JP7386464B2 - サーバ、プログラム、及び、制御方法 - Google Patents

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特許法第30条第2項適用 2021年4月 5日 メドピア株式会社が作成した営業資料 2021年8月12日 https://medpeer.co.jp/press/9461.html 2021年5月 7日 株式会社クレディセゾンが作成した営業資料 2021年8月12日 https://corporate.saisoncard.co.jp/wr_html/news_data/avmqks000000bm8h-att/20210812_Release.pdf 2021年8月27日 高齢者住宅新聞社セミナー
本発明は、サーバ及びプログラムに関する。
医療機関に入院している患者の中には、退院後も医療ケアを提供可能な施設(例えば、介護施設)への入居が必要な患者(以下「要入居患者」という)も含まれる。
要入居患者を施設に入居させるために、医療機関のスタッフが、要入居患者と施設との間の調整(以下「退院調整」という)を行う必要がある。
例えば、特許文献1には、退院調整を支援する退院調整支援システムが開示されている。当該退院調整システムによれば、要入居患者の情報が施設に容易に提供される。
特開2006-318174号公報
高齢化社会に伴い、要入居患者が増加傾向にあり、要入居患者を受入可能な施設は不足する傾向にある。
また、医療機関だけでなく、ケアマネジャーが要入居患者の施設の手配を行うケースも増加傾向にある。
そのため、受入の調整には多くの時間を要する。
特許文献1の技術では、要入居患者の情報の施設への提供に要する医療機関のスタッフの作業時間は短縮されるが、要入居患者の施設への入居を確定させるまでに要する医療機関のスタッフの作業時間は短縮されない。特に、医療機関のスタッフと施設のスタッフとの情報交換に時間がかかるので、医療機関のスタッフが、特許文献1の技術を用いて要入居患者の情報を提供した施設に入居のオファーを提示したとしても、当該施設が要入居患者を受入不能な状況にある場合(例えば、当該施設の部屋が満室である場合、又は、要入居患者が希望する医療ケアを実施可能な体制若しくは設備が当該施設にない場合)、当該オファーが拒否されることもある。
本発明の目的は、要入居患者の施設への入居を確定させるまでに要する作業時間を短縮するために、施設に入居する前の患者のケアを行うケア機関と当該患者の入居を受け入れる施設の情報交換を円滑化する環境を提供することである。
本発明の一態様は、
患者のケアを行うケアユーザが使用する第1クライアント装置と、前記患者の入居を受け入れる施設の施設ユーザが使用する第2クライアント装置と、接続可能なサーバであって、
前記ケアユーザの指示に応じて、前記第1クライアント装置から、前記患者を識別する患者識別情報と、前記患者に関する患者情報と、を取得する手段を備え、
前記患者識別情報と、前記患者情報と、を関連付けて記憶する手段を備え、
前記施設ユーザの指示に応じて、前記第2クライアント装置に、前記患者情報を提示する手段を備え、
前記施設ユーザの指示に応じて、前記第2クライアント装置から、前記施設ユーザによって指定された指定患者を前記施設に受け入れるためのオファーを取得する手段を備え、
前記オファーは、前記施設を識別する施設識別情報と、前記指定患者の患者情報と、を含み、
前記指定患者に関連付けられたオファー患者識別情報と、前記施設識別情報と、ケア機関を識別するケア機関識別情報と、を関連付けて記憶する手段を備え、
前記オファー患者識別情報に関連付けられたステータス情報を、前記オファーを取得したことを示すステータス情報に更新する手段を備え、
前記オファーを取得した後、前記第1クライアント装置及び前記第2クライアント装置に、前記オファーに対応する施設ユーザの指示に応じた第1メッセージ情報、及び、前記ケアユーザの指示に応じた第2メッセージ情報を提示する手段を備える、
サーバである。
本実施形態の情報処理システムの構成を示すブロック図である。 図1の情報処理システムの機能ブロック図である。 本実施形態の概要の説明図である。 本実施形態のケア機関情報データベースのデータ構造を示す図である。 本実施形態の施設情報データベースのデータ構造を示す図である。 本実施形態の患者情報データベースのデータ構造を示す図である。 本実施形態のオファー情報データベースのデータ構造を示す図である。 本実施形態の患者情報の登録処理のシーケンス図である。 図8の情報処理において表示される画面例を示す図である。 本実施形態のオファー処理のシーケンス図である。 図10の情報処理において表示される画面例を示す図である。 本実施形態のオファー共有処理のシーケンス図である。 図12の情報処理において表示される画面例を示す図である。 本実施形態の入居決定処理のシーケンス図である。 図14の情報処理において表示される画面例を示す図である。 変形例2の患者情報の登録処理のシーケンス図である。 図16の情報処理において表示される画面例を示す図である。 変形例3のフォロー候補の提示処理のシーケンス図である。 図18の情報処理において表示される画面例を示す図である。
以下、本発明の一実施形態について、図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施形態を説明するための図面において、同一の構成要素には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
(1)情報処理システムの構成
情報処理システムの構成を説明する。図1は、本実施形態の情報処理システムの構成を示すブロック図である。図2は、図1の情報処理システムの機能ブロック図である。
図1に示すように、情報処理システム1は、第1クライアント装置10と、第2クライアント装置20と、サーバ30と、第3クライアント装置40と、を備える。
第1クライアント装置10、第2クライアント装置20、サーバ30、及び、第3クライアント装置40は、ネットワーク(例えば、インターネット又はイントラネット)NWを介して接続される。
第1クライアント装置10、第2クライアント装置20、及び、第3クライアント装置40は、サーバ30にリクエストを送信するコンピュータ(「情報処理装置」の一例)である。第1クライアント装置10、第2クライアント装置20、及び、第3クライアント装置40は、例えば、スマートフォン、タブレット端末、又は、パーソナルコンピュータである。
サーバ30は、第1クライアント装置10、第2クライアント装置20、及び、第3クライアント装置40から送信されたリクエストに応じたレスポンスを第1クライアント装置10、第2クライアント装置20、及び、第3クライアント装置40に提供するコンピュータ(「情報処理装置」の一例)である。サーバ30は、例えば、ウェブサーバである。
(1-1)第1クライアント装置の構成
第1クライアント装置10の構成を説明する。
図2に示すように、第1クライアント装置10は、記憶装置11と、プロセッサ12と、入出力インタフェース13と、通信インタフェース14とを備える。
記憶装置11は、プログラム及びデータを記憶するように構成される。記憶装置11は、例えば、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、及び、ストレージ(例えば、フラッシュメモリ又はハードディスク)の組合せである。
プログラムは、例えば、以下のプログラムを含む。
・OS(Operating System)のプログラム
・情報処理を実行するアプリケーション(例えば、ウェブブラウザ)のプログラム
データは、例えば、以下のデータを含む。
・情報処理において参照されるデータベース
・情報処理を実行することによって得られるデータ(つまり、情報処理の実行結果)
