JP7386964B2 - 空気調和機の室外機 - Google Patents

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Description

本開示は、背面パネル及び天面パネルを有する空気調和機の室外機に関する。
従来、筐体が複数のパネルによって構成された空気調和機の室外機が知られている。このような室外機において、パネルに設けられた爪状の部材が、他のパネル等に形成された開口に係止されることで、パネルが仮固定される。特許文献1には、側面パネルの係止爪が背面パネルの係止孔に係止された室外機が開示されている。
特開2010-60173号公報
しかしながら、特許文献1に開示された室外機は、雨水に晒された際に、係止爪及び係止孔に水分が付着する場合がある。概して、室外機の筐体は、錆が発生することが防止された防錆処理が施された鋼板からなる。また、このような室外機において、係止孔又は係止爪等は、防錆鋼板が切断されて、成型されることがある。この場合、係止孔又は係止爪等の切断面には、防錆処理が施されていない。したがって、特許文献1において、係止孔又は係止爪等が、防錆鋼板が切断されて、成型された部材である場合、室外機が雨水に晒された際に、係止孔及び係止爪には、パネル等を滴った水分が付着し、錆が発生する虞がある。
本開示は、上記のような課題を解決するためになされたもので、係止孔及び係止爪に錆が発生することを抑制する空気調和機の室外機を提供するものである。
本開示に係る空気調和機の室外機は、外殻を構成し、内部に送風機室と機械室とが形成された筐体と、筐体の背部において、筐体の下部から上部に延びるように設けられた熱交換器と、送風機室に設けられ、熱交換器に空気を送る室外送風機と、を備え、熱交換器は、側部に設けられ、上部に側板係止孔が形成された熱交換器側板を有し、筐体は、正面、及び機械室側の側面における正面側の部分を構成する板状の部材である正面パネルと、背面、及び機械室側の側面における背面側の部分を構成する板状の部材であり、側板係止孔に挿し込まれる上背面係止爪を上部に有する背面パネルと、背面パネルの上方に設けられ、筐体の天面を構成する板状の部材であると共に、側板係止孔及び上背面係止爪を覆う天面パネルと、送風機室側の側面を構成する送風機室側面パネルと、を有し、正面パネルは、機械室側の側部に形成された爪状の正面係止爪を有し、背面パネルは、機械室側の側部に形成された開口である前背面係止孔を有し、送風機室側面パネル側の端部が、熱交換器側板の側端部よりも送風機室側面パネル寄りに配置され、熱交換器側板の側端部の端面を覆い、正面係止爪は、前背面係止孔に挿し込まれて、端部が背面パネルで覆われる
本開示によれば、天面パネルは、側板係止孔及び上背面係止爪を覆っている。このため、空気調和機の室外機は、雨水に晒されても、雨水が天面パネルに当たるため、側板係止孔及び上背面係止爪に水分が付着し難い。したがって、空気調和機の室外機は、側板係止孔及び上背面係止爪に錆が発生することを抑制することができる。
実施の形態1に係る空気調和機1を示す回路図である。 実施の形態1に係る室外機2を示す前面斜視図である。 実施の形態1に係る室外機2を示す前面斜視図である。 実施の形態1に係る室外機2を示す背面斜視図である。 実施の形態1に係る熱交換器側板92を示す斜視図である。 実施の形態1に係る熱交換器側板92を示す構成図である。 実施の形態1に係る背面下部パネル34を示す斜視図である。 実施の形態1に係る正面係止爪52を示す構成図である。 実施の形態1に係る背面パネル36を示す斜視図である。 実施の形態1に係る背面パネル36を示す斜視図である。 実施の形態1に係る天面パネル38を示す斜視図である。
実施の形態1.
