JP7358672B2 - プログラム、情報処理方法及び情報処理装置 - Google Patents

プログラム、情報処理方法及び情報処理装置 Download PDF

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Description

プログラム、情報処理方法及び情報処理装置に関する。
原稿の画像を読み取って画像データを生成し、事前にユーザにより指定された領域に対して文字認識処理を行い、その文字認識処理で得られた文字列をフォルダ名とするフォルダに画像データを送信する画像処理装置が開示されている(特許文献1参照)。
特開2005-234708号公報
文字認識処理によって得られた文字列をフォルダ名とするフォルダに画像データを格納する画像処理装置において、文字認識処理で間違った文字列が取得された場合、ユーザが意図しないフォルダ名のフォルダに画像データが格納される。そのため、機密文書の画像データを意図しないフォルダに送信する可能性があり、機密が漏洩する。
一方、画像データを意図しないフォルダに送信しないために、画像データを格納する前に、ユーザにフォルダ名を確認させることが考えられるが、ユーザの手間が増え、煩わしい。
特許文献1では、画像データを格納する前に、ユーザにフォルダ名を確認することができず、画像データを意図しないフォルダに送信しないようにできなかった。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、画像データから得られた文字列を名称とするフォルダに画像データを格納する処理において、画像データを意図しないフォルダに送信しないための手間を減らすことを目的とする。
本発明のプログラムは、原稿のスキャンによって生成された画像データから取得された文字情報が、文字の種類に関する所定の条件を満たしている場合、前記取得された文字情報によって示される文字列を含むフォルダ名を持つフォルダに前記画像データを格納するための処理を実行する実行工程であって、前記取得された文字情報が前記所定の条件を満たしていない場合、当該文字情報が取得される前に決定されたフォルダに前記画像データを格納するための処理を実行する実行工程を情報処理装置に実行させることを特徴とする。
画像データから得られた文字列を名称とするフォルダに画像データを格納する処理において、画像データを意図しないフォルダに送信しないための手間を減らすことができる。
読み取りシステムの構成の一例を示す図 MFP101のハードウェア構成の一例を示す図 PC104のハードウェア構成の一例を示す図 操作部205に表示される画面の一例を示す図 表示装置311に表示されるワンタッチ送信スキャンの設定画面の一例を示す図 ワンタッチ送信スキャンを実行するためのボタンの設定編集画面の一例を示す図 文字認識処理の設定画面の一例を示す図 アドレス選択画面800の一例を示す図 フォルダ構成の一例を示す図 ワンタッチ送信スキャン処理の一例を示すフローチャート リカバリ指示画面1100の一例を示す図 入力画面1200の一例を示す図 ワンタッチ送信スキャンの並列処理のタイミングチャートの一例を示す図 ワンタッチ送信スキャンの並列処理の一例を示すフローチャート
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。なお、以下の実施例において示す構成は一例であり本発明は図示された構成に限定されるものではない。
図1は、読み取りシステムの構成の一例を示す図である。本実施例の読み取りシステムは、画像処理装置の一例であるMFP(Multi Function Peripheral)101、情報処理装置であるファイルサーバ102、メールサーバ103、オンラインストレージ106で構成されている。MFP101、ファイルサーバ102、メールサーバ103、オンラインストレージ106のそれぞれはLAN(Local Area Network)100に接続されている。また、LAN100上には、MFP101、ファイルサーバ102、メールサーバ103、PC104はネットワークを介して互いに通信可能に接続されている。また、MFP101とオンラインストレージ106は、LAN100とインターネット105を介してお互いに通信可能である。
MFP101は、原稿の画像を読み取って生成した画像データをファイルサーバ102、メールサーバ103、オンラインストレージ106に送信する。なお、本実施形態における画像データとは、画像をRAWデータ化した電子データに限らず、TIFF、JPEGなどの画像フォーマットに従った電子データやPDFフォーマットに従った電子データであっても良い。ファイルサーバ102はFTP(File Transfer Protocol)、SMB(Server Message Block)プロトコルに対応したファイルサーバである。メールサーバ103はSMTP(Simple Mail Transfer Protocol)に対応したメールサーバである。オンラインストレージ106はWebDAV(HTTPを用いたファイル共有プロトコル)に対応したオンラインストレージである。PC104は、MFP101が備えるWEBサーバにHTTPを用いてアクセスし、設定値の参照や更新が可能である。LAN100は、Ehternet(登録商標)を用いた有線LANで構成されてもよいし、無線LANで構成されてもよい。
図2はMFP101のハードウェア構成の一例を示す図である。MFP101はCPU201、ROM202、RAM203、ストレージ204、操作部205、プリンタ206、スキャナ207、ネットワークI/F(Interface)208、外部記憶装置I/F209を備える。
CPU201はMFP101を構成する各種ハードウェア202~208の制御を行うことで、MFP101が備える各機能を実現する。なお、CPU201はバスラインにより各種ハードウェアに信号を送り、他のハードウェアと相互にデータ通信を行うことを実現する。
またMFP101のCPU201は、ROM202に記憶された制御プログラムに従ってMFP101の動作を制御する。より詳細には、MFP101の制御を行うオペレーティングシステム(OS)と、ハードウェアを制御するためのドライバプログラムをCPU201が実行する。そしてOS上に配置されたアプリケーションプログラムらが相互に動作することにより、ユーザの所望する機能の動作、制御が行われる。これらのOSや各種プログラムはROM202に記憶され、RAM203において読み出されることで実行される。
ROM202はCPU201が使用するプログラムや各種データを記憶するためのメモリである。RAM203は、プログラムや、CPU201が演算に用いるデータを一時的に記憶するためのワークメモリである。ストレージ204は、各種データや各種プログラム等を記憶する記憶装置である。
なお、本実施例ではストレージ204としてフラッシュメモリを想定しているが、SSD、HDD、eMMCなどの補助記憶装置を用いるようにしても良い。なお、MFP101は、1つのCPU201が1つのメモリ(RAM203)を用いて後述するフローチャートに示す各処理を実行するものとするが、他の形態であっても構わない。例えば複数のCPU、複数のRAM、複数のROM、及び複数のストレージを協働させて後述するフローチャートに示す各処理を実行することもできる。また、ASICやFPGA等のハードウェア回路を用いて一部の処理を実行するようにしてもよい。
操作部205は、例えばタッチパネル等のMFP101をユーザが操作するためのユーザインタフェースであり、ユーザによる操作や入力を受付手段である。また、操作部205はMFP101を操作するため画面等を表示する表示部としても使用することができる。
プリンタ206はプリント機能を実現するユニットであって、CPU201がプリンタ206を制御することでPC104から受信した印刷ジョブを実行し、用紙に画像が印刷される。ここで印刷ジョブとは、MFP101に印刷処理を実行させるための命令や画像データ、印刷設定情報などを含むデータである。
