JP7361510B2 - 撮像装置及びその制御方法、プログラム、記憶媒体 - Google Patents

撮像装置及びその制御方法、プログラム、記憶媒体 Download PDF

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Description

本発明は撮像装置において、焦点検出を指示する操作の操作性を向上させる技術に関するものである。
従来より、レンズ交換式のデジタルカメラなどにおいては、ユーザが操作部材を操作することにより、画面上で焦点検出領域を移動させたり、焦点検出の開始を指示したりすることが可能である。
図8は、従来のデジタルカメラ800において、焦点検出動作を行わせる操作の手順を示す図である。従来のデジタルカメラ800においては、ユーザは、図8(a)に示すように、焦点検出領域の移動操作部材802を操作して、図8(b)に示すように、現在の焦点検出領域の位置800を、被写体の焦点を合わせたい位置808に移動させる。その後、フォーカスボタン804を押して、図8(c)に示すように、被写体の目標位置に焦点を合わせる。このように、従来のデジタルカメラでは、ユーザは、焦点検出領域を移動させる指示と、焦点検出を開始させる指示とを、別々の操作部材を用いて行う必要があり、操作性がよいとは言えなかった。
特開2018-125801号公報 特許第4845696号公報
焦点検出動作の実行や焦点検出領域の移動の操作は即時性が求められ、ストレスなく操作ができることが重要である。焦点検出の操作性に関する分野では、次のような先行技術が知られている。
特許文献1には、タッチパネルを使用したタッチドラッグ操作で、撮影に関するパラメータを操作することが可能な撮像装置が開示されている。そして、撮影待機状態と撮影準備状態とで、操作できるパラメータを変更することにより操作性の向上を図っている。例えば、撮影待機状態では合焦前のため、焦点検出領域を移動させたいが、撮影準備状態では合焦後のため焦点検出領域を移動させたくない。そのため、撮影待機状態では焦点検出領域の操作ができるように、また撮影準備状態では露出の操作ができるように、操作部材の機能を切り替えている。
また、特許文献2には、焦点検出領域の移動後の一定期間は焦点検出動作を行わずに、一定期間経過後もしくは一定期間内でも焦点検出動作が指示されると、焦点検出動作を実行する技術が開示されている。これにより撮影者の意図する被写体に対して焦点検出動作を行うことができる。
しかしながら、特許文献1及び2に開示された従来技術では、焦点検出領域の移動や焦点検出動作を場合に応じて禁止することはできるが、焦点検出領域の移動から焦点検出動作の実行までの一連の動作を素早く滑らかに行うための構成については開示されていない。
本発明は上述した課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、焦点検出を指示する操作の操作性を向上させることができる撮像装置を提供することである。
本発明に係わる撮像装置は、撮影レンズの焦点状態を検出する焦点検出手段と、前記焦点検出手段に、前記焦点状態を検出する動作を指示するスイッチと、前記スイッチに設けられ、前記焦点状態を検出する焦点検出領域の位置を画面上で移動させる操作手段と、前記スイッチにより前記焦点状態を検出する動作の指示がなされてから所定の期間内である第2の状態で前記操作手段により前記焦点検出領域を移動させる操作がなされた場合、前記スイッチにより前記焦点状態を検出する指示がなされていない第1の状態の場合よりも、前記焦点検出領域の移動可能な範囲を狭めるように制御する制御手段と、を備え、前記スイッチは押しボタンであり、前記操作手段は、前記押しボタンの表面に設けられた、ユーザの指の動きを検出する検出手段を有することを特徴とする。
本発明によれば、焦点検出を指示する操作の操作性を向上させることができる撮像装置を提供することが可能となる。
本発明の撮像装置の第1の実施形態である一眼レフデジタルカメラを示す斜視図。 第1の実施形態のカメラの構成を示すブロック図。 光学ポインティングデバイスの操作方法を示す図。 光学ポインティングデバイスの操作と焦点検出領域の移動の関係を示す図。 焦点検出領域の移動パターンを示す図。 第1の実施形態における焦点検出領域の移動動作を示すフローチャート。 第2の実施形態における焦点検出領域の移動動作を示すフローチャート。 従来のデジタルカメラにおける焦点検出領域の移動を示す図。
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の撮像装置の第1の実施形態である一眼レフデジタルカメラ(以降、カメラと称する)100を示す斜視図である。具体的には、図1(a) は、カメラ100を前面側から見た図であって、撮影レンズユニットを外した状態を示す。図1(b) は、カメラ100を背面側から見た図である。
図1(a)において、カメラ100には、横位置での撮影時にユーザがカメラ100を安定して握り、操作出来るよう、前方に突出した第1グリップ部101が設けられている。またカメラ100には、縦位置での撮影時にユーザがカメラ100を安定して握り、操作出来るよう、前方に突出した第2グリップ部102が設けられている。シャッターボタン103,105は、撮影指示を行うための操作部材である。
メイン電子ダイヤル104,106は回転操作部材であり、このメイン電子ダイヤル104,106を回すことにより、シャッター速度や絞りなどの設定値の変更等を行うことができる。シャッターボタン103,105、及びメイン電子ダイヤル104,106は、スイッチ部70に含まれる。シャッターボタン103、メイン電子ダイヤル104は横位置撮影用、シャッターボタン105、メイン電子ダイヤル106は縦位置撮影用として主に使用することが出来る。