以下、実施の形態1に係る空気調和機1について、図面を参照しながら説明する。図1は、実施の形態1に係る空気調和機1を示す回路図である。図1に示すように、空気調和機1は、室外機2、室内機3及び冷媒配管4を有している。
(室外機2、室内機3、冷媒配管4)
室外機2は、筐体11、圧縮機12、流路切替装置13、室外熱交換器14、室外送風機15、膨張部16及び電気品箱17を有している(筐体11は、図2参照)。また、室内機3は、室内熱交換器18及び室内送風機19を有している。冷媒配管4は、圧縮機12、流路切替装置13、室外熱交換器14、膨張部16及び室内熱交換器18を接続すると共に、内部に冷媒が流れることで冷媒回路を構成するものである。
(筐体11)
図2は、実施の形態1に係る室外機2を示す前面斜視図である。図3は、実施の形態1に係る室外機2を示す前面斜視図である。図4は、実施の形態1に係る室外機2を示す背面斜視図である。図2~図4に示すように、筐体11は、室外機2の外殻を構成し、土台板31、ファンパネル32、正面下部パネル33、背面下部パネル34、正面パネル35、背面パネル36、送風機室側面パネル37及び天面パネル38からなる。また、筐体11の内部には、仕切り板39が設けられている。
土台板31、ファンパネル32、正面下部パネル33、背面下部パネル34、正面パネル35、背面パネル36、送風機室側面パネル37及び天面パネル38は、例えばPCM鋼板等の防錆処理が施された鋼板を金型で成型した板状の部材である。なお、筐体11を構成する各部材の端面には、防錆処理が施されていなくてもよい。筐体11を構成する各部材は、それぞれネジ等によって固定され、組み立てられる。後述するように、筐体11を構成する部材の一部は、爪状の部材を有している。爪状の部材は、筐体11を組み立てる際の仮固定に用いられる。ここで、仮固定とは、器具等を用いず、簡易的に各部材を固定することである。これにより、各部材同士の位置を決めることができるため、筐体11の組み立てが容易になる。なお、それぞれの爪状の部材には、防錆処理が施されていなくてもよい。仕切り板39は、筐体11の内部を送風機室21と機械室22とに区画する板状の部材である。送風機室21は、室外送風機15等が収納される空間である。機械室22は、電気品箱17等が収納される空間である。
(圧縮機12)
圧縮機12は、低温且つ低圧の状態の冷媒を吸入し、吸入した冷媒を圧縮して高温且つ高圧の状態の冷媒にして吐出するものである。圧縮機12は、図3に示すように、機械室22に格納されている。圧縮機12は、例えば、インバータ(図示せず)により周波数が制御されるモータ(図示せず)によって駆動されるインバータ圧縮機である。
(流路切替装置13)
流路切替装置13は、冷媒の流通方向を切り替えるものであり、例えば四方弁である。冷房運転時において、流路切替装置13は、圧縮機12の吐出側と室外熱交換器14とを接続すると共に、圧縮機12の吸入側と室内熱交換器18とを接続する。また、暖房運転時において、流路切替装置13は、圧縮機12の吐出側と室内熱交換器18とを接続すると共に、圧縮機12の吸入側と室外熱交換器14とを接続する。なお、流路切替装置13は、四方弁ではなく、複数の二方弁又は三方弁等を組み合わせることで、四方弁と同様の機能を持たせたものであってもよい。
(室外熱交換器14)
室外熱交換器14は、内部を流れる冷媒と、室外の空気との間で熱交換を行うものであり、例えばフィンアンドチューブ型熱交換器である。室外熱交換器14は、冷房運転時には凝縮器として作用し、暖房運転時には蒸発器として作用する。室外熱交換器14は、筐体11の側部及び背部において、筐体11の下部から上部に延びるように設けられている。また、室外熱交換器14は、筐体11の送風機室21側の側面及び背面にわたって拡がり、上面視において、L字状をなしている。室外熱交換器14は、上面視L字状の熱交換器本体91及び熱交換器本体91の側部を覆う熱交換器側板92(図5参照)からなる。熱交換器本体91は、内部を冷媒が流れる扁平管(図示せず)及び扁平管が挿通され、扁平管を流れる冷媒と室外の空気との間の熱交換を促進するフィン(図示せず)を有する。
