JP2007120453A - 家庭用発電システム - Google Patents

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Abstract

【課題】家庭で排出される排水で発電して、より安定して電力が得られる家庭用発電システムを提供する。
【解決手段】水車204とそれに連結された発電機205とを備え、家庭で得られる排水を前記水車204に導いて電力を得るようにしたもので、家庭に人が住んでいる限り、必ず生活排水があるので、毎日、確実に電力を得ることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、家庭から排出される排水を用いて発電し、電力を供給する家庭用発電システムに関するものである。
従来のこの種の家庭用発電システムとして、吹く風を利用して発電する風力発電システム(例えば、特許文献1参照)や、降り注ぐ太陽の光を利用して発電する太陽光発電システム(例えば、特許文献2参照)などが存在していた。
図10は、前記特許文献1に開示された風力発電システムの例を示すもので、家屋101の屋根102の上に羽根車103と、羽根車103で回転される発電機104並びに発電機104を支える支柱105等からなる風力発電機を設置し、発電された電力を電線106にて家屋101内へと導いて、適当なコントローラ(図示せず)を内蔵した蓄電池107等を介して、家屋101内の電気機器に電力を供給するシステムとなっている。
特開平5−164037号公報 特公平7−34661号公報
しかしながら、従来の風力発電式の家庭用発電システムにおいては、風車が回る程度の風が常にあるとは限らず、また、太陽光発電システムにおいては、曇天や夜には発電できない、などの夫々に電力供給が不安定であるという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、人が生活していると必ずと言っていいほど確実に存在する家庭の排水、敷地内に降る雨、使用される水道水などを用いて発電することができる家庭用発電システムを提供することを目的としている。
前記従来の課題を解決するために、本発明の家庭用発電システムは、水車とそれに連結された発電機とを備え、家庭で得られる排水を前記水車に導いて電力を得るようにしたもので、家庭に人が住んでいる限り、必ず生活排水があるので、毎日、確実に電力を得ることができる。
また、本発明の家庭用発電システムは、水車とそれに連結された発電機とを備え、上水道に連結された蛇口より吐出する水道水を前記水車に導いて電力を得るようにしたもので、水圧が余っている地域の上水道からの吐出水の勢いを発電に利用したり、蛇口から、洗濯機や浴槽等に水を張るときに、その蛇口から吐出する水道水で、水車を回転させて発電させることで、水道水を無駄にすることなく、家庭の電力を賄うことが可能となる。
本発明の家庭用発電システムは、人が生活していると、必ずと言っていいほど確実に存在する家庭からの排水や雨水、水道水を利用して発電を行うので、日常確実に電力を得ることができる。
第1の発明は、水車とそれに連結された発電機とを備え、家庭で得られる排水を前記水車に導いて電力を得るようにしたもので、家庭に人が住んでいる限り、必ず生活排水があるので、毎日、確実に電力を得ることができる。
第2の発明は、特に、第1の発明の家庭の敷地内に降った雨を水車に導くようにしたもので、敷地内に降る雨をすべて集めて水車に流すことで、落差が多少小さくとも、大水量での発電で、多くの電力を得ることができる。
第3の発明は、特に、第2の発明の家屋の屋根に降った雨を流す雨といの最下位置近傍に水車を配したもので、屋根と雨といとの間の大きな落差により、雨水で水車を強力に回転させて、大きな電力を得ることができる。
第4の発明は、特に、第3の発明の屋根の周縁に配した複数の雨といを連結し、前記複数の雨といに流れる雨を一箇所に集めて落下させる排水雨といを設け、前記排水雨といより水車に雨を導くようにしたもので、広い面積にわたって屋根に降った雨が集中して落下し水車に流れ込むので、極めて大きな電力を得ることができる。