プロセッサ12は、記憶装置11に記憶されたプログラムを起動することによって、第1クライアント装置10の機能を実現するように構成される。プロセッサ12は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)、又は、これらの組み合わせである。
入出力インタフェース13は、第1クライアント装置10に接続される入力デバイスからユーザの指示を取得し、かつ、第1クライアント装置10に接続される出力デバイスに情報を出力するように構成される。
入力デバイスは、例えば、キーボード、ポインティングデバイス、タッチパネル、又は、それらの組合せである。
出力デバイスは、例えば、ディスプレイである。
通信インタフェース14は、第1クライアント装置10とサーバ30との間の通信を制御するように構成される。
(1-2)第2クライアント装置の構成
第2クライアント装置20の構成を説明する。
図2に示すように、第2クライアント装置20は、記憶装置21と、プロセッサ22と、入出力インタフェース23と、通信インタフェース24とを備える。
記憶装置21は、プログラム及びデータを記憶するように構成される。記憶装置21は、例えば、ROM、RAM、及び、ストレージ(例えば、フラッシュメモリ又はハードディスク)の組合せである。
プログラムは、例えば、以下のプログラムを含む。
・OSのプログラム
・情報処理を実行するアプリケーション(例えば、ウェブブラウザ)のプログラム
データは、例えば、以下のデータを含む。
・情報処理において参照されるデータベース
・情報処理を実行することによって得られるデータ(つまり、情報処理の実行結果)
プロセッサ22は、記憶装置21に記憶されたプログラムを起動することによって、第2クライアント装置20の機能を実現するように構成される。プロセッサ22は、例えば、CPU、ASIC、FPGA、又は、これらの組み合わせである。
入出力インタフェース23は、第2クライアント装置20に接続される入力デバイスからユーザの指示を取得し、かつ、第2クライアント装置20に接続される出力デバイスに情報を出力するように構成される。
入力デバイスは、例えば、キーボード、ポインティングデバイス、タッチパネル、又は、それらの組合せである。
出力デバイスは、例えば、ディスプレイである。
通信インタフェース24は、第2クライアント装置20とサーバ30との間の通信を制御するように構成される。
(1-3)第3クライアント装置の構成
第3クライアント装置40の構成を説明する。
図2に示すように、第3クライアント装置40は、記憶装置41と、プロセッサ42と、入出力インタフェース43と、通信インタフェース44とを備える。
記憶装置41は、プログラム及びデータを記憶するように構成される。記憶装置41は、例えば、ROM、RAM、及び、ストレージ(例えば、フラッシュメモリ又はハードディスク)の組合せである。
プログラムは、例えば、以下のプログラムを含む。
・OSのプログラム
・情報処理を実行するアプリケーション(例えば、ウェブブラウザ)のプログラム
データは、例えば、以下のデータを含む。
・情報処理において参照されるデータベース
・情報処理を実行することによって得られるデータ(つまり、情報処理の実行結果)
プロセッサ42は、記憶装置41に記憶されたプログラムを起動することによって、第3クライアント装置40の機能を実現するように構成される。プロセッサ42は、例えば、CPU、ASIC、FPGA、又は、これらの組み合わせである。
入出力インタフェース43は、第3クライアント装置40に接続される入力デバイスからユーザの指示を取得し、かつ、第3クライアント装置40に接続される出力デバイスに情報を出力するように構成される。
入力デバイスは、例えば、キーボード、ポインティングデバイス、タッチパネル、又は、それらの組合せである。
出力デバイスは、例えば、ディスプレイである。
通信インタフェース44は、第3クライアント装置40とサーバ30との間の通信を制御するように構成される。
(1-4)サーバの構成
サーバ30の構成を説明する。
図2に示すように、サーバ30は、記憶装置31と、プロセッサ32と、入出力インタフェース33と、通信インタフェース34とを備える。
記憶装置31は、プログラム及びデータを記憶するように構成される。記憶装置31は、例えば、ROM、RAM、及び、ストレージ(例えば、フラッシュメモリ又はハードディスク)の組合せである。
プログラムは、例えば、以下のプログラムを含む。
・OSのプログラム
・情報処理を実行するアプリケーションのプログラム
データは、例えば、以下のデータを含む。
・情報処理において参照されるデータベース
・情報処理の実行結果
プロセッサ32は、記憶装置31に記憶されたプログラムを起動することによって、サーバ30の機能を実現するように構成される。プロセッサ32は、例えば、CPU、ASIC、FPGA、又は、これらの組み合わせである。
入出力インタフェース33は、サーバ30に接続される入力デバイスからユーザの指示を取得し、かつ、サーバ30に接続される出力デバイスに情報を出力するように構成される。
入力デバイスは、例えば、キーボード、ポインティングデバイス、タッチパネル、又は、それらの組合せである。
出力デバイスは、例えば、ディスプレイである。
通信インタフェース34は、サーバ30と、第1クライアント装置10、第2クライアント装置20、及び、第3クライアント装置40との間の通信を制御するように構成される。
(2)実施形態の概要
本実施形態の概要を説明する。図3は、本実施形態の概要の説明図である。
図3に示すように、施設に入居する前の患者のケアを行うケア機関のユーザ(以下「ケアユーザ」という)は、第1クライアント装置10を使用する。ケア機関は、患者の要因(例えば、容態又は環境の変化)に応じて、医療対応を必要とする患者の療養先を調整する役割を持つ。ケア機関は、例えば、医療機関、介護老人保健施設、及び、居宅介護支援事業所を含む。ケアユーザは、例えば、以下を含む。
・医療機関のスタッフ(一例として、医師、薬剤師、看護師、及び、医療事務スタッフ)
・介護老人保健施設のスタッフ
・ケアマネジャー
ケアユーザによるケアが完了した後に患者の入居を受け入れる施設の施設ユーザは、第2クライアント装置20を使用する。
患者ユーザ(患者又は患者の関係者)は、第3クライアント装置40を使用する。
ケアユーザは、第1クライアント装置10を用いて、患者情報をサーバ30に登録する。
施設ユーザは、第2クライアント装置20を用いてサーバ30にアクセスすることにより、患者情報を閲覧し、且つ、退院後の入居を受入可能な患者に入居のオファーを提示する。
ケアユーザは、第1クライアント装置10を用いてサーバ30にアクセスすることにより、患者への入居のオファーを確認し、且つ、患者が入居を希望する施設(以下「入居希望施設」という)を指定する。
(3)データベース
本実施形態のデータベースを説明する。以下のデータベースは、記憶装置31に記憶される。
(3-1)ケア機関情報データベース
本実施形態のケア機関情報データベースを説明する。図4は、本実施形態のケア機関情報データベースのデータ構造を示す図である。
図4のケア機関情報データベースには、ケア機関情報が格納されている。ケア機関情報は、ケア機関に関する情報である。
ケア機関情報データベースは、「ケア機関ID」フィールドと、「ケア機関名」フィールドと、「ケア機関コンタクト」フィールドと、を含む。各フィールドは、互いに関連付けられる。
「ケア機関ID」フィールドには、ケア機関識別情報が格納される。ケア機関識別情報は、ケア機関を識別する情報である。ケア機関が医療機関である場合には、ケア機関識別情報は、医療機関を識別する情報である。ケア機関が介護老人保険施設である場合には、ケア機関識別情報は、介護老人保険施設を識別する情報である。ケア機関が居宅介護支援事業所である場合には、ケア機関識別情報は、ケアマネジャーを識別する情報である。
「ケア機関名」フィールドには、ケア機関名情報が格納される。ケア機関名情報は、ケア機関の名称に関する情報である。
