JP7365608B2 - プロフィール管理プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、プロフィール管理プログラムに関する。
従来、プロフィールの交換は、例えば対面した人と人の間で紙の名刺を交換することで行われていた。近年、紙ではなく、電子でのプロフィールの交換が行われるようになってきている。このような電子でのプロフィール交換には、電子メール等の手段を用いて遠隔地にいる人との間でプロフィールを交換する手法と、従来の名刺交換と同様に対面した人と人の間で直接的にプロフィールを交換する手法がある。
特開2013-206079号公報
従来の名刺交換と同様の直接的な人と人との間でのプロフィール交換の場合、交換する人数が多くなると、その分だけ交換の手間もかかることが予想される。特に、プロフィールの交換は初めて顔を合わせた人と行われることが多いので、交換に手間がかかるのは好ましくない。
本発明は、前記の事情に鑑みてなされたものであり、顔を合わせたグループ内でのプロフィール交換が簡易に実施できるプロフィール管理プログラムを提供することを目的とする。
第1の態様のプロフィール管理プログラムは、第1の端末のユーザである第1のユーザによる操作を受けてプロフィール交換のための仮想共有空間を作成することと、仮想共有空間への少なくとも1つの第2の端末の参加の申請を受け付けるか否かを判定することと、参加が受け付けられたそれぞれの第2の端末に対して、第1のユーザのプロフィールデータと事前に参加が受け付けられた第3の端末のユーザである第3のユーザのプロフィールデータを送信し、第2の端末のユーザである第2のユーザのプロフィールデータを受信し、第3の端末に第2のプロフィールデータを送信することとを第1の端末のコンピュータに実行させる。
第2の態様のプロフィール管理プログラムは、第1の端末のユーザである第1のユーザによる操作を受けてプロフィール交換のための仮想共有空間を作成することと、仮想共有空間への少なくとも1つの第2の端末の参加の申請を受け付けるか否かを判定することと、参加が受け付けられたそれぞれの第2の端末に対して、第1のユーザのプロフィールデータを送信するとともに、第2の端末のユーザである第2のユーザのプロフィールデータを受信し、事前に参加が受け付けられた第3の端末には第2のユーザのプロフィールデータを送信しないこととを第1の端末のコンピュータに実行させる。
本発明によれば、顔を合わせたグループ内でのプロフィール交換が簡易に実施できるプロフィール管理プログラムを提供することができる。
図1は、実施形態に係るプロフィール交換システムの一例の構成を示す図である。 図2は、端末の一例のハードウェア構成を示す図である。 図3は、プロフィール管理プログラムの処理を示すフローチャートである。 図4は、プロフィール管理プログラムのトップ画面の一例を示す図である。 図5は、プロフィール交換処理を示すフローチャートである。 図6は、一覧表示の例を示す図である。 図7は、複数人交換処理について示すフローチャートである。 図8は、複数人交換処理におけるホスト画面の一例を示す図である。 図9は、複数人交換処理におけるゲスト画面の一例を示す図である。 図10は、セミナー交換処理について示すフローチャートである。 図11は、セミナーボードの新規作成画面の一例を示すである。 図12は、セミナーボードの確認画面の一例を示す図である。
以下、実施形態について図面を参照して説明する。図1は、実施形態に係るプロフィール交換システムの一例の構成を示す図である。図1に示すように、プロフィール交換システム1は、端末2と、端末3とを有している。端末2と端末3とは互いに通信する。端末2は、ユーザU1が所有する端末である。端末3は、ユーザU2が所有する端末である。ここで、図1では示されていないが、端末2は、端末3以外の端末2の近くの端末とも通信し得る。
図2は、端末2の一例のハードウェア構成を示す図である。実施形態では、端末2と端末3とが同じ構成を有しているものとして端末2の構成だけを説明する。なお、端末3は、端末2に設けられていない構成をさらに有していてもよい。
端末2は、プロセッサ21と、メモリ22と、ストレージ23と、入力インターフェース24と、ディスプレイ25と、通信モジュール26とを有している。プロセッサ21と、メモリ22と、ストレージ23と、入力インターフェース24と、ディスプレイ25と、通信モジュール26とは、互いに通信できるようにバス27に接続されている。ここで、端末2は、スマートフォン、タブレット端末といった端末であってよい。
プロセッサ21は、端末2の動作を制御するように構成されたプロセッサである。プロセッサ21は、ストレージ23に記憶されている各種のプログラムに従って各種の処理を実行する。プロセッサ21は、例えばCPUである。プロセッサ21は、CPUではなく、MPU、GPU等であってもよい。また、プロセッサ21は、1つのCPU等によって構成されている必要はなく、複数のCPU等によって構成されてもよい。
メモリ22は、ROM、RAMといったメモリを含む。ROMは、不揮発性のメモリである。ROMは、端末2の起動プログラム等を記憶している。RAMは、揮発性のメモリである。RAMは、例えばプロセッサ21における処理の際の作業メモリとして用いられる。
ストレージ23は、例えばフラッシュメモリといったストレージである。ストレージ23は、端末2において用いられる各種のプログラム及びデータを格納している。実施形態では、ストレージ23は、OS(オペレーティングシステム)231、プロフィール管理プログラム232、プロフィールデータ233を格納している。ストレージ23は、OS231、プロフィール管理プログラム232、プロフィールデータ233以外のプログラム及びデータを格納していてもよい。