スキャナ207はスキャン機能を実現するユニットであって、CPU201がスキャナ207を制御することで原稿の画像を光学的に読み取り、画像データに生成する処理を行う。
ネットワークI/F208は、例えばEthernetのような有線LAN通信を行うためのネットワークI/Fである。なお、このネットワークI/F208は無線LAN通信を行うためのネットワークI/Fであっても良いし、USB-LANI/F等でもよい。
外部記憶装置I/F209は、MFP101が外部記憶装置210と通信を行うためのI/Fである。CPU201が外部記憶装置I/F209を制御することで、外部記憶装置210に画像データを格納させる。本実施例では外部記憶装置I/F209としてUSBインタフェース、外部記憶装置210としてUSBメモリを想定しているが、外部記憶装置I/F209は、SDカードなどの外部記憶装置と通信を行うためのSDカードスロットであってもよい。
図3は、PC104のハードウェア構成の一例を示す図である。PC104はCPU301、ROM302、RAM303、HDD304、ネットワークI/F305、操作装置I/F306、表示装置I/F307を備える。
CPU301はPC104を構成する各種ハードウェア302~307の制御を行うことで、PC104が備える各機能を実現する。なお、CPU301はバスラインにより各種ハードウェアに信号を送り、他のハードウェアと相互にデータ通信を行うことを実現する。
またPC104のCPU301は、ROM302に記憶された制御プログラムに従ってPC104の動作を制御する。より詳細には、PC104の制御を行うOS等をCPU301が実行する。そしてOS上に配置されたアプリケーションプログラムらが相互に動作することにより、ユーザの所望する機能の動作、制御が行われる。これらのOSや各種プログラムはROM302に記憶され、RAM302において読み出されることで実行される。
ROM302は、CPU201が使用するプログラムや各種データを記憶するためのメモリである。RAM303はプログラムや、CPU201が演算に用いるデータを一時的に記憶するためのワークメモリである。HDD304は、各種データや各種プログラム等を記憶する記憶装置である。
ネットワークI/F305は、例えばEthernetのような有線LAN通信を行うためのネットワークI/Fである。なお、このネットワークI/F305は無線LAN通信を行うためのネットワークI/Fであっても良いし、USB-LANI/F等でもよい。
操作装置I/F306はキーボードやマウス等の操作装置310とPC104を接続するためのI/Fである。
表示装置I/F307は、液晶モニタ等の表示装置311とPC104を接続するためのI/Fである。
なお、本実施例のPC104は外部の操作装置や、外部の表示装置と接続しているが、例えば操作部、表示部がPC104に内蔵されていてもよい。
図4は、操作部205に表示される画面の一例を示す図である。操作部205は、タッチパネル410、DataLED420及びErrorLED430により構成される。タッチパネル410には、MFP101の起動直後に表示されるホーム画面400が表示されている。ホーム画面400は、MFP101の各機能の実行を指示するための画面である。ホーム画面400には、よく使う設定ボタン401、スキャンボタン402、メニューボタン403、アドレス帳ボタン404、問診票ボタン405、紹介状ボタン406などが表示される。また、ホーム画面400には節電ボタン407、ホームボタン408、ストップボタン409が常時表示されている。なお、節電ボタン407、ホームボタン408、ストップボタン409はハードキーとして操作部205に備えられてもよい。
よく使う設定ボタン401はユーザにより選択されることにより、ユーザにより設定された設定が入力された状態で、特定の機能の実行画面を表示するためのボタンである。
スキャンボタン402は、選択されることにより、スキャン処理を実行して画像データを生成し、生成された画像データをメール送信したりやファイル送信したり、外部記憶装置210に格納したりするための画面を表示するボタンである。ここで、メール送信とは原稿を読み取って生成した画像データを電子メールに添付して送信することである。また、ファイル送信とはSMBやFTP等の通信プロトコルを使用してファイルサーバ102やPC104等に送信することである。
メニューボタン403はユーザにより選択されることにより、メニュー画面を表示するためのボタンである。
アドレス帳ボタン404は、ユーザにより選択されることにより登録されているアドレス(宛先情報)を表示する画面を表示するためのボタンである。アドレスを表示する画面は、電子メール送信、SMB送信、FTP送信、WebDAV送信等の送信種別と、メールアドレス、ホスト名、サーバ情報等の宛先情報等を表示する。
問診票ボタン405と紹介状ボタン406はワンタッチ送信ボタンである。ワンタッチ送信ボタンとは、ユーザにより選択されることで、ユーザにより予め設定されたスキャン設定で原稿の画像を読み取り、画像データを生成し、その画像データをユーザにより予め設定された送信種別で送信するための画面を表示するボタンである。つまりこの問診票ボタン405を選択されることは、読取の実行指示を受け付けることである。
節電ボタン407はユーザにより選択されることにより、MFP101を省電力状態に移行させるためのボタンである。
ホームボタン408はユーザにより選択されることにより、操作部205にホーム画面400を表示するためのボタンである。
ストップボタン409はユーザにより選択されることにより、MFP101が実行中の印刷ジョブ等のジョブの実行を中止するためのボタンである。なお、このストップボタン409はユーザにより選択されることにより、コピージョブや送信ジョブの実行が中止されてもよい。
DataLED420及びErrorLED430はMFP101の状態をユーザに通知するものである。DataLED420は、電子メール送信やファイル送信の実行中に点灯し、ErrorLED430はMFP101にエラーが発生した際に点灯する。
なお、ホーム画面400は、例えば画像データに基づいて印刷を行うコピー機能や原稿を読み取って画像データを生成し当該画像データを外部装置に送信可能な送信機能を含む複数の機能からユーザが利用する機能を選択するための機能選択画面である。
図5は表示装置311に表示されるワンタッチ送信スキャンの設定画面の一例を示す図である。
図5のワンタッチ送信スキャン設定画面500は、例えばMFP101のWEBサーバにHTTP通信でアクセスしているPC104に接続される表示装置311に表示される。
ワンタッチ送信スキャン設定画面500には、アプリケーション情報501、新規ボタンの登録ボタン502、項目503~505、表示・非表示ボタン506、削除ボタン507が表示されている。
アプリケーション情報501は、アプリケーションのバージョンを表示する領域であり、図5では1.00というバージョン番号が表示されている。
新規ボタンの登録ボタン502は、ユーザに選択されることにより、操作部205に表示する画面に表示され、ワンタッチ送信スキャンを実行するためのボタンを新しく登録するためのボタンである。新規ボタンの登録ボタン502が選択されると図6の設定編集画面600が表示装置311に表示される。図6の設定編集画面600の詳細な説明は後述する。
項目503は、MFP101に登録されているワンタッチ送信スキャンを実行するためのボタンの名称を示している。
項目504は、MFP101に登録されているワンタッチ送信スキャンを実行するためのボタンに設定された送信種別を示している。
項目505は、MFP101に登録されているワンタッチ送信スキャンを実行するためのボタンの表示状態を示す。また、その表示状態の変更するための表示/非表示切替ボタン506、削除ボタン507も表示される。例えば、「紹介状」ボタンの表示状態が「表示」になっている場合は、図4の紹介状ボタン406のようにボタンがタッチパネル410上のホーム画面400に表示される。表示/非表示切替ボタン506は、ボタンの「表示」と「非表示」をトグルで選択可能なボタンである。
