JP7378307B2 - 系統解列装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電力系統に連系される電源装置をその電力系統から解列させることができる系統解列装置に関する。
家屋等の施設では、電力系統に接続される主幹ブレーカが分電盤に設けられ、その主幹ブレーカを経由して電力の供給を受けることができる。また、施設内では、主幹ブレーカの二次側に、複数の分岐ブレーカが主幹ブレーカから見て並列に接続され、それら分岐ブレーカの二次側に、各種の電力負荷装置などが接続されるような電気設備が構築されている。
太陽電池などの電源装置を施設に設置する場合、特許文献1に記載のように、電源装置用の専用ブレーカ(自家発電用主幹開閉器11)を分岐ブレーカ(分岐開閉器12)と並列に主幹ブレーカ(商用電源用主幹開閉器6)の二次側に増設し、その専用ブレーカに電源装置(太陽電池E2)を接続することが行われている。この場合、電源装置には二つの電圧線及び中性線の合計3線が接続されており、電源装置は交流200V電源として機能する。
特許第3531408号公報
分電盤に設けられている通常の100V用の分岐ブレーカは、2線(一つの電圧線及び中性線)を接続できる構成になっている。そのような2線を接続できる構成の分岐ブレーカの二次側に、上述したような3線(二つの電圧線及び中性線)の接続が必要な交流200V電源を接続することはできない。しかし、2線を接続できる構成の分岐ブレーカの二次側に、交流200V電源に接続される二つの電圧線のみを接続することは可能である。
電源装置を備える分散型電源システムでは、電力系統に事故が発生した場合には、その電力系統から電源装置を解列することが求められる場合がある。そのため、電力系統での事故の発生を確実に検出し、電源装置を電力系統から確実に解列することが必要になる。但し、上述したような交流200V電源(電源装置)に接続される二つの電圧線のみを、2線を接続できる構成の分岐ブレーカに対して接続した構成の分散型電源システムの場合、分岐ブレーカと交流200V電源との間には中性線は設置されない。そのため、二つの電圧線間の電位差を知ることはできるが、一方の電圧線と中性線との間の電位差、及び、他方の電圧線と中性線との間の電位差を知ることはできない。そのため、例えば電力系統での事故等に起因して各電圧線に現れ得る電圧異常を正確に知ることができず、その場合に求められる電力系統からの解列を行えない可能性がある。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、電力系統の異常時に、電力系統に連系される電源装置をその電力系統から確実に解列させることができる系統解列装置を提供する点にある。
上記目的を達成するための本発明に係る系統解列装置の特徴構成は、電力系統に連系される電源装置を当該電力系統から解列させることができる系統解列装置であって、
前記電源装置は、前記電力系統に接続される主幹ブレーカの二次側の、第1電圧線及び第2電圧線及び中性線を有する単相3線式の交流線に対して接続される複数の分岐ブレーカのうちの、前記交流線を構成する前記第1電圧線及び前記第2電圧線に接続され且つ前記中性線には接続されていない一つの前記分岐ブレーカの二次側に接続される交流200V電源であり、
前記第1電圧線の電位と前記中性線の電位との間の第1電位差が所定の解列条件を満たした場合に前記電源装置を前記電力系統から解列させ、前記第2電圧線の電位と前記中性線の電位との間の第2電位差が所定の解列条件を満たした場合に前記電源装置を前記電力系統から解列させる解列制御部と、
前記第1電圧線の電位又は前記第2電圧線の電位と前記中性線の電位との間の電圧線-中性線間電位差を測定する第1電位差測定部と、
前記第1電圧線の電位と前記第2電圧線の電位との間の電圧線-電圧線間電位差を測定する第2電位差測定部とを備え、
前記解列制御部は、前記第1電位差測定部が測定した前記電圧線-中性線間電位差と、前記第2電位差測定部が測定した前記電圧線-電圧線間電位差及び前記第1電位差測定部が測定した前記電圧線-中性線間電位差の間の差分の電位差とに基づいて、前記第1電位差と前記第2電位差とを決定する点にある。
上記特徴構成によれば、解列制御部は、電力系統に異常が発生した場合などにおいて第1電圧線の電位と中性線の電位との間の第1電位差が所定の解列条件を満たした場合には電源装置を電力系統から解列させる。つまり、系統解列装置は、第1電圧線に現れる電力系統の異常を検知して、電源装置を電力系統から解列させることができる。また、解列制御部は、電力系統に異常が発生した場合などにおいて第2電圧線の電位と中性線の電位との間の第2電位差が所定の解列条件を満たした場合に電源装置を電力系統から解列させる。つまり、系統解列装置は、第2電圧線に現れる電力系統の異常を検知して、電源装置を電力系統から解列させることができる。
加えて、本特徴構成では、第1電位差測定部が第1電圧線の電位又は第2電圧線の電位と中性線の電位との間の100Vの電圧線-中性線間電位差を測定し、第2電位差測定部が、第1電圧線の電位と第2電圧線の電位との間の200Vの電圧線-電圧線間電位差を測定する。つまり、第1電位差測定部及び第2電位差測定部により行われる、単相3線式の交流線を構成する3線(二つの電圧線及び中性線)の全てを用いた監視結果に基づいて、電力系統の異常時に、電力系統に連系される電源装置をその電力系統から解列させることができる。
従って、電力系統の異常時に、電力系統に連系される電源装置をその電力系統から確実に解列させることができる系統解列装置を提供できる。
本発明に係る系統解列装置の別の特徴構成は、前記第1電位差測定部は、前記電源装置が接続される一つの前記分岐ブレーカの二次側に接続される前記第1電圧線又は前記第2電圧線の電位と、前記電源装置が接続される一つの前記分岐ブレーカとは別の前記分岐ブレーカの二次側に接続される中性線の電位を参照して前記電圧線-中性線間電位差を測定し、
前記第2電位差測定部は、前記電源装置が接続される一つの前記分岐ブレーカの二次側に接続される前記第1電圧線の電位と前記第2電圧線の電位とを参照して前記電圧線-電圧線間電位差を測定する点にある。
上記特徴構成によれば、電源装置が、中性線には接続されていない一つの分岐ブレーカの二次側に接続される場合であっても、第1電位差測定部によって、電源装置が接続される一つの分岐ブレーカとは別の分岐ブレーカの二次側に接続される中性線の電位を参照した電圧線-中性線間電位差の測定を行い、第2電位差測定部によって、電源装置が接続される一つの分岐ブレーカの二次側に接続される第1電圧線の電位と第2電圧線の電位とを参照した電圧線-電圧線間電位差の測定を行うことで、単相3線式の交流線を構成する3線(二つの電圧線及び中性線)の全てを用いた、二つの電圧線の電圧の監視を行うことができる。
本発明に係る系統解列装置の別の特徴構成は、前記電源装置が接続される一つの前記分岐ブレーカの二次側には前記第1電圧線及び前記第2電圧線として用いられる2つの線路が接続され、
前記電源装置が接続される一つの前記分岐ブレーカとは別の前記分岐ブレーカの二次側には前記第1電圧線及び前記第2電圧線のうちの一方の電圧線と前記中性線として用いられる2つの線路が接続され、
前記電源装置が接続される一つの前記分岐ブレーカの二次側に接続される2つの前記線路のうちの第1線路の電位と、前記電源装置が接続される一つの前記分岐ブレーカの二次側に接続される2つの前記線路のうちの第2線路の電位との間の電位差を測定する第1電位差計と、
前記電源装置が接続される一つの前記分岐ブレーカの二次側に接続される前記第1線路の電位と、前記電源装置が接続される一つの前記分岐ブレーカとは別の前記分岐ブレーカの二次側に接続される2つの前記線路のうちの第3線路の電位との間の電位差を測定する第2電位差計と、
前記電源装置が接続される一つの前記分岐ブレーカの二次側に接続される前記第1線路の電位と、前記電源装置が接続される一つの前記分岐ブレーカとは別の前記分岐ブレーカの二次側に接続される2つの前記線路のうちの第4線路の電位との間の電位差を測定する第3電位差計と、
前記電源装置が接続される一つの前記分岐ブレーカの二次側に接続される前記第2線路の電位と、前記電源装置が接続される一つの前記分岐ブレーカとは別の前記分岐ブレーカの二次側に接続される前記第3線路の電位との間の電位差を測定する第4電位差計と、
前記電源装置が接続される一つの前記分岐ブレーカの二次側に接続される前記第2線路の電位と、前記電源装置が接続される一つの前記分岐ブレーカとは別の前記分岐ブレーカの二次側に接続される前記第4線路の電位との間の電位差を測定する第5電位差計と、のうち、前記第1電位差計と、前記第2電位差計及び前記第3電位差計及び前記第4電位差計及び前記第5電位差計のうちの少なくとも3つの電位差計とを備え、
前記第1電位差計を前記第2電位差測定部として用い、
前記第2電位差計及び前記第3電位差計及び前記第4電位差計及び前記第5電位差計のうちの少なくとも3つの電位差計のうち、100Vに近い絶対値の電位差を測定している電位差計を前記第1電位差測定部として用いる点にある。
ここで、前記第2電位差計及び前記第3電位差計及び前記第4電位差計及び前記第5電位差計のうちの少なくとも3つの電位差計の中に、100Vに近い絶対値の電位差を測定している電位差計が複数存在する場合、それら複数の電位差計を前記第1電位差測定部として用い、それら複数の電位差計が測定した電位差の絶対値の平均値を電圧線-中性線間電位差とすることができる。
上記特徴構成によれば、第1電圧線の電位と第2電圧線の電位との間の電圧線-電圧線間電位差を測定する第2電位差測定部として、電源装置が接続される一つの分岐ブレーカの二次側に接続される2つの線路(第1線路及び第2線路)の間の電位差を測定する第1電位差計を用いることができる。
また、第1電圧線の電位又は第2電圧線の電位と中性線の電位との間の電圧線-中性線間電位差を測定する第1電位差測定部として、第2電位差計及び第3電位差計及び第4電位差計及び第5電位差計のうちの、100Vに近い絶対値の電位差を測定している電位差計を用いることができる。
系統解列装置が設けられた分散型電源システムの構成を示す図である。 系統解列装置が設けられた分散型電源システムの構成を示す図である。
以下に図面を参照して本発明の実施形態に係る系統解列装置について説明する。
図1は、系統解列装置が設けられた分散型電源システムの構成を示す図である。図示する分散型発電システムは、一次側が電力系統1に対して接続される主幹ブレーカ3と、主幹ブレーカ3の二次側に対して接続される複数の分岐ブレーカ4(4a,4b,4c,4d)とを備える。複数の分岐ブレーカ4は、電力系統1に接続される主幹ブレーカ3の二次側の、第1電圧線L1及び第2電圧線L2と中性線Nとを有する単相3線式の交流線2に対して接続される。そのうち、分岐ブレーカ4aは第1電圧線L1及び中性線Nに接続され、分岐ブレーカ4b及び分岐ブレーカ4dは第2電圧線L2及び中性線Nに接続され、分岐ブレーカ4cは第1電圧線L1及び第2電圧線L2に接続される。これら主幹ブレーカ3及び複数の分岐ブレーカ4は例えば分電盤などで集約して設置される。
主幹ブレーカ3では、第1電圧線L1及び第2電圧線L2での過電流の継続が防止される。例えば、主幹ブレーカ3では、自身に引き込まれている第1電圧線L1又は第2電圧線L2を流れる電流が遮断容量を超えると、所定の時間が経過するまでの間に線路を強制的に遮断する。
本実施形態の分岐ブレーカ4a,4b,4c,4dには、二つの線路を接続できる。例えば、分岐ブレーカ4a,4b,4dのそれぞれには、第1電圧線L1及び第2電圧線L2のうちの一方の電圧線と中性線Nとが接続されており、100V負荷を接続することができる。また、分岐ブレーカ4cには、第1電圧線L1と第2電圧線L2とが接続されている。図1に示す例では、分岐ブレーカ4aには電力負荷装置5が接続され、分岐ブレーカ4bには電力負荷装置5が接続され、分岐ブレーカ4cには電源装置11が接続され、分岐ブレーカ4dには電力負荷装置5が接続される。電力負荷装置5には、電力系統1及び電源装置11の少なくとも一方から電力供給が行われる。
電源装置11は、電力系統1に接続される主幹ブレーカ3の二次側の、第1電圧線L1及び第2電圧線L2及び中性線Nを有する単相3線式の交流線2に対して接続される複数の分岐ブレーカのうち、交流線2を構成する第1電圧線L1及び第2電圧線L2に接続され且つ中性線Nには接続されていない一つの分岐ブレーカの二次側に接続される交流200V電源である。
分岐ブレーカ4でも、過電流の継続が防止される。例えば、各分岐ブレーカ4(4a,4b,4c,4d)では、自身に引き込まれている電圧線(第1電圧線L1又は第2電圧線L2)を流れる電流が遮断容量を超えると、所定の時間が経過するまでの間に線路を強制的に遮断する。
分散型電源システムには、電源装置11から供給される電力を所望の電圧、周波数、位相の電力に変換するインバータなどの電力変換回路部10と、電力変換回路部10の動作を制御する制御部8とが設けられる。
分散型電源システムに設けられる電源装置11は、発電装置や充放電装置などを用いて構成される。例えば、発電装置としては、燃料電池を備える装置や、エンジンとそのエンジンによって駆動される発電機とを備える装置などの様々な装置を用いることができる。充放電装置としては、リチウムイオン電池、ニッケル水素電池、鉛電池などの蓄電池(化学電池)や、キャパシタ、フライホイールなどの様々な装置を用いることができる。
電力変換回路部10と分岐ブレーカ4cとの間の線路(第1電圧線L1及び第2電圧線L2)には、開閉器9が設けられる。開閉器9の動作は制御部8が制御する。そして、開閉器9が閉じられている場合、電力変換回路部10及び電源装置11は電力系統1に連系されている。開閉器9が開かれている場合、電力変換回路部10及び電源装置11は電力系統1から解列されている。
電力系統1で事故などが発生し、電力系統1での電力の電圧に異常が発生した場合、電源装置11を電力系統1から解列することが求められる場合がある。そのような場合のために、本実施形態の分散型電源システムには、系統解列装置が設けられている。
系統解列装置は、第1電圧線L1の電位と中性線Nの電位との間の第1電位差が所定の解列条件を満たした場合に電源装置11を電力系統1から解列させ、第2電圧線L2の電位と中性線Nの電位との間の第2電位差が所定の解列条件を満たした場合に電源装置11を電力系統1から解列させる解列制御部としての制御部8を備える。本実施形態では、制御部8が、開閉器9を開くことで、電源装置11を電力系統1から解列させることができる。制御部8は、例えば、第1電位差が80Vよりも小さい場合には上記解列条件が満たされたと判定し、第2電位差が80Vよりも小さい場合には上記解列条件が満たされたと判定する。
このように、系統解列装置は、第1電圧線L1に現れる電力系統1の異常を検知して、電源装置11を電力系統1から解列させることができる。また、系統解列装置は、第2電圧線L2に現れる電力系統1の異常を検知して、電源装置11を電力系統1から解列させることができる。
本実施形態の系統解列装置は、第1電位差測定部6と第2電位差測定部7とを備える。第1電位差測定部6は、第1電圧線L1の電位又は第2電圧線L2の電位と中性線Nの電位との間の電圧線-中性線間電位差を測定する。第2電位差測定部7は、第1電圧線L1の電位と第2電圧線L2の電位との間の電圧線-電圧線間電位差を測定する
図1に示す例では、第1電位差測定部6は、電源装置11が接続される一つの分岐ブレーカ4cの二次側に接続される第2電圧線L2の電位と、電源装置11が接続される一つの分岐ブレーカ4cとは別の分岐ブレーカ4dの二次側に接続される中性線Nの電位との間の電圧線-中性線間電位差を測定する。そして、制御部8は、第1電位差測定部6が測定した電圧線-中性線間電位差を第1電位差として決定できる。
第2電位差測定部7は、電源装置11が接続される一つの分岐ブレーカ4cの二次側に接続される第1電圧線L1の電位と第2電圧線L2の電位とを参照して電圧線-電圧線間電位差を測定する。
尚、図1に示す例では、電圧線の電位と中性線Nの電位との間の電位差を測定できることを後述する手法で事前に確かめた上で、第1電位差測定部6で、分岐ブレーカ4cに引き込まれる電圧線の電位と分岐ブレーカ4dに引き込まれる中性線Nの電位との電位差を測定している。
このように、電源装置11が接続される分岐ブレーカ4cの二次側の線路に中性線Nが含まれていない場合であっても、他の分岐ブレーカ4dの二次側の線路に含まれている中性線Nを用いて、第1電位差測定部6が、第2電圧線L2の電位と中性線Nの電位との間の100Vの電位差を測定できる。
そして、制御部8は、第1電位差測定部6が測定した電圧線-中性線間電位差と、第2電位差測定部7が測定した電圧線-電圧線間電位差及び第1電位差測定部6が測定した電圧線-中性線間電位差の間の差分の電位差とに基づいて、上記第1電位差と上記第2電位差とを決定する。例えば、図1に示す例で第1電位差測定部6が測定した電圧線-中性線間電位差は、第2電圧線L2の電位と中性線Nの電位との間の第1電位差である。また、図1に示す例で第2電位差測定部7が測定した電圧線-電圧線間電位差及び第1電位差測定部6が測定した電圧線-中性線間電位差の間の差分の電位差は、第1電圧線L1の電位と中性線Nの電位との間の第2電位差である。
以上のように、第1電位差測定部6が第1電圧線L1の電位又は第2電圧線L2の電位と中性線Nの電位との間の100Vの電圧線-中性線間電位差を測定し、第2電位差測定部7が、第1電圧線L1の電位と第2電圧線L2の電位との間の200Vの電圧線-電圧線間電位差を測定する。つまり、第1電位差測定部6及び第2電位差測定部7により行われる、単相3線式の交流線2を構成する3線(二つの電圧線及び中性線)の全てを用いた監視結果に基づいて、電力系統1の異常時に、電力系統1に連系される電源装置11をその電力系統1から解列させることができる。
次に、図2を参照して、第1電位差測定部6で、電圧線の電位と中性線Nの電位との間の電圧線-中性線間電位差を測定できることを事前に確かめる手法について説明する。
分岐ブレーカ4cに対して接続される二つの線路(第1線路、第2線路)が第1電圧線L1及び第2電圧線L2であることは既知であるが、分岐ブレーカ4dに対して接続される二つの線路(第3線路、第4線路)が第1電圧線L1及び第2電圧線L2及び中性線Nのうちのどの線路であるのかは未知である。但し、以下の表1に示すように、分岐ブレーカ4dに接続される第3線路及び第4線路については、第3線路が第1電圧線L1であり且つ第4線路が中性線Nの場合(接続態様A)、第3線路が第2電圧線L2であり且つ第4線路が中性線Nの場合(接続態様B)、第3線路が中性線Nであり且つ第4線路が第1電圧線L1の場合(接続態様C)、第3線路が中性線Nであり且つ第4線路が第2電圧線L2の場合(接続態様D)、の4通りが考えられる。
Figure 0007378307000001
第1電位差測定部6は、分岐ブレーカ4dの二次側に接続される中性線Nでの電位を用いて電圧線-中性線間電位差を測定する必要がある。そのため、本実施形態では、分岐ブレーカ4dに接続される二つの線路(第3線路、第4線路)のうちの何れが中性線Nであるのかを確認するために、複数の電位差計を設置して、各線路間の電位差を実際に測定する方式を採用している。
図2は、系統解列装置が設けられた分散型電源システムの構成を示す図である。図示するように、分散型電源システムには、第1電位差計V1と第2電位差計V2と第3電位差計V3と第4電位差計V4と第5電位差計V5とが設けられている。
第1電位差計V1は、電源装置11が接続される一つの分岐ブレーカ4cの二次側に接続される二つの線路(第1電圧線L1、第2電圧線L2)のうちの第1線路の電位と、電源装置11が接続される一つの分岐ブレーカ4cの二次側に接続される二つの線路(第1電圧線L1、第2電圧線L2)のうちの、第1線路とは別の第2線路の電位との間の電位差を測定する。図2に示す例では、第1電位差計V1は、電源装置11が接続される一つの分岐ブレーカ4cの二次側に接続される第1線路(第1電圧線L1)の電位と第2線路(第2電圧線L2)の電位との間の電位差を測定する。
第2電位差計V2は、電源装置11が接続される一つの分岐ブレーカ4cの二次側に接続される第1線路の電位と、電源装置11が接続される一つの分岐ブレーカ4cとは別の分岐ブレーカ4dの二次側に接続される二つの線路(第2電圧線L2、中性線N)のうちの第3線路の電位との間の電位差を測定する。図2に示す例では、第2電位差計V2は、電源装置11が接続される一つの分岐ブレーカ4cの二次側に接続される第1線路(第1電圧線L1)の電位と、別の分岐ブレーカ4dの二次側に接続される第3線路(第2電圧線L2)の電位との間の電位差を測定する。
第3電位差計V3は、電源装置11が接続される一つの分岐ブレーカ4cの二次側に接続される第1線路の電位と、電源装置11が接続される一つの分岐ブレーカ4cとは別の分岐ブレーカ4dの二次側に接続される二つの線路(第2電圧線L2、中性線N)のうちの、第3線路とは別の第4線路の電位との間の電位差を測定する。図2に示す例では、第3電位差計V3は、電源装置11が接続される一つの分岐ブレーカ4cの二次側に接続される第1線路(第1電圧線L1)の電位と、別の分岐ブレーカ4dの二次側に接続される第4線路(中性線N)の電位との間の電位差を測定する。
第4電位差計V4は、電源装置11が接続される一つの分岐ブレーカ4cの二次側に接続される第2線路の電位と、電源装置11が接続される一つの分岐ブレーカ4cとは別の分岐ブレーカ4dの二次側に接続される第3線路の電位との間の電位差を測定する。図2に示す例では、第4電位差計V4は、電源装置11が接続される一つの分岐ブレーカ4cの二次側に接続される第2線路(第2電圧線L2)の電位と、別の分岐ブレーカ4dの二次側に接続される第3線路(第2電圧線L2)の電位との間の電位差を測定する。
第5電位差計V5は、電源装置11が接続される一つの分岐ブレーカの二次側に接続される第2線路の電位と、電源装置11が接続される一つの分岐ブレーカとは別の分岐ブレーカの二次側に接続される第4線路の電位との間の電位差を測定する。図2に示す例では、第5電位差計V5は、電源装置11が接続される一つの分岐ブレーカ4cの二次側に接続される第2線路(第2電圧線L2)の電位と、別の分岐ブレーカ4dの二次側に接続される第4線路(中性線N)の電位との間の電位差を測定する。
制御部8には、第1電位差計V1、第2電位差計V2、第3電位差計V3、第4電位差計V4、第5電位差計V5の各測定結果が伝達される。
以下の表2は、表1に示した接続態様A,B,C,Dのそれぞれの場合での第1電位差計V1、第2電位差計V2、第3電位差計V3、第4電位差計V4、第5電位差計V5の各測定結果(電位差の絶対値)の例を示したものである。
Figure 0007378307000002
表2に示すように、何れの接続態様の場合も、第1電位差計V1は、200Vの電位差(絶対値)を測定している、即ち、電圧線-電圧線間電位差を測定しているので、第1電位差計V1を第2電位差測定部7として用いることができる。
また、表2に示した例の場合、第2電位差計V2及び第3電位差計V3及び第4電位差計V4及び第5電位差計V5のうちの、100Vに近い絶対値の電位差を測定している電位差計を第1電位差測定部6として用いることができる。例えば、接続態様Aであれば、第3電位差計V3及び第5電位差計V5は100Vの電位差を測定しているため、電圧線-中性線間電位差を測定していると見なすことができる。接続態様Bであれば、第3電位差計V3及び第5電位差計V5は100Vの電位差を測定しているため、電圧線-中性線間電位差を測定していると見なすことができる。接続態様Cであれば、第2電位差計V2及び第4電位差計V4は100Vの電位差を測定しているため、電圧線-中性線間電位差を測定していると見なすことができる。接続態様Dであれば、第2電位差計V2及び第4電位差計V4は100Vの電位差を測定しているため、電圧線-中性線間電位差を測定していると見なすことができる。
このように、系統解列装置は、第1電位差計V1及び第2電位差計V2及び第3電位差計V3及び第4電位差計V4及び第5電位差計V5のうち、第2電位差測定部7として利用できる第1電位差計V1と、第1電位差測定部6として利用できる第2電位差計V2及び第3電位差計V3及び第4電位差計V4及び第5電位差計V5のうちの少なくとも3つの電位差計とを備えていればよい。
そして、制御部8は、第2電位差計V2及び第3電位差計V3及び第4電位差計V4及び第5電位差計V5のうちの少なくとも3つの電位差計のうちの、100Vに近い絶対値の電位差を測定している電位差計を第1電位差測定部6として用いることができる。
例えば、制御部8は、第2電位差計V2及び第3電位差計V3及び第4電位差計V4及び第5電位差計V5のうち、100Vに近い電位差の絶対値を測定している一つの電位差計を、第1電位差測定部6として用いることができる。表2に示した例の接続態様Aの場合、第3電位差計V3を第1電位差測定部6として用いることができる。そして、制御部8は、第3電位差計V3(第1電位差測定部6)が測定した電位差の絶対値を、電圧線-中性線間電位差として監視すればよい。
或いは、制御部8は、第2電位差計V2及び第3電位差計V3及び第4電位差計V4及び第5電位差計V5のうちの少なくとも3つの電位差計の中に、100Vに近い絶対値の電位差を測定している電位差計が複数存在する場合、それら複数の電位差計を第1電位差測定部6として用い、それら複数の電位差計が測定した電位差の絶対値の平均値を電圧線-中性線間電位差とすることができる。表2に示した例の接続態様Aの場合、第3電位差計V3及び第5電位差計V5を、第1電位差測定部6として用いることができる。そして、制御部8は、第3電位差計V3が測定した電位差の絶対値及び第5電位差計V5が測定した電位差の絶対値の平均値を、電圧線-中性線間電位差として監視すればよい。
<別実施形態>
<1>
上記実施形態では、本発明の系統解列装置の構成について具体例を挙げて説明したが、その構成は適宜変更可能である。
例えば、系統解列装置の機能を、電源装置11を分岐ブレーカ4cに接続する場合に設けられるパワーコンディショナの内部に設けてもよい。例えば、パワーコンディショナの内部に、図1に示した電力変換回路部10及び制御部8及び開閉器9及び第1電位差測定部6及び第2電位差測定部7を含めてもよい。
<2>
上記実施形態では、電源装置11を電力系統1から解列させる場合の解列条件について、具体的な数値例を挙げて説明したが、それらの内容は適宜変更可能である。
<3>
上記実施形態(別実施形態を含む、以下同じ)で開示される構成は、矛盾が生じない限り、他の実施形態で開示される構成と組み合わせて適用でき、また、本明細書において開示された実施形態は例示であって、本発明の実施形態はこれに限定されず、本発明の目的を逸脱しない範囲内で適宜改変できる。
本発明は、電力系統の異常時に、電力系統に連系される電源装置をその電力系統から確実に解列させることができる系統解列装置に利用できる。
1 電力系統
2 交流線
3 主幹ブレーカ
4 分岐ブレーカ
5 電力負荷装置
6 第1電位差測定部
7 第2電位差測定部
8 制御部(解列制御部)
11 電源装置
L1 第1電圧線
L2 第2電圧線
N 中性線
V1 第1電位差計
V2 第2電位差計
V3 第3電位差計
V4 第4電位差計
V5 第5電位差計

Claims (4)

  1. 電力系統に連系される電源装置を当該電力系統から解列させることができる系統解列装置であって、
    前記電源装置は、前記電力系統に接続される主幹ブレーカの二次側の、第1電圧線及び第2電圧線及び中性線を有する単相3線式の交流線に対して接続される複数の分岐ブレーカのうち、前記交流線を構成する前記第1電圧線及び前記第2電圧線に接続され且つ前記中性線には接続されていない一つの前記分岐ブレーカの二次側に接続される交流200V電源であり、
    前記第1電圧線の電位と前記中性線の電位との間の第1電位差が所定の解列条件を満たした場合に前記電源装置を前記電力系統から解列させ、前記第2電圧線の電位と前記中性線の電位との間の第2電位差が所定の解列条件を満たした場合に前記電源装置を前記電力系統から解列させる解列制御部と、
    前記第1電圧線の電位又は前記第2電圧線の電位と前記中性線の電位との間の電圧線-中性線間電位差を測定する第1電位差測定部と、
    前記第1電圧線の電位と前記第2電圧線の電位との間の電圧線-電圧線間電位差を測定する第2電位差測定部とを備え、
    前記解列制御部は、前記第1電位差測定部が測定した前記電圧線-中性線間電位差と、前記第2電位差測定部が測定した前記電圧線-電圧線間電位差及び前記第1電位差測定部が測定した前記電圧線-中性線間電位差の間の差分の電位差とに基づいて、前記第1電位差と前記第2電位差とを決定する系統解列装置。
  2. 前記第1電位差測定部は、前記電源装置が接続される一つの前記分岐ブレーカの二次側に接続される前記第1電圧線又は前記第2電圧線の電位と、前記電源装置が接続される一つの前記分岐ブレーカとは別の前記分岐ブレーカの二次側に接続される中性線の電位を参照して前記電圧線-中性線間電位差を測定し、
    前記第2電位差測定部は、前記電源装置が接続される一つの前記分岐ブレーカの二次側に接続される前記第1電圧線の電位と前記第2電圧線の電位とを参照して前記電圧線-電圧線間電位差を測定する請求項1に記載の系統解列装置。
  3. 前記電源装置が接続される一つの前記分岐ブレーカの二次側には、前記第1電圧線及び前記第2電圧線として用いられる2つの線路が接続され、
    前記電源装置が接続される一つの前記分岐ブレーカとは別の前記分岐ブレーカの二次側には、前記第1電圧線及び前記第2電圧線のうちの一方の電圧線と前記中性線として用いられる2つの線路が接続され、
    前記電源装置が接続される一つの前記分岐ブレーカの二次側に接続される2つの前記線路のうちの第1線路の電位と、前記電源装置が接続される一つの前記分岐ブレーカの二次側に接続される2つの前記線路のうちの第2線路の電位との間の電位差を測定する第1電位差計と、
    前記電源装置が接続される一つの前記分岐ブレーカの二次側に接続される前記第1線路の電位と、前記電源装置が接続される一つの前記分岐ブレーカとは別の前記分岐ブレーカの二次側に接続される2つの前記線路のうちの第3線路の電位との間の電位差を測定する第2電位差計と、
    前記電源装置が接続される一つの前記分岐ブレーカの二次側に接続される前記第1線路の電位と、前記電源装置が接続される一つの前記分岐ブレーカとは別の前記分岐ブレーカの二次側に接続される2つの前記線路のうちの第4線路の電位との間の電位差を測定する第3電位差計と、
    前記電源装置が接続される一つの前記分岐ブレーカの二次側に接続される前記第2線路の電位と、前記電源装置が接続される一つの前記分岐ブレーカとは別の前記分岐ブレーカの二次側に接続される前記第3線路の電位との間の電位差を測定する第4電位差計と、
    前記電源装置が接続される一つの前記分岐ブレーカの二次側に接続される前記第2線路の電位と、前記電源装置が接続される一つの前記分岐ブレーカとは別の前記分岐ブレーカの二次側に接続される前記第4線路の電位との間の電位差を測定する第5電位差計と、のうち、前記第1電位差計と、前記第2電位差計及び前記第3電位差計及び前記第4電位差計及び前記第5電位差計のうちの少なくとも3つの電位差計とを備え、
    前記第1電位差計を前記第2電位差測定部として用い、
    前記第2電位差計及び前記第3電位差計及び前記第4電位差計及び前記第5電位差計のうちの少なくとも3つの電位差計のうち、100Vに近い絶対値の電位差を測定している電位差計を前記第1電位差測定部として用いる請求項1又は2に記載の系統解列装置。
  4. 前記第2電位差計及び前記第3電位差計及び前記第4電位差計及び前記第5電位差計のうちの少なくとも3つの電位差計の中に、100Vに近い絶対値の電位差を測定している電位差計が複数存在する場合、それら複数の電位差計を前記第1電位差測定部として用い、それら複数の電位差計が測定した電位差の絶対値の平均値を電圧線-中性線間電位差とする請求項3に記載の系統解列装置。
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