JP7375927B2 - 押しボタンスイッチ、押しボタンスイッチユニット、操作ユニット、および遊技機 - Google Patents

押しボタンスイッチ、押しボタンスイッチユニット、操作ユニット、および遊技機 Download PDF

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Description

本発明は、押しボタンスイッチ、押しボタンスイッチユニット、操作ユニット、および遊技機に関する。
従来、特許文献1に開示された押しボタンアセンブリが知られている。特許文献1に開示された押しボタンアセンブリは、表示装置と少なくとも一つの押しボタンスイッチとを備えている。表示装置の表示面側には透明部材が配置されており、押しボタンスイッチはこの透明部材に支持されている。透明部材は押しボタンスイッチの支持部材である。
米国特許第10431037号明細書
特許文献1に開示の押しボタンアセンブリにおいて、押しボタンスイッチは透明部材に形成された取り付け用の穴に取り付けられている。しかしながら、透明部材にこのような穴を設けた構成では透明部材の強度が低下する。特に、押しボタンスイッチが、遊技機のように使用者によって強い力で操作される可能性のある機器に適用された場合に、透明部材にこの穴を起点とした亀裂が発生して破損する恐れがある。
そこで本発明者は、使用者が操作する押下部を有する操作部が透明部材の一方の面に取り付けられ、押下部の押下状態を検出する検出部が透明部材の他方の面に取り付けられる押しボタンスイッチを考案した。該押しボタンスイッチは、取り付け用の穴を設けることなく、透明部材に設置可能である。ところで、押しボタンスイッチにおいては、特に押下部、その他の可動部品、またはそれらを支持する部品は損耗するため、これらが交換可能なように構成されていることが望ましい。
このため該押しボタンスイッチでは、操作部を容易に着脱可能な構成とすることが望まれる。更には、透明部材の表側から操作部を着脱可能とすることで交換が容易になる。しかしこの場合に、操作部がいたずら等により使用者に取り外されてしまうことを防ぐことができる構成となっている必要がある。
本発明は、一側面では、このような実情を鑑みてなされたものであり、その目的は、管理者以外の者によって押しボタンスイッチから操作部が取り外されることを防ぐことが可能な技術を提供することにある。
本発明は、上記した課題を解決するために、以下の構成を採用する。本発明の一側面に係る押しボタンスイッチは、板状の支持部材の一方の面に固定されるアタッチメントと、前記アタッチメントに着脱可能に係合される操作部と、前記支持部材の他方の面に前記操作部に対向して取り付けられる検出部と、を備え、前記操作部は、押下部と、前記操作部から前記検出部に向かう押下方向に往復移動可能な可動磁石と、を有し、前記押下方向を回転軸として回転することにより前記アタッチメントに係合され、前記アタッチメントには、前記操作部が前記アタッチメントに係合されている状態で、前記可動磁石が遊嵌し得る遊嵌穴が形成されている構成を備える。
本発明の一側面に係る操作ユニットは、タッチパネルを構成する透明支持部材および表示装置と、押しボタンスイッチと、を備え、前記押しボタンスイッチは、前記透明支持部材の前記表示装置とは反対側の面に固定されるアタッチメントと、前記アタッチメントに着脱可能に係合される操作部と、前記透明支持部材の前記表示装置側の面に前記操作部に対向して取り付けられる検出部と、を備え、前記操作部は、押下部と、前記操作部から前記検出部に向かう押下方向に往復移動可能な可動磁石と、を有し、前記押下方向を回転軸として回転することにより前記アタッチメントに係合され、前記アタッチメントには、前記操作部が前記アタッチメントに係合されている状態で、前記可動磁石が遊嵌し得る遊嵌穴が形成されている構成を備える。
本発明の一側面に係る遊技機は、遊技のための画像を表示する第1表示装置と、タッチパネルを構成する透明支持部材および第2表示装置と、押しボタンスイッチと、を備え、前記押しボタンスイッチは、前記透明支持部材の前記第2表示装置とは反対側の面に固定されるアタッチメントと、前記アタッチメントに着脱可能に係合される操作部と、前記透明支持部材の前記第2表示装置側の面に前記操作部に対向して取り付けられる検出部と、を備え、前記操作部は、押下部と、前記操作部から前記検出部に向かう押下方向に往復移動可能な可動磁石と、を有し、前記押下方向を回転軸として回転することにより前記アタッチメントに係合され、前記アタッチメントには、前記操作部が前記アタッチメントに係合されている状態で、前記可動磁石が遊嵌し得る遊嵌穴が形成されている構成を備える。
本発明の一側面によれば、管理者以外の者によって押しボタンスイッチから操作部が取り外されることを防ぐことが可能な技術を提供することができる。
実施形態1に係る遊技機の外観を示す斜視図である。 図1に示す遊技機の操作ユニットであるボタンデッキの平面図である。 図2のA-A線矢視断面図である。 図2に示すボタンデッキの分解斜視図である。 図2に示すボタンデッキの下面図である。 図2に示すボタンデッキの表示例を示す説明図である。 図2に示すボタンデッキにおける、押しボタンスイッチの操作部の分解斜視図である。 図7に示す操作部における、複数の部品を支持している状態のベースの斜視図である。 図2に示すボタンデッキにおける、押しボタンスイッチの検出部の分解斜視図である。 図1に示す遊技機の制御系を示すブロック図である。 図2に示すボタンデッキにおける、押しボタンスイッチのボタン部の押下状態を検出する機構を示す説明図である。 図4に示すボタンデッキにおける、第1アタッチメントの平面図である。 図4に示すボタンデッキにおける、第1アタッチメントに設けられた爪部を説明するための断面図である。 図13に示す爪部を係止する、ベースに設けられた係止部を説明するための断面図である。 図7に示す操作部のロック機構を示す説明図である。 図2に示すボタンデッキと、治具とを示す斜視図である。 図2に示すボタンデッキと、治具とを示す斜視図である。治具が、押しボタンスイッチに装着されている状態を示す。 図7に示す操作部のロック機構と治具とを示す説明図である。治具により、ロックが解除されている状態を示す。 実施形態2に係るボタンデッキと、治具とを示す斜視図である。治具が、押しボタンスイッチに装着されている状態を示す。 図19に示すボタンデッキにおける押しボタンスイッチの操作部の磁石の配置と、治具の磁石の配置とを示す説明図である。
