JP7361491B2 - 後調整機能付きルームユニット支持脚、ルームユニット支持脚の設置高さ調整方法 - Google Patents
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Description
即ち、本発明の後調整機能付きルームユニット支持脚は、建築物の床スラブの上にルームユニットを設置する際に、前記床スラブに設置され、前記ルームユニットを受け止める後調整機能付きルームユニット支持脚であって、前記床スラブに接する底板および該底板から立ち上がる第1側壁を有する基体と、該基体の上面を覆い、前記ルームユニットに接する天板および該天板から垂下し前記第1側壁に摺動可能に接する第2側壁を有する蓋体と、を備え、前記底板、前記第1側壁、前記第2側壁、前記天板によって内部空間が区画され、前記第1側壁または前記第2側壁には前記内部空間に連通する管状部が形成され、前記内部空間には、前記管状部を介して硬化性材料が充填可能にされ、前記天板の中央部分には凹部が形成され、該凹部の周縁には前記内部空間に連通する貫通孔が形成されていることを特徴とする。
図1は、本発明の第1実施形態の後調整機能付きルームユニット支持脚を示す外観斜視図である。また、図2は、図1に示す後調整機能付きルームユニット支持脚の高さ方向に沿った断面図である。
本発明の第1実施形態の後調整機能付きルームユニット支持脚10は、外形形状が多角形筒形、例えば十角筒形を成し、上面11tが例えば開放面を成す第1基体11と、第1基体11の上面(開放面)11tを覆う第1蓋体21とを有する。第1基体11は、使用時において床スラブSに接する第1底板12と、この第1底板12から立ち上がり、所定の領域、本実施形態では十角筒状の空間を区画する十角筒形の第1側壁13とを備えている。なお、この第1底板12と第1側壁13とは、例えば、同一の材料、例えば硬質樹脂で一体に形成されていればよい。
なお、こうした管状部15は、本実施形態のように第1側壁13に形成する以外にも、第2側壁23に形成することもできる。この場合、第1側壁13には管状部15を通すための開口、切欠部などを形成しておけばよい。
図3は、本発明の第2実施形態の後調整機能付きルームユニット支持脚を示す外観斜視図である。
図3に示す後調整機能付きルームユニット支持脚30は、上述した図1、図2に示す後調整機能付きルームユニット支持脚10の変形例であり、以下に説明する箇所以外は図1、図2の実施形態と同様であり、詳細な説明は省略するとともに、同一の番号を付す。
次に、上述した第1実施形態の後調整機能付きルームユニット支持脚(以下、単にルームユニット支持脚と称する)10を用いた、本発明の第1調整方法のルームユニット支持脚の設置高さ調整方法について説明する。
図4~図7は、本発明の第1調整方法のルームユニット支持脚の設置高さ調整方法を段階的に示した模式図および側面図である。このうち、各図の(a)は、上から見た時の後調整機能付きルームユニット支持脚の配置例を示しており、各図の(b)は、(a)の配置例において外方から一側面を見た時の後調整機能付きルームユニット支持脚の状態を図示している。
まず、図4に示すように、床スラブS上でルームユニットUの下側梁UBと接する位置に、ルームユニット支持脚10A~10Iを例えば互いに等間隔に設置する(第1設置工程)。この図4の状態では、ルームユニット支持脚10A~10Iの内部空間E1(図2を参照)には硬化性材料などは注入されておらず、高さが未調整の状態である。
こうした各工程を経て、全てのルームユニット支持脚10A~10IによってルームユニットUが均等に支持され、ルームユニットUが床スラブS上に所定の高さで水平に設置される。
次に、上述した第1実施形態のルームユニット支持脚10を用いた、本発明の第2調整方法のルームユニット支持脚の設置高さ調整方法について説明する。
図8~図10は、本発明の第2調整方法のルームユニット支持脚の設置高さ調整方法を段階的に示した模式図および側面図である。このうち、各図の(a)は、上から見た時の後調整機能付きルームユニット支持脚の配置例を示しており、各図の(b)は、(a)の配置例において外方から一側面を見た時の後調整機能付きルームユニット支持脚の状態を図示している。
