JP7366417B2 - ホールカップ - Google Patents

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特許法第30条第2項適用 令和元年11月7、8日に開催された芝草管理機器・資材総合展示会 2019ジャパンターフショーに出品
特許法第30条第2項適用 令和元年11月21日発布のチラシにて公開
特許法第30条第2項適用 令和2年2月3日発布のカタログにて公開
特許法第30条第2項適用 令和2年2月21日発布のカタログにて公開
特許法第30条第2項適用 令和2年2月3日に次のホームページにおいて公開<http://www.strong-golf.jp/wp-content/uploads/2020/03/01.pdf><http://www.strong-golf.jp/wp-content/uploads/2020/03/14.pdf>
本発明は、ゴルフ、パターゴルフ、マレットゴルフ等で使用されるホールカップに関する。
一般に、ゴルフ等のスポーツでは、ゴールであるホールにホールカップが用いられる。また、ホールカップは、上端が土に埋設されると共に、その土の上にも芝が育成されている。またさらに、ホールカップの中心にはフラッグスティックが立設されてなる。また、ホールカップの深さは厳密に規則で定められている場合がある。
特開平6-277319号公報
しかしながら、ホールカップの上端縁が土に埋設され、かつ、その土の上にも芝が育成されていることから、ホールカップの中からボールを取り出す際に手やボールが土や芝に触れて、土が崩れたり、芝が傷んだりすることがある。これらのことは、良好なプレー環境を提供するための問題となっていた。さらに、フラッグスティックが立設された状態でボールを取る際には、フラッグスティックの外周とホールカップの内周との間の隙間が狭く、ホールカップに手を入れる幅があまりないことから、これらの問題が特に顕在化することとなる。
そこで、上記課題を解決するための手段として本発明に係るホールカップは、フラッグスティックを立てることができるホールカップであって、上端が開口されてなる円筒状の筒体と、前記筒体の内側に設けられてなり、ボールを受け止める天面を有してなる受止部と、前記上端から前記天面までの深さを変更させると共に、前記天面を所望の深さで保持する調節手段とを備えてなることを特徴とする。
「ボールを受け止める」とは、前記筒体の上方からボールが前記筒体の内部に落下した際に、ボールが前記筒体の下端まで落ちるのを防止してボールを受け止めることをいう。
「天面」は、例えば平坦な面などと限定して解釈されるものではなく、ボールを受け止める限度において、様々な形状の面を採用することができる。
「受止部」は、前記天面と別部材として構成されてもよく、又は、前記天面のみからなるものであってもよい。すなわち、前記受止部は、前記天面と別体として構成されることを要するものではない。
「調節手段」は、例えば、機械的に構成されるもの(すなわち機構)であってもよく、電気的な手段、若しくは圧力手段、若しくはこれらの組み合わせなどその他の様々な手段によって実現することができる。
上記構成を備えるホールカップは、前記筒体の上端から前記天面までの深さを変更させることができる。さらに、深さが変更された前記天面を所望の深さで保持することができる。
これにより、前記上端から前記天面までの深さが浅い位置で前記天面を保持した場合にあっては、前記フラッグスティックが立てられた状態のままであっても、前記筒体の内側に入ったボールを容易に取り出すことができる。
これによって、ホールカップの中からボールを取り出す際に手が土や芝に触れて、土が崩れたり、若しくは芝が傷んだりすることを抑制することができる。
さらに、前記受止部の下側で前記筒体に固定されてなる底部を備えてなることとしてもよい。
「底部」は、前記受止部の下側で、前記筒体に固定されてなるものであればよく、形状を特定して限定解釈されるものではない。例えば、底部の中心に孔が形成されてなる円環状の平板であってもよく、前記受止部の下側に設けられた梁状のものであってもよい。
前記調節手段は、前記受止部の位置を前記底部に近接する位置又は前記底部から離間する位置に変更させると共に、前記受止部を所望の位置で保持することとしてもよい。
「位置に変更」とは、前記受止部の位置を変更させることをいう。例えば、前記受止部の位置を、無段階で自由に前記底部に近接する位置と前記底部から離間する位置とで移動させることができるものであってもよく、又は、多段階で前記底部に近接する位置と前記底部から離間する位置とで変更させることができるものであってもよい。また「位置に変更」という語は、前記受止部を移動させることを含む。
前記調節手段が、前記受止部の位置を前記底部に近接する位置又は前記底部から離間する位置に変更させると共に、前記受止部を所望の位置で保持する構成によれば、前記受止部の位置を変更させ、所望の位置で保持することができる。
これにより、前記上端から前記天面までの深さを変更させて、前記天面を所望の深さで保持することができる。