OS231は、端末2の基本的な機能を実現するためのプログラムである。ストレージ23に格納されている各種のプログラムは、OSの制御下で実行される。
プロフィール管理プログラム232は、他の端末との間でのプロフィールの交換を管理するためのアプリケーションプログラムである。ここで、プロフィール管理プログラム232は、必要に応じて端末2にインストールされ得る。例えば、プロフィール管理プログラム232は、他の端末との間でプロフィールの交換を実施する。このとき、プロフィール管理プログラム232は、端末2の近くに複数の端末があるときには、必要に応じてそれらの端末との間でもプロフィールの交換を実施する。さらに、プロフィール管理プログラム232は、ユーザU1の自身のプロフィールデータの作成を実施する。
プロフィールデータ233は、ユーザU1のプロフィールを記録したデータである。プロフィールデータは、例えばユーザU1の個人情報のデータと、プレビュー用のデータを含む。プレビュー用のデータは、ユーザU1の個人情報のうちの一部、例えば氏名、会社名、役職といったデータと、個人情報のデータにユーザU1の顔画像又はアバター画像等が含まれているときにはその画像のサムネイルのデータとを含んでいてよい。プロフィールデータ233は、例えばvCard形式で記録されてもよい。また、プロフィールデータ233は、例えばユーザU1の属する会社のサーバにおいて管理されてもよい。この場合には、プロフィールデータ233は、ストレージ23に記憶されていなくてもよい。
入力インターフェース24は、タッチパネル等の入力装置を含む。入力インターフェース24は、カメラ、マイクといった入力装置を含んでいてもよい。入力インターフェース24の操作がされた場合、操作内容に応じた信号がバス27を介してプロセッサ21に入力される。プロセッサ21は、この信号に応じて各種の処理を行う。
ディスプレイ25は、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ等の表示装置である。ディスプレイ25は、各種の画像を表示する。
端末2が外部装置と通信するときの処理をするように構成されたインターフェースを含むモジュールである。通信モジュール26は、Bluetooth(登録商標) Low Energy (BLE)等の近距離無線通信を用いて端末2の近くの端末等と通信をするように構成されている。通信モジュール26は、例えば無線回線を使用してネットワークに接続するように構成されていてもよい。通信モジュール26は、有線回線を使用してネットワークに接続するように構成されていてもよい。
図3は、プロフィール管理プログラム232(プロフィール管理アプリ)の処理を示すフローチャートである。以下で説明する処理は端末2の処理であるとする。しかしながら、端末3の処理も同様に行われてよい。なお、プロフィール管理プログラム232の起動に際してはIDとパスワードの入力等が要求されてもよい。
プロフィール管理プログラム232が起動した後のステップS1において、プロセッサ21は、プロフィール管理プログラム232の起動が初回であるか否かを判定する。ステップS1において、プロフィール管理プログラム232の起動が初回であると判定されたときには、処理はステップS2に移行する。ステップS1において、プロフィール管理プログラム232の起動が初回であると判定されていないときには、処理はステップS3に移行する。
ステップS2において、プロセッサ21は、プロフィール作成処理を実行する。プロフィール作成処理の後、処理はステップS3に移行する。プロフィール作成処理は、端末2のユーザU1の自身のプロフィールデータを作成する処理である。例えば、プロフィール作成処理において、プロセッサ21は、プロフィール作成に必要な情報を入力させるための入力フォームを呼び出す。そして、プロセッサ21は、入力フォームをディスプレイ25に表示させる。ユーザU1は、入力フォームに必要な情報を入力する。そして、ユーザU1は、自身の望む情報が入力されたことを確認した上で、入力フォームへの入力を確定する。これにより、プロフィールデータ233が作成される。作成されたプロフィールデータ233は、ストレージ23に記憶される。前述したように、プロフィールデータは、ユーザU1の属する会社のサーバ等に記憶されてもよい。
ステップS3において、プロセッサ21は、トップ画面をディスプレイ25に表示させる。図4は、プロフィール管理プログラム232(プロフィール管理アプリ)のトップ画面の一例を示す図である。
図4のトップ画面には、例えばユーザアバター画像301、検索ウインドウ302、最近プロフィール交換した相手の一覧303、プロフィール交換ボタン304が表示される。ユーザアバター画像301、検索ウインドウ302、最近プロフィール交換した相手のプレビュー303、プロフィール交換ボタン304はタッチパネル等によって選択され得る。ユーザアバター画像301は、ユーザU1のアバター画像であり、プロフィール交換アプリのオプション画面に遷移させるためのボタンでもある。ユーザU1により、ユーザアバター画像が選択されたときには、プロセッサ21は、オプション画面を呼び出してディスプレイ25に表示させる。検索ウインドウ302は、ストレージ23に記憶されるプロフィールデータを検索するために用いられる検索ウインドウである。最近プロフィール交換した相手の一覧303は、最近プロフィール交換がされた相手のうちの上位の複数人の情報を表す一覧である。最近プロフィール交換した相手の一覧303は、例えばプロフィール交換した相手の氏名、会社名、役職等を含んでいてよい。また、プロフィールデータがユーザの顔画像を含むときには、一覧は、その顔画像のサムネイルを含んでいてもよい。プロフィール交換ボタン304は、プロフィール交換を実施する際に選択されるボタンである。勿論、トップ画面には、これら以外の表示がされてよい。