図1(b)において、表示部28は画像や各種情報を表示可能な表示部である。表示部28は、タッチ操作を受け付け(タッチ検出)可能なタッチパネル70aと重畳して、もしくは一体となって設けられている。
光学ポインティングデバイスである光学トラッキングポインター1、光学トラッキングポインター2(以降、光学トラッキングポインターをOTPと称する)はタッチ操作を受け付けることが可能なタッチ操作部材(本実施形態では赤外線式センサー)である。言い換えると、OTP1,OTP2は、ユーザの指の動きを光学的に検出する光学検出装置である。ファインダーを覗いたまま、OTP1は第1グリップ部101を、OTP2は第2グリップ部102を握った右手の親指でタッチ操作、及び任意の2次元方向へスライド操作することが出来る。OTP1は横位置撮影用、OTP2は縦位置撮影用として主に使用することが出来る。また、第1グリップ部101または第2グリップ部102を握り、タッチ操作及びスライド操作をしながら、即座にAF(オートフォーカス)が開始出来るよう、OTP1はAF-ONボタン80a内に、OTP2はAF-ONボタン80b内にそれぞれ組み込まれている。
OTP1,OTP2は、タッチパネル70aとは異なる操作部材であり、表示機能は備えていない。カメラ100を操作するユーザは、OTP1またはOTP2を操作することにより、表示部28の画面上に表示された焦点検出枠305の位置を移動させることが出来る。なお、表示部28に表示でき、かつ移動させることが出来るものであれば、OTP1、OTP2を操作して移動させる対象物は、いかなるものでもよく、また同一対象物でなくてもよい。
モード切り替えスイッチ60は、各種モードを切り替えるための操作部材である。なお、本実施形態のカメラ100では、焦点検出領域の配置数が異なる複数の焦点検出方式により焦点検出を行うことが可能であり、モード切り替えスイッチ60は、この焦点検出方式の切り替えも行う。さらには、焦点検出領域の配置範囲の広さが異なる複数の焦点検出方式により焦点検出を行うことも可能であり、モード切り替えスイッチ60は、この焦点検出方式の切り替えも行う。
電源スイッチ72は、カメラ100の電源のON及びOFFを切り替える操作部材である。サブ電子ダイヤル73は選択枠(焦点検出領域)の移動や画像送りなどを行う回転操作部材である。8方向キー74a,74bは、上、下、左、右、左上、左下、右上、右下部分をそれぞれ押し込み可能な操作部材であり、8方向キー74a,74b の押された方向に応じた操作が可能である。8方向キー74aは横位置撮影用、8方向キー74bは縦位置撮影用として主に使用することが出来る。SETボタン75は、主に選択項目の決定などに用いられる操作部材である。静止画/動画切り替えスイッチ77は、静止画撮影モードと動画撮影モードを切り替える操作部材である。
LVボタン78は、ライブビュー(以下、LV)のONとOFFを切り替える操作部材である。再生ボタン79は、撮影モード(撮影画面)と再生モード(再生画面)とを切り替える操作部材である。Qボタン76はクイック設定をするための操作部材であり、撮影画面においてQボタン76を押下すると、設定値の一覧が表示されて設定項目を選択可能になり、さらに設定項目を選択すると各設定項目の設定画面へと遷移することができる。撮影モード中に再生ボタン79を押下することにより再生モードに移行し、記録媒体200(図2参照)に記録された画像のうち最新の画像を表示部28に表示させることができる。
モード切り替えスイッチ60、電源スイッチ72、サブ電子ダイヤル73、8方向キー74a,74b、SETボタン75、Qボタン76、静止画/動画切り替えスイッチ77、LVボタン78、再生ボタン79は、スイッチ部70に含まれる。AF-ONボタン80a,80bはAFを開始するための操作部材であり、スイッチ部70に含まれる。AF-ONボタン80aは横位置撮影用、AF-ONボタン80bは縦位置撮影用として主に使用することが出来る。
メニューボタン81は、スイッチ部70に含まれ、カメラ100の各種設定を行うための操作部材である。メニューボタン81が押されると各種の設定可能なメニュー画面が表示部28に表示される。ユーザは、表示部28に表示されたメニュー画面と、サブ電子ダイヤル73、8方向キー74a,74b、SETボタン75、メイン電子ダイヤル104,106を用いて直感的に各種設定を行うことができる。
接眼ファインダー16はレンズユニットを通して得た被写体の光学像の焦点や構図の確認を行うための、被写体を観察可能な覗き込み型のファインダーである。INFOボタン82はスイッチ部70に含まれ、カメラ100の各種情報を表示部28に表示することが出来る。
図2は、本実施形態のカメラ100の構成を示すブロック図である。
図2において、レンズユニット150は、撮影レンズを搭載する交換可能なレンズユニットである。レンズ155は通常、複数枚のレンズから構成されるが、ここでは簡略化して一枚のレンズのみで示している。
通信端子6は、レンズユニット150がカメラ100と通信を行うための通信端子であり、通信端子10はカメラ100がレンズユニット150と通信を行うための通信端子である。レンズユニット150は、この通信端子6,10を介してシステム制御部50と通信する。そして、内部のレンズシステム制御回路154は、絞り駆動回路152を介して絞り151の制御を行い、AF駆動回路153を介してレンズ155の位置を変位させることにより焦点を合わせる。レンズユニット150はカメラ100に設けられた装着部を介してカメラ100に装着される。レンズユニット150として、単焦点レンズやズームレンズなどの様々な種類のレンズを装着することができる。
AEセンサー17は、レンズユニット150、クイックリターンミラー12を介してフォーカシングスクリーン13上に結像した被写体像の輝度を測光する。