図5は、実施の形態1に係る熱交換器側板92を示す斜視図である。図6は、実施の形態1に係る熱交換器側板92を示す構成図である。図6は、室外機2において、熱交換器側板92を通る水平方向の断面を示す。図5に示すように、熱交換器側板92は、熱交換器本体91の側部を覆い、室外熱交換器14における機械室22側の側部を構成している。熱交換器側板92は、上面視において、略直角に曲がったU字状をなしている。熱交換器側板92の背面側には、側板係止孔93が形成されている。側板係止孔93は、熱交換器側板92の上部に形成された開口である。側板係止孔93には、後述する背面パネル36の上背面係止爪61が挿し込まれる。なお、筐体11には、側板係止孔93に相当する開口が形成された他の部材が設けられていてもよい。
また、図6に示すように、熱交換器側板92は、側板端面94を有している。側板端面94は、熱交換器側板92の背面側の側端部において、送風機室21側の側方を向いた端面である。側板端面94は、背面パネル36によって全体が覆われている。このため、筐体11が雨水に晒されたとしても、雨水が背面パネル36に当たるため、側板端面94には、背面パネル36を滴った水分が付着し難い。
(室外送風機15)
室外機2は、室外送風機15を2つ有している。室外送風機15は、モータ(図示せず)に接続され、モータの駆動によって回転することで、室外熱交換器14に室外の空気を送る機器である。それぞれの室外送風機15は、図3に示すように、送風機室21において、上下方向に並ぶように格納されている。なお、室外送風機15は、1つ又は3つ以上であってもよい。
(膨張部16)
膨張部16は、冷媒を膨張及び減圧するものである。膨張部16は、例えば、電子膨張弁である。
(電気品箱17)
電気品箱17には、室外機2に格納された各機器の動作を制御する制御部(図示せず)及び室外機2に格納された各機器に電力を供給する電源(図示せず)等が格納されている。電気品箱17は、図3に示すように、機械室22に格納されている。
(室内熱交換器18)
室内熱交換器18は、室内の空気と冷媒との間で熱交換を行うものである。室内熱交換器18は、冷房運転時には蒸発器として作用し、暖房運転時には凝縮器として作用する。
(室内送風機19)
室内送風機19は、室内熱交換器18に室内空気を送る機器である。
次に、空気調和機1の動作について説明する。先ず、冷房運転について説明する。冷媒は、圧縮機12に吸入及び圧縮されて高温且つ高圧のガスの状態で吐出する。吐出した冷媒は、流路切替装置13を通過して、室外熱交換器14に流入する。室外熱交換器14に流入した冷媒は、熱媒体である室外の空気と熱交換されて凝縮される。凝縮された冷媒は、各室内機3の膨張部16に流入し、膨張部16によって膨張及び減圧される。減圧された冷媒は、室内熱交換器18に流入する。室内熱交換器18に流入した冷媒は、室内の空気と熱交換されて蒸発される。その際、室内空気が冷却されて室内が冷房される。その後、蒸発された冷媒は、流路切替装置13を通過して、圧縮機12に吸入される。
次に、暖房運転について説明する。冷媒は、圧縮機12に吸入及び圧縮されて高温且つ高圧のガスの状態で吐出する。吐出した冷媒は、流路切替装置13を通過して、各室内機3の室内熱交換器18に流入する。室内熱交換器18に流入した冷媒は、室内の空気と熱交換されて凝縮される。その際、室内空気が加熱されて室内が暖房される。凝縮された冷媒は、膨張部16に流入し、膨張部16によって膨張及び減圧される。減圧された冷媒は、室外熱交換器14に流入する。室外熱交換器14に流入した冷媒は、熱媒体である室外の空気と熱交換されて蒸発される。その後、蒸発された冷媒は、流路切替装置13を通過して、圧縮機12に吸入される。
(土台板31)
