JP7382288B2 - ピンチローラの支持構造 - Google Patents
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Description
図1に示すカッティングプロッタ1は、図1の上部に描かれている媒体駆動式搬送装置2(以下、単に搬送装置2という)によって搬送ステージ3の上にシート状の媒体4を引き出し、搬送ステージ3の上でこの媒体4にカッティング加工を施すものである。カッティング加工後の媒体4は、搬送ステージ3から図1の手前側に送られて、搬送ステージ3より低い位置に配置されている巻取装置5に巻取られる。
シート状の媒体4は、詳細には図示してはいないが、例えば粘着剤付きのフィルムシートに剥離紙を貼り合わせたものを使用することができる。この媒体4に施すカッティング加工は、フィルムシートを粘着剤とともに所定の形状に切断する切断加工である。この実施の形態によるカッティングプロッタ1は、図1の紙面の裏側となる位置に不図示のシートロールを備えている。このシートロールは、未加工のシート状の媒体4がロール状に巻かれて形成されたものである。このシートロールから引き出された媒体4が搬送ステージ3の上に載せられ、搬送装置2によって送られる。
また、以下の説明で左右方向と上下方向とを示すにあたっては、設置状態にあるカッティングプロッタ1を前方から見たときの方向で行う。すなわち、図1の右側がカッティングプロッタ1の右側になり、図1の上側がカッティングプロッタ1の上側になる。カッティングプロッタ1の左右方向は、媒体4の搬送方向とは直交する水平方向であり、媒体4の幅方向である。
搬送装置2は、図2に示すように、媒体4より下に位置する搬送ローラ11と、媒体4より上に位置するピンチローラ12と、搬送ローラ11を駆動するモータ(図示せず)とを有している。図2は、搬送装置2およびその周辺の部品を簡略化して描いてある。搬送ローラ11とピンチローラ12は、それぞれ左右方向に延びる軸線を中心にして回転する。搬送ローラ11は、上端部が搬送ステージ3の貫通孔13に下方から挿入され、搬送ステージ3から上方に突出するように構成されている。また、搬送ローラ11と貫通孔13は、左右方向に所定の間隔をおいて並ぶ複数の位置にそれぞれ配置されている。
カッティング加工は、搬送ステージ3の上方近傍に配置されたカッティングヘッド21によって実施される。カッティングヘッド21は、昇降可能なカッティングペン22を備え、左右方向に延びるガイドレール23に左右方向へ移動自在に支持されている。この実施の形態によるカッティングヘッド21は、左右方向に延びる無端ベルト24に取付けられており、この無端ベルト24が図示していないモータによって駆動されて回転することによって、ガイドレール23に沿って左右方向に移動する。
このカッティングヘッド21によるカッティング加工は、刃25が媒体4に刺さった状態でカッティングヘッド21が左右方向に移動するとともに、搬送装置2によって媒体4が前後方向(搬送方向の下流側と上流側)に移動することによって行われる。
ピンチローラ12を支持する支持構造14は、図3および図4に示すように、押圧用レバー15の先端部から前方に向けて突出するアーム部材31を備えている。アーム部材31は、押圧用レバー15に連結用の軸32を介して上下方向に揺動自在に支持されている。押圧用レバー15から突出したアーム部材31の前端部は、ピンチローラ12を挟むように二股状に形成されており、左右方向に一対となる左側アーム33と右側アーム34とを有している。左側アーム33は、アーム部材31の左側の端部に設けられ、ピンチローラ12の左方に配置されている。右側アーム34は、アーム部材31の右側の端部に設けられ、ピンチローラ12の右方に配置されている。この実施の形態においては、これらの左側アーム33と右側アーム34とが本発明でいう「ピンチローラ支持用アーム」に相当する。
アーム部材31の前端部に設けられた左側アーム33と右側アーム34とには、図6に示すように、軸孔33a,34aが左右方向に貫通するように形成されている。これらの軸孔33a,34aには、支軸35が左右方向に貫通している。支軸35は、ピンチローラ12の軸心部の軸孔12aに挿通されている。この支軸35は、ピンチローラ12を左右方向に貫通してピンチローラ12の両側方に突出しており、ピンチローラ12を回転自在に支持している。この実施の形態においては、支軸35が本発明でいう「軸」に相当する。また、支軸35は、ピンチローラ12に対して着脱可能である。
支軸35は、その両端部と左側アーム33および右側アーム34とを用いて構成された抜け止め構造41によって、ピンチローラ12、左側アーム33および右側アーム34に対して、軸線方向への移動が規制されている。以下においては、支軸35の左側の端部と左側アーム33などを用いて構成された抜け止め構造41を第1の抜け止め構造41A(図3参照)といい、支軸35の右側の端部と右側アーム34などを用いて構成された抜け止め構造41を第2の抜け止め構造41B(図4参照)という。
スナップピン42は、図5に示すように、貫通孔43に挿通できるように直線状に形成された第1のピン部42aと、支軸35の第1の突出部35aの外面に係合する第2のピン部42bと、第1のピン部42aの基端部と第2のピン部42bの基端部とを接続する屈曲部42cとによって構成されている。
このように構成されたピンチローラ12の支持構造14においては、スナップピン42を支軸35から引き抜くことによって支軸35の左端部の抜け止めが失われ、支軸35をピンチローラ12、左側および右側アーム33,34から右方に引き抜くことができる。スナップピン42を引き抜くときには、作業者が指で屈曲部42cを摘まんで行うことができる。
Claims (3)
- ピンチローラの軸心部を貫通してピンチローラの両側方に突出し、前記ピンチローラを回転自在に支持する軸と、
前記ピンチローラの両側方にそれぞれ配置され、前記軸の前記ピンチローラから突出した両端部が貫通する状態で前記軸を支持する一対のピンチローラ支持用アームと、
前記軸の軸線方向への移動を規制する抜け止め構造とを備え、
前記抜け止め構造は、
前記軸における前記ピンチローラ支持用アームから前記ピンチローラとは反対側に突出した突出部と、
前記突出部に前記軸の軸線とは交差するように形成された貫通孔と、
前記貫通孔に挿通される第1のピン部および前記突出部の外面に係合する第2のピン部を有するスナップピンとを含み、
前記スナップピンと隣接する前記ピンチローラ支持用アームは、前記第1のピン部の先端部に対して前記ピンチローラの周方向の両側から対向するストッパーを備えていることを特徴とするピンチローラの支持構造。 - 請求項1記載のピンチローラの支持構造において、
前記スナップピンと隣接する前記ピンチローラ支持用アームは、
前記ストッパーとは前記軸を挟んで反対側に、前記第2のピン部の通過を規制する突起を有していることを特徴とするピンチローラの支持構造。 - 請求項1または請求項2記載のピンチローラの支持構造において、
前記スナップピンは、さらに、前記第1のピン部の基端部と前記第2のピン部の基端部とを接続する屈曲部を有し、
前記屈曲部は、前記軸の軸線方向から見て、前記ピンチローラ支持用アームの外に突出していることを特徴とするピンチローラの支持構造。
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