JP7386716B2 - 給湯システムの制御装置、給湯システムの制御方法および給湯制御システム - Google Patents
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Description
《構成》
図1は、実施の形態1に係る給湯システムの構成を示す図である。
給湯制御システムは、たとえば集合住宅に設置された複数の給湯機1をグループ制御するシステムである。給湯制御システムは、複数の給湯機1を備えた給湯システム101と、給湯システム101全体を制御する制御装置700とを備えている。複数の給湯機1のそれぞれと制御装置700とは通信可能に接続されている。
図2は、実施の形態1に係る給湯制御システムにおける給湯機の構成を示す図である。
浴槽ユニット600は、浴槽601と、浴槽循環ポンプ62とを備えている。
浴槽601は、リモコン操作によりたとえば40℃前後のお湯を貯めることができる。浴槽601は、浴槽戻り配管60および浴槽往き配管61を介して水―水熱交換器12と接続されている。また、浴槽601は排水栓601aを有している。時間が経過し、浴室内に風呂熱が放熱され、湯温が低下した場合は、タンク10の上部の高温湯と浴槽601の湯水とを水―水熱交換器12で熱交換することにより追焚が可能である。
浴槽循環ポンプ62は浴槽戻り配管60上に設けられており、追焚時に、浴槽水を浴槽戻り配管60および浴槽往き配管61を介して水-水熱交換器12と浴槽601間で循環させるものである。
ヒートポンプユニット200は、たとえば約9℃の低温水を電熱ヒータなしで約90℃の高温まで沸き上げることが可能なものである。ヒートポンプユニット200は、回転数可変の圧縮機21と、冷媒-水熱交換器22と、膨張弁23と、室外熱交換器24と、室外熱交換器ファン25とを備えている。これらの各機器の駆動は、制御部400により制御される。ヒートポンプユニット200内を循環する冷媒には、R32、フルオロカーボンまたは二酸化炭素等を用いることができる。
圧縮機21は回転周波数を変化させることで冷媒流量を調整し、加熱能力を制御するものである。圧縮機21は、吸入側は室外熱交換器24、吐出側は冷媒―水熱交換器12に接続している。目標加熱能力は、沸き上げ制御毎に最適な値を制御部400が算出する。
室外熱交換器24は、室外熱交換器ファン25から送られる空気と冷媒を熱交換させ、空気の熱により気液状態の冷媒を蒸発させる空冷式の熱交換器である。室外熱交換器24の冷媒入口側は膨張弁23に接続され、冷媒出口側は圧縮機21に接続されている。
冷媒-水熱交換器22はタンク10内の湯水を加熱するもので、ヒートポンプ入水配管70およびヒートポンプ出湯配管71によりタンク10と接続されている。この冷媒-水熱交換器22には、圧縮機21、室外熱交換器24および膨張弁23により構成されるヒートポンプ回路が接続されている。冷媒-水熱交換器22には、ヒートポンプ回路の冷媒と、タンク10から供給された湯水とが、互いに逆方向に流れる対向流となって流れる。冷媒-水熱交換器22は、ヒートポンプ回路の冷媒と、タンク10から供給された湯水とを熱交換し、目的温度(たとえば、65~90℃)まで湯水を加熱する。
室外熱交換器ファン25は、室外熱交換器24の前面に配置され、室外熱交換器24に空気を送り込み、空気と冷媒との熱交換を促進させる。ファンの回転数は制御部400が決定する。
貯湯ユニット100は、タンク10と、タンク側ポンプ11と、水-水熱交換器12と、台所または洗面所等に設けられた給湯端13と、貯湯ユニット100内に水道水を供給する給水端14と、複数の弁とを備えている。
タンク10は、沸き上げられた湯を貯湯するものである。タンク10の上部には、給湯配管72に連通する送湯配管73が接続されている。タンク10の最下部には、ヒートポンプ入水配管70とタンク給水配管77とが接続されている。また、タンク10は、沸き上げ回路と、給湯回路と、湯張り回路と、追焚回路と、に接続されている。各回路の構成は後述する。
