JP7372516B2 - 納税管理プログラム、納税管理装置及び納税管理方法 - Google Patents

納税管理プログラム、納税管理装置及び納税管理方法 Download PDF

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Description

本発明は、納税管理プログラム、納税管理装置及び納税管理方法に関する。
各納税者は、例えば、市町村等の地方団体(以下、単に地方団体とも呼ぶ)によって送付された税金の納付書を受け取った場合、金融機関等を通じて税金の納付を行う。そして、地方団体の担当者(以下、単に担当者とも呼ぶ)は、例えば、納税者による納税が行われた場合、その納税に関する情報を業務システムに入力する。これにより、地方団体は、各納税者による納税状況を管理することが可能になる(例えば、特許文献1及び2参照)。
特開2002-373226号公報 特開2012-194994号公報
ここで、上記のような地方団体の担当者は、例えば、業務システムにおいて管理されている情報を参照することによって、各納税者による納税状況の確認を行う。しかしながら、業務システムにおいて必要な情報の管理が行われていない場合、担当者は、納税者による納税状況の確認を効率的に行うことができず、担当者が個別対応を行う必要がある納税手続きの特定等を迅速に行うことができない。
そこで、一つの側面では、本発明は、納税者による納税状況を効率的に確認することを可能とする納税管理プログラム、納税管理装置及び納税管理方法を提供することを目的とする。
実施の形態の一態様では、各納税者によって行われた税金の手続きに関する情報を含むファイルの入力を受け付け、前記手続きの進捗状況を示す進捗情報を記憶した記憶部を参照して、入力を受け付けた前記ファイルに対応する第1進捗情報を特定し、特定した前記第1進捗情報に対応付けて記憶された情報のうち、過去に入力を受け付けたファイルに対応する手続きが行われた日付を示す情報を、入力を受け付けた前記ファイルに対応する前記手続きが行われた日付を示す情報が含まれるように更新し、前記更新する処理の後、各納税者を識別する納税者情報と各納税者による納税額を含む納税額情報とのそれぞれが前記第1進捗情報に対応付けて記憶されているか否かを判定し、前記判定の結果に応じて、前記第1進捗情報に対応する区分を特定する、処理をコンピュータに実行させる。
一つの側面によれば、納税者による納税状況を効率的に確認することを可能とする。
図1は、情報処理システム10の構成について説明する図である。 図2は、情報処理装置1のハードウエア構成を説明する図である。 図3は、情報処理装置1の機能のブロック図である。 図4は、第1の実施の形態における納税管理処理の概略を説明するフローチャート図である。 図5は、第1の実施の形態における納税管理処理の詳細を説明するフローチャート図である。 図6は、第1の実施の形態における納税管理処理の詳細を説明するフローチャート図である。 図7は、第1の実施の形態における納税管理処理の詳細を説明するフローチャート図である。 図8は、第1の実施の形態における納税管理処理の詳細を説明するフローチャート図である。 図9は、第1の実施の形態における納税管理処理の詳細を説明するフローチャート図である。 図10は、第1の実施の形態における納税管理処理の詳細を説明するフローチャート図である。 図11は、第1の実施の形態における納税管理処理の詳細を説明するフローチャート図である。 図12は、納付予定情報133の具体例について説明する図である。 図13は、納付済情報134の具体例について説明する図である。 図14は、入金済情報135の具体例について説明する図である。 図15は、S24の処理の具体例を説明する図である。 図16は、S25の処理の具体例を説明する図である。 図17は、納税者情報131の具体例について説明する図である。 図18は、納税額情報132の具体例について説明する図である。 図19は、S34の処理の具体例を説明する図である。 図20は、第1情報更新処理が終了した場合の具体例を説明する図である。 図21は、S44の処理の具体例を説明する図である。 図22は、S54の処理の具体例を説明する図である。 図23は、第2情報更新処理が終了した場合の具体例を説明する図である。 図24は、S64の処理の具体例を説明する図である。 図25は、S74の処理の具体例を説明する図である。 図26は、第3情報更新処理が終了した場合の具体例を説明する図である。
[情報処理システムの構成]
初めに、情報処理システム10の構成について説明を行う。図1は、情報処理システム10の構成について説明する図である。
図1に示すように、情報処理システム10は、例えば、1台以上の物理マシンまたは仮想マシンによってそれぞれ構成される情報処理装置1a、情報処理装置1b及び情報処理装置1cを含む。情報処理装置1a、情報処理装置1b及び情報処理装置1cでは、それぞれ異なる地方団体によって構築された業務システムが稼働する。具体的に、情報処理装置1aでは、例えば、A市によって構築された業務システムが稼働し、情報処理装置1bでは、例えば、B市によって構築された業務システムが稼働し、情報処理装置1cでは、例えば、C市によって構築された業務システムが稼働する。以下、情報処理装置1a、情報処理装置1b及び情報処理装置1cを総称して情報処理装置1とも呼ぶ。
また、情報処理システム10は、1台以上の物理マシンまたは仮想マシンにおいて構築される共通納税システム2と金融機関システム3とを含む。さらに、情報処理システム10は、例えば、納税者が情報の入力等を行うPC(Personal Computer)である納税者端末5を1台以上有する。
図1に示す例において、共通納税システム2は、例えば、納税者が納税者端末5を介して納税(電子納税)を行う旨を示す情報を入力した場合、入力された情報に基づいて、納税者によってこれから行われる納税手続きに関する情報(以下、納付予定情報とも呼ぶ)を生成する。そして、共通納税システム2は、生成した納付予定情報を、納税者による税金の納付先である地方団体の情報処理装置1に送信する。また、共通納税システム2は、例えば、納税者が納税を行うために必要な情報が記載された書面である納付書を納税者端末5に送信する。
続いて、共通納税システム2は、例えば、金融機関等において納税者が税金を納付した場合、その納付に関する情報(以下、納付済情報とも呼ぶ)を生成する。そして、共通納税システム2は、例えば、生成した納付済情報を、納税者による税金の納付先である地方団体の情報処理装置1に送信する。
さらに、共通納税システム2は、例えば、金融機関システム3から税金の入金が行われた場合、その入金に関する情報(以下、入金済情報とも呼ぶ)を生成する。そして、共通納税システム2は、例えば、生成した入金済情報を、納税者による税金の納付先である地方団体の情報処理装置1に送信する。
これにより、納税者は、共通納税システム2に対して手続きを行うことによって、地方団体に対する納税を行うことが可能になる。そのため、納税者は、例えば、複数の地方団体に対して納税を行う場合であっても、地方団体間における税金の納付方法の差異等を意識することなく、納税手続きを行うことが可能になる。
一方、情報処理装置1は、例えば、納付予定情報、納付済情報及び入金済情報のうちのいずれかを受け付けた場合、各納税者による手続きの進捗状況を示す情報(以下、進捗情報とも呼ぶ)を参照し、受け付けた情報に対応する進捗情報(以下、第1進捗情報とも呼ぶ)を特定する。
そして、情報処理装置1は、特定した第1進捗情報に対応付けて記憶された情報のうち、納税者による手続きが過去に行われた日付を示す情報を、受け付けた情報に対応する手続きが行われた日付を示す情報が含まれるように更新する。
その後、情報処理装置1は、各納税者を識別する情報(以下、納税者情報とも呼ぶ)と各納税者による納税額を含む情報(以下、納税額情報とも呼ぶ)とのそれぞれが第1進捗情報に対応付けて記憶されているか否かを判定し、その判定の結果に応じて、第1進捗情報に対応する区分を特定する。
すなわち、情報処理装置1は、共通納税システム2から各情報を受信するごとに、後続処理(例えば、消込処理)の実行可能条件が整っているか否かについての判定を行う。そして、情報処理装置1は、例えば、各納税者によって行われる一連の納税手続きごとに、共通納税システム2からの各情報の受信状況と後続処理の実行可否状況とを管理する。
これにより、情報処理装置1は、各納税者による納税状況を効率的に管理することが可能になる。そのため、担当者は、情報処理装置1が管理する情報を参照することで、各納税者による納税状況を迅速に把握することが可能になる。したがって、担当者は、例えば、担当者が個別対応を行う必要がある納税手続きの特定等を迅速に行うことが可能になる。
[情報処理システムのハードウエア構成]
次に、情報処理システム10のハードウエア構成について説明する。図2は、情報処理装置1のハードウエア構成を説明する図である。