「ケア機関コンタクト」フィールドには、ケア機関コンタクト情報が格納される。ケア機関コンタクト情報は、ケア機関の連絡先に関する情報(一例として、電話番号及びメールアドレスの少なくとも1つ)である。
(3-2)施設情報データベース
本実施形態の施設情報データベースを説明する。図5は、本実施形態の施設情報データベースのデータ構造を示す図である。
図5の施設情報データベースには、施設情報が格納されている。施設情報は、施設に関する情報である。
施設情報データベースは、「施設ID」フィールドと、「施設名」フィールドと、「施設属性」フィールドと、「施設コンタクト」フィールドと、を含む。各フィールドは、互いに関連付けられる。
「施設ID」フィールドには、施設識別情報が格納される。施設識別情報は、施設を識別する情報である。
「施設名」フィールドには、施設名情報が格納される。施設名情報は、施設の名称に関する情報である。
「施設属性」フィールドには、施設属性情報が格納される。施設属性情報は、「種別」フィールドと、「エリア」フィールドと、「利用金額」フィールドと、「生活保護」フィールドと、を含む。
「種別」フィールドには、施設種別情報が格納される。施設種別情報は、施設の種別に関する情報である。施設の種別は、例えば、以下の少なくとも1つである。
・介護事業者(一例として、介護付き有料老人ホーム、又は、サービス付き高齢者向け住宅等介護施設)
・福祉施設
・在宅療養支援診療所
・回復期・慢性期病院(一例として、療養型病院)
・訪問看護ステーション
「エリア」フィールドには、施設エリア情報が格納される。施設エリア情報は、施設の所在地に関する情報である。
「料金」フィールドには、料金情報が格納される。料金情報は、施設毎の料金に関する情報である。料金情報は、例えば、以下のすくなくとも1つを含む。
・月額利用料金
・入居一時金
「生活保護」フィールドには、生活保護受給対象者の受入可否に関する情報が可能される。
「施設コンタクト」フィールドには、施設コンタクト情報が格納される。施設コンタクト情報は、施設の連絡先に関する情報(一例として、電話番号及びメールアドレスの少なくとも1つ)である。
(3-3)患者情報データベース
本実施形態の患者情報データベースを説明する。図6は、本実施形態の患者情報データベースのデータ構造を示す図である。
図6の患者情報データベースには、患者情報が格納されている。患者情報は、患者に関する情報である。
患者情報データベースは、「患者ID」フィールドと、「入居可否判断」フィールドと、を含む。各フィールドは、互いに関連付けられる。
患者情報データベースは、ケア機関識別情報に関連付けられる。
「患者ID」フィールドには、患者識別情報が格納される。患者識別情報は、患者を識別する情報であって、且つ、患者の個人情報(例えば、患者の氏名)に該当しない情報である。患者識別情報は、例えば、以下の何れかである。
・患者の診察券番号
・患者のカルテ番号
・患者の氏名のイニシャル
「入居可否判断」フィールドには、入居可否判断情報が格納される。入居可否判断情報は、施設が、患者の入居の受入可否の判断の際に参照する情報である。入居可否判断情報は、例えば、以下の情報を含む。
・性別
・年齢
・介護保険の有無
・患者の介護度
・患者の自宅の郵便番号
・身元保証人の有無
・家庭環境(一例として、後見人の有無、及び、患者の自宅と家族の自宅との距離)
・退院予定日
・希望の施設種別
・医療区分
・施設の希望エリア
・入居に必要な一時金の条件
・入居に必要な月額料金の条件
・生活保護の有無
・入居中に必要な医療対応の内容
・疾患
・日常生活の自立レベル(一例として、疾患が認知症である場合、日常生活の自立レベルの登録が要求される)
・ケアマネジャーの有無
・オファーを検討する施設に対するメッセージ
・担当するケア機関のスタッフの氏名
・キーパーソン(例えば、家族、親族、又は、後見人である)に関する情報
(3-4)オファー情報データベース
本実施形態のオファー情報データベースを説明する。図7は、本実施形態のオファー情報データベースのデータ構造を示す図である。
図7のオファー情報データベースには、オファー情報が格納されている。オファー情報は、患者と施設のオファーに関する情報である。
オファー情報データベースは、「オファーID」フィールドと、「患者ID」フィールドと、「施設ID」フィールドと、「ステータス」フィールドと、「オファー内容」フィールドと、「メッセージ」フィールドと、「調整担当者ID」フィールドと、を含む。各フィールドは、互いに関連付けられる。
オファー情報データベースは、ケア機関識別情報に関連付けられる。
「オファーID」フィールドには、オファー識別情報が格納される。オファー識別情報は、オファーを識別する情報である。
「患者ID」フィールドには、施設が入居の受入のオファーを提示した患者(以下「指定患者」という)の患者識別情報(以下「オファー患者識別情報」という)が格納される。
「施設ID」フィールドには、入居の受入のオファーを提示した施設(以下「オファー施設」という)の施設識別情報が格納される。
「ステータス」フィールドには、ステータス情報が格納される。ステータス情報は、オファー施設のオファーに対するステータスに関する情報である。ステータス情報は、施設ステータス情報と、ケア機関ステータス情報と、を含む。施設ステータス情報は、施設に対する状態に関する情報である。ケア機関ステータス情報は、ケア機関に対する状態に関する情報である。
施設ステータス情報は、例えば、以下の何れかである。
・「オファー済」:施設が患者にオファーを送付し、且つ、ケア機関からの返信待ちであることを意味する。
・「受入調整中」:施設のオファーに対してケア機関から返信があり、且つ、患者の受入の調整が進行していることを意味する。
・「調整終了」:患者の他の施設への入居が決定したこと、又は、患者が入居を拒否したことを意味する。
・「入居決定」:患者の施設への入居が決定したことを意味する。
・「オファー取り下げ」:施設がオファーを取り下げたことを意味する。
ケア機関ステータス情報は、例えば、以下の何れかである。
・「編集中」:患者情報が非公開である(つまり、施設に公開されていない)ことを意味する。
・「オファー受付中」:患者情報が施設に公開されている(つまり、オファー待ちである)ことを意味する。
・「受入調整中」:施設から少なくとも1件のオファーが届いたこと(つまり、患者の受入の調整が進行していること)を意味する。
・「入居決定」:患者の施設への入居が決定したことを意味する。
・「調整終了」:施設ステータス情報の「調整終了」と同様。
「オファー内容」フィールドには、オファー内容情報が格納される。オファー内容情報は、施設から患者に対するオファーの内容に関する情報(施設ユーザによって任意に入力される情報)である。
「メッセージ」フィールドには、メッセージ情報が格納される。チャットメッセージ情報は、ケア機関、施設、及び、患者の少なくとも二者間で交換されるメッセージに関する情報である。
「調整担当者ID」フィールドには、調整担当者識別情報が格納される。調整担当者識別情報は、調整担当者を識別する情報である。
(4)情報処理
本実施形態の情報処理を説明する。
(4-1)患者情報の登録処理
本実施形態の患者情報の登録処理を説明する。図8は、本実施形態の患者情報の登録処理のシーケンス図である。図9は、図8の情報処理において表示される画面例を示す図である。
図8の処理は、第1クライアント装置10に対して与えられたケアユーザの指示(例えば、ケア機関識別情報の入力)をトリガに開始する。
図8に示すように、第1クライアント装置10は、患者情報の受付(S1110)を実行する。
具体的には、プロセッサ12は、画面P1110(図9)をディスプレイに表示する。
画面P1110は、操作オブジェクトB1110と、フィールドオブジェクトF1110と、を含む。
フィールドオブジェクトF1110は、サーバ30に登録すべき患者情報を入力するためのユーザ指示を受け付けるオブジェクトである。患者情報は、例えば、以下の情報を含む。
