプリに対するものである。特に、前記アプリは、受信者が前記アプリの駆動を完了した後に前記アプリを再び駆動する前までに受信することにより、前記受信者が確認できなかった多数の未確認データパケットから多数の未確認コンテンツを抽出し、前記未確認コンテンツの数を確保して、前記未確認データパケットが指定信号と前記コンテンツを含む場合、前記コンテンツを抽出して指定コンテンツと見なし、前記指定コンテンツの数を確保して、前記アプリは自らのアプリアイコン、前記未確認コンテンツの数を示す第1の数字、前記指定コンテンツの数を示す第2の数字を表示し、これにより、前記受信者は前記第1の数字及び第2の数字のみでも前記未確認コンテンツの数及び前記未確認コンテンツに含まれた前記指定コンテンツの数を容易に確認することができる。前記アプリは、前記未確認データパケットの数及び前記指定データパケットの数のうちの1以上の数を直接計算して確保するか、または、前記サーバから受信することができる。
本明細書の第10の詳細な側面は、映像ユニット及び受信ユニットを含むデータ処理ターミナルに装着されてもよく、前記ターミナルの前記受信ユニットがコンテンツを含むデータパケットを受信する場合、前記パケットから前記コンテンツを抽出できるアプリに対するものである。特に、前記アプリは、受信者が前記アプリの駆動を完了してから前記アプリを再び駆動する前までに受信することにより、受信者が確認できなかった多数の未確認データパケットから多数の未確認コンテンツを抽出し、前記未確認コンテンツの第1の数を確保し、前記未確認データパケットが指定信号と前記コンテンツを全て含めば、前記コンテンツを抽出した後に指定コンテンツと見なし、前記指定コンテンツの第2の数を確保して、前記アプリは前記ターミナルのオフ画面、ロック画面、解除画面のうちの一つの画面に自らのアプリアイコン、前記未確認コンテンツが存在することを知らせる未確認アイコンバッジ、前記第1の数を示す第1の数字、前記未確認コンテンツに含まれた前記指定コンテンツが存在することを知らせる指定アイコンバッジ及び前記第2の数を示す第2の数字を表示し、したがって、前記受信者は、前記第1の数字または第2の数字のみでも前記未確認コンテンツの数及び前記未確認コンテンツに含まれた前記指定コンテンツの数を容易に確認することができる。
前記第9及び第10の詳細な側面において、前記アプリは、前記第1の数字(または、未確認アイコンバッジ)と前記第2の数字(または、指定アイコンバッジ)のうちの1以上を前記アプリアイコンの周囲及び内部のうちの一つに表示することができる。前記アプリは、前記第1の数字の大きさ、形、色、フォント、背景、位置、向きの1以上を前記第2の数字の大きさ、形、色、フォント、背景、位置、向きの1以上と互いに相違するように表示することができる。前記アプリは、前記未確認データパケットの数及び前記指定データパケットの数のうちの1以上の数を直接計算することにより確保するか、または、前記サーバから受信することができる。
本明細書の第11の詳細な側面は、受信ユニット、映像ユニット及び運営体系を含むデータ処理ターミナルに対するものである。特に、前記受信ユニットは、前記ターミナルに装着されたアプリに対する多数の第3のデータパケットを受信するものの、前記第3のデータパケットはそれぞれ第3のコンテンツを含むが指定信号を含まず、前記受信ユニットは、前記アプリに対する多数の第2のデータパケットを受信するものの、前記第2のデータパケットはそれぞれ第2のコンテンツを含むだけでなく前記指定信号を含み、前記運営体系は、前記第3のデータパケットと第2のデータパケットからそれぞれ前記第3のコンテンツ及び第2のコンテンツを抽出し、受信した前記第3のコンテンツと第2のコンテンツの数である第3の数と第2の数をそれぞれ計算し、前記運営体系は前記第3の数と第2の数の合計である第1の数を計算した後、前記運営体系は前記第1の数を示す第1の数字と前記第2の数を示す第2の数字を前記アプリのアプリアイコンと共に前記映像ユニットに表示できることを特徴とする。
本明細書の第12の詳細な側面は、受信ユニット、映像ユニット及び運営体系を含むデータ処理ターミナルに対するものである。前記受信ユニットは、第3の多数のコンテンツと第2の多数の指定信号を受信し、前記運営体系は特定アプリを前記ターミナルに装着することができ、前記運営体系は前記受信ユニットが前記コンテンツを受信する毎に前記コンテンツの数である第3の数を計算し、前記運営体系は前記受信ユニットが前記指定信号を受信する毎に前記指定信号の数である第2の数を計算し、前記運営体系は前記第3の数と第2の数の合計である第1の数を確保した後、前記運営体系は前記第1の数を示す第1の数字及び前記第2の数を示す第2の数字を前記アプリのアプリアイコンと共に前記映像ユニットに表示できることを特徴とする。
前記第11または第12の詳細な側面において、前記運営体系は、前記第1の数字と前記第2の数字のうちの1以上をそれぞれ前記アプリアイコンの周囲及び内部のうちの一つに表示することができる。また、前記運営体系は、前記第1の数字の大きさ、形、色、フォント、背景、位置、向きの1以上を前記第2の数字の大きさ、形、色、フォント、背景、位置、向きの1以上と互いに相違するように表示することができる。前記運営体系は、前記第1の数字を前記第2の数字の右側または下に表示することができる。また、前記運営体系は、前記第2の数字と第1の数字及び前記第3の数字を前記映像ユニットに共に表示することができる。
本明細書の第13の詳細な側面は、受信ユニット、映像ユニット、運営体系を含み、前記受信ユニットを用いてサーバが発送するデータパケットを受信できるデータ処理ターミナルに対するものである。特に、前記受信ユニットは、前記ターミナルに装着された特定アプリに対する多数の第3のデータパケットと第3の数を受信するものの、前記第3のデータパケットはそれぞれ第3のコンテンツを含むが指定信号を含まず、前記第3の数は前記第3のコンテンツの数を示し、前記受信ユニットはまた前記アプリに対する多数の第2のデータパケット及び第2の数を受信するが、前記第2のデータパケットはそれぞれ第2のコンテンツ及び前記指定信号を含み、前記運営体系は、前記第3のデータパケットと第2のデータパケットからそれぞれ前記第3のコンテンツ及び第2のコンテンツを抽出し、前記第3の数と第2の数の合計である第1の数を確保した後、前記運営体系は前記第1の数を示す第1の数字と前記第2の数を示す第2の数字を前記アプリのアプリアイコンと共に前記映像ユニットに表示することができる。
本明細書の第14の詳細な側面は、受信ユニット、映像ユニット及び運営体系を含み、前記受信ユニットを用いてサーバが発送するコンテンツを受信できるデータ処理ターミナルに対するものである。特に、前記受信ユニットは、前記ターミナルに装着された特定アプリに対する第3の多数のコンテンツと前記コンテンツの数を示す第3の数を受信し、前記受信ユニットは、前記アプリに対する第2の多数の指定信号及び前記指定信号の数を示す第2の数を受信し、前記運営体系は、前記第3の数と第2の数の合計である第1の数を確保した後、前記運営体系は、前記第1の数を示す第1の数字と前記第2の数を示す第2の数字を前記アプリに対するアプリアイコンと共に前記映像ユニットに表示することができる。
前記第13または第14の詳細な側面において、前記運営体系は、前記第1の数字と第2の数字のうちの1以上をそれぞれ前記アプリアイコンの周囲または内部のうちの一つに表示することができる。前記運営体系は、前記第1の数字の大きさ、形、色、フォント、背景、位置、向きの1以上を前記第2の数字の大きさ、形、色、フォント、背景、位置、向きの1以上と互いに相違するように表示することができる。前記運営体系は、前記第1の数字を第2の数字の右側または下に表示することもできる。前記運営体系は、前記第2の数字と第1の数字及び前記第3の数字を前記映像ユニットに共に表示することができる。前記運営体系は、前記第2の数字及び第1の数字のうちの1以上の数字を計算して確保することができる。または、前記運営体系は、前記第2の数字及び前記第1の数字のうちの1以上の数字を前記サーバから受信することができる。
本明細書の第15の詳細な側面は、映像ユニットを含み、アプリが装着されたデータ処理ターミナルに対するものである。前記ターミナルは、オフ状態の消えた画面、ロック状態のロック画面、解除状態のホーム画面のうちの一つの画面に、前記アプリのアプリアイコン、未確認アイコンバッジ、及び指定アイコンバッジを前記映像ユニットに表示するものの、前記アプリアイコンは、前記アプリに対するユーザインタフェースとしてユーザが提供するユーザ入力を受信すれば前記アプリを駆動し、前記未確認アイコンバッジは、前記ターミナルのユーザが前記アプリを最後に駆動した後に終了し、前記アプリを介して受信することにより、まだ確認できていない未確認コンテンツの数、内容及び類型のうちの一つを前記映像ユニットに表示し、前記指定アイコンバッジは、前記未確認コンテンツのうちの1以上のコンテンツの発信者が前記ユーザを指定受信者に指定して発送した未確認指定コンテンツの数、内容または類型を前記映像ユニットに表示し、前記ターミナルは、前記映像ユニットで前記未確認アイコンバッジまたは指定アイコンバッジを前記アプリアイコンの内部及び周囲などの一つに表示することができる。
本明細書の第16の詳細な側面は、映像ユニットを含む一方、1以上のアプリが装着されたデータ処理ターミナルに対するものである。前記ターミナルは、オフ状態の消えた画面、ロック状態のロック画面、解除状態のホーム画面のうちの一つの画面に前記アプリのアプリアイコン、未確認アイコンバッジ、及び指定アイコンバッジを前記映像ユニットに表示するものの、前記アプリアイコンは前記アプリのユーザインタフェースである。これにより、ユーザが前記アプリアイコンにユーザ入力を提供すれば、ターミナルは前記アプリを駆動し、前記未確認アイコンバッジは前記ターミナルのユーザが前記アプリを最後に駆動して終了した後、前記アプリを介して受信することにより、まだ確認できていない未確認コンテンツの数、内容または類型を前記映像ユニットに表示し、前記指定アイコンバッジは前記未確認コンテンツのうち指定信号と共に受信した未確認指定コンテンツの数、内容または類型を前記映像ユニットに表示することができる。また、前記ターミナルは、前記映像ユニットで前記未確認アイコンバッジ及び指定アイコンバッジのうちの1以上を前記アプリアイコンの内部及び周囲などの一つに表示することができる。
前記第15または第16の詳細な側面において、前記内容は、前記コンテンツの発信者の名前、前記発信者のニックネーム、前記発信者のID、前記発信者の職位、前記発信者の所属、前記コンテンツの重要度のうちの1以上であってもよい。前記類型は、テキスト、記号、数字、図形、静的イメージ、動的イメージのうちの1以上であってもよい。前記ターミナルは、前記数を示す数字、前記内容を示す記号、前記内容を示す図形、前記類型を示す記号、前記類型を示す図形のうちの1以上を前記アイコンバッジのうちの1以上と前記映像ユニットに表示することもできる。前記ターミナルは、前記アイコンバッジのうちの1以上のバッジを前記アプリアイコンの周囲及び内部のうちの一つに表示することができる。前記指定アイコンバッジは、前記未確認指定コンテンツの数を示し、前記ターミナルは、前記指定コンテンツの数を前記指定アイコンバッジの周囲及び内部のうちの一つに表示することができる。前記ターミナルは、前記未確認コンテンツの数及び前記指定コンテンツの数のうちの1以上を直接計算することができる。サーバは、発信者が発送する前記指定コンテンツを受信した後に前記指定コンテンツ及び前記指定コンテンツの数を前記ターミナルに発送し、前記ターミナルは、前記指定コンテンツの数を前記サーバから受信した後、これを前記映像ユニットに表示することができる。
本明細書の第17の詳細な側面は、映像ユニットを含み、1以上のアプリが装着されたデータ処理ターミナルに対するものである。特に、前記ターミナルは、前記映像ユニットのオフ状態、ロック状態、解除状態のうちの一つの状態において前記アプリのユーザインタフェースであるアプリアイコンを前記映像ユニットに表示し、前記ターミナルは、ユーザが前記アプリの駆動を最後に完了した後に前記アプリが受信し、前記ユーザがまだ確認できていないコンテンツの数、内容、類型のうちの一つを示す第1の数字を前記アプリアイコンの周辺や内部に表示し、前記ターミナルは、前記コンテンツのうち特定コンテンツの数、内容または類型を示す第2の数字を前記第1の数字とは相違した位置に表示することができる。
本明細書の第18の詳細な側面は、映像ユニットを含むデータ処理ターミナルに装着されたアプリに対するものである。特に、上述のアプリは、前記ターミナルのオフ状態、ロック状態や解除状態において自らのユーザインタフェースであるアプリアイコンを前記映像ユニットに表示し、前記アプリは、ユーザの最後の駆動後に受信することにより、前記ユーザがまだ確認できていないコンテンツの数、内容や類型を示す第1の数字を前記アプリアイコンの周辺及び内部のうちの一つに表示し、前記アプリは、前記コンテンツのうち特定コンテンツの数、内容または類型を示す第2の数字を前記第1の数字と相違した位置に表示することができる。
前記第17または第18の詳細な側面において、前記内容は、前記コンテンツの発信者の名前、前記発信者のニックネーム、前記発信者のID、前記発信者の職位、前記発信者の所属、前記コンテンツの重要度のうちの1以上であってもよい。前記類型は、テキスト、記号、数字、図形、静的イメージ、動的イメージのうちの1以上であってもよい。前記ターミナル(または、アプリ)は、前記第1の数字及び第2の数字のうちの1以上の数字を前記アプリアイコンの周囲や内部に表示することができ、前記ターミナル(または、アプリ)は、前記未確認コンテンツの数または前記指定コンテンツの数を直接計算することができる。サーバは、発信者が発送する前記コンテンツを受信した後に前記コンテンツ、前記第1の数及び前記第2の数を前記ターミナル(または、アプリ)に発送し、前記ターミナル(または、アプリ)は、前記第1の数及び第2の数を受信した後、これを前記映像ユニットに表示することができる。
本明細書の第19の詳細な側面は、映像ユニットを含むデータ処理ターミナルに装着された1以上のアプリが、発信者が発送したがユーザが確認しなかった未確認コンテンツの第1の数及び前記未確認コンテンツのうち発信者が前記ユーザを指定して発送した未確認指定コンテンツの第2の数を表示する方法に対するものである。前記コンテンツの数の表示方法は、発信者が発送した前記未確認コンテンツを受信する受信段階;前記未確認コンテンツを受信する毎に前記第1の数を1ずつ増加させる第1の数計算段階;前記未確認コンテンツと共に指定信号も受信したか否かを確認する指定信号確認段階;前記指定信号を受信する場合に前記第2の数を1ずつ増加させる第2の数計算段階;及び前記ターミナルのオフ画面、ロック画面または解除画面に前記アプリのアプリアイコン、前記第1の数及び前記第2の数を共に表示する表示段階を含んでもよい。
本明細書の第20の詳細な側面は、映像ユニットを含むデータ処理ターミナルに装着されたアプリに対するものとして、発信者が発送し前記アプリが受信したがユーザがまだ確認していない未確認コンテンツを指定コンテンツ及び非指定コンテンツに区分した後、前記未確認コンテンツの数と前記未確認コンテンツに含まれた前記指定コンテンツの数を表示する方法に対するものである。特に、前記方法は、前記発信者が発送した未確認コンテンツを含むデータパケットを受信する受信段階;前記データパケットを受信する毎に前記未確認コンテンツの第1の数を1ずつ増加させる第1の数計算段階;前記データパケットに指定信号も含まれたか否かを確認する指定信号確認段階;前記指定信号が含まれる毎に第2の数を1ずつ増加させる第2の数計算段階;及び前記ターミナルのオフ画面、ロック画面、解除画面のうちの一つの画面に前記アプリのアプリアイコン、前記第1の数及び前記第2の数を前記映像ユニットに表示する表示段階を含んでもよい。
前記第19または第20の詳細な側面において、前記第1の数計算段階と前記第2の数計算段階は、前記ユーザが前記アプリを駆動して終了した後に前記第1の数と前記第2の数を1ずつ増加させる前に、前記アプリは前記第1の数と前記第2の数をそれぞれ「0」に初期化する初期化段階を含んでもよい。前記表示段階は、前記アプリが前記アプリアイコンの周辺及び内部のうちの一つに前記第1の数及び前記第2の数を表示する段階を含んでもよい。または、前記表示段階は、前記アプリが前記第1の数及び前記第2の数の大きさ、形、色、フォント、背景、位置、向きのうちの1以上を互いに相違するように表示することにより、前記ユーザが前記第1の数及び前記第2の数を容易に区別するようにする段階を含んでもよい。前記受信段階は、前記発信者が前記未確認コンテンツ(を含むデータパケット)をサーバに発送する段階;及び前記サーバが前記未確認コンテンツ(を含むデータパケット)を前記ユーザに発送する段階を含んでもよい。
本明細書の第21の詳細な側面は、発信者が特定アプリを用いて発送した第1の多数のコンテンツと第2の多数の指定信号を受信したサーバから前記コンテンツと指定信号を受信できるデータ処理ターミナルとして、映像ユニットを含んで前記アプリが装着された前記ターミナルが前記コンテンツの数に該当する第1の数字と前記指定信号の数に該当する第2の数字を前記映像ユニットに表示する方法に対するものである。前記方法は、前記サーバから前記コンテンツと前記指定信号を受信する受信段階;前記コンテンツを受信する毎に前記第1の数字を1ずつ大きい数字に代替する第1の数字確保段階;前記コンテンツと共に指定信号も受信した時に前記第2の数字を1ずつ大きい数字に代替する第2の数字確保段階;及び前記ターミナルのオフ画面、ロック画面、解除画面のうちの一つの画面に前記アプリのアプリアイコン、前記第1の数字及び前記第2の数字を共に表示する表示段階を含んでもよい。
本明細書の第22の詳細な側面は、発信者が特定アプリを用いて発送した第1の多数のコンテンツと第2の多数の指定信号を受信したサーバから前記コンテンツと指定信号を受信できるデータ処理ターミナルとして、前記ターミナルは、映像ユニットを含んで前記アプリが装着され、前記ターミナルは、前記サーバから受信したがユーザがまだ確認していない未確認コンテンツを指定コンテンツ、非指定コンテンツなどに区分し、前記未確認コンテンツの第1の数及び前記指定コンテンツの第2の数を前記映像ユニットに表示する方法に対するものである。前記方法は、前記ターミナルが前記サーバから前記未確認コンテンツを含むデータパケットを受信する受信段階;前記ターミナルが前記データパケットを受信する毎に前記未確認コンテンツの第1の数を1ずつ増加させる第1の数計算段階;前記ターミナルが前記データパケットが前記指定信号も含むか否かを確認する指定信号確認段階;前記ターミナルが前記指定信号を確認する毎に第2の数を1ずつ増加させる第2の数計算段階;及び前記ターミナルがオフ画面、ロック画面、解除画面のうちの一つの画面に前記アプリのアプリアイコン、前記第1の数及び前記第2の数を前記映像ユニットに表示する段階を含んでもよい。
前記第21または第22の詳細な側面において、前記第1の数計算段階と第2の数計算段階は、前記ユーザが前記アプリを駆動して終了した後に前記第1の数と第2の数を1ずつ増加させる前に、前記アプリは前記第1の数と第2の数をそれぞれ「0」に初期化する初期化段階を含んでもよい。前記表示段階は、前記アプリが前記アプリアイコンの周辺及び内部のうちの一つに前記第1の数及び前記第2の数を表示する段階を含んでもよい。または、前記表示段階は、前記アプリは前記第1の数及び前記第2の数の大きさ、形、色、フォント、背景、位置、向きのうちの1以上を互いに相違するように表示することにより、前記ユーザが前記第1の数及び前記第2の数を容易に区別するようにすることができる。
本明細書の第23の詳細な側面は、発信者が特定アプリを用いて発送した第1の多数のコンテンツと第2の多数の指定信号を受信したサーバから前記コンテンツ、前記コンテンツの数である第1の数、前記指定信号及び前記指定信号の数である第2の数を受信することができ、前記アプリが装着されており、映像ユニットを含むデータ処理ターミナルを用いて前記第1の数と前記第2の数を前記映像ユニットに表示する方法に対するものである。前記方法は、ターミナルがサーバから前記コンテンツ、指定信号、第1の数及び第2の数を受信する受信段階;前記ターミナルのオフ画面、ロック画面、解除画面のうちの一つの画面に前記アプリのアプリアイコンを表示する段階;及び前記ターミナルが前記第1の数及び前記第2の数のうちの1以上を前記アプリアイコンの周辺及び内部のうちの一つに共に表示するものの、前記第1の数が前記第2の数よりも小さくない表示段階を含んでもよい。
本明細書の第24の詳細な側面は、発信者が特定アプリを用いて発送した第3の数の非指定データパケット及び第2の数の指定データパケットを受信できるサーバとして、前記非指定データパケットはコンテンツを含むが指定信号を含まず、前記指定データパケットは前記コンテンツと前記指定信号を含み、データ処理ターミナルは前記サーバと無線通信が可能であり、映像ユニットを含み、前記アプリが装着され、前記ターミナルを用いて前記コンテンツの数を前記映像ユニットに表示する方法に対するものである。特に、前記方法は、前記ターミナルが前記サーバから前記コンテンツ、前記第3の数、前記第2の数を受信する受信段階;前記ターミナルが前記第3の数と第2の多数の合計である第1の数を計算する段階;前記ターミナルのオフ画面、ロック画面、解除画面のうちの一つの画面に前記アプリのアプリアイコンを表示する段階;及び前記ターミナルが前記第1の数及び前記第2の数のうちの1以上を前記アプリアイコンの周辺及び内部のうちの一つに共に表示する表示段階を含んでもよい。
本明細書の第25の詳細な側面は、発信者が特定アプリを用いて発送した第3の数の非指定データパケット及び第2の数の指定データパケットを受信できるサーバとして、前記非指定データパケットはコンテンツを含むが指定信号を含まず、前記指定データパケットは前記コンテンツと前記指定信号を含み、前記アプリは前記第3の数と第2の数の合計である第1の数を計算し、データ処理ターミナルは前記サーバと通信が可能であり、映像ユニットを含み、前記アプリが装着され、前記ターミナルを用いて前記コンテンツの数を前記映像ユニットに表示する方法に対するものである。特に、前記方法は、前記ターミナルが前記サーバから前記コンテンツ、前記第1の数及び前記第2の数を受信する受信段階;前記ターミナルのオフ画面、ロック画面、解除画面のうちの一つの画面に前記アプリのアプリアイコンを表示する段階;及び前記ターミナルが前記第1の数及び前記第2の数のうちの1以上を前記アプリアイコンの周辺及び内部のうちの一つに共に表示する表示段階を含んでもよい。
前記第23〜第25の詳細な側面において、前記表示段階は、前記アプリが前記第1の数の大きさ、形、色、フォント、背景、位置、向きのうちの1以上を前記第2の数の大きさ、形、色、フォント、背景、位置、向きのうちの1以上と互いに相違するように表示することにより、ユーザが前記第1の数及び前記第2の数を容易に区別するようにする段階を含んでもよい。
本明細書の第26の詳細な側面は、映像ユニットを含んで1以上の特定アプリが装着されたデータ処理ターミナルを用いて前記アプリが受信したコンテンツの数を表示する方法に対するものである。特に、前記方法は、前記アプリが前記ターミナルのオフ画面、ロック画面、解除画面のうちの一つの画面に前記アプリのアプリアイコンを表示する段階;前記アプリが前記アプリアイコンの内部または周囲に第1の数を表示する段階;及び前記アプリが前記アプリアイコンの内部や周囲のうちの一つに第2の数を表示する段階を含むものの、前記第1の数は前記第2の数よりも小さくなく、前記アプリは前記第1の数及び前記第2の数の大きさ、形、色、フォント、背景、位置、向きのうちの1以上を互いに相違するように表示することにより、ユーザが前記第1の数及び前記第2の数を容易に区別するようにすることができる。
本明細書の第27の詳細な側面は、映像ユニットを含んで1以上のアプリが装着されたデータ処理ターミナルを用いてユーザが前記アプリの駆動を終了した後に前記アプリが受信した第1のコンテンツの数が第1の数であり、前記第1のコンテンツの一部である第2のコンテンツの数が第2の数である時、前記アプリが前記映像ユニットに前記第1の数及び前記第2の数を表示する方法に対するものである。特に、前記方法は、前記アプリが前記映像ユニットに表示されたオフ画面、ロック画面、解除画面のうちの一つの画面に前記アプリのユーザインタフェースであるアプリアイコンを表示する段階;及び前記アプリが受信した前記第1の数及び第2の数のうちの1以上を前記アプリアイコンの内部及び周囲のうちの一つに表示する段階を含むものの、前記第1の数は前記第2の数よりも小さくなく、前記アプリは前記第1の数及び前記第2の数の大きさ、形、色、フォント、背景、位置、向きのうちの1以上を互いに相違するように表示し、ユーザが前記第1の数及び前記第2の数を容易に区別するようにすることができる。
前記多様な詳細な側面のアプリ、運営体系はもちろん、本明細書の多様な例示的側面のアプリまたは運営体系は、それぞれ多数の命令語の集合と見なすことができる。したがって、前記多様な詳細な側面はもちろん、本明細書の多様な例示的側面のアプリまたは運営体系は、特定の作業を実行する多数の部分からなり、各部分は単一または多数の命令語を含んでもよい。また、特定の部分が多数の命令語を含む場合、前記命令語は、特定アプリや運営体系の特定の位置で連続して列挙されたり、または、前記アプリもしくは運営体系の多数の相違した位置で部分的に列挙されてもよい。
一例として、前記第10の詳細な側面のアプリは、多数の未確認データパケットから多数の未確認コンテンツを抽出する第3の部分、前記未確認コンテンツの第1の数を確保する第4の部分などと同じ多数の部分を含むものと見なすことができる。同様に、前記第14の詳細な側面の運営体系は、特定のアプリに対する第3の多数のコンテンツと前記コンテンツの数を示す第3の数を受信する第6の部分、前記第3の数と第2の数の合計である第1の数を確保する第7の部分などの多数の部分を含むものと見なすことができる。
本明細書の第28の詳細な側面のアプリは、発信者がコンテンツを生成して発送することができるようにし、映像ユニットを含むデータ処理ターミナルに装着され、受信者がターミナルを用いて前記コンテンツを受信するようにすることができる。前記アプリは、受信者がアプリを最終的に駆動した後に受信することにより未確認状態である未確認コンテンツを受信し、未確認コンテンツの第1の数を確保して、未確認コンテンツを非指定コンテンツと指定コンテンツに区分し、前記指定コンテンツの第2の数を確保して、映像ユニットに前記アプリのアプリアイコン、前記第1の数を示す第1の数字及び前記第2の数を示す第2の数字を表示するものの、前記第1の数は第2の数より小さくない。前記アプリは、前記第1の数字及び第2の数字を前記アプリアイコンの外部、内部及び枠のうちの一つに表示し、これにより、受信者は前記第1の数字及び第2の数字のみで前記未確認コンテンツの数と前記指定コンテンツの数を容易に確認することができる。
前記アプリは、前記未確認コンテンツと指定信号を共に受信すれば、前記未確認コンテンツを前記指定コンテンツに区分するが、前記指定信号なしに前記未確認コンテンツのみを受信すれば、前記未確認コンテンツを前記非指定コンテンツに区分することができる。前記アプリは、前記未確認コンテンツを含むデータパケットを受信して、前記データパケットが前記未確認コンテンツ及び指定信号を含めば、前記アプリは前記未確認コンテンツを前記指定コンテンツに区分する。しかし、前記データパケットが前記未確認コンテンツは含むが前記指定信号を含まなければ、前記アプリは前記未確認コンテンツを前記非指定コンテンツに区分することができる。
本明細書の第29の詳細な側面のアプリは、発信者がコンテンツを生成して発送することができるようにし、映像ユニットを含むデータ処理ターミナルに装着されて、受信者が前記ターミナルを用いて前記コンテンツを受信するようにすることができる。前記アプリは、前記ターミナルのオフ画面、ロック画面、ホーム画面のうちの一つの画面に前記アプリのユーザインタフェースであるアプリアイコンを表示し、前記アプリは、受信者が前記アプリを最終的に駆動した後に受信することにより、未確認状態である未確認コンテンツを受信すれば未確認アイコンバッジを前記映像ユニットに表示することができ、前記アプリは、前記未確認コンテンツを受信することにより、前記未確認コンテンツの数である第1の数を計算し、前記第1の数に対する第1の数字を前記未確認アイコンバッジに添付して表示する。前記アプリが前記未確認コンテンツを受信すると共に指定信号を受信した場合、前記アプリは前記未確認コンテンツを指定コンテンツに区分して指定アイコン バッジを前記映像ユニットに表示することができる。前記アプリは、前記指定コンテンツを受信することにより前記指定コンテンツの数である第2の数を計算した後、前記第2の数に対する第2の数字を前記指定アイコンバッジに添付して表示するものの、前記第1の数は第2の数より小さくなく、これにより、受信者は前記第1の数字及び前記第2の数字のみで前記未確認コンテンツの数と前記指定コンテンツの数を容易に確認することができる。
本明細書の第30の詳細な側面のサーバは、特定アプリを介して発信者が生成したコンテンツを受信し、前記コンテンツを受信者のデータ処理ターミナルに前記アプリを介して発送することができる。前記サーバは、受信者が前記アプリを最終的に駆動した後に発信者から受信する前記コンテンツを未確認コンテンツと見なすことができ、前記サーバは、前記未確認コンテンツを受信するたびに前記未確認コンテンツの数である第1の数を計算することができる。発信者から前記未確認コンテンツと共に指定信号を受信すれば、前記サーバは前記コンテンツを指定コンテンツと見なし、多数の前記指定コンテンツを受信するたびに前記指定コンテンツの数である第2の数を計算することができ、前記未確認コンテンツ、前記第1の数及び前記第2の数を前記受信者の前記ターミナルに発送することができる。したがって、前記ターミナルは、前記アプリのアプリアイコンと前記第1の数に該当する第1の数字及び前記第2の数に該当する第2の数字を表示することにより、前記受信者は前記アプリで受信した前記未確認コンテンツの数及び前記指定コンテンツの数を容易に確認することができる。
本明細書の第31の詳細な側面のアプリは、映像ユニットを含んだデータ処理ターミナルに装着され、発信者が発信したコンテンツを受信者が受信できるようにする。特に、前記アプリは、5以上の「コンピュータ命令語部分(以後、「命令語部分」と略称)」を含んでもよい。まず、第1の命令語部分は、受信者が前記アプリの駆動を最も最近終了した後に受信することにより未確認状態である未確認コンテンツを受信することができ、第2の命令語部分は、未確認コンテンツの数である第1の数を確保することができる。第3の命令語部分は、前記未確認コンテンツを非指定コンテンツと指定コンテンツに区分し、前記指定コンテンツの数である第2の数を確保することができる。第4の命令語部分は、前記アプリのアプリアイコン、前記第1の数を示す第1の数字または前記第2の数を示す第2の数字を映像ユニットに表示するものの、前記第1の数は前記第2の数より小さくない。第5の命令語部分は、第1の数字または第2の数字をアプリアイコンの内部、外部または端に表示することができる。これにより、受信者は、前記第1または前記第2の数字のみで未確認コンテンツの数や指定コンテンツの数をそれぞれ容易に確認することができる。
前記第31の詳細な側面において、前記アプリが前記コンテンツと前記指定信号を共に受信すれば、第2の命令語部分は前記コンテンツを指定コンテンツに区分することができる。しかし、前記アプリが指定信号なしにコンテンツのみを受信する場合、第2の命令語部分は前記コンテンツを非指定コンテンツに区分することができる。これとは異なり、前記アプリは未確認コンテンツを含むデータパケットを受信することができる。前記データパケットがコンテンツと指定信号を受信すれば、第2の命令語部分は前記コンテンツを指定コンテンツに区分することができる。しかし、前記データパケットが指定信号なしにコンテンツのみを含む場合、第2の命令語部分は前記コンテンツを非指定コンテンツに区分することができる。第5の命令語部分は、前記第1の数字と前記第2の数字の大きさ、形、色、フォント、位置、背景、向きのうちの1以上を相違するように表示することもできる。第5の命令語部分は、前記アプリアイコン、第1の数字及び第2の数字を同時に、すなわち同じ時間に表示することができる。または、第5の命令語部分は、前記アプリアイコン、第1の数字及び第2の数字の2個以上を同時に、または、順に表示することができる。未確認コンテンツに前記指定コンテンツが含まれなければ、第5の命令語部分は前記第2の数字を「0」で表示することができる。第5の命令語部分は、ターミナルが消えた状態でオフ画面に、ターミナルがロック状態でロック画面に、または、ターミナルが解除状態でホーム画面に、前記アプリアイコン、第1の数字及び第2の数字のうちの一つ以上を表示することができる。第3の命令語部分は、コンテンツの内容に応じてこれを非指定コンテンツまたは指定コンテンツに区分することができる。
本明細書の第32の詳細な側面のアプリは、映像ユニットを含んだデータ処理ターミナルに装着され、発信者が発信したコンテンツを受信者が受信できるようにする。前記アプリは、多数の「コンピュータ命令語部分」、すなわち、「命令語部分」を含んでもよい。第1の命令語部分は、前記アプリのアプリアイコンをオフ画面、ロック画面またはホーム画面に表示することができ、この時、前記アプリアイコンは前記アプリのユーザインタフェースであってもよい。前記アプリが、ユーザが前記アプリの駆動を終了した後に受信し、これにより、現在前記コンテンツが未確認状態であれば、第2の命令語部分は未確認アイコンバッジを映像ユニットに表示することができる。第3の命令語部分は、前記アプリが新しい未確認コンテンツを受信するたびに前記未確認コンテンツの数である第1の数を計算する。第4の命令語部分は、前記第1の数を示す第1の数字を未確認アイコンバッジに添付して表示することができる。前記アプリがコンテンツと指定信号を共に受信すれば、第5の命令語部分は映像ユニットに指定アイコンバッジを表示することができる。前記アプリが新しい指定コンテンツを受信するたびに、第6の命令語部分は指定コンテンツの数である第2の数を計算し、前記第2の数を示す第2の数字を前記指定アイコンバッジに添付して表示することができ、この時、前記第1の数は第2の数より小さくない。したがって、受信者は前記第1の数字または前記第2の数字を見ることにより前記未確認コンテンツの数または指定コンテンツの数をそれぞれ容易に確認することができる。
前記第32の詳細な側面において、第4の命令語部分は、第1の数字を未確認アイコンバッジの内部、外部または端に表示することができる。第6の命令語部分は、前記第2の数字を指定アイコンバッジの内部、外部または端に表示することができる。前記アプリは、前記未確認アイコンバッジと指定アイコンバッジの大きさ、形、色、フォント、位置、背景、向きのうちの1以上を相違するように表示することができる。または、前記アプリは、前記第1の数字と第2の数字の大きさ、形、色、フォント、位置、背景、向きのうちの1以上を相違するように表示することができる。前記アプリは、アプリアイコン、未確認アイコンバッジ及び指定アイコンバッジを同時(すなわち、同一の時間)に表示したり、または、順に表示することができる。前記アプリは、アプリアイコン、第1の数字及び第2の数字を同時に、または、順に表示することができる。
本明細書の第33の詳細な側面のサーバは、発信者が特定アプリを用いて生成したコンテンツを受信することができ、前記アプリを介して前記コンテンツを受信者のデータ処理ターミナルに発送することができる。前記サーバは、多数の「コンピュータ命令語部分」、すなわち、多数の「命令語部分」を含んでもよい。第1の命令語部分は、受信者が前記アプリを最終的に終了した後にサーバが受信したコンテンツを未確認コンテンツと見なすことができる。第2の命令語部分は、サーバが新規の未確認コンテンツを受信するたびに、前記未確認コンテンツの数を示す第1の数を計算する。しかし、サーバが前記コンテンツと指定信号を共に受信すれば、第3の命令語部分は前記コンテンツを指定コンテンツと見なすことができる。サーバが新規の指定コンテンツを受信する場合、第4の命令語部分は、前記指定コンテンツの数を示す第2の数を計算することができる。第5の命令語部分は、指定コンテンツ、第1の数及び第2の数を受信者のターミナルに発送することができる。これにより、前記ターミナルは、アプリアイコン、第1の数を示す第1の数字と第2の数を示す第2の数字を表示することができる。また、受信者は、前記数字から未確認コンテンツの数及び指定コンテンツの数を容易に確認することができる。
前記第33の詳細な側面において、サーバはコンテンツを含むデータパケットを受信することもできる。データパケットがコンテンツ及び指定信号を全て含めば、サーバは前記コンテンツを指定コンテンツと見なすことができる。しかし、データパケットがコンテンツは含むが指定信号は含まない場合、サーバは前記コンテンツを未確認コンテンツと見なすことができる。未確認コンテンツに指定コンテンツが含まれなければ、サーバは前記第2の数を「0」で表示することができる。
本明細書の第34の詳細な側面はアプリシステムに対するものとして、前記アプリ システムは、1以上のサーバ、ハードウェア要素、ソフトウェア要素、アプリを含む。特に、前記アプリシステムは、コンテンツ発信者のターミナルに装着された発信アプリと、前記コンテンツの受信者のターミナルに装着された受信アプリを含んでもよい。前記アプリシステムは、前記サーバを用いて発信者が自らのターミナルを用いて生成した後、前記発信アプリで発送するコンテンツを受信することができ、前記サーバを用いて前記コンテンツを受信者のターミナルの前記受信アプリに発送することができる。
前記アプリシステムのサーバまたは前記受信アプリは、受信者が前記アプリを最終的に駆動した後に受信することにより、受信者がまだ確認できていない状態である未確認コンテンツの数を示す第1の数字を前記アプリのアイコンと共に受信者ターミナルの映像ユニットに表示することができる。また、前記アプリシステムのサーバまたは前記受信アプリは、前記未確認コンテンツのうち発信者が受信者を指定受信者に指定した指定コンテンツの数を示す第2の数字を前記アプリアイコン、第1の数字と共に前記映像ユニットに表示できるものの、前記第1の数字は第2の数字より小さくない。したがって、受信者は前記第1の数字及び前記第2の数字のみで前記未確認コンテンツの数及び前記未確認コンテンツに含まれた前記指定コンテンツの数を容易に確認することができる。
前記第34の詳細な側面において、前記アプリシステムは、上述の多様な詳細な側面はもちろん、本明細書の多様な例示的側面、各側面の多様な実施形態または詳細な形態において例示した多様な構成または方法で、前記未確認コンテンツの数、前記未確認指定コンテンツの数、未確認アイコンバッジまたは指定アイコンバッジを生成したり使用することができる。ただし、この場合、上述のように、前記多様な詳細な側面、例示的側面、実施形態または詳細な形態のサーバ、発信アプリ、受信アプリなどは前記アプリシステムに属したハードウェア要素またはソフトウェア要素に該当する。
(4.その他)
本明細書では、相反した言及がない限り、全ての技術用語や全ての科学用語は、データ処理ターミナル、前記ターミナルを用いて生成、送信、受信または格納できる多様なコンテンツ、前記コンテンツを含む多様なデータパケットまたは未確認指定コンテンツの数や内容を表示できる指定アイコンバッジなどに関連した分野の通常の知識を有する者が通常的に理解する意味と同一の意味を有するものとする。
下では、多様なターミナル、コンテンツ、データパケットまたは指定アイコンバッジの構造、方法、または、作業実行順序について説明する。ただし、前記ターミナル、コンテンツ、データパケットまたは指定アイコンバッジの構造、方法、または、作業実行順序を具現するために、本明細書において例示した多様な側面、実施形態、または、詳細な形態は、これと類似するか、または、均等のターミナル、均等のコンテンツ、均等のデータパケットまたは均等の指定アイコンバッジを使用することができる。
本明細書で引用した学術文献、出願特許、登録特許及び他の参考文献は、全体が本明細書に含まれるものと見なす。もし、前記文献または特許と本明細書の説明が相反すれば、本明細書の定義及び説明が優先するものとする。本明細書で説明した多様なターミナル、コンテンツ、データパケット、指定アイコンバッジなどの構造、方法、作業実行順序などは例示に過ぎず、これは、本明細書の範囲を制限するためでない。
下では、本明細書の多様なデータ処理ターミナル、多様な指定コンテンツ、多様な指定データパケット、多様な指定アイコンバッジに対する適合した構造、方法、作業実行順序を例示する。特に、本明細書は、前記ターミナル、指定コンテンツ、指定データパケット、指定アイコンバッジなどの構造上、または、作業実行上の特徴及びこれらの多様な製作方法及び使用方法を説明する。また、本明細書は、多様なターミナル、指定コンテンツ、指定データパケット、指定アイコンバッジなどに関連した多様なハードウェア要素またはソフトウェア要素はもちろん、前記要素を駆動する多様な方法も説明する。
本明細書は、添付された図面及び説明を参考にするものの、本明細書の例示的側面、前記側面の実施形態、前記実施形態の詳細な形態は、それぞれ相違した形態に該当するだけである。しかし、本明細書のターミナル、指定コンテンツ、指定データパケットまたは指定アイコンバッジなどの構造上または作業実行上の特徴及びこれらの多様な製作方法及び使用方法などは、相違した構成、構造、方法、手続または作業実行順序などで具現されてもよい。したがって、本明細書のターミナル、指定コンテンツ、指定データパケット、指定アイコンバッジなどの構造上または作業実行上の特徴とこれらの多様な製作方法または使用方法は、上述及び下述の例示的側面、実施形態及び詳細な形態に限らない。むしろ、前記例示的側面、実施形態及び詳細な形態は、本明細書を完全かつ徹底するために、そして前記ターミナル、指定コンテンツ、指定データパケット、指定アイコンバッジなどの構造上及び作業実行上の特性及びこれらの多様な製作方法と使用方法と関連した分野の当業者に、前記ターミナル、方法または作業実行順序に対する範囲を完全に知らせるためである。
相反した言及がない以上、本明細書の図面では、説明の便宜のため、データ処理ターミナルの多様なシステム、ユニット、要素、部位などを実際の大きさや比率で表示しないこともある。また、下述の図面において、同一の数字で示すシステム、ユニット、要素、部位、または、これらの作業、ステップ及び作業実行順序は、互いに同一または類似するか、機能的に均等であることを示す。
本明細書の図面は、多様なデータ処理ターミナルの製作及び使用はもちろん、指定コンテンツ、指定データパケット、指定アイコンバッジなどの生成、発送、受信、表示、活用などに対する多様な例示的側面、実施形態及び詳細な形態を説明するためである。前記図面において、「(「と」)」の間に表記した数字、一例として10または60は、図面に例示したシステム、ユニット、要素、部位、画面または作業実行順序を示す。
本明細書のデータ処理ターミナル、指定コンテンツ、指定データパケット及び指定アイコンバッジに対する多様な例示的側面、実施形態及び詳細な形態は互いに相違してもよいが、特別な説明がない限り互いに排他的ではない。すなわち、特定の例示的側面や実施形態において例示したターミナル、指定コンテンツ、指定データパケット及び指定アイコンバッジなどの特性、構造、作業、機能、方法、作業実行順序または特徴などは、[1]互いに相反しない限り、または、[2]本明細書の多様なターミナル、指定コンテンツ、指定データパケット及び指定アイコンバッジの精神や範囲から外れない限り、これとは相違した例示的側面、実施形態または詳細な形態のターミナル、指定コンテンツ、指定データパケットまたは指定アイコンバッジなどにも適用されてもよい。ただし、この場合、本明細書の説明の詳細な文脈に従って、前記ターミナル、指定コンテンツ、指定データパケット及び指定アイコンバッジの特性、構造、作業、機能、方法、作業実行順序、特徴などの一部を修正したり、省略したり、または、ここに相違した部分を付加してもよい。
本明細書の例示的側面または実施形態の各システム、ユニット、要素、部位などの配置または位置も、本明細書の多様なターミナルの精神及び範囲を外れない範囲内で修正されてもよい。したがって、下述の詳細な説明は、多様なターミナル、指定コンテンツ、指定データパケット、指定アイコンバッジなどを用いてユーザが自らに指定された指定コンテンツを容易に識別して確認できるようにするための、かつ、多様な指定コンテンツ、指定データパケット及び指定アイコンバッジを提供するための多様なターミナルに関するものである。したがって、下述の説明は、前記ターミナル、指定コンテンツ、指定データパケット、指定アイコンバッジの範囲を制限するためではない。
