JP7358918B2 - 立型旋盤 - Google Patents

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Description

本発明は、立型旋盤に関する。
旋盤の一種として、ワークを保持する主軸が鉛直軸周りに回転する立型旋盤がある。この立型旋盤は、水平面内に位置する基盤(テーブル)上に設けられた主軸と、主軸に保持されたワークを加工するための工具を保持する刃物台と、を備えている(例えば、特許文献1参照)。このような立型旋盤は、刃物台に保持された工具を、主軸に保持されたワークに対して少なくとも主軸の中心軸に直交する方向に進退させる必要がある。このため、立型旋盤には、主軸の中心軸に直交する方向に延びるガイドレールが設けられている。刃物台は、このガイドレールに沿って移動するよう設けられている。
ここで、上記した立型旋盤は、平面視において矩形状に形成された基盤を用いて構成されている。また、ガイドレールは、この矩形状の基盤において、互いに直交する2辺のいずれかと平行に設けられるのが一般的である。基盤の一辺側がメンテナンス等を行うための作業者による前側(アクセス側)とすると、例えば、ガイドレールは、作業者から見て左右方向に延びる基盤の辺と平行に設けられている。その結果、工具を保持する刃物台は、ワークを保持する主軸に対して、左右方向に進退することとなる。
実公昭63-29660号公報
上記した立型旋盤のように、ガイドレールが、作業者から見て左右方向に延びて設けられた場合、刃物台の十分な移動ストロークを確保しようとすると、立型旋盤の左右方向の寸法(幅寸法)が大きくなってしまう。立型旋盤が設置される工場等においては、各種装置が一列に並べられる場合があり、室内空間のスペースの有効利用を図るため、立型旋盤の左右方向における小型化を図ることが望まれている。また、ガイドレールが、作業者から見て主軸の後側に設けられる場合、刃物台が主軸の後側に配置されるため、作業者が工具交換又は刃物台のメンテナンスを行う場合に刃物台まで遠くなり、面倒な作業となる。
本発明は、刃物台の移動ストロークを確保しつつ立型旋盤の小型化を図り、作業者による工具交換又はメンテナンス等の作業性を向上させることが可能な立型旋盤を提供することを目的とする。
本発明の第1態様においては、立型旋盤が提供される。立型旋盤は、平面視において矩形状の基盤を備える。立型旋盤は、ワークを保持して鉛直軸周りに回転させる主軸を備える。立型旋盤は、基盤に設けられ、平面視において、基盤の4つの辺のうちの1つである第1辺に沿った方向に対して交差する方向に直線状に延びるガイドレールを備える。立型旋盤は、ガイドレールに沿って移動するベースを備える。立型旋盤は、ベースに設けられ、主軸に保持されたワークを加工するための工具を保持する刃物台を備える。立型旋盤は、第1辺に対して平行なガイドに沿って走行可能に設けられ、ワークを搬送するワークローダを備える。ガイドレールは、平面視において、第1辺に対して傾斜している。
イドレールは、第1辺に対して30°から60°の角度で傾斜していてよい。ガイドレールは、少なくとも一方の端部が基盤の縁部又は縁部近傍まで延びていてよい。刃物台は、主軸に保持されたワークに対して、ガイドレールが延びる方向と平行な方向に移動してワークを加工する工具を保持する第1刃物台と、鉛直軸に沿った方向に移動してワークを加工する工具を保持する第2刃物台と、を含んでよ。ベースは、刃物台を鉛直軸に沿った方向に移動させる昇降駆動部を備えてよ。刃物台に装着される工具を保管する工具保管部をさらに備えてよい。工具保管部は、ガイドレールに沿った刃物台の移動経路の下方に設けられていてよい。
本発明の態様に係る立型旋盤によれば、ガイドレールが、平面視において矩形状の基盤の第1辺に沿った方向に対して交差する方向に延びている。すなわち、ガイドレールは、基盤の第1辺に沿った方向には延びておらず、基盤の第1辺に沿った方向における寸法を小さくすることができる。一方、ガイドレールは、第1辺に沿った方向に交差する方向において長さを確保しやすい。従って、刃物台の移動ストロークを確保しつつ立型旋盤の左右方向における小型化を図ることができる。また、刃物台を基盤の第1辺側に近づけることができるので、刃物台が作業者から近くなり、作業者による工具交換又はメンテナンス等の作業性を向上させることができる。