・患者識別情報(一例として、患者の診察券番号又はカルテ番号)
・入居可否判断情報
操作オブジェクトB1110は、フィールドオブジェクトF1110への入力を確定させるためのユーザ指示を受け付けるオブジェクトである。
ケアユーザがフィールドオブジェクトF1110に患者情報を入力し、且つ、操作オブジェクトB1110を操作すると、プロセッサ12は、画面P1111(図9)をディスプレイに表示する。
画面P1111は、表示オブジェクトA1111と、操作オブジェクトB1111a~B1111bと、を含む。
表示オブジェクトA1111には、患者情報の登録について患者の同意を得たか否かを確認するためのメッセージが表示される。
操作オブジェクトB1111aは、患者情報の登録について患者の同意を得た場合に操作すべきオブジェクトである。
操作オブジェクトB1111bは、患者情報の登録について患者の同意を得ていない場合に操作すべきオブジェクトである。
ステップS1110の後、第1クライアント装置10は、患者登録リクエスト(S1111)を実行する。
具体的には、ケアユーザが、操作オブジェクトB1111aを操作すると、プロセッサ12は、患者登録リクエストデータをサーバ30に送信する。
患者登録リクエストデータは、以下の情報を含む。
・ケア機関識別情報
・患者識別情報(一例として、患者の診察券番号又はカルテ番号)
・入居可否判断情報
ステップS1111の後、サーバ30は、患者登録(S1130)を実行する。
具体的には、プロセッサ32は、患者登録リクエストデータに含まれるケア機関識別情報に関連付けられた患者情報データベース(図6)に、新規レコードを追加する。新規レコードの各フィールドには、以下の情報が格納される。
・「患者ID」フィールド:患者登録リクエストデータに含まれる患者識別情報
・「入居可否判断」フィールド:患者登録リクエストデータに含まれる入居可否判断情報
プロセッサ32は、患者登録リクエストデータに含まれるケア機関識別情報に関連付けられたオファー情報データベース(図7)に、新規レコードを追加する。新規レコードの各フィールドには、以下の情報が格納される。
・「患者ID」フィールド:患者登録リクエストデータに含まれる患者識別情報
・「施設ID」フィールド:ブランク
・「ステータス」フィールド:オファー受付中
・「オファー内容」フィールド:ブランク
(4-2)オファー処理
本実施形態のオファー処理を説明する。図10は、本実施形態のオファー処理のシーケンス図である。図11は、図10の情報処理において表示される画面例を示す図である。
図10の処理は、第2クライアント装置20に対して与えられた施設ユーザの指示(例えば、施設識別情報の入力)をトリガに開始する。
図10に示すように、第2クライアント装置20は、閲覧リクエスト(S1220)を実行する。
具体的には、プロセッサ22は、閲覧リクエストデータをサーバ30に送信する。閲覧リクエストデータは、以下の情報を含む。
・施設ユーザによって入力された施設識別情報
ステップS1220の後、サーバ30は、患者リストの作成(S1230)を実行する。
具体的には、プロセッサ32は、患者情報データベース(図6)を参照して、患者情報(患者識別情報及び入居可否判断情報の組合せ)のリストを作成する。
ステップS1230の後、サーバ30は、閲覧レスポンス(S1231)を実行する。
具体的には、プロセッサ32は、閲覧レスポンスデータを第2クライアント装置20に送信する。閲覧レスポンスデータは、例えば、ステップS1230で作成された患者情報(患者識別情報及び入居可否判断情報の組合せ)のリストを含む。
ステップS1231の後、第2クライアント装置20は、患者情報の提示(S1221)を実行する。
具体的には、プロセッサ22は、画面P1220(図11)をディスプレイに表示する。
画面P1220には、閲覧レスポンスデータに含まれる入居可否判断情報の少なくとも一部と、操作オブジェクトB1220a~B1220bが表示される。
操作オブジェクトB1220a~B1220bには、それぞれ、患者識別情報が割り当てられる。患者識別情報は、画面P1220では、表示されない(つまり、施設ユーザに対して秘匿化される)。操作オブジェクトB1220a~B1220bは、それぞれ、割り当てられた患者識別情報に関連付けられた患者情報の詳細を閲覧するためのユーザ指示を受け付けるオブジェクトである。
例えば、施設ユーザが、操作オブジェクトB1220bを操作すると、プロセッサ22は、画面P1221(図11)をディスプレイに表示する。
画面P1221は、画面P1221は、表示オブジェクトA1221と、操作オブジェクトB1221と、フィールドオブジェクトF1221と、を含む。
表示オブジェクトA1221には、施設ユーザによって操作された操作オブジェクトB1220bに割り当てられた患者識別情報に関連付けられた患者情報の詳細が表示される。
フィールドオブジェクトF1221は、施設の担当者名、施設名、連絡先(例えば、メールアドレス及び電話番号)、及び、オファーを提示する患者(以下「オファー患者」という)に対するオファー内容を入力するためのユーザ指示を受け付けるオブジェクトである。
操作オブジェクトB1221は、フィールドオブジェクトF1221への入力を確定させるためのユーザ指示を受け付けるオブジェクトである。
ステップS1221の後、第2クライアント装置20は、オファーリクエスト(S1222)を実行する。
具体的には、施設ユーザがフィールドオブジェクトF1221にユーザ指示を入力し、且つ、操作オブジェクトB1221を操作すると、プロセッサ22は、オファーリクエストデータをサーバ30に送信する。オファーリクエストデータは、例えば、以下の情報を含む
・施設識別情報
・オファー患者の患者識別情報(以下「オファー患者識別情報」という)
ステップS1222の後、サーバ30は、データベースの更新(S1232)を実行する。
具体的には、プロセッサ32は、オファー情報データベース(図7)に新規レコードを追加する。新規レコードの各フィールドには、以下の情報が格納される。
・「患者ID」フィールド:オファーリクエストデータに含まれるオファー患者識別情報
・「施設ID」フィールド:オファーリクエストデータに含まれる施設識別情報
・「ステータス」フィールド:ステータス情報「オファー済」
・「オファー内容」フィールド:オファー内容情報
(4-3)オファー共有処理
本実施形態のオファー共有処理を説明する。図12は、本実施形態のオファー共有処理のシーケンス図である。図13は、図12の情報処理において表示される画面例を示す図である。
図12の処理は、第1クライアント装置10に対して与えられたケアユーザの指示(例えば、ケア機関識別情報及び患者識別情報の入力)をトリガに開始する。
図12に示すように、第1クライアント装置10は、オファーリストリクエスト(S1310)を実行する。
具体的には、ケアユーザがオファーリストを提示させるためのユーザ指示を与えると、プロセッサ12は、オファーリストリクエストデータをサーバ30に送信する。オファーリストリクエストデータは、例えば、以下の情報を含む。
・ケアユーザによって入力されたケア機関識別情報
・ケアユーザによって入力された患者識別情報
・ケアユーザによって入力された調整担当者識別情報
サーバ30は、オファーリストの作成(S1330)を実行する。
具体的には、プロセッサ32は、オファーリストリクエストデータに含まれるケア機関識別情報に関連付けられたオファー情報データベース(図7)の「調整担当者ID」フィールドに、オファーリストリクエストデータに含まれる調整担当者識別情報を格納する。
プロセッサ32は、当該オファー情報データベースを参照して、オファーリストリクエストデータに含まれる患者識別情報に関連付けられたオファー情報を特定する。
ステップS1330の後、サーバ30は、オファーリストレスポンス(S1331)を実行する。
具体的には、プロセッサ32は、第1クライアント装置10に、オファーリストレスポンスデータを送信する。オファーレスポンスデータは、ステップS1235で特定されたオファー情報を含む。
