JP7382624B2 - 振動出力装置取り付け部材および振動出力装置取り付け機構 - Google Patents

振動出力装置取り付け部材および振動出力装置取り付け機構 Download PDF

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Description

本願発明は、振動出力装置取り付け部材および、振動出力装置取り付け機構に関するものである。
スマートフォンやタブレットPC(パーソナルコンピュータ)などのスマート機器の利用が増大している。この種の機器を用いて、映像や音楽の再生を行うことができる。ところが、スマート機器に内蔵されたスピーカだけを利用した場合には、音量が小さいためイヤホンなどを利用しなければならない。
また、スピーカを利用することも考えられるが、音を大きく増幅できるようなスピーカは、大容積かつ高重量であり、携帯性に問題がある。また、このようなスピーカは、別途の電源を必要とし、電源が供給されている場所でしか使用することができない。
このような欠点を補うために、振動スピーカが提案されている(非特許文献1)。一般的なスピーカは筐体の中に振動板があり、振動板を振動させることで音を出すことができる構成であるが、振動スピーカは、触れている面を共鳴させて音を出すことができるスピーカである。例えば、振動スピーカはテーブルや壁など、設置した場所を振動させて音を出す。
BoCo株式会社ホームページ(URL:https://boco.co.jp/sp)
しかしながら、振動スピーカが設置された面の面積が小さい場合や、振動スピーカが設置された面内に振動しない部分がある場合などには、振動スピーカで十分に音を増幅する効果が得られない。また、壁面や窓面などは十分な面積があるが、垂直面に振動スピーカを設置することは困難である場合がある。
振動スピーカを、粘着剤などで壁面や窓面に設置することも、考えられる。しかし、設置面から振動スピーカを設置面から取り外す際には、設置面および振動スピーカに粘着剤などが残る。そのため、一度振動スピーカを設置面から取り外し、設置面および振動スピーカに残存した粘着剤等を取り除かなければならないとういう問題があった。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、壁面や窓面などの垂直面に振動スピーカを設置することができ、容易に取り外し等を行うことができる、振動出力装置取り付け部材および振動出力装置取り付け機構を提供するところにある。
前述した目的を達成するための第1の発明は、電気信号を振動に変換する振動体を用いて振動を出力する振動出力装置を、水平面上以外の取り付け面へ取り付けるための取り付け部材であって、前記取り付け面への固定部と、前記振動出力装置を完全に固定せずに、振動を許容して前記振動出力装置を保持する保持部と、を具備し、前記振動出力装置を前記取り付け面へ取り付けた際に、前記振動体の振動を、前記取り付け面へ伝達可能であり、前記取り付け面は壁面であり、前記固定部の少なくとも一部に弾性部材が配置され、前記保持部は、前記振動出力装置の振動面を前記壁面へ接触させて保持するとともに、前記弾性部材によって、前記振動出力装置の振動を許容し、前記固定部は、板状の固定部材と前記弾性部材とに挿通されるねじによって前記取り付け面に固定され、前記固定部材と前記取り付け面との間に前記弾性部材が挟み込まれ、前記固定部は、前記保持部の端部に設けられて前記保持部と一体的に形成される突出部を有し、前記突出部が前記壁面に接し、前記突出部と前記固定部材との間に前記弾性部材が配置されることを特徴とする振動出力装置取り付け部材である。
第2の発明は、電気信号を振動に変換する振動体を用いて振動を出力する振動出力装置を、水平面上以外の取り付け面へ取り付けるための取り付け部材であって、前記取り付け面への固定部と、前記振動出力装置を完全に固定せずに、振動を許容して前記振動出力装置を保持する保持部と、を具備し、前記振動出力装置を前記取り付け面へ取り付けた際に、前記振動体の振動を、前記取り付け面へ伝達可能であり、前記取り付け面は壁面であり、前記保持部は、全体が弾性部材で形成され、前記振動出力装置を通して保持するための穴が形成されることを特徴とする振動出力装置取り付け部材である