タンク側ポンプ11は、ヒートポンプ入水配管70上に設けられている。タンク側ポンプ11は、タンク10内の湯水を、ヒートポンプ入水配管70およびヒートポンプ出湯配管71を介して冷媒-水熱交換器22とタンク10間で循環させ、沸き上げを行うものである。また、タンク側ポンプ11は、タンク10内の湯水を、温水導入配管75および第一温水導出配管76aを介して水-水熱交換器12とタンク10間で循環させ、追焚を行うものである。
水-水熱交換器12は、浴槽601の湯水を加熱するもので、管型または板型等の熱交換器で構成される。管型の熱交換器には、たとえばスパイラル式熱交換器がある。板型の熱交換器には、たとえばプレート式熱交換器がある。水-水熱交換器12は、温水導入配管75によりタンク上部と接続され、第一温水導出配管76aにより三方弁83を介してタンク最下部と接続されている。この水-水熱交換器12には、浴槽循環ポンプ62により浴槽601の湯水が循環する浴槽循環回路が接続されており、浴槽601の湯水が通過する。水-水熱交換器12は、浴槽循環回路を循環する浴槽601の湯水と、温水導入配管75から導かれたタンク10内の高温水とを熱交換し、浴槽601の湯水を加熱して、浴槽601の湯水の保温あるいは追焚を行う。
風呂給湯混合弁80は、給湯配管72から分岐されて浴槽往き配管61に連通している湯張り配管78上に設けられている。風呂給湯混合弁80は、弁の開度を変更することで給湯配管72からの高温水と給水端14からの水道水との混合比を調整し、湯張り温度を制御するものである。
湯張り開閉弁81は、湯張り配管78上に設けられ、開閉により、浴槽601への湯張りの開始と停止とを切り替えるものである。
一般給湯混合弁82は、給湯配管72から分岐されて給湯端13に連通している一般給湯配管79上に設けられている。一般給湯混合弁82は、弁の開度を変更することで給湯配管72からの高温水と給水端14からの水道水との混合比を調整し、出湯温度を制御するものである。
三方弁83は、入口となるaポートおよびbポートと、出口となるcポートとを有する流路切替手段である。三方弁83は、a-c、b-cの2つの経路の間で流路切替可能に構成されている。
給湯機1には、各種センサーが備えられている。以下、各センサーについて説明する。
貯湯温度センサー1a~1dは、タンク10の上下方向に間隔をおいて配置されている。貯湯温度センサー1a~1dの検知温度によって、タンク10内の上下方向の温度分布が分かり、タンク10内にどれだけの熱量が残っているかを把握できる。貯湯温度センサー1a~1dによる温度情報は制御部400に送られ、タンク10内の蓄熱量が目標量に到達するまで沸き上げを続けるよう、制御部400がヒートポンプユニット200と貯湯ユニット100に指示を出す。
入水温度センサー2は、ヒートポンプ入水配管70または冷媒-水熱交換器22入口に取り付けられ、冷媒-水熱交換器22で加熱する前の水温をサーミスタセンサー等により検知するものである。出湯温度センサー3はヒートポンプ出湯配管71または冷媒-水熱交換器22出口に取り付けられ、冷媒-水熱交換器22で加熱後の湯温をサーミスタセンサー等によって検知するものである。入水温度センサー2および出湯温度センサー3による温度情報は制御部400に送られ、加熱後の湯温が目標出湯温度に到達するよう、また、湯水の流量を調整するよう貯湯ユニット100に制御部400が指示を出す。
浴槽温度センサー4は、浴槽戻り配管60を介して水-水熱交換器12に流入する浴槽水の温度を検知するものである。浴槽温度センサー4による温度情報は制御部400に送られ、浴槽水がユーザー設定温度より低温となった場合、追焚動作を開始するよう、制御部400が貯湯ユニット100と浴槽ユニット600へ指示を出す。浴槽往き温度センサー5は水-水熱交換器12を流出し、浴槽往き配管61を介して浴槽601へ流れる浴槽水の温度を検知するものである。浴槽往き配管61による温度情報は制御部400に送られ、追焚時に加熱後の浴槽水がユーザー設定温度に到達するよう、制御部400が貯湯ユニット100と浴槽ユニット600へ指示を出す。