ステップS4において、プロセッサ21は、プロフィール交換を実施するか否かを判定する。トップ画面においてプロフィール交換ボタン304が選択されたときには、プロフィール交換を実施すると判定される。ステップS4において、プロフィール交換を実施すると判定されたときには、処理はステップS5に移行する。ステップS4において、プロフィール交換を実施すると判定されていないときには、処理はステップS6に移行する。
ステップS5において、プロセッサ21は、プロフィール交換処理を実行する。プロフィール交換処理の後、処理はステップS10に移行する。プロフィール交換処理は、近くの人の端末との直接通信によってプロフィール交換を実施する処理である。プロフィール交換処理については後で説明する。
ステップS6において、プロセッサ21は、プロフィール表示を実施するか否かを判定する。トップ画面において検索ウインドウ302を介して検索されたプロフィールデータが選択されたとき又は最近プロフィール交換した相手のプレビュー303の何れかのプレビューが選択されたときにプロフィール表示を実施すると判定される。ステップS6において、プロフィール表示を実施すると判定されたときには、処理はステップS7に移行する。ステップS6において、プロフィール表示を実施すると判定されていないときには、処理はステップS10に移行する。
ステップS7において、プロセッサ21は、選択されたプロフィールの表示処理を実行する。表示処理の後、処理はステップS10に移行する。例えば、プロセッサ21は、選択されたプロフィールデータ233をストレージ23から取得する。そして、プロセッサ21は、取得したプロフィールデータ233に基づいてディスプレイ25にプロフィールを表示させる。
ステップS8において、プロセッサ21は、セミナー交換を実施するか否かを判定する。セミナー交換の実施は、例えばオプション画面において行われる。オプション画面においてセミナーボードの参加ボタンをユーザが選択したことが検出されたとき又はセミナーボード作成ボタンをユーザが選択したことが検出されたときには、セミナー交換を実施すると判定される。ステップS8において、セミナー交換を実施すると判定されたときには、処理はステップS9に移行する。ステップS8において、セミナー交換を実施すると判定されていないときには、処理はステップS10に移行する。
ステップS9において、プロセッサ21は、セミナー交換処理を実施する。セミナー交換処理の後、処理はステップS10に移行する。セミナー交換処理は、セミナー交換のための処理である。セミナー交換処理については後で詳しく説明する。
ステップS10において、プロセッサ21は、プロフィール管理プログラム232(アプリ)を終了するか否かを判定する。例えば、ユーザU1によってプロフィール管理プログラム232の終了のための操作がされたときに、プロフィール管理プログラム232を終了すると判定される。ステップS10において、プロフィール管理プログラム232を終了すると判定されていないときには、処理はステップS3に戻る。ステップS10において、プロフィール管理プログラム232を終了すると判定されたときには、図3の処理は終了する。
図5は、プロフィール交換処理を示すフローチャートである。実施形態では、プロフィール交換処理は、2つの端末の間で実施される個別交換と、主に3つ以上の端末の間で実施される複数人交換とを含む。複数人交換では、ある1つの端末がホストとなって他のゲストの端末も含むプロフィールの交換を実施する。この際に、ホストの端末は、交換のための仮想共有空間を作成し、他のゲストの端末を招待し、この仮想共有空間上でプロフィールの交換を実施する。以下ではこの仮想共有空間を「交換ボード」と呼ぶ。後で説明するがセミナー交換処理においてもホストの端末が交換のための仮想共有空間を作成する。セミナーボードで作成される仮想共有空間を「セミナーボード」と呼ぶ。
ステップS101において、プロセッサ21は、端末2の近くのプロフィール交換可能な端末を探索する。例えば、通信モジュール26がBLE通信できるように構成されていれば、プロセッサ21は、通信モジュール26によってアドバタイズを実施し、端末2と同様にプロフィール交換プログラム232を起動している端末2の近くの他の端末を探索する。勿論、プロフィール交換可能な端末を探索するための手法は、BLEを用いる手法に限るものではない。
ステップS102において、プロセッサ21は、プロフィール交換可能な端末が存在するか否かを判定する。ステップS102において、プロフィール交換可能な端末が存在しないと判定されたときには、処理はステップS103に移行する。ステップS102において、プロフィール交換可能な端末が存在すると判定されたときには、処理はステップS104に移行する。
ステップS103において、プロセッサ21は、プロフィール交換可能な端末が存在しない旨のエラーメッセージをディスプレイ25に表示させる。その後、処理はステップS110に移行する。