本明細書のターミナル、指定コンテンツ、指定データパケット及び指定アイコンバッジなどとこれと関連した方法の範囲は、下述の請求項によってのみ決定され、この場合、前記請求項の均等ターミナル、均等指定コンテンツ、均等指定データパケット及び均等指定アイコンバッジなどはもちろん、均等方法も考慮しなければならない。本明細書の図面において、同一の数字は多様な方向から見た時の同一のまたは類似の要素や機能を示す。
下述では、図面を参考にしてハードウェア的またはソフトウェア的観点から本明細書の多様なデータ処理ターミナル、指定コンテンツ、指定データパケット、指定アイコンバッジなどに対する例示的側面、実施形態及び詳細な形態を詳細に説明する。これを介して関連分野の当業者は、前記ターミナル、指定コンテンツ、指定データパケット及び指定アイコンバッジを容易に理解し、製作し、使用することができ、この製作はもちろん、これを用いて多様な作業及びステップを多様な作業順序に従って遂行できる。
(1.指定アイコンバッジ及び未確認アイコンバッジの表示)
本明細書の一番目の例示的側面は、特定アプリに対する未確認アイコンバッジと指定アイコンバッジとを同時に表示するものである。一例として、ターミナルは、未確認コンテンツに対する未確認アイコンバッジ及び未確認コンテンツのうち指定コンテンツに対する指定アイコンバッジを映像ユニットに共に表示することができる。したがって、ユーザは、未確認アイコンバッジの数字から未確認コンテンツの数を確認すると同時に指定アイコンバッジの数字から未確認コンテンツに含まれた指定コンテンツの数を容易に共に確認することができる。また、ターミナルは、未確認アイコンバッジと指定アイコンバッジを前記アプリを表示するアプリアイコンの周辺または内部に配置することにより、前記バッジがどんなアプリと関連するのか、ユーザが容易に確認するようにすることができる。
ターミナルは、未確認アイコンバッジの数字としては、未確認コンテンツの数を、指定アイコンバッジの数字としては(未確認)指定コンテンツの数を表示することができる。ターミナルは、未確認アイコンバッジの数字と指定アイコンバッジの数字を、[1]同一であるか類似のフォント、大きさ、形、色、背景、または向きなどを有するように表示したり、または、[2]互いに相違したフォント、大きさ、形、色、背景、または向きなどを有するように表示することができる。
ターミナルは、アプリアイコンの周辺や内部の多様な位置に、指定アイコンバッジと未確認アイコンバッジを配置することができる。説明の便宜のため、指定アイコンバッジと未確認アイコンバッジのみを考慮した時、ターミナルは、指定アイコンバッジを未確認アイコンバッジの[1]右側または左側、[2]上部または下部、[3]内部または外部などに配置することができる。ただし、指定アイコンバッジの大きさが未確認アイコンバッジよりも大きい場合、ターミナルは、未確認アイコンバッジを指定アイコンバッジの内部に配置することができる。または、ターミナルは、指定アイコンバッジ及び未確認アイコンバッジをアプリアイコンの内部または端の特定の点または線を基準として線対称や点対称に配置したり、または、対称でないように配置することができる。
ターミナルは、[1]指定アイコンバッジと未確認アイコンバッジの少なくとも一部分が互いに重なるように表示したり、[2]指定アイコンバッジと未確認アイコンバッジの少なくとも一部分が互いに重ならないが互いに接触するように表示したり、または、[3]一定の距離に互いに離れるように表示することができる。また、指定アイコンバッジと未確認アイコンバッジのうちの一つが残りの内部に表示される場合、ターミナルは、[1]前記バッジを互いに同心円または同心図形の形態で表示したり、[2]前記バッジを非同心円、非同心図形などの形態で表示したり、[3]前記バッジの少なくとも一部分が互いに重なるように表示したり、[4]前記バッジの少なくとも一部が互いに重ならないが互いに接触するように表示したり、または、[5]前記バッジが一定の距離に互いに離れるように表示することができる
また、本明細書において、未確認コンテンツは、未確認非指定コンテンツと未確認指定コンテンツを共に含むものとする。したがって、未確認アイコンバッジの数字は常に指定アイコンバッジの数字よりも大きいか、または、同一であってもよい。[図5]〜[図11]は、未確認アイコンバッジ及び指定アイコンバッジの構成及び配置の例示である。
本明細書の一番目の例示的側面の一番目の実施形態のターミナルは、未確認アイコンバッジと指定アイコンバッジを同時に映像ユニットに表示することができる。[図5]〜[図7]は、アプリアイコン周辺に表示された未確認アイコンバッジと指定アイコンバッジの構成と配置の例示である。一例として、ターミナルは、映像ユニットに表示されたアプリアイコンの周囲に未確認アイコンバッジと指定アイコンバッジのうちの一つ以上を表示することができる。一例として、[図5]のように、ターミナルは、アプリアイコン20の右側、左側、上部または下部に未確認アイコンバッジ21と指定アイコンバッジ23を共に表示することができる。または、[図6]のように、ターミナルは、アプリアイコン20を中心に反対となる側にそれぞれ未確認アイコンバッジ21と指定アイコンバッジ23を表示することができる。または、[図7]のように、ターミナルは、未確認アイコンバッジ21及び指定アイコンバッジ23をアプリアイコン20の周囲の反対側ではないが相違する方に表示することができる。
この時、ターミナルは、未確認アイコンバッジと指定アイコンバッジのうちの1以上を、[1]アプリアイコンの端と重なるように表示したり、または、[2]アプリアイコンの外部に、すなわちアプリアイコンから一定の距離をおくように表示することができる。また、ターミナルは、指定アイコンバッジと未確認アイコンバッジが、[1]互いに少なくとも一部分で重なるように表示したり、[2]互いに重ならないが少なくとも一部分が互いに接触するように表示したり、または、[3]互いに距離をおくように表示することができる。
本明細書の一番目の例示的側面の二番目の実施形態のターミナルは、未確認アイコンバッジと指定アイコンバッジのうち、あるバッジはアプリアイコンの周囲に表示する反面、他のバッジはアプリアイコンの内部に表示することができる。[図8]は、未確認アイコンバッジと指定アイコンバッジの構成及び配置の他の例示である。すなわち、[図8]のターミナルは、アプリアイコン20の周辺に未確認アイコンバッジ21を表示するが、指定アイコンバッジ23はアプリアイコン20の内部に表示する。または、ターミナルは、未確認アイコンバッジはアプリアイコンの内部に、指定アイコンバッジはアプリアイコンの周囲に表示することもできる。
ターミナルは、未確認アイコンバッジと指定アイコンバッジのうちの1以上の、[1]全ての部分がアプリアイコンの内部に位置するように表示したり、または、[2]少なくとも一部分を表示することができる。または、指定アイコンバッジと未確認アイコンバッジは、[1]互いに少なくとも一部分が重なるように表示したり、[2]互いに重ならないが少なくとも一部分が互いに接触するように表示したり、または、[3]互いに一定の距離に離隔されるように表示することもできる。
本明細書の一番目の例示的側面の三番目の実施形態のターミナルは、アプリアイコンの内部に未確認アイコンバッジと指定アイコンバッジを共に表示する。[図9]は、未確認アイコンバッジと指定アイコンバッジの構成及び配置の他の例示である。ターミナルは、アプリアイコン20の内部を上下に両分した後、下部には未確認アイコンバッジ21を表示し、上部には指定アイコンバッジ23を表示する。[図9]とは異なり、ターミナルは、未確認アイコンバッジと指定アイコンバッジのうち、[1]あるバッジの大きさをアプリアイコンの大きさの半分以上になるように表示したり、または、[2]二つのバッジの大きさが全てアプリアイコンの大きさの半分以下になるように表示することができる。ターミナルは、指定アイコンバッジ及び未確認アイコンバッジを、[1]互いに少なくとも一部分で重なるように表示したり、[2]互いに重ならないが少なくとも一部分が互いに接触するように表示したり、または、[3]互いに一定の距離をおいて離隔されるように表示することができる。
本明細書の一番目の例示的側面の四番目の実施形態のターミナルは、未確認アイコンバッジと指定アイコンバッジを完全に重なるように、すなわち、あるアイコンバッジを他のアイコンバッジの内部に表示することができる。[図10]は、未確認アイコンバッジ及び指定アイコンバッジの構成及び配置の他の例示として、ターミナルは、未確認アイコンバッジ21の内部に指定アイコンバッジ23を表示し、前記バッジ21,23は、アプリアイコン20の周辺に表示する。また、[図10]のターミナルは、指定アイコンバッジ23の全ての部分が未確認アイコンバッジ21の内部に位置し、未確認アイコンバッジ21と上部で接触するように表示する。したがって、前記バッジ21,23の中心は互いに一致しない。
または、ターミナルは、未確認アイコンバッジ及び指定アイコンバッジを同心円の形態、または、同心図形の形態で表示することにより、二つのバッジの中心が互いに一致するように表示することができる。ターミナルは、未確認アイコンバッジと指定アイコンバッジのうち、[1]少なくともバッジの全ての部分をアプリアイコンの内部に表示したり、[2]少なくともバッジの少なくとも一部分をアプリアイコンの外部に表示したり、または、[3]二つのバッジの全ての部分をアプリアイコンの外部に表示することができる。また、ターミナルは、[1]指定アイコンバッジと未確認アイコンバッジの境界線の少なくとも一部分が互いに重なるように表示したり、[2]二つのバッジが互いに重ならないが少なくとも一部分が互いに接触するように配置したり、または、[3]二つのバッジが互いに距離をおいて離隔されるように表示することができる。
本明細書の一番目の例示的側面の五番目の実施形態のターミナルは、未確認アイコンバッジや指定アイコンバッジをアプリアイコンと一定の距離に離隔して表示する。[図11]は、未確認アイコンバッジと指定アイコンバッジの構成及び配置の他の例示として、ターミナルは、未確認アイコンバッジ21はアプリアイコン20の周辺に表示するが、指定アイコンバッジ23は一定の距離離隔して表示する場合である。この時、ターミナルは、指定アイコンバッジ23を映像ユニットの上部、下部、右側または左側などの特定の位置に表示することができ、ターミナルに多数のアプリが装着された場合、ターミナルは多数のアプリに対する指定アイコンバッジを全て集めて映像ユニットの特定の位置に表示することができる。したがって、ユーザは、映像ユニットの特定の位置に集めて表示された多数の指定アイコンバッジを確認することにより、どんなアプリに未確認指定コンテンツが受信されているのか、容易に確認することができる。
ターミナルは、指定アイコンバッジはアプリアイコン周辺や内部に表示する反面、[1]多数の(または、全ての)アプリの未確認アイコンバッジのみを別に集めて表示したり、または、[2]多数の(または、全ての)アプリの未指定アイコンバッジのみを別に集めて表示することができる。または、ターミナルは、多数のアプリの未確認アイコンバッジを集めて映像ユニットの特定の部分に表示する一方、前記アプリに対する指定アイコンバッジを集めて映像ユニットの他の部分に表示することもできる。
本明細書の一番目の例示的側面の多様なターミナル、指定コンテンツまたは指定アイコンバッジは、多様な構成または方法で変形または改良されてもよい。下述は、前記変形または改良に対する詳細な形態として、前記変形または改良は、[1]本一番目の例示的側面の上述の実施形態や詳細な形態の変形または改良に適用されたり、または、[2]本明細書の上述や下述の相違した例示的側面、前記相違した側面の実施形態や詳細な形態の変形や改良にも適用されてもよい。
本明細書の一番目の例示的側面の変形または改良の一番目の詳細な形態は、未確認アイコンバッジの代わりに非指定アイコンバッジの使用に関するものである。すなわち、ターミナルは、未確認コンテンツに含まれた指定コンテンツの数または内容を示す指定アイコンバッジと未確認アイコンバッジを映像ユニットに共に表示する代わりに、未確認コンテンツに含まれた非指定コンテンツの数や内容を示す非指定アイコンバッジ及び指定アイコンバッジを映像ユニットに共に表示することができる。この時、指定アイコンバッジの数字と非指定アイコンバッジの数字の合計が未確認アイコンバッジの数字と同一であることがある。
本明細書の一番目の例示的側面の変形または改良の二番目の詳細な形態は、指定アイコンバッジで未確認指定コンテンツの数と共に、または、未確認指定コンテンツの数の代わりに、未確認指定コンテンツの内容や類型を表示するものである。一般的に、コンテンツの内容とは、前記コンテンツの発信者の情報(一例として、名前、ニックネーム、IDなど)、前記発信者のその他の情報(一例として、職位、所属、性別、年齢、国籍、身体特徴、個人情報など)、前記コンテンツのその他の情報(一例として、前記コンテンツの大きさ、作成日、発送日、格納位置など)、発信者または受信者の立場における前記コンテンツの重要度(一例として、非常に重要、重要、多少重要、重要ではない、または、スパム)などがある。一般的に、コンテンツの類型とは、前記コンテンツの書式と関連した情報として、一例として、データ、ファイルまたはフォルダ形態のテキスト、記号、数字、図形、静的イメージ、動的イメージ(一例として、動画、ビデオクリップなど)、音などがある。
本明細書の一番目の例示的側面の変形または改良の三番目の詳細な形態は、未確認アイコンバッジと指定アイコンバッジの表示に関するものである。一例として、ターミナルは、[1]未確認アイコンバッジと指定アイコンバッジを時間的に同時に表示したり、[2]未確認アイコンバッジと指定アイコンバッジを時間的に順番に表示したり、または、[3]未確認アイコンバッジと指定アイコンバッジを順番に表示するものの、相互間に時間的空白(temporal gap)、または、時間的重複(temporal overlap)があるように表示することができる。
または、ターミナルは、未確認アイコンバッジと指定アイコンバッジを互いに異なる期間の間表示することができる。一例として、ユーザが指定コンテンツの数を重視する時、ターミナルは、[1]指定アイコンバッジは続けて表示するが、未確認アイコンバッジは点滅するように表示したり、[2]指定アイコンバッジと未確認アイコンバッジとを全て点滅するように表示するが、指定アイコンバッジが点滅する速度をさらに早く(または、遅く)表示したり、または、[3]未確認アイコンバッジは続けて表示するが、指定アイコンバッジをユーザの目につくように点滅するように表示することができる。
本明細書の一番目の例示的側面の変形または改良の四番目の詳細な形態は、一番目の例示的側面の一番目〜四番目の実施形態及び前記側面の変形または改良の多様な詳細な形態の組み合わせに関するものである。一例として、ターミナルは、指定アイコンバッジを用いて未確認指定コンテンツの数を示すが、ユーザが追加のユーザ入力を加えれば未確認指定コンテンツと関連した内容を表示することができる。
本明細書の二番目の例示的側面は、未確認コンテンツが指定コンテンツを含まない場合にも、未確認アイコンバッジと指定アイコンバッジを同時に表示するものである。一例として、ターミナルは、未確認コンテンツに未確認指定コンテンツが含まれなくても、未確認コンテンツに対する未確認アイコンバッジと指定コンテンツに対する指定アイコンバッジを共に表示することができる。すなわち、ターミナルは、ユーザに未確認コンテンツに含まれた指定コンテンツがないということを多様な構成と方法で容易に知らせることができる。
一例として、ターミナルは、未確認アイコンバッジの数字としては、未確認コンテンツの数を表示するが、指定アイコンバッジの数字は指定コンテンツの数が「0」であることを多様な方法で表示する。したがって、ターミナルは、未確認アイコンバッジの数字と指定アイコンバッジの数字を、[1]同一または類似のフォント、大きさ、厚さ、形、色、背景、または向きを有するように表示したり、または、[2]相違したフォント、大きさ、厚さ、形、色、背景、または向きを有するように表示することができる。
また、上述の一番目の側面のように、ターミナルは、指定アイコンバッジを未確認アイコンバッジの、[1]右側または左側、[2]上部または下部、[3]内部または外部、または、[4]線対称、点対称、または、非対称の配列に従って表示することができる。この時、ターミナルは、指定アイコンバッジと未確認アイコンバッジを、[1]互いに少なくとも一部分で重なるように表示したり、[2]互いに重ならないが少なくとも一部分が互いに接触するように表示したり、または、[3]互いに一定の距離をおいて離隔されるように表示することができる。
これにより、ユーザは、特定アプリの未確認コンテンツに含まれた未確認指定コンテンツがないことを容易に把握することができる。したがって、ユーザは、前記アプリを駆動せずに未確認コンテンツを確認しないこともあり、これとは異なり、前記アプリを駆動して未確認非指定コンテンツを確認することができる。[図12]〜[図19]は、未確認コンテンツのうち指定コンテンツが含まれない場合の未確認アイコンバッジと指定アイコンバッジの構成及び配置の例示である。
本明細書の二番目の例示的側面の一番目の実施形態のターミナルは、未確認コンテンツに含まれた未確認指定コンテンツがない場合、指定アイコンバッジの数字を「0」で表示し、前記数字を未確認コンテンツに対する未確認アイコンバッジと共に表示することができる。[図12]〜[図14]は、未確認コンテンツのうち指定コンテンツが含まれない場合、未確認アイコンバッジと指定アイコンバッジの構成及び配置の例示として、ターミナルは、一番目の例示的側面の多様な実施形態や詳細な形態(すなわち、[図5]〜[図11]を含む)において例示した多様な指定アイコンバッジに数字「0」を表示することにより、ユーザに未確認指定コンテンツがないことを視覚的に表示することができる。一例として、[図12]は[図5]の指定アイコンバッジに数字「0」を、[図13]は[図9]の指定アイコンバッジに数字「0」を、そして[図14]は[図10]の指定アイコンバッジに数字「0」を表示した場合である。
ターミナルは、数字「0」を多様な方法で表示することができる。一例として、ターミナルは、未確認コンテンツに含まれた(未確認)指定コンテンツの数が「0」であることを強調するために、[1]未確認アイコンバッジまたは前記バッジの数字に比べて「0」をより大きく、さらに明るく、または、さらに濃い構成で表示したり、[2]数字「0」を(特定の軸を中心に)回転させたり、(上下または左右に)揺らしたり、または、その他の方法で動かしたり、[3]数字「0」の大きさを変化させたり、[4]数字「0」の形を変化させたり、[5]数字「0」の色、明るさ、または、透明度を変化させたり、または、[6]数字「0」の特定の部分、枠、または、背景を本段落の[1]〜[3]の方法で操作することもできる。または、未確認コンテンツに指定コンテンツが含まれないので、ユーザが急に確認しなければならないコンテンツがないことを強調するために、ターミナルは、未確認アイコンバッジまたは前記バッジの数字に比べて数字「0」をさらに小さく、さらに暗く、さらに淡く、または、その他の方法で強調しない構成で表示することもできる。
本明細書の二番目の例示的側面の二番目の実施形態のターミナルは、未確認コンテンツに含まれた未確認指定コンテンツがない場合、指定アイコンバッジは表示するが、前記バッジに数字を表示しないまま、未確認コンテンツに対する未確認アイコンバッジと共に表示することができる。このため、ターミナルは、前記一番目の例示的側面の多様な実施形態や詳細な形態(すなわち、[図5]〜[図11]を含む)で例示した多様な指定アイコンバッジを表示するものの、指定アイコンバッジの形態は表示するが、その内部または周辺に何らの数字も表示しないことがある。[図15]は[図5]の前記実施形態による指定アイコンバッジの構成及び方法であり、[図15]のターミナルは、アプリアイコン20の右下部に未確認アイコンバッジ21を、右上部には指定アイコンバッジ23を表示するものの、指定アイコンバッジ23の内部または周辺に「0」、または、何らの数字も表示しない場合である。
ターミナルは、相違した構成や配置を用いて未確認コンテンツが未確認指定コンテンツを含まないことを相違するように強調することもできる。一例として、ターミナルは、指定コンテンツの数を示す数字が表示されない指定アイコンバッジを表示するものの、前記指定アイコンバッジを1以上の指定コンテンツを含む場合の指定アイコンバッジと相違するように表示することができる。[図16]と[図17]は、未確認コンテンツに指定コンテンツが含まれない場合の未確認アイコンバッジと指定アイコンバッジの構成及び配置の他の例示である。
一例として、[図16]は、未確認コンテンツに指定コンテンツが含まれないことを強調する指定アイコンバッジの例示である。一例として、ターミナルは、指定アイコンバッジ23をアプリアイコン20の右上部に表示するものの、指定アイコンバッジ23は何らの数字も表示せず、枠が点線で強調されて表示されてもよい。[図17]もやはり未確認コンテンツに指定コンテンツが含まれないことを強調する指定アイコンバッジの例示として、ターミナルは、未確認アイコンバッジ21はアプリアイコン20の内部の下部に表示し、指定アイコンバッジ23はアプリアイコン20の内部の上部に表示するものの、指定アイコンバッジ23は何らの数字も表示せず、枠を点線で強調して表示することができる。
本明細書の二番目の例示的側面の三番目の実施形態のターミナルは、未確認コンテンツに含まれた未確認指定コンテンツがない場合、指定アイコンバッジを省略したり、前記バッジに数字を表示しない状態で、未確認コンテンツに対する未確認アイコンバッジと共に表示することができる。[図18]と[図19]は、未確認コンテンツのうち指定コンテンツが含まれない場合の未確認アイコンバッジ、指定アイコンバッジの構成及び配置の他の例示である。一例として、ターミナルは、一番目の例示的側面の多様な実施形態や詳細な形態(すなわち、[図5]〜[図11]を含む)により未確認アイコンバッジを表示するが、[図18]のターミナルは、[図5]〜[図8]の構成とは異なり、指定アイコンバッジを省略したり、[図19]のターミナルは[図10]の構成とは異なり、指定アイコンバッジを省略することができる。
上述の二番目の例示的側面の三番目の実施形態のターミナルは、上述の例示を変形または改良して(未確認)指定コンテンツを表示することができる。一例として、ターミナルは、未確認アイコンバッジは表示するが、指定アイコンバッジは淡く、または、弱く表示することにより、未確認コンテンツが指定コンテンツを含んでいないことをユーザに知らせることができる。しかし、前記指定アイコンバッジを強く表示するほど、すなわちユーザが容易に認知することになるほど、前記構成は、前記二番目の例示的側面の二番目の実施形態と類似するようになることもある。または、ターミナルは、指定アイコンバッジの表示を省略したことをユーザに知らせるために、表示された未確認アイコンバッジの構成や配置を変形することができる。しかし、このような変形が強くなるほど、すなわちユーザがこれを容易に認知するほど、前記構成は、前記二番目の例示的側面の下述の三番目の実施形態と類似するようになることがある。
本明細書の二番目の例示的側面の多様なターミナル、指定コンテンツまたは指定アイコンバッジは、多様な構成または方法で変形または改良されてもよい。下述は、前記変形または改良に対する詳細な形態として、前記変形または改良は、[1]本二番目の例示的側面の上述の実施形態や詳細な形態の変形または改良に適用されたり、または、[2]本明細書の上述や下述の相違した例示的側面、前記相違した側面の実施形態や詳細な形態の変形や改良にも適用されてもよい。
本明細書の二番目の例示的側面の変形または改良の一番目の詳細な形態は、未確認コンテンツに指定コンテンツが含まれないことを強調できる構成及び方法に関するものである。一例として、ターミナルは、[1]未確認アイコンバッジの枠に比べて指定アイコンのバッジの枠をさらに厚く、さらに明るく、さらに濃く、または、その他の強調する構成で表示したり、[2]未確認コンテンツに指定コンテンツが含まれていなかったので、ユーザが急いで確認しなければならないコンテンツがないことを強調するために、指定アイコンバッジの端をさらに薄く、さらにぼんやりと、さらに淡く、または、その他の強調しない構成で表示したり、または、[3]その他の構成または方法などを用いて指定コンテンツを含まない指定アイコンバッジを指定コンテンツを含む指定アイコンバッジとは相違するように表示することができる。
本明細書の二番目の例示的側面の変形または改良の二番目の詳細な形態は、ユーザが未確認コンテンツに指定コンテンツが含まれないアプリを確認する構成及び方法に関するものである。一例として、ターミナルの映像ユニットが消えている状態(すなわち、「オフ状態」)、または、ターミナルが映像ユニットにロック画面(すなわち、「オン状態」であるが、ユーザ認証前の映像ユニットに表示する画面)を表示する時、ターミナルは、[1]1以上の未確認コンテンツを含むアプリに対するアプリアイコンを全て表示したり、または、[2]1以上の未確認指定コンテンツを含むアプリに対するアプリアイコンを表示することができる。ただし、ターミナルは、未確認コンテンツを含むが未確認指定コンテンツを含まないアプリに対するアプリアイコンは映像ユニットに表示しなくてもよい。
本明細書の三番目の例示的側面は、単一のアイコンバッジで未確認コンテンツに対する未確認アイコンバッジと指定コンテンツに対する指定アイコンバッジを全て表示する構成及び方法に対するものである。特に、未確認コンテンツが指定コンテンツを含む場合と含まない場合の単一のアイコンバッジとを相違するように表示することにより、単一のアイコンバッジで特定のアイコンが指定コンテンツを含む場合、含まない場合を全て表示できる構成及び方法に対するものである。言い換えれば、ターミナルは、指定アイコンバッジを別に表示しないまま未確認アイコンバッジのみを表示するものの、未確認コンテンツに指定コンテンツが含まれた場合と含まれない場合のそれぞれの未確認アイコンバッジを相違するように表示することにより、単一の未確認アイコンバッジを未確認アイコンバッジ及び指定アイコンバッジとして使用することができる。
一例として、ターミナルは、上述の一番目の例示的側面の多様な実施形態及び詳細な形態(すなわち、[図5]〜[図11]を含む)において例示したことがある多様な未確認アイコンバッジは表示するものの、[図5]〜[図11]の指定アイコンバッジは表示しないが、前記未確認アイコンバッジのみを用いて未確認アイコンバッジ及び指定アイコンバッジを表示することができる。したがって、ユーザは、未確認コンテンツに指定コンテンツが含まれているか否かを視覚的に容易に確認することができる。説明の便宜のため、本三番目の例示的側面に限って、指定コンテンツを含まない未確認コンテンツに対するアイコンバッジは「未確認アイコンバッジ」と指称するが、指定コンテンツを含む未確認コンテンツに対する未確認アイコンバッジは「指定アイコンバッジ」と指称することにする。
したがって、未確認コンテンツが指定コンテンツを含まなければ、本例示的側面のターミナルは、未確認アイコンバッジを[図5]〜[図19]の未確認アイコンバッジと同様に表示する。しかし、未確認コンテンツが指定コンテンツを含む場合、ターミナルは未確認アイコンバッジを変形することにより前記未確認アイコンバッジを指定アイコンバッジとして使用することができる。一例として、未確認コンテンツが指定コンテンツを含めば、ターミナルは、[1]未確認アイコンバッジのフォント、大きさ、厚さ、形、色、または背景などを変形することにより、前記バッジを指定アイコンバッジとして表示したり、または、[2]未確認アイコンバッジの位置、向きなどを変形することにより、前記バッジを指定アイコンバッジとして表示することができる。
特に、未確認コンテンツが指定コンテンツを含めば、ターミナルは、[1]未確認アイコンバッジを映像ユニットの右側や左側、または、上部や下部などに移動することによって前記バッジを指定アイコンバッジで表示したり、または、[2]未確認アイコンバッジを線対称、点対称、非対称などに移動することにより、前記バッジを指定アイコンバッジとして表示することができる。未確認コンテンツが指定コンテンツを含む場合、ターミナルは未確認アイコンバッジや前記バッジの数字を強調することにより、前記バッジを指定アイコンバッジとして表示することもできる。一例として、ターミナルは、[1]未確認アイコンバッジまたは前記バッジの数字を(特定の軸を中心に)回転させたり、(上下または左右に)揺らしたり、または、その他の方法を介して動かしたり、[2]未確認アイコンバッジまたは前記バッジの数字の大きさまたは形を変化させたり、または、[3]未確認アイコンバッジまたは前記バッジの数字の色、明るさの透明度を変化させることにより、前記バッジを指定アイコンバッジとして表示することもできる。
[図20]〜[図23]は、未確認アイコンバッジの多様な特性を変化させたり、前記バッジが表示される位置を変化させることにより、変化した未確認アイコンバッジを指定アイコンバッジとして使用する場合の構成及び配置の例示である。
本明細書の三番目の例示的側面の一番目の実施形態の場合、ターミナルは、未確認コンテンツが指定コンテンツを含まない場合と1以上の指定コンテンツを含む場合、単一のアイコンバッジの大きさを相違するように操作することにより、単一のアイコンバッジを未確認アイコンバッジはもちろん、指定アイコンバッジとして表示することができる。[図20]は、アイコンバッジの大きさを操作して未確認アイコンバッジ及び指定アイコンバッジを使用する構成及び配列に対する例示である。すなわち、未確認コンテンツが指定コンテンツを含まない場合、ターミナルは、[図20]のパネル(ア)のようにアイコンバッジを小さく表示することにより、前記バッジが指定コンテンツを含まない未確認コンテンツ(または、未確認コンテンツの数)に対する未確認アイコンバッジ21であることを表示することができる。しかし、未確認コンテンツが1以上の指定コンテンツを含む場合、ターミナルは、アイコンバッジをパネル(ア)のアイコンバッジよりも大きく表示することにより、前記アイコンバッジが指定コンテンツを含む未確認コンテンツまたは指定コンテンツの数などに対する指定アイコンバッジ23であることを表示することができる。
または、ターミナルは、[図20]のパネル(ア)のように指定アイコンバッジ23を未確認アイコンバッジ21よりも大きく表示したり、または、[2]アイコンバッジの大きさは同一に表示するものの、指定アイコンバッジ23の数字を未確認アイコンバッジ21の数字よりも大きく表示することができる。または、ターミナルは、アイコンバッジまたは前記バッジの数字の大きさに関係なく、[1]前記バッジ21,23の色、透明度、形、または、背景、[2]前記バッジ21,23の枠の色、透明度、形、または、厚さ、または、[3]前記バッジ21,23の数字のフォント、厚さ、色、透明度、または、形などを操作することにより、同一のまたは類似のアイコンバッジを場合によって未確認アイコンバッジ21及び指定アイコンバッジ23として使用することができる。
ターミナルが単一のアイコンバッジの特徴を操作してこれを未確認アイコンバッジまたは指定アイコンバッジとして使用する場合、これに馴染んでいないユーザは前記バッジがどんなバッジを示すのか混同するかもしれない。このような混同を防止するために、ターミナルは、アイコンバッジに「基準表示」を付加して表示することもできる。一例として、ターミナルがアイコンバッジを指定(または、未確認)アイコンバッジとして使用する時、ターミナルは前記アイコンバッジが未確認(または、指定)アイコンバッジとして使用される場合の大きさや位置をユーザに表示することができる。一例として、[図20]のターミナルは、単一のアイコンを指定アイコンバッジ23として表示するが、前記バッジ23の内部に未確認アイコンバッジ21の大きさに対する基準表示23Nなどを共に表示する。したがって、ターミナルは、映像ユニットに単一のアイコンバッジのみを表示するが、ユーザは、前記バッジの大きさまたは位置などを比較することにより、前記バッジが未確認アイコンバッジとして表示されたのか、そうでなければ指定アイコンバッジとして表示されたのかを容易に比較することができる。
本明細書の三番目の例示的側面の二番目の実施形態のターミナルは、未確認コンテンツが指定コンテンツを含まない場合と1以上の指定コンテンツを含む場合、単一のアイコンバッジの多様な特性、特に前記バッジの外側または枠の部分の大きさを相違するように操作することにより、単一のアイコンバッジを未確認アイコンバッジ及び指定アイコンバッジとして表示することができる。[図21]は、単一のアイコンバッジの枠の特性を操作することにより、前記単一のアイコンバッジを未確認アイコンバッジや指定アイコンバッジとして相違するように表示する構成と方法に対する例示である。一例として、未確認コンテンツが指定コンテンツを含まない場合、ターミナルは、[図21]のパネル(ア)のように単一のアイコンバッジのみを表示することにより、前記バッジが指定コンテンツを含まない未確認コンテンツ(または、未確認コンテンツの数)を表示する未確認アイコンバッジ21であることを表示する。しかし、未確認コンテンツが1以上の指定コンテンツを含む場合、ターミナルは、パネル(ア)の単一のアイコンバッジに枠を加えて表示することにより、前記バッジが指定コンテンツを含む未確認コンテンツまたは指定コンテンツの数などに対する指定アイコンバッジ23であることを表示することができる。
このような観点から見た時、[図21]のパネル(ア)の単一のアイコンバッジは、円形の未確認アイコンバッジ23である反面、パネル(イ)の単一のアイコンバッジは、単一のアイコンバッジにリング状の枠を端または外部に付加した指定アイコンバッジ23と見なすことができる。または、[図21]のパネル(イ)の枠は、それ自体を指定アイコンバッジ23と見なすことができ、この時、単一のアイコンバッジは未確認アイコンバッジ21と見なすことができる。この場合、前記枠は、未確認アイコンバッジ21の端に接触するように表示したり、または、前記端と一定の間隔で離隔されるように表示することができる。
本明細書の三番目の例示的側面の三番目の実施形態のターミナルは、単一のアイコンバッジのみを表示するものの、未確認コンテンツが指定コンテンツを含まない場合のアイコンバッジと1以上の指定コンテンツを含む場合のアイコンバッジとが映像ユニットに表示される位置を相違するように操作することにより、単一のアイコンバッジを未確認アイコンバッジ及び指定アイコンバッジとして使用することができる。[図22]は、ターミナルが単一のアイコンバッジが映像ユニットに表示される位置を操作し、前記バッジで未確認アイコンバッジ及び指定アイコンバッジとして共用する構成と方法に対する例示である。一例として、未確認コンテンツが指定コンテンツを含まなければ、ターミナルは、パネル(ア)のように前記単一のバッジをアプリアイコン20の右下部に表示することにより、前記バッジを未確認アイコンバッジ21として表示することができる。しかし、未確認コンテンツが指定コンテンツを含めば、ターミナルは、パネル(イ)のように前記バッジを相違する位置に表示することにより、前記バッジを指定アイコンバッジ23として共用することができる。
ターミナルは、単一のバッジを未確認アイコンバッジ21または指定アイコンバッジ23として表示する時、未確認コンテンツに未確認指定コンテンツが含まれているか否かに基づいて指定アイコンバッジ23と未確認アイコンバッジ21とが相違した特性を有するように表示することができる。一例として、本明細書の三番目の例示的側面の四番目の実施形態のターミナルは、映像ユニットに未確認アイコンバッジ及び指定アイコンバッジを表示する代わりに、前記アイコンバッジに付加される数字のみを表示することもできる。一例として、ターミナルは、映像ユニットに未確認コンテンツの数または指定コンテンツの数を示す単一の数字のみを表示することにより、未確認アイコンバッジ及び指定アイコンバッジを代替する場合である。一例として、[図23]は、ターミナルが単一のアイコンバッジの数字を相違した大きさで映像ユニットに表示することにより、単一のバッジを未確認アイコンバッジまたは指定アイコンバッジとして共用する構成と方法に対する例示である。すなわち、未確認コンテンツに指定コンテンツが含まれない場合、ターミナルは、[図23]のパネル(ア)のように単一の数字21をアプリアイコン20の内部の下部に表示することにより、前記数字を未確認アイコンバッジ21として活用することもできる。しかし、未確認コンテンツに指定コンテンツが含まれる場合、ターミナルは、[図23]のパネル(ア)のように単一の数字21の1以上の特性を操作することにより(一例として、単一の数字をより大きく表示したり、または、単一の数字をアプリアイコン20の内部中央に表示することにより)、前記数字を未確認指定アイコンバッジ23として活用することができる。
ターミナルは、指定アイコンバッジに該当する数字23を、[1]未確認アイコンバッジに該当する数字21とは相違した形、色、背景などを有するように表示したり、または、[2]未確認アイコンバッジに該当する数字21と相違した位置または相違した向きを有するように表示することもできる。ターミナルは、未確認アイコンバッジ21(または、前記バッジに付加された数字)の位置及び指定アイコンバッジ23(または、前記バッジに付加された数字)の位置の間の多様な差(一例として、距離上の差や角度上の差)が未確認コンテンツに含まれた指定コンテンツの数に比例するように表示することができる。または、ターミナルは、指定アイコンバッジ23を表示する時、アプリアイコン20の周囲または内部に未確認アイコンバッジ21の本来の位置または大きさなどの多様な特性を示す基準表示23Nを共に表示することもできる。
また、ターミナルは、指定アイコンバッジを示す数字23と未確認アイコンバッジを示す数字21との差を強調するために、[1]ある数字を他の数字とは異なるフォント、大きさ、厚さ、色、透明度、または形を有するように表示したり、または、[2]ある数字を他の数字と異なる位置に表示することができる。
本明細書の三番目の例示的側面の多様なターミナル、指定コンテンツまたは指定アイコンバッジは、多様な構成または方法で変形または改良することができる。下述は、前記変形または改良に対する詳細な形態として、前記変形または改良は、[1]本三番目の例示的側面の上述の実施形態や詳細な形態の変形または改良に適用されたり、または、[2]本明細書の上述や下述の相違した例示的側面、前記相違した側面の実施形態や詳細な形態の変形や改良にも適用されてもよい。
本明細書の三番目の例示的側面の変形または改良の一番目の詳細な形態は、ユーザが指定アイコンバッジを表示する数字を容易に確認するように指定(または、未確認)アイコンバッジに該当する数字を強調する構成及び方法に関するものである。一例として、未確認コンテンツが指定コンテンツを含まない場合、ターミナルは、[1]前記数字を特定の軸を中心に回転させたり、上下または左右にで揺らしたり、または、その他の方法で動かしたり、[2]前記数字の大きさを変化させたり、形を変化させたり、[3]前記数字の大きさ、色、厚さ、または明るさなどを変化させたり、[4]前記数字の透明度を変化させたり、または、[5]前記数字の全体、特定の部分、または、枠もしくは背景を本段落の[1]〜[4]の方法で操作することができる。ターミナルは、上述の基準表示23Nを共に表示することにより、ユーザが前記数字と基準表示23Nとを比較するようにすることもできる。
本明細書の三番目の例示的側面の変形や改良の二番目の詳細な形態は、アプリアイコンの特性を変化させることにより、単一の数字が指定アイコンバッジの特性(すなわち、指定コンテンツの数または内容)を表示するのか、そうでなければ、未確認コンテンツの特性を表示するのかを、ユーザが容易に認知するようにする構成及び方法に関するものである。一例として、ターミナルは、アプリアイコンの内部や周囲に単一の数字のみを表示するものの、[1]アプリアイコンの大きさ、形、色などを操作することにより、前記数字がどんなアイコンバッジを表示するのか、または、[2]前記アプリアイコンの内部や周辺に文字や記号を共に表示することにより、ユーザが前記文字や記号に基づいて前記数字がどんなアイコンバッジを表示するのか、容易に確認するようにすることができる。
本明細書の三番目の例示的側面の変形や改良の三番目の詳細な形態は、多数の数字、文字、記号などを用いて指定アイコンバッジ及び未確認アイコンバッジの特性を表示する構成及び方法に関するものである。一例として、ターミナルは、三番目の例示的側面の実施形態、詳細な形態などのように、「23/127」または「23:127」などの数字を表示することにより、特定アプリまたは前記アプリの特定グループに合計127個の未確認コンテンツがあり、このうち23個は(未確認)指定コンテンツであることを表示することができる。
上述の「1.指定アイコンバッジ及び未確認アイコンバッジの表示」で例示した一番目、二番目及び三番目の例示的側面、前記側面の各実施形態または詳細な形態は、互いに互換されてもよい。言い換えれば、特定の側面、特定の実施形態または特定の詳細な形態は互いに相反しない限り、[1]相違した側面、相違した実施形態、または、相違した詳細な形態の相応する特性に適用されたり、[2]前記相応する特性に含まれたり、[3]前記相応する特性を代替したり、[4]前記相応する特性により代替されたり、または、[5]前記相応する特性と混合されてもよい。
(2.ユーザ観点における指定コンテンツの生成)
本明細書の多様なデータ処理ターミナルは、多様な形態で多様なコンテンツを発送し受信することができる。すなわち、ユーザが特定コンテンツを生成し、ターミナルが前記コンテンツ及び「指定信号」を特定データパケットに含めることにより「指定データパケット」を生成する場合、本明細書では、ターミナルが前記コンテンツを「指定コンテンツ」として「生成した」または「変換させた」と表現することにする。しかし、ターミナルが前記コンテンツは含むものの、「指定信号」を含まない非指定データパケットを生成する場合、本明細書では、ターミナルが前記コンテンツを「非指定コンテンツ」として「生成した」または「変換させた」と表現することにする。
本明細書において、ユーザまたはターミナルは、多様な方法で「指定信号」を生成することができる。一例として、特定アプリを駆動し、前記アプリの特定グループに属したユーザは、コンテンツを生成する前、生成の途中、または、生成した後、前記グループのメンバーのうちの1以上のメンバーを指定受信者に指定することができる。一例として、ユーザは、[1]多数のメンバーがコンテンツを交換するコンテンツウィンドウに表示されたメンバーのメンバーアイコンまたはメンバーU/Iを操作することにより、指定受信者を手動で選択したり、または、[2]グループウィンドウまたはコンテンツウィンドウからメンバーリストを呼び出して指定受信者を手動で選択することができる。本明細書では、このような構成または方法を、[1]ユーザが1以上の指定受信者を手動で選択することにより、ユーザが直接「指定信号」を生成すると表現したり、または、[2]ユーザの指定受信者選択に基づいてターミナルが間接的に「指定信号」を生成すると表現し、本明細書では、本文章の[1]と[2]を互いに同じ意味として使用することにする。
これに反し、特定アプリを駆動し、前記アプリの特定グループに属したユーザは、コンテンツ生成の前、途中、または後に、前記グループのどんなメンバーも指定受信者に指定しないことがある。しかし、ユーザが作成したコンテンツは、[1]名前、[2]名称、[3]ニックネーム、または、[4]文字、テキスト、声またはイメージなどを含み、本文章の[1]〜[4]のそれぞれが特定アプリの特定グループまたは特定アプリの全てのグループの1以上の特定メンバーを指称するなどの「指定要請情報」を含んでもよい。この場合、ターミナルは、多様な既存の情報分析アルゴリズムを用いて前記コンテンツを分析した後、前記分析に基づいて前記グループや前記アプリの多数のグループの1以上のメンバーを指定受信者に指定し、前記指定受信者に相応する「指定信号」を生成することができる。
一例として、ターミナルは、[1]人工知能、マシンラーニング、ディープラーニングなどの分析アルゴリズム、[2]自然語処理に対する分析アルゴリズム、[3]ビッグデータなどの分析アルゴリズム、または、[4]その他のテキスト分析アルゴリズムまたは音声分析アルゴリズムなどを使用することができる。本明細書では、このような構成または方法を、[1]ターミナルが1以上の指定受信者を能動的に選択し、ターミナルが直接「指定信号」を生成すると表現したり、または、[2]ユーザが、自らが作成したコンテンツに含まれたり、または、自らが受信した未確認コンテンツに含まれた「指定要請情報」を用いてターミナルを操作することにより、ユーザが間接的に「指定信号」を生成すると表現し、本明細書では、本文章の[1]と[2]を同一の意味として使用することにする。
本明細書の四番目の例示的側面は、ユーザがグループウィンドウやコンテンツウィンドウを用いて指定受信者を選択し、指定信号を生成して、指定コンテンツを生成する多様な構成と方法に対するものである。