削除ボタン507は、ユーザにより選択されることにより、MFP101に登録されているボタンの情報を削除する。
MFP101に登録されているワンタッチ送信スキャンを実行するためのボタンの一例は、「申請書A」という名称のボタンの送信種別はEメールであり、表示状態は非表示となっている。また、新規ボタンの登録ボタン502が選択された場合だけでなく、「申請書A」というボタンの名称を選択された場合にも、図6の設定編集画面600が表示装置311に表示される。
図5では、「申請書A」、「申請書B」、「紹介状」、「問診票」の4つのボタンが登録されている。「紹介状」と「問診票」はボタン表示状態が「表示」であるため、ホーム画面400にボタンが表示されている。しかし、「申請書A」と「申請書B」は表示状態が「非表示」であるため、ホーム画面400にボタンが表示されていない。
図6はワンタッチ送信スキャンを実行するためのボタンの設定編集画面の一例を示す図である。図6のボタンの設定編集画面600は、例えばMFP101のWEBサーバにHTTP通信でアクセスしているPC104に接続される表示装置311に表示される。
ボタンの設定編集画面600は図5の新規ボタンの登録ボタン502もしくは、ボタンの名称がユーザにより選択されることにより表示される。ボタンの名称がユーザにより選択されることによりボタンの設定編集画面600が表示される場合は、ボタンの設定編集画面600の各項目には、前回設定された値が入力されている状態で表示される。新規ボタンの登録ボタン502が選択されることによりボタンの設定編集画面600が表示される場合は、ボタンの設定編集画面600の各項目には値が入力されていない状態で表示される。なお、ボタンの設定編集画面600の各項目にデフォルト値が予め入力されていてもよい。
入力欄601はワンタッチ送信ボタンの名称を設定するための入力欄である。入力欄601には「問診票」という文字列が入力されている。ここで、ワンタッチ送信ボタンとはユーザにより選択されることでワンタッチ送信スキャンを実行するためのボタンである。
プルダウン602はファイル名を設定するためのオブジェクトである。プルダウン602では、「ボタン名」「自動」が選択可能であり、「ボタン名」が選択された場合は、入力欄601に入力されたボタン名が、送信されるファイルの名称となる。また、「自動」が選択された場合は、自動的に決定された文字列がファイルの名称となる。例えば、図6の画面で登録されるワンタッチ送信ボタンを選択してスキャンした日時をファイルの名称とする。
チェックボックス603はチェックされていると、ファイル出力時のキーワードが有効になる。つまり、文字認識処理で認識され、得られた文字列を、画像データを送信するフォルダの名称として用いるための機能が有効になる。なお、本実施例ではチェックボックス603にチェックされた問診票ボタン405の例を説明し、チェックボックス603にチェックされていない場合の動作については後述するフローチャートでの説明を省略する。
キーワード文字列設定ボタン604はユーザに選択されることにより、図7のキーワード文字列の設定画面700を表示するためのボタンである。
プルダウン605は、送信されるファイルをどう振り分けるか、もしくは振り分けないかを設定するためのオブジェクトである。プルダウン605では、「振り分けしない」、「振り分けする(ファイル)」、「振り分けする(フォルダ)」、「振り分けする(ファイルとフォルダ)」から一つを選択可能である。「振り分けしない」が設定された場合は後述する領域609に表示される送信先のフォルダパスに画像データが送信される。「振り分けする(ファイル)」が設定された場合は出力ファイル名にキーワードを含める。「振り分けする(フォルダ)」が設定された場合はファイルを格納するフォルダ名にキーワードを含める。「振り分けする(ファイルとフォルダ)」が設定された場合はファイル名とファイルを出力するフォルダ名にキーワードを含める。なお、本実施例では「振り分けする(フォルダ)」が設定された問診票ボタン405の例を説明し、他の選択肢が選択された場合の動作については後述するフローチャートでの説明を省略する。
プルダウン606は読みとって生成した画像データを送信する際の送信種別を選択するためのオブジェクトである。プルダウン606では、「ファイル」、「Eメール」、「USBメモリ」が選択可能である。「ファイル」が選択され、切替ボタン607が選択された場合はSMBやFTP、WebDAV、SFTP等のプロトコルを用いてPC104のフォルダや、ファイルサーバ102に画像データを送信する。また、「Eメール」が選択された場合はSMTP(Simple Mail Transfer Protocol)を用いて宛先に画像データ送信する。「USBメモリ」が選択された場合は、MFP101に接続された外部記憶装置210であるUSBメモリに、画像データを格納する。なお、本実施例では「ファイル」が設定された問診票ボタン405の例を説明し、他の選択肢が選択された場合の動作については後述するフローチャートでの説明を省略する。
切替ボタン607は送信種別の設定をプルダウン606に表示されている送信種別に切り替えるためのボタンである。また、プルダウン606で送信種別が選択された状態で切替ボタン607が選択されると、項目608に、選択された送信種別に対応したものが表示される。
項目608はワンタッチ送信スキャンで読み取る際の読み取り設定と、送信する際の送信設定等の各種設定を入力可能な項目である。また、送信先や、読み取りサイズ、ファイル形式、原稿の向き等の設定等を入力可能な項目である。
領域609は、読み取って生成した画像データを送信する送信先を表示するための領域である。ここで設定された宛先は、後述するテキストオブジェクトの文字列と組み合わせるためのフォルダパスである。また領域609は入力、編集が不可能なテキスト領域であり、アドレス選択画面で選択されたアドレスを表示する。
アドレス帳から選択ボタン610は、ユーザにより選択されることにより、MFP101に記憶されているアドレス帳内のアドレスを選択可能なアドレス選択画面800を表示する。
プルダウン611は原稿上の画像を読み取って生成する画像データをファイルにする際のファイル形式を設定するためのプルダウンである。ここで選択されたフォーマットに従ってファイルが生成される。
OKボタン612は、ボタン設定編集画面600で設定した内容でワンタッチ送信ボタンの設定をストレージ204に記憶するためのボタンである。OKボタン612が選択されると設定が、ストレージ204に記憶される。キャンセルボタン613は、設定を破棄するためのボタンである。OKボタン612、または、キャンセルボタン613が押下されると、図5のワンタッチ送信スキャン設定画面500が表示される。
図7は文字認識処理の設定画面の一例を示す図である。図7のキーワード文字列の設定画面700は、図6のキーワード文字列設定ボタン604が選択されることにより、表示装置311に表示される。
プルダウン701は文字認識処理で取得された文字列の種類の所定の条件を設定するためのオブジェクトである。図7には「数字のみ」が選択されている画面が表示されているが、これに限るものではない。例えば、「英字のみ」、「数字と英字のみ」、「ひらがなのみ」、「漢字のみ」、「漢字とひらがなのみ」等が選択可能であってもよい。詳細は後述するがプルダウンで選択された条件を満たさない文字列が取得された画像データは文字認識エラーが発生した画像データとして扱われる。
入力欄702は文字認識処理で取得された文字列の文字数の下限を設定するためのオブジェクトである。入力欄703は文字認識処理で取得された文字列の文字数の上限を設定するためのオブジェクトである。詳細は後述するが、入力された条件を満たさない文字列が取得された画像データは文字認識エラーが発生した画像データとして扱われる。