ステップS1331の後、第1クライアント装置10は、オファーリストの提示(S1311)を実行する。
具体的には、プロセッサ12は、画面P1310(図13)をディスプレイに表示する。
画面P1310には、オファーリストが表示される。オファーリストは、例えば、オファーレスポンスデータに含まれるオファー情報を含む。
ステップS1311の後、第1クライアント装置10は、共有リクエスト(S1312)を実行する。
具体的には、ケアユーザが画面P1310で任意の施設識別情報を指定すると、プロセッサ12は、画面P1311(図13)をディスプレイに表示する。
画面P1311は、表示オブジェクトA1311と、操作オブジェクトB1311a~B1311cと、フィールドオブジェクトF1311と、を含む。
表示オブジェクトA1311には、画面P1310で指定された施設識別情報に関連付けられた施設情報及びオファー内容情報が表示される。
フィールドオブジェクトF1311には、ケアユーザと施設ユーザとの間で交換されるメッセージが表示される。フィールドオブジェクトF1311は、メッセージの入力を受け付けるオブジェクトである。
操作オブジェクトB1311aは、画面P1310で指定された施設識別情報に対応する施設への入居を決定するためのユーザ指示を受け付けるオブジェクトである。
操作オブジェクトB1311bは、画面P1310で指定された施設識別情報に対応する施設への入居を拒否するためのユーザ指示を受け付けるオブジェクトである。
操作オブジェクトB1311cは、画面P1310で指定された施設識別情報に対応する施設からのオファーを患者へ共有するためのユーザ指示を受け付けるオブジェクトである。
ケアユーザが操作オブジェクトB1311cを操作すると、プロセッサ12は、画面P1312(図13)をディスプレイに表示する。
画面P1312は、フィールドオブジェクトF1312a~F1312bと、操作オブジェクトB1312と、を含む。
フィールドオブジェクトF1312aは、オファーの宛先情報(例えば、患者又は患者の関係者のメールアドレス、ウェブサービス(一例として、メッセージ交換サービス又はSNS(Social Network Service))のアカウント、又は、電話番号)を指定するためのユーザ指示を受け付けるオブジェクトである。
フィールドオブジェクトF1312bは、患者宛メッセージを指定するためのユーザ指示を受け付けるオブジェクトである。
操作オブジェクトB1312は、フィールドオブジェクトF1312aに入力されたユーザ指示によって指定された宛先情報が示す宛先に、オファーを共有するためのユーザ指示を受け付けるオブジェクトである。
ケアユーザがフィールドオブジェクトF1312a~F1312bにユーザ指示を入力し、且つ、操作オブジェクトB1312を操作すると、プロセッサ12は、共有リクエストデータをサーバ30に送信する。共有リクエストデータは、例えば、以下の情報を含む。
・ケアユーザが入力した患者識別情報
・ケアユーザが指定した施設識別情報
・ケアユーザが指定した宛先情報
・当該施設識別情報に対応する施設からのオファー情報(施設情報、オファー内容情報、及び、患者宛メッセージ)
ステップS1312の後、サーバ30は、データベースの更新(S1332)を実行する。
具体的には、プロセッサ32は、オファー情報データベース(図7)を参照して、共有リクエストデータに含まれる患者識別情報及び施設識別情報に関連付けられたレコードに以下の情報を格納する。
・「ステータス」フィールド:「受入調整中」
・「メッセージ」フィールド:共有リクエストデータに含まれる患者宛メッセージ
ステップS1332の後、サーバ30は、オファーの共有(S1333)を実行する。
具体的には、プロセッサ32は、共有リクエストデータに含まれる宛先情報が示す宛先(例えば、第3クライアント装置40)に、共有リクエストデータに含まれるオファー情報を送信する。
(4-4)入居決定処理
本実施形態の入居決定処理を説明する。図14は、本実施形態の入居決定処理のシーケンス図である。図15は、図14の情報処理において表示される画面例を示す図である。
図14の処理は、第1クライアント装置10に対して与えられたケアユーザの指示(例えば、ケア機関識別情報の入力)をトリガに開始する。
図14に示すように、第1クライアント装置10は、図12と同様に、オファーリストリクエスト(S1310)を実行する。
ステップS1310の後、サーバ30は、図12と同様に、オファーリストの作成(S1330)~オファーリストレスポンス(S1331)を実行する。
ステップS1331の後、第1クライアント装置10は、図12と同様に、オファーリストの提示(S1311)を実行する。
ステップS1311の後、第1クライアント装置10は、メッセージリクエスト(S1410)を実行する。
具体的には、プロセッサ12は、図13と同様の画面P1310(図15)をディスプレイに表示する。
ケアユーザがフィールドオブジェクトF1311にメッセージを入力すると、プロセッサ12は、メッセージリクエストデータをサーバ30に送信する。メッセージリクエストデータは、例えば、以下の情報を含む。
・ケアユーザが入力したケア機関識別情報
・ケアユーザが入力した患者識別情報
・ケアユーザが指定した施設識別情報
・フィールドオブジェクトF1311に入力されたメッセージ情報(「第1メッセージ情報」の一例)
ステップS1410の後、サーバ30は、メッセージレスポンス(S1430)を事項する。
具体的には、プロセッサ32は、メッセージリクエストデータに含まれるケア機関識別情報に関連付けられたオファー情報データベース(図7)を参照して、メッセージリクエストデータに含まれる患者識別情報及び施設識別情報に関連付けられたレコード(以下「オファーレコード」という)を特定する。
プロセッサ32は、オファーレコードの「チャットメッセージ」フィールドにメッセージ情報を格納する。
プロセッサ32は、患者情報データベース(図6)を参照して、メッセージリクエストデータに含まれる患者情報を特定する。
プロセッサ32は、施設情報データベース(図5)を参照して、メッセージリクエストデータに含まれる施設コンタクト情報を特定する。
プロセッサ32は、当該施設コンタクト情報が示す連絡先(例えば、第2クライアント装置20)にメッセージレスポンスデータを送信する。メッセージレスポンスデータは、例えば、以下の情報を含む。
・メッセージリクエストデータに含まれるメッセージ情報(「第2メッセージ情報」の一例)
・特定された患者情報
ステップS1430の後、第2クライアント装置20は、メッセージの提示(S1420)を実行する。
具体的には、プロセッサ22は、画面P1420(図15)をディスプレイに表示する。
画面P1420は、表示オブジェクトA1420と、フィールドオブジェクトF1420と、を含む。
表示オブジェクトA1420には、メッセージレスポンスデータに含まれる患者情報が表示される。
フィールドオブジェクトF1420には、メッセージレスポンスデータに含まれるメッセージ情報(つまり、ケアユーザと施設ユーザとの間で交換されるメッセージ)が表示される。フィールドオブジェクトF1420は、メッセージの入力を受け付けるオブジェクトである。
ステップS1420の後、第2クライアント装置20は、メッセージリクエスト(S1421)を実行する。
具体的には、施設ユーザがフィールドオブジェクトF1420にメッセージを入力すると、プロセッサ12は、メッセージリクエストデータをサーバ30に送信する。メッセージリクエストデータは、例えば、以下の情報を含む。
・フィールドオブジェクトF1420に入力されたメッセージ情報
ステップS1410の後、サーバ30は、メッセージレスポンス(S1431)を実行する。
具体的には、プロセッサ32は、オファーレコードの「チャットメッセージ」フィールドに、メッセージリクエストデータに含まれるメッセージ情報を格納する。
