JP7379461B2 - 手持ち工具機械、特にインパクトドライバ - Google Patents

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Description

本発明は、工具、特にねじ回し工具を収容するために設けられた工具収容部を、回転軸線を中心に駆動するためのドライブトレインを備える手持ち工具機械、特にインパクトドライバであって、ドライブトレインは、駆動モータと、工具収容部が配置されている出力シャフト要素と、出力シャフト要素を駆動するための、駆動モータによって駆動可能な駆動シャフと、を備え、出力シャフト要素が出力装置回転軸受(Abtrieb-Drehlager)を用いて、かつ駆動シャフトが駆動装置回転軸受(Antrieb-Drehlager)を用いて機械ハウジングに対して回転軸線を中心に回転可能に支承されており、出力シャフト要素がシャフト軸受アセンブリを用いて駆動シャフトに回転軸線を中心に回転可能に支承されている、手持ち工具機械に関する。
インパクトドライバの形態のこの種の手持ち工具機械、インパクトドライバは、例えば独国特許出願公開第102007003037号明細書において言及されている。実際には、この種のインパクトドライバの場合、出力装置回転軸受すなわち回転軸受が工具収容部の近傍にあり、打撃動作時に機械的負荷に耐え切れないということが判明した。ドライブトレインにかかるトルク及び/又は傾動モーメント(Kippmoment)は、特に駆動モータから最も遠く離れたこの軸受に影響を及ぼす。傾動モーメントは、例えば工具に作用する横力によって生ぜしめられる。この軸受は、上記の文献では玉軸受として形成されており、早期に摩耗する傾向がある。傾動モーメントは、例えば、ドライブトレインの長手方向延在、特に駆動シャフトの長手方向延在に対して横向きにドライブトレイン又は駆動シャフトに作用する力である。
独国特許出願公開第19536557号明細書から、軸方向に隣り合う2つの軸受を用いたテクノスコープのための工具取付けが明らかになる。独国特許出願公開第102017209013号明細書から、固定ユニットを有する手持ち工具機械が明らかになり、この場合、2つの異なった軸受が設けられている。
独国特許出願公開第102007003037号明細書 独国特許出願公開第19536557号明細書 独国特許出願公開第102017209013号明細書
したがって、本発明の課題は、改善されたインパクトドライバを提供することである。
上記の課題を解決するために、冒頭で述べた種類の手持ち工具機械、特にインパクトドライバにおいて、シャフト軸受アセンブリが、回転軸線に関して並べて配置されているとともに少なくとも1つの機械的特性が異なる少なくとも2つのシャフト軸受を有することが予定されている。
本発明のさらに別の定義が、例えば以下のように形成されているインパクトドライバによって与えられる。
工具、特にねじ回し工具を収容するために設けられた工具収容部を、回転軸線を中心に駆動するためのドライブトレインを備えるインパクトドライバであって、ドライブトレインは、駆動モータと打撃機構とを備え、ドライブトレインは、駆動モータによって駆動可能な、打撃機構の打撃体を駆動するための駆動シャフトを有し、打撃体は、工具収容部が配置されている出力シャフト要素を、回転打撃を用いて駆動するために設けられており、出力シャフト要素が出力装置回転軸受を用いて、かつ駆動シャフトが駆動装置回転軸受を用いて機械ハウジングに対して回転軸線を中心に回転可能に支承されており、出力シャフト要素がシャフト軸受アセンブリを用いて駆動シャフトに回転軸線を中心に回転可能に支承されており、シャフト軸受アセンブリは、回転軸線に関して並べて配置されているとともに少なくとも1つの機械的特性が異なる少なくとも2つのシャフト軸受を有する。
ここで述べておきたいのは、本発明による支承原理が他のタイプの手持ち工具機械、例えば鋸引き機、特に手持ち丸ノコ、ルータ、又はそれに類するものにも有意義に用いることができるということである。
機械的特性は、例えば、一方のシャフト軸受がもう一方のシャフト軸受よりも機械的により高負荷容量であることを予定し得る。さらに、これらのシャフト軸受が異なったタイプの軸受を備え、例えば転がり軸受、滑り軸受、又は所定の異なったタイプの転がり軸受、例えば針状ころ軸受及び玉軸受などを含む。したがって、例えば出力装置回転軸受の近くに滑り軸受がシャフト軸受として設けられていてもよいのに対して、そこから離れて、転がり軸受、特に玉軸受又はころ軸受がシャフト軸受として設けられている。
この場合、基本思想は、一方のシャフト軸受が、例えばもう一方のシャフト軸受とは別の支持特性を有するということである。例えば、一方のシャフト軸受、特に、出力装置回転軸受のより近くに配置されているシャフト軸受は、もう一方のシャフト軸受よりも大きい支持力又は大きい傾動モーメントを支えることができる。当然のことながら、さらなるシャフト軸受、例えば3つ又は4つのシャフト軸受が設けられていてもよい。
少なくとも1つの機械的特性が、少なくとも2つのシャフト軸受の異なった軸受直径を含むことが予定されていることが好ましい。すなわち、異なった軸受直径は、例えば出力シャフト要素の出力シャフトの異なった直径と、それに対応して出力シャフトのための駆動シャフトの軸受収容部の異なった直径とを含む。より大きい軸受直径は、相応により大きい力を受け止める、又は受けることができる。
シャフト軸受アセンブリの少なくとも2つのシャフト軸受は、回転軸線に関して異なった支持長で駆動シャフトに支持されていることが予定されていることが有利である。例えば、一方の転がり軸受又は滑り軸受は、もう一方の転がり軸受又は滑り軸受よりも回転軸線に関して大きい長さにわたって延在する。異なった支持長により異なった力を支えることができる。
有利なコンセプトは、出力装置回転軸受のより近くに配置されたシャフト軸受アセンブリのシャフト軸受は、回転軸線に関して、出力装置回転軸受からより遠く離れたシャフト軸受アセンブリのシャフト軸受よりも大きい軸受直径(を有し)、及び/又はより短い支持長で駆動シャフトに支持されていることを予定する。この構成では、例えば、出力装置回転軸受のより近くに配置されたシャフト軸受が、傾動モーメント又は支持モーメントに関してより高負荷容量であるのに対して、出力装置回転軸受から(より遠く離れた)シャフト軸受はより小さい力を受けなければならないか、又は受けるべきである。
シャフト軸受アセンブリの少なくとも2つのシャフト軸受間に、回転軸線と平行に距離又は余地が存在することが有利である。それにより特定の軸受特性を実現することができる。距離は、例えば、回転軸線に関して1つ、又は2つ、又はそれ以上のシャフト軸受のそれぞれの軸受区分、特に滑り軸受区分の長さの一部のみであってもよく、すなわち比較的短い、又は小さくてもよい。しかし、シャフト軸受の軸受区分間のより大きい距離又は中間空間も可能である。したがって、例えば一方のシャフト軸受が出力シャフト又は出力シャフト要素の長手方向端領域に配置され、もう一方のシャフト軸受がもう一方の長手方向端領域に配置されていてもよい。
シャフト軸受アセンブリの少なくとも1つのシャフト軸受が滑り軸受であることが予定されていることが合目的的である。しかし、シャフト軸受が転がり軸受、特にころ軸受、針状ころ軸受、玉軸受、又はそれに類するものであることも問題なく可能である。シャフト軸受アセンブリのすべてのシャフト軸受が滑り軸受である構成が特に好ましい。
出力シャフト要素は、駆動シャフトの内周又は軸受収容部に支承されている少なくとも1つの滑り軸受区分を有することが有利である。例えば、この滑り軸受区分のそれぞれの長さ又は滑り軸受区分が軸受収容部と接触する領域はそれぞれのシャフト軸受の支持長を決定する。
滑り軸受区分の隣に、逃げ溝(Freistich)、又は出力シャフト要素の隣接区分、特に別の滑り軸受区分に対して傾斜させた、及び/若しくは丸く窪ませた(ausgerundet)輪郭が設けられていることが合目的的である。それによって、例えば切欠き応力(Kerbspannung)又はそれに類するものを低減又は回避することができる。
出力シャフト要素のための駆動シャフトの軸受収容部及び/又は駆動シャフトに支承された出力シャフト要素の出力シャフトが回転軸線に対して横向きに延在する階段状輪郭を有することが有利である。階段状輪郭は、例えば、出力シャフトが異なるシャフト軸受の領域に異なった軸受直径を有することによって与えられてもよい。