入力欄704~入力欄707は、画像データの座標のうち文字認識処理が実行される範囲を設定するためのオブジェクトである。この入力欄に入力された値に基づいて、後述する文字認識処理が実行される。本実施例では、原稿の左上を基準として、始点のX座標とY座標、幅と高さをcm単位で文字認識領域を指定するものとなっているが、単位はmmやinchとしてもいい。また、数値による指定ではなく、原稿のプレビュー画像とGUI(Graphical User Interface)を用いた指定方法でもいい。また本実施例では、問診票の患者IDが記入される領域が、文字認識領域として設定されているとする。
プルダウン708は文字の種類や文字数の条件を満たさない文字列が取得された画像データ、つまり文字認識エラーが発生した画像データがあるときに、ワンタッチ送信スキャンの処理を中断するか継続するかを設定するためのオブジェクトである。図7では「中断する」という選択肢が表示されているが、「継続する」という選択肢が別途選択可能である。
入力欄709は、プルダウン708で「継続する」が選択された場合に、文字認識エラーが発生した画像データを送信する送信先(フォルダ)を入力するためのオブジェクトである。例えば、フォルダパス等が入力される。図7では、「中断する」が選択されているため、入力欄709はグレーアウトして表示されている。このように設定できることで、以下のような効果がある。例えば、原稿が少ない場合や確実に振り分けを行いたい場合は「中断する」を設定し、原稿が多い場合や振り分け失敗した画像データは手動で振り分けたいユーザであれば「継続する」を設定するといったようにユーザの使用方法に合わせた動作を設定できる。
OKボタン710はユーザにより選択されることにより、その時選択もしくは入力されている設定をストレージ204に記憶するためのボタンである。
キャンセルボタン711はユーザにより選択されることにより、その時選択もしくは入力されている設定を破棄して、設定画面600を表示装置311に表示するためのボタンである。
図8はアドレス選択画面800の一例を示す図である。アドレス選択画面800は図6のボタンの設定編集画面600上のアドレス帳から選択ボタン610が選択されることにより表示される。図8のアドレス選択画面800は、例えばMFP101のWEBサーバにHTTP通信でアクセスしているPC104に接続される表示装置311に表示される。
プルダウン801は、アドレス選択画面800に表示されるアドレス帳の種類を切り替えるためのリストである。プルダウン801では「ベストメンバー」、「短縮ダイヤル」(不図示)のどちらか一方を選択できる。
表示切替ボタン802はユーザに選択されることによりアドレス選択画面800に表示するアドレス帳の種類をプルダウン801で表示されている種類に変更するためのボタンである。
領域803は、アドレス帳の名称が表示される表示領域である。リスト804は、アドレス一覧が表示される領域であり、選択可能なチェックボックス、番号、種類、名称、宛先により構成される。チェックボックスは、チェック可能チェックボックスとチェック不可能チェックボックスの2種類のうちどちらかが表示される。番号はアドレスの管理番号が表示される。種類はアイコンが表示される領域であり、アイコンはアドレスの種類により異なる。名称はアドレスに付けた名前が表示される。宛先はアドレスが表示される。チェックボックスは、チェック可能チェックボックスとチェック不可能チェックボックスの2種類のうちどちらかが表示される。
チェックボックスにチェックが入れられた状態で、OKボタン805が選択されると、そのアドレスが領域609に表示される。また、MFP101はPC104からHTTP通信でそのアドレスを受信し、そして画像データの送信先のアドレスとしてストレージ204に記憶する。
チェック可能チェックボックスとチェック不可能チェックボックスの表示について補足する。図8は、図6のリスト606で「ファイル」が選択された状態で、送信種別が「Eメール」のアドレスが2件、「ファイル」のアドレスが2件登録されている「ベストメンバー」のアドレス帳からアドレスを選択する場合の表示である。このように、アドレス選択画面800では、設定された送信種別に対応する宛先がチェック可能ボックスで選択可能になっている。プルダウン606の種類と一致しているアドレスは、チェック可能チェックボックスが表示される。具体的には、番号01と番号02のアドレスに対してはチェック不可能チェックボックスが表示されており、番号03と番号04のアドレスに対してはチェック可能チェックボックスが表示されている。
OKボタン805は、アドレス選択画面で設定した内容でアドレス選択を確定するためのボタンである。キャンセルボタン806は、設定内容を破棄するボタンである。OKボタン805、もしくはキャンセルボタン806が選択されると、図6のボタンの設定編集画面600を表示する。
ここで、本実施例の問診票ボタン405の設定を説明する。問診票ボタン405は、図6のボタンの設定編集画面600において、入力欄601に「問診票」が入力され、プルダウン602で「ボタン名」が選択され、チェックボックス603がチェックされた状態で登録されたものである。また、問診票ボタン405は、図6のボタンの設定編集画面600において、プルダウン605では「振り分けする(フォルダ)」が選択され、プルダウン606では「ファイル」が選択された状態で登録されたものである。さらに、問診票ボタン405は、プルダウン701では「数字のみ」が選択され、入力欄702に「3」が入力され、入力欄703には「10」が入力された状態で登録されたものである。また、プルダウン708では「中断する」が選択され、図8のアドレス選択画面800において、番号04の宛先「¥¥ファイルサーバ¥問診票」が選択された状態で登録されたものである。
図9はフォルダ構成の一例を示す図である。図9は、本実施例におけるファイル送信先であるファイルサーバ102のフォルダ構成を示している。ファイルサーバ102は、問診票を患者ごとに別のフォルダに保存するための階層構造になっている。問診票フォルダ901を最上位のフォルダとして、患者IDごとのサブフォルダの下に受診日をファイル名とした問診票ファイルという構成をとる。後述するワンタッチ送信処理では、患者ID「123」フォルダに「2019-04-23.pdf」というファイルが送信される。
文字認識処理によって得られた文字列をフォルダ名とするフォルダに画像データを格納する画像処理装置において、文字認識処理で間違った文字列が取得された場合、ユーザが意図しないフォルダ名のフォルダに画像データが格納される。そのため、機密文書の画像データを意図しないフォルダに送信する可能性があり、機密が漏洩する。
一方、画像データを意図しないフォルダに送信しないために、画像データを格納する前に、ユーザにフォルダ名を確認させることが考えられるが、ユーザの手間が増え、煩わしい。
特許文献1では、画像データを格納する前に、ユーザにフォルダ名を確認することができず、画像データを意図しないフォルダに送信しないようにできなかった。
この課題に対して以下の処理を実行することで、文字認識処理で得られた文字列を名称とするフォルダに画像データを格納する画像処理装置において、画像データを意図しないフォルダに送信しないための手間を減らすことができる。
図10は、ワンタッチ送信スキャン処理の一例を示すフローチャートである。CPU201がROM202に記憶されたプログラムをRAM203に読み出し、実行することでの図10のフローチャートの処理が実行される。また、図10のフローチャートは、操作部205に表示されているホーム画面400において、問診票ボタン405がユーザに選択されることに従って実行される。
S1001において、CPU201は操作装置310、表示装置311を介して設定された問診票ボタン405の設定を取得する。