<実施形態1>
以下、本発明の一側面に係る実施の形態(以下、「本実施形態」とも表記する)を、図面に基づいて説明する。本実施形態では、本発明の押しボタンスイッチおよび操作ユニットの一態様として、遊技機に搭載された構成を例示する。
但し、本発明は以下の実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々設計変更することができる。また、本発明の押しボタンスイッチおよび操作ユニットは、各種遊技機に限らず、産業用機器、民生機器などにも使用できる。
§1 適用例
図1に示すように、押しボタンスイッチ15および該押しボタンスイッチ15を搭載した操作ユニットであるボタンデッキ10は、遊技機1に搭載することができる。図3、図4に示すように、ボタンデッキ10は、押しボタンスイッチ15と、表示入力部11を備える。表示入力部11は、板状の透明支持板13と表示装置12とを備え、タッチパネルを構成している。
押しボタンスイッチ15は、ボタン部(押下部)21を有する操作部20と、ボタン部21の押下状態を検出する検出部30とに分離されている。操作部20は、透明支持板13の一方の面に取り付けられ、検出部30は、透明支持板13の他方の面に取り付けられている。操作部20と検出部30とは透明支持板13を介して対向しており、検出部30には、ボタン部21の押下状態を透明支持板13を通して(透明支持板13越しに)検出するセンサが搭載されている。
図4に示すように、操作部20は、透明支持板13の第1面13aに固定された第1アタッチメント41に取り付けられる。第1アタッチメント41に対し、操作部20は着脱可能に係合される。図7に示すように、操作部20は、ロック用マグネット27を有している。ロック用マグネット27は、ボタン部21の押下方向に往復移動可能な可動磁石である。
図12、図15に示すように、第1アタッチメント41には、操作部20が第1アタッチメント41に係合されている場合に、ロック用マグネット27が遊嵌し得る遊嵌穴41hが形成されている。操作部20を第1アタッチメント41に対して係合状態にすると、ロック用マグネット27が遊嵌穴41hに遊嵌し、係合状態がロックされる。そのため、遊戯者等の、遊技機1の管理者以外の者により、操作部が取り外されてしまうことを防ぐことが可能となる。
§2 構成例
〔1.遊技機〕
図1を用いて、本実施形態に係る遊技機の概略構成を説明する。図1は、本実施形態に係る遊技機1の外観を示す斜視図である。
図1に示すように、遊技機1は、メイン表示部(第1表示装置)2と、ボタンデッキ(操作ユニット)10と、これらを支持する筐体3とを備える。
メイン表示部2は、遊技機1で行われるゲームの画像を表示する部品であり、例えば、LCD(liquid crystal display)より構成される。メイン表示部2は、表示面を遊技機1の正面に向けて配置されている。
ボタンデッキ10は、遊技機1で行われるゲームにおいて、遊技者の操作を受け付ける部品である。本例では、ボタンデッキ10は、遊技機1正面におけるメイン表示部2の下方に配置されており、左右方向に長い矩形状をなす。ボタンデッキ10は、タッチパネルを構成する表示入力部11と、押しボタンスイッチ15とを備える。
例えば、遊技機1で行われるゲームがリールを回転させるスロットマシンのゲームの場合、メイン表示部2には複数種類のシンボルを有する複数のリールが表示される。ボタンデッキ10は、遊技者による複数のリールの回転指示、遊技者による有効ライン数およびBET数(賭け数)の選択を受け付ける。
複数のリールは、遊技者がボタンデッキ10を用いて回転開始を指示することで回転を開始し、後述するメイン制御部60(図10参照)の制御によって自動に停止する。役は、複数のリールが停止したときに表示されている、有効ラインにおけるシンボルの揃い方と、揃っているシンボルとによって決定される。遊技者には、決定した役とBET数とに応じた賞が付与される。
〔2.ボタンデッキ〕
図2は、ボタンデッキ10の平面図である。図3は、図2のA-A線矢視断面図である。図4は、ボタンデッキ10の分解斜視図である。図5は、ボタンデッキ10の下面図である。
図2に示すように、表示入力部11は左右方向に長い矩形状を成し、表示入力部11の表示面側に、押しボタンスイッチ15が配設されている。本例では、押しボタンスイッチ15は、平面視で円形状を成し、向かって右側の端部側に配設されている(図1参照)。
図3に示すように、表示入力部11は、表示装置(第2表示装置)12と該表示装置12の表示面側に配置された透明支持板(支持部材)13とを有する。本例では、透明支持板13は、位置入力装置であり、透明支持板13と表示装置12とでタッチパネルが構成される。表示装置12には、遊技機1への入力を受け付けるための表示キーの画像の他、ゲームに関する画像等も表示される。