情報処理装置1は、図2に示すように、プロセッサであるCPU101と、メモリ102と、外部インターフェース(I/Oユニット)103と、記憶媒体104とを有する。各部は、バス105を介して互いに接続される。
記憶媒体104は、例えば、各納税者による納税状況を管理する処理(以下、納税管理処理とも呼ぶ)を行うためのプログラム110を記憶するプログラム格納領域(図示しない)を有する。また、記憶媒体104は、例えば、納税管理処理を行う際に用いられる情報を記憶する記憶部130(以下、情報格納領域130とも呼ぶ)を有する。なお、記憶媒体104は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)であってよい。
CPU101は、記憶媒体104からメモリ102にロードされたプログラム110を実行して納税管理処理を行う。
また、外部インターフェース103は、例えば、共通納税システム2が構築されている物理マシン等との通信を行う。
[情報処理システムの機能]
次に、情報処理システム10の機能について説明を行う。図3は、情報処理装置1の機能のブロック図である。
情報処理装置1は、図3に示すように、例えば、CPU101やメモリ102等のハードウエアとプログラム110とが有機的に協働することにより、情報受付部111と、情報管理部112と、情報更新部113と、対応判定部114と、区分特定部115と、実行判定部116と、情報出力部117とを含む各種機能を実現する。
また、情報処理装置1は、例えば、図3に示すように、納税者情報131と、納税額情報132と、納付予定情報133と、納付済情報134と、入金済情報135と、進捗情報136とを情報格納領域130に記憶する。
情報受付部111は、例えば、共通納税システム2から送信された納付予定情報133、納付済情報134及び入金済情報135を受け付ける。
情報管理部112は、例えば、情報受付部111が共通納税システム2から情報を受け付けた場合、情報格納領域130に記憶された進捗情報136を参照し、情報受付部111が受け付けた情報に対応する進捗情報136(第1進捗情報136)を特定する。また、情報管理部112は、この場合、情報受付部111が共通納税システム2から受け付けた情報を情報格納領域130に記憶する。
情報更新部113は、情報管理部112が特定した進捗情報136に対応付けて記憶された情報のうち、納税者による手続きが過去に行われた日付を示す情報を、情報受付部111が受け付けた情報に対応する手続きが行われた日付を示す情報が含まれるように更新する。
対応判定部114は、納税者情報131と納税額情報132とのそれぞれが、情報管理部112が特定した進捗情報136に対応付けて記憶されているか否かを判定する。
区分特定部115は、対応判定部114による判定の結果に応じて、情報管理部112が特定した進捗情報136に対応する区分を特定する。
実行判定部116は、情報受付部111が共通納税システム2から情報に応じて後続処理(例えば、消込処理)を実行するか否かを判定する。
情報出力部117は、例えば、情報格納領域130に記憶された進捗情報136を、担当者が情報の入力等を行う担当者端末(図示しない)に出力する。
[第1の実施の形態の概略]
次に、第1の実施の形態の概略について説明する。図4は、第1の実施の形態における納税管理処理の概略を説明するフローチャート図である。
情報処理装置1は、図4に示すように、ファイルの入力を受け付けるまで待機する(S1のNO)。具体的に、情報処理装置1は、例えば、納付予定情報133を含むファイル(以下、第1ファイルとも呼ぶ)、納付済情報134を含むファイル(以下、第2ファイルとも呼ぶ)、または、入金済情報135を含むファイル(以下、第3ファイルとも呼ぶ)の入力を共通納税システム2から受け付けるまで待機する。
そして、ファイルの入力を受け付けた場合(S1のYES)、情報処理装置1は、手続きの進捗状況を示す進捗情報136を記憶した情報格納領域130を参照して、S1の処理で入力を受け付けたファイルに対応する第1進捗情報136を特定する(S2)。
続いて、情報処理装置1は、S2の処理で特定した第1進捗情報136に対応付けて記憶された情報のうち、手続きが過去に行われた日付を示す情報を、S1の処理で入力を受け付けたファイルに対応する手続きが行われた日付を示す情報が含まれるように更新する(S3)。具体的に、情報処理装置1は、例えば、S2の処理で特定した第1進捗情報136に対応付けて記憶された情報のうち、S1の処理で過去に入力を受け付けたファイルに対応する手続きが行われた日付を示す情報を、S1の処理で今回入力を受け付けたファイルに対応する手続きが行われた日付を示す情報が含まれるように更新する。
その後、情報処理装置1は、各納税者を識別する納税者情報131と各納税者による納税額を含む納税額情報132とのそれぞれが第1進捗情報136に対応付けて記憶されているか否かを判定する(S4)。
そして、情報処理装置1は、S4の処理における判定結果に応じて、S2の処理で特定した第1進捗情報136に対応する区分を特定する(S5)。
これにより、情報処理装置1は、各納税者による納税状況を効率的に管理することが可能になる。そのため、担当者は、情報処理装置1が管理する情報を参照することで、各納税者による納税状況を迅速に把握することが可能になる。したがって、担当者は、例えば、担当者が個別対応を行う必要がある納税手続きの特定等を迅速に行うことが可能になる。
なお、情報処理装置1は、S4の処理において、納税者情報131と納税額情報132とのそれぞれが第1進捗情報136に対応付けて記憶されているか否かの判定に加え、第1進捗情報136についての後続処理(例えば、消込処理)が完了しているか否かについての判定を行うものであってもよい。そして、情報処理装置1は、S5の処理において、納税者情報131と納税額情報132とのそれぞれが第1進捗情報136に対応付けて記憶されているか否かの判定結果と、第1進捗情報136についての後続処理が完了しているか否かの判定結果とに応じて、S2の処理で特定した第1進捗情報136に対応する区分の特定を行うものであってもよい。
[第1の実施の形態の詳細]
次に、第1の実施の形態の詳細について説明する。図5から図11は、第1の実施の形態における納税管理処理の詳細を説明するフローチャート図である。また、図12から図26は、第1の実施の形態における納税管理処理の詳細を説明する図である。
[ファイル受付処理]
初めに、納税管理処理のうち、共通納税システム2から送信された各ファイルの受付を行う処理(以下、ファイル受付処理とも呼ぶ)について説明を行う。図5は、ファイル受付処理を説明するフローチャート図である。
情報処理装置1の情報受付部111は、図5に示すように、共通納税システム2から送信されたファイルを受け付けるまで待機する(S11のNO)。
具体的に、共通納税システム2は、例えば、所定時間ごと(例えば、1日1回等)に、各情報処理装置1に対応する納付予定情報133、納付済情報134及び入金済情報135をそれぞれ生成する。そして、共通納税システム2は、生成した各情報を各情報処理装置1に対してそれぞれ送信する。そのため、情報受付部111は、例えば、所定時間ごとに、共通納税システム2から送信された納付予定情報133、納付済情報134及び入金済情報135を受け付ける。
そして、共通納税システム2から送信されたファイルを受け付けた場合(S11のYES)、情報管理部112は、S11の処理で受け付けたファイルに含まれる情報を情報格納領域に記憶する(S12)。以下、納付予定情報133、納付済情報134及び入金済情報135の具体例について説明を行う。
[納付予定情報の具体例]
初めに、納付予定情報133の具体例について説明を行う。図12は、納付予定情報133の具体例について説明する図である。
図12に示す納付予定情報133は、納付予定情報133に含まれる各情報を識別する「項番」と、納付済情報134や入金済情報135等と紐付けるための情報が記憶される「納付情報ID」と、納税者を識別する情報が記憶される「納税者ID」と、税金の納付先を識別する情報が記憶される「納付先ID」とを項目として有する。また、図12に示す納付予定情報133は、税金の税目を記憶する「税目ID」と、納税者が納税を行う旨を情報処理装置1に対して入力した日時を示す情報が記憶される「手続日時」とを項目として有する。
具体的に、図12に示す納付予定情報133において、「項番」が「1」である情報には、「納付情報ID」として「0228-00421」が記憶され、「納税者ID」として「A03213」が記憶され、「納付先ID」として「B03031」が記憶され、「税目ID」として「11」が記憶され、「手続日時」として「201902281400」が記憶されている。
