JP7368504B2 - 搬送装置、射出成形システムおよび制御方法 - Google Patents

搬送装置、射出成形システムおよび制御方法 Download PDF

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Description

本出願は、2019年5月17日に出願された、米国仮出願62/849697号および米国仮出願62/849625号の利益を主張する。
本開示は、射出成形システムに関するものである。
射出成形機による成形品の製造は、型締め後の金型内への樹脂の射出、樹脂の固化による体積減少を補うための高圧での金型への樹脂の押し込み、樹脂が固化するまでの金型内での成形品の保持、および金型からの成形品の取り出しが含まれる。
上述した成形方法において、生産性を高めるために、1台の射出成形機に対して、2つの金型を用いる方法が提案されている。例えば、米国特許第 2018/0009146号/日本特許公開第2018-001738号/VN20160002505号では、射出成形機2の両側に、搬送装置3Aおよび3Bを配置するシステムが論じられている。このシステムでは、1台の射出成形機2に対して、搬送装置3Aおよび3Bによって複数の金型を入れ替えながら成形品を製造する。このシステムでは、金型100Aまたは100Bの冷却は、射出成形機2の外部の搬送装置3Aまたは3B上にて行われる。金型100A/100Bのうち一方の冷却時には、射出成形機2による成形品の取り出し→型締め→射出/保圧の各工程が金型100A/100Bのうち他方に対して行われる。
米国特許第2018/0009146号/日本特許公開第2018-001738号/VN20160002505号では、ローラ支持体620が固定プラテン61および可動プラテン62の両側のX軸方において固定され、複数のローラBRがローラ支持体620に支持されている。この構成により、搬送装置3Aおよび3Bは、射出成形機2に対して横方向に配置され、金型を射出成形機2の近くまで搬送する。その後、射出成形機2内の複数のローラBRが金型を移動させることができる。しかし、この構成では、金型を開くために可動プラテン62が移動すると、ローラ支持体620と可動プラテン62に連結している複数のローラBRとが一緒に移動する。すなわち、上記シーケンスを行うと、冷却中の金型が複数のローラBR上にて待機することができなくなる。したがって、金型は射出成形機2から少し離れた位置で待機させる必要があり、待機位置から成形動作位置に金型を移動させるのに要する時間が長くなる。
本開示の少なくとも1つの態様によれば、
射出成形機内に金型を搬送する搬送装置であって、
前記金型を支持するためのベースフレームと、
記ベースフレーム上に固定される支持部材と、を備え
前記支持部材の一部が前記ベースフレームから前記射出成形機内前記金型の搬送方向に延在する搬送装置が提供される
本開示のこれおよびその他の実施形態、特徴、および利点は、添付の図面と関連する以下の本開示の例示的な実施形態の詳細な説明、ならびに提供する特許請求の範囲を読めば、明らかになるであろう。
図1は、例示的な実施形態による、射出成形システムを示す。
図2は、例示的な実施形態による、射出成形機の断面図を示す。
図3は、射出成形機の側面図を示す。
図4は、射出成形動作のフローチャートを示す。
図5は、第1のモードにおける射出成形機の動作を示す。
図6は、第2のモードにおける射出成形機の動作を示す。
図7は、射出成形機の側面に設けられた扉部の構成を示す。
図8は、射出成形機の側面に設けられた扉部の構成を示す。
図9は、射出成形機の側面に設けられた扉の構成を示す。
図10は、射出成形システムを示す。
図11は、射出成形システムを示す。
図12は、射出成形システムを示す。
図13は、射出成形システムを示す。
図14は、一般的なローラ軸受の断面図を示す。
これらの図を通して、特に明記しない限り、示された実施形態の同様の特徴、要素、構成要素または部分には、同じ参照番号および符号が使用されている。さらに、本開示は、これらの図を参照して詳細に説明されるが、その説明は、例示的な実施形態に関連してなされる。添付の請求項によって定義されるこの本開示の真の範囲および趣旨から逸脱することなく、記載された例示的な実施形態に変更および改変を加えることができることが意図されている。
本開示は、いくつかの例示的な実施形態を有しており、当業者に既知の詳細については、特許、特許出願、および他の参考文献に依存する。したがって、本明細書において、特許特許出願、または他の参考文献が引用される、または繰り返されるとき、それらは、記載されている提案だけではなくあらゆる目的のために、参照によりその全体が本明細書に組み込まれることを理解されたい。
図を参照して、各図の矢印XおよびYは、互いに直交する水平方向を示しており、矢印Zは、地面に対して垂直(直立)方向を示している。