第5の発明は、特に、第1の発明の家庭内より排出される排水を流す家庭内排水路を設け、前記家庭内排水路から流れ出る前記排水を溜めると共に一定量の前記排水が溜まるとそれを水車に送る一時排水溜めを設けたもので、排水が少量づつ排出された場合、それだけでは、水車を十分回転させることができないが、一時排水溜めに、水車を回転させるほどの量の排水を一旦溜めて流すことで、排水を無駄にすること無く発電に結びつけることが可能となる。
第6の発明は、特に、第5の発明の一時排水溜めをサイフォン構造としたもので、排水が少量づつ排出された場合、それだけでは、水車を十分回転させることができないが、一時排水溜めに、水車を回転させるほどの量の排水を一旦溜めて流すことで、排水を無駄にすること無く発電に結びつけることが可能となる。
第7の発明は、特に、第1〜6のいずれか一つの発明の雨水と家庭における他の排水とを合流させて水車に導くようにしたもので、これにより、家庭からの排水のほとんどを発電に寄与させることができる。
第8の発明は、特に、第1〜7のいずれか一つの発明の水車へ至る排水を浄化するフィルタケースを設けたもので、水車に清浄な排水や雨水が流れ込むことになるので、水車がゴミつまりなどで停止することなく、継続的に発電力を得る家庭用発電システムを得ることができる。
第9の発明は、水車とそれに連結された発電機とを備え、上水道に連結された蛇口より吐出する水道水を前記水車に導いて電力を得るようにしたもので、水圧が余っている地域の上水道からの吐出水の勢いを発電に利用したり、蛇口から、洗濯機や浴槽等に水を張るときに、その蛇口から吐出する水道水で、水車を回転させて発電させることで、水道水を無駄にすることなく、家庭の電力を賄うことが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態により本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における家庭用発電システムの図である。
図1において、本実施の形態における家庭用発電システムは、一般の家屋201内から排出される様々な排水が集まった家庭内排水路202の先に、家屋201内での排水開始位置より落差203を設けて低位置に設置された水車204と、水車204の回転軸204aに連結された発電機205と、コントロール回路等(図は省略)を内包すると共に発電機205に電線206を介して電気的に接続された蓄電器207から構成されている。
上記の構成による家庭用発電システムの動作を以下に説明する。
家屋201内から排出される様々な排水(例えば、入浴に使用した水、洗面に使用した水等)は、家庭内排水路202を通って水車204に流れ落ちる。この時、図1に示すように、家屋201内での排水開始位置と、水車204との間には落差203が設けてあるので、その位置エネルギー差により、水車204は回転し、さらに水車204に接続されている発電機205が回転されて発電されることになるのは、一般の水力発電の理論と同様である。発電された電気は電線206を介して、内部にコントロール回路等を有する蓄電池207を通って、平滑化された後に家屋201内部での電気機器(図は省略)のエネルギー源として利用されることとなる。
以上のように、本実施の形態によれば、家屋201に人が住んでいる限り、必ず生活排水があるので、毎日、確実に電力を得ることができる。
(実施の形態2)
図2は、本発明の第2の実施の形態における家庭用発電システムの図である。なお、上記第1の実施の形態における家庭用発電システムと同一部分については、同一符号を用いて、説明を省略する。
本実施の形態における家庭用発電システムは、図2に示すように、家屋201の周辺にある敷地の境界208より内側に降る雨210を集める排水路209を設け、その排水路209の下方に、落差211を設けて、水車204を配して、排水路209に流れた雨210を水車204に流し落とすようにしたものである。水車204には、第1の実施の形態同様に、発電機205、電線206、蓄電池207が接続されている。