殊に、シャフト軸受アセンブリの少なくとも2つのシャフト軸受が異なった第1支持長及び第2支持長で駆動シャフトに支持されていることが予定されている。したがって、例えば、一方のシャフト軸受は、回転軸線に関してもう一方のシャフト軸受より長くてもよい。シャフト軸受の軸受区分、特に一方のシャフト軸受の滑り軸受区分は、少なくとも1つの別のシャフト軸受の軸受区分よりも相応に長い。
駆動装置回転軸受のより近くに配置されたシャフト軸受アセンブリのシャフト軸受は、出力装置回転軸受のより近くに配置されたシャフト軸受アセンブリのシャフト軸受よりも大きい支持長で駆動シャフトに支持されていることが予定されていることが合目的的である。それでも、シャフト軸受がより小さい支持長でより大きい軸受直径を有し、より大きい力を受けることができるならば有利である。
回転軸線に関して並べて配置されたシャフト軸受アセンブリのシャフト軸受は、回転軸線に対して横向きに異なった軸受遊びを有するならば有利である。したがって、例えば一方のシャフト軸受の相対的に長い軸受区分が、もう一方のシャフト軸受のより短い軸受区分の軸受遊びよりも大きい軸受遊びを有してもよく、それでも長い軸受区分を有するシャフト軸受は機械的に過負荷されない。これは、例えば以下の構成の場合に当てはまる。
有利なコンセプトは、出力装置回転軸受のより近くに配置されたシャフト軸受アセンブリのシャフト軸受が、出力装置回転軸受からより遠く離れたシャフト軸受よりも小さい軸受遊びを回転軸受に対して横向きに有することを予定する。したがって、例えば、出力装置回転軸受のより近くに配置されたシャフト軸受は、回転軸線に対して横向きにより大きい力を受ける。
第1シャフト軸受が、回転軸線に関して、シャフト軸受アセンブリの第2シャフト軸受よりも短い支持長で駆動シャフトに支持されているならばさらに有利である。それでも、例えばシャフト軸受の軸受直径が相応に大きい場合にシャフト軸受はより短い支持長でより大きい力を支えることができる。
例えば、出力装置回転軸受のより近くに配置されたシャフト軸受の支持長は、出力装置回転軸受からより遠く離れたところに配置されたシャフト軸受の支持長よりも小さい、及び/又は出力装置回転軸受の支持長に略相当するならば合目的的である。
トルク伝達及び/又は傾動モーメントの伝達及び/又は曲げモーメントの伝達及び/又はそれぞれの支え、例えば傾動モーメントの支えは最適である。軸受にかかる負荷は小さい。
出力シャフト要素は、回転軸線に関してシャフト軸受アセンブリの全支持長にわたって駆動シャフトに、かつ回転軸線に関して出力装置回転軸受の支持長にわたって機械ハウジングに支持されており、回転軸線の長手方向延在に関して、シャフト軸受アセンブリの全支持長は出力装置回転軸受の支持長よりも大きいことが予定されていることが有利である。全支持長は、シャフト軸受アセンブリのシャフト軸受、例えば第1シャフト軸受及び第2シャフト軸受が出力シャフト要素を駆動シャフト要素において支持する支持長の合計である。例えば、全支持長は、出力シャフトの、滑り軸受又は転がり軸受を用いて駆動シャフトの軸受区分に支承される軸受区分の長さによって定義される。
この場合の基本思想は、出力シャフト又は出力シャフト要素がシャフト軸受アセンブリを用いて回転軸線に関して比較的大きい長手方向長さ又は長手方向延在にわたって支持されているということである。すなわちシャフト軸受アセンブリの全支持長は、出力装置回転軸受の支持長よりも大きい。それによって、出力シャフト要素が駆動装置回転軸受によっても最適に支持され得る。すなわち駆動装置回転軸受と出力装置回転軸受との間にはシャフト軸受アセンブリが配置されており、出力シャフトと駆動シャフト要素とは回転軸線に関して比較的大きい長さにわたって互いに支承されているか、又は互いに支持されている。
好ましい一実施例は、シャフト軸受アセンブリの全支持長は、出力装置回転軸受の支持長の少なくとも1.5倍又は2倍の大きさであることを予定する。すなわち、それによりシャフト軸受アセンブリの全支持長が出力装置回転軸受の全支持長より格段に長くなる。
それどころかシャフト軸受アセンブリの全支持長は、出力装置回転軸受の支持長の少なくとも3倍又は4倍の大きさ、特に5倍又は6倍、さらに好ましくは7倍又は8倍の大きさであることがさらに好ましい。
しかしシャフト軸受アセンブリの全支持長は、出力装置回転軸受の支持長の9倍、10倍、11倍の大きさであってもよい。
さらに、出力シャフト要素の、軸受シャフトと呼ばれてもよい出力シャフトが、比較的長いが、小さい横断面を有するならば好ましい。したがって、例えばシャフト軸受アセンブリに支持された出力シャフト要素の出力シャフトの長さが、出力シャフトの直径の少なくとも2倍の大きさ、特に好ましくはそれどころか少なくとも3倍の大きさであることが予定されている。例えば、棒状の、又は長尺の出力シャフト要素は駆動シャフトの方向に突出し、かつシャフト軸受アセンブリによって支持されている。
手持ち工具機械がインパクトドライバであることが合目的的である。その場合、ドライブトレインは、回転打撃を用いて出力シャフト要素を駆動するための打撃体を有する打撃機構を備える。
打撃体が軸受収容部を有し、軸受収容部に駆動シャフトが配置されていることが予定されていることが有利である。打撃体は、例えば駆動シャフトに支承されている。シャフト軸受アセンブリは、同様に、回転軸線に関して殊に少なくとも略2分の1の長さにわたって軸受収容部の中へと延在する。さらにシャフト軸受アセンブリの全長が軸受収容部に配置されていてもよい。ここで述べておきたいのは、シャフト軸受アセンブリ自体は軸受収容部内に支承されている必要はなく、出力シャフトのみが軸受収容部内に支承されている必要があるということである。
殊に、出力シャフト要素が回転軸線に関して打撃体の全長手方向延在の一部に入り込むか、又はそれどころか打撃体の前に突出することが予定されている。例えば、出力シャフト要素の、軸受シャフトと呼ばれてもよい出力シャフトは、打撃体に入り込む。出力シャフトが、駆動シャフトの全長手方向延在にわたって延在することが可能である。しかし、出力シャフト要素が駆動装置回転軸受の方向に打撃体の前に突出しないならば好ましい。例えば、出力シャフト要素は、打撃体の長手方向延在の約1/2又は2/3にわたって延在する。
打撃体が駆動シャフトにおいて回転軸線に沿って延在する軸受領域に沿って、駆動シャフトに軸方向に可動に支承されており、かつ出力シャフト要素が、軸受領域の長さの少なくとも一部にわたって、例えば軸受領域の約1/2、又はさらに軸受領域の全長にわたって駆動シャフトにシャフト軸受アセンブリを用いて支持されているならばさらに有利である。出力シャフト要素、特に出力シャフトの支持は、駆動シャフトにおいて打撃体が軸方向の往復運動を行う駆動シャフトの領域に設けられていることが有利である。
さらに、シャフト軸受アセンブリが出力シャフト要素の出力シャフトが収容されている軸受収容部を有するならば合目的的である。出力シャフトは、軸受収容部において回転軸線に関してシャフト軸受アセンブリの全支持長にわたって支持されている。例えば、軸受収容部は、ドライブトレインの回転軸線に関して出力シャフトの全長にわたって延在する。
駆動シャフトは、基本的に、駆動モータの出力装置に設けられていてもよい。これは特に、駆動モータがいわゆるダイレクト駆動装置である場合に可能である。
ここで述べておきたいのは、駆動モータが、殊に電気モータ、特にブラシレスモータ、又は電子整流子モータであるということである。しかし、駆動モータが例えば空気圧モータ又は圧縮空気モータであることも可能である。本発明による軸受コンセプト及び機械ハウジングに関する最適な支持は、他の駆動コンセプトでも実現可能である。
本発明の好ましい一実施形態は、駆動シャフトが、それ自体は駆動モータによって駆動される伝動装置の、例えば遊星伝動装置又はそれ以外の歯車伝動装置の出力装置によって形成されていることを予定する。したがって、すなわち駆動モータは伝動装置を駆動し、伝動装置自体もまた、出力シャフト要素が支承されている駆動シャフトを提供する。
シャフト軸受アセンブリは、伝動装置の伝動装置歯車の端面まで延在し得ることが合目的的であり、伝動装置から駆動シャフトが突出し、及び/又は駆動シャフトの全長にわたって延在する。
駆動装置回転軸受が伝動装置歯車を回転可能に支承するならば好ましい。しかし、駆動装置回転軸受が別の伝動装置歯車を支承するか、又はそれ自体にもまた伝動装置歯車が回転可能に配置されているか、若しくは伝動装置歯車と噛み合う、伝動装置の別の構成要素を支承することも可能である。
駆動装置回転軸受は、駆動モータと伝動装置との間に配置されていることが合目的的である。例えば、駆動装置回転軸受は、伝動装置の入力回転軸受である。伝動装置が、駆動装置回転軸受及び出力装置回転軸受を除いて、機械ハウジングに、又は後からさらに説明される伝動装置ハウジングに支持されている回転軸受を有していないことが可能である。