押しボタンスイッチ15は、操作部20と検出部30とを備える。操作部20は、透明支持板13の一方の面である第1面13aに取り付けられている。第1面13aは、表示装置12と対向する側とは反対側の面である。操作部20は、押下操作される透明なボタン部(押下部)21を有している。
一方、検出部30は、透明支持板13の他方の面である第2面13bに、操作部20に対向して取り付けられている。第2面13bは、表示装置12と対向する側の面である。検出部30は、透明支持板13を通してボタン部21の押下状態を検出するセンサを有している。
本例では、このセンサとして、反射型センサ34(図9参照)を用いている。しかしながら、反射型センサ34に限らず、透明支持板13を通してボタン部21の押下状態を検出可能なセンサであればよく、例えば、測距センサを用いることもできる。また、操作部20側に押下検出のための電子部品を搭載する構成であれば、センサの選択の幅は広がる。
また、本例では、検出部30は、透明なボタン部21を通して、表示装置12の表示面を視認し得るように、ボタン部21に対向する部分は、透明な部材で形成されている。ボタン部21に対向する部分は、開口されていてもよい。
なお、本例では、押しボタンスイッチ15を、表示装置12の上に配置するため、支持部材を外縁部を除いて全体的に透明に形成された透明支持板13としている。しかしながら、押しボタンスイッチ15が表示装置12の上に配置される構成でない場合は、操作部20と検出部30とが設置される部分、より正確には、検出部30のセンサが支持部材を通してボタン部21の押下状態を検出する部分のみが透明な支持部材であればよい。
図4に示すように、本例では、押しボタンスイッチ15は、第1アタッチメント41(アタッチメント)と、第2アタッチメント43と、ロック部材45と、を備える。操作部20は、透明支持板13の第1面13aに、第1アタッチメント41を介して取り付けられる。第1アタッチメント41に対し、操作部20は着脱可能に係合される。
第1アタッチメント41は、操作部20の後述するベゼル22(図7参照)の形状に対応したリング状を成す。第1アタッチメント41は、本例では、両面テープ42を用いて第1面13aに固定されている。なお、第1アタッチメント41への操作部20の取り付けについては後述する。
検出部30は、透明支持板13の第2面13bに、第2アタッチメント43を介して取り付けられる。第2アタッチメント43に対し、検出部30が着脱可能に係合される。本例では、第2アタッチメント43は、ロック部材45とで、検出部30の透明支持板13への取り付けを可能にする。第2アタッチメント43およびロック部材45は共にリング状を成し、検出部30の外周部に嵌め合わされる。第2アタッチメント43の内周側に検出部30を嵌め合わせ、さらに検出部30の外周部にロック部材45を嵌め合わせる。
第2アタッチメント43に対してロック部材45を回転させて第2アタッチメント43にロック部材45を係合させる。これにより、検出部30は、第2面13bに取り付けられる。第2アタッチメント43は、本例では、両面テープ44を用いて第2面13bに固定されている。さらに、図3、図5に示すように、表示入力部11の表示装置12の裏面には、後述する中継基板(制御部)47が接続されている。中継基板47は、FPC37(Flexible Printed Circuits)を介して検出部30と接続されている。
図6は、ボタンデッキ10の表示例を示す説明図である。図6の表示例は、遊技機1においてスロットマシンのゲームが行われている場合の操作画面である。押しボタンスイッチ15は、複数のリールの回転指示を受け付けるSPINボタンとして機能する。表示装置12のボタン部21に対応する位置には、SPINボタンであることを表す「SPIN」の文字が表示されている。「SPIN」の文字は透明なボタン部21を通して視認できる。表示入力部11には、有効ライン数およびBET数を選択できるLINEボタン17およびBETボタン18が表示されている。
〔3.押しボタンスイッチの構成〕
(3-1.操作部)
図3、図7、図8を用いて、操作部20の構成について説明する。図7は、ボタンデッキ10における、押しボタンスイッチ15の操作部20の分解斜視図である。図8は、操作部20における、複数の部品を支持している状態のベース23の斜視図である。
図7に示すように、操作部20は、ボタン部21と、ベゼル22と、ベース23と、複数のバネ24、複数のクリック感触用ゴム25、ロック用マグネット27、複数の反射用フラッパ26等を備えている。ボタン部21は、ベゼル22とベース23との間に押下操作可能に支持されている。なお、操作部20は略水平面に配置され、ボタン部21の押下方向が下方、ボタン部21の復帰方向が上方となるように押しボタンスイッチ15は配置される。
ボタン部21は、透明材料より形成され、本例では円形状である(図2参照)。ボタン部21の外周部には鍔部21aが形成されている。ベゼル22は、ベース23に装着された状態で、ベース23との間に、鍔部21aを挟み込んで押下可能に把持する。ベゼル22には、ボタン部21の上面21bを露出させる開口22aが形成されている。
ベース23は、ボタン部21、ベゼル22、複数のバネ24、複数のクリック感触用ゴム25、ロック用マグネット27、および複数の反射用フラッパ26等を支持する部品である。ベース23は、第1アタッチメント41を介して透明支持板13に固定される。また、ベース23は、操作部20から検出部30に向かう押下方向を回転軸として回転することにより第1アタッチメント41に係合される。ベース23が第1アタッチメント41に係合されることにより、操作部20を第1アタッチメント41に十分に固定させることができる。