前記保持部の外側には、前記保持部と一体で形成される脚が放射状に延びるように設けられ、前記脚の端部に前記固定部が設けられる
前記脚は4方向に設けられ、前記固定部が、吸盤である。
第3の発明は、電気信号を振動に変換する振動体を用いて振動を出力する振動出力装置を、水平面上以外の取り付け面へ取り付けるための取り付け部材であって、前記取り付け面への固定部と、前記振動出力装置を完全に固定せずに、振動を許容して前記振動出力装置を保持する保持部と、を具備し、前記振動出力装置を前記取り付け面へ取り付けた際に、前記振動体の振動を、前記取り付け面へ伝達可能であり、前記取り付け面は壁面であり、前記固定部は、前記壁面に吊り下げられて、前記保持部は、前記固定部よりも前記取り付け面から離れた位置で前記振動出力装置を保持し、前記振動出力装置の自重によって、前記振動出力装置の振動面を前記壁面へ接触させて保持することが可能であることを特徴とする振動出力装置取り付け部材である
第4の発明は、電気信号を振動に変換する振動体を用いて振動を出力する振動出力装置を、水平面上以外の取り付け面へ取り付けるための取り付け部材であって、前記取り付け面への固定部と、前記振動出力装置を完全に固定せずに、振動を許容して前記振動出力装置を保持する保持部と、を具備し、前記振動出力装置を前記取り付け面へ取り付けた際に、前記振動体の振動を、前記取り付け面へ伝達可能であり、前記取り付け面は壁面であり、前記固定部は前記壁面に平行な軸を有し、前記保持部は、前記軸の回りを回動可能であり、前記振動出力装置の自重によって、前記出力振動出力装置の振動面を前記壁面へ接触させて保持することを特徴とする振動出力装置取り付け部材である
の発明は、第1から第4の発明のいずれかに係る振動出力装置取り付け部材と、振動出力装置と、を具備し、前記振動出力装置が前記取り付け面へ前記振動出力装置取り付け部材によって取り付けられ、前記振動体の振動を、前記取り付け面へ伝達可能であることを特徴とする振動出力装置取り付け機構である。
本願発明によれば、壁面や窓面などの垂直面に振動スピーカを設置することができ、容易に取り外し等を行うことができる、振動出力装置取り付け部材および振動出力装置取り付け機構を提供することができる。
振動出力装置取り付け機構1-1の斜視図 振動出力装置取り付け機構1-1の側面図 振動出力装置15のハードウェア構成を示す図 振動出力装置取り付け機構1-2の側面図 振動出力装置取り付け機構1-3の斜視図 振動出力装置取り付け機構1-4の斜視図 振動出力装置取り付け機構1-5の斜視図 振動出力装置取り付け機構1-5の側面図 振動出力装置取り付け機構1-6の斜視図 振動出力装置取り付け機構1-6の側面図 振動出力装置取り付け機構1-7の斜視図 振動出力装置取り付け機構1-7の側面図
(第1の実施形態)
以下、図1から図3を参照しつつ、本発明の第1の実施形態に係る振動出力装置取り付け機構1-1について説明する。
図1は、第1の実施形態に係る振動出力装置取り付け機構1-1の斜視図であり、図2は、振動出力装置取り付け機構1-1の側面図である。振動出力装置取り付け機構1-1は、振動体19が設けられた振動出力装置15が、振動出力装置取り付け部材2-1に取り付けられてなる。振動出力装置取り付け部材2-1は、保持部3と、保持部3の両端部に設けられた固定部13とで構成される。
固定部13は、保持部3の端部に設けられた突出部5と、板7と、ねじ11とで構成される。突出部5は、保持部3と一体的に形成される。突出部5と板7との間には、弾性部材9が配置される。突出部5と板7と弾性部材9との中央には、ねじ穴(不図示)が設けられる。突出部5と板7と弾性部材9とは、略同一の平面視形状である。
保持部3は、断面コ字状の平板であり、コ字の深さは、突出部5と振動出力装置15に設けられた振動体19の振動面と、の両方が壁面21に接する程の深さである。
ねじ穴(不図示)に、ねじ11が通され、ねじ11が締め込まれることで、振動出力装置取り付け部材2-1は、壁面21に固定される。