土台板31は、筐体11の底面を構成する板状の部材である。土台板31は、土台縁41及び脚部42を有する。土台縁41は、土台板31の縁部であり、上方に延びている。脚部42は、土台板31の最下部に設けられ、室外機2全体の荷重を支える脚状の部材である。
(ファンパネル32)
ファンパネル32は、図2~図4に示すように、筐体11の正面における送風機室21側を構成する板状の部材である。ファンパネル32の室外送風機15に対向する部分には、開口が形成され、室外送風機15が送った空気が通る。ファンパネル32は、土台板31に接続されている。ファンパネル32は、ファンカバー43を有している。ファンカバー43は、室外送風機15の開口を覆うように設けられ、格子状に形成された部材である。
(正面下部パネル33)
図2~図4に示すように、正面下部パネル33は、筐体11の正面における機械室22側の側方の下部及び、機械室22側の側面における正面側の下部を構成する板状の部材である。正面下部パネル33は、上面視において、L字状をなしている。正面下部パネル33の下部は、土台板31の土台縁41と接続されている。正面下部パネル33は、2つの正面下部係止爪51を有している。正面下部係止爪51は、正面下部パネル33の機械室22側の側面における側部に形成された爪状の部材である。正面下部係止爪51が、後述する背面下部パネル34の背面下部係止孔72に挿し込まれ、背面下部パネル34に係止されることで、正面下部パネル33は、背面下部パネル34に仮固定される。
(背面下部パネル34)
図2~図4に示すように、背面下部パネル34は、筐体11の背面における機械室22側の側方の下部及び、機械室22側の側面における背面側の下部を構成する板状の部材である。背面下部パネル34は、上面視において、L字状をなしている。背面下部パネル34の下部は、土台縁41と接続している。
図7は、実施の形態1に係る背面下部パネル34を示す斜視図である。背面下部パネル34は、背面下部係止爪71を有している。背面下部係止爪71は、背面下部パネル34の背面における側部に形成された爪状の部材である。背面下部係止爪71が、後述する背面パネル36の後背面係止孔64に挿し込まれ、背面パネル36に係止されることで、背面下部パネル34は、背面パネル36に仮固定される。図7に示すように、背面下部係止爪71の端部は、機械室22に入り込んでいる。即ち、背面下部係止爪71の端部は、背面パネル36で覆われ、外部から視認されない。このため、背面下部パネル34は、背面下部係止爪71の端部に錆が発生したとしても、意匠性が損なわれ難い。
図3に示すように、背面下部パネル34には、2つの背面下部係止孔72が形成されている。背面下部係止孔72は、背面下部パネル34の機械室22側の側面における側部に形成された開口である。背面下部係止孔72には、正面下部パネル33の正面下部係止爪51が挿し込まれる。それぞれの背面下部係止孔72には、正面下部係止爪51が1つずつ挿し込まれる。
(正面パネル35)
図2~図4に示すように、正面パネル35は、筐体11の正面における機械室22側の側部及び、機械室22側の側面における正面側の部分を構成する板状の部材である。正面パネル35は、上面視において、L字状をなしている。正面パネル35は、2つの正面係止爪52を有している。正面係止爪52は、正面パネル35の機械室22側の側面における側部に形成された爪状の部材である。正面係止爪52が、後述する背面パネル36の前背面係止孔63に挿し込まれ、背面パネル36に係止されることで、正面パネル35は、背面パネル36に仮固定される。
図8は、実施の形態1に係る正面係止爪52を示す構成図である。図8は、筐体11において、正面係止爪52を通る水平方向の断面を示す。図8に示すように、正面係止爪52の端部は、機械室22に入り込んでいる。即ち、正面係止爪52の端部は、背面パネル36で覆われ、外部から視認されない。このため、正面パネル35は、正面係止爪52の端部に錆が発生したとしても、意匠性が損なわれ難い。
(背面パネル36)