また、ガイドレールが、平面視において、第1辺に対して傾斜している形態では、ガイドレールが矩形状の基盤上において斜めに延びるので、刃物台の移動ストロークの確保と、立型旋盤の左右方向における小型化とを容易に図ることができる。また、ガイドレールが、第1辺に対して30°から60°の角度で傾斜している形態では、基盤の第1辺に沿った方向、及び第2辺に沿った方向の双方において、刃物台の移動ストロークを容易に確保しつつ立型旋盤の小型化を図ることができる。
また、ガイドレールは、少なくとも一方の端部が基盤の縁部又は縁部近傍まで延びている形態では、基盤上の限られたスペース内で、刃物台の移動ストロークを確実に確保することができる。さらに、ガイドレールに沿って移動する刃物台を、基盤の前面側の縁部近傍まで移動させることにより、刃物台を基盤の第1辺に近づけることができる。また、刃物台が、主軸に保持されたワークに対して、ガイドレールが延びる方向と平行な方向に移動してワークを加工する工具を保持する第1刃物台と、鉛直軸に沿った方向に移動してワークを加工する工具を保持する第2刃物台と、を含む形態では、第1刃物台の工具による加工形態と、第2刃物台の工具による加工形態とを選択でき、ワークに対して異なる形態の加工を行うことができる。
また、ベースが、刃物台を鉛直軸に沿った方向に移動させる昇降駆動部を備える形態では、昇降駆動部により刃物台を鉛直軸に沿った方向に移動させることにより、ワークに対して鉛直軸方向に沿った加工を行うことができる。また、刃物台に装着される工具を保管する工具保管部をさらに備え、工具保管部が、ガイドレールに沿った刃物台の移動経路の下方に設けられている形態では、ガイドレールに沿って刃物台を移動させて、刃物台を工具保管部の上方に配置することにより、刃物台に装着されている工具を容易に交換することができる。
第1実施形態に係る立型旋盤の一例を示す平面図である。 第1実施形態に係る立型旋盤の一例を示す斜視図である。 第1実施形態に係る第1辺側から見た正面図である。 第1実施形態に係る立型旋盤の一例を示す側面図である。 第1刃物台の工具によりワークを加工するときの刃物台の位置を示す平面図である。 第2刃物台の工具によりワークを加工するときの刃物台の位置を示す平面図である。 第2刃物台の工具を交換するときの刃物台の位置を示す平面図である。 第2実施形態に係る立型旋盤の一例を示す平面図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。ただし、本発明はこの形態に限定されない。また、図面においては実施形態を説明するため、一部分を大きく又は強調して記載するなど適宜縮尺を変更して表現している。各図では、XYZ座標系を用いて図中の方向を説明する。このXYZ座標系は、水平面に平行な平面をXY平面とする。このXY平面において、作業者が立型旋盤に正対した状態で、作業者から見て左右方向をX方向と表記し、X方向に直交する方向をY方向と表記する。また、XY平面に垂直な方向はZ方向と表記する。
[第1実施形態]
第1実施形態に係る立型旋盤VLについて、図面を参照して説明する。図1は、第1実施形態に係る立型旋盤VLの一例を示す平面図である。図2は、第1実施形態に係る立型旋盤VLの一例を示す斜視図である。図3は、第1実施形態に係る立型旋盤VLを第1辺側から見た正面図である。図4は、第1実施形態に係る立型旋盤VLの一例を示す側面図である。第1実施形態に係る立型旋盤VLは、ワークWを主軸SPの中心軸周りに回転させながら、各種の工具Bにより加工する加工機械である。図1から図4に示すように、立型旋盤VLは、基盤MBと、主軸SPと、ガイドレールGRと、ベースBAと、刃物台TBと、工具保管部THと、切り屑回収機構CCと、ワークローダWLと、を備える。
基盤MBは、床面上に設置された基台1に備えられる。基盤MBは、平板状であり、その上面4が水平面に沿って配置されている。基盤MBは、平面視において矩形状に設けられている。基盤MBは、平面視において、互いに平行にX方向に延びる一対の短辺部2a、2bと、この短辺部2a、2bに直交しかつ互いに平行にY方向に延びる一対の長辺部2c、2dと、により形成されている。以下の説明において、基盤MBにおいて一方の短辺部2aを、第1辺E1と称する。また、基盤MBにおいて一方の長辺部2cを第2辺E2と称する。
立型旋盤VLは、基盤MBの第1辺E1側が作業者側とされている。作業者は、基盤MBの第1辺E1側から、例えば、立型旋盤VLの操作、工具等の部品の交換、又は可動部分のメンテナンス等を行う。長辺部2c、2d側には、例えば、他の工作機械等が立型旋盤VLの第1辺E1に揃えて並べられる。この場合、例えば、立型旋盤VLと他の工作機械との間には、作業者が入り込むスペースがない場合もある。基盤MBの上面4には、Y方向の第1辺E1側に、開口部3が形成されている。開口部3の下方には、基盤MBの上面4よりも下方に窪むシュート部5が形成されている。シュート部5の傾斜面5bは、X方向の一方側(図1において左方)から他方側(図1において右方)に向かって低くなるように傾斜している。
主軸SPは、基盤MBに設けられている。主軸SPは、基盤MBを支持する基台1に設けられた不図示の軸受に、鉛直軸方向(Z方向)に沿った中心軸C1周りに回転可能に支持されている。主軸SPは、基台1に設けられたモータM(図3参照)によって、中心軸C1周りに回転駆動される。主軸SPは、基盤MBのシュート部5の傾斜面5bの一部から上方に突出して設けられている。主軸SPの上端部は、基盤MBの上面4よりも上方に配置されている。主軸SPの上端部には、ワークWを保持するための主軸チャック11が設けられている。主軸チャック11は、例えば、中心軸C1に対する放射方向に移動する3つの爪部により形成されている。
ガイドレールGRは、基盤MBの上面4に設けられている。ガイドレールGRは互いに平行に延びる2本一対のレール部材21A、21Bを備えている。ガイドレールGR(2本一対のレール部材21A、21B)は、基盤MBの4つの辺のうちの1つである第1辺E1に沿ったX方向に対して交差する方向に直線状に延びている。ガイドレールGRは、平面視において、第1辺E1と平行なX方向に対して傾斜して設けられている。
ガイドレールGRは、Y方向において第1辺E1から離間した側(作業者から遠い短辺部2b側)に向かうように配置されている。ガイドレールGRを構成する2本一対のレール部材21A、21Bは、それぞれ、X方向一方の側(長辺部2c側)から他方の側(長辺部2d側)に向かって、Y方向において第1辺E1側から漸次離間するように傾斜している。
ガイドレールGRは、第1辺E1に対する傾斜角θ(図1参照)が、例えば、30°から60°に設定される。また、ガイドレールGRは、第1辺E1に対する傾斜角θが、例えば、40°から50°に設定される。本実施形態において、ガイドレールGRは、第1辺E1に対する傾斜角θが、例えば、45°に設定されている。なお、ガイドレールGRは、第1辺E1に沿ったX方向に対して交差する方向に延びるのであれば、Y方向に延びていてもよい。以下の説明において、ガイドレールGRが延びる方向を、レール延伸方向Rと称する。
2本一対のレール部材21A、21Bにおいて、一方の端部21c、21dは、基盤MBの第2辺E2側の縁部2e又は縁部2e近傍まで延びている。この構成により、後述の刃物台TBを基盤MBの縁部2e近傍まで移動させることが可能となり、基盤MB上の限られたスペース内で、刃物台TBの移動ストロークを確保することができる。また、刃物台TBを基盤MBの縁部2e近傍まで移動させることにより、第1辺E1側に立つ作業者に対して刃物台TBを近づけることができる。なお、図示では端部21c、21dが縁部2e近傍まで延びている例を示しているが、端部21c、21dの一方又は双方が縁部2eまで延びていてもよい。
レール部材21Aにおいて、他方の端部21eは、基盤MBの他方の短辺部2bの縁部2f近傍まで延びている。また、レール部材21Bにおいて、他方の端部21fは、基盤MBの長辺部2dの近傍まで延びている。レール部材21Aとレール部材21Bとは、レール延伸方向Rにおける長さが長い。また、レール部材21Aとレール部材21Bとは、レール延伸方向Rと直交する断面が同一又はほぼ同一であるが、互いに異なってもよい。例えば、レール部材21Bは、後述する刃物台TBの荷重の多くがかかるため、剛性を高めるために断面が大きな部材が用いられてもよい。
ベースBAは、ガイドレールGRを構成する2本一対のレール部材21A、21Bを跨がるように設けられている。ベースBAは、その下面に、レール部材21A、21B上をスライド移動可能なスライドガイド31が設けられている(図3参照)。ベースBAは、スライド駆動部によって、ガイドレールGRに沿って、レール延伸方向Rに移動可能に設けられている。なお、ベースBAは、スライドと称される場合がある。ベースBAのスライド駆動部は、例えば、レール部材21A、21Bと平行に設けられてベースBAに連結された不図示のボールネジと、このボールネジを回転駆動させるモータ33と、を備える。ベースBAは、モータ33でボールネジを回転させることで、レール部材21A、21Bに沿ってレール延伸方向Rに直線状に移動する。
ベースBAは、平面視において、レール延伸方向Rの一方側(縁部2e側)に側端面32を有する。側端面32は、レール延伸方向Rに対して傾斜し、Y方向に延びる第2辺E2と平行に形成されている。その結果、ベースBAをガイドレールGRに沿って縁部2e側に移動させた場合、側端面32が第2辺E2と平行となり、ベースBAの一部が縁部2eからX方向側に突出するのを抑えつつ、ベースBAを縁部2eに近づけることが可能となる。
刃物台TBは、ベースBAに設けられている。ベースBAには、刃物台TBを鉛直軸に沿った方向に移動させる昇降駆動部41が設けられている(図2参照)。昇降駆動部41は、ガイド部材42と、支持板43と、昇降ユニット44と、を備えている。
ガイド部材42は、ベースBAの側面に2本一対で設けられている。2本一対のガイド部材42は、ベースBAの側面に沿って鉛直軸方向(Z方向)に延びている。支持板43は、ガイド部材42に沿って鉛直軸方向に移動可能に設けられている。支持板43は、鉛直面内に沿って設けられている。昇降ユニット44は、例えば、ボールネジ機構であり、鉛直軸方向に延びるボールネジを不図示のモータ等の回転駆動源により回転させる。ボールネジには、支持板43に設けられたナット44aがネジ結合している。昇降ユニット44は、回転駆動源によりボールネジを回転させることによって、支持板43をガイド部材42に沿って昇降させる。
刃物台TBは、支持板43の側面に取り付けられて固定されている。刃物台TBは、第1刃物台51と、第2刃物台52と、を備えている。第1刃物台51及び第2刃物台52は、それぞれ支持板43に固定されている。第1刃物台51及び第2刃物台52は、支持板43により一体となって昇降する。また、刃物台TBは、ベースBAをガイドレールGRに沿ってレール延伸方向Rに移動させることにより、主軸SPに対して進退可能となっている。
第1刃物台51は、主軸SPに保持されたワークWに対して、ガイドレールGRが延びる方向と平行な方向(すなわちレール延伸方向R)に移動してワークWを加工する工具B1を保持する。第1刃物台51は、工具B1を保持するタレット54を備えている。タレット54は、例えば、平面視において多角形状に設けられており、鉛直軸方向に沿った中心軸C2(図2参照)周りに旋回可能に設けられている。タレット54は、モータ等の不図示のタレット駆動部により中心軸C2周りに旋回する。
タレット54には、工具B1を装着可能な工具保持部54tが、中心軸C2周りの周方向に複数設けられている。すなわち、タレット54の周方向の面には、複数の工具B1が保持されている。第1刃物台51は、タレット54を中心軸C2周りに回転させることにより、複数の工具B1からワークWの加工に用いる工具B1を選択することが可能となっている。ワークWの加工に選択された工具B1は、平面視において、タレット54に保持されて、主軸SPの中心軸C1とレール延伸方向Rに平行な同一直線A上に配置されている(図1参照)。
第2刃物台52は、主軸SPに保持されたワークWに対して、鉛直軸方向(Z方向)に移動してワークWを加工する工具B2を保持する。第2刃物台52は、その下端に、工具B2を着脱可能に保持する不図示の工具保持部を備えている。第2刃物台52は、工具B2(工具保持部)を回転させるためのモータ等の不図示の回転駆動源を備える。第2刃物台52は、この回転駆動源を駆動することにより、工具B2を、鉛直軸方向に沿った中心軸C3周りに回転させることができる(図2参照)。なお、第2刃物台52に保持される工具B2は、平面視において、主軸SPの中心軸C1とレール延伸方向Rに平行な同一直線A上に配置されている(図1参照)。
なお、本実施形態では、刃物台TBが第1刃物台51(タレット54)と第2刃物台52とを備える形態を例に挙げて説明しているが、この形態に限定されない。例えば、刃物台TBが、第1刃物台51及び第2刃物台52のいずれか一方を備える形態であってもよい。また、第1刃物台51及び第2刃物台52が支持板43により一体で昇降する形態に限定されない。例えば、第1刃物台51と第2刃物台52とが、ベースBAに対して独立して昇降する形態であってもよい。
工具保管部THは、刃物台TBの第2刃物台52に装着される工具B2を保管する。工具保管部THは、基盤MBの上面4に設けられた工具ホルダ62と、不図示のホルダ駆動部と、を備えている。工具ホルダ62は、鉛直軸方向に沿った中心軸C4周りに回転可能に設けられている。工具ホルダ62は、その上面において、中心軸C4を周回する位置に、複数の工具保持穴62hを備えている。複数の工具保持穴62hは、工具ホルダ62の中心軸C4周りの周方向に等間隔に配置されている。
不図示のホルダ駆動部は、工具ホルダ62を、中心軸C4周りに旋回させる。ホルダ駆動部は、工具ホルダ62を旋回させることにより、各工具保持穴62hを、所定の工具交換位置Pに移動させることができる。工具保管部THは、ガイドレールGRに沿った刃物台TBの移動経路の下方に設けられている。図1に示すように、工具交換位置Pは、平面視において、第2刃物台52の工具B2とレール延伸方向Rに平行な同一直線A上に設定されている。すなわち、主軸SPと、第2刃物台52の工具B2と、工具交換位置Pとは、レール延伸方向Rに平行な同一直線A上に配置されている。なお、立型旋盤VLが工具保管部THを備えるか否かは任意である。すなわち、立型旋盤VLは、工具保管部THを備えなくてもよい。
切り屑回収機構CCは、図1及び図4に示すように、搬出コンベヤ72と、切り屑収容部73と、を備えている。搬出コンベヤ72は、基盤MBの下部における長辺部2dの近傍に設けられている。搬出コンベヤ72の一端部72aは、シュート部5の傾斜面5bの最下部に配置されている。搬出コンベヤ72は、Y方向に沿って短辺部2b側に延び、基台1から外側に突出して設けられている。
搬出コンベヤ72は、基台1の外側において、斜め上方に登る傾斜部72bを有し、他端部72cが床面から所定寸法高い位置に配置されている。切り屑収容部73は、搬出コンベヤ72の他端部72cの下方に配置されている。切り屑収容部73は、上方に向かって開口する開口部を有している。このような切り屑回収機構CCは、主軸SPで保持したワークWを工具B1又は工具B2で加工する際に発生した切り屑を回収する。切り屑は、シュート部5の傾斜面5bよって滑り落ち、搬出コンベヤ72の一端部72a上に載せられる。この切り屑は、搬出コンベヤ72によって基台1の外側に搬送され、他端部72cにおいて、切り屑収容部73に落下して回収される。
なお、本実施形態では、切り屑回収機構CCが搬出コンベヤ72を備える構成を例に挙げて説明しているが、この形態に限定されない。例えば、シュート部5の傾斜面5bの最下部に切り屑収容箱が設置され、切り屑がシュート部5の傾斜面5bを滑り、切り屑収容箱に落下して回収される形態であってもよい。この場合、傾斜面5bの最下部に設置された切り屑収容箱は、基盤MBの第1辺E1側から、作業者によって取り出されるような形態であってもよい。
ワークローダWLは、図1、図3、及び図4に示すように、基台1に対し、Y方向において第1辺E1側に配置されている。ワークローダWLは、ワークストッカ81と、ワーク保持部82と、ホルダ移動機構83と、を備えている。ワークストッカ81は、加工対象となるワークWを載置する。ワークストッカ81は、例えば、複数のワークWを保持可能な形態が適用されてもよい。また、ワークストッカ81は、未加工のワークWを載置するワークストッカ81と、加工済みのワークWを載置するワークストッカ81とで共通であってもよいし、別に配置されてもよい。
ワーク保持部82は、ワークWを保持する。ワーク保持部82は、例えば3つの爪部によりワークWを把持可能なチャック機構が用いられてもよいし、ワークWを吸着して保持可能な吸着機構が用いられてもよい。ホルダ移動機構83は、X方向搬送部84と、Y方向搬送部85と、Z方向搬送部86と、を備えている。
X方向搬送部84は、X方向に延びて配置されたXガイド87に沿ってX方向に移動可能である。Xガイド87は、一対の支柱88上に支持され、基盤MBよりも高い位置に配置されている。X方向搬送部84は、不図示のX方向駆動部によりXガイド87に沿ってX方向に移動する。Y方向搬送部85は、X方向搬送部84の上面側に設けられる。Y方向搬送部85は、X方向搬送部84に設けられた不図示のYガイドによってY方向に移動可能である。Y方向搬送部85は、不図示のY方向駆動部によりY方向に移動する。Z方向搬送部86は、Y方向搬送部85の端部に設けられる。Z方向搬送部86は、Y方向搬送部85に設けられた不図示のZガイドによってZ方向に移動可能である。Z方向搬送部86は、不図示のZ方向駆動部によりZ方向に移動する(昇降する)。
ワーク保持部82は、これらX方向搬送部84、Y方向搬送部85、Z方向搬送部86がそれぞれ移動することにより、X方向、Y方向、Z方向に移動可能となっている。ワークローダWLは、上記したホルダ移動機構83を用いることにより、ワークストッカ81から主軸SPへのワークWの搬送、又は主軸SPからワークストッカ81等へのワークWの搬送等を行う。
立型旋盤VLの各部の動作は、不図示のコントローラ(制御装置)によって制御される。このコントローラは、主軸SPの主軸チャック11によるワークWの保持動作、主軸SPの回転動作、刃物台TBのガイドレールGRに沿った移動動作、刃物台TBの第1刃物台51又は第2刃物台52におけるワークWの加工動作、工具保管部THに保管された工具B2の交換動作、切り屑回収機構CCにおける切り屑回収動作、ワークローダWLにおけるワークWの搬送動作、等を制御する。