図10、図11、および図3は、米国特許第2018/0009146号/日本特許公開第2018-001738号/VN20160002505号の射出成形システムを示しており、ここでは情報/説明の目的でのみ提供されている。図10は、射出成形システムの上面図を示す。図11は、図10の線X1-X2の断面図を示す。図3は、射出成形システムをX軸方向から見た場合の側面図を示す。
射出成形システムは、射出成形機2と、金型100Aを射出成形機2内に搬送する搬送装置3Aと、金型100Bを射出成形機2内に搬送する搬送装置3Bとを備える。射出成形システムはまた、コントローラ(図示せず)を含む。射出成形システムは、複数の金型、例えば、100Aおよび100Bを、搬送装置、例えば、3Aおよび3Bを介して、交互に入れ替えることによって成形品を製造する。金型100Aおよび100Bはそれぞれ、固定金型、例えば101と可動金型、例えば102とを含み、可動金型102は、固定金型101に対して開閉される。固定金型101と可動金型102との間に形成されたキャビティに溶融樹脂などの成形材料を射出して成形品を成形する。
搬送装置3Aは、金型100Aを射出成形機2の成形動作位置11に搬入および搬出する。搬送装置3Bは、金型100Bを成形動作位置11に搬入および搬出する。成形動作位置11は、固定プラテン61と可動プラテン62との間の領域である。成形動作位置11に導入された金型100A/100Bは、固定プラテン61と可動プラテン62との間に型締めされる。
固定金型101および可動金型102には、それぞれに取付板101aおよび102aが固定されている。取付板101aおよび102aは、金型100A/100Bを成形動作位置11に固定するために用いられる。
搬送装置3Aと搬送装置3Bとは、射出成形機2に対してX軸方向に沿った両側に隣接して配置されている。成形動作位置11は、搬送装置3Aと搬送装置3Bとの間に位置する。
搬送装置3Aおよび3Bは、それぞれ、ベースフレーム30と、搬送ユニット31Aおよび31Bと、複数のローラ32と、複数のローラ33とを含む。搬送ユニット31A/31Bは、金型100A/100BをX軸方向に往復移動させ、成形動作位置11に対して金型100A/100Bを排出および挿入する装置である。ベースフレーム30は、テーブル45と、搬送ユニット31A/31Bと、複数のローラ32と、複数のローラ33とをそれぞれ支持する。
搬送ユニット31A/31Bは、モータを駆動源として有する電動シリンダであり、シリンダに対して進退するロッドを含む。シリンダは、フレーム30に固定されており、固定金型101は、ロッドの縁部に固定されている。搬送ユニット31には、流体アクチュエータも電気アクチュエータも使用することができるが、電気アクチュエータのほうは、金型100A/100Bを搬送する際に、位置や速度のよりよい制御精度を提供することができる。流体アクチュエータは、例えば、油圧シリンダまたはエアシリンダであってもよい。電動アクチュエータはまた、電動シリンダに加えて、モータを駆動源として有するラックアンドピニオン機構や、モータを駆動源として有するボールねじ機構などでありうる。
搬送ユニット31は、各搬送装置3Aおよび3B毎に、独立して配置されている。しかし、金型100Aおよび100Bを支持する共通の支持部材を用いることができるし、この支持部材のために、単一の共通の搬送ユニット31を配置することもできる。搬送ユニット31が、各搬送装置3Aおよび3B毎に、独立して配置されている場合には、搬送時に金型100Aと金型100Bとの間で移動ストロークが異なる場合を、取り扱うことが可能となる。例えば、金型の幅(X方向の幅)が異なり、または、金型の厚さ(Y方向の幅)が異なるため、金型を同時に搬送することができない場合である。
複数のローラ32は、X軸方向に配列されたローラ列であり、Y軸方向に離間して2列構成されている。複数のローラ32は、Z軸方向の回転軸を中心に回転する。複数のローラ32は、金型100A/100BのY軸方向の移動を規制し、X軸方向の移動をガイドするとともに、金型100A/100Bの側面に接触して、金型100A/100Bを横から支持する。
複数のローラ33は、X軸方向に配列されたローラ列であり、Y軸方向に離間して2列構成されている。複数のローラ33は、Y軸方向の回転軸を中心に回転し、金型100A/100BのX軸方向の移動を円滑に規制する。複数のローラ33は、金型100A/100Bの底面を支持して、金型100A/100Bを下から支持する。
支持部材53および支持部材54は、テーブル45上に設けられている。複数のローラ32および複数のローラ33は、支持部材53および支持部材54の両方に設けられている。支持部材53は、固定プラテン61が配置されている射出成形システム側に配置され、支持部材54は、可動プラテン62が配置されている射出成形システム側に配置されている。支持部材53および支持部材54は、射出成形機とおおよそ同じ高さである。