焦点検出部11(AFセンサー)は、クイックリターンミラー12を介して入射する像を光電変換し、システム制御部50にデフォーカス量情報を出力する位相差検出方式のAFセンサーである。システム制御部50は、デフォーカス量情報に基づいてレンズユニット150を制御し、焦点調節を行う。AF(焦点調節)の方法は、位相差AFに限らず、コントラストAFでもよい。また、位相差AFは焦点検出部11を用いずに、撮像部22の撮像面で検出されたデフォーカス量に基づいて行ってもよい(撮像面位相差AF)。
クイックリターンミラー12(以下、ミラー12)は、露光、ライブビュー撮影、動画撮影の際にシステム制御部50から指示されて、不図示のアクチュエータによりアップダウンされる。ミラー12は、レンズ155から入射した光束をファインダー16側と撮像部22側とに切替えるためのミラーである。ミラー12は通常時はファインダー16へと光束を反射させて導くように配置されているが、撮影が行われる場合やライブビュー表示の場合には、撮像部22へと光束を導くように上方に跳ね上がり、光路中から退避する(ミラーアップ)。またミラー12は、その中央部が光の一部を透過できるようにハーフミラーとなっており、光束の一部を、焦点検出を行うための焦点検出部11に入射するように透過させる。
ユーザは、ペンタプリズム14とファインダー16を介して、フォーカシングスクリーン13上に結像した像を観察することにより、レンズユニット150を通して得た被写体の光学像の焦点状態や構図の確認を行うことができる。フォーカルプレーンシャッター21(以下、シャッター21)は、システム制御部50の制御により撮像部22の露光時間を制御する。
撮像部22は光学像を電気信号に変換するCCDやCMOS素子等で構成される撮像素子を備える。A/D変換器23は、撮像部22から出力されるアナログ信号をデジタル信号に変換する。
画像処理部24は、A/D変換器23からのデータ、又は、メモリ制御部15からのデータに対し所定の画素補間処理、縮小処理といったリサイズ処理や、色変換処理を行う。また、画像処理部24では、撮像した画像データを用いて所定の演算処理が行われ、得られた演算結果に基づいてシステム制御部50が露光制御、焦点検出制御を行う。これにより、TTL(スルー・ザ・レンズ)方式のAF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理が行われる。画像処理部24では更に、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてTTL方式のAWB(オートホワイトバランス)処理も行っている。
メモリ32は、撮像部22によって取得されA/D変換器23によりデジタルデータに変換された画像データや、表示部28に表示するための画像データを格納する。メモリ32は、所定枚数の静止画像や所定時間の動画像および音声を格納するのに十分な記憶容量を備えている。メモリ32は、メモリカードなどの着脱可能な記録媒体であっても、内蔵メモリであってもよい。
表示部28は、画像を表示するための液晶表示装置などの背面モニタであり、図1(b)に示すようにカメラ100の背面に設けられている。D/A変換器19は、メモリ32に格納されている表示用の画像データをアナログ信号に変換して表示部28に供給する。表示部28は、画像を表示するディスプレイであれば液晶方式に限らず、有機ELなど他の方式のディスプレイであってもよい。
姿勢検出部55は、カメラ100の傾き角度などの姿勢を検出するためのセンサーである。不揮発性メモリ56は、システム制御部50によって電気的に消去・記録可能なメモリであり、例えばEEPROM等が用いられる。不揮発性メモリ56には、システム制御部50の動作用の定数、プログラム等が記憶される。ここでいう、プログラムとは、本実施形態において後述する各種フローチャートを実行するためのプログラムのことである。
システム制御部50は、少なくとも1つのプロセッサーを内蔵し、カメラ100全体を制御する。不揮発性メモリ56に記録されたプログラムを実行することにより、後述する本実施形態の各処理を実行する。システムメモリ52では、システム制御部50の動作用の定数、変数などを一時的に記憶するとともに、不揮発性メモリ56から読み出したプログラム等を展開する。また、システム制御部50は、メモリ32、D/A変換器19、表示部28等を制御することにより表示制御も行う。
システムタイマー53は各種制御に用いる時間や、内蔵された時計の時間を計測する計時部である。モード切り替えスイッチ60は、システム制御部50の動作モードを静止画撮影モード、動画撮影モード等の各種モードのいずれかに切り替える。静止画撮影モードには、Pモード(プログラムAE)、Mモード(マニュアル)等が含まれる。あるいは、モード切り替えスイッチ60でメニュー画面に一旦切り換えた後に、メニュー画面に含まれるこれらのモードのいずれかに、他の操作部材を用いて切り替えるようにしてもよい。同様に、動画撮影モードにも複数のモードが含まれていてもよい。Mモードでは、絞り数値、シャッター速度、ISO感度をユーザが設定でき、ユーザの意図する露出で撮影を行う。
第1シャッタースイッチ62は、カメラ100に設けられたシャッターボタン103,105の操作途中、いわゆる半押し(撮影準備指示)でONとなり第1シャッタースイッチ信号SW1を発生する。第1シャッタースイッチ信号SW1により、AF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、AWB(オートホワイトバランス)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理等の撮影準備動作を開始する。またAEセンサー17による測光も行う。第2シャッタースイッチ64は、シャッターボタン103,105の操作完了、いわゆる全押し(撮影指示)でONとなり、第2シャッタースイッチ信号SW2を発生する。システム制御部50は、第2シャッタースイッチ信号SW2により、撮像部22からの信号読み出しから記録媒体200に画像データを書き込むまでの一連の撮影処理の動作を開始する。