図8に示すように、ベース23は外周部にリング状の部品収容室23aを有し、該部品収容室23aに、複数のバネ24、複数のクリック感触用ゴム25、ロック用マグネット27、および複数の反射用フラッパ26が配設される。複数のバネ24は、押下操作されたボタン部21を押下前の位置に復帰させる部品である。複数のクリック感触用ゴム25は、ボタン部21の押下操作時に遊技者にクリック感を与える部品である。本例では、バネ24およびクリック感触用ゴム25は、3つ設けられている。
複数のバネ24、および複数のクリック感触用ゴム25は、ボタン部21の外周部の鍔部21aと接触するように配設されている(図3参照)。複数のバネ24と鍔部21aとが接触することで、押下されたボタン部21を元の位置に復帰させることができる。また、複数のクリック感触用ゴム25と鍔部21aとが接触することで、ボタン部21の押下時、遊技者にクリック感を付与できる。
反射用フラッパ26は、ボタン部21の押下状態を検出部30が検出するための部品である。本例では、反射用フラッパ26を3つ(複数)備えている。反射用フラッパ26は、部品収容室23aに設けられた支持部23bに搖動自在に軸支されている。反射用フラッパ26の軸26aの軸方向は、部品収容室23aの周方向である。
反射用フラッパ26は、軸26aの内周側に、ボタン部21の外周部の下端21d(図11の符号1000,1001参照)が接触して押下される押下片26bを有し、軸26aの外周側に反射部26cを有する。反射部26cの下面が反射面となっており、反射用フラッパ26はボタン部21の押下状態に応じて姿勢が変化し、反射面の向きが変化する(図11の符号1000,1001参照)。
部品収容室23aの底部には、検出部30の反射型センサ34からの光を透過させ、また、反射用フラッパ26にて反射されて反射型センサ34に向かう光を通過させる開口が形成されている。なお、このような開口は、第1アタッチメント41にも開口41tとして形成されている(図12参照)。
ロック用マグネット27は、ボタン部21の押下方向と平行な着磁方向を有する棒状の磁石である。また、ロック用マグネット27は、ボタン部21の押下方向に往復移動可能な可動磁石である。ロック用マグネット27は、第1アタッチメント41に形成された遊嵌穴41h(図15参照)に遊嵌して、操作部20が第1アタッチメント41から外されないようにロックする部品である。
ロック用マグネット27は、部品収容室23aの底部に設けられた穴23cに遊嵌されている。ロック用マグネット27は他の部分より大径に形成された頭部を有しており、この頭部が穴23cに引っ掛かることで、穴23cから抜け落ちないようになっている。
さらに、部品収容室23aを区画する内周部の隔壁23dは、ボタン部21の押下時および復帰時にボタン部21の上下動をガイドするガイド機能を有している。図3に示すように、ボタン部21の下面には、隔壁23dの上端が入り込む溝部21cが形成されている。
このような操作部20は、部品収容室23aに上述した各種の部品が設置された状態で、ボタン部21、ベゼル22が順に上方より嵌め合わされる。その後、複数のネジ28にて、ベース23とベゼル22とが固定されて一体化される。
(3-2.検出部)
図3、図9を用いて、検出部30の構成について説明する。図9は、ボタンデッキ10における、押しボタンスイッチ15の検出部30の分解斜視図である。図9に示すように、検出部30は、ケース31と、実装基板32と、下カバー33と、複数の反射型センサ34と、FPC37等を備えている。
複数の反射型センサ34は実装基板32に搭載されている。本例では、操作部20の3つの反射用フラッパ26に対応して3つ設けられている。各反射用フラッパ26および各反射型センサ34は、操作部20および検出部30が透明支持板13に取り付けられた状態で対向する位置に設けられている。
反射型センサ34は、発光素子34aと受光素子34bとを有する光学センサである。発光素子34aが透明支持板13を通して反射用フラッパ26に向けて光を発し、反射用フラッパ26からの反射光を受光素子34bが受光する。受光素子34bによる受光量は、反射用フラッパ26の姿勢にて変化するため、受光量の変化よりボタン部21の押下状態を検出することができる。
図9に示すように、実装基板32には、複数の反射型センサ34の他、複数のLED(発光素子、電子部品)38が搭載されている。これにより、検出部30は、複数のLED38の点灯時、照光可能となっている。FPC37は、一端部が実装基板32に接続され、他端部が表示装置12の裏面に取り付けられた中継基板47(図3参照)に接続されている。FPC37は、実装基板32と中継基板47とを電気的に接続する部品である。
ケース31は、実装基板32、複数の反射型センサ34等を支持する部品である。下カバー33は、ケース31に装着されることで検出部30の下部を覆う部品である。このような検出部30は、ケース31に、実装基板32、複数の反射型センサ34等が設置された状態で、下面側に下カバー33が嵌め合わされる。その後、複数のネジ39にて、ケース31と下カバー33とが固定されて一体化される。
〔4.遊技機の制御系〕
図10は、遊技機1の制御系を示すブロック図である。図10に示すように、遊技機1は、制御部としてメイン制御部60と中継基板47とを備える。メイン制御部60は、メイン表示部2と接続されており、メイン表示部2にゲームの画像を表示させ、ゲームを実行する。
メイン制御部60は中継基板47とも接続されており、ボタンデッキ10で受け付けた指示入力が中継基板47を介して入力される。また、中継基板47を介して、ボタンデッキ10を制御する。中継基板47は、ボタンデッキ10の動作を制御する部品であり、検出部30とFPC37を介して接続され、タッチパネルを構成する表示入力部11とも接続されている。