これらの動作は、コントローラに備える記憶装置に記憶されている動作プログラムに基づいて自動的に実行してもよいし、作業者がコントローラに各種指令値を入力し、入力した指令内容に応じて動作させるマニュアル操作を実行してもよい。コントローラは、例えば、中央演算処理装置(CPU)、記憶装置、通信装置等を備え、各種情報の処理を行うコンピュータ装置が用いられる。
このような立型旋盤VLにおけるワークWの加工は、予め記憶されている動作プログラムに基づいたコントローラの制御により、次のように行われる。まず、コントローラは、ワークローダWLのホルダ移動機構83を動作させて、ワーク保持部82をワークストッカ81に載置されたワークWの上方に移動させる。続いて、コントローラは、ホルダ移動機構83によりワーク保持部82を下降させ、ワークストッカ81に載置されたワークWをワーク保持部82により保持させる。続いて、コントローラは、ホルダ移動機構83によりワーク保持部82を主軸SPの上方に移動させる。続いて、コントローラは、ホルダ移動機構83によりワーク保持部82を下降させ、ワークWを主軸SPに載置する。載置されたワークWを主軸チャック11で保持することにより、ワークWが主軸SPに保持される。
図5は、第1刃物台51の工具B1によりワークWを加工するときの刃物台TBの位置を示す平面図である。図5に示すように、主軸SPに保持されたワークWを、第1刃物台51の工具B1により加工する場合、主軸SPは、保持したワークWを中心軸C1周りに回転させる。この状態で、刃物台TBをガイドレールGRに沿ってレール延伸方向Rに移動させることにより、第1刃物台51の工具B1がワークWを径方向から加工する。なお、レール延伸方向Rは、工具B1においてワークWに対する切り込み量を規定する方向である。
また、昇降駆動部41によって刃物台TBを鉛直軸方向に移動させることにより、工具B1を鉛直軸方向に移動させ、ワークWに対する切り込み量を維持しながら鉛直軸方向に沿って加工する。このとき、工具B1を鉛直軸方向に移動させつつ、刃物台TBをレール延伸方向Rに移動させることにより、ワークWに傾斜面を形成させることが可能となる。
図6は、第2刃物台52の工具B2によりワークWを加工するときの刃物台TBの位置を示す平面図である。図6に示すように、主軸SPに保持されたワークWを、第2刃物台52の工具B2により加工する場合、主軸SPの回転を停止させる。すなわち、ワークWを回転させない状態で加工を行う。この状態で、刃物台TBをガイドレールGRに沿ってレール延伸方向Rに移動させることにより、第2刃物台52の工具B2をワークWの鉛直上方に配置させる。第2刃物台52では、工具B2を、鉛直軸方向に沿った中心軸C3周りに回転させながら、刃物台TBを昇降駆動部41によって下降させる。この動作により、第2刃物台52の工具B2がワークWを中心軸C3に沿った方向から加工する。
ワークWは、第1刃物台51及び第2刃物台52の一方により加工されてもよいし、双方により加工されてもよい。ワークWが第1刃物台51及び第2刃物台52の双方により加工される場合、先に第1刃物台51の工具B1によりワークWを加工してもよいし、先に第2刃物台52の工具B2によりワークWを加工してもよい。
ワークWに対して加工を行った後、ワークWを主軸SPから搬出する。この搬出は、次の動作により行われる。まず、コントローラは、ホルダ移動機構83を動作させて、ワークローダWLのワーク保持部82を主軸SPの上方に移動させる。続いて、コントローラは、ワーク保持部82を下降させて主軸SPに保持されているワークWを保持させる。続いて、コントローラは、主軸チャック11によるワークWの保持を開放させ、ワーク保持部82を上昇させることで、ワークWが主軸SPから取り出される。取り出したワークWは、ワーク保持部82に保持されてホルダ移動機構83により搬送され、ワークストッカ81、又はワークストッカ81とは別のストッカ、ワークWに対する後工程を行う処理装置に搬出される。
なお、ワークWの加工に際して、第1刃物台51の工具B1を変更する場合は、加工に先立ってタレット54を中心軸C2周りに回転させ、加工に用いる工具B1をワークWに対向させる。また、第2刃物台52の工具B2を交換する場合について説明する。