背面パネル36は、図2~図4に示すように、筐体11の背面における機械室22側の側部及び、機械室22側の側面における背面側の部分を構成する板状の部材である。背面パネル36は、上面視において、L字状をなしている。背面パネル36の背面における下部は、土台縁41に接続されている。
図9は、実施の形態1に係る背面パネル36を示す斜視図である。図9に示すように、背面パネル36は、上背面係止爪61を有している。上背面係止爪61は、背面パネル36の背面における上部に形成された爪状の部材である。上背面係止爪61が側板係止孔93に挿し込まれ、熱交換器側板92に係止されることで、背面パネル36は、熱交換器側板92に仮固定される。更に、背面パネル36は、背面において、上部に背面上ネジ66(図11参照)が締められることで、熱交換器側板92に固定される。
図10は、実施の形態1に係る背面パネル36を示す斜視図である。図10に示すように、背面パネル36は、下背面係止爪62を有している。下背面係止爪62は、背面パネル36の背面における下部且つ機械室22側の側部に形成された爪状の部材である。下背面係止爪62は、背面下部パネル34の端面に係止されることで、背面下部パネル34に固定される。即ち、下背面係止爪62の端部は、背面下部パネル34に覆われ、外部から視認されない。このため、背面パネル36は、下背面係止爪62の端部に錆が発生したとしても、意匠性が損なわれ難い。更に、背面パネル36は、背面において、下部に背面下ネジ67(図7参照)が締められることで、熱交換器側板92に固定される。
図3に示すように、背面パネル36には、2つの前背面係止孔63が形成されている。前背面係止孔63は、背面パネル36の機械室22側の側面における側部に形成された開口である。前背面係止孔63には、正面パネル35の正面係止爪52が挿し込まれる。それぞれの前背面係止孔63には、正面係止爪52が1つずつ挿し込まれる。
図10に示すように、背面パネル36には、後背面係止孔64が形成されている。後背面係止孔64は、背面パネル36の背面における下部且つ機械室22側の側部に形成された開口である。後背面係止孔64には、背面下部パネル34の背面下部係止爪71が挿し込まれる。
図6及び図9に示すように、背面パネル36には、背面パネル端面65が形成されている。背面パネル端面65は、背面パネル36における送風機室21側の側方の縁部の端面である。背面パネル端面65は、筐体11の内側に向いている。このため、背面パネル端面65は、背面においても視認し難い。したがって、背面パネル36は、背面パネル端面65に錆が発生したとしても、意匠性が損なわれ難い。
(送風機室側面パネル37)
図3及び図4に示すように、送風機室側面パネル37は、筐体11の送風機室21側の側面を構成する板状の部材である。送風機室側面パネル37には、複数の開口(図示せず)が形成されている。
(天面パネル38)
図11は、実施の形態1に係る天面パネル38を示す斜視図である。天面パネル38は、背面パネル36の上方に設けられ、筐体11の天面を構成する板状の部材である。天面パネル38は、天面縁81を有している。天面縁81は、天面パネル38の縁部であり、下方に延びている。天面縁81は、上背面係止爪61及び側板係止孔93を覆っている。このため、上背面係止爪61及び側板係止孔93には、雨水等が付着し難い。
本実施の形態1によれば、天面パネル38は、側板係止孔93及び上背面係止爪61を覆っている。このため、空気調和機1の室外機2は、雨水に晒されても、雨水が天面パネル38に当たるため、側板係止孔93及び上背面係止爪61に水分が付着し難い。したがって、空気調和機1の室外機2は、側板係止孔93及び上背面係止爪61に錆が発生することを抑制することができる。
また、側板係止孔93及び上背面係止爪61に錆が発生することが抑制されているため、筐体11の内部の配管(図示せず)は、側板係止孔93及び上背面係止爪61から進行した錆によって腐食し難い。