圧縮機吐出温度センサー6aは、圧縮機21の吐出側の配管に配置され、圧縮機21から吐出された冷媒の温度を検知する。圧縮機吐出温度センサー6aによる温度情報は制御部400に送られる。
圧縮機吸入温度センサー6bは、圧縮機21の吸入側の配管に配置され、圧縮機21に吸入される冷媒の温度を検知する。圧縮機吸入温度センサー6bによる温度情報は制御部400に送られる。
室外熱交換器温度センサー7は、室外熱交換器24の膨張弁側の入口配管に配置され、室外熱交換器24内を流れる冷媒温度、具体的には蒸発温度を検知する。室外熱交換器温度センサー7による温度情報は制御部400に送られる。
外気温度センサー8は、室外熱交換器24の風上に配置され、室外熱交換器24に流入する外気の温度を検知する。外気温度センサー88による温度情報は制御部400に送られる。
吹き出し空気温度センサー9は、室外熱交換器24の風下に配置され、室外熱交換器24で熱交換後の空気の温度を検知する。吹き出し空気温度センサー9による温度情報は制御部400に送られる。
制御部400は、マイコンまたはメモリなどを有し、各センサー情報を収集して、各機器へ動作信号を出力することにより給湯機1全体を制御する。この制御部400にリモコン300が無線または有線により接続されユーザーが任意の給湯設定温度および浴槽設定温度を設定できるものである。また、制御部400には、複数の貯湯温度センサー1a~1dの出力が入力され、これらの検知温度を基にタンク10内の残熱量、目標蓄熱量および沸き上げ開始時刻を算出する。
リモコン300は、制御部400との間で信号の送受信を行うものである。リモコン300には、ユーザーが給湯温度を設定できる機能と、浴槽601へ出湯する湯の温度と量を設定できる機能と、浴槽水の追焚温度を設定できる機能等とが設けられている。また、リモコン300は、液晶パネル等の表示部を備えており、表示部に現在の設定情報等を表示したり、運転計画の変更を表示したりすることができる。
次に、本実施の形態1で形成する回路について説明する。
ヒートポンプ回路は、ヒートポンプユニット200内に備えられており、圧縮機21と、冷媒-水熱交換器22と、膨張弁23と、室外熱交換器24とを備え、冷媒が循環する回路である。
沸き上げ回路は、三方弁83をa-c方向に開くとともに、四方弁85をb-d方向に開き、更に四方弁86をa-d方向に開くことで形成される。沸き上げ回路は、タンク10の最下部から、ヒートポンプ入水配管70を経由して冷媒―水熱交換器22へ連通し、ヒートポンプ出湯配管71と第二湯水配管93と第五湯水配管96と送湯配管73とを経由してタンク上部へと繋がる回路である。
給湯回路は、タンク上部から送湯配管73および給湯配管72を経由して一般給湯混合弁82に連通する回路と、給水端14から第一給水配管74a、a-c方向に開かれた三方弁84および第二給水配管74bを経由して一般給湯混合弁82に連通する回路と、一般給湯混合弁82から一般給湯配管79を経由して給湯端13に連通する回路とを有する。
中温水出湯回路は、給水端14からタンク10の最下部と一般給湯混合弁82とのそれぞれへ連通する回路と、タンク中間部から中温水配管90、三方弁84、第二給水配管74b、一般給湯混合弁82および一般給湯配管79を経由して給湯端13へと繋がる回路とを有する。
湯張り回路は、タンク上部から送湯配管73および給湯配管72を経由して風呂給湯混合弁80に連通する回路を有する。また、湯張り回路は、給水端14からタンク給水配管77を経由してタンク下部に接続される回路と、給水端14から第一給水配管74a、a-c方向に開かれた三方弁84および第二給水配管74bを経由して風呂給湯混合弁80に連通する回路とを有する。湯張り回路は更に、風呂給湯混合弁80から湯張り配管78、湯張り開閉弁81および浴槽往き配管61を経由して浴槽601へと繋がる回路を有する。