上述したように、本例のボタンデッキ10においては、押しボタンスイッチ15を操作部20と検出部30とに分離し、透明支持板13の機内側の面となる第2面13bに取り付けられる検出部30側にのみ電子部品を配設している。したがって、中継基板47は操作部20とは接続されていない。
〔5.押しボタンスイッチの押下検出〕
図11は、押しボタンスイッチ15における、押しボタンスイッチ15のボタン部21の押下状態を検出する機構を示す説明図である。図11の符号1000は、ボタン部21が押されていない非押下時の押しボタンスイッチ15の要部断面図であり、符号1001は、ボタン部21が押下された押下時の押しボタンスイッチ15の要部断面図である。図11の符号1002は、符号1001とは切断線の方向が異なる、非押下時の押しボタンスイッチ15の要部断面図である。
図11の符号1000,1002に示すように、ボタン部21の非押下時において、操作部20の反射用フラッパ26は、検出部30の反射型センサ34から出射した光を反射型センサ34に戻す方向に反射させる第1姿勢をとる。第1姿勢では、反射面は、発光素子34aから出射した光を受光素子34bに入射する方向に反射する。
発光素子34aから出射され、第1姿勢をとる反射用フラッパ26にて反射された光Lは、透明支持板13を通して受光素子34bに入射し受光される。受光素子34bからは、受光した反射光の光量に応じた電気信号が出力され、該電気信号からボタン部21が押下状態ではないことを検出できる。
一方、図11の符号1001に示すように、ボタン部21の押下時においては、操作部20の反射用フラッパ26は、検出部30の反射型センサ34から出射した光を反射型センサ34に向かう方向とは異なる方向に反射させる第2姿勢をとる。第2姿勢では、反射面は、発光素子34aから出射した光を受光素子34bに入射する方向とは異なる方向に反射する。
発光素子34aから出射され、第2姿勢をとる反射用フラッパ26にて反射された光Lは、受光素子34bに入射しないため受光量が減少する。したがって、受光素子34bから出力される受光量に応じた電気信号は小さくなり、このような電気信号の変化から、ボタン部21が押下状態にあることを検出できる。
〔6.第1アタッチメント41に設けられた爪部41a〕
図12は、図4に示すボタンデッキにおける、第1アタッチメントの平面図である。図13は、図4に示すボタンデッキ10における、第1アタッチメント41に設けられた爪部41aを説明するための断面図である。図14は、図13に示す爪部41aを係止する、ベース23に設けられた係止部20aを説明するための断面図である。
図12及び図13に示すように、第1アタッチメント41には、上方向に突出する複数の爪部41aが設けられている。爪部41aは、L字形状のフックである。また、図14に示すように、ベース23には、爪部41aを係止する係止部20aが設けられている。係止部20aは、ベース23の外縁に沿ってベース23の底面に開けられた円弧状の穴に、周方向に隣接する部分として形成されている。
操作部20のベース23の係止部20aが、第1アタッチメント41の爪部41aを係止することにより操作部20が第1アタッチメント41と係合される。操作部20のベース23には、複数の爪部41aに対応して複数の係止部20aが設けられている。
図14の符号1101に示す状態では、爪部41aと係止部20aとが離れている。ベース23が第1アタッチメント41に対して係合する方向に回転することにより、図14の符号1102に示すように、係止部20aが爪部41aを係止する。係止部20aが爪部41aを係止することにより、操作部20を第1アタッチメント41に強固に係合させることができる。
〔7.操作部20のロック機構〕
図15は、図7に示す操作部20のロック機構を示す説明図である。図12、図15に示すように、第1アタッチメント41には、操作部20が第1アタッチメント41に係合されている場合に、ロック用マグネット27が遊嵌し得る遊嵌穴41hが形成されている。
図15の符号1201では、操作部20が第1アタッチメント41に係合される位置にない場合、すなわち、ベース23の係止部20aが、第1アタッチメント41の爪部41aを係止する状態にない場合を示す。この場合、ロック用マグネット27は、第1アタッチメント41の上面に接触しており、操作部20は、押下方向を軸として回転することが可能である。
図15の符号1202では、符号1201の状態から操作部20が回転し、操作部20が第1アタッチメント41に係合されている状態を示す。すなわち、ベース23の係止部20aが、第1アタッチメント41の爪部41aを係止する位置に来ている場合を示す。
符号1202の状態になる際、操作部20のロック用マグネット27が、第1アタッチメント41の遊嵌穴41hの位置に来るため、自重で遊嵌穴41hに嵌り込む。すると操作部20は、押下方向を軸として回転することができず、係合状態がロックされる。よって、透明支持板13に固定された第1アタッチメント41から、操作部20を取り外せなくなる。
次に、操作部20の係合状態のロックを解除する方法について、説明する。操作部20が第1アタッチメント41に係合される状態で、ロック用マグネット27は、押下方向に往復移動可能である。
図16は、図2に示すボタンデッキ10(透明支持板13と操作部20)と、操作部20の係合状態のロックを解除するために用いる治具50を示す図である。図17は、治具50を操作部20に装着した状態を示す図である。また、図18は、治具50を操作部20に装着した状態を示す断面図である。