図7は、第2刃物台52の工具B2を交換するときの刃物台TBの位置を示す平面図である。図7に示すように、第2刃物台52でワークWの加工に用いる工具B2を変更する場合、刃物台TBをガイドレールGRに沿って移動させ、第2刃物台52を工具交換位置Pに移動させる。一方、工具保管部THは、他の工具B2が保持されていない空き状態の工具保持穴62hを、工具交換位置Pに位置させる。この状態で、刃物台TBを昇降駆動部41によって下降させ、第2刃物台52に装着されている工具B2を工具保持穴62hに挿入する。各工具保持穴62hに備える不図示の工具チャックを開いておくことにより、工具B2が工具保持穴62hに収められる。
続いて、工具保持穴62hの工具B2を工具チャックで保持した状態で、第2刃物台52は、不図示の工具保持部を中心軸C3周りに回転させることにより、この工具保持部から工具B2が外れて、この工具B2が工具保持穴62hに保管される。続いて、工具保管部THは、工具ホルダ62を中心軸C4周りに回転させ、第2刃物台52に装着する他の工具B2が収容されている工具保持穴62hを、工具交換位置Pに移動させる。第2刃物台52は、不図示の工具保持部を中心軸C3周りに回転させることにより、工具交換位置Pの工具保持穴62hに収容されている工具B2を工具保持部に装着させる。この動作により、新たな工具B2が第2刃物台52に装着される。
このように、ガイドレールGRに沿って刃物台TBを移動させて、第2刃物台52を工具保管部THの上方に配置することにより、第2刃物台52に装着する工具Bを容易に交換することができる。なお、工具B1、B2の交換は、ワークWの加工中に適宜行ってもよいし、ワークWの加工の前後に行ってもよい。
また、立型旋盤VLにおいて、タレット54に装着されている工具B1を交換する場合、又は、刃物台TBの部品交換など、刃物台TBのメンテナンス等を行う場合は、刃物台TBをガイドレールGRに沿って移動させて第2辺E2に近づけた状態とする。図1に示すように、ガイドレールGRの第2辺E2側の端部は、第1辺E1に近いので、刃物台TBを第1辺E1に近づけることができる。その結果、第1辺E1側に立つ作業者から刃物台TBが近いので、作業者が、工具B1の交換、刃物台TBのメンテナンス等を容易に行うことができる。
このように、本実施形態の立型旋盤VLは、基盤MBの4つの辺のうちの1つである第1辺E1に沿った方向に対して交差する方向に直線状に延びるガイドレールGRを備え、kのガイドレールGRに沿って刃物台TBを移動させるので、刃物台TBの移動ストロークを確保しつつ、立型旋盤VLを左右方向(X方向)に小型化することができる。また、刃物台TBを基盤MBの第1辺E1側に近づけることができるので、刃物台TBが作業者から近くなり、作業者による工具B1の交換又は刃物台TBのメンテナンス等の作業性を向上させることができる。また、ガイドレールGRが左右方向(X方向)に対して傾斜しているので、刃物台TBをガイドレールGRに沿って移動させ、基盤MBの第1辺E1側から遠ざけることにより、ワークローダWL全体を基盤MBに寄せて配置させても、左右方向(X方向)に移動するワーク保持部82等と、刃物台TBとが干渉するのを防止できる。すなわち、ワークローダWL全体を基盤MBに寄せて配置させることにより、ワークローダWLを含めた立型旋盤VLのY方向(前後方向)の寸法を小さくすることができる。
[第2実施形態]
第2実施形態に係る立型旋盤VLAについて、図面を参照して説明する。図8は、第2実施形態に係る立型旋盤VLAの一例を示す平面図である。なお、図8において、上記した第1実施形態と同一又は同様の構成については同一の符号を付して、その説明を省略又は簡略化する。図8に示すように、立型旋盤VLAは、右側旋盤VL1と左側旋盤VL2とを有する。右側旋盤VL1は、ワークローダWLを除いて、上記した立型旋盤VLと同様である。左側旋盤VL2は、左右方向(X方向)において、右側旋盤VL1と対称の構成を有している。
立型旋盤VLAは、ワークローダWLAを有する。ワークローダWLAは、右側旋盤VL1と左側旋盤VL2との共用である。ワークローダWLAのXガイド87は、右側旋盤VL1及び左側旋盤VL2の第1辺E1側の上方において、右側旋盤VL1と左側旋盤VL2とにわたって設けられている。
従って、ワークローダWLAのホルダ移動機構83は、ワークストッカ81のワークWをワーク保持部82により保持して、右側旋盤VL1の主軸SP及び左側旋盤VL2の主軸SPのいずれにもワークWを搬送することができる。また、ワークローダWLAは、右側旋盤VL1により加工されたワークWを左側旋盤VL2に搬送することも可能であり、逆に、左側旋盤VL2により加工されたワークWを右側旋盤VL1に搬送することも可能である。