上記構成により、敷地の境界208の内側に降る雨210は集められて、排水路209を通過して水車204へと流れ込む。水車204が回転して発電機205を回すことで発電する作用は、上記第1の実施の形態と同様であり説明を省略するが、敷地の境界208内に降る雨210をすべて集めるので、落差211が多少小さくとも、大水量での発電で、多くの電力を得ることが可能である。また、敷地の境界208内の面積が広ければ広いほど、当然多くの雨を集めることとなり、より大水量での発電が可能で、発電量をより多く確保できることは、言うまでも無いことである。
(実施の形態3)
図3は、本発明の第3の実施の形態における家庭用発電システムの図である。なお、上記実施の形態における家庭用発電システムと同一部分については、同一符号を用いて、その説明を省略する。
図3において、214は、家屋201の屋根212に降り注ぐ雨213を受けて流す上部雨といで、215は、上部雨とい214に続いて雨水を落下させる排水雨といである。
本実施の形態における家庭用発電システムは、同図3に示すように排水雨とい215の下端を水車204に接続したもので、屋根212と水車204との間には落差216がある。水車204に、発電機205、電線206、蓄電池207が接続されている点及び発電機205以降の作用については、実施の形態1と同様であるので、説明を省略する。
上記構成により、屋根212に降り注いだ雨213は、一旦上部雨とい214へと流れ込み、次に排水雨とい215を通過して水車204へと流れ込む。この時、落差216で得たエネルギーにより水車204を回転させる。落差216で落下するので、大きな電力を得ることが可能となり、家屋201内の電気機器のより大きなエネルギー源とすることができる。
(実施の形態4)
図4は、本発明の第4の実施の形態における家庭用発電システムの図である。なお、上記第3の実施の形態における家庭用発電システムと同一部分については、同一符号を用いて、その説明を省略する。
本実施の形態は、図4に示すように、家屋201の屋根212の周縁に複数の上部雨とい217を廻し、それらを連結すると共にそれぞれの傾斜を調整して、一箇所の排水雨とい218へと繋げ、その排水雨とい218を、落差219を介して、地表近くで水車204へと繋げたものである。水車204に、発電機205、電線206、蓄電池207が接続されている点及び発電機205以降の動作、作用については、実施の形態1と同様であるので、説明を省略する。
上記構成により、屋根212のほぼ全面積に降る雨が、複数の上部雨とい217に集まり、さらに一箇所の落下通路である排水雨とい218から集中して落下して、水車204へと流れ込むこととなるので、屋根212全体に降る多くの雨を利用して、極めて大きな電力を得ることができる。
(実施の形態5)
図5は、本発明の第5の実施の形態における家庭用発電システムの図である。なお、上記第1の実施の形態における家庭用発電システムと同一部分については、同一符号を用いて、その説明を省略する。
図5において、家屋201内における家屋内排水路220の出口付近に、排水路220から流れ出る排水を一時的に溜める一時排水溜め221をバネ入り軸受け222からアーム223に繋がった状態で設け、排水が溜まった一時排水溜め221の重量が一定以上になれば、アーム223と共に下方に傾くように設定している。また、一時排水溜め221が下方に傾いて溜まった排水が流れ落ち、その重量が元に戻って軽くなれば、バネ入り軸受け222の作用で、一時排水溜め221はアーム223と共に上方にある元の位置へと復元されるように設定されている。一時排水溜め221の下方には、家庭内排水路202に連結された排水受け皿224が設けられている。
上記構成により、家屋201内で発生した排水は、家屋内排水路220を通って、まず一時排水溜め221へと溜められる。ここで、排水が一定量に達すると、その重みがバネ入り軸受け222のバネ力に打ち勝って、一時排水溜め221はアーム223と共に下方に傾き、一時排水溜め221内に溜まっていた排水が下方に位置する排水受け皿224に流れ込む。そして空になった一時排水溜め221は軽くなるので、バネ入り軸受け222のバネ力の方が勝って、一時排水溜め221はアーム223と共に元の位置へと復帰して、再び家屋内排水路220からの排水を受けることとなる。