さらに、駆動モータによって駆動される駆動シャフト又は駆動モータによって駆動される伝動装置の駆動歯車が、駆動装置回転軸受の内部に配置されているならば好ましい。駆動装置回転軸受は、例えば、すでに述べた伝動装置歯車を機械ハウジング及び/又は伝動装置ハウジングに対して回転可能に支承するならば好ましく、伝動装置歯車、例えば遊星歯車キャリアに駆動歯車のための貫通開口が設けられている。駆動歯車は、例えば遊星伝動装置の、又は遊星伝動装置として形成された伝動装置の太陽歯車である。
出力装置回転軸受は、滑り軸受又は転がり軸受を備えることが合目的的である。ころ軸受又は針状ころ軸受であることが好ましい。
出力装置回転軸受がもっぱらラジアル軸受であるか、又はいずれにしても径方向に最適な支持であるならば有利である。回転軸線の長手方向延在に関して、又は回転軸線に沿って、出力装置回転軸受は、殊に支持を提供しない。それにより、出力シャフト要素自体は回転軸線に関して出力装置回転軸受によって制動又は支持されていないが、おそらく径方向に支承されている。
出力装置回転軸受及び/又は駆動装置回転軸受は、手持ち工具機械、特にインパクトドライバの機械ハウジングに定置支持されていることが可能である。
例えば、出力装置回転軸受及び/又は駆動装置回転軸受のための機械ハウジングに軸受収容部が設けられていてもよい。
さらに、出力装置回転軸受及び/又は駆動装置回転軸受がドライブトレインの伝動装置ハウジングに保持されていることが可能である。伝動装置ハウジングそれ自体、手持ち工具機械、特にインパクトドライバの機械ハウジング内に定置配置されている。伝動装置ハウジングは、機械ハウジングにおいて、それが例えば機械ハウジングの前に突出し、特に機械ハウジングの前開口部から突出する限りで定置配置されていてもよい。
伝動装置ハウジングが打撃機構を含めて伝動装置を包み込む(kapselt)ならば好ましい。
伝動装置ハウジングは、特に互いに嵌合及び/又は互いにフランジ接合されている、例えば第1カプセル要素(Kapselelement)及び第2カプセル要素を有する。シェル要素が、例えばシェル収容部(Schalenaufnahme)及びシェルカバー(Schalendeckel)として形成されていてもよい。
駆動モータが伝動装置ハウジングの外側に配置されているならばさらに合目的的である。しかし、基本的に駆動モータが伝動装置ハウジング内に配置されていることも可能である。
駆動装置回転軸受は、伝動装置ハウジングの入口開口に配置されていることが合目的的である。
出力装置回転軸受は、伝動装置ハウジングの出口開口に配置されていることが合目的的である。すなわちそれにより入口側及び出口側に駆動装置回転軸受及び出力装置回転軸受が有利に配置されている。
ここで述べておきたいのは、モータ軸受も駆動装置回転軸受であってもよいし、駆動装置回転軸受を支援してもよいということである。したがって、例えば駆動モータのロータが回転軸受を用いて伝動装置ハウジング若しくは機械ハウジング、又は両方に対して回転軸線を中心に回転可能に支承されていることが可能である。
回転軸受は駆動装置回転軸受であってもよいし、これを支援してもよい。
本発明のさらに別の実施形態は、出力シャフト要素が、打撃体のための、例えば側方に突出するカム又はウイング(Fluegeln)のような少なくとも1つの回転ストッパを有することを予定する。
打撃体と出力シャフトとの間には、軸方向の力が加えられた場合に出力シャフト要素の方向に打撃体を操作するばねによって、回転軸線に沿った、出力シャフトに相対する打撃体の軸方向運動、及び/又は出力シャフトに相対する打撃体の回転運動を生成するための制御伝動装置が設けられている。
出力シャフト要素は、打撃体と協働するアンビル体(Ambosskoerper)を有することが合目的的である。アンビル体には、殊に工具収容部が配置されている。アンビル体が工具収容部を一体に有することも可能である。
アンビル体には、シャフト軸受アセンブリに支承された出力シャフトが相対回転不能に配置されているか、又は回転可能に支承されていることが合目的的である。
アンビル体及び出力シャフトは、異なった材料からなる、かつ/又は異なった硬さであることが合目的的である。したがって、例えば、アンビル体が出力シャフトよりも硬くされた、又は硬い部品であることが可能である。出力シャフト自体は硬化のプロセスによって変形されず、すなわち硬化プロセス(Haerteprozess)によって形状的に損なわれない。
以下、図面をもとにして本発明の一実施例を説明する。
インパクトドライバの形態の手持ち工具機械の側面図である。 横断面図である。 図2の細部Xである。 先行する図による手持ち工具機械のドライブトレインの一部の斜視図である。 図4によるドライブトレインの側面図である。 例えば図4又は図7における切断線B-Bに沿う図5によるドライブトレインの横断面図である。 先行する図によるドライブトレインの打撃体の正面図である。
インパクトドライバ10の形態の手持ち工具機械9は機械ハウジング11を有し、この機械ハウジングの駆動部12内にドライブトレイン20が収容されている。操作者によって握られ得るハンドグリップ部13が駆動部12から突出する。手持ち工具機械9は、電流で動作する電気的手持ち工具機械である。電流は、例えば電気エネルギー貯蔵器15、特にバッテリパック、若しくはそれに類するもの、及び/又は、例えば接続線115を用いて手持ち工具機械9、特にインパクトドライバ10を接続可能な電気エネルギー供給網によって提供されてもよい。
電気エネルギー貯蔵器15、特にバッテリパックは、例えば駆動部12の反対側にあるハンドグリップ部13の端領域に設けられている、例えば電気的接続インターフェイス14に接続可能である。しかしそれには詳しく言及しない。駆動スイッチ16を押すことによって電気駆動モータ21に給電可能であることにより、電気スイッチ16を用いてドライブトレイン20を始動させることができる。
しかし電気駆動モータ21の代わりに、空気圧駆動モータが設けられていてもよいし、又はそれ以外のエネルギーで駆動される駆動モータが設けられていてもよい。後からさらに説明される機械的構成要素は、電気駆動モータで動作しない駆動コンセプトでも問題なく実現され得る。
駆動モータ21は、例えば励磁コイルアセンブリ及び金属板積層体を含むステータ22を有する。駆動モータ21は、例えばユニバーサルモータ、あるいは特にブラシレス又は電子整流子モータである。スイッチ16により、例えば電子整流装置を作動させることができる。
モータ軸受25、26は、モータ支持体29又はステータ22の軸受収容部で受けられている。モータ軸受25、26間に、例えば永久磁石アセンブリ及び/又はコイル及び/又はロータ23の短絡回転子が延在する。
モータ軸受25、26を用いてロータ23がステータ22に対して回転可能に支承されている。モータ軸受25、26は、駆動モータ21のモータシャフト24を、回転軸線Dを中心に回転可能に支承する。
例えばモータ軸受25の近くにある自由端領域には、駆動モータ21の運転時に冷気流を生成する送風機ホイール27が設けられている。冷気流は、例えば駆動モータ21及び/又はドライブトレイン20の他の構成要素を冷却する。
駆動モータ21の出力装置28は、ドライブトレイン20の伝動装置40を駆動する。伝動装置40は伝動装置駆動装置41を有し、伝動装置駆動装置は、出力装置28を伝動装置駆動装置41と圧着するか、又はそれに類することによる、例えば相応の噛み合う形状結合輪郭によって、駆動モータ21の出力装置28と相対回転不能に結合されている。
伝動装置40は、殊に遊星伝動装置として形成されているが、他の種類の伝動装置、特にホイール伝動装置(Raedergetriebe)又は歯車伝動装置も問題なく考えられる。伝動装置40は、例えば太陽歯車42を有し、太陽歯車は伝動装置駆動装置41と相対回転不能に結合されているか、又は伝動装置駆動装置と一体である。太陽歯車42は、軸要素44を用いて遊星キャリア45に回転可能に支承されている遊星歯車43と噛み合う。軸要素44は、遊星キャリア45に回転可能に支承されていてもよい。遊星キャリア43が軸要素44に回転可能に支承されていることも可能である。この領域において、例えば玉軸受、針状ころ軸受、又はそれ以外の転がり軸受、しかし滑り軸受も問題なく考えられる。