追焚回路は、三方弁83をa-b方向に開くことで形成される。追焚回路は、タンク上部から温水導入配管75を経由して水-水熱交換器12へと連通し、第一温水導出配管76aを経由してタンク最下部に繋がる回路である。
浴槽循環回路は、水-水熱交換器12と、浴槽循環ポンプ62と、浴槽601とを有し、浴槽戻り配管60および浴槽往き配管61により接続されている回路である。浴槽循環回路には、浴槽循環ポンプ62により浴槽水が循環する。
給湯機1の運転動作を図1を参照して説明する。
沸き上げ動作は、制御部400からヒートポンプユニット200への運転開始の指示により開始される。沸き上げ動作では、ヒートポンプユニット200およびタンク側ポンプ11が駆動される。ヒートポンプユニット200においては、圧縮機21が起動してヒートポンプ回路内に冷媒が循環する。圧縮機21で圧縮されてから吐出された冷媒は、冷媒-水熱交換器22内に流入し、タンク10から送られてきた湯水と熱交換して冷却される。冷却された冷媒は、膨張弁23で減圧された後、室外熱交換器24に流入する。室外熱交換器24に流入した冷媒は、室外熱交換器ファン25からの空気と熱交換して加熱された後、圧縮機21に戻る。
給湯動作は、給湯端13での湯の使用操作に応じて開始される。給湯動作では、給湯回路において、タンク10に貯められた湯水が、給湯端13での湯の使用に応じてタンク上部またはタンク中間部から導出され、一般給湯混合弁82に送られる。一般給湯混合弁82には、給水端14から第一給水配管74aを経由して低温の水道水が導かれており、タンク10からの湯と混合されて設定温度とされ、給湯端13から蛇口等の負荷側へと供給される。タンク上部から導出された湯の減少分に合せて、タンク内には、給水端14から供給された低温水が第一給水配管74aを介してタンク最下部から自動的に供給される。このようにタンク内にタンク最下部から水道水が供給されることで、タンク10内では温度境界層が上方へ移動する。
湯張り動作は、リモコン300の操作により開始される。このとき、湯張り開閉弁81は開となる。湯張り動作では、湯張り回路において、タンク上部から導出された高温湯が風呂給湯混合弁80に送られる。風呂給湯混合弁80には、給水端14から第一給水配管74aを経由して低温の水道水が導かれており、タンク10からの高温湯と混合されて適温に調整され、湯張り開閉弁81を通って浴槽601に供給され、湯張りが行われる。湯張りは、浴槽601の水位が設定値となったときに停止される。浴槽601の水位は、水位浴槽循環回路内に設置された水位センサー(図示せず)で検知される。水位センサーは、水位センサーに搭載された圧力センサーで圧力変化を計測して水位を検知する。
追焚動作は、ユーザーの操作により強制的に或いは自動的に開始される。追焚動作が開始されると、タンク側ポンプ11および浴槽循環ポンプ62の運転が開始される。
給湯機1で定格沸き上げ運転が行われているとき、室外熱交換器24の温度が0℃よりも低くなり、室外熱交換器24の表面に霜が着くことがある。室外熱交換器24に着霜したまま運転を継続すると、能力が低下することから、給湯機1は室外熱交換器24の着霜を検知する着霜検知部を備えている。着霜検知部で着霜が検知された場合、給湯機1の制御部400は、着霜検知信号を制御装置700に送信する。なお、低能力沸き上げ運転は、上述したように室外熱交換器24を通過する冷媒温度が0℃以上になるようにして行われる運転であって、室外熱交換器24の着霜を回避できる運転であるため、低能力沸き上げ運転中には着霜は発生しない。
圧縮機吐出温度センサー6aを着霜検知部とする場合
定格沸き上げ運転中に、圧縮機吐出温度センサー6aで検知した検知温度が運転初期値よりも低下したことを、着霜と検知する。
室外熱交換器温度センサー7および圧縮機吸入温度センサー6bを着霜検知部とする場合
定格沸き上げ運転中に、室外熱交換器温度センサー7および圧縮機吸入温度センサー6bのそれぞれの検知温度が運転初期値より低下したことを、着霜と検知する。
