JP7386766B2 - ワーク搬出入装置の制御システム、ワーク搬出入装置、及びワーク搬出入装置の制御方法 - Google Patents

ワーク搬出入装置の制御システム、ワーク搬出入装置、及びワーク搬出入装置の制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、ワーク搬出入装置の制御システム、ワーク搬出入装置、及びワーク搬出入装置の制御方法に関する。
工場などにおいて、工作機械と産業用ロボットや自動搬送機構とを組合せ、加工や組立てなどの工程単位で自動化を行うFMC(Flexible Manufacturing Cell)がある。例えば特許文献1には、FMCの一例として、金型及びハンドが格納されている金型・ハンド格納装置、金型及びワークに応じたハンドを用いて金型及びワークを把持し段取りするロボット、並びに、段取りされた金型を用いてワークに曲げ加工を施すプレスブレーキを含んだ装置が開示されている。
特開2014-4604号公報
上述の従来技術のように、FMCでは、把持するワークの形状に応じたハンドが用いられる。FMCにおいて、同一品種を連続生産する場合にはワークの形状が変わらずハンドの交換を要しないが、多品種を生産する場合にはワークの形状が変わる毎にハンドの交換が生じ、ハンド交換時間が発生する。
また、上述の従来技術では、金型・ハンド格納装置内で各ハンドの格納位置は固定である。FMCにおいて、金型・ハンド格納装置に格納されたハンドのうち、交換時間が長い格納位置のハンドが交換対象になる場合は、交換時間が短い格納位置のハンドが交換対象になる場合と比較して、ハンド交換時間が長くなる。
このようなハンド交換時間は、FMCにおいて、ワークの加工や組立てなどに対するオーバーヘッドとなることから、FMCの生産性を阻害するという問題がある。
本発明は、上述の問題に鑑みてなされたものであり、ハンド交換時間を短縮してFMCの生産性を高めることを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、治具の格納設備に格納されるワークに応じた治具を用いて該ワークを加工する加工機に対して該ワークを搬入及び搬出するワーク搬出入装置の制御システムであって、ワークの生産順序を定めた生産計画情報から、前記加工機で次以降に加工するワークの情報を取得し、前記格納設備における治具の格納位置毎に前記ワーク搬出入装置との間での治具の交換時間を記載した治具交換情報から、前記格納設備において、前記次以降に加工するワークに応じた治具を現在の格納位置よりも短時間で交換できる格納位置があるか否かを判定する治具移動判定処理部と、前記格納設備において、前記現在の格納位置よりも短時間で交換できる格納位置へ、前記次以降に加工するワークに応じた治具を予め移動させる移動経路を算出する治具移動経路算出処理部と、前記移動経路に従って前記ワーク搬出入装置に対して治具の移動を指示する治具移動指示部と
を有することを特徴とする。
本発明によれば、ハンド交換時間を短縮してFMCの生産性を高めることができる。
実施形態1に係る工作機械システムの構成を示す図。 実施形態1の概要の説明図。 実施形態1の制御システムの構成を示すブロック図。 生産計画情報を示す図。 ワーク・ハンドマスタを示す図。 ハンドアドレス情報を示す図。 ワーク加工実績情報を示す図。 実施形態1のハンド移動処理を示すフローチャート。 実施形態1のハンド移動処理を示すフローチャート。 ハンドアドレス情報の変化の例を示す図。 ハンドアドレス情報の変化の例を示す図。 ハンドアドレス情報の変化の例を示す図。 ハンドアドレス情報の変化の例を示す図。 実施形態2のハンド移動処理を示すフローチャート。 生産計画情報を示す図。 実施形態3に係る工作機械システムの構成を示す図。
以下、本発明の好適な実施形態を説明する。以下において、同一又は類似の要素及び処理に同一の符号を付して差分を説明し、重複説明を省略する。また、後出の実施形態では、既出の実施形態との差分を説明し、重複説明を省略する。
また、以下の説明及び各図で示す構成及び処理は、本発明の理解及び実施に必要な程度で実施形態の概要を例示するものであり、本発明に係る実施の態様を限定することを意図する趣旨ではない。また、各実施形態及び各変形例は、本発明の趣旨を逸脱せず、整合する範囲内で、一部又は全部を組合せることができる。
また、以下の説明では、情報を、テーブル形式で示すが、テーブル形式に限らず、他の形式であってもよい。
[実施形態1]