S1002において、CPU201は不図示の原稿トレイに原稿が載置されているか否かを判定する。載置されていると判定された場合、S1003に進む。そうでない場合、処理を終了する。
S1003において、CPU201はスキャナ207を制御し、原稿トレイに載置されている原稿を一枚搬送し、原稿の画像を読み取り画像データを生成する。ここで生成される画像データは2値圧縮された画像データであってもよい。
S1004において、CPU201はS1003で生成された画像データから、S1001で取得されたファイル形式の設定に基づいて電子ファイルを生成する。問診票ボタンでは、PDFが設定されているためPDFファイル等の画像データが生成される。生成されたPDFファイル等の画像データはストレージ204に記憶される。
S1005において、CPU201は図7のキーワード設定画面700の入力欄704~707で設定された文字認識領域に基づいて、S1003で生成された画像データに対して文字認識処理を行い、文字列を取得する。
S1006において、CPU201はS1005で取得された文字列が図7のキーワード設定画面で設定された条件を満たしているか否かを判定する。例えば、プルダウン701で「数字のみ」が選択されている場合に、結果として取得された文字列に数字以外の文字が含まれていると条件を満たしていないと判定される。また、入力欄702、703で設定された文字数の下限と上限の収まっていない文字数の文字列が取得されたにも条件を満たしていないと判定される。条件を満たしていると判定された場合、S1007に進む。そうでない場合、S1009に進む。
S1007において、CPU201は取得された文字列を領域609に表示されているフォルダパスの最下層に加えたフォルダパス(送信先)を生成する。具体的には、取得された文字列が「123」である場合、「¥¥ファイルサーバ¥問診票¥123」というフォルダパスが生成される。
S1008において、CPU201はS1007で生成されたフォルダパスが示すフォルダにS1004で生成された画像データ(PDFファイル)を送信する。具体的には、SMBやFTPを用いてファイルサーバに画像データを送信し、指定したフォルダパスが示すフォルダに格納させる。
S1009において、CPU201は図7のプルダウン708で「継続する」が設定されているか否かを判定する。設定されていると判定された場合、S1010に進む。そうでない場合、つまり「中断する」が選択されている場合、S1011に進む。
S1010において、CPU201は図7の入力欄709で設定されたエラーが発生した画像データ送信されるエラーフォルダのフォルダパスを取得する。そして、S1008に進み、CPU201はS1010で取得されたフォルダパスが示すフォルダにS1004で生成された画像データ(PDFファイル)を送信する。
S1011において、CPU201はS1005で取得された文字列を領域609に表示されているフォルダパスの最下層に加えたフォルダパス(送信先)を生成する。例えば、原稿には「123」と記載されている文字列が文字認識処理により「I23」という文字列に認識された場合、「¥¥ファイルサーバ¥問診票¥I23」というフォルダパスが生成される。
S1012において、CPU201はワンタッチ送信スキャン処理を中断し、操作部205を制御してS1011で生成されたフォルダパスが表示されたリカバリ指示画面を操作部205のタッチパネル410に表示する。リカバリ指示画面の一例を、図11を用いて説明する。
図11はリカバリ指示画面1100の一例を示す図である。ワンタッチ送信スキャン処理の中断を示す画面でもあるリカバリ指示画面1100はMFP101の操作部205のタッチパネル410に表示される。
前述のようにリカバリ指示画面1100は、文字認識処理で取得された文字列が設定された条件を満たさない文字列であると判定されたことに従って表示される。
領域1101はS1011で生成されたフォルダパスを表示するための領域であり、ユーザはこの領域に表示されたフォルダパスを確認して取得された文字列の不備を把握する。なお、条件に合わない箇所だけを強調表示してもよい。例えば、「I23」の「I」だけを赤い文字等で表示してもよい。
「次の原稿から再開する」ボタン1102は、ユーザに選択されることにより領域1101に表示されている送信先(フォルダパス)を生成するための文字列が取得された画像データを、その送信先に送信されずに、次の原稿のスキャンが開始される。これにより、例えば、異なるフォーマットの原稿が混ざっていた場合は、ユーザはこのボタンを選択することで速やかに振り分け処理を継続できる。
「もう一度同じ原稿を読み込む」ボタン1103は、ユーザに選択されることにより不図示の説明画面を操作部205のタッチパネル410に表示するためのボタンである。ユーザはその説明画面が表示された状態で、エラーが発生した原稿を原稿トレイに戻し、説明画面上の再開ボタンが選択することで、再度同じ原稿を読み取らせることができる。これにより、例えば原稿に手書きで記載された文字列がはっきりと記載されていない場合に、ユーザが文字列を手書きで修正し、再度読み取らせることで本来の文字列を取得することができる。なお、上述した説明画面(不図示)には、エラーが発生した原稿の画像が表示されていてもいい。
「手動で宛先を指定する」ボタン1104は、ユーザに選択されることにより送信先をユーザがキーボード等で入力できる入力画面を操作部205のタッチパネル410に表示するためのボタンである。送信先をユーザがキーボード等で入力できる入力画面の一例を、図12を用いて説明する。
図12は入力画面1200の一例を示す図である。入力画面1200は操作部205のタッチパネル410に表示される。
入力欄1201は、ユーザがフォルダパスに使用される文字列を修正するための入力欄であり、ユーザにより選択されることで不図示のソフトキーボードが入力画面1200に表示され、ユーザによる文字列の入力を受け付ける。
送信ボタン1202がユーザに選択されることにより入力欄1201に入力されている文字列を領域609に表示されているフォルダパスの最下層に加えたフォルダパスが示すフォルダに画像データが送信される。
キャンセルボタン1203がユーザに選択されることにより入力欄1201に入力されている文字列が破棄され、リカバリ指示画面1100が再度表示される。
これにより、例えば文字認識の精度不足の場合には、ユーザはこのボタンを選択することで正しい文字列を入力できる。
なお、本実施例では送信先のユーザによる入力をリカバリ指示画面1100とは別の画面1200で受け付ける例を説明した。これに限らず、リカバリ指示画面1100の領域1101が入力欄になっていて、ユーザにより選択されるとソフトキーボードが表示され、ユーザによる送信先の入力を受け付けるようにしてもよい。また、本実施例の入力画面1200の入力欄1201では、取得された文字列のみの修正が可能なようになっているが、S1011で生成されたフォルダパスをすべて修正可能であってもよい。その場合、入力欄1201に「I23」と表示される。また、その場合、S1015の処理は省略される。
「処理を中止する」ボタン1105は、ユーザに選択されることにより生成された画像データを破棄し、ワンタッチ送信スキャンの処理を中止する。
ここで、図10のフローに説明を戻す。S1013において、CPU201はリカバリ指示画面1100を介して、ユーザによりどのボタンが選択されたか否かを判定する。「手動で宛先を指定する」ボタン1104が選択された場合、S1014に進む。「処理を中止する」ボタン1105が選択された場合、処理を終了する。上記以外のボタンが選択された場合、S1016に進む。
S1014において、CPU201は操作部205を制御し、送信先をユーザがキーボード等で入力できる入力画面を操作部205のタッチパネル410に表示する。送信先をユーザがキーボード等で入力できる入力画面の一例を、図12を用いて説明する。