特定アプリを駆動し、特定グループに属したユーザはグループウィンドウに表示された多数のグループのうち特定グループのコンテンツウィンドウに移動する前、指定受信者を選択することができる。一例として、[図3]で例示したグループウィンドウ15において、アプリを駆動するユーザは、[1]メンバーID、メンバーU/I17などをタッチまたはクリックしたり、[2]ハードボタン形態のキーボード(以後、「ハードキーボード」と略称)、または、ソフトボタン形態のキーボード(以後、「ソフトキーボード」と略称)を操作したり、または、[3]その他の入力ユニットを操作することにより、1以上の特定メンバーを指定受信者として選択することができる。ターミナルが映像ユニットに多数のグループウィンドウ15を表示する場合、ユーザは、多数のグループウィンドウのうち特定のグループウィンドウ15を選択し、選択したグループウィンドウに表示された多数のグループのうち特定グループを選択し、前記グループのコンテンツウィンドウ19を表示した後、その後に前記コンテンツウィンドウ19に表示された特定メンバーのIDまたはU/Iにユーザ入力を提供することにより、特定メンバーを指定受信者として選択することができる。
これとは異なり、ユーザは、マイクなどの入力ユニットに音声などの音響的ユーザ入力を提供することにより、グループウィンドウ15やコンテンツウィンドウ19に表示される多数のメンバーIDまたはメンバーU/I17のうちの1以上に該当するメンバーを指定受信者として選択することができる。または、ターミナルは、ユーザの網膜、紅彩、その他の目の部位、または顔などのイメージを確保した後、これから電磁的ユーザ入力を抽出することにより、間接的または事前的に前記グループの1以上のメンバーを指定受信者として選択することができる。一例として、ターミナルは、前記グループウィンドウ15またはコンテンツウィンドウ19を眺めるユーザの視線の方向(line of sight)を分析し、これに該当する特定メンバーを指定受信者として選択することができる。
上述のように特定アプリを駆動し、特定グループに属するユーザは前記グループの1以上のメンバーを指定受信者として選択したり、または、多数のグループの多数のメンバーを受信者として選択することができる。しかし、説明の便宜のため、下述の四番目の例示的側面では、ユーザまたはコンテンツ発信者が単一のメンバーを指定受信者として選択する場合のための構成と方法を主に説明する。しかし、下述の四番目の例示的側面の多様な実施形態や詳細な形態はもちろん、本明細書の相違した側面の構成と方法は、ユーザまたはターミナルが多数のメンバーを指定ユーザとして選択する場合にも同一に適用されてもよい。その理由は、多数のメンバーを指定受信者として選択する構成または方法は、単一のメンバーを指定受信者として選択する過程を同時に、または、順番に繰り返して達成できるためである。[図24]〜[図27]は、ユーザがハードキーボード、ソフトキーボード、その他の入力ユニットまたは映像ユニットを直接操作して指定受信者を選択する構成及び方法の例示である。
本明細書の四番目の例示的側面の一番目の実施形態は、ユーザが直接ターミナルの多様なハードウェア要素を操作して指定受信者を選択するようにするターミナルの構成及び作業実行の方法などに対する例示である。特に、[図24]及び[図25]は、ユーザがハードキーボード、ソフトキーボード、入力ユニットなどを操作したり、または、ユーザがタッチスクリーン形態の映像ユニットを直接タッチするなどの方法でユーザ入力を提供することにより、コンテンツウィンドウにおいて指定受信者を選択する構成及び方法の例示である。
[図24]のように、ターミナル10は、多様なハードウェア要素と多様なソフトウェア要素とを含む。ハードウェア要素の例としては、出力ユニットのうちの一つである映像ユニット11、1以上のハードボタン形態の入力ユニット12A,12B,12C(ただし、映像ユニットがタッチスクリーンであれば、ハードボタン形態の入力ユニットはソフトボタン形態の入力ユニットで代替され得る)、その他のターミナル10の内部に装着される送信ユニット、受信ユニット、制御ユニット、出力ユニット(スピーカーなど)、格納ユニットなどがある。
ターミナル10のソフトウェア要素の例としては、入力ウインドウ14、コンテンツウィンドウ19、ソフトキーボード13(ただし、ターミナルがハードボタン形態のキーボードを含む場合、ソフトボタン形態のキーボードは必要でないこともある)、ソフト矢印キー13A(ただし、ターミナルがハードボタン形態の矢印キーを含む場合、ソフトボタン形態の矢印キーは必要でないこともある)、ソフト送信ボタン(または、送信U/I13S(ただし、ユーザがハードボタン形態の入力ユニットを用いてデータパケットを送信することができたり、ターミナルがハードボタン形態の送信ボタンを含めば、ソフトボタン形態の送信ボタンは必要でないこともある)などがある。
これ以外にも、前記ソフトウェア要素の例としては、ターミナル10の運営体系(O/S)、ターミナル10に装着された多数のアプリ、前記運営体系と関連した、または、これとは別途のコンピュータ命令語、コンピュータプログラム、コンピュータプログラムセットなどがある。しかし、上述のように、運営体系、アプリ、命令語、プログラムなどが特定の作業を実行する場合、本明細書ではこれを「ターミナルが特定の作業を実行」するものと通称する。
[図24]のように、コンテンツウィンドウ19は、多様な情報を表示することができる。一例として、コンテンツウィンドウ19は、[1]特定グループに属するメンバーのメンバーアイコン(または、メンバーU/I)32、[2]前記メンバーが発信したコンテンツ(すなわち、前記グループの全てのメンバーに発信した非指定コンテンツ及び特定メンバーに発信した指定コンテンツなど)、[3]ユーザがコンテンツを生成できる入力ウインドウ14、[4]コンテンツ送信ボタン(または、コンテンツ送信U/I)13S、[5]映像ユニット11がタッチスクリーン形態の場合、ソフトキーボード13または矢印キー13Aなどを表示することができる。説明の便宜のため、[図24]では、それぞれのコンテンツを受信した時間などの細部情報は表示しなかった。
ユーザは、多様な方法でコンテンツを生成することができる。一例として、ユーザは、[1]ソフトキーボードやハードキーボード13を操作してコンテンツを生成したり、[2]矢印キー13Aなどを操作してコンテンツを生成したり、または、[3]その他の方法で多様な形態のファイルまたはフォルダなどを添付してコンテンツを生成することができる。ユーザが生成するコンテンツは入力ウインドウ14に表示され、したがって、[1]ユーザは、自らが生成中である、または、すでに生成したコンテンツを容易に確認したり、または、[2]自らが生成したコンテンツのエラーを容易に修正することができる。
ユーザは、入力ウインドウ14にコンテンツを生成する前、生成する途中、または、生成した後、多様な方法を介して前記グループの多数のメンバーのうちの1以上のメンバーを指定受信者として選択することができる。このため、ユーザは、[1]メンバーID(または、メンバーU/I)17をクリックまたはタッチすることにより、特定メンバーを指定受信者として選択したり、[2]ハードキーボードまたはソフトキーボードを操作して特定メンバーを指定受信者として選択したり、または、[3]その他の入力ユニットを操作することにより、特定メンバーを指定受信者として選択することができる。
一例として、[図24]では、ユーザがコンテンツウィンドウ19に表示されたメンバーのうち、上から三番目のメンバーである「朴」のアイコン(または、U/I)32をタッチしたり、または、これをクリックする場合、ターミナルは「朴」を前記コンテンツの指定受信者に指定する。[図25]のように、ターミナル10は、「朴」のアイコン(または、U/I)32は33のように強調することができ、これにより、ユーザは、選択されたメンバーが自らが意図した指定受信者なのかどうかを容易に確認することができる。
[図24]と[図25]のターミナル10は、コンテンツウィンドウ19に多様なメンバーのメンバーID17またはアイコン32を表示する。特に、ターミナル10は、受信時間によりコンテンツを表示するものの、最も最近に他メンバーから受信したコンテンツまたはユーザが発送したコンテンツを入力ウインドウ14の真上に表示することができる。したがって、コンテンツウィンドウ19において最も下に表示されたコンテンツは、上に表示されたコンテンツよりもさらに最近受信したり発信したコンテンツを意味し得る。
したがって、ユーザが特定メンバーを指定受信者として選択しようとする時、前記メンバーが最近発送したコンテンツがなければ、前記メンバーのID17またはアイコン32は、コンテンツウィンドウ19に表示されないこともあり、これにより、ユーザは前記メンバーを容易に選択できないこともある。このような不便さを防止するため、ターミナル10は、ユーザがコンテンツを作成する前、作成途中、または、作成した後、指定受信者選択のためにコンテンツウィンドウ19を上下にスクロールできるようにすることも可能である。または、下で説明するが、ユーザは、音響的ユーザ入力または電磁的ユーザ入力を提供することにより、コンテンツウィンドウ19をスクロールせずとも指定受信者を選択することができる。
参考として、ターミナル10がコンテンツウィンドウ19に未確認コンテンツを表示する時、ターミナル10は、ユーザの利便のため、ユーザが確認していない一番目のコンテンツから映像ユニット11に表示することができる。したがって、この場合、入力ウインドウ14の真上に表示されたコンテンツは、ターミナル10が最も最近に受信した未確認コンテンツではないこともある。
ユーザがメンバーアイコン(または、U/I)32の操作を終わらせれば、ターミナル10は、前記操作により選択され指定された受信者を表示する「指定信号」を生成する。すなわち、指定信号は、特定グループのメンバーのうち、どんなメンバーが指定受信者なのかを表示する信号と見なすことができる。一例として、指定信号は、マトリックスまたはデータベースの形態で構築したり、または、前記マトリックスやデータベースの要素(element)の形態で生成することができる。その後、ターミナル10は、ユーザが生成したコンテンツ、ユーザが生成した「指定信号」及びヘッダーやテールなどを含む「指定データパケット」を生成することができる。ユーザがコンテンツの生成を完了した後に指定受信者の選択を完了すれば、または、ユーザが指定受信者の選択を完了した後にコンテンツの生成を完了すれば、ユーザは送信ボタン(または、U/I)13Sをクリックまたはタッチするなどの方法でコンテンツを発送することができる。
ユーザが自らが生成したコンテンツを発送するために送信ボタン(または、U/I)13Sを操作すれば、ターミナル10は指定コンテンツを含む指定データパケットを(中央または位置)サーバに伝送し、これを受信したサーバは、指定データパケットを前記グループに属する全てのメンバーに発送したり、または、前記メンバーの全てではない多数のメンバーに発送することができる。また、ユーザが送信ボタン13Sをクリックすれば、ターミナル10は、ユーザに発送したか否かに対する確認を要請することができる。一例として、ターミナル10は、ユーザが選択したメンバーが指定受信者で合っているかどうかの確認を要請することもできる。ユーザが自らが選択したメンバーが指定受信者であることを確認すれば、ターミナル10は指定データパケットを発送する。しかし、ユーザが確認を否認すれば、ターミナル10は発送を止めて、ユーザに再び指定受信者を選択するように要請したり、または、コンテンツを非指定コンテンツとして発送することができる。
ユーザのコンテンツを指定データパケットの形態で受信した受信者のターミナルは、前記パケットからコンテンツ及び指定信号を抽出する。指定信号を確認した結果、受信者が指定受信者(すなわち、指定信号が受信者に該当)の場合、受信者のターミナルは、コンテンツウィンドウ19に前記コンテンツを指定コンテンツの形態で表示する。しかし、受信者が指定受信者でない場合(すなわち、指定信号が受信者に該当しない場合)、受信者は非指定受信者であり、指定受信者ではない。したがって、受信者のターミナルは、コンテンツウィンドウ19に前記コンテンツを非指定コンテンツとして表示することができる。
本明細書の四番目の例示的側面の二番目の実施形態は、ユーザが直接ターミナルの多様なハードウェア要素を操作して指定受信者を選択するようにするターミナルの構成及び作業実行方法に対する他の例示である。[図26]及び[図27]は、ユーザがハードキーボードやソフトキーボード、入力ユニットなどを操作したり、または、ユーザがタッチスクリーン形態の映像ユニットを直接タッチしてユーザ入力を提供することにより、コンテンツウィンドウにおいて指定受信者を選択できるターミナルの構成及び作業実行方法の例示である。
前記構成と方法は、[図24]と[図25]の構成及び例示と一般的に同一であるが、指定受信者選択の構成及び方法に相違点がある。[図26]と[図27]のターミナル10は、[図24]と[図25]のターミナルと同一であるか、または類似したハードウェア要素及びソフトウェア要素を含み、したがって、これに対する詳しい説明は省略する。また、[図26]のコンテンツウィンドウ19は、[図24]のコンテンツウィンドウと同一であるか、または類似した情報を表示し、したがって、これに対する詳しい説明は省略する。
しかし、[図26]のターミナル10と[図24]のターミナルの相違点は、[図24]のターミナルがコンテンツウィンドウに特定グループに属する全てのメンバーのメンバーアイコンを表示するが、[図26]のターミナル10はコンテンツウィンドウ19に特定グループに属するメンバーのメンバーアイコン32を表示するものの、ユーザが指定受信者として選択できるメンバーのメンバーアイコン(または、メンバーU/I)32と指定受信者として選択できないメンバーのメンバーアイコン32を相違するように表示できるという点である。したがって、前記ターミナルは、ユーザがミスで指定受信者になれないメンバーに指定コンテンツを発送するアクシデントを防止できるという利便を提供する。
一例として、[図26]のターミナル10は、コンテンツウィンドウ19に表示された大部分のメンバーのメンバーアイコン32を活性化(図面は、これを楕円で表示)された状態で表示する反面、上で二番目のメンバーである「李」のアイコン32は、非活性化(図面では楕円を省略)された状態で表示する。これにより、ユーザは、「李」を指定受信者として選択することができず、これにより、ユーザは「李」に非指定コンテンツは送信できるが指定コンテンツは送信できなくなる。前記構成は、あらかじめ指定受信者目録から除外したメンバーである「李」に、ユーザがミスで指定コンテンツを発送しないように未然に防止するという利点を提供する。
ユーザは、手動で(または、直接)、 [1]特定アプリの特定グループに属した1以上のメンバーを指定受信者目録から除外したり、[2]これとは逆に、前記メンバーを非受信者目録に追加することができる。ただし、前の文章の[2]の非受信者目録への追加は、前の文章の[1]の指定受信者目録における除外に該当するので、下では[1]の場合を説明する一方、[2]の場合に対する詳細な説明は省略する。
ユーザが前記メンバーを指定受信者目録から除外する場合、ターミナル10は、[1]前記グループの指定受信者目録に限って前記メンバーを除外したり、[2]前記グループが設定された前記アプリが設定した全てのグループの指定受信者目録から前記メンバーを除外したり、[3]前記アプリが設定した全てのグループでない多数の特定グループの指定受信者目録に限って前記メンバーを除外したり、[4]前記アプリはもちろん、ターミナルに装着されている全てのアプリの指定受信者目録から前記メンバーを除外したり、または、[5]ターミナルに装着されている全てのアプリではないが、多数の特定アプリの指定受信者目録に限って前記メンバーを除外することができる。
ユーザは、上述の四番目の例示的側面の一番目の実施形態で説明した指定受信者選択方法と同一または類似の方法を用いて、前記メンバーを指定受信者目録から除外したり、または、前記メンバーを非受信者目録に追加することができる。または、ユーザは、ターミナルの設定機能を用いて前記メンバーを指定受信者目録から除外したり、または、前記メンバーを非受信者目録に追加することもできる。これにより、ユーザは、前記メンバーが発送する非指定コンテンツまたは指定コンテンツを受信することはできるが、ユーザは、前記メンバーに指定コンテンツを発送できなくなったり、または、ターミナルセッティングまたはアプリセッティングにより非指定コンテンツも発送できないこともある。
これとは異なり、ターミナルは、人工知能、マシンラーニング、ディープラーニング、自然語処理、ビッグデータ、音声分析、または、テキスト分析などに使用される多様な情報分析アルゴリズムを用いて、指定受信者目録から除外しなければならないメンバーを選択することができる。一例として、上述の情報分析アルゴリズムは、ターミナルに格納された、特定アプリに格納された、または、特定アプリの特定グループに限って格納されたデータを分析することにより、ユーザが指定コンテンツを発送してはならないメンバーを確認することができ、前記メンバーを選択した後にこれらを指定受信者目録から除外することができる。特に、ターミナルは、ユーザと特定メンバーとの間に交換したコンテンツ、ユーザと前記メンバーとの間の業務的関係や個人的関係などを考慮して指定受信者目録から除外しなければならないメンバーを選択することができる。
ユーザは、多様な方法で入力ウインドウ14においてコンテンツを作成することができ、これは、[図24]と[図25]で例示した方法と同一または類似するので、これに対する詳細な説明は省略する。ユーザは、コンテンツを生成する前、生成途中、または、生成した後、指定受信者目録に含まれたメンバーのうち指定受信者を選択したり、または、非受信者目録に属していないメンバーのうち指定受信者を選択することができる。ただし、指定受信者の選択は、上述の[図24]と[図25]で例示した方法と同一または類似するので、これに対する詳細な説明は省略する。
ユーザがメンバーアイコン(または、U/I)32の操作を終えれば、ターミナル10は、ユーザの操作に従って指定された受信者を表示する「指定信号」を生成する。ターミナル10は、映像ユニット11に表示されたコンテンツウィンドウ19において指定されたメンバーのメンバーアイコン32または周辺に指定表式33を表示することができる。
ターミナル10は、多様な方法でユーザが選択したメンバーが指定受信者で正しいかどうかに対するユーザの確認を要請することができる。一例として、ユーザが指定表式33を確認した結果、コンテンツウィンドウ19において指定表式33になったメンバーが、ユーザが意図した指定受信者ではない場合、ユーザは、メンバーアイコン32を再び操作して以前の選択を取り消し、新しいメンバーを指定受信者として選択することができる。ターミナル10は、これに対応して意図した指定受信者でないメンバーのアイコン32に対する指定表式33をキャンセルすることができる。
または、ユーザが送信ボタン13Sをクリックすれば、ターミナル10は、ユーザに発送するか否かに対する確認を要請することができる。一例として、ターミナル10は、ユーザが選択したメンバーが指定受信者で正しいかどうかに対する確認を要請することができる。ユーザが自らが選択したメンバーが指定受信者であることを確認すれば、ターミナル10は、指定データパケットを発送することができる。しかし、ユーザが確認作業を実行しなければ、ターミナル10は発送を止めて、ユーザに再び指定受信者を選択するように要請するか、または、直ちにもしくは一定期間後にコンテンツを非指定コンテンツで発送することができる。
ユーザが特定の時間以内に上の二つの段落で説明した確認作業に対応しなければ、ターミナル10は、[1]ユーザが前記メンバーを指定受信者として確認したと見なし、ユーザが生成したコンテンツを指定データパケットの形態で発送したり、[2]ユーザが生成したコンテンツを非指定コンテンツと見なし、前記コンテンツを非指定データパケットの形態で発送したり、[3]ユーザに再び確認を要請したり、または、[4]ユーザが特定のアクションを取る時まで前記コンテンツの発送を保留することができる。
ユーザが指定表式33を確認して送信ボタン13Sを操作すれば、ターミナル10は、指定コンテンツを含む指定データパケットを(中央または位置)サーバに伝送する。前記パケットを受信したサーバは、指定データパケットを前記グループに属した全てのメンバーに発送したり、または、前記メンバー全部ではない多数のメンバーに発送することができる。これに対する詳細な内容は、[図24]と[図25]で例示した方法と同一または類似するので、これ以上の説明は省略する。
本明細書の四番目の例示的側面の多様なターミナル、指定コンテンツまたは指定アイコンバッジは、多様な構成または方法で変形または改良されてもよい。下述は、前記変形または改良に対する詳細な形態として、前記変形または改良は、[1]本四番目の例示的側面の上述の実施形態や詳細な形態の変形または改良に適用されたり、または、[2]本明細書の上述や下述の相違した例示的側面、前記相違した側面の実施形態や詳細な形態の変形や改良にも適用されてもよい。
本明細書の四番目の例示的側面の変形または改良の一番目の詳細な形態は、前記指定信号とは相違した指定信号の構成及び方法に対するものである。一例として、ターミナルは、マトリックスやデータベースの形態の指定信号の代わりに、「0」または「1」のうち一つの指定信号を生成することができる。一例として、指定信号が「1」ならば、受信者が指定受信者であることを示すが、指定信号が「0」ならば、前記受信者は指定受信者でない非指定受信者であることを示す場合である。
ターミナルが指定データパケットをサーバに伝送すれば、サーバは、これを受信した後に指定データパケットを前記グループの全てのメンバーに送信し、これを受信した受信者のターミナルは、指定データパケットからコンテンツを抽出する。また、受信者のターミナルは、指定信号を確認した後、受信者が指定受信者(すなわち、指定信号が「1」)の場合には、前記コンテンツを指定コンテンツとして表示するが、受信者が非指定受信者(すなわち、指定信号が「0」)の場合には、前記コンテンツを非指定コンテンツとして表示することができる。
本明細書の四番目の例示的側面の変形または改良の二番目の詳細な形態は、指定コンテンツの確認に対する構成と方法に対するものである。一例として、上述とは異なり、ターミナルは、前記指定データパケットを生成し、また、ユーザが作成したコンテンツ、ヘッダーとテールなどを含むが、指定信号は含まない「非指定データパケット」を共に生成する。ターミナルは、指定データパケット及び非指定データパケットを全てサーバに伝送し、これを受信したサーバは、指定受信者には指定データパケットを送信するが、残りのグループメンバーには非指定データパケットを送信することができる。これにより、指定データパケットを受信した指定受信者のターミナルは、前記コンテンツを指定コンテンツとして表示するが、非指定データパケットを受信した非指定受信者のターミナルは、前記コンテンツを非指定コンテンツとして表示することができる。
本明細書の四番目の例示的側面の変形または改良の三番目の詳細な形態は、データパケットと指定信号の発送に対する構成と方法に対するものである。上述とは異なり、ターミナルは、ユーザが作成したコンテンツ、ヘッダー、テールなどは含むが、指定信号は含まない「非指定データパケット」を生成した後、非指定データパケットと指定信号をサーバに送信することができる。サーバは、これを受信した後、指定受信者には指定信号と非指定データパケットを全て発送するが、残りのグループメンバーには指定信号は送信しないで非指定データパケットのみを送信する。指定信号及び非指定データパケットを全て受信した指定受信者のターミナルは、前記コンテンツを指定コンテンツとして表示するが、非指定データパケットのみを受信した残りのメンバーのターミナルは、前記コンテンツを非指定コンテンツとして表示する。
本明細書の四番目の例示的側面の変形または改良の四番目の詳細な形態は、コンテンツと指定信号の格納及び呼び出しに対する構成または方法に対するものである。本明細書の多様なターミナル及びサーバは、多様な方法でコンテンツ、指定信号、非指定データパケットまたは指定データパケットなどを格納することができる。一例として、サーバは、コンテンツ、指定信号、非指定データパケット及び指定データパケットを全て受信し、処理した後、これらを格納することができる。前記サーバは、受信者に、[1]非指定データパケットや指定データパケットのうちの一つを送信したり、[2]指定受信者にはコンテンツと指定信号を送信するが、一般受信者にはコンテンツのみを送信したり、または、[3]受信者(または、受信者のターミナル)にサーバに格納された非指定コンテンツ、指定コンテンツまたは格納信号の格納位置のみを送信することができる。
または、サーバは、非指定データパケットと指定データパケットを全て受信した後、これを処理したり格納したりしないまま受信者に発送することができる。したがって、受信者のターミナルが指定データパケットを受信する場合、前記ターミナルは、前記パケットに含まれたコンテンツを指定コンテンツとして表示することができる。しかし、受信者のターミナルが非指定データパケットを受信する場合、ターミナルは、前記パケットに含まれたコンテンツを非指定コンテンツとして表示することができる。必要な場合、サーバは、非指定データパケットまたは指定データパケットの一部や全部を処理したり、格納したりすることができる。
または、サーバは、指定信号が含まれないデータパケットと指定信号を受信した後、これらを処理したり格納したりしないまま(または、これらを処理したり格納した後)受信者に発送することができる。したがって、受信者ターミナルが前記データパケットのみを受信すれば、ターミナルは、前記パケットに含まれたコンテンツを非指定コンテンツとして表示することができる。しかし、受信者ターミナルが前記データパケットと指定信号を共に受信した場合、前記パケットに含まれたコンテンツを指定コンテンツとして表示することができる。必要な場合、サーバは、前記データパケットまたは指定信号の一部または全部を処理したり、または格納することができる。
これとは異なり、サーバは、本四番目の詳細な形態の上述の構成や方法を組み合わせたり変形した方法で受信者のターミナルに多様なコンテンツまたはデータパケットを送信することができる。一例として、サーバは、[1]指定データパケットまたは非指定データパケットのうちの1以上を受信したり、[2]コンテンツと指定信号を受信したり、[3]非指定データパケットと指定信号を受信したり、または、[4]指定信号、非指定データパケット及び指定データパケットを受信することができる。サーバは、コンテンツ、指定信号、指定データパケットまたは非指定データパケットのうちの1以上を格納することができる。同様に、サーバは、[1]指定データパケットまたは非指定データパケットのうちの1以上を発送したり、[2]コンテンツと指定信号を発送したり、[3]非指定データパケットと指定信号を発送したり、[4]指定信号、非指定データパケット及び指定データパケットを発送することができる。受信者のターミナルは、上述したようにサーバからまたはユーザから、[1]データパケットを受信し、前記パケットからコンテンツを抽出したり、[2]データパケット形態の代わりにコンテンツを直接受信したり、または、[3]コンテンツがサーバに格納された位置に対する情報を受信することができる。
本明細書の四番目の例示的側面の変形または改良の五番目の詳細な形態は、多様な形態のユーザ入力を用いて指定受信者を選択する構成または方法に対するものである。一例として、ユーザは、前記機械的ユーザ入力または相違した機械的ユーザ入力を提供して指定受信者を選択することができる。すなわち、ユーザは、自らの身体部位以外の非ユーザ物体を用いて、多様な機械的ユーザ入力や、多様な電気的ユーザ入力や、または、多様な磁気的ユーザ入力をターミナルの多様な入力ユニットに提供することにより、指定受信者を選択することができる。
これとは異なり、ユーザは、グループウィンドウやコンテンツウィンドウにおいて自らが所望する特定メンバーのメンバーIDを目で凝視したり、コンテンツウィンドウにおいて前記メンバーのメンバーIDまたは前記メンバーが発信したコンテンツを目で凝視し、このイメージなどのような電磁的ユーザ入力をターミナルの多様な入力ユニットに提供することにより、特定受信者を指定受信者として選択することができる。特に、ターミナルは、カメラやその他のイメージ確保ユニットを用いて、ユーザの紅彩、網膜、その他の目の部位または顔などのイメージを確保し、前記イメージからユーザの視線(line of sight)を分析する。前記分析に基づいて、ターミナルは、グループウィンドウやコンテンツウィンドウに表示されたメンバーのうちユーザが凝視するメンバーを確認した後、前記メンバーを指定受信者として選択することができる。
ユーザは、自らの音声、その他の音などの音響的ユーザ入力をターミナルのマイクロホンやこれと均等な機能を遂行できる入力ユニットに提供することにより、指定受信者を選択することができる。一例として、ユーザは、特定メンバーの名前、ニックネーム、職位、IDはもちろん、特定メンバーに割り当てられた数字、記号または名称などをマイクに話すことにより、前記メンバーを指定受信者として選択することができる。または、ユーザは、前記メンバーと関連した業務または日程、前記メンバーと交換したコンテンツに含まれた単語や語句、または、その他の前記メンバーと関連した単語や語句、イメージの描写などをマイクに話すことにより、前記メンバーを指定受信者として選択することができる。
特に、ユーザがイメージなどのような電磁的ユーザ入力または音声などのような音響的ユーザ入力を提供する場合、ユーザは、映像ユニットが入力ウインドウやコンテンツウィンドウを表示する時、または、前記ウィンドウを表示しない時にも、特定メンバーを指定受信者として選択することができる。また、ターミナルやアプリが音声認識ユニットを用いて音響的ユーザ入力を受信する場合、[1]ユーザは、特定メンバーの名前、略称、ニックネームなどを話すことにより、前記メンバーを指定受信者として選択したり、または、[2]ユーザが受信者を選択したり、または、ターミナルが入力ウインドウを映像ユニットに表示した後、「指定」またはこれに相応する単語を話すことにより、前記メンバーを指定受信者として選択することができる。
本明細書の四番目の例示的側面の変形または改良の六番目の詳細な形態は、指定受信者を選択するか否かに対する確認のための構成及び方法に対するものである。すなわち、ターミナルは、ユーザが指定受信者を選択しなくてもユーザにこれを問い合わせることができる。一例として、ターミナルは、[1]ユーザが入力ウインドウを要請する時、[2]ユーザが入力ウインドウにおいてコンテンツを生成し始める時、[3]ユーザが生成するコンテンツに特定メンバーを指称する名前、ニックネーム、職位、または、その他の前記メンバーを連想させたり指称する単語を入力する時、[4]ユーザが一定の長さまたは大きさ以上のコンテンツを入力する時、または、[5]ユーザが指定受信者を選択しないまま送信ボタンをクリックする場合、ユーザに前記メンバーを指定受信者として選択するのかどうかについて問い合わせることができる。
前記問い合わせに対し、ユーザが指定受信者の選択をしないという入力を提供すれば、ターミナルは、ユーザが生成したコンテンツを非指定コンテンツと見なし、これを非指定データパケットに含めた後に発送することができる。反面、ユーザが指定受信者を選択するという入力を提供すれば、ターミナルは、ユーザの選択を待った後、ユーザが選択した受信者を指定受信者に指定してから前記コンテンツを指定データパケットに含めた後に発送することができる。前記ターミナルは、ユーザの利便のために特定アプリの特定グループに属したメンバーのメンバーリストや、または前記グループの指定受信者目録を表示することができる。
本明細書の四番目の例示的側面の変形または改良の七番目の詳細な形態は、特定アプリの特定グループに属する2以上のメンバーを指定受信者として選択する構成及び方法に対するものである。このため、ターミナルは、ユーザが選択した特定グループの多数のメンバーをそれぞれ指定できる多様な「指定信号」を生成したり、または、前記多数のメンバーに該当する多様な「指定信号」を生成することができる。
一例として、指定信号がマトリックス形態またはデータベース形態である場合、前記グループにn名のメンバーが属すれば、前記マトリックスやデータベースは指定受信者が0名である場合(すなわち、全てのメンバーが非指定受信者である場合)、1名である場合、2名である場合、・・・、(n−3)名である場合、(n−2)名である場合、及び(n−1)名である場合(すなわち、ユーザ自身を除いた全てのメンバーが指定受信者である場合)に対するデータなどを全て含んでもよい。すなわち、ターミナルは、前記n名に対する全ての組み合わせ、及び、これに対するそれぞれの指定信号を格納することができる。この場合、ターミナルは、指定受信者の最大数を制限したり、または、特定メンバーを除いたマトリックス形態やデータベース形態のデータを構築することができる。また、ターミナルは、前記組み合わせ及び格納信号を特定グループに属した全体メンバーでない、指定受信者目録に属したメンバーに対して格納することができる。
反面、指定信号が「0」または「1」である場合、ターミナルは、非指定受信者であることを知らせる「0」の指定信号を含む非指定データパケット、または、指定受信者であることを知らせる「1」の指定信号を含む指定データパケットを単一または多数のメンバーに伝送することができる。したがって、ユーザがどんなメンバーも指定受信者として選択しなかった場合、ターミナルは指定信号「0」を含む非指定データパケットをグループの全てのメンバーに発送することができる。または、指定信号が任意の数字、文字または記号である場合、ターミナルはデータパケットにおいて指定信号が格納される部分に任意の数字、文字や記号が記入されたデータパケット(すなわち、指定データパケット)を単一または多数のメンバーに伝送することができ、前記部分が空いているデータパケット(すなわち、非指定データパケット)を残りのメンバーに伝送することができる。ターミナルは、その他の上述及び下述の方法を用いて多数のメンバーを指定受信者として選択することができる。
上述のように、ターミナルが指定信号を含む指定データパケットと指定信号を含まない非指定データパケットを発送する場合、受信者のターミナルは、データパケットに含まれた指定信号の有無により、特定コンテンツを指定コンテンツまたは非指定コンテンツとして表示することができる。このような場合、前記指定信号は、どんな任意の数字、文字または記号であってもよい。すなわち、指定信号を含む前記データパケットのヘッダー、テールまたはその他の部分が空いている場合、ターミナルは、前記データパケットを非指定データパケットと見なすが、ヘッダー、テールまたはその他の部分が、どんな数字、文字、記号、イメージまたはその他の情報を含む場合、ターミナルは、前記データパケットを指定データパケットと見なすことができる。
本明細書の四番目の例示的側面の変形及び改良の八番目の詳細な形態は、前記指定信号の反対に該当する非指定信号の構成及び方法に対するものである。一例として、ターミナルは、特定グループの1以上のメンバーが指定受信者であることを示す「指定信号」の代わりに、同一のグループの1以上のメンバーが非指定受信者を示す「非指定信号」を生成し、非指定信号を含む「非指定データパケット」を生成して活用することができる。すなわち、非指定信号は、特定グループのメンバーのうち指定受信者を表示する代わりに、これとは反対に、非指定受信者を表示する信号に該当し、非指定信号が含まれたデータパケットを受信したターミナルは、前記データパケットに含まれたコンテンツを非指定コンテンツとして表示することができる。反対に、非指定信号が含まれないデータパケットを受信したターミナルは、データパケットに含まれたコンテンツを指定コンテンツとして表示することができる。
本詳細な形態の構成は、上で説明した指定信号と関連した多様な実施形態及び詳細な形態に容易に適用することができる。すなわち、ターミナルは、指定信号と反対である非指定信号を用いることにより、非指定受信者を確認し、1以上の残りのメンバーを全て指定受信者と見なすことができ、これにより、非指定信号を含んだデータパケットに含まれたコンテンツは非指定コンテンツとして、非指定信号を含まないデータパケットに含まれたコンテンツは指定コンテンツとして表示することができる。
本明細書の四番目の例示的側面の変形または改良の九番目の詳細な形態は、特定メンバーに対する指定コンテンツの選択的発送のための構成及び方法に対するものである。すなわち、ユーザは、指定データパケットまたは指定コンテンツを特定グループの全てのメンバーに発送しない代わりに、指定受信者にのみ発送することができ、したがって、非指定受信者は、前記コンテンツを含む非指定データパケットも受信できないようにすることができる。これにより、非指定受信者は、ユーザが指定受信者に送信するコンテンツを受信することができず、ユーザはやはり前記指定コンテンツを指定受信者にのみ送信することができる。
このため、指定信号がマトリックスまたはデータベースの形態であれば、ターミナルは、[1]マトリックスまたはデータベースの要素を修正して、指定信号に該当しないメンバーは受信者目録から除外することにより、これらには非指定データパケットも送信されないようにしたり、または、[2]上述の多様な方法またはその他の既存の方法を用いて指定信号に該当する受信者にのみコンテンツが送信されるようにすることができる。
または、指定信号が「0」または「1」の場合、ターミナルは、[1]指定受信者に送信される指定データパケットの指定信号は「1」とする反面、残りのメンバーに送信される非指定データパケットの指定信号は「0」として、これらには非指定データパケットも発送されないようにしたり、または、[2]指定信号に「0」と「1」以外に追加で「2」を指定し、指定信号として「0」が割り当てられたメンバーにどんなコンテンツも発送しないようにし、指定信号として「1」が割り当てられたメンバーにはコンテンツを非指定コンテンツとして発送するようにし、指定信号として「2」が割り当てられたメンバーにはコンテンツを指定コンテンツとして発送するようにしたり、または、[3]その他の既存の方法を用いて、指定信号に該当する受信者にのみコンテンツが発送されるようにすることができる。
本明細書の四番目の例示的側面の変形または改良の十番目の詳細な形態は、ユーザがサーバを経由せずに、直接自らのターミナルから特定グループの他のメンバーに非指定データパケット、指定データパケット、コンテンツ、指定信号などを送信することができるようにする構成及び方法に対するものである。すなわち、ユーザは、ターミナルのセッティングを操作したり、(中央)サーバとのネットワーク構造を修正することにより、ユーザがサーバを経由せずに直接特定グループの他のメンバーに非指定データパケット、指定データパケット、コンテンツ、指定信号などを直接送信することができるようにする。本詳細な形態では、ユーザターミナルと受信者ターミナルがサーバを経ずともコンテンツ交換が可能な場合に該当し、一例として、多数のターミナル間のブルートゥース(bluetooth)、近接通信(NFC、すなわち、near field communication)などがこのようなケースに該当する。
上述の四番目の例示的側面のそれぞれの実施形態と詳細な形態は、上述と下述の相違した側面の実施形態及び詳細な形態と互いに互換されてもよい。したがって、前記四番目の側面の多様な実施形態及び詳細な形態は、互いに相反しない限り、[1]同一の側面の相違した実施形態または詳細な形態、相違した側面の相違した実施形態または相違した詳細な形態のうち、これに相応する特性に適用されたり、[2]前記相応する特性に含まれたり、[3]前記相応する特性を代替したり、[4]前記相応する特性により代替されたり、または、[5]前記相応する特性と混合されてもよい。
本明細書の五番目の例示的側面は、ターミナルが映像ユニットに表示する多様なメンバーリストを用いて、ユーザが単一や多数のメンバーを指定受信者として選択し、指定信号を生成し、コンテンツ及び指定信号を含む指定データパケットを生成する多様な構成及び方法に対するものである。特定アプリを駆動するユーザは、コンテンツを情報ウィンドウに入力する前、途中または完了後に指定受信者を選択することができる。このため、ユーザは、特定アプリの特定グループに属する全て(または、多数)のメンバーまたはメンバーIDを表示する「メンバーリスト」を用いて容易に指定受信者を選択することができる。
本例示的側面では、ユーザが特定アプリの特定グループの単一のメンバーを指定受信者として選択する構成及び方法を主に説明するが、ターミナルは、前記構成及び方法を容易に改良してユーザが前記方法を繰り返すことにより、多数のメンバーを指定受信者として選択できるようにすることもできる。したがって、多数のメンバーを指定受信者として選択する構成及び方法に対する説明は省略する。
本明細書の五番目の例示的側面の一番目の実施形態は、グループウィンドウに表示したメンバーリストを用いてユーザが直接指定受信者を選択するようにするターミナルの構成及び作業実行方法に対する例示である。一例として、ターミナルが[図3]で例示したグループウィンドウ15に特定アプリの特定グループに属する全て(または、多数)のメンバーのメンバーID(または、U/I)17を含むメンバーリストを表示する場合、ユーザは、前記リストに表示されたメンバーのID17を、[1]直接クリックしたり、タッチしたり、その他の方法などで操作することにより、[2]ハードキーボードやソフトキーボードなどを用いて操作することにより、または、[3]その他の入力ユニットを用いて操作することにより、前記メンバーリストから特定受信者を指定受信者として選択することができる。
これとは異なり、ユーザは、多数のグループを表示するグループウィンドウ15から特定グループを選択することにより、映像ユニット11にコンテンツウィンドウ19を表示し、ユーザ入力を提供することによりコンテンツウィンドウ19にメンバーリストを表示し、前記リストにおいて特定受信者を指定受信者として選択することができる。または、ユーザは、グループウィンドウ15やコンテンツウィンドウ19において音響的ユーザ入力をスピーカーなどの入力ユニットに提供することにより、特定メンバーを指定受信者として選択することもでき、このためにユーザは、グループウィンドウ15またはコンテンツウィンドウ19においてメンバーリストを映像ユニット11に表示するようにすることができる。
または、ターミナルは、メンバーリストを映像ユニット11に表示した後、ユーザの目、紅彩または網膜などのイメージを用いる電磁的音響的ユーザ入力を確保することにより、映像ユニット11に表示されるコンテンツウィンドウ19において特定メンバーを指定受信者として選択することもできる。一例として、ターミナルは、コンテンツウィンドウ19に表示されたメンバーリストの特定の部分を凝視するユーザの視線方向(line of sight)を分析し、前記メンバーリストから視線方向に該当する特定メンバーID17に該当するメンバーを指定受信者として選択することができる。ユーザは、ターミナルに特定ユーザ入力を提供することにより、ターミナルが前記視線方向を取得し、これを分析するようにすることができる。または、ターミナルは、上述のメンバーリストを映像ユニットに表示した後、一定期間の間ユーザの視線方向を取得し、これを分析することができる。このような場合、ユーザは、他のユーザ入力をターミナルに提供する必要なしに、上述の一定期間の間メンバーリストに含まれた特定メンバーのメンバーID17を見つめさえすればよい。したがって、このような構成は、ユーザをして、さらに便利に指定受信者を選択することができるという利点を提供する。
本明細書の五番目の例示的側面の二番目の実施形態は、コンテンツウィンドウにメンバーリストを表示することにより、ユーザが直接指定受信者を選択できるようにするターミナルの構成と作業実行方法に対する例示である。[図28]と[図29]は、ユーザが直接ハードキーボード、ソフトキーボード、または、その他の入力ユニットなどを操作したり、または、映像ユニットを直接タッチするなどの多様なユーザ入力を提供することによって、コンテンツウィンドウにおいて指定受信者を選択する構成及び方法の例示である。
ターミナル10は、[図24]〜[図27]のターミナルのハードウェア要素とソフトウェア要素と同一または類似の要素を含み、これにより、これ以上の詳細な説明は省略する。また、[図28]及び[図29]のターミナル10が映像ユニット11に表示するコンテンツウィンドウ19は、[図24]〜[図27]のターミナルのコンテンツウィンドウと同一または類似し、これにより、ユーザは、ターミナル10を[図24]〜[図27]のターミナルと同一または類似の方法で操作することによりコンテンツを作成することができるので、これに対するこれ以上の説明は省略する。