図1は、実施形態1に係る工作機械システムSの構成を示す図である。工作機械システムSは、例えばFMC(Flexible Manufacturing Cell)である。工作機械システムSは、ワーク搬出入装置10と、ステージ4と、切削やプレス、成型などの加工をワークWに施す加工機5とを有する。ワーク搬出入装置10は、制御システム1と、アーム2A及びハンド2Hを有するロボット2と、ワークWに応じた治具であるハンド2Hをそれぞれ格納する複数の格納位置を有するハンド格納設備3とを含んで構成される。
制御システム1は、ロボット2を制御して、ワークWに応じたハンド2Hをハンド格納設備3から取り出してアーム2Aに装着する。また、制御システム1は、ロボット2を制御して、ステージ4上のワークWをハンド2Hで把持して加工機5へ搬入し、加工されたワークWを加工機5から搬出してステージ4へ戻す。また、制御システム1は、ロボット2を制御して、ハンド格納設備3に格納されているハンド2Hをアーム2Aに装着してハンド格納設備3内の他の格納位置へ移動させるハンドの移動処理を行う。
なお、本実施形態では、ロボット2が、ワークWに応じて異なるハンド2HでワークWを把持してステージ4と加工機5との間で搬出入するが、これに限らない。すなわち、治具の格納設備を有し、ワークWの形状に合わせた治具を用いて加工機5へワークWを搬入し、加工機5からワークWを搬出するワーク搬出入装置であれば何れでもよい。
本実施形態では、ハンド格納設備3は、図1に例示するように、ハンド2Hを格納する格納位置#1~#9を有する。例えば、格納位置#1~#3、#7~#9は、ハンド交換時間が5分である。また、格納位置#4~#6は、ハンド交換時間が3分である。ハンド交換時間とは、該当位置に格納されているハンド2Hをアーム2Aに装着する際の所用時間、アーム2Aに取り付けられているハンド2Hを取り外して該当位置へ格納する際の所要時間、及び、該当位置に格納されているハンド2Hを他の格納位置へ移動させる際の所要時間である。本実施形態では、説明の便宜上、これらの所要時間は全て同一であるとする。
図1では、ロボット2がワークW1(現在のワーク)に応じたハンド2H1(現在のハンド)でワークW1を把持して加工機5に対してワークW1を搬出入し、ワークW1の次に加工機5で加工されるワークW2(次のワーク)がステージ4上に待機している。ロボット2は、ワークW1とワークW2が異なる形状であるため、ハンド2H1をアーム2Aから取り外し、ワークW2に応じた「次のハンド」をハンド格納設備3の格納位置から取り出してアーム2Aに装着し、加工機5に対してワークW2を搬出入する。
次に図2を参照して、本実施形態の概要を説明する。図2は、実施形態1の概要の説明図である。図2に示す例では、ハンド格納設備3において、格納位置#1~#4、#7~#9にはハンド2Hが格納されており(使用中)、格納位置#5,#6はハンド2Hが格納されていない(空き位置)。格納位置#1には、「次のハンド」が格納されている。
格納位置#1はハンド交換時間が5分であり、格納位置#5,#6はハンド交換時間が3分であり、格納位置#5,#6が格納位置#1よりもハンド交換時間が短い。よって、次のワークを加工機5に対して搬出入する際に、「次のワーク」に応じた「次のハンド」を、格納位置#1よりも、格納位置#5又は#6からアーム2Aに対して着脱する方が、ハンド交換時間が短くなる。
そこで、「現在のワーク」を加工機5で加工中に、「次のワーク」を把持するための「次のハンド」を、移動元の格納位置#1から空き位置のうちの1つである移動先の格納位置#5へ移動させておく。移動先の格納位置は、空き位置のうち、ハンド交換時間が移動元の格納位置よりも短い格納位置の1つである。移動先の格納位置は、好ましくはハンド交換時間が移動元の格納位置に対して最短の格納位置である。
「次のハンド」を格納位置#1から格納位置#5へ移動させるために、アーム2Aに装着されている「現在のワーク」を把持するための「現在のハンド」は、格納位置#6へ一時退避される。「現在のハンド」をアーム2Aから取り外して退避先の格納位置へ一時退避し、「次のハンド」をアーム2Aに装着して移動元の格納位置から移動先の格納位置へ移動させた後、退避先の格納位置へ格納されている「現在のハンド」をアーム2Aへ再装着する。退避先の格納位置は、「次のハンド」の移動先の格納位置以外の空き位置の1つである。退避先の格納位置は、好ましくは、ハンド交換時間が移動元の格納位置に対して移動先の格納位置以外で最短の格納位置である。
このようにして、「現在のワーク」を加工機5で加工中に、現在の格納位置#1よりもハンド交換時間が短い空き位置へ「次のハンド」を次のワークの加工処理の開始前に移動させておくことで、「次のワーク」を加工機5で加工する際に、「次のハンド」のハンド交換時間を短縮できる。
