JP7366417B2 - ホールカップ - Google Patents
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Description
これにより、前記上端から前記天面までの深さが浅い位置で前記天面を保持した場合にあっては、前記フラッグスティックが立てられた状態のままであっても、前記筒体の内側に入ったボールを容易に取り出すことができる。
これによって、ホールカップの中からボールを取り出す際に手が土や芝に触れて、土が崩れたり、若しくは芝が傷んだりすることを抑制することができる。
これにより、前記上端から前記天面までの深さを変更させて、前記天面を所望の深さで保持することができる。
より具体的には、前記雄ねじ部と前記雌ねじ部とを螺合させる操作により、ねじの締まりが強くなることに応じて、前記受止部の位置を前記底部に近接する位置へと徐々に変更させることができる。さらに、前記雄ねじ部と前記雌ねじ部との螺合を解除させる操作により、ねじの締まりが弱くなることに応じて、前記受止部の位置を前記底部から離間する位置へと徐々に変更させることができる。さらに、前記雄ねじ部と前記雌ねじ部との螺合を停止、すなわち、ねじの軸回転を停止させることで、前記受止部の位置の変更が停止して、前記受止部を所望の位置で保持することができる。
これにより、前記筒体の前記上端から前記天面までの深さを変更させて、前記天面を所望の深さで保持することができる。
これにより、前記筒体の上端から前記天面までの深さがボールを拾い上げる際に手がホールカップの上端縁上の土若しくは芝に触れない程度となるように、前記天面の位置を変更して保持すれば、前記フラッグスティックが立てられた状態のままであっても、前記筒体の内側に入ったボールを容易に取り出すことができる。
これによって、ホールカップの中からボールを取り出す際に手やボールが土や芝に触れて、土が崩れたり、若しくは芝が傷んだりすることを抑制することができる。
例えば、ゴルフをプレーする際には、以下の問題点が存在した。
2019年1月施行に係るゴルフ規則において、規則13.2aでは、「プレーヤーは旗竿をホールに立てたままにすることができる」とされている。したがって、特に、グリーンにおけるパッティングの際に、旗竿(以下では、フラッグスティックFという。)をホールに立てたままの状態でパッティングを行うと、フラッグスティックFが立てられたままのホールカップの中にボールが入ることとなる。
これにより、ホールにフラッグスティックFが立てられた状態では、平面視においてフラッグスティックFの外周面とホールカップの内周面との距離はボールの直径とほとんど同じ距離となる。
この場合には、ホールカップの上端の上に被さった土が崩れてしまうということや、芝に傷が付くということがある。
そこで、本発明に係る実施形態1は、以下の構成により、上記課題を解決した。
受止部30は、上下方向に貫通するスティック孔36が形成されてなる。スティック孔36は、受止本体部31の上端から、座部32の下端まで貫通してなる。スティック孔36は、フラッグスティックFを挿入することができるように形成されてなる。より具体的には、スティック孔36は、フラッグスティックFの径よりも僅かに大きい内径の孔が、受止本体部31の上端から座部32の下端まで貫通してなる。なお、スティック孔36は、平面視における受止部30の中心で鉛直方向に形成されてなる。
これにより、六角ボルト42と雌ねじ孔47とが螺合することで、送りねじの作用により、受止部30が上下動する。すなわち、受止部30の位置が、底部20に近接する位置又は底部20から離間する位置に変更させられる。
より具体的には、3つの六角ボルト42をそれぞれ同じ角度分だけ平面視反時計回りに軸回転させることで、受止部30が底部20に近接する方向へと無段階に移動する。さらに、3つの六角ボルト42をそれぞれ同じ角度分だけ平面視時計回りに軸回転させることで、受止部30が底部20から離間する方向へと無段階に移動する。
また、六角ボルト42の軸回転を停止させることで、前記上下動は停止する。すなわち、受止部30の位置が軸回転を停止させた時点の位置で保持される。
これにより、筒体10の上端から天面35までの深さがボールを拾い上げる際に手がホールカップ1の上端縁の土若しくは芝に触れない程度となるように、天面35の位置を変更して保持すれば、フラッグスティックFが立てられた状態のままであっても、筒体10の内側に入ったボールを容易に取り出すことができる。