電源制御部83は、電池検出回路、DC-DCコンバータ、通電するブロックを切り替えるスイッチ回路等により構成され、電池の装着の有無、電池の種類、電池残量の検出を行う。また、電源制御部83は、その検出結果及びシステム制御部50の指示に基づいてDC-DCコンバータを制御し、必要な電圧を必要な期間、記録媒体200を含む各部へ供給する。電源スイッチ72はカメラ100の電源のON、OFFを切り替えるためのスイッチである。
電源部30は、アルカリ電池やリチウム電池等の一次電池、NiCd電池やNiMH電池やLiイオン電池等の二次電池、ACアダプター等からなる。記録媒体I/F18は、メモリカードやハードディスク等の記録媒体200とのインターフェースである。記録媒体200は、撮影された画像を記録するためのメモリカード等の記録媒体であり、半導体メモリや磁気ディスク等から構成される。
なお操作部70の一つとして、表示部28に対する接触を検知可能なタッチパネル70aを有する。タッチパネル70aと表示部28とは一体的に構成することができる。例えば、タッチパネル70aを光の透過率が表示部28の表示を妨げないように構成し、表示部28の表示面の上層に取り付ける。そして、タッチパネルにおける入力座標と、表示部28上の表示座標とを対応付ける。これにより、あたかもユーザが表示部28上に表示された画面を直接的に操作可能であるかのようなGUI(グラフィカルユーザインターフェース)を構成することができる。システム制御部50はタッチパネル70aへの以下の操作、あるいは状態を検出することができる。
・タッチパネル70aにタッチしていなかった指やペンが新たにタッチパネル70aにタッチしたこと。すなわち、タッチの開始(以下、タッチダウン(Touch-Down)と称する)。
・タッチパネル70aを指やペンでタッチしている状態であること(以下、タッチオン(Touch-On)と称する)。
・タッチパネル70aを指やペンでタッチしたまま移動していること(以下、タッチムーブ(Touch-Move)と称する)。
・タッチパネル70aへタッチしていた指やペンを離したこと。すなわち、タッチの終了(以下、タッチアップ(Touch-Up)と称する)。
・タッチパネル70aに何もタッチしていない状態(以下、タッチオフ(Touch-Off)と称する)。
タッチダウンが検知されると、同時にタッチオンであることも検知される。タッチダウンの後、タッチアップが検出されない限りは、通常はタッチオンが検知され続ける。タッチムーブが検知されるのもタッチオンが検知されている状態である。タッチオンが検知されていても、タッチ位置が移動していなければタッチムーブは検知されない。タッチしていた全ての指やペンがタッチアップしたことが検知された後は、タッチオフとなる。さらにタッチオン状態で所定以上の圧力がタッチパネル70a上にかかる押圧状態を検知できるようにしてもよい。
これらの操作状態や、タッチパネル70a上に指やペンがタッチしている位置座標は内部バスを通じてシステム制御部50に通知され、システム制御部50は通知された情報に基づいてタッチパネル上にどのような操作が行なわれたかを判定する。タッチムーブについてはタッチパネル上で移動する指やペンの移動方向についても、位置座標の変化に基づいて、タッチパネル上の垂直成分・水平成分毎に判定できる。またタッチパネル上をタッチダウンから一定のタッチムーブを経てタッチアップをしたとき、ストロークを描いたこととする。素早くストロークを描く操作をフリックと呼ぶ。フリックは、タッチパネル上に指をタッチしたままある程度の距離だけ素早く動かして、そのまま離すといった操作であり、言い換えればタッチパネル上を指ではじくように素早くなぞる操作である。所定距離以上を、所定速度以上でタッチムーブしたことが検出され、そのままタッチアップが検出されるとフリックが行なわれたと判定できる。また、所定距離以上を、所定速度未満でタッチムーブしたことが検出された場合はドラッグが行なわれたと判定するものとする。
タッチパネル70a は、抵抗膜方式や静電容量方式、表面弾性波方式、赤外線方式、電磁誘導方式、画像認識方式、光センサー方式等、様々な方式のタッチパネルのうちいずれの方式のものを用いてもよい。方式によって、タッチパネルに対する接触があったことでタッチがあったと検出する方式や、タッチパネルに対する指やペンの接近があったことでタッチがあったと検出する方式ものがあるが、いずれの方式でもよい。
システム制御部50は、OTP1、OTP2の出力情報に基づいて、スライド操作による動きの方向(以降、移動方向と称する)を、上、下、左、右、左上、左下、右上、右下の8方向で算出する。またシステム制御部50は、OTP1、OTP2の出力情報に基づいて、スライド操作による動きの量をx軸方向、y軸方向(以降、移動量(x,y)と称する)の2次元方向で算出する。システム制御部50は、さらにOTP1、OTP2への以下の操作、あるいは状態を検知することができる。
・OTP1、またはOTP2にタッチしていなかった指が新たにOTP1、またはOTP2にタッチしたこと。すなわち、タッチの開始(以下、タッチダウン(Touch-Down)と称する)。
・OTP1、またはOTP2を指でタッチしている状態であること(以下、タッチオン(Touch-On)と称する)。
・OTP1、またはOTP2を指でタッチしたまま移動していること(以下、タッチムーブ(Touch-Move)と称する)。
・OTP1、またはOTP2へタッチしていた指を離したこと。すなわち、タッチの終了(以下、タッチアップ(Touch-Up)と称する)。
・OTP1、またはOTP2に何もタッチしていない状態(以下、タッチオフ(TouchーOff)と称する)。