また、図12に示す納付予定情報133において、「項番」が「2」である情報には、「納付情報ID」として「0228-00435」が記憶され、「納税者ID」として「A03521」が記憶され、「納付先ID」として「B32941」が記憶され、「税目ID」として「11」が記憶され、「手続日時」として「201902281400」が記憶されている。図12に含まれる他の情報についての説明は省略する。
[納付済情報の具体例]
次に、納付済情報134の具体例について説明を行う。図13は、納付済情報134の具体例について説明する図である。
図13に示す納付済情報134は、納付済情報134に含まれる各情報を識別する「項番」と、納付予定情報133や入金済情報135等と紐付けるための情報が記憶される「納付情報ID」と、納付された税金の金額が記憶される「納付額」と、納税者が税金の納付を行った日時を示す情報が記憶される「手続日時」とを項目として有する。
具体的に、図13に示す納付済情報134において、「項番」が「1」である情報には、「納付情報ID」として「0228-00421」が記憶され、「納付額」として「20000(円)」が記憶され、「手続日時」として「201903011700」が記憶されている。
また、図13に示す納付済情報134において、「項番」が「2」である情報には、「納付情報ID」として「0228-00465」が記憶され、「納付額」として「340000(円)」が記憶され、「手続日時」として「201903011700」が記憶されている。図13に含まれる他の情報についての説明は省略する。
[入金済情報の具体例]
次に、入金済情報135の具体例について説明を行う。図14は、入金済情報135の具体例について説明する図である。
図14に示す入金済情報135は、入金済情報135に含まれる各情報を識別する「項番」と、納付予定情報133や納付済情報134等と紐付けるための情報が記憶される「納付情報ID」と、入金された税金の金額が記憶される「入金額」と、税金の入金が行われた日時を示す情報が記憶される「手続日時」とを項目として有する。
具体的に、図14に示す入金済情報135において、「項番」が「1」である情報には、「納付情報ID」として「0228-00421」が記憶され、「入金額」として「20000(円)」が記憶され、「手続日時」として「201903021030」が記憶されている。
また、図14に示す入金済情報135において、「項番」が「2」である情報には、「納付情報ID」として「0228-00465」が記憶され、「入金額」として「340000(円)」が記憶され、「手続日時」として「201903021031」が記憶されている。
なお、図12に示す納付予定情報133のうちの「項番」が「1」である情報、図13に示す納付済情報134のうちの「項番」が「1」である情報、及び、図14に示す入金済情報135のうちの「項番」が「1」である情報には、それぞれ「納付情報ID」として「0228-00421」が記憶されている。そのため、これらの情報は、同じ納税者によって行われた一連の納税手続きに関連する情報であることを示している。
[第1情報更新処理]
次に、納税管理処理のうち、納付予定情報133の内容が反映されるように進捗情報136の更新を行う処理(以下、第1情報更新処理とも呼ぶ)について説明を行う。図6及び図7は、第1情報更新処理を説明するフローチャート図である。
情報管理部112は、図6に示すように、第1情報更新タイミングになるまで待機する(S21のNO)。第1情報更新タイミングは、例えば、ファイル受付処理が終了したタイミングであってよい。また、第1情報更新タイミングは、例えば、1日1回等の予め定められたタイミングであってもよい。
そして、第1情報更新タイミングになった場合(S21のYES)、情報管理部112は、情報格納領域130に記憶された納付予定情報133のうち、前回行われたファイル受付処理(図5で説明した処理)において情報格納領域130に記憶された納付予定情報133を取得する(S22)。すなわち、情報管理部112は、情報格納領域130に記憶された納付予定情報133のうち、進捗情報136に内容が反映されていない納付予定情報133の取得を行う。以下、S22の処理で特定された納付予定情報133が、図12で説明した納付予定情報133であるものとして説明を行う。
続いて、情報管理部112は、S22の処理で取得した納付予定情報133に含まれるレコードを1つ取得する(S23)。具体的に、情報管理部112は、例えば、図12で説明した納付予定情報133から、「項番」が「1」である情報を取得する。
そして、情報管理部112は、S23の処理で取得したレコードに対応する進捗情報136を生成して情報格納領域130に記憶する(S24)。以下、S24の処理の具体例について説明を行う。
[S24の処理の具体例]
図15は、S24の処理の具体例を説明する図である。具体的に、図15は、1回目のS24の処理において生成された進捗情報136の具体例を説明する図である。
図15に示す進捗情報136は、進捗情報136に含まれる各情報を識別する「項番」と、納付予定情報133等と紐付けるための情報が記憶される「納付情報ID」と、納付予定情報133等を受け付けているか否かを示す区分が記憶される「情報受付区分」とを項目として有する。また、図15に示す進捗情報136は、納税者情報131及び納税額情報132との紐づけ結果を示す区分が記憶される「情報有無区分」と、納付予定情報133を受け付けた日付が記憶される「第1受付日」と、納付済情報134を受け付けた日付が記憶される「第2受付日」と、入金済情報135を受け付けた日付が記憶される「第3受付日」とを項目として有する。
具体的に、例えば、図12で説明した納付予定情報133のうちの「項番」が「1」である情報には、「納付情報ID」として「0228-00421」が記憶されている。そのため、情報管理部112は、例えば、図15に示すように、「項番」が「1」である情報の「納付情報ID」に「0228-00421」を記憶する。また、情報管理部112は、「項番」が「1」である情報の「情報受付区分」に、進捗情報136に対する納付予定情報133の内容の取り込みが完了していることを示す「納付予定情報取込済」を記憶する。
図6に戻り、情報処理装置1の情報更新部113は、S24の処理で生成した進捗情報136のうち、手続きが過去に行われた日付を示す情報を、S23の処理で取得したレコードに対応する手続きが行われた日付を示す情報が含まれるように更新する(S25)。以下、S25の処理の具体例について説明を行う。
[S25の処理の具体例]
図16は、S25の処理の具体例を説明する図である。具体的に、図16は、1回目のS25の処理において更新された進捗情報136の具体例を説明する図である。
図12で説明した納付予定情報133のうちの「項番」が「1」である情報には、「手続日時」として「201902281400」が記憶されている。そのため、情報管理部112は、図16の下線部分に示すように、「項番」が「1」である情報の「第1受付日」に「20190228」を記憶する。
図7に戻り、情報処理装置1の対応判定部114は、情報格納領域130に記憶された納税者情報131に、S24の処理で生成した進捗情報136に対応する納税者に関する情報が含まれているか否かを判定する(S31)。以下、納税者情報131の具体例について説明を行う。
[納税者情報の具体例]
図17は、納税者情報131の具体例について説明する図である。
図17に示す納税者情報131は、納税者情報131に含まれる各情報を識別する「項番」と、納税者を識別する情報が記憶される「納税者ID」と、納税者の氏名や名称が記憶される「納税者名」と、納税額情報132と紐づけを行うための情報(納税者IDに対応する情報)が記憶される「宛名番号」とを項目として有する。
具体的に、図17に示す納税者情報131において、「項番」が「1」である情報には、「納税者ID」として「A14294」が記憶され、「納税者名」として「AAAサービス」が記憶され、「宛名番号」として「11-1256」が記憶されている。
また、図17に示す納税者情報131において、「項番」が「2」である情報には、「納税者ID」として「A03213」が記憶され、「納税者名」として「BBB商事」が記憶され、「宛名番号」として「08-2145」が記憶されている。図17に含まれる他の情報についての説明は省略する。
そして、図12で説明した納付予定情報133のうちの「項番」が「1」である情報には、「納税者ID」として「A03213」が記憶されている。そのため、例えば、S23の処理において、図12で説明した納付予定情報133のうちの「項番」が「1」である情報が取得されている場合、対応判定部114は、S31の処理において、情報格納領域130に記憶された納税者情報131に、S24の処理で生成した進捗情報136に対応する納税者に関する情報が含まれていると判定する。
図7に戻り、対応判定部114は、情報格納領域130に記憶された納税額情報132に、S24の処理で生成した進捗情報136に対応する納税者に関する情報が含まれているか否かを判定する(S32)。以下、納税額情報132の具体例について説明を行う。