これによって、ホールカップ1の中からボールを取り出す際に、手やボールが土や芝に触れて、土が崩れたり、若しくは芝が傷んだりすることを抑制することができる。
実施形態2に係るホールカップ1の構成について、以下で説明する。また、実施形態2に係るホールカップ1の構成について、実施形態1に係るホールカップ1と共通する部分については、再度の説明を省略する。
具体的には、一端と他端との距離が20mmに形成されてなる20mm介在部材50aが3つからなる20mmパターンと、一端と他端との距離が30mmに形成されてなる30mm介在部材が3つからなる30mmパターンと、一端と他端との距離が40mmに形成されてなる40mm介在部材50bが3つからなる40mmパターンとからなる群から、所望のパターンが選択されて、選択されたパターンに属する3つの介在部材が使用される。なお、これらの群については図示しない。
その一方で、図6に示すように、40mmパターンを選択して、40mm介在部材50bを3つ介在させた場合にあっては、底部20と受止部30が40mmよりも近接することを規制する。これにより、20mm介在部材50aが介在させられていた場合と比較して、受止部30の位置を底部20から40mm離間した位置に変更させると共に、当該位置で受止部30を保持することができる。
これにより、図5及び図6に示すように、受止部30の位置を、選択された介在部材の第一の部分と第二の部分との間の距離に応じて変更させ、当該位置で受止部30を保持することができる。
この場合には例えば、天面35を競技のルールに応じた位置で保持する大きさの介在部材を介在させることで、公式戦でプレーをする際には、介在部材により移動が規制された位置まで受止部30の位置を底部20に近接する方向へ変更して保持し、筒体10の上端から天面35までの深さをルールに適合させることができる。その一方で、娯楽としてプレーをする際には、ボールが取り出し易くなるように、受止部30の位置を底部20から離間する方向へ変更して保持することができる。
これによって、介在部材の第一の部分と第二の部分との間の距離が、軸方向の長さと同一となり、介在部材のパターンを選択することが容易となる。
実施形態3に係るホールカップ101の構成について、以下で説明する。
受止部130は、上下方向に貫通するスティック孔136が形成されてなる。スティック孔136は、フラッグスティックFを挿入することができるように形成されてなる。より具体的には、スティック孔136は、フラッグスティックFの径よりも僅かに大きい内径の孔が、受止部130の上端から第一ねじ部141の軸心を通って第一ねじ部141の下端まで貫通してなる。なお、スティック孔136は、平面視における受止部130の中心で、鉛直方向に形成されてなる。
また、第二ねじ部146は、上方から下方に向って差し込まれる第一ねじ部141が挿入されてなる。さらに、第一ねじ部141と第二ねじ部146とは螺合されてなる。
第一ねじ部141が受止部130の下側面の中心にあることから、第一ねじ部141を回動軸として受止部130を筒体110に対して回動させることで、第一ねじ部141と第二ねじ部146とが緩められたり、締められたりする。これによって、第一ねじ部141と第二ねじ部146とが緩められた場合には、第一ねじ部141と接続されてなる受止部130は上方向に移動する。対して、第一ねじ部141と第二ねじ部146とが締められた場合には、第一ねじ部141と接続されてなる受止部130は下方向に移動する。
これによって、第一ねじ部141を例えば工具を用いて回す必要が無く、受止部130を筒体110に対して回動させることで、筒体110の上端から天面135までの深さを容易に変更させることができる。さらに、受止部130の筒体110に対する回動を停止することで、深さが変更された天面135を所望の深さで保持することができる。
これによって、ホールカップ101の中からボールを取り出す際に手が土や芝に触れて、土が崩れたり、若しくは芝が傷んだりすることを抑制することができる。
ナット部品160が第一ねじ部141と相対回転可能であることから、ナット部品160を第一ねじ部141に対して締め付けることで、第一ねじ部141のねじ山とナット部品160のねじ山との間に摩擦力が生じる。