遊星歯車43は、遊星キャリア45の遊星歯車収容部46に収容されている。遊星歯車43の径方向外周は、それぞれ遊星歯車収容部46の前に径方向外方に突出し、それにより遊星歯車43は内歯歯車54の歯と噛み合うことができる。例えば、遊星キャリア45は、軸受収容部47又は軸要素44のための保持収容部が設けられている互いに向かい合う壁47A、47B又は端面壁を有する。遊星歯車収容部46は壁47A、47B間に設けられている。遊星キャリア45の周壁47Cは切欠きを有し、切欠きには遊星歯車収容部46が設けられている。
遊星キャリア45は、駆動装置回転軸受50を用いて伝動装置40の伝動装置ハウジング51に回転可能に支承され、それに伴い機械ハウジング11に対しても支承されている。伝動装置ハウジング51は機械ハウジング11に支持されている。
例えば、伝動装置ハウジング51は、駆動装置回転軸受50のための軸受収容部52を有する。軸受収容部52及び駆動装置回転軸受50は、伝動装置40の、駆動モータ21の方を向いた側に設けられている。
軸受収容部52の隣に、内歯歯車54のための内歯歯車支持領域53が設けられている。それに伴い内歯歯車54は伝動装置ハウジング51に対して支持され、かつ相対回転不能に保持されている。
ここで言及しておきたいのは、本発明の範囲内で、例えば伝動装置のいくつかのギヤ又は切換段を実現するために、例えば回転軸線Dと平行に変位すること又はそれ以外の切換メカニズムによって伝動装置のいくつかのギヤ段又は遊星と係合又は係合解除することができる内歯歯車を有する伝動装置も可能であるということである。
遊星キャリア45は、駆動シャフト48を駆動するために用いられる。駆動シャフト48は、例えば遊星キャリア45の端面の前に手持ち工具機械9、特にインパクトドライバ10の工具収容部90の方向に突出する。
インパクトドライバ10は、さらに説明されるシャフト軸受アセンブリ49を有利に使用できる打撃機構60を有している。しかし、本発明によるシャフト軸受アセンブリ、例えばシャフト軸受アセンブリ49が、他のタイプの手持ち工具機械、例えば鋸引き機又はそれに類するものにも有利に使用され得ることが問題なく可能である。
駆動シャフト48は、さらに、インパクトドライバ10の打撃機構60の方向に突出する。
駆動シャフト48は、例えば、壁47Bの前に突出する。駆動シャフト48は、殊に例えば壁47Bと一体に接続された体であるが、この壁に取り付けられた部品であってもよい。いずれにせよ、駆動シャフト48は遊星キャリア45と堅固に接続され、殊に一体である。
打撃機構60は出力シャフト要素80を駆動する。出力シャフト要素80は、出力シャフト81により伝動装置40の駆動シャフト48のシャフト軸受アセンブリ49の軸受収容部149に係合する。軸受収容部149において、出力シャフト81が、殊に滑り支承を用いて回転可能に支承されている。しかしシャフト軸受アセンブリ49が、軸受収容部149において出力シャフト81の回転可能な支承を容易にする、又は改善する転がり軸受、特に針状ころ軸受であってもよい。
打撃機構60は、伝動装置40の駆動シャフト48によって駆動される打撃体61を備えている。駆動シャフト48はハンマー体61の軸受収容部61Aに係合する。駆動シャフト48の端面又は自由端領域は、打撃体61の端面61Bまで突出する。駆動シャフト48及び打撃体61の2つの端面は、例えば図2によるポジションにおいて互いに一直線に並ぶ。
伝動装置40、特に駆動シャフト48と打撃体61との間に制御伝動装置63が設けられている。例えば、駆動シャフト48には、全体としてV字状又はねじ状の形状を有する制御カーブ63A、63Bが設けられている。制御カーブ63A、63Bには駆動体62、例えば玉が設けられている。駆動体62は、例えば端面61Bに設けられている打撃体61の制御面64と係合する。制御面64は、殊に同様に、例えばV字状又はねじ状の溝などの制御カーブ65を備えている。
駆動シャフト48が回転運動した場合、駆動体62は、いわばV字状の溝又は制御カーブ63において往復移動し、その際、駆動体はばね69の力に抗して打撃体61の回転連行をもたらす。
制御カーブ63A、63B及び制御カーブ65は、逆向きのV字状であり、このことは例えば図4及び図5に良好に見て取れる。制御カーブ63A、63B又は制御カーブ65がV字状又はねじ状の溝として形成されていることで十分であろう。しかし制御カーブ63A、63B、65のねじ形状又はV字形状によって、打撃体61の回転軸線Dに関して特に大きいストローク、若しくは駆動シャフト48に関して特に大きい軸方向の調節が生成されるか、又は、打撃体61がばね69によってアンビル体65の方向に軸方向に付勢される場合に打撃体61の大きい回転加速度が生成される。
すなわち、制御伝動装置63は、基本的に、ばね69にもとづいた打撃体61の軸方向運動を回転運動に、及びそれに伴い回転軸線Dを中心とした打撃衝撃に変換するか、又は逆方向に駆動シャフト48に沿ってアンビル体75から離れるように打撃体61のねじ回しを行い、その際、打撃体61がアンビル体65を越えて回転できるまでばね69が緊張させられ、続いて、すでに述べたアンビル体65への回転打撃が行われる、伝動装置である。
ばね69は、一方では、特に軸受板を用いて、又は軸受板73を介して遊星キャリア45に支持されている。ばね69はさらに打撃体61に支持されている。ばねは、例えば打撃体61の裏側又は端面61Bから離反した側でばね収容部68に係合する。殊に、ばね69とばね収容部68との、又はいずれにしてもばね収容部68におけるばね69のための支持面との間に軸受70、特に玉72を有する玉軸受が設けられていることが予定されている。ばね69と、当然のことながらそれ以外の転動体、特にころを有する転がり軸受であってもよい軸受71の玉との間には、殊に支持体72、例えばディスクが設けられている。制御カーブ63及び制御面64は、例えば互いに逆向きに延びるV字状溝として形成されている。打撃体61が伝動装置40から離間した、又は図2に示された、打撃体61がいずれにしても駆動シャフト48の前端領域に配置されている前ポジションをとる場合、制御玉又は駆動体42は、V字状制御カーブ63又は制御面64のそれぞれの先端にある。限界逆モーメントとしてのより大きい逆モーメント(Gegenmoment)が外側から出力シャフト要素80に加えられた場合、打撃体(dieser)は、ばね69のばね力に抗して、出力シャフト要素80から離れる方向での、すなわち例えば図2及び図7において左への軸方向運動を行い、それにより打撃体61が出力シャフト要素80の傍らを通って回転し、続いて、ばね69のばね力下で再び前方に前ポジションへと移動する。その際、打撃体61の駆動装置連行突出部66は出力シャフト要素80に作用し、すなわちアンビル要素又はアンビル要素のアンビル体75に作用する。
アンビル体75は駆動装置連行突出部66間に配置されている出力装置連行突出部76を有する。駆動装置連行突出部66の打撃面67は、側方で出力装置連行突出部76に作用し、出力シャフト要素80への衝撃的なトルクを生成し、それにより出力シャフト要素は、駆動シャフト48のそれぞれの回転方向に回転連行されるか、又は出力シャフト要素に回転打撃が加えられる。
制御カーブ65及び63A、63Bは、いわば駆動シャフト48に対する打撃体61の軸方向運動を2倍にする。
出力シャフト要素80には、工具19、例えばドリル又は特にドライバビットのための工具収容部90が設けられている。工具収容部90は、収容体91に差込み収容部92を有する。収容体91は、出力シャフト81に対して出力シャフト要素80から離れる方向の回転軸線Dの延長線上に延在する。収容体91は、出力シャフト要素80と接続された体であってもよく、ここでは収容体91は、殊に出力シャフト要素80及び特に出力シャフト81と一体である。それによって、特に高いねじり剛性と安定性が保証されている。収容体91の外周には、ロック要素94を操作するための操作要素93が設けられている。
操作要素93は、殊に回転軸線Dに沿って変位可能に収容体91に支承されているスリーブとして形成されている。支柱ディスク96、97を用いて、ばね95は、回転軸線Dに関して、差込み収容部92の差込み開口の領域において収容体61に支持されている。ばね95の別の、反対側の長手方向端領域は操作要素93をロック位置へと付勢し、このロック位置において、保持要素98を用いて操作要素がロック要素94、特に玉を径方向内方へ差込み収容部92へと付勢し、それによりロック要素94は、工具19のロック収容部119に形状結合的に係合する。それによって工具19は差込み収容部92内でロックされ、又は引き抜かれないよう固定されている。