保持部3、突出部5、板7は、金属、樹脂、木材などで形成される。弾性部材9は、天然ゴムや、合成ゴムなどの弾性力のある材質で、形成される。
振動出力装置取り付け部材2-1の保持部3に、振動体19が設けられた振動出力装置15が、ねじ17によって取り付けられる。
図3は振動出力装置15のハードウェア構成を示す図である。図3に示されるように、振動出力装置15は、制御部12、通信部14、操作部16などを有し、それらがバス18を介して振動体19に接続される。
通信部14は、ネットワーク等を介した通信を媒介する通信インタフェースであり、スマート機器(不図示)などとの間で通信を行う。
制御部12は、振動出力装置15の全体の制御を行う。操作部16は、例えば、電源やボリュームの調整などを行い、制御部12に伝える。
振動体19は、振動出力装置15から送られる電気信号を振動に変換し、壁面21に振動を伝達し、壁面21を共鳴させる。壁面21が、空気を振動させ、音を増幅させる。
例えば、スマートフォンなど(不図示)から、楽曲信号が振動出力装置15に送られ、これに合わせて振動体19は振動する。
次に、振動出力装置取り付け機構1-1の動作について説明する。振動出力装置取り付け機構1-1の固定部13は、ねじ11によって壁面21に固定される。振動出力装置取り付け機構1-1は、固定部13の突出部5と板7との間に弾性部材9を有するので、振動体19の振動に伴い、振動可能である。振動出力装置15に設けられた振動体19は、振動出力装置取り付け部材2-1によって、壁面21に押し付けられるが、振動体19が壁面21に完全に固定されておらず、振動体19自身が振動可能である。
従って、振動出力装置15に設けられた振動体19は、振動出力装置取り付け部材2-1によって、壁面21に押し付けられるが、振動体19は振動可能であるため、振動を壁面21に伝達できる。
第1の実施形態によれば、振動出力装置取り付け部材2-1は、振動出力装置15に設けられた振動体19を、振動体19が振動可能な状態で壁面21に押し付けつる。また、ねじ11によって、振動出力装置取り付け機構1-1が壁面21に取り付けられるので、振動出力装置取り付け機構1-1は、壁面21から容易に取り外すことができる。
(第2の実施形態)
図4を参照しつつ、本発明の第2の実施形態に係る振動出力装置取り付け機構1-2について説明する。
以下の実施形態において、第1の実施形態と同様の機能を有する構成要素には、同一の番号を付して詳しい説明は省略する。
図4は、第2の実施形態に係る振動出力装置取り付け機構1-2の側面図である。図4に示されるように、固定部13の突出部5と壁面21との間に弾性部材9が設けられる。弾性部材9の厚みは、振動出力装置取り付け機構1-2を壁面21に取り付けた際に、弾性部材9と振動出力装置15に設けられた振動体19の振動面との両方が、壁面21に接する程の厚みとする。
振動出力装置取り付け機構1-2は、固定部13の突出部5と壁面21との間に弾性部材9が設けられるため、振動出力装置15に設けられた振動体19の振動に伴い、振動可能である。振動出力装置15に設けられた振動体19は、振動出力装置取り付け部材2-2によって、壁面21に押し付けられるが、振動体19が壁面21に完全に固定されておらず、振動体19自身が振動可能である。
従って、振動出力装置15に設けられた振動体19は、振動出力装置取り付け部材2-2によって、壁面21に押し付けられるが、振動体19は振動可能であるため、振動を壁面21に伝達できる。
第2の実施形態においても、第1の実施形態と同様の効果が得られる。
(第3の実施形態)
図5を参照しつつ、本発明の第3の実施形態に係る振動出力装置取り付け機構1-3について説明する。図5は、振動出力装置取り付け機構1-3の斜視図である。図5に示すように、弾性部材9aが、振動出力装置15と保持部3との間に挟み込まれる。弾性部材9aの平面視形状は、略円状であり、振動出力装置15の上面に対応する大きさである。また、弾性部材9aは、天然ゴム、合成ゴムなどの弾性力のある材質で形成される。