プロセッサ32は、第1クライアント装置10に、メッセージレスポンスデータを送信する。メッセージレスポンスデータは、例えば、以下の情報を含む。
・メッセージリクエストデータに含まれるメッセージ情報
ステップS1431の後、第1クライアント装置10は、メッセージの提示(S1411)を実行する。
具体的には、プロセッサ12は、画面P1410(図15)をディスプレイに表示する。
画面P1410は、表示オブジェクトA1311と、操作オブジェクトB1311a~B1311cと、フィールドオブジェクトF1410と、を含む。
フィールドオブジェクトF1410には、ステップS1431で送信されたメッセージレスポンスデータに含まれるメッセージ情報(つまり、ケアユーザと施設ユーザとの間で交換されるメッセージ)が表示される。フィールドオブジェクトF1410は、メッセージの入力を受け付けるオブジェクトである。
ステップS1411の後、第1クライアント装置10は、入居決定リクエスト(S1412)を実行する。
具体的には、ケアユーザが操作オブジェクトB1311cを操作すると、プロセッサ42は、入居決定リクエストデータをサーバ30に送信する。
入居決定リクエストデータは、例えば、以下の情報を含む。
・ケアユーザが入力したケア機関識別情報
・ケアユーザが入力した患者識別情報
・ケアユーザが指定した施設識別情報
ステップS1412の後、サーバ30は、データベースの更新(S1432)を実行する。
具体的には、プロセッサ32は、オファー情報データベース(図7)を参照して、入居決定リクエストデータに含まれる患者識別情報及び施設識別情報に関連付けられたステータス情報を「入居決定」に更新する。
(5)変形例
本実施形態の変形例を説明する。
(5-1)変形例1
本実施形態の変形例1を説明する。本実施形態の変形例1は、ケア機関及び患者の間でメッセージを交換する例である。
本実施形態の変形例1では、ステップS1332で「ステータス」フィールドに「受入調整中」が格納された後、サーバ30は、ケアユーザのメッセージを患者ユーザに共有する。
具体的には、ステップS1430又はS1431で、プロセッサ32は、ケアユーザの指示に応じたメッセージ情報を第3クライアント装置40に送信する。
また、ステップS1332で「ステータス」フィールドに「受入調整中」が格納された後、サーバ30は、患者ユーザのメッセージをケアユーザに共有する。
具体的には、第3クライアント装置40は、患者ユーザの指示に応じて、患者ユーザのメッセージ情報(「第3メッセージ情報」の一例)をサーバ30に送信する。
ステップS1430又はS1431で、プロセッサ32は、オファーレコードの「メッセージ内容」フィールドに患者ユーザのメッセージ情報を格納する。プロセッサ32は、メッセージ情報を第1クライアント装置10に送信する。
変形例1によれば、オファーが患者に共有された後、ケアユーザと患者ユーザとの間でメッセージの交換が可能になる。
これにより、患者の意思を反映した施設への受入の調整が容易に実現可能になる。
(5-2)変形例2
本実施形態の変形例2を説明する。本実施形態の変形例2は、患者情報の登録処理の変形例である。
図16は、変形例2の患者情報の登録処理のシーケンス図である。図17は、図16の情報処理において表示される画面例を示す図である。
図16の処理は、第1クライアント装置10に対して与えられたケアユーザの指示(例えば、ケア機関識別情報の入力)をトリガに開始する。
図16に示すように、第1クライアント装置10は、患者情報の受付(S2110)を実行する。
具体的には、プロセッサ12は、画面P1110(図9)をディスプレイに表示する。
ケアユーザがフィールドオブジェクトF1110に患者情報を入力し、且つ、操作オブジェクトB1110を操作すると、プロセッサ12は、画面P2110(図17)をディスプレイに表示する。
画面P2110は、操作オブジェクトB2110と、フィールドオブジェクトF2110a~F2110bと、を含む。
フィールドオブジェクトF2110aは、薬管理情報の入力を受け付けるオブジェクトである。薬管理情報は、患者が服用中の薬の管理に関する情報である。薬管理情報は、例えば、以下に関する情報を含む。
・薬名(一例として、記憶装置31に予め記憶された薬マスタからケアユーザが選択される)
・服用量(一例として、ケアユーザによって入力される)
・服用頻度(一例として、ケアユーザによって入力される)
フィールドオブジェクトF2110bは、希望エリアに関する条件(以下「エリア条件」という)の入力を受け付けるオブジェクトである。
操作オブジェクトB2110は、フィールドオブジェクトF2110a~F2110bへの入力を確定させるためのユーザ指示を受け付けるオブジェクトである。
ケアユーザがフィールドオブジェクトF2110a~F2110bに患者情報を入力し、且つ、操作オブジェクトB2110を操作すると、プロセッサ12は、画面P2111(図17)をディスプレイに表示する。
画面P2111は、操作オブジェクトB2111と、フィールドオブジェクトF2111a~F2111bと、を含む。
フィールドオブジェクトF2111aは、ケア機関による患者の記録に関する書類(以下「患者記録書類」という)の入力を受け付けるオブジェクトである。患者記録書類は、例えば、ケア機関内で実施された看護の内容に関する看護サマリ情報が記載された書類、診療情報提供書、及び、その他退院先の調整に必要な患者の情報を記載した院内の書類の少なくとも1つである。
フィールドオブジェクトF2111bは、患者情報の公開先の条件(以下「公開先条件」という)の入力を受け付けるオブジェクトである。
操作オブジェクトB2111は、フィールドオブジェクトF2111a~F2111bへの入力を確定させるためのユーザ指示を受け付けるオブジェクトである。
ケアユーザがフィールドオブジェクトF2111a~F2111bに患者情報を入力し、且つ、操作オブジェクトB2111を操作すると、プロセッサ12は、画面P2112(図17)をディスプレイに表示する。
画面P2112は、操作オブジェクトB2112と、フィールドオブジェクトF2112と、を含む。
フィールドオブジェクトF2112は、オファー項目の入力を受け付けるオブジェクトである。オファー項目は、オファーの際に施設側からの提供を求める情報項目である。
操作オブジェクトB2112は、フィールドオブジェクトF2112への入力を確定させるためのユーザ指示を受け付けるオブジェクトである。
ケアユーザがフィールドオブジェクトF2112にオファー項目を入力し、且つ、操作オブジェクトB2112を操作すると、プロセッサ12は、画面P1111(図9)をディスプレイに表示する。
ステップS2110の後、第1クライアント装置10は、個人情報のマスキング(S2111)を実行する。
具体的には、プロセッサ12は、ステップS2110でケアユーザが入力した情報のうち、個人情報に該当する情報を削除する。
ステップS2111の後、第1クライアント装置10は、患者登録リクエスト(S2112)を実行する。
具体的には、ケアユーザが、操作オブジェクトB1111aを操作すると、プロセッサ12は、患者登録リクエストデータをサーバ30に送信する。
患者登録リクエストデータは、以下の情報を含む。
・ケア機関識別情報
・患者識別情報(一例として、患者の診察券番号又はカルテ番号)
・入居可否判断情報
・薬管理情報
・希望エリア情報
・患者記録書類
・公開先条件に関する情報
・オファー項目に関する情報
ステップS2111の後、サーバ30は、患者登録(S2130)を実行する。
具体的には、プロセッサ32は、患者登録リクエストデータに含まれるケア機関識別情報に関連付けられた患者情報データベース(図6)に、新規レコードを追加する。新規レコードの各フィールドには、以下の情報が格納される。
・「患者ID」フィールド:患者登録リクエストデータに含まれる患者識別情報
・「入居可否判断」フィールド:患者登録リクエストデータに含まれる入居可否判断情報
・「薬管理」フィールド(不図示):患者登録リクエストデータに含まれる薬管理情報