[納税額情報の具体例]
図18は、納税額情報132の具体例について説明する図である。
図18に示す納税額情報132は、納税額情報132に含まれる各情報を識別する「項番」と、納税者情報131と紐づけを行うための情報が記憶される「宛名情報」と、納税者に対して送付した納付書を識別する情報が記憶される「通知書番号」とを項目として有する。
具体的に、図18に示す納税額情報132において、「項番」が「1」である情報には、「宛名番号」として「08-2145」が記憶され、「通知書番号」として「14348-A1」が記憶されている。
また、図18に示す納税額情報132において、「項番」が「2」である情報には、「宛名番号」として「05-0853」が記憶され、「通知書番号」として「04522-C2」が記憶されている。図18に含まれる他の情報についての説明は省略する。
そして、図12で説明した納付予定情報133のうちの「項番」が「1」である情報には、「納税者ID」として「A03213」が記憶されている。また、図17で説明した納税者情報131において、「納税者ID」に「A03213」が記憶されている情報(「項番」が「1」である情報)の「宛名番号」には、「08-2145」が記憶されている。そのため、例えば、S23の処理において、図12で説明した納付予定情報133のうちの「項番」が「1」である情報が取得されている場合、対応判定部114は、S32の処理において、情報格納領域130に記憶された納税額情報132に、S24の処理で生成した進捗情報136に対応する納税者に関する情報が含まれていると判定する。
図7に戻り、情報処理装置1の区分特定部115は、S31及びS32の処理における判定結果に応じて、S24の処理で生成した進捗情報136に対応する区分を特定する(S33)。
具体的に、区分特定部115は、例えば、S24の処理で生成した進捗情報136に対応する納税者に関する情報が納税者情報131に含まれていない場合、S24の処理で生成した進捗情報136に対応する区分として「宛先番号未特定」を特定する。また、区分特定部115は、例えば、S24の処理で生成した進捗情報136に対応する納税者に関する情報が納税者情報131に含まれているが、S24の処理で生成した進捗情報136に対応する納税額に関する情報が納税額情報132に含まれていない場合、S24の処理で生成した進捗情報136に対応する区分として「通知書番号未特定」を特定する。
さらに、区分特定部115は、例えば、S24の処理で生成した進捗情報136に対応する納税者に関する情報が納税者情報131に含まれており、かつ、S24の処理で生成した進捗情報136に対応する納税額に関する情報が納税額情報132に含まれている場合、S24の処理で生成した進捗情報136に対応する区分として「特定済」を特定する。以下、「特定済」を第1区分とも呼び、「宛先番号未特定」及び「通知書番号未特定」を第2区分とも呼ぶ。
なお、区分特定部115は、例えば、S24の処理で生成した進捗情報136に対応する納税者に関する情報が納税者情報131に含まれていないが、S24の処理で生成した進捗情報136に対応する納税額に関する情報が納税額情報132に含まれている場合、「宛先番号未特定」と異なる区分を特定するものであってもよい。
そして、情報管理部112は、S33の処理で特定した区分を、S24の処理で生成した進捗情報136に対応付けて情報格納領域130に記憶する(S34)。以下、S34の処理の具体例について説明を行う。
[S34の処理の具体例]
図19は、S34の処理の具体例を説明する図である。具体的に、図19は、1回目のS34の処理において更新された進捗情報136の具体例を説明する図である。
例えば、S31及びS32の処理において、S24の処理で生成した進捗情報136に対応する納税者に関する情報が納税者情報131に含まれており、かつ、S24の処理で生成した進捗情報136に対応する納税額に関する情報が納税額情報132に含まれている場合、情報管理部112は、図19の下線部分に示すように、「項番」が「1」である情報の「情報有無区分」に「特定済」を記憶する。
図7に戻り、情報管理部112は、S22の処理で取得した納付予定情報133に含まれる全てのレコードを取得済であるか否かを判定する(S35)。
その結果、全てのレコードを取得済でないと判定した場合(S35のNO)、情報管理部112は、S23以降の処理を再度行う。
一方、全てのレコードを取得済であると判定した場合(S35のYES)、情報処理装置1は、第1情報更新処理を終了する。以下、第1情報更新処理が終了した場合の具体例について説明を行う。
[第1情報更新処理が終了した場合の具体例]
図20は、第1情報更新処理が終了した場合の具体例を説明する図である。具体的に、図20は、4回目のS34の処理において更新された進捗情報136の具体例を説明する図である。
情報管理部112及び情報更新部113は、図20の下線部分に示すように、2回目のS24、S25及びS34の処理を行うことにより、「項番」が「2」である情報の生成及び更新を行う。同様に、情報管理部112及び情報更新部113は、3回目のS24、S25及びS34の処理を行うことにより、「項番」が「3」である情報の生成及び更新を行い、4回目のS24、S25及びS34の処理を行うことにより、「項番」が「4」である情報の生成及び更新を行う。
[第2情報更新処理]
次に、納税管理処理のうち、納付済情報134の内容が反映されるように進捗情報136の更新を行う処理(以下、第2情報更新処理とも呼ぶ)について説明を行う。図8及び図9は、第2情報更新処理を説明するフローチャート図である。
情報管理部112は、図8に示すように、第2情報更新タイミングになるまで待機する(S41のNO)。第2情報更新タイミングは、例えば、第1情報更新処理が終了したタイミングであってよい。また、第2情報更新タイミングは、例えば、1日1回等の予め定められたタイミングであってもよい。
そして、第2情報更新タイミングになった場合(S41のYES)、情報管理部112は、情報格納領域130に記憶された納付済情報134のうち、前回行われたファイル受付処理において記憶された納付済情報134を取得する(S42)。すなわち、情報管理部112は、情報格納領域130に記憶された納付済情報134のうち、進捗情報136に内容が反映されていない納付済情報134の取得を行う。以下、S42の処理で特定された納付済情報134が、図13で説明した納付済情報134であるものとして説明を行う。
続いて、情報管理部112は、S42の処理で取得した納付済情報134に含まれるレコードを1つ取得する(S43)。具体的に、情報管理部112は、例えば、図13で説明した納付済情報134から、「項番」が「1」である情報を取得する。
そして、情報更新部113は、S43の処理で取得したレコードに対応する進捗情報136のうち、手続きが過去に行われた日付を示す情報を、S43の処理で取得したレコードに対応する手続きが行われた日付を示す情報が含まれるように更新する(S44)。以下、S44の処理の具体例について説明を行う。
[S44の処理の具体例]
図21は、S44の処理の具体例を説明する図である。具体的に、図21は、1回目のS44の処理において更新された進捗情報136の具体例を説明する図である。
図13で説明した納付済情報134のうちの「項番」が「1」である情報には、「納付情報ID」として「0228-00421」が記憶されている。そのため、情報管理部112は、例えば、図21に示す進捗情報136のうち、「納付情報ID」に「0228-00421」が記憶された情報(「項番」が「1」である情報)を特定する。
また、図13で説明した納付済情報134のうちの「項番」が「1」である情報には、「手続日時」として「201903011700」が記憶されている。そのため、情報管理部112は、例えば、図21の下線部分に示すように、「項番」が「1」である情報の「第2受付日」に「20190301」を記憶する。
図8に戻り、情報処理装置1の実行判定部116は、S43の処理で取得したレコードに対応する進捗情報136に、S25の処理において追加された日付を示す情報が含まれているか否かを判定する(S45)。
すなわち、実行判定部116は、S43の処理で取得したレコードに対応する税金の納付よりも前に、税金の納付をこれから行う旨の情報の入力が行われていることを示す情報が、進捗情報136に反映されているか否かについての判定を行う。
具体的に、図21で説明した進捗情報136のうちの「項番」が「1」である情報には、「第1受付日」として「20180228」が記憶されている。そのため、実行判定部116は、この場合、S43の処理で取得したレコードに対応する進捗情報136に、S25の処理において追加された日付を示す情報が含まれていると判定する。