操作要素93が、ばね95の力に抗して差込み収容部92の差込み開口の方向に、すなわちロック解除位置へ動かされた場合、ロック要素94は径方向外方へ差込み収容部92から操作要素93の外し収容部99の領域に到達し、それによりロック要素94と工具19のロック収容部119との形状結合が解消される。次いで工具19を差込み開口又は差込み収容部92から取り出すことができる。
工具19の差込みは、操作要素93がロック解除位置の方向に操作されない、すなわち例えば図面において右へと、ばね95の力に抗して操作される場合でも保持要素98によって可能である。差込み収容部92に工具19を差し込んだ場合、ロック要素94が保持要素98をばね95の力に抗して自由端、又は差込み収容部92の差込み開口の方向に操作することができ、それによってロック要素94がさらに径方向で外方へ到達することができ、ばね95の力に抗して保持要素98を押しのけ、それにより差込み収容部92への工具19の差込みが可能にされている。
出力シャフト要素80は、アキシャル軸受82を用いて機械ハウジング11に支持されている。アキシャル軸受82は、例えば機械ハウジング11の壁区分17で支持されている。壁区分17は、機械ハウジング11の貫通開口18の領域に設けられており、貫通開口においてドライブトレイン20が工具収容部90、特に収容体91により機械ハウジング11の前に突出する。しかし通常、出力シャフト81における打撃体61の調整路又は運動路は制御伝動装置63によって決められるので、アキシャル軸受82に力はかけられない。
貫通開口18において、出力装置回転軸受83が、例えば玉軸受又は特に滑り軸受として設けられている。出力装置回転軸受は、殊にラジアル軸受、特に径方向にだけ支承する軸受である。出力装置回転軸受83によって、ドライブトレイン20は工具収容部90の領域において、機械ハウジング11に対して回転軸線Dを中心に回転可能に支承されている。機械ハウジング11に対する別の支承が駆動装置回転軸受50によって提供され、これらは互いに距離Aを有する。距離Aにおいて、駆動モータ30の出力装置28と工具収容部90との間、特に収容体91には、機械ハウジング11におけるドライブトレイン20のどのような回転支承支持も設けられていない。なんらかの径方向の支持があるとしても、内歯歯車54における遊星歯車43であり、内場歯車自体は伝動装置ハウジング51の内歯歯車支持領域53に支持されている。内歯歯車支持領域53は、伝動装置ハウジング51のハウジング本体55に載置された、かつ打撃機構60の領域においてハウジング本体を覆うハウジングカバー56によって径方向外側で支持される。ハウジング本体55には伝動装置40が収容されている。ハウジング本体55は、ハウジングカバー56の収容部57に係合する。収容部57の領域において内歯歯車支持領域53が径方向外側で支持されている。
ハウジングカバー56は機械ハウジング11の前フロント領域をなし、例えばすでに述べた壁区分17と貫通開口18とを有する。問題なく機械ハウジング11及び伝動装置ハウジング51が一体であってもよいし、又は同一の構成要素を有してもよい。いずれにしても回転軸線Dに対して径方向の支承又は回転支承に関して、駆動装置回転軸受50及び出力装置回転軸受83によるドライブトレイン20の構造固定的(strukturfest)な支持又は回転支承が距離Aにおいて提供されている。
機械ハウジング11に関して、すなわち2つの回転軸受50、83が決定的に重要であり、このことは機械ハウジング11に対するドライブトレイン20の径方向支承又は回転支承に関わることである。
シャフト軸受アセンブリ49は、駆動シャフト48の長さの一部分、すなわち遊星キャリア45とアンビル体75の端面との間の区分の一部分にわたって延在する。例えばシャフト軸受アセンブリ49は、駆動シャフト48の略半分の長さにわたって延在する。したがってシャフト軸受アセンブリ49は、回転軸線Dに関してシャフト軸受アセンブリ49の全支持長SWが、出力装置回転軸受83の支持長SDよりもはるかに大きく、例えば3倍~4倍の大きさである長さである。すなわち出力装置回転軸受83は、回転軸線Dに関して特に短い回転軸受である。それによってインパクトドライバ10、特にそのドライブトレイン20が回転軸線Dに関して非常に短い。
出力シャフト81の直径が比較的小さく、いずれにしても出力シャフト81の長さよりも格段に小さいことが予定されていることも有利である。いずれにしてもシャフト軸受アセンブリ49によって支持される出力シャフト81の長さは、出力シャフト81のより小さい直径DAB又はより大きい直径DAAの少なくとも3倍~4倍、殊に5倍又は6倍の大きさである。
ここで、理解しやすくするためにさらに述べておきたいのは、付加的にさらにシール84、特にシャフトシールが出力装置回転軸受83の隣又は出力装置回転軸受に配置されているので、図3に良好に見て取れる支持長SDが特に短いということである。シール84は、例えば出力シャフト要素80、特に収容体91の例えば径方向外側に密封当接する。
出力シャフト81は、軸受収容部149において回転可能に収容されている。
シャフト軸受アセンブリ49は、回転軸線Dに関して互いに離間して、又は並べて配置されたシャフト軸受49A、49Bを有する。
シャフト軸受49Aは、出力装置回転軸受83のより近くに配置されており、シャフト軸受49Bは、駆動装置回転軸受50のより近くに配置されている。シャフト軸受49Aが出力装置回転軸受83のすぐ隣に配置されているのに対して、シャフト軸受49Bは、回転軸線Dに関して駆動装置回転軸受50に対して長手方向の距離を有する。特にシャフト軸受49Bは、回転軸線Dに対して軸受収容部149の長手方向中心まで延在する。
出力シャフトにおいて、回転軸線Dに関して並べて配置されている出力シャフト区分81A、81Bが軸受要素86、87を備えているか、又は軸受要素86、87として形成されている。軸受要素86、87は、軸受収容部149の部分をなす軸受収容部186、187において回転可能に支承されている。したがって、すなわちシャフト軸受49A、49Bはそれぞれ滑り軸受であるが、これらは機械的に相違して形成されている。
出力シャフト区分81Aは出力シャフト区分81Bよりも短い。同様に、軸受要素86、87又は関連する軸受収容部186、187は、回転軸線Dに関して異なった長さである。したがって、シャフト軸受49A、49Bの異なった支持長SWA、SWBが存在する。すなわちシャフト軸受49Aは、支持長SWBを有するシャフト軸受49Bよりも短い支持長SWAで軸受収容部149に支持されている。
それでもシャフト軸受49Aは、より大きい「支持荷重」を担持し、すなわちシャフト軸受49Bよりも高い傾動モーメント又は支持モーメントを受ける。シャフト軸受49Aの軸受直径DAA、すなわち軸受要素86又は軸受収容部186の直径は、シャフト軸受49Bの、すなわちシャフト軸受49Bの軸受要素87及び軸受収容部187の軸受直径DABよりも大きい。したがってシャフト軸受49Aは、シャフト軸受49Bよりも大きい力を受けることができる。
出力シャフト81は、回転軸線Dに関して階段状形態(Stufengestalt)を有し、より大きい直径又はより大きい段がアンビル体75の近くに設けられている。
軸受要素87は、支持シャフトの仕方で駆動装置回転軸受50の方へ軸受要素86の前に突出する。
特に高負荷容量の(belastbar)シャフト軸受49Aは、回転軸線Dに対して横向きに作用する力に関してシャフト軸受49Bよりも大きい負荷容量(Belastbarkeit)を有する。例えばインパクトドライバ10が地面に落ちた場合、工具収容部90には、特に工具収容部90に工具19が配置されている場合に、高い横方向荷重(Querbelastung)又は衝撃荷重(Stossbelastug)が生じる。このような荷重がかかった場合に、出力シャフト要素80は、いわば回転軸線Dに関して短い出力装置回転軸受83を中心に旋回力又は旋回運動を被るが、旋回力又は旋回運動はシャフト軸受49Aによって最適に支えられる。
さらに、例えばばね69は、回転軸線Dに対して横向きに傾動モーメントを生じるが、この傾動モーメントは、同等の高負荷容量のシャフト軸受49Aによって支えられる。
回転軸線Dに対して横向きに出力シャフト要素80に作用する力による負荷をシャフト軸受49Aが優先的に受けるようにするために、シャフト軸受49Aがシャフト軸受49Bよりも小さい軸受遊びを回転軸線Dに対して横向きに有することが予定されていてもよい。
これに加えて、シャフト軸受49A、49Bが回転軸線Dに関して距離を有するならば有利である。例えば、支持長SWA、SWB間に距離が存在する。そこでは軸受要素86、87間の移行領域89、例えば逃げ溝、回転軸線Dに関して径方向の凹部、又はそれに類するものが位置する。移行部89は、特に連続的な、丸く窪ませた、及び/又は傾斜させた移行部であり、それにより出力シャフト81と一体である軸受要素86、87間の負荷、例えば切欠き応力又はそれに類するものが回避される又は低減される。