図16、図17に示されるように、治具50は、操作部20のベース23の部品収容室23a上方を覆う、リング状の部品である。なお、治具50の形態はリング状に限らず、例えば円状であってもよい。治具50には、操作部20に装着された状態において、ロック用マグネット27の上方に相当する位置に、解除用マグネット51(離脱用磁石)が設けられている。
解除用マグネット51はその状態において、ボタン部21の押下方向と平行な着磁方向を有して、かつ、ロック用マグネット27を吸引する極性に配置されている。よって、図18に示されるように、操作部20が第1アタッチメント41に係合されている状態において、治具50を操作部20に装着すると、解除用マグネット51に吸引されて、ロック用マグネット27が遊嵌穴41hから離脱する。すると、ロックが解除されて、操作部20が回転可能となり、操作部20を透明支持板13に固定された第1アタッチメント41から取り外すことができるようになる。
〔8.効果〕
以上のように、上記構成では、操作部20の係合状態のロックを解除するための専用の治具50がなければ、操作部20を透明支持板13側から取りはずすことが困難となる。従って、遊技機1の管理者以外の者によって押しボタンスイッチ15から操作部20が取り外されてしまうことを防ぐことができるようになる。
また、押しボタンスイッチ15が、操作部20と検出部30とに完全に分離され、透明支持板13の表と裏に分けて配置される。したがって、透明支持板13に押しボタンスイッチを取り付けるための穴を設ける必要がなくなり、透明支持板13の強度低下を回避して破損を防ぐことができる。
また、透明支持板13に穴を開ける作業が必要ないため、押しボタンスイッチ15の取り付け作業が容易になる。かつ、押しボタンスイッチ15の取り付け場所の制約も低減され、取り付けの自由度が向上する。
また、従来の操作部20と検出部30とが一体化されている構成では、透明支持板13の厚み(取り付け用の穴の深さ)に応じて押しボタンスイッチの厚みを変える必要があった。しかしながら、上記構成とすることで、検出部30が押しボタン部21の押下状態を検出可能な範囲であれば、透明支持板13の厚みが違っても取り付けることができる。
また、上記構成とすることで、ボタン部21の押下状態を検出するための電子部品を操作部20側に配置することなく構成可能であり、ここでは、押しボタンスイッチ15を光らせる複数のLED38を検出部30側に搭載させている。したがって、操作部20に電力供給が必要ないので、配線等が不要となり優れたメンテ性を実現できる。また、透明支持板13には、配線を通すための穴も不要になる。
また、上記構成では、ボタン部21が透明部を有する透明構造とし、検出部30におけるボタン部21に対応する部分を開口する、あるいは透明な部材で形成しているので、ボタン部21を通して、表示装置12の画面を視認することができる。また、第1アタッチメント41および第2アタッチメント43を用いているので、透明支持板13への操作部20および検出部30の取り付けが容易になる。
<実施形態2>
本発明の他の実施形態について、以下に説明する。なお、説明の便宜上、上記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。
実施形態2に係る押しボタンスイッチ15は、操作部20において、複数のロック用マグネット27が設けられ、それぞれに対応する遊嵌穴41hが、第1アタッチメント41に設けられている他は、実施形態1の場合と同様である。また実施形態2においては、ロック用マグネット27が複数であることに対応して、治具50にも、複数の解除用マグネット51が設けられている。
図19は、実施形態2に係るボタンデッキ10(透明支持板13と操作部20)と、操作部20の係合状態のロックを解除するために用いる治具50を示す図である。図19は、治具50を操作部20に装着した状態を示している。図示されるように、治具50において、例えば4個の解除用マグネット51が配置される。それぞれに対応して、操作部20においても、4個のロック用マグネット27が配置される。
実施形態2においては、操作部20を第1アタッチメント41に係合すると、ロック用マグネット27がそれぞれ遊嵌穴41hに嵌り込んで、係合状態がロックされる。また、操作部20が第1アタッチメント41に係合されている状態において、治具50を操作部20に装着すると、解除用マグネット51にそれぞれ吸引されて、ロック用マグネット27が遊嵌穴41hからそれぞれ離脱する。
すると、ロックが解除されて、操作部20が回転可能となり、操作部20を透明支持板13に固定された第1アタッチメント41から取り外すことができるようになる。操作部20に1つのロック用マグネット27が設けられている場合には、治具によらないでも普通のマグネットでロックを解除して、操作部20が取り外されてしまう怖れが残る。しかし、このように複数のロック用マグネット27を適宜に操作部20に配置することで、専用の治具によらなければ、ロックを解除することがより困難となる。
図20は、操作部20におけるロック用マグネット27の極性の配置、及び、操作部20における解除用マグネット51の極性の配置を模式的に示す図である。図に付されたナンバーは、操作部20及び操作部20それぞれにおける位置を表している。
図20の例では、操作部20においてそれぞれのロック用マグネット27の極性は、ナンバー順に、治具50側が、(N極、N極、S極、S極)となっている。それに対応して、治具50においてそれぞれの解除用マグネット51の極性は、ナンバー順に、操作部20側が、(S極、S極、N極、N極)となっている。このように、操作部20と治具50とで、対応するロック用マグネット27と、解除用マグネット51とが、互いに引き合うように配置されている。