一時排水溜め221が傾いて、中の排水が下方に位置する排水受け皿224に流れ込むと、家庭内排水路202を通って、水車204へと流れ込み、水車204の回転により発電機205を回転させて発電する作用は、実施の形態1に記載の内容と同様であるので、記載を省略する。
ここで、一時排水溜め221の大きさは、水車204を回転させるのが可能となる水量に設定することで、水車204を回転させることができないような少量の排水でも一時排水溜め221に溜めることで、水車204を回転させて発電させることが可能となり、排水を無駄なく利用して発電に結びつけることが可能となる。
なお、本実施の形態では、少量の排水を一時的に溜める構成として、バネ入り軸受け222に接続した一時排水溜め221の形態を提案しているが、この形態に限らず、例えば、日本の庭に古くから設置されて知られているシシおどしのような形態でもよく、要は、水車204を回すことが可能となる水量まで、少量の排水を溜め、排水を無駄なく発電に結びつけることが本発明の意図するところである。
(実施の形態6)
図6は、本発明の第6の実施の形態における家庭用発電システムの図である。なお、上記第1及び第5の実施の形態における家庭用発電システムと同一部分については、同一符号を用いて、その説明を省略する。
本実施の形態は、図6に示すように、家屋201内における家屋内排水路220の出口付近に、一時的に排水を溜める一時排水溜めとしてサイフォン構造を有する貯水器225を設け、その内部に内蓋226を設置して、貯水器225内で、家庭内排水路202に連通した構成の中パイプ227の上端を覆いかぶせる構成にて隙間228を介して取り付けられている。
上記構成により、家屋201内で発生した排水は、家屋内排水路220を通って、まず貯水器225へと注ぎ込み、溜められる。ここで、排水が、中パイプ227の上端まで達するまで溜まると、中パイプ227を通じて流れ出し、このときにサイフォンの原理から、溜まった排水の全部が流れ出ることとなる。その後、排水は空になった貯水器225内へと流れ込み、上記の動作が繰り返される。中パイプ227から流れ出した排水は、その後、家庭内排水路202を通って水車204へと達し、水車204が回転することで、発電機205を動かしこれにより、発電することとなるのは、実施の形態1に記載した内容と同様であるので、ここでは説明を省略する。
ここで、貯水器225の大きさは、水車204を回転させるのが可能となる水量に設定することで、水車204を回転させることができないような少量の排水でも貯水器225に溜めることで、水車204を回転させて発電させることが可能となり、排水を無駄なく利用して発電に結びつけることができる。
(実施の形態7)
図7は、本発明の第7の実施の形態における家庭用発電システムの図である。なお、上記第1及び第3の実施の形態における家庭用発電システムと同一部分については、同一符号を用いて、その説明を省略する。
本実施の形態における家庭用発電システムは、図7に示すように、家屋201内の家庭内排水路202と、屋根212に降り注ぐ雨を流す排水雨とい215を連結して、家庭内の排水と屋根212に降った雨を流す総合排水路228を形成し、その総合排水路228を水車204へと繋げたものである。その他の構成は、上記第1、第3の実施の形態と同様であるので、同一部分には同一符号を付してその説明を省略する。
上記構成により、屋根212に降り注ぎ排水雨とい215に流れ込んだ雨水と、家屋201内から排出され家庭内排水路202を通って流れ出る排水が、総合排水路228で合流し、そして、水車204へと流れ込み、水車204の回転により、発電機205を回転させて発電することとなる。
これにより、家屋201からの排水のほとんどを発電に寄与させることができる。
(実施の形態8)
図8は、本発明の第8の実施の形態における家庭用発電システムの図である。なお、上記第1の実施の形態における家庭用発電システムと同一部分については、同一符号を用いて、その説明を省略する。