アンビル体75と出力シャフト81の付設部、したがってすなわち軸受要素86との間に径方向凹部88、例えば逃げ溝が設けられていることも同様に有利である。そこには小さい切欠き応力が存在しているべきである。しかし、逃げ溝に代えて、又は逃げ溝に加えて、アンビル体75と出力シャフト81の付設部、すなわち軸受要素86との間に大規模に丸くされた移行領域が設けられているならば有利である。

以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1] 工具(19)、特にねじ回し工具を収容するために設けられた工具収容部(90)を、回転軸線(D)を中心に駆動するためのドライブトレイン(20)を備える手持ち工具機械、特にインパクトドライバであって、前記ドライブトレイン(20)は、駆動モータ(21)と、前記工具収容部(90)が配置されている出力シャフト要素(80)と、前記出力シャフト要素(80)を駆動するための、前記駆動モータ(21)によって駆動可能な駆動シャフト(48)と、を備え、前記出力シャフト要素(80)が出力装置回転軸受(83)を用いて、かつ前記駆動シャフト(48)が駆動装置回転軸受(50)を用いて機械ハウジング(11)に対して前記回転軸線(D)を中心に回転可能に支承されており、前記出力シャフト要素(80)がシャフト軸受アセンブリ(49)を用いて前記駆動シャフト(48)に前記回転軸線(D)を中心に回転可能に支承されている、手持ち工具機械において、前記シャフト軸受アセンブリ(49)は、前記回転軸線(D)に関して並べて配置されているとともに少なくとも1つの機械的特性が異なる少なくとも2つのシャフト軸受(49A、49B)を有することを特徴とする、手持ち工具機械。
[2] 前記少なくとも1つの機械的特性は、前記少なくとも2つのシャフト軸受(49A、49B)の異なった軸受直径を含むことを特徴とする、[1]に記載の手持ち工具機械。
[3] 前記シャフト軸受アセンブリ(49)の少なくとも2つのシャフト軸受(49A、49B)は、前記回転軸線(D)に関して異なった支持長(SWA、SWB)で前記駆動シャフト(48)に支持されていることを特徴とする、[1]又は[2]に記載の手持ち工具機械。
[4] 前記出力装置回転軸受(83)のより近くに配置された前記シャフト軸受アセンブリ(49)のシャフト軸受(49A、49B)は、前記回転軸線(D)に関して、前記出力装置回転軸受(83)からより遠く離れた前記シャフト軸受アセンブリ(49)のシャフト軸受(49A、49B)よりも大きい軸受直径(を有し)、及び/又はより短い支持長(SWA)で前記駆動シャフト(48)に支持されていることを特徴とする、[1]~[3]のいずれか1項に記載の手持ち工具機械。
[5] 前記シャフト軸受アセンブリ(49)の少なくとも2つのシャフト軸受(49A、49B)間に、前記回転軸線(D)と平行に距離(85)又は余地が存在することを特徴とする、[1]~[4]のいずれか1項に記載の手持ち工具機械。
[6] 前記シャフト軸受アセンブリ(49)の少なくとも1つのシャフト軸受(49A、49B)が滑り軸受であることを特徴とする、[1]~[5]のいずれか1項に記載の手持ち工具機械。
[7] 前記出力シャフト要素(80)は、前記駆動シャフト(48)の内周又は軸受収容部に支承されている少なくとも1つの滑り軸受区分を有することを特徴とする、[6]に記載の手持ち工具機械。
[8] 前記滑り軸受区分の隣に、逃げ溝、又は前記出力シャフト要素(80)の隣接区分、特に別の滑り軸受区分に対して傾斜させた、及び/若しくは丸く窪ませた輪郭(88)が設けられていることを特徴とする、[7]に記載の手持ち工具機械。
[9] 前記出力シャフト要素(80)のための前記駆動シャフト(48)の軸受収容部(149)及び/又は前記駆動シャフト(48)に支承された前記出力シャフト要素(80)の出力シャフト(81)は、前記回転軸線(D)に対して横向きに延在する階段状輪郭を有することを特徴とする、[1]~[8]のいずれか1項に記載の手持ち工具機械。
[10] 前記シャフト軸受アセンブリ(49)の少なくとも2つのシャフト軸受(49A、49B)は、前記回転軸線(D)に関して異なった第1支持長及び第2支持長(SWA、SWB)で前記駆動シャフト(48)に支持されていることを特徴とする、[1]~[9]のいずれか1項に記載の手持ち工具機械。
[11] 前記駆動装置回転軸受のより近くに配置された前記シャフト軸受アセンブリ(49)のシャフト軸受(49B)は、前記出力装置回転軸受(83)のより近くに配置された前記シャフト軸受アセンブリ(49)のシャフト軸受(49A)よりも大きい支持長(SWB)で前記駆動シャフト(48)に支持されていることを特徴とする、[1]~[10]のいずれか1項に記載の手持ち工具機械。
[12] 前記回転軸線(D)に関して並べて配置された前記シャフト軸受アセンブリ(49)のシャフト軸受(49A、49B)は、前記回転軸線(D)に対して横向きに異なった軸受遊びを有することを特徴とする、[1]~[11]のいずれか1項に記載の手持ち工具機械。
[13] 前記出力装置回転軸受(83)のより近くに配置された前記シャフト軸受アセンブリ(49)のシャフト軸受(49A)は、前記出力装置回転軸受(83)からより遠く離れたシャフト軸受(49B)よりも小さい軸受遊びを前記回転軸受(D)に対して横向きに有することを特徴とする、[1]~[12]のいずれか1項に記載の手持ち工具機械。
[14] 第1シャフト軸受(49A)は、前記回転軸線(D)に関して、前記シャフト軸受アセンブリ(49)の第2シャフト軸受(49B)よりも短い支持長(SWA)で前記駆動シャフト(48)に支持されていることを特徴とする、[1]~[13]のいずれか1項に記載の手持ち工具機械。
[15] 前記出力装置回転軸受(83)のより近くに配置された前記シャフト軸受(49A)の支持長(SWA)は、前記出力装置回転軸受(83)からより遠く離れたところに配置された前記シャフト軸受(49B)の支持長(SWB)よりも小さい、及び/又は前記出力装置回転軸受(83)の支持長(SD)に略相当することを特徴とする、[1]~[14]のいずれか1項に記載の手持ち工具機械。
[16] 前記出力シャフト要素(80)は、前記回転軸線(D)に関して前記シャフト軸受アセンブリ(49)の全支持長(SW)にわたって前記駆動シャフト(48)に、かつ前記回転軸線(D)に関して前記出力装置回転軸受(83)の支持長(SD)にわたって前記機械ハウジング(11)に支持されており、前記回転軸線(D)の長手方向延在に関して、前記シャフト軸受アセンブリ(49)の前記全支持長(SW)は前記出力装置回転軸受(83)の前記支持長(SD)よりも大きいことを特徴とする、[1]~[15]のいずれか1項に記載の手持ち工具機械。
[17] 前記回転軸線(D)の前記長手方向延在に関して、前記シャフト軸受アセンブリ(49)の前記全支持長(SW)は、前記出力装置回転軸受(83)の前記支持長(SD)の少なくとも1.5倍又は2倍の大きさであることを特徴とする、[16]に記載の手持ち工具機械。
[18] 前記回転軸線(D)の前記長手方向延在に関して、前記シャフト軸受アセンブリ(49)の前記全支持長(SW)は、前記出力装置回転軸受(83)の前記支持長(SD)の少なくとも3倍又は4倍の大きさであることを特徴とする、[16]又は[17]に記載の手持ち工具機械。
[19] 前記回転軸線(D)の前記長手方向延在に関して、前記シャフト軸受アセンブリ(49)の前記全支持長(SW)は、前記出力装置回転軸受(83)の前記支持長(SD)の少なくとも5倍又は6倍の大きさであることを特徴とする、[16]、[17]、又は[18]に記載の手持ち工具機械。
[20] 前記回転軸線(D)の前記長手方向延在に関して、前記シャフト軸受アセンブリ(49)の前記全支持長(SW)は、前記出力装置回転軸受(83)の前記支持長(SD)の少なくとも7倍又は8倍の大きさであることを特徴とする、[16]~[19]のいずれか1項に記載の手持ち工具機械。
[21] 前記回転軸線(D)の前記長手方向延在に関して、前記シャフト軸受アセンブリ(49)の前記全支持長(SW)は、前記出力装置回転軸受(83)の前記支持長(SD)の少なくとも9倍又は10倍の大きさであることを特徴とする、[16]~[20]のいずれか1項に記載の手持ち工具機械。