S1015において、CPU201はユーザにより送信ボタン1202が選択されたことに従って、入力欄1201で入力された文字列を領域609に表示されているフォルダパスの最下層に加えたフォルダパス(送信先)を生成する。そして、S1008に進み、CPU201はS1015で取得されたフォルダパスが示すフォルダにS1004で生成された画像データ(PDFファイル)を送信する。
S1016において、CPU201はリカバリ指示画面1100を介して、ユーザによりどのボタンが選択されたか否かを判定する。「次の原稿から再開する」ボタン1102が選択された場合、S1002に処理を戻す。「もう一度同じ原稿を読み込む」ボタン1103が選択された場合、S1017に進む。
S1107において、CPU201は操作部205を制御し、ユーザに原稿を再度載置するように促す説明画面(不図示)を操作部205のタッチパネル410に表示する。この説明画面には、最後にスキャンされた原稿を原稿トレイに戻すように促す画面でもいいし、戻すべき原稿の画像を操作部205のタッチパネル410に表示されるような画面でもよい。
S1108において、CPU201は不図示の説明画面に表示されている再開ボタンが選択されることに従って、S1004でストレージ204に記憶された画像データを削除し、S1002に処理を戻す。なお、本実施例ではストレージ204に記憶された画像データを削除する例を説明したが、削除せず処理が再開され、再度生成されたPDFファイル等の画像データをストレージ204に記憶しないようにしてもよい。その時、S1008で送信される画像データは再開前に記憶された画像データである。
以上の処理を実行することで、文字認識処理で得られた文字列を名称とするフォルダに画像データを格納する画像処理装置において、画像データを意図しないフォルダに送信しないための手間を減らすことができる。
実施例1では、1枚目の原稿の画像を読み取って生成された画像データを送信する処理が終わってから、2枚目の原稿の画像を読み取り始める例を説明した。本実施例では、1枚目の原稿の画像を読み取って生成された画像データを送信する処理が終わる前に、2枚目の原稿の画像を読み取り始める例を説明する。
図13は、ワンタッチ送信スキャンの並列処理のタイミングチャートの一例を示す図である。原稿1枚に対して実行される処理は、基本的に原稿の画像を読みとり画像データを生成する処理、文字認識処理、送信先決定処理、送信処理という順番で進む。
本実施例では、図13のようにN枚目の原稿に対する送信処理の実行を介ししたタイミングでN+1枚目の原稿の画像を読みとり画像データを生成する処理を開始する。
図14はワンタッチ送信スキャンの並列処理の一例を示すフローチャートである。CPU201がROM202に記憶されたプログラムをRAM203に読み出し、実行することでの図14のフローチャートの処理が実行される。また、図14のフローチャートは、操作部205に表示されているホーム画面400において、問診票ボタン405がユーザに選択されることに従って実行される。
S1402において、CPU201はエラー発生時の動作が「継続する」に設定されているか否かを判定する。設定されていると判定された場合、S1404に進む。そうでない場合、つまり「中断する」が設定されていると判定された場合は、S1403に進む。
S1403において、CPU201は送信タスクを生成する。ここで、生成された送信タスクは本フローとは別のフローで実行されるタスクである。
S1410において、送信先が生成された後、送信タスクが存在するか否かを判定する。存在すると判定された場合、S1411に進む。そうでない場合、S1412に進み、CPU201はS1409で生成された送信先に画像データを送信する送信処理を実行する。
S1411において、CPU201はS1410で生成された送信タスクに画像データの送信を指示し、送信処理を実行させる。その送信タスクでは、S1412の処理が実行される。S1412は図10のS1008の処理と同様の処理である。
S1420において、CPU201はS1402の処理と同様にエラー発生時の動作が「継続する」に設定されているか否かを判定する。設定されていると判定された場合、S1421に進む。そうでない場合、つまり「中断する」が設定されていると判定された場合は、S1422に進む。
S1440において、CPU201はS1410の処理と同様に送信タスクが存在するか否かを判定する。存在すると判定された場合、S1441に進む。そうでない場合、処理を終了する。
S1441において、CPU201は送信タスクで送信終了を示す通知が出されたか否かを判定する。通知が出されたと判定された場合は、S1442に進む。そうでない場合は、S1441に戻り処理を繰り返す。
S1442において、CPU201は送信タスクを終了させ、処理を終了する。
以上の処理が実行されることで、一枚目の原稿の送信処理と2枚目の原稿の読み取り処理を同時並行で行うことができ、処理時間を短縮することができる。
<その他の実施の形態>
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給する。そして、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
101 MFP
201 CPU
205 操作部
410 タッチパネル

Claims (39)

  1. 原稿のスキャンによって生成された画像データから取得された文字情報が、文字の種類に関する所定の条件を満たしている場合、前記取得された文字情報によって示される文字列を含むフォルダ名を持つフォルダに前記画像データを格納するための処理を実行する実行工程であって、
    前記取得された文字情報が前記所定の条件を満たしていない場合、当該文字情報が取得される前に決定されたフォルダに前記画像データを格納するための処理を実行する実行工程を情報処理装置に実行させることを特徴とするプログラム。
  2. 前記取得された文字情報が前記所定の条件を満たしているか否かを判定する判定工程をさらに前記情報処理装置に実行させ、
    前記取得された文字情報が前記所定の条件を満たしていると前記判定工程で判定された場合、前記フォルダ名を持つフォルダに前記画像データを格納するための処理が前記実行工程で実行され、
    前記取得された文字情報が前記所定の条件を満たしていないと前記判定工程で判定された場合、前記決定されたフォルダに前記画像データを格納するための処理が前記実行工程で実行されることを特徴とする請求項1に記載のプログラム。
  3. 前記取得された文字情報が前記所定の条件を満たしている場合、前記フォルダ名を持つフォルダの直下に前記画像データを格納するための処理が前記実行工程で実行され、
    前記取得された文字情報が前記所定の条件を満たしていない場合、前記決定されたフォルダの直下に前記画像データを格納するための処理が前記実行工程で実行されることを特徴とする請求項1または2に記載のプログラム。
  4. 前記画像データに認識処理を実行して文字情報を取得する認識工程をさらに前記情報処理装置に実行させ、
    前記画像データから前記認識工程で取得された文字情報が前記所定の条件を満たしている場合、前記フォルダ名を持つフォルダに前記画像データを格納するための処理が前記実行工程で実行され、
    前記画像データから前記認識工程で取得された文字情報が前記所定の条件を満たしていない場合、前記決定されたフォルダに前記画像データを格納するための処理が前記実行工程で実行されることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載のプログラム。
  5. 前記取得された文字情報であって、前記所定の条件を満たしている文字情報に基づいて、当該文字情報が取得された画像データを格納するフォルダを特定する特定工程をさらに前記情報処理装置に実行させ、
    前記取得された文字情報が前記所定の条件を満たしている場合、前記特定工程で特定されたフォルダに前記画像データを格納するための処理が前記実行工程で実行されることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載のプログラム。