タッチダウンが検知されると、同時にタッチオンであることも検知される。タッチダウンの後、タッチアップが検知されない限りは、通常はタッチオンが検知され続ける。タッチムーブが検知されるのもタッチオンが検知されている状態である。タッチオンが検知されていても、移動量(x,y)が0であれば、タッチムーブは検知されない。タッチしていた全ての指やペンがタッチアップしたことが検知された後は、タッチオフとなる。
システム制御部50は、これらの操作状態や移動方向、移動量(x,y)に基づいて、OTP1、OTP2上にどのような操作(タッチ操作)が行なわれたかを判定する。タッチムーブについてはOTP1、OTP2上で、上、下、左、右、左上、左下、右上、右下の8方向、またはx軸方向、y軸方向の2次元方向の移動を検知する。システム制御部50は、8方向のいずれかの方向への移動、またはx軸方向、y軸方向の2次元方向の片方もしくは両方への移動が検出された場合は、スライド操作が行なわれたと判定するものとする。OTP1またはOTP2上に指をタッチし、スライド操作することなく、所定時間以内にタッチを離す操作があった場合に、タップ操作が行われたと判定するものとする。
OTP1、OTP2は、本実施形態では、赤外線方式のタッチセンサーであるものとする。ただし、抵抗膜方式、表面弾性波方式、静電容量方式、電磁誘導方式、画像認識方式、光センサー方式等、別の方式のタッチセンサーであってもよい。
図3は、OTP1、OTP2の操作パターンを示した拡大図である。図3(a)~図3(e)は、それぞれOTP1またはOTP2の、リリース状態401、タッチダウン状態402、タッチムーブ状態403、プレス状態404、プレス+タッチムーブ状態405を示している。OTPのそれぞれの状態は、以下のようなものである。
リリース状態401は、OTPから完全に指が離れている状態である。タッチダウン状態402は、OTPの表面のタッチパネルに指が触れている状態である。タッチムーブ状態403は、OTPの表面のタッチパネル領域をなぞるように指を動かしている状態である。指の移動量に基づいてムーブが実行され、ムーブの大きさは指の移動量によって調整することができる。ムーブの方向は上下左右とその間の斜め方向を含め8方向で表すことができる。また移動量をX座標とY座標で通知することもでき、ベクトルを使用した方向で表すことも可能である。
プレス状態404は、OTPを押し込んでいる状態である。主にAF動作の実行の機能が割り当てられている。プレス+タッチムーブ状態405は、OTPを押し込んだ状態で、表面をタッチムーブしている状態である。移動量の大きさや方向の検出方法に関してはタッチムーブと同じである。
本実施形態においては、以上の5つの状態を用いて、OTPを使用したAF動作の操作性を向上させる。
図4は、OTP1またはOTP2を用いてAF枠の移動動作とAF動作を操作する例を示す図である。
図4において、枠501は、画像処理部24に被写体検出機能により検出した被写体の顔位置を示す枠(顔枠)であり、この顔枠を用いてAF動作を行う。枠502は、検出した被写体の瞳位置を示す枠(瞳枠)であり、瞳枠が検出されている場合は、この瞳枠を用いてAF動作を行う。顔枠と瞳枠は被写体の動きに追尾して枠位置を更新することができる。
まず、図4(a)の状態から、操作A(OTPのタッチムーブ)により、顔枠501の移動(選択)を行う。例えば、図4(a)の状態から図4(b)の状態のように、画面内の左の顔から右の顔へ顔枠501を移動することができる。このように、検出されている顔からユーザが任意で顔を選択し、枠位置を移動することができる。
続いて、図4(b)の状態から、操作B(OTPのプレス)により、AF動作を実行させる。現在設定されている顔枠501または瞳枠502の位置で、AF動作を実行することが可能である。枠503は、AF動作後の枠(合焦枠)であり、この領域でピントが合っていることを示している。被写体ロック枠504は、合焦枠503で選択されている被写体を固定する。
そして、図4(c)の状態から、操作C(OTPのプレス+タッチムーブ)により、合焦後のAF枠移動を行うことができる。AF動作前は顔枠501の位置を移動させていたが、AF動作後(プレス中)は、図4(d)に示すように、瞳枠503の位置を移動させることが可能である。プレス中にAF枠の位置が変更された場合(本実施形態では瞳枠503の位置が変更可能)は、移動した位置でAF動作を実行する。なお、本実施形態では瞳枠503の移動について説明したが、ロックされた被写体の特徴点の選択(鼻や口など)を行えるようにしてもよい。
以上のように、本実施形態では、AF動作前(OTPがプレスされていない状態)はロックする被写体を選択でき、AF動作後(OTPがプレスされている状態)はロックした被写体の特徴点を選択できるようにすることにより、ユーザのAF枠の移動の操作性を向上させる。
図5は、本実施形態における枠移動のパターンをまとめた図である。
枠移動パターンAはAF動作実行前、枠移動パターンBはAF動作実行後のOTPのタッチ操作で移動できるAF枠である。パターンBのほうがパターンAよりもAF枠を移動できる(移動可能な)領域が狭くなっている。
まず顔枠501と瞳枠503について、状態601~604を用いて説明する。図5で説明した内容と同じであり、パターンAでは顔枠501を移動することが可能であり(状態601~602)、パターンBでは瞳枠503を移動することが可能である(状態603~604)。
次に、領域拡大枠505について状態605~608を用いて説明する。領域拡大枠505とは、一点枠を中心に外周に一枠分拡張した枠である。主に中心の枠でAFできないときに、周りの枠でAFを行うものである。パターンAでは、この拡張した枠(焦点検出領域全体)を一体的に維持したまま移動させることが可能であり(状態605~606)、パターンBでは、中心の枠を外周の枠にずらすことが可能である(状態607~608)。言い換えると、焦点検出領域全体は動かさず、拡張した枠の範囲内で焦点検出領域を移動可能である。
