JP7369089B2 - ドレン除去監視装置 - Google Patents

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Description

本開示は、ドレン除去監視装置に関する。
蒸気タービンでは、動翼への水滴の衝突によって、動翼がエロージョン損傷を受けるおそれがある。特許文献1には、中空状の静翼の翼面に、静翼内部の内部空間と静翼の外部とを連通するスリットを形成し、このスリットを介して、静翼の表面に付着した水分(液相)を圧力差によって内部空間に吸い込むことで、ドレン除去が可能な蒸気タービンが開示されている。この蒸気タービンでは、静翼の外部と内部空間との圧力差をタービン負荷変動に応じた適切な圧力差に調整することにより、ドレン除去を行っている。
特開昭62-157206号公報
しかしながら、スリットを介して内部空間へ吸い込まれるのは液相だけではなく気相も吸い込まれるため、ドレン除去が適切に行われているかどうかは実際にはわからない。ドレン除去が適切に行われているかどうかを把握するためには、スリットを介して内部空間へ吸い込まれる液相及び気相の両方の流量を測定する必要がある。
上述の事情に鑑みて、本開示の少なくとも1つの実施形態は、ドレン除去が適切に行われているかどうかを把握できるドレン除去監視装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本開示に係るドレン除去監視装置は、蒸気タービンにおいて、内部空間を含む中空状の少なくとも1つの静翼の表面に形成されたスリットを介して、前記静翼の外部の流体を前記内部空間に吸い込むことによって行われるドレン除去を監視するためのドレン除去監視装置であって、前記内部空間に吸い込まれた前記流体を液相と気相とに分離する気液分離装置と、前記気液分離装置によって分離された前記液相の流量を測定する液相流量測定装置と、前記気液分離装置によって分離された前記気相の流量を測定する気相流量測定装置と、前記液相流量測定装置と前記蒸気タービンとを連通する液相戻りラインと、前記気相流量測定装置と前記蒸気タービンとを連通する気相戻りラインとを備える。
本開示のドレン除去監視装置によれば、蒸気タービンの静翼に形成されたスリットを介して静翼の内部空間へ吸い込まれる流体中の液相及び気相の両方の流量を測定するので、ドレン除去が適切に行われているかどうかを把握することができる。
本開示の実施形態1に係るドレン除去監視装置の構成模式図である。 本開示の実施形態1に係るドレン除去監視装置の気相流量測定装置に用いられる臨界ノズルにオリフィスノズルを用いた場合とラバールノズルを用いた場合との比較を表す図である。 本開示の実施形態1に係るドレン除去監視装置において、液相及び気相の流量からドレン除去の異常を診断するためのドレン除去監視装置の好ましい構成のブロック構成図である。 ドレン除去の異常検知例を示すグラフである。 ドレン除去の異常検知例を示すグラフである。 ドレン除去の異常検知例を示すグラフである。 本開示の実施形態2に係るドレン除去監視装置の構成模式図である。 本開示の実施形態3に係るドレン除去監視装置の構成模式図である。 本開示の実施形態4に係るドレン除去監視装置の構成模式図である。 本開示の実施形態5に係るドレン除去監視装置の構成模式図である。 1つのみの測定機構を有する気相流量測定装置での圧力比と流量との関係を模式的に示すグラフである。 複数の測定機構を有する気相流量測定装置での圧力比と流量との関係を模式的に示すグラフである。
以下、本開示の実施形態によるドレン除去監視装置について、図面に基づいて説明する。かかる実施形態は、本開示の一態様を示すものであり、この開示を限定するものではなく、本開示の技術的思想の範囲内で任意に変更可能である。
(実施形態1)
<本開示の実施形態1に係るドレン除去監視装置の構成>
