JP7358788B2 - フランジ付き紙容器、及びそのブランク - Google Patents
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Description
まず、フランジ付き紙容器90を得るブランクについて説明する。図15は前記フランジ付き紙容器90用のブランク60を示していて、図16は図15のブランク60のコーナー部の拡大図である。矩形状の底面板61の相対向する二つの底面板第1側辺71にそれぞれ山折り線を介して第1側面板62が連設され、前記第1側面板62の前記底面板61とは反対側である第1側面板外辺72に、谷折り線を介してフランジの構成部材である第1縁片63が連設されている。前記第1縁片63の左右端(第1縁片63の長手方向に対向する端部)にはそれぞれ横方向(第1縁片63の長手方向)に延出する第1舌片631が設けられている。
さらに、フランジ付き紙容器90を上部から俯瞰した際に、前記突起片66にて前記フランジ92の集合点Lの透孔が塞がれていても、その塞ぐ面積が充分な大きさではない場合や、または浸透力ある内容物の場合は、前記突起片66のブランク60の端面を通じて、内容物が滲出することがある。
すなわち、本実施形態の第一の態様は、フランジ付き紙容器50用のブランク10において、
前記ブランク10は、4以上の偶数個の角部を有する多角形状の底面板11を備え、
前記底面板11のn個の辺の一つを1番目の底面板側辺31とし、前記1番目の底面板側辺31の一方の方向に隣接する前記底面板11の辺を2番目の底面板側辺41とし、以降順次、3番目の底面板側辺31からn番目の底面板側辺41とし、
奇数番目の底面板側辺31のそれぞれに、山折り線を介して奇数番目の側面板12が連設され、偶数番目の底面板側辺41のそれぞれに、山折り線を介して偶数番目の側面板14が連設され、
前記奇数番目の側面板12の前記ブランク10の周方向の両側に位置する側辺33のそれぞれに山折り線を介して、前記底面板11の角部に対して逆三角形状の奇数番目の折り込み接合板121の一方の辺を備え、
前記偶数番目の側面板14の前記ブランク10の周方向の両側に位置する側辺43のそれぞれに谷折り線を介して、前記底面板11の角部に対して逆三角形状の偶数番目の折り込み接合板141の一方の辺を備え、
前記奇数番目の折り込み接合板121のそれぞれの、前記ブランク10の周方向に配置される他方の側辺34と、前記偶数番目の折り込み接合板141のそれぞれの、前記ブランク10の周方向に配置される他方の側辺44とが、山折り線となる共通の側辺をなし、
前記奇数番目の折り込み接合板121のそれぞれの、前記フランジ付き紙容器50の縁部となる側の外辺35に谷折り線を介して接合縁片122が連設され、
前記奇数番目の側面板12のそれぞれの、前記フランジ付き紙容器50の縁部となる側にある外辺32には、谷折り線を介して奇数番目の縁片13が連設され、
前記奇数番目の縁片13のそれぞれの、前記フランジ付き紙容器50の縁部に沿う方向の両端から延出される端部131が、前記接合縁片122と切り込み132を介して連設され、
前記偶数番目の側面板14のそれぞれの、前記フランジ付き紙容器50の縁部となる側にある外辺42には、谷折り線を介して偶数番目の縁片15が連設され、
前記偶数番目の縁片15のそれぞれの、前記フランジ付き紙容器50の縁部に沿う方向の両端から延出される端部151が設けられ、
それぞれの前記切り込み132の一部分は前記奇数番目の折り込み接合板121の外辺35に対して間隔を開けて曲げられ、かつ、曲げられた前記切り込み132の一部分と前記奇数番目の折り込み接合板121の外辺35の間に封鎖部123を備えたことを特徴としている。
なお、各図面においては、分かり易くする為に、部材の大きさや比率を変更または誇張して記載することがある。また、見やすさの為に説明上不要な部分や繰り返しとなる符号は省略することがある。