振動出力装置取り付け機構1-3の、動作について説明する。弾性部材9aが、保持部3と振動出力装置15との間に、挟み込まれる。そのため、振動出力装置15に設けられた振動体19は、保持部3と振動出力装置15との間に挟み込まれた弾性部材9aの弾性力により、振動可能な程度の力で壁面21に押し付けられる。
従って、振動出力装置15に設けられた振動体19は、振動出力装置取り付け部材2-3によって、壁面21に押し付けられるが、振動体19は振動可能であるため、振動を壁面21に伝達できる。
第3の実施形態においても、第1、第2の実施形態と同様の効果を得ることができる。
(第4の実施形態)
図6を参照しつつ、本発明の第4の実施形態に係る振動出力装置取り付け機構1-4について説明する。図6は、振動出力装置取り付け機構1-4の斜視図である。図6に示されるように、弾性部材9aが、振動出力装置15と保持部3との間に挟み込まれる。弾性部材9が、板7と突出部5との間に設けられる。
弾性部材9aが、保持部3と振動出力装置15との間に挟み込まれる。そのため、振動出力装置15に設けられた振動体19は、保持部3と振動出力装置15との間に挟み込まれた弾性部材9aの弾性力により、振動可能な程度の力で壁面21に押し付けられる。
振動出力装置取り付け機構1-4は、固定部13の突出部5と板7との間に弾性部材9を有するので、振動体19の振動に伴い、振動可能である。振動出力装置15に設けられた振動体19は、振動出力装置取り付け部材2-4によって、壁面21に押し付けられているが、振動体19が壁面21に完全に固定されておらず、振動体19自身が振動可能である。
従って、振動出力装置15に設けられた振動体19は、振動出力装置取り付け部材2-4によって、壁面21に押し付けられるが、振動体19は振動可能であるため、振動を壁面21に伝達できる。
第4の実施形態においても、第1から第3の実施形態と同様の効果を得ることができる。
(第5の実施形態)
次に、図7および図8を参照しつつ本発明の第5の実施形態に係る振動出力装置取り付け機構1-5について説明する。図7は、振動出力装置取り付け機構1-5の斜視図であり、図8は振動出力装置取り付け機構1-5の側面図である。振動出力装置取り付け機構1-5は、振動出力装置取り付け部材2-5に振動出力装置15を取り付けてなる。振動出力装置取り付け部材2-5は、保持部3と、脚31と、固定部13である吸盤35とで構成される。保持部3、脚31は、金属、プラスチック、天然ゴム、合成ゴムなどの弾性力を有する材質で形成される。
保持部3の中央には、振動出力装置15を通すための、略円状の穴33が形成される。振動出力装置15は、穴33に通されて保持される。保持部3には、保持部3の外側に4方向に放射状に延びるように、脚31が設けられる。脚31は、保持部3と一体的に形成される。脚31の先端部には固定部13である吸盤35が取り付けられる。
次に、振動出力装置取り付け機構1-5の動作について説明する。図8に示されるように、振動出力装置取り付け機構1-5は、吸盤35によりガラス面41取り付けられる。振動出力装置取り付け部材2-5は、自身の弾性力により、振動出力装置15に設けられた振動体19を、振動体19が振動可能な程度の力でガラス面41に押し付ける。従って、振動出力装置15に設けられた振動体19は、自身の振動をガラス面41に伝達できる。
第5の実施形態においても、第1から第4の実施形態と同様の効果を得ることができる。第5の実施形態においては、吸盤35により振動出力装置取り付け機構1-5が取り付けることができるため、ねじを締め付けることができないガラス面41に、振動出力装置15を取り付けることができる。
(第6の実施形態)
図9、図10を参照しつつ、本発明の第6の実施形態に係る振動出力装置取り付け機構1-6について説明する。図9は、振動出力装置取り付け機構1-6の斜視図であり、図10は振動出力装置取り付け機構1-6の側面図である。振動出力装置取り付け機構1-6は、振動体19が設けられた振動出力装置15が、振動出力装置取り付け部材2-6に取り付けられてなる。振動出力装置取り付け部材2-6は、保持部3と固定部13とで構成される。固定部13は、保持部3と一体的に形成される。振動出力装置取り付け部材2-6は、樹脂、天然ゴム、合成ゴムなどで形成される。