  6. 送信工程をさらに前記情報処理装置に実行させ、
    前記フォルダ名を持つフォルダに前記画像データを格納するための処理は、前記フォルダ名を持つフォルダに前記画像データを格納するために前記送信工程で前記画像データを送信する処理であり、
    前記決定されたフォルダに前記画像データを格納するための処理は、前記決定されたフォルダに前記画像データを格納するために前記送信工程で前記画像データを送信する処理であることを特徴とする請求項1に記載のプログラム。
  7. 前記決定されたフォルダは、前記文字情報が取得される前にユーザによって指定されたフォルダであることを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載のプログラム。
  8. 第1の原稿のスキャンによって生成された画像データであって、文字の種類に関する所定の条件を満たしている文字情報が取得された画像データである第1の画像データを、前記第1の画像データから取得された文字情報によって示される文字列を含むフォルダ名を持つフォルダに格納するための処理を実行する実行工程であって、
    第2の原稿のスキャンによって生成された画像データであって、前記所定の条件を満たしていない文字情報が取得された画像データである第2の画像データを、当該文字情報が取得される前に決定されたフォルダに格納するための処理を実行する実行工程を情報処理装置に実行させることを特徴とするプログラム。
  9. 原稿のスキャンによって生成された画像データから取得された文字情報に基づいて当該画像データをフォルダに格納するための格納工程を情報処理装置に実行させることができるプログラムであって、
    前記取得された文字情報が文字の種類に関する所定の条件を満たしている場合、前記格納工程において前記画像データは当該取得された文字情報によって示される文字列を含むフォルダ名を持つフォルダに格納され、
    前記取得された文字情報が前記所定の条件を満していない場合、前記格納工程において前記画像データは当該取得された文字情報が取得される前に決定されたフォルダに格納されることを特徴とするプログラム。
  10. 原稿のスキャンによって生成された画像データから取得された文字情報が前記所定の条件を満たしているか否かを判定する判定工程をさらに前記情報処理装置に実行させ、
    前記画像データから取得された文字情報が前記所定の条件を満たしていると前記判定工程で判定された場合、前記格納工程において前記画像データは当該取得された文字情報によって示される文字列を含むフォルダ名を持つフォルダに格納され、
    前記画像データから取得された文字情報が前記所定の条件を満たしていないと前記判定工程で判定された場合、前記格納工程において前記画像データは前記決定されたフォルダに格納されることを特徴とする請求項9に記載のプログラム。
  11. 前記取得された文字情報が前記所定の条件を満たしている場合、前記格納工程において前記画像データは前記フォルダ名を持つフォルダの直下に格納され、
    前記取得された文字情報が前記所定の条件を満していない場合、前記格納工程において前記画像データは前記決定されたフォルダの直下に格納されることを特徴とする請求項9または10に記載のプログラム。
  12. 原稿のスキャンによって生成された画像データに認識処理を実行して文字情報を取得する認識工程をさらに前記情報処理装置に実行させ、
    前記認識工程で取得された文字情報が前記所定の条件を満たしている場合、前記格納工程において前記画像データは当該取得された文字情報によって示される文字列を含むフォルダ名を持つフォルダに格納され、
    前記認識工程で取得された文字情報が前記所定の条件を満していない場合、前記格納工程において前記画像データは前記決定されたフォルダに格納されることを特徴とする請求項9乃至11の何れか1項に記載のプログラム。
  13. 原稿のスキャンによって生成された画像データから取得された文字情報であって、前記所定の条件を満たしている文字情報に基づいて当該画像データを格納するフォルダを特定する特定工程をさらに前記情報処理装置に実行させ、
    前記格納工程で、前記画像データが、前記画像データから取得された文字情報に基づいて前記特定工程で特定されたフォルダに格納されることを特徴とする請求項9乃至12の何れか1項に記載のプログラム。
  14. 送信工程をさらに前記情報処理装置に実行させ、
    前記画像データを前記フォルダに格納するための処理は、前記画像データを前記フォルダ名を持つフォルダに格納するために前記送信工程で前記画像データを送信する処理であり、
    前記画像データを前記決定されたフォルダに格納するための処理は、前記画像データを前記決定されたフォルダに格納するために前記送信工程で前記画像データを送信する処理であることを特徴とする請求項9に記載のプログラム。
  15. 前記決定されたフォルダは、前記文字情報が取得される前にユーザによって指定されたフォルダであることを特徴とすることを特徴とする請求項9乃至14の何れか1項に記載のプログラム。
  16. 画像データを生成するために原稿をスキャンするスキャン工程をさらに情報処理装置に実行させ、
    前記スキャン工程で原稿がスキャンされることによって生成された画像データに前記認識工程で前記認識処理を実行することを特徴とする請求項4または12に記載のプログラム。
  17. 前記認識処理は文字認識処理であることを特徴とする請求項16に記載のプログラム。
  18. 前記決定されたフォルダは、前記所定の条件を満たしていない文字情報に基づいて特定されるフォルダではないことを特徴とする請求項1乃至17の何れか1項に記載のプログラム。
  19. 原稿のスキャンによって生成された画像データから取得された文字情報が、文字の種類に関する所定の条件を満たしている場合、前記取得された文字情報によって示される文字列を含むフォルダ名を持つフォルダに前記画像データを格納するための処理を実行する実行工程であって、
    前記取得された文字情報が前記所定の条件を満たしていない場合、当該文字情報が取得される前に決定されたフォルダに前記画像データを格納するための処理を実行する実行工程を有する情報処理方法。
  20. 前記取得された文字情報が前記所定の条件を満たしているか否かを判定する判定工程さらに有し、
    前記取得された文字情報が前記所定の条件を満たしていると前記判定工程で判定された場合、前記フォルダ名を持つフォルダに前記画像データを格納するための処理が前記実行工程で実行され、
    前記取得された文字情報が前記所定の条件を満たしていないと前記判定工程で判定された場合、前記決定されたフォルダに前記画像データを格納するための処理が前記実行工程で実行されることを特徴とする請求項19に記載の情報処理方法。
  21. 前記取得された文字情報が前記所定の条件を満たしている場合、前記フォルダ名を持つフォルダの直下に前記画像データを格納するための処理が前記実行工程で実行され、
    前記取得された文字情報が前記所定の条件を満たしていない場合、前記決定されたフォルダの直下に前記画像データを格納するための処理が前記実行工程で実行されることを特徴とする請求項19または20に記載の情報処理方法。
  22. 前記画像データに認識処理を実行して文字情報を取得する認識工程をさらに有し、
    前記画像データから前記認識工程で取得された文字情報が前記所定の条件を満たしている場合、前記フォルダ名を持つフォルダに前記画像データを格納するための処理が前記実行工程で実行され、
    前記画像データから前記認識工程で取得された文字情報が前記所定の条件を満たしていない場合、前記決定されたフォルダに前記画像データを格納するための処理が前記実行工程で実行されることを特徴とする請求項19乃至21の何れか1項に記載の情報処理方法。