しかし、複数のロック用マグネット27の極性の配置は図20の例に限られない。第1極性がS極またはN極を、第2極性が第1極性と逆の極性を表すものとして、以下のいずれかの配置とすることができる。ナンバー順に、(第1極性、第1極性、第1極性、第1極性)、(第1極性、第1極性、第1極性、第2極性)、(第1極性、第1極性、第2極性、第2極性)、(第1極性、第2極性、第1極性、第2極性)。上記同様に治具50における解除用マグネット51の極性の向きの配置も、それぞれのナンバーに置いて、ロック用マグネット27を磁力により吸引するように構成される。
これらのうちでも、異なる極性が混じり合って配置されている2番目以降の配置が、1つのマグネットでロックを解除することがより困難であるため好ましい。すなわち、複数の前記可動磁石のうちの少なくとも1つは、複数の前記可動磁石のうちの少なくとも他の1つとは、極性が異なる向きに配置されていることが好ましい。
〔まとめ〕
本発明の一側面に係る押しボタンスイッチは、板状の支持部材の一方の面に固定されるアタッチメントと、前記アタッチメントに着脱可能に係合される操作部と、前記支持部材の他方の面に前記操作部に対向して取り付けられる検出部と、を備え、前記操作部は、押下部と、前記操作部から前記検出部に向かう押下方向に往復移動可能な可動磁石と、を有し、前記押下方向を回転軸として回転することにより前記アタッチメントに係合され、前記アタッチメントには、前記操作部が前記アタッチメントに係合されている状態で、前記可動磁石が遊嵌し得る遊嵌穴が形成されている構成を備える。
上記構成によれば、管理者以外の者によって押しボタンスイッチから操作部が取り外されることを防ぐことができる。また係合状態のロックを可動磁石を用いて行うので、管理者によってロックを解除させることができるようになる。
上記一側面に係る押しボタンスイッチにおいて、前記アタッチメントには、爪部が設けられており、前記操作部には、係止部が設けられており、前記爪部が前記係止部に係止されることにより、前記操作部が前記アタッチメントに係合される構成を備えていてもよい。上記構成によれば、係止部が爪部を係止することにより、操作部をアタッチメントに強固に係合させることができる。
上記一側面に係る押しボタンスイッチにおいて、前記操作部は、前記押下部を支持するベースをさらに有し、前記ベースに前記係止部が設けられている構成を備えていてもよい。上記構成によれば、押下部を支持するベースがアタッチメントに係合されることにより、操作部をアタッチメントに十分に固定させることができる。
本発明の一側面に係る押しボタンスイッチユニットは、上記一側面に係る押しボタンスイッチと、前記操作部に脱着可能な治具と、を備え、前記治具には、前記アタッチメントに係合された前記操作部に装着された状態で、磁力によって前記可動磁石を前記遊嵌穴から離脱させる離脱用磁石が設けられている。
上記構成によれば、管理者以外の者によって押しボタンスイッチから操作部が取り外されることを防ぐことができる。更に、治具を用いて管理者によってロックを解除させることができる。
上記一側面に係る押しボタンスイッチにおいて、前記操作部には、前記可動磁石が複数配置されており、前記アタッチメントには、複数の前記可動磁石ごとに、前記遊嵌穴が形成されている構成を備えていてもよい。また更には、複数の前記可動磁石のうちの少なくとも1つは、複数の前記可動磁石のうちの少なくとも他の1つとは、極性が異なる向きに配置されていてもよい。上記構成によれば、管理者以外の者によって押しボタンスイッチから操作部が取り外されることをより効果的に防ぐことができる。更に、治具を用いて管理者によってロックを解除させることができる。
本発明の一側面に係る押しボタンスイッチユニットは、前項に記載の押しボタンスイッチと、前記操作部に脱着可能な治具と、を備え、前記治具には、前記アタッチメントに係合された前記操作部に装着された状態で、磁力によって前記可動磁石を前記遊嵌穴から離脱させる離脱用磁石が、複数の前記可動磁石ごとに設けられている。上記構成によれば、管理者以外の者によって押しボタンスイッチから操作部が取り外されることをより効果的に防ぐことができる。
本発明の一側面に係る操作ユニットは、タッチパネルを構成する透明支持部材および表示装置と、押しボタンスイッチと、を備え、前記押しボタンスイッチは、前記透明支持部材の前記表示装置とは反対側の面に固定されるアタッチメントと、前記アタッチメントに着脱可能に係合される操作部と、前記透明支持部材の前記表示装置側の面に前記操作部に対向して取り付けられる検出部と、を備え、前記操作部は、押下部と、前記操作部から前記検出部に向かう押下方向に往復移動可能な可動磁石と、を有し、前記押下方向を回転軸として回転することにより前記アタッチメントに係合され、前記アタッチメントには、前記操作部が前記アタッチメントに係合されている状態で、前記可動磁石が遊嵌し得る遊嵌穴が形成されている構成を備える。
上記構成によれば、管理者以外の者によって押しボタンスイッチから操作部が取り外されることを防ぐことができる。また係合状態のロックを可動磁石を用いて行うので、管理者によってロックを解除させることができるようになる。
本発明の一側面に係る遊技機は、遊技のための画像を表示する第1表示装置と、タッチパネルを構成する透明支持部材および第2表示装置と、押しボタンスイッチと、を備え、前記押しボタンスイッチは、前記透明支持部材の前記第2表示装置とは反対側の面に固定されるアタッチメントと、前記アタッチメントに着脱可能に係合される操作部と、前記透明支持部材の前記第2表示装置側の面に前記操作部に対向して取り付けられる検出部と、を備え、前記操作部は、押下部と、前記操作部から前記検出部に向かう押下方向に往復移動可能な可動磁石と、を有し、前記押下方向を回転軸として回転することにより前記アタッチメントに係合され前記アタッチメントには、前記操作部が前記アタッチメントに係合されている状態で、前記可動磁石が遊嵌し得る遊嵌穴が形成されている構成を備える。