支持部材53および支持部材54はともに、X軸方向にスライド可能な機構を含んでいる。支持部材53および支持部材54の下方にはボード37があり、ボード37上には、X軸方向において長穴38が形成されている。支持部材53および支持部材54は、いずれも穴に沿ってスライド可能であり、締結部材40によってテーブル45に対してそれぞれ任意の位置に固定されることが可能である。支持部材54は、Y軸方向にもスライド可能である。ボード35は、ボード37とテーブル45との間に配置されている。ボード35上には、Y軸方向において長穴36が形成されている。支持部材54は、長穴36に沿ってスライド可能であり、支持部材54は締結部材39によってテーブル45に対して任意の位置に固定されている。
固定プラテン61および可動プラテン62の内面に複数のローラBRが設けられている。複数のローラBRは、Y軸方向の回転軸を中心に回転自在であり、金型100A/100BのX軸方向への移動を円滑にする。
固定プラテン61と可動プラテン62との間にある成形動作位置11に位置するローラBRは、金型100A/100Bが成形動作位置11に移動されるときに、金型100A/100Bを支持する。支持部材53および支持部材54は、成形動作位置11に位置するBRローラとおおよそ同じ高さにある。
射出成形機は、ホッパー5から導入された成形材料を溶融するための加熱装置(図示せず)を含む射出シリンダ51を含んでいる。溶融した成形材料は、射出ノズル52から射出され、成形品を製造する。
射出成形システムはまた、タイバー64と、型締装置(図示せず)と、成形品を取り出す/除去するための取出機(図示せず)とを含む。
コントローラ4は、射出成形機2を制御するコントローラ41と、搬送装置3Aを制御するコントローラ42Aと、搬送装置3Bを制御するコントローラ42Bとを含む。各コントローラ41、42A、および42Bは、例えば、CPUなどのプロセッサと、RAMと、ROMと、ハードディスクなどの格納装置、センサやアクチュエータに接続されたインターフェースなどとを含む。プロセッサは、格納装置に格納されたプログラムを実行する。射出成形機2、搬送装置3A、搬送装置3Bのそれぞれには、コントローラが設けられているが、1つのコントローラで3台全ての装置を制御することもできる。また、より信頼性の高いしかも協調的な動作のため、搬送装置3Aと搬送装置3Bとを単一のコントローラで制御することができる。
コントローラ41は、コントローラ42Aおよび42Bと通信可能に接続され、コントローラ42Aおよび42Bに金型100A/100Bの搬送に関する指示を提供する。コントローラ42Aおよび42Bは、金型100A/100Bの搬入および搬出が終了すると、動作完了の信号をコントローラ41に送信するとともに、異常発生時の非常停止の信号もコントローラ41に送信する。接続部70は、コントローラ4からの信号線をテーブル45の下のコントローラ42Aおよびコントローラ42Bにそれぞれ接続する。
図1および図2は、例示的な実施形態による射出成形システムを示し、図10、図11、および図3に示す構成に対する改良を提供する。図1は、射出成形システムの上面図を示す。図2は、 図1のX1-X2線の断面図を示す。図10~図11からの同じ参照番号は図1~図2において繰り返されるため、ここではその詳細な説明を省略する。
図1~図2に示すように、支持部材53および支持部材54はともに、ベースフレーム30から射出成形機2内に突出している。この構成により、成形動作位置11と待機位置(図示せず)との間の距離は、図10および図11に示す構成に比べて短くなる結果となる。本実施形態では、待機位置は、金型100A/100Bが冷却されている間、金型100A/100Bが待機する位置である。したがって、成形動作位置11と待機位置との間の距離を短くすることで、金型100A/100Bを移動させるのに要する時間およびエネルギーを低減し、生産性を向上させることになる。
図4は、射出成形動作のフローチャートを示す。
このフローチャートの処理が実行される前に、金型100Aが成形動作位置11から搬送され、冷却される。金型100Bが成形動作位置11に搬送され、金型100Bのための射出動作が完了する。
S1では、可動プラテン62の解放が行われ、可動プラテン62がわずかに移動する。これにより、金型100Bを移動させることができる。S2では、金型100Bの搬出および金型100Aの搬入を開始する。これにより、金型100Bは、搬送装置3Bにおいて、成形動作位置11から支持部材53および支持部材54に移動する。並行して、金型100Aは、搬送装置3Aにおいて、支持部材53および支持部材54から成形動作位置11に移動する。射出成形機2内に突出する支持部材53および支持部材54は、図1~図2に示すように、金型100Aおよび金型100BがS3の工程を開始する前に移動するのに必要な距離を短くする。
S3では、金型100Bの搬出および金型100Aの搬入を終了する。金型100Bの一部が搬送装置3B内の支持部材53および支持部材54上にあり、金型100Bの少なくとも一部が射出成形機2内にあるように、金型100Bの搬出工程を制御する。S4では、金型100Aを開き、金型100Aから成形品を取り出し、金型100Aを閉じる。この工程に基づいて、金型100Bが完全に射出成形機2の外部にいなくても、金型100Aを開くことができる。
S5では、金型100Aを型締めする。S5では、金型100Aによる射出成形を行う。次に、S7では、可動プラテン62が解放されわずかに移動することにより、金型100Aを移動することが可能となる。S8では、金型100Aの搬出および金型100Bの搬入を開始する。これにより、金型100Aは、成形動作位置11から搬送装置3Aにおいての支持部材53および支持部材54に移動する。並行して、金型100Bは、搬送装置3Bにおいての支持部材53および支持部材54から成形動作位置11に移動する。支持部材53および支持部材54は、図1~図2に示すように、射出成形機2内に突出することにより、金型100Aおよび金型100BがS9の工程を開始する前に移動するのに必要な距離が短くされる。
S9では、金型100Aの搬出および金型100Bの搬入が完了する。金型100Aの一部が搬送装置3A内の支持部材上にあり、金型100Aの少なくとも一部が射出成形機2内にあるように、金型100Aの搬出工程を制御する。S10では、金型100Bを開き、金型100Bから成形品を取り出し、金型100Bを閉じる。この工程に基づいて、金型100Aが完全に射出成形機2の外部にいなくても、金型100Bを開くことができる。
S11では、金型100Bを型締めする。S12では、金型100Bによる射出成形を行う。処理は次にS1に戻り、射出成形装置により製造される成形品の数が所定数に達するまで射出成形を繰り返す。
S3およびS9では、搬出された金型の全体が射出成形機2内に位置しうる。これは、金型のサイズが小さく、射出成形機2における成形動作位置11の隣の空間に金型を収められる場合に実現しうる。
図5および図6は、コントローラ4によって制御される射出成形機2の2つの動作モードを示す。
図5は、第1の動作モードを示す。このモードは、一方の金型が搬送装置上にて冷却され、他方の金型による射出成形が行われる、図4に示す処理に従って行われる。左図は、金型100Bが、搬送装置3Bによって、射出成形機2内の成形動作位置11まで搬送された状態を示す。右図は、金型100Aが、搬送装置3Aによって、射出成形機2内の成形動作位置まで搬送された状態を示す。
具体的には、図4のS4~S7の処理を図5の右図に示し、図5の右図から左図への移行期間中にS8~S9の処理を行う。S10~S12およびS1の処理を図5の左図に示し、図5の左図から右図への移行期間中にS2~S3の処理を行う。
扉部80Aおよび扉部80Bが、射出成形機2の側面に設けられている。扉部80Aおよび扉部80Bを開放状態にすると、射出成形機2の側面に開口部が形成され、搬送装置3A/3Bによる金型100A/100Bの搬入/搬出が可能となる。扉部80Aおよび扉部80Bは、開口部81Aおよび開口部81Bそれぞれへのアクセスを可能または制限する扉とともに、扉の移動をガイドするドアレールも含む。
扉部80A/80Bは、射出成形機2の内部領域を画定する。扉部80Aおよび扉部80Bの扉が開放されると、扉は、少なくとも部分的にドアカバー82内に収容される。ドアカバー82は、射出成形機2の内部を覆う側板である。扉部80Aおよび扉部80Bの詳細構成について図7~図9を参照して後述する。
図5の右図および左図の両方において、金型100Aおよび金型100Bのそれぞれが搬入および搬出できるよう、扉部80Aおよび扉部80Bの両方が開放される。この状態では、扉が部分的に開放されており、可動プラテン62上にあり、固定プラテン61と対向する側とは反対側に位置する領域は、部分的に開放された扉を介して操作者にとってアクセス可能ではない。可動プラテン62は、射出成形動作中に型締方向(+Y軸方向)および型開方向(-Y軸方向)に繰り返し移動する。扉が部分的に開放された場合、操作者は可動プラテン62が移動している間、それに接触することができない。
図6は、第2の動作モードを示す。図6は、扉部80Aおよび扉部80Bの位置を除いて、図5に示されるのと同じ構成を示す。図6の左図は、金型100Bが、搬送装置3Bによって射出成形機2内の成形動作位置11に搬送された状態を示す。図6の右図は、金型100Aが、搬送装置3Aによって射出成形機2内の成形動作位置11に搬送された状態を示す。第2のモードでは、射出成形行程の一つのサイクルは、射出成形機2における成形動作位置11で完了する冷却行程が含まれる。すなわち、冷却行程は、搬送装置3上にて行われないため、射出および保圧行程が終了した後の金型100A/100Bの搬出行程と、成形品を取り出す前の金型100A/100Bの搬入行程とは行われない。
射出成形機2における1つの金型に対して従来の射出成形動作を行う。図6の右図は、金型100Aに対しての射出成形サイクルを所定回数繰り返す状態を示す。所定回数の射出成形サイクルが終了すると、図6の右図に示す状態が図6の左図に示す状態に遷移する。図6の左図は、金型100Aと同様に、金型100Bに対しての射出成形サイクルを所定回数繰り返す状態を示す。射出成形サイクルが所定回数完了すると、図6の左図に示す状態が図6の右図に示す状態に遷移する。
図6の右図に示す状態では、搬送装置3B上の金型100Bを以前に使用していた場合には、搬送装置3Bから金型100Bを搬出し、搬送装置3B上に新たな金型を搬入し、金型100Aに対しての射出成形を繰り返しながら、操作者により新たな金型100Bの準備が行われる。新たな金型100Bのための準備は、電力ケーブルまたは温度調整用の冷却液を循環するためのホースを金型100Bに接続することを含む。金型100Bを搬送装置3Bから搬出する際には、電力ケーブルおよびホースを金型100Bから取り外す。新たな金型100Bを準備した後、搬送装置3Bにより、射出成形機2内の成形動作位置11に新たな金型100Bが、金型100Aに対しての射出成形動作が行われた後、搬送される。図6の左図に示す状態では、金型100Bに対しての射出成形を繰り返しながら、搬送装置3Aに対しても同様の動作を行う。
このように、第2のモードでは、搬送装置3A/3Bを用いて、射出成形サイクルを開始する前に金型100A/100Bを搬入し、射出成形サイクルを終了する後に金型100A/100Bを搬出する。搬送装置3A/3Bは、第1のモードと同様に、1つのサイクルの射出成形が行われている間は、金型100A/100Bを移動させない。第2のモードは、金型100Aおよび100B毎に設定された所定のサイクル数が小さい場合に、有効である。言い換えれば、少量生産の場合や、金型100Aおよび100Bを頻繁に交換しながら、射出成形を行う場合には、多種多様な生産を行うことが可能になる。
図6の右図に示す状態では、操作者が使用済みの金型100A/100Bを搬出し、新たな金型100A/100Bを搬入し、搬送装置3A/3Bの近傍で新たな金型100A/100Bのための準備をする間、搬送装置3A/3Bに対向する扉部80A/80Bの扉が閉鎖した状態にある。これにより、操作者が意図せずに動作機構に触れる可能性を低減することが可能となる。
例えば、金型100Aの射出成形を行っている間に、扉部80Bの扉が開放したことが検出された場合に、コントローラ4が金型100Aの射出成形を停止すると、安全性が向上する。扉部80Bの扉において、電動錠などのロック機構を設けることができ、金型100Aの射出成形を行っている間で、扉を施錠することができる。
図6の左図に示す状態では、操作者が使用済みの金型100A/100Bを搬出し、新たな金型100A/100Bを搬入し、搬送装置3A/3Bの近傍に新たな金型100A/100Bを準備する間、搬送装置3A/3Bに対向する扉部80A/80Bの扉が閉鎖した状態にある。これにより、操作者が意図せずに動作機構に接触する可能性を低減することが可能となる。
例えば、金型100Bの射出成形を行っている間で、扉部80Aの扉が開放したことが検出された場合に、コントローラ4が金型100Bの射出成形を停止すると、安全性が向上する。扉部80Aの扉において、電気錠などのロック機構を設けることができ、金型100Bの射出成形を行っている間で、扉を施錠することができる。
カバーが搬送装置3Aおよび3Bを囲むように、搬送装置3Aおよび3Bに扉付きカバーを設けることができる。
図7および図8は、射出成形機2が第2のモードを実行する場合に適した扉部80A/80Bの構成を示す。
図7は、本実施形態における扉部80Aの一例としての扉部700Aを搬送装置3Aから+X軸方向に見た場合の外観を示す。扉部700Aは、扉701Aと、扉をY軸方向にガイドするための上部ガイドレール702Aおよび下部ガイドレール703Aと、扉701Aの少なくとも一部を収容するドアカバー82と、射出成形機2の側部を覆う固定板705Aと、搬送装置3A内の複数のローラ32および複数のローラ33の列の下方に延在する固定板706Aとを含む。扉701Aの遠位端は、図7のA-A'線とC-C'線との間で移動可能であり、上部ガイドレール702Aおよび下部ガイドレール703Aが扉701Aの移動をガイドする。扉701Aの遠位端の可動領域を矢印751Aで示し、扉701Aの近位端の可動領域を矢印752Aで示す。
扉701Aの遠位端がA-A'線(第1の位置)に位置する状態が全開状態である。この状態では、固定プラテン61の側面とは反対側の側面を向いている領域である、可動プラテン62の裏面側の領域が露出している。扉701Aの遠位端がC-C'線(第2の位置)に位置する状態とは全閉状態であり、射出成形機2に形成された金型100Aの搬出および搬入用の開口部が閉鎖した状態である。扉701Aの遠位端がB-B'線(第3の位置)に位置する状態が部分的な開放状態である。金型100Aの射出成形が行われると、扉701Aは第3の位置に位置する。第3の位置は、扉701Aの遠位端が搬送装置3Aの外側面に近接した位置である。上述したように、この状態では、扉701Aが金型100Aの搬出と干渉することはないが、扉701Aが可動プラテン62の裏面側の領域をカバーする。