[22] 前記シャフト軸受アセンブリ(49)に支持された前記出力シャフト要素(80)の出力シャフト(81)の長さは、前記出力シャフト(81)の直径の少なくとも2倍の大きさ、好ましくは少なくとも3倍の大きさであることを特徴とする、[1]~[21]のいずれか1項に記載の手持ち工具機械。
[23] 前記シャフト軸受アセンブリ(49)は、前記出力シャフト要素(80)の出力シャフト(81)が収容されている軸受収容部(149)を有し、前記出力シャフトは、前記シャフト軸受アセンブリ(49)の前記回転軸線(D)に関して前記軸受収容部(149)に支持されていることを特徴とする、[1]~[22]のいずれか1項に記載の手持ち工具機械。
[24] 前記ドライブトレイン(20)は、回転打撃を用いて前記出力シャフト要素(80)を駆動するための打撃体(61)を有する打撃機構(60)を備えることを特徴とする、[1]~[23]のいずれか1項に記載の手持ち工具機械。
[25] 前記打撃体(61)が軸受収容部(61A)を有し、前記軸受収容部に前記駆動シャフト(48)が配置されており、かつ前記シャフト軸受アセンブリ(49)が前記回転軸線(D)に関して少なくとも略2分の1の長さにわたって前記軸受収容部の中へと延在すること、及び/又は前記出力シャフト要素(80)、特に前記出力シャフト要素(80)の出力シャフト(81)が前記回転軸線(D)に関して前記打撃体(61)の全長手方向延在の一部に入り込むか、若しくは前記打撃体(61)の前に突出することを特徴とする、[24]に記載の手持ち工具機械。
[26] 前記打撃体(61)は、前記駆動シャフト(48)において前記回転軸線(D)に沿って延在する軸受領域に沿って、前記駆動シャフト(48)に軸方向に可動に支承されており、かつ前記出力シャフト要素(80)は、前記軸受領域の長さの少なくとも一部にわたって前記駆動シャフト(48)に前記シャフト軸受アセンブリ(49)を用いて支持されていることを特徴とする、[24]又は[25]に記載の手持ち工具機械。
[27] 前記シャフト軸受アセンブリ(49)は、前記機械ハウジング(11)の内部空間に配置されていることを特徴とする、[1]~[26]のいずれか1項に記載の手持ち工具機械。
[28] 前記シャフト軸受アセンブリ(49)は、前記出力装置回転軸受(83)と前記駆動モータ(21)との間に配置されていることを特徴とする、[1]~[27]のいずれか1項に記載の手持ち工具機械。
[29] 工具(19)、特にねじ回し工具を収容するために設けられた工具収容部(90)を、回転軸線(D)を中心に駆動するためのドライブトレイン(20)を備えるインパクトドライバであって、前記ドライブトレイン(20)は、駆動モータ(21)と打撃機構(60)とを備え、前記ドライブトレイン(20)は、前記駆動モータ(21)によって駆動可能な、前記打撃機構(60)の打撃体(61)を駆動するための駆動シャフト(48)を有し、前記打撃体(61)は、前記工具収容部(90)が配置されている出力シャフト要素(80)を回転打撃を用いて駆動するために設けられており、
前記出力シャフト要素(80)が出力装置回転軸受(83)を用いて、かつ前記駆動シャフト(48)が駆動装置回転軸受(50)を用いて機械ハウジング(11)に対して前記回転軸線(D)を中心に回転可能に支承されており、前記出力シャフト要素(80)がシャフト軸受アセンブリ(49)を用いて前記駆動シャフト(48)に前記回転軸線(D)を中心に回転可能に支承されている、インパクトドライバにおいて、前記シャフト軸受アセンブリ(49)は、前記回転軸線(D)に関して並べて配置されているとともに少なくとも1つの機械的特性が異なる少なくとも2つのシャフト軸受(49A、49B)を有することを特徴とする、インパクトドライバ。

Claims (29)

  1. 工具(19)を収容するために設けられた工具収容部(90)を、回転軸線(D)を中心に駆動するためのドライブトレイン(20)を備える手持ち工具機械であって、前記ドライブトレイン(20)は、駆動モータ(21)と、前記工具収容部(90)が配置されている出力シャフト要素(80)と、前記出力シャフト要素(80)を駆動するための、前記駆動モータ(21)によって駆動可能な駆動シャフト(48)と、を備え、前記出力シャフト要素(80)が出力装置回転軸受(83)を用いて、かつ前記駆動シャフト(48)が駆動装置回転軸受(50)を用いて機械ハウジング(11)に対して前記回転軸線(D)を中心に回転可能に支承されており、前記出力シャフト要素(80)がシャフト軸受アセンブリ(49)を用いて前記回転軸線(D)を中心に回転可能に前記駆動シャフト(48)に支承されている、手持ち工具機械において、前記シャフト軸受アセンブリ(49)は、前記回転軸線(D)に関して並べて配置されているとともに少なくとも1つの機械的特性が異なる少なくとも2つのシャフト軸受(49A、49B)を有し、
    前記出力装置回転軸受(83)のより近くに配置された前記シャフト軸受アセンブリ(49)のシャフト軸受(49A)は、前記出力装置回転軸受(83)からより遠く離れたシャフト軸受(49B)よりも小さい軸受遊びを前記回転軸線(D)の周りに有することを特徴とする、手持ち工具機械。
  2. 前記少なくとも1つの機械的特性は、前記少なくとも2つのシャフト軸受(49A、49B)の異なった軸受直径を含むことを特徴とする、請求項1に記載の手持ち工具機械。
  3. 前記シャフト軸受アセンブリ(49)の少なくとも2つのシャフト軸受(49A、49B)は、前記回転軸線(D)に関して異なった支持長(SWA、SWB)で前記駆動シャフト(48)に支持されていることを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載の手持ち工具機械。
  4. 前記出力装置回転軸受(83)のより近くに配置された前記シャフト軸受アセンブリ(49)のシャフト軸受(49A、49B)は、前記回転軸線(D)に関して、前記出力装置回転軸受(83)からより遠く離れた前記シャフト軸受アセンブリ(49)のシャフト軸受(49A、49B)よりも大きい軸受直径を有し、及び/又はより短い支持長(SWA)で前記駆動シャフト(48)に支持されていることを特徴とする、請求項1~請求項3のいずれか1項に記載の手持ち工具機械。
  5. 前記シャフト軸受アセンブリ(49)の少なくとも2つのシャフト軸受(49A、49B)間に、前記回転軸線(D)と平行に距離(85)又は余地が存在することを特徴とする、請求項1~請求項4のいずれか1項に記載の手持ち工具機械。
  6. 前記シャフト軸受アセンブリ(49)の少なくとも1つのシャフト軸受(49A、49B)が滑り軸受であることを特徴とする、請求項1~請求項5のいずれか1項に記載の手持ち工具機械。
  7. 前記出力シャフト要素(80)は、前記駆動シャフト(48)の内周又は軸受収容部に支承されている少なくとも1つの滑り軸受区分を有することを特徴とする、請求項6に記載の手持ち工具機械。
  8. 前記滑り軸受区分の隣に、逃げ溝、又は前記出力シャフト要素(80)の隣接区分に対して傾斜させた、及び/若しくは丸く窪ませた輪郭(88)が設けられていることを特徴とする、請求項7に記載の手持ち工具機械。
  9. 前記出力シャフト要素(80)のための前記駆動シャフト(48)の軸受収容部(149)及び/又は前記駆動シャフト(48)に支承された前記出力シャフト要素(80)の出力シャフト(81)は、前記回転軸線(D)に軸方向に延在する階段状輪郭を有することを特徴とする、請求項1~請求項8のいずれか1項に記載の手持ち工具機械。
  10. 前記シャフト軸受アセンブリ(49)の少なくとも2つのシャフト軸受(49A、49B)は、前記回転軸線(D)に関して異なった第1支持長及び第2支持長(SWA、SWB)で前記駆動シャフト(48)に支持されていることを特徴とする、請求項1~請求項9のいずれか1項に記載の手持ち工具機械。
  11. 前記駆動装置回転軸受のより近くに配置された前記シャフト軸受アセンブリ(49)のシャフト軸受(49B)は、前記出力装置回転軸受(83)のより近くに配置された前記シャフト軸受アセンブリ(49)のシャフト軸受(49A)よりも大きい支持長(SWB)で前記駆動シャフト(48)に支持されていることを特徴とする、請求項1~請求項10のいずれか1項に記載の手持ち工具機械。
  12. 前記回転軸線(D)に関して並べて配置された前記シャフト軸受アセンブリ(49)のシャフト軸受(49A、49B)は、前記回転軸線(D)の周りに異なった軸受遊びを有することを特徴とする、請求項1~請求項11のいずれか1項に記載の手持ち工具機械。