そして、S25の処理において追加された日付を示す情報が含まれていると判定した場合(S46のYES)、実行判定部116は、図9に示すように、S43の処理で取得したレコードに対応する進捗情報136に、S33の処理で特定した区分のうち、消込処理の実行を行うことを示す第1区分が対応付けられているか否かを判定する(S51)。
すなわち、実行判定部116は、S43の処理で取得したレコードに対応する進捗情報136に対して、消込処理の事前処理(以下、仮消込処理とも呼ぶ)を行うことが可能な条件が達成されているか否かを判定する。
その結果、第1区分が対応付けられていると判定した場合(S52のYES)、情報管理部112は、仮消込処理が完了したことを示す情報を、S43の処理で取得したレコードの進捗情報136に対応付けて情報格納領域130に記憶する(S54)。
すなわち、情報管理部112は、この場合、仮消込処理として進捗情報136の更新処理を行う。以下、S54の処理の具体例について説明を行う。
[S54の処理の具体例]
図22は、S54の処理の具体例を説明する図である。具体的に、図22は、1回目のS54の処理において更新された進捗情報136の具体例を説明する図である。
図22に示す進捗情報136のうちの「項番」が「1」である情報には、「情報有無区分」として「特定済」が記憶されている。そのため、情報管理部112は、図22の下線部分に示すように、「項番」が「1」である情報の「情報受付区分」を「仮消込処理実行済」に更新する。
図9に戻り、第1区分が対応付けられていない(第2区分が対応付けられている)と判定した場合(S52のNO)、または、S43の処理で取得したレコードに対応する進捗情報136に、S25の処理において追加された日付を示す情報が含まれていないと判定した場合(S46のNO)、情報管理部112は、S43の処理で取得したレコードの進捗情報136を保留情報(以下、第2進捗情報とも呼ぶ)として特定する(S53)。
なお、情報処理装置1の情報出力部117は、例えば、S53の処理で特定した保留情報を担当者端末に出力するものであってよい。
これにより、担当者は、担当者端末に出力された保留情報を参照することで、担当者が個別対応を行う必要がある納税手続きの特定等を迅速に行うことが可能になる。
また、区分特定部115は、S33の処理において、S24の処理で生成した進捗情報136に対応する区分の特定だけでなく、S53の処理で保留情報として特定された進捗情報136に対応する区分の特定についても行うものであってよい。そして、情報処理装置1は、S24の処理で生成した進捗情報136に加え、S53の処理で保留情報として特定された進捗情報136についてもS34以降の処理を行うものであってよい。
すなわち、保留情報として一旦特定された進捗情報136であっても、担当者による個別対応等が行われることにより、S24で生成した進捗情報に対応する納税者に関する情報及び納税額に関する情報が納税者情報131及び納税額情報132にそれぞれ含まれるようになる場合がある。そのため、情報処理装置1は、S53の処理で保留情報として特定された進捗情報136についても、S24の処理で生成した進捗情報136と同様の処理を行う。
これにより、情報処理装置1は、保留情報として特定された進捗情報136が発生する場合であっても、担当者の作業負担の増加を抑制することが可能になる。
図9に戻り、情報管理部112は、S42の処理で取得した納付済情報134に含まれる全てのレコードを取得済であるか否かを判定する(S55)。
その結果、全てのレコードを取得済でないと判定した場合(S55のNO)、情報管理部112は、S43以降の処理を再度行う。
一方、全てのレコードを取得済であると判定した場合(S55のYES)、情報処理装置1は、第2情報更新処理を終了する。以下、第2情報更新処理が終了した場合の具体例について説明を行う。
[第2情報更新処理が終了した場合の具体例]
図23は、第2情報更新処理が終了した場合の具体例を説明する図である。具体的に、図23は、3回目のS54の処理において更新された進捗情報136の具体例を説明する図である。
情報管理部112及び情報更新部113は、図23の下線部分に示すように、2回目のS44及びS54の処理を行うことにより、「項番」が「3」である情報の更新を行う。同様に、情報管理部112及び情報更新部113は、3回目のS44及びS54の処理を行うことにより、「項番」が「4」である情報の更新を行う。
なお、情報管理部112は、S43の処理で取得したレコードに対応する進捗情報136の「情報有無区分」に「宛名番号未特定」または「通知書番号未特定」が記憶されている場合、図26に示すように、例えば、「情報受付区分」に「仮消込処理未実行」を記憶する。
[第3情報更新処理]
次に、納税管理処理のうち、入金済情報135の内容が反映されるように進捗情報136の更新を行う処理(以下、第3情報更新処理とも呼ぶ)について説明を行う。図10及び図11は、第3情報更新処理を説明するフローチャート図である。
情報管理部112は、図10に示すように、第3情報更新タイミングになるまで待機する(S61のNO)。第3情報更新タイミングは、例えば、第2情報更新処理が終了したタイミングであってよい。また、第3情報更新タイミングは、例えば、1日1回等の予め定められたタイミングであってもよい。
そして、第3情報更新タイミングになった場合(S61のYES)、情報管理部112は、情報格納領域130に記憶された入金済情報135のうち、前回行われたファイル受付処理において記憶された入金済情報135を取得する(S62)。すなわち、情報管理部112は、情報格納領域130に記憶された入金済情報135のうち、進捗情報136に内容が反映されていない入金済情報135の取得を行う。以下、S62の処理で特定された入金済情報135が、図14で説明した入金済情報135であるものとして説明を行う。
続いて、情報管理部112は、S62の処理で取得した入金済情報135に含まれるレコードを1つ取得する(S63)。具体的に、情報管理部112は、例えば、図14で説明した入金済情報135から、「項番」が「1」である情報を取得する。
そして、情報更新部113は、S63の処理で取得したレコードに対応する進捗情報136のうち、手続きが過去に行われた日付を示す情報を、S63の処理で取得したレコードに対応する手続きが行われた日付を示す情報が含まれるように更新する(S64)。以下、S64の処理の具体例について説明を行う。
[S64の処理の具体例]
図24は、S64の処理の具体例を説明する図である。具体的に、図24は、1回目のS64の処理において更新された進捗情報136の具体例を説明する図である。
図14で説明した入金済情報135のうちの「項番」が「1」である情報には、「納付情報ID」として「0228-00421」が記憶されている。そのため、情報管理部112は、例えば、図24に示す進捗情報136のうち、「納付情報ID」に「0228-00421」が記憶された情報(「項番」が「1」である情報)を特定する。
また、図14で説明した入金済情報135のうちの「項番」が「1」である情報には、「手続日時」として「201903021030」が記憶されている。そのため、情報管理部112は、例えば、図24の下線部分に示すように、S64の処理において、「項番」が「1」である情報の「第3受付日」に「20190302」を記憶する。
図10に戻り、実行判定部116は、S63の処理で取得したレコードに対応する進捗情報136に、S44の処理において追加された日付を示す情報が含まれているか否かを判定する(S65)。
すなわち、実行判定部116は、S63の処理で取得したレコードに対応する税金の入金よりも前に、税金の納付が行われていることを示す情報が、進捗情報136に反映されているか否かについての判定を行う。
具体的に、図24で説明した進捗情報136のうちの「項番」が「1」である情報には、「第2受付日」として「20180301」が記憶されている。そのため、実行判定部116は、この場合、S63の処理で取得したレコードに対応する進捗情報136に、S44の処理において追加された日付を示す情報が含まれていると判定する。
そして、S44の処理において追加された日付を示す情報が含まれていると判定した場合(S66のYES)、実行判定部116は、図11に示すように、S63の処理で取得したレコードに対応する進捗情報136に、S33の処理で特定した区分のうち、消込処理の実行を行うことを示す第1区分が対応付けられているか否かを判定する(S71)。
すなわち、実行判定部116は、S63の処理で取得したレコードに対応する進捗情報136に対して、消込処理を行うことが可能な条件が達成されているか否かを判定する。
その結果、第1区分が対応付けられていると判定した場合(S72のYES)、情報管理部112は、消込処理が完了したことを示す情報を、S63の処理で取得したレコードの進捗情報136に対応付けて情報格納領域130に記憶する(S74)。