[図28]と[図29]のターミナルを駆動するユーザは、発送するコンテンツを作成する前、作成中、または、作成後、多様な方法を介して前記グループのメンバーのうちの1(または、多数の)メンバーを指定受信者として選択することができる。このためにユーザは、多様な方法でターミナルが前記グループの全て(または、多数)のメンバーのメンバーアイコン32を含んだり、メンバーID(または、U/I)17を含むメンバーリスト34Aを映像ユニット11に表示するようにターミナルに要求することができる。このため、ユーザは、[1]1以上のハードボタン形態の入力ユニット12A,12B,12Cを操作したり、[2]ソフトボタンまたはハードボタン形態のキーボード13を操作したり、または、[3]ハードボタンやソフトボタン形態の矢印キー13Aを操作することができる。
上の段落のユーザ入力に対応してターミナル10が映像ユニット11にメンバーリスト34Aを表示すれば、ユーザは、[1]メンバーリスト34Aの特定メンバーアイコン32またはID17をクリックまたはタッチすることにより特定メンバーを指定受信者として選択したり、[2]ハードキーボードやソフトキーボードなどを操作することにより、メンバーリスト34Aに含まれた特定メンバーを指定受信者として選択したり、または、[3]その他の入力ユニットを操作することにより、メンバーリスト34A上の特定メンバーを指定受信者として選択することができる。
ターミナル10は、映像ユニット11に多様な形または形式のメンバーリスト34Aを表示することができる。一例として、[図28]と[図29]のターミナルは、映像ユニット11の一側(一例として、右側、左側、上端、下端または中央)に前記グループに属する全て(または、多数)のメンバーのアイコン32、メンバーID17などを縦方向に列挙するメンバーリスト34Aを表示することができる。
[図28]の場合、ユーザがコンテンツウィンドウ19に表示されたメンバーリスト34Aから、下から2名のメンバーである「朴」と「金23」のメンバーアイコン32をクリックしたりタッチするなどの方法で選択すれば、ターミナル10は、[図29]のように「朴」と「金23」のメンバーアイコン32を強調して表示することができ、これを介してユーザは、自らが選択したメンバーが自らが意図した指定受信者なのかどうかを容易に確認することができる。
ターミナル10は、多様な方法で前記グループに属したメンバーのID17やアイコン32をメンバーリスト34Aに表示することができる。一例として、ターミナル10は、メンバーの名前、IDなどの文字(一例として、ハングル、英語アルファベット)の順にまたは数字の順にメンバーID17やアイコン32を配置することができる。または、ターミナル10は、メンバーが前記グループに加入した順にメンバーID17やアイコン32を配置することができる。または、ターミナル10は、コンテンツウィンドウ19に表示されたコンテンツの順に、これを発送したメンバーのメンバーID17やアイコン32を配置することができる。
もし、メンバーの数がとても多く、ターミナル10が映像ユニットに表示されるメンバーリスト34Aに全てのメンバーのID17やアイコン32を表示できない場合、ターミナル10は、[1]メンバーID17やアイコン32を小さく表示して、出来るだけ多くのメンバーのメンバーID17またはアイコン32を表示するようにしたり、または、[2]ユーザが多様なユーザ入力を提供することにより、メンバーリスト34Aを上下にスクロールできるようにすることができる。または、ターミナル10は、メンバーアイコン32やメンバーID17を横方向または縦方向に二列またはそれ以上の配列で表示したり、その他の配列で表示することができる。
ユーザがメンバーID17またはアイコン32に対する操作を終えて、1以上の指定受信者を選択すれば、ターミナル10は、前記操作に従って指定された受信者を表示する「指定信号」を生成する。ユーザがコンテンツの作成を完了した後に指定受信者の選択を完了すれば、または、指定受信者の選択を完了した後にコンテンツの作成を完了すれば、ユーザは送信ボタン13Sをクリックしたりタッチするなどの方法で操作する。これにより、ターミナル10またはアプリは、ユーザが作成したコンテンツとユーザが生成した「指定信号」及びヘッダーやテールを全て含む「指定データパケット」を生成することができる。このような観点から見れば、指定信号は、特定グループのメンバーのうちユーザがどんなメンバーを指定受信者に指定したのかを表示する信号と見なすことができる。したがって、前記指定信号は、マトリックスやデータベースの形態で構築することができる。
また、ターミナル10は、上述の四番目の実施形態で例示した多様な指定受信者確認作業または発送確認作業を実行することもできる。上述の確認過程を経たターミナル10は、指定データパケットを(中央)サーバに伝送し、これを受信したサーバは、前記パケットを前記グループの全ての、または、特定メンバーに送信することができる。
前記データパケットを受信した受信者のターミナルは、前記パケットからコンテンツを抽出し、指定信号の有無または指定信号の特性を確認する。もし、受信者が指定受信者(すなわち、指定信号が受信者に該当)であれば、ターミナル10は、コンテンツを指定コンテンツの形態で表示する反面、受信者が非指定受信者(すなわち、指定信号が受信者に該当しない)であれば、ターミナル10は、コンテンツを非指定コンテンツとして表示する。
本明細書の五番目の例示的側面の三番目の実施形態は、コンテンツウィンドウにメンバーリストを表示することにより、ユーザが直接指定受信者を選択するようにする、また他のターミナルの構成及び作業実行方法に対する他の例示である。
[図30]と[図31]は、ユーザが直接ハードキーボード、ソフトキーボード、または、その他の入力ユニットなどを操作したり、映像ユニットを直接タッチするなどの多様なユーザ入力を提供し、コンテンツウィンドウにおいて指定受信者を選択する構成及び作業実行方法の例示である。ターミナル10は、[図28]と[図29]のターミナルのハードウェア要素及びソフトウェア要素と同一または類似の要素を含み、したがって、これ以上の詳細な説明は省略する。
また、ターミナル10が映像ユニット11に表示するコンテンツウィンドウ19は、[図28]と[図29]のコンテンツウィンドウと同一または類似し、したがって、ユーザは、ターミナル10を[図28]と[図29]のターミナルと同一または類似の方法で操作することによりコンテンツを作成することができるので、これに対するこれ以上の説明は省略する。
[図30]と[図31]のターミナルを駆動するユーザは、発送するコンテンツを作成する前、作成する途中、または作成した後、多様な方法で前記グループのメンバーのうちの1(または、多数の)メンバーを指定受信者として選択することができる。このため、ユーザは、[図28]と[図29]の多様な方法でユーザ入力を提供することができる。これに対応し、ターミナル10が映像ユニット11にメンバーリスト34Bを表示すれば、ユーザは、[1]メンバーリスト34Bの特定メンバーアイコン32またはID17をクリックまたはタッチすることにより、[2]ハードキーボードまたはソフトキーボードを用いて前記アイコン32やID17を操作することにより、または、[3]その他の入力ユニットを用いて前記アイコン32やID17を操作することにより、メンバーリスト34Bに含まれた特定メンバーを指定受信者として選択することができる。
ターミナル10は、映像ユニット11に[図28]や[図29]のメンバーリストとは相違した形や形式のメンバーリスト34Bを表示することができる。一例として、[図30]と[図31]のターミナルは、映像ユニット11の特定の部分(一例として、右側、左側、上端、下端、中央など)に前記グループの全て(または、多数)のメンバーのアイコン32やメンバーID17を横方向に列挙するメンバーリスト34Bを表示することができる。
一例として、[図30]と[図31]のターミナル10は、入力ウインドウ14の真上にメンバーリスト34Bを表示する。[図30]の例示において、ユーザがコンテンツウィンドウ19に表示されたメンバーリスト34Bのうち中間に位置したメンバーと右側端に位置したメンバーのメンバーアイコン32をクリックまたはタッチすれば、ターミナル10は、[図31]のように前記2名のメンバーのアイコン32を強調して表示することができ、これにより、ユーザは自らが選択したメンバーが自らが意図した指定受信者であるかどうかを容易に確認することができる。
もし、メンバーの数がとても多く、ターミナル10が映像ユニットに表示されるメンバーリスト34Bに全てのメンバーのID17やアイコン32を表示できない場合、ターミナル10は、[1]メンバーID17やアイコン32を小さく表示して出来るだけ多くのメンバーのメンバーID17またはアイコン32を表示するようにしたり、または、[2]ユーザが多様なユーザ入力を提供することによりメンバーリスト34Bを左右にスクロールできるようにすることができる。または、ターミナル10は、メンバーアイコン32やメンバーID17を横方向または縦方向に二列またはそれ以上の配列で表示したり、その他の配列で表示することができる。
ユーザがメンバーアイコン32またはID17の操作を完了した後に指定受信者を選択すれば、ターミナル10は、[図28]と[図29]の操作と同一または類似の操作で指定受信者を表示する「指定信号」及び多様なデータパケットを生成し、これを受信者に発送する。ただし、ターミナル10は、上述の四番目の実施形態で例示した多様な指定受信者確認作業または発送確認作業を実行することもできる。その後、ターミナル10は、指定データパケットをサーバに発送し、これを受信したサーバは、前記データパケットを前記グループの全てのメンバーまたは特定メンバーに送信することができる。
前記データパケットを受信した受信者のターミナルは、前記パケットからコンテンツを抽出し、指定信号の有無または指定信号の特性を確認する。受信者が指定受信者(すなわち、指定信号があったり、または、指定受信者に該当)の場合、ターミナル10は、コンテンツを指定コンテンツの形態で表示する反面、受信者が非指定受信者(すなわち、指定信号がなかったり、または、指定受信者に該当しない)の場合、ターミナル10は、コンテンツを非指定コンテンツの形態で表示することができる。
本明細書の五番目の例示的側面の四番目の実施形態は、コンテンツウィンドウに表示されたメンバーリストからユーザが直接指定受信者を選択するようにするターミナルの構成と方法に対する他の例示である。[図32]は、ユーザが直接ハードキーボード、ソフトキーボード、または、その他の入力ユニットなどを操作したり、または、映像ユニットを直接タッチするなどの多様なユーザ入力を提供し、コンテンツウィンドウにおいて指定受信者を選択する構成及び方法の例示である。
[図32]のターミナル10は、[図28]と[図29]のターミナルのハードウェア要素及びソフトウェア要素と同一または類似の要素を含み、したがって、これ以上の詳細な説明は省略する。[図32]のターミナル10が映像ユニット11に表示するコンテンツウィンドウ19も、[図28]及び[図29]のコンテンツウィンドウと同一または類似し、したがって、ユーザは、ターミナル10を[図28]と[図29]のターミナルと同一または類似の方法で操作することによりコンテンツを作成することができるので、これに対するこれ以上の説明は省略する。
[図32]のターミナルを駆動するユーザは、発送するコンテンツを作成する前、作成中、または、作成後、多様な方法で前記グループのメンバーのうちの1(または、多数の)メンバーを指定受信者として選択することができる。ユーザは、[図28]と[図29]の多様な方法でユーザ入力を提供することができる。これに対応してターミナル10が映像ユニット11にメンバーリスト34Cを表示すれば、ユーザは、[1]メンバーリスト34Cの特定メンバーアイコン32またはID17をクリックまたはタッチして特定メンバーを指定受信者として選択したり、[2]ハードキーボード、ソフトキーボードなどを操作することにより、メンバーリスト34C上の特定メンバーを指定受信者として選択したり、または、[3]その他の入力ユニットを操作することにより、メンバーリスト34Cの特定メンバーを指定受信者として選択することができる。
ターミナル10は、映像ユニット11に[図28]〜[図31]のメンバーリスト34A,34Bと相違した形または形式を有するメンバーリスト34Cを表示することができる。一例として、[図32]のターミナルは、映像ユニット11に表示した入力ウインドウ14の下端に前記グループの全て(または、多数)のメンバーのアイコン32やメンバーID17を列挙するメンバーリスト34Cを表示することができる。ただし、前記メンバーリスト34Cは、[図30]と[図31]のメンバーリスト34Bと一般的に似ているものの、入力ウインドウ14の上端に表示されるメンバーリスト34Bとは異なり、入力ウインドウ14の下端に表示され、メンバーアイコン32またはID17を横方向に一列に表示するメンバーリスト34Bとは異なり、メンバーアイコン32またはID17を横方向に多数の列で表示することができる。
映像ユニット11がタッチスクリーンである場合、ターミナル10は、ソフトキーボード13を表示する位置にメンバーアイコン32を表示することができる。または、ターミナル10はソフトキーボード13を淡く表示し、その上にメンバーアイコン32を表示することもできる。または、ターミナル10は、各メンバーの名前またはメンバーIDなどをメンバーアイコン32と共に表示することもできる。
もし、メンバーの数がとても多く、ターミナル10が映像ユニットに表示されるメンバーリスト34Cに全てのメンバーのID17やアイコン32を表示できない場合、ターミナル10は、[1]メンバーID17やアイコン32を小さく表示して出来るだけ多くのメンバーのメンバーID17またはアイコン32を表示するようにしたり、または、[2]ユーザが多様なユーザ入力を提供することによりメンバーリスト34Cを左右にスクロールできるようにすることができる。または、ターミナル10は、メンバーアイコン32やメンバーID17を横方向または縦方向に二列またはそれ以上の配列で表示したり、その他の配列で表示することができる。
ユーザがメンバーアイコン32やID17の操作を完了した後に指定受信者を選択すれば、ターミナル10は、[図28]〜[図31]の操作と同一または類似の操作で指定受信者を表示する「指定信号」及び多様なデータパケットを生成し、これを受信者に発送する。ただし、前記生成及び発送と関連した詳細な内容は、[図28]〜[図31]の説明と同一または類似するので、これ以上の説明は省略する。
本明細書の五番目の例示的側面の五番目の実施形態は、コンテンツウィンドウに表示された相違するメンバーリストを用いてユーザが直接指定受信者を選択するようにするターミナルの構成及び作業実行方法に対する例示である。[図33]及び[図34]は、ユーザがソフト(または、ハード)キーボードまたはその他の入力ユニットを操作したり、または、映像ユニットを直接タッチするなど多様なユーザ入力を直接提供することにより、コンテンツウィンドウにおいて指定受信者を選択する構成及び方法の例示である。
[図33]のターミナル10は、[図28]〜[図32]のターミナルのハードウェア要素及びソフトウェア要素と同一であるか類似の要素を含み、したがって、これ以上の説明は省略する。また、[図33]のターミナル10が映像ユニット11に表示するコンテンツウィンドウ19は、[図28]〜[図32]のコンテンツウィンドウと同一または類似するので、ユーザは、ターミナル10を[図28]〜[図32]のターミナルと同一または類似の方法で操作してコンテンツを作成できるので、これに対するこれ以上の説明も省略する。
[図33]のターミナル10を駆動するユーザは、発送するコンテンツの作成前、作成途中、または、作成後、多様な方法で前記グループのメンバーのうち特定メンバーを指定受信者として選択することができる。一例として、ユーザは、[図28]〜[図32]の多様な方法でユーザ入力を提供することができる。これに対応してターミナル10が映像ユニット11にメンバーリスト34Dを表示するものの、メンバーリスト34Dは、前記グループのメンバーのメンバーアイコン32を楕円形または円形のウィンドウの円周に沿って列挙する形態を有する。
ユーザは、[1]メンバーリスト34Dに表示されたメンバーアイコン32またはID17をクリックまたはタッチして特定メンバーを指定受信者として選択したり、[2]ハードキーボード、ソフトキーボードなどを操作してメンバーリスト34Dの特定メンバーを指定受信者として選択したり、または、[3]その他の入力ユニットを操作することにより、メンバーリスト34Dの特定メンバーを指定受信者として選択することができる。必要な場合、ターミナル10は、メンバーリスト34Dを回転できるように構成し、ユーザが特定メンバーを容易に指定受信者として選択するようにすることができる。
もし、メンバーの数がとても多く、ターミナル10が映像ユニットに表示されるメンバーリスト34Dに全てのメンバーのID17やアイコン32を表示できない場合、ターミナル10は、[1]メンバーID17やアイコン32を小さく表示して出来るだけ多くのメンバーのメンバーID17またはアイコン32を表示するようにしたり、または、[2]ユーザが多様なユーザ入力を提供することにより、メンバーリスト34Dを時計回りまたは反時計回りに回転できるようにすることができる。特に、ユーザがメンバーリスト34Dを時計回りまたは反時計回りに回転させる場合、ターミナルは、回転前にはメンバーリスト34Dに表示されなかったメンバーのメンバーアイコン32またはID17をメンバーリスト34Dに表示することができる。または、ターミナル10は、メンバーアイコン32やメンバーID17を同心円形態で複数の列の同心円配列で表示したり、その他の配列で表示することができる。
[図34]のターミナル10は、[図33]のターミナルと同一であるが、メンバーリスト34Dの配列が相違した場合である。一例として、[図34]のターミナル10は、[図33]のターミナルのように円形のウィンドウの円周に沿って前記グループのメンバーのメンバーアイコン32を表示するメンバーリスト34Dを表示する。しかし、ターミナル10は、メンバーアイコン32の向きを円の中心に対称になるように表示する。
ユーザがメンバーアイコン32やID17の操作を完了した後に指定受信者を選択すれば、ターミナル10は、[図28]〜[図32]の操作と同一または類似の操作で指定受信者を表示する「指定信号」及び多様なデータパケットを生成し、これを受信者に発送する。しかし、前記生成及び発送と関連した詳細な内容は、[図28]〜[図32]の説明と同一または類似するので、これ以上の説明は省略する。
本明細書の五番目の例示的側面の多様なターミナル、指定コンテンツ及び指定アイコンバッジは、多様な構成または方法で変形または改良されてもよい。下述は、前記変形または改良に対する詳細な形態として、前記変形や改良は、[1]本五番目の例示的側面の上述の実施形態や詳細な形態の変形または改良に適用されたり、または、[2]本明細書の上述及び下述の相違した例示的側面、前記相違した側面の実施形態や詳細な形態の変形または改良にも適用されてもよい。ただし、本五番目の例示的側面の変形または改良と関連した詳細な形態は、メンバーリストを使用するという点を除くならば、一般的に上述の四番目の例示的側面の変形または改良と同一または類似するので、重要な差異点のみを説明する。
本明細書の五番目の例示的側面の変形や改良の一番目〜三番目の詳細な形態は、指定信号の生成及び使用に対する構成及び方法に対するものである。一例として、ターミナルは、マトリックス形態またはデータベース形態の指定信号の代わりに「0」または「1」のうちの一つである指定信号を生成することができる。または、ターミナルは「0」と「1」及び「2」を用いて指定信号を生成することもできる。または、ターミナルは、指定データパケットはもちろん、指定信号は含まない「非指定データパケット」を生成した後、これらのうちの一つまたは二つを全て受信者に送信することができる。その他の詳細な内容は、一般的に前記四番目の例示的側面の変形または改良の一番目〜三番目の詳細な形態と類似または同一であるため、これ以上の説明は省略する。
本明細書の五番目の例示的側面の変形または改良の四番目の詳細な形態は、多様なコンテンツ、多様な指定信号及びこれらを含むデータパケットの生成及び使用に対する構成及び方法に対するものである。一例として、中央サーバ、位置サーバまたはターミナルは、多様な方法でコンテンツ、指定信号及び(非指定または指定)データパケットなどを格納することができる。その他の詳細な内容は、前記四番目の例示的側面の変形または改良の四番目の詳細な形態と類似または同一であるため、これ以上の説明は省略する。
本明細書の五番目の例示的側面の変形または改良の五番目及び六番目の詳細な形態は、指定受信者選択のためにユーザが提供する多様なユーザ入力に対するものである。ユーザは、多様な形態のユーザ入力を用いて指定受信者を選択することができ、特に、ユーザは、多様な機械的ユーザ入力、電気的ユーザ入力、磁気的ユーザ入力、電磁的ユーザ入力、または、音響的ユーザ入力を提供することにより指定受信者を選択することができる。または、ターミナル10は、ユーザが指定受信者を選択しなくても指定受信者を事前に選択することができる。その他の詳細な内容は、一般的に前記四番目の例示的側面の変形または改良の五番目及び六番目の詳細な形態と類似または同一であるため、これ以上の説明は省略する。
ただし、ユーザが自らが指定しようとする特定の受信者の名前、ニックネームまたはその他の名称を知っている場合には、ターミナルがメンバーリストを映像ユニットに表示しなくても、ユーザは前記受信者の名前、ニックネーム、その他の名称などを話すことにより、前記受信者を指定受信者に指定することができる。この時、ユーザがメンバーリストを参考にするには、ユーザは、特定の単語または命令を音声で提供することにより、ターミナルをして前記リストを映像ユニットに表示するようにすることができる。
本明細書の五番目の例示的側面の変形または改良の七番目の詳細な形態は、「0」または「1」などの形態の指定信号に対するものである。ユーザは、特定グループの多数のメンバーを自らが提供するコンテンツの指定受信者として選択することができ、このために「0」または「1」の形態の指定信号を生成することができ、必要な場合、「0」と「1」以外にも上述のように「2」や「3」なども指定信号として使用することにより、受信者を2種類、3種類、4種類またはそれ以上に細分することができる。また、ターミナルは、前記数字自体を指定信号として使用したり、上述の数字をマトリックス形態やデータベース形態の指定信号として使用することもできる。その他の詳細な内容は、一般的に上述の四番目の例示的側面の変形または改良の七番目の詳細な形態と類似または同一であるため、これ以上の説明は省略する。
本明細書の五番目の例示的側面の変形または改良の八番目の詳細な形態は、指定信号の反対の概念に該当する非指定信号の生成及び使用と関連した構成及び方法に対するものである。ターミナルは、指定信号の代わりに非指定信号を生成し、指定信号を含む指定データパケットの代わりに非指定信号を含む非指定データパケットを生成することができる。その他の詳細な内容は、一般的に上述の四番目の例示的側面の変形または改良の八番目の詳細な形態と類似または同一であるため、これ以上の説明は省略する。
本明細書の五番目の例示的側面の変形または改良の九番目の詳細な形態は、指定受信者にのみ指定コンテンツまたは指定データパケットを発送する構成及び方法に対するものである。一例として、ユーザは、指定データパケットや指定コンテンツを特定グループの全てのメンバーに送信せずに、代わりに指定受信者にのみ送信することができ、これにより、ターミナルは、非指定メンバーが非指定コンテンツを含む非指定データパケットまでも受信できないようにすることができる。その他の詳細な内容は、一般的に前記四番目の例示的側面の変形または改良の九番目の詳細な形態と類似または同一であるため、これ以上の説明は省略する。
本明細書の五番目の例示的側面の変形または改良の十番目の詳細な形態は、サーバを経由しないコンテンツやデータパケットの発送の構成及び方法に対するものである。一例として、ユーザは、ターミナルのセッティングを操作したりサーバとのネットワークを修正することにより、サーバを経由せずに直接他のメンバーに非指定データパケット、指定データパケット、コンテンツまたは指定信号を直接送信することができる。その他の詳細な内容は、一般的に上述の四番目の例示的側面の変形または改良の十番目の詳細な形態と類似または同一であるため、これ以上の説明は省略する。
本明細書の五番目の例示的側面の変形または改良の十一番目の詳細な形態は、メンバーリストにメンバーを表示する基準または順序に対するものである。一例として、ターミナルは、メンバーの名前またはIDなどの文字(一例として、ハングル、英語アルファベット)の順またはメンバーと関連した数字の順に、メンバーリストにメンバーIDやメンバーアイコンを配置することができる。または、ターミナルは、メンバーが前記グループに加入した順にメンバーIDやメンバーアイコンを配置することもできる。または、ターミナルは、コンテンツウィンドウにおいて、下で上の方向に表示されたコンテンツの順に、すなわちメンバーが発送したコンテンツを受信した順にメンバーIDまたはメンバーアイコンを配置することができる。これ以外にもターミナルは、ユーザがあらかじめ確立した選好度や順序に従ってメンバーIDまたはメンバーアイコンを配置することができる。これとは反対に、ターミナルはユーザがあらかじめ確立した非選好度に従ってメンバーIDまたはメンバーアイコンを逆の順番に配置することができる。
前記五番目の例示的側面のそれぞれの実施形態と詳細な形態は、上述と下述の相違した側面の実施形態や詳細な形態と互いに互換されてもよい。したがって、前記五番目の側面の多様な実施形態及び詳細な形態は、互いに相反しない限り、[1]同一の側面の相違した実施形態または詳細な形態、相違した側面の相違した実施形態または相違した詳細な形態のうち、これに相応する特性に適用されたり、[2]前記相応する特性に含まれたり、[3]前記相応する特性を代替したり、[4]前記相応する特性により代替されたり、または、[5]前記相応する特性と混合されてもよい。
本明細書の六番目の例示的側面は、多様な情報分析アルゴリズムを用いることにより、ターミナルが事前的(proactive)に指定受信者を選択し、指定信号を生成して、コンテンツ及び指定信号を含む指定データパケットを生成する多様な構成と作業実行方法に対するものである。ただし、上述のように、これはターミナルが事前的(proactive)に指定信号を生成し、指定受信者を選択して、コンテンツと指定信号を含む指定データパケットを生成する多様な構成と作業実行方法と均等である。
前記六番目の手段で説明し、前記四番目の側面及び五番目の側面で例示したように、[1]ユーザは、ターミナルに多様なユーザ入力を提供することにより指定受信者を選択することができ、ターミナルは、前記選択に基づいて指定信号を生成した後、前記信号を含む指定データパケットを生成して特定アプリの特定グループの全てのメンバーや一部メンバーに発送することができ、または、[2]ユーザは、ターミナルに多様なユーザ入力を提供することにより指定信号を生成することができ、ターミナルは、前記指定信号に基づいて指定受信者を選択した後、前記信号を含む指定データパケットを生成して特定アプリの特定グループの全て(または、一部)のメンバーに発送することができる。ただし、本文章の前の[1]と[2]は、解釈する観点による相違であることもあるので、相反した説明がない限り、本明細書は、上の[1]と[2]を同一の表現と見なす。
ユーザは、[1]動きまたはジェスチャーなどのユーザ入力をターミナルに提供することにより指定受信者を選択したり、または、[2]電気的、磁気的、電磁的または音響的ユーザ入力をターミナルに提供することにより、指定受信者を選択することができる。特に、ターミナルは、[1]ユーザの動きまたはジェスチャーを直接機械的に、電気的に、磁気的にまたは音響的に感知したり、または、[2]ユーザの動きやジェスチャーなどの静的イメージまたは動的イメージを電磁的ユーザ入力の形態で確保し、これを分析して指定信号を生成することができる。
これとは異なり、ユーザは、指定受信者を選択する、または、指定信号を生成するユーザ入力を提供することにより、指定信号を生成することができる。または、ターミナルは、指定信号を含まない非指定データパケットを生成した後、[1]指定信号は発送せずに非指定データパケットのみを前記グループの全てのメンバーに送信したり、または、[2]指定信号と非指定データパケットを指定受信者にのみ送信することができる。反面、ユーザは、指定受信者を選択するユーザ入力を提供しなかったり、または、指定信号を生成するユーザ入力を提供しないまま、非指定データパケットを前記グループの全てのメンバーに発送することができる。
上の3つの段落で説明した方法は、全てユーザの入力を必要とする、すなわち、ユーザが能動的にユーザ入力を提供することにより指定受信者を選択したり、または、指定信号を生成する方法に該当する。したがって、ユーザが指定信号を生成しないまま(すなわち、能動的に特定メンバーを指定受信者として選択せずに)非指定データパケットを特定グループの全て(または、選択された一部)のメンバーに送信する場合、受信者ターミナルは、前記パケットに含まれたコンテンツを非指定コンテンツとして表示することになる。
ユーザが指定受信者を選択したり指定信号を生成するユーザ入力を提供しなくても、ターミナルは、事前に指定受信者を選択したり、または、指定信号を生成することもできる。本明細書の六番目の例示的側面では、多様な既存の情報分析アルゴリズムを用いてコンテンツを分析した後、事前に指定信号を生成できるターミナルの構造または方法を説明する。ただし、前記コンテンツは、[1]発信者が発送する予定のコンテンツ、[2]発信者が発送したコンテンツ、[3]サーバが発送する予定のコンテンツ、[4]サーバが発送したコンテンツ、または、[5]受信者が受信したコンテンツのうちの一つであってもよい。
このためにターミナルは、上の文章のコンテンツに、[1]前記グループの特定メンバーを指定する情報、[2]前記メンバーがコンテンツを読むように注意を喚起させる情報、または、[3]前記メンバーがコンテンツを読んだ後に取らなければならない行動などに関連した情報が含まれているかどうかを分析することができる。また、前記情報の詳細な形態としては、[1]前記メンバーの名前、名称、ニックネーム、または職位、[2]前記メンバーを意味したり指称する文、イメージ、または音、[3]前記メンバーが遂行しなければならない作業の名前、名称、または別称、または、[4]前記作業を意味したり指称する文、イメージ、または音などがある。本明細書において、このような情報を「指定要請情報」と通称することにする。前記「指定要請情報」は、アプリの種類、グループの種類、またはメンバーの種類に関係なく、発信者が生成したコンテンツに含まれた特定の単語、語句、または表現であったり、または、コンテンツに含まれた、もしくは添付されたイメージファイルもしくは音声ファイルであってもよい。
ターミナルは、多様な既存の情報分析アルゴリズムを用いてユーザが生成中であるコンテンツ、生成したコンテンツ、または発送しようとするコンテンツに「指定要請情報」が含まれているかどうかを事前に分析することができる。このような情報分析アルゴリズムの例としては、[1]既存の人工知能関連の分析アルゴリズム、[2]既存のマシンラーニング関連の分析アルゴリズム、[3]既存のディープラーニング関連の分析アルゴリズム、[4]既存の自然語処理や解釈関連の分析アルゴリズム、[5]既存のビッグデータ関連の分析アルゴリズム、[6]既存のテキスト認識関連の分析アルゴリズム、または、[7]既存の音声認識関連の分析アルゴリズムなどがある。
ユーザのコンテンツ内容を分析したターミナルがコンテンツに含まれた「指定要請情報」を確認すれば、ターミナルは指定受信者を選択し、「指定信号」を生成して、コンテンツと指定信号などを含む指定データパケットを生成することができる。これとは異なり、ターミナルは、前記情報分析アルゴリズムを用いてユーザのコンテンツに添付されたイメージや音を分析して「指定要請情報」を確認することができる。したがって、前記情報分析アルゴリズムが、前記イメージが特定メンバーの写真や動画であったり、特定メンバーの名前、名称またはニックネームなどに関連したイメージであると確認すれば、ターミナルは、これを「指定要請情報」と見なすことができる。
または、ターミナルは、情報分析アルゴリズムを用いてユーザのコンテンツに添付された音を分析することができ、ターミナルが前記音を特定メンバーの音声であると確認したり、または、前記音が特定メンバーの名前、名称、ニックネームなどに関連した音であると確認すれば、ターミナルは、これを「指定要請情報」と見なすことができる。ターミナルが指定要請情報を確認すれば、これに基づいて指定受信者を選択し、指定信号を生成して、前記コンテンツ及び指定信号を含む指定データパケットを生成することができる。
ユーザのターミナルは、上述の情報分析アルゴリズムを用いて、ユーザが、[1]生成中であるコンテンツ、[2]生成を完了したコンテンツ、または、[3]発送前のコンテンツに含まれた「指定要請情報」を確認し、したがって、前記コンテンツを指定コンテンツとして取り扱うことができる。ターミナルが「指定要請情報」に基づいて指定信号を生成し、前記コンテンツと指定信号が含まれた指定データパケットを発送すれば、受信者ターミナルは、前記指定データパケットを受信した後、前記データパケットに含まれたコンテンツを指定コンテンツとして表示することができる。
これとは異なり、ユーザのターミナルは、上述の情報分析アルゴリズムを用いてユーザが受信したコンテンツを分析し、受信コンテンツに「指定要請情報」が含まれたかどうかを確認することができる。もし、受信コンテンツにおいて指定要請情報が確認されれば、ユーザのターミナルは受信コンテンツを指定コンテンツとして取り扱い、これを映像ユニットに指定コンテンツとして表示することができる。すなわち、ユーザターミナルは、ユーザが生成したり発送する発送コンテンツに対する「事前的指定受信者選択作業」はもちろん、必要な場合、ユーザターミナルが受信した受信コンテンツに対しても前記「事前的指定発信者確認作業」も実行することができる。
上述のように、事前に指定発信者を確認する作業は、ユーザにまた他の恵沢を提供する。すなわち、発信者がユーザにコンテンツを発信し、[1]ミスでユーザを指定受信者として選択しなかった場合、または、[2]発信者ターミナルに装着されたアプリの機能的制約によりユーザを指定受信者として選択できなかった場合にも、ユーザのターミナルは、発信者から受信したコンテンツがユーザ観点から見た時に指定コンテンツなのかどうかを確認することができ、これにより、ユーザは、発信者が発送した指定コンテンツを容易に確認することができる。
言い換えれば、ユーザは、特定コンテンツを発送した発信者の意図とは関係なく、自らがターミナルをして事前的指定発信者確認作業を実行するようにすることができる。したがって、ユーザターミナルは、ユーザが重要に思う(または思うと類推される)未確認コンテンツを事前に確認し、これを指定コンテンツとして表示することにより、ユーザが前記コンテンツを素早く確認するようにしたり、または、見逃さないようにすることができるという恵沢を提供する。
これとは反対に、特定コンテンツの発信者が自らが発送するコンテンツをユーザが確認するようにするために前記コンテンツを指定コンテンツに指定したとしても、ユーザのターミナルは、事前的指定発信者確認作業を実行することにより、前記コンテンツがユーザが重要に思ったりまたは思うと類推されるコンテンツなのかどうかを確認することができる。すなわち、ユーザのターミナルは発信者の意図とは関係なく、未確認コンテンツのうちユーザが重要であると思うコンテンツのみを選択し、これを指定コンテンツとして表示できるという恵沢も提供する。
一般的に、本六番目の例示的側面のターミナルは、多様な情報分析アルゴリズムを前記四番目の例示的側面の事前的指定受信者選択作業の実行時と同様に用いることができる。しかし、上述の四番目の側面と本六番目の側面の情報分析アルゴリズムの使用時との相違点は、一般的に、前者は、分析対象が発信者が発送してユーザが受信したコンテンツである反面、後者は、ユーザが生成して発送した、または発送する予定のコンテンツという点である。したがって、分析対象の相違点を除外するならば、ターミナルは、前記二つの相違した側面から情報分析アルゴリズムを同一の構成と方法で用いることになるので、これに対する詳細な説明は省略する。
[図35]と[図36]は、ユーザが能動的に指定信号を生成しなくても、ターミナルが指定要請情報を確認することにより、事前に指定受信者を選択し、指定信号を生成できる構成及び方法の例示である。
本明細書の六番目の例示的側面の一番目の実施形態は、多様な情報分析アルゴリズムを用いて多様な発送または受信コンテンツを分析することにより、事前に指定受信者を選択できる多様なターミナルの構成及び作業実行方法に対する例示である。ただし、[図35]と[図36]のターミナル10は、[図24]〜[図34]のターミナルで例示したハードウェア要素やソフトウェア要素と同一または類似の要素を含み、したがって、これ以上の詳細な説明は省略する。また、ユーザは、多様な方法で入力ウインドウ14を用いてコンテンツを作成することができ、これは、[図24]〜[図34]で例示したことがある方法と同一または類似するので、これに対する詳細な説明は省略する。
[図35]は、ユーザが特定アプリを駆動した後に映像ユニット11に表示されたグループウィンドウ15において特定グループを選択し、これにより、ターミナル10が映像ユニット11にコンテンツウィンドウ19を表示した後にソフトキーボードまたはハードキーボード13を操作することにより入力ウインドウ14が表示された後、前記入力ウインドウ14に「Hey,」というコンテンツを入力した場合に該当する。この時点でユーザは、前記グループの全てのメンバーに非指定コンテンツを送信しようとすると類推することができる。反面、[図36]は、ユーザが入力ウインドウ14の「Hey,」という語句の後に「Cutie、それはやり終えた?」という一節を追加で入力し、送信ボタン13Sを操作するためのユーザ入力を提供しようとする場合である。これにより、ユーザは、前記グループのメンバーのうち特定メンバーを指定する指定信号を生成しないまま、「Hey、Cutie、それはやり終えた?」というコンテンツを非指定コンテンツとして発送しようとすると類推することができる。
ターミナル10が上述の情報分析アルゴリズムを含まない場合、ユーザはどんなメンバーも指定受信者として選択せず、したがって、ターミナル10もやはりユーザからどんな指定信号も受信しなかった。したがって、ターミナル10は、前記コンテンツを非指定コンテンツとして取り扱い、前記コンテンツを含む非指定データパケットを前記グループの全てのメンバーに発信することができる。
しかし、多様な情報分析アルゴリズムが装着された[図35]と[図36]のターミナル10は、ユーザが生成中である、生成を完了した、または、発送準備中であるコンテンツに「指定要請情報」が含まれているかどうかを容易に分析することにより、上述の「事前的指定受信者選択作業」を実行することができる。一例として、[図36]のターミナル10は、特定情報分析アルゴリズムを用いてコンテンツに含まれた「Cutie」を認知し、多様な方法を用いて「Cutie」が「指定要請情報」に該当するかどうかを確認することができる。
一例として、ターミナル10は、上述の情報分析アルゴリズムを用いて、[1] 「Cutie」が前記グループのメンバーID17のうちの一つなのかどうか確認したり、[2]前記グループのメンバーの以前の対話を分析することにより、「Cutie」が前記グループの特定メンバーのニックネームまたは略称なのかを確認したり、[3]特定アプリの全てのグループ及び前記グループのメンバーの以前の対話を分析することにより、「Cutie」が特定グループのメンバーの名前なのか、特定メンバーのニックネームまたは略称なのかを確認したり、または、[4]ユーザのターミナルに装着された全てのアプリと関連した全てのデータを分析して、「Cutie」が特定アプリの特定グループのメンバーの名前なのか、特定メンバーのニックネームまたは略称なのかを確認することができる。
上述の分析を介して情報分析アルゴリズムが「Cutie」が「指定要請情報」でないものと確認した場合、ターミナル10は、前記コンテンツとヘッダー、テールなどを含む非指定データパケットを生成し、これをメンバーに発送する。これとは異なり、上述の分析を介して情報分析アルゴリズムが「Cutie」が「指定要請情報」であるものと確認することになれば、ターミナル10は前記指定要請情報に基づいて1以上の指定受信者を選択し、これに該当する指定信号を生成することができる。
その後、ターミナル10は、上述の多様な方法を用いて、[1]前記コンテンツを指定データパケットに含めた後、前記パケットを前記グループの全てのメンバーに発送したり、[2]前記コンテンツを指定データパケットに含めた後、前記データパケットを特定アプリの特定グループの指定受信者にのみ、または、前記アプリの全てのグループの前記指定受信者にのみ発送したり、[3]前記コンテンツを非指定データパケットに含めた後、非指定データパケットと指定信号を特定アプリの特定グループの全てのメンバーに、または、前記アプリが設定した全てのグループの全てのメンバーに発送したり、[4]前記コンテンツを非指定データパケットに含め、前記データパケットと指定信号を特定アプリや特定グループの指定受信者に発送したり、または、前記アプリが設定した全てのグループの指定受信者に発送したり、または、[5]前記コンテンツを非指定データパケットに含め、前記データパケットと指定信号を前記ターミナルに装着された全てのアプリの全てのメンバーに発送することができる。
本明細書の六番目の例示的側面の二番目の実施形態は、多様な情報分析アルゴリズムを用いて多様なコンテンツを分析することにより、事前に指定受信者を選択するようにするターミナルの相違した構成及び作業実行方法に対する例示である。一例として、ターミナル10は、アプリの種類、グループの性質、グループに属したメンバーの特性、グループに属したメンバーの名前または名称とは関係なく、多様な情報分析アルゴリズムを用いてユーザが生成したコンテンツに含まれた特定の単語、語句、または、表現を分析して「指定要請情報」を確認することができる。言い換えると、ユーザのターミナルが、ユーザが生成したり発送しようとする発送コンテンツに対する「事前的指定受信者選択作業」を実行することにより、ユーザが能動的に指定信号を生成しなくても、ターミナルが事前に指定受信者を選択し、これに相応する指定信号を生成する場合である。
上の段落のターミナルは、ユーザが生成したコンテンツに含まれた特定の単語、語句、表現などを分析し、事前に指定受信者を選択することができる。または、ターミナルは、ユーザが生成したコンテンツに含まれた特定の単語、語句または表現を分析することにより、事前に指定受信者になれない受信者を選択することもできる。一例として、特定グループに男性及び女性が含まれた場合、情報分析アルゴリズムが男性ユーザが生成したコンテンツから女性メンバーが確認する場合、困難な単語や内容を発見すれば、ターミナルは、前記コンテンツを指定コンテンツや非指定コンテンツとして男性メンバーにのみ発送するが、女性メンバーには最初から発送しないことがある。他の例として、特定グループが軍人メンバーと民間人メンバーを全て含む場合、情報分析アルゴリズムが軍人メンバーが生成したコンテンツにおいて軍と関連した秘密事項を確認すれば、ターミナルは、前記コンテンツを指定コンテンツや非指定コンテンツとして民間人メンバーを除外した軍人メンバーにのみ発送することができる。
上述の分析を介して、前記情報分析アルゴリズムがユーザが生成したコンテンツから「指定要請情報」を確認した場合、ターミナルは指定受信者を選択した後、これに該当する指定信号を生成することができる。また、上述の多様な方法を介して、ターミナルは、前記コンテンツを、[1]指定データパケットに含め、前記パケットを特定アプリの特定グループの全てのメンバーに発送したり、[2]指定データパケットに含めた後、前記パケットを特定アプリの指定受信者にのみ発送したり、[3]非指定データパケットに含めた後、前記パケットと指定信号を特定アプリの特定グループの全てのメンバーに発送したり、[4]非指定データパケットに含め、前記パケットと指定信号を指定受信者にのみ発送したり、または、[5]非指定データパケットに含め、前記パケットと指定信号を前記グループの全てのメンバーに発送することができる。
本明細書の六番目の例示的側面の多様なターミナル、指定コンテンツ及び指定アイコンバッジは、多様な構成や方法で変形または改良されてもよい。下述は、前記変形または改良に対する詳細な形態として、前記変形や改良は、[1]本六番目の例示的側面の上述の実施形態や詳細な形態の変形または改良に適用されたり、または、[2]本明細書の上述及び下述の相違した例示的側面、前記相違した側面の実施形態や詳細な形態の変形または改良にも適用されてもよい。