  13. 第1シャフト軸受(49A)は、前記回転軸線(D)に関して、前記シャフト軸受アセンブリ(49)の第2シャフト軸受(49B)よりも短い支持長(SWA)で前記駆動シャフト(48)に支持されていることを特徴とする、請求項1~請求項12のいずれか1項に記載の手持ち工具機械。
  14. 前記出力装置回転軸受(83)のより近くに配置された前記シャフト軸受(49A)の支持長(SWA)は、前記出力装置回転軸受(83)からより遠く離れたところに配置された前記シャフト軸受(49B)の支持長(SWB)よりも小さい、及び/又は前記出力装置回転軸受(83)の支持長(SD)に略相当することを特徴とする、請求項1~請求項13のいずれか1項に記載の手持ち工具機械。
  15. 前記出力シャフト要素(80)は、前記回転軸線(D)に関して前記シャフト軸受アセンブリ(49)の全支持長(SW)にわたって前記駆動シャフト(48)に、かつ前記回転軸線(D)に関して前記出力装置回転軸受(83)の支持長(SD)にわたって前記機械ハウジング(11)に支持されており、前記回転軸線(D)の長手方向延在に関して、前記シャフト軸受アセンブリ(49)の前記全支持長(SW)は前記出力装置回転軸受(83)の前記支持長(SD)よりも大きいことを特徴とする、請求項1~請求項14のいずれか1項に記載の手持ち工具機械。
  16. 前記回転軸線(D)の前記長手方向延在に関して、前記シャフト軸受アセンブリ(49)の前記全支持長(SW)は、前記出力装置回転軸受(83)の前記支持長(SD)の少なくとも1.5倍又は2倍の大きさであることを特徴とする、請求項15に記載の手持ち工具機械。
  17. 前記回転軸線(D)の前記長手方向延在に関して、前記シャフト軸受アセンブリ(49)の前記全支持長(SW)は、前記出力装置回転軸受(83)の前記支持長(SD)の少なくとも3倍又は4倍の大きさであることを特徴とする、請求項15又は請求項16に記載の手持ち工具機械。
  18. 前記回転軸線(D)の前記長手方向延在に関して、前記シャフト軸受アセンブリ(49)の前記全支持長(SW)は、前記出力装置回転軸受(83)の前記支持長(SD)の少なくとも5倍又は6倍の大きさであることを特徴とする、請求項15、請求項16、又は請求項17に記載の手持ち工具機械。
  19. 前記回転軸線(D)の前記長手方向延在に関して、前記シャフト軸受アセンブリ(49)の前記全支持長(SW)は、前記出力装置回転軸受(83)の前記支持長(SD)の少なくとも7倍又は8倍の大きさであることを特徴とする、請求項15~請求項18のいずれか1項に記載の手持ち工具機械。
  20. 前記回転軸線(D)の前記長手方向延在に関して、前記シャフト軸受アセンブリ(49)の前記全支持長(SW)は、前記出力装置回転軸受(83)の前記支持長(SD)の少なくとも9倍又は10倍の大きさであることを特徴とする、請求項15~請求項19のいずれか1項に記載の手持ち工具機械。
  21. 前記シャフト軸受アセンブリ(49)に支持された前記出力シャフト要素(80)の出力シャフト(81)の長さは、前記出力シャフト(81)の直径の少なくとも2倍の大きさであることを特徴とする、請求項1~請求項20のいずれか1項に記載の手持ち工具機械。
  22. 前記シャフト軸受アセンブリ(49)は、前記出力シャフト要素(80)の出力シャフト(81)が収容されている軸受収容部(149)を有し、前記出力シャフトは、前記シャフト軸受アセンブリ(49)の前記回転軸線(D)に関して前記軸受収容部(149)に支持されていることを特徴とする、請求項1~請求項21のいずれか1項に記載の手持ち工具機械。
  23. 前記ドライブトレイン(20)は、回転打撃を用いて前記出力シャフト要素(80)を駆動するための打撃体(61)を有する打撃機構(60)を備えることを特徴とする、請求項1~請求項22のいずれか1項に記載の手持ち工具機械。
  24. 前記打撃体(61)が軸受収容部(61A)を有し、前記軸受収容部に前記駆動シャフト(48)が配置されており、かつ前記シャフト軸受アセンブリ(49)が前記回転軸線(D)に関して少なくとも略2分の1の長さにわたって前記軸受収容部の中へと延在すること、及び/又は前記出力シャフト要素(80)が前記回転軸線(D)に関して前記打撃体(61)の全長手方向延在の一部に入り込むか、若しくは前記打撃体(61)の前に突出することを特徴とする、請求項23に記載の手持ち工具機械。
  25. 前記打撃体(61)は、前記駆動シャフト(48)において前記回転軸線(D)に沿って延在する軸受領域に沿って、前記駆動シャフト(48)に軸方向に可動に支承されており、かつ前記出力シャフト要素(80)は、前記軸受領域の長さの少なくとも一部にわたって前記駆動シャフト(48)に前記シャフト軸受アセンブリ(49)を用いて支持されていることを特徴とする、請求項23又は請求項24に記載の手持ち工具機械。
  26. 前記シャフト軸受アセンブリ(49)は、前記機械ハウジング(11)の内部空間に配置されていることを特徴とする、請求項1~請求項25のいずれか1項に記載の手持ち工具機械。
  27. 前記シャフト軸受アセンブリ(49)は、前記出力装置回転軸受(83)と前記駆動モータ(21)との間に配置されていることを特徴とする、請求項1~請求項26のいずれか1項に記載の手持ち工具機械。
  28. 工具(19)を収容するために設けられた工具収容部(90)を、回転軸線(D)を中心に駆動するためのドライブトレイン(20)を備えるインパクトドライバであって、前記ドライブトレイン(20)は、駆動モータ(21)と打撃機構(60)とを備え、前記ドライブトレイン(20)は、前記駆動モータ(21)によって駆動可能な、前記打撃機構(60)の打撃体(61)を駆動するための駆動シャフト(48)を有し、前記打撃体(61)は、前記工具収容部(90)が配置されている出力シャフト要素(80)を回転打撃を用いて駆動するために設けられており、
    前記出力シャフト要素(80)が出力装置回転軸受(83)を用いて、かつ前記駆動シャフト(48)が駆動装置回転軸受(50)を用いて機械ハウジング(11)に対して前記回転軸線(D)を中心に回転可能に支承されており、前記出力シャフト要素(80)がシャフト軸受アセンブリ(49)を用いて前記回転軸線(D)を中心に回転可能に前記駆動シャフト(48)に支承されている、インパクトドライバにおいて、前記シャフト軸受アセンブリ(49)は、前記回転軸線(D)に関して並べて配置されているとともに少なくとも1つの機械的特性が異なる少なくとも2つのシャフト軸受(49A、49B)を有し、
    前記出力装置回転軸受(83)のより近くに配置された前記シャフト軸受アセンブリ(49)のシャフト軸受(49A)は、前記出力装置回転軸受(83)からより遠く離れたシャフト軸受(49B)よりも小さい軸受遊びを前記回転軸線(D)の周りに有することを特徴とする、インパクトドライバ。
  29. 工具(19)を収容するために設けられた工具収容部(90)を、回転軸線(D)を中心に駆動するためのドライブトレイン(20)を備える手持ち工具機械であって、前記ドライブトレイン(20)は、駆動モータ(21)と、前記工具収容部(90)が配置されている出力シャフト要素(80)と、前記出力シャフト要素(80)を駆動するための、前記駆動モータ(21)によって駆動可能な駆動シャフト(48)と、を備え、前記出力シャフト要素(80)が出力装置回転軸受(83)を用いて、かつ前記駆動シャフト(48)が駆動装置回転軸受(50)を用いて機械ハウジング(11)に対して前記回転軸線(D)を中心に回転可能に支承されており、前記出力シャフト要素(80)がシャフト軸受アセンブリ(49)を用いて前記回転軸線(D)を中心に回転可能に前記駆動シャフト(48)に支承されている、手持ち工具機械において、前記シャフト軸受アセンブリ(49)は、前記回転軸線(D)に関して並べて配置されているとともに少なくとも1つの機械的特性が異なる少なくとも2つのシャフト軸受(49A、49B)を有し、
    前記ドライブトレイン(20)は、回転打撃を用いて前記出力シャフト要素(80)を駆動するための打撃体(61)を有する打撃機構(60)を備え、
    前記打撃体(61)は、前記駆動シャフト(48)において前記回転軸線(D)に沿って延在する軸受領域に沿って、前記駆動シャフト(48)に軸方向に可動に支承されており、かつ前記出力シャフト要素(80)は、前記軸受領域の長さの少なくとも一部にわたって前記駆動シャフト(48)に前記シャフト軸受アセンブリ(49)を用いて支持されていることを特徴とする、手持ち工具機械。
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