図3は、実施形態1の制御システム1の構成を示すブロック図である。制御システム1は、ロボット2と接続され、記憶部11、演算処理部12、及び入出力処理部13を有する。図3は、本実施形態のハンド移動処理に関連する構成以外は、図示を省略している。なお、制御システム1は、1つのコンピュータ装置から構成されていてもよいし、複数のコンピュータ装置を含んで構成されていてもよい。
記憶部11は、メモリ(主記憶装置)やストレージ(補助記憶装置)から構成され、生産計画情報111、ワーク・ハンドマスタ112、ハンドアドレス情報113、及びワーク加工実績情報114を記憶する。
図4は、生産計画情報111を示す図である。生産計画情報111は、対象の工作機械システムSにおいて生産されるワークとその生産順序とステータスの対応関係を格納するテーブルである。生産計画情報111は、生産順序1111、ワークコード1112、及びステータス1113のカラムを有する。
生産順序1111は、生産計画情報111に含まれるワークコード1112で識別される各ワークを加工機5で加工する順序である。生産順序1111は、順序を識別できる情報であれば、加工開始日時やその他の情報でもよい。ステータス1113は、生産順序1111及びワークコード1112で識別される生産計画情報111の各レコードのワークが、加工機5において未加工、加工中、及び加工完了の何れの状態であるかを示す。
図5は、ワーク・ハンドマスタ112を示す図である。ワーク・ハンドマスタ112は、ワークとハンドの対応関係を格納するテーブルである。ワーク・ハンドマスタ112は、ワークを識別するワークコード1121、及び、ワークの形状に応じた各ワークを把持するためのハンドを識別するハンドコード1122のカラムを有する。
図6は、ハンドアドレス情報113を示す図である。ハンドアドレス情報113は、ハンド格納設備3における各格納位置のアドレスと、各格納位置のハンド交換時間と、各格納位置に格納されているハンドの有無の対応関係を格納するテーブルである。
ハンドアドレス情報113は、アドレス1131、ハンド交換時間1132、及び、格納ハンドコード1133のカラムを有する。アドレス1131は、ハンド格納設備3のハンドの格納位置を識別する。ハンド交換時間1132は、各格納位置に格納されているハンドのハンド交換時間である。格納ハンドコード1133は、アドレス1131で識別される格納位置に、現在ハンドが格納されている場合にはそのハンドコードを格納し、空き位置である場合には“EMP”を格納する。
図7は、ワーク加工実績情報114を示す図である。ワーク加工実績情報114は、ワークと平均加工時間の対応関係を格納するテーブルである。ワーク加工実績情報114は、ワークを識別するワークコード1141、及び、ワークコード1141で識別されるワークの平均加工時間1142のカラムを有する。
ここで、本実施形態では、ワークの平均加工時間は、加工機5での「現在のワーク」の加工時間と「次のハンド」へのハンド交換時間の合計を、ワークの加工毎に平均したものとする。具体的には、ワークの平均加工時間は、「現在のワーク」の平均加工時間と、「現在のワーク」より1つ前までの現在のワークと同種のワークの平均加工時間(過去の実績)とを平均したものである。ワークの平均加工時間によって、ワークの種類が同一であっても、加工処理毎で異なる加工時間のバラつきが低減される。
なお、本実施形態では、平均加工時間1142には、ワークコード1141毎に適切な初期値(固定値)が予め格納され、後述の更新処理(S32(図8B))により逐次更新される。そして、更新された平均加工時間が後述のハンド移動可否判定処理(S20(図8A))で用いられるとする。しかし、これに限らず、更新処理を行わず、この初期値(固定値)が常に用いられてもよい。
図3の説明に戻る。演算処理部12は、プロセッサであり、ハンド移動要否判定処理部121と、ハンド移動経路算出処理部122とを有する。ハンド移動要否判定処理部121及びハンド移動経路算出処理部122の処理は、図8A及び図8Bを参照して後述する。
入出力処理部13は、プロセッサ及び外部との通信インターフェースを含んで構成され、生産計画情報受付部131と、ハンド移動指示部132とを有する。生産計画情報受付部131は、外部から入力を受け付けた生産計画情報111を、記憶部11に格納する。ハンド移動指示部132は、ハンド移動経路算出処理部122により出力されたハンド2Hの着脱及び移動指示を、制御対象のロボット2へ出力する。