・「希望エリア」フィールド(不図示):患者登録リクエストデータに含まれる希望エリア情報
・「看護サマリ」フィールド(不図示):患者登録リクエストデータに含まれる看護サマリ情報
・「公開先」フィールド(不図示):患者登録リクエストデータに含まれる公開先条件に関する情報
・「オファー項目」フィールド(不図示):患者登録リクエストデータに含まれるオファー項目に関する情報
ステップS2130の後、サーバ30は、情報公開(S2131)を実行する。
具体的には、プロセッサ32は、施設情報データベース(図5)を参照して、ステップS2130で「公開先」フィールドに登録された公開先条件に関する情報に該当する施設(以下「該当施設」という)を特定する。該当施設とは、例えば、以下の少なくとも1つである。
・患者が希望する種別の施設であること
・患者が希望するエリアに含まれる施設であること
・患者が希望する金額で入居可能な施設であること
プロセッサ32は、特定された該当施設に、ステップS2130で登録された患者情報を提示する。
変形例2によれば、公開先条件に該当する該当施設以外には患者情報が公開されない。これにより、患者が希望する施設からのオファーが届く確率を向上させることができる。
変形例2によれば、患者が服用中の薬の管理に関する薬管理情報を記憶装置31に記憶する。これにより、施設ユーザは、患者の薬の管理について必要な対応を把握した上で、受入可否を判定することができる。
変形例2によれば、ケアユーザが入力した情報に個人情報が含まれている場合、当該幸甚情報を削除する。これにより、個人情報が施設に公開されることを防ぐことができる。
変形例2では、ステップS2110で、ケアユーザの操作に応じて薬管理情報を受け付ける例を示したが、変形例2の範囲はこれに限られない。
変形例2は、ステップS2110で、ケアユーザの操作に応じて、薬管理情報が記載された書面の画像を受け付け、且つ、第1クライアント装置10又はサーバ30が、当該画像に含まれる文字を認識することにより、薬管理情報をサーバ30に登録する例にも適用可能である。
(5-3)変形例3
本実施形態の変形例3を説明する。本実施形態の変形例3は、オファーの調整の対象となる患者(以下「調整対象患者」という)をケアユーザに通知する例である。
図18は、変形例3のフォロー候補の提示処理のシーケンス図である。図19は、図18の情報処理において表示される画面例を示す図である。
図18の処理は、サーバ30のデータベースが更新される度に実行される。
図18に示すように、サーバ30は、調整対象患者の抽出(S3130)を実行する。
具体的には、プロセッサ32は、以下の少なくとも1つに該当する患者(以下「調整対象患者」という)の患者識別情報を抽出する。
・オファーの件数が所定の閾値以上である患者
・オファーの件数が所定の閾値以下である患者
・該当施設からのオファーの件数が所定の閾値以上である患者
・該当施設からのオファーの件数が所定の閾値以下である患者
・退院予定日までの残日数が所定の閾値以下である患者
・一定期間ケアユーザと施設ユーザの反応がない患者
ステップS3130の後、サーバ30は、調整対象患者の通知(S3131)を実行する。
具体的には、プロセッサ32は、ステップS3130で抽出された調整対象患者の患者識別情報に関連付けられた患者情報(以下「調整対象患者情報」という)を第1クライアント装置10に送信する。
ステップS3131の後、第1クライアント装置10は、調整対象患者情報の表示(S3110)を実行する。
具体的には、プロセッサ12は、画面P3110(図19)をディスプレイに表示する。
画面P3110には、調整対象患者毎に、オファー件数、該当施設からのオファー件数、及び、退院予定日までの残日数が表示される。
変形例3によれば、オファー件数、該当施設からのオファー件数、及び、退院予定日までの残日数の少なくとも1つに基づいて、調整の優先度が高い患者を調整対象患者としてケアユーザに提示する。これにより、ケアユーザは、調整の優先度が高い患者の施設への入居を優先的に調整することができる。
なお、変形例3では、調整対象患者情報を第1クライアント装置10(つまり、ケアユーザ)に対して提示する例を示したが、変形例3の範囲は、これに限られない。変形例3は、調整対象患者情報をサーバ30の管理者(ケアユーザとは異なる権限を有する者)に提示する例にも適用可能である。
この場合、ステップS3131において、サーバ30は、ステップS3130で抽出された調整対象患者情報を管理者端末装置に送信する。
管理者端末装置のディスプレイには、所定の管理画面が表示される。管理画面には、調整対象患者毎に、オファー件数、該当施設からのオファー件数、及び、退院予定日までの残日数が表示される。第1クライアント装置10には、調整対象患者情報は送信されない(つまり、ケアユーザには、調整対象患者情報が提示されない)。
管理者は、管理画面に表示された調整対象患者情報に基づいて、調整の優先度が高い患者の施設への入居を優先的に調整することができる。その結果、ケアユーザの負担を低減することができる。
(6)本実施形態の小括
本実施形態のサーバ30は、患者情報を閲覧した施設ユーザの指示に応じて、第2クライアント装置20から患者の入居のオファーを取得した後、ケアユーザのメッセージ及び施設ユーザのメッセージを第1クライアント装置10及び第2クライアント装置20に提示する。特に、ケア機関が居宅介護支援事業所である場合、例えば、ケア対象となる患者の容態が悪化して医療機関に入院することが決まった段階で、ケアマネジャーは、医療機関から退院した後に入居する施設との調整を退院前に開始することができる。
これにより、ケア機関と施設の情報交換を円滑化することができる。
本実施形態のサーバ30は、ケアユーザの指示に応じて、第3クライアント装置40に、施設ユーザによるオファーを通知しても良い。
これにより、ケアユーザは、施設ユーザからのオファーを患者ユーザに容易に知らせることができる。
(7)その他の変形例
その他の変形例を説明する。
記憶装置11は、ネットワークNWを介して、第1クライアント装置10と接続されてもよい。記憶装置21は、ネットワークNWを介して、第2クライアント装置20と接続されてもよい。記憶装置31は、ネットワークNWを介して、サーバ30と接続されてもよい。記憶装置41は、ネットワークNWを介して、第3クライアント装置40と接続されてもよい。
以上、本発明の実施形態について詳細に説明したが、本発明の範囲は上記の実施形態に限定されない。また、上記の実施形態は、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々の改良や変更が可能である。また、上記の実施形態及び変形例は、組合せ可能である。
1 :情報処理システム
10 :第1クライアント装置
11 :記憶装置
12 :プロセッサ
13 :入出力インタフェース
14 :通信インタフェース
20 :第2クライアント装置
21 :記憶装置
22 :プロセッサ
23 :入出力インタフェース
24 :通信インタフェース
30 :サーバ
31 :記憶装置
32 :プロセッサ
33 :入出力インタフェース
34 :通信インタフェース
40 :第3クライアント装置
41 :記憶装置
42 :プロセッサ
43 :入出力インタフェース
44 :通信インタフェース

Claims (8)

  1. 患者のケアを行うケア機関のケアユーザが使用する第1クライアント装置と、前記患者の入居を受け入れる施設の施設ユーザが使用する第2クライアント装置と、接続可能なサーバであって、
    前記ケアユーザの指示に応じて、前記第1クライアント装置から、前記ケア機関を識別するケア機関識別情報と、前記患者を識別する患者識別情報と、前記患者に関する患者情報と、を取得する手段を備え、
    前記ケア機関識別情報と、前記患者識別情報と、前記患者情報と、を関連付けて記憶する手段を備え、
    前記患者情報の公開先条件の指定を受け付ける手段を備え、