続いて、ゾーン枠507について状態609~612を用いて説明する。ゾーン枠507は領域を示す外枠と、その外枠の内側に格子状に配置された複数の枠とからなる。パターンAでは、領域を示す外枠を移動させることが可能であり(状態609~610)、パターンBでは、領域内の枠を移動させることが可能である(状態611-612)。以上のようにして、本実施形態では、AF動作の実行前後で、AF枠を移動できる範囲を異ならせる。
図6は、実施形態におけるOTP操作に応答してシステム制御部50が実行する動作のフローチャートである。
各処理はシステム制御部50が不揮発メモリ56に格納されたプログラムをシステムメモリ52に展開して実行することにより実現される。なお、この処理はデジタルカメラ100に電源が入り、表示部28にライブビュー画像を表示した状態に遷移すると開始される。
S701では、システム制御部50は、OTPのプレス操作が行われたか否かを判定する。プレス操作が行われた場合はS702へ進み、行われなかった場合はS703へ進む。S702では、システム制御部50は、AF動作を実行する。なお、プレス状態が継続されている場合は、AF動作を実行しないこともある。
S703では、システム制御部50は、OTPのタッチムーブ操作が行われたか否かを判定する。タッチムーブ操作が行われた場合はS704へ進み、行われなかった場合はS708へ進む。
S704では、システム制御部50は、OTPがプレス中であるか否かを判定する。プレス中である場合はS706へ進み、そうでない場合はS705へ進む。S705では、システム制御部50は、図5で説明したパターンAに基づいてAF枠の移動を行う。また、S706では、システム制御部50は、図5で説明したパターンBに基づいてAF枠の移動を行う。
S707では、システム制御部50は、S706での枠移動後の設定されているAF枠を用いてAF動作を実行する。
S708では、システム制御部50は、OTPがリリースされたか否かを判定する。リリースされていない場合はS701に戻り、リリースされた場合は本フローの動作を終了する。
以上が、本実施形態におけるOTPを操作した場合の動作である。本実施形態では、OTPのプレス操作後にプレスを継続している間は、図5のパターンBの枠移動を行う。
以上説明したように、本実施形態では、AF動作の実行後のOTPのプレス中に、焦点検出領域を移動できる範囲を狭めることにより、OTPのプレス中の指が動かしにくい状態でも焦点検出領域が不用意に動いてしまう誤動作を抑制することができる。
(第2の実施形態)
以下、本発明の第2の実施形態について説明する。この第2の実施形態では、デジタルカメラの構成は、図1、図2に示した第1の実施形態の構成と同じであるため、その説明は省略する。
図7は、第2の実施形態におけるOTP操作に応答してシステム制御部50が実行する動作のフローチャートである。
各処理はシステム制御部50が不揮発メモリ56に格納されたプログラムをシステムメモリ52に展開して実行することにより実現される。なお、この処理はデジタルカメラ100に電源が入り、表示部28にライブビュー画像を表示した状態に遷移すると開始される。
S801では、システム制御部50は、OTP操作のステータスに0を代入する。これは主にOTPが「リリース」状態であることを示す。
S802では、システム制御部50は、OTPの「プレス」操作が行われたか否かを判定する。プレス操作が行われた場合はS803へ進み、行われなかった場合はS805へ進む。S803では、システム制御部50は、設定されているAF枠でAF動作を実行する。S804では、システム制御部50は、OTP操作のステータスに2を代入する。これは主にOTPが「プレス」状態であることを示す。
S805では、システム制御部50は、OTPの「タッチムーブ」操作が行われたか否かを判定する。タッチムーブ操作が行われた場合はS806へ進み、行われなかった場合はS811へ進む。
S806では、システム制御部50は、OTP操作のステータスを判定して次のように進む。ステータスが0の場合はS807へ進み、ステータスが1の場合はS808へ進み、ステータスが2の場合はS809へ進む。
S807では、システム制御部50は、図5で説明したパターンAに基づいてAF枠の移動を行う。S808では、システム制御部50は、図5で説明したパターンBに基づいてAF枠の移動を行う。S809では、システム制御部50は、図5で説明したパターンBに基づいてAF枠の移動を行う。S810では、システム制御部50は、S809での枠移動後の設定されているAF枠を用いてAF動作を実行する。
S811では、システム制御部50は、OTPの「プレス」操作が継続されているか否かを判定する。プレス操作が継続されている場合はS805へ戻り、プレス操作が継続されていない場合はS812へ進む。
S812では、システム制御部50は、OTPの「タッチ」操作が継続されているか否かを判定する。タッチ操作が継続されている場合はS813へ進み、タッチ操作が継続されていない場合はS814へ進む。
S813では、システム制御部50は、OTP操作のステータスを判定して次のように進む。ステータスが2の場合はS815へ進み、ステータスが2以外の場合はS816へ戻る。
S814では、システム制御部50は、OTP操作のステータスに0を代入する。 S815では、システム制御部50は、OTP操作のステータスに1を代入する。これは主にOTPが「プレス後のタッチ」状態であることを示す。
S816では、システム制御部50は、OTPがリリースされたか否かを判定する。リリースされていない場合はS802に戻り、リリースされた場合は本フローの動作を終了する。
以上が、本実施形態におけるOTPを操作した場合の動作である。本実施形態では、プレス操作後にプレスを継続していなくてもタッチ操作を継続している期間内は、図5のパターンBの枠移動を行う。
なお、第2の実施形態の変形例として、プレス操作後にプレスを継続していなくても測光タイマーが働いている期間内であったり、被写体追尾していたりする間は、図5のパターンBの枠移動を行うようにしてもよい。その際はS812の条件を変更して対応する。