外気温度センサー8および吹き出し空気温度センサー9を着霜検知部とする場合
定格沸き上げ運転中に、外気温度センサー8および吹き出し空気温度センサー9の検知温度差分が運転初期値より減少かつ吹き出し空気温度0℃以下となったことを、着霜と検知する。
給湯機1に圧縮機トルクの検知手段を設け、これを着霜検知部とする場合
定格沸き上げ運転中に圧縮機トルクの検知値が運転初期値より低下したことを、着霜と検知する。
給湯機1に圧縮機周波数の検知手段を設け、これを着霜検知手段とする場合
定格沸き上げ運転中に圧縮機周波数の検知値が運転初期値より増加したことを、着霜と検知する。
給湯機1にタンク側ポンプの周波数検知手段を設け、これを着霜検知手段とする場合
定格沸き上げ運転中にタンク側ポンプ周波数の検知値が運転初期値より低下したことを、着霜と検知する。
給湯機1は、室外熱交換器24に着霜が発生した場合、室外熱交換器24に着いた霜を除去するための除霜運転を行う。除霜運転は、制御部400が着霜検知信号を受信したときに開始される。除霜運転では、冷媒-水熱交換器22に水が流入しないように、沸き上げ回路中の各三方弁を切り替える。また、圧縮機21から吐出された高温冷媒が高温のまま室外熱交換器24に流入するように、ヒートポンプユニット200の膨張弁23を設定開度にする。そして、圧縮機21の周波数を設定値にし、室外熱交換器ファン25を停止する。これにより、圧縮機21から吐出された高温冷媒が、冷媒-水熱交換器22および膨張弁23を経て室外熱交換器24に流入する際に高温のまま流入し、室外熱交換器24に付着した霜を溶かすことができる。除霜運転は上記のようにして行われるため、除霜運転中、沸き上げ動作は停止されることになる。
制御装置700は、複数の給湯機1のそれぞれと通信可能に接続された通信部701と、運転計画作成部702とを有している。通信部701は、給湯機1で着霜が検知された場合に給湯機1から送信される着霜検知信号を受信したり、運転計画作成部702で作成された運転計画を複数の給湯機1に送信したり等の通信を行う。運転計画作成部702は、各グループ毎の運転計画を作成する。運転計画には、夜間沸き上げ動作を定格沸き上げ運転および低能力沸き上げ運転のどちらで行うのかと、稼働時間と、が計画される。稼働時間は、具体的には沸き上げ開始時刻および沸き上げ終了時刻によって指定される。運転開始当初の運転計画は、運転計画作成部702で作成されたものでもよいし、別途作成したものでもよい。
当初の運転計画では、各グループの稼働時間が計画される。具体的には、当初の運転計画では、消費電力のピーク抑制のため、各グループの稼働時間が夜間時間帯内で重ならないように立案される。図4の例では、夜間時間帯において、グループAが1時から3時、グループBが3時から5時、グループCが5時から7時まで夜間沸き上げ動作を行う計画となっている。また、当初の運転計画では、どのグループでも夜間沸き上げ動作を定格沸き上げ運転で行うように計画されている。なお、当初の運転計画では、最終グループにおける沸き上げ動作が夜間時間帯の終了間際で完了するように立てられる。これは放熱ロスを低下するためである。つまり、給湯機1で湯水を沸き上げてから実際に湯が使われるまでの時間を短くする意図である。
給湯機1は、当初の運転計画に基づく夜間沸き上げ開始時刻になると、定格沸き上げ運転を開始する(ステップS1)。給湯機1は、定格沸き上げ運転中に着霜を検知すると(ステップS2でYES)、着霜検知信号を制御装置700に送信し(ステップS3)、その後、除霜運転を行う(ステップS4)。着霜検知信号を受信した制御装置700は、着霜を検知した給湯機1と同じグループの他の給湯機1に、運転切替推奨信号を送信する。運転切替推奨信号については改めて説明する。
制御装置700は、給湯機1から着霜検知信号を受信すると(ステップS11)、後続グループの運転計画を作成する処理に入る(ステップS12)。後続グループの運転計画を作成する処理については後述する。制御装置700は、作成した運転計画を後続グループに送信する(ステップS13)。そして、制御装置700は、着霜検知信号の送信元と同じグループの給湯機1に、運転切替推奨信号を送信する(ステップS14)。
制御装置700は、後続グループにおいて定格沸き上げ運転から低能力沸き上げ運転への運転変更が可能かを判断する。具体的には、制御装置700は、外気温度が0℃超であるかどうかを判断し、外気温度が0℃超であれば(ステップS21でYES)、定格沸き上げ運転から低能力沸き上げ運転への運転変更が可能であると判断し、運転計画を変更する。すなわち、夜間沸き上げ動作における運転を定格沸き上げ運転から低能力沸き上げ運転に切り替えるとともに、沸き上げ開始時刻を前倒し(以下、前倒し1という)する運転計画に変更する(ステップS22)。そして、制御装置700は、変更後の運転計画を後続グループに送信する(ステップS23)。
後続グループの給湯機1は、制御装置700から変更後の運転計画を受信したかを判断する(ステップS31)。後続グループの給湯機1は、制御装置700から変更後の運転計画を受信していれば(ステップS31でYES)、変更後の運転計画にしたがって運転を行う(ステップS32)。そして、後続グループの給湯機1は、住戸内に設置されているリモコン300に、図10に示すような、運転計画が変更されたことを通知する通知画面を表示する(ステップS33)。
実施の形態2は、各給湯機1が着霜予測部を備えた形態である。以下、実施の形態2が実施の形態1と異なる点を中心に説明するものとし、本実施の形態2で説明されていない構成は実施の形態1と同様である。
室外熱交換器温度センサー7を着霜予測部とする場合
定格沸き上げ運転中に室外熱交換器温度センサー7の検知温度が0℃以下となったことを、着霜の可能性有りと予測する。
室外熱交換器温度センサー7および外気露点温度センサーを着霜予測部とする場合
定格沸き上げ運転中に、室外熱交換器温度センサー7の検知温度が0℃以下かつ外気露点温度センサー(図示せず)の検知温度が露点温度以下となったことを、着霜の可能性有りと予測する。
制御装置700は、給湯機1から着霜予測信号を受信した場合(ステップS11でNO、ステップS51でYES)、最終グループの運転計画を作成し(ステップS52)、運転計画を最終グループに送信する(ステップS53)。
Claims (14)
- 予め定めた夜間時間帯に水を加熱してタンクに湯を貯湯する夜間沸き上げ動作を行う給湯機を複数備えた給湯システムに通信可能に接続され、前記複数の給湯機を制御する制御装置であって、
前記複数の給湯機は複数のグループにグループ分けされており、前記グループ毎に、前記夜間沸き上げ動作を行う稼働時間が計画された運転計画を、第1の運転計画として有する運転計画作成部と、
前記複数の給湯機と通信可能に接続され、前記給湯機で着霜が検知された場合に前記給湯機から送信される着霜検知信号を受信する通信部とを備え、
前記運転計画作成部は、前記通信部において前記着霜検知信号を受信した場合、前記第1の運転計画において、前記着霜検知信号の送信元の前記給湯機が属するグループよりも後に前記夜間沸き上げ動作を行うと計画されている後続グループの運転計画を、着霜を回避する第2の運転計画に変更し、
前記通信部は、前記第2の運転計画を前記後続グループの各給湯機に送信する給湯システムの制御装置。 - 前記運転計画作成部は、現在の外気温度が前記給湯機の着霜を回避できる外気条件である場合に、前記後続グループの運転計画を前記第2の運転計画に変更する請求項1記載の給湯システムの制御装置。
- 運転計画には、前記夜間沸き上げ動作を、定格能力で行う定格沸き上げ運転と、前記定格能力よりも低能力で且つ前記給湯機の着霜を回避する低能力沸き上げ運転とのどちらで行うかが計画され、
前記第1の運転計画では、前記夜間沸き上げ動作を、前記定格沸き上げ運転で行うように計画されており、