前記調節手段は、前記底部と前記受止部との間に介在してなることとしてもよい。
「前記底部と前記受止部との間に介在」とは、例えば、前記受止部が、上端に前記天面が形成されてなり、下端が開口されてなる筒体に構成されてなることとした場合において、当該下端の開口から当該底部までの間に介在していることのみを意味するものではなく、当該上端から当該底部までの間に介在していてもよいという趣旨で解釈されるものである。
前記調節手段は、前記受止部若しくは前記底部の一方に設けられてなる雄ねじ部と、前記受止部若しくは前記底部の他方に前記雄ねじ部と対向して設けられてなり、前記雄ねじ部と螺合可能な雌ねじ部とを有してなることとしてもよい。
上述した雄ねじ部と雌ねじ部とを有してなる構成によれば、送りねじの作用により、前記受止部の位置を無段階に変更させると共に、前記受止部の位置を所望の位置で保持することができる。
より具体的には、前記雄ねじ部と前記雌ねじ部とを螺合させる操作により、ねじの締まりが強くなることに応じて、前記受止部の位置を前記底部に近接する位置へと徐々に変更させることができる。さらに、前記雄ねじ部と前記雌ねじ部との螺合を解除させる操作により、ねじの締まりが弱くなることに応じて、前記受止部の位置を前記底部から離間する位置へと徐々に変更させることができる。さらに、前記雄ねじ部と前記雌ねじ部との螺合を停止、すなわち、ねじの軸回転を停止させることで、前記受止部の位置の変更が停止して、前記受止部を所望の位置で保持することができる。
これにより、前記筒体の前記上端から前記天面までの深さを変更させて、前記天面を所望の深さで保持することができる。
前記底部には、上下方向に開いた貫通孔が形成されてなり、前記雄ねじ部若しくは前記雌ねじ部の一方は、前記貫通孔に挿通されてなることとしてもよい。
前記調節手段は、前記底部と前記受止部との間に介在させられる介在部材を有し、ユーザーにより、異なる大きさの前記介在部材が含まれる群から任意の前記介在部材が選択される選択ステップと、前記選択ステップで選択された前記介在部材が、前記介在部材の第一の部分と前記底部とが当接し且つ前記第一の部分よりも高さの高い位置で前記介在部材の第二の部分と前記受止部とが当接する位置に配設され、前記介在部材が前記受止部を支持する配設ステップとを含むこととしてもよい。
「大きさ」とは、前記介在部材の大きさ、例えば、前記介在部材の容積をいう。
「介在部材」とは、前記底部と前記受止部との間に介在させられる部材をいう。また、前記介在部材の形状としては、種々の形状を採用することができる。前記介在部材は、例えば、円柱形状、四角柱形状等のブロック体や、円筒体等を採用することができる。
「第一の部分」とは、介在部材が、前記底部と前記受止部との間に介在させられる際に、前記底部と当接することとなる介在部材の部分をいう。
「第二の部分」とは、介在部材が、前記底部と前記受止部との間に介在させられる際に、前記受止部と当接することとなる介在部材の部分をいう。
「選択」とは、前記底部と前記受止部との間の距離を所望の長さとすることを目的として、前記第一の部分と前記第二の部分との間の距離が当該所望の長さと対応する前記介在部材を選択することをいう。
前記調節手段が、前記選択ステップと前記配設ステップとを含む構成にあっては、所望により選択された前記介在部材が、前記介在部材の前記第一の部分と前記底部とが当接し且つ前記第一の部分よりも高さの高い位置で前記介在部材の第二の部分と前記受止部とが当接する位置に配設されて、前記介在部材が前記受止部を支持する。これにより、選択された介在部材に応じて、前記受止部と前記底部との間の距離を変更させると共に、前記受止部を所望の位置で保持することができる。
前記介在部材は、筒体に形成されてなり、該筒体に前記雄ねじ部若しくは前記雌ねじ部が挿通されることとしてもよい。
前記介在部材が、筒体に形成されてなり、該筒体に前記雄ねじ部若しくは前記雌ねじ部が挿通される構成によれば、送りねじの作用により、前記受止部と前記底部との間の距離が短くなる際に、前記介在部材が前記受止部と前記底部との間に介在することにより、前記第一の部分と前記第二の部分との距離よりも前記受止部と前記底部とが近接することを防止することができる。
前記介在部材は、前記底部と前記受止部との間に複数設けられてなることとしてもよい。
本発明によれば、前記上端から前記天面までの深さを変更させることができる。さらに、深さが変更された前記天面を所望の深さで保持することができる。
これにより、前記筒体の上端から前記天面までの深さがボールを拾い上げる際に手がホールカップの上端縁上の土若しくは芝に触れない程度となるように、前記天面の位置を変更して保持すれば、前記フラッグスティックが立てられた状態のままであっても、前記筒体の内側に入ったボールを容易に取り出すことができる。
これによって、ホールカップの中からボールを取り出す際に手やボールが土や芝に触れて、土が崩れたり、若しくは芝が傷んだりすることを抑制することができる。