本実施の形態における家庭用発電システムは、図8に示すように、水車204にゴミなどが流入し水車204の回転に支障をきたす事の無いようにするため、家庭内排水路202の途中に簡易浄化フィルタケース229を設けたものである。尚、図8では、簡易浄化フィルタケース229を家庭内排水路202の途中に設けた例を示したが、上記各実施の形態における排水雨とい215、総合排水雨とい218、総合排水路228に、簡易浄化フィルタケース229を設けても良い。尚他の構成は、第1〜7の実施の形態と同様であるので説明を省略する。
上記構成により、水車204にはほぼ清浄な排水や雨水が流れ込むことになるので、水車204がゴミつまりなどで停止することなく運転を持続することが可能となる。
これにより、継続的に発電力を得る家庭用発電システムを得ることができる。
(実施の形態9)
図9は、本発明の第9の実施の形態における家庭用発電システムの図である。なお、上記第1の実施の形態における家庭用発電システムと同一部分については、同一符号を用いて、その説明を省略する。
本実施の形態における家庭用発電システムは、図9に示すように、家屋201内の上水道の蛇口230の吐出口の下方に水車204を配したもので、発電機205に接続された電線206、蓄電池207は、第1の実施の形態と同じなので、図示を省くと共にその部分の説明も省略する。
上記構成により、水圧が余っている地域の上水道からの吐出水の勢いを発電に利用したり、蛇口230から、洗濯機(図示せず)や浴槽(図示せず)等に水を張るときに、その蛇口230から吐出する水道水で、水車204を回転させて発電機205で発電させることで、水道水を無駄にすることなく、家庭の電力を賄うことが可能となる。
以上のように、本発明にかかる家庭用発電システムは、家庭からの排水や、家庭に降り注ぐ雨水を利用して発電し、家庭の電気機器のエネルギー源として利用が可能となるので、家庭用発電システムとして有用である。
本発明の実施の形態1における家庭用発電システム図 本発明の実施の形態2における家庭用発電システム図 本発明の実施の形態3における家庭用発電システム図 本発明の実施の形態4における家庭用発電システム図 本発明の実施の形態5における家庭用発電システム図 本発明の実施の形態6における家庭用発電システム図 本発明の実施の形態7における家庭用発電システム図 本発明の実施の形態8における家庭用発電システム図 本発明の実施の形態9における家庭用発電システム図 従来の家庭用風力発電システム図
符号の説明
201 家屋
202 家庭内排水路
204 水車
205 発電機
210 雨水
214 上部雨とい(雨とい)
215 排水雨とい
221 一時排水溜め
225 貯水器(一時排水溜め)
229 フィルタケース
230 上水道

Claims (9)

  1. 水車とそれに連結された発電機とを備え、家庭で得られる排水を前記水車に導いて電力を得るようにした家庭用発電システム。
  2. 家庭の敷地内に降った雨を水車に導くようにした請求項1に記載の家庭用発電システム。
  3. 家屋の屋根に降った雨を流す雨といの最下位置近傍に水車を配した請求項2に記載の家庭用発電システム。
  4. 屋根の周縁に配した複数の雨といを連結し、前記複数の雨といに流れる雨を一箇所に集めて落下させる排水雨といを設け、前記排水雨といより水車に雨を導くようにした請求項3に記載の家庭用発電システム。
  5. 家庭内より排出される排水を流す家庭内排水路を設け、前記家庭内排水路から流れ出る前記排水を溜めると共に一定量の前記排水が溜まるとそれを水車に送る一時排水溜めを設けた請求項1に記載の家庭用発電システム。
  6. 一時排水溜めをサイフォン構造とした請求項5に記載の家庭用発電システム。
  7. 雨水と家庭における他の排水とを合流させて水車に導くようにした請求項1〜6のいずれか1項に記載の家庭用発電システム。
  8. 水車へ至る排水を浄化するフィルタケースを設けた請求項1〜7のいずれか1項に記載の家庭用発電システム。
  9. 水車とそれに連結された発電機とを備え、上水道に連結された蛇口より吐出する水道水を前記水車に導いて電力を得るようにした家庭用発電システム。
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