JP7373786B2 - 照明器具及び照明器具用埋込箱 - Google Patents

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本発明は、照明器具及び照明器具用埋込箱、特に間接光を実現する照明器具及びその照明器具を並べて設置するのに使用する埋込箱に関する。
従来から光による演出として間接光を利用する場合がある。間接光は、優しい印象や柔らかい印象を空間に与えたいときに適している。例えば、建物の壁に光を当てたい場合、照明器具を地中に埋め込んで光を壁に向けて照射する。
従来の照明器具では、照明器具の内部構造が外から見えないようにするなどを理由に、透過率が相対的に低い乳白色を光出射面に採用するのが一般的である。照明器具の光出射面を乳白色とすると、光出射面全体が光ることになるため、照明器具を直接見ると眩しさを感じる場合があった。
また、照明器具を設置する際、複数の照明器具を並べて設置する作業を作業者の手腕に任せていると、照明器具が必ずしも整然と並べて設置されるとは限らない。
本開示の一態様である照明器具は、間接光を提供する照明器具において直接見ても眩しさを感じさせにくくする照明器具を提供することを目的の一つとする。
また、本開示の一態様である照明器具用埋込箱は、照明器具を整然と並べて設置することを容易にする埋込箱を提供することを目的の一つとする。
本開示の一態様である照明器具は、壁の近傍に設置される照明器具において、開口部が形成される器具本体と、前記器具本体の開口部を塞ぐ透明板と、前記器具本体に収容され、前記照明器具が壁の近傍に設置されているときに、前記開口部を通して壁に向けて照射する照射機構と、前記照射機構の光照射方向以外から前記照射機構の光出射部分が前記透明板を通して見えないように遮蔽する遮蔽部と、を備えることを特徴とする。
また、前記器具本体の内部を、反射を防止する色とすることを特徴とする。
また、前記器具本体は、直角柱形状であり、前記照射機構は、前記器具本体の長手方向に沿って設けられ、前記器具本体の長手方向が壁に沿うように設置されることを特徴とする。
また、前記照射機構は、前記照明器具が壁の近傍に設置されているときに壁と対向する前記器具本体の側面と対向する側面側に寄せて配設されることを特徴とする。
また、前記照明器具が壁の近傍に設置されているときに壁と対向する前記器具本体の側面の内側に、反射を防止する色の傾斜板を傾倒した状態で取り付けることを特徴とする。
また、前記遮蔽部は、前記透明板の、前記照射機構の配設位置と対向する位置に反射を防止する塗装を施すことで形成されることを特徴とする。
また、前記照射機構は、光源と、前記光源から入射された光が前記開口部側に向けて照射されるよう配光制御されている導光板と、前記光源からの光が前記導光板の入射面以外に放出されないように遮光する遮光ケースと、前記導光板の光入射面及び前記光出射面以外の面に当接した状態で設けられる反射板と、を有することを特徴とする。
また、前記照射機構は、光源であることを特徴とする。
また、前記遮蔽部は、前記光源と前記開口部との間に配設され、前記光源から前記開口部の方向に放出される光のうち光照射方向以外の光を遮蔽する遮蔽板により形成されることを特徴とする。
本開示の一態様である照明器具用埋込箱は、上記に記載の照明器具を収容する直角柱形状の収容箱と、前記収容箱の端面に設けられる連結部であって、前記収容箱が壁に沿って並べて設置されるときに、隣接する他の照明器具用埋込箱の前記連結部と連結される連結部と、を備えることを特徴とする。
また、前記連結部は、前記収容箱の両端面に設けられ、複数の前記照明器具を並べて連接する際に、両端面に設けられた前記連結部をそれぞれ、隣接する他の照明器具用埋込箱に設けられている前記連結部と連結することで、前記照明器具を一直線上に並べて配設させることを特徴とする。
また、前記連結部は、隣接する他の照明器具用埋込箱側に突出した凸部と、前記凸部を挟む位置に設けられ、前記収容箱に固定される一対の脚部と、を有し、前記一対の脚部によって隣接する他の照明器具用埋込箱の前記凸部を挟み、前記凸部を隣接する他の照明器具用埋込箱の前記凸部と当接させるようにして、隣接する他の照明器具用埋込箱の前記連結部と連結されることを特徴とする。
また、隣接する他の照明器具用埋込箱に対向する上面端部の凹みと、前記他の照明器具用埋込箱の上面端部の凹みに跨がって載置される載置板を備えることを特徴とする。
本開示の一態様である照明器具によれば、直接見ても眩しさを感じさせにくくする照明器具を提供することができる。
また、本開示の一態様である照明器具用埋込箱によれば、照明器具を整然と並べて設置することを容易にできる。
実施の形態1における照明器具を利用したシーンを示す図である。 実施の形態1における照明器具の概略的な斜視図である。 実施の形態1における照明器具の器具本体の平面図である。 図3に示す器具本体の側断面図である。 実施の形態1における照明器具の埋込ボックスの概略的な斜視図である。 実施の形態1における載置板の斜視図である。 実施の形態1における埋込ボックスの連結部部分を示す平面図である。 実施の形態1における埋込ボックスの連結部部分を示す側面図である。 実施の形態1において埋込ボックスを連結した状態を示す平面図である。 実施の形態1において埋込ボックスを連結した状態を示す側面図である。 実施の形態1において照明器具を埋込ボックスに収容した後の状態を示す概略的な斜視図である。 実施の形態2における照明器具の器具本体の平面図である。 図12に示す器具本体の側断面図である。
以下、図面に基づいて、本開示に係る照明器具及び照明器具用埋込箱の好適な実施の形態について説明する。但し、本開示は以下で説明する実施形態に限定されない。
実施の形態1.
図1は、本実施の形態における照明器具を利用したシーンを示す図である。本実施の形態における照明器具1は、地中2に埋設され、屋外において建物の壁3に向けて光を照射することで間接光を実現するのに適した照明器具である。図1に示すように、照明器具1は、埋込ボックス4に収容して地中2に埋め込まれるが、詳細は後述するように、本実施の形態において特徴的な埋込ボックス4を利用することで、複数の照明器具1を壁3に沿って一直線上に並べて設置することが容易にできるようになる。
図2は、本実施の形態における照明器具1の概略的な斜視図である。図3は、本実施の形態における照明器具1の器具本体11の平面図であるが、反射板18を破線で図示することによって器具本体11の内部をわかりやすくしている。図4は、図3に示すA-A´線で切断したときの器具本体11の側断面図であるが、図3と異なり、説明の便宜上、埋込ボックス4に収容した状態で示すと共に、透明ガラス12を装着した状態で図示している。以下、これらの図を用いて本実施の形態における照明器具1の構造について説明する。
照明器具1は、直角柱形状の器具本体11と、透明ガラス12とで構成される。照明器具1は、図1に示すように長辺(長手方向)が壁3に沿うように設置される。本実施の形態における照明器具1は、例えば長手方向を70~80cm、短手方向及び深さ方向を10cm程度で形成することを想定しているが、大きさはこれに限定する必要はない。
器具本体11の上面には、開口部13が形成されている。透明ガラス12は、開口部13とほぼ同じ大きさで同じ形状の透明板であり、器具本体11の開口部13の全周に設けられている載置台14に載置されることで開口部13を塞ぐ。透明ガラス12と載置台14の壁との間にできる隙間15には、コーキング剤(図示せず)が充填されることで、器具本体11は密封される。
器具本体11には、照射機構が収容される。本実施の形態における照射機構は、光源としてLED(Light Emitting Diode)16を備える。LED16は、ケーブルグランド17を介して図示しない電源装置と電気的に接続され、電源が投入されることで発光する。図3に示すように、器具本体11の長手方向に沿って複数のLED16が並べて設置される。これにより、ラインという長方形型の照明器具1を提供でき、間接光を連続光として提供できる。
また、図4に示すように、LED16は、器具本体11の長手方向に沿った中央線より壁面から遠い器具本体11の側面に寄せて設置される。そして、LED16は、その設置位置で壁3の方に向けて照射するように斜めに取り付けられる。LED16を器具本体11の中央より壁3と反対側に寄せて設置し、そして詳細は後述するように反射板18及びマスキング塗装20aを施すことで、通行人が照明器具1の中を覗いたとしてもLED16を視認できないようにしている。換言すると、通行人が光照射方向以外から照明器具1を見てもLED16の光が直接眼に入らないため眩しさを感じにくい。そして、LED16を器具本体11の中央より壁3と反対側に寄せた位置から斜め方向に照射させることで壁に向けて直接照射することができる。なお、本実施の形態では、照明器具1の設置の向きやLED16の照射の向きの説明の便宜を図るために、照明器具1が図1に示すように壁3の近傍に埋設されているものとして説明する。
LED16は、通常、光を広角に放出するが、照射機構(本実施の形態においては「LED16」)の光照射方向というのは、照射機構の設置位置から壁3の方向を意味する。器具本体11の内部は、LED16から放出された光の器具本体11の内部での反射が発生しにくいように反射を防止する濃色、例えば黒色の塗装で塗布される。
LED16と開口部13との間には、LED16から放出された光を、透明ガラス12を通して壁面側に導く反射板18が配設される。そのために、反射板18のLED16に対向する面には、反射率が相対的に高い色、例えば白色の塗装が塗布されている。また、反射板18は、図4に示すようにLED16の上方まで覆うように傾斜を持たせて延設される。LED16からの光は、光照射方向以外にも放出されることになるが、LED16の上方まで覆うように反射板18を設けるのは、開口部13の方向に放出される光のうち光照射方向以外の光を遮蔽する遮蔽板として機能させるためである。更に、LED16の光照射方向以外からLED16が透明ガラス12を通して見えないように遮蔽する遮蔽部として機能させるためでもある。一方、反射板18の透明ガラス12と対向する面は、透明ガラス12から照明器具1の内部が覗かれた場合に内部の構造が視認しにくい色、例えば黒色の塗装が塗布される。
また、本実施の形態では、照明器具1が壁の3近傍に設置されているときに壁3と対向する器具本体11の側面の内側に、傾斜板19を設けている。LED16と対向する側面に傾斜板19を傾倒した状態で取り付けることで、LED16から傾斜板19への入射光は、開口部13の方向に反射しにくくなる。当然ながら傾斜板19にも反射を防止する濃色、例えば、黒色の塗装が塗布されている。
透明ガラス12は、LED16からの出力された光を壁3に直接照射できるように透過率の高い高透過性の透明板である。透過率としては、90%以上とするのが好適である。なお、本実施の形態では、高透過性の基準値(閾値)を90%としているが、これに限定する必要はない。また、透明ガラス12は、通行人が踏んでも壊れないように耐荷重性のある強化ガラスで形成するのが好ましい。このため、本実施の形態では、透明ガラス12の厚さを10mm程度とする。透明ガラス12の下面(器具本体11側を向く内面)の全周に沿って、マスキング塗装20a,20b,20c(なお、相互に区別する必要はない場合は「マスキング塗装20」と総称する)が施されている。マスキング塗装20は、反射を防止するためにも黒色とする。このマスキング塗装20により、透明ガラス12を通して照明器具1の内部の見える範囲を制限している。
具体的には、透明ガラス12の壁と反対側には、反射板18及びLED16が上方(真上)から視認できない位置までマスキング塗装20aを施す。これにより、反射板18及びLED16は、マスキング塗装20aによって上方から視認できない。同様に、透明ガラス12の壁側には、傾斜板19の上方(真上)から視認できない位置までマスキング塗装20bを施す。そして、LED16が横方向(照明器具1の短手方向)から視認できない位置までマスキング塗装20cを施す。このように、マスキング塗装20は、遮蔽部としての機能を有する。
なお、以上の説明から明らかなように、各マスキング塗装20a,20b,20cを施す幅は、均一とする必要はなく、照射機構等の取付位置によって適切な幅でマスキング塗装20を施せばよい。また、本実施の形態では、透明ガラス12に入射した光が屈折してフロスト状の側面から出射されないように、透明ガラス12の側面にも黒色のマスキング塗装20を施している。
以上説明したように、本実施の形態においては、LED16から放出された光が光照射方向以外に放出されにくい構造としている。そして、照明器具1の内部構造、特に光源となるLED16が光照射方向以外からは見えにくい構造としている。これにより、照明器具1を見ても眩しさを感じさせにくくすることができる。
なお、LED16や反射板18及び傾斜板19は、ねじ若しくは溶接剤や接着剤等の部材を用いて器具本体11に取り付けるが、これらの取付部材については、図から省略している。後述する埋込ボックス4においても同様である。
以上の構造を有する本実施の形態における照明器具1を用いることで壁3に向けて光を直接照射することができ、間接光を演出することができる。特に、本実施の形態においては、壁3の方向にのみ照射し、壁3の方向以外には照射されないよう配光制御することができるので、間接光を効果的に演出でき、かつ通行人が照明器具1を見ても眩しさを感じさせないようにすることが可能となる。
透過率が相対的に低い、例えば乳白色の板を照明器具の表面(本実施の形態における照明器具1の透明ガラス12の設置位置)に施して間接光を演出する場合がある。光の出射面を乳白色とすると、面発光により眩しさを感じやすくなると共に壁3だけを効率的に照射することができない。これに対し、本実施の形態においては、LED16から出力される光を透過率の高い透明ガラス12を通して、壁3に向けて直接照射することができるので、照明器具1の表面全体が眩しくならない。これにより、グレアレスな照明器具を提供することができる。また、光を壁3に照射する面に透明ガラス12を用いることでLED16の照度を抑えることができるので、更なる省エネ効果も期待できる。なお、「グレアレス」というのは、光源やその反射光が直接目に入りづらいため、照明器具を見ても眩しさを感じないことを意味する。
ところで、照明器具1の表面に透明ガラス12を用いると、透明ガラス12を通して照明器具1の内部が視認できてしまう。本実施の形態では、照明器具1の内部を視認しにくくするために、前述したように透明ガラス12の周囲に黒色のマスキング塗装20を施すし、また照明器具1の中を黒色で塗装している。
図5は、本実施の形態における照明器具1の埋込ボックス4の概略的な斜視図である。図6は、本実施の形態における埋込ボックス4に付属する載置板44を示す斜視図である。図7は、本実施の形態における埋込ボックス4の連結部を示す図である。以下、これらの図を用いて本実施の形態における照明器具1を収容する埋込ボックス4の構造について説明する。
本実施の形態における埋込ボックス4は、図5に示す収容箱41と図8に示す載置板44とで構成され、照明器具1を地中2に埋め込み設置する際に使用される。埋込ボックス4の収容箱41は、照明器具1と同じ直角柱形状で形成され、照明器具1が丁度収まる程度の大きさである。収容箱41は、長手方向に面対称に形成される。埋込ボックス4の上面は、照明器具1を収容するために開口されている。収容箱41の両端面には、連結部42及び配線用の穴43が設けられている。
連結部42は、図1に示したように照明器具1が壁3に沿って並べて設置されるときに、隣接する他の埋込ボックス4の連結部42と連結される。図5,7,8から明らかなように、連結部42は、反対側の端面とは逆方向、換言すると向きを反対にして収容箱41に取り付けられる。連結部42は、凸部42aと一対の脚部42b,42cが一体にして形成される。凸部42aは、隣接する他の埋込ボックス4側に突出するよう形成される。一対の脚部42b,42cは、凸部42aを挟む位置に設けられ、連結部42を収容箱41に固定する。連結部42は、凸部42aの、脚部42b,42cの延出している側の端部が収容箱41の端面の中心線Bに沿うように取り付けられる。なお、連結する埋込ボックス4が存在しない側の収容箱41の端面には、必ずしも連結部42を設ける必要はない。
収容箱41の両端面の上端には、載置板44を載置するための折り返し45が形成される。また、収容箱41の両側面の上端には、照明器具1の器具本体11の載置台14を載置するための折り返し46が形成される。折り返し45は、折り返し46の位置より低くなる。
図7及び図8では、隣接する他の埋込ボックス4-1を合わせて図示している。他の埋込ボックス4-1の構成の符号には、“-1”と添字を付ける。図8に示すように、連結部42は、中心線Cを含む平面を中心とした面対称の形状を有している。また、凸部42aの長さ(脚部42b,42cの長手方向の長さ)は、脚部42b,42cの長さの半分としている。後述する説明から明らかになるように、脚部42b,42cには、ある程度の厚みを持たせる必要があるが、基本的には、連結部42をある程度の厚みのある素材(板)を加工して形成すればよい。
本実施の形態では、連結部42をスポット溶接により収容箱41に固定することを想定しているが、固定方法は、特に限定しない。
図7に示す平面図は、2つの埋込ボックス4,4-1が連結される前の状態を示しているのに対し、図9に示す平面図は、2つの埋込ボックス4,4-1が連結された状態を示している。同様に、図8に示す側面図は、2つの埋込ボックス4,4-1が連結される前の状態を示しているのに対し、図10に示す側面図は、2つの埋込ボックス4,4-1が連結された状態を示している。以下、これらの図を用いて、埋込ボックス4の連結方法について説明する。
本実施の形態では、連結部42の脚部42b,42cで連結の相手となる連結部42-1の凸部42a-1を挟むように連結する。そのためには、図7に示すように、凸部42aと凸部42a-1が当接されるまで、埋込ボックス4を矢印D方向にスライドする。あるいは、埋込ボックス4-1を矢印E方向にスライドさせてもよい。これにより、凸部42a-1は、脚部42b,42cで挟まれると共に、凸部42aは、脚部42b-1,42c-1で挟まれることになる。このように連結部42と連結部42-1とを係合させることで、埋込ボックス4は、隣接する埋込ボックス4-1と連結される。
以上説明したように、埋込ボックス4の連結部42は、脚部42b,42cで他方の連結部42-1の凸部42a-1を挟むことになるが、脚部42b,42cには、ある程度の厚みがあるので、上下方向(地中2の深さ方向)に動かそうとしても、脚部42b,42cの厚み部分は凸部42a-1に当接しているため動かない。同様に、連結部42-1の脚部42b-1,42c-1の厚み部分は凸部42aに当接しているため動かない。つまり、連結部42を連結部42-1と連結したら、埋込ボックス4と埋込ボックス4-1との上下方向のずれは生じなくなる。
また、埋込ボックス4の凸部42aは、矢印D方向へのスライドにより埋込ボックス4-1の凸部42a-1と当接することによって移動できない状態になる。すなわち、左右方向(矢印D,E方向)に動かない状態になり、左右方向にずれは生じない。なお、厳密には、連結部42を引き離す方向には動かせるかもしれないが、脚部42b,42cが他方の連結部42-1の凸部42a-1を挟んでいるため、矢印D,E方向から少しでもずれた方向に引き抜こうとすると、簡単には引き抜けない。すなわち、引き抜く方向においてもずれは生じにくく、結果として埋込ボックス4と埋込ボックス4-1との左右方向のずれは生じないといえる。
このように、本実施の形態では、連結部42を設けて、隣接する埋込ボックス4-1と連結するようにしたので、埋込ボックス4,4-1間のずれを防止できる。更に、連結部42,42-1を連結することによって埋込ボックス4,4-1間の位置決めを容易にすることができるので、複数の照明器具1を並べて連接する際に、作業者の手腕に任せなくても、連結部42を連結さえすれば、照明器具1を一直線上に並べて配設させることが容易にできる。また、照明器具1の間隔を均一にすることができる。
本実施の形態では、照明器具1を連接する場合、必要数の埋込ボックス4を上記のようにして連結してから各収容箱41の中に照明器具1を収容することで設置することになる。以下、照明器具の収容方法について説明する。
図10に示すように、埋込ボックス4の折り返し45と折り返し46との高さの差により凹み47が形成され、同様に隣接する他の埋込ボックス4-1の折り返し45-1と折り返し46-1との高さの差により凹み47-1が形成される。この対向する位置にある凹み47と凹み47-1によって溝48が形成され、この溝48に、前述した載置板44が載置される。すなわち、載置板44は、凹み47と凹み47-1に跨がって載置されるが、溝48の中に丁度嵌まり込むように載置板44の幅を設計する必要がある。照明器具1は、載置板44を溝48に載置してから収容箱41の中に収容する。
図11は、照明器具1を埋込ボックス4に収容した後の状態を示す概略的な斜視図である。なお、図11では、照明器具1を、器具本体11と透明ガラス12を区別することなく一体にして簡略的に示している。図11において、載置板44は、前述したように隣り合う埋込ボックス4,4-1で形成された溝48に載置されている。そして、埋込ボックス4,4-1それぞれに収容される照明器具1,1-1の上面の端部は、載置板44の上に、載置板44の両端に形成される折り曲げ部44-1の間に挟まれるように載置される。これにより、照明器具1は、埋込ボックス4の中で短手方向への動きが抑止される。換言すると、埋込ボックス4の中で照明器具1が短手方向にずれないように載置板44を折り曲げて折り曲げ部44-1を形成する。
照明器具1を地中2に埋設する施工時において、照明器具1,1-1が埋込ボックス4,4-1にそれぞれ収容されると、照明器具1,1-1の間の隙間5には、コーキング剤が注入されるが、本実施の形態においては、載置板44を設けることで、コーキング剤を埋込ボックス4,4-1の間にできる隙間6に注入する必要がなくなる。これにより、施工時間の短縮及びコストの削減を図ることができる。
なお、本実施の形態では、前述したように埋込ボックス4の両端面の中心線に沿って連結部42を取り付けることで、照明器具1を一直線上に整然と並べて設置できるようにした。ただ、連結部42の取付位置は、これに限る必要はない。例えば、収容箱41の一端面には、中心線Bから壁側に所定量ずらした位置に連結部42を取り付け、他端面には、中心線Bから壁側と反対方向に所定量ずらした位置に連結部42を取り付けるようにすれば、照明器具1を上方から見て階段状に整然と並べて設置することができる。いずれにしても、本実施の形態によれば、照明器具1を整然と並べて規則正しく設置することが容易にできる。
実施の形態2.
図12は、本実施の形態における照明器具1の器具本体11の平面図であり、器具本体11の内部を示す図である。図12は、実施の形態1における図3に対応する図である。図13は、図12に示すA-A´線で切断したときの器具本体11の側断面図であるが、図12と異なり、説明の便宜上、埋込ボックス4に収容した状態で示すと共に、透明ガラス12を装着した状態で図示している。図13は、実施の形態1における図4に対応する図である。
本実施の形態における照明器具1は、実施の形態1と照射機構の構成が異なり、それ以外は同じでよい。従って、実施の形態1と共通する構造については、説明を適宜省略する。以下、これらの図を用いて本実施の形態における照明器具1の構造、特に照射機構について説明する。
本実施の形態における照射機構は、実施の形態1と同じ光源としてのLED16に加えて、導光板51、反射板52及び遮光ケース53を備える。導光板51は、LED16の上方に立設し、導光板51の下面からLED16からの光が入射され、光出射面51aから壁に向けて照射する。反射板52は、導光板51の裏面(光出射面51aと対向する面)及び上面に当接した状態で設けられ、導光板51に入射された光を反射して光出射面51aのみから照射させるよう作用する。遮光ケース53は、LED16からの光が導光板51の入射面以外に放出されないよう遮光する。
本実施の形態における導光板51は、入射面から入射された光が開口部13側に向けて照射されるよう、すなわち図面上方に向けて照射されるよう配光制御されている。従って、照射機構としての作用効果は、実施の形態1における照射機構とほぼ同様である。本実施の形態におけるマスキング塗装20aは、導光板51が上方から見えない位置まで施されている。これにより、照明器具1の上面が透明ガラス12でも、照明器具1の上を通行する通行人は、導光板51を直接見ることができないため、眩しさを感じにくい。
本実施の形態において使用する埋込ボックス4は、実施の形態1と同じでよく、本実施の形態における照明器具1の埋込ボックス4の収容方法、更に照明器具1の地中への埋設方法も同じでよいので、説明を省略する。
本実施の形態では、照射機構に関し、導光板51を用いていない構造の実施の形態1と同様の作用効果を奏するが、厳密には、導光板51を用いることで以下の点で実施の形態1と若干異なってくる。
本実施の形態では、導光板51の光出射面51aの全体から光を均一に出射している。従って、相対的に高級感を感じさせる間接光を演出することが可能となる。これに対し、実施の形態1では、LED16からの光を壁に直接照射している。従って、壁の表面の状態(例えば、滑らかな壁面)や材質によっては、LED16が映り込む可能性が生じてくる。
一方、導光板51は、光出射面51aに微細なレンズを配設して上方に向けて配光できる構造としているが、その上方に照射できる方向、つまり仰角には、ある程度の限界がある。これに対し、実施の形態1では、LED16を傾けて設置する角度を調整することで、壁のより上方まで照射することが可能となる。なお、本実施の形態では、導光板51を垂直に立設させているが、例えば斜めに設置することでより壁の上方まで照射できるようにすることは可能である。
以上説明したように、上記各実施の形態においては、壁3への間接光を演出するに際し、グレアレスな照明器具1を提供することができる。
なお、上記各実施の形態においては、器具本体11の内部を、反射を防止する色で塗装するように説明したが、反射を防止する素材で構成するようにしてもよい。
また、上記各実施の形態においては、壁に向けて光を照射している。照射光を当てる「壁」というのは、建物の外部を囲み、また内部を仕切るものと定義されるが、照射先とするのは、必ずしも上記定義に該当する壁に限定しなくてもよい。換言すると、「壁」を広義に捉えて、照明器具1の照射先とする全ての物を「壁」に含まれると解釈してもよい。また、照明器具1を屋外に限らず屋内に設置するようにしてもよい。
また、本実施の形態では、照明器具1を地中に埋設する場合を例にして説明した。ただ、壁を下方からではなく上方から照射するように照明器具1を設置してもよい。すなわち、照明器具1を天井等の高所に取り付けてもよい。この場合、照明器具1は、人に踏まれることはないので、透明板には、強度が要求されることはない。従って、透明ガラス12の代わりに軽量な透明板を用いるなど素材や埋込ボックス4の仕様等に、照明器具1を高所に取り付けるために適切な変更を加えてもよい。
1,1-1 照明器具、2 地中、3 壁、4,4-1 埋込ボックス、5,6,15 隙間、11 器具本体、12 透明ガラス、13 開口部、14 載置台、17 ケーブルグランド、18,52 反射板、19 傾斜板、20a,20b,20c マスキング塗装、41 収容箱、42,42-1 連結部、42a,42a-1 凸部、42b,42c,42b-1,42c-1 脚部、43 穴、44 載置板、44-1 折り曲げ部、47,47-1 凹み、48 溝、51 導光板、51a 光出射面、53 遮光ケース。

Claims (12)

  1. 設置状態において上側に開口部が形成される器具本体と、
    前記器具本体の開口部を塞ぐ透明板と、
    前記器具本体に収容され、前記器具本体が壁に沿うように設置されているときに、前記開口部を通して壁に向けて光を照射する照射機構と、
    前記照射機構の光照射方向以外から前記照射機構の光出射部分が前記透明板を通して見えないように遮蔽する遮蔽部と、を備え、
    前記遮蔽部は、前記透明板における前記照射機構の配設位置に対して前記器具本体の高さ方向に対向する位置に施されると共に反射を防止する塗装部を含むことを特徴とする照明器具。