すなわち、情報管理部112は、この場合、消込処理として進捗情報136の更新処理を行う。以下、S74の処理の具体例について説明を行う。
[S74の処理の具体例]
図25は、S74の処理の具体例を説明する図である。具体的に、図25は、1回目のS74の処理において更新された進捗情報136の具体例を説明する図である。
図25に示す進捗情報136のうちの「項番」が「1」である情報には、「情報有無区分」として「特定済」が記憶されている。そのため、情報管理部112は、図25の下線部分に示すように、「項番」が「1」である情報の「情報受付区分」を「消込完了」に更新する。
図11に戻り、第1区分が対応付けられていない(第2区分が対応付けられている)と判定した場合(S72のNO)、S63の処理で取得したレコードに対応する進捗情報136に、S44の処理において追加された日付を示す情報が含まれていないと判定した場合(S66のNO)、情報管理部112は、S63の処理で取得したレコードの進捗情報136を保留情報として特定する(S73)。
なお、情報出力部117は、例えば、S73の処理で特定した保留情報を担当者端末に出力するものであってよい。
これにより、担当者は、担当者端末に出力された保留情報を参照することで、担当者が個別対応を行う必要がある手続きの特定等を迅速に行うことが可能になる。
また、区分特定部115は、S33の処理において、S24の処理で生成した進捗情報136に対応する区分の特定だけでなく、S73の処理で保留情報として特定された進捗情報136に対応する区分の特定についても行うものであってよい。そして、情報処理装置1は、S24の処理で生成した進捗情報136に加え、S73の処理で保留情報として特定された進捗情報136についてもS34以降の処理を行うものであってよい。
これにより、情報処理装置1は、保留情報として特定された進捗情報136が発生する場合であっても、担当者の作業負担の増加を抑制することが可能になる。
図9に戻り、情報管理部112は、S62の処理で取得した納付済情報134に含まれる全てのレコードを取得済であるか否かを判定する(S75)。
その結果、全てのレコードを取得済でないと判定した場合(S75のNO)、情報管理部112は、S63以降の処理を再度行う。
一方、全てのレコードを取得済であると判定した場合(S75のYES)、情報処理装置1は、第3情報更新処理を終了する。以下、第3情報更新処理が終了した場合の具体例について説明を行う。
[第3情報更新処理が終了した場合の具体例]
図26は、第3情報更新処理が終了した場合の具体例を説明する図である。具体的に、図26は、2回目のS74の処理において更新された進捗情報136の具体例を説明する図である。
情報管理部112及び情報更新部113は、図26の下線部分に示すように、2回目のS44及びS54の処理を行うことにより、「項番」が「2」である情報の生成及び更新を行う。
このように、本実施の形態における情報処理装置1は、共通納税システム2が送信したファイルの入力を受け付けた場合、進捗情報136を記憶した情報格納領域130を参照して、入力を受け付けたファイルに対応する第1進捗情報136を特定する。そして、情報処理装置1は、特定した第1進捗情報136に対応付けて記憶された情報のうち、手続きが過去に行われた日付を示す情報を、入力を受け付けたファイルに対応する手続きが行われた日付を示す情報が含まれるように更新する。
その後、情報処理装置1は、納税者情報131と納税額情報132とのそれぞれが第1進捗情報136に対応付けて記憶されているか否かの判定結果に応じて、特定した第1進捗情報136に対応する区分を特定する。
すなわち、情報処理装置1は、共通納税システム2から各情報を受信するごとに、後続処理(例えば、消込処理)の実行可能条件が整っているか否かについての判定を行う。そして、情報処理装置1は、例えば、各納税者によって行われる一連の納税手続きごとに、共通納税システム2からの各情報の受信状況と後続処理の実行可否状況とを管理する。
これにより、情報処理装置1は、各納税者による納税状況を効率的に管理することが可能になる。そのため、担当者は、情報処理装置1が管理する情報を参照することで、各納税者による納税状況を迅速に把握することが可能になる。したがって、担当者は、例えば、担当者が個別対応を行う必要がある納税手続きの特定等を迅速に行うことが可能になる。
以上の実施の形態をまとめると、以下の付記のとおりである。
(付記1)
各納税者によって行われた税金の手続きに関する情報を含むファイルの入力を受け付け、
前記手続きの進捗状況を示す進捗情報を記憶した記憶部を参照して、入力を受け付けた前記ファイルに対応する第1進捗情報を特定し、
特定した前記第1進捗情報に対応付けて記憶された情報のうち、過去に入力を受け付けたファイルに対応する手続きが行われた日付を示す情報を、入力を受け付けた前記ファイルに対応する前記手続きが行われた日付を示す情報が含まれるように更新し、
前記更新する処理の後、各納税者を識別する納税者情報と各納税者による納税額を含む納税額情報とのそれぞれが前記第1進捗情報に対応付けて記憶されているか否かを判定し、
前記判定の結果に応じて、前記第1進捗情報に対応する区分を特定する、
処理をコンピュータに実行させることを特徴とする納税管理プログラム。
(付記2)
付記1において、
前記区分を特定する処理では、
前記納税者情報と前記納税額情報とのそれぞれが前記第1進捗情報に対応付けて記憶されている場合、前記第1進捗情報に対応する区分として、前記第1進捗情報に対応する後続処理の実行を行うことを示す第1区分を特定し、
前記納税者情報と前記納税額情報とのうちの少なくともいずれかが前記第1進捗情報に対応付けて記憶されていない場合、前記第1進捗情報に対応する区分として、前記第1進捗情報に対応する後続処理の実行を保留することを示す第2区分を特定する、
ことを特徴とする納税管理プログラム。
(付記3)
付記2において、
前記第1進捗情報に対応する後続処理は、前記第1進捗情報についての消込処理である、
ことを特徴とする納税管理プログラム。
(付記4)
付記2において、
前記区分を特定する処理では、前記納税者情報と前記納税額情報とのうちの前記納税者情報のみが前記第1進捗情報に対応付けて記憶されている場合と、前記納税者情報と前記納税額情報とのうちの前記納税額情報のみが前記第1進捗情報に対応付けて記憶されている場合と、前記納税者情報と前記納税額情報とのそれぞれが前記第1進捗情報に対応付けて記憶されていない場合とで、それぞれ異なる区分を特定する、
ことを特徴とする納税管理プログラム。
(付記5)
付記2において、さらに、
前記更新する処理の後、前記記憶部に記憶された前記進捗情報に、後続処理の実行が保留されている第2進捗情報が存在しているか否かを判定する、
処理をコンピュータに実行させ、
前記判定する処理及び前記区分を特定する処理では、前記第2進捗情報が存在する場合、前記第1進捗情報と前記第2進捗情報とのそれぞれについて処理を行う、
ことを特徴とする納税管理プログラム。
(付記6)
付記2において、
前記ファイルは、納税者によって税金の納付がこれから行われることを示す情報を含む第1ファイルを含み、
前記第1進捗情報を特定する処理では、前記第1ファイルの入力が受け付けられた場合、入力が受け付けられた前記第1ファイルに対応する新たな進捗情報を生成し、生成した前記新たな進捗情報を前記第1進捗情報として特定し、
前記区分を特定する処理では、
前記第1ファイルの入力が受け付けられた場合に、前記第1進捗情報に対応する区分の特定を行い、
特定した前記第1進捗情報に対応する区分を、前記第1進捗情報に対応付けて前記記憶部に記憶する、
ことを特徴とする納税管理プログラム。
(付記7)
付記6において、
前記ファイルは、納税者によって税金の納付が行われたことを示す情報を含む第2ファイルを含み、さらに、
前記第2ファイルの入力が受け付けられた場合、前記第1進捗情報に対応付けて記憶された情報に、前記第1ファイルに対応する前記手続きが行われた日付を示す情報が含まれているか否かを判定し、
前記第1ファイルに対応する前記手続きが行われた日付を示す情報が含まれている場合において、前記第1区分が前記第1進捗情報に対応付けて記憶されている場合、前記第1進捗情報に対応する消込処理の事前処理が完了したことを示す情報を、前記第1進捗情報に対応付けて前記記憶部に記憶し、
前記第1ファイルに対応する前記手続きが行われた日付を示す情報が含まれている場合において、前記第2区分が前記第1進捗情報に対応付けて記憶されている場合、または、前記第1ファイルに対応する前記手続きが行われた日付を示す情報が含まれていない場合、前記第1進捗情報に対応する消込処理の事前処理が完了したことを示す情報の記憶を保留する、
処理をコンピュータに実行させることを特徴とする納税管理プログラム。
(付記8)
付記7において、