本明細書の六番目の例示的側面の変形または改良の一番目の詳細な形態は、指定要請情報の確認対象の範囲に対するものとして、ターミナルは、上述の情報分析アルゴリズムを用いてターミナル自体または外部に格納された多様なデータを分析して指定要請情報を確認することができる。一例として、ターミナルは、特定アプリの特定グループと関連した、ターミナル自体や外部に格納されたデータを分析することができる。他の例として、ターミナルは、特定アプリの全てのグループと関連した、ターミナル自体または外部に格納されたデータを分析することができる。また他の例として、ターミナルは、特定アプリはもちろん、前記ターミナルで駆動できる1以上の他のアプリと関連した、ターミナル自体または外部に格納されたデータを分析することができる。
本明細書の六番目の例示的側面の変形や改良の二番目の詳細な形態もやはり、指定要請情報の確認対象の範囲に対するものである。すなわち、ターミナルの構造や機能、ターミナルが使用できるネットワークの構造や機能などによって変わり得るが、一般的にターミナルは、上述の情報分析アルゴリズムを用いることにより、多様な位置に格納されたデータを分析して指定要請情報を確認することができる。したがって、ターミナルは、自らのデータベースを分析したり、中央(または、位置)サーバに格納されたデータベースを分析したり、または、クラウド格納領域に格納されたデータベースなどを分析することができる。または、ターミナルは、有無線で呼び出すことができる外部格納装置またはインターネットで接続できるデータベースなども分析することができる。
本明細書の六番目の例示的側面の変形または改良の三番目の詳細な形態は、指定要請情報の確認と関連したターミナルセッティングに対するものである。すなわち、ユーザは、自らが直接指定信号を生成しなくても、ターミナルが事前に特定コンテンツから「指定情報要請」を確認するようにターミナルまたはアプリのセッティングを設定することができる。一例として、ユーザはアプリの種類と関係なく、ユーザがコンテンツを生成するたびに、コンテンツに指定要請情報が含まれているかどうかをターミナルが常にまたは特定の場合にのみ確認するようにターミナルのセッティングを設定することができる。または、ユーザは、特定アプリでコンテンツを生成するたびに、ターミナルが前記コンテンツに指定要請情報が含まれているかどうかを、特定の場合または常に確認できるようにターミナルのセッティングを設定することができる。または、ユーザが特定アプリを用いて前記アプリに確立された特定グループにコンテンツを生成するたびに、ターミナルがコンテンツに指定要請情報が含まれているかどうかを、常にまたは特定の場合にのみ確認できるようにターミナルのセッティングを設定することができる。または、アプリの種類、グループの種類またはコンテンツの種類などと関係なく、ユーザがコンテンツを生成して特定メンバーに送信したり送信しようとするたびに、ターミナルは、前記コンテンツに指定要請情報が含まれているかどうかを、常にまたは特定の場合にのみ確認できるようにターミナルのセッティングを設定することができる。
本明細書の六番目の例示的側面の変形または改良の四番目の詳細な形態は、指定要請情報の確認による指定信号の生成または利用方法に対するものである。すなわち、ターミナルが前記多様な情報分析アルゴリズムを用いて多様なデータを分析し発送コンテンツまたは受信コンテンツから指定要請情報を確認すれば、ターミナルは自動的にまたはユーザの確認を経た後に指定信号を生成することができる。一例として、ユーザが生成したコンテンツにおいてターミナルが指定要請情報を確認すれば、ターミナルは自動的に前記コンテンツに対する指定信号を生成することができる。
または、ターミナルが、ユーザが生成したコンテンツから指定要請情報を確認すれば、ターミナルは、前記コンテンツに対する指定信号を生成する前にユーザの確認を要請することができる。一例として、ターミナルは、[図36]のように、映像ユニット11に選択ウィンドウ38を表示し、ユーザに指定受信者の選択または指定信号の生成に対する確認を要請することができる。ユーザが選択ウィンドウ38で「Yes」をクリックしてこれを確認すれば、ターミナルは指定要請情報を生成し、コンテンツを前記多様な方法で多様なメンバーに送信する。しかし、ユーザが選択ウィンドウ38において「No」をクリックしたり、または、一定期間以内に「Yes」をクリックしなければ、ターミナルは指定要請情報を生成しないまま、前記コンテンツを非指定コンテンツと見なし、特定グループの全てのメンバーに送信することができる。
前記六番目の例示的側面のそれぞれの実施形態と詳細な形態は、上述と下述の相違した側面の実施形態や詳細な形態と互いに互換されてもよい。したがって、前記六番目の側面の多様な実施形態及び詳細な形態は、互いに相反しない限り、[1]同一の側面の相違した実施形態または詳細な形態、相違した側面の相違した実施形態または相違した詳細な形態のうち、これに相応する特性に適用されたり、[2]前記相応する特性に含まれたり、[3]前記相応する特性を代替したり、[4]前記相応する特性により代替されたり、または、[5]前記相応する特性と混合されてもよい。
(3.ユーザの観点における指定コンテンツの活用)
本明細書の多様なターミナルは、「指定信号」を生成し、これを用いて「指定コンテンツ」または「非指定コンテンツ」を生成することができる。また、ターミナルは、指定コンテンツまたは非指定コンテンツを含む「指定データパケット」または「非指定データパケット」などの多様なデータパケットを生成し、これを送信または受信することができる。
一般的に、特定アプリを駆動しなかったり、前記アプリの特定グループウィンドウを開かないことにより、ユーザが確認できていない未確認コンテンツは指定コンテンツ及び非指定コンテンツを含む。したがって、前記アプリまたは前記グループに対する未確認アイコンバッジの数字(すなわち、未確認状態のコンテンツ数)が大きい場合、未確認指定コンテンツの数が少なくても、ユーザが全ての未確認コンテンツを検討して、この中の指定コンテンツを確認するには長時間及び努力が必要なこともある。
上の段落の問題点を解決するために、本明細書のターミナルは、指定コンテンツの特性、非指定コンテンツの特性、または、指定信号の特性などを用いて、ユーザが全体の未確認コンテンツのうち選択的に未確認指定コンテンツのみを容易に読んだり確認するようにすることができる。このためにターミナルは、コンテンツウィンドウに多様なコンテンツを表示する時、[1]未確認非指定コンテンツは単純化または最小化して表示するが、未確認指定コンテンツはそのまま、または強調して表示したり、または、[2]未確認非指定コンテンツは表示せず、未確認指定コンテンツのみをそのまま、または強調して表示することができる。したがって、ユーザが未確認コンテンツに含まれている指定コンテンツを確認する時、非指定コンテンツによる妨害を除去したり、または最小化することができ、その結果、ユーザはより容易に未確認非指定コンテンツに混ざっている未確認指定コンテンツを容易に確認することができる。
また、ユーザが特定アプリを駆動した後、前記アプリの特定グループウィンドウを開いて確認した確認コンテンツにも確認指定コンテンツ及び確認非指定コンテンツが含まれる。したがって、前記アプリの前記グループに対する確認コンテンツの数が大きい場合、確認指定コンテンツの数が少ない場合にも、ユーザが自身と関連がある確認指定コンテンツを再び確認するには長時間及び努力が必要なこともある。
本明細書のターミナルは、指定コンテンツと非指定コンテンツの特性または指定信号の特性などを用いることにより、ユーザがコンテンツウィンドウにおいて既に確認した確認コンテンツのうち、選択的に確認指定コンテンツのみを容易に確認できるように構成することができる。このためにターミナルは、[1]確認非指定コンテンツは単純化し、または最小化して表示するが、確認指定コンテンツはそのまま、または強調して表示したり、または、[2]確認非指定コンテンツは表示しない一方、確認指定コンテンツのみをそのまま、または強調して表示することができる。
したがって、ユーザが確認コンテンツに含まれている確認指定コンテンツを確認する場合、確認非指定コンテンツによる妨害を除去したり、または最小化することができ、これにより、ユーザは容易に選択的に確認指定コンテンツを確認することができる。[図37]〜[図38]は、映像ユニットに指定コンテンツを選択的に表示する構成及び方法の例示である。
未確認コンテンツは、未確認非指定コンテンツ及び未確認指定コンテンツを含む。一例として、N個の未確認コンテンツが全て未確認非指定コンテンツである場合、未確認コンテンツはN個の未確認非指定コンテンツと0個の未確認指定コンテンツを含み、これとは反対に、N個の未確認コンテンツが全て未確認指定コンテンツである場合、未確認コンテンツはN個の未確認指定コンテンツと0個の未確認非指定コンテンツを含む。本明細書の七番目の例示的側面は、未確認非指定コンテンツを選択的に単純化または最小化して表示したり、または、省略して表示する多様な構成と作業実行方法に対するものである。すなわち、ユーザが適切なユーザ入力を提供すれば、ターミナルは未確認非指定コンテンツは単純化または最小化して表示する反面、未確認指定コンテンツをそのまま、または強調して表示することができる。これにより、ユーザは未確認コンテンツのうち未確認指定コンテンツを容易に確認できることになる。相反した説明がない限り、説明の便宜のため、未確認非指定コンテンツを「(未確認)非指定コンテンツ」、または、簡略に「非指定コンテンツ」と指称し、未確認指定コンテンツは「(未確認)指定コンテンツ」、または、簡略に「指定コンテンツ」と指称する。
本明細書の七番目の例示的側面の一番目の実施形態は、非指定コンテンツと指定コンテンツを含む未確認コンテンツを表示する場合、未確認非指定コンテンツに比べて未確認指定コンテンツを強調する構成及び作業実行方法に対する例示である。一例として、ターミナルは、特定ユーザ入力を受信した後、映像ユニットに表示されたコンテンツウィンドウに未確認非指定コンテンツに比べて未確認指定コンテンツを強調して表示することができる。[図37]は、ターミナルがコンテンツウィンドウに未確認非指定コンテンツと未確認指定コンテンツを共に表示するが、未確認指定コンテンツを強調して表示する構成及び方法に対する例示である。
[図37]のように、ターミナル10が映像ユニット11に多数のアプリに対するアプリアイコンを表示し、前記アプリに対する未確認アイコンバッジを共に表示すれば、ユーザは、ターミナルの多様な入力ユニット12A,12B,12Cやタッチスクリーン形態の映像ユニット11に表示されたアプリアイコンを操作することにより、自身が所望するアプリを駆動することができる。ターミナル10が前記アプリを駆動すれば、映像ユニット11には前記アプリのグループウィンドウ15が表示される。ユーザが多数のグループアイコンのうち、自身が所望するグループアイコン16を操作することになれば、ターミナル10は、映像ユニット11に前記グループのコンテンツウィンドウ19を表示する。ターミナル10は、コンテンツウィンドウ19にユーザがまだ確認していない未確認コンテンツから表示することができ、この時、前記ウィンドウ19に表示されたコンテンツの順序は、必ずしもコンテンツの受信時間による順序ではなくてもよい。これとは異なり、ターミナル10は、コンテンツウィンドウ19にコンテンツの受信時間に応じてコンテンツを表示するものの、最も最近受信したコンテンツを最も下に表示することもできる。
その後、ターミナル10は、コンテンツウィンドウ19に表示された未確認コンテンツに含まれた未確認指定コンテンツ31Lを多様な時点に強調することができる。一例として、ターミナル10は、[1]コンテンツウィンドウ19を表示するたびに(未確認)非指定コンテンツ31Nは普段どおりに表示するが、これに比べて(未確認)指定コンテンツ31Lを強調したり、[2]映像ユニット11にコンテンツウィンドウ19を表示した後、ユーザが特定のソフトボタンまたはハードボタンを操作して特定ユーザ入力を提供する時にのみ、指定コンテンツ31Lを強調したり、または、[3]映像ユニット11にコンテンツウィンドウ19を表示する前に、ユーザが特定ソフトボタンまたはハードボタンを操作して特定ユーザ入力を提供する場合、指定コンテンツ31Lを強調することができる。
または、ユーザが追加ユーザ入力を提供すれば、ターミナル10は、指定コンテンツ31Lに対する強調をなくして、これにより、コンテンツウィンドウ19には指定コンテンツ及び非指定コンテンツが互いに相違なしに同様に表示されてもよい。これ以外にもユーザは、特定の動き、ジェスチャーまたは音声などのユーザ入力を加えて指定コンテンツ31Lを強調したり、指定コンテンツ31Lに対する強調を取り消すことができる。
ターミナル10は、多様なモードに指定コンテンツ31Lを強調することもできる。一例として、ターミナルは、[1]指定コンテンツ31Lを特定のフォント、色、厚さなどで強調して表示したり、[2]指定コンテンツ31Lの背景を強調して表示したり、[3]指定コンテンツ31Lを大きく表示したり、または、[4]その他の方法で指定コンテンツ31Lを強調して表示することができる。または、ユーザが前記特定のソフトボタンやハードボタンなどを再び操作したり、または、相違したソフトボタンやハードボタンを操作する場合、ターミナル10は、指定コンテンツ31Lを強調し始めたり、または、強調を止めることができる。これにより、前記コンテンツウィンドウ19には、指定コンテンツ及び非指定コンテンツを互いに相違なしに同様に表示することができる。
本明細書の七番目の例示的側面の二番目の実施形態は、(未確認)非指定コンテンツと(未確認)指定コンテンツを全て含む未確認コンテンツを表示する場合、(未確認)指定コンテンツは本来の形態のとおり、または強調して表示するが、(未確認)非指定コンテンツは単純化または最小化して表示する構成及び作業実行方法に対する例示である。一例として、特定ユーザ入力を受信したターミナルは、映像ユニットに表示されたコンテンツウィンドウに(未確認)非指定コンテンツは単純化したり、または、最小化して表示する反面、(未確認)指定コンテンツは、本来の形態のとおり、または強調して表示することができる。[図38]は、ターミナルがコンテンツウィンドウにおいて多様なコンテンツを強調したり、単純化または最小化する構成及び方法などに対する例示である。
[図38]のターミナル10は、上述の七番目の例示的側面の一番目の実施形態と同一の構成または方法で多数のアプリアイコンと未確認アイコンバッジを共に表示する。ユーザが特定アプリを駆動した後、ターミナルは、前記アプリのグループウィンドウ15を表示する。ユーザが特定グループを選定すれば、ターミナル10は前記グループのコンテンツウィンドウ19を表示する。
ターミナル10は、コンテンツウィンドウ19に表示された多数の未確認コンテンツのうち、非指定コンテンツ31Nを選択的に単純化または最小化することができる。一例として、ターミナル10は、[1]コンテンツウィンドウ19を表示するたびに非指定コンテンツ31Nを多様な単純化表示36で代替して表示したり、[2]コンテンツウィンドウ19を表示し、ユーザが特定ソフトボタンまたはハードボタンを操作するたびに、非指定コンテンツ31Nを単純化表示36で代替したり、または、[3]映像ユニット11がコンテンツウィンドウ19を表示する前に、ユーザが特定のソフトボタンまたはハードボタンを操作するたびに、非指定コンテンツ31Nを単純化表示36で代替することができる。
ターミナル10は、多様な方法で非指定コンテンツ31Nを単純化または最小化することができ、一例として、ターミナルは、[1]非指定コンテンツ31Nをぼんやりと表示したり、[2]非指定コンテンツ31Nを単純化するフォント、単純化する色または単純化する様式で表示したり、[3]非指定コンテンツ31Nをさらに小さい大きさで表示したり、または、[4]その他の図形を用いて非指定コンテンツ31Nを単純化または最小化して表示することができる。
オプションとしてユーザが特定のソフトボタンまたはハードボタンを再び操作したり、または、相違したソフトボタンまたはハードボタンを操作する場合、ターミナル10は、非指定コンテンツ31Nをこれ以上単純化または最小化しないまま、本来の形に表示することができる。したがって、前記コンテンツウィンドウ19には、指定コンテンツ及び非指定コンテンツを互いに相違なしに同様に表示することができる。
本明細書の七番目の例示的側面の三番目の実施形態は、非指定コンテンツと指定コンテンツを含む未確認コンテンツを表示する場合、未確認指定コンテンツは本来の形態のとおり、または強調して表示するが、未確認非指定コンテンツは省略する構成及び作業実行方法に対する例示である。
特定ユーザ入力を受信したターミナルは、映像ユニットに表示されたコンテンツウィンドウに未確認非指定コンテンツは省略することにより表示しない反面、未確認指定コンテンツは、本来の形態のとおり、または強調して表示することができる。一例として、ターミナル10は、上述の七番目の例示的側面の一番目の実施形態と同様の方法で多数のアプリと未確認アイコンバッジを共に表示し、その後に前記アプリのグループウィンドウ15を表示し、その後に前記グループのコンテンツウィンドウ19を表示することができる。
ターミナル10は、コンテンツウィンドウ19に表示された未確認コンテンツのうち、指定コンテンツ31Lのみを選択的に多様な方法で表示することができる。一例として、ターミナル10は、[1]コンテンツウィンドウ19を表示するたびに指定コンテンツ31Lのみを表示したり、[2]映像ユニット11がコンテンツウィンドウ19を表示した後にユーザが特定のソフトボタンまたはハードボタンを操作する場合にのみ、指定コンテンツ31Lのみを表示したり、または、[3]映像ユニット11がコンテンツウィンドウ19を表示する前にユーザが特定ソフトまたはハードボタンを操作する場合、コンテンツウィンドウ19を表示しつつ指定コンテンツ31Lのみを表示することができる。
ターミナル10は、多様な方法で指定コンテンツ31Lのみを表示することができる。一例として、ターミナルは、[1]多数の指定コンテンツ31Lを連結し、または、連続して表示することにより指定コンテンツ31Lの間に含まれていた非指定コンテンツ31Nを初めから表示しなかったり、[2]指定コンテンツ31Lを表示するものの、指定コンテンツ31Lの間に省略された非指定コンテンツ31Nが存在する場合、その間に間隔を表示することによりユーザがその間に省略された非指定コンテンツ31Nがあることが分かるように表示したり、または、[3]指定コンテンツ31Lを表示するものの、前記コンテンツ31Lの間に省略された非指定コンテンツ31Nが存在する場合、上と下の指定コンテンツ31Lを相違した大きさ、背景、色またはフォントなどで表示することにより、ユーザがその間に省略された非指定コンテンツ31Nがあることが分かるように表示することができる。
オプションとしてユーザが特定のソフトボタンやハードボタンを再び操作したり、または、相違したソフトボタンまたはハードボタンを操作する場合、ターミナル10は、指定コンテンツ31Lの間に位置するが、その間に表示しなかった非指定コンテンツ31Nを表示することができる。したがって、前記コンテンツウィンドウ19には、指定コンテンツ及び非指定コンテンツを互いに相違なしに同様に表示することができる。
本明細書の七番目の例示的側面の多様なターミナル、指定コンテンツ及び指定アイコンバッジは、多様な構成または方法で変形または改良されてもよい。下述は、前記変形または改良に対する詳細な形態として、前記変形や改良は、[1]本七番目の例示的側面の上述の実施形態や詳細な形態の変形または改良に適用されたり、または、[2]本明細書の上述及び下述の相違した例示的側面、前記相違した側面の実施形態や詳細な形態の変形または改良にも適用されてもよい。
本明細書の七番目の例示的側面の変形及び改良の一番目の詳細な形態は、未確認非指定コンテンツは単純化、最小化または省略する一方、未確認指定コンテンツはそのまま、または強調して表示するものの、前記指定コンテンツを発送した発信者にユーザが過去に発送したコンテンツとして発信者が前記指定コンテンツを発信した理由に該当するユーザの過去のコンテンツを共に表示する構成または方法に対するものである。
一例として、ユーザが発信者から指定コンテンツを受信すれば、ユーザターミナルは、発信者が発送した指定コンテンツを映像ユニットに表示し、発信者が指定コンテンツを発送した理由になるユーザの過去のコンテンツ(一例として、ユーザが発信者に発送した非指定コンテンツまたは指定コンテンツ)を共に映像ユニットに表示することができる。もし、ユーザが発信者に過去に発送したコンテンツと関係なしに発信者が情報交換を始め、これにより、過去の指定コンテンツがない場合、ターミナルは発信者から受信した指定コンテンツのみを表示する。
したがって、ユーザは、発信者が自身に指定コンテンツを発送した理由を容易に確認することができ、これに基づいてユーザもやはり前記発信者に効果的に対応することができる。また、発信者が発送した指定コンテンツが、自身が過去に発信者に発送したコンテンツに対する返答の場合、ユーザは発信者のコンテンツに対応しないことに容易に決定することができる。しかし、発信者が発送した指定コンテンツが自身が過去に発信者に発送したコンテンツに対する返答でない、新規の情報交換の開始であれば、ユーザは発信者に返答に該当するコンテンツを発送する必要があるということが分かる。
本明細書の七番目の例示的側面の変形または改良の二番目の詳細な形態は、非指定コンテンツは単純化、最小化または省略する一方、指定コンテンツはそのまま、または強調して表示するものの、発信者とユーザとの間で交換した全部(または、一部)の非指定コンテンツや全部(または、一部)の指定コンテンツを全て表示できる構成または方法に対するものである。
一例として、発信者がユーザに指定コンテンツを発送した時、ターミナルやアプリは発信者とユーザとの間で交換された未確認コンテンツまたは確認コンテンツを映像ユニットに表示することができる。この場合、ターミナルはユーザと残りのメンバーとの交信内容または発信者と残りのメンバーとの間の交信内容は、[1]単純化または最小化して表示したり、または、[2]最初から表示を省略することができる。これにより、ユーザは発信者と自らがやり取りした全てのコンテンツを容易に確認することができる。
また、発信者がユーザに発送した指定コンテンツが、ユーザが過去に前記発信者に発送したコンテンツに対する返答であれば、ユーザは発信者のコンテンツに対応しないことがある。しかし、発信者が発送した指定コンテンツが、自らが過去に前記発信者に発送したコンテンツに対する返答でない、新規の情報交換の開始である場合、ユーザは前記発信者に返答に該当するコンテンツを発送する必要があるということが分かる。
前記七番目の例示的側面のそれぞれの実施形態と詳細な形態は、上述と下述の相違した側面の実施形態や詳細な形態と互いに互換されてもよい。したがって、前記七番目の側面の多様な実施形態及び詳細な形態は互いに相反しない限り、[1]同一の側面の相違した実施形態または詳細な形態、相違した側面の相違した実施形態または相違した詳細な形態のうち、これに相応する特性に適用されたり、[2]前記相応する特性に含まれたり、[3]前記相応する特性を代替したり、[4]前記相応する特性により代替されたり、または、[5]前記相応する特性と混合されてもよい。
本明細書の八番目の例示的側面は、確認非指定コンテンツを選択的に単純化または最小化して表示したり、または、最初から表示をせずに省略する多様な構成と作業実行方法に対するものである。したがって、ユーザが適切なユーザ入力を提供すれば、ターミナルは、確認非指定コンテンツは単純化または最小化して表示したり省略する反面、確認指定コンテンツをそのまま、または強調して表示することができる。これにより、ユーザは、確認コンテンツのうち確認指定コンテンツを容易に確認することができる。
一例として、特定ユーザ入力を受信したターミナルは、映像ユニットに未確認コンテンツ及び確認コンテンツを表示することができ、この時、前記コンテンツは非指定コンテンツや指定コンテンツであってもよい。ユーザが追加のユーザ入力を提供する場合、ターミナルは、ユーザ以外の2以上のメンバーが交換した指定または非指定コンテンツ映像ユニットに表示することができる。これにより、ユーザは、自らが属したグループの2以上のメンバー間で交換された非指定コンテンツや指定コンテンツを容易に確認することができる。
一例として、ターミナルは、上述の七番目の例示的側面の一番目の実施形態と同一または類似のある方法で多数のアプリアイコン及び未確認アイコンバッジを同時に表示し、前記アプリのグループウィンドウを表示して、特定グループのコンテンツウィンドウを表示する。ターミナルは、上述の七番目の例示的側面の多様な実施形態で説明したとおり、コンテンツウィンドウに多数の未確認コンテンツ及び確認コンテンツを表示することができる。
その後、ユーザがコンテンツを作成しないまま、前記六番目の例示的側面で説明した多様な方法で二名のメンバーを指定すれば、ターミナルは、前記二名のメンバーの間で過去に交換された多様な非指定(または、指定)コンテンツを映像ユニットに表示することができる。この時、ターミナルは、前記二名のメンバー以外の残りのメンバーが交換した(未確認または確認)指定コンテンツまたは非指定コンテンツは、[1]単純化または最小化して表示したり、または、[2]省略することができる。
これとは異なり、ターミナルは、前記二名のメンバーが互いにやり取りしたコンテンツは強調して表示する反面、二名のメンバー以外の残りのメンバーが交換した指定コンテンツまたは非指定コンテンツは強調しないまま、そのまま表示することができる。また、ユーザが二名を超過するメンバーを選択すれば、ターミナルは三名以上のメンバーが互いに交換した(確認または未確認)指定または非指定コンテンツを選択的に表示することもできる。
ターミナルは、上述の確認非指定コンテンツの単純化表示、最小化表示または省略を上述の七番目の例示的側面において説明した未確認非指定コンテンツの単純化、最小化または省略とは独立して、または、並行して実行することができる。また、ターミナルは、ユーザの要請によりユーザを除いた特定グループの多数のメンバーが交換したコンテンツのうち、[1]未確認指定コンテンツ、[2]未確認非指定コンテンツ、[3]確認指定コンテンツ、または、[4]確認非指定コンテンツを選択的に表示することができる。
前記八番目の例示的側面のそれぞれの実施形態と詳細な形態は、上述と下述の相違した側面の実施形態や詳細な形態と互いに互換されてもよい。したがって、前記八番目の側面の多様な実施形態及び詳細な形態は互いに相反しない限り、[1]同一の側面の相違した実施形態または詳細な形態、相違した側面の相違した実施形態または相違した詳細な形態のうち、これに相応する特性に適用されたり、[2]前記相応する特性に含まれたり、[3]前記相応する特性を代替したり、[4]前記相応する特性により代替されたり、または、[5]前記相応する特性と混合されてもよい。
(4.指定信号及び指定アイコンバッジの追加応用)
本明細書の九番目の例示的側面は、多様な指定信号、多様な指定コンテンツ及び多様な指定アイコンバッジをSNSアプリ、メッセンジャーアプリ、電子メールアプリ、グループウェアソフトウェアアプリ以外の多様なアプリに適用する多様な構成と作業実行方法に対するものである。
上述では、本明細書の多様な指定信号、多様な指定コンテンツ及び多様な指定アイコンバッジを有無線電話送受信アプリ、SNSアプリ、グループウェアソフトウェアアプリ、メッセンジャーアプリまたは電子メールアプリなどに適用する多様な構成と作業実行方法について説明した。一例として、有無線電話送受信アプリの場合には、ターミナルは未確認アイコンバッジを用いて未確認着信呼出の数を表示することができる。また、ターミナルは、未確認着信呼出後に発信者が残したメッセージを分析して指定要請情報を確認したり、未確認着信呼出に伴う特定コードに付加された指定要請情報を確認することにより、前記未確認アイコンバッジ及び(未確認)指定アイコンバッジを表示することができる。
これ以外にも、上述のようにターミナルは指定アイコンバッジを用いて、一例として、[1]ユーザが応答できなかった着信呼出の呼出者、呼出者の電話番号、呼出者のその他の情報、または、呼出時間、[2]ユーザが特定期間の間(または、特定時間以降)応答できなかった着信呼出の数、呼出者、呼出者の電話番号、呼出者のその他の情報、または、呼出時間、[3]ユーザが特定期間の間(または、特定時間以降)応答した着信呼出の数、呼出者、呼出者の電話番号、呼出者のその他の情報、または、呼出時間、[4]ユーザに残された音声メッセージの数、呼出者、呼出者の電話番号、呼出者のその他の情報、または、メッセージ録音時間、または、[5]有無線電話機器の作動状態やエラー状態などに関連した情報などの情報を表示することができる。
特に、指定アイコンバッジが表示できるプッシュ通知は、[1]前記情報(または、これと関連したコンテンツ)のうち、ユーザがまだ確認できていない未確認情報(または、これと関連したコンテンツ)に局限されたり、[2]特定時間以降に受信した全ての未確認情報(または、これと関連したコンテンツ)に局限されたり、または、[3]特定時間以降に受信した全ての確認情報(または、これと関連したコンテンツ)に関するものであってもよい。
他の例として、SNSアプリ、グループウェアソフトウェアアプリ、メッセンジャーアプリまたは電子メールアプリの場合、ターミナルは未確認アイコンバッジを用いて多様な情報(または、これと関連したコンテンツ)をユーザに表示することができる。したがって、SNSアプリの場合、ターミナルは未確認アイコンバッジを用いて未確認コンテンツ(すなわち、未確認メッセージ)の数を、指定アイコンバッジを用いて未確認メッセージに含まれた未確認指定コンテンツ(すなわち、指定メッセージ)の数を表示することができる。これ以外にもターミナルは、SNSアプリを用いて交換される上述の多様な情報を指定コンテンツとして表示することもできる。
特に、上述の一番目の例示的側面〜八番目の例示的側面の多様な実施形態または詳細な形態は、本明細書の多様なデータ処理ターミナルに装着されたSNSアプリを対象にした説明であるため、本明細書の多様な指定信号、多様な指定コンテンツ及び多様な指定アイコンバッジをSNSアプリに適用する場合に対するこれ以上の説明は省略する。
グループウェアソフトウェアアプリ、メッセンジャーアプリまたは電子メールアプリの場合、ターミナルは未確認アイコンバッジを用いて未確認コンテンツ(すなわち、未確認メッセージや電子メールなど)の数を表示する反面、指定アイコンバッジを用いて未確認コンテンツに含まれた未確認指定コンテンツの数または内容などを表示することもできる。これ以外にもターミナルは、グループウェアソフトウェアアプリ、メッセンジャーアプリまたは電子メールアプリを用いて交換される上述の多様な情報(または、これと関連したコンテンツ)を指定コンテンツ(すなわち、指定メッセージ)として表示することができる。
したがって、SNSアプリ、グループウェアソフトウェアアプリ、メッセンジャーアプリ、または、電子メールアプリなどの多様な通信用アプリを用いて送信及び受信することができるプッシュ情報、前記プッシュ情報に対するプッシュ通知などは有無線電話送受信アプリを用いて送受信できるプッシュ情報及びこれに対するプッシュ通知と同一または類似する。また、ターミナルがSNSアプリ、グループウェアソフトウェアアプリ、メッセンジャーアプリまたは電子メールアプリを用いて上述の多様な指定信号を生成し、前記信号を含む指定データパケットを生成した後、前記データパケットやコンテンツを送受信する構成、または、作業実行順序はターミナルが有無線電話送受信アプリを用いて前記生成または送受信する構成や作業実行順序と同一であるため、これに対するこれ以上の説明は省略する。
このように、本明細書の一番目〜八番目の例示的側面、それぞれの側面の実施形態や詳細な形態において例示した多様な指定信号、指定コンテンツ及び指定アイコンバッジなどは、SNSアプリ、グループウェアソフトウェアアプリ、メッセンジャーアプリ、または、電子メールアプリ及びその他のアプリにも同一または類似の構成または方法で適用されてもよい。下では、多様な指定信号、指定コンテンツ及び指定アイコンバッジを、日程管理アプリ、広告表示アプリ、事件公知アプリ及び通知アプリなどに適用する場合の構成及び方法について説明する。
本明細書の九番目の例示的側面の一番目の実施形態は、前記多様な指定信号、指定コンテンツ及び指定アイコンバッジを日程管理アプリに適用するための構成及び方法に対するものである。特に、ターミナルは、指定信号及び指定アイコンバッジに対する一番目〜八番目の側面の多様な構成及び方法を、多様な日程管理アプリに適用することができる。[図39]と[図40]は、日程管理アプリに本明細書の多様な指定信号、指定コンテンツ及び指定アイコンバッジを適用する構成及び方法に対する例示である。
[図39]のターミナルは、日程管理アプリを示す、または、前記アプリのU/Iに該当するアプリアイコン20の右側に未確認アイコンバッジ21及び指定アイコンバッジ23をそれぞれ上下に配置する場合の例示である。ターミナルは、前記バッジ21,23を用いて多様な情報を表示することができる。一例として、ターミナルは、未確認アイコンバッジ21を用いて、当日(または、特定時間の間)7つの日程が決まっていることをユーザに通知することができ、指定アイコンバッジ23を用いて7つの日程のうち2つの日程が、[1]ユーザに重要な日程であったり、[2]ユーザが招集したミーティングであったり、[3]ユーザが発表を担当したミーティングであったり、または、[4]ユーザが進行に責任を負ったミーティングであることを通知することができる。したがって、ユーザは、指定アイコンバッジ23を介して視覚的に特定の日程の数及びこれに対する多様な情報を認知することができる。
[図40]の場合、ターミナルは、アプリアイコン20の右側に未確認アイコンバッジ21、その周辺に多数の指定アイコンバッジ23A,23B,23Cを表示する。特に、ターミナルは、指定アイコンバッジ23A,23B,23Cそれぞれの背景を相違するように操作することにより、多様な情報を表示することができる。一例として、ターミナルは、指定アイコンバッジ23Aの背景を、[1]濃く表示して業務関連の日程を表示したり、[2]ハッチングパターンで表示して医療関連の日程を表示したり、または、[3]斜線パターンで表示して家族関連の日程を表示することができる。これにより、ユーザは、前記指定アイコンバッジの大きさ、形、色、位置または背景のみで、前記日程の数または内容などを容易に認知することができる。
これ以外にもターミナルは、指定アイコンバッジの大きさ、形、位置、色、数などの多様な特性を操作することにより、多様な日程に対する多様なプッシュ情報をプッシュ通知の形態で表示することができる。このようなプッシュ情報の例としては、[1]差し迫った日程の数、時間、場所、または出席者に対するコンテンツ、[2]確定した日程の数、時間、場所、または出席者に対するコンテンツ、[3]確定したが出席できなかった日程の数、時間、場所、または案件などに対するコンテンツ、または、[4]前記日程のうちユーザが特に担当する課業がある日程の数、時間または場所と関連したコンテンツなどがある。これにより、ターミナルは、指定アイコンバッジ23を用いて前記プッシュ情報のうちの一つ以上を表示することができる。ユーザやターミナルは、前記プッシュ通知を、[1]前記情報のうちユーザがまだ確認できていない未確認情報(または、これと関連したコンテンツ)にのみ局限させたり、または、[2]特定の時間以降に受信した全ての未確認及び確認情報(または、これと関連したコンテンツ)に局限させることができる。
日程管理アプリと関連した指定コンテンツは、多様な主体が生成することができる。一例として、特定アプリの特定グループのメンバーが前記日程を決定した後、前記日程を指定コンテンツに指定した後にユーザに発送することができる。または、ユーザが前記日程を決定し、これを指定コンテンツに指定した後、自らを含めた前記グループのメンバーに発送することができる。または、ターミナルは、前記日程をユーザや前記グループのメンバーから受信した後、前記日程または前記日程と関連した情報を多様な情報分析アルゴリズムを用いて分析し、前記日程がユーザに重要であると判断されれば、これを指定コンテンツとして生成し、ユーザに発送することができる。
または、前記アルゴリズムを用いた分析の結果、前記日程が重要ではないと判断されれば、ターミナルは、前記日程を非指定コンテンツとして表示することができる。ターミナルが前記日程が他の日程とかち合うと判断する場合(すなわち、前記日程を入力すれば、すでに設定された他の日程と時間が重なったり、他の日程に出席するのが難しい場合)、ターミナルは、[1]前記日程をユーザが参加しなくても良い日程と見なし、これを非指定コンテンツに分類したり、または、[2]ユーザが日程を再調整できるように前記日程を指定コンテンツとして表示することができる。
上述のように、未確認コンテンツに含まれたコンテンツを指定コンテンツまたは非指定コンテンツに区別する作業は相対的である。したがって、ターミナルが多様な情報分析アルゴリズムを用いて事前に指定コンテンツを選択する時、ターミナルは、前記区別に対する多様な基準を確立することができ、このような基準の例としては、[1]ユーザの選好度、[2]ユーザの過去の生活特性、[3]ユーザが他のメンバーとやり取りしたコンテンツ、[4]ユーザと関連したコンテンツのうち指定コンテンツ、または、[5]ターミナルセッティングなどがある。事前に指定コンテンツを生成したターミナルは、多様な視覚的信号、聴覚的信号または触覚的信号を生成することにより、ユーザに前記指定コンテンツを指定するか否かを確認するように要請することができる。本段落の多様な構成は、下述の本九番目の例示的側面の相違した実施形態はもちろん、相違した例示的側面の相違した実施形態または詳細な形態にも適用されてもよい。
本明細書の九番目の例示的側面の二番目の実施形態は、前記多様な指定信号、指定コンテンツ及び指定アイコンバッジを広告表示アプリに適用するための構成または方法に対するものである。特に、ターミナルは、指定信号または指定アイコンバッジに対する一番目〜八番目の側面の多様な構成または方法を、多様な広告表示アプリに適用することもできる。[図41]と[図42]は、広告表示アプリに本明細書の多様な指定信号、指定コンテンツ及び指定アイコンバッジを適用する構成及び方法に対する例示である。
[図41]のターミナルは、アプリアイコン20の右側に未確認アイコンバッジ21及び指定アイコンバッジ23を上下に表示し、多様な情報を相違した構成または方法で表示することができる。一例として、ターミナルは、未確認アイコンバッジ21を用いてユーザに、[1]当日(または、特定時間の間)23件の割引販売があることを通知したり、[2]ユーザが注文した物品合計23個の購入または配送が準備されたことを通知したり、[3]ユーザが関心を見せた物品と同一または類似の物品23個の購入または配送が可能であることを通知したり、または、[4]23個の新製品の購入が可能であることを通知することができる。
または、ターミナルは、未確認アイコンバッジ21を用いてユーザの要請、関心などとは関係なしに、広告提供者が発送した未確認コンテンツを通知することができる。すなわち、ターミナルは、未確認アイコンバッジ21を用いてユーザに、[1]広告提供者が発送した物品関連の未確認コンテンツが23個であることを通知したり、[2]広告提供者が発送したが、物品とは直接関連ない未確認コンテンツが23個であることを通知したり、または、[3]広告提供者が発送したクーポンが23個であることを通知することもできる。
また、ターミナルは、指定アイコンバッジ23を用いて未確認アイコンバッジ21とは相違した情報をユーザに提供することができる。一例として、ターミナルは、指定アイコンバッジ23を用いて、[1]当日(または、特定時間の間)計画された割引販売23件のうち2件が記録的に大きい割引幅であることを通知したり、[2]ユーザが注文可能な23個の物品のうち2個がユーザが選好する物品目録に記載した物品であることを通知したり、または、[3]現在進行中である割引販売23件のうち2件の締切期限が当日(または、特定時間の間)であるなどを通知することができる。これにより、ユーザは、指定アイコンバッジ23を介して自らが関心がある、または、広告提供者が販売中である物品に対する数及び多様な情報を認知することができる。
[図42]のターミナルは、アプリアイコン20の周囲に未確認アイコンバッジ21は表示しないまま、多数の指定アイコンバッジ23A,23B,23Cを表示することができる。ターミナルは、相違した形の指定アイコンバッジ23A,23B,23Cを表示することができ、一例として、指定アイコンバッジ23Aの数字は特定物品に対する割引幅が83%であることを表示し、指定アイコンバッジ23Bは、物品に対する割引は現金割引であることをユーザに通知し、また、指定アイコンバッジ23Cは、割引後の物品価格が$723であることを、または、割引幅が現金で換算すれば$723であることをユーザに通知することができる。したがって、ユーザは、前記指定アイコンバッジの大きさ、形、色、位置または背景のみで前記割引幅、割引期間、物の価格などを容易に認知することができる。
ターミナルは、指定アイコンバッジの大きさ、形、位置、色または数などの多様な特性を操作することにより、多様な広告に対する多様なプッシュ情報をプッシュ通知の形態で表示することができる。ターミナルは、プッシュ情報で多様なコンテンツを伝達することができ、前記コンテンツの例としては、[1]広告と関連した文字、記号、テキストなどのメッセージ、数、発信者または受信時間、[2]広告と関連したイメージファイルの数、発信者または受信時間、[3]広告と関連した音声ファイルなどの数、発信者または受信時間、[4]ユーザがあらかじめ申し込んだ、または、予約した物、サービスと関連した広告の数、発信者または受信時間、[5]特別割引やその他の恵沢が含まれた広告の数、発信者または受信時間、[6]あらかじめ入力されたユーザの選好度と関連した広告の数、発信者または受信時間、または、[7]ユーザの現在の位置、移動中であるユーザの到着予定位置、ユーザ日程によるユーザの将来の位置などに関連した広告の数、発信者または受信時間などがある。特に、ユーザまたはターミナルは、プッシュ通知を前記プッシュ情報のうち、[1]ユーザが確認できていない未確認情報(または、関連したコンテンツ)に局限させたり、[2]特定の時間以降に受信した全ての未確認情報(または、関連したコンテンツ)に局限させたり、[3]特定の時間以降に受信した全ての確認情報(または、関連したコンテンツ)などに局限させることができる。
広告表示アプリと関連した指定コンテンツは、多様な主体が生成することができる。一例として、特定アプリの特定グループのメンバーが特定広告を選択した後、前記広告を指定コンテンツに指定した後にユーザに発送することができる。または、ユーザが特定グループにおいて特定の物品を選択すれば、物品の提供者(一例として、商人、ウェブサイトなど)は、前記物品と関連したコンテンツを選択し、これを指定コンテンツに指定してユーザに発送することができる。または、ターミナルは、前記物品提供者のウェブサイトまたは物品提供者が発送するコンテンツを受信した後、前記コンテンツを多様な情報分析アルゴリズムを用いて分析した後、前記コンテンツがユーザに重要な場合、これを指定コンテンツとして生成することができる。
ターミナルは、広告提供者が発送した広告と関連した指定コンテンツを無条件指定コンテンツとして表示する代わりに、多様な情報分析アルゴリズムを用いて前記指定コンテンツがユーザが確認する必要があるコンテンツなのか確認することができる。一例として、ターミナルは、ユーザの選好度、過去の物品購入の内訳、ユーザが発送したコンテンツなどを考慮して、広告提供者が発送した指定コンテンツを指定コンテンツとして表示したり、非指定コンテンツとして表示することができる。これを介してターミナルは、広告提供者が発送した指定コンテンツを非指定コンテンツとして表示したり、スパム広告として表示することもできる。
ターミナルは、SNSアプリ、グループウェアソフトウェアアプリ、メッセンジャーアプリ、電子メールアプリ、日程管理アプリ、事件公知アプリ、通知アプリなど、前記ターミナルに装着された相違したアプリと関連したユーザの活動または状況などを分析した後、これと関連した広告を選択して直接または広告表示アプリを用いて前記広告を指定コンテンツとしてユーザに表示することができる。一例として、ユーザに応急状況が発生して病院を訪問する場合、ターミナルは、ユーザが訪問できる病院または医師と関連した広告、ユーザが必要とする治療に対する広告などを指定コンテンツとして表示することができる。
上述のように未確認コンテンツに含まれたコンテンツを指定コンテンツまたは非指定コンテンツに区別する作業は相対的である。したがって、ターミナルが事前に指定コンテンツを選択する場合、ターミナルは多様な情報分析アルゴリズムを用いるものの、[1]ユーザの選好度、[2]ユーザの過去の物品購入の内訳、[3]ターミナルのセッティング、[4]物品提供者の在庫または物流関連状況、または、[5]その他のデータベースなどを前記区別の基準として活用することができる。ターミナルが指定コンテンツを生成すれば、ターミナルは、ユーザが前記コンテンツを素早く確認するように、多様な視覚的、聴覚的または触覚的信号を生成することができる。本段落の多様な構成は、本九番目の例示的側面の相違した実施形態はもちろん、相違した例示的側面の相違した実施形態または詳細な形態にも適用されてもよい。