図1に示されるように、実施形態1に係るドレン除去監視装置10は、蒸気タービン1において、内部空間3を含む中空状の少なくとも1つの静翼2の表面に形成されたスリット4を介して、静翼2の外部の流体を内部空間3に吸い込むことによって行われるドレン除去を監視するためのものである。静翼2が接続されるダイヤフラム5は、内部空間6を含む中空状に構成され、内部空間6と内部空間3とは互いに連通している。
ドレン除去監視装置10は、液相及び気相を含む流体を液相と気相とに分離する気液分離装置11と、気液分離装置11によって分離された液相の流量を測定する液相流量測定装置12と、気液分離装置11によって分離された気相の流量を測定する気相流量測定装置13と、液相流量測定装置12と蒸気タービン1とを連通する液相戻りライン14と、気相流量測定装置13と蒸気タービン1とを連通する気相戻りライン15とを備えている。
ドレン除去監視装置10は、ダイヤフラム5内の内部空間6と気液分離装置11とを連通する二相流流通ライン16をさらに備えている。内部空間6と内部空間3とは互いに連通しているので、二相流流通ライン16は、内部空間6を介して内部空間3と気液分離装置11とを連通している。また、ドレン除去監視装置10は、気液分離装置11と気相流量測定装置13とを連通する気相流通ライン17をさらに備えている。
気液分離装置11の構成は特に限定するものではなく、メッシュ等によるデミスタ式や波板式、サイクロン式のサイクロンセパレータ等を使用することができる。ただし、メッシュ等の構成よりもサイクロン式の構成の方が、低圧損かつ高性能な気液分離を維持できる流量範囲が広く、測定条件の変化への追随や制御レンジの拡大が可能になるので、気液分離装置11としてはサイクロンセパレータを使用することが好ましい。
液相流量測定装置12の構成は特に限定するものではなく、任意の構成の測定装置を使用することができる。液相流量測定装置12の一例としては、気液分離装置11で分離された液相を貯留するタンク部21と、タンク部21内の液相の量を検出する液相量検出部22とを含むものを使用することができる。液相量検出部22としては、タンク部21内の液相の液面レベルを検出する液面レベル計を使用することができる。液面レベル計としては、フロート式のものや、光、赤外線、超音波等によって液面レベルを検出するものを使用することができる。
液相流量測定装置12がタンク部21を含む構成を有する場合、液相戻りライン14の端部はタンク部21の底部に接続することが好ましい。また、この場合、液相量検出部22による検出値に応じて自動的に開閉可能な排液弁23を液相戻りライン14に設けてもよい。例えば、液相量検出部22による検出値に関して予め上限値を設定しておき、液相量検出部22による検出値が当該上限値に達したら排液弁23が開くようにすることができる。
気相流量測定装置13の構成は特に限定するものではなく、任意の構成の測定装置を使用することができる。気相流量測定装置13の一例としては、複数の測定機構30を備え、測定機構30のそれぞれは、気相の圧力を測定する圧力測定器31と、圧力測定器31の下流側に設けられた臨界ノズル32と、臨界ノズル32の下流側に設けられた開閉弁33とを含むものを使用することができる。臨界ノズル32としては、オリフィスノズルやラバールノズル等、任意のノズルを使用することができるが、後述する理由で、ラバールノズルを使用することが好ましい。
図1では、気相流量測定装置13は6つの測定機構30を備えているが、6つに限定するものではなく、測定機構30を1つのみ含むものであってもよいし、6つ以外の任意の個数の測定機構30を含むものであってもよい。各測定機構30は、気相が流通する気相流通管34を含んでいるが、各気相流通管34の内径は、全て同一であってもよいし、全て異なってもよいし、いくつかの気相流通管34の内径が同じで他の内径は異なるようにしてもよい。
<本開示の実施形態1に係るドレン除去監視装置の動作>
次に、本開示の実施形態1に係るドレン除去監視装置10の動作を説明する。蒸気タービン1の運転中、スリット4を介して流体が内部空間3へ吸い込まれる。ここで、吸い込まれる流体には、静翼2の表面に付着した液相、すなわち液体の水や、静翼2を通過する蒸気タービン1の作動流体、すなわち蒸気中の気相及び液相が含まれる。内部空間3へ吸い込まれた流体は、内部空間6を介して二相流流通ライン16に流入し、二相流流通ライン16を流通する。