前記ファイルは、納税者によって納付された税金についての入金が行われたことを示す情報を含む第3ファイルを含み、さらに、
前記第3ファイルの入力が受け付けられた場合、前記第1進捗情報に対応付けて記憶された情報に、前記第2ファイルに対応する前記手続きが行われた日付を示す情報が含まれているか否かを判定し、
前記第2ファイルに対応する前記手続きが行われた日付を示す情報が含まれている場合において、前記第1区分が前記第1進捗情報に対応付けて記憶されている場合、前記第1進捗情報に対応する消込処理が完了したことを示す情報を、前記第1進捗情報に対応付けて前記記憶部に記憶し、
前記第2ファイルに対応する前記手続きが行われた日付を示す情報が含まれている場合において、前記第2区分が前記第1進捗情報に対応付けて記憶されている場合、または、前記第2ファイルに対応する前記手続きが行われた日付を示す情報が含まれていない場合、前記第1進捗情報に対応する消込処理が完了したことを示す情報の記憶を保留する、
処理をコンピュータに実行させることを特徴とする納税管理プログラム。
(付記9)
付記3において、
前記判定する処理では、前記納税者情報と前記納税額情報とのそれぞれが前記第1進捗情報に対応付けて記憶されているか否かに加え、前記第1進捗情報についての前記消込処理が完了しているか否かについての判定を行う、
ことを特徴とする納税管理プログラム。
(付記10)
各納税者によって行われた税金の手続きに関する情報を含むファイルの入力を受け付ける情報受付部と、
前記手続きの進捗状況を示す進捗情報を記憶した記憶部を参照して、入力を受け付けた前記ファイルに対応する第1進捗情報を特定する情報管理部と、
特定した前記第1進捗情報に対応付けて記憶された情報のうち、過去に入力を受け付けたファイルに対応する手続きが行われた日付を示す情報を、入力を受け付けた前記ファイルに対応する前記手続きが行われた日付を示す情報が含まれるように更新する情報更新部と、
前記更新する処理の後、各納税者を識別する納税者情報と各納税者による納税額を含む納税額情報とのそれぞれが前記第1進捗情報に対応付けて記憶されているか否かを判定する対応判定部と、
前記判定の結果に応じて、前記第1進捗情報に対応する区分を特定する区分特定部と、を有する、
ことを特徴とする納税管理装置。
(付記11)
付記10において、
前記区分特定部は、
前記納税者情報と前記納税額情報とのそれぞれが前記第1進捗情報に対応付けて記憶されている場合、前記第1進捗情報に対応する区分として、前記第1進捗情報に対応する後続処理の実行を行うことを示す第1区分を特定し、
前記納税者情報と前記納税額情報とのうちの少なくともいずれかが前記第1進捗情報に対応付けて記憶されていない場合、前記第1進捗情報に対応する区分として、前記第1進捗情報に対応する後続処理の実行を保留することを示す第2区分を特定する、
ことを特徴とする納税管理装置。
(付記12)
各納税者によって行われた税金の手続きに関する情報を含むファイルの入力を受け付け、
前記手続きの進捗状況を示す進捗情報を記憶した記憶部を参照して、入力を受け付けた前記ファイルに対応する第1進捗情報を特定し、
特定した前記第1進捗情報に対応付けて記憶された情報のうち、過去に入力を受け付けたファイルに対応する手続きが行われた日付を示す情報を、入力を受け付けた前記ファイルに対応する前記手続きが行われた日付を示す情報が含まれるように更新し、
前記更新する処理の後、各納税者を識別する納税者情報と各納税者による納税額を含む納税額情報とのそれぞれが前記第1進捗情報に対応付けて記憶されているか否かを判定し、
前記判定の結果に応じて、前記第1進捗情報に対応する区分を特定する、
処理をコンピュータに実行させることを特徴とする納税管理方法。
(付記13)
付記12において、
前記区分を特定する処理では、
前記納税者情報と前記納税額情報とのそれぞれが前記第1進捗情報に対応付けて記憶されている場合、前記第1進捗情報に対応する区分として、前記第1進捗情報に対応する後続処理の実行を行うことを示す第1区分を特定し、
前記納税者情報と前記納税額情報とのうちの少なくともいずれかが前記第1進捗情報に対応付けて記憶されていない場合、前記第1進捗情報に対応する区分として、前記第1進捗情報に対応する後続処理の実行を保留することを示す第2区分を特定する、
ことを特徴とする納税管理方法。
1a:情報処理装置 1b:情報処理装置
1c:情報処理装置 2:共通納税システム
3:金融機関システム 5:納税者端末
10:情報処理システム

Claims (11)

  1. 各納税者によって税金の納付がこれから行われる予定があることを示す情報を含む第1ファイルと、各納税者によって税金の納付が行われたことを示す情報を含む第2ファイルと、各納税者によって納付された税金の所定の情報処理装置に対する入金が行われたことを示す情報を含む第3ファイルとのうちのいずれかのファイルの入力を受け付け、
    前記各納税者によって行われた税金の手続きの進捗状況を示す進捗情報を記憶した記憶部を参照して、入力を受け付けた前記ファイルに対応する第1進捗情報を特定し、
    特定した前記第1進捗情報に含まれる情報のうち、過去に入力を受け付けたファイルに対応する手続きが行われた日付を示す情報を、入力を受け付けた前記ファイルに対応する前記手続きが行われた日付を示す情報が含まれるように更新し、
    前記更新する処理の後、各納税者を識別する納税者情報と各納税者による納税額を含む納税額情報とのそれぞれが前記第1進捗情報に対応付けて記憶されているか否かを判定し、
    前記判定の結果が、前記第1進捗情報に前記納税者情報と前記納税額情報とのそれぞれが対応付けて記憶されていることを示す場合、前記第1進捗情報に対応する区分、後続処理の実行を行うことを示す第1区分特定し、前記判定の結果が、前記納税者情報と前記納税額情報とのうちの少なくともいずれかが前記第1進捗情報に対応付けて記憶されていないことを示す場合、前記第1進捗情報に対応する区分、前記進捗情報に対応する後続処理の実行を保留することを示す第2区分特定する、
    処理をコンピュータに実行させ、
    前記判定する処理では、前記記憶部に記憶された前記進捗情報に、入力を受け付けた前記ファイルに対応する情報であって前記第2区分が対応付けられた情報が存在しているか否かを判定し、存在していると判定した場合、入力を受け付けた前記ファイルに対応する情報であって前記第2区分が対応付けられた情報を第2進捗情報とし、前記納税者情報と前記納税額情報とのそれぞれが前記第2進捗情報に対応付けて記憶されているか否かをさらに判定し、
    前記第1区分と前記第2区分とのうちのいずれか特定する処理では、前記第2進捗情報についての前記判定の結果前記第2進捗情報に前記納税者情報と前記納税額情報とのそれぞれが対応付けて記憶されていることを示す場合、前記第2進捗情報に対応する区分を前記第1区分に更新する、
    ことを特徴とする納税管理プログラム。
  2. 請求項1において、
    前記第1進捗情報に対応する後続処理は、前記第1進捗情報についての消込処理である、
    ことを特徴とする納税管理プログラム。
  3. 請求項1において、
    前記第2区分は、第3区分と第4区分と第5区分とを含み、
    前記第1区分と前記第2区分とのうちのいずれか特定する処理では、前記納税者情報と前記納税額情報とのうちの前記納税者情報のみが前記第1進捗情報に対応付けて記憶されている場合、前記第1進捗情報に対応する区分を前記第3区分に特定し、前記納税者情報と前記納税額情報とのうちの前記納税額情報のみが前記第1進捗情報に対応付けて記憶されている場合、前記第1進捗情報に対応する区分を前記第4区分に特定し、前記納税者情報と前記納税額情報とのそれぞれが前記第1進捗情報に対応付けて記憶されていない場合、前記第1進捗情報に対応する区分を前記第5区分に特定する、
    ことを特徴とする納税管理プログラム。
  4. 請求項1において、
    前記第1進捗情報を特定する処理では、前記第1ファイルの入力が受け付けられた場合、入力が受け付けられた前記第1ファイルに対応する新たな進捗情報を生成し、生成した前記新たな進捗情報を前記第1進捗情報として特定する、
    ことを特徴とする納税管理プログラム。
  5. 請求項4において、さらに、
    前記第2ファイルの入力が受け付けられた場合、前記第1進捗情報に含まれる情報に、前記第1ファイルに対応する前記手続きが行われた日付を示す情報が含まれているか否かを判定し、
    前記第1ファイルに対応する前記手続きが行われた日付を示す情報が含まれている場合において、前記第1区分が前記第1進捗情報に対応付けて記憶されている場合、前記第1進捗情報に対応する消込処理の事前処理が完了したことを示す情報を、前記第1進捗情報に対応付けて前記記憶部に記憶し、
    前記第1ファイルに対応する前記手続きが行われた日付を示す情報が含まれている場合において、前記第2区分が前記第1進捗情報に対応付けて記憶されている場合、または、前記第1ファイルに対応する前記手続きが行われた日付を示す情報が含まれていない場合、前記第1進捗情報に対応する消込処理の事前処理が完了したことを示す情報の記憶を保留する、
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とする納税管理プログラム。
  6. 請求項5において、
    前記納税者情報と前記納税額情報とのそれぞれが前記第1進捗情報に対応付けて記憶されているか否かを判定する処理では、前記記憶部に記憶された前記進捗情報に、入力を受け付けた前記第2ファイルに対応する情報であって前記第1ファイルに対応する前記手続きが行われた日付を示す情報が含まれない情報が存在しているか否かを判定し、存在していると判定した場合、入力を受け付けた前記第2ファイルに対応する情報であって前記第1ファイルに対応する前記手続きが行われた日付を示す情報が含まれない情報を前記第2進捗情報とし、前記納税者情報と前記納税額情報とのそれぞれが前記第2進捗情報に対応付けて記憶されているか否かをさらに判定し、
    前記第1区分と前記第2区分とのうちのいずれかに特定する処理では、前記第2進捗情報についての前記判定の結果前記第2進捗情報に前記納税者情報と前記納税額情報とのそれぞれが対応付けて記憶されていることを示す場合、前記第2進捗情報に対応する区分を前記第1区分に更新する、
    ことを特徴とする納税管理プログラム。
  7. 請求項6において、さらに、
    前記第3ファイルの入力が受け付けられた場合、前記第1進捗情報に含まれる情報に、前記第2ファイルに対応する前記手続きが行われた日付を示す情報が含まれているか否かを判定し、
    前記第2ファイルに対応する前記手続きが行われた日付を示す情報が含まれている場合において、前記第1区分が前記第1進捗情報に対応付けて記憶されている場合、前記第1進捗情報に対応する消込処理が完了したことを示す情報を、前記第1進捗情報に対応付けて前記記憶部に記憶し、
    前記第2ファイルに対応する前記手続きが行われた日付を示す情報が含まれている場合において、前記第2区分が前記第1進捗情報に対応付けて記憶されている場合、または、前記第2ファイルに対応する前記手続きが行われた日付を示す情報が含まれていない場合、前記第1進捗情報に対応する消込処理が完了したことを示す情報の記憶を保留する、
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とする納税管理プログラム。
  8. 請求項6において、
    前記納税者情報と前記納税額情報とのそれぞれが前記第1進捗情報に対応付けて記憶されているか否かを判定する処理では、前記記憶部に記憶された前記進捗情報に、入力を受け付けた前記第3ファイルに対応する情報であって前記第2ファイルに対応する前記手続きが行われた日付を示す情報が含まれない情報が存在しているか否かを判定し、存在していると判定した場合、入力を受け付けた前記第3ファイルに対応する情報であって前記第2ファイルに対応する前記手続きが行われた日付を示す情報が含まれない情報を前記第2進捗情報とし、前記納税者情報と前記納税額情報とのそれぞれが前記第2進捗情報に対応付けて記憶されているか否かをさらに判定し、
    前記第1区分と前記第2区分とのうちのいずれかに特定する処理では、前記第2進捗情報についての前記判定の結果前記第2進捗情報に前記納税者情報と前記納税額情報とのそれぞれが対応付けて記憶されていることを示す場合、前記第2進捗情報に対応する区分を前記第1区分に更新する、
    ことを特徴とする納税管理プログラム。
  9. 請求項2において、
    前記判定する処理では、前記納税者情報と前記納税額情報とのそれぞれが前記第1進捗情報に対応付けて記憶されているか否かに加え、前記第1進捗情報についての前記消込処理が完了しているか否かについての判定を行う、
    ことを特徴とする納税管理プログラム。
  10. 各納税者によって税金の納付がこれから行われる予定があることを示す情報を含む第1ファイルと、各納税者によって税金の納付が行われたことを示す情報を含む第2ファイルと、各納税者によって納付された税金の所定の情報処理装置に対する入金が行われたことを示す情報を含む第3ファイルとのうちのいずれかのファイルの入力を受け付ける情報受付部と、
    前記各納税者によって行われた税金の手続きの進捗状況を示す進捗情報を記憶した記憶部を参照して、入力を受け付けた前記ファイルに対応する第1進捗情報を特定する情報管理部と、
    特定した前記第1進捗情報に含まれる情報のうち、過去に入力を受け付けたファイルに対応する手続きが行われた日付を示す情報を、入力を受け付けた前記ファイルに対応する前記手続きが行われた日付を示す情報が含まれるように更新する情報更新部と、
    前記更新する処理の後、各納税者を識別する納税者情報と各納税者による納税額を含む納税額情報とのそれぞれが前記第1進捗情報に対応付けて記憶されているか否かを判定する対応判定部と、
    前記判定の結果が、前記第1進捗情報に前記納税者情報と前記納税額情報とのそれぞれが対応付けて記憶されていることを示す場合、前記第1進捗情報に対応する区分、後続処理の実行を行うことを示す第1区分特定し、前記判定の結果が、前記納税者情報と前記納税額情報とのうちの少なくともいずれかが前記第1進捗情報に対応付けて記憶されていないことを示す場合、前記第1進捗情報に対応する区分、前記進捗情報に対応する後続処理の実行を保留することを示す第2区分特定する区分特定部と、を有し、
    前記対応判定部は、前記記憶部に記憶された前記進捗情報に、入力を受け付けた前記ファイルに対応する情報であって前記第2区分が対応付けられた情報が存在しているか否かを判定し、存在していると判定した場合、入力を受け付けた前記ファイルに対応する情報であって前記第2区分が対応付けられた情報を第2進捗情報とし、前記納税者情報と前記納税額情報とのそれぞれが前記第2進捗情報に対応付けて記憶されているか否かをさらに判定し、
    前記区分特定部は、前記第2進捗情報についての前記判定の結果前記第2進捗情報に前記納税者情報と前記納税額情報とのそれぞれが対応付けて記憶されていることを示す場合、前記第2進捗情報に対応する区分を前記第1区分に更新する、
    ことを特徴とする納税管理装置。
  11. 各納税者によって税金の納付がこれから行われる予定があることを示す情報を含む第1ファイルと、各納税者によって税金の納付が行われたことを示す情報を含む第2ファイルと、各納税者によって納付された税金の所定の情報処理装置に対する入金が行われたことを示す情報を含む第3ファイルとのうちのいずれかのファイルの入力を受け付け、
    前記各納税者によって行われた税金の手続きの進捗状況を示す進捗情報を記憶した記憶部を参照して、入力を受け付けた前記ファイルに対応する第1進捗情報を特定し、
    特定した前記第1進捗情報に含まれる情報のうち、過去に入力を受け付けたファイルに対応する手続きが行われた日付を示す情報を、入力を受け付けた前記ファイルに対応する前記手続きが行われた日付を示す情報が含まれるように更新し、
    前記更新する処理の後、各納税者を識別する納税者情報と各納税者による納税額を含む納税額情報とのそれぞれが前記第1進捗情報に対応付けて記憶されているか否かを判定し、
    前記判定の結果が、前記第1進捗情報に前記納税者情報と前記納税額情報とのそれぞれが対応付けて記憶されていることを示す場合、前記第1進捗情報に対応する区分、後続処理の実行を行うことを示す第1区分特定し、前記判定の結果が、前記納税者情報と前記納税額情報とのうちの少なくともいずれかが前記第1進捗情報に対応付けて記憶されていないことを示す場合、前記第1進捗情報に対応する区分、前記進捗情報に対応する後続処理の実行を保留することを示す第2区分特定する、
    処理をコンピュータが実行する、
    前記判定する処理では、前記記憶部に記憶された前記進捗情報に、入力を受け付けた前記ファイルに対応する情報であって前記第2区分が対応付けられた情報が存在しているか否かを判定し、存在していると判定した場合、入力を受け付けた前記ファイルに対応する情報であって前記第2区分が対応付けられた情報を第2進捗情報とし、前記納税者情報と前記納税額情報とのそれぞれが前記第2進捗情報に対応付けて記憶されているか否かをさらに判定し、
    前記第1区分と前記第2区分とのうちのいずれか特定する処理では、前記第2進捗情報についての前記判定の結果前記第2進捗情報に前記納税者情報と前記納税額情報とのそれぞれが対応付けて記憶されていることを示す場合、前記第2進捗情報に対応する区分を前記第1区分に更新する、
    ことを特徴とする納税管理方法。
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