図8A及び図8Bは、実施形態1のハンド移動処理を示すフローチャートである。ハンド移動処理の開始前に、生産計画情報受付部131によって生産計画情報111が受け付けられ、記憶部11へ格納されているとする。また、ハンド移動処理の開始時に、現在のワークが加工機5へ搬入され、加工が開始される。
先ず、S11では、ハンド移動要否判定処理部121は、加工機5で現在加工中のワークの次の生産順序に該当するワークのコード(次のワークコード)を、生産計画情報111から取得する。例えば、図4の生産計画情報111から、現在のワークコードが“WORK_A”(生産順序#2)、次のワークコードが“WORK_B”(生産順序#3)であるとする。
次にS12では、ハンド移動要否判定処理部121は、現在のワークコードと次のワークコードが異なるか否かを判定する。ハンド移動要否判定処理部121は、現在のワークコードと次のワークコードが異なる場合(S12YES)にS13へ処理を移す。一方、ハンド移動要否判定処理部121は、現在のワークコードと次のワークコードが一致する場合(S12NO)に実施形態1のハンド移動処理を終了する。S12NO、後述のS17NO、及びS20NOで実施形態1のハンド移動処理が終了すると、加工機5での現在のワークの加工後、現在のハンドでワークが把持され搬出される。現在のワークコードが“WORK_A”、次のワークコードが“WORK_B”である場合、現在のワークコード≠次のワークコードであるので、S13へ処理が移される。
S13では、ハンド移動要否判定処理部121は、次のワークのハンドコードを、ワーク・ハンドマスタ112から取得する。図5の例では、ワーク・ハンドマスタ112から、次のワークコード“WORK_B”に対応するハンドコードは、“HAND_B”である。
次にS14では、ハンド移動要否判定処理部121は、次のワークのハンドが格納されているハンド格納設備3のアドレスを、ハンドアドレス情報113から取得する。図6の例では、ハンドアドレス情報113から、ハンドコード“HAND_B”のハンドの格納アドレスは、アドレス#1である。
次にS15では、ハンド移動要否判定処理部121は、次のハンドの現在の格納アドレスにおけるハンド交換時間を、ハンドアドレス情報113から取得する。図6の例では、ハンドアドレス情報113から、ハンドコード“HAND_B”のハンドが格納されているアドレス#1のハンド交換時間は、“5”である。
次にS16では、ハンド移動要否判定処理部121は、ハンドアドレス情報113において、S15で取得したハンド交換時間より短い交換時間の空きアドレス(格納ハンドコード“EMP”)の有無を確認する。ここでは、S15で取得したハンド交換時間よりも短い交換時間の空きアドレス(移動先アドレス)と共に、次のハンドの移動の際に現在のワークのハンドを退避させるための空きアドレス(退避先アドレス)の有無も確認する。
図6のハンドアドレス情報113を参照すると、S15で取得した“5”よりも交換時間が短い“3”である空きアドレス(格納ハンドコード1133が“EMP”(空き)のアドレス)として、アドレス#5,#6の2つが存在する。空きアドレス#5,#6は、交換時間が同一なので、最小のアドレス#5を、次のハンドを事前移動させておく“移動先アドレス”とする。また、格納ハンドコード1133が“EMP”のアドレスの集合から“移動先アドレス”を除いた残りのうちで最短のハンド交換時間かつ最小のアドレスを“退避先アドレス”とする。
ハンド移動要否判定処理部121は、移動先アドレス及び退避先アドレスが存在する場合(S17YES)にS18へ処理を移し、移動先アドレス又は退避先アドレスが存在しない場合(S17NO)に実施形態1のハンド移動処理を終了する。
S18では、ハンド移動要否判定処理部121は、ハンドの事前移動に必要な事前交換時間を算出する。アドレス#1の次のハンド(HAND_B)の移動先アドレスを#5、現在のハンド(HAND_A)の退避先アドレスを#6とする例では、事前交換時間=11である。すなわち、図6を参照して、事前交換時間=3(HAND_Aを退避先アドレス#6へ退避させるハンド交換時間)+5(HAND_Bを移動先アドレス#5へ事前移動させるハンド交換時間)+3(HAND_Aを退避先アドレス#6から取り出して装着するハンド交換時間)=11である。
次にS19では、ハンド移動要否判定処理部121は、現在のワークの平均加工時間を、ワーク加工実績情報114から取得する。図7の例では、現在のワーク(WORK_A)の平均加工時間は“30”である。
次にS20では、ハンド移動要否判定処理部121は、平均加工時間内にハンドが事前交換可能か否かを判定する。ハンド移動要否判定処理部121は、S18で算出した事前交換時間がS19で取得した平均加工時間以下であれば、平均加工時間内にハンドが事前交換可能と判定する。ハンド移動要否判定処理部121は、平均加工時間内にハンドが事前交換可能の場合(S20YES)にS21(図8B)へ処理を移し、平均加工時間内にハンドが事前交換不可能の場合(S20NO)に実施形態1のハンド移動処理を終了する。