実施形態1に係るホールカップ1の筒体10の正面側の壁面を切断した断面図である。 実施形態1に係るホールカップ1の平面図である。 実施形態1に係るホールカップ1の筒体10の上端から天面35までの深さを深くした状態の断面図である。 実施形態1に係るホールカップ1の筒体10の上端から天面35までの深さを浅くした状態の断面図である。 実施形態2に係るホールカップ1の筒体10の上端から天面35までの深さを深くした状態の断面図である。 実施形態2に係るホールカップ1の筒体10の上端から天面35までの深さを浅くした状態の断面図である。 実施形態3に係るホールカップ101の筒体110の正面側の壁面を切断した断面図である。 実施形態3に係るホールカップ101の平面図である。 実施形態3に係るホールカップ101の筒体110の上端から天面135までの深さを深くした状態の断面図である。 実施形態3に係るホールカップ101の筒体110の上端から天面135までの深さを浅くした状態の断面図である。 実施形態3に係るホールカップ101の螺合部の拡大図である。 実施形態における課題を説明するための概念図である。(a)はボールを拾おうとしている状態を、(b)はボールを拾い上げる際に手が土に触れている状態をそれぞれ表す。
以下、本発明に係る実施の形態を、図を参照しながら詳しく説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
(ゴルフをプレーする際の問題点)
例えば、ゴルフをプレーする際には、以下の問題点が存在した。
2019年1月施行に係るゴルフ規則において、規則13.2aでは、「プレーヤーは旗竿をホールに立てたままにすることができる」とされている。したがって、特に、グリーンにおけるパッティングの際に、旗竿(以下では、フラッグスティックFという。)をホールに立てたままの状態でパッティングを行うと、フラッグスティックFが立てられたままのホールカップの中にボールが入ることとなる。
2019年1月施行に係るゴルフ規則においては、ホールは直径108mmで、深さは少なくとも101.6mmであることが規定されている。また、ボールの直径は42.67mm以上と定められている。
これにより、ホールにフラッグスティックFが立てられた状態では、平面視においてフラッグスティックFの外周面とホールカップの内周面との距離はボールの直径とほとんど同じ距離となる。
またさらに、ゴルフのプレーに際してホールカップを使用する場合は、ホールカップの上端をグリーンの面よりも25.4mm沈めなければならないこととなっている。
上述した規則に従い、ホールカップを設置した場合、図12(a)に示すように、ボールがホールカップの天面が存在する位置まで落下すると、ボールを手で拾い上げるのが困難となる。これは、フラッグスティックFの外周面とホールカップの内周面との距離が短く、手をホールカップの中に挿入して、ボールを拾い上げる幅が狭いことによるものである。
例えば、図12(b)に示すように、無理やりホールカップの中に手を挿入してボールを拾い上げる場合、プレーヤーの手若しくは拾い上げられたボールが、ホールカップの上端の上に被さった土や、当該土の上に設けられた芝に当接するという事態が生じる。
この場合には、ホールカップの上端の上に被さった土が崩れてしまうということや、芝に傷が付くということがある。
ゴルフのプレーにおいては、パッティングは、芝の上を低速でボールを転がす必要があることから、ホールカップの上方における土や芝が崩れたり、傷がついた場合には、芝のコンディションがボールの軌道に影響して、ホールカップの手前でボールの軌道が変わってしまうという、忌避すべき問題が生じることとなる。
(実施形態1)
そこで、本発明に係る実施形態1は、以下の構成により、上記課題を解決した。
図1及び図2に示すように、実施形態1に係るホールカップ1は、上端が開口されてなる円筒状の筒体10と、筒体10の内側に設けられてなり、ボールを受け止める天面35を有してなる受止部30と、前記上端から天面35までの深さを変更させると共に、天面35を所望の深さで保持する調節手段とを備えてなる。
筒体10は、上述の通り上端が開口されてなる。また、筒体10は、円筒状に形成されてなる。さらに、筒体10は、受止部30の下側で筒体10に固定されてなる底部20を備える。また、筒体10は、下端から上端までの長さ、即ち上下方向の長さが160mmに形成されてなる。また、筒体10は、下端から上端に亘って同じ径に形成されてなる。また、筒体10は、外径が108mmに形成されてなり、内径が104mmに形成されてなる。
底部20は、円盤状の底板に形成されてなる。底部20は、外周が筒体10の内周面と接続されてなる。底部20は、筒体10の下端から上方に20mm離間した位置において、内周面と接続されている。また、底部20には、調節手段としての雄ねじ部41が挿通される貫通孔21が形成されてなる。貫通孔21は、上下方向に開いてなる。貫通孔21の径は、雄ねじ部41の呼び径よりも大きく、雄ねじ部41の頭部の径よりも小さい。貫通孔21は、3つ形成されてなる。また、3つの貫通孔21は、底部20の中心を軸とした同径の円の上で、それぞれが同じ距離ずつ離間して設けられてなる。