二相流流通ライン16を流通する流体は、気液分離装置11に流入して、液相と気相とに分離される。液相、すなわち液体の水は、液相流量測定装置12のタンク部21に流入して貯留される。一方、気相は、気相流通ライン17を流通して、気相流量測定装置13に流入する。
液相流量測定装置12では、タンク部21内の水の水面レベルの推移を液相量検出部22が検出する。タンク部21内の水の水面レベルから、タンク部21内の水の量を算出できるので、液相量検出部22による検出値に基づいて、内部空間3へ吸い込まれた流体中の液相の流量の推移が得られる。
タンク部21内の水面レベルが上限値に達したら排液弁23が開くことで、タンク部21内の水は、タンク部21から排水され、液相戻りライン14を介して蒸気タービン1、具体的には図示しない復水器に流入する。このように、自動でタンク部21から液相を排水できるので、長期のモニタリングが可能となる。
一方、気相流量測定装置13では、気相が少なくとも1つの測定機構30に流入する。気相流量測定装置13が複数の測定機構30を有する場合、各測定機構30の開閉弁33を開閉することにより、気相が流入する測定機構30の個数を調整でき、これによりスリット4の上流及び下流間の圧力差と、スリット4を介して内部空間3に吸い込まれる二相流の流量とを調整できるが、その詳細は、後述の実施形態5で説明する。
測定機構30に流入した気相は、圧力測定器31によって圧力を測定された後、臨界ノズル32に流入する。臨界ノズル32に流入した気相は、流路面積が絞られた後に再び流路面積が拡大されながら臨界ノズル32から流出する。気相流量測定装置13に臨界ノズル32を用いていることにより、臨界ノズル32の上流側の圧力のみによって気相の流量測定が可能となる。
図2は、臨界ノズル32としてオリフィスノズルを用いた場合とラバールノズルを用いた場合とにおいて臨界ノズル32内の圧力変化の比較を示している。臨界ノズル32において流路面積が絞られる前の位置L1における圧力P1は、圧力測定器31(図1参照)によって測定された圧力であり、いずれのノズルでも同じである。臨界ノズル32において流路面積が絞られた後の位置L2おける圧力を、ラバールノズルの場合をP2,オリフィスノズルの場合をP2’とすると、P2<P2’となる。十分下流側の位置L3における圧力P3は、いずれのノズルでも同じである。
圧力比P1/P3が充分大きければ、圧力比P1/P2及びP1/P2’が臨界圧力比に達するため、圧力測定器31による測定値から気相の流量を算出可能である。しかし、蒸気タービン1の運転条件によって気相流量測定装置13の下流側の圧力、すなわち圧力P3が上昇すると、臨界ノズル32において臨界圧力比に達しなくなる場合がある。これに対し、P2<P2’の関係から、臨界ノズル32としてラバールノズルを用いることにより、臨界圧力比に達する可能性を高めることができるので、気相の流量測定の信頼性を高めることができる。このため、臨界ノズル32としてラバールノズルを用いることが好ましい。
このように、本開示の実施形態1に係るドレン除去監視装置10では、蒸気タービン1の静翼2に形成されたスリット4を介して静翼2内部の内部空間3へ吸い込まれる流体中の液相及び気相の両方の流量を測定するので、ドレン除去が適切に行われているかどうかを把握することができる。
<ドレン除去の異常診断について>
次に、液相流量測定装置12及び気相流量測定装置13のそれぞれによって測定された液相及び気相の流量からドレン除去の異常を診断する例を説明する。このような診断を行うために、図3に示されるように、ドレン除去監視装置10は、液相流量測定装置12及び気相流量測定装置13のそれぞれが電気的に接続された制御装置20を備えることが好ましい。