扉701Aは、複数のローラ32と、複数のローラ33と、複数のローラ32および複数のローラ33を支持する支持部材53および支持部材54との上面753A以外の上方領域で移動する。すなわち、扉701Aは、射出成形機2内に延在する、複数のローラ32および複数のローラ33と支持部材53および支持部材54と干渉しないので、扉701Aが完全の閉鎖状態に移行することができる。射出成形機2の支持部材54に隣接する側方領域を扉701Aで覆うことは困難であるため、この領域を覆うように固定板705Aが設けられている。支持部材53および支持部材54の下方に位置する射出成形機2の側方領域を覆うことは困難であるため、この領域を覆うように固定板706が設けられている。
扉部700Aは、射出成形機2の内部領域の境界を画定する。扉701Aが閉鎖されると、扉701Aが開口部81Aを覆い、扉部700A側からの射出成形機2の内部へのアクセスが遮断される。扉701Aが開放されると、開口部81Aが射出成形機2側に露出または形成され、扉部700A側からの射出成形機2の内部へのアクセスが提供される。扉701Aおよび扉701Bがともに閉鎖されると、固定プラテン61および可動プラテン62、並びに射出成形機2内の他の構成要素は、扉701Aおよび701B、並びにドアカバー704によって囲まれることになる。図7では、扉部700Aが、扉部80Aの一例として、説明される。扉部80Bも、扉700Aと同様の構成を有する。
本実施形態では、支持部材53および支持部材54は、射出成形機2内に延在する。これにより、支持部材53と支持部材54との上の複数のローラ32および複数のローラ33と、射出成形機2に固定されたローラBRとが、射出成形機2に搬入および搬出される金型100A/100Bのガイドを成形する。
図7では、扉部700Aが、扉部80Aの一例として、説明される。扉部80Bも、扉700Aと同様の構成を有する。
上述したように、本実施形態では、金型の搬出および搬入をガイドするための搬送装置上のガイド機構の上方を扉部がスライドし、金型の搬出および搬入用の開口部を開閉することができる。扉部は、操作者が意図せずに可動プラテンおよび加熱された金型に触る可能性を低減することができるので、操作者の安全を提供する。
図8は、別の例示的な実施形態における扉部80Aの一例としての扉部800Aの外観を、搬送装置3Aから+X軸方向に見たときに示す。図8の構成は、上述の図7の構成と同じ構成であるので、図7からの参照番号は、図8において繰り返される。したがって、ここではその説明を省略する。扉部800Aは、固定板705Aおよび706Aに代えて、扉801Aを含む。扉701Aの遠位端は、上述のように、A-A'線(第1の位置)とC-C'線(第2の位置)との間で移動する。扉801Aの遠位端は、A-A'線(第1の位置)とB-B'線(第3の位置)との間でのみ移動する。扉801Aの遠位端の可動領域は、矢印853Aで示す。
金型100Aの射出成形を射出成形機2内にて行う場合には、安全目的のために扉801Aを第3の位置に配置する必要がある。扉801Aが第3の位置から移動される場合、コントローラ4は射出成形を停止させる。
この構成は、射出成形機2の横から下方領域をアクセスするためのものである。
扉801Aおよび扉701Aは、独立して移動できる。別の例示的な実施形態では、扉701Aが第1の位置と第3の位置との間で移動する場合、扉801Aは、扉701Aと係合し、扉701Aと一緒に移動する。扉701Aが第3の位置を乗り越えて移動し、第2の位置の横に移動する場合、扉701Aと扉801Aとの係合が解除され、扉701Aのみが移動し、扉801Aは移動しない。
射出成形機2が第1のモードのみで動作する場合には、図7および図8に示す構成以外にも、射出成形機2の扉の別の構成が存在する。図9は、別の例示的な実施形態における扉部80Aの一例としての扉部900Aの構成を示す。図9は、搬送装置3Aから+X軸方向に見たときの扉部900Aの外観を示す。第1の位置、第2の位置、第3の位置の位置づけ、および扉部の基本的な機能は、上述した実施形態と同様であり、本実施形態の構成の相違点および機能の相違点についてのみ後述する。なお、上記実施形態と同一の参照番号を使用しているので、ここではその説明は省略する。
扉部900Aは、扉901Aを含み、扉901AのY軸方向の移動は、上部ガイド902Aおよび下部ガイド903Aによってガイドされる。扉901Aの遠位端の可動領域を矢印951Aで示し、扉901Aの他端の可動領域を矢印952Aで示す。扉901Aは、可動プラテン62の上部領域から可動プラテン62の下部領域までを覆う。扉901Aの遠位端が支持部材54に当接しているため、扉901は第3の位置を乗り超えて型締め方向に移動することができない。射出成形機2が第1のモードのみを動作させる場合には、扉部901Aを第2の位置(全閉状態)まで移動させる必要がなく、可動プラテン62の裏面領域を覆う機能を提供していればよい。
別の例示的な実施形態では、扉部900Aは、他の安全手段とともに、第2のモードで動作する射出成形機2で使用できる。
図12は、別の例示的な実施形態による射出成形システムを示す。図2からの参照番号は、図12において繰り返され、従って、それらの参照番号の説明は、本明細書においては省略される。相違点についてのみ説明する。
射出成形機2は、摩擦抵抗を低減するために、タイバー64やローラBRなどの領域にオイルやグリースなどの潤滑剤を供給する供給部71を含む。潤滑剤は供給部71に収容され、チューブ72を介して規則的に供給される。潤滑剤の供給時期は、例えば、成形品の生産数量に基づいて判定することができる。供給部71は、搬送装置3Aおよび搬送装置3B内の複数のローラ32および複数のローラ33にそれぞれチューブ73およびチューブ74を介して潤滑剤を供給することもできる。複数のローラ32および複数のローラ33に潤滑剤を供給する時期は、タイバー64に潤滑剤を供給する時期と同期する。しかし、潤滑剤を供給する時期は、異なる時間であってもよい。
図13は、別の例示的な実施形態による射出成形システムの側面図を示す。図13は、複数のローラ32および複数のローラ33への潤滑剤の供給機構の点で、図12とは異なっている。チューブ76が、供給部71からの潤滑剤を複数のローラ33に供給する。チューブ76は、複数のローラ33の上方(上向き)に延在している。支持部材53には、複数のローラ32に潤滑剤を分配する流路75が設けられており、チューブ76から流路75に潤滑剤が供給される。
図14は、本実施形態の複数のローラ32、複数のローラ33およびローラBRに用いられる一般的なローラ軸受400の断面図を示す。本実施形態の実施を可能にする任意のローラ軸受機構が適用可能である。
ローラ軸受400では、複数の転動体402の機能により、外輪401が摩擦が小さい状態で回転する。転動体402は、転動体402の位置が固定された状態でホルダ403に支持されており、転動体402は、転動体402の回転軸回りに回転可能である。ホルダ403 は、ホルダ403が内輪404に対して回転不能な状態で固定されている。内輪404の内部には、ボルト用の柱状の空間(図示せず)が形成されている。内輪404は、支持部材53などの固定部材にボルトにより固定される。これにより、ホルダ403と転動体402との位置が固定される。外輪401は、内輪404に対して回転する。
外輪401の内壁、ホルダ403の外壁、および転動体402の外壁に囲まれた隙間405の少なくとも一つにチューブ406を介して潤滑剤を供給する。隙間405の少なくとも一つに潤滑剤が供給されると、潤滑剤は、外輪401または転動体402のいずれかの回転に基づいて、転動体402と外輪401との間を流れ、転動体402を横切って次の隙間405に流れる。この流れを繰り返すことにより、潤滑剤は、転動体402と外輪401との間の各境界面に進入する。上延した潤滑剤の流れに基づいて、摩擦が大幅に低減される。なお、チューブ406の端部は、外輪401と転動体402との間の境界面の近傍に配置することが好ましいが、潤滑剤の移動に伴って、隙間405に潤滑剤を供給すれば十分である。
[定義]
明細書を参照する際、開示された実施例を完全に理解するために、具体的な詳細が記載されている。他の例では、本開示を不必要に長くしないように、周知の方法、手順、構成要素および回路は詳細に説明されていない。
要素または部品が本明細書で「オン」、「反対の」、「~に接続される」、または「~と結合している」他の要素または部品として言及される場合、その要素または部品は、他の要素または部品上に直接、反対に、接続または結合され得るか、または介在する要素または部品が存在し得ることが理解されるべきである。対照的に、要素が「~に直接」、「~に直接接続される」、または「~と直接結合する」別の要素またはパーツとして参照される場合、介在する要素またはパーツは存在しません。使用される場合、用語「および/または」は、もし提供されるならば、関連するリストされた項目の一つ以上の任意の、そして全ての組み合わせを含む。
「下」、「下に」、「低い」、「上の」、「アッパー」、「近位」、「遠位」などの空間的に相対的な用語を本明細書で使用して、様々な図に示されるように、1つの要素または特徴と別の要素または特徴との関係を説明することを容易にすることができる。しかしながら、空間的に相対的な用語は、図に示される配向に加えて、使用中または動作中の装置の異なる配向を包含することを意図していることを理解されたい。例えば、図中の装置がひっくり返された場合、「下に」または「~の下に」と記載された要素または特徴は、次に、他の要素または特徴に向けられる「上の」。したがって、「下に」のような相対的空間項は、上下の両方の向きを包含することができる。装置は、他の方法で配向されてもよく (90度回転されてもよく、または他の配向でもよい) 、本明細書で使用される空間的に相対的な記述子は、それに応じて解釈されるべきである。同様に、適用可能であれば、相対的空間用語 「近位」 および 「遠位」 も交換可能であり得る。