  23. 前記取得された文字情報であって、前記所定の条件を満たしている文字情報に基づいて、当該文字情報が取得された画像データを格納するフォルダを特定する特定工程をさらに有し、
    前記取得された文字情報が前記所定の条件を満たしている場合、前記特定工程で特定されたフォルダに前記画像データを格納するための処理が前記実行工程で実行されることを特徴とする請求項19乃至22の何れか1項に記載の情報処理方法。
  24. 送信工程をさらに有し、
    前記フォルダに前記画像データを格納するための処理は、前記フォルダ名を持つフォルダに前記画像データを格納するために前記送信工程で前記画像データを送信する処理であり、
    前記決定されたフォルダに前記画像データを格納するための処理は、前記決定されたフォルダに前記画像データを格納するために前記送信工程で前記画像データを送信する処理であることを特徴とする請求項19に記載の情報処理方法。
  25. 前記決定されたフォルダは前記文字情報が取得される前にユーザによって指定されたフォルダであることを特徴とする請求項19乃至24の何れか1項に記載の情報処理方法。
  26. 第1の原稿のスキャンによって生成された画像データであって、文字の種類に関する所定の条件を満たしている文字情報が取得された画像データである第1の画像データを、前記第1の画像データから取得された文字情報によって示される文字列を含むフォルダ名を持つフォルダに格納するための処理を実行する実行工程であって、
    第2の原稿のスキャンによって生成された画像データであって、前記所定の条件を満たしていない文字情報が取得された画像データである第2の画像データを、当該文字情報が取得される前に決定されたフォルダに格納するための処理を実行する実行工程を有することを特徴とする情報処理方法。
  27. 原稿のスキャンによって生成された画像データから取得された文字情報に基づいて当該画像データをフォルダに格納するための格納工程を有する情報処理方法であって、
    前記取得された文字情報が文字の種類に関する所定の条件を満たしている場合、前記格納工程において前記画像データは当該取得された文字情報によって示される文字列を含むフォルダ名を持つフォルダに格納され、
    前記取得された文字情報が前記所定の条件を満していない場合、前記格納工程において前記画像データは当該取得された文字情報が取得される前に決定されたフォルダに格納されることを特徴とする情報処理方法。
  28. 原稿のスキャンによって生成された画像データから取得された文字情報が前記所定の条件を満たしているか否かを判定する判定工程をさらに有し、
    前記画像データから取得された文字情報が前記所定の条件を満たしていると前記判定工程で判定された場合、前記格納工程において前記画像データは当該取得された文字情報によって示される文字列を含むフォルダ名を持つフォルダに格納され、
    前記画像データから取得された文字情報が前記所定の条件を満たしていないと前記判定工程で判定された場合、前記格納工程において前記画像データは前記決定されたフォルダに格納されることを特徴とする請求項27に記載の情報処理方法。
  29. 前記取得された文字情報が前記所定の条件を満たしている場合、前記格納工程において前記画像データは前記フォルダ名を持つフォルダの直下に格納され、
    前記取得された文字情報が前記所定の条件を満していない場合、前記格納工程において前記画像データは前記決定されたフォルダの直下に格納されることを特徴とする請求項27または28に記載の情報処理方法。
  30. 原稿のスキャンによって生成された画像データに認識処理を実行して文字情報を取得する認識工程をさらに有し、
    前記認識工程で取得された文字情報が前記所定の条件を満たしている場合、前記格納工程において前記画像データは当該取得された文字情報によって示される文字列を含むフォルダ名を持つフォルダに格納され、
    前記認識工程で取得された文字情報が前記所定の条件を満していない場合、前記格納工程において前記画像データは前記決定されたフォルダに格納されることを特徴とする請求項27乃至29の何れか1項に記載の情報処理方法。
  31. 原稿のスキャンによって生成された画像データから取得された文字情報であって、前記所定の条件を満たしている文字情報に基づいて当該画像データを格納するフォルダを特定する特定工程をさらに有し、
    前記格納工程で、前記画像データが、前記画像データから取得された文字情報に基づいて前記特定工程で特定されたフォルダに格納されることを特徴とする請求項27乃至30の何れか1項に記載の情報処理方法。
  32. 送信工程をさらに有し、
    前記画像データを前記フォルダに格納するための処理は、前記画像データを前記フォルダ名を持つフォルダに格納するために前記送信工程で前記画像データを送信する処理であり、
    前記画像データを前記決定されたフォルダに格納するための処理は、前記画像データを前記決定されたフォルダに格納するために前記送信工程で前記画像データを送信する処理であることを特徴とする請求項27に記載の情報処理方法。
  33. 前記決定されたフォルダは、前記文字情報が取得される前にユーザによって指定されたフォルダであることを特徴とする請求項27乃至32の何れか1項に記載の情報処理方法。
  34. 画像データを生成するために原稿をスキャンするスキャン工程をさらに有し、
    前記スキャン工程で原稿がスキャンされることによって生成された画像データに前記認識工程で前記認識処理を実行することを特徴とする請求項22または30に記載の情報処理方法。
  35. 前記認識処理は文字認識処理であることを特徴とする請求項34に記載の情報処理方法。
  36. 前記決定されたフォルダは、前記所定の条件を満たしていない文字情報に基づいて特定されるフォルダではないことを特徴とする請求項19乃至35の何れか1項に記載の情報処理方法。
  37. 原稿のスキャンによって生成された画像データから取得された文字情報が、文字の種類に関する所定の条件を満たしている場合、前記取得された文字情報によって示される文字列を含むフォルダ名を持つフォルダに前記画像データを格納するための処理を実行する実行手段であって、
    前記取得された文字情報が前記所定の条件を満たしていない場合、当該文字情報が取得される前に決定されたフォルダに前記画像データを格納するための処理を実行する実行手段を有することを特徴とする情報処理装置。
  38. 第1の原稿のスキャンによって生成された画像データであって、文字の種類に関する所定の条件を満たしている文字情報が取得された画像データである第1の画像データを、前記第1の画像データから取得された文字情報によって示される文字列を含むフォルダ名を持つフォルダに格納するための処理を実行する実行手段であって、
    第2の原稿のスキャンによって生成された画像データであって、前記所定の条件を満たしていない文字情報が取得された画像データである第2の画像データを、当該文字情報が取得される前に決定されたフォルダに格納するための処理を実行する実行手段を有することを特徴とする情報処理装置。
  39. 原稿のスキャンによって生成された画像データから取得された文字情報に基づいて当該画像データをフォルダに格納するための格納手段を有する情報処理装置であって、
    前記取得された文字情報が文字の種類に関する所定の条件を満たしている場合、前記格納手段は前記画像データを当該取得された文字情報によって示される文字列を含むフォルダ名を持つフォルダに格納するための処理を実行し、
    前記取得された文字情報が前記所定の条件を満していない場合、前記格納手段は前記画像データを当該取得された文字情報が取得される前に決定されたフォルダに格納するための処理を実行することを特徴とする情報処理装置。
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