図9に示されるように、固定部13は、略楕円状である。固定部13には、
ピン54を通すための、穴53が設けられる。穴53は、略円状である。
図9に示されるように、保持部3には、振動出力装置15を通すための穴51が設けられる。振動出力装置15は、穴51に通され、保持される。保持部3の穴51の周辺は、略楕円状である。保持部3は、穴51側から固定部13側に向かうにつれて、幅が、直線的に減少する。
図10に示されるように、保持部3は、壁面21から離れた位置にある。保持部3は、穴51側から固定部13側に向かうにつれて、壁面21に向かい傾斜し、保持部3の端部が壁面21と接する。
次に、振動出力装置取り付け機構1-6の動作について説明する。図10に示されるように、壁面21に設けられたピン54に固定部13の穴53を通すことにより、振動出力装置取り付け機構1-6は、壁面21に固定さる。
振動出力装置15に設けられた振動体19は、自重により、振動可能な程度の力で壁面21に押し付けられる。そのため、振動出力装置15に設けられた振動体19は、自身の振動を壁面21に伝達できる。
第6の実施形態においても、第1から第5の実施形態と同様の効果を得ることができる。
(第7の実施形態)
図11、図12を参照しつつ、本発明の第7の実施形態に係る振動出力装置取り付け機構1-7について説明する。図11は、振動出力装置取り付け機構1-7の斜視図であり、図11は振動出力装置取り付け機構1-7の側面図である。振動出力装置取り付け機構1-7は、振動体19が設けられた振動出力装置15が、振動出力装置取り付け部材2-7に取り付けられてなる。振動出力装置取り付け部材2-6は、保持部3と固定部13とで構成される。
図11、図12に示されるように、固定部3は、取り付け部56が端部に設けられた一対の脚52と、板55と、軸58とで構成される。取り付け部56は、脚52と一体的に形成される。脚52と脚52との間には、軸58が固定される。脚52、取り付け部56、軸58は金属、樹脂、木材などで形成される。
図11に示されるように、軸58は、保持部3である一対のアーム59の一方の端部を貫通する。アーム59は、軸58の回りを回動可能である。アーム59の他方の端部は、振動出力装置15を固定する。アーム59は、金属、樹脂、木材などで形成される。
次に、振動出力装置取り付け機構1-7の動作について説明する。図12に示されるように、振動出力装置取り付け機構1-7は、取り付け部56上に板55が配置され、取り付け部56にねじ57が通され、壁面21に固定さる。図12に示されるように、それぞれの脚52は、壁面21に対し略垂直に固定される。
アーム59を、壁面21に向かって傾けると、振動出力装置15は、自重により軸58の回りを壁面21側に回動しようとする。これにより、振動出力装置15に設けられた振動体19は、振動可能な程度の力で壁面21に押し付けられる。振動出力装置15に設けられた振動体19は、自身の振動を壁面21に伝達できる。
第7の実施形態においても、第1から第6の実施形態と同様の効果を得ることができる。
以上、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されない。当業者であれば、本願で開示した技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
1-1、1-2、1-3、1-4、1-5、1-6、1-7………振動出力装置取り付け機構
2-1、2-2、2-3、2-4、2-5、2-6、2-7………振動出力装置取り付け部材
3………保持部
5………突出部
7、55………板
9、9a………弾性部材
11、17、57………ねじ
12………制御部
13………固定部
14………通信部
15………振動出力装置
16………操作部
18………バス
19………振動体
21………壁面
31、52………脚
33、51、53………穴
35………吸盤
41………ガラス面
54………ピン
56………取り付け部
58………軸
59………アーム

Claims (7)

  1. 電気信号を振動に変換する振動体を用いて振動を出力する振動出力装置を、水平面上以外の取り付け面へ取り付けるための取り付け部材であって、