S18及びS19の例では、現在のワーク(WORK_A)の平均加工時間30>事前交換時間11であるので、S20YESとなる。
図8BのS21へ説明を移す。S21では、ハンド移動経路算出処理部122は、ハンドアドレス情報113を参照し、次のハンドの移動先アドレスを取得する。図6の例では、格納ハンドコード1133が“EMP”のレコードのうち、ハンド交換時間1132が最短かつアドレス1131が最小のアドレス#5が移動先アドレスである。
次にS22では、ハンド移動経路算出処理部122は、ハンドアドレス情報113を検索し、S21の移動先アドレス以外で、格納ハンドコード1133が“EMP”かつハンド交換時間1132が最短かつアドレス1131が最小のアドレスを、退避先アドレスを、現在のハンドの退避先アドレスとして取得する。図6の例では、移動先アドレス#5以外で、格納ハンドコード1133が“EMP”かつハンド交換時間1132が最短かつアドレス1131が最小のアドレス#6が、退避先アドレスとなる。
なお、S21及びS22が、ハンドの移動経路の算出に該当する。
次にS23では、ハンド移動経路算出処理部122は、ハンド移動指示部132に対して、現在のハンドを、S22で取得した退避先アドレスへ退避する指示を出力する。そして、ハンドアドレス情報113において、退避先アドレス(アドレス#6)に対応する格納ハンドコード1133を、“EMP”から現在のハンドのハンドコード(HAND_A)へ更新する。図9の例では、現在のハンド(ハンドコード“HAND_A”)をアドレス#6へ格納し、アドレス#6の格納ハンドコード1133を“EMP”から“HAND_A”へ更新している。
次にS24では、ハンド移動経路算出処理部122は、ハンド移動指示部132に対して、次のハンドを、S21で取得した移動先アドレスへ移動する指示を出力する。そして、ハンドアドレス情報113の格納ハンドコード1133について、次のハンドの移動前アドレスのレコードを“EMP”へ更新し、移動先アドレスのレコードを“EMP”から次のハンドのコードへ更新する。図10の例では、ハンドアドレス情報113において、次のハンド(HAND_B)を移動先のアドレス#5へ格納し、アドレス#5の格納ハンドコード1133を“EMP”から“HAND_B”へ、移動元のアドレス#1の格納ハンドコード1133を“HAND_B”から“EMP”へそれぞれ更新する。
次にS25では、ハンド移動経路算出処理部122は、ハンドアドレス情報113を参照し、現在のハンドのアドレス(退避先アドレス)を再取得する。次にS26では、ハンド移動経路算出処理部122は、ハンド移動指示部132に対して、S25で取得したアドレスに退避されている現在のハンドをアームに再装着する指示を出力する。現在のハンドの装着後、ハンドアドレス情報113において、現在のハンドの退避先アドレスに対応する格納ハンドコード1133を“EMP”へ更新する。図11の例では、ハンドアドレス情報113において、現在のハンド(HAND_A)をアドレス#6から再装着し、アドレス#6の格納ハンドコード1133を“HAND_A”から“EMP”へ更新する。
次にS27では、ハンド移動経路算出処理部122は、加工機5での現在のワークの加工が終了したか否かを判定する。ハンド移動経路算出処理部122は、現在のワークの加工が終了した場合(S27YES)にS28へ処理を移し、現在のワークの加工が継続中の場合(S27NO)にS27を繰り返す。
次にS28では、ハンド移動経路算出処理部122は、ハンド移動指示部132に対して、現在のワークを、加工機5から搬出する指示を出力する。
次にS29では、ハンド移動経路算出処理部122は、ハンドアドレス情報113を検索し、ハンド移動指示部132に対して、格納ハンドコード1133が“EMP”のアドレスに現在のハンドを格納する指示を出力する。そして、格納ハンドコード1133を“EMP”から現在のハンドのコード(HAND_A)へ更新する。S30では、好ましくは、格納ハンドコード1133が“EMP”のアドレスのうち最小のハンド交換時間のアドレス、すなわちS22の退避先アドレスを選択する。この場合、図12の例のように、ハンドアドレス情報113において、現在のハンド(HAND_A)をアドレス#6へ格納し、アドレス#6の格納ハンドコード1133を“EMP”から“HAND_A”へ更新する。