ステップS104において、プロセッサ21は、プロフィール交換可能な相手の一覧を表示する。図6は、一覧表示の例を示す。一覧表示では、プロフィール交換可能な相手の一覧305、参加が可能な交換ボードの一覧306、端末2のユーザの情報307、交換ボードをホストするボタン308が表示される。プロフィール交換可能な相手の一覧305は、端末2がプロフィールを交換可能な相手の一覧である。プロフィール交換可能な相手の一覧305は、最近プロフィール交換した相手の一覧303と同様に、プロフィール交換可能な相手の氏名、会社名、役職等の一覧を含んでいてよい。なお、プロフィール交換可能な相手の一覧305では、プロフィールデータの公開を許可していない端末のユーザについての情報は表示されなくてもよい。この場合には、この端末とのプロフィールデータの交換も実施されない。参加が可能な交換ボードの一覧306は、端末2の近くの端末によって作成された交換ボードの一覧である。参加が可能な交換ボードの一覧306は、交換ボードの名称、交換ボードを作成した人の氏名、会社名、役職等の一覧を含んでいてよい。また、参加が可能な交換ボードの一覧306は、交換ボード毎の参加ボタン306aを含む。参加ボタン306aは、交換ボードに参加する際に選択されるボタンである。ユーザの情報307は、端末2のユーザの情報である。ユーザの情報307は、ユーザの氏名、会社名、役職等を含んでいてよい。交換ボードをホストするボタン308は、交換ボードを作成及びホストする際に選択されるボタンである。一覧表示では、図5で示した以外の表示がさらになされてもよい。さらに、一覧表示の表示後は、端末2がスリープモードにならないように制御されることが望ましい。これは、プロフィール交換中に他の端末との接続が切断されないようにするためである。
ステップS105において、プロセッサ21は、個別交換を実施するか否かを判定する。例えば、ユーザU1が、プロフィール交換可能な相手の一覧305の中から1人を選択したことが検出されたとき、個別交換を実施すると判定される。ステップS105において、個別交換を実施すると判定されたときには、処理はステップS106に移行する。ステップS105において、個別交換を実施すると判定されていないときには、処理はステップS108に移行する。
ステップS106において、プロセッサ21は、ユーザU1によって選択された相手との個別交換、すなわちプロフィールデータの送受信を実施する。その後、処理はステップS107に移行する。例えば、ユーザU2の端末3との間でのプロフィール交換が実施されるとき、端末2のプロセッサ21は、端末3に対してプロフィール交換を要求する。同様に、端末3のプロセッサ21も、図5のステップS101-S105の処理を経て端末2に対してプロフィール交換を要求する。互いの端末においてプロフィール交換の要求が受信されたとき、端末2のプロセッサ21は、端末3に対してユーザU1のプロフィールデータを送信するとともに、端末3からユーザU2のプロフィールデータを受信する。このように、個別交換では、紙の名刺交換と同様にプロフィールデータが交換される。ここで、個別交換は、2次元コードの読み取りによる交換等の他の手法で行われてもよい。
ステップS107において、プロセッサ21は、受信したプロフィールデータをストレージ23に記憶させる。その後、処理はステップS110に移行する。
ステップS108において、プロセッサ21は、複数人交換を実施するか否かを判定する。例えば、ユーザU1が何れかの参加ボタン306aをユーザが選択したことが検出されたとき又は交換ボードをホストするボタン308をユーザが選択したことが検出されたときには、複数人交換を実施すると判定される。ステップS108において、複数人交換を実施すると判定されたときには、処理はステップS109に移行する。ステップS108において、複数人交換を実施すると判定されていないときには、処理はステップS110に移行する。
ステップS109において、プロセッサ21は、複数人交換処理を実施する。複数人交換処理の後、処理はステップS110に移行する。複数人交換処理は、複数人交換のための処理である。複数人交換処理については後で詳しく説明する。
ステップS110において、プロセッサ21は、プロフィールの交換を終了するか否かを判定する。例えば、一覧又はエラーメッセージが表示されているときにプロフィールの交換の終了操作がされたときには、プロフィールの交換を終了すると判定される。ステップS110において、プロフィールの交換を終了すると判定されていないときには、処理はステップS101に戻る。ステップS110において、プロフィールの交換を終了すると判定されたときには、図5の処理は終了する。
図7は、複数人交換処理について示すフローチャートである。複数人交換処理は、ホストの処理とゲストの処理とを含む。複数人交換処理では、例えば会議の場等で顔を合わせた複数人による相互のプロフィール交換が想定されている。複数人交換処理では、複数人のうちの1人がホストとなって自身も含めた全員の間でプロフィール交換が実施される。
ステップS201において、プロセッサ21は、ホストの処理をするか否かを判定する。交換ボードをホストするボタン308をユーザが選択したことが検出されたときには、ホストの処理をすると判定される。ステップS201において、ホストの処理をすると判定されたときには、処理はステップS202に移行する。ステップS202において、ホストの処理をすると判定されていないとき、すなわちゲストの処理をすると判定されたときには、処理はステップS216に移行する。
ステップS202において、プロセッサ21は、交換ボードを作成する。交換ボードは、ボードIDと、ボード名と、パスコードと、公開/終了の情報と、参加者の情報とを含む。ボードIDは、ボード作成時に自動的に発番される交換ボードを一意に識別する内部文字列である。ボードIDは、Universally Unique Identifier (UUID)であることが望ましい。ボード名は、ボードの作成時につけられる交換ボードの名称である。例えば、ボード名は、「ユーザ名」+「のボード」等でよい。また、ボード名は、ユーザの操作によって適宜に変更されてよい。パスコードは、ボード作成時に設定される例えば4桁の数字である。パスコードは、自動的に設定されてもよいし、ユーザU1によって設定されてもよい。パスコードは、設定されなくてもよい。また、パスコードでなく、パスワード等が用いられてもよい。公開/終了の情報は、対応する交換ボードが公開中の状態にあるか終了の状態にあるかを示す情報である。交換ボードをホストするボタン308が選択された際には、対応する交換ボードの公開/終了の情報が公開に切り替わる。その後、ユーザU1によって交換ボードが終了された際には、対応する交換ボードの公開/終了の情報が終了に切り替わる。参加者の情報は、交換ボードに参加中又は交換ボードから除外中のゲストの情報である。ゲストの情報は、前述したプロフィールデータにおけるプレビュー用のデータと同様に、氏名、会社名、役職等を含んでいてよい。