    前記取り付け面への固定部と、
    前記振動出力装置を完全に固定せずに、振動を許容して前記振動出力装置を保持する保持部と、
    を具備し、
    前記振動出力装置を前記取り付け面へ取り付けた際に、前記振動体の振動を、前記取り付け面へ伝達可能であり、
    前記取り付け面は壁面であり、
    前記固定部の少なくとも一部に弾性部材が配置され、
    前記保持部は、前記振動出力装置の振動面を前記壁面へ接触させて保持するとともに、前記弾性部材によって、前記振動出力装置の振動を許容し、
    前記固定部は、板状の固定部材と前記弾性部材とに挿通されるねじによって前記取り付け面に固定され、前記固定部材と前記取り付け面との間に前記弾性部材が挟み込まれ
    前記固定部は、前記保持部の端部に設けられて前記保持部と一体的に形成される突出部を有し、前記突出部が前記壁面に接し、前記突出部と前記固定部材との間に前記弾性部材が配置されることを特徴とする振動出力装置取り付け部材。
  2. 電気信号を振動に変換する振動体を用いて振動を出力する振動出力装置を、水平面上以外の取り付け面へ取り付けるための取り付け部材であって、
    前記取り付け面への固定部と、
    前記振動出力装置を完全に固定せずに、振動を許容して前記振動出力装置を保持する保持部と、
    を具備し、
    前記振動出力装置を前記取り付け面へ取り付けた際に、前記振動体の振動を、前記取り付け面へ伝達可能であり、
    前記取り付け面は壁面であり、
    前記保持部は、全体が弾性部材で形成され、前記振動出力装置を通して保持するための穴が形成されることを特徴とする振動出力装置取り付け部材。
  3. 前記保持部の外側には、前記保持部と一体で形成される脚が放射状に延びるように設けられ、前記脚の端部に前記固定部が設けられることを特徴とする請求項記載の振動出力装置取り付け部材。
  4. 前記脚は4方向に設けられ、前記固定部が、吸盤であることを特徴とする請求項記載の振動出力装置取り付け部材。
  5. 電気信号を振動に変換する振動体を用いて振動を出力する振動出力装置を、水平面上以外の取り付け面へ取り付けるための取り付け部材であって、
    前記取り付け面への固定部と、
    前記振動出力装置を完全に固定せずに、振動を許容して前記振動出力装置を保持する保持部と、
    を具備し、
    前記振動出力装置を前記取り付け面へ取り付けた際に、前記振動体の振動を、前記取り付け面へ伝達可能であり、
    前記取り付け面は壁面であり、
    前記固定部は、前記壁面に吊り下げられて、
    前記保持部は、前記固定部よりも前記取り付け面から離れた位置で前記振動出力装置を保持し、前記振動出力装置の自重によって、前記振動出力装置の振動面を前記壁面へ接触させて保持することが可能であることを特徴とする振動出力装置取り付け部材。
  6. 電気信号を振動に変換する振動体を用いて振動を出力する振動出力装置を、水平面上以外の取り付け面へ取り付けるための取り付け部材であって、
    前記取り付け面への固定部と、
    前記振動出力装置を完全に固定せずに、振動を許容して前記振動出力装置を保持する保持部と、
    を具備し、
    前記振動出力装置を前記取り付け面へ取り付けた際に、前記振動体の振動を、前記取り付け面へ伝達可能であり、
    前記取り付け面は壁面であり、
    前記固定部は前記壁面に平行な軸を有し、
    前記保持部は、前記軸の回りを回動可能であり、
    前記振動出力装置の自重によって、前記振動出力装置の振動面を前記壁面へ接触させて保持することを特徴とする振動出力装置取り付け部材。
  7. 請求項1から請求項のいずれかに記載の振動出力装置取り付け部材と、
    振動出力装置と、
    を具備し、
    前記振動出力装置が前記取り付け面へ前記振動出力装置取り付け部材によって取り付けられ、前記振動体の振動を、前記取り付け面へ伝達可能であることを特徴とする振動出力装置取り付け機構。
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