以上説明したように、本実施形態では、AF動作の実行後にプレスを継続していなくてもタッチ操作を継続している間は、焦点検出領域を移動できる範囲を狭めることにより、焦点検出領域が不用意に動いてしまう誤動作を抑制することができる。
(他の実施形態)
また本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読出し実行する処理でも実現できる。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現できる。
発明は上記実施形態に制限されるものではなく、発明の精神及び範囲から離脱することなく、様々な変更及び変形が可能である。従って、発明の範囲を公にするために請求項を添付する。
1:OTP、2:OTP,11:焦点検出部、16:ファインダー、22:撮像部、28:表示部、50:システム制御部、100:カメラ、150:レンズユニット

Claims (17)

  1. 撮影レンズの焦点状態を検出する焦点検出手段と、
    前記焦点検出手段に、前記焦点状態を検出する動作を指示するスイッチと、
    前記スイッチに設けられ、前記焦点状態を検出する焦点検出領域の位置を画面上で移動させる操作手段と、
    前記スイッチにより前記焦点状態を検出する動作の指示がなされてから所定の期間内である第2の状態で前記操作手段により前記焦点検出領域を移動させる操作がなされた場合、前記スイッチにより前記焦点状態を検出する指示がなされていない第1の状態の場合よりも、前記焦点検出領域の移動可能な範囲を狭めるように制御する制御手段と、
    を備え
    前記スイッチは押しボタンであり、前記操作手段は、前記押しボタンの表面に設けられた、ユーザの指の動きを検出する検出手段を有することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記検出手段は、前記押しボタンの表面に対するユーザの指のタッチとユーザの指の動きを検出することを特徴とする請求項に記載の撮像装置。
  3. 前記検出手段は、ユーザの指の動きを光学的に検出する光学検出手段であることを特徴とする請求項に記載の撮像装置。
  4. 前記所定の期間とは、前記スイッチにより前記焦点状態を検出する動作の指示が継続されている期間であることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の撮像装置。
  5. 撮影レンズの焦点状態を検出する焦点検出手段と、
    前記焦点検出手段に、前記焦点状態を検出する動作を指示するスイッチと、
    前記スイッチに設けられ、前記焦点状態を検出する焦点検出領域の位置を画面上で移動させる操作手段と、
    前記スイッチにより前記焦点状態を検出する動作の指示がなされてから所定の期間内である第2の状態で前記操作手段により前記焦点検出領域を移動させる操作がなされた場合、前記スイッチにより前記焦点状態を検出する指示がなされていない第1の状態の場合よりも、前記焦点検出領域の移動可能な範囲を狭めるように制御する制御手段と、
    を備え、
    前記所定の期間とは、前記スイッチにより前記焦点状態を検出する動作の指示がなされてから、測光タイマーが働いている期間であることを特徴とする撮像装置。
  6. 前記所定の期間とは、前記スイッチにより前記焦点状態を検出する動作の指示がなされた後、前記スイッチに対するユーザの指のタッチが継続されている期間であることを特徴とする請求項またはに記載の撮像装置。
  7. 撮影レンズの焦点状態を検出する焦点検出手段と、
    前記焦点検出手段に、前記焦点状態を検出する動作を指示するスイッチと、
    前記スイッチに設けられ、前記焦点状態を検出する焦点検出領域の位置を画面上で移動させる操作手段と、
    前記スイッチにより前記焦点状態を検出する動作の指示がなされてから所定の期間内である第2の状態で前記操作手段により前記焦点検出領域を移動させる操作がなされた場合、前記スイッチにより前記焦点状態を検出する指示がなされていない第1の状態の場合よりも、前記焦点検出領域の移動可能な範囲を狭めるように制御する制御手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、前記第1の状態では、1つの枠と該1つの枠を囲む複数の領域とを含む第1の焦点検出領域全体を画面上で移動可能に制御し、前記第2の状態では、前記第1の焦点検出領域全体は移動させず、前記1つの枠と該1つの枠を囲む複数の領域の範囲内で焦点検出領域を移動させるように制御することを特徴とする撮像装置。
  8. 撮影レンズの焦点状態を検出する焦点検出手段と、
    前記焦点検出手段に、前記焦点状態を検出する動作を指示するスイッチと、
    前記スイッチに設けられ、前記焦点状態を検出する焦点検出領域の位置を画面上で移動させる操作手段と、
    前記スイッチにより前記焦点状態を検出する動作の指示がなされてから所定の期間内である第2の状態で前記操作手段により前記焦点検出領域を移動させる操作がなされた場合、前記スイッチにより前記焦点状態を検出する指示がなされていない第1の状態の場合よりも、前記焦点検出領域の移動可能な範囲を狭めるように制御する制御手段と、
    被写体を検出する被写体検出手段と、を備え、
    前記制御手段は、前記第1の状態では画面上の全体で前記焦点検出領域を移動可能に制御し、前記第2の状態では、前記被写体検出手段により検出された被写体の範囲内で焦点検出領域を移動させるように制御することを特徴とする撮像装置。
  9. 前記制御手段は、被写体が顔である場合、前記第2の状態では、焦点検出領域の移動を瞳を選択するように制御することを特徴とする請求項に記載の撮像装置。
  10. 撮影レンズの焦点状態を検出する焦点検出手段と、
    前記焦点検出手段に、前記焦点状態を検出する動作を指示するスイッチと、
    前記スイッチに設けられ、前記焦点状態を検出する焦点検出領域の位置を画面上で移動させる操作手段と、
    前記スイッチにより前記焦点状態を検出する動作の指示がなされてから所定の期間内である第2の状態で前記操作手段により前記焦点検出領域を移動させる操作がなされた場合、前記スイッチにより前記焦点状態を検出する指示がなされていない第1の状態の場合よりも、前記焦点検出領域の移動可能な範囲を狭めるように制御する制御手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、前記第1の状態では、1つの外枠と該1つの外枠の内側に配置された複数の領域とを含む第2の焦点検出領域全体を画面上で移動可能に制御し、前記第2の状態では、前記第2の焦点検出領域全体は移動させず、前記1つの外枠の内側に配置された複数の領域の範囲内で焦点検出領域を移動させるように制御することを特徴とする撮像装置。
  11. 前記焦点検出領域の移動を表示する表示手段をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の撮像装置。
  12. 撮影レンズの焦点状態を検出する焦点検出手段と、前記焦点検出手段に、前記焦点状態を検出する動作を指示するスイッチと、前記スイッチに設けられ、前記焦点状態を検出する焦点検出領域の位置を画面上で移動させる操作手段と、を備える撮像装置を制御する方法であって、
    前記スイッチにより前記焦点状態を検出する動作の指示がなされてから所定の期間内である第2の状態で前記操作手段により前記焦点検出領域を移動させる操作がなされた場合、前記スイッチにより前記焦点状態を検出する指示がなされていない第1の状態の場合よりも、前記焦点検出領域の移動可能な範囲を狭めるように制御する制御工程を有し、
    前記所定の期間とは、前記スイッチにより前記焦点状態を検出する動作の指示がなされてから、測光タイマーが働いている期間であることを特徴とする撮像装置の制御方法。
  13. 撮影レンズの焦点状態を検出する焦点検出手段と、前記焦点検出手段に、前記焦点状態を検出する動作を指示するスイッチと、前記スイッチに設けられ、前記焦点状態を検出する焦点検出領域の位置を画面上で移動させる操作手段と、を備える撮像装置を制御する方法であって、
    前記スイッチにより前記焦点状態を検出する動作の指示がなされてから所定の期間内である第2の状態で前記操作手段により前記焦点検出領域を移動させる操作がなされた場合、前記スイッチにより前記焦点状態を検出する指示がなされていない第1の状態の場合よりも、前記焦点検出領域の移動可能な範囲を狭めるように制御する制御工程を有し、
    前記制御工程では、前記第1の状態では、1つの枠と該1つの枠を囲む複数の領域とを含む第1の焦点検出領域全体を画面上で移動可能に制御し、前記第2の状態では、前記第1の焦点検出領域全体は移動させず、前記1つの枠と該1つの枠を囲む複数の領域の範囲内で焦点検出領域を移動させるように制御することを特徴とする撮像装置の制御方法。
  14. 撮影レンズの焦点状態を検出する焦点検出手段と、前記焦点検出手段に、前記焦点状態を検出する動作を指示するスイッチと、前記スイッチに設けられ、前記焦点状態を検出する焦点検出領域の位置を画面上で移動させる操作手段と、を備える撮像装置を制御する方法であって、
    前記スイッチにより前記焦点状態を検出する動作の指示がなされてから所定の期間内である第2の状態で前記操作手段により前記焦点検出領域を移動させる操作がなされた場合、前記スイッチにより前記焦点状態を検出する指示がなされていない第1の状態の場合よりも、前記焦点検出領域の移動可能な範囲を狭めるように制御する制御工程と、
    被写体を検出する被写体検出工程と、を有し、
    前記制御工程では、前記第1の状態では画面上の全体で前記焦点検出領域を移動可能に制御し、前記第2の状態では、前記被写体検出工程において検出された被写体の範囲内で焦点検出領域を移動させるように制御することを特徴とする撮像装置の制御方法。
  15. 撮影レンズの焦点状態を検出する焦点検出手段と、前記焦点検出手段に、前記焦点状態を検出する動作を指示するスイッチと、前記スイッチに設けられ、前記焦点状態を検出する焦点検出領域の位置を画面上で移動させる操作手段と、を備える撮像装置を制御する方法であって、
    前記スイッチにより前記焦点状態を検出する動作の指示がなされてから所定の期間内である第2の状態で前記操作手段により前記焦点検出領域を移動させる操作がなされた場合、前記スイッチにより前記焦点状態を検出する指示がなされていない第1の状態の場合よりも、前記焦点検出領域の移動可能な範囲を狭めるように制御する制御工程を有し、
    前記制御工程では、前記第1の状態では、1つの外枠と該1つの外枠の内側に配置された複数の領域とを含む第2の焦点検出領域全体を画面上で移動可能に制御し、前記第2の状態では、前記第2の焦点検出領域全体は移動させず、前記1つの外枠の内側に配置された複数の領域の範囲内で焦点検出領域を移動させるように制御することを特徴とする撮像装置の制御方法。
  16. 請求項13乃至15のいずれか1項に記載の制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  17. 請求項13乃至15のいずれか1項に記載の制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを記憶したコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
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