前記運転計画作成部は、前記第2の運転計画として、前記後続グループの前記夜間沸き上げ動作を、前記第1の運転計画よりも前倒しして行うとともに、前記定格沸き上げ運転から前記低能力沸き上げ運転に切り替えるように計画する請求項1または請求項2記載の給湯システムの制御装置。 - 前記運転計画作成部は、前記複数の給湯機のいずれかで着霜が予測された場合に前記給湯機から送信される着霜予測信号を前記通信部で受信した際、前記第1の運転計画において、前記複数のグループのうち最後に前記夜間沸き上げ動作を開始すると計画されている最終グループの運転計画を、前記最終グループの前記夜間沸き上げ動作が前記夜間時間帯の最終時刻までに完了するように変更する請求項1~請求項3のいずれか一項に記載の給湯システムの制御装置。
- 前記運転計画作成部は、前記通信部において前記着霜予測信号を受信した際の前記最終グループの運転計画の変更では、前記最終グループの前記夜間沸き上げ動作を、前記第1の運転計画よりも前倒しして行うとともに、前記定格沸き上げ運転から前記低能力沸き上げ運転に切り替えるように計画する請求項3に従属する請求項4記載の給湯システムの制御装置。
- 前記第1の運転計画は、前記グループ毎に、前記夜間沸き上げ動作を行う前記稼働時間が前記夜間時間帯内において重ならないように計画されている請求項1~請求項5のいずれか一項に記載の給湯システムの制御装置。
- 予め定めた夜間時間帯に水を加熱してタンクに湯を貯湯する夜間沸き上げ動作を行う給湯機を複数備えた給湯システムの制御方法であって、
前記複数の給湯機は複数のグループにグループ分けされ、前記グループ毎に、前記夜間沸き上げ動作を行う稼働時間が設定された第1の運転計画が計画されており、
前記複数の給湯機のいずれかで着霜が検知された場合、前記第1の運転計画において、着霜を検知した前記給湯機が属するグループよりも後に前記夜間沸き上げ動作を行うと計画されている後続グループの運転計画を、着霜を回避する第2の運転計画に変更し、前記第2の運転計画にしたがって前記後続グループを制御する給湯システムの制御方法。 - 現在の外気環境が着霜を回避できる外気条件を満たす場合に、前記後続グループの運転計画を前記第2の運転計画に変更する請求項7記載の給湯システムの制御方法。
- 運転計画には、前記夜間沸き上げ動作を、定格能力で行う定格沸き上げ運転と、前記定格能力よりも低能力で且つ前記給湯機の着霜を回避する低能力沸き上げ運転とのどちらで行うかが計画され、
前記第1の運転計画では、前記夜間沸き上げ動作を、前記定格沸き上げ運転で行うように計画されており、
前記第2の運転計画では、前記後続グループの前記夜間沸き上げ動作を、前記第1の運転計画よりも前倒しして行うとともに、前記定格沸き上げ運転から前記低能力沸き上げ運転に切り替えるように計画する請求項7または請求項8記載の給湯システムの制御方法。 - 前記複数の給湯機のいずれかで着霜が予測された場合、前記複数のグループのうち最後に前記夜間沸き上げ動作を開始する最終グループの運転計画を、前記最終グループの前記夜間沸き上げ動作が前記夜間時間帯の最終時刻までに完了するように変更する請求項7~請求項9のいずれか一項に記載の給湯システムの制御方法。
- 前記最終グループの運転計画の変更では、前記最終グループの前記夜間沸き上げ動作を、前記第1の運転計画よりも前倒しして行うとともに、前記定格沸き上げ運転から前記低能力沸き上げ運転に切り替えるように計画する請求項9に従属する請求項10記載の給湯システムの制御方法。
- 前記第1の運転計画は、前記グループ毎に、前記夜間沸き上げ動作を行う前記稼働時間が前記夜間時間帯内において重ならないように計画されている請求項7~請求項11のいずれか一項に記載の給湯システムの制御方法。
- 運転計画が変更された前記給湯機に、運転計画を変更した旨の通知画面を表示させる請求項7~請求項12のいずれか一項に記載の給湯システムの制御方法。
- 請求項1~請求項6のいずれか一項に記載の給湯システムの制御装置と、前記給湯システムとを備えた給湯制御システム。
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