JP7382224B2 - 液体噴射ヘッドおよび、液体噴射記録装置 - Google Patents
液体噴射ヘッドおよび、液体噴射記録装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7382224B2 JP7382224B2 JP2019232299A JP2019232299A JP7382224B2 JP 7382224 B2 JP7382224 B2 JP 7382224B2 JP 2019232299 A JP2019232299 A JP 2019232299A JP 2019232299 A JP2019232299 A JP 2019232299A JP 7382224 B2 JP7382224 B2 JP 7382224B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- intermediate member
- positioning
- liquid jet
- carriage
- head
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 239000007788 liquid Substances 0.000 title claims description 36
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 6
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 6
- 239000000976 ink Substances 0.000 description 25
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 239000003086 colorant Substances 0.000 description 1
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 230000005489 elastic deformation Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 230000000670 limiting effect Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 239000007769 metal material Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 230000001151 other effect Effects 0.000 description 1
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 1
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Ink Jet (AREA)
Description
<実施の形態>
図1は、プリンタ1の構成を示す斜視図である。なお、以下の図では、説明を分かり易くするために各部材の縮尺を適宜変更している。
同図に示すように、プリンタ1は、記録紙等の被記録媒体Sを搬送する一対の搬送手段2,3と、被記録媒体Sに図示しないインクを噴射するインクジェットヘッド4と、インクジェットヘッド4にインクを供給するインク供給手段5と、インクジェットヘッド4を被記録媒体Sの搬送方向Yと直交する走査方向Xに走査させる走査手段6と、を備えている。
なお、本実施形態では、搬送方向Yおよび走査方向Xの2方向に直交する方向を上下方
向Zとする。
これら搬送手段2,3は、走査方向Xに延設されたグリッドローラ2a,3aと、このグリッドローラ2a,3aに対して平行に配置されると共に、グリッドローラ2a,3aとの間で被記録媒体Sを挟み込むピンチローラ2b,3bと、グリッドローラ2a,3aをその軸回りに回転させるモータ等の図示しない駆動機構と、をそれぞれ備えている。
そして、一対の搬送手段2,3のグリッドローラ2a,3aを回転させることで、被記録媒体Sを搬送方向Yに沿った矢印B方向に搬送することが可能とされている。
図示の例では、インクタンク10は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(B)の四色のインクがそれぞれ収容されたインクタンク10Y、10M、10C、10Bが搬送方向Yに並んで配置されている。インク配管11は、例えば可撓性を有するフレキシブルホースであり、インクジェットヘッド4を支持するキャリッジ16の動作(移動)に追従可能とされている。
駆動機構17は、一対のガイドレール15の間に配置され、走査方向Xに間隔をあけて配置された一対のプーリ18と、これら一対のプーリ18の間に巻回されて走査方向Xに移動する無端ベルト19と、一方のプーリ18を回転駆動させる駆動モータ20と、を備えている。
図示の例では、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(B)の各インクをそれぞれ噴射する4つのインクジェットヘッド4、すなわちインクジェットヘッド4Y,4M,4C,4Bが搭載されている。
次に、インクジェットヘッド4について詳細に説明する。
図2は、キャリッジ16に配置されたインクジェットヘッド4配置の一例を示している。
本実施形態では、同図に示すように、インクジェット4は複数個がキャリッジ16に対して千鳥状に配置されている。
図5に示すように、中間部材30は、薄板材にプレス加工や切削加工を施して形成されたものであって、例えば、矩形の外形をしている。本実施形態では、中間部材30は、中間部材30をキャリッジ16に取り付けるための4つのキャリッジ取付け部30aを四隅に有し、インクジェットヘッド4を中間部材30に取り付けるための2つのヘッド取付け部30bを両端部のそれぞれに有する。そして、中間部材30は、一方の端部に形成されている2つのヘッド取付け部30bの間に、位置決め部材40を取り付けるための位置決め部材取付け部30cを有する。
図7に示すように、位置決め部材40は、金属材料にプレス加工や切削加工を施して形成されたものであって、2段の筒状の形をしており、径の大きい上部40aと径の小さい下部40bを含む。上部40aは上部40aの外周が薄肉となるよう中空になっており、上部40aには、位置決め部材40の軸と平行な方向に延びるスリット40cが上部40aの外周を貫通するように形成されている。それにより、上部40aは、ヘッドベース4aの位置決め穴4abに対して挿入すると径方向に収縮することにより位置決め穴4abの内面に対して圧接する。その結果、図4に示すように、上部40abは位置決め穴4abに嵌合する。下部40bは、中間部材30の位置決め部材取付け部30cの穴に取り付けるため、本実施形態では、位置決め部材取付け部30cの穴の内径とほぼ同じ径を有する中実な円柱となっている。