まず、図8に示すように、床スラブS上でルームユニットUの下側梁UBと接する位置に、ルームユニット支持脚10A~10Iを例えば互いに等間隔に設置する(第2設置工程)。この図8の状態では、ルームユニット支持脚10A~10Iの内部空間E1(図2を参照)には硬化性材料などは注入されておらず、高さが未調整の状態である。
次に、上述した第1実施形態のルームユニット支持脚10を用いた、本発明の第3調整方法のルームユニット支持脚の設置高さ調整方法について説明する。
図11~図14は、本発明の第3調整方法のルームユニット支持脚の設置高さ調整方法を段階的に示した模式図および側面図である。このうち、各図の(a)は、上から見た時の後調整機能付きルームユニット支持脚の配置例を示しており、各図の(b)は、(a)の配置例において外方から一側面を見た時の後調整機能付きルームユニット支持脚の状態を図示している。
まず、図11に示すように、床スラブS上でルームユニットUの下側梁UBと接する位置に、ルームユニット支持脚10A~10Iを例えば互いに等間隔に設置する(第2設置工程)。この図11の状態では、ルームユニット支持脚10A~10Iの内部空間E1(図2を参照)には硬化性材料などは注入されておらず、高さが未調整の状態である。
また、レベル調整プレートCの厚みは、薄くするほど高さ位置の微調整が可能であり、本調整方法では、例えば、5mm厚の金属板を用いている。なお、レベル調整プレートCは、複数の厚みのものを用意して、少ない枚数で高さの微調整が可能な構成にしてもよい。
11…第1基体
12…第1底板
13…第1側壁
15…管状部
21…第1蓋体
22…第1天板
23…第2側壁
24…第1貫通孔
E1…内部空間
Claims (3)
- 建築物の床スラブの上にルームユニットを設置する際に、前記床スラブに設置され、前記ルームユニットを受け止める後調整機能付きルームユニット支持脚であって、
前記床スラブに接する底板および該底板から立ち上がる第1側壁を有する基体と、該基体の上面を覆い、前記ルームユニットに接する天板および該天板から垂下し前記第1側壁に摺動可能に接する第2側壁を有する蓋体と、を備え、
前記底板、前記第1側壁、前記第2側壁、前記天板によって内部空間が区画され、
前記第1側壁または前記第2側壁には前記内部空間に連通する管状部が形成され、
前記内部空間には、前記管状部を介して硬化性材料が充填可能にされ、
前記天板の中央部分には凹部が形成され、該凹部の周縁には前記内部空間に連通する貫通孔が形成されていることを特徴とする後調整機能付きルームユニット支持脚。 - 建築物の床スラブの上にルームユニットを設置する際に、前記床スラブに設置され、前記ルームユニットを受け止める、高さ調整が可能なルームユニット支持脚の設置高さ調整方法であって、
複数のルームユニット支持脚を所定の間隔で前記床スラブに設置する第1設置工程と、
前記複数のルームユニット支持脚を、任意の配分で前調整ルームユニット支持脚と、後調整ルームユニット支持脚に区分けして、前記前調整ルームユニット支持脚の高さを、前記後調整ルームユニット支持脚の高さよりも高くなるように調整する第1前調整工程と、
前記前調整ルームユニット支持脚に支持させるように前記ルームユニットを載置する第1ルームユニット載置工程と、
前記後調整ルームユニット支持脚の高さを前記ルームユニットに接する位置まで高くなるように調整する第1後調整工程と、を備えたことを特徴とするルームユニット支持脚の設置高さ調整方法。 - 前記第1前調整工程または前記第1後調整工程のうち少なくともいずれか一方での前記ルームユニット支持脚の高さ調整は、前記ルームユニット支持脚の内部に硬化性材料を注入することによって行うことを特徴とする請求項2記載のルームユニット支持脚の設置高さ調整方法。
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