受止部30は、上述の通り天面35を有してなる。また、受止部30は、円柱状に形成されてなる受止本体部31を有する。さらに、受止部30は、受止本体部31の下端に接続されてなる座部32を有する。
受止部30は、上下方向に貫通するスティック孔36が形成されてなる。スティック孔36は、受止本体部31の上端から、座部32の下端まで貫通してなる。スティック孔36は、フラッグスティックFを挿入することができるように形成されてなる。より具体的には、スティック孔36は、フラッグスティックFの径よりも僅かに大きい内径の孔が、受止本体部31の上端から座部32の下端まで貫通してなる。なお、スティック孔36は、平面視における受止部30の中心で鉛直方向に形成されてなる。
座部32は、スティック孔36に沿って受止本体部31の下側に設けられてなる筒部33を有する。さらに、筒部33から径方向外方に突出してなる凸部34を有する。凸部34は、3つ設けられてなり、筒部33の下端部において、放射状に突出してなる。凸部34には、雄ねじ部41と螺合可能な雌ねじ部46が形成されてなる。
天面35は、受止本体部31の上端の面に形成されてなる。天面35は、中心にスティック孔36が形成されたドーナツ形状に形成されてなる。天面35の外周と筒体10の内周面との間にはボールの直径よりも小さい隙間が環状に形成されてなる。
調節手段は、底部20と受止部30との間に介在してなる。また、調節手段は、底部20に設けられてなる雄ねじ部41と、受止部30に雄ねじ部41と対向して設けられてなり、雄ねじ部41と螺合可能な雌ねじ部46とを有してなる。また、雄ねじ部41は、底部20に形成されてなる貫通孔21に挿通されてなる。
さらに具体的には、雄ねじ部41は、3本の六角ボルト42を有してなる。また、六角ボルト42のねじ部43が、下側から上側に向って貫通孔21に挿通されてなる。また、六角ボルト42のねじ部43は、雌ねじ部46の雌ねじ孔47と螺合されている。なお、3本の六角ボルト42のそれぞれは、頭部を下側、ねじ部43を上側として、軸心が鉛直方向となるように配設されてなる。
雌ねじ部46は、3つの凸部34に形成されてなる。3つの凸部34のそれぞれには、鉛直方向に貫通した雌ねじ孔47が形成されてなる。さらに、雌ねじ孔47の内壁には、六角ボルト42のピッチと同じピッチのねじ山が形成されてなる。また、3つの凸部34にそれぞれ形成されてなる雌ねじ孔47と、底部20に形成されてなる3つの貫通孔21と、貫通孔21に挿通されてなる3本の六角ボルト42とは、それぞれが鉛直方向の同軸上に配設されてなる。
上述した実施形態1に係るホールカップ1によれば、以下の作用・効果を奏する。
実施形態1に係るホールカップ1は、六角ボルト42と、座部32の凸部34に形成されてなる雌ねじ孔47とが螺合可能に形成されてなる。また、前記六角ボルト42は、軸心が鉛直方向となるように配設されてなる。
これにより、六角ボルト42と雌ねじ孔47とが螺合することで、送りねじの作用により、受止部30が上下動する。すなわち、受止部30の位置が、底部20に近接する位置又は底部20から離間する位置に変更させられる。
より具体的には、3つの六角ボルト42をそれぞれ同じ角度分だけ平面視反時計回りに軸回転させることで、受止部30が底部20に近接する方向へと無段階に移動する。さらに、3つの六角ボルト42をそれぞれ同じ角度分だけ平面視時計回りに軸回転させることで、受止部30が底部20から離間する方向へと無段階に移動する。
また、六角ボルト42の軸回転を停止させることで、前記上下動は停止する。すなわち、受止部30の位置が軸回転を停止させた時点の位置で保持される。
実施形態1に係るホールカップ1によれば、上述の動作が可能である。
これにより、筒体10の上端から天面35までの深さがボールを拾い上げる際に手がホールカップ1の上端縁の土若しくは芝に触れない程度となるように、天面35の位置を変更して保持すれば、フラッグスティックFが立てられた状態のままであっても、筒体10の内側に入ったボールを容易に取り出すことができる。
これによって、ホールカップ1の中からボールを取り出す際に、手やボールが土や芝に触れて、土が崩れたり、若しくは芝が傷んだりすることを抑制することができる。
またさらに、実施形態1に係るホールカップ1によれば、ルール等によって、天面35を所定の深さで保持する必要がある場合に、六角ボルト42の軸回転によって、受止部30を底部20に近接する方向へと移動させて、所望の位置で受止部30を保持することで、前記ルールへの対応が可能となる。
またさらに、実施形態1に係るホールカップ1によれば、3本の六角ボルト42によって、調節手段、特に、深さを調節する機構を実現している。このため、深さの調節が、六角ボルト42の軸回転によって生じる送りねじの作用によって実現される点で、その構成が容易である。
(実施形態2)
実施形態2に係るホールカップ1の構成について、以下で説明する。また、実施形態2に係るホールカップ1の構成について、実施形態1に係るホールカップ1と共通する部分については、再度の説明を省略する。
図5及び図6に示すように、実施形態2に係るホールカップ1は、実施形態1に係るホールカップ1に加えて、さらに、介在部材を備える。
介在部材は、筒体に形成されてなる。介在部材は、軸方向の一端と他端とが開口されてなる円筒形状に形成されてなる。また、介在部材は、軸方向の一端が第一の部分、他端が第二の部分とされる。
介在部材は、ユーザーの所望により、底部20と受止部30との間に3つ介在させられる。
また、介在部材は、異なる大きさの介在部材が含まれる群から任意に選択される。
具体的には、一端と他端との距離が20mmに形成されてなる20mm介在部材50aが3つからなる20mmパターンと、一端と他端との距離が30mmに形成されてなる30mm介在部材が3つからなる30mmパターンと、一端と他端との距離が40mmに形成されてなる40mm介在部材50bが3つからなる40mmパターンとからなる群から、所望のパターンが選択されて、選択されたパターンに属する3つの介在部材が使用される。なお、これらの群については図示しない。
以下で、介在部材を介在させる場合の動作について、具体的に説明する。
まず、ユーザーにより、前記群から、所望の大きさの介在部材のパターンが選択される(選択ステップ)。なお、介在部材のパターンは、受止部30を底部20からどの程度の距離だけ離間させるかによって選択される。この距離は、介在部材の第一の部分と第二の部分との間の距離、換言すると軸方向の一端と他端との間の距離と同一となる。
次に、前記選択ステップで選択されたパターンに含まれる3つの介在部材が、それぞれ、第一の部分と底部20とが当接し且つ第一の部分よりも高さの高い位置で介在部材の第二の部分と受止部30とが当接する位置に配設される(配設ステップ)。より具体的には、3つの介在部材が、第一の部分と底部20とが当接し且つ第二の部分と受止部30とが当接する位置であって、さらに、3つ介在部材が、上述の3つの凸部34にそれぞれ形成されてなる雌ねじ孔47、底部20に形成されてなる3つの貫通孔21、並びに貫通孔21に挿通されてなる3本の六角ボルト42と鉛直方向の同軸上に配設される。さらに、介在部材には、貫通孔21に挿通されて介在部材の上端から上方へと突出する六角ボルト42のねじ部43が挿通される。
上述した実施形態2に係るホールカップ1によれば、以下の作用・効果を奏する。
例えば、図5に示すように、20mmパターンを選択して、20mm介在部材50aを3つ介在させた場合にあっては、底部20と受止部30とが20mmよりも近接することを規制する。これにより、受止部30の位置を底部20から20mm離間した位置で保持する。
その一方で、図6に示すように、40mmパターンを選択して、40mm介在部材50bを3つ介在させた場合にあっては、底部20と受止部30が40mmよりも近接することを規制する。これにより、20mm介在部材50aが介在させられていた場合と比較して、受止部30の位置を底部20から40mm離間した位置に変更させると共に、当該位置で受止部30を保持することができる。
すなわち、実施形態2に係るホールカップ1は、ユーザーの所望により、ユーザーの所望の大きさの介在部材が選択され、底部20と受止部30との間に介在させられる。また、介在部材は、その軸方向を鉛直方向として配設されてなる。これにより、受止部30が底部20に近接する方向へ移動しても、介在部材が、受止部30と底部20との間に介在して受止部30の移動を停止させる。従って、介在部材によって受止部30が底部20と近接する方向へ移動することが規制される。またさらに、介在部材は、複数の異なる大きさのパターンから選択されることから、ユーザーの所望の距離だけ離間させる介在部材を選択し、所望の距離よりも受止部30が底部20と近接することを規制することができる。
これにより、図5及び図6に示すように、受止部30の位置を、選択された介在部材の第一の部分と第二の部分との間の距離に応じて変更させ、当該位置で受止部30を保持することができる。
さらに、実施形態2に係るホールカップ1は、介在部材とともに雄ねじ部41及び雌ねじ部46を備えてなることから、介在部材によって移動が規制された位置よりも上方の位置において、送りねじの作用によって受止部30の位置を任意に変更し、該位置を保持させることができる。これと共に、筒体10の上端から天面35までの深さが最も深くなる受止部30の位置を、介在させる介在部材の大きさに応じて選択することができる。
この場合には例えば、天面35を競技のルールに応じた位置で保持する大きさの介在部材を介在させることで、公式戦でプレーをする際には、介在部材により移動が規制された位置まで受止部30の位置を底部20に近接する方向へ変更して保持し、筒体10の上端から天面35までの深さをルールに適合させることができる。その一方で、娯楽としてプレーをする際には、ボールが取り出し易くなるように、受止部30の位置を底部20から離間する方向へ変更して保持することができる。
さらに、介在部材は、筒体に形成されてなり、筒体に六角ボルト42が挿通される。これにより、介在部材の底部20と受止部30との間に介在させられた状態における軸方向が、六角ボルト42の軸方向と同一となる。
これによって、介在部材の第一の部分と第二の部分との間の距離が、軸方向の長さと同一となり、介在部材のパターンを選択することが容易となる。
(実施形態3)
実施形態3に係るホールカップ101の構成について、以下で説明する。
実施形態3に係るホールカップ101は、フラッグスティックFを立てることができるホールカップ101であって、上端が開口されてなる円筒状の筒体110と、筒体110の内側に設けられてなり、ボールを受け止める天面135を有してなる受止部130と、受止部130よりも下側で筒体110に設けられてなる底部120とを備えてなり、受止部130の下側面の中心には、下方へ突出する第一ねじ部141が設けられてなり、底部120には、第一ねじ部141と螺合された第二ねじ部146が設けられてなる。なお、調節手段は、第一ねじ部141及び第二ねじ部146によって実現される。
筒体110は、上述の通り、上端が開口されてなる円筒状に構成されてなる。さらに、筒体110は、受止部130よりも下側で筒体110に設けられてなる底部120を備える。また、筒体110は、下端から上端までの長さ、即ち上下方向の長さが160mmに形成されてなる。また、筒体110は、下端から上端に亘って同じ径に形成されてなる。また、筒体110は、外径が108mmに形成されてなり、内径が104mmに形成されてなる。
底部120は、円盤状の底板に形成されてなる。底部120は、外周が筒体110の内周面と接続されてなる。底部120は、筒体110の下端から50mmの位置において、内周面と接続されてなる。また、底部120は、筒体110に固定されてなる。また、底部120の平面視中心には、第一ねじ部141と螺合される第二ねじ部146が設けられてなる。
受止部130は、上述の通り、天面135を有してなる。受止部130は、受止本体部131を有してなる。また、受止本体部131は、円柱状に形成されてなる。さらに、受止部130は、受止部130の下側面の底面視中心から、下方に突出する第一ねじ部141を有する。
受止部130は、上下方向に貫通するスティック孔136が形成されてなる。スティック孔136は、フラッグスティックFを挿入することができるように形成されてなる。より具体的には、スティック孔136は、フラッグスティックFの径よりも僅かに大きい内径の孔が、受止部130の上端から第一ねじ部141の軸心を通って第一ねじ部141の下端まで貫通してなる。なお、スティック孔136は、平面視における受止部130の中心で、鉛直方向に形成されてなる。
天面135は、受止部130の上端の面に形成されてなる。天面135は、中心にスティック孔136が形成されたドーナツ形状に形成されてなる。天面135の外周と筒体110の内周との間には、ボールの直径よりも小さい隙間が環状に形成されてなる。
第一ねじ部141は、雄ねじ142である。さらに、第一ねじ部141は、筒状に形成されてなる。また、筒内部がスティック孔136の一部となっている。さらに、第一ねじ部141の外周面には、ねじ山が形成されてなる。また、第一ねじ部141は、受止部130の下側面の底面視中心から、下方に突出してなる。
第二ねじ部146は、雌ねじ147である。さらに、第二ねじ部146は、底部120を上下方向に貫通して形成されてなる。すなわち、底部120には、第二ねじ部146としての鉛直方向の貫通孔121が形成されてなる。また、第二ねじ部146は、当該貫通孔121の周面に第一ねじ部141と螺合可能なねじ山が形成されてなる。また、第二ねじ部146は、底部120の底面視中心に配設されてなる。
また、第二ねじ部146は、上方から下方に向って差し込まれる第一ねじ部141が挿入されてなる。さらに、第一ねじ部141と第二ねじ部146とは螺合されてなる。
さらに、ホールカップ101は、貫通孔121の下方から突出した第一ねじ部141に対して螺合されたナット部品160を備える。
「ナット部品160」とは、第一ねじ部141である雄ねじ142と螺合可能に形成されてなる雌ねじ147であって、第一ねじ部141と相対回転可能に形成されたものをいう。
ナット部品160は、第二ねじ部146と同径の孔が形成されてなるナットである。ナット部品160は、第一ねじ部141と螺合可能に構成されてなる。ナット部品160は、第一ねじ部141と相対回転可能に形成されてなる。また、ナット部品160は、第一ねじ部141との螺合を解除した際に、ホールカップ101とは別体として取り外し可能に構成されてなる。
上述した実施形態3に係るホールカップ101によれば、以下の作用・効果を奏する。
実施形態3に係るホールカップ101によれば、筒体110の上端から天面135までの深さを容易に変更させることができる。さらに、深さが変更された天面135を所望の深さで保持することができる。