制御装置20には、液相流量測定装置12及び気相流量測定装置13のそれぞれによって測定された液相の流量及び気相の流量が伝送されるようになっている。制御装置20には、液相の流量に関する上限値及び下限値と、気相の流量に関する上限値及び下限値とが予め設定されており、制御装置20は、伝送された液相及び気相それぞれの流量と、液相及び気相のそれぞれの流量に関する上限値及び下限値とに基づいて、ドレン除去の異常を検知する。液相の流量及び気相の流量のそれぞれが、それぞれの上限値と下限値との間を推移している限りでは、ドレン除去が適切に行われていると制御装置20は判断する。
例えば図4に示されるように、液相の流量が上限値と下限値との間を推移しているにもかかわらず、気相の流量が低下して下限値を下回るおそれがある場合、制御装置20(図3参照)は、静翼2(図1参照)の内部空間に吸い込まれた流体がスリット4(図1参照)から逆噴する異常が生じていると判断する。このような異常が生じると、エロージョン損傷のリスクが増加する。このような異常が検知された場合は、制御装置20は、開閉弁33(図1参照)を操作してスリット4の上流及び下流間の圧力比を増加させて、気相の流量を増加する。このような制御が行われると、気相の流量が上昇して上限値と下限値との間を推移するようになり、ドレン除去が適切に行われるようになる。
例えば図5に示されるように、液相の流量が上限値と下限値との間を推移しているにもかかわらず、気相の流量が上昇して上限値を上回るおそれがある場合、制御装置20(図3参照)は、スリット4(図1参照)の変形等によるガスパスの増加の可能性があると判断する。このような状態を放置していると蒸気タービン1(図1参照)の出力が低下する。このような異常が検知された場合は、制御装置20は、液相の流量が変動しない範囲で開閉弁33(図1参照)を操作してスリット4の上流及び下流間の圧力比を低減する。このような制御が行われると、気相の流量が低下して上限値と下限値との間を推移するようになり、ドレン除去が適切に行われるようになる。
例えば図6に示されるように、気相の流量が上限値と下限値との間を推移しているにもかかわらず、液相の流量が上昇して上限値を上回るおそれがある場合、制御装置20(図3参照)は、主蒸気の湿り度の増加の可能性があると判断する。このような状態も、エロージョン損傷のリスクが増加する。ただし、このような異常は制御によって回復することができないので、異常を早期に知らせることで、定検時期を早める等のトラブル未然防止につなげられるようにする。
このように、制御装置20は、ドレン除去の異常の発生及びその原因を自動的に検知することができる。
実施形態1において、ドレン除去監視装置10が制御装置20を備える場合、液相量検出部22による検出値に関する上限値を制御装置20に設定しておき、液相量検出部22による検出値が当該上限値に達したら、制御装置20が排液弁23を開くように構成してもよい。
(実施形態2)
次に、実施形態2に係るドレン除去監視装置について説明する。実施形態2に係るドレン除去監視装置は、実施形態1に対して、二相流流通ライン16と気相戻りライン15とを連通するバイパスラインを追加したものである。尚、実施形態2において、実施形態1の構成要件と同じものは同じ参照符号を付し、その詳細な説明は省略する。
図7に示されるように、本開示の実施形態2に係るドレン除去監視装置10は、二相流流通ライン16と気相戻りライン15とを連通するバイパスライン40を備えている。バイパスライン40には開閉弁41が設けられ、二相流流通ライン16には、バイパスライン40との接続位置よりも下流側に開閉弁18が設けられている。その他の構成は実施形態1と同じである。
実施形態2では、液相及び気相の流量を測定する場合には、開閉弁18を開くとともに開閉弁41を閉じる。一方、液相及び気相の流量を測定する必要がない場合には、開閉弁18を閉じるとともに開閉弁41を開くことにより、内部空間3へ吸い込まれた流体を、バイパスライン40及び気相戻りライン15を介して蒸気タービン1に戻すことができるので、流量測定のための消費電力を削減できる。また、蒸気タービン1の運転を継続しながら液相流量測定装置及び気相流量測定装置のメンテナンスを行うこともできる。
(実施形態3)
次に、実施形態3に係るドレン除去監視装置について説明する。実施形態3に係るドレン除去監視装置は、実施形態1又は2に対して、タンク部21と気相戻りライン15とを連通する第1連通ラインを追加したものである。以下では、実施形態2の構成に第1連通ラインを追加した構成で実施形態3を説明するが、実施形態1の構成に第1連通ラインを追加することによって実施形態3を構成してもよい。尚、実施形態3において、実施形態2の構成要件と同じものは同じ参照符号を付し、その詳細な説明は省略する。
図8に示されるように、本開示の実施形態3に係るドレン除去監視装置10は、タンク部21と気相戻りライン15とを連通する第1連通ライン50を備えている。第1連通ライン50には開閉弁51が設けられている。その他の構成は実施形態2と同じである。
気液分離装置11とタンク部21との圧力差によって、気液分離装置11で分離された液相がタンク部21に移送されるが、当該圧力差が小さいと、液相がタンク部21へ移送されにくくなる。これに対し、実施形態3では、開閉弁51を開けると、第1連通ライン50を介して、タンク部21内の圧力を、気相流量測定装置13の下流側の圧力と同等にすることができるので、当該圧力差を増加できる。これにより、気液分離装置11からタンク部21への液相の移送を促進し、液相の流量測定の信頼性を高めることができる。
(実施形態4)
次に、実施形態4に係るドレン除去監視装置について説明する。実施形態4に係るドレン除去監視装置は、実施形態3に対して、気相流通ライン17と第1連通ライン50とを連通する第2連通ラインを追加したものである。尚、実施形態4において、実施形態3の構成要件と同じものは同じ参照符号を付し、その詳細な説明は省略する。
図9に示されるように、本開示の実施形態4に係るドレン除去監視装置10は、気相流通ライン17と第1連通ライン50とを連通する第2連通ライン60を備えている。第2連通ライン60には開閉弁61が設けられている。その他の構成は実施形態3と同じである。
実施形態4では、開閉弁61を開けると、第2連通ライン60を介して、気相流通ライン17に滞留する液相をタンク部21へ移送することができるので、気相の流量測定の信頼性を向上することができる。
(実施形態5)
次に、実施形態5に係るドレン除去監視装置について説明する。実施形態5に係るドレン除去監視装置は、実施形態1~4のいずれかに対して、測定対象の静翼2を複数にしたものである。以下では、実施形態1の構成に測定対象の静翼2を複数にした構成で実施形態5を説明するが、実施形態2~4のいずれかの構成に測定対象の静翼2を複数にして実施形態5を構成してもよい。尚、実施形態5において、実施形態1の構成要件と同じものは同じ参照符号を付し、その詳細な説明は省略する。
<本開示の実施形態5に係るドレン除去監視装置の構成>
図10に示されるように、本開示の実施形態5に係るドレン除去監視装置10では、二相流流通ライン16の上流端が4つの分岐管16a,16b,16c,16dに分岐し、それぞれの分岐管に開閉弁71a,71b,71c,71dが設けられている。二相流流通ライン16には開閉弁18が設けられている。分岐管16a,16b,16c,16dのそれぞれは、異なる4つの静翼2a,2b,2c,2dのそれぞれが接続されるダイヤフラム5a,5b,5c,5dに形成された内部空間6a,6b,6c,6dと連通するようにダイヤフラム5a,5b,5c,5dに接続されている。静翼2a,2b,2c,2dのそれぞれの内部空間3a,3b,3c,3dと内部空間6a,6b,6c,6dとは連通しているので、二相流流通ライン16は、内部空間6a,6b,6c,6d及び分岐管16a,16b,16c,16dを介して内部空間3a,3b,3c,3dのそれぞれと気液分離装置11とを連通している。尚、流通ライン16の上流端が4つの分岐管に分岐する構成はあくまでも例示であり、2つ又は3つ、さらには5つ以上の分岐管に分岐した構成であってもよい。その他の構成は実施形態1と同じである。
<本開示の実施形態5に係るドレン除去監視装置の動作>
実施形態5において、気相流量測定装置13が6つの測定機構30a,30b,30c,30d,30e,30fを備え、各測定機構の気相流通管34a,34b,34c,34d,34e,34fの内径が異なる場合、表1に示されるように、各測定機構の開閉弁33a,33b,33c,33d,33e,33fの開閉状態の組み合わせにより(表1において開いている開閉弁に丸印が付されている)、各静翼のスリット4a,4b,4c,4dから吸い込まれる二相流の流量と、各静翼のスリット4a,4b,4c,4dの上流及び下流間の圧力比とを独立して調整できる。尚、表1では、各気相流通管34a,34b,34c,34d,34e,34fの内径がそれぞれ異なり、この順番に内径が大きくなる構成を想定している。
Figure 0007369089000001
例えば、1つの測定機構しか備えていない気相流量測定装置13では、図11に示されるように、測定対象が静翼2aから静翼2bに変わったことにより気相の流量が減少する場合には、圧力比と流量との関係が1点に固定されてしまい、適切な圧力比での流量測定ができなくなるおそれがある。これに対し、複数の測定機構を備える気相流量測定装置13では、開閉弁33a,33b,33c,33d,33e,33fの開閉状態の組み合わせにより、例えば図12に示されるように、同じ圧力比でも流量を変えられるといった互いに独立した流量及び圧力比の調整が可能となり、適切な条件でのドレン除去が可能になる。
実施形態5では、複数の測定対象を、物理的に別々の複数の静翼2a~2dを例にして説明していたが、この形態に限定するものではない。実施形態5は、1つの同じ静翼であっても測定時期が異なる場合、すなわち、1つの同じ静翼に対する複数の測定についても、複数の測定対象とすることを想定している。尚、このような場合には、二相流流通ライン16の上流端が複数の分岐管に分岐している必要はなく、実施形態1と同様の構成であってもよい。
上記各実施形態に記載の内容は、例えば以下のように把握される。
[1]一の態様に係るドレン除去監視装置は、
蒸気タービン(1)において、内部空間(3)を含む中空状の少なくとも1つの静翼(2)の表面に形成されたスリット(4)を介して、前記静翼(2)の外部の流体を前記内部空間(3)に吸い込むことによって行われるドレン除去を監視するためのドレン除去監視装置(10)であって、
前記内部空間(3)に吸い込まれた前記流体を液相と気相とに分離する気液分離装置(11)と、
前記気液分離装置(11)によって分離された前記液相の流量を測定する液相流量測定装置(12)と、
前記気液分離装置(11)によって分離された前記気相の流量を測定する気相流量測定装置(13)と、
前記液相流量測定装置(12)と前記蒸気タービン(1)とを連通する液相戻りライン(14)と、
前記気相流量測定装置(13)と前記蒸気タービン(1)とを連通する気相戻りライン(15)と
を備える。
本開示のドレン除去監視装置によれば、蒸気タービンの静翼に形成されたスリットを介して静翼の内部空間へ吸い込まれる流体中の液相及び気相の両方の流量を測定するので、ドレン除去が適切に行われているかどうかを把握することができる。
[2]別の態様に係るドレン除去監視装置は、[1]のドレン除去監視装置であって、
前記内部空間(3)と前記気液分離装置(11)とを連通する二相流流通ライン(16)と、
前記二相流流通ライン(16)と前記気相戻りライン(15)とを連通するバイパスライン(40)と
を備える。
このような構成によれば、液相及び気相の流量を測定する必要がない場合には、内部空間へ吸い込まれた流体を、バイパスライン及び気相戻りラインを介して蒸気タービンに戻すことができるので、流量測定のための消費電力を削減できる。また、蒸気タービンの運転を継続しながら液相流量測定装置及び気相流量測定装置のメンテナンスを行うこともできる。
[3]さらに別の態様に係るドレン除去監視装置は、[1]または[2]のドレン除去監視装置であって、
前記液相流量測定装置(12)は、前記液相を貯留するタンク部(21)を含み、
前記タンク部(21)と前記気相戻りライン(15)とを連通する第1連通ライン(50)を備える。
気液分離装置とタンク部との圧力差によって、気液分離装置で分離された液相がタンク部に移送されるが、当該圧力差が小さいと、液相がタンク部へ移送されにくくなる。これに対し、上記[3]の構成によれば、当該圧力差を増加できるので、気液分離装置からタンク部への液相の移送を促進し、液相の流量測定の信頼性を高めることができる。
[4]さらに別の態様に係るドレン除去監視装置は、[3]のドレン除去監視装置であって、
前記気液分離装置(11)と前記気相流量測定装置(13)とを連通する気相流通ライン(17)と、
前記気相流通ライン(17)と前記第1連通ライン(50)とを連通する第2連通ライン(60)と
を備える。
このような構成によれば、気相流通ラインに滞留する液相をタンク部へ移送することができるので、気相の流量測定の信頼性を向上することができる。
[5]さらに別の態様に係るドレン除去監視装置は、[1]~[4]のいずれかのドレン除去監視装置であって、
前記気相流量測定装置(13)は複数の測定機構(30)を備え、
前記複数の測定機構(30)のそれぞれは、
前記気相の圧力を測定する圧力測定器(31)と、
前記圧力測定器(31)の下流側に設けられた臨界ノズル(32)と、
前記圧力測定器(31)及び前記臨界ノズル(32)の上流側又は下流側に設けられた開閉弁(33)と
を含む。
このような構成によれば、各測定機構の開閉弁を開閉することにより、気相の流量測定に使用される測定機構の個数を調整できる。これにより、測定対象の静翼が変わった場合や測定対象の静翼の個数が変化した場合でも、使用される測定機器の個数を調整することにより、スリットの上流及び下流間の圧力差と液相及び気相を含む二相流の流量との条件を適切に調整して、気相の流量測定を適切に行うことができる。
[6]さらに別の態様に係るドレン除去監視装置は、[5]のドレン除去監視装置であって、
前記臨界ノズル(32)はラバールノズルである。
気相流量測定装置に臨界ノズルを用いていることにより、臨界ノズルの上流側の圧力のみによって気相の流量測定が可能となる。しかし、蒸気タービンの運転条件によって気相流量測定装置の下流側の圧力が上昇すると、臨界ノズルにおいて臨界圧力比に達しなくなる場合がある。気相流量測定装置の下流側の圧力が上昇した場合でも、臨界ノズルとしてラバールノズルを用いることにより、臨界圧力比に達する可能性を高めることができるので、気相の流量測定の信頼性を高めることができる。
[7]さらに別の態様に係るドレン除去監視装置は、[1]~[6]のいずれかのドレン除去監視装置であって、
前記気液分離装置(11)はサイクロンセパレータである。
このような構成によれば、広範囲の流体の流量に対して、気液分離を行うことができる。
[8]さらに別の態様に係るドレン除去監視装置は、[1]~[7]のいずれかのドレン除去監視装置であって、
前記液相流量測定装置(12)は、
前記液相を貯留するタンク部(21)と、
前記タンク部(21)内の前記液相の量を検出する液相量検出部(22)と
を含む。
このような構成によれば、経時的に液相の流量を取得することができる。
[9]さらに別の態様に係るドレン除去監視装置は、[8]のドレン除去監視装置であって、
前記液相戻りライン(14)は前記タンク部(21)に接続され、
前記液相戻りライン(14)には、前記液相量検出部(22)による検出値が予め設定された上限値に達したら開くように構成された排液弁(23)が設けられている。
このような構成によれば、タンク部内の液相の量が上限値に達したら、自動でタンク部から液相を排液できるので、長期のモニタリングが可能となる。
[10]さらに別の態様に係るドレン除去監視装置は、[1]~[9]のいずれかのドレン除去監視装置であって、
前記液相流量測定装置(12)及び前記気相流量測定装置(13)によって測定された前記液相の流量及び前記気相の流量が伝送される制御装置(20)を備え、
前記制御装置(20)には、前記液相の流量に関する上限値及び下限値と、前記気相の流量に関する上限値及び下限値とが予め設定されており、
前記制御装置(20)は、前記液相流量測定装置(12)及び前記気相流量測定装置(13)のそれぞれから伝送される前記液相及び前記気相それぞれの流量と、前記液相及び前記気相のそれぞれの流量に関する前記上限値及び前記下限値とに基づいて、前記ドレン除去の異常を検知する。