図4に示すように、位置決め部材40は、位置決め部材取付け部30cの穴に下部40bを通して予め中間部材30に、本実施形態では圧入することで取り付けられている。まず、中間部材30を、位置決め部材40が取り付けられた状態で、キャリッジ取付け部30aの穴を通して、本実施形態では、中間部材30が動かせる程度のトルクをかけてねじS1で仮固定し、キャリッジ16の所定の位置に取付ける。次に、ヘッドベース4aに空けられた位置決め穴4abに位置決め部材の上部40aを嵌合しつつ、本実施形態ではねじS2で、中間部材30にインクジェットヘッド4を取り付けて固定する。そして、プリンタ1での印刷物を確認しながら、都度中間部材30の位置をずらして、中間部材30の位置を調整する。中間部材30の位置が決まったら、中間部材30が動かないようトルクをねじS2にかけて固定し、インクジェットヘッド4の取り付け位置を決定する。上述したように、上部40aは、外周の径が位置決め穴4abの径に対して大きくなっており、位置決め穴50bの径に沿って収縮することで、インクジェットヘッド4を取り付け直したり別のインクジェットヘッド4を取り付けたりしたとしても、中間部材30とインクジェットヘッド4の位置関係を常に一定に保つことができる。
以上、実施の形態をいくつか挙げて本開示を説明したが、本開示はこれらの実施の形態等に限定されず、種々の変形が可能である。
(1)
位置決め穴が設けられた、キャリッジに取り付けられる液体噴射ヘッドであって、
前記位置決め穴より径が大きく、前記位置決め穴に対して挿入すると径方向へ収縮することにより前記位置決め穴の内面に対して圧接する挿入部を有する位置決め部材と、
前記位置決め部材が取り付けられている中間部材と、
を備え、
前記中間部材は、前記位置決め穴に前記位置決め部材が挿入されたときの前記キャリッジと前記位置決め部材との位置関係を固定するように、前記キャリッジに取り付けられている、
液体噴射ヘッド。
(2)
前記位置決め部材が、
前記位置決め穴に対して挿入すると、径方向における寸法が収縮するように、軸と平行な方向に延びている切欠きが形成されている挿入部と、
前記中間部材に取付け可能な取付け部と、
を有する、
前記(1)に記載の液体噴射ヘッド。
(3)
前記中間部材が、
前記キャリッジに、所定の位置で取り付けるための第1の取付け部と、
前記液体噴射ヘッドを取り付けるための第2の取付け部と、
前記位置決め部材を取り付けるための第3の取付け部と、
を有する
前記(1)又は(2)に記載の液体噴射ヘッド。
(4)
前記中間部材が矩形であり、
前記中間部材が、
少なくとも四隅に、前記第1の取付け部と、
少なくとも両端部に、前記第2の取付け部と、
少なくとも両端部に、前記第3の取付け部と、
を有する、
前記(3)に記載の液体噴射ヘッド。
(5)
前記位置決め部材が所定の方向に延在しており、
前記位置決め部材が、少なくとも前記所定の方向における前記中間部材の両端部に取付
けられている、
前記(1)~(4)のいずれか1つに記載の液体噴射ヘッド。
(6)
前記(1)~(5)のいずれか1つに記載の液体噴射ヘッドを備える、
液体噴射記録装置。
4…インクジェットヘッド(液体噴射ヘッド)
4a…ヘッドベース
4aa…中間部材取付け部
4ab…位置決め穴
16…キャリッジ
30…中間部材
30a…キャリッジ取付け部(第1の取付け部)
30b…ヘッド取付け部(第2の取付け部)
30c…位置決め部材取付け部(第3の取付け部)
40…位置決め部材
40a…上部(挿入部)
40b…下部(取付け部)
40c…スリット(切欠き)
Claims (6)
- 位置決め穴が設けられた、キャリッジに取り付けられる液体噴射ヘッドであって、
前記位置決め穴より径が大きく、前記位置決め穴に対して挿入すると径方向へ収縮することにより前記位置決め穴の内面に対して圧接する挿入部を有する位置決め部材と、
前記位置決め部材が取り付けられている中間部材と、
を備え、
前記中間部材は、前記位置決め穴に前記位置決め部材が挿入されたときの前記キャリッジと前記位置決め部材との位置関係を固定するように、前記キャリッジに取り付けられている、
液体噴射ヘッド。 - 前記位置決め部材が、
前記位置決め穴に対して挿入すると、径方向における寸法が収縮するように、軸と平行な方向に延びている切欠きが形成されている挿入部と、
前記中間部材に取付け可能な取付け部と、
を有する、
請求項1に記載の液体噴射ヘッド。 - 前記中間部材が、
前記キャリッジに、所定の位置で取り付けるための第1の取付け部と、
前記液体噴射ヘッドを取り付けるための第2の取付け部と、
前記位置決め部材を取り付けるための第3の取付け部と、
を有する
請求項1又は2に記載の液体噴射ヘッド。 - 前記中間部材が矩形であり、
前記中間部材が、
少なくとも四隅に、前記第1の取付け部と、
少なくとも両端部に、前記第2の取付け部と、
少なくとも両端部に、前記第3の取付け部と、
を有する、
請求項3に記載の液体噴射ヘッド。 - 前記位置決め部材が所定の方向に延在しており、
前記位置決め部材が、少なくとも前記所定の方向における前記中間部材の両端部に取付けられている、
請求項1~4のいずれか1項に記載の液体噴射ヘッド。 - 請求項1~5のいずれか1項に記載の液体噴射ヘッドを備える、
液体噴射記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019232299A JP7382224B2 (ja) | 2019-12-24 | 2019-12-24 | 液体噴射ヘッドおよび、液体噴射記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019232299A JP7382224B2 (ja) | 2019-12-24 | 2019-12-24 | 液体噴射ヘッドおよび、液体噴射記録装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021098344A JP2021098344A (ja) | 2021-07-01 |
JP7382224B2 true JP7382224B2 (ja) | 2023-11-16 |
Family
ID=76541436
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019232299A Active JP7382224B2 (ja) | 2019-12-24 | 2019-12-24 | 液体噴射ヘッドおよび、液体噴射記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7382224B2 (ja) |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000339805A (ja) | 1999-05-24 | 2000-12-08 | Ind Technol Res Inst | ディスク締付機構 |
JP2010030228A (ja) | 2008-07-30 | 2010-02-12 | Seiko Epson Corp | 液体噴射ヘッド及び液体噴射装置 |
JP2011207053A (ja) | 2010-03-30 | 2011-10-20 | Seiren Co Ltd | インクジェット装置およびその製造方法 |