また、図2は図1のコーナー部の拡大図である。図1の四つのコーナー部は同一形状であり、図2はそのうち1つのコーナー部を拡大している。
そして、前記奇数番目の縁片13の両端から、前記フランジ付き紙容器50の縁部に沿う方向に延出される端部131が切り込み132を介して前記接合縁片122と連設されている。
そして、前記奇数番目の縁片13の端部131を、前記接合縁片122から分ける切り込み132は、接合縁片122の外縁124から容器内方に向き、さらにその先で前記奇数番目の縁片13の中央方向に曲がる。前記切り込み132は、前記奇数番目の折り込み接合板121の外辺35とは間隔を開けており、前記奇数番目の折り込み接合板121の外辺35とは接触はしない。前記切り込み132は、前記奇数番目の側面板12の側辺33の山折り線と、前記奇数番目の側面板12の外辺32の谷折り線と、前記奇数番目の折り込み接合板121の外辺35の谷折り線との集合点Aの近傍まで到達するが、前記集合点Aとは接触はしない。
また、前記切り込み132によって、前記奇数番目の縁片13の端部131が、フランジ付き紙容器50の組み立て時に前記接合縁片122から分離する。
そして、前記偶数番目の縁片15の両端から、前記フランジ付き紙容器50の縁部に沿う方向に延出される端部151が設けられている。
そして、その手段により相対することになる前記奇数番目の縁片13の端部131の上面と、前記偶数番目の縁片15の端部151の下面とが接合される。
フランジ付き紙容器50のフランジ52における各コーナー部においては、前記奇数番目の縁片13の端部131の上に、前記偶数番目の縁片15の端部151が重ね合わされてヒートシールにて接合されており、上述したように前記奇数番目の側面板12の側辺33の山折り線位置での山折り部分の上部である集合点Aに、前記偶数番目の側面板14の側辺43の谷折り線位置での谷折り部分の上部である集合点Bが重なる状態となったフランジ付き紙容器50が得られているものである。
また、前記封鎖部123と前記接合縁片122は、切り込み132を介しており、前記封鎖部123を帯状とすることで、前記奇数番目の縁片13の端部131の形状が不規則にならずに適切となる。そのため、前記奇数番目の縁片13の端部131の上面と、前記偶数番目の縁片15の端部151の下面との接触部分の形状が適切になるので、接合が適切に行われて、漏れの少ないフランジ52を形成できる。
なお、前記底面板11は正六角形状でなくてもよい。正六角形状の場合は、各内角の大きさは120°となる。
底面板11が六角形状のフランジ付き紙容器50を図10に示す。
さらに、前記奇数番目の側面板12に備えられる各辺及び各板に連設される各辺及び各板も、底面板11が矩形状のブランク10と同じの構成要素である。
さらに、前記偶数番目の側面板14に備える各辺及び各板に連設される各辺及び各板も、底面板11が矩形状のブランク10と同じの構成要素である。
なお、前記底面板11は正八角形状でなくてもよい。正八角形状の場合は、各内角の大きさは135°となる。
底面板11が八角形状のフランジ付き紙容器50を図13に示す。
また、前記集合点A付近は透孔が生じていないので、集合点Bの透孔をフランジ52の下側から接合することで塞ぐ効果がある。
さらに、前記奇数番目の側面板12に備えられる各辺及び各板に連設される各辺及び各板の構成も、底面板11が矩形状のブランク10と同じの構成である。
さらに、前記偶数番目の側面板14に備えられる各辺及び各板に連設される各辺及び各板の構成も、底面板11が矩形状のブランク10と同じの構成である。
特定の角数の底面板を有するフランジ付き紙容器においては、底面板の内角が等角の場合が、前記角度αを最も小さくすることができるので望ましい。底面板が六角形の場合は底面板が矩形状の場合よりも、前記奇数番目の側面板12の側辺33の折り曲げ角度αが小さいため、前記ブランク10の封鎖部123の紙容器縁部側の辺が伸ばされなくなるので、損傷の虞れが少なくなるので望ましい。六角形状よりもさらに角の数が多い多角形状は、より前記角度αが小さくなるので、前記ブランク10の封鎖部123の紙容器縁部側の辺の損傷のリスクはさらに小さくなる。
これから説明する、第2の切り込み形態、第3の切り込み形態、第4の切り込み形態は、切り込み132の変形例である。また、図面は、矩形状のフランジ付き紙容器50のブランク10の例で説明しているが、矩形状に限らず、4以上の偶数の角の底面板11のフランジ付き紙容器50にも展開できる。
このようにすることにより、前記切り込み132に引き裂くような力がかかった場合は、切り込み132が紙容器縁部方向に伝播するので、切り込み132が集合点Aに到達しにくい。したがって、封鎖部123の領域が確保されるので、集合点Bを塞ぐ機能が保たれる。
また、前記切り込み132の終端部Cが、前記集合点Aから大きく離れていると、前記封鎖部123から前記切り込み132で分離された分離封鎖部125に大きな負荷がかかり損傷する虞れがあり、その場合は集合点Bに生じる虞れがある透孔を塞ぐことができなくなる。
また、分岐していない元の切り込み132の終端部Cは、前記奇数番目の側面板12の側辺33の紙容器縁部方向の延長線の近傍に位置するか、または前記延長線と接することが望ましいが、交わってもよい。
フランジ付き紙容器50に水蒸気バリア性や酸素バリア性を要求する場合には、ガスバリア層のフィルム層として、アルミニウム箔、アルミニウム蒸着ポリエチレンテレフタレート、ポリ塩化ビニリデンフィルム(PVDC)、ポリビニルアルコールフィルム(PVA)、エチレンビニルアルコール共重合体フィルム(EVOH)、ガスバリア性ナイロンフィルム、ガスバリア性ポリエチレンテレフタレートフィルム等のガスバリア性フィルムや、ポリエチレンテレフタレートフィルム等に酸化アルミニウムや酸化珪素等の無機酸化物を蒸着させた無機酸化物蒸着フィルム、あるいは、ポリ塩化ビニリデンコーティング、水溶性樹脂と無機層状化合物を含有する被膜や金属アルコキシドあるいはその加水分解物とイソシアネート化合物を反応させた被膜からなる樹脂層などのガスバリアコーティング層を用いることができる。
前記ポリエチレン系樹脂の添加量は、5重量%から50重量%が望ましい。5重量%未満であると加工性の向上は望めず、50重量%を超えると耐熱性の低下が見られる。
また、六角形状のフランジ付き紙容器、及び八角形状のフランジ付き紙容器のブランクの材質や製造方法については、以前に説明した矩形状のフランジ付き紙容器の場合と同じなので、説明は割愛する。
また、六角形状のフランジ付き紙容器、及び八角形状のフランジ付き紙容器の組み立て方法については、以前に説明した矩形状のフランジ付き紙容器の場合と同じなので、説明は割愛する。
十角形以上の偶数の多角形状のフランジ付き紙容器の場合も同様であるので、説明は割愛する。
11 底面板
12 奇数番目の側面板
121 奇数番目の折り込み接合板
122 接合縁片
123 封鎖部
124 接合縁片の外縁
125 分離封鎖部
13 奇数番目の縁片
131 奇数番目の縁片の端部
132 切り込み
133 分岐する切り込み
14 偶数番目の側面板
141 偶数番目の折り込み接合板
142 偶数番目の折り込み接合板の外縁
15 偶数番目の縁片
151 偶数番目の縁片の端部
152 偶数番目の縁片の端部の外縁
31 奇数番目の底面板側辺
32 奇数番目の側面板の外辺
33 奇数番目の側面板の側辺
34 奇数番目の折り込み接合板の側辺(奇数番目の側面板と反対側)
35 奇数番目の折り込み接合板の外辺
41 偶数番目の底面板側辺
42 偶数番目の側面板の外辺
43 偶数番目の側面板の側辺
44 偶数番目の折り込み接合板の側辺(偶数番目の側面板と反対側)
50 フランジ付き紙容器
51 胴部
52 フランジ
60 従来技術のブランク
61 底面板
62 第1側面板
621 第1折り込み接合板
622 接合縁片
63 第1縁片
631 第1舌片
64 第2側面板
641 第2折り込み接合板
65 第2縁片
651 第2舌片
66 突起片
71 底面板第1側辺
72 第1側面板外辺
73 第1側面板側辺
74 第1折り込み接合板側辺(第1側面板と反対側)
75 第1折り込み接合板外辺
81 底面板第2側辺
82 第2側面板外辺
83 第2側面板側辺
84 第2折り込み接合板側辺(第2側面板と反対側)
90 フランジ付き紙容器
91 胴部
92 フランジ
A 奇数番目の側面板集合点
B 偶数番目の側面板集合点
C 切り込みの奇数番目の側面板に近い方の終端部
D 分岐する切り込みの奇数番目の側面板に近い方の終端部
E 切り込みの屈曲点
F 切り込みの分岐点
L 第1側面板集合点
M 第2側面板集合点
r 集合点Aからの距離
θ 底面板の内角の大きさ
α 奇数番目の側面板の側辺の折り曲げ角度
Claims (10)
- フランジ付き紙容器用のブランクにおいて、
前記ブランクは、4n+2角形状(多角形状、nは自然数)の底面板を備え、
前記底面板の4n+2個の辺の一つを1番目の底面板側辺とし、前記1番目の底面板側辺の一方の方向に隣接する前記底面板の辺を2番目の底面板側辺とし、以降順次、3番目の底面板側辺から4n+2番目の底面板側辺とし、
奇数番目の底面板側辺のそれぞれに、山折り線を介して奇数番目の側面板が連設され、偶数番目の底面板側辺のそれぞれに、山折り線を介して偶数番目の側面板が連設され、
前記奇数番目の側面板の前記ブランクの周方向の両側に位置する側辺のそれぞれに山折り線を介して、前記底面板の角部に対して逆三角形状の奇数番目の折り込み接合板の一方の辺を備え、
前記偶数番目の側面板の前記ブランクの周方向の両側に位置する側辺のそれぞれに谷折り線を介して、前記底面板の角部に対して逆三角形状の偶数番目の折り込み接合板の一方の辺を備え、
前記奇数番目の折り込み接合板のそれぞれの、前記ブランクの周方向に配置される他方の側辺と、前記偶数番目の折り込み接合板のそれぞれの、前記ブランクの周方向に配置される他方の側辺とが、山折り線となる共通の側辺をなし、
前記奇数番目の折り込み接合板のそれぞれの、前記フランジ付き紙容器の縁部となる側の外辺に谷折り線を介して接合縁片が連設され、
前記奇数番目の側面板のそれぞれの、前記フランジ付き紙容器の縁部となる側にある外辺には、谷折り線を介して奇数番目の縁片が連設され、
前記奇数番目の縁片のそれぞれの、前記フランジ付き紙容器の縁部に沿う方向の両端から延出される端部が、前記接合縁片と切り込みを介して連設され、
前記偶数番目の側面板のそれぞれの、前記フランジ付き紙容器の縁部となる側にある外辺には、谷折り線を介して偶数番目の縁片が連設され、
前記偶数番目の縁片のそれぞれの、前記フランジ付き紙容器の縁部に沿う方向の両端から延出される端部が設けられ、
それぞれの前記切り込みの一部分は前記奇数番目の折り込み接合板の外辺に対して間隔を開けて曲げられ、かつ、前記切り込みは、前記奇数番目の折り込み接合板外辺、及び前記奇数番目の側面板側辺と前記奇数番目の側面板外辺及び前記奇数番目の折り込み接合板外辺との集合点Aとは接触はせず、曲げられた前記切り込みの一部分と前記奇数番目の折り込み接合板の外辺の間に封鎖部を備えたことを特徴とするフランジ付き紙容器用のブランク。 - フランジ付き紙容器用のブランクにおいて、
前記ブランクは、六角形状の底面板を備え、
前記底面板の6個の辺の一つを1番目の底面板側辺とし、前記1番目の底面板側辺の一方の方向に隣接する前記底面板の辺を2番目の底面板側辺とし、以降順次、3番目の底面板側辺から6番目の底面板側辺とし、
奇数番目の底面板側辺のそれぞれに、山折り線を介して奇数番目の側面板が連設され、偶数番目の底面板側辺のそれぞれに、山折り線を介して偶数番目の側面板が連設され、
前記奇数番目の側面板の前記ブランクの周方向の両側に位置する側辺のそれぞれに山折り線を介して、前記底面板の角部に対して逆三角形状の奇数番目の折り込み接合板の一方の辺を備え、