本明細書の九番目の例示的側面の三番目の実施形態は、前記多様な指定信号、指定コンテンツ及び指定アイコンバッジを事件公知アプリに適用するための構成または方法に対するものである。特に、ターミナルは、指定信号または指定アイコンバッジに対する一番目〜八番目の側面の多様な構成または方法を、多様な事件公知アプリに適用することもできる。[図43]と[図44]は、事件公知アプリに本明細書の多様な指定信号、指定コンテンツ及び指定アイコンバッジを適用する構成及び方法に対する例示である。
[図43]のターミナルは、アプリアイコン20の右側に未確認アイコンバッジ21と指定アイコンバッジ23を上下に表示し、各バッジ21,23にユーザに多様な情報を相違した構成または方法で伝達することができる。一例として、ターミナルは、未確認アイコンバッジ21でユーザに、[1]ユーザの業務と関連した事件が合計23件発生したことを通知したり、[2]ユーザがあらかじめ指定した種類の事件が合計23件発生したことを通知したり、または、[3]ユーザが属したグループと関連した事件が23件発生したことを通知することもできる。
また、ターミナルは、指定アイコンバッジ23を用いて未確認アイコンバッジ21とは相違した情報をユーザに提供することができる。一例として、ターミナルは、指定アイコンバッジ23を用いて、[1]23件の事件のうち2件がユーザの業務と直接的に関連する事件であることを通知したり、[2]23件の事件のうち2件がユーザに重要な事件であることを通知したり、または、[3]23件の事件が起きた結果、ユーザの業務と関連した事件、または、ユーザに重要な事件が2件起きる可能性が高いことを通知することができる。これにより、ユーザは、指定アイコンバッジ23を介して自らが関心があるか、または、自らの業務と関連した事件の数または内容に対する多様な情報を容易に認知することができる。また、ターミナルは、アプリアイコン20を表示する時、前記事件と関連したイメージを表示することができる。一例として、[図43]の場合、ターミナルは、アプリアイコン内部に火を表示することにより、未確認コンテンツが火災と関連したことを視覚的に表示することができる。
[図44]のターミナルは、アプリアイコンの内部または周囲に未確認アイコンバッジは表示しないまま、多数の指定アイコンバッジのみを表示する構成及び方法に対する例示である。これのために、ターミナルは、相違した形や大きさの多数の指定アイコンバッジ23A,23B,23Cを表示することができる。一例として、指定アイコンバッジ23Aの数字は金利が0.5%引き上がったことを表示し、指定アイコンバッジ23Bは金利の引き上げにより債権価格が変わったり、または、まもなく変化し得ることを表示し、指定アイコンバッジ23Cは金利の引き上げに伴う株式価格の変動または予想される株式価格の変動などをユーザに通知することもできる。したがって、ユーザは、指定アイコンバッジの大きさ、数字、形、色、位置または背景で前記事件の数または内容などを容易に認知することができる。
これ以外にも、ターミナルは、指定アイコンバッジの大きさ、形、位置、色、数などの多様な特性を操作することにより、多様な事件に対する多様なプッシュ情報をプッシュ通知の形態で表示することができる。このようなプッシュ情報の例としては、[1]ユーザがあらかじめ選定した特定の事件に対する数や内容などの情報、[2]前記事件と関連した文字、記号またはテキストの数または内容などの情報、[3]特定の事件と関連したイメージファイルまたは音声ファイルの数または内容に対する情報、[4]特定の事件の発生位置または発生時間などに対する情報、[5]特定の事件を引き起こし得る経済的または政治的事件と関連した文字、記号またはテキストなどの数または内容などの情報、または、[6]前の[5]の情報と関連したイメージファイルや音声ファイルなどの数、事件の発生位置、または、発生時間などに関連した情報などがある。
また、前記特定の事件の例としては、[1]ユーザの安全、健康などに関連した事件、[2]ユーザの株式、証券または不動産投資などに関連した経済的事件、[3]ユーザの業務と関連した事件、または、[4]ユーザ、ユーザの家族またはユーザの友達と関連した事件などがある。特に、プッシュ通知は、[1]前記情報のうちユーザがまだ確認できていない未確認情報(または、これと関連したコンテンツ)にのみ局限されたり、または、[2]特定の時間以降に受信した未確認及び確認情報(または、これと関連したコンテンツ)の全てに関したものであってもよい。
事件公知アプリと関連した指定コンテンツは、多様な主体が生成することができる。一例として、特定アプリの特定グループのメンバーが特定の事件を選択した後、前記事件を指定コンテンツに指定し、これをユーザに発送することができる。または、ターミナルは、多様なメディア、ニュース提供者またはニュースウェブサイトが発送するコンテンツを受信し、これを前記情報分析アルゴリズムを用いて分析した後、前記コンテンツがユーザに重要な場合、これを指定コンテンツとして生成することができる。または、ターミナルは、多様なメディア、ニュース提供者、ニュースウェブサイトなどに接続した後、前記情報分析アルゴリズムを用いてユーザに重要なコンテンツを検索し、これを指定コンテンツとして生成することができる。
上述のように、未確認コンテンツに含まれたコンテンツを指定コンテンツまたは非指定コンテンツに区別する作業は相対的である。したがって、ターミナルが多様な情報分析アルゴリズムを用いて事前に指定コンテンツを選択する時、ターミナルは、前記区別に対する多様な基準を確立することができ、このような基準の例としては、[1]ユーザの職業、[2]ユーザの選好度、[3]特定の事件と関連したユーザの過去の内訳、[4]ユーザと関連したコンテンツまたは指定コンテンツ、または、[5]ターミナルセッティングなどがある。事前に指定コンテンツを生成したターミナルは、多様な視覚的信号、聴覚的信号または触覚的信号を生成することにより、ユーザに前記指定コンテンツを指定するか否かを確認するように要請することができる。本段落の多様な構成は、下述の本九番目の例示的側面の相違した実施形態はもちろん、相違した例示的側面の相違した実施形態または詳細な形態にも適用されてもよい。
本明細書の九番目の例示的側面の四番目の実施形態は、前記多様な指定信号、指定コンテンツ及び指定アイコンバッジをアラーム(alarm)アプリに適用するための構成または方法に対するものである。ターミナルは、指定アイコンバッジの大きさ、形、位置、色、数などの多様な特性を操作して多様なアラームに対する多様なプッシュ情報をプッシュ通知の形態で表示することができる。このようなプッシュ情報の例としては、[1]ユーザが設定したアラームの数、[2]差し迫ったアラームの数、約束の時間や場所、または、出席者、[3]出席できなかったアラームの数、約束の時間、場所、または、[4]ユーザに指定された業務が含まれたアラームの数、約束の時間、場所、または、出席者などに関連した情報などがある。特に、ユーザまたはターミナルは、プッシュ通知を、[1]前記情報のうち受信者が確認できていない未確認情報(または、これと関連したコンテンツ)にのみ局限させたり、または、[2]特定の時間以降に受信した全ての未確認及び確認情報(または、これと関連したコンテンツ)を含むようにすることができる。
本明細書の九番目の例示的側面の五番目の実施形態は、上述の多様な指定信号、指定コンテンツ及び指定アイコンバッジを上述の多様な電子機器や電気機器(以後、「機器」と通称)に対する管理アプリに適用するための構成と方法に対するものである。ただし、前記機器は、先に説明したように、[1]モバイルフォン、スマートフォンなどのデータ処理ターミナル、[2]モバイルパッド、ウェブパッド、携帯用情報端末(personal digital assistant)、有線電話、インターホン、無線機、有無線データ処理機器またはコンピュータなどの有無線通信機器、[3]建物、車両、船舶、潜水艦、航空機、ヘリコプター、ロボットやドローンなどの機器の多様な有線または無線データ処理ユニット、[4]前記多様な「機器」の通信ユニットまたは制御ユニット、[5]モノのインターネット網の多様な制御ユニットまたはデータ処理ユニット、または、[6]モノのインターネット網に連結された電子機器または電気機器の制御ユニットやデータ処理ユニットなどがある。したがって、ユーザは、自らのターミナルに装着された多様なアプリを駆動して前記多様な指定信号、指定コンテンツまたは指定アイコンバッジなどを用いることにより、本段落の[1]〜[6]で例示した多様な機器をより効率的に使用することができる。
ターミナルが上の段落の[3]〜[6]の機器と有線または無線で連結された場合、ユーザは、自らのターミナルを操作することにより、前記機器を有線や無線で操作することができる。または、ユーザは、上の段落の[3]〜[6]の機器に自らのターミナルを脱着が可能なように連結し、自らのターミナルを操作することにより、前記機器を操作することもできる。または、ユーザは、ターミナルを用いて上の段落の[3]〜[6]の多様な機器の制御ユニットまたはデータ処理ユニットを有線または無線で操作することにより、前記機器を操作することができる。したがって、ターミナル、前記ユニットまたは前記機器は、指定信号、指定データパケット及び指定アイコンバッジを用いてユーザに、[1]前記機器の操作と関連した多様な指定コンテンツを発送したり、または、[2]前記機器の作動状態に対する多様な指定コンテンツを発送することができる。
または、ユーザは、上の文章の多様な例を反対の方向に用いて、前記機器や前記ユニットから指定信号、指定データパケットまたは指定アイコンバッジを用いて多様な指定コンテンツを自らのターミナルで受信することができる。その後、ターミナルは、前記機器が発送した指定コンテンツに従って特定の作業を実行したり、または、前記指定コンテンツを他のメンバーに発送することができる。
ただし、前記「建物」は、住居用建物、商用建物、スマート建物、スマート工場などを含む。前記建物のデータ処理ユニットは、建物の全体または一部(一例として、特定空間、部屋、階、出入口、非常口、階段など)に対する出入口の開閉、その他のドアの開閉、前記建物の温度または湿度調節装置、火災警報装置、電力供給装置、または、冷温水供給装置などに対する監視または制御を担当するユニットであってもよい。
前記「車両」は、有人自動車と無人自動車とを含み、前記車両のデータ処理ユニットは、車両の全体または一部(一例として、車両室内、または、車体)の開閉、エンジンまたはモータの始動、または、自動車のその他のユニットの作動状態などに対する監視や制御を担当するユニットであってもよい。前記車両は、動力源としてガソリン、ディーゼル、水素、電気、燃料電池、太陽熱などを使用することができ、これにより、ハイブリッド車も前記車両に含まれる。また、前記車両は、二輪、三輪、四輪またはそれ以上の車輪を含んだり、または、車輪なしにレールで駆動するキャタピラ車であってもよい。
また、上の段落の「ロボット」は、産業用ロボット、軍事用ロボットまたは個人用ロボットなどであってもよい。前記ロボットは、自己移動手段を含むことにより移動が可能であったり、または、自己移動手段を含まなくてもよい。前記ロボットは、「手動式ロボット」であってもよく、前記手動式ロボットは、ユーザによって操作され、ユーザの命令なしには作業を実行できないロボットを指称する。これとは異なり、前記ロボットは能動式であってもよく、前記能動式ロボットは、ユーザの命令があろうがなかろうが多様な作業を実施し、特定の機能を遂行することができる。または、前記ロボットは、その中間型として、ある作業はユーザの命令なしに実行できるが、他の作業はユーザの命令があってはじめて実行することができる。したがって、どんな形態のロボットでも、ユーザ、ターミナルまたはロボットは、多様なコンテンツを生成したり、前記コンテンツを非指定データパケットまたは指定データパケットの形態で互いに発送したり、または、前記指定信号、未確認アイコンバッジや指定アイコンバッジなどを活用することができる。
また、上の段落の「ドローン」は、産業用ドローン、軍事用ドローンまたは個人用ドローンなどであってもよい。前記ドローンは、プロペラやエンジンなどの自己移動手段を含むことにより、揚力(lift-off force)を発生したり、多様な方向に移動するための動力を発生する。ドローンは「手動式ドローン」であってもよく、前記手動式ドローンはユーザによって操作され、ユーザの命令がなければ移動できないドローンを指称する。これとは異なり、前記ドローンは能動式であってもよく、前記能動式ドローンはユーザの命令があろうがなかろうが移動することができ、多様な作業を実施して、特定の機能を遂行することができる。または、前記ドローンはその中間形態として、ある場合にはユーザの命令がなくても移動したり作業を実行するが、他の場合にはユーザの命令があってはじめて移動したり作業を実行することができる。したがって、どんな形態のドローンであっても、ユーザ、ターミナルまたはドローンは、多様なコンテンツを生成したり、前記コンテンツを非指定データパケットまたは指定データパケットの形態で互いに発送したり、または、前記指定信号、未確認アイコンバッジや指定アイコンバッジなどを活用することができる。
[図45]〜[図52]は、多様な指定信号、指定コンテンツ及び指定アイコンバッジなどを本明細書の九番目の例示的側面の五番目の実施形態で定義した多様なターミナルまたは機器に適用する多様な構成及び方法に対する例示である。
本明細書の九番目の例示的側面の五番目の実施形態の一番目の詳細な形態は、有人自動車と無人自動車とを含む前記車両の全体または一部の開閉、始動、作動状態または作動などの監視または制御を担当するデータ処理ユニットに、上述の指定信号、指定コンテンツまたは指定アイコンバッジを適用する構成または方法に対する例示である。説明の便宜のため、下述の詳細な形態は車両全体の作動に対する例示である。[図45]と[図46]は、指定信号、指定コンテンツ及び指定アイコンバッジを車両管理アプリに適用する構成と方法に対する例示である。
[図45]の場合、ターミナルは、有人車両または無人車両の管理や操作のためのアプリアイコン20の周囲に未確認アイコンバッジ21と指定アイコンバッジ23を表示する。ターミナルは、未確認アイコンバッジ21を用いて多様な情報を表示することができる。一例として、ターミナルは、車両全体に対するアイコン20の上に多数の細部アイコン20Sを用いて、右側ヘッドライト、左側前輪などを点検するようにというコンテンツを表示することができる。ターミナルは、細部アイコン20SをU/I形態でも映像ユニットに表示することができ、これにより、ユーザが前記細部アイコン20Sを操作すれば、ターミナルは、前記部位の状態、メンテナンスなどに対する詳しい情報を表示することができる。
これ以外にもターミナルは、未確認アイコンバッジ21または未確認指定アイコンバッジ23を用いて追加情報を表示することができ、前記情報の例としては、[1]ユーザが車両操作を終えた後、現在までの前記車両の各部分の状態に対する情報、[2]ユーザが車両操作を再び始める前に確認しなければならない情報、[3]ユーザが車両操作を再び始める場合、ユーザの日程に応じて車両を目的地に運行するのに必要な情報、[4]ユーザが車両操作を終えた後、車両を駐車した場所に対する情報、[5]日程管理アプリと連動したり、独自に格納したユーザの当日の日程とこれに伴う車両走行計画に対する情報、または、[6]交通違反などによってユーザが受信した交通違反チケットなどに対する情報などがある。
特に、上の段落の[1]の例としては、残余燃料量、残余バッテリー充電量、前記燃料量や充電量に基づいた運行可能距離、タイヤ状態、その他の部位の状態、当日の走行記録などがある。上の段落の[2]の例としては、前記[1]の例、当日の日程、走行計画、整備または修理などが必要な部位などがある。上の段落の[3]の例としては、目的地関連の日程、前記日程と関連した案件や参加者、目的地の住所、目的地に到着できる多様な経路などがある。
未確認指定コンテンツの例としては、[1]有人または無人車両が生成してユーザに発送したコンテンツ、[2]ユーザが発送したコンテンツに対する返答として前記車両がユーザに発送したコンテンツ、[3]前記車両のあるユニットが同一の車両の他のユニットに発送してユーザにも発送したコンテンツ、[4]前記車両がユーザを指定受信者として選択して発送し、前記車両の他のユニットにも発送したコンテンツ、または、[5]車両がユーザを指定受信者として選択して前記車両の多様なユニットでなくユーザにのみ発生したコンテンツなどがある。
前記車両が指定信号を生成しなかった場合、未確認指定コンテンツは、ターミナルが前記多様な情報分析アルゴリズムを用いて「指定要請情報」を抽出した、または、抽出することができるコンテンツであってもよい。または、未確認指定コンテンツは、前記車両が指定信号を生成しなかった場合、ターミナルが前記情報分析アルゴリズムを用いて分析した結果、ユーザが確認しなければならない必要性(一例として、未確認非指定コンテンツと比較した場合)が相対的に高いコンテンツであってもよい。
上述のように、ターミナルは、指定アイコンバッジ23を用いて未確認アイコンバッジ21と相違した情報を表示することができ、これのために指定アイコンバッジ23の大きさ、数字、形、色、位置、背景などを未確認アイコンバッジ21と相違した大きさ、数字、形、色、位置、背景などで表示することができる。これにより、ユーザは、指定アイコンバッジの大きさ、数字、形、色、位置、背景などを視覚的に確認することにより、前記車両の状態、ユーザが確認しなければならない作業の数や内容などを容易に認知することができる。
[図45]のアプリアイコンが、操作が完了した車両の管理と関連したアプリに対するアイコンであれば、[図46]のアプリアイコン20は、現在操作の途中である車両の管理と関連したアプリに対するアイコンと見なすことができる。[図46]のターミナルは、アプリアイコン20の周囲に合計3個の未確認アイコンバッジ21,21A,21Bと1個の指定アイコンバッジ23を共に表示する。未確認アイコンバッジ21は「2+1」を表示する。前記バッジ21は多様な情報を表示することができるが、本例示では、ユーザがまだ確認していない2個の未確認非指定コンテンツはもちろん、1個の未確認指定コンテンツなどを表示するものとする。
特に、[図46]のターミナルは、未確認アイコンバッジ21A,21Bを用いて表示する多様な情報をアプリアイコン20の周辺に視覚的に表示することができる。一例として、未確認非指定アイコンバッジ21Aは、前記場所がユーザがよく利用するローファームであることを表示する反面、未確認非指定アイコンバッジ21Bは、前記場所に駐車する空間があることを示すことができる。これに反して未確認指定アイコンバッジ23は、前記非指定アイコンバッジ21A,21Bに比べてユーザが確認または決定しなければならない必要性が高い情報を表示することができる。一例として、ターミナルは、指定アイコンバッジ23を用いてユーザに近づいている交差点で直進するのか、そうでなければ右折するのかについて問い合わせることができる。
本明細書の九番目の例示的側面の五番目の実施形態の二番目の詳細な形態は、前記多様な指定信号、多様な指定コンテンツ、多様な指定アイコンバッジなどを、産業用、軍事用または個人用ドローン、及び、前記ドローンの始動、作動状態、作動などに対する監視、制御を担当するデータ処理ユニットに適用した例示である。
ただし、上述の車両管理または操作と関連した多様な指定コンテンツ、指定データパケット、指定アイコンバッジなどの構成や方法は、ドローンの管理または操作にも同一または類似するように適用されてもよい。もちろん、前記車両は陸上で移動する反面、ドローンは上空を移動するが、ドローンの操作と関連した指定コンテンツ、指定データパケット及びアイコンバッジは、車両操作と関連した多様な指定コンテンツ、指定データパケット及び指定アイコンバッジと同一または類似する。したがって、ドローンの管理または操作に対する指定コンテンツ、指定データパケット及び指定アイコンバッジなどの構成や方法は、これ以上の詳細な説明は省略する。
本明細書の九番目の例示的側面の五番目の実施形態の三番目の詳細な形態は、前記多様な指定信号、多様な指定コンテンツ、多様な指定アイコンバッジなどを、多様な制御ユニット、データ処理ユニットなどを含むモノのインターネット網、または、モノのインターネット網に連結され、制御ユニット、データ処理ユニットなどを含む電子機器などに適用した例示である。これにより、ユーザは、本明細書の前記指定信号、指定コンテンツまたは指定アイコンバッジを用いて自らが接近することができ、かつ、制御することができるモノのインターネット網の全体を管理したり、または、前記モノのインターネット網に有無線で連結された多様な電子機器や電気機器を管理、操作及び制御することができる。
説明の便宜のため、下述の詳細な形態は、個人用ロボットを用いてモノのインターネット網に連結された多様な機器を管理する実施形態である。すなわち、個人用ロボットをモノのインターネット網の制御ユニットまたはデータ処理ユニットとして使用するものの、前記多様な指定信号、指定コンテンツまたは指定アイコンバッジなどを用いて前記制御ユニットまたはデータ処理ユニットの制御またはデータ処理の効率を向上させることができる。[図47]と[図48]は、指定信号、指定コンテンツ及び指定アイコンバッジをモノのインターネット網の管理アプリに適用する構成及び方法に対する例示として、特に、前記網はもちろん、前記網に含まれた、または、前記網によって連結された多様な電子機器または電気機器をロボットを用いて管理する構成及び方法の例示である。
[図47]のターミナルは、汎用のモノのインターネット網に対するアプリアイコン20を表示し、これと共に未確認アイコンバッジ21、指定アイコンバッジ及び多数の細部アプリアイコン20Sを表示することができる。ターミナルは、モノのインターネット網を示すイメージとしてアプリアイコン20を表示したり、または、前記網を介して連結された多数の電子機器や電気機器でアプリアイコン20を表示することができる。[図47]の場合、ターミナルは、未確認アイコンバッジ21と未確認指定アイコンバッジ23を表示し、それぞれのバッジ21,23は未確認非指定コンテンツが合計23個、このうち未確認指定コンテンツは2個であることを示す。
また、ターミナルは、前記網に含まれた機器に該当する多数の細部アイコン20Sを含むアプリアイコン20を表示することができる。一例として、[図47]のターミナルは、モノのインターネット網に連結された多様な機器を管理して操作できる個人用ロボットを中央の黒い点で表示する。また、[図47]のターミナルは、ユーザに個人用ロボットと関連した未確認指定コンテンツ1個と左上端の黒い点で表示した電気機器と関連した未確認指定コンテンツ1個を受信したことを表示する。また、ターミナルは、アプリアイコン20に表示したそれぞれの機器に該当する点をU/I形態の細部アプリアイコン21Sで表示することができる。したがって、ユーザが細部アプリアイコン20Sをクリックする場合、ターミナルは細部アプリアイコン20Sと連動されたそれぞれの電子機器または電気機器の現在の状態、問題点または操作などに対するオプションを表示することができる。
ターミナルは、多様なモノのインターネット網に対するアプリアイコン、細部アプリアイコンを表示することができる。一例として、モノのインターネット網は、[1]スマートシティ、[2]スマートビルディング、[3]スマート工場、[4]スマートホーム、[5]スマートオフィス、[6]スマートファーム(farm)、[7]スマートシステム、または、[8]スマートグリッド(grid)などのように、モノのインターネット網自体が多数の電子機器または電気機器を含んで、これらを互いに直接的または間接的に連結することができる。特に、前の文章のスマートシステムは、太陽熱発電または風力発電システム、水処理システム、交通制御システムなどであってもよい。または、上述のモノのインターネット網は、多数の電子機器または電気機器などを含んで、これらを連結することができる。したがって、モノのインターネット網は1以上のスマート機器を含み、前記スマート機器または簡単に「機器」の例としては、[1]スマート家電機器、[2]スマート照明機器、[3]スマートセキュリティー機器、[4]スマート車両、[5]スマート航空機、[6]スマートロボット、[7]スマートドローン、[8]スマートヘルス機器、[9]スマート診断機器、[10]スマート医療機器、[11]スマートウェラブル機器、[12]スマートTV、[13]スマート通信機器、[14]スマートコンピュータネットワーク(周辺機器を含む)、または、[15]スマート(中央または位置)インターネットネットワーク(サーバを含む)などがある。
ターミナルは、未確認アイコンバッジ21や未確認指定アイコンバッジ23を用いて多様なコンテンツの数または情報を表示することができる。前記情報の例としては、[1]モノのインターネット網または前記網に含まれるか前記網によって連結された多様な電子機器または電気機器の状態、作動、誤作動、修理などに関連した情報、[2]前記網または機器の作動上のセッティングや前記セッティングの変更と関連した情報、[3]前記網または機器の操作上のセッティングまたは前記セッティングの変更と関連した情報、[4]前記網に1以上の前記機器を追加したり追加のための操作と関連した情報、[5]前記網から1以上の前記機器を除去したり除去のための操作と関連した情報、[6]前記網全体(または、一部)の維持、保守、操作、修理などに関連した情報、または、[7]前記網の全体(または、一部)を操作することができる前記ロボットの状態、保守、作動、誤作動または操作と関連した情報などがある。
特に、未確認コンテンツは、[1]モノのインターネット網に含まれた多様な機器が生成してユーザに発送したコンテンツ、[2]前記機器がユーザが発送したコンテンツに対する返答としてユーザに発送したコンテンツ、[3]前記網のある機器が他の機器に発送してユーザにも発送したコンテンツ、[4]前記網または前記ロボットが生成してユーザに発送したコンテンツ、または、[5]前記網またはロボットが生成して前記機器に発送してユーザにも発送したコンテンツなどがある。また、未確認指定コンテンツは、[1]前記機器、ロボットまたはモノのインターネット網がユーザを指定受信者として選択し、前記網に属した全体機器に発送したコンテンツ、または、[2]前記機器、ロボットまたはモノのインターネット網がユーザを指定受信者として選択し、前記網に属した全体機器でなくユーザにのみ発送したコンテンツなどがある。
指定コンテンツは、前記機器、ロボット、モノのインターネット網などが指定信号を生成しなくても、ターミナルが前記情報分析アルゴリズムを用いて「指定要請情報」を抽出できるコンテンツであってもよい。または、指定コンテンツは、前記機器、ロボット、または、モノのインターネット網が指定信号を生成しなくても、ターミナルが前記多様な情報分析アルゴリズムを用いて分析した結果、ユーザが確認しなければならない必要性(未確認非指定コンテンツと比較した時)が相対的に高いコンテンツであってもよい。
[図48]の場合、ターミナルは、モノのインターネット網が設置された商品売り場で駆動中のロボットが取得した映像をアプリアイコン20で表示することができ、これと共に多数の未確認アイコンバッジ21,21A,21B及び多数の指定アイコンバッジ23,23A,23Bを映像ユニットに表示することもできる。ターミナルは、モノのインターネット網、ロボットまたは特定アプリを用いて、売り場を訪問中の顧客が発送する多様なコンテンツを受信することもでき、前記売り場の従業員、前記網、前記網に属した機器またはロボットが発送する多様なコンテンツをターミナルで受信することができる。これにより、ユーザは、売り場の中でも外でも商品の在庫、顧客相談、販売、決裁などを直接遂行して管理するなど、売り場を効率的に管理することができる。
これに基づいてターミナルは、ユーザが前記アプリを最終的に駆動した後に受信したコンテンツの数を未確認アイコンバッジ21を用いて表示することができる。または、ターミナルは、前記数に該当する記号を未確認アイコンバッジ21Aとして使用することができる。または、ターミナルは、前記映像において未確認コンテンツと関連した場所または商品を示す未確認アイコンバッジ21Bを表示することもできる。
また、ターミナルは、前記モノのインターネット網、ロボット、顧客や従業員がユーザを指定して発送した未確認指定コンテンツの数を未確認指定アイコンバッジ23を用いて表示することができる。または、ターミナルは、前記数に該当する記号を映像に表示し、これを指定アイコンバッジ23Aとして使用することができる。または、ターミナルは、前記映像に指定コンテンツと関連した場所や商品を示す指定アイコンバッジ23Bを表示することもできる。
一例として、[図48]のターミナルは、ユーザが前記アプリを最後に駆動した後に受信した未確認コンテンツが5個であることを、未確認アイコンバッジ21及び未確認アイコンバッジ21Aでそれぞれ表示することができる。また、ターミナルは、前記未確認コンテンツに含まれた未確認指定コンテンツの数は合計2個であることを未確認指定アイコンバッジ23または追加指定アイコンバッジ23Aに表示することができる。また、ターミナルは、前記映像に直接2個の未確認指定アイコンバッジ23Bと3個の未確認非指定アイコンバッジ21Bで表示することもできる。これにより、ユーザは多様なアイコンバッジを介して未確認非指定コンテンツ及び未確認指定コンテンツと関連した物品または場所を容易に確認することができる。
ターミナルは、未確認アイコンバッジ21や未確認指定アイコンバッジ23を用いて多様なコンテンツの数または情報を表示することができる。前記情報の例としては、[1]モノのインターネット網または前記網に含まれたり前記網によって連結された多様な電子機器または電気機器の状態、作動、誤作動、修理などに関連した情報、[2]前記網またはロボットが確認した売り場の関連情報、[3]前記網やロボットが確認した売れた物品に対する情報、[4]整理が必要な物品または売り場の特定部位、[5]物品の販売または新規物品の搬入などに伴う在庫の変動と関連した情報、[6]顧客が要請した情報、または、[7]従業員が要請した情報などがある。
未確認コンテンツは、[1]モノのインターネット網、前記網に属した前記機器、ロボット、顧客または従業員が生成してユーザに発送したコンテンツ、[2]前記網、前記機器、ロボット、顧客、または、従業員がユーザが発送したコンテンツに対する返信としてユーザに発送したコンテンツ、または、[3]前記網、前記機器、ロボット、顧客、または、従業員のうちの一つが他の一つに発送してユーザにも発送したコンテンツなどがある。未確認指定コンテンツは、[1]前記網、前記機器、ロボット、顧客または従業員がユーザを指定受信者として選択し、ユーザはもちろん、前記網、前記機器、ロボット、顧客、従業員にも発送したコンテンツ、または、[2]前記網、前記機器、ロボット、顧客または従業員がユーザを指定受信者として選択し、前記網に属した全体機器でなくユーザにのみ発生したコンテンツなどがある。
指定コンテンツは、前記網、機器、ロボット、顧客または従業員が指定信号を生成しなくても、[1]ターミナルが多様な情報分析アルゴリズムを用いて「指定要請情報」を抽出できるコンテンツであったり、または、[2]ターミナルが前記情報分析アルゴリズムを用いて分析した結果、ユーザが確認しなければならない必要性(未確認非指定コンテンツと比較した時)が相対的に高いコンテンツであってもよい。
本明細書の九番目の例示的側面の五番目の実施形態の四番目の詳細な形態は、前記多様な指定信号、多様な指定コンテンツ、多様な指定アイコンバッジなどを多様な制御ユニットやデータ処理ユニットを含む多様な家庭用、産業用または軍事用ロボットに適用した例示である。したがって、ユーザは、本明細書の指定信号、指定コンテンツまたは指定アイコンバッジを用いてロボットを管理、操作及び制御することができる。
特に、ユーザは、前記ロボットをモノのインターネット網の制御ユニットまたはデータ処理ユニットとして使用することができ、したがって、多様な指定信号、指定コンテンツまたは指定アイコンバッジを用いて前記ロボットの制御効率、データ処理の効率などを容易に向上させることができる。ただし、ロボットを用いてモノのインターネット網または前記網に連結された多様な機器を操作、制御する場合は、[図47]ですでに例示したので、下述ではモノのインターネット網が設置されていない住宅をロボットで管理する詳細な形態を説明することにする。[図49]と[図50]は、指定信号、指定コンテンツ及び指定アイコンバッジをロボット管理アプリに適用する構成及び方法に対する例示である。
[図49]のターミナルは、ロボット制御アプリを住宅の設計図に該当するアプリアイコン20で表示し、これと共に未確認アイコンバッジ21及び指定アイコンバッジ23を映像ユニットに表示することができる。ロボットは多様な作業が実行される位置または作業の状態などに対するコンテンツをユーザに発送し、ユーザターミナルは受信した前記コンテンツをアプリアイコン20内部に表示することができる。これにより、ユーザは、ロボットが発送する多様なコンテンツを未確認アイコンバッジ21または指定アイコンバッジ23を用いて容易に確認することができる。ターミナルは、本五番目の実施形態の一番目〜三番目の詳細な形態で説明した多様な構成または方法を使用することにより、多様な構成及び方法で前記アイコンバッジ21,23を表示することもできる。したがって、これに対する詳しい説明は省略する。
[図50]のターミナルは、駆動中であるロボットが取得した映像を映像ユニットにアプリアイコン20として表示し、これと共に未確認アイコンバッジ21及び指定アイコンバッジ23を映像ユニットに表示することができる。また、ロボットは、多様な作業が実行される位置または作業の状態などに対するコンテンツをユーザに発送することができ、これにより、ターミナルは受信したコンテンツの数または内容をアプリアイコン20内部に表示することができる。したがって、ユーザは、ロボットが発送する多様なコンテンツを未確認アイコンバッジ21、指定アイコンバッジ23などを用いて容易に確認することができる。ターミナルは、本五番目の実施形態の一番目〜三番目の詳細な形態で説明した多様な構成及び方法と類似した構成及び方法で前記アイコンバッジ21,23を表示することもできる。したがって、これに対する詳しい説明は省略する。
本明細書の九番目の例示的側面の五番目の実施形態の五番目の詳細な形態は、前記多様な指定信号、指定コンテンツ、指定アイコンバッジなどを多様なU−ヘルスケアアプリに適用した例示である。したがって、ユーザは、本明細書の指定信号、指定コンテンツまたは指定アイコンバッジを用いて自らの健康を管理し、応急状況の発生に効率的に対処することができ、特定グループに属したメンバーの健康を管理し、多様な予防的措置を取ることができる。[図51]と[図52]は、指定信号、指定コンテンツ及び指定アイコンバッジを健康管理アプリに適用する構成及び方法に対する例示である。
[図51]のターミナルは、健康と関連したイメージをアプリアイコン20を映像ユニットに表示し、これと共に未確認アイコンバッジ21及び未確認指定アイコンバッジ23を表示する。前記例のターミナルは、ユーザが前記アプリを最終駆動して終了した後、ユーザの健康と関連した合計7個のコンテンツを受信したことを未確認アイコンバッジ21で通知することができる。また、ターミナルは、前記未確認コンテンツのうち合計2個のコンテンツが相対的に重要なコンテンツであることを指定アイコンバッジ23で通知することができる。
多様な主体がユーザの健康と関連したコンテンツを生成した後、これをユーザに発送することができる。特に、このような多様な主体の例としては、[1]ユーザの健康をリアルタイム、特定の時間または特定の状況ごとに分析する医師や医療機関、[2]前記医療機関と関連するか、または、関連していないU−ヘルスケアネットワークの医療機器または前記ネットワークに属した医療機関や医療スタッフ、[3]ユーザが着用することができ、ユーザから1以上の生体情報を確保または分析できるウェラブル機器、[4]ユーザターミナルに固定されたり前記ターミナルに脱着式で装着され得る生体情報分析機器、または、[5]医療保険機関、前記保険と関連した医療機関、医師または医療機器などがある。
前記多様な主体は、多様な方法を介して確保したユーザの健康関連コンテンツを分析することにより、ユーザの健康状態を確認し、これに基づいてユーザをして、これに対する対応を取るようにすることができる。これのために、多様な主体はユーザの健康状態に応じて上述の未指定コンテンツまたは指定コンテンツをユーザに発送することができる。
一例として、ユーザターミナルが前記多様な主体から非指定コンテンツを受信すれば、ターミナルは、ユーザの健康状態が全般的に良好なものと判断し、ユーザには前記結果を表示し、必要な場合にこれに対する対応措置を通知することができる。しかし、応急状況に対するコンテンツまたは病院に行って確認しなければならない状況に対するコンテンツなどは、そうではないコンテンツよりユーザにとってさらに重要なこともある。したがって、この場合、前記多様な主体は、重要コンテンツをユーザに指定コンテンツとして発送することができ、これを受信したユーザターミナルは、映像ユニットに前記コンテンツを指定コンテンツとして表示することができる。必要な場合、ターミナルは、前記多様な視覚的信号、聴覚的または触覚的信号を発生することにより、ユーザが前記指定コンテンツを容易に確認するようにすることができる。このように、ユーザは、ターミナルが受信するコンテンツの数または内容に従って応急医療スタッフを呼び出したり、直ちに病院に行ったり、出来るだけ早い時間内に病院に行ったり、特別検診を受けたり、または、定期検診を受けることができる。
[図52]は、応急状況を確認したターミナルがユーザに緊急な対応措置を取るように映像ユニットに表示するアイコンバッジの構成または方法に対する例示として、前記ターミナルは、アプリアイコン20と未確認アイコンバッジ21及び未確認指定アイコンバッジ23を表示する。特に、ターミナルは、アプリアイコン20の背景に身体図を表示し、指定アイコンバッジ23を数「2」で表示する代わりに、2個の未確認指定アイコンバッジ23と関連があるユーザ身体部位を表示する。したがって、ユーザは、自らの身体部位のうち応急診療または治療を受けなければならない身体部位を容易に確認することができる。
または、前記主体は、ユーザの健康と関連したコンテンツを非指定コンテンツとしてユーザに発送するが、ユーザターミナルは、多様な情報分析アルゴリズムを用いて非指定コンテンツのテキスト、イメージまたは音などを分析することにより指定要請信号を確認することができ、これにより、ユーザターミナルは前記コンテンツを指定コンテンツと見なし、これを指定コンテンツとして映像ユニットに表示することができる。この場合にも、ターミナルは前記視覚的信号、聴覚的または触覚的信号を発生することにより、ユーザが前記指定コンテンツを容易に確認するようにすることができる。
本明細書の九番目の例示的側面の多様なターミナル、指定コンテンツ、指定アイコンバッジは、多様な構成または方法で変形または改良されてもよい。下述は、前記変形または改良に対する詳細な形態として、前記変形や改良は、[1]本九番目の例示的側面の上述の実施形態または詳細な形態の変形または改良に適用されたり、または、[2]本明細書の上述または下述の相違した例示的側面、相違した例示的側面の実施形態や詳細な形態の変形や改良にも適用されてもよい。
本明細書の九番目の例示的側面の変形または改良の一番目の詳細な形態の場合、前記多様な電子または電気機器に対する「管理アプリ」の場合、ターミナルは、多様な形態の「プッシュ通知」を使用して多様なアイコンバッジを表示することができる。前記プッシュ通知の例としては、[1]前記機器がユーザに要請する制御作業の数や種類の情報、[2]前記機器に対するユーザの指示の数または種類に対する情報、[3]ユーザの制御または指示に従って前記機器が遂行した作業の進行程度を示す数字や記号などの情報、[4]ユーザの制御を必要とする前記機器の部品や作業の数または種類に対する情報、[5]誤作動する前記機器の部品や作業の数または種類などに対する情報、[6]前記機器の作動状態を示す数字または記号などに対する情報、[7]差し迫ったユーザの制御または指示の数や種類の情報、または、[8]一定期間の間または一定時間以降に実行した作業の数または内容などに関連した情報などがある。このようなプッシュ通知は、[1]多様なコンテンツのうち受信者がまだ確認できていない未確認コンテンツにのみ限定されたり、または、[2]特定時間以降に受信した全ての未確認及び確認コンテンツに関したものであってもよい。
本明細書の九番目の例示的側面の変形及び改良の二番目の詳細な形態は、多様なプッシュ通知方法を介してユーザが未確認指定コンテンツに直ちに対応するようにする構成または方法に対するものである。一例として、ターミナルは、未確認指定コンテンツの性格、数に応じて相違したプッシュ通知方法を用いることにより、これに対するユーザの対応を誘導することができる。
一例として、多様な主体は、応急状況に対する未確認指定コンテンツを生成してこれをユーザに発送し、ユーザが直ちに、または、出来るだけ早い時間内に前記状況に対応するようにすることができる。これのために、ターミナルは、視覚的、聴覚的または触覚的信号を生成し、これをユーザにプッシュ通知で提供することにより、ユーザが前記状況に対して直接対応したり、ターミナルを用いてこれに対応するようにすることができる。特に、未確認指定コンテンツをユーザに発送する主体の例としては、[1]特定アプリの特定グループに属したメンバー(一例として、同僚、従業員または顧客)、[2]ユーザのターミナル、[3]発信者のターミナル、[4]ロボット、[5]車両、[6]ドローン、[7]モノのインターネット網、または、[8]前記モノのインターネット網に属する多様な機器などがある。
前記状況の例としては、[1]日程管理アプリの場合には、ユーザが必ず出席しなければならないミーティング日程、[2]広告表示アプリの場合には、ユーザの選好度が非常に高い商品に対する重要な割引イベントの開始または割引率が高いイベントの締め切り、[3]事件公知アプリの場合には、ユーザの主要業務と関連した事件の発生、ユーザの金融状態と関連した事件の発生、または、ユーザの健康に致命的な応急状況の発生、[4]通知アプリの場合には、飛行機への搭乗など延期が難しい日程の到来、または、ユーザの生体信号に基づいた応急状況の発生、[5]車両操作アプリの場合には、方向変更または事故防止などのために緊急に措置を取らなければならない状況の発生、[6]ドローン管理アプリの場合には、ドローンの墜落などを防止できる操作が必要な状況の発生、[7]モノのインターネット網の操作アプリの場合には、前記網に属した機器の誤作動の発生または前記機器が探知した火災または盗難などの応急状況の発生、または、[8]ロボット操作アプリの場合には、ロボットが探知した応急状況の発生または前記応急状況の前兆となる事件の発生、ロボットの誤作動の発生などがある。
上述の多様な主体は、前記状況と関連した指定コンテンツをユーザに発送して指定信号を共に発生することにより、ユーザターミナルは、前記コンテンツを指定コンテンツとして表示することができる。これとは異なり、前記多様な主体は、前記状況と関連したコンテンツを非指定コンテンツとしてユーザに発送するが、ユーザターミナルは、多様な情報分析アルゴリズムを用いて非指定コンテンツのテキスト、イメージまたは音などを分析することにより指定要請信号を確認することができ、これにより、前記コンテンツを指定コンテンツと見なし、これにより、前記コンテンツを映像ユニットに表示することができる。
本明細書の九番目の例示的側面の変形または改良の三番目の詳細な形態は、多様なアイコンバッジを多様な状態で駆動する映像ユニットに表示する構成または方法に対するものである。したがって、ターミナルは、[1]映像ユニットが消えたオフ状態のオフ画面に、[2]映像ユニットが点いたが、ユーザ認証が完了していないロック状態(lock state)のロック画面に、または、[3]映像ユニットが点いて、ユーザ認証も完了した解除状態(unlock state)において、ホーム画面などに多様なアイコンバッジを多様な方法で表示することができる。[図53]と[図54]は、オフ状態とロック状態において表示する多様なアイコンバッジの構成及び方法に対する例示である。
一例として、ユーザが特定アプリを最後に操作した後にターミナルが受信したコンテンツが、ユーザの緊急な確認またはユーザの緊急な対応を必要としない時、ターミナルは、映像ユニットが消えた状態で多様なアイコンバッジを日常的データ(routine data)の形態で映像ユニットに表示することができる。[図53]は、映像ユニットが消えた状態(すなわち、オフ状態)で多様なアイコンバッジを映像ユニットに表示する構成及び方法に対する例示として、黒色で表示した映像ユニット11は前記ユニット11が消えている状態を示す。
一例として、ターミナル10は、映像ユニット11が消えている状態でも、時間または日付などの日常的データ39を前記ユニット11に表示することができる。この時、ターミナル10は、多数のアプリアイコン20、未確認アイコンバッジ21、指定アイコンバッジ23などを日常的データ39と見なした後、これを時間または日付などと共に映像ユニット11に表示することができる。これにより、ユーザは映像ユニット11を点けないまま、ユーザ認証作業を実行しないまま、または、特定アプリを駆動しないまま、未確認アイコンバッジ21または指定アイコンバッジ23を用いて未確認コンテンツ及びこの一部である未確認指定コンテンツの数または内容を容易に確認することができる。
上述したように、オフ状態は映像ユニット11が消えている状態であり、したがって、ターミナル10の多様なハードウェア要素またはソフトウェア要素は駆動準備ができていない場合もある。したがって、ユーザがオフ状態の映像ユニット11に表示されたアプリアイコン20に多様なユーザ入力を提供しても、ターミナル10はユーザが前記アプリを駆動できないように防止してもよい。これとは異なり、オフ状態でユーザが前記アプリアイコン20を操作すれば、ターミナル10は、ユーザをして前記アプリを駆動するようにすることもできる。後者の構成においても、ターミナルは、オフ状態では、[1]ユーザが特定アプリのみを駆動するように許諾したり、または、[2]前記アプリを駆動するにはユーザが認証作業を実行するように要請することができる。
また、他の例として、ユーザが特定アプリを最後に操作した後にターミナルが受信したコンテンツがユーザの緊急な確認またはユーザの緊急対応を必要としない時、ターミナルは、ロック状態のロック画面に多様なアイコンバッジを映像ユニットに表示することができる。これとは異なり、ユーザが特定アプリを最後に操作した後にターミナルが受信したコンテンツがユーザの緊急な確認またはユーザの緊急対応を必要とする時にも、ターミナルは、オフ状態の映像ユニットを点けて、ロック状態のロック画面に多様なアイコンバッジを映像ユニットに表示することができる。[図54]は、ロック状態で映像ユニットが表示するロック画面に多様なアイコンバッジを表示する構成と方法に対する例示である。特に、灰色で表示した映像ユニット11は、前記ユニット11が点いているが、ユーザ認証が完了していないので、ユーザに制限的な接近のみを許諾する状態を示す。
一例として、ターミナル10は、ロック状態で時間や日付などの日常的データ39を前記ユニット11に表示することができる。また、ターミナル10は、映像ユニット11の特定の部分に多数のアプリアイコン20、未確認アイコンバッジ21と指定アイコンバッジ23を表示することができる。これにより、ユーザは、ユーザ認証作業を実行しなくても特定アプリを駆動しない間に受信した未確認コンテンツ及びこの一部である未確認指定コンテンツの数または内容を容易に確認することができる。
上述したように、ロック状態は映像ユニット11が点いている状態であり、したがって、ターミナル10の多様なハードウェア要素またはソフトウェア要素のうちの少なくとも一部の要素は、駆動準備ができていたり、または、すでに駆動中であってもよい。しかし、前記ロック状態は、ユーザがまだ認証作業に成功できていない状態を指称する。したがって、ユーザがアプリアイコン20に多様なユーザ入力を提供しても、ターミナル10は、ユーザが前記アプリを駆動できないように防止することができる。これとは異なり、ロック状態においてユーザが前記アプリアイコン20を操作すれば、ターミナル10は、ユーザが前記アプリを駆動するように許諾することもできる。このような構成の場合、ターミナルは、ロック状態において、[1]特定アプリに限ってユーザの駆動を許諾したり、または、[2]前記アプリを駆動するにはユーザに認証作業を実行し、これに成功するように要請することができる。
また、他の例として、ユーザが特定アプリを最後に操作した後にターミナルが受信したコンテンツがユーザの緊急な確認またはユーザの緊急対応を必要としない場合、ターミナルは、解除状態のホーム画面において多様なアイコンバッジを表示することができる。または、ユーザが認証を終えた後、特定アプリを駆動している時にターミナルが受信したコンテンツがユーザの緊急な確認またはユーザの緊急対応を必要とする場合、ターミナルは、解除状態のホーム画面に多様なアイコンバッジを映像ユニットに表示することができる。ただし、前記の場合は、上述のロック画面の場合と同一または類似であるため、これ以上の説明は省略する。
参考として、オフ状態にある[図53]のターミナルは3個のアプリアイコンを表示する反面、ロック状態にある[図54]のターミナル10が9個のアプリアイコンを表示していることが分かる。したがって、前記例示のターミナルは、オフ状態よりロック状態においてユーザにより多くの数のアプリアイコンを表示するとことはもちろん、より多くの接近権限またはより多くのオプションを付与するとも見なすことができる。これは一般的な場合として、オフ状態は、ユーザが現在のターミナルを駆動する意思が少ない状態であるが、ロック状態は、ユーザがターミナルを駆動する解除状態に移動するために経由する状態であるためだ。
もちろん、ターミナルは、オフ状態では映像ユニットに何らの日常的データも表示しなくてもよく、日付と時間などの日常的データのみを表示することもでき、または、特定の未確認アイコンバッジも共に表示することができる。同様に、ターミナルは、ロック状態ではアプリアイコンは表示するが、前記アプリに対するアイコンバッジは表示しなくてもよい。ターミナルは、ロック状態で表示するロック画面に指定アイコンバッジを表示するにはするが、ユーザがユーザ認証を終える前には前記アイコンバッジが示す指定コンテンツを見れないようにすることができ、または、ユーザ認証を終えていない状態でも指定コンテンツを見ることができたり、または、指定コンテンツの一部(一例として、1行目)だけ見れるように許容することもできる。
本明細書の九番目の例示的側面の変形または改良の四番目の詳細な形態は、指定アイコンバッジ及び未確認アイコンバッジを表示する代わりに、指定アイコンバッジと非指定アイコンバッジのみを表示する構成及び方法に対するものである。本明細書において未確認コンテンツは、未確認非指定コンテンツと未確認指定コンテンツを含むことが原則である。したがって、未確認アイコンバッジが示す未確認コンテンツの数は、未確認非指定コンテンツの数と未確認指定コンテンツの数との合計である。
しかし、ユーザが未確認コンテンツの総数と、未確認コンテンツのうち含まれた指定コンテンツの数から未確認非指定コンテンツの数を計算するには、引き算をしなければならない。このようなユーザの手間を減らすために、ターミナルは未確認アイコンバッジの代わりに未確認非指定アイコンバッジを使用することができる。したがって、ユーザは、引き算なしで直接視覚的に非指定コンテンツと指定コンテンツの数を容易に確認することができる。[図55]と[図56]は、未確認アイコンバッジの代わりに未確認非指定アイコンバッジを表示して、非指定コンテンツの数と指定コンテンツの数を表示する多様な構成及び方法に対する例示である。
[図55]のターミナルは、特定アプリに対するアプリアイコン20の周囲または内部に非指定アイコンバッジ22と指定アイコンバッジ23を表示する。特に、非指定アイコンバッジ22は「223」を、指定アイコンバッジ23は「7」を表示する。これよりユーザは、自らが前記アプリを駆動した後に指定コンテンツ7個及び非指定コンテンツは223個を受信したことを容易に、視覚的に確認することができる。
また、[図56]のように、ターミナルは、特定アプリに対するアプリアイコン20の周囲や内部に非指定アイコンバッジ22、指定アイコンバッジ23はもちろん、これらの合計である未確認アイコンバッジ21を表示する。この時、非指定アイコンバッジ22は「223」を、指定アイコンバッジ23は「7」を、そして未確認アイコンバッジ21は「230」を表示し、これにより、ユーザは、視覚的に未確認コンテンツは合計230個であり、そのうち指定コンテンツは7個、非指定コンテンツは223個であることを容易に知ることができる。
ターミナルは、[図5]〜[図15]で説明した未確認アイコンバッジと指定アイコンバッジの配列または構成と同一の配列で指定アイコンバッジ23と非指定アイコンバッジ22を表示することができる。したがって、ターミナルはあるバッジを他のバッジの、[1]上方に表示したり、[2]横の方に表示したり、[3]内部に表示したり、[4]互いに重なるように表示したり、または、[5]互いに重なりはしないものの、互いに接触するように表示することができる。また、ターミナルは、前記バッジを多様な大きさ、形、色、向き(orientation)、配列または位置に表示することにより、ユーザがあるバッジを他のバッジと容易に区別できるようにすることができる。
また、ターミナルは、未確認アイコンバッジと指定アイコンバッジを表示したり、または、非指定アイコンバッジと指定アイコンバッジを表示する代わりに、未確認アイコンバッジと非指定アイコンバッジを表示することができる。また、[図5]〜[図15]とは異なり、ターミナルは、[1]未確認アイコンバッジを指定アイコンバッジの上に表示したり、[2]非指定アイコンバッジを指定アイコンバッジの上に表示したり、または、[3]未確認アイコンバッジを非指定アイコンバッジの上に表示することができる。
上述のように、未確認コンテンツは、常に未確認非指定コンテンツと未確認指定コンテンツを全て含む。したがって、未確認コンテンツは常に指定コンテンツより多いか、または、同じである。これとは異なり、非指定コンテンツは指定コンテンツより多くてもよく、少なくてもよく、同一であってもよい。また、全ての未確認コンテンツは指定コンテンツであり、どんな非指定コンテンツも含まなくてもよい。特に、未確認コンテンツに含まれた非指定コンテンツがない場合、すなわち、非指定アイコンバッジに付着する数字が「0」である場合、ターミナルは、前記[図12]〜[図23]で説明した多様な構成または方法により、これを表示することができる。
上述のように、本明細書の多様なターミナルは、多様なアイコンバッジを用いてユーザに特定アプリが受信した未確認コンテンツに含まれた指定コンテンツ、すなわち他のコンテンツに比べてユーザが確認しなければならない必要性が相対的に高いコンテンツを表示することができ、特に、このような指定コンテンツの数や内容を表示することができる。したがって、このような目的を容易に達成できる限り、本明細書のターミナルは、上述の多様なバッジを相違した具体的な構成や方法で表示することができ、また、必要な場合、ターミナルは、多数の相違した指定アイコンバッジ、または、これらの多数の特性を混合して新しい指定アイコンバッジを作成し、これを映像ユニットに表示することができる。
本明細書の九番目の例示的側面の変形または改良の五番目の詳細な形態は、アプリアイコンの内部または周辺に数字を表示しないまま、前記アイコンバッジが示すアプリに受信された未確認コンテンツの数、前記未確認コンテンツに含まれた指定コンテンツの数や非指定コンテンツの数を表示することができる構成または方法に対するものである。このために、ターミナルは、アイコンバッジの1以上の部位の大きさ、形、色、透明度、向き、配列または位置を操作することができる。
一例として、ターミナルは、[図5]〜[図15]で説明した多様な未確認アイコンバッジと指定アイコンバッジを表示するものの、前記バッジと関連した数字を表示しなくてもよい。代わりにターミナルは、前記バッジの大きさ、形、色、透明度、向き、配列または位置を操作することにより、前記バッジと関連したアプリが受信した未確認コンテンツの数や未確認指定コンテンツの数を相対的に、視覚的に表示することができる。
他の例として、ターミナルは、数字を使用する代わりにテキストまたは記号を用いて未確認コンテンツの数や未確認指定コンテンツの数を視覚的に表示することができる。すなわち、ターミナルは、アプリアイコンにテキストまたは記号を表示することにより、または、未確認アイコンバッジや指定アイコンバッジに特定のテキストや記号を表示することにより、未確認コンテンツの数または指定コンテンツの数を表示することができる。一例として、ターミナルは、[図23]の例示と類似するものの、数字は使用しないまま、特定のテキストや記号を用いて前記数の絶対的値、または、相対的値を表示することができる。本明細書のターミナルは、数字を使用しないまま未確認コンテンツの数や未確認指定コンテンツの数を表示できる限り、上述のテキストまたは記号を用いる方法で上述の多様な指定アイコンバッジまたは未確認アイコンバッジを変形したり改良することができる。
また、他の例として、ターミナルは、数字を使用する代わりに図形またはイメージを用いて未確認コンテンツの数や未確認指定コンテンツの数などを視覚的に表示することができる。すなわち、ターミナルは、アプリアイコンに図形またはイメージを表示することにより、または、未確認アイコンバッジや指定アイコンバッジに図形やイメージを表示することにより、未確認コンテンツの数または指定コンテンツの数を表示することができる。本明細書のターミナルは、数字を使用しないまま未確認コンテンツの数や未確認指定コンテンツの数を表示することができる限りは、上述の図形またはイメージを用いる方法で上述の多様な指定アイコンバッジまたは未確認アイコンバッジを変形したり改良することができる。
本明細書の九番目の例示的側面の変形または改良の六番目の詳細な形態は、特定アプリのU/Iに該当するまたは前記アプリを示すアプリアイコン自体でアイコンバッジを代替できる、すなわち、アプリアイコン自体を多様なアイコンバッジとして使用することができる構成または方法に対するものである。このためにターミナルは、別途の未確認アイコンバッジや別途の指定アイコンバッジを表示しないまま、アプリアイコンの1以上の部位の大きさ、形、色、透明度、向き、配列または位置などのような特性を操作することにより、アプリアイコンまたはアイコンの特定部位にアイコンバッジを代替することができる。
一例として、ターミナルは、[図5]〜[図15]で説明した多様な未確認アイコンバッジや指定アイコンバッジと類似するようにアプリアイコンの単一または多数の部位の形を操作することができる。一例として、前記アプリアイコンの右側部分は未確認アイコンバッジを代替するようにする一方、左側部分は指定アイコンバッジを代替するようにすることができる。また、ターミナルは、未確認コンテンツの数や内容、指定コンテンツの数や内容などに応じて、前記アプリアイコンの右側部分及び左側部分の大きさや形のような前記特性を操作することができる。したがって、ユーザは、前記アプリアイコンの特定部位の大きさ、形などの特性を視覚的に確認することにより、未確認コンテンツまたは指定コンテンツの数や内容を確認することができる。
他の例として、ターミナルは、アプリアイコンの特定部位にテキスト、記号などを表示することにより、未確認コンテンツの数や未確認指定コンテンツの数を視覚的に表示することができる。すなわち、ターミナルは、アプリアイコンにテキスト、記号などを表示することにより、未確認コンテンツの数または指定コンテンツの数を表示することができる。これ以外にも、ユーザが未確認コンテンツまたは未確認指定コンテンツの数や内容を認知することができる限りは、アプリアイコンの前記特性を多様な方法で操作して、多様な指定アイコンバッジまたは未確認アイコンバッジとして使用することができる。
本明細書の九番目の例示的側面の変形または改良の七番目の詳細な形態は、多数のアプリアイコンを使用して多様なアイコンバッジを同時に使用する構成や方法に対するものである。このために、ターミナルは、単一のアプリに対して多数のアプリアイコンを使用することができる。
一例として、ターミナルは、映像ユニットに特定アプリに対する、または、前記アプリのU/Iに該当する第1アプリアイコン及び第2アプリアイコンを共に表示することができる。特に、ターミナルは、第1アプリアイコンの周辺または内部に未確認アイコンバッジを表示し、第2アプリアイコンの周辺または内部に未確認指定アイコンバッジを表示することができる。このように、特定アプリに対する多数のアプリアイコンにそれぞれのアイコンバッジを表示することにより、ユーザは未確認コンテンツ、指定コンテンツまたは非指定コンテンツの数や内容を、より容易に個別的に確認することができる。
この一番目の例として、ターミナルは、映像ユニットに特定アプリに対する第1アプリアイコン及び第2アプリアイコンを表示することができる。特に、ターミナルは、第1アプリアイコンの大きさ、形、色、透明度、向き、配列または位置などの特性を操作することにより、第1アプリアイコンを未確認アイコンバッジとして使用することができる。すなわち、前記アプリが受信した未確認コンテンツの数に基づいて、ターミナルは第1アプリアイコンの前記特性を相違するように操作して映像ユニットに表示する。したがって、ユーザは、視覚的に前記アプリが受信した未確認コンテンツの数または内容を定性的に認知することができる。同様の方法で、ターミナルは、第2アプリアイコンの前記特性を操作することにより、第2アプリアイコンを指定アイコンバッジとして活用することができる。
この二番目の例として、ターミナルに多数のアプリが装着され、前記アプリがそれぞれコンテンツを受信する場合、ターミナルは各アプリに対する第1アプリアイコン及び第2アプリアイコンを表示し、第1アプリアイコンの内部または周辺には未確認コンテンツの数または内容を示す未確認アイコンバッジを表示し、第2アプリアイコンの内部や周辺には指定コンテンツの数や内容を示す指定アイコンバッジを表示することができる。また、ターミナルは、映像ユニットの第1部位に多数のアプリの第1アプリアイコンと未確認アイコンバッジを表示し、映像ユニットの第2部位には前記アプリの第2アプリアイコンと指定アイコンバッジを表示することができる。
したがって、ユーザは、映像ユニットの第2部位に共に表示された多数の第2アプリアイコン及びこれに対する多数の指定アイコンバッジを用いて、それぞれのアプリが受信した指定コンテンツの数を容易に確認することができる。また、ユーザは、映像ユニットの第1部位に共に表示された多数の第1アプリアイコン及びこれに対する多数の未確認アイコンバッジを用いて、各アプリが受信した未確認コンテンツの数または内容も容易に確認することができる。
[図57]は、多数のアプリに対する未確認アイコンバッジ及び指定(または、非指定)アイコンバッジを前記バッジの種類に応じて別々に表示する構成または方法の例示として、本九番目の例示的側面の変形または改良の七番目の詳細な形態の二番目の例に該当する。[図57]のターミナル10はロック状態にあり、映像ユニット11に3個のアプリに対する第1アプリアイコン3個及び第2アプリアイコン3個、合計6個のアプリアイコンを表示する。特に、ターミナル10は、映像ユニット11の下部には3個のアプリに対する第1アイコン3個を表示し、前記アプリが受信した未確認コンテンツに対する未確認アイコンバッジ3個をそれぞれの第1アプリアイコンの右側下部に表示する。また、ターミナル10は、映像ユニット11の上部に前記3個のアプリに対する第2アイコン3個を表示し、前記アプリが受信した(未確認)指定コンテンツに対する指定アイコンバッジ3個を各第2アプリアイコンの右側上部に表示する。したがって、ユーザは、各アプリが受信した未確認コンテンツの数字を確認する時、映像ユニット11の下部を確認すればよく、各アプリが受信した指定コンテンツの数字を確認するには、映像ユニット11の上部を確認すればよい。
この三番目の例として、ターミナルに多数のアプリが装着され、各アプリがコンテンツを受信する場合、ターミナルは指定コンテンツを含む未確認コンテンツを受信したアプリに対しては、第1アプリアイコンと未確認アイコンバッジを表示すると同時に第2アプリアイコンと指定アイコンバッジを表示することができる。しかし、指定コンテンツを含まない未確認コンテンツを受信したアプリの場合、ターミナルは、前記アプリに対しては第1アプリアイコン及び未確認アイコンバッジのみを表示する。また、ターミナルは、映像ユニットの第1部位に多数のアプリの第1アプリアイコン及び前記アプリに対する未確認アイコンバッジを共に表示するが、これと相違した映像ユニットの第2部位には、前記アプリの第2アプリアイコン及び前記アプリに対する指定アイコンバッジを表示することができる。したがって、ユーザは、映像ユニットの第2部位に集めて表示された多数の第2アプリアイコン、及び、これに対する多数の指定アイコンバッジを介して、それぞれのアプリが受信した指定コンテンツの数を容易に確認することができる。
[図58]もやはり多数のアプリに対する未確認アイコンバッジ、指定(または、非指定)アイコンバッジなどをバッジの種類に応じて別々に表示する構成及び方法の例示として、本九番目の例示的側面の七番目の詳細な形態の三番目の例に対する例示である。[図58]のターミナル10は解除状態にあり、映像ユニット11には3個のアプリに対する第1アプリアイコン3個及び第2アプリアイコン2個、合計5個のアプリアイコンを表示すると同時に、未確認コンテンツを受信しなかったり受信できなかった3個のアプリに対するアプリアイコン3個を表示する。
特に、ターミナル10は、映像ユニット11の右側に3個のアプリそれぞれに対する第1アプリアイコン3個を表示し、前記アプリが受信した未確認コンテンツに対する未確認アイコンバッジ3個を各第1アプリアイコンの右側下部に表示する。また、ターミナル10は、映像ユニット11の左側に前記3個のアプリのうち2個のアプリに対する第2アプリアイコン2個を表示し、前記アプリが受信した(未確認)指定コンテンツに対する指定アイコンバッジ2個を各第2アプリアイコンの左側上部に表示する。
この場合、ターミナル10は、映像ユニット11の右側に合計183個の未確認コンテンツを受信したメッセンジャーアプリに対する第1アイコンと、183という数字が付着した未確認アイコンバッジを表示する。しかし、メッセンジャーアプリが受信した183個の未確認コンテンツに指定コンテンツが含まれない場合、ターミナル10は、メッセンジャーアプリに対する第1アプリアイコンは映像ユニット11の右側に表示するが、前記アプリに対する第2アプリアイコンは表示せず、したがって、ターミナル10は映像ユニット11の左側にメッセンジャーアプリに対する第2アプリアイコンは表示しない。すなわち、前記二番目の例の場合のように特定アプリが受信した未確認コンテンツに指定コンテンツが含まれる場合、ターミナル10は前記アプリに対する第1アプリアイコンと第2アプリアイコンを同時に表示するが、前記三番目の例の場合のように特定アプリが受信した未確認コンテンツに指定コンテンツが含まれない場合、ターミナル10は、前記アプリに対する第1アプリアイコンは表示するが、第2アプリアイコンは表示しない。
したがって、前記三番目の例の構成によるターミナルまたはアプリを使用するユーザは、各アプリが受信した未確認コンテンツの数字を確認するには映像ユニットの右側を確認すればよいが、各アプリが受信した指定コンテンツの数字を確認するには映像ユニットの左側を確認すればよい。特に、ターミナルは、指定コンテンツが含まれていない未確認コンテンツのみを受信したアプリのアプリアイコン及びアイコンバッジは映像ユニットの左側に表示しないため、ユーザはさらに容易に指定コンテンツを受信したアプリ及び前記指定コンテンツの数または内容を確認することができる。
上述の多様な例において、ターミナルは、多数のアプリアイコンそれぞれが同一または類似の機能を遂行するようにすることができる。すなわち、特定アプリが第1アプリアイコン及び第2アプリアイコンを表示するが、ユーザが第1及び第2アプリアイコンに同一のユーザ入力を提供すれば、各アプリアイコンが同一のグループウィンドウまたはコンテンツウィンドウを映像ユニット11に表示することができる。
これとは異なり、上述の多様な例において、ターミナルは多数のアプリアイコンそれぞれが相違した機能を遂行するようにすることができる。一例として、特定アプリが第1アプリアイコン及び第2アプリアイコンを表示するが、ユーザが第1及び第2アプリアイコンに同一のユーザ入力を提供しても、それぞれのアプリアイコンが相違したグループウィンドウまたはコンテンツウィンドウを映像ユニット11に表示する場合である。一例として、ユーザが特定アプリの第1アプリアイコンにユーザ入力を加える場合、前記アプリは指定コンテンツと非指定コンテンツの全てを含むグループウィンドウまたはコンテンツウィンドウを表示することができる。しかし、ユーザが前記アプリの第2アプリアイコンに同一のユーザ入力を加える場合には、前記アプリは、[1]指定コンテンツを受信したグループのみを選択的に表示するグループウィンドウを表示したり、または、[2]前記グループが受信した非指定コンテンツは単純化または省略するが、指定コンテンツを強調したコンテンツウィンドウを表示することができる。
本明細書の九番目の例示的側面の変形または改良の八番目の詳細な形態は、指定コンテンツと指定アイコンバッジに対するユーザの対応またはターミナルの対応に対する構成または方法に対するものである。ターミナルに装着されたアプリが受信した未確認コンテンツに含まれた未確認指定コンテンツを確認したユーザは、前記コンテンツに対する対応をすることができる。一例として、前記アプリが日程管理アプリである場合、ユーザは、参加通知、不参加通知、遅れる予定であるという通知、または延期要請の通知を発送することができる。または、前記アプリが広告表示アプリである場合、ユーザは、特定商品に対する購入通知、予約取消通知、または配達通知を発送することができる。または、前記アプリが事件公知アプリである場合、ユーザは事案に応じて警察などの保安機関に対する申告通知、救助要請通知、医療機関に対する通知、投資実行(株式、債権買収または買入など)に対する通知などを発送することができる。または、前記アプリが上述の多様な電子機器や電気機器の管理アプリである場合、ユーザは多様な機器の操作に対する通知を発送することができる。
ユーザは、ターミナルに上の段落の多様な通知に対する対応を取るように命令することができる。一例として、ユーザが事件公知アプリで受信したコンテンツから火災を認知した場合、ユーザが指定コンテンツを確認した後に消防署に電話をかける代わりに、ユーザが指定コンテンツを読んだ後、特定ボタンまたはその他の入力ユニットを操作すれば、ターミナルが消防署に電話をかけるようにすることもできる。
本明細書の九番目の例示的側面の変形または改良の九番目の詳細な形態は、本明細書の多様な指定コンテンツ、指定データパケット及び指定アイコンバッジを携帯用ターミナルに装着されたアプリ以外にも、デスクトップコンピュータ、事務室や作業場の制御パネルのプログラムまたはアプリなどに適用するものである。[図59]と[図60]は、指定信号、指定コンテンツ、指定データパケットと指定アイコンバッジをネットワークを用いたプログラムに適用した構成または方法に対する例示である。
[図59]は、デスクトップコンピュータのスクリーンに表示された電子メールアプリに対するアプリアイコン、未確認アイコンバッジ及び指定アイコンバッジの例示である。コンピュータは、ユーザが前記アプリの駆動を終えた後に合計230個の未確認電子メールを受信したことを未確認アイコンバッジ21及び数字「230」を用いてユーザに表示することができる。また、コンピュータは、指定アイコンバッジ23を用いて前記未確認電子メールのうち合計23個のメールが指定電子メールであることをユーザに通知することができる。
[図60]は、ユーザが同一のアプリをラップトップコンピュータで駆動した時、映像ユニットに表示される相違したウィンドウであり、「Inbox 21」、すなわち、受信ウィンドウは合計230個の未確認電子メールを受信したことを通知し、その下に表示された「Labeled Box 23」、すなわち、指定ウィンドウは未確認電子メール230個のうち7個が指定電子メールであることを表示する。すなわち、前記受信ウィンドウは未確認アイコンバッジ、前記指定ウィンドウは指定アイコンバッジに該当するものと見なすことができ、このためにラップトップコンピュータは前記ターミナルに対する多様な構成及び方法を用いて指定信号を生成し、これを含む指定データパケットを生成し、これをネットワークを介して送受信することができる。
前記九番目の例示的側面のそれぞれの実施形態と詳細な形態は、上述と下述の相違した側面の実施形態や詳細な形態と互いに互換されてもよい。したがって、前記九番目の側面の多様な実施形態及び詳細な形態は、互いに相反しない限り、[1]同一の側面の相違した実施形態または詳細な形態、相違した側面の相違した実施形態または相違した詳細な形態のうち、これに相応する特性に適用されたり、[2]前記相応する特性に含まれたり、[3]前記相応する特性を代替したり、[4]前記相応する特性により代替されたり、または、[5]前記相応する特性と混合されてもよい。
(5.システム観点における指定信号及び指定コンテンツの生成)
本明細書の十番目の例示的側面は、多様なアイコンバッジ生成のためのソフトウェア要素の多様な構成及び作業実行方法に対するものである。このために、ターミナルまたはアプリは、多様な方法で特定アプリまたは前記アプリの特定グループにおいてユーザが受信したものの、まだ確認できていない未確認コンテンツの有無またはその数を計算することができる。また、ターミナルまたはアプリは、類似または相違した方法で前記未確認コンテンツに含まれた指定(または、非指定)コンテンツの有無はもちろん、その数を計算することができる。
上の文章の計算は、ターミナルの多様なソフトウェア要素、ターミナルに装着された多様なアプリ、外部サーバのプログラム、外部サーバに装着されたアプリ、クラウド格納領域のプログラム、または、クラウド格納領域に装着されたアプリなどが実行することができる。しかし、説明の便宜のため、前記計算を通称して「ターミナルが実行する計算」または簡単に「計算」と指称する。したがって、下述の多様な計算は、ターミナルまたはターミナルに装着されたアプリが実行することができるものの、外部サーバ、クラウドはもちろん、前記計算を実行することができるアプリやコンピュータプログラムが格納されたり装着されたどのような機器によっても実行可能である。ターミナルは、多様な方法で前記計算の一部または全部を実行することができる。
一例として、ターミナルに装着された特定アプリや前記アプリの特定グループにユーザがまだ確認できていない未確認コンテンツが受信されれば、ターミナルは未確認コンテンツが存在することを表示する「未確認アイコンバッジ」を表示する。また、ターミナルが未確認コンテンツを追加で受信するたびに、ターミナルは未確認コンテンツの(累積)数を計算することができ、必要な場合、ターミナルは、未確認アイコンバッジと共に前記(累積)数を示す数字を共に表示することができる。もちろん、ターミナルは、未確認アイコンバッジや前記数字を任意に映像ユニットに表示できるが、ユーザの利便のため、前記アプリのアプリアイコンの周辺または内部に未確認アイコンバッジや前記数字を表示することができる。
また、ターミナルは、[1]多様な指定信号に基づいて未確認コンテンツに含まれた指定コンテンツの有無を確認し、その数を計算したり、または、[2]上述の多様な情報分析アルゴリズムを用いて事前に未確認コンテンツに含まれた指定コンテンツを確認し、その数を計算することができる。ターミナルが未確認コンテンツに含まれた未確認指定コンテンツを確認すれば、ターミナルは、前記未確認指定コンテンツの存在を表示する「(未確認)指定アイコンバッジ」または「指定アイコンバッジ」を表示することができる。ターミナルが未確認コンテンツを追加で受信するたびに、ターミナルは、未確認コンテンツに指定コンテンツが含まれているかどうか確認することもできる。ターミナルが(未確認)指定コンテンツを確認するたびに(累積)数を計算することができ、必要な場合、ターミナルは、未確認指定アイコンバッジと共に前記数を示す数字を共に表示することができる。
ターミナルは、未確認指定アイコンバッジや指定コンテンツの数を示す数字を映像ユニットの任意の位置に表示することができる。しかし、ユーザの利便のため、ターミナルは、[1]オフ状態の画面、ロック画面または解除画面に表示された特定アプリに対するアプリアイコンの周辺または内部に、または、[2]特定アプリのグループウィンドウのグループアイコンの周辺または内部に、前記未確認指定アイコンバッジ及び前記数字を表示することができる。また、ターミナルが未確認アイコンバッジと指定アイコンバッジはもちろん、未確認コンテンツの数や内容または指定コンテンツの数または内容を示す数字を全て表示する場合、ターミナルは、本明細書で説明した多様な構成または配置に応じて前記バッジ及び前記数字を表示することができる。
本明細書の十番目の例示的側面の一番目の実施形態は、ターミナルや特定アプリが受信する未確認コンテンツの有無または数を計算できるプログラムに関するものであり、一例として、[図61]は、未確認コンテンツの数を計算した後に表示するプログラムの例示である。プログラムは、上の5行でカメラ、アルバムなどを呼び出す時のように未確認コンテンツの(累積)数を示す「badgeCount」に常数であるインテントアクション値、「int」を付与する。この場合、「getPackageName()」は現在のパッケージ名を持ってくる関数であり、クラスの名前は特定アプリが初めて実行されるアクティビティークラスの名前に該当する。もし、「MainActivity.class」が最初のアクティビティクラスであれば、その名前を使用することができ、intで画面定容クラスを別に設定し、一定時間が過ぎれば「MainActivity」に移動するため、ランチャー(初めて実行される)画面を求める関数を使用することができる。
プログラムは、FCM基準の二つのサービスの相続を受けるクラス二つを生成することができ、そのうちの「FirevaseMessagingService」の相続を受けるクラスの「sendNotificationメソッド」または「onMessageReceivedメソッド」などを具現することができる。プログラムが未確認コンテンツ、または、これを含む非指定データパケットなどのプッシュ情報を受信する場合、プログラムは、「BadgeCount変数」(以後、「バッジカウント」と略称)を1ずつ増加させるものの、前記バッジカウントは、プッシュをクリックしてアプリを駆動する時、「0」で初期化されていなければならない。ターミナルやアプリは、バッジカウントを「SharedPreference」または「SQLite」などのデータ ベースに格納することができる。また、ターミナルまたはアプリは、バッジカウントを検査する関数を呼び出し、当該カウント値が「0」でない場合に「0」に初期化することができる。すなわち、ユーザがアプリを駆動すれば、バッジカウントを0にして、ユーザがアプリの駆動を完了した後、未確認コンテンツ、未確認コンテンツを含む非指定データパケットなどのプッシュ情報を受信することになれば、前記バッジカウントを増加させることができる。
したがって、ターミナルまたはアプリは、特定アプリまたは前記アプリの特定グループが受信した未確認コンテンツの数に該当するバッジカウントを「未確認アイコンバッジ」と共に表示することができる。一例として、ターミナルは、当該アプリのアプリアイコン(または、U/I)を映像ユニットに表示する時、「未確認アイコンバッジ」と「バッジカウント(すなわち、未確認コンテンツの数)」を前記アプリアイコン(または、U/I)の内部または周辺などに共に表示することができる。ターミナルまたはアプリは、前記プログラムをプッシュ情報の受信、すなわち未確認コンテンツを受信する時点に実行することができる。
ターミナルがグループウィンドウにおいて特定アプリが設定した多数のグループに対する多数のグループアイコンを表示する時、ターミナルは、各グループに対する「未確認アイコンバッジ」と「バッジカウント(すなわち、未確認コンテンツの数)」を各グループアイコン(または、U/I)の内部や周辺に共に表示することができる。このため、[図61]のプログラムは、前記アプリが定義した各グループに固有連結情報とグループカウントを割り当てて、未確認コンテンツ、これを含んだ非指定データパケットなどのプッシュ情報を受信する時、上の段落のバッジカウントはもちろん、本段落のグループカウントもやはり1ずつ増加させられるように変形することができる。したがって、ターミナルまたはアプリは、特定アプリが受信した未確認コンテンツの数、前記アプリが設定した多数のグループそれぞれが受信した未確認コンテンツの数などを計算して表示することができる。
本明細書の十番目の例示的側面の二番目の実施形態は、ターミナルまたは特定アプリが受信する未確認コンテンツに含まれた指定コンテンツの有無または数を計算できるプログラムに関するものであり、[図62]は、未確認指定コンテンツの数を計算して表示するプログラムの例示である。プログラムは、上の5行で未確認指定コンテンツの(累積)数を示す「labelCount」に常数であるインテントアクション値、「int」を付与する。また、「getPackageName()」は、現在のパッケージ名を持ってくる関数である反面、クラスの名前は特定アプリが初めて実行されるアクティビティクラスの名前に該当する。もし、「MainActivity.class」が最初のアクティビティクラスである場合、その名前を使用することができ、intで画面定容クラスを別に設定し、一定時間が過ぎれば「MainActivity」に移動するため、ランチャー(初めて実行される)画面を求める関数を使用することができる。
プログラムは、FCM基準の二つのサービスの相続を受けるクラス二つを生成することができ、そのうちの「FirevaseMessagingService」の相続を受けるクラスの「sendNotificationメソッド」または「onMessageReceivedメソッド」などを具現することができる。前記プログラムが上述の指定信号、指定コンテンツまたは指定データパケットなどのプッシュ情報を受信すれば、プログラムは「labelCount変数」(以後、「指定カウント」と略称)を1ずつ増加させるものの、前記指定カウントはプッシュをクリックしてアプリを駆動する時に「0」に初期化されていなければならない。ターミナルやアプリは、指定カウントを「SharedPreference」または「SQLite」などのデータベースに格納することもできる。また、指定カウントを検査する関数を呼び出して該当カウント値が「0」以上であれば「0」に初期化することができる。すなわち、ユーザがアプリを駆動する時には指定カウントを0にして、ユーザがアプリの駆動を完了した後に指定コンテンツなどのようなプッシュ情報を受信することになれば、前記指定カウントを増加させることができる。
したがって、ターミナルまたはアプリは、特定アプリまたは前記アプリの特定グループが受信した未確認コンテンツに含まれた(未確認)指定コンテンツの数に該当する指定カウントを「(未確認)指定アイコンバッジ」と共に表示することができる。一例として、ターミナルは該当アプリのアプリアイコン(または、U/I)を映像ユニットに表示する時、「指定アイコンバッジ」と「指定カウント(すなわち、未確認指定コンテンツの数)」を前記アプリアイコン(または、U/I)の内部や周辺などに共に表示することができる。または、ターミナルは、グループウィンドウにおいて前記アプリが設定した多数のグループに対する多数のグループアイコンを表示する場合、各グループに対する「(未確認)指定アイコンバッジ」及び「指定カウント(すなわち、未確認指定コンテンツの数)」を各グループアイコン(または、U/I)の内部または周辺などに共に表示することができる。ターミナルまたはアプリは、前記プログラムをプッシュ情報の受信、すなわち未確認コンテンツを受信する時点に実行することができる。
参考までに、[図62]のプログラムは[図61]のプログラムと類似する。ただし、[図61]のプログラムは、「バッジカウント」という変数を用いて未確認コンテンツの(累積)数を計算するが、[図62]のプログラムは、「指定カウント」という変数を用いて未確認指定コンテンツの(累積)数を計算する。したがって、ターミナルまたはアプリは、映像ユニットに未確認アイコンバッジ及び指定アイコンバッジを表示すると共に、[図61]及び[図61]で例示したプログラムまたはこれと同一であるか類似の機能を遂行するプログラムを用いて、未確認コンテンツの数、指定コンテンツの数などを表示することができる。
[図62]のプログラムは[図61]のプログラムと独立して構成されており、したがって、ターミナルまたはアプリは、[図62]のプログラムは実行するが、[図61]のプログラムは実行しなくてもよい。したがって、ターミナルまたはアプリは、「指定カウント」という変数を用いて未確認指定コンテンツの(累積)数を計算し、指定アイコンバッジと前記数を数字で表示することができるが、未確認アイコンバッジ及び未確認コンテンツの数などは表示しなくてもよい。
本明細書の十番目の例示的側面の三番目の実施形態は、ターミナルの側面とサーバの側面において特定アプリが受信する未確認コンテンツに含まれた未確認指定コンテンツの数を計算するプログラムに関するものである。特に、[図63]は、未確認指定コンテンツの数を計算して表示できるサーバ側プログラム及びターミナル側プログラムの例示として、上の部分はサーバ側に装着するプログラム、下の部分はターミナルに装着されるプログラムの単純化された例示である。
一例として、上述の一番目または二番目の実施形態で説明したように、サーバは、特定アプリまたは前記アプリが確立した特定グループが受信した未確認コンテンツの数を計算し、前記数及びこれと関連した固有連結情報などをBadge_Countで表示する。また、サーバは、前記未確認コンテンツに含まれた指定コンテンツの数を計算し、前記数及びこれと関連した固有連結情報をBadge_Prioirty_Countで表示する。また、サーバは、前記Badge_Count及びBadge_Prioirty_Countの他にもDevice_ID(前記「数」及び関連情報を受信する受信者ターミナルの固有情報または受信者の電話番号など)、APP_ID(前記「数」及び関連情報を受信する受信者ターミナルに装着されたアプリの固有情報)、Service_ID(前記「数」及び情報を受信する受信者ターミナルのブロードキャストサービスと関連した情報)、Mode(表示方式、アイコンの形などのように表示方式と関連して設定された情報)、Code(受信者ターミナルの接近可能情報(一例として、端末通知領域、アイコン、通知ウィンドウ、ロック画面、内容表示など)を受信者ターミナルに発送することができる。
サーバは、Update_Badgeを実行してCalculate_Badgecountを介して得た情報をサーバデータベースに格納したり管理することができる。この時、Setting Parameterは、伝達関連の設定値として伝達周期、伝達失敗時に再送するか否か、伝達後に通知をするか否かなどに対するセッティングである。また、サーバは、ユーザに伝達する通知情報をBadge_Infoの形態で盛り込んで端末に伝達することができ、この時、Database{Badge_info}は、受信者に伝達する情報が盛り込まれているデータ及び端末固有情報、PARAMETERは、発送時の呼び出し関連設定値、ユーザ通知方式などに対する情報である。また、サーバは、Management_Badge()を実行して受信者ターミナルに発送時に成功したか否かなどを確認する情報を格納、管理して、追加で再送するか否かを決定することができる。
受信者ターミナルはサーバから多様な情報を受信することができ、または、サーバに多様な情報を発送するように要請することができる。一例として、ターミナルはBroadcating_RequestBadgeを実行して、ターミナルの運営体系が提供するブロードキャスト機能を介してサーバと有無線で通信し、通知表示情報などのように上の二つの段落で説明した多様な情報を要請することができる。特に、ターミナルはGet_BadgeInfo()を実行して通知表示情報を受信し、通知表示情報を受信すれば、これをDisplay_Badgeinfo()に伝達してアプリアイコンに表示することができ、特定アプリのアプリアイコン(または、特定グループのグループアイコン)の周囲または内部に未確認アイコンバッジ、指定アイコンバッジ、未確認コンテンツの数を示す数字、未確認指定コンテンツの数を示す数字などを表示することができる。
本明細書の十番目の例示的側面において、ターミナル、アプリまたはサーバに装着されて前記未確認コンテンツ及び未確認指定コンテンツの有無または数を計算する多様なプログラムは、多様な順序または方法で変形または改良されてもよい。下述は、前記変形または改良に対する詳細な形態として、前記変形や改良は、[1]本十番目の例示的側面の上述の実施形態や詳細な形態の変形または改良に適用されたり、または、[2]本明細書の上述または下述の相違した例示的側面、相違した例示的側面の相違した実施形態や詳細な形態の変形や改良に適用されてもよい。
本明細書の十番目の例示的側面の変形や改良の一番目の詳細な形態の場合、特定アプリに対するサービスを提供するサーバは、前記アプリ全体が受信した、または、前記アプリが確立した多数のグループのうち特定グループが受信した未確認コンテンツまたは(未確認)指定コンテンツなどはプッシュ情報の形態で、前記コンテンツの数はプッシュ通知の形態でターミナルに装着されたアプリに提供することができる。また、サーバは、[図63]の例示のCalculate_Badgecount()の実行後、Update_Badge()を介してサーバのデータベースを周期的またはリアルタイムでアップデートすることができる。また、サーバは、このようにアップデートされた内容をPushing_Badge()を介して端末に未確認コンテンツまたは指定コンテンツに区分して伝達することができる。また、サーバは、多様なコンテンツまたはデータパケットの発送と関連した情報をManagement_Badge()で管理することができる。
本明細書の十番目の例示的側面の変形や改良の二番目の詳細な形態の場合、ユーザターミナルに装着されて特定サービスを提供する特定アプリは、未確認コンテンツ、指定コンテンツはもちろん、前記コンテンツの数などに対する情報をサーバに要請することができる。一例として、ターミナルが前記情報を要請する場合、または、ユーザが前記アプリを駆動する場合、ターミナルまたはアプリは、Broadcating_RequestBadge()を用いてサーバに前記情報を要請することができる。サーバが前記情報をターミナルに発送すれば、ターミナルはGet_BadgeInfo()で前記情報を受信した後、Display_Badgeinfo()を介して映像ユニットに表示することができる。
本明細書の十番目の例示的側面の変形または改良の三番目の詳細な形態の場合、多様な主体がターミナルまたはアプリが受信するデータパケットが指定信号を含むのか、または、ターミナルやアプリが受信するコンテンツが指定コンテンツなのかを決定することができ、これにより、前記プログラムを変形することができる。一例として、発信者は機械的ユーザ入力を提供することにより、または、発信者のターミナルは自身に格納された、または、外部に格納された多様な情報分析アルゴリズムを用いて指定信号や指定コンテンツを生成することができる。または、サーバは、発信者が提供したユーザ入力に基づいて指定信号や指定コンテンツを生成したり、または、サーバは自身に格納された、または、外部に格納された多様な情報分析アルゴリズムを用いて指定信号や指定コンテンツを生成することができる。これとは異なり、受信者のターミナルは、受信するデータパケットに含まれた指定信号を抽出したり、または、自身に格納されたりまたは外部に格納された情報分析アルゴリズムを用いて指定信号または指定コンテンツを生成することができる。したがって、本十番目の側面で例示した多様なプログラムもやはり、これに従って変形または改良することができる。
(6.変形または改良)
本明細書の前記一番目の例示的側面〜十番目の例示的側面の多様なターミナル、指定データパケットまたは指定アイコンバッジなどの構成または方法は、多様な構成または方法で変形または改良されてもよい。特に、下述の例示的側面、下述の多様な実施形態及び詳細な形態は、前記一番目〜十番目の例示的側面のそれぞれの多様な実施形態または詳細な形態を変形または改良するために適用されてもよい。
本明細書の十一番目の例示的側面は、指定信号生成の主体の構成や方法に対するものとして、本例示的側面は、前記一番目〜十番目の例示的側面のそれぞれに適用されてもよい。上述のように、本明細書の指定信号は多様な主体が生成することができ、前記主体の例としては、[1]コンテンツを生成するユーザのターミナル、[2]前記コンテンツを受信する受信者(一例として、特定アプリの特定グループのメンバー)のターミナル、または、[3]発信者と受信者との間で前記コンテンツを仲介するサーバ(すなわち、中央サーバまたは地域サーバ)などがある。前記主体は、互いに連係したり、または、それぞれ個別的に指定信号を生成することができる。同様に、ユーザのターミナル、受信者のターミナルまたはサーバは、互いに連係したり、または、それぞれ個別的に特定データパケットに指定信号が含まれたかどうか確認することができる。
一般的に、指定信号の生成または確認は、ターミナルの構造や作業実行上の特徴、特定アプリの構造や作業実行上の特徴、サーバの構造や作業実行上の特徴などによって相違することがある。したがって、指定信号の生成及び確認は、ターミナルやサーバまたはアプリなどが円滑に駆動することができる限りは、ターミナルメーカー、サーバ運営者またはアプリ開発者の選択によって相違するように設計されてもよい。
一般的に、ターミナルは、指定信号を生成する作業を実行した後、これをデータパケットに含めることにより、指定データパケットを生成する作業を実行する。この時、前記作業を実行するターミナルのハードウェア要素はCPUユニットである反面、これを実行するソフトウェア要素は、運営体系、アプリまたは前記作業を遂行するように指定されたコンピュータプログラムなどである。ただし、説明の便宜のため、本明細書において前記作業は全てターミナルが実行するものと通称する。
本例示的側面の下述の実施形態は、上述の多様な主体が指定信号を生成し、指定データパケットを生成する多様な構成または方法に関するものである。また、下述の実施形態は、本明細書の一番目の例示的側面〜十番目の例示的側面に適用されてもよい。
本明細書の十一番目の例示的側面の一番目の実施形態の場合、ユーザターミナル(すなわち、前記ターミナルや前記ターミナルに装着されたアプリ)は指定信号を生成することができる。一例として、コンテンツを生成したユーザは、本明細書の四番目の例示的側面または五番目の例示的側面の多様な実施形態や詳細な形態において例示した方法を介して指定信号を生成することができる。または、ユーザのターミナルは、本明細書の六番目の実施形態の多様な実施形態や詳細な形態において例示した方法の多様な既存の情報分析アルゴリズムを用いて指定信号を生成することができる。この時、ユーザターミナルは、前記指定信号をデータパケットに含めることにより、指定データパケットを生成し、これをサーバに送信したり、または、受信者のターミナルに直接送信することができる。
本明細書の十一番目の例示的側面の二番目の実施形態の場合、サーバが指定信号を生成することができる。一例として、ユーザが能動的に指定信号を生成してデータパケットに含めない場合、サーバはユーザターミナルからデータパケットを受信した後、本明細書の六番目の実施形態の多様な実施形態や詳細な形態において例示した多様な情報分析アルゴリズムを用いて前記パケットのコンテンツを分析した後、指定信号の生成を決定することができる。ただし、ユーザが能動的に指定信号を生成してデータパケットに含めた場合には、サーバが前記アルゴリズムを用いた分析を実行する必要はない。
本明細書の十一番目の例示的側面の三番目の実施形態の場合、サーバは、受信したデータパケットに指定信号が含まれたかどうか確認することができる。一例として、上述の一番目の実施形態のデータパケットを受信したサーバは、前記データパケットを分析して指定信号が含まれたかどうかを確認することができる。データパケットに指定信号が含まれた場合、サーバは受信者ターミナルに前記データパケットを送信して、指定信号が含まれたことを通知することができる。または、サーバは、前記パケットのコンテンツは格納したまま、受信者ターミナルには指定信号のみを送信することもできる。この時、受信者ターミナルは、サーバを接続して前記指定コンテンツを確認し、これを映像ユニットに指定コンテンツの形態で表示することができる。
本明細書の十一番目の例示的側面の四番目の実施形態の場合の受信者ターミナルは、指定信号を生成することもできる。一例として、受信者ターミナルは、ユーザターミナルまたはサーバからデータパケットを受信した後、本明細書の六番目の側面の多様な実施形態や詳細な形態において例示した多様な既存の情報分析アルゴリズムを用いて前記パケットのコンテンツを分析した後、指定信号の生成を決定することができる。
本明細書の十一番目の例示的側面の五番目の実施形態の場合、受信者ターミナルは、受信したデータパケットに指定信号が含まれたかどうかを確認することができる。一例として、受信者ターミナルはデータパケットを受信して、前記データパケットに本明細書の一番目または二番目の側面において生成された指定信号が含まれたかどうかを確認することができる。または、受信者ターミナルは、前記四番目の実施形態により自身が生成した指定信号を確認することもできる。
本明細書の十一番目の例示的側面の六番目の実施形態の場合、ユーザのターミナルと前記サーバが指定信号の生成または確認を分担することができる。または、受信者ターミナルと前記サーバが指定信号の生成または確認を分担することができる。または、ユーザターミナルと受信者ターミナルが指定信号の生成または確認を分担することができる。または、ユーザターミナル、サーバ及び受信者ターミナルが指定信号の生成または確認を分担することができる。
本明細書の十二番目の例示的側面は、アプリアイコンの特性を変化させた未確認アイコンバッジや指定アイコンバッジの構成または方法に対するものとして、本明細書の一番目〜十番目の例示的側面に適用されてもよい。一例として、ターミナルは、アプリアイコンの多様な特性を変形することにより、変形されたアプリアイコンを未確認アイコンバッジや指定アイコンバッジとして活用することができる。したがって、ターミナルは、特定アプリの未確認コンテンツの数や未確認指定コンテンツの数が増加するほど、前記アプリのアプリアイコン(または、U/I)の特性をさらに変化させることにより、変化したアプリアイコンを未確認アイコンバッジまたは指定アイコンバッジとして使用することができる。このような特性の例としては、アプリアイコン(または、U/I)の大きさ、形、位置、向き、背景、色、明度、または透明度などがある。
したがって、ターミナルは、電子メールアプリを示すアプリアイコンの長さや高さを変化させて未確認アイコンバッジや指定アイコンバッジとして使用することができる。または、日程管理アプリを示すアプリアイコンに含まれた日付のフォント、色、位置または背景を変化させて、未確認アイコンバッジまたは指定アイコンバッジとして使用することができる。または、メッセンジャーアプリを示すアプリアイコンの右側(または、左側)の大きさ、色などを変化させて未確認アイコンバッジや指定アイコンバッジとして使用することもできる。または、ターミナルは、アプリアイコンの前記多様な特性を未確認コンテンツの数または未確認指定コンテンツの数に応じてリアルタイムに変化させ、前記アプリアイコンを未確認アイコンバッジまたは指定アイコンバッジとして使用することもできる。
本明細書の十三番目の例示的側面は、発信者による一方的な指定受信者の指定、発信者が発信したコンテンツの分析に基づいて一つのサーバまたは受信者ターミナルによる一方的な指定受信者の設定ではなく、特定発信者と特定受信者との間の関係に応じて指定受信者を指定する多様な構成及び方法に関するものである。
本明細書の十三番目の例示的側面の一番目の実施形態は、ユーザが発信者である場合に該当する。すなわち、ユーザは1以上の受信者をあらかじめ指定受信者として選択することができ、この時、ユーザは、[1]特定アプリのグループのメンバーの中から指定受信者を選択したり、[2]特定アプリの多数のグループのメンバーの中から指定受信者を選択したり、または、[3]前記アプリの種類と関係なくユーザターミナルに情報が入力された全ての人または機関の中から指定受信者を選択することができる。ひとまずユーザが指定受信者を選択すれば、ユーザが指定信号を生成しようが、または、生成しまいが、ユーザターミナルは指定受信者に発送される全てのコンテンツを指定データパケットに含めて前記指定受信者に発送する。この時、ユーザターミナルは、データパケットを指定受信者には指定データパケットとして発送したり、または、他の受信者にも非指定データパケットとして発送することができる。これを受信した受信者のターミナルは、前記データパケットに含まれたコンテンツを指定コンテンツまたは非指定コンテンツとして映像ユニットに表示することができる。
このために、ユーザは、自身の職場の上司、家族またはその他の重要な人、機関などをあらかじめ指定受信者に指定することができる。ユーザが上述の多様な電子機器や電気機器の操作を所望する場合、ユーザは、上述の機器のうち特定機器を指定受信者に指定することもできる。したがって、ユーザは、自身が発送するコンテンツが指定受信者に対する内容を含もうが含まいが、指定受信者がユーザの発送するコンテンツを確認するようにすることができる。
本明細書の十三番目の例示的側面の二番目の実施形態は、ユーザが受信者である場合に該当する。すなわち、ユーザは1以上の発信者をあらかじめ指定発信者として選択することができ、この時、ユーザは、[1]特定アプリのグループのメンバーの中から指定発信者を選択したり、[2]特定アプリの多数のグループのメンバーの中から指定発信者を選択したり、または、[3]前記アプリの種類と関係なくユーザターミナルに情報が入力された全ての人または機関の中から指定発信者を選択することができる。ユーザが指定発信者を選択すれば、ユーザターミナルは指定発信者から受信した指定データパケットに含まれたコンテンツはもちろん、非指定データパケットに含まれたコンテンツも映像ユニットに指定コンテンツとして表示することができる。
このためにユーザは、自身の職場の上司、家族またはその他の重要な人、機関などをあらかじめ指定発信者に指定することができる。ユーザが上述の多様な電子機器や電気機器の状態を知りたかったり前記機器の操作を所望すれば、ユーザは上述の機器のうち特定機器を指定発信者に指定することもできる。したがって、ユーザは、指定発信者が自身にのみ発送するコンテンツ及び他の受信者にも発送するコンテンツも容易に確認することができる。
本明細書の十三番目の例示的側面の三番目の実施形態は、サーバが指定受信者を選択する場合である。すなわち、サーバは発信者から指定受信者リストの提供を受けることができる。その後、発信者が発送するデータパケットを受信したサーバは、前記パケットに指定信号が含まれようが含まれまいが、指定受信者には指定データパケットを発送するが、非指定受信者には非指定データパケットを発送することができる。
または、サーバは、受信者から指定発信者リストの提供を受けることができる。その後、発信者が発送するデータパケットを受信したサーバは、前記発信者が指定発信者であれば、前記パケットに指定信号が含まれようが含まれまいが、指定受信者には指定データパケットを発送する一方、非指定受信者には非指定データパケットを発送することができる。
または、サーバは、事前に指定受信者を選択することができる。すなわち、サーバは発信者が発送するデータパケットに指定信号が含まれようが含まれまいが、前記パケットに含まれたコンテンツを多様な情報分析アルゴリズムを用いて分析し、前記分析に基づいて事前に指定受信者を選択することができる。特に、サーバは、前記アルゴリズムを用いてユーザの職場の上司、家族またはその他の重要な人、機関などの名前や名称、これらのID、これらのメールアドレスなどを用いて指定受信者を選択することもできる。
本明細書の十四番目の例示的側面は、発信者による一方的な指定受信者の指定、発信者が発信したコンテンツの分析に基づいたサーバまたは受信者ターミナルによる一方的な指定受信者の設定でない、双方の設定に基づいて指定受信者を指定する多様な構成及び方法に関するものである。したがって、本明細書の十四番目の側面においては、発信者、サーバ、受信者などの3つの主体のうち2つ以上の主体が事前合意をした場合に限り発信者が発信するコンテンツまたは受信者が受信するコンテンツを指定コンテンツに指定できるようにする。
ただし、前記発信者には発信者のターミナルはもちろん、上述の車両、ドローン、ロボット、多様な電気機器または電子機器、多様なモノのインターネット網、前記網に属する多様な機器などが含まれ、前記発信者には、ユーザまたはユーザを除いた他のメンバー、すなわち、特定グループに属する顧客、従業員なども発信者になることができる。同様に、前記受信者には受信者のターミナルはもちろん、上述の車両、ドローン、ロボット、多様な電気機器または電子機器、多様なモノのインターネット網、前記網に属する多様な機器などが含まれ、前記受信者には、ユーザまたはユーザを除いた他のメンバー、すなわち特定グループに属する顧客、従業員なども受信者になることができる。
本明細書の十四番目の例示的側面の一番目の実施形態の場合、ターミナルやサーバは、発信者と受信者の合意によってのみコンテンツを指定コンテンツに指定することができる。したがって、発信者が自らの発送するコンテンツを指定コンテンツに指定したとしても、受信者と事前合意がない場合、受信者は前記コンテンツを非指定コンテンツとして受信する。また、受信者が発信者の発送する特定コンテンツを指定コンテンツとして受信しようとしても、発信者がこれを指定コンテンツに指定して発送しない以上、前記コンテンツを指定コンテンツとして受信することはできない。また、ターミナルやサーバが事前に発信者が発送するコンテンツを分析した後、これを指定コンテンツに指定しようとしても、受信者ターミナルまたは受信者と事前合意がない場合、受信者ターミナルは前記コンテンツを指定コンテンツと見なさないことがある。
発信者と受信者は多様な打合せを成すことができる。一例として、発信者と受信者は、発信者が受信者に発送する全てのコンテンツを指定コンテンツとして受信するように合意することができる。または、発信者と受信者は、発信者が発送するコンテンツに特定の内容、単語または語句が含まれたものに限って指定コンテンツとして受信するように合意することができる。
発信者が自らが発送するコンテンツを指定コンテンツに指定して発送する場合、発信者と受信者との事前合意が両者の同意を要求する場合、受信者がこれに同意しない以上、受信者は前記コンテンツを非指定コンテンツとして受信する。ただし、発信者と受信者の事前合意が発信者の意見に優先権を付与する場合、受信者は自らの意見と関係なく発信者が発送する非指定コンテンツは非指定コンテンツとして受信するが、発信者が発送する指定コンテンツは指定コンテンツとして受信することになる。これとは異なり、前記事前合意が受信者の意見に優先権を付える場合、受信者の意見に従って受信者は発信者が発送する非指定コンテンツを指定コンテンツとして受信したり、または、発信者が発送する指定コンテンツを非指定コンテンツとして受信することができる。この時、受信者は、特定発信者を指定発信者目録に追加して前記発信者が発送する全てのコンテンツを指定コンテンツとして受信したり、または、発信者が発送するコンテンツに特定の内容、単語、語句などが含まれた場合に限って発信者が発送した非指定コンテンツまたは指定コンテンツを指定コンテンツとして受信するように合意することができる。
本明細書の十四番目の例示的側面の二番目の実施形態の場合、ターミナルやサーバは、発信者とサーバの合意によってコンテンツを指定コンテンツに指定することができる。したがって、発信者が自らの発送するコンテンツを指定コンテンツに指定したとしても、これを受信するサーバと事前合意がない場合、サーバは前記コンテンツを非指定コンテンツとして受信者に発送する。また、受信者が発信者が発送する特定コンテンツを指定コンテンツとして受信しようとしても、サーバがこれを指定コンテンツに指定して発送しない限り、前記コンテンツを指定コンテンツとして受信することはできない。また、発信者との事前合意がない限り、ターミナルやサーバもやはり事前に発信者が発送するコンテンツを分析した後、これを指定コンテンツに指定することはできない。
発信者は、サーバとも多様な合意を成すことができる。一例として、発信者は自らがサーバに発送する全てのコンテンツをサーバが指定コンテンツとして受信するように合意することができる。または、発信者とサーバは、発信者が発送する特定の内容、単語または語句が含まれたコンテンツに限って指定コンテンツとして受信するように合意することができる。
本明細書の十四番目の例示的側面の三番目の実施形態の場合、ターミナルやサーバは、発信者とサーバの合意によってコンテンツを指定コンテンツに指定することができる。したがって、発信者が自らの発送するコンテンツを指定コンテンツに指定したとしても、これを受信者に伝達するサーバと事前合意がない場合、サーバは前記コンテンツを非指定コンテンツとして受信者に発送する。また、受信者が発信者の発送する特定コンテンツを指定コンテンツとして受信しようとしても、サーバがこれを指定コンテンツに指定して発送しない限り、前記コンテンツを指定コンテンツとして受信することはできない。また、発信者との事前合意がない限り、ターミナルやサーバもやはり事前に発信者が発送するコンテンツを分析して、これを指定コンテンツに指定することはできない。
受信者はサーバと多様な合意を成すことができる。一例として、サーバは、受信者が受信する全てのコンテンツを指定コンテンツとして受信するように合意することができる。または、受信者とサーバは、受信者が受信する特定の内容、単語、語句などが含まれたコンテンツに限って指定コンテンツとして受信できるように合意することができる。
本明細書の十五番目の例示的側面は、多様なアイコンバッジの追加操作または特性に対する構成及び方法に対するものである。一例として、ユーザが映像ユニットに表示されたアプリアイコン、指定アイコンバッジまたは非指定アイコンバッジに特定ユーザ入力を提供すれば、ターミナルは、特定の追加作業を実行したり、または、ユーザに特定の追加機能を提供することができる。
本明細書の十五番目の例示的側面の一番目の実施形態の場合、ユーザがアプリアイコンに特定ユーザ入力を提供すれば、ターミナルは映像ユニットに未確認コンテンツを表示することができる。すなわち、ユーザが特定アプリのアプリアイコンをクリックしたり、タッチしたり、その他の方法で操作する場合、ターミナルは、前記アプリが受信した未確認コンテンツ(すなわち、前記アプリが確立した多数のグループが受信した全ての未確認コンテンツ)を多様な配列または方法で表示することができる。この時、ターミナルは、映像ユニットにロック画面、解除画面、グループウィンドウまたはコンテンツウィンドウを表示して未確認コンテンツを表示することができる。
上の文章の構成の例として、ターミナルは、ロック画面、解除画面、グループウィンドウまたはコンテンツウィンドウに、[1]前記アプリが受信した全ての未確認コンテンツを表示したり、[2]全ての未確認コンテンツを表示する代わりに、受信時間、コンテンツ内容、発信者またはグループに基づいて選択した特定の未確認コンテンツを表示したり、または、[3]それぞれのまたは特定の未確認コンテンツの全部でない一部(一例として、未確認コンテンツの最初の文章、要約またはキーワード)を表示することができる。または、ターミナルは未確認コンテンツの全部または一部を表示する代わりに、前記コンテンツの発信者の名前、ニックネーム、ID、または写真などを表示することができる。また、前記未確認コンテンツの分量が多くて映像ユニットに一度に全て表示できなければ、ターミナルは、ユーザがロック画面、解除画面、グループウィンドウまたはコンテンツウィンドウをスクロールして、未確認コンテンツを確認できるようにすることができる。
その後、ユーザが上の段落のユーザ入力と同一または相違したユーザ入力を提供すれば、ターミナルは、[1]上の段落において例示した未確認コンテンツの表示を中止した後に再び本来の画面を表示したり、[2]ユーザが選択した特定の未確認コンテンツの全部を表示したり、または、[3]ユーザが特定の未確認コンテンツに対して返答できるように入力ウインドウを開くことができる。
本明細書の十五番目の例示的側面の二番目の実施形態の場合、ユーザが指定アイコンバッジに特定ユーザ入力を提供する場合、ターミナルは映像ユニットに指定コンテンツを表示することができる。一例として、ユーザが特定アプリのアプリアイコンの周辺または内部などに表示された指定アイコンバッジ(または、指定コンテンツの数や内容を示す数字)をクリックしたり、タッチしたり、その他の方法で操作すれば、ターミナルは前記アプリが受信した指定コンテンツを表示することができる。ターミナルは、指定コンテンツが発信者の指定した指定コンテンツなのか、または、ユーザのターミナルが事前に確認した指定コンテンツなのか表示することもできる。この時、ターミナルが指定コンテンツを表示する配列、方法は、上の二つの段落で説明した未確認コンテンツを表示する配列や方法と類似または同一であるため、これ以上の説明は省略する。
本明細書の十五番目の例示的側面の三番目の実施形態の場合、ユーザが非指定アイコンバッジに特定ユーザ入力を提供すれば、ターミナルは映像ユニットに非指定コンテンツを表示することができる。一例として、ユーザが特定アプリのアプリアイコンの周辺または内部に表示された非指定アイコンバッジ(または、非指定コンテンツの数や内容を示す数字)をクリックしたり、タッチしたり、または、その他の方法で操作することになれば、ターミナルは前記アプリが受信した非指定コンテンツを表示することができる。この時、ターミナルは、非指定コンテンツが発信者の指定しなかった非指定コンテンツなのか、または、ユーザのターミナルが事前に確認した非指定コンテンツなのか表示することもできる。この時、ターミナルが非指定コンテンツを表示する配列、方法は、上の段落で説明した指定コンテンツを表示する配列や方法と類似または同一であり、これにより、これ以上の説明は省略する。
本明細書の十五番目の例示的側面の四番目の実施形態の場合、ターミナルは、上の二つの段落の追加機能を特定アプリ全体に対して実行する代わりに、前記アプリが確立した多数のグループのうち特定グループに対して実行することができる。したがって、ユーザが前記アプリが確立した多数のグループのうち特定グループを選択した後に指定アイコンバッジをクリックしたり、タッチしたり、その他の方法で操作することになれば、ターミナルは前記アプリの前記グループが受信した未確認コンテンツ、指定コンテンツ、非指定コンテンツを本十五番目の側面の一番目〜三番目の実施形態で説明した多様な配列または方法で表示することができる。
本明細書の十六番目の例示的側面は、多様なアイコンバッジの追加構成及び追加配列に対するものである。
ターミナルは、装着されたそれぞれのアプリに対して未確認アイコンバッジや指定(または、非指定)アイコンバッジを生成することはもちろん、前記アプリが確立した多数のグループそれぞれに対しても未確認アイコンバッジや指定(または、非指定)アイコンバッジを生成することができる。すなわち、本明細書の多様な例示的側面から説明したように、ターミナルは多様な(未確認、指定、または、非指定)アイコンバッジまたはこれと関連した数字を多様なアプリアイコンの周辺または内部に表示できるということはもちろん、前記アイコンバッジや数字を特定グループウィンドウに表示された多様なグループのグループアイコンの周辺や内部にも表示することができる。
言い換えれば、本明細書において特定アプリに対するアプリアイコンと関連して説明した多様なバッジ及び数字は、前記アプリのグループウィンドウに表示された多数のグループアイコンそれぞれに対して使用することができる。したがって、SNSアプリの場合、ターミナルは前記アプリのアプリアイコン、未確認アイコンバッジ、指定(または、非指定)アイコンバッジまたはこれと関連した数字を表示することにより、前記アプリが受信した各種コンテンツの数または内容を表示することができる。同様に、ターミナルは前記SNSアプリが確立した多数のグループを表示するグループウィンドウにおいて、特定グループのグループアイコン、未確認アイコンバッジ、指定(または、非指定)アイコンバッジまたはこれと関連した数字を表示することにより、前記グループが受信した各種コンテンツの数や内容を表示することもできる。
本明細書の十六番目の例示的側面の二番目の実施形態の場合、ターミナルは、指定コンテンツが生成された過程の特性に基づいて多数の指定アイコンバッジを生成することができる。一例として、発信者が直接指定した指定コンテンツを受信したターミナルは、前記指定コンテンツを第1類型指定コンテンツと見なし、これに対する第1類型指定アイコンバッジと第1類型指定コンテンツの個数を示す第1類型数などを映像ユニットに表示することができる。しかし、前記指定コンテンツがユーザのターミナルが事前に分析して指定したコンテンツであれば、ターミナルは前記指定コンテンツを第2類型指定コンテンツと見なし、これに対する第2類型指定アイコンバッジ、第2類型指定コンテンツの個数を示す第2数を映像ユニットに表示することができる。
ターミナルが他のメンバーから受信したコンテンツやユーザが発信しようとするコンテンツを事前に分析する場合、前記コンテンツは確実に指定コンテンツであったり確実に指定コンテンツでない場合以外の場合も発生する。一例として、多様な情報分析アルゴリズムの分析結果、前記コンテンツが指定コンテンツである確率や信頼度が0%でもなく100%でもない、76%である場合である。このような場合のためにターミナルは、多様な信頼度または確率に従って指定コンテンツを相違するように表示することができ、前記指定コンテンツに対して相違した指定アイコンバッジを生成、使用することもできる
本明細書の十七番目の例示的側面は、多様なアイコンバッジの追加構成及び追加配列に対するものである。一例として、ユーザが未確認アイコンバッジまたは前記バッジに添付された数字にユーザ入力を提供する場合、ターミナルやアプリは未確認コンテンツのみを表示することができる。または、ユーザがアプリアイコンに特定または単一のユーザ入力を提供すれば、ターミナルやアプリは未確認コンテンツのみを表示することができる。または、ユーザが指定アイコンバッジまたは前記バッジに添付された数字にユーザ入力を提供すれば、ターミナルまたはアプリは未確認指定コンテンツのみを表示することができる。または、ユーザがアプリアイコンに相違した、または、多数のユーザ入力を提供すれば、ターミナルやアプリは指定コンテンツのみを表示することができる。
本明細書の十八番目の例示的側面は、多様なアイコンバッジの追加構成及び追加配列に対するものである。一例として、単一のコンテンツがテキスト、イメージファイルまたは音声ファイルなど類型が異なる多数の情報を含む場合、ターミナル、サーバ、アプリなどはこれを単一のコンテンツとして計算したり、または、これを多数のコンテンツとして計算することができる。これにより、ターミナルまたはアプリは、多様なコンテンツの数や数字を計算する時、上述の方法とは相違した方法で計算することができる。
未確認コンテンツの数及び未確認指定(または、非指定)コンテンツの数などを計算して表示する代わりに、ターミナル、アプリ、またはサーバは、未確認コンテンツを含むデータパケットの数及び未確認指定(または、非指定)コンテンツを含む指定(または、非指定)データパケットの数を計算して表示することができる。また、コンテンツがテキスト、イメージ ファイルまたは音声ファイルなどのように相違した類型の多数の情報を含む場合、ターミナル、アプリまたはサーバはこれを単一のデータパケットと見なしたり、または、多数のデータパケットと見なすことができる。これにより、ターミナルまたはアプリは、上述の多様なデータパケットの数や数字を計算する時、上述の方法とは相違した方法で計算することができる。
本明細書の十九番目の例示的側面は、多様なアイコンバッジまたは数の多様な表示方法に対するものである。
本明細書の十九番目の例示的側面の一番目の実施形態のターミナルまたはアプリは、時間的観点において多様な方法で前記アイコンバッジまたは前記バッジに付着した数(または、数字)を表示することができる。一例として、ターミナルやアプリは、単一または多数のバッジや数(または、数字)を時間的に同時(すなわち、ターミナルのCPUクロックサイクルにおいて多数のバッジの表示作業、または、多数の数(または、数字)の表示作業が互いに重なるように、すなわち、時間的に重なるクロックサイクルが存在するように)に表示することができる。これとは異なり、ターミナルまたはアプリは、1以上のバッジまたは数(または、数字)を時間的に順次的(CPUクロックサイクルにおいて多数のバッジの表示作業や多数の数(または、数字)の表示作業が互いに重ならないように、すなわち、前記作業の間に時間的な空白が存在するように)に表示することもできる。ただし、前記時間的な空白が短ければ、ユーザはこれを同時に感じることができたり、または、順次的に感じることができる。したがって、相反した説明がない限り、ターミナルまたはアプリが前記バッジや数(または、数字)を表示する場合、クロックサイクル上で見た時には順次的表示であるが、ユーザの観点から見た時、同時(すなわち、前記時間的な空白が16分の1秒より短い場合)であれば、これは同時表示と見なす。また、ターミナルやアプリは、空間的に前記バッジや数(または、数字)をアプリアイコンの内部や周辺に表示したり、前記バッジや数(または、数字)がアプリアイコンの端と重なったり重ならないように表示することができる。
本明細書の十九番目の例示的側面の二番目の実施形態のターミナルやアプリは、空間的観点から多様な方法で前記アイコンバッジまたは前記バッジに付着した数を表示することができる。一例として、ターミナルまたはアプリは、単一または多数のバッジや数を映像ユニット上においてアプリアイコンの周辺や内部にアプリアイコンと共に表示することができる。ターミナルやアプリは、前記バッジや数をアプリアイコンの端と重なるようにアプリアイコンと共に表示することができる。この場合、ターミナルやアプリは、上述のように、[1]前記バッジや前記数を時間的にアプリアイコンと同時に、または、順に表示したり、[2]前記バッジを前記数と時間的に同時に、または、順に表示したり、[3]多数のバッジを時間的に互いに同時に、または、順に表示したり、または、[4]多数の数字を時間的に同時に、または、順に表示することができる。
本明細書の二十番目の例示的側面は、上述の多様な指定信号、指定コンテンツまたは指定アイコンバッジを提供したり、または、活用できる多様な「アプリシステム」の構成またはこれを用いる方法に対するものである。このため、本明細書において「アプリシステム」とは、上述の「アプリ」はもちろん、前記「アプリ」の円滑な駆動のためにアプリ提供者が運営したり操作したりするハードウェア要素及びソフトウェア要素を通称する。したがって、前記アプリ提供者が直接または間接的に運営できたりまたは操作できる各種サーバ、これと関連した多様なハードウェア要素やソフトウェア要素は、前記「アプリシステム」に属するものと見なすことができる。
また、前記「アプリシステム」がユーザのターミナルに装着されたアプリを直接的にまたは間接的に運営したり操作することができる場合、前記アプリもやはり前記「アプリシステム」の一部と見なすことができる。また、アプリ提供者の「アプリシステム」がユーザとの通信を担当する有無線ネットワークの一部を直接または間接的に運営したり操作することができる場合、前記ネットワークの前記一部も前記アプリシステムの一部と見なすことができる。
本明細書の二十番目の例示的側面の一番目の実施形態は、ユーザのターミナルに装着された多様なアプリのうち特定アプリをユーザがターミナルを用いて直接運営したり操作することができる場合である。したがって、ユーザは、本明細書の多様な例示的側面、実施形態または詳細な形態で説明した多様な方法で前記アプリを操作することにより、多様な指定信号、指定コンテンツ、指定アイコンバッジなどを使用することができる。一例として、ユーザは、本明細書の多様な実施形態または詳細な形態において特定アプリが実行することで例示した多様な作業を、前記アプリまたはターミナルを用いて直接実行することができる。同様に、ユーザは、本明細書の多様な実施形態や詳細な形態においてサーバが実行することで例示した多様な作業を、前記アプリまたはターミナルを用いて自らが直接実行することができる。したがって、この場合の「アプリシステム」は、ユーザのターミナルに装着されたアプリの駆動を補助する機能を担当すると見なすことができる。
一例として、[図63]で例示したプログラムは、一部はサーバ側に装着される反面、残りの部分はユーザのターミナルに装着されると例示した。前記構成や方法を本二十番目の例示的側面の一番目の実施形態に適用すれば、ユーザのターミナルは前記プログラム全体を含むことができる。したがって、前記プログラムは、発信者が発送するコンテンツまたはデータパケットを直接またはサーバを介して受信するたびに、未確認コンテンツの数はもちろん、未確認指定コンテンツの数を計算し、これを映像ユニットに表示することができる。
また、他の例として、本明細書の十三番目の例示的側面の三番目の実施形態のサーバは、発信者または受信者から指定受信者リストを提供されたり、または、事前に指定受信者を選択することができると例示した。前記構成や方法を本二十番目の例示的側面の一番目の実施形態に適用する場合、ユーザターミナルは、発信者から指定受信者リストを提供されたり、または、前記ターミナルの格納ユニットに指定受信者リストを格納して使用することができる。または、ターミナルは、自らの運営体系またはアプリを用いて事前に指定受信者を選択することができる。
もし、ユーザはもちろん、前記「アプリシステム」もユーザのターミナルに装着されたアプリを運営したり操作することができる場合、前記「アプリシステム」もやはり本明細書の多様な例示的側面、実施形態や詳細な形態において説明した多様な方法で前記アプリを操作することにより、多様な指定信号、指定コンテンツ、指定アイコンバッジなどを使用することができる。
本明細書の二十番目の例示的側面の二番目の実施形態は、アプリ提供者が前記「アプリシステム」を用いて前記アプリの操作を直接運営または操作する場合である。この時、ユーザは自らのターミナルに装着されたアプリのユーザインタフェースであるアプリアイコンに多様なユーザ入力を提供することにより前記アプリを使用することができ、前記「アプリシステム」が許諾する範囲内でセッティングを変更できるが、それ以上で前記アプリを運営したり操作することはできない。したがって、前記アプリ提供者は、本明細書の多様な実施形態または詳細な形態において、ユーザ、ターミナルまたはサーバが実行することで例示した多様な作業を直接実行することができる。
一例として、本明細書の一番目の例示的側面の一番目の実施形態のターミナルは、[図5]〜[図7]のように未確認アイコンバッジと指定アイコンバッジを同時に映像ユニットの特定位置にそれぞれ表示することができると例示した。前記構成または方法を本二十番目の例示的側面の二番目の実施形態に適用する場合、「アプリシステム」は、ユーザターミナルまたは前記ターミナルに装着されたアプリにアプリアイコンと指定アイコンバッジを表示するようにという命令はもちろん、アプリアイコン及び指定アイコンバッジの位置、大きさなどに対する詳細命令を伝達することができる。
また、他の例として、本明細書の六番目の例示的側面の一番目の実施形態のターミナルは、発信者から直接受信したりサーバを経由して受信した発信者コンテンツを多様な情報分析アルゴリズムで分析することにより、事前に1以上の指定受信者を選択することができると例示した。前記構成または方法を本二十番目の例示的側面の二番目の実施形態に適用する場合、発信者から受信したコンテンツをユーザに発送する前に、前記「アプリシステム」は、前記コンテンツに指定要請情報が含まれているかどうか事前に分析することができる。もし、サーバが前記コンテンツにおいて指定要請情報を確認すれば、サーバは前記コンテンツを指定コンテンツに指定する指定信号を生成し、前記指定コンテンツとこれに対する指定信号をユーザのターミナルに共に発送することができる。または、サーバは前記指定コンテンツ及び指定信号を指定データパケットに含めた後、前記指定データ パケットをユーザのターミナルに発送することができる。
また、他の例として、本明細書の七番目の例示的側面の三番目の実施形態のターミナルは、非指定コンテンツと指定コンテンツを含む未確認コンテンツを表示する時、未確認指定コンテンツは本来の形態のとおり、または、強調して表示するが、未確認非指定コンテンツは省略して表示することができると例示した。前記構成または方法を本二十番目の例示的側面の二番目の実施形態に適用すれば、ユーザの入力を受信したターミナルはこれをサーバに発送し、サーバは前記ユーザ入力に基づいて非指定コンテンツを単純化したり省略する命令を生成し、また、指定コンテンツをそのまま、または、強調して表示する命令を生成した後、これをユーザターミナルに発送する。これにより、前記ターミナルはコンテンツウィンドウに指定コンテンツを表示し、非指定コンテンツは単純化したりまたは省略して表示する。
本明細書の二十番目の例示的側面の三番目の実施形態は、アプリ提供者が前記「アプリシステム」の多数のハードウェア要素を多数の相違した場所に分散して配置する場合である。したがって、このような場合は、上の二十番目の例示的側面の二番目の実施形態と類似するが、前記「アプリシステム」が互いに相違する場所に位置した多数のサーバを用いるケースに該当する。
一例として、本明細書の一番目の例示的側面の一番目の実施形態を本二十番目の例示的側面の三番目の実施形態に適用する場合、「アプリシステム」は、第1の場所の第1のサーバを用いてユーザのターミナルまたは前記ターミナルに装着されたアプリに指定アイコンバッジを映像ユニットに表示するようにという命令を伝達するが、第2の場所の第2のサーバを用いて指定コンテンツの数を計算した後、ユーザのターミナルまたは前記アプリに前記数を前記指定アイコンバッジの内部または周辺に表示するようにという命令を伝達することができる。
また、他の例として、本明細書の六番目の例示的側面の一番目の実施形態を、本二十番目の例示的側面の三番目の実施形態に適用する場合、「アプリシステム」は第3の場所の第3のサーバに多様な情報分析アルゴリズムを格納し、第4の場所の第4のサーバを用いて前記分析アルゴリズムを駆動して多様なコンテンツを事前に分析することができる。また、「アプリシステム」は、第5の場所の第5のサーバを用いて前記第3のサーバと第4のサーバを連結した後、第4のサーバの分析結果をユーザのターミナルに発送することができる。
本二十番目の例示的側面の三番目の実施形態において、アプリ提供者は多様な方法で前記「アプリシステム」を運営したり操作することができる。一例として、アプリ提供者は、「アプリシステム」の特定サーバが「アプリシステム」全体の他のサーバ、他のハードウェア要素またはソフトウェア要素を運営または操作するようにすることができる。または、「アプリシステム」は、2以上のサーバが残りのサーバ、他のハードウェア要素またはソフトウェア要素を運営または操作するようにすることができる。すなわち、多数のサーバからなる「アプリシステム」の場合、どんなサーバが前提「アプリシステム」の運営または操作を担当するかは、前記システムの運営者が容易に決定することができる。
(7.互換性)
上述では、多様な指定信号、指定コンテンツ、指定データパケット及び指定アイコンバッジを使用することができるデータ処理ターミナル、前記ターミナルを構成する方法及び前記ターミナルを使用する方法などを説明し、特に、多様な例示的側面、前記側面の実施形態と詳細な形態及び多様な手段と効果などを言及して、これに対する詳細な説明を提供した。ただし、前記説明は前記ターミナル及び前記方法の特性、構成上の特性や作業実行上の特性をさらに詳細に理解するためであることを目的とする。したがって、前記ターミナルと関連した方法、関連した分野の当業者には、本明細書の多様なターミナルの変形または改良が自明である。
仮に、上述では多様な指定信号、指定コンテンツ、指定データパケット及び指定アイコンバッジを使用することができるデータ処理ターミナルの例示的側面、実施形態、詳細な形態及び目的などを説明したが、この変形、改良も可能である。したがって、前記変形及び改良は、本明細書の例示的側面、実施形態、詳細な形態及び目的の精神や範囲からの離脱とは見なさず、関連分野の当業者に自明な変形と改良は、本明細書の範囲はもちろん、下述の請求の範囲に属するものと見なす。
相反した言及がない限り、本明細書において例示した特定の側面、実施形態、詳細な形態、または、手段の多様な特性は、本明細書の相違した側面、実施形態、詳細な形態や手段の相応する特性に互換的に適用されてもよい。ただし、前記互換性は、前記適用、含有、代替、または、混合が互いに相反しない場合に限る。
本明細書の多様な指定信号、指定コンテンツ、指定データパケット及び指定アイコンバッジを使用することができるデータ処理ターミナル、前記ターミナルに含まれた各種要素及び前記ターミナルを使用する方法などは、前記ターミナルが相違した電気部品またはデジタル部品を含んだ場合にも、上述した作業と類似の作業を実行することができ、上述の機能と類似の機能を遂行することもできる。しかし、上述の説明のように、ターミナルが多様な指定信号、指定コンテンツ、指定データパケット及び指定アイコンバッジを使用することができる限り、前記ターミナルは、特定プログラム、ソフトウェアソースコード、バイナリコードまたはその他の命令語を含んでもよい。
本明細書の多様な側面、実施形態及び詳細な形態を上述のように説明したが、上述の説明は、多様なデータ処理ターミナルを説明するためであって、前記ターミナルの範囲を制限するためでない。特に、前記範囲は下の請求項によって定義される。その他の側面、実施形態、詳細な形態、利点、変形などは全て下の請求項の範囲に属する。