なお、本実施形態では、ワークローダWLAのXガイド87において1つのホルダ移動機構83(1つのX方向搬送部84、Y方向搬送部85、及びZ方向搬送部86)を備える構成を例に挙げて説明しているが、この構成に限定されない。ワークローダWLAは、例えば、Xガイド87において複数のホルダ移動機構83を備える構成であってもよい。例えば、2つのホルダ移動機構83が設けられる場合、そのうちの1つは、X方向の右側に設けられ、他の1つはX方向の左側に設けられる。2つのホルダ移動機構83は、不図示のコントローラにより互いに干渉しないように動作が制御される。
このように、本実施形態の立型旋盤VLAは、第1実施形態と同様に、刃物台TBの移動ストロークを確保しつつ、立型旋盤VLを左右方向(X方向)に小型化することができる。また、刃物台TBを基盤MBの第1辺E1側に近づけることができるので、作業者による工具B1の交換又は刃物台TBのメンテナンス等の作業性を向上できる。また、ワークローダWLAが2つの右側旋盤VL1及び左側旋盤VL2に共用されるので、装置コストを低減できる。
なお、本実施形態では、立型旋盤VLAの右側旋盤VL1と左側旋盤VL2とが左右方向(X方向)において対称である構成を例に挙げて説明しているが、この構成に限定されない。例えば、立型旋盤VLAは、左側旋盤VL2が右側旋盤VL1と同様の構成であってもよいし、右側旋盤VL1が左側旋盤VL2と同様の構成であってもよい。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の技術的範囲は、上記した実施形態に限定されない。上記した実施形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることは当業者において明らかである。また、そのような変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれる。また、上記した実施形態などで説明した要件の1つ以上は、省略されることがある。また、上記した実施形態などで説明した要件は、適宜組み合わせることができる。また、本実施形態において示した各処理の実行順序は、前の処理の出力を後の処理で用いるものでない限り、任意の順序で実現可能である。また、上記した実施形態における動作に関して、便宜上「まず」、「次に」、「続いて」等を用いて説明したとしても、この順序で実施することが必須ではない。
B、B1、B2・・・工具
BA・・・ベース
E1・・・第1辺
E2・・・第2辺
GR・・・ガイドレール
MB・・・基盤
SP・・・主軸
TB・・・刃物台
TH・・・工具保管部
VL、VLA・・・立型旋盤
W・・・ワーク
2e、2f・・・縁部
21c、21d、21e、21f・・・端部
41・・・昇降駆動部
51・・・第1刃物台
52・・・第2刃物台

Claims (6)

  1. 平面視において矩形状の基盤と、
    ワークを保持して鉛直軸周りに回転させる主軸と、
    前記基盤に設けられ、平面視において、前記基盤の4つの辺のうちの1つである第1辺に沿った方向に対して交差する方向に直線状に延びるガイドレールと、
    前記ガイドレールに沿って移動するベースと、
    前記ベースに設けられ、前記主軸に保持されたワークを加工するための工具を保持する刃物台と、
    前記第1辺に対して平行なガイドに沿って走行可能に設けられ、ワークを搬送するワークローダと、を備え、
    前記ガイドレールは、平面視において、前記第1辺に対して傾斜している、立型旋盤。
  2. 前記ガイドレールは、前記第1辺に対して30°から60°の角度で傾斜している、請求項に記載の立型旋盤。
  3. 前記ガイドレールは、少なくとも一方の端部が前記基盤の縁部又は縁部近傍まで延びている、請求項1又は請求項に記載の立型旋盤。
  4. 前記刃物台は、前記主軸に保持されたワークに対して、前記ガイドレールが延びる方向と平行な方向に移動してワークを加工する前記工具を保持する第1刃物台と、前記鉛直軸に沿った方向に移動してワークを加工する前記工具を保持する第2刃物台と、を含む、請求項1から請求項のいずれか一項に記載の立型旋盤。
  5. 前記ベースは、前記刃物台を前記鉛直軸に沿った方向に移動させる昇降駆動部を備える、請求項1から請求項のいずれか一項に記載の立型旋盤。
  6. 前記刃物台に装着される前記工具を保管する工具保管部をさらに備え、
    前記工具保管部は、前記ガイドレールに沿った前記刃物台の移動経路の下方に設けられている、請求項1から請求項のいずれか一項に記載の立型旋盤。
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