  2. 前記器具本体の内部を、反射を防止する色とすることを特徴とする請求項1に記載の照明器具。
  3. 前記器具本体は、直角柱形状であり、
    前記照射機構は、前記器具本体の長手方向に沿って設けられ、
    前記器具本体の長手方向が壁に沿うように設置されることを特徴とする請求項1又は2に記載の照明器具。
  4. 前記照射機構は、前記照明器具が壁に沿うように設置されているときに壁と対向する前記器具本体の側面と対向する側面側に寄せて配設されることを特徴とする請求項3に記載の照明器具。
  5. 壁の近傍に設置される照明器具において、
    開口部が形成される器具本体と、
    前記器具本体の開口部を塞ぐ透明板と、
    前記器具本体に収容され、前記照明器具が壁の近傍に設置されているときに、前記開口部を通して壁に向けて光を照射する照射機構と、
    前記照射機構の光照射方向以外から前記照射機構の光出射部分が前記透明板を通して見えないように遮蔽する遮蔽部と、を備え、
    前記器具本体は、直角柱形状であり、
    前記照射機構は、前記器具本体の長手方向に沿って設けられ、
    前記器具本体の長手方向が壁に沿うように設置され、
    前記照射機構は、前記照明器具が壁の近傍に設置されているときに壁と対向する前記器具本体の側面と対向する側面側に寄せて配設され、
    前記照明器具が壁の近傍に設置されているときに壁と対向する前記器具本体の側面の内側に、反射を防止する色の傾斜板を傾倒した状態で取り付けることを特徴とする照明器具。
  6. 前記照射機構は、
    光源と、
    前記光源から入射された光が前記開口部側に向けて照射されるよう配光制御されている導光板と、
    前記光源からの光が前記導光板の入射面以外に放出されないように遮光する遮光ケースと、
    前記導光板の光入射面及び光出射面以外の面に当接した状態で設けられる反射板と、
    を有し、
    前記導光板の全体が、前記遮光ケース内に収容されていることを特徴とする請求項1から5のいずれか1つに記載の照明器具。
  7. 前記照射機構は、光源であることを特徴とする請求項1から6のいずれか1つに記載の照明器具。
  8. 前記遮蔽部は、前記光源と前記開口部との間に配設され、前記光源から前記開口部の方向に放出される光のうち光照射方向以外の光を遮蔽する遮蔽板により形成されることを特徴とする請求項7に記載の照明器具。
  9. 請求項3に記載の照明器具を収容する直角柱形状の収容箱と、
    前記収容箱の端面に前記収容箱と一体に設けられる連結部であって、前記収容箱が壁に沿って並べて設置されるときに、隣接する他の照明器具用埋込箱の前記連結部と連結される連結部と、
    を備えることを特徴とする照明器具用埋込箱。
  10. 前記連結部は、前記収容箱の両端面に設けられ、
    複数の前記照明器具を並べて連接する際に、両端面に設けられた前記連結部をそれぞれ、隣接する他の照明器具用埋込箱に設けられている前記連結部と連結することで、前記照明器具を一直線上に並べて配設させることを特徴とする請求項9に記載の照明器具用埋込箱。
  11. 前記連結部は、
    隣接する他の照明器具用埋込箱側に突出した凸部と、
    前記凸部を挟む位置に設けられ、前記収容箱に固定される一対の脚部と、
    を有し、
    前記一対の脚部によって隣接する他の照明器具用埋込箱の前記凸部を挟み、前記凸部を隣接する他の照明器具用埋込箱の別の前記凸部と当接させるようにして、隣接する他の照明器具用埋込箱の前記連結部と連結されることを特徴とする請求項9又は10に記載の照明器具用埋込箱。
  12. 隣接する他の照明器具用埋込箱に対向する上面端部の凹みと、前記他の照明器具用埋込箱の上面端部の凹みに跨がって載置される載置板を備えることを特徴とする請求項9から11のいずれか1つに記載の照明器具用埋込箱。
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