次にS30では、ハンド移動経路算出処理部122は、生産計画情報111の現在のワーク(生産順序#2、ワークコード“WORK_A”)に該当するステータス1113を“加工完了”に更新する。
次にS31では、ハンド移動経路算出処理部122は、ハンド移動指示部132に対して、次のハンドを装着する指示を出力する。
次にS32では、ハンド移動経路算出処理部122は、「現在のワーク」の加工時間と、ワーク加工実績情報114において「現在のワーク」のワークコード1141に対応する平均加工時間1142とを平均して、この平均加工時間1142を更新する。例えば、「現在のワーク」のワークコードが“WORK_A”、「現在のワーク」の実際の加工時における平均加工時間が32、ワーク加工実績情報114においてワークコードが“WORK_A”に対応する平均加工時間が30である場合、(32+30)/2=31で、ワークコードが“WORK_A”の平均加工時間1142を更新する。なお、「現在のワーク」の実際の平均加工時間は、加工機5から取得されるワークの加工開始及び終了の時刻と、S31の「次のハンド装着」の処理時刻とから算出できる。
本実施形態によれば、把持するワークの形状に応じたハンドが用いられるFMCにおいて、多品種を生産する場合にワークの形状が変わる毎に発生するハンド交換時間をより短くすることで、ワークの加工や組立てなどに対するハンド交換時間のオーバーヘッドを低減し、FMCの生産性を高めることができる。
[実施形態2]
実施形態1では、生産計画情報111に従って「現在のワーク」を加工中に、「次のワーク」に応じた「次のハンド」を、ハンド格納設備3における現在の格納位置よりもより短いハンド交換時間の格納位置へ、加工前に事前移動させておくとした。しかし、本発明は、これに限らず、夜間や休日などの工作機械システムSが稼働していない時間帯で、次に工作機械システムSが稼働する稼働期間の生産計画情報111から、次以降の稼働期間において加工予定のワークに応じた各ハンドの利用頻度を集計し、利用頻度が高いハンドほどハンド格納設備3のハンド交換時間がより短い格納位置へ配置するように事前にレイアウト変更することもできる。
図13は、実施形態2のハンド移動処理を示すフローチャートである。ハンド移動処理の開始前に、生産計画情報受付部131によって、工作機械システムSの次の稼働期間(例えば翌日)の生産計画情報111が受け付けられ、記憶部11へ格納されている。稼働期間とは、日単位など所定の期間である。
先ずS41では、ハンド移動要否判定処理部121(図3)は、次の稼働期間の生産計画を、生産計画情報111から取得する。次にS42では、ハンド移動要否判定処理部121は、次の稼働期間でワーク毎の加工数量の度数を算出する。図14の生産計画情報111の例では、WORK_A=2、WORK_B=1、WORK_C=1である。加工数量が最多度数のワークとして、WORK_Aが特定される。
次にS43では、ハンド移動経路算出処理部122(図3)は、加工数量が最多度数のワークはWORK_Aであるので、ワーク・ハンドマスタ112(図5)を参照し、ハンド移動指示部132(図3)に対して、WORK_Aに応じたHAND_Aを、ハンド格納設備3において最短のハンド交換時間かつ最小のアドレスの格納位置へ移動する指示を出力する。この処理は、S24(図8B)と同様である。この移動の際、ハンドの移動元アドレス、移動先アドレス、退避先アドレス、移動経路、及び移動方法は、実施形態1と同様であるので、詳細は省略する。
次にS44では、ハンド移動経路算出処理部122は、ハンドアドレス情報113(図6)において、S43によって移動したハンドのアドレスを更新する。
なお、S42では、ハンド移動要否判定処理部122は、次の稼働期間の生産計画において、加工数量が最多度数のワークを特定するとしている。またS43では、ハンド移動経路算出処理部122は、ハンド格納設備3においてこのワークに応じたハンドのみを、最短のハンド交換時間かつ最小のアドレスの格納位置へ移動するとしている。
しかし、これに限らず、ハンド移動経路算出処理部122は、ハンドアドレス情報113から、次の稼働期間の生産計画で使用される全て、又は、使用頻度が上位所定内のハンドについて、その使用頻度が多い順番で(言い換えると、より加工数量が多いワークに対応するハンドほど)、よりハンド交換時間が短い格納位置へ事前移動させるような移動経路を算出し、移動経路に従って移動させるようにしてもよい。
本実施形態によれば、夜間や休業日など機械が稼働していない時間帯で、翌日等の先行する生産計画から利用頻度の高いハンドを特定し、次のワークの加工処理の開始前までにハンド格納設備3における各ハンドの配置レイアウトを変更する。これにより、ワークの加工や組立てなどに対するハンド交換時間のオーバーヘッドを低減し、FMCの生産性を高めることができる。