上記構成によれば、管理者以外の者によって押しボタンスイッチから操作部が取り外されることを防ぐことができる。また係合状態のロックを可動磁石を用いて行うので、管理者によってロックを解除させることができるようになる。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
1 遊技機
2 メイン表示部
3 筐体
10 ボタンデッキ(操作ユニット)
11 表示入力部
12 表示装置
13 透明支持板(支持部材、透明支持部材)
15 押しボタンスイッチ
20 操作部
20a 係止部
21 ボタン部(押下部)
21a 鍔部
21b 上面
21c 溝部
21d 下端
22 ベゼル
23 ベース
23a 部品収容室
26 反射用フラッパ
26c 反射部
27 ロック用マグネット(可動磁石)
30 検出部
31 ケース
32 実装基板
33 下カバー
34 反射型センサ
34a 発光素子
34b 受光素子
41 第1アタッチメント(アタッチメント)
43 第2アタッチメント
45 ロック部材
47 中継基板
41a 爪部
41h 遊嵌穴
50 治具
51 解除用マグネット(離脱用磁石)
60 メイン制御部

Claims (9)

  1. 板状の支持部材の一方の面に固定されるアタッチメントと、
    前記アタッチメントに着脱可能に係合される操作部と、
    前記支持部材の他方の面に前記操作部に対向して取り付けられる検出部と、を備え、
    前記操作部は、押下部と、前記操作部から前記検出部に向かう押下方向に往復移動可能な可動磁石と、を有し、前記押下方向を回転軸として回転することにより前記アタッチメントに係合され、
    前記アタッチメントには、前記操作部が前記アタッチメントに係合されている状態で、前記可動磁石が遊嵌し得る遊嵌穴が形成されている、押しボタンスイッチ。
  2. 前記アタッチメントには、爪部が設けられており、
    前記操作部には、係止部が設けられており、
    前記爪部が前記係止部に係止されることにより、前記操作部が前記アタッチメントに係合される、請求項1に記載の押しボタンスイッチ。
  3. 前記操作部は、前記押下部を支持するベースをさらに有し、前記ベースに前記係止部が設けられている、請求項2に記載の押しボタンスイッチ。
  4. 前記操作部には、前記可動磁石が複数配置されており、
    前記アタッチメントには、複数の前記可動磁石ごとに、前記遊嵌穴が形成されている、請求項1から3のいずれか1項に記載の押しボタンスイッチ。
  5. 複数の前記可動磁石のうちの少なくとも1つは、複数の前記可動磁石のうちの少なくとも他の1つとは、極性が異なる向きに配置されている、請求項4に記載の押しボタンスイッチ。
  6. 請求項1から3のいずれか1項に記載の押しボタンスイッチと、
    前記操作部に脱着可能な治具と、を備え、
    前記治具には、前記アタッチメントに係合された前記操作部に装着された状態で、磁力によって前記可動磁石を前記遊嵌穴から離脱させる離脱用磁石が設けられている、押しボタンスイッチユニット。
  7. 請求項4または5に記載の押しボタンスイッチと、
    前記操作部に脱着可能な治具と、を備え、
    前記治具には、前記アタッチメントに係合された前記操作部に装着された状態で、磁力によって前記可動磁石を前記遊嵌穴から離脱させる離脱用磁石が、複数の前記可動磁石ごとに設けられている、押しボタンスイッチユニット。
  8. タッチパネルを構成する透明支持部材および表示装置と、
    押しボタンスイッチと、を備え、
    前記押しボタンスイッチは、
    前記透明支持部材の前記表示装置とは反対側の面に固定されるアタッチメントと、
    前記アタッチメントに着脱可能に係合される操作部と、
    前記透明支持部材の前記表示装置側の面に前記操作部に対向して取り付けられる検出部と、を備え、
    前記操作部は、押下部と、前記操作部から前記検出部に向かう押下方向に往復移動可能な可動磁石と、を有し、前記押下方向を回転軸として回転することにより前記アタッチメントに係合され、
    前記アタッチメントには、前記操作部が前記アタッチメントに係合されている状態で、前記可動磁石が遊嵌し得る遊嵌穴が形成されている、操作ユニット。
  9. 遊技のための画像を表示する第1表示装置と、
    タッチパネルを構成する透明支持部材および第2表示装置と、
    押しボタンスイッチと、を備え、
    前記押しボタンスイッチは、
    前記透明支持部材の前記第2表示装置とは反対側の面に固定されるアタッチメントと、
    前記アタッチメントに着脱可能に係合される操作部と、
    前記透明支持部材の前記第2表示装置側の面に前記操作部に対向して取り付けられる検出部と、を備え、
    前記操作部は、押下部と、前記操作部から前記検出部に向かう押下方向に往復移動可能な可動磁石と、を有し、前記押下方向を回転軸として回転することにより前記アタッチメントに係合され、
    前記アタッチメントには、前記操作部が前記アタッチメントに係合されている状態で、前記可動磁石が遊嵌し得る遊嵌穴が形成されている、遊技機。
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