前記偶数番目の側面板の前記ブランクの周方向の両側に位置する側辺のそれぞれに谷折り線を介して、前記底面板の角部に対して逆三角形状の偶数番目の折り込み接合板の一方の辺を備え、
前記奇数番目の折り込み接合板のそれぞれの、前記ブランクの周方向に配置される他方の側辺と、前記偶数番目の折り込み接合板のそれぞれの、前記ブランクの周方向に配置される他方の側辺とが、山折り線となる共通の側辺をなし、
前記奇数番目の折り込み接合板のそれぞれの、前記フランジ付き紙容器の縁部となる側の外辺に谷折り線を介して接合縁片が連設され、
前記奇数番目の側面板のそれぞれの、前記フランジ付き紙容器の縁部となる側にある外辺には、谷折り線を介して奇数番目の縁片が連設され、
前記奇数番目の縁片のそれぞれの、前記フランジ付き紙容器の縁部に沿う方向の両端から延出される端部が、前記接合縁片と切り込みを介して連設され、
前記偶数番目の側面板のそれぞれの、前記フランジ付き紙容器の縁部となる側にある外辺には、谷折り線を介して偶数番目の縁片が連設され、
前記偶数番目の縁片のそれぞれの、前記フランジ付き紙容器の縁部に沿う方向の両端から延出される端部が設けられ、
それぞれの前記切り込みの一部分は前記奇数番目の折り込み接合板の外辺に対して間隔を開けて曲げられ、かつ、前記切り込みは、前記奇数番目の折り込み接合板外辺、及び前記奇数番目の側面板側辺と前記奇数番目の側面板外辺及び前記奇数番目の折り込み接合板外辺との集合点Aとは接触はせず、曲げられた前記切り込みの一部分と前記奇数番目の折り込み接合板の外辺の間に封鎖部を備えたことを特徴とするフランジ付き紙容器用のブランク。 - 前記切り込みと前記折り込み接合板の外辺の間の封鎖部の幅が、0.5mm以上3mm以下であることを特徴とする請求項1または2に記載のフランジ付き紙容器用のブランク。
- 前記切り込みの前記奇数番目の側面板に近い方の終端部は、前記奇数番目の側面板の側辺の前記フランジ付き紙容器の縁部側への延長線と接するか交わる位置、もしくは接する直前の位置であることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のフランジ付き紙容器用のブランク。
- 前記切り込みの前記奇数番目の側面板に近い方の終端部は、前記フランジ付き紙容器の外側方向に曲がっていることを特徴とする請求項1から4までのいずれか1項に記載のフランジ付き紙容器用のブランク。
- 前記切り込みの前記奇数番目の側面板に近い方の終端部は前記奇数番目の側面板の側辺、もしくは前記側辺の前記フランジ付き紙容器の縁部側への延長線より前記接合縁片の方向で離れた屈曲点で前記フランジ付き紙容器の内側方向に曲がり、前記奇数番目の折り込み接合板の外辺と接する直前の位置であることを特徴とする請求項1から5までのいずれか1項に記載のフランジ付き紙容器用のブランク。
- 前記切り込みの前記奇数番目の側面板に近い方の終端部と、前記奇数番目の側面板の側辺、もしくは前記側辺の前記フランジ付き紙容器の縁部側への延長線との距離が、0.5mm以上5mm以下であることを特徴とする請求項1から6までのいずれか1項に記載のフランジ付き紙容器用のブランク。
- 前記切り込みの前記奇数番目の側面板に近い方の終端部の位置より、前記切り込みに沿って反対側に戻った分岐点から前記奇数番目の折り込み接合板方向に分岐する切り込みを備え、前記分岐する切り込みの終端部は前記奇数番目の折り込み接合板の外辺と接する直前の位置であることを特徴とする請求項1から7までのいずれか1項に記載のフランジ付き紙容器用のブランク。
- 前記分岐する切り込みの分岐点の位置と、前記奇数番目の側面板の側辺、もしくは前記側辺の前記フランジ付き紙容器の縁部側への延長線との距離が、1mm以上5mm以下であることを特徴とする請求項8のフランジ付き紙容器用のブランク。
- 請求項1から9までのいずれか1項に記載するフランジ付き紙容器用のブランクを組み上げて形成されるフランジ付き紙容器。
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