これによって、第一ねじ部141の緩み止め効果が奏されて、天面135の深さを確実に保持することができる。
すなわち、筒体10,110の上端から天面35,135までの深さが浅い場合にあっては、小さくかつ高いボールの落下音を、筒体10,110の上端から天面35,135までの深さが深い場合にあっては、大きくかつ低いボールの落下音を発生させることができる。
したがって、ユーザーの好みの音が発生する高さに受止部30,130を保持することで、カップイン時の快感を従来よりも大きなものとすることができる。
この場合にあっては、ユーザーが選択して介在させた介在部材の大きさに応じて、筒体10の上端から天面135までの深さが変更されて保持されることとなる。
この場合にあっては、第二ねじ部146を雄ねじによって実現する必要がある。具体的には、受止部130及び天面135の平面視中心に、第一ねじ部141として受止部130及び天面135を貫通した雌ねじ孔が形成されてなり、底部120の上面の平面視中心から、上方に向って雄ねじが突設されてなり、該雄ねじが該雌ねじ孔に挿入されて螺合する構成によって実現してもよい。
さらに例えば、第一ねじ部141として雌ねじを用いる例として、受止部130の下面の底面視中心に下方に向って突設されてなり、下端が開口されてなる筒体が突設されてなり、該筒体の内周面には雌ねじを形成するねじ山が形成されてなり、底部120の平面視中心に上方に向って該雌ねじと螺合可能な雄ねじが突設されてなる構成によって実現してもよい。
10 筒体
20 底部
21 貫通孔
30 受止部
31 受止本体部
32 座部
33 筒部
34 凸部
35 天面
36 スティック孔
41 雄ねじ部
42 六角ボルト
43 ねじ部
46 雌ねじ部
47 雌ねじ孔
50a 20mm介在部材
50b 40mm介在部材
F フラッグスティック
Claims (6)
- フラッグスティックを立てることができるホールカップであって、
上端が開口されてなる円筒状の筒体と、
前記筒体の内側に設けられてなり、前記フラッグスティックを挿入することができるスティック孔が上下に貫通して形成されてなると共に、ボールを受け止める天面を有してなる受止部と、
前記受止部の下側で前記筒体に固定されてなる底部と、
前記上端から前記天面までの深さを変更させると共に、前記天面を所望の深さとして前記受止部を保持する調節手段と
を備え、
前記調節手段は、
前記受止部の位置を前記底部に近接する位置又は前記底部から離間する位置に変更させると共に、前記受止部を所望の位置で保持し、
前記受止部若しくは前記底部の一方に設けられてなる雄ねじ部と、前記受止部若しくは前記底部の他方に前記雄ねじ部と対向して設けられて、前記雄ねじ部と螺合可能な雌ねじ部と、を有すると共に、前記雌ねじ部の上方向及び下方向に前記雄ねじ部が突出した状態を前記所望の位置として、上下に移動可能に構成されてなる
ことを特徴とするホールカップ。 - 前記調節手段は、
前記底部と前記受止部との間に介在してなることを特徴とする請求項1に記載のホールカップ。 - 前記底部には、
上下方向に開いた貫通孔が形成されてなり、前記雄ねじ部若しくは前記雌ねじ部の一方は、前記貫通孔に挿通されてなることを特徴とする請求項1または2に記載のホールカップ。 - 前記調節手段は、
前記底部と前記受止部との間に介在させられる介在部材を有することを特徴とする請求項1~3のいずれか一つに記載のホールカップ。 - 前記介在部材は、
筒体に形成されてなり、該筒体に前記雄ねじ部若しくは前記雌ねじ部が挿通されることを特徴とする請求項4に記載のホールカップ。 - 前記介在部材は、
前記底部と前記受止部との間に複数設けられてなることを特徴とする請求項4若しくは5に記載のホールカップ。
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Citations (1)
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2020
- 2020-03-10 JP JP2020040475A patent/JP7366417B2/ja active Active
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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