ステップS203において、プロセッサ21は、ホスト画面をディスプレイ25に表示させる。図8は、複数人交換処理におけるホスト画面の一例を示す図である。ホスト画面には、例えば、ボード名309、参加している相手タブ310、除外している相手タブ311、参加している相手/除外している相手の一覧312、交換ボードの終了ボタン314が表示される。ボード名309は、作成された交換ボードの名称である。ボード名309は、交換ボードを作成した人の氏名、会社名、役職等を含んでいてよい。参加している相手タブ310と除外している相手タブ311は、一覧表示を参加している相手と除外している相手との間で切り替えるためのタブである。参加している相手タブ310が選択中のときには、参加している相手/除外している相手の一覧312は、交換ボードに参加している相手の一覧を表示する。除外している相手タブ311が選択中のときには、参加している相手/除外している相手の一覧312は、交換ボードから除外されている相手の一覧を表示する。これらの一覧は、参加している相手又は除外されている相手の氏名、会社名、役職等の一覧を含んでいてよい。交換ボードに参加している人の一覧のうち、既にプロフィールデータの交換が実施済みの相手にはチェック313が付けられる。また、参加している相手の一覧から除外する相手を選択したり、逆に除外されている相手の一覧から参加を受け付ける相手を選択したりすることもできる。交換ボードの終了ボタン314は、交換ボードを終了する際に選択されるボタンである。
ステップS204において、プロセッサ21は、参加している相手の一覧から除外する相手の選択操作がされたか否かを判定する。除外する相手の選択操作は、例えば一覧に表示された所望の相手の行に対するスワイプ操作である。ステップS204において、除外する相手の選択操作がされたと判定されたときには、処理はステップS205に移行する。ステップS204において、除外する相手の選択操作がされたと判定されていないときには、処理はステップS206に移行する。
ステップS205において、プロセッサ21は、選択された相手を除外中に設定する。その後、処理はステップS206に移行する。
ステップS206において、プロセッサ21は、タブの切り替え操作がされたか否かを判定する。ステップS206において、タブの切り替え操作がされたと判定されたときには、処理はステップS207に移行する。ステップS206において、タブの切り替え操作がされたと判定されていないときには、処理はステップS208に移行する。
ステップS207において、プロセッサ21は、参加している相手タブ310と除外している相手タブ311との間の切り替えをする。その後、処理はステップS208に移行する。
ステップS208において、プロセッサ21は、他の端末、例えば端末3からの交換ボードへの参加申請を受け付けたか否かを判定する。例えば、他の端末から交換ボードへの参加申請があるときには、プロセッサ21は、必要に応じてパスコードの入力を促す。そして、正しいパスコードの入力があったときには、プロセッサ21は、交換ボードへの参加申請を受け付けたと判定する。一方、正しいパスコードの入力がなかったとき等では、プロセッサ21は、交換ボードへの参加申請を受け付けないと判定する。なお、パスコードは、ホストであるユーザとゲストであるユーザとの顔合わせの場において例えばホワイトボードに記載されていたりしてゲストのユーザに通知されているものとする。ステップS208において、他の端末からの交換ボードへの参加申請を受け付けたと判定されたときには、処理はステップS209に移行する。ステップS208において、他の端末からの交換ボードへの申請を受け付けたと判定されていないとき、処理はステップS213に移行する。
ステップS209において、プロセッサ21は、参加申請をしてきた端末に対して参加受諾を送信する。
ステップS210において、プロセッサ21は、参加申請を受け付けた相手の情報を参加者の情報に登録する。このとき、ユーザU1に対して参加申請してきたゲストを除外するか否を確認してよい。
ステップS211において、プロセッサ21は、交換ボードのホストのユーザである端末2のユーザのプロフィールデータ及び交換ボードに参加中のそれぞれのゲストのプロフィールデータを、参加申請をしてきた端末に対して送信するとともに、参加申請をしてきた端末からプロフィールデータを受信する。さらに、プロセッサ21は、交換ボードに参加中のそれぞれのゲストの端末に、参加申請をしてきたユーザのプロフィールデータを送信する。ここで、ステップS208-S211の処理は、一旦、ホスト画面が表示された後は、仮にユーザがホスト画面を閉じたとしてもバックグラウンド処理として実行され得る。
ステップS212において、プロセッサ21は、受信したプロフィールデータをストレージ23に記憶する。その後、処理はステップS213に移行する。
ステップS213において、プロセッサ21は、ゲストの端末を退出させるか否かを判定する。例えば、ゲストの端末から退出の申請があった場合又はゲストの端末との通信が切断された場合には、ゲストの端末を退出させると判定される。ステップS213において、ゲストの端末を退出させると判定されたときには、処理はステップS214に移行する。ステップS213において、ゲストの端末を退出させると判定されていないときには、処理はステップS215に移行する。