すなわち、実施形態3に係るホールカップ101は、受止部130の下側面の中心には、下方へ突出する第一ねじ部141が設けられてなる。さらに底部120には、第一ねじ部141と螺合された第二ねじ部146が設けられてなる。
第一ねじ部141が受止部130の下側面の中心にあることから、第一ねじ部141を回動軸として受止部130を筒体110に対して回動させることで、第一ねじ部141と第二ねじ部146とが緩められたり、締められたりする。これによって、第一ねじ部141と第二ねじ部146とが緩められた場合には、第一ねじ部141と接続されてなる受止部130は上方向に移動する。対して、第一ねじ部141と第二ねじ部146とが締められた場合には、第一ねじ部141と接続されてなる受止部130は下方向に移動する。
これによって、第一ねじ部141を例えば工具を用いて回す必要が無く、受止部130を筒体110に対して回動させることで、筒体110の上端から天面135までの深さを容易に変更させることができる。さらに、受止部130の筒体110に対する回動を停止することで、深さが変更された天面135を所望の深さで保持することができる。
これによって、筒体110の上端から天面135までの深さが浅い位置で天面135を保持した場合にあっては、フラッグスティックFが立てられた状態のままであっても、筒体110の内側に入ったボールを容易に取り出すことができる。
これによって、ホールカップ101の中からボールを取り出す際に手が土や芝に触れて、土が崩れたり、若しくは芝が傷んだりすることを抑制することができる。
また、実施形態3に係るホールカップ101は、天面135の深さを確実に保持することができる。
すなわち、実施形態3に係るホールカップ101は、貫通孔121の下方から突出した第一ねじ部141に対して螺合されたナット部品160を備える。さらに、ナット部品160は、第一ねじ部141と相対回転可能に形成されてなる。
ナット部品160が第一ねじ部141と相対回転可能であることから、ナット部品160を第一ねじ部141に対して締め付けることで、第一ねじ部141のねじ山とナット部品160のねじ山との間に摩擦力が生じる。
これによって、第一ねじ部141の緩み止め効果が奏されて、天面135の深さを確実に保持することができる。
またさらに、実施形態3に係るホールカップ101によれば、ルール等によって、天面135を所定の深さで保持する必要がある場合に、受止部130を第一ねじ部141を回動軸として軸回転させることで、受止部130を底部120に近接する方向へと移動させて、所望の位置で受止部130を保持することで、前記ルールへの対応が可能となる。
以下では、本発明に係るホールカップ1,101を実施する者が適宜変更することができる事項について、例示する。なお、ここでの例示は、本発明に係るホールカップ1,101の変形例の一部を示すにすぎない。したがって、これ以外の変形が本発明の技術的範囲に属しないという解釈をすることはできない。
例えば、天面35,135は、平面視ドーナツ形状に形成されてなる面に限られるものではなく、ボールを受け止める限度において、様々な形状の面を採用することができる。すなわち、天面35,135は、曲面であっても、角を有する形状であってもよく、筒体の内周と天面との間にボールが通ることができる大きさの孔が開いていなければよい。
例えば、受止部30,130は、天面35,135を有してなるものであればよく、さまざまな形状で実現することができる。本実施形態においては、円柱形状の受止部30,130を用いたが、例えば、上方を頂点とする円錐形状、上方を面積の小さい平坦面とする円錐台形状、三角錐形状、四角錐形状、ドーム状、御椀状、下方に開いた断面コの字状の筒体、天面35,135と一体として形成されてなる板体、中実、中空等の種々の形状とすることができる。
また、例えば、受止部30,130は発音板によって実現してもよい。この場合、本発明の受止部30,130を筒体10,110内部で上下に移動させて、所望の位置で固定させることができる構成と相まって、ボールが筒体10,110内部に落下した際の音を変化させることができる。
すなわち、筒体10,110の上端から天面35,135までの深さが浅い場合にあっては、小さくかつ高いボールの落下音を、筒体10,110の上端から天面35,135までの深さが深い場合にあっては、大きくかつ低いボールの落下音を発生させることができる。
したがって、ユーザーの好みの音が発生する高さに受止部30,130を保持することで、カップイン時の快感を従来よりも大きなものとすることができる。
例えば、調節手段は、筒体10,110の上端から天面35,135までの深さを変更させると共に、天面35,135を所望の深さで保持することができるものであれば、種々の手段を採用することができる。本実施形態においては、ねじを用いたが、例えば、気体若しくは流体の流入によってシリンダーが作動し、シリンダーによって該深さの調整が実現される構成、電気的に該深さが調整される構成、天面35,135の外周に爪が設けられてなり、該爪が筒体の内周面と係合して段階的に該深さが調節される構成等の種々の構成を採用することができる。
例えば、本実施形態2では、3つの介在部材を底部20と受止部30との間に介在させることとしたが、介在部材は1つのみ介在させることとしてもよい。
例えば、本実施形態2では、介在部材に六角ボルト42が挿通されてなることとしたが、介在部材には六角ボルト42が挿通されていなくてもよい。
例えば、本実施形態2では、介在部材と併せてねじ機構を有する構成を採用したが、ねじ機構を用いることなく、介在部材のみを用いる構成によって調節手段を実現してもよい。
この場合にあっては、ユーザーが選択して介在させた介在部材の大きさに応じて、筒体10の上端から天面135までの深さが変更されて保持されることとなる。
例えば、本実施形態3では第一ねじ部141として雄ねじ142を用いたが、雄ねじ142に限られる必要はなく、第一ねじ部141を雌ねじによって実現してもよい。
この場合にあっては、第二ねじ部146を雄ねじによって実現する必要がある。具体的には、受止部130及び天面135の平面視中心に、第一ねじ部141として受止部130及び天面135を貫通した雌ねじ孔が形成されてなり、底部120の上面の平面視中心から、上方に向って雄ねじが突設されてなり、該雄ねじが該雌ねじ孔に挿入されて螺合する構成によって実現してもよい。
さらに例えば、第一ねじ部141として雌ねじを用いる例として、受止部130の下面の底面視中心に下方に向って突設されてなり、下端が開口されてなる筒体が突設されてなり、該筒体の内周面には雌ねじを形成するねじ山が形成されてなり、底部120の平面視中心に上方に向って該雌ねじと螺合可能な雄ねじが突設されてなる構成によって実現してもよい。
例えば、本実施形態3では第二ねじ部146として底部120に貫通孔121が形成されてなる構成を用いたが、貫通孔121に限られる必要はなく、例えば、底部120の平面視中心に上方に向って突設されてなり、上端が開口されてなる筒体が突設されてなり、該筒体の内周面には、第一ねじ部141である雄ねじ142と螺合可能なねじ山が形成されてなる構成によって実現してもよい。
例えば、本実施形態3では、第一ねじ部141が受止部130の下側面の底面視中心から、下方に突出してなる構成を用いたが、第一ねじ部141は、厳密に中心に配設されてなる構成に限られる必要はない。すなわち、第一ねじ部141を軸として軸体内部で受止部130が回動可能となる中心付近の位置に第一ねじ部141が配設されれば、上記種々の効果を奏することができる。
1 ホールカップ
10 筒体
20 底部
21 貫通孔
30 受止部
31 受止本体部
32 座部
33 筒部
34 凸部
35 天面
36 スティック孔
41 雄ねじ部
42 六角ボルト
43 ねじ部
46 雌ねじ部
47 雌ねじ孔
50a 20mm介在部材
50b 40mm介在部材
F フラッグスティック

Claims (6)

  1. フラッグスティックを立てることができるホールカップであって、
    上端が開口されてなる円筒状の筒体と、
    前記筒体の内側に設けられてなり、前記フラッグスティックを挿入することができるスティック孔が上下に貫通して形成されてなると共に、ボールを受け止める天面を有してなる受止部と、
    前記受止部の下側で前記筒体に固定されてなる底部と、
    前記上端から前記天面までの深さを変更させると共に、前記天面を所望の深さとして前記受止部を保持する調節手段と
    を備え、
    前記調節手段は、
    前記受止部の位置を前記底部に近接する位置又は前記底部から離間する位置に変更させると共に、前記受止部を所望の位置で保持し、
    前記受止部若しくは前記底部の一方に設けられてなる雄ねじ部と、前記受止部若しくは前記底部の他方に前記雄ねじ部と対向して設けられて、前記雄ねじ部と螺合可能な雌ねじ部と、を有すると共に、前記雌ねじ部の上方向及び下方向に前記雄ねじ部が突出した状態を前記所望の位置として、上下に移動可能に構成されてなる
    ことを特徴とするホールカップ。
  2. 前記調節手段は、
    前記底部と前記受止部との間に介在してなることを特徴とする請求項1に記載のホールカップ。
  3. 前記底部には、
    上下方向に開いた貫通孔が形成されてなり、前記雄ねじ部若しくは前記雌ねじ部の一方は、前記貫通孔に挿通されてなることを特徴とする請求項1または2に記載のホールカップ。
  4. 前記調節手段は、
    前記底部と前記受止部との間に介在させられる介在部材を有することを特徴とする請求項1~3のいずれか一つに記載のホールカップ。
  5. 前記介在部材は、
    筒体に形成されてなり、該筒体に前記雄ねじ部若しくは前記雌ねじ部が挿通されることを特徴とする請求項4に記載のホールカップ。
  6. 前記介在部材は、
    前記底部と前記受止部との間に複数設けられてなることを特徴とする請求項4若しくは5に記載のホールカップ。
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