JP7362047B2 - 雨水発電装置 - Google Patents

Description

本発明は雨水発電装置に関する。

雨水発電装置としては特許文献１又は特許文献２が知られている

雨水発電の受水部に漏斗状の集水器又はサイホン管のみを使用し、水車には羽根型水車を使用している

特開２０１１－０５８４０６ 特開２０１１－０１７１９６

雨水を確保することが困難であり水車に連続的に給水することが不可能である又、羽根型水車の場合高低差が必要であり水が飛散するため規模が大きくなりがちである

本発明においては雨水を十分に確保し連続的に水車に水を供給し安定した電力供給を可能とする雨水発電装置を提供することにある。

あらかじめ設置された補助タンク２の補助タンク入水口２ａに連通させ補助タンク排水口２ｂに水車入水口３ｂＩＩＩが接続され外面上にらせん状のらせん突起３ａＩ及び回転水路溝３ａＩＩを形成した円柱又はテーパ形の回転体３ａが内面上にらせん状のらせん溝３ｂＩ及びろ過材３ｂαを設置した被装水路溝３ｂＩＩを形成した被装体３ｂに着脱可能にらせん突起３ａＩとらせん溝３ｂＩにより螺合されらせん水路３ｃを形成することによりらせん水車３を構成する。

本発明において十分に雨水を確保し連続的に水を供給し小規模な発電装置で安定した電気を供給することができる

本発明の全体図である 回転体側面図である 被装体側面図である らせん水車上面図である 図１におけるらせん水車のＡ－Ａ断面図である 回転体及び被装体の螺合図面である 受水タンク及び補助タンク側面図である

図１ないし図７は本発明に係る雨水発電の実施例を示す受水タンク（１）の逆Ｕ字に立ち上がるサイホン管（１ａ）の頂上に雨水が達するとサイホン効果により、雨水が全部排出され補助タンク（２）に貯水され排水されらせん水車（３）の水車入口（３ｂＩＩＩ）に入水する。入水した雨水は、らせん水路（３ｃ）を流れることにより、らせん水車（３）を回転させ、ろ過材（３ｂａ）でろ過され、浄水として水車排出口（３ｅ）より排出される。らせん水車（３）の回転により回転軸（３ｄ）に連結された発電機（Ｇ）が作動する。

被装体３ｂは着脱可能であるので雨水量により被装水路溝３ｂＩＩの径の異なる被装体３ｂと取替え可能であり、メンテナンスも容易である。

受水タンク１の天井をろ過材又は網で被復してもよい。

１ 受水タンク
１ａ サイホン管
１ｂ 受水排水口
２ 補助タンク
２ａ 補助タンク入水口
２ｂ 補助タンク排水口
３ らせん水車
３ａ 回転体
３ｂ 被装体
３ａＩ らせん突起
３ａＩＩ 回転水路溝
３ｂＩ らせん溝
３ｂＩＩ 被装水路溝
３ｂα ろ過材
３ｃ らせん水路
３ｄ 回転軸
３ｅ 水車排水口
４ 排水受
５ 支持フレーム
Ｇ 発電機

Claims (2)

1. 支持フレーム（５）に設置、固定された受水タンク（１）の受水排水口（１ｂ）に逆Ｕ字に立ち上がるサイホン管（１ａ）を貫通させ、当該サイホン管（１ａ）で受水タンク（１）と補助タンク（２）を連通させ、サイホン作用により雨水を補助タンク（２）に入水させること、
   外面上にらせん状のらせん突起（３ａＩ）及び回転水路溝（３ａＩＩ）を形成した回転体（３ａ）に、内面上にらせん状のらせん溝（３ｂＩ）及び被装水路溝（３ｂＩＩ）を形成した被装体（３ｂ）を着脱可能に螺合・被装させてらせん水路（３ｃ）を形成することにより、円柱状又はテーパ状のらせん水車（３）を構成すること、
   らせん水路（３ｃ）に雨水が流水され、らせん水車（３）の水車排水口（３ｅ）から排水されることにより、作用反作用の原理によりらせん水車（３）が回転すると共に、らせん水車（３）に連結された回転軸（３ｄ）が回転すること、
   回転軸（３ｄ）が連結される発電機（Ｇ）の回転軸を回転させ発電すること、
   らせん水車（３）は、雨水を連続的に注水する補助タンク（２）と、らせん水車（３）の水車入水口（３ｂＩＩＩ）及び補助タンク排水口（２ｂ）において、回動自由に接続・連結されていることを特徴とする雨水発電装置。
2. 取替え可能な被装体（３ｂ）の被装水路溝（３ｂＩＩ）にろ過材（３ｂａ）を取付けたことを特徴とする請求項１記載の雨水発電装置。

Images