ステップS214において、プロセッサ21は、退出させるゲストの情報を参加者の情報から削除する。併せて、プロセッサ21は、退出させるゲストのプロフィールデータをストレージ23から削除する。その後、処理はステップS215に移行する。
ステップS215において、プロセッサ21は、交換ボードを終了するか否かを判定する。例えば、交換ボードの終了ボタン314が選択されたときに、交換ボードを終了すると判定される。ステップS215において、交換ボードを終了すると判定されていないときには、処理はステップS202に戻る。ステップS215において、交換ボードを終了すると判定されたときには、図7の処理は終了する。
ゲストの処理と判定されたときのステップS216において、プロセッサ21は、参加申請を送信し、その後のホストの端末からの要求に応じてパスコードの要求表示をする。ステップS216の処理は、交換ボードの作成時にパスコードが設定されていないときには、省略され得る。
ステップS217において、プロセッサ21は、入力されたパスコードをゲストの端末に送信する。
ステップS218において、プロセッサ21は、参加申請が受け付けられたか否かを判定する。ステップS218において、ホストの端末から参加受諾が送信されたときには参加申請が受け付けられたと判定される。ステップS218において、参加申請が受け付けられたと判定されていないときには、処理はステップS216に戻る。パスコードの入力誤り等によって所定回数の参加申請が受け付けられなかったときには、図7の処理は終了されてもよい。ステップS218において、参加申請が受け付けられたと判定されたときには、処理はステップS219に移行する。
ステップS219において、プロセッサ21は、ゲスト画面をディスプレイ25に表示させる。図9は、複数人交換処理におけるゲスト画面の一例を示す図である。ゲスト画面には、例えば、ゲストのユーザ名315、参加中のボード名316、参加している相手の一覧317、ボードからの退出ボタン319が表示される。ユーザ名は、ゲストの端末のユーザの氏名、会社名、役職等の表示である。参加中のボード名は、現在の参加中の交換ボードの名称である。ボード名316は、交換ボードを作成した人の氏名、会社名、役職等を含んでいてよい。参加している相手の一覧317は、交換ボードに参加している相手の一覧を表示する。参加している相手の一覧317は、参加している相手の氏名、会社名、役職等の一覧を含んでいてよい。交換ボードに参加している人の一覧のうち、既にプロフィールデータの交換が実施済みの相手にはチェック318が付けられる。交換ボードからの退出ボタン319は、交換ボードから退出する際に選択されるボタンである。
ステップS220において、プロセッサ21は、ホストの端末からプロフィールデータを受信する。また、プロセッサ21は、ホストの端末に自端末のユーザのプロフィールデータを送信する。なお、交換ボードから除外されたときには、その旨の通知だけが受信され、プロフィールデータの送受信が行われなくてもよい。
ステップS221において、プロセッサ21は、受信したプロフィールデータをストレージ23に記憶する。その後、処理はステップS222に移行する。
ステップS222において、プロセッサ21は、交換ボードを退出するか否かを判定する。例えば、交換ボードからの退出ボタン319が選択された場合には、交換ボードを退出すると判定される。ステップS222において、交換ボードを退出すると判定されていないときには、処理はステップS219に戻る。ステップS222において、交換ボードを退出すると判定されたときには、プロセッサ21は、退出申請をホストの端末に送信する。その後、図7の処理は終了する。
図10は、セミナー交換処理について示すフローチャートである。前述したように、セミナー交換処理は、プロフィール交換処理は別の処理として実施される。セミナー交換処理は、ホストの処理とゲストの処理とを含む。セミナー交換処理では、例えば講演等の場等で講演者と多数人の出席者との間のプロフィール交換が想定されている。セミナー交換処理では、講演者がホストとなってゲストである出席者との間でプロフィール交換が実施される。
ステップS301において、プロセッサ21は、セミナーボードの新規作成をするか否かを判定する。例えばオプション画面においてセミナーボードの新規作成ボタンをユーザが選択したことが検出されたときには、セミナーボードの新規作成をすると判定される。ステップS301において、セミナーボードの新規作成をすると判定されたときには、処理はステップS302に移行する。ステップS301において、セミナーボードの新規作成をすると判定されていないときには、処理はステップS304に移行する。
ステップS302において、プロセッサ21は、セミナーボードの新規作成画面をディスプレイ25に表示させる。図11は、セミナーボードの新規作成画面の一例を示すである。セミナーボードの新規作成画面には、例えば、ユーザのアバター画像320、ボード名入力ウインドウ321、パスコード入力ウインドウ322、終了時刻入力ウインドウ323、ボードの開始ボタン324が表示される。アバター画像320は、端末2のユーザのアバター画像である。この他に、ユーザの氏名、会社名、役職等も表示されてよい。ボード名入力ウインドウ321は、ボード名を入力するためのウインドウである。ボード名の入力は、省略され得る。この場合には、例えば交換ボードと同様の規則に基づいてボード名が設定され得る。パスコード入力ウインドウ322は、パスコードを入力するためのウインドウである。パスコードの入力は、省略され得る。終了時刻入力ウインドウ323は、セミナーボードの終了時刻を入力するためのウインドウである。終了時刻の入力は、省略され得る。この場合、セミナーボードは、指定の時刻には終了されない。終了時刻に加えて開始時刻も入力されるように構成されてもよい。ボードの開始ボタン324は、セミナーボードを開始する際に選択されるボタンである。
ステップS303において、プロセッサ21は、ユーザからの入力に応じてセミナーボードを登録する。その後、図10の処理は終了する。セミナーボードは、ボードIDと、ボード名と、パスコードと、公開/終了の情報とを含む。ボードIDは、ボード作成時に自動的に発番される交換ボードを一意に識別する内部文字列である。ボードIDは、Universally Unique Identifier (UUID)であることが望ましい。ボード名は、ボードの作成時につけられるセミナーボードの名称である。パスコードは、ボード作成時に設定される例えば4桁の数字である。パスコードは、自動的に設定されてもよいし、ユーザU1によって設定されてもよい。パスコードは、設定されなくてもよい。公開/終了の情報は、対応するセミナーボードが公開中の状態にあるか終了の状態にあるかを示す情報である。
ステップS304において、プロセッサ21は、セミナーボードを開始するか否かを判定する。ボードの開始ボタン324が選択されたときには、セミナーボードを開始すると判定される。この他、開始時刻が指定される場合には、その開始時刻となった時にセミナーボードを開始すると判定される。ステップS304において、セミナーボードを開始すると判定されたときには、処理はステップS305に移行する。ステップS304において、セミナーボードを開始すると判定されていないときには、処理はステップS310に移行する。
ステップS305において、プロセッサ21は、セミナーボードの参加受付を開始する。このとき、交換ボードと同様のホスト画面は、表示されなくてよい。勿論、同様のホスト画面が表示されてもよい。
ステップS306において、プロセッサ21は、他の端末からの交換ボードへの参加申請を受け付けたか否かを判定する。例えば、他の端末から交換ボードへの参加申請があるときには、プロセッサ21は、必要に応じてパスコードの入力を促す。そして、正しいパスコードの入力があったときには、プロセッサ21は、交換ボードへの参加申請を受け付けたと判定する。一方、正しいパスコードの入力がなかったとき等では、プロセッサ21は、交換ボードへの参加申請を受け付けないと判定する。なお、パスコードは、講演の場等において例えばホワイトボードに記載されていたりしてゲストのユーザに通知されているものとする。ステップS306において、他の端末からの交換ボードへの参加申請を受け付けたと判定されたときには、処理はステップS307に移行する。ステップS306において、他の端末からの交換ボードへの申請を受け付けたと判定されていないとき、処理はステップS309に移行する。
ステップS307において、プロセッサ21は、交換ボードのホストのユーザである端末2のユーザのプロフィールデータを参加申請をしてきた端末に対して送信するとともに、参加申請をしてきた端末からプロフィールデータを受信する。セミナー交換処理においては、ホストの端末と参加申請をしてきたゲストの端末との間でだけ、プロフィールデータの交換が実施される。
ステップS308において、プロセッサ21は、受信したプロフィールデータをストレージ23に記憶する。その後、処理はステップS309に移行する。
ステップS309において、プロセッサ21は、セミナーボードを終了するか否かを判定する。例えば、指定の時間となったときにセミナーボードを終了すると判定される。この他、ユーザがセミナーボードの終了の操作をしたときにセミナーボードを終了すると判定されてもよい。ステップS309において、セミナーボードを終了すると判定されていないときには、処理はステップS306に戻る。ステップS309において、セミナーボードを終了すると判定されたときには、図10の処理は終了する。
ステップS310において、プロセッサ21は、セミナーボードへの参加をするか否かを判定する。例えばオプション画面中で表示されるセミナーボードの確認画面においてセミナーボードの参加ボタンをユーザが選択したことが検出されたときには、セミナーボードの新規作成をすると判定される。図12は、セミナーボードの確認画面の一例を示す図である。確認画面においては、セミナーボードの一覧325、セミナーボードへの参加ボタン326が表示される。セミナーボードの一覧325は、端末2の近くの端末によって作成されたセミナーボードの一覧である。セミナーボードの一覧325は、セミナーボードの名称、セミナーボードを作成した人の氏名、会社名、役職等の一覧を含んでいてよい。セミナーボードへの参加ボタン326は、それぞれのセミナーボード毎に設けられる。参加ボタン326は、セミナーボードに参加する際に選択されるボタンである。ステップS310において、セミナーボードへの参加をすると判定されたときには、処理はステップS311に移行する。ステップS310において、セミナーボードへの参加をすると判定されていないときには、処理はステップS315に移行する。
ステップS311において、プロセッサ21は、参加申請を送信し、その後のホストの端末からの要求に応じてパスコードの要求表示をする。ステップS311の処理は、交換ボードの作成時にパスコードが設定されていないときには、省略され得る。
ステップS312において、プロセッサ21は、入力されたパスコードを送信し、その後に参加申請が受け付けられたか否かを判定する。ステップS312において、ホストの端末からプロフィールデータが送信されたときには参加申請が受け付けられたと判定される。ステップS312において、参加申請が受け付けられたと判定されていないときには、処理はステップS311に戻る。パスコードの入力誤り等によって所定回数の参加申請が受け付けられなかったときには、図10の処理は終了されてもよい。ステップS312において、参加申請が受け付けられたと判定されたときには、処理はステップS313に移行する。