本明細書で使用される「約」という用語は、例えば、10%以内、5%以内、またはそれ以下を意味する。いくつかの実施形態では、用語「約」は、測定誤差内を意味してもよい。
第1、第2、第3などの用語は、本明細書において、様々な要素、構成要素、領域、部品および/またはセクションを記述するために使用され得る。これらの要素、構成要素、領域、部品および/又はセクションは、これらの用語によって限定されるべきではないことを理解されたい。これらの用語は、1つの要素、コンポーネント、リージョン、パーツ、またはセクションを別のリージョン、パーツ、またはセクションと区別するためにのみ使用されていました。したがって、以下に説明する第1の要素、構成要素、領域、部分、またはセクションは、本明細書の教示から逸脱することなく、第2の要素、構成要素、領域、部分、またはセクションと呼ぶことができる。
本明細書で使用される用語は、特定の実施形態のみを説明するためのものであり、限定することを意図したものではない。本開示を説明する文脈において (特に以下の請求項の文脈において) 用語 「a」 および 「an」 および 「the」 および同様の言及を使用することは、本明細書に別段の指示がない限り、または明らかに文脈と矛盾しない限り、単数形および複数形の両方をカバーすると解釈されるべきである。「含む」、「有する」、「含む」、「含む」、「含む」、および「含む」という用語は、別段の記載がない限り、限定されない用語(つまり、「以下を含むがこれに限定されない」という意味です。)として解釈されるべきである。具体的には、これらの用語は、本明細書で使用される場合、記載された特徴、整数、ステップ、操作、要素、および/または構成要素の存在を明記するが、1つ以上の他の特徴、整数、ステップ、操作、要素、構成要素、および/または明示的に記載されていないそれらのグループの存在または追加を排除しない。本明細書における値の範囲の記載は、本明細書に別段の指示がない限り、範囲内にある個々の値を個別に参照する簡単な方法として機能することを単に意図しており、個々の値は本明細書に個々に記載されているかのように本明細書に組み込まれる。例えば、範囲10~15が開示される場合、11、12、13、および14も開示される。本明細書に記載される全ての方法は、本明細書に別段の指示がない限り、または文脈によって明らかに矛盾しない限り、任意の適切な順序で実施することができる。本明細書で提供される任意のおよび全ての例、または例示的な文言(例えば、「など」)の使用は、単に開示をより良く照明することを意図しており、他に請求されない限り、開示の範囲を限定するものではない。明細書のいかなる文言も、クレームされていない要素が開示の実施に不可欠であることを示すものと解釈してはならない。
本開示の方法および組成物は、種々の実施形態の形態に組み込むことができ、そのうちのほんの少数が本明細書に開示されることが理解されよう。これらの実施形態の変形は、前述の説明を読むと、当業者には明らかになるであろう。本発明者らは、当業者がそのような変形例を適宜採用することを期待しており、本発明者らは、本明細書に具体的に記載されている以外の方法で本開示を実施することを意図している。従って、本開示は、適用法により許容されるように、本契約に添付された請求項に記載された主題のすべての修正および均等物を含む。さらに、上述した要素のあらゆる可能な変形における任意の組み合わせは、本明細書に別段の指示がない限り、または文脈によって明らかに矛盾しない限り、本開示によって包含される。
上記に開示された任意の例示的な実施形態の組み合わせも、本開示の実施形態として含まれる。上述の例示的な実施形態は例示的な実施形態を議論するが、これらの実施形態は限定的であるとは考えられない。

Claims (4)

  1. 射出成形機内に金型を搬送する搬送装置であって、
    前記金型を支持するためのベースフレームと、
    前記ベースフレーム上に固定される支持部材と、
    前記ベースフレームに対する前記支持部材の位置を前記金型の搬送方向に変化させる機構と、を備え
    前記支持部材の部分が前記ベースフレームから前記射出成形機内へ前記金型の搬送方向に延在する、搬送装置。
  2. 前記ベースフレームに対する前記支持部材の位置を前記金型の搬送方向と交差する方向に変化させる機構を備える、請求項1に記載の搬送装置。
  3. 前記支持部材の前記射出成形機内へ延在する前記部分において、前記金型の搬送をガイドするための方向に複数のローラが配置される、請求項1に記載の搬送装置。
  4. 前記支持部材の前記射出成形機内へ延在する前記部分を締結するための締結部をさらに備える、請求項1に記載の搬送装置。
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