[実施形態3]
実施形態1では、ワーク搬出入装置10が制御システム1を内包し、1つの制御システム1が1つのロボット2を制御する例を示した。しかし、これに限らず、図14に示すように、1つの制御システム1が、ネットワークNを介して、複数の工作機械システムS-1,・・・,S-n(ロボット2-1,・・・,2-n)を制御する構成であってもよい。本実施形態では、生産計画情報111(図4)、ワーク・ハンドマスタ112(図5)、ハンドアドレス情報113(図6)、ワーク加工実績情報114(図7)は、工作機械システムS-1,・・・,S-n毎に管理される。制御システム1は、この工作機械システムS-1,・・・,S-n毎に管理される各種情報を用いて、工作機械システムS-1,・・・,S-nのそれぞれにおけるハンドの移動処理を制御する。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、様々な変形例を含む。例えば、上記した実施形態は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、矛盾しない限りにおいて、ある実施形態の構成の一部を他の実施形態の構成で置き換え、ある実施形態の構成に他の実施形態の構成を加えることも可能である。また、各実施形態の構成の一部について、構成の追加、削除、置換、統合、又は分散をすることが可能である。また実施形態で示した構成及び処理は、処理効率又は実装効率に基づいて適宜分散、統合、又は入れ替えることが可能である。
S:工作機械システム、1:制御システム、2:ロボット、3:ハンド格納設備、5:加工機、10:ワーク搬出入装置、11:記憶部、111:生産計画情報、112:ワーク・ハンドマスタ、113:ハンドアドレス情報、114:ワーク加工実績情報、12:演算処理部、121:ハンド移動要否判定処理部、123:ハンド移動経路算出処理部

Claims (9)

  1. 治具の格納設備に格納されるワークに応じた治具を用いて該ワークを加工する加工機に対して該ワークを搬入及び搬出するワーク搬出入装置の制御システムであって、
    ワークの生産順序を定めた生産計画情報から、前記加工機で次以降に加工するワークの情報を取得し、前記格納設備における治具の格納位置毎に前記ワーク搬出入装置との間での治具の交換時間を記載した治具交換情報から、前記格納設備において、前記次以降に加工するワークに応じた治具を現在の格納位置よりも短時間で交換できる格納位置があるか否かを判定する治具移動判定処理部と、
    前記格納設備において、前記現在の格納位置よりも短時間で交換できる格納位置へ、前記次以降に加工するワークに応じた治具を、次に加工するワークの加工処理の開始前までに移動させる移動経路を算出する治具移動経路算出処理部と、
    前記移動経路に従って前記ワーク搬出入装置に対して治具の移動を指示する治具移動指示部と
    を有することを特徴とするワーク搬出入装置の制御システム。
  2. 請求項1に記載のワーク搬出入装置の制御システムであって、
    前記次以降に加工するワークは、前記加工機で現在加工中のワークの次に加工するワークである
    ことを特徴とするワーク搬出入装置の制御システム。
  3. 請求項2に記載のワーク搬出入装置の制御システムであって、
    前記現在の格納位置よりも短時間で交換できる格納位置は、前記現在の格納位置よりも短時間で交換できる格納位置が複数ある場合、前記治具を最短時間で交換できる格納位置である
    ことを特徴とするワーク搬出入装置の制御システム。
  4. 請求項3に記載のワーク搬出入装置の制御システムであって、
    前記治具移動判定処理部は、
    前記格納設備において、前記次に加工するワークに応じた治具を、前記加工機で現在加工中のワークの平均加工時間内に、前記現在の格納位置よりも最短時間で交換できる格納位置へ移動させることが可能であるか否かを判定し、
    前記治具移動経路算出処理部は、
    前記治具移動判定処理部によって、前記次に加工するワークに応じた治具を、前記加工機で現在加工中のワークの平均加工時間内に、前記現在の格納位置よりも最短時間で交換できる格納位置へ移動させることが可能であると判定された場合に、前記現在の格納位置よりも最短時間で交換できる格納位置へ、前記次に加工するワークに応じた治具を予め移動させる移動経路を算出する
    ことを特徴とするワーク搬出入装置の制御システム。
  5. 請求項1に記載のワーク搬出入装置の制御システムであって、
    前記治具移動経路算出処理部は、
    前記現在のワークの加工が終了し、前記加工機で現在加工中のワークに応じた治具を前記次に加工するワークに応じた治具と交換後に、前記現在加工中のワークの平均加工時間の値を、該ワークと同一種のワークの過去の平均加工時間と平均して更新する
    ことを特徴とするワーク搬出入装置の制御システム。
  6. 請求項1に記載のワーク搬出入装置の制御システムであって、
    前記治具移動判定処理部は、
    前記ワーク搬出入装置の稼働前に、前記ワーク搬出入装置の稼働後の所定期間における前記生産計画情報から、前記所定期間に前記加工機で加工するワークの情報を取得し、前記所定期間に前記加工機で加工する各ワークの加工数量を算出し、
    前記治具移動経路算出処理部は、
    前記治具交換情報から、前記格納設備において、加工数量が多いワークに応じた治具ほど現在の格納位置よりもより短時間で交換できる格納位置へ予め移動させる移動経路を算出し、
    前記治具移動指示部は、
    前記移動経路に従って前記ワーク搬出入装置に対して各ワークに応じた治具の移動を指示する
    ことを特徴とするワーク搬出入装置の制御システム。
  7. 治具の格納設備に格納されるワークに応じた治具を用いて該ワークを加工する加工機に対して該ワークを搬入及び搬出するワーク搬出入装置であって、
    ワークの生産順序を定めた生産計画情報から、前記加工機で次以降に加工するワークの情報を取得し、前記格納設備における治具の格納位置毎に前記ワーク搬出入装置との間での治具の交換時間を記載した治具交換情報から、前記格納設備において、前記次以降に加工するワークに応じた治具を現在の格納位置よりも短時間で交換できる格納位置があるか否かを判定する治具移動判定処理部と、
    前記格納設備において、前記現在の格納位置よりも短時間で交換できる格納位置へ、前記次以降に加工するワークに応じた治具を、次に加工するワークの加工処理の開始前までに移動させる移動経路を算出する治具移動経路算出処理部と、
    前記移動経路に従って前記ワーク搬出入装置に対して治具の移動を指示する治具移動指示部と
    を有することを特徴とするワーク搬出入装置。
  8. 治具の格納設備に格納されるワークに応じた治具を用いて該ワークを加工する加工機に対して該ワークを搬入及び搬出するワーク搬出入装置の制御システムが行うワーク搬出入装置の制御方法であって、
    ワークの生産順序を定めた生産計画情報から、前記加工機で次以降に加工するワークの情報を取得し、前記格納設備における治具の格納位置毎に前記ワーク搬出入装置との間での治具の交換時間を記載した治具交換情報から、前記格納設備において、前記次以降に加工するワークに応じた治具を現在の格納位置よりも短時間で交換できる格納位置があるか否かを判定する治具移動判定処理ステップと、
    前記格納設備において、前記現在の格納位置よりも短時間で交換できる格納位置へ、前記次以降に加工するワークに応じた治具を、次に加工するワークの加工処理の開始前までに移動させる移動経路を算出する治具移動経路算出処理ステップと、
    前記移動経路に従って前記ワーク搬出入装置に対して治具の移動を指示する治具移動指示ステップと
    を有することを特徴とするワーク搬出入装置の制御方法。
  9. 請求項8に記載のワーク搬出入装置の制御方法であって、
    前記治具移動判定処理ステップでは、
    前記格納設備において、前記加工機で現在加工中のワークの次に加工するワークに応じた治具を、前記加工機で現在加工中のワークの平均加工時間内に、前記現在の格納位置よりも最も短時間で交換できる格納位置へ移動させることが可能であるか否かを判定し、
    前記治具移動経路算出処理ステップでは、
    前記治具移動判定処理ステップによって、前記次に加工するワークに応じた治具を、前記加工機で現在加工中のワークの平均加工時間内に、前記現在の格納位置よりも最短時間で交換できる格納位置へ移動させることが可能であると判定された場合に、前記現在の格納位置よりも最短時間で交換できる格納位置へ、前記次に加工するワークに応じた治具を予め移動させる移動経路を算出し、
    前記現在のワークの加工が終了し、前記現在加工中のワークに応じた治具を前記次に加工するワークに応じた治具と交換後に、前記現在加工中のワークの平均加工時間の値を、該ワークと同一種のワークの過去の平均加工時間と平均して更新する
    ことを特徴とするワーク搬出入装置の制御方法。
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