US20120019592A1 (en) | 2010-07-22 | 2012-01-26 | Yuan Chang | Print head mounting and adjusting mechanism |
JP2013158858A (ja) | 2012-02-02 | 2013-08-19 | Mitsubishi Electric Corp | 板状部材配置治具と板状部材配置治具の使用方法 |
JP2017039292A (ja) | 2015-08-21 | 2017-02-23 | 株式会社ミマキエンジニアリング | インク吐出ユニットおよびユニット組み立て方法 |
JP2017193124A (ja) | 2016-04-21 | 2017-10-26 | エスアイアイ・プリンテック株式会社 | キャリッジおよび液体噴射記録装置 |
-
2019
- 2019-12-24 JP JP2019232299A patent/JP7382224B2/ja active Active
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000339805A (ja) | 1999-05-24 | 2000-12-08 | Ind Technol Res Inst | ディスク締付機構 |
JP2010030228A (ja) | 2008-07-30 | 2010-02-12 | Seiko Epson Corp | 液体噴射ヘッド及び液体噴射装置 |
JP2011207053A (ja) | 2010-03-30 | 2011-10-20 | Seiren Co Ltd | インクジェット装置およびその製造方法 |
US20120019592A1 (en) | 2010-07-22 | 2012-01-26 | Yuan Chang | Print head mounting and adjusting mechanism |
JP2013158858A (ja) | 2012-02-02 | 2013-08-19 | Mitsubishi Electric Corp | 板状部材配置治具と板状部材配置治具の使用方法 |
JP2017039292A (ja) | 2015-08-21 | 2017-02-23 | 株式会社ミマキエンジニアリング | インク吐出ユニットおよびユニット組み立て方法 |
JP2017193124A (ja) | 2016-04-21 | 2017-10-26 | エスアイアイ・プリンテック株式会社 | キャリッジおよび液体噴射記録装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2021098344A (ja) | 2021-07-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4639986B2 (ja) | 液体噴射装置および液体噴射装置の位置決め方法 | |
US6174046B1 (en) | Reliable contact pad arrangement on plastic print cartridge | |
KR20110106294A (ko) | 캐리지 유닛, 액체 분사 기록 장치 및 캐리지 유닛의 고정 방법 | |
JP2008055756A (ja) | インクジェット記録装置 | |
US7654635B2 (en) | Media print system | |
JP2008149647A (ja) | 流体供給装置 | |
JP7382224B2 (ja) | 液体噴射ヘッドおよび、液体噴射記録装置 | |
US9033457B2 (en) | Print head and ink jet printing apparatus | |
US6547369B1 (en) | Layered cleaning blade and image forming device arranged with the same | |
JP5316112B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2005349776A (ja) | 記録装置 | |
JP2003154724A (ja) | インクジェットプリンタ | |
US9649842B2 (en) | Liquid ejecting apparatus | |
JPH08267730A (ja) | インクジェットプリンタおよびロール紙フランジ | |
US6561641B1 (en) | Precision writing line control platen for high resolution ink jet printing | |
US20050093946A1 (en) | Drum printer with spittoon and method for servicing | |
CN112046155A (zh) | 液体喷射头以及液体喷射记录装置 | |
US7404618B2 (en) | Inkjet printer | |
US7926906B2 (en) | Ink jet printing apparatus and ink absorber recovery method | |
JP2001334652A (ja) | キャリッジにおける記録ヘッド取り付け装置 | |
JP3143092B2 (ja) | インクジェット記録装置 | |
JP5870571B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2007136724A (ja) | インクジェット記録装置 | |
JP2000203002A (ja) | インクジェット記録装置、インクジェット記録方法およびインクカ―トリッジ | |
JP2908897B2 (ja) | インクジェット記録装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20221007 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20230904 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20230905 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20231005 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20231012 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20231019 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20231106 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7382224 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |