JP7375930B2 - クロージャ - Google Patents
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Description
本開示は、光ファイバケーブルに収容された光ファイバの接続部を保護する光ファイバケーブルクロージャに関するものである。
現在、光ファイバケーブルを用いたネットワークを利用者宅まで引き込むために、地中および空中に光ファイバケーブルが敷設されている。光ファイバケーブルは、長距離に敷設されケーブルの延長が必要となる場合や利用者に必要な心線を引き出して配線する際に、特許文献1に示すようなクロージャ内で前記光ファイバケーブルに収容された光ファイバ心線を取り出し、心線同士の接続を実施している。このクロージャは地中においては通信用トンネルおよびマンホール、ハンドホールといった一定の空間が確保された箇所に設置され、一方で空中ではケーブルが添架された電柱の近傍に設置され、いずれも広い空間を利用して設置されている。光ファイバ心線は水に触れるとその強度が落ち、通信へ影響が及ぶ場合があるため、その設置環境に応じて適切な水防対策が施されている。
近年では、増え続ける光ファイバ通信需要に対応するために、前記の地中または架空のほか非特許文献1に示されるような路面上にも光ファイバケーブルが敷設される場合がある。
Strain Sensing of an In-Road FTTH Field Trial and Implications for Network Reliability, Proc. of IWCS (2018)
特許文献1に示されるクロージャは地下に設置されるものであって、浸水させないことを前提としており、劣化によって一度でも浸水が生じた場合には水が滞留し長時間光ファイバ心線が水に触れることとなる。また、その開閉作業には長時間を要する。一方、空中に設置されるクロージャは開閉が容易であるが水に浸かることを想定していない。
路面上に光ファイバケーブルを敷設する場合、路面上で用いられるクロージャは雨中において冠水することがあり、そのクロージャには光ファイバ心線に長時間水が触れないようにしなければならないという第1の課題がある。また、路面上に敷設するため作業時には通行の妨げにならないよう開閉を極力短時間で実施しなければならないという第2の課題もある。
そこで、本発明は、上記課題を解決するために、一時的な冠水に対して光ファイバ心線への浸水を防止し、また光ファイバ心線に水が触れ続けないようにする排水機能を有する構造を持つクロージャを提供することを第1の目的とする。また、開閉の作業性を向上させたクロージャを提供することを第2の目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係るクロージャは、内部を漏斗状の仕切りを入れ、上段に光ファイバ心線の接続部を配置することで、水の侵入があっても、容易に排水できる構造とした。
具体的には、本発明に係るクロージャは、光ファイバケーブルに収容された光ファイバ心線同士を接続する接続部を保護するクロージャであって、
前記クロージャの内部を、路面側であって前記光ファイバケーブルを外部から導入する本体ケーブル挿入孔を有する第1空間と前記路面と反対側であって前記接続部が配置される第2空間とに仕切る心線収容部を備えており、
前記心線収容部は、
2つの底面が解放され、前記2つの底面のうち面積の小さい方の底面が前記路面側へ突き出した錐台形状であり、
前記2つの底面のうち面積の小さい方の底面は、
前記光ファイバケーブルを前記第1空間から前記第2空間へ導入するケーブル挿入孔であり、前記第1空間の前記路面側の底面に非接触であること
を特徴とする。
前記クロージャの内部を、路面側であって前記光ファイバケーブルを外部から導入する本体ケーブル挿入孔を有する第1空間と前記路面と反対側であって前記接続部が配置される第2空間とに仕切る心線収容部を備えており、
前記心線収容部は、
2つの底面が解放され、前記2つの底面のうち面積の小さい方の底面が前記路面側へ突き出した錐台形状であり、
前記2つの底面のうち面積の小さい方の底面は、
前記光ファイバケーブルを前記第1空間から前記第2空間へ導入するケーブル挿入孔であり、前記第1空間の前記路面側の底面に非接触であること
を特徴とする。
本クロージャは、内部が心線収容部を境に2層構造となっている。第1空間は外部から光ファイバケーブルを導入する空間であり、水の侵入を認める空間である。つまり、水の侵入を認めることは排水も容易であり、冠水後、水が引いた後、第1空間に侵入した水は短時間で排水される。一方、第2空間は第1空間からの光ファイバケーブルを導入し、光ファイバ心線の接続部が配置される空間である。心線収容部が錐台形状であるから、浸水時に第2空間に侵入した水は、水が引いた後、容易にケーブル挿入孔から第1空間へ排水される。
また、第2空間が空気の抜け道を持たない場合、冠水したとしても第2空間から空気が抜けないため、水が心線収容部のケーブル挿入孔から第2空間へ侵入することは困難である。
従って、本発明は、一時的な冠水に対して光ファイバ心線への浸水を防止し、また光ファイバ心線に水が触れ続けないようにする排水機能を有する構造を持つクロージャを提供することができる。
前記クロージャの内部は、
上面が解放されている円筒形状の本体部と、
前記本体部の前記上面を密閉する円筒形状の蓋部と、
で囲まれた空間であり、
前記心線収容部は、円錐台形状であり、
前記本体部と前記蓋部は、互いに螺合するねじ山を有することが好ましい。
上面が解放されている円筒形状の本体部と、
前記本体部の前記上面を密閉する円筒形状の蓋部と、
で囲まれた空間であり、
前記心線収容部は、円錐台形状であり、
前記本体部と前記蓋部は、互いに螺合するねじ山を有することが好ましい。
蓋部は本体部と独立して設けられている。本体部は円筒形状であって、蓋部も円筒形状を有しており、本体部および蓋部にはねじ山が設けられており、螺合することができる。これにより、路上作業においても短時間で開閉を可能とするものである。従って、本発明は、開閉の作業性を向上させたクロージャを提供することができる。
このとき、前記本体部と前記蓋部の少なくとも一方は、互いに螺合したときに互いを密着する密閉材を有することが好ましい。本体部と蓋部との間に、柔軟性のある密閉材を有することで本体部と蓋部とを密着させ封止することができる。
なお、上記各発明は、可能な限り組み合わせることができる。
本発明は、一時的な冠水に対して光ファイバ心線への浸水を防止し、また光ファイバ心線に水が触れ続けないようにする排水機能を有する構造を持つクロージャを提供することができる。また、本発明は、開閉の作業性を向上させたクロージャを提供することができる。
添付の図面を参照して本発明の実施形態を説明する。以下に説明する実施形態は本発明の実施例であり、本発明は、以下の実施形態に制限されるものではない。なお、本明細書及び図面において符号が同じ構成要素は、相互に同一のものを示すものとする。
図1から図7は、本実施形態のクロージャを説明する図である。図1は、本クロージャの縦断面図(路面に垂直な面での断面図)である。図2は、本クロージャの横断面図(路面に平行な面での断面図)である。図3は、本クロージャが路面50に設置されている状態での縦断面図である。
本クロージャは、光ファイバケーブル4に収容された光ファイバ心線41同士を接続する接続部42を保護するクロージャであって、
前記クロージャの内部を、路面50側であって光ファイバケーブル4を外部から導入する本体ケーブル挿入孔11を有する第1空間15と路面50と反対側であって接続部42が配置される第2空間35とに仕切る心線収容部2を備えており、
心線収容部2は、
2つの底面(25、26)が解放され、2つの底面(25、26)のうち面積の小さい方の底面26が路面50側へ突き出した錐台形状であり、
2つの底面(25、26)のうち面積の小さい方の底面26は、
光ファイバケーブル4を第1空間15から第2空間35へ導入するケーブル挿入孔21であり、第1空間15の路面50側の底面13に非接触であること
を特徴とする。なお、心線収容部2の2つの底面(25、26)の関係は図4(B)にて説明する。
前記クロージャの内部を、路面50側であって光ファイバケーブル4を外部から導入する本体ケーブル挿入孔11を有する第1空間15と路面50と反対側であって接続部42が配置される第2空間35とに仕切る心線収容部2を備えており、
心線収容部2は、
2つの底面(25、26)が解放され、2つの底面(25、26)のうち面積の小さい方の底面26が路面50側へ突き出した錐台形状であり、
2つの底面(25、26)のうち面積の小さい方の底面26は、
光ファイバケーブル4を第1空間15から第2空間35へ導入するケーブル挿入孔21であり、第1空間15の路面50側の底面13に非接触であること
を特徴とする。なお、心線収容部2の2つの底面(25、26)の関係は図4(B)にて説明する。
例えば、本クロージャの内部は、上面が解放されている円筒形状の本体部1と、本体部1の前記上面を密閉する円筒形状の蓋部3と、で囲まれた空間である。また、心線収容部2は、円錐台形状である。
心線収容部2は、前記2つの底面のうち面積の小さい方の底面であるケーブル挿入孔21が他方の底面より本体部1の底面13に近く、且つケーブル挿入孔21が本体部1の底面13に非接触であるように本体部1の内部に設置される。
本体ケーブル挿入孔11は、心線収容部2のケーブル挿入孔21の位置より本体部1の底面13に近い位置の本体部1の側面に形成される。
ケーブル固定具23は、心線収容部2の蓋部3側に、外部から本体ケーブル挿入孔11とケーブル挿入孔21を貫通して導入された光ファイバケーブル4を固定する。
本体ケーブル挿入孔11は、心線収容部2のケーブル挿入孔21の位置より本体部1の底面13に近い位置の本体部1の側面に形成される。
ケーブル固定具23は、心線収容部2の蓋部3側に、外部から本体ケーブル挿入孔11とケーブル挿入孔21を貫通して導入された光ファイバケーブル4を固定する。
図4は、心線収容部2を説明する概略図である。図4(A)は斜視図であり、図4(B)は側面図である。心線収容部2は、2つの底面(25、26)のうち面積の小さい方を路面50側に配置し、ケーブル挿入孔21としている。心線収容部2は、蓋部3側に、接続部42を固定する接続点固定部22を有することを特徴とする。
本クロージャは、図1から図3のように円筒形状の本体部1を有する。
本クロージャは錐体形状の心線収容部2を有する。心線収容部2の先端は路面50方向を向くように設置され、ケーブル挿入孔21は心線収容部2の先端に設けられているため、心線収容部2に水が入り込んだ場合であっても容易にケーブル挿入孔21より排水されることを特徴とする。また、心線収容部2は、本体部1の底面13と空隙を有するように設置されていることから、排水性が向上する。心線収容部2は錐体であればよく、必ずしも図2に示されるような円錐形状である必要はない。
本クロージャは錐体形状の心線収容部2を有する。心線収容部2の先端は路面50方向を向くように設置され、ケーブル挿入孔21は心線収容部2の先端に設けられているため、心線収容部2に水が入り込んだ場合であっても容易にケーブル挿入孔21より排水されることを特徴とする。また、心線収容部2は、本体部1の底面13と空隙を有するように設置されていることから、排水性が向上する。心線収容部2は錐体であればよく、必ずしも図2に示されるような円錐形状である必要はない。
図5及び図6は、蓋部3を説明する図である。図5は、蓋部3の縦断面図、図6は蓋部3の斜視図である。蓋部3は本体部1と同様に円筒形状を有しており、その内部はくりぬかれた構造を有する。前記蓋部3の内部にはねじ山部31が設けられており、本体部1に設けられた蓋設置部12のねじ山と螺合する。作業員は、特殊な工具を用いることなく、蓋部3を回転させることで短時間で本クロージャを開ける及び閉めることができる。
本体部1と蓋部3の少なくとも一方は、互いに螺合したときに互いを密着する密閉材32を有することを特徴とする。図5および図6のように蓋部3の内部には密閉材32が設けられている。密閉材32は環状に設けられていて、蓋部3が本体部1と螺合したときに密閉材32が本体部1の上部開口部と密着する。密閉材32は、蓋部3より水が心線収容部2に入り込むことを防止する。また、密閉材32は、第2空間35から空気の抜け道を収容部ケーブル挿入孔21に限定し、収容部ケーブル挿入孔21は路面50方向を向いていることから、一時的に本クロージャが水没した場合でも、心線収容部2および第2空間35への浸水を防止する。なお、本実施形態では密閉材32が蓋部3に設置されている例を説明したが、密閉材は本体部1に設置されていてもよいし、本体部1と蓋部3の双方に設置されていてもよい。
本クロージャは、心線収容部2の浸水防止性と排水性を構造的に実現させたことで、路面50上に設置された場合に、心線収容部2に長時間水が滞留することを抑制し光ファイバ心線41への水の接触時間を低減させることができる。蓋部3が本体部1に密着せず、浸水防止性が損なわれた場合にも、排水性によって光ファイバ心線41への水の接触時間の低減が可能である。
図7は、本クロージャを説明する斜視図である。路面50上に敷設された光ファイバケーブル4を本体ケーブル挿入孔11から挿入して固定し、他の光ファイバケーブル4と接続することができる。なお、本体ケーブル挿入孔11は複数あり、それらから複数本の光ファイバケーブル4が挿入されてもよい。本体ケーブル挿入孔11は必ずしも向かい合わせに設置されなくてもよく、同時に光ファイバケーブルが心線収容部2に必ずしも向かい合わせに挿入されなくてもよい。
より浸水防止性能を向上するため、本体ケーブル挿入孔11をケーブル挿入後に封緘されてもよいが、この封緘が劣化等により解けた場合にも本発明の構造的な浸水防止性は損なわれることはない。
図2のように、挿入された光ファイバケーブル4は、心線収容部2の収容部ケーブル挿入孔21より第2空間35に引き通され、ケーブル固定具23で心線収容部2に固定される。また、光ファイバケーブル4より光ファイバ心線41が取り出される。心線収容部2には接続点固定部22が設けられる。異なる光ファイバケーブル4の光ファイバ心線41どうしが接続された光ファイバ接続点42を接続点固定部22に固定することができる。接続点42はコネクタ形状または融着スリーブいずれであってもよい。
以上の実施形態は、本発明を限定するものではなく、本発明の趣旨を逸脱せず変更・改良されうるとともに、その等価物を含むものである。
[付記]
光ファイバは長時間水に触れることによってその強度を失うことが知られている。本発明のクロージャは路面上に敷設された光ファイバケーブルを収容でき、心線収容部はその底部にケーブル挿入孔を有し、また前記心線収容部は本体部底面と間隙を確保するよう設置されており、前記心線収容部は錐体形状を有し、その先端は地面方向を向くように設置されており、前記ケーブル挿入孔をその先端に設けることにより、前記心線収容部に水が入り込んだ場合に前記ケーブル挿入孔から排水を可能とした。
光ファイバは長時間水に触れることによってその強度を失うことが知られている。本発明のクロージャは路面上に敷設された光ファイバケーブルを収容でき、心線収容部はその底部にケーブル挿入孔を有し、また前記心線収容部は本体部底面と間隙を確保するよう設置されており、前記心線収容部は錐体形状を有し、その先端は地面方向を向くように設置されており、前記ケーブル挿入孔をその先端に設けることにより、前記心線収容部に水が入り込んだ場合に前記ケーブル挿入孔から排水を可能とした。
その蓋部は円筒形状を有し、ねじ山で螺合することができ、短時間での開閉が可能であるので、特に交通の妨げとならないこと及び作業安全性を確保するために短時間で作業が求められる路上での作業における作業時間の短縮が可能である。
また、前記蓋部はその内部に密閉材を有することで本体部と密着させることができ、前記心線収容部より上部の空間から空気の抜け道を前記ケーブル挿入孔に限定する。前記ケーブル挿入孔は地面方向を向いていることから、一時的に本発明のクロージャが水没した場合においても、前記心線収容部およびその上部に水が入り込むことを抑制するので、光ファイバへの水の接触時間を低減させることができる。
1 本体部
11 本体ケーブル挿入孔
12 蓋設置部
13 本体底面部
15 第1空間
2 心線収容部
21 収容部ケーブル挿入孔
22 接続点固定部
23 ケーブル固定部
25 底面
26 底面
3 蓋部
31 ねじ山部
32 密閉材
35 第2空間
4 光ファイバケーブル
41 光ファイバ心線
42 光ファイバ接続点
50 路面
11 本体ケーブル挿入孔
12 蓋設置部
13 本体底面部
15 第1空間
2 心線収容部
21 収容部ケーブル挿入孔
22 接続点固定部
23 ケーブル固定部
25 底面
26 底面
3 蓋部
31 ねじ山部
32 密閉材
35 第2空間
4 光ファイバケーブル
41 光ファイバ心線
42 光ファイバ接続点
50 路面
Claims (3)
- 光ファイバケーブルに収容された光ファイバ心線同士を接続する接続部を保護するクロージャであって、
前記クロージャの内部を、路面側であって前記光ファイバケーブルを外部から導入する本体ケーブル挿入孔を有する第1空間と前記路面と反対側であって前記接続部が配置される第2空間とに仕切る心線収容部を備えており、
前記心線収容部は、
2つの底面が解放され、前記2つの底面のうち面積の小さい方の底面が前記路面側へ突き出した錐台形状であり、
前記2つの底面のうち面積の小さい方の底面は、
前記光ファイバケーブルを前記第1空間から前記第2空間へ導入するケーブル挿入孔であり、前記第1空間の前記路面側の底面に非接触であること
を特徴とするクロージャ。 - 前記クロージャの内部は、
上面が解放されている円筒形状の本体部と、
前記本体部の前記上面を密閉する円筒形状の蓋部と、
で囲まれた空間であり、
前記心線収容部は、円錐台形状であり、
前記本体部と前記蓋部は、互いに螺合するねじ山を有することを特徴とする請求項1に記載のクロージャ。 - 前記本体部と前記蓋部の少なくとも一方は、互いに螺合したときに互いを密着する密閉材を有することを特徴とする請求項2に記載のクロージャ。
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2020
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