このような構成によれば、ドレン除去の異常の発生及びその原因を自動的に検知することができる。
1 蒸気タービン
2 静翼
3 内部空間
4 スリット
10 ドレン除去監視装置
11 気液分離装置
12 液相流量測定装置
13 気相流量測定装置
14 液相戻りライン
15 気相戻りライン
16 二相流流通ライン
20 制御装置
21 タンク部
22 液相量検出部
23 排液弁
30 測定機構
31 圧力測定器
32 臨界ノズル
33 開閉弁
40 バイパスライン
50 第1連通ライン
60 第2連通ライン

Claims (10)

  1. 蒸気タービンにおいて、内部空間を含む中空状の少なくとも1つの静翼の表面に形成されたスリットを介して、前記静翼の外部の流体を前記内部空間に吸い込むことによって行われるドレン除去を監視するためのドレン除去監視装置であって、
    前記内部空間に吸い込まれた前記流体を液相と気相とに分離する気液分離装置と、
    前記気液分離装置によって分離された前記液相の流量を測定する液相流量測定装置と、
    前記気液分離装置によって分離された前記気相の流量を測定する気相流量測定装置と、
    前記液相流量測定装置と前記蒸気タービンとを連通する液相戻りラインと、
    前記気相流量測定装置と前記蒸気タービンとを連通する気相戻りラインと
    を備えるドレン除去監視装置。
  2. 前記内部空間と前記気液分離装置とを連通する二相流流通ラインと、
    前記二相流流通ラインと前記気相戻りラインとを連通するバイパスラインと
    を備える、請求項1に記載のドレン除去監視装置。
  3. 前記液相流量測定装置は、前記液相を貯留するタンク部を含み、
    前記タンク部と前記気相戻りラインとを連通する第1連通ラインを備える、請求項1または2に記載のドレン除去監視装置。
  4. 前記気液分離装置と前記気相流量測定装置とを連通する気相流通ラインと、
    前記気相流通ラインと前記第1連通ラインとを連通する第2連通ラインと
    を備える、請求項3に記載のドレン除去監視装置。
  5. 前記気相流量測定装置は複数の測定機構を備え、
    前記複数の測定機構のそれぞれは、
    前記気相の圧力を測定する圧力測定器と、
    前記圧力測定器の下流側に設けられた臨界ノズルと、
    前記圧力測定器及び前記臨界ノズルの上流側又は下流側に設けられた開閉弁と
    を含む、請求項1~4のいずれか一項に記載のドレン除去監視装置。
  6. 前記臨界ノズルはラバールノズルである、請求項5に記載のドレン除去監視装置。
  7. 前記気液分離装置はサイクロンセパレータである、請求項1~6のいずれか一項に記載のドレン除去監視装置。
  8. 前記液相流量測定装置は、
    前記液相を貯留するタンク部と、
    前記タンク部内の前記液相の量を検出する液相量検出部と
    を含む、請求項1~7のいずれか一項に記載のドレン除去監視装置。
  9. 前記液相戻りラインは前記タンク部に接続され、
    前記液相戻りラインには、前記液相量検出部による検出値が予め設定された上限値に達したら開くように構成された排液弁が設けられている、請求項8に記載のドレン除去監視装置。
  10. 前記液相流量測定装置及び前記気相流量測定装置によって測定された前記液相の流量及び前記気相の流量が伝送される制御装置を備え、
    前記制御装置には、前記液相の流量に関する上限値及び下限値と、前記気相の流量に関する上限値及び下限値とが予め設定されており、
    前記制御装置は、前記液相流量測定装置及び前記気相流量測定装置のそれぞれから伝送される前記液相及び前記気相それぞれの流量と、前記液相及び前記気相のそれぞれの流量に関する前記上限値及び前記下限値とに基づいて、前記ドレン除去の異常を検知する、請求項1~9のいずれか一項に記載のドレン除去監視装置。
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