    前記公開先条件は、患者が希望する種別の施設であること、患者が希望するエリアに含まれる施設であること、及び、患者が希望する金額で入居可能な施設であることの少なくとも1つを含み、
    前記公開先条件に該当する該当施設を判定する手段を備え、
    前記該当施設の施設ユーザが使用する第2クライアント装置に、前記患者情報を提示する手段を備え、
    前記施設ユーザの指示に応じて、前記第2クライアント装置から、前記施設ユーザによって指定された指定患者を前記施設に受け入れるためのオファーを取得する手段を備え、
    前記オファーは、前記施設を識別する施設識別情報と、前記指定患者の患者識別情報であるオファー患者識別情報と、を含み、
    前記オファー患者識別情報と、前記施設識別情報と、前記ケア機関識別情報と、を関連付けて記憶する手段を備え、
    前記オファー患者識別情報に関連付けられたステータス情報を、前記オファーを取得したことを示すステータス情報に更新する手段を備え、
    前記オファーを取得する手段が前記オファーを取得した後、前記ケアユーザの指示に応じて、前記第1クライアント装置から、前記施設識別情報及び第1メッセージ情報を取得し、且つ、前記施設識別情報に対応する第2クライアント装置に前記第1メッセージ情報を提示する手段を備え、
    前記オファーを取得する手段が前記オファーを取得した後、前記施設ユーザの指示に応じて、前記第2クライアント装置から、前記ケア機関識別情報及び第2メッセージ情報を取得し、且つ、前記ケア機関識別情報に対応する第1クライアント装置に前記第2メッセージ情報を提示する手段を備える、
    サーバ。
  2. 前記ケアユーザの指示に応じて、前記オファーを患者ユーザに共有する手段を備え、
    前記更新する手段は、前記ステータス情報を、前記オファーを共有したことを示すステータス情報に更新する、
    請求項1に記載のサーバ。
  3. 前記オファーを患者ユーザに共有した後、前記患者ユーザが使用する第3クライアント装置に、前記ケアユーザの指示に応じたメッセージ情報を提示し、前記第1クライアント装置に、前記患者ユーザの指示に応じたメッセージ情報を提示する手段を備える
    請求項2に記載のサーバ。
  4. 前記患者情報は、前記患者が服用中の薬の管理に関する薬管理情報を含む、
    請求項1~請求項3の何れかに記載のサーバ。
  5. 前記患者識別情報と、前記患者情報と、を関連付けて記憶する手段は、前記患者の個人情報を含む患者情報が取得された場合、前記個人情報以外の患者情報と、前記患者識別情報と、を関連付けて記憶する、
    請求項1~請求項3の何れかに記載のサーバ。
  6. 前記患者に対するオファーの件数、前記オファーのうち前記患者が希望する条件に該当する施設からのオファーの件数、及び、前記患者の退院予定日までの残日数に基づいて、調整対象患者を判定する手段を備え、
    前記調整対象患者の患者情報を前記ケアユーザに提示する手段を備える、
    請求項1~請求項3の何れかに記載のサーバ。
  7. 患者のケアを行うケア機関のケアユーザが使用する第1クライアント装置と、前記患者の入居を受け入れる施設の施設ユーザが使用する第2クライアント装置と、接続可能なサーバのプログラムであって、
    前記ケアユーザの指示に応じて、前記第1クライアント装置から、前記ケア機関を識別するケア機関識別情報と、前記患者を識別する患者識別情報と、前記患者に関する患者情報と、を取得する手段として機能させ、
    前記ケア機関識別情報と、前記患者識別情報と、前記患者情報と、を関連付けて記憶する手段として機能させ、
    前記患者情報の公開先条件の指定を受け付ける手段として機能させ、
    前記公開先条件は、患者が希望する種別の施設であること、患者が希望するエリアに含まれる施設であること、及び、患者が希望する金額で入居可能な施設であることの少なくとも1つを含み、
    前記公開先条件に該当する該当施設を判定する手段として機能させ、
    前記該当施設の施設ユーザが使用する第2クライアント装置に、前記患者情報を提示する手段として機能させ、
    前記施設ユーザの指示に応じて、前記第2クライアント装置から、前記施設ユーザによって指定された指定患者を前記施設に受け入れるためのオファーを取得する手段として機能させ、
    前記オファーは、前記施設を識別する施設識別情報と、前記指定患者の患者識別情報であるオファー患者識別情報と、を含み、
    前記オファー患者識別情報と、前記施設識別情報と、前記ケア機関識別情報と、を関連付けて記憶する手段として機能させ、
    前記オファー患者識別情報に関連付けられたステータス情報を、前記オファーを取得したことを示すステータス情報に更新する手段として機能させ、
    前記オファーを取得する手段が前記オファーを取得した後、前記ケアユーザの指示に応じて、前記第1クライアント装置から、前記施設識別情報及び第1メッセージ情報を取得し、且つ、前記施設識別情報に対応する第2クライアント装置に前記第1メッセージ情報を提示する手段として機能させ、
    前記オファーを取得する手段が前記オファーを取得した後、前記ケアユーザの指示に応じて、前記第2クライアント装置から前記ケア機関識別情報及び第2メッセージ情報を取得し、且つ、前記ケア機関識別情報に対応する第1クライアント装置に前記第2メッセージ情報を提示する手段として機能させる、
    ためのプログラム。
  8. 患者のケアを行うケア機関のケアユーザが使用する第1クライアント装置と、前記患者の入居を受け入れる施設の施設ユーザが使用する第2クライアント装置と、接続可能なサーバの制御方法であって、
    コンピュータが、
    前記ケアユーザの指示に応じて、前記第1クライアント装置から、前記ケア機関を識別するケア機関識別情報と、前記患者を識別する患者識別情報と、前記患者に関する患者情報と、を取得するステップを実行し、
    前記ケア機関識別情報と、前記患者識別情報と、前記患者情報と、を関連付けて記憶するステップを実行し、
    前記患者情報の公開先条件の指定を受け付けるステップを実行し、
    前記公開先条件は、患者が希望する種別の施設であること、患者が希望するエリアに含まれる施設であること、及び、患者が希望する金額で入居可能な施設であることの少なくとも1つを含み、
    前記公開先条件に該当する該当施設を判定するステップを実行し、
    前記該当施設の施設ユーザが使用する第2クライアント装置に、前記患者情報を提示するステップを実行し、
    前記施設ユーザの指示に応じて、前記第2クライアント装置から、前記施設ユーザによって指定された指定患者を前記施設に受け入れるためのオファーを取得するステップを実行し、
    前記オファーは、前記施設を識別する施設識別情報と、前記指定患者の患者識別情報であるオファー患者識別情報と、を含み、
    前記オファー患者識別情報と、前記施設識別情報と、前記ケア機関識別情報と、を関連付けて記憶するステップを実行し、
    前記オファー患者識別情報に関連付けられたステータス情報を、前記オファーを取得したことを示すステータス情報に更新するステップを実行し、
    前記オファーを取得するステップが前記オファーを取得した後、前記ケアユーザの指示に応じて、前記第1クライアント装置から、前記施設識別情報及び第1メッセージ情報を取得し、且つ、前記施設識別情報に対応する第2クライアント装置に前記第1メッセージ情報を提示するステップを実行し、
    前記オファーを取得するステップが前記オファーを取得した後、前記施設ユーザの指示に応じて、前記第2クライアント装置から、前記ケア機関識別情報及び第2メッセージ情報を取得し、且つ、前記ケア機関識別情報に対応する第1クライアント装置に前記第2メッセージ情報を提示するステップを実行する、
    制御方法。
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