本実施の形態1によれば、側板端面94は、背面パネル36によって全体が覆われている。このため、筐体11が雨水に晒されたとしても、側板端面94には、背面パネル36を滴った水分が付着し難い。したがって、側板端面94における錆の発生は、抑制されている。
本実施の形態1によれば、背面パネル端面65は、筐体11の内側に向いている。このため、背面パネル端面65は、背面においても視認し難い。したがって、背面パネル36は、背面パネル端面65に錆が発生したとしても、意匠性が損なわれ難い。
本実施の形態1によれば、筐体11は、防錆処理が施された鋼板からなる。このため、筐体11を構成する各部材の端面及び仮固定に用いる爪状の部材等に雨水が付着することが抑制されることで、筐体11全体においても錆の発生が抑制される。また、筐体11を構成する各部材の端面及び仮固定に用いる爪状の部材は、他の部材によって覆われることで、錆が発生した場合も利用者から視認され難い。したがって、空気調和機1の室外機2は、意匠性を維持することができる。
1 空気調和機、2 室外機、3 室内機、4 冷媒配管、11 筐体、12 圧縮機、13 流路切替装置、14 室外熱交換器、15 室外送風機、16 膨張部、17 電気品箱、18 室内熱交換器、19 室内送風機、21 送風機室、22 機械室、31 土台板、32 ファンパネル、33 正面下部パネル、34 背面下部パネル、35 正面パネル、36 背面パネル、37 送風機室側面パネル、38 天面パネル、39 仕切り板、41 土台縁、42 脚部、43 ファンカバー、51 正面下部係止爪、52 正面係止爪、61 上背面係止爪、62 下背面係止爪、63 前背面係止孔、64 後背面係止孔、65 背面パネル端面、66 背面上ネジ、67 背面下ネジ、71 背面下部係止爪、72 背面下部係止孔、81 天面縁、91 熱交換器本体、92 熱交換器側板、93 側板係止孔、94 側板端面。

Claims (4)

  1. 外殻を構成し、内部に送風機室と機械室とが形成された筐体と、
    前記筐体の背部において、前記筐体の下部から上部に延びるように設けられた熱交換器と、
    前記送風機室に設けられ、前記熱交換器に空気を送る室外送風機と、を備え、
    前記熱交換器は、
    側部に設けられ、上部に側板係止孔が形成された熱交換器側板を有し、
    前記筐体は、
    正面、及び前記機械室側の側面における正面側の部分を構成する板状の部材である正面パネルと、
    背面、及び前記機械室側の側面における背面側の部分を構成する板状の部材であり、前記側板係止孔に挿し込まれる上背面係止爪を上部に有する背面パネルと、
    前記背面パネルの上方に設けられ、前記筐体の天面を構成する板状の部材であると共に、前記側板係止孔及び前記上背面係止爪を覆う天面パネルと、
    前記送風機室側の側面を構成する送風機室側面パネルと、を有し、
    前記正面パネルは、
    前記機械室側の側部に形成された爪状の正面係止爪を有し、
    前記背面パネルは、
    前記機械室側の側部に形成された開口である前背面係止孔を有し、
    前記送風機室側面パネル側の端部が、前記熱交換器側板の側端部よりも前記送風機室側面パネル寄りに配置され、前記熱交換器側板の前記側端部の端面を覆い、
    前記正面係止爪は、前記前背面係止孔に挿し込まれて、端部が前記背面パネルで覆われる
    空気調和機の室外機。
  2. 前記背面パネルの縁部の端面は、
    前記筐体の内側に向いている
    請求項1に記載の空気調和機の室外機。
  3. 前記筐体及び前記熱交換器側板は、
    防錆処理が施されている
    請求項1又は請求項2に記載の空気調和機の室外機。
  4. 前記熱交換器側板の前記側端部の端面は、前記送風機室側の側方を向いている
    請求項1~請求項3の何れか1項に記載の空気調和機の室外機。
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