ステップS313において、プロセッサ21は、ホストの端末からプロフィールデータを受信する。また、プロセッサ21は、ホストの端末に自端末のユーザのプロフィールデータを送信する。
ステップS314において、プロセッサ21は、受信したプロフィールデータをストレージ23に記憶する。その後、図10の処理は終了する。セミナー交換処理では、ホストの端末との間でのプロフィールデータの交換がされた後は自動的に処理が終了する。
ステップS315において、プロセッサ21は、セミナー交換処理を終了するか否かを判定する。例えばオプション画面から抜ける操作がされたとき又はオプション画面中のセミナー交換処理以外の処理に切り替える操作がされたときには、セミナー交換処理を終了すると判定される。ステップS315において、セミナー交換処理を終了すると判定されていないときには、処理はステップS301に戻る。ステップS315において、セミナー交換処理を終了すると判定されたときには、図10の処理は終了する。
以上説明したように実施形態では、複数人のうちの1人がプロフィールの交換の際のホストとなってプロフィール交換のための仮想共有空間をゲストに対して提供する。ゲストは、この仮想共有空間にアクセスするだけで容易に複数人からプロフィールデータを取得することができる。また、ホストも仮想共有空間を作成した後は、殆ど操作をすることなく複数人の間でのプロフィールデータの交換を実施することができる。このように、実施形態では、顔を合わせたグループ内でのプロフィール交換が簡易に実施できる。
また、仮想共有空間へのアクセスには、パスコードが要求される。これにより、セキュリティも確保され得る。
さらに、実施形態では複数人交換処理とセミナー交換処理の2つの複数人での交換処理が行われる。セミナー交換処理では、プロフィールデータの公開を許可している複数人の間の相互のプロフィールデータの交換が実施され得る。一方、セミナー交換処理では、ゲストのプロフィールデータは、他のゲストには共有されない。講演の場では、主に講演者とのプロフィール交換ができればよいと思われる。一方で、講演者については多数の人とのプロフィール交換が必要である。セミナー交換処理では、講演者とのプロフィール交換については自動で行われるのに対し、他のゲストに対してはプロフィールデータが共有されないことにより、複数人交換処理に比べてよりセキュリティも確保され得る。
[変形例]
以下、実施形態の変形例を説明する。前述した実施形態では、ホストは1人であって途中で変更されないものとしている。これに対し、例えばホストの端末からの指定によって、ゲストのうちから別の端末がホストになってもよい。これにより、ホストの端末が事情によって会議の場等から退出しなければならなくなってもプロフィールデータの交換を続けることができる。
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。また、各実施形態は適宜組み合わせて実施してもよく、その場合組み合わせた効果が得られる。更に、上記実施形態には種々の発明が含まれており、開示される複数の構成要件から選択された組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、課題が解決でき、効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
1 プロフィール交換システム、2,3 端末、21 プロセッサ、22 メモリ、23 ストレージ、24 入力インターフェース、25 ディスプレイ、26 通信モジュール、27 バス。

Claims (4)

  1. 第1の端末のユーザである第1のユーザによる操作を受けてプロフィール交換のための仮想共有空間を作成することと、
    前記仮想共有空間への少なくとも1つの第2の端末の参加の申請を受け付けるか否かを判定することと、
    参加が受け付けられたそれぞれの前記第2の端末に対して、前記第1のユーザのプロフィールデータと事前に参加が受け付けられた第3の端末のユーザである第3のユーザのプロフィールデータを送信し、前記第2の端末のユーザである第2のユーザのプロフィールデータを受信し、前記第3の端末に前記第2のユーザのプロフィールデータを送信することと、
    前記第1の端末のコンピュータに実行させるためのプロフィール管理プログラム。
  2. 第1の端末のユーザである第1のユーザによる操作を受けてプロフィール交換のための仮想共有空間を作成することと、
    前記仮想共有空間への少なくとも1つの第2の端末の参加の申請を受け付けるか否かを判定することと、
    参加が受け付けられたそれぞれの前記第2の端末に対して、前記第1のユーザのプロフィールデータを送信するとともに、前記第2の端末のユーザである第2のユーザのプロフィールデータを受信し、事前に参加が受け付けられた第3の端末には前記第2のユーザのプロフィールデータを送信しないことと、
    前記第1の端末のコンピュータに実行させるためのプロフィール管理プログラム。
  3. 前記参加の許可は、パスコードの入力によって行われる請求項1又は2に記載のプロフィール管理プログラム。
  4. 前記仮想共有空間への少なくとも1つの第2の端末の参加の申請を受け付けるか否かを判定することにおいて、前記第1の端末と近距離無線通信で接続されている前記第2の端末からの前記参加の申請を受け付けるか否かを判定する請求項1又は